JP3373268B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP3373268B2
JP3373268B2 JP31073493A JP31073493A JP3373268B2 JP 3373268 B2 JP3373268 B2 JP 3373268B2 JP 31073493 A JP31073493 A JP 31073493A JP 31073493 A JP31073493 A JP 31073493A JP 3373268 B2 JP3373268 B2 JP 3373268B2
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雲 沈
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波診断装置にお
けるIP(Intensity Projection)処理方法および超音
波診断装置に関し、更に詳しくは、与えられた投影方向
についての最大値,最小値,平均値,最大値+最小値の
少なくとも一つの投影像をリアルタイムに得ることが出
来る超音波診断装置におけるIP処理方法および超音波
診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、CTやMRIにおけるIP処
理方法のフローチャートである。ステップV1では、C
TやMRIで得た複数のスライスデータを読み込む。こ
れらスライスデータは、スライス面に垂直な方向に並ぶ
所定位置ごとの各スライスデータである。ステップV2
では、スライスデータをボリュームデータに変換する。
ステップV3では、操作者が所望の投影方向を指定す
る。ステップV4では、前記指定された投影方向が基準
投影方向に対してなす角度だけボリュームデータを逆回
転させ、新たなボリュームデータを得る。これは、実際
には、ボリュームデータの全ボクセルデータを、アフィ
ン変換により逆回転させることにより行う。新たなボリ
ュームデータに対しては、前記指定された投影方向は、
前記基準投影方向に一致することとなる。ステップV5
では、上記新たなボリュームデータの各ボクセルデータ
から補間処理(例えば最近傍補間処理や,線型補間処理
など)によって、x−y−z座標系の各格子点のボクセ
ルデータを算出する。ステップV6では、上記算出した
各格子点のボクセルデータを基準投影方向(=指定され
た投影方向)に沿って検査し、ボクセルデータの最大
値,最小値,平均値,最大値+最小値の少なくとも一つ
の投影像を求めるIP処理を行う。なお、最大値の投影
像では、血管を目立たせることが可能である。また、最
小値の投影像では、病変部を目立たせることが可能であ
る。また、平均値の投影像では、特定の情報を目立たせ
ることはできないが、全ての情報を見ることが出来る。
また、最大値+最小値の投影像は、最大値の投影像と最
小値の投影像とを加え合わせたものと等価である。従っ
て、最大値+最小値の投影像では、血管と病変部とを同
時に目立たせることが可能である。ステップV7では、
上記投影像を画像表示する。ステップV8では、操作者
が投影方向を変更したいかをチェックする。操作者が投
影方向を変更するなら、前記ステップV3に戻る。操作
者が投影方向を変更しないなら、処理を終了する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記CTやMRIにお
けるIP処理方法は、超音波診断装置におけるIP処理
方法としても適用可能である。但し、全てのスライスデ
ータを得た後でIP処理を行うこと、および、ボリュー
ムデータの全てのボクセルデータを逆回転させる演算に
長時間かかることから、リアルタイム性は得られない。
しかし、超音波診断装置は、医師がリアルタイムに操作
しながら診断するのに使われる場合がほとんどであるた
め、リアルタイム性に欠けることは重大な問題点であ
る。そこで、この発明の目的は、超音波診断装置におい
て、最大値,最小値,平均値,最大値+最小値の少なく
とも一つの投影像をリアルタイムに得ることが出来るI
P処理方法を提供することにある。また、そのIP処理
方法を実施する超音波診断装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、この発
明は、超音波プローブを用いた走査により取得した最初
