JP2001216508A - 3d像データの再構成方法 - Google Patents

3d像データの再構成方法

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JP2001216508A
JP2001216508A JP2000388849A JP2000388849A JP2001216508A JP 2001216508 A JP2001216508 A JP 2001216508A JP 2000388849 A JP2000388849 A JP 2000388849A JP 2000388849 A JP2000388849 A JP 2000388849A JP 2001216508 A JP2001216508 A JP 2001216508A
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バルト カール
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ブルンナー トーマス
Matthias Mitschke
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Karl Wiesent
ヴィーゼント カール
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/003Reconstruction from projections, e.g. tomography
    • G06T11/005Specific pre-processing for tomographic reconstruction, e.g. calibration, source positioning, rebinning, scatter correction, retrospective gating

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査対象物の関心のあるボリュウム(VO
I)に関する3D像の再構成方法を、VOIが簡単で時
間のかからない仕方で確定され得るようにする。 【解決手段】 相い異なる投影方向のもとに多数の2D
中央投影を取得する過程と、多数の中央投影の少なくと
も2つの中央投影を表示する過程と、第1の表示される
2D中央投影内に関心のあるボリュウムの輪郭をマーキ
ングし、相応のマーキングを第1の表示される2D中央
投影内に挿入する過程と、第1の2D中央投影内に挿入
されるマーキングに相応する輪郭を表示する他の表示さ
れる2D中央投影内にマーキングを挿入する過程と、マ
ーキングに相応する関心のあるボリュウムの3D像デー
タを多数の2D中央投影から再構成する過程とを含んで
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面状の検出器を用
いて放射源から出発する放射が受信され、 a)相い異なる投影方向のもとに多数の2D中央投影を
取得する過程と、 b)関心のあるボリュウムをマーキングする過程と、 c)マーキングに相応する関心のあるボリュウムの3D
像データを多数の2D中央投影から再構成する過程とを
含んでいる検査対象物の関心のあるボリュウムに関する
3D像の再構成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ技術の現在の状況では再構
成による3D像発生は広く普及した技術である。このこ
とは特に医学的診断のための像発生、たとえばコンピュ
ータトモグラフィ(CT)、核スピントモグラフィ、核
医学、超音波および最近は3DX線技術にも当てはま
る。これらの方法は医学技術のほかに、たとえば材料
(自動車工業におけるエンジンブロック、石油工業にお
けるドリルコアなど)の非破壊的検査のためのコンピュ
ータトモグラフィのような一般的な技術にも使用され
る。
【0003】再構成による像発生とは、そのつどの検出
器から供給される測定データが直接に解釈されるのでは
なく、定量的に新しい像情報(すなわち像データ)を供
給する方法に流れ込むものと理解されるべきである。そ
の際に使用される数学的アルゴリズムはこれらのアルゴ
リズムの処理に使用されるコンピュータに計算能力およ
びデータボリュウムに関する高い要求を課する。
【0004】CT装置の主要な構造上の特徴は、サブ秒
範囲内で測定システム全体のほぼ無振動の回転を可能に
する機械的に安定な大抵はリング状のガントリである。
このようなCT装置では医療関係者(たとえば医師)に
とって患者への近接可能性がガントリにより制限される
という不利がある。しかし、ますます頻繁に使用される
最小侵襲的および内視鏡的な手術技術(インターベンシ
ョン)を追加的な3D像発生によりサポートすることは
望ましいであろう。
【0005】この方向の道は、その機械的な構成に関し
て従来のC字形アーム装置により通常のX線撮影の形態
で取得された一連の2D中央投影からの3D像データの
再構成であり、その際に面状の検出器(たとえばX線像
増幅器または最近では半導体パネル)が使用される。
【0006】応用分野としてたとえば神経ラジオロギー
が検討の対象になる。ここでは造影剤で満たされた血管
およびそれらの空間的位置が高い位置分解能で撮像され
なければならない。このことはたとえば動脈瘤の神経外
科的処置の際に必要である。この形式の手術は常にX線
コントロールの下に行われる。
【0007】3D機能の技術的実現は、多数の2D中央
投影に相応するディジタルデータいわゆる回転アンギオ
グラフィの途中で取得されることによって、行われる。
撮影装置としてはたとえばニューロスター(NEURO
STAR)という品名でシーメンス社から販売されてい
るC字形アーム装置が適している。典型的に5秒内に2
00°の角度範囲にわたってそれぞれ1024×102
4個の画素を有する50個の2D中央投影が撮影され
る。C字形アームの機械的な不安定性のゆえに2D中央
投影の各々に対して正確な投影ジオメトリが決定され、
次いで再構成アルゴリズムの実行の際に考慮に入れられ
なければならない。3D像データの再構成はCT原理に
従って行われる。
【0008】この形式のC字形アーム装置はH.Barfu著
「ディジタル3Dアンギオグラフィ」(VDE専門報告
書、第54巻:ディジタル的病院、VDE出版社、19
88年発行)に詳細に説明されている。
【0009】より新しい3D像発生方法としての回転ア
ンギオグラフィの場合には前提条件がコンピュータトモ
