JP3371865B2 - 集積回路の故障検査装置、故障検査方法、及び故障検査制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

集積回路の故障検査装置、故障検査方法、及び故障検査制御プログラムを記録した記録媒体

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    • GPHYSICS
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    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/31721Power aspects, e.g. power supplies for test circuits, power saving during test

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路の故障検
査に関し、特に電源電流の周波数スペクトルの解析によ
り集積回路の故障の有無を判定する集積回路の故障検査
装置、故障検査方法、及び故障検査制御プログラムを記
録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源電流の周波数スペクトルの解
析により集積回路の故障の有無を判定する集積回路の故
障検査装置、故障検査方法、及び故障検査制御プログラ
ムは、集積回路の高品質の故障検査を実現し、かつ低コ
ストで短時間の故障検査を行なうために用いられてい
る。
【0003】例えば、高品質な集積回路のテストを実現
するため、集積回路に長さ“T”の単位テスト信号を連
続的に繰り返し印加した時に、集積回路に流れる電源電
流の周波数スペクトルのうち、周波数“1/T”、及び
その整数倍の周波数におけるスペクトルパワーを観測す
ることで良品及び不良品を判定する方法がある。
【0004】この方法は、特開平11−142468号
公報に開示されている。
【0005】この従来の集積回路の故障検査方法は、電
源電流の周波数スペクトルのうち、単位テスト信号の長
さ“T”に基づく周波数“1/T”、及びその高調波で
ある“1/T”の整数倍の周波数についてのみスペクト
ルパワーを観測している。
【0006】この方法は、単位テスト信号が被試験集積
回路に周期“T”で印加された時に常に同じ電源電流波
形が周期“T”で流れることを前提としている。
【0007】これは、前記特開平11−142468号
公報の発明の詳細な説明の段落“0026”に記述され
ている。
【0008】ところが、集積回路によっては同一のテス
ト信号を入力しても常に同一の電源電流波形が流れない
ことがある。
【0009】図18は、集積回路の故障検査における、
周期“T”の単位テスト信号に対する電源電流波形の周
期を説明するための図である。
【0010】単位テスト信号1801が被試験集積回路
に印加された時に、集積回路の状態1802が状態Aに
なったとする。
【0011】この時に集積回路に流れる電源電流180
3は、電源電流Aである。
【0012】続いて、単位テスト信号が被試験集積回路
に印加された場合、集積回路の状態1802は状態Bと
なる。
【0013】この時に集積回路に流れる電源電流180
3は、電源電流Bである。
【0014】さらに、単位テスト信号1801が印加さ
れた時には再度状態が状態Aとなり、電源電流Aが流れ
る。
【0015】この様に、単位テスト信号1801が被試
験集積回路に印加される毎に集積回路の状態が状態Aと
状態Bを交互に繰り返す場合、電源電流も電源電流Aと
電源電流Bとが交互に流れ、電源電流1803の周期は
単位テスト信号の周期“T”の2倍の“2T”となる。
【0016】また、状態1804で示すように、単位テ
スト信号1801の印加により状態が、状態A、状態
B、状態Cの3つの状態を繰り返す場合、電源電流18
05の周期は“3T”となる。
【0017】この様に、被試験集積回路に同一の単位テ
スト信号1801を入れても常に同じ電源電流が流れな
いことは、被試験集積回路に記憶能力が有り、記憶内容
によって同一の単位テスト信号を印加しても異なる電源
電流が流れることによる。
【0018】このため、単位テスト信号の印加周期がT
であっても、流れる電源電流の周期はTの整数倍とな
る。
【0019】この様な場合、電源電流の周波数スペクト
ルにおいて各ピークは“1/nT”(“n”は整数)を
基本周波数とし、その整数倍の高調波にピークが表われ
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
集積回路の故障検査では、周波数“1/T”、及びその
整数倍の高調波のスペクトルパワーのみを観測している
ため、正確な検査ができないという問題点があった。
【0021】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
決し、集積回路の故障を正確に検出することができる集
積回路の故障検査装置及びその検査方法並びにその検出
制御プログラムを記録した記録媒体を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するた
め本発明の集積回路の故障検査装置は、集積回路を、一
定周期“T”のテスト信号で動作させ集積回路に流れる
電源電流を観測することにより、集積回路の故障を検出
する集積回路の故障検査装置において、集積回路に供給
される電源電流を観測する電流検出手段と、電流検出手
段で検出される電源電流の、周波数スペクトルを求める
スペクトル解析手段と、正常な集積回路をテスト信号で
動作させて正常な集積回路に流れる電源電流の周波数ス
ペクトルのスペクトルパワーのピークが存在する“1/
nT”の整数倍の周波数を予め求めておき、試験される
集積回路をテスト信号で動作させて試験される集積回路
に流れる電源電流の周波数スペクトルのスペクトルパワ
ーのピークが存在する“1/n’T”の整数倍の周波数
を求め、この整数“n’”と予め求めた整数“n”とが
等しくない場合に試験される集積回路に故障が有ると
定する判定手段と、故障検査装置全体の制御を司どる主
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0023】
【0024】 請求項の本発明の集積回路の故障検査
装置の判定手段は、整数“n”と整数“n’”が等しい
場合には、“1/nT”の整数倍の周波数のスペクトル
パワーの値が予め定められた規格値の範囲内に収まって
いるか否かによって集積回路の故障の有無を判定する機
能を備えることを特徴とする。
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】 請求項の本発明の集積回路の故障検査