のフレームデータ又は最新のIPデータをバッファメモ
リに記憶するバッファメモリ記憶ステップと、2番目以
降のフレームデータが入力されたときにそのフレームデ
ータ中の一つのデータについて投影方向に沿って対応す
るデータを前記バッファメモリに記憶したフレームデー
タ又はIPデータ中から読み出すバッファメモリ読出ス
テップと、前記フレームデータ中の一つのデータとそれ
に対応してバッファメモリから読み出したデータの間で
最大値,最小値,平均値,最大値+最小値の少なくとも
一つのIP処理を行いそれを最新のIPデータ中の一つ
のデータとし前記バッファメモリの内容を更新するIP
処理ステップと、フレームデータが入力されるのと並行
して最新のIPデータを画像表示するか又は最後のフレ
ームデータが入力され終わったときに最後のIPデータ
を画像表示する画像表示ステップとを有することを特徴
とする超音波診断装置におけるIP処理方法を提供す
る。
【0005】第2の観点では、この発明は、超音波プロ
ーブと、その超音波プローブを移動させながら所定位置
ごとに取得したフレームデータのうちの最初のフレーム
データ又は最新のIPデータを記憶するバッファメモリ
と、2番目以降のフレームデータが入力されたときにそ
のフレームデータ中の一つのデータについて投影方向に
沿って対応するデータを前記バッファメモリに記憶した
フレームデータ又はIPデータ中から読み出すバッファ
メモリ読出手段と、前記フレームデータ中の一つのデー
タとそれに対応してバッファメモリから読み出したデー
タの間で最大値,最小値,平均値,最大値+最小値の少
なくとも一つのIP処理を行いそれを最新のIPデータ
中の一つのデータとし前記バッファメモリの内容を更新
するIP処理手段と、フレームデータが入力されるのと
並行して最新のIPデータを画像表示するか又は最後の
フレームデータが入力され終わったときに最後のIPデ
ータを画像表示する画像表示手段とを有することを特徴
とする超音波診断装置を提供する。
【0006】なお、上記構成において、フレームデータ
中の一つのデータについて投影方向に沿って対応するデ
ータをバッファメモリに記憶したフレームデータ又はI
Pデータ中から読み出すのは、例えば次の(1)または
(2)の方式によりアドレスを求め、そのアドレスをバ
ッファメモリに与えて読み出すのが好ましい。 (1)2番目以降のフレームデータ中の一つのデータに
ついての投影面上の位置に最も近い一つのデータのアド
レスを求める。 (2)2番目以降のフレームデータ中の一つのデータに
ついての投影面上の位置に近い複数のデータ(例えば当
該位置の周囲4点のデータ)の各アドレスを求める。
【0007】上記(1)の方式によるアドレスで読み出
したデータに対しては、例えば次に示す[1]または
[2]の方式によりIP処理を行うのが好ましい。 [1]2番目以降のフレームデータ中の一つのデータ
と、バッファメモリから読み出されたデータとの間でI
P処理を行う。 [2]バッファメモリから読み出されたデータについて
のスキャン面上の位置に近い前記フレームデータ中の複
数のデータ(例えば当該位置の周囲4点のデータ)から
補間演算により一つの補間データを得て、その補間デー
タと前記バッファメモリから読み出したデータの間でI
P処理を行う。
【0008】上記(2)の方式によるアドレスで読み出
したデータに対しては、例えば次に示す[3]の方式に
よりIP処理を行うのが好ましい。 [3]バッファメモリから読み出された複数のデータか
ら補間演算により一つの補間データを得て、フレームデ
ータ中の一つのデータと前記補間データの間でIP処理
を行う。
【0009】また、複数の投影方向が予め設定されてい
るか又は操作者により指定された場合、複数の投影方向
について並行してIP処理を行うのが好ましい。また、
同一平面に含まれるが異なる投影方向についての複数の
IPデータを得た後で、それら投影方向の間の新たな投
影方向についてIPデータを得たい場合は、既に得た複
数のIPデータの間で補間演算を行って、新たな投影方
向についてのIPデータを求めるのが好ましい。また、
シネ表示したい場合は、同一平面に含まれるが異なる投
影方向についてIP処理を行って得た複数のIPデータ
を投影方向の変化する順に連続して表示するか、又は、
前記複数のIPデータおよびそれら複数のIPデータの
間で補間演算を行って得た新たなIPデータを投影方向
