JP3371290B2 - データ伝送装置、データ伝送方法およびそれを適用したビデオカメラシステム - Google Patents
データ伝送装置、データ伝送方法およびそれを適用したビデオカメラシステムInfo
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/08—Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/08—Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division
- H04N7/084—Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the horizontal blanking interval only
- H04N7/085—Systems for the simultaneous or sequential transmission of more than one television signal, e.g. additional information signals, the signals occupying wholly or partially the same frequency band, e.g. by time division with signal insertion during the horizontal blanking interval only the inserted signal being digital
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は、データ遅れが少なく、また複雑な制御を
必要とすることなく、シリアルデータをビデオデータの
水平ブランキング部分に多重して伝送し得るデータ伝送
装置、データ伝送方法およびそれを適用したビデオカメ
ラシステムに関する。
必要とすることなく、シリアルデータをビデオデータの
水平ブランキング部分に多重して伝送し得るデータ伝送
装置、データ伝送方法およびそれを適用したビデオカメ
ラシステムに関する。
背景技術
シリアルデータで送られてきた通信コマンドをビデオ
データ（例えば、８ビットパラレル）の水平ブランキン
グ部分に多重する際、通常はシリアル通信コマンドデー
タをパラレルデータに変換してCPU（central processin
g unit）等に取り込み、パラレルデータの状態で多重す
ることが行われている。
データ（例えば、８ビットパラレル）の水平ブランキン
グ部分に多重する際、通常はシリアル通信コマンドデー
タをパラレルデータに変換してCPU（central processin
g unit）等に取り込み、パラレルデータの状態で多重す
ることが行われている。
しかしこの方法では、水平ブランキングのレート（約
15kHz）に比べてシリアル通信コマンドデータの伝送レ
ートが低い場合、多重するときのシリアル／パラレル変
換時間分の遅れが生じる。
15kHz）に比べてシリアル通信コマンドデータの伝送レ
ートが低い場合、多重するときのシリアル／パラレル変
換時間分の遅れが生じる。
例えば、シリアル通信コマンドデータとして、スター
トビット（１ビット）＋データ（８ビット）＋パリティ
（１ビット）＋ストップビット（１ビット））の11ビッ
トデータを考えると、通常の方式のシリアル／パラレル
変換を行うためには11ビット分のデータを受信するまで
待つ必要があり、シリアル通信コマンドデータのレート
が9600bpsであるときは約17水平期間の遅れが生じる。
またこの場合、約17水平期間毎に水平ブランキング部分
にデータを多重することとなるが、各水平ブランキング
部分で今回はデータを多重する、あるいは多重しない等
の制御が必要となり複雑となる。
トビット（１ビット）＋データ（８ビット）＋パリティ
（１ビット）＋ストップビット（１ビット））の11ビッ
トデータを考えると、通常の方式のシリアル／パラレル
変換を行うためには11ビット分のデータを受信するまで
待つ必要があり、シリアル通信コマンドデータのレート
が9600bpsであるときは約17水平期間の遅れが生じる。
またこの場合、約17水平期間毎に水平ブランキング部分
にデータを多重することとなるが、各水平ブランキング
部分で今回はデータを多重する、あるいは多重しない等
の制御が必要となり複雑となる。
そこで、この発明は、データの遅れを少なくできると
共に、多重のための制御を容易とすることを目的とす
る。
共に、多重のための制御を容易とすることを目的とす
る。
発明の開示
この発明に係るデータ送信装置は、第１のレートで伝
送されるシリアルデータを入力する第１のデータ入力手
段と、ビデオデータを入力する第２のデータ入力手段
と、上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記
シリアルデータを上記第１のレートよりも高い第２のレ
ートのクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデ
ータを生成するデータサンプリング手段と、上記ビデオ
データの各水平期間中に上記データサンプリング手段か
ら出力されるリサンプルドデータより一定個数のリサン
プルドデータを抽出するデータ抽出手段と、上記データ
抽出手段で抽出された上記一定個数のリサンプルドデー
タを上記ビデオデータの水平ブランキング部分に多重し
て多重化データを生成するデータ多重手段と、上記デー
タ多重手段より出力される上記多重化データを出力する
データ出力手段とを備えるものである。
送されるシリアルデータを入力する第１のデータ入力手
段と、ビデオデータを入力する第２のデータ入力手段
と、上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記
シリアルデータを上記第１のレートよりも高い第２のレ
ートのクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデ
ータを生成するデータサンプリング手段と、上記ビデオ
データの各水平期間中に上記データサンプリング手段か
ら出力されるリサンプルドデータより一定個数のリサン
プルドデータを抽出するデータ抽出手段と、上記データ
抽出手段で抽出された上記一定個数のリサンプルドデー
タを上記ビデオデータの水平ブランキング部分に多重し
て多重化データを生成するデータ多重手段と、上記デー