装置は、スペクトル解析手段が、“1/n’T”の整数
倍の近傍の周波数帯域の電流値信号のみを通過させる
ンドパスフィルタと、通過した電流値信号の信号強度を
観測する強度検出器とからなることを特徴とする。
【0033】
【0034】
【0035】 請求項の本発明の集積回路の故障検査
方法は、集積回路を、一定の周期“T”のテスト信号で
動作させ集積回路に流れる電源電流を観測することによ
り、集積回路の故障を検出する集積回路の故障検出方法
であって、集積回路に供給される電源電流を観測するス
テップと、その観測で検出される電源電流の、周波数ス
ペクトルを求めるステップと、正常な集積回路をテスト
信号で動作させて正常な集積回路に流れる電源電流の周
波数スペクトルのスペクトルパワーのピークが存在する
“1/nT”の整数倍の周波数を予め求めておき、試験
される集積回路をテスト信号で動作させて試験される集
積回路に流れる電源電流の周波数スペクトルのスペクト
ルパワーのピークが存在する“1/n’T”の整数倍の
周波数を求め、この整数“n’”と予め求めた整数
“n”とが等しくない場合に試験される集積回路に故障
が有ると判定する判定ステップとを備えることを特徴と
する。
【0036】
【0037】請求項の本発明の集積回路の故障検査方
法の判定ステップは、整数“n”と整数“n’”が等し
い場合には、“1/nT”の整数倍の周波数におけるス
ペクトルパワーの値が予め定められた規格値の範囲内に
収まっているか否かによって集積回路の故障の有無を判
定するステップを備えることを特徴とする。
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】 請求項の本発明の集積回路の故障検査
制御プログラムを記録した記録媒体は、集積回路を、一
定周期“T”のテスト信号で動作させ集積回路に流れる
電源電流を観測することにより、集積回路の故障を検出
する集積回路の故障検査制御プログラムを記録した記録
媒体であって、集積回路に流れる電源電流を観測し、観
測で検出される電源電流の、周波数スペクトルを解析
し、正常な集積回路をテスト信号で動作させて正常な集
積回路に流れる電源電流の周波数スペクトルのスペクト
ルパワーのピークが存在する“1/nT”の整数倍の周
波数を予め求めておき、試験される集積回路をテスト信
号で動作させて試験される集積回路に流れる電源電流の
周波数スペクトルのスペクトルパワーのピークが存在す
る“1/n’T”の整数倍の周波数を求め、この整数
“n’”と予め求めた整数“n”とが等しくない場合に
試験される集積回路に故障が有ると判定する故障判定を
実行することを特徴とする。
【0043】
【0044】 請求項の本発明の集積回路の故障検査
制御プログラムを記録した記録媒体の故障判定は、整数
“n”と整数“n’”が等しい場合には、“1/nT”
の整数倍の周波数のスペクトルパワーの値が予め定めら
れた規格値の範囲内に収まっているか否かによって集積
回路の故障の有無を判定することを特徴とする。
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0050】まず、本発明の集積回路の故障検査の原理
を説明する。
【0051】本発明の集積回路の故障検査方法は、周期
“T”のテスト信号を連続的に繰り返し被試験集積回路
(DUT)40に印加し、あるいは自己テストモード状
態において周期“T”のテスト信号を連続的に自回路4
0に印加する状態において、被試験集積回路40に流れ
る電源電流を観測すると共に、その観測で検出された電
源電流の周波数スペクトル解析を行ない、電源電流の周
波数スペクトルから被試験集積回路の良品及び不良品を
判定するものである。
【0052】電源電流の周波数スペクトルから、被試験
集積回路40の良品及び不良品を判定するには、周波数
スペクトルの各周波数におけるパワーの値、ピークを示
す各周波数、各ピーク値、各ピークの有無に基づいて判
定を行う。
【0053】このテスト信号を被試験集積回路40に印
加すると、被試験集積回路40には電源電流が流れる
が、被試験集積回路40が正常であれば、その電源電流
は正常電源電流となる。
【0054】この時に流れる電源電流は、集積回路40
を構成するトランジスタのスイッチングのタイミング
や、信号の伝達の状態等種々の条件により決定され、同
一集積回路であれば全く同じような同一の波形で流れ
る。
【0055】一方、被試験集積回路40に故障(例え
ば、短絡故障や遅延故障、及び抵抗値の増大等)が存在
した場合、被試験集積回路40の動作状態が故障の無い
場合とは異なるため、その電源電流の波形は良品の電源
電流の波形とは異なったものとなる。
【0056】ところで、テスト信号は周期“T”で同一
の信号を繰り返し印加しており、被試験集積回路40に
流れる電源電流も周期性を持つ、通常この周期はテスト
信号の印加周期“T”に等しいが、被試験集積回路によ
っては“nT”(“n”は整数)の周期を持つこととな
る。
【0057】一方、故障の存在する集積回路40に同一
のテスト信号を周期“T”で印加した場合、異常な電源
電流が周期“T”、あるいは周期“nT”毎に流れた
り、故障による被試験集積回路40の動作異常により別
の周期“n’T”(“n’”は“n”とは異なる整数)
で流れることとなる。
【0058】ここで、正常電源電流と異常電源電流との
周波数スペクトルについて考える。
【0059】正常な被試験集積回路40に対して、ある
いは故障の有る被試験集積回路40に対して周期“T”
のテスト信号を印加しているため、夫々に流れる電源電
流は共に周期“nT”を持つ。
【0060】そのため、電源電流の周波数成分は“1/
nT”を基本成分とし、その高調波成分を持つ。
【0061】ところが、故障の有る被試験集積回路40
に流れる電源電流は正常な被試験集積回路40に流れる
電源電流と比較して、故障による異常な電源電流が流れ
る。
【0062】このため、周波数スペクトルにも両者に違
いが生じ、正常な被試験集積回路40に流れる電源電流
の周波数スペクトルと、故障の有る被試験集積回路40
に流れる電源電流の周波数スペクトルとには違いが表わ
れる。
【0063】あるいは故障の有る被試験集積回路40に
流れる電源電流が“n’T”であった場合、正常な被試
験集積回路40に流れる電源電流の周波数成分は“1/
nT”を基本成分とし、その高調波成分を持つが、故障
の有る被試験集積回路40に流れる電源電流の周波数成
分は“1/n’T”を基本成分とし、その高調波成分を
持つこととなり、両者の周波数スペクトルは異なるピー
クを持つこととなる。
【0064】即ち、予め正常な被試験集積回路40に流
れる電源電流の周波数スペクトルを求めておけば、あと