グラフィに比べて下記の点により変更されている。 −自由に回転するC字形アームを有する機械的な不安定
なシステムが使用される。 −目的がインターベンションの際の使用である、すなわ
ち像の結果が検査または処置中に迅速に得られなければ
ならない。 −検出器の“視野”、すなわちX線放射源から出発する
円錐またはピラミッド状のX線放射束の開き角度がコン
ピュータトモグラフィに比べて制限されている。
【0010】これらのことから下記の事実が生ずる。 1.一般に全身が撮影されずに、その一部分のみが撮影
される。これが最大再構成可能なボリュウム(MRV)
を決定する。 2.表示されるボリュウムの最大到達可能な位置分解能
が2D中央投影の分解能により制限される;観察者が利
用可能な分解能は追加的にボクセル(Voxel=vo
lume element)の選ばれた大きさにより制
限される。 3.ボクセルの数が決定的に計算時間に入る。再構成す
べきボリュウムの大きさはそのままでボクセルの大きさ
を半分にすること、ボクセルの数が8倍になること、そ
れによってデータ量が8倍になることを意味する。従っ
て(再構成および表示のための)計算時間が制限されて
いる際には所与の計算能力の際に、位置分解能をより低
くしてより大きいボリュウムまたは位置分解能をより高
くしてより小さいボリュウムを再構成しなければならな
い。 4.インターベンション(たとえば白金コイルの配置)
の実行の間に医師はMRVのなかの関心のあるボリュウ
ム(VOI=volume of interest)
に関する可能なかぎり高い分解能のローカルの3D情報
に関心がある。
【0011】長方形の面状検出器を使用する際にはMR
Vを図により近似でC字形アームの回転軸線を中心とし
た円筒として表すことができる。
【0012】以下に、再構成すべきボリュウムの数が一
層詳細に説明される。
【0013】MRVにおいて3D像データが再構成され
るべきボリュウムの定義は、通常は、好ましくは装置の
ジオメトリに方位を合わされている世界座標系のなかの
数値的な座標指定を手がかりにして行われる。たとえば
C字形アームの回転軸線はz軸に一致し、x―y平面は
回転平面に一致し、x軸は患者寝台に対して平行に延び
ている。
【0014】選ばれたボリュウムは幾何学的に直方体と
して表され、4つの等しい大きさの小さい直方体(ボク
セル)から組み立てられている。各々のボクセルに再構
成により、ボクセルの範囲内の対象物のX線減弱係数
(近似的には密度)に相応する灰色値が対応付けられ
る。従って再構成された3D像データはスカラーなけれ
ばならない3D領域f(i,j,k)を示す。ここで i=1,…,Nx、 j=1,…,Ny、 k=1,…,Nz、 Nx、Ny、Nzはそのつどの座標軸の方向に存在して
いるボクセルの数を示す。
【0015】各々のボクセルの中心点に幾何学的な位置
(xi,yj,zk)が対応付けられている。ボクセル
の辺の長さをdx、dy、dzとすると、例えば次の式
が成り立つ。 xi=x0+i・dx、 yj=y0+j・dy、 zk=z0+j・dz
【0016】基準点(x0,y0,z0)は、前記の直
方体の外側でその空間対角線の上に位置しており、また
それに接触する仮説的なボクセルを記述する。もちろん
他の基準点(たとえば直方体(xM,yM,zM)の中
心点)も可能である。
【0017】N=Nx・Ny・Nzはボクセルの全数で
ある。この数Nは絶対に必要とされる計算時間を決定す
る。量X=Nx・dx、Y=Ny・dyおよびZ=NZ
・dzは前記の直方体の辺長さ(すなわち図示されてい
る全ボリュウム)を表す。量dx、dy、dzは再構成
された3Dデータレコードの位置分解能を決定する。
【0018】一定の個数Nの際に、すなわち与えられた
計算時間の際に、位置分解能を低くして大きいボリュウ
ムを再構成することも、位置分解能を高くして小さいV
OIを再構成することもできる。たとえば動脈瘤の診断
上または治療上重要な構造を評価するためには、後者が
必要とされる。その際に空間内のVOIの位置をそのつ
どの場合に相応して指定しなければならないという問題
が生じ、抽象的な位置座標(基準点)はあまり助けにな
らない。なぜならば、これらは残念ながら検査対象物
(すなわち患者)への直接的な基準を有していないから
である。
【0019】J.Moret 等著「3D回転アンギオグラフ
ィ:エンドバスキュラー処置における臨床的価値」(M
edica Mundi 第42巻、第3号、1988
年発行)またはR.Kemkers等著「3D回転アンギオグラ
フィ:標準フィリップスC字形アーム‐システムを用い
る最初の臨床的応用」(CAR′98、H.U.Lemke 等
編、Elsevier Science B.V.、1
998発行)に記載されているように、最初に減ぜられ
た分解能でMRVを再構成し、それから人工的な長方形
投影、たとえば平行ビームMIP(MIP=Maxim
um Intensity Projection)を
発生し、そのなかで次いでVOIを定義し得ることは知
られている。
【0020】このような進行の仕方は煩雑であり、時間
がかかる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
にあげた形式の方法を、VOIが簡単で時間のかからな
い仕方で確定され得るように構成することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、面状の検出器を用いて放射源から出発する放射が
受信され、 a)相い異なる投影方向のもとに多数の2D中央投影を
取得する過程と、 b)多数の中央投影の少なくとも2つの中央投影を表示
する過程と、 c)第1の表示される2D中央投影内に関心のあるボリ
ュウムの輪郭をマーキングし、相応のマーキングを第1
の表示される2D中央投影内に挿入する過程と、 d)第1の2D中央投影内に挿入されるマーキングに相
応する輪郭を表示する他の表示される2D中央投影内に
マーキングを挿入する過程と、 e)マーキングに相応する関心のあるボリュウムの3D
像データを多数の2D中央投影から再構成する過程とを
含んでいる検査対象物の関心のあるボリュウムに関する
3D像データの再構成方法により解決される。
【0023】本発明による方法はこうして便利で安全で
迅速にVOIの選択を可能にする。すなわち、減ぜられ
た分解能でのMRVの再構成の時間のかかる中間ステッ
プを必要とせず、また平行ビームMIPを求めるステッ
プを必要としない。なぜならば、本発明による進行の仕
方は、いずれにせよ3D像データの再構成に必要とされ