の変化する順に連続して表示するのが好ましい。
【0010】
【作用】この発明による超音波診断装置におけるIP処
理方法および超音波診断装置では、超音波プローブで得
た最初のフレームデータをバッファメモリに記憶する。
次に、超音波プローブをスキャン面に略垂直な方向に所
定位置まで移動させて取得した2番目のフレームデータ
が入力されたときに、そのフレームデータ中の一つのデ
ータについて投影方向に沿って対応するデータを前記バ
ッファメモリに記憶した最初のフレームデータ中から読
み出し、両データの間で最大値,最小値,平均値,最大
値+最小値の少なくとも一つのIP処理を行い、その結
果を最新のIPデータ中の一つのデータとして前記バッ
ファメモリに書き込む。その後、超音波プローブをスキ
ャン面に略垂直な方向に移動させて所定位置毎に順に取
得した3番目以降のフレームデータが入力されたとき
に、そのフレームデータ中の一つのデータについて投影
方向に沿って対応するデータを前記バッファメモリに記
憶した最新のIPデータ中から読み出し、両データの間
で最大値,最小値,平均値,最大値+最小値の少なくと
も一つのIP処理を行い、その結果を最新のIPデータ
中の一つのデータとして前記バッファメモリに書き込む
ことを繰り返す。そして、フレームデータが順に入力さ
れるのと並行して前記バッファメモリの最新のIPデー
タを画像表示するか、又は、最後のフレームデータが入
力され終わったときに、最後のIPデータを画像表示す
る。これによれば、フレームデータが順に入力されるの
と並行して最新のIPデータが得られること、および、
長時間かかるボリュームデータ逆回転演算が要らないこ
とから、最大値,最小値,平均値,最大値+最小値の少
なくとも一つの投影像をリアルタイムに得られるように
なる。
【0011】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳しく説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図1は、この発明の超音波診断装置
の一実施例の要部ブロック図である。この超音波診断装
置100は、超音波プローブ1と、受信信号処理部2
と、IP処理部3と、バッファメモリ4と、入力装置5
と、DSC6と、シネメモリ7と、補間処理部8と、C
RT9とを具備して構成されている。なお、Bモード処
理部などの通常の超音波診断装置の構成要素は、この発
明と直接関係しないため、説明を省略する。
【0012】図2は、上記超音波診断装置100の動作
を説明するフロー図である。ステップB1では、操作者
が、入力装置5から、(フレーム数m,フレームピッチ
τ)と、(投影方向θi,φi,IP処理の種類Pi)
と、(シネ開始角θs,φs,IP処理の種類Ps,シ
ネ終了角θe,φe,シネ中間枚数α)とを入力する。
図3,図4に示すように、フレーム数mは、IP処理の
対象となるフレームデータS1,S2,…,Sn,…,
Smの数である。フレームピッチτは、各フレームデー
タSiをスキャンする時間間隔である。従って、操作者
が超音波プローブ1をスキャン面に略垂直な方向(以
下、これをプローブ移動方向という)H0に速度vで移
動させると、距離間隔(τ×v)毎にフレームデータS
iが得られることになる。例えば、1cm間隔で10枚
のフレームデータS1〜S10を得たいときは、操作者が
超音波プローブ1を10秒かかって等速度で10cm移
動させるものとした上で、(m,τ)=(10,1秒)
とすればよい。投影方向θiは、プローブ移動方向H0
をz軸とするxyz直交座標を想定したときに、所望の
投影方向のxz面への射影をy軸方向に見てz軸と時計
方向に射影がなす角度である。また、投影方向φiは、
同様に、所望の投影方向のyz面への射影をx軸方向に
見てz軸と時計方向に射影がなす角度である。また、I
P処理の種類Piは、最大値,最小値,平均値,最大値
+最小値の少なくとも一つである。(θi,φi,P
i)は、複数の組み合わせを入力できる。例えば、所望
の投影方向がプローブ移動方向H0と一致する最大値投
影像および所望の投影方向がプローブ移動方向H0と水
平面内で90゜の方向で最大値投影像を得たいときは、
プローブ移動方向H0を図3に示すものとした上で、
(θ1,φ1,P1)=(0,0,最大値)および(θ
2,φ2,P1)=(90,0,最大値)とすればよ
い。