は周波数スペクトルの比較によって、異常電源電流の有
無を検出することができ、これによって被試験集積回路
40に故障があるかどうかの検査が可能となる。
【0065】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。
【0066】図1は、本発明の第1の実施の形態による
集積回路の故障検査装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0067】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態による集積回路の故障検査装置は、テスト信号発生
手段10と、主制御手段20と、電流検出手段30と、
被試験集積回路(DUT)40と、スペクトル解析手段
50と、判定手段60を備える。
【0068】被試験集積回路(DUT)40は、故障検
査対象の集積回路であり、テスト信号発生手段10から
のテスト信号と、電流検出手段30からの電力の供給
と、主制御手段20からの各種の制御を受けることによ
り故障検査が実行される。
【0069】テスト信号発生手段10は、被試験集積回
路(DUT)40に対し一定周期“T”のテスト信号を
印加する機能と、生成するテスト信号の作成手順を格納
するプログラム格納手段16と、生成するテスト信号の
信号値データ、波形データ、信号の速度、振幅等の諸デ
ータを格納するデータ格納手段17とを備え、かつ電流
検出手段30を経由して被試験集積回路40に対し電力
を供給する電源供給手段15を内臓している。
【0070】電流検出手段30は、テスト信号発生手段
10から被試験集積回路40の電源としての電力の供給
を受け、この電力を被試験集積回路40に供給すると共
に、被試験集積回路40に供給される電源電流を観測
し、電源電流の大きさを表わす観測信号を生成する。
【0071】スペクトル解析手段50は、電流検出手段
30から前記電源電流の大きさを表わす観測信号を受信
し、この観測信号を基に電源電流の周波数解析を行な
う。
【0072】判定手段60は、スペクトル解析手段50
による周波数解析の結果を受信し、この解析結果を基に
被試験集積回路40の故障の有無を判定する。
【0073】主制御手段20は、上記各手段及び被試験
集積回路40に対し、故障検査のための各種指示を発
し、データの伝送を行ない、本装置の故障検査の運用を
司どる。
【0074】なお、テスト信号発生手段10(但し電源
供給手段15を除く)は、他の手段と同様に被試験集積
回路40の外部に備える構成のみではなく、被試験集積
回路40内に自らテスト信号を発生する自己テスト信号
発生機能を組み込み、被試験集積回路40自身が主制御
手段20からの指示によりテスト信号を印加する構成と
してもよい。
【0075】なお、電源供給手段15は、テスト信号発
生手段10内に内臓せずに、他の手段と同様にテスト信
号発生手段10の外部に設ける構成としても何ら問題は
ない。これは、テスト信号発生手段10内のプログラム
格納手段16とデータ格納手段17についても同様であ
り、またこれらは主制御手段20に内臓してもよい。
【0076】図2は、本発明の第1の実施の形態の故障
検査の処理を説明するためのフローチャートである。
【0077】この図2及び図1を用いて本発明による実
施の形態の動作について説明する。
【0078】図2を参照すると、本実施の形態の故障検
査の処理は、まず主制御手段20からの指示により、テ
スト信号発生手段10内の電源供給手段15により所定
の電圧を生成し、電流検出手段30を介して被試験集積
回路40に電力を供給する(ステップ201)。
【0079】なお、電源供給手段15をテスト信号発生
手段10に内臓せず、テスト信号発生手段10の外部に
設けても何ら問題はない。
【0080】前記電源供給手段15により生成され被試
験集積回路40に供給される電圧は、予め定められた一
定の電圧、又は予め定められた時間変化を示す電圧であ
る。
【0081】次に、テスト信号発生手段10は、主制御
手段20からの指示により、テスト信号を生成し被試験
集積回路40に印加する(ステップ202)。
【0082】テスト信号発生手段10が生成するテスト
信号は、予め準備された“0”、“1”を示す信号値デ
ータや、信号波形データ、信号の速度、振幅などの信号
の形式に基づき生成されるものである。
【0083】生成されるテスト信号は、長さ“T”の単
位テスト信号であり、この単位テスト信号を連続的に繰
り返し発生させ、周期“T”のテスト信号を生成し、被
試験集積回路40に印加する。
【0084】テスト信号発生手段10は、プログラム格
納手段16に格納されたテスト信号の作成手順と、デー
タ格納手段17に格納された信号値データ、波形デー
タ、信号の速度、振幅等の諸データに基づきテスト信号
の生成を行なう。
【0085】テスト信号の印加を行なう被試験集積回路
40の端子は、電源端子を除く、入力、出力、入出力端
子の全てあるいは一部である。
【0086】また、上記のテスト信号の生成は、テスト
信号発生手段10による構成に限らず、被試験集積回路
40自身にテスト信号を生成させるための自己テスト信
号生成機能を内臓さる構成としてもよい。この場合で
は、主制御手段20は、テスト信号発生手段10に対し
てテスト信号の生成印加を指示する代りに、被試験集積
回路40に対しテスト信号の生成と自己に対する印加を
指示する。
【0087】次に、主制御手段20からの指示により、
電流検出手段30は、被試験集積回路40に供給される
電源電流の検出を行ない、電源電流値の大きさを示す観
測信号を生成し、この観測信号をスペクトル解析手段5
0に対し送信する(ステップ203)。
【0088】次に、スペクトル解析手段50は、主制御
手段20からの指示により、電流検出手段30から送信
される観測信号に基づき、電源電流の周波数解析を行な
い、この周波数解析の結果を判定手段60に対し送信す
る(ステップ204)。
【0089】この周波数解析は、予め定められた整数
“n”に基づき、周波数が“1/nT”、“2/n
T”、“3/nT”、“4/nT”、“5/nT”、・
・・等である電源電流、つまり“1/nT”の整数
(1、2、3、4、5、・・・)倍の周波数における電
源電流のスペクトルパワーを観測するものである。
【0090】次に、判定手段60は、主制御手段20か
らの指示により、スペクトル解析手段50から送信され
る被試験集積回路40の周波数解析の結果に基づき、被
試験集積回路40の故障の有無を判定する故障検査の判
定を実行し、故障検査の判定結果を結果を出力する(ス
テップ205)。
【0091】この故障検査の判定は、スペクトル解析手
段50から送信される被試験集積回路40の周波数解析
の結果、つまり被試験集積回路40の“1/nT”の整