る測定された2D中央投影から直接にVOIを相互作用
的に選択することを可能にするからである。VOIの選
択を行うための像は中央透視的な撮像方式の従来のX線
撮像である。
【0024】VOIの選択に使用される2D中央投影は
極端な場合には立体的な像対である。一般に前記の2D
中央投影の投影方向は少なくともほぼ互いに直交してい
る。また0°〜90°の、または90°以上の投影方向
の間の角度が可能であり、直交している場合にはより正
確な位置および大きさ決定が可能である。VOIを選択
するためには、大抵の場合2つの2D中央投影で十分で
あるが、本発明の枠内で、VOIを選択するために3つ
以上の2D中央投影を表示し、これらのなかに相応のマ
ーキングを挿入することも可能である。
【0025】C字形アーム装置を使用する場合には、そ
の機械的不安定性が個々の2D中央投影の不規則的に位
置決めされる撮影位置を生ずるが、個々の撮影位置は少
なくとも原理的には既知である。それらは3D像データ
を取得する際に再構成アルゴリズムに用いられるだけで
なく、VOIを選択する際にも用いられる。投影ジオメ
トリを記述するための有利な方法は均一な座標の使用で
ある。中央投影はその際に3×4のマトリックスにより
完全に記述される。このマトリックスを3D空間の点に
適用すると、再正規化の後に直接的に像点の2D検出器
座標(図4によるu、v参照)が得られる。これについ
てはN.Navab 等「C字形アームをベースとする3Dアン
ギオグラフィ‐システムにおける投影マトリックスから
の3D再構成」(Medical Image Com
puting and Computer‐Assis
ted Intervention‐MICCAI′9
8、W.M.Wells 等編、Springer、1998発
行)参照。
【0026】本発明の特に好ましい実施態様によれば、
3D像データの再構成の前に必要とあればマーキングが
変更され、表示される2D中央投影内に挿入されるマー
キングの変更の際に他の表示される2D中央投影内に挿
入されるマーキングが相応に合わせられる。こうして相
互作用的に多くのステップで関心のあるボリュウムの選
択を最適化することが可能であり、2D中央投影の1つ
で行われるマーキングの変更はその作用を直ちに他の表
示される2D中央投影内で認識可能である。
【0027】関心のあるボリュウムに関する3D像デー
タを再構成するために必要な時間は、本発明の変形例に
より、マーキングに相応する関心のあるボリュウムの3
D像データの再構成の際に、個々の2D中央投影に相応
するデータから、マーキングに相応する関心のあるボリ
ュウムの3D像データの再構成に無条件に必要である部
分データのみが用いられることによって、さらに加速さ
れる。このことは特に本発明による方法をインターベン
ションの際に使用するときに有利である。なぜならば、
ここでは可能なかぎり速く診断上の回答をマーキングに
相応する関心のあるボリュウムに関する高分解能の3D
像データの形態で得ることができれば十分であるからで
ある。
【0028】選択された関心のあるボリュウムに関する
一層広範囲な情報を得るため、本発明の実施態様によれ
ば、関心のあるボリュウムの輪郭に相応するマーキング
が挿入される任意の別の2D中央投影が選択可能であ
り、その際に関心のあるボリュウムの輪郭に相応するマ
ーキングをすべての2D中央投影内に挿入することも可
能である。その場合、マーキングを備えている2D中央
投影がいわゆるスキム‐スルーによりにより次々と考察
されることによって、選択された関心のあるボリュウム
をチェックすることができる。代替的に本発明の変形例
によれば、マーキングが挿入されるすべての2D中央投
影が挿入されたマーキングと共に映画フィルム状に次々
と続いてシネ・リプレイ(cine‐reply)の形
態で表示されることも可能である。
【0029】本発明の実施態様によれば、2D中央投影
内にそれぞれ少なくともほぼ長方形のマーキングが挿入
される。なぜならば、これはわずかな計算費用で実現可
能であるからである。その際に、選択された関心のある
ボリュウムの中心を特徴付けるために、マーキングは十
字線を有するように構成されていてよい。十字線の細線
は、診断上重要な構造が細線により覆われるのを防ぐた
めに、その中央範囲内で中断されているように構成され
ていてよい。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面により本発明を一
層詳細に説明する。
【0031】図1および2には、全体として参照符号1
を付して、本発明による方法を実行するのに適したX線
診断装置が示されている。このX線診断装置はベース部
分2を有し、それに図1には概略的に示されている昇降
装置3により、長手方向軸線Eを有する柱4が両方向矢
印eの方向に高さ調節可能に取付けられている。柱4は
両方向矢印εの方向にその長手方向軸線Eを中心にして
回転可能に支持されている。
【0032】柱4には保持部分5が配置されており、こ
の保持部分に支持部分6が取付けられている。この支持
部分6は、後でまた説明する仕方でアイソセンターIを
中心にして回転可能であり、C字形に湾曲し、従って開
いており以下ではC字形アーム7と呼ばれている支持体
を支持している。
【0033】C字形アーム7には、互いに向かい合って
X線放射源8および検出器9が、X線放射源8の焦点F
から出発し図1および図2に破線により記入されている
縁ビームRSによって示されているX線放射束のアイソ
センターIを通って延びている中心ビームMが検出器9
のほぼ中心に当たるように、取付けられている。検出器
9は面状の検出器、たとえばX線像増幅器、または図示
されている実施例の場合のように半導体バネルを用いる
いわゆる平型像検出器である。平型像検出器は、多数の
マトリックス状に検出器面内のたとえば直交する検出器
列および行に配置され直角の検出器面を形成する図示さ
れていない検出器要素を有する。検出器9は、理想的な
ジオメトリの際に中心ビームMが直角に検出器面に当た
り、検出器列が図4のようにアイソセンターIを通って
延びているシステム軸線Zに対して平行に、検出器9上
で開始されいわゆるv軸およびu軸を有する直角座標系
のv軸の方向に延びているように、X線放射源8に対し
て相対的にC字形アーム7に配置されている。
【0034】C字形アーム7は公知の仕方で両方向矢印
αの方向にその周縁に沿って概略的に示されている駆動
装置10によりアイソセンターIを中心にして、従って
C字形アーム7の回転軸線としてのシステム軸線Zを中
