JPS6363435A

JPS6363435A - 断層面指定装置

Info

Publication number: JPS6363435A
Application number: JP61205912A
Authority: JP
Inventors: 裕之漆家
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1986-09-03
Filing date: 1986-09-03
Publication date: 1988-03-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は例えばＸ線ＣＴ装置あるいはＭＲＩ装置等で得
られた３次元画像情報に基づき、任意の断層面画像を得
る断層面指定装置に関する。

（従来の技術）従来、この種の断層面指定装置においては第８図乃至第
９図に示すようにして任意の得ようとする断層面を指定
していた。

先ず、第８図においては予め記憶部に記憶させた辺数か
らなる断層面５０ａ乃至５０ｆを表示部に表示させて、
その後−断層面上の線ＲＯＩ５１を指定し、次に他の断
層面において点ＲＯＩ５２を指定し、これら２つのＲＯ
Ｉを含む面すなわち得ようとする断層面５３を得ていた
。

他方、第９図に示すように表示部に同図に示すような画
像を表示させ、例えば５４で示すサジタル像においであ
るいは５５で示すコロナル像上で線ＲＯＩを指定して、
そのＩＲＯＩを含む面すなわち１ｑようとする断層面を
得ていた。尚、図中５３は断層像、５６は断面変換像を
示す。

しかしながら、上述したような断層面の指定方法では次
のような問題を有している。

■　断層像、サジタル像、コロナル像のいづれかにより
いわば２次元的に断層面を指定するので、使用者が３次
元に変換した場合を想定しながら断層面を指定する結果
となるために、所望の断層面を１ｑることが困難である
。

■　上記■に関連するが、得ようとした断層面を表示部
に表示させて、その表示断層面が得ようとした断層面と
異なる場合には再度上記断層像。

サジタル像、コロナル像のいずれかを表示させた上で、
ざらに上記操作を繰り返さなければならないので、所望
の断層面を表示させるために無用の操作を繰り返さなけ
ればならず、さらにそのための余分な操作時間を必要と
していた。

■　得られた断層面がどの部分のものであるのかを把握
することがむずかしい。

（発明が解決しようとする問題点）上述したように従来の断層面指定装置では、■　断層像
、＋ｊジタル像、コロナル像のいづれかによりいわば２
次元的に断層面を指定するので、使用者が３次元に変換
した場合を想定しながら断層面を指定する結果となるた
めに、所望のＷ層面を得ることが困難である。

■　上記■にＦｇＪ連するが、冑ようとした断層面を表
示部に表示させて、その表示断層面が得ようとした断層
面と異なる場合には再度上記断層像。

サジタル像、コロナル像のいづれがを表示させた上で、
ざらに上記操作を繰り返さなければならないので、所望
の断層面を表示させるために無用の操作を繰り返さな（
ブればならず、さらにそのための余分な操作時間を必要
としていた。

という問題を有していた。そこで、本発明は上記■乃至
■に示す問題点を解決した斯層面指定装装置の提供を目
的とする。

［発明の構成］（問題点を解決するための手段）上記問題点を解決するための本発明の構成は、３次元画
像情報を記憶する記憶部と、この記憶部に記憶された画
像情報から任意の断層面を指定する指定手段と、少なく
ともこの指定手段により指定された断層面を表示する表
示部とを備えた断層面指定装置において、前記指定手段
は予め設定された断層面上で交差するＸ、Ｙ座標軸及び
該Ｘ。

Ｙ座標軸の交差点を通り両座標軸と交差するＺ座標軸の
各座標軸を中心に断面を回転させる回転情報と、少なく
とも前記Ｚ座標軸に沿って断層面を移動させる移動情報
とを入力することを特徴としている。

（作　用）上記構成を有する本発明の作用は、断層面を指定する指
定手段を予め設定された断層面上で交差するＸ、Ｙ座標
軸及び該Ｘ、Ｙ座標軸の交差点を通り両座標軸と交差す
るＺ座標軸の各座標軸を中心に断面を回転させる回転情
報と、少なくとも前記Ｚ座標軸に沿って断層面を移動さ
せる移動情報とを入力するようにしているので、容易に
任意の断層面を指定することができるようにしている。

（実施例）以下本発明の一実施例断層面指定装置について図面を参
照して説明する。

第１図において断層面指定装置は、本装置全体の制御を
司どるＣＰＵ１と、指定手段たるトラッカボール２と、
このトラッカボール２により指定される複数の断層面情
報からなる３次元画像情報を記憶した記憶部たる例えば
光ディスク６と、上記トラッカボール２により指定され
た断層面（オブリーク面）情報を一時的に記憶するメモ
リ５と、すくなくとも上記光ディスク６及びメモリ５に
記憶されている画像情報を表示する表示部たるＣＲＴ４
と、上記トラッカボール２がら入力する情報以外の必要
な情報を入ツノするキーボード３とから構成されている
。