数(1、2、3、4、5、・・・)倍の周波数における
電源電流のスペクトルパワー情報の値を、予め準備し記
録している正常な場合の被試験集積回路40のスペクト
ルパワー情報の値と比較することにより行なわれるもの
である。
【0092】これら一連の動作は、上述の様に主制御手
段20の指示により実行が行なわれるものである。
【0093】なお、本実施の形態の故障検査方法は、主
制御手段20、スペクトル解析手段50や判定手段60
やその他の機能をハードウェア的に実現することは勿論
として、各機能を備えるコンピュータプログラムを、コ
ンピュータ処理装置のメモリにロードされることで実現
することができる。このコンピュータプログラムは、磁
気ディスク、半導体メモリその他ROMやフローピーデ
ィスク等の記録媒体25に格納される。そして、その記
録媒体からコンピュータ処理装置にロードされ、コンピ
ュータ処理装置の動作を制御することにより、上述した
各機能を実現する。
【0094】次に、本実施の形態を適応した一実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0095】図3は、本発明の第1の実施の形態の一実
施例による集積回路の故障検査装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0096】図3を参照すると、本実施例の集積回路の
故障検査装置は、LSIテスタ11と、メインコントロ
ーラ21と、電流検出ユニット31と、被試験集積回路
41と、スペクトル解析ユニット51と、判定ユニット
61を備える。
【0097】LSIテスタ11は、テスト信号を生成
し、LSIテスタ11に接続された被試験集積回路41
にテスト信号を印加する。
【0098】テスト信号は、予め定められた時間毎の
“0”、“1”のような論理値の変化情報や、信号波形
の波高値、タイミング情報、速さなどの各種情報を基に
した所望の波形により生成される。テスト信号は、長さ
“T”の単位テスト信号として生成され、繰り返し生
成、印加されることで時間周期“T”の周期電気信号と
して被試験集積回路41に印加される。
【0099】LSIテスタ11は、テスト信号の生成の
ため、テスト信号作成手順を記憶するプログラム記憶ユ
ニット16aと、前記テスト信号の論理値の変化情報、
波形情報等の諸情報を記憶するデータ記憶ユニット17
aを内臓している。
【0100】さらに、LSIテスタ11は、予め定めら
れた電圧情報に基づく電力を被試験集積回路41に供給
する電力供給部15aを内蔵する。
【0101】ここで、LSIテスタ11内の電力供給部
15aにより供給される電力は、予め定められた一定電
圧、又は予め定められた時間変化を示す電圧であり、電
流検出ユニット31を介して、前記被試験集積回路41
に供給される。
【0102】電流検出ユニット31は、被試験集積回路
41に対し、LSIテスタ11内の電力供給部15aか
ら送られる電源電流を供給する。
【0103】その際、電流検出ユニット31は、被試験
集積回路41に供給する電源電流値を観測し、この電源
電流値を示す電流値信号を生成する。
【0104】スペクトル解析ユニット51は、電流検出
ユニット31で生成される電流値信号を受信し、電流値
信号を周波数解析し、各周波数毎の信号強度を求め、求
められた信号強度情報をスペクトルパワー情報として判
定ユニット61に送信する。
【0105】判定ユニット61はスペクトル解析ユニッ
ト51に接続され、受信したスペクトルパワー情報と、
予め準備された正常な場合の被試験集積回路40のスペ
クトルパワーの情報である参照スペクトルパワー情報と
を比較し、被試験集積回路41の故障の有無を判定す
る。
【0106】メインコントローラ21は上記各ユニット
に接続し、適切な指示、データ伝送を行ない、本実施例
による故障検査装置の円滑な動作を司どる。
【0107】なお、LSIテスタ11の内部に備えられ
た、電力供給部15aや、プログラム記憶ユニット16
aや、データ記憶ユニット17aはLSIテスタ11の
外部に設置してもよく、またLSIテスタ11の外部に
設置しても何ら問題はない。
【0108】図4は、本発明の第1の実施の形態の一実
施例の故障検査の処理を説明するためのフローチャート
である。
【0109】この図4と図3を参照し、本実施例の動作
について説明する。
【0110】図4を参照すると、本実施例の故障検査の
処理は、まずLSIテスタ11内の電力供給部15aに
より所定の電圧を生成し、電流検出ユニット31を介し
て被試験集積回路41に電力を供給する(ステップ40
1)。
【0111】この被試験集積回路41に供給される電圧
は、被試験集積回路41の動作のための電源となり、電
流検出ユニット31を介して被試験集積回路41に供給
される。上記電圧は予め定められた定電圧、あるいは、
予め定められたように時間変化する電圧である。
【0112】また、電力供給部15aは、LSIテスタ
11内の内臓の電源に限られず、外部電源によるもので
あってもよい。
【0113】次に、LSIテスタ11は、被試験集積回
路41に印加するテスト信号を生成する(ステップ40
2)。
【0114】生成するテスト信号は、予め準備された時
間毎の信号変化情報や、信号の波形を特徴づける波高
値、立ち上がり、立ち下がりなどのタイミング情報、速
さなどの各種情報を基に、所定の電気信号が生成され
る。
【0115】この電気信号は長さ“T”の単位テスト信
号として生成され、この単位テスト信号を間断なく繰り
返し生成することで周期“T”の周期電気信号として生
成し、被試験集積回路41に印加される。
【0116】前記周期電気信号の被試験集積回路41へ
の印加は,被試験集積回路41の電源端子を除く、入
力、出力、入出力端子の全て又は一部に対して実施す
る。
【0117】次に、電流検出ユニット31は、被試験集
積回路41に供給される電源電流を遂一観測し、この電
源電流の値を示す電流値信号を生成し、この電流値信号
をスペクトル解析ユニット51に送信する(ステップ4
03)。
【0118】次に、スペクトル解析ユニット51は、電
流検出ユニット31で生成される電流値信号を受信し、
周波数毎の電流強度を求め、求めた周波数毎の電流強度
は電源電流のスペクトルパワー情報として判定ユニット
61に送信する(ステップ404)。
【0119】次に、判定ユニット61は、スペクトル解
析ユニット51で解析されたスペクトルパワー情報と、
予め準備された正常な場合の被試験集積回路40のスペ
クトルパワーの情報である参照スペクトルパワー情報と
を比較し、被試験集積回路41の故障の有無を判定する
故障検査の判定をし、判定結果を出力する(ステップ4
05)。
【0120】これら一連の動作はメインコントローラ2
1の指示により実行が行なわれる。