心にして回転し得るように支持部分6に支持されてい
る。システム軸線Zは図1の紙面に、従ってX線放射源
8の焦点がC字形アームの回転の際にα方向に動く平面
に直交している。駆動装置10はたとえば電動機と、こ
れをC字形アームに連結する歯車機構とを含んでいる。
【0035】C字形アーム7は支持部分6と共に公知の
仕方で、アイソセンターIを通って延びかつシステム軸
線Zに対して直角に延びている保持部分5と支持部分6
との共通軸線Bを中心にして両方向矢印βの方向に回転
可能であり、また軸線Bの方向へ、アイソセンターI、
従ってシステム軸線Zと中心ビームMとの交点に原点が
位置し図3に記入され以下では世界座標系とも呼ばれる
直交空間座標系のx軸に対して平行にシフト可能である
ように、保持部分5に支持されている。
【0036】X線診断装置1により検査すべき対象物
(たとえば患者P)のために寝台装置11が設けられて
いる。この寝台装置11は患者Pに対する台板12を有
し、この台板12は台座13に駆動装置14によりその
長手方向軸線の方向に変位可能に取付けられている。こ
のことは参照符号zを付されている両方向矢印により示
されている。
【0037】本発明によるX線診断装置1は、患者Pの
ボリュウムを相い異なる投影角度αからの二次元の投影
の撮影により走査することを可能にし、その際にコンピ
ュータ15が撮影された投影に相応する測定データ(す
なわち各々の投影に対して検出器要素あたり1つの測定
値を含んでいる検出器9の出力信号)から、走査された
患者Pのボリュウムに関する三次元の像情報を再構成
し、これらの像情報がたとえば断層像の形態でコンピュ
ータ15と接続されているモニター17の上に表示され
る。コンピュータ15にはさらにX線診断装置1を操作
するキーボード18およびマウス19が接続されてお
り、そのためにコンピュータ15はX線放射源8にも接
続されて、これを制御し得る。
【0038】相い異なる投影角度αからの投影を撮影す
るために、C字形アーム7はX線放射源8および検出器
9と共にその周縁に沿って両方向矢印αの方向に、18
0°プラスX線放射束のファン角度γ(図1参照)に等
しい角度範囲に亘って揺動される。
【0039】検出器9がこの実施例のように長方形の形
状である場合、C字形アーム7を図示していない図3に
よるMRVは、ほぼ、中心軸線がC字形アーム7の回転
軸線(すなわち世界座標系のz軸方向、従ってシステム
軸線Z)に一致する円筒である。
【0040】以下では相い異なる本発明による方法に基
づくX線診断装置1の2つの実施例が図1、2により説
明される。これらの実施例はMRVの内側に位置してい
るVOIの選択を可能にし、この選択されたVOIに関
してコンピュータ15が3D像データを再構成する。
【0041】必要とされる2D中央投影の撮影後の下記
の進行の仕方が両方の作動形式の基礎となっている。 −利用者がX線診断装置1を、VOIの選択に使用され
る選択モードにもたらす。 −モニター17上で並び合って2つのウィンドーが開か
れる。 −これらのウィンドーの各々にいまそれぞれ、投影角度
α1、α2の下に撮影された2つの選択された2D中央投
影の内の1つ(例えばα1=0°、α2=90°に対する
2D中央投影)が表示される。 −これらの2D中央投影内にそれぞれ、直方体の形状を
有する1つの選択されたVOIの位置および大きさに相
応するマーキングの1つが長方形の形態で挿入される。 −グラフィックな入力装置(いわゆるピッキング装置、
例えばマウス19)により、両方のウィンドーの各々に
おいてマーキングの位置および大きさが変更される。そ
の際にそれぞれ他方の2D中央投影内のマーキングの位
置および大きさは相応に自動的に整合され、マーキング
の挿入および自動的な整合はマウス19により行われる
変更の場合にはコンピュータ15により行われる。
【0042】完全な機械的安定性の場合にしか与えられ
ず後でまた説明する理想的なジオメトリに基づいて動作
する第1の実施例では、直方体状のVOIは直方体状の
柱の形状を有し、その正方形状の正面はx軸およびy軸
に対して平行に延びている境界縁を有していなければな
らない。z方向の柱の高さは可変である。
【0043】図5は世界座標系のz軸の方向の見え方を
示し、その原点O、x軸、y軸のほかにVOIに相応す
る柱の基本面も、また両方の投影角度α1、α2に対して
それぞれX線放射源8の焦点の位置F1、F2、検出器
9の位置D1、D2およびu軸の位置u1、u2ならびに
M1、M2も示されている。さらに、直方体状の柱、従
ってVOIの空間対角線の交点Pに対して相応の投影P
1、P2が示されている。ここで基礎とされている理想
的なジオメトリの場合には検出器平面は任意の検出器位
置に対してx―y平面に直交している。同じく任意の検
出器位置に対して検出器9に関する座標系のu軸はx―
y平面に平行しており、上記の座標系のv軸は前記のよ
うにz軸に平行しており、従って図5の紙面に垂直であ
る。
【0044】それに対して機械的不安定性に起因してジ
オメトリが乱された場合、検出器9は図4に示されてい
るように個々の検出器位置においてシステム軸線Zに対
して相対的に場合によっては相い異なって傾けられてい
る。しかし多くの実際的な場合にはC字形アーム7の機
械的不安定性はわずかであり、それゆえ説明した理想的
なジオメトリから出発される。
【0045】投影中心として焦点位置F1、F2を有す
る両方の検出器位置D1、D2に対する中央投影内の、
VOIを示す柱の境界縁が検出器面上に写像されると、
そのつどの中央ビームの方向に検出器面を観察する際に
図6による像が生ずる。
【0046】いま、VOIを特徴付けるために図6によ
り生ずる写像に相応するマーキングを、選択のためにV
OIを表示する2D中央投影内に挿入することが考えら
れよう。しかしVOIは、このようなものとしていずれ
にしても“前”および“後”の底面と共にX線放射によ
り撮影される2D中央投影内に写像され得ない仮想的な
ボリュウムであるから、その代わりに、図7に示されて
いるように、長方形状マーキングR1、R2が挿入され
る。それらはVOIを具現する直方体状の柱と、x―y
平面に対して平行に直方体状の柱の空間対角線の交点P
を通って延びている平面との交差面の、検出器位置D
1、D2への2D中央投影に関する。
【0047】両方のマーキングR1、R2から、交互に
それぞれ一方が自由に位置決めされ自由にその大きさを
定義される。それによってそれぞれ他方のマーキングに
対してはVOIの正方形状底面の設定のもとに自由度
(すなわちそのu方向の位置)が形成される。この位置