【0013】シネ開始角θs,φsおよびIP処理の種
類Psは、シネ表示する最初の投影像についての前記投
影方向θi,φiおよびIP処理の種類Piである。シ
ネ終了角θe,φeは、シネ表示する最後の投影像につ
いての前記投影方向θi,φiである。シネ中間枚数α
は、シネ開始角θs,φsからシネ終了角θe,φeま
での間で得るべきIPデータの数である。例えば、シネ
表示の最初の投影方向がプローブ移動方向H0と一致
し、最後の投影方向がプローブ移動方向H0と水平面内
で90゜の方向であり、中間では8枚のIPデータを得
ることとし、最大値の投影像をシネ表示したいときは、
プローブ移動方向H0を図3に示すものとした上で、
(θs,φs,Ps,θe,φe,α)=(0,0,最
大値,90,0,8)とすればよい。
【0014】図2に戻り、ステップB2では、操作者
が、入力装置5からスキャン開始を指示すると共に、超
音波プローブ1をプローブ移動方向H0に適当な速度v
で移動させる。すると、スキャン開始指示から時間τ後
に、最初のフレームデータS1が取得され、これがバッ
ファメモリ4に記憶される。図5の(a)は、(θi,
φi)=(0,0)の場合であり、最初のフレームデー
タS1がそのままバッファメモリ4に最初のIPデータ
U1として記憶される。図6の(a)は、(θi,φ
i)=(90,0)の場合であり、最初のフレームデー
タS1の各音線の同じ深さのデータ間でIP処理が行わ
れ、その結果がIPデータの第1行データとされ、その
第1行データのみを持つ最初のIPデータU1がバッフ
ァメモリ4に記憶される。図7の(a)は、(θi,φ
i)=(θ1,0)の場合であり、最初のフレームデー
タS1がそのままバッファメモリ4に最初のIPデータ
U1として記憶される。
【0015】図2に戻り、ステップB3では、最初のフ
レームデータS1の取得から時間τ後に2番目のフレー
ムデータS2が取得される。ステップB4では、フレー
ムデータS2中の一つのデータについて投影方向に沿っ
て対応するデータをバッファメモリ4に記憶したIPデ
ータU1中から読み出し、前記フレームデータ中の一つ
のデータとの間でIP処理を行い、その結果をバッファ
メモリ4にIPデータU2として記憶する。図5の
(b)は、(θi,φi)=(0,0)の場合であり、
2番目のフレームデータS2中のデータと、それに対応
するIPデータU1中のデータの間で、IP処理を行
い、その結果をバッファメモリ4に2番目のIPデータ
U2として記憶する。図6の(b)は、(θi,φi)
=(90,0)の場合であり、2番目のフレームデータ
S2の各音線の同じ深さのデータ間でIP処理が行わ
れ、その結果がIPデータの第2行データとされ、その
第2行データがバッファメモリ4から読み出したIPデ
ータU1に合成され、前記第1行データと前記第2行デ
ータとを持つ2番目のIPデータU2がバッファメモリ
4に記憶される。
【0016】図7の(b)は、(θi,φi)=(θ
1,0)の場合であり、2番目のフレームデータS2中
のデータと、それに対応するIPデータU1中のデータ
の間で、IP処理を行い、その結果をバッファメモリ4
に2番目のIPデータU2として記憶する。なお、任意
の投影方向においては、2番目のフレームデータS2中
の一つのデータについての投影面(U1)上の位置(白
丸)に、対応するデータが存在しないのが普通である。
この場合には、例えば、前記投影面(U1)上の位置
(白丸)に最も近いIPデータU1中の一つのデータ
(黒丸)を対応するデータとし、これとの間でIP処理
を行う。あるいは、前記投影面(U1)上の位置(白
丸)に近い複数のデータ(例えば当該位置(白丸)の両
側2点(黒丸)のデータ)を対応するデータとし、これ
ら複数のデータから補間演算で得た補間データと前記2
番目のフレームデータS2中のデータとの間でIP処理
を行う。あるいは、図7の(c)に示すように、まず、
前記投影面(U1)上の位置(白丸)に最も近いIPデ
ータU1中の一つのデータ(黒丸)を対応するデータと
し、そのデータについてのスキャン面(S2)上の位置
(白三角)に近い前記フレームデータS2中の複数のデ
ータ(例えば当該位置(白三角)の両側2点(黒丸)の
データ)から補間演算により一つの補間データを得て、
その補間データと前記IPデータU1中の一つのデータ
の間でIP処理を行う。
【0017】図2に戻り、ステップB5では、前記ステ