【0121】なお、本実施例の故障検査方法は、メイン
コントローラ21、スペクトル解析ユニット51や判定
ユニット61やその他の機能をハードウェア的に実現す
ることは勿論として、各機能を備えるコンピュータプロ
グラムを、コンピュータ処理装置のメモリにロードされ
ることで実現することができる。このコンピュータプロ
グラムは、磁気ディスク、半導体メモリその他ROMや
フローピーディスク等の記録媒体25aに格納される。
そして、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロー
ドされ、コンピュータ処理装置の動作を制御することに
より、上述した各機能を実現する。
【0122】図5は、本発明の第1の実施の形態の一実
施例の電流検出ユニット31の一例の構成を示すブロッ
ク図である。
【0123】図5を参照すると、本実施例の電流検出ユ
ニット31の一例は、十分小さな抵抗値を持つ電流検出
抵抗35を備える。
【0124】この電流検出抵抗35を通して、電源電流
36は被試験集積回路41に供給される。
【0125】電源電流値は、電流検出抵抗35により電
流値信号37に見合った値の電圧値に変換され、電流値
信号37として送出される。
【0126】電流検出抵抗35の抵抗値は、被試験集積
回路41の動作に影響を及ぼさない程度の十分小さな抵
抗値を持つように定められる。
【0127】図6、図7は、本発明の第1の実施の形態
の判定手段60による、被試験集積回路40の故障検査
の処理を説明するための図であり、スペクトル解析手段
50による周波数分析の結果を示している。
【0128】図6、図7は、電源電流のスペクトルパワ
ー、及び規格値を模式的に示している。
【0129】テスト信号の印加周期は“T”であるた
め、被試験集積回路40、被試験集積回路41の状態変
化の状況により“nT”の周期の電源電流が流れる。
【0130】ここで“n”は、1以上の整数(1、2、
3、・・・)である。
【0131】そのため、電源電流を周波数解析すると、
周波数“1/nT”、及びその整数倍の高調波の周波数
において電源電流強度はピークを持つ(図6、図7の図
中の矢印を参照)。
【0132】ところで、被試験集積回路40に何らかの
故障が存在する場合、同一のテスト信号を印加しても故
障の有無により流れる電源電流は異なる。
【0133】そこで、予め故障の無い場合における電源
電流のスペクトルパワーを参照スペクトルパワー情報と
して準備しておき、観測したスペクトルパワーをこの参
照スペクトルパワー情報と比較することで、被試験集積
回路40の故障の有無が判明する。
【0134】図6、図7に破線で示した範囲は、上記ス
ペクトルパワー情報の参照情報であり、上限規格値と下
限規格値とが、各周波数毎(“1/nT”、及びその整
数倍の周波数)に定められている。
【0135】この規格値は、予め故障の無いことが判明
している被試験集積回路40(又は、これと同種の参照
スペクトルパワー情報の設定用の集積回路)から、各種
誤差を勘案して予め設定するものである。
【0136】図6に示すように観測したスペクトルパワ
ー情報が各周波数において規格値内に収まっている場
合、被試験集積回路40は良品と判定される。
【0137】一方、図7に示したように、観測したスペ
クトルパワー情報が、ある周波数において規格値の範囲
を超えている場合、被試験集積回路40は故障と判定さ
れる。
【0138】また、本発明の第1の実施の形態の他の実
施例として、スペクトル解析手段50にスペクトルアナ
ライザを用いる実施例や、また、スペクトル解析手段5
0にFFTアナライザを用いる実施例がある。
【0139】図8は、本発明の第1の実施の形態のスペ
クトル解析手段50の構成の一例を示すブロック図であ
る。
【0140】図8を参照すると、図3に示されたスペク
トル解析ユニット51の代りに(又は、図1に示された
スペクトル解析手段50の一例として)、予め定められ
た周波数帯のみを通過させるバンドパスフィルタ55
と、フィルタを通過した信号の強度を観測する強度検出
器56とを備えている。
【0141】上記バンドパスフィルタ55の通過帯域
は、テスト信号の被試験集積回路40への印加周期を
“T”として、周波数“1/nT”の近傍、及びその整
数倍の周波数の近傍である。
【0142】但し、“n”は予め定められた整数であ
る。
【0143】各バンドパスフィルタ55を通過した電流
値信号は強度検出器56によって、その信号強度が観測
され、各周波数毎の信号強度として判定手段60に送信
する。
【0144】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0145】図9は、本発明の第2の実施の形態による
集積回路の故障検査装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0146】図9を参照すると、本実施の形態による集
積回路の故障検査装置の、図1に示された第1の実施の
形態による集積回路の故障検査装置との違いは、判定手
段60の代りに別の機能を持つ判定手段60aが設けら
れていることである。判定手段60a以外の各手段に関
しては、第1の実施の形態に同様である。
【0147】次に、判定手段60aを用いる本実施の形
態による集積回路の故障検査装置の動作について説明す
る。
【0148】図10は、本発明の第2の実施の形態の故
障検査の処理を説明するためのフローチャートである。
【0149】判定手段60aは、スペクトルパワー情報
の測定結果からスペクトルパワーの各ピークが存在する
周波数を、“1/n’T”の整数倍(“1/n’T”、
“2/n’T”、“3/n’T”、・・・)の周波数と
して表す整数“n’”を求め、この整数“n’”を予め
設定されている整数“n”と比較し、被試験集積回路4
0の故障の有無を判定し、結果を出力する(ステップ1
005)。
【0150】即ち、整数“n”と整数“n’”が異なれ
ば被試験集積回路40は故障であると判定するものであ
る。
【0151】これ以外の動作、即ち図10のステップ1
001〜1004は、図2のステップ201〜204の
それぞれと同様である。
【0152】図11は、本発明の第2の実施の形態の判
定手段60aの故障判定処理を詳細に説明するための参
考図である。
【0153】これは、スペクトル解析手段50による電
源電流のスペクトル解析の結果、図11に示すようなス
ペクトルパワー情報が得られたものとするものである。
【0154】図11を参照すると、周波数“1/n’
T”、及びその整数倍の周波数(“1/n’T”、“2
/n’T”、“3/n’T”、・・・)においてスペク
トルパワー情報にピークが認められる。
【0155】ところが被試験集積回路40に故障が無い