が変更されると、このことは中央投影の投影法則に従っ
て少なくとも拡大率を介して第1の2D中央投影内のマ
ーキングへの反作用を有する。第1のマーキングの大き
さが変化する際、及び/又は、u軸及び/又はv軸の方
向へ第1のマーキングがずれる際には、第2のマーキン
グが連続的に中央投影の投影法則に従って変更される。
【0048】VOIを特徴付けるために長方形のマーキ
ングR1、R2を使用することにより、そのつどの検査
に対して重要な検査対象物の範囲から、検査対象物の重
要な部分(例えば臓器)が両方の2D中央投影内でマー
キングR1またはR2の中心に位置するように、マーキ
ングR1、R2が位置決めおよび設定されることによっ
て、3D像データを再構成することが容易に可能であ
る。
【0049】このことは、マーキングR1、R2に、細
線の交点がそのつどの2D中央投影内のVOIを具現す
る直方体状の柱の空間対角線の交点Pの写像に一致する
ように配置されている十字線H1(図7の20、2
1)、H2(図7の22、23)が対応付けられている
ことにより容易にされる。しかしこれらの交点は2D中
央投影内に表示されない。なぜならば、細線は、それら
がマーキングR1、R2のなかで見えないように中断さ
れているからである。この措置は、2D中央投影の中央
範囲の表示の妨害を避けるために、またそれによってV
OIの正しい選択のために必要な予診断の妨害を避ける
ために講じられている。
【0050】利用者がVOIを説明したようにマーキン
グし終わると、利用者はX線診断装置1を再構成モード
にもたらすことができ、このモードで3D像データが選
ばれたVOIに関して再構成され、それぞれ所望の仕方
でモニター17上に表示される。
【0051】再構成モードでは出発パラメータとしてマ
ーキングR1、R2により決められる直方体状のVOI
の辺長さLx、Ly、Lz(例えば単位mm)が用いら
れる。その際にLx=Nx・dx、Ly=Ny・dy、
Lz=Nz・dzが成り立つ。利用者はいま再構成の開
始前に選択的に各々のディメンジョン(x、y、z方
向)においてボクセルの辺長さもしくは直方体がそのつ
どの辺の方向に有するボクセルの数を設定し得る。一方
からコンピュータ15がそれぞれ他方を計算する。従っ
て利用者には前記の両方のオプションが提供される。な
ぜならば、両方がそれらの利点および欠点(たとえば一
方は一定のデータボリュウム、すなわちボクセルの数、
他方は一定のボクセルの大きさ)を有するからである。
【0052】本発明の第2の実施例は、VOIの選択お
よびこれに関する3D像データの再構成が理想的なジオ
メトリではなく、機械的不安定性により影響される実際
のジオメトリを基礎とする点で、さきに説明した実施例
と相違している。実際のジオメトリはN.Navab 等の前掲
論文に記載されている前述の投影マトリックスを助けを
かりて記述される。
【0053】これらのマトリックスは任意の対象物点
の、検出器平面上のその像点への対応付けを完全に記述
する。
【数1】 ここで(x,y,z)は例えばmm単位での世界座標系
における対象物点の座標であり、(u,v)はその像点
の通常は行数および列数の単位での検出器座標系におけ
る座標である。3×4のマトリックスPが(均一な座標
における)幾何学的な写像を記述するだけでなく、自動
的に座標系の間の単位切換えの役割もする。その際にマ
トリックス乗算の直接的な結果は3次のベクトルであ
り、このベクトルはその第3の構成要素が1となるよう
に正規化されなければならない。この形式の写像式にお
けるスケーリング係数κは定数を表さず、マトリックス
乗算の結果のそのつどの正規化を代表している。n
imageの行およびnimageの列を有する正方形の検出器を
仮定すると、MRVのなかのすべての点に対して、その
つどの像点がすべての投影マトリックス(すなわちすべ
ての測定された投影)に対してそれぞれ1とnimage
の間の座標値をとること、すなわちそれらにそれぞれ実
の測定値が相応することが成り立たなければならない。
投影マトリックスは本発明の対象ではない特別な較正手
順で決定される。世界座標系は大抵較正手順により決定
され、またもはや設備および患者に関係付けられていな
い。特に世界座標系の零点は装置のアイソセンター(図
1、2中の点I)から遠く離れていてよい。3D再構成
がこれらの投影マトリックスの直接的な使用の下に可能
である。たとえば焦点のそのつどの位置、焦点と検出器
との間の間隔、検出器上の画素の大きさなどのような物
理的なパラメータはその際に既知ではないが、必要でも
ない。再構成のためには、世界座標系において再構成す
べきボリュウムの位置および大きさが知られていなけれ
ばならない。このことはしかしこの場合に、個々の投影
撮影の像内容と対照的に、装置/患者への関連付けを有
さず、また応用者/医師に知られていない。この第2の
実施例の目的は、単に像および付属の投影マトリックス
からMRVのなかのVOIを決定することである。簡単
化して再び2つの投影からすべての3つのディメンジョ
ンにおいて中心点(xM,yM,zM)およびボクセルの
数ncubeならびにボクセルの大きさsVXを有する規則的
な直方体が決定される。数学的な式をさらに簡単化する
ために、第1の像(0度投影)の像平面はy―z平面に
対して平行であり、第2の像(90度投影)の像平面は
x―z平面に対して平行に延びていることが仮定され
る。座標原点に関してはなんの仮定もされない。
【0054】VOIの相互作用的な選択はその場合に下
記の特徴を有する。 −辺長さncube=Nx=Ny=Nzの立方体の形態の初
期のVOIから出発し、その位置および大きさは、立方
体がMRVの内側に位置しかつ両方の投影像内の中心に
完全に写像されるように選ばれている。この初期のVO
Iの計算は2段階の初期化で行われ、後で一層詳細に説
明される。 −この立方体はその大きさおよび位置が利用者によりマ
ウス19を用いて変更される。それぞれ選ばれた位置は
立方体の中心点の座標(xM,yM,zM)により、等価
的に両方の投影像内のその像点(c1y,c1z)、(c
y,c2z)により、大きさは立方体を形成するボクセ
ルの数ncubeおよびボクセルの大きさsVXにより表され
る。 −場合によっては行われるその後の修正に対する出発値
として、利用者にはそれぞれ最後に決定されたVOI
が、現在のボクセルの大きさsVXを有し中心点が世界座
標系において座標(xM,yM,zM)を有する立方体の
形態で与えられる。この立方体の中心平面の投影に相応
する正方形が利用者にVOIのマーキングとして示され
る。