ップB3,B4を、第mフレームデータSmまで繰り返
す。ステップB6では、IP処理部3による前記ステッ
プB2〜B4の実行と並行して、DSC6で最新のIP
データを画像化し、CRT9に表示する。図8の(a)
に、IPデータの画像表示のみを行う場合の画面レイア
ウト例を示す。図8の(b)に、投影方向が同じで、I
P処理の種類が最大値,最小値,平均値,最大値+最小
値の4種類の投影像を並行して取得し、同時に表示する
場合の画面レイアウト例を示す。図8の(c)に、IP
処理の種類が同じで、投影方向(θi,φi)がアキシ
ャル(0,0),コロナル(90,0),サジタル
(0,90)の3種類の投影像を並行して取得し、最新
のフレームの画像と同時に表示する場合の画面レイアウ
ト例を示す。
【0018】図2に戻り、ステップB7では、IP処理
部3によりシネ表示のために得た複数のIPデータをシ
ネメモリ7に記憶する。そして、それら複数のIPデー
タの間の角度のIPデータを、滑らかなシネ表示のため
に、IP処理部3による前記ステップB2〜B4の実行
と並行して補間処理部8で生成し、例えば1゜ピッチの
IPデータ群を得て、シネメモリ7に記憶する。ステッ
プB6では、DSC6は、シネメモリ7からIPデータ
群中の一つのIPデータを投影方向の変化する順に読み
出し、画像化し、所定時間間隔で連続的にCRT9に表
示する。
【0019】図9の(a)に、シネ開始角(θs,φ
s)=(−θ1,0),シネ終了角(θe,φe)=
(θ1,0),シネ中間枚数α=3の場合に、IP処理
部3により得られる各IPデータの角度を示す。中間の
IPデータの角度(θcj,φcj)は、j=1,2,
…,αとして、 θcj=j*(θe−θs)/(α+1)+θs φcj=j*(φe−φs)/(α+1)+φs で算出される。図9の(b)に、シネ開始角(−θ1,
0),シネ終了角(θ1,0),中間角(−θ2,
0),(0,0),(θ2,0)の投影像の表示および
シネ表示を同時に行う場合の画面レイアウト例を示す。
【0020】
【発明の効果】この発明の超音波診断装置におけるIP
処理方法および超音波診断装置によれば、超音波診断装
置において、最大値,最小値,平均値,最大値+最小値
の少なくとも一つの投影像を、リアルタイムに得ること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の超音波診断装置の一実施例の要部ブ
ロック図である。
【図2】図1の超音波診断装置の動作を説明するフロー
チャートである。
【図3】患者Kと超音波プローブの移動方向の説明図で
る。
【図4】各フレームデータの位置関係の説明図である。
【図5】投影方向(0,0)の場合の対応データの説明
図である。
【図6】投影方向(90,0)の場合の対応データの説
明図である。
【図7】投影方向(θl,0)の場合の対応データの説
明図である。
【図8】投影像表示の画面レイアウトの説明図である。
【図9】シネ表示の画面レイアウトの説明図である。
【図10】CTやMRIにおけるIP処理方法のフロー
チャートである。
【符号の説明】
100 超音波診断装置 2 受信信号処理部 3 IP処理部 4 バッファメモリ 5 入力装置 6 DSC 7 シネメモリ 8 補間処理部 9 CRT
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−78925(JP,A) 特開 平5−200025(JP,A) 特開 平5−228145(JP,A) 特開 平1−209583(JP,A) 特開 昭64−88783(JP,A) 特開 平5−228145(JP,A) 特開 昭60−63034(JP,A) 特開 平4−174655(JP,A) 特開 昭58−22042(JP,A) 特開 平2−228950(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15 G06T 1/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波プローブと、その超音波プローブ
    を移動させながら所定位置ごとに取得したフレームデー
    タのうちの最初のフレームデータ又は最新のIPデータ
    を記憶するバッファメモリと、2番目以降のフレームデ
    ータが入力されたときにそのフレームデータ中の一つの