場合は、スペクトルパワー情報のピークは周波数“1/
nT”、及びその整数倍の高調波(“1/nT”、“2
/nT”、“3/nT”、・・・)に存在することが予
め知られており、“n’”と“n”が異なるため、この
被試験集積回路40を故障と判定する。
【0156】なお、本実施の形態の故障検査方法は、判
定手段60aやその他の機能をハードウェア的に実現す
ることは勿論として、各機能を備えるコンピュータプロ
グラムを、コンピュータ処理装置のメモリにロードされ
ることで実現することができる。このコンピュータプロ
グラムは、磁気ディスク、半導体メモリその他ROMや
フローピーディスク等の記録媒体25に格納される。そ
して、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロード
され、コンピュータ処理装置の動作を制御することによ
り、上述した各機能を実現する。
【0157】次に、本実施の形態の実施例について図面
を参照し詳細に説明する。
【0158】図12は、本発明の第2の実施の形態の一
実施例による集積回路の故障検査装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0159】図12を参照すると、本実施例の集積回路
の故障検査装置の、図3に示された第1の実施の形態の
実施例との違いは、判定ユニット61の代りに別の機能
を有する判定ユニット61aが設けられていることであ
る。
【0160】次に、本実施例の動作について説明する。
図13は、本発明の第2の実施の形態の一実施例の故障
検査の処理を説明するためのフローチャートである。
【0161】図13を参照すると、本実施例の故障検査
の処理の、図4に示された第1の実施の形態の実施例と
の違いは、ステップ1305の、電源電流のスペクトル
パワー情報の判定ユニット61aによる解析である。
【0162】判定ユニット61aは、スペクトルパワー
情報の測定結果からスペクトルパワーの各ピークが存在
する周波数を、“1/n’T”の整数倍(“1/n’
T”、“2/n’T”、“3/n’T”、・・・)の周
波数として表す整数“n’”を求め、この整数“n’”
を予め設定されている整数“n”と比較し、被試験集積
回路41の故障の有無を判定する(ステップ130
5)。
【0163】この故障の有無の判定は、予め定められて
いる整数“n”と整数“n’”を比較し、両者が異なっ
ていれば被試験集積回路41に故障が有ると判定するも
のである。
【0164】これ以外の動作については、図4に示され
た第1の実施の形態の実施例と同様である。
【0165】即ち、図4のステップ401〜404と図
13のステップ1301〜1304のそれぞれは同じ動
作を表わす。
【0166】なお、本実施例の故障検査方法は、判定ユ
ニット61aやその他の機能をハードウェア的に実現す
ることは勿論として、各機能を備えるコンピュータプロ
グラムを、コンピュータ処理装置のメモリにロードされ
ることで実現することができる。このコンピュータプロ
グラムは、磁気ディスク、半導体メモリその他ROMや
フローピーディスク等の記録媒体25aに格納される。
そして、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロー
ドされ、コンピュータ処理装置の動作を制御することに
より、上述した各機能を実現する。
【0167】次に、本発明の第2の実施の形態の他の実
施例について説明する。
【0168】本実施例ではスペクトル解析ユニットとし
て、整数“n’”の任意の値の選択に応じて、通過帯域
が“1/n’T”、及びその整数倍(“1/n’T”、
“2/n’T”、“3/n’T”、・・・)の周波数を
成す複数のバンドパスフィルタと強度検出器が用いられ
ている(図8においてバンドパスフィルタ55の通過帯
域を“1/n’T”、及びその整数倍の周波数としたも
の)。
【0169】そして整数“n’”を適切に選択すること
で強度検出器で検出される電源電流の強度が最大となる
整数“n’”を決定する。
【0170】これにより得られる整数“n’”と整数
“n”とを比較し、両者が等しくなければ被試験集積回
路41には故障が有ると判定する。
【0171】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0172】図14は、本発明の第3の実施の形態によ
る集積回路の故障検査装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0173】図14を参照すると、本実施の形態による
集積回路の故障検査装置の、図1に示された第1の実施
の形態による集積回路の故障検査装置との違いは、判定
手段60の代りに別の機能を持つ判定手段60bが設け
られていることである。判定手段60b以外の各手段に
関しては、第1の実施の形態に同様である。
【0174】次に、判定手段60bを用いる本実施の形
態による集積回路の故障検査装置の動作について説明す
る。
【0175】図15は、本発明の第3の実施の形態の故
障検査の処理を説明するためのフローチャートである。
【0176】判定手段60bは、スペクトルパワー情報
の測定結果からスペクトルパワーの各ピークが存在する
周波数を、“1/n’T”の整数倍(“1/n’T”、
“2/n’T”、“3/n’T”、・・・)の周波数と
して表す整数“n’”を求め、この整数“n’”を予め
設定されている整数“n”と比較し、被試験集積回路4
0の故障の有無を判定し、結果を出力する(ステップ1
505)。即ち、整数“n”と整数“n’”が異なれば
被試験集積回路40は故障であると判定するものであ
る。
【0177】一方、両者の整数“n”と整数“n’”が
等しい場合は、第1の実施の形態と同様にして、予め定
められた規格値の範囲内に測定したスペクトルパワーの
値が収まっているか否かを判定し、規格値内に入ってい
れば故障無しと判定し、規格値を逸脱している場合には
被試験集積回路40に故障が有ると判定し結果を出力す
る(ステップ1506)。
【0178】上記に述べた動作以外の動作、即ち、図1
5のステップ1501〜1504は、図2の201〜2
04とそれぞれ同様である。
【0179】なお、本実施の形態の故障検査方法は、判
定手段60bやその他の機能をハードウェア的に実現す
ることは勿論として、各機能を備えるコンピュータプロ
グラムを、コンピュータ処理装置のメモリにロードされ
ることで実現することができる。このコンピュータプロ
グラムは、磁気ディスク、半導体メモリその他ROMや
フローピーディスク等の記録媒体25に格納される。そ
して、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロード
され、コンピュータ処理装置の動作を制御することによ