【0055】VOIのマーキングとして示される正方形
は投影角度α1=0°およびα2=90°に属する両方
の2D中央投影内に下記の像座標を有する。 1.投影角度α1=0°:(y―z平面) 中心点:
【数2】 左上の隅:
【数3】 右上の隅:
【数4】 2.投影角度α2=90°:(x―y平面) 中心点:
【数5】 左上の隅:
【数6】 右上の隅:
【数7】
【0056】4つの量xM、yM、zM、sVX(再構成立
方体の中心点座標もしくは投影マトリックスP0、P90
の基礎になっている世界座標系の中心点座標、及びボク
セルの大きさ)は正方形のシフトまたはそのスケーリン
グにより影響されるので、表示の絶え間のない更新が行
われなければならない。例えば左側の像内の立方体のx
方向へのシフトは右側の像内のウィンドーの拡大/縮小
を生じさせる。
【0057】簡単化してここでは立方体の特別な場合の
みが再構成ボリュウムとして考察されるが、任意の立方
体への拡張は当業者により、発明活動なしに、可能であ
る。
【0058】しかし最初に、ncubeをたとえばncube
256に保って、4つのパラメータに対する初期値が両
方の投影マトリックス(P0、P90)を用いて計算され
なければならない。これは2段階の初期化計算で行われ
る。 初期化I:世界座標系において中心に置かれている立方
体の定義により開始し、これを検出器平面に写像する: xM=yM=zM:=0、sVX:0.4(または任意の他の値) (1) 原点の写像:
【数8】
【0059】この立方体はMRVの外側に遠く離れて位
置しているかもしれない、すなわち像座標に検出器上の
測定位置が相応しないかもしれない。それにもかかわら
ず立方体の中心正方形(y―z平面)の写像から検出器
ユニット内のその像の対角線の長さ(画素の数)が計算
され得る。
【数9】
【0060】そのことから下記のスケーリングファクタ
(画素をmmに換算、同時に左の像の表示に対するスケ
ーリングファクタ)が生ずる。
【数10】
【0061】立方体はいま、その中心点がその後に第1
の投影の像中心に写像されるようにずらされる。その結
果、新しい立方体中心点座標は次のようになる。
【数11】
【0062】初期値yM=0およびzM=0の代わりに直
前に計算された量バーyMおよびバーzMの利用の下にΔ
p2およびλ2を求めてP90により行われる類似の進行過
程はxMの計算を生ずる。
【数12】
【0063】初期化II:いま立方体は両方の投影内で
像の中心に表示されるように位置決めされている。しか
し、随意に定義されたボクセルの大きさsVXに基づい
て、立方体の辺は場合によっては見えない。なぜなら
ば、それらは投影像の外側に位置しており、または立方
体があまりに小さく表示されているからである。
【0064】最後の計算すべき量はいまや、立方体が両
方の投影において有意義な大きさで表示されるボクセル
の大きさsVXである。両方の表示される像に対してその
ために画素内の所望の辺長さnwindowが例えばnwindow
=nimage/2に決められ、またそれから付属の適当な
ボクセルの大きさが計算される。
【数13】
【0065】両方のウィンドー(左および右の像)が初
期に表示されるように、より小さい値を初期化のために
利用することは推奨に値する。
【0066】追加的なパラメータの一般に用いられてい
る値の例は次の通りである。 nimage:=512 nwindow:=256 ncube:=256
【0067】VOIが世界座標系に初期に位置決めされ
た後に、それは利用者により相互作用的に変更される。
両方の表示されている像の1つにおいて正方形が利用者
によりずらされると、yM/zMまたはxM/zMに対する
パラメータが式5〜7に相応して合わされ、両方の像に
対する表示が更新され、それぞれ他方の像に対して(ほ
とんど見えないかもしれない)スケーリングが行われ
る。正方形がスケーリングされると、それは同じく他方
の像にも効果を現す(新しいスケーリング)。
【0068】以下に基本的な操作を一層詳細に説明す
る。その際に注意すべきことは、立方体の辺長さが積n
cube・sVXによってのみ与えられている、すなわちこれ
らの両方の量の各々の変更により影響可能であることで
ある。 1.立方体のシフト:この操作は再構成パラメータ(x
M,yM,zM)(立方体中心点座標)を変更させる。さ
らにそれぞれ他方の投影像内の立方体の表示に対するス
ケーリングが変化する(スケーリング)。第1の投影像
内の立方体はたとえばdu画素だけu軸の方向に、また
v画素だけv軸の方向にシフトされる。このシフトは
スケーリング係数λの助けをかりて立方体のシフト(単
位mm)に換算される。 zMneu=zMalt+λ1・duMneu=yMalt+λ1・dv これらの値は立方体を写像するための式に使用され、両
方の投影像内の表示を更新する。さらに両方のスケーリ
ング係数λ1、λ2が新たに計算される。ボクセル数n
cubeおよびボクセルの大きさsVXはこの操作により乱さ
れずにとどまる。第2の投影像内の正方形のシフトは上
記の方法に類似して行われる。 2.ボクセル数の変更による立方体の大きさの変更:表
示される正方形の大きさの変更は初期に決められたボク
セル数ncubeを変化させるが、ボクセルの大きさsVX
一定に保たれる。実施に関係して、同時に立方体の中心
点もシフトされると、追加的に先に1.で説明されたよ
うに、再構成パラメータの変更も行われる。d画素だけ
の第1の投影像において正方形の拡大にkボクセルだけ
の再構成立方体の拡大が相応し、次の関係が成り立つ。 k=λ1・d/sVX 類似の進行の仕方が第2の像内の変更に対して用いられ
る。 3.ボクセルの大きさの変更による立方体の大きさの変
更:この操作の際には、再構成すべきボリュウムがボク
セルの数ncubeを変更することなしに変更されるが、そ
の代わりにボクセルの大きさsVXを変更する必要があ
る。第1の投影像において正方形がd画素だけ拡大され
ると、このことはλ1・d(mm)だけの再構成立方体
の拡大に相応する。ボクセルの数は一定にとどまるべき
であるから、新たに次の式が計算される。 sVXneu=(sVXalt・ncube+λ1・d)/ncube この機能の実施に基づいてさらに立方体中心点のシフト
が生ずると、これは1.の計算規則に相応して新たに計
算されなければならない。
【0069】両方の実施例の場合にVOIは必ずしも正
方形の基本面を有していなくてよい。VOIを具現する
柱の正方形でない基本面に対しては対象物の基本面をよ
り正確に定義する意味で直交投影と世界座標系のx軸お