    データについて投影方向に沿って対応するデータを前記
    バッファメモリに記憶したフレームデータ又はIPデー
    タ中から読み出すバッファメモリ読出手段と、前記フレ
    ームデータ中の一つのデータとそれに対応してバッファ
    メモリから読み出したデータの間で最大値、最小値、平
    均値、最大値+最小値の少なくとも一つのIP処理を行
    いそれを最新のIPデータ中の一つのデータとし前記バ
    ッファメモリの内容を更新するIP処理手段と、フレー
    ムデータが入力されるのと並行して最新のIPデータを
    画像表示するか又は最後のフレームデータが入力され終
    わったときに最後のIPデータを画像表示する画像表示
    手段とを有することを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の超音波診断装置におい
    て、バッファメモリ読出手段が、2番目以降のフレーム
    データが入力されたときにそのフレームデータ中の一つ
    のデータについての投影面上の位置に最も近い一つのデ
    ータをバッファメモリに記憶したフレームデータ又はI
    Pデータ中から読み出すことを特徴とする超音波診断装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の超音波診断装置におい
    て、バッファメモリ読出手段が、2番目以降のフレーム
    データが入力されたときにそのフレームデータ中の一つ
    のデータについての投影面上の位置に近い複数のデータ
    を前記バッファメモリに記憶したフレームデータ又はI
    Pデータ中から読み出し、IP処理手段が、前記バッフ
    ァメモリから読み出された複数のデータから補間演算に
    より一つの補間データを得て、フレームデータ中の一つ
    のデータと前記補間データの間で最大値、最小値、平均
    値、最大値+最小値の少なくとも一つのIP処理を行い
    それを最新のIPデータ中の一つのデータとし前記バッ
    ファメモリの内容を更新することを特徴とする超音波診
    断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の超音波診断装置におい
    て、バッファメモリ読出手段が、2番目以降のフレーム
    データが入力されたときにそのフレームデータ中の一つ
    のデータについての投影面上の位置に最も近い一つのデ
    ータを前記バッファメモリに記憶したフレームデータ又
    はIPデータ中から読み出し、IP処理手段が、前記バ
    ッファメモリから読み出されたデータについてのスキャ
    ン面上の位置に近い前記フレームデータ中の複数のデー
    タから補間演算により一つの補間データを得て、その補
    間データと前記バッファメモリから読み出したデータの
    間で最大値、最小値、平均値、最大値+最小値の少なく
    とも一つのIP処理を行ないそれを最新のIPデータ中
    の一つのデータとし前記バッファメモリの内容を更新す
    ることを特徴とする超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の超音波診断装置において、複数の投影方向について並
    行してIP処理を行うことを特徴とする超音波診断装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の超音波診断装置において、同一平面に含まれるが異な
    る投影方向についてIP処理を行って得た複数のIPデ
    ータの間で補間演算を行って、新たなIPデータを求め
    る補間IPデータ取得手段をさらに有することを特徴と
    する超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の超音波診断装置において、同一平面に含まれるが異な
    る投影方向についてIP処理を行って得た複数のIPデ
    ータ又はそれらIPデータおよび補間演算を行って得た
    新たなIPデータを、投影方向の変化する順に連続して
    表示するシネ表示手段をさらに有することを特徴とする
    超音波診断装置。
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