り、上述した各機能を実現する。
【0180】次に、本発明の第3の実施の形態の実施例
について説明する。
【0181】図16は、本発明の第3の実施の形態の一
実施例による集積回路の故障検査装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0182】図16を参照すると、本実施例の集積回路
の故障検査装置の、図3に示された第1の実施の形態の
実施例との違いは、判定ユニット61の代りに別の機能
を有する判定ユニット61bが設けられていることであ
る。
【0183】次に、本実施例の動作について説明する。
図17は、本発明の第3の実施の形態の一実施例の故障
検査の処理を説明するためのフローチャートである。
【0184】図17を参照すると、本実施例の故障検査
の処理の、図4に示された第1の実施の形態の実施例と
の違いは、ステップ1505以降の、電源電流のスペク
トルパワー情報の判定ユニット61bによる解析であ
る。
【0185】まず判定ユニット61bは第2の実施の形
態と同様に、スペクトルパワー情報の測定結果からスペ
クトルパワーの各ピークが存在する周波数を、“1/
n’T”の整数倍(“1/n’T”、“2/n’T”、
“3/n’T”、・・・)の周波数として表す整数
“n’”を求め、この整数“n’”を予め設定されてい
る整数“n”と比較し、被試験集積回路41の故障の有
無を判定する(ステップ1705)。
【0186】この故障の有無の判定は、整数“n’”
と、予め定められている整数“n”を比較し、両者が異
なっていれば被試験集積回路41に故障が有ると判定す
る(ステップ1705)ものである。
【0187】一方、整数“n’”と整数“n”が等しい
場合、第1の実施の形態と同様に測定したスペクトルパ
ワー情報と、予め定められた正常な集積回路による規格
値とを比較し、スペクトルパワー情報が規格値の範囲内
に収まっていれば被試験集積回路41には故障が無いと
判定し、規格値の範囲内に収まっていない場合、被試験
集積回路41には故障があると判定する(ステップ17
06)ものである。
【0188】これ以外の動作については、図4に示され
た第1の実施の形態の実施例と同様である。
【0189】即ち、図4のステップ401〜404と図
17のステップ1701〜1704のそれぞれは同じ動
作を表わす。
【0190】なお、本実施例の故障検査方法は、判定ユ
ニット61bやその他の機能をハードウェア的に実現す
ることは勿論として、各機能を備えるコンピュータプロ
グラムを、コンピュータ処理装置のメモリにロードされ
ることで実現することができる。このコンピュータプロ
グラムは、磁気ディスク、半導体メモリその他ROMや
フローピーディスク等の記録媒体25aに格納される。
そして、その記録媒体からコンピュータ処理装置にロー
ドされ、コンピュータ処理装置の動作を制御することに
より、上述した各機能を実現する。
【0191】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0192】
【発明の効果】以上説明したように本発明の集積回路の
故障検査装置、故障検査方法、及び故障検査制御プログ
ラムを記録した記録媒体によれば、以下のような効果が
達成される。
【0193】第1に、集積回路の故障検査において、周
期“T”の単位テスト信号に対する電源電流波形の周期
が“T”のみではなく、周期“2T”、“3T”、“4
T”、・・・を成す場合にも対応し、集積回路の故障の
正確な検出を実現できる。
【0194】第2に、集積回路の故障検査において、整
数“n”により周波数“1/nT”、及びその整数倍の
高調波のスペクトルパワーを観測し故障検出の判断を行
うことにより、集積回路の周期“T”の単位テスト信号
に対する電源電流波形の周期が“2T”、“3T”、
“4T”、・・・を成す場合においても正確な故障検査
を実現できる。
【0195】第3に、集積回路の故障検査において、集
積回路の周期“T”の単位テスト信号に対する電源電流
の周波数スペクトルがピークをなす周波数を“1/n’
T”、及びその整数倍の周波数として表す整数“n’”
を求め、この整数“n’”と(第2の効果での)整数
“n”を比較し故障検査を行うことで、集積回路の正確
な故障検査を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による集積回路の
故障検査装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の故障検査の処理
を説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の一実施例による
集積回路の故障検査装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の一実施例の故障
検査の処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の一実施例の電流
検出ユニットの構成の一例を示すブロック図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の良品の被試験集
積回路の周波数分析の結果を示す図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態の故障のある被試
験集積回路の周波数分析の結果を示す図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態のスペクトル解析
手段の構成の一例を示すブロック図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態による集積回路の
故障検査装置の構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態の故障検査の処
理を説明するためのフローチャートである。
【図11】 本発明の第2の実施の形態の判定手段の故
障判定処理を詳細に説明するために用いる周波数分析の
結果を示す図である。
【図12】 本発明の第2の実施の形態の一実施例によ
る集積回路の故障検査装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】 本発明の第2の実施の形態の一実施例の故
障検査の処理を説明するためのフローチャートである。
【図14】 本発明の第3の実施の形態による集積回路
の故障検査装置の構成を示すブロック図である。
【図15】 本発明の第3の実施の形態の故障検査の処
理を説明するためのフローチャートである。
【図16】 本発明の第3の実施の形態の一実施例によ