よびy軸(軸に対してそれぞれ平行なD1、D2)への
定義された関連付けとから出発すべきであろう。さもな
ければ細分化された計算が必要であろう。
【0070】この制限を迂回する洗練された方法がさら
に以下に記載されている。
【0071】再構成モードには、ボクセルの大きさ、従
って位置分解能の等方性または異方性の設定を可能にす
るオプションも設けられていてよい。
【0072】投影角度α1=0°およびα2=90°に
属する2D中央投影を使用する先に説明した進行の仕方
では、VOIに相応する直方体状の柱の、z軸に対して
平行な両方の直交する中心平面の写像が考察される。こ
れは、その中心軸線がz軸に対して平行であり、その端
面がx―y平面に対して平行に延びている一般的な考察
の仕方の特別な場合である。この円筒は下記のパラメー
タにより定義されている。 r=半径 PM=(xM,yM)=軸の位置(x―y平面を通る突
き破り点) Zu=下側の境界平面のz位置 Zo=上側の境界平面のz位置
【0073】任意の2D中央投影に対して投影中心の位
置(X線放射源8の焦点の位置)はS=(xs,ys,
zs)により表される。
【0074】第1の実施例のように、写像ジオメトリが
物理的な単位(すなわち直接に解釈可能な単位)で記述
されているならば、Sは自動的に知られる。投影マトリ
ックスによるジオメトリの暗示的な記述の際にはSは容
易に算出される。これについてはN.Navab 等の前掲論文
の式(3)を参照。
【0075】S0=(xs,ys)はx―y平面上への
Sの直交投影である。
【0076】d=|S0P0|は検出器位置D0に属する
S0からP0への間隔(すなわち円筒の中心軸線からの
点S0の間隔)を表す。
【0077】投影された焦点位置S0とP0との接続直
線に対して垂直にP0を通る平面を考察すると、検出器
9上のVOIの像として、z軸に対して垂直な辺と、z
=Zu、z=Zoに位置しているx―y平面に対して平
行な水平の辺とを有するこの平面内の長方形の写像が使
用される。長方形の幅の広がりは円筒軸線に対して対称
に選ばれ、またx―y平面内で2つの点Q1=(xq
1,yq1)およびQ2=(xq2,yq2)により与
えられている。長方形幅2bの場合には両方の縁点の座
標に対して次の関係式が成り立つ。 xq1,2=xM±b・(yM−ys)/d yq1,2=yM±b・(xs−xM)/d
【0078】bの最も一般的な大きさはb=rおよびb
=r′であるが、これらの値は安全閾値だけ広げられて
もよい。
【0079】幾何学的な状況は図8に示されている。対
称軸線S0P0の上側にはb=r′に対する状況が、対
称軸線S0P0の下側にはb=rに対する状況が示され
ている。
【0080】b=rが選択Q1=P1、Q2=P2に相
応する(図8の下半部、P1は図示されていない)。V
OIの小さい部分(図8のハッチングされた円弧)がV
OIの外側に位置するものとして図示されている。しか
しこれはこの幾何学的状況では無視してよい。さらに、
安全面上、利用者が関心のある細部を表示される境界の
外側に見るならば、利用者はもちろん半径rを大きく
し、または円筒の中心軸線の位置を変えることができ
る。完全な円筒が写像されるべきであれば、b=r′に
すなわちQ1=P1′、Q2=P2′(P2′は図8に
は示されていない)に選ぶべきである。P1′、P2′
はS0から出発する円筒への接線が長方形の平面と交わ
るx―y平面内に位置している交点である。r、r′は
容易に互いに移し替えられ得る。
【0081】前記のようにして円筒状のVOIが選択さ
れると、この選択の基礎となっている2D中央投影の数
および投影方向は任意に選択可能である。
【0082】3D像データは、先に説明した進行の仕方
と異なり、選ばれたVOIに関して再構成されるだけで
なく、その辺が世界座標系の軸に対して平行に延びてお
り、好ましくは直方体状の柱である、円筒状のVOIを
含んでいる直方体に関しても再構成される。直方体は選
択的に最小の大きさであってよい。すなわちそれは円筒
に正接し、または設定可能な安全率に相応して円筒より
少し大きくてもよい。この進行の仕方の際には書き換え
られた直方体はたいていMRVの内側に位置している
が、直方体のいくつかのボクセルが、特に辺の近くで
は、選択された円筒状のVOIの外側に位置するだけで
なく、MRVの外側に位置することも可能である。しか
しこのようなボクセルは再構成の際にこのようなものと
して認識され、たとえば零を取ることにより相応にマー
キングされる。
【0083】両方の実施例の場合に利用者は望まれる場
合にはX線診断装置1を再構成モードへの移行の前にコ
ントロールモードにもたらし、このコントロールモード
で利用者は、選択モードで使用される2D中央投影に対
して追加的に、多くのまたはすべての個々の撮影された
2D中央投影を選択することができ、それに基づいてコ
ンピュータが追加的に選択された2D中央投影内にも選
択されたVOIに相応するマーキングを挿入する。
【0084】追加的な2D中央投影の選択は、マウス1
9を用いて、例えば利用者がモニター17上に表示され
る2D中央投影をスクロールし、また利用者が選択した
い2D中央投影をマウスクリックにより特徴付け、それ
に基づいて相応のマーキングが挿入されることによって
行われる。選択モードで使用される2D中央投影および
コントロールモードで追加的に選択される2D中央投影
を用いて、選択されたVOIに関する概観を得られるよ
うに、利用者はコントロールモードにおいて、マーキン
グを含んでいる2D中央投影内に映画フィルム状にシネ
・リプレイとしてモニター上に表示されるシネ・モード
に入ることができる。
【0085】利用者は、次いで、検査対象物のそれぞれ
関心のある範囲(例えば図7に参照符号A1またはA2
を付されている動脈瘤)が2D中央投影内でVOIの外
側に位置するか否かを容易に認識することができる。も
し肯定であれば、利用者は再び選択モードに切換え、行
われたVOIの選択を修正することができる。
【0086】同じく両方の実施例の場合に利用者はオプ
ションとして再構成モードで、最小のアーティファクト
と最大の速度とのどちらかを選ぶことができる。前者の
場合にはすべての2D中央投影の完全なデータが3D像
データの再構成の際に考慮に入れられるが、後者の場合
には個々の2D中央投影のデータのうち、VOIに関す
る3D像データの再構成のために無条件に必要な部分デ
ータのみが考慮に入れられる。
【0087】ここで、直線F1 P1、F2 P2(図
5)の交点Pが、世界座標におけるVOIの中心点を表