上記制御手段たるＣＰＵ１は指定手段たるトラツカボー
ル２（後述する）から入力される回転情報及び移動情報
に基づき、次のような溌能を有している。

■　記憶部に記憶されている三次元画像情報すなわち複
数の断層面情報の輪郭をいわゆるワイヤーフレームとし
て表示部たるＣＲＴ４上に表示制御する。

■　予め設定された断層面すなわちオブリーク面を上記
ワイヤーフレームとともに三次元的例えば等角投影的に
表示制御する。

■　上記指定手段から入力される情報に基づき、上記■
乃至■で表示される画像を変更表示する。

詳述すると、上記表示部に表示される予め設定された断
層面上で交差するＸ、Ｙ座標軸及び該Ｘ。

Ｙ座標軸の交差点を通り両座標軸と交差するＸ座標軸の
各座標軸を中心に断面を回転させる回転情報と、少なく
とも前記Ｘ座標軸に沿って断層面を移動させる移動情報
とを指定手段たるトラッカボール２から入力することに
より、表示部上に表示されている前記複数の断層面情報
から合成される断層面すなわちオブリーク面を、入力さ
れる回転情報又は移動情報に対応させて順次変更表示す
るようにしている。このような豊能を有するため、本発
明の断層面指定装置においては得ようとする断層面を推
定することなく、しかもＣＲＴ４に表示されている断層
面を変更表示するだけで、容易にかつ短時間に得ること
ができるようにしている。

前記指定手段たるトラッカボール２はその外観を第２図
に示すようになっている。尚、第３図乃至第７図に示す
斜視図は被検体の頭部を例としている。

すなわち、球形状からなる転動体９は図中矢印Ａ、Ｂ、
Ｃ方向にオペレータにより自由に回動できるように取り
付けられており、それぞれの方向への変位εが所定の比
率をもって前記ＣＲＴ４に表示されている予め設定され
た断層面のノ位テとなって変更表示するようにしている
。

すなわち、転動体９を図中矢印へ方向のいずれかに任意
母回転させれば、第４図に８で示す断層面は第５図に示
すようにＸ座標軸を中心として任意方向に回動させるこ
とができる。同様に転動体９を矢印Ｂ方向のいずれかに
回動させれば、第６図に示すようにＹ座標軸を中心とし
て任意方向に回動させることができる。そして、転動体
９をＣ方向のいづれかに回動させることで７座標軸を中
心として任意方向に回動させることができるようにして
いる。また、Ｘ座標軸方向での上記断層面８の移動すな
わちＸ座標軸とＸ座標軸、Ｙ座標軸との交叉点は２Ｃで
示す釦を押下し、続けて２ｅあるいは２ｆで示す釦を一
定時間押下し続けることにより、その方向及び移動凹を
設定できるようにしている（第７図参照）。この場合に
おいても前）ホしたようにＸ座ａ”ｔｉｔ、　Ｙ座標軸
を中心として断層面を回転できることはいうまでもない
。尚、図中２８で示す釦は入力した情報を途中で訂正す
る釦、そして２ｂで示す釦はＣＲＴＪ上に表示を実行さ
せる釦である。

以上のように構成された断層面指定装置の操作順序につ
いて説明する。

■　電源を投入しＣＲＴｎ上に第３図に示すようないわ
ゆるワイヤフレームで例えば記憶部に記憶されている三
次元画像情報例えば被検体の頭部の外形すなわち輪郭を
表示させる。この時同時に予め設定された断層面８を表
示させる。この断層面８は前記記憶部に既に記憶されて
対応する断層面画像を表示させているが、あるいはその
断層面位置を示すだけのいわば疑似断層面であってもよ
い。この場合には後に所定操作を行ってその表示された
断層面に対応する断層面画像を表示させるようにすれば
よい。

■　すなわち、第４図に示すような画像をＣＲＴ４上に
表示させ、その後この表示画像を見ながらトラッカボー
ル２により任意の断層面を８２定する。このように、操
作を行うオペレータが何ら想像を介することなく、所望
の断層面画掠を胃ることができるようにしている。従っ
て、直観的かつ短時間で得ようとする断層面８得ること
ができる。

このようにしてオペレータは得たい断層面を小刻みに表
示させることができるので、詳細な硯察を行うことが可
能となる。ざらに、本実施例ではＺ座、４軸方向での移
動又は各Ｘ座標軸、Ｙ座標軸、２座標軸を中心とする回
転を行わせることにより、すべての任意断層面を表示さ
せていたが、Ｘ座標軸方向への移動あるいはＹ座標軸方
向への移動をも行わせるようにしてもよい。

尚、本発明は上記実施例に限定されず、その要旨の範囲
内で様々に変形実施が可能である。

例えば上記指定手段はトラッカボールに限らず、例えば
第１図に示すキーボードから入力するようにしてもよい
。

［発明の効果１以上詳述したように本発明によると、入力手段から移動
情報１回転情報を入力するだけで、いわば直観的に容易
に所望の断層面を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の断層面指定装置の構成ブロック図、第
２図は指定手段たるトラッカボールの外観斜視図、第３
図乃至第７図はＣＲＴ上に表示される断層面を説明する
斜視図、第８図及び第９図は従来の断層面の指定方法を
説明する説明図である。２・・・指定手段、４・・・表示８［Ｓ、６・・・記憶
部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）３次元画像情報を記憶する記憶部と、この記憶部
に記憶された画像情報から任意の断層面を指定する指定
手段と、少なくともこの指定手段により指定された断層
面を表示する表示部とを備えた断層面指定装置において
、前記指定手段は予め設定された断層面上で交差するＸ
、Ｙ座標軸及び該Ｘ、Ｙ座標軸の交差点を通り両座標軸
と交差するＺ座標軸の各座標軸を中心に断面を回転させ
る回転情報と、少なくとも前記Ｚ座標軸に沿つて断層面
を移動させる移動情報とを入力することを特徴とする断
層面指定装置。
（２）前記回転情報及び移動情報は、表示部に表示され
る予め設定した断層面を含む３次元画像に基づいて入力
されるものである特許請求の範囲第１項記載の断層面指
定装置。
（３）前記表示部に表示される３次元画像はワイヤーフ
レームで構成される画像である特許請求の範囲第２項記
載の断層面指定装置。