る集積回路の故障検査装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図17】 本発明の第3の実施の形態の一実施例の故
障検査の処理を説明するためのフローチャートである。
【図18】 集積回路の故障検査における、周期“T”
の単位テスト信号に対する電源電流波形の周期を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 テスト信号発生手段 11 LSIテスタ 15 電源供給手段 15a 電源供給手段 16 プログラム格納手段 16a プログラム格納手段 17 データ格納手段 17a データ格納手段 20 主制御手段 21 メインコントローラ 30 電流検出手段 31 電流検出ユニット 35 電流検出抵抗 36 電源電流 37 電流値信号 40、41 被試験集積回路(DUT) 50 スペクトル解析手段 51 スペクトル解析ユニット 55 バンドパスフィルタ 56 強度検出器 60、60a、60b 判定手段 61、61a、61b 判定ユニット 1801 単位テスト信号(周期“T”) 1802 集積回路の状態(周期“2T”) 1803 電源電流(周期“2T”) 1804 集積回路の状態(周期“3T”) 1805 電源電流(周期“3T”)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路を、一定周期“T”のテスト信
    号で動作させ前記集積回路に流れる電源電流を観測する
    ことにより、前記集積回路の故障を検出する集積回路の
    故障検査装置において、前記集積回路に供給される前記
    電源電流を観測する電流検出手段と、前記電流検出手段
    で検出される前記電源電流の、周波数スペクトルを求め
    るスペクトル解析手段と、正常な前記集積回路を前記テ
    スト信号で動作させて当該正常な集積回路に流れる電源
    電流の周波数スペクトルのスペクトルパワーのピークが
    存在する“1/nT”の整数倍の周波数を予め求めてお
    き、試験される前記集積回路を前記テスト信号で動作さ
    せて当該試験される集積回路に流れる電源電流の周波数
    スペクトルのスペクトルパワーのピークが存在する“1
    /n’T”の整数倍の周波数を求め、この整数“n’”
    と予め求めた前記整数“n”とが等しくない場合に前記
    試験される集積回路に故障が有ると判定する判定手段
    と、前記故障検査装置全体の制御を司どる主制御手段と
    を備えることを特徴とする集積回路の故障検査装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、前記整数“n”と前記
    整数“n’”が等しい場合に、“1/nT”の整数倍の
    周波数のスペクトルパワーの値が予め定められた規格値
    の範囲内に収まっているか否かによって前記集積回路の
    故障の有無を判定する機能を備えることを特徴とする請
    求項1に記載の集積回路の故障検査装置。
  3. 【請求項3】 前記スペクトル解析手段は、“1/n’
    T”の整数倍の近傍の周波数帯域の電流値信号のみを通
    過させるバンドパスフィルタと、前記通過した電流値信
    号の信号強度を観測する強度検出器とからなることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の集積回路の故障検査装
    置。
  4. 【請求項4】 集積回路を、一定の周期“T”のテスト
    信号で動作させ前記集積回路に流れる電源電流を観測す
    ることにより、前記集積回路の故障を検出する集積回路
    の故障検出方法であって、前記集積回路に供給される前
    記電源電流を観測するステップと、その観測で検出され
    る前記電源電流の、周波数スペクトルを求めるステップ
    と、正常な前記集積回路を前記テスト信号で動作させて
    当該正常な集積回路に流れる電源電流の周波数スペクト
    ルのスペクトルパワーのピークが存在する“1/nT”
    の整数倍の周波数を予め求めておき、試験される前記集
    積回 路を前記テスト信号で動作させて当該試験される集
    積回路に流れる電源電流の周波数スペクトルのスペクト
    ルパワーのピークが存在する“1/n’T”の整数倍の
    周波数を求め、この整数“n’”と予め求めた前記整数
    “n”とが等しくない場合に前記試験される集積回路に
    故障が有ると判定する判定ステップとを備えることを特
    徴とする集積回路の故障検査方法。
  5. 【請求項5】 前記判定ステップは、前記整数“n”と
    前記整数“n’”が等しい場合には、“1/nT”の整
    数倍の周波数におけるスペクトルパワーの値が予め定め
    られた規格値の範囲内に収まっているか否かによって
    記集積回路の故障の有無を判定するステップを備えるこ
    とを特徴とする請求項に記載の集積回路の故障検査方
    法。
  6. 【請求項6】 集積回路を、一定周期“T”のテスト信
    号で動作させ前記集積回路に流れる電源電流を観測する
    ことにより、前記集積回路の故障を検出する集積回路の
    故障検査制御プログラムを記録した記録媒体であって、
    前記集積回路に流れる電源電流を観測し、前記観測で検
    出される電源電流の、周波数スペクトルを解析し、正常
    な前記集積回路を前記テスト信号で動作させて当該正常
    な集積回路に流れる電源電流の周波数スペクトルのスペ
    クトルパワーのピークが存在する“1/nT”の整数倍
    の周波数を予め求めておき、試験される前記集積回路を
    前記テスト信号で動作させて当該試験される集積回路に
    流れる電源電流の周波数スペクトルのスペクトルパワー
    のピークが存在する“1/n’T”の整数倍の周波数を
    求め、この整数“n’”と予め求めた前記整数“n”と
    が等しくない場合に前記試験される集積回路に故障が有
    ると判定する故障判定を実行することを特徴とする集積
    回路の故障検査制御プログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記故障判定は、前記整数“n”と前記
    整数“n’”が等しい場合には、“1/nT”の整数倍
    の周波数のスペクトルパワーの値が予め定められた規格
    値の範囲内に収まっているか否かによって前記集積回路
    の故障の有無を判定することを特徴とする請求項に記
    載の集積回路の故障検査制御プログラムを記録した記録
    媒体。
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