しVOIに相応する直方体状の柱の空間対角線の交点で
あり、その世界座標系における座標が求められることに
注意すべきである。VOIの大きさは検出器のduおよ
びdvインクレメントから生じ、世界座標系の原点Oを
通る検出器と平行な平面に逆投影され、VOIの所望の
表示される辺長さに関係付けられて、画素に表される。
VOIに関する3D像データの再構成に必要とされる部
分データは、特定のマージンを加えた大きさ21/2のフ
ァクタが上積みされることによって、求められる。この
ファクタは、α=45°の際の2D中央投影内のVOI
の幅を表す基本面の対角線がより長いので、大きさ2
1/2を有する。
【0088】説明された進行の仕方はFi、Pi、zを
通る(i=1または2)両方の平面の交わりとしても言
い換えられる。それは基本的にα1、α2の任意の角度
差に対して、この差が少なくとも約5°であるかぎり、
応用可能である。
【0089】図1、2の場合には2D中央投影を撮影す
るためのX線放射源8および検出器9の運動は台板の長
手方向軸線または患者の身体の長手方向軸線に対して平
行に延びている軸線を中心にして行われる。代替的にこ
の運動は本発明の範囲内で他の軸線(例えば台板の長手
方向軸線または患者の身体の長手方向軸線に対して垂直
に延びている軸線)を中心にしても行われ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実行するのに適したX線診
断装置の正面図。
【図2】図1によるX線診断装置の側面図。
【図3】図1、2によるX線診断装置の写像ジオメトリ
を示す概要図。
【図4】図1、2によるX線診断装置の写像ジオメトリ
を示す概要図。
【図5】図1、2によるX線診断装置の写像ジオメトリ
を示す概要図。
【図6】関心のあるボリュウムを選択する際に図1、2
によるX線診断装置により表示される2D中央投影を、
検査ファントムが検査される場合について示す概要図。
【図7】関心のあるボリュウムを選択する際に図1、2
によるX線診断装置により表示される2D中央投影を、
患者が検査される場合について示す概要図。
【図8】回転平面のなかに関心のあるボリュウムの選択
を示すための別の概要図。
【符号の説明】
1 X線診断装置 2 ベース部分 3 昇降装置 4 柱 5 保持部分 6 支持部分 7 C字形アーム 8 X線放射源 9 検出器 10 駆動装置 11 寝台装置 12 台板 13 台座 14 駆動装置 15 コンピュータ 16 支え 17 モニター 18 キーボード 19 マウス B 軸線 E 長手方向軸線 I アイソセンター M 中心ビーム P 患者 RS 縁ビーム Z システム軸線 γ ファン角度
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 トーマス ブルンナー ドイツ連邦共和国 90427 ニュルンベル ク エルレンハインシュトラーセ 4 (72)発明者 マチアス ミチュケ ドイツ連邦共和国 90419 ニュルンベル ク ロールエデラーシュトラーセ 17 (72)発明者 カール ヴィーゼント ドイツ連邦共和国 91052 エルランゲン シェンクシュトラーセ 93

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面状の検出器を用いて放射源から出発す
    る放射が受信され、 a)相い異なる投影方向のもとに多数の2D中央投影を
    取得する過程と、 b)多数の中央投影の少なくとも2つの中央投影を表示
    する過程と、 c)第1の表示される2D中央投影内に関心のあるボリ
    ュウムの輪郭をマーキングし、相応のマーキングを第1
    の表示される2D中央投影内に挿入する過程と、 d)第1の2D中央投影内に挿入されるマーキングに相
    応する輪郭を表示する他の表示される2D中央投影内に
    マーキングを挿入する過程と、 e)マーキングに相応する関心のあるボリュウムの3D
    像データを多数の2D中央投影から再構成する過程とを
    含んでいることを特徴とする検査対象物の関心のあるボ
    リュウムに関する3D像データの再構成方法。
  2. 【請求項2】 3D像データの再構成の前に必要とあれ
    ばマーキングが変更され、表示される2D中央投影内に
    挿入されるマーキングの変更の際に他の表示される2D
    中央投影内に挿入されるマーキングが相応に合わせられ
    ることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 マーキングに相応する関心のあるボリュ
    ウムの3D像データの再構成の際に、個々の2D中央投
    影に相応するデータから、マーキングに相応する関心の
    あるボリュウムの3D像データの再構成に無条件に必要
    である部分データのみが用いられることを特徴とする請
    求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 関心のあるボリュウムの輪郭に相応する
    マーキングが挿入される任意の別の2D中央投影が選択
    可能であることを特徴とする請求項1乃至3の1つに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 関心のあるボリュウムの輪郭に相応する
    マーキングがすべての2D中央投影内に挿入されること
    を特徴とする請求項1乃至3の1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 マーキングを挿入されるすべての2D中
    央投影が挿入されたマーキングと共に映画フィルム状に
    次々と続いて表示されることを特徴とする請求項4又は
    5記載の方法。
  7. 【請求項7】 2D中央投影内にそれぞれ少なくともほ
    ぼ長方形のマーキングが挿入されることを特徴とする請
    求項1乃至6の1つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 2D中央投影内に十字線を有するマーキ
    ングが挿入されることを特徴とする請求項1乃至7の1
    つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 十字線の細線がその中央範囲内で中断さ
    れていることを特徴とする請求項8記載の方法。
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