タ多重手段より出力される上記多重化データを出力する
データ出力手段とを備えるものである。
この発明に係るデータ受信装置は、ビデオデータの水
平ブランキング部分に制御データが多重化されてなる多
重化データを入力するデータ入力手段と、上記多重化デ
ータより上記ビデオデータおよび制御データを分離する
データ分離手段と、上記データ分離手段で分離された上
記制御データから確定データを確定するデータ確定手段
と、上記データ確定手段で確定された上記確定データを
出力する第１のデータ出力手段と、上記データ分離手段
で分離された上記ビデオデータを出力する第２のデータ
出力手段とを備え、制御データが、シリアルデータをそ
のシリアルデータの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正
の整数）のクロック信号でサンプリングしてリサンプル
ドデータを生成し、ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータより一定個数を抽出して得ら
れた制御データであるとき、データ確定手段は、ｍの値
に基づいて確定データを確定するものである。
平ブランキング部分に制御データが多重化されてなる多
重化データを入力するデータ入力手段と、上記多重化デ
ータより上記ビデオデータおよび制御データを分離する
データ分離手段と、上記データ分離手段で分離された上
記制御データから確定データを確定するデータ確定手段
と、上記データ確定手段で確定された上記確定データを
出力する第１のデータ出力手段と、上記データ分離手段
で分離された上記ビデオデータを出力する第２のデータ
出力手段とを備え、制御データが、シリアルデータをそ
のシリアルデータの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正
の整数）のクロック信号でサンプリングしてリサンプル
ドデータを生成し、ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータより一定個数を抽出して得ら
れた制御データであるとき、データ確定手段は、ｍの値
に基づいて確定データを確定するものである。
この発明に係るデータ伝送装置は、第１のレートで伝
送されるシリアルデータを入力する第１のデータ入力手
段と、ビデオデータを入力する第２のデータ入力手段
と、上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記
シリアルデータを上記第１の伝送レートよりも高い第２
のクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデータ
を生成するデータサンプリング手段と、上記ビデオデー
タの各水平期間中に上記データサンプリング手段から出
力されるリサンプルドデータより一定個数のリサンプル
ドデータを抽出するデータ抽出手段と、上記データ抽出
手段で抽出された上記一定個数のリサンプルドデータを
上記ビデオデータの水平ブランキング部分に制御データ
として多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、上記多重化データを伝送するデータ伝送手段と、上
記データ伝送手段で伝送されてくる上記多重化データよ
り上記ビデオデータおよび制御データを分離するデータ
分離手段と、上記データ分離手段で分離された上記制御
データから確定データを確定するデータ確定手段と、上
記データ確定手段で確定された上記確定データを出力す
る第１のデータ出力手段と、上記データ分離手段で分離
された上記ビデオデータを出力する第２のデータ出力手
段とを備えるものである。
送されるシリアルデータを入力する第１のデータ入力手
段と、ビデオデータを入力する第２のデータ入力手段
と、上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記
シリアルデータを上記第１の伝送レートよりも高い第２
のクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデータ
を生成するデータサンプリング手段と、上記ビデオデー
タの各水平期間中に上記データサンプリング手段から出
力されるリサンプルドデータより一定個数のリサンプル
ドデータを抽出するデータ抽出手段と、上記データ抽出
手段で抽出された上記一定個数のリサンプルドデータを
上記ビデオデータの水平ブランキング部分に制御データ
として多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、上記多重化データを伝送するデータ伝送手段と、上
記データ伝送手段で伝送されてくる上記多重化データよ
り上記ビデオデータおよび制御データを分離するデータ
分離手段と、上記データ分離手段で分離された上記制御
データから確定データを確定するデータ確定手段と、上
記データ確定手段で確定された上記確定データを出力す
る第１のデータ出力手段と、上記データ分離手段で分離
された上記ビデオデータを出力する第２のデータ出力手
段とを備えるものである。
この発明に係るビデオカメラは、ビデオデータを出力
する信号処理手段と、第１のレートで伝送されるシリア
ルデータを入力するデータ入力手段と、上記データ入力
手段を介して入力された上記シリアルデータを上記第１
のレートよりも高い第２のレートのクロック信号でサン
プリングしてリサンプルドデータを生成するデータサン
プリング手段と、上記ビデオデータの各水平期間中に上
記データサンプリング手段から出力されるリサンプルド
データより一定個数のリサンプルドデータを抽出するデ
ータ抽出手段と、上記データ抽出手段で抽出された上記
一定個数のリサンプルドデータを上記ビデオデータの水
平ブランキング部分に多重して多重化データを生成する
データ多重手段と、上記データ多重手段より出力される
上記多重化データを出力するデータ出力手段とを備える
ものである。
する信号処理手段と、第１のレートで伝送されるシリア
ルデータを入力するデータ入力手段と、上記データ入力
手段を介して入力された上記シリアルデータを上記第１
のレートよりも高い第２のレートのクロック信号でサン
プリングしてリサンプルドデータを生成するデータサン
プリング手段と、上記ビデオデータの各水平期間中に上
記データサンプリング手段から出力されるリサンプルド
データより一定個数のリサンプルドデータを抽出するデ
ータ抽出手段と、上記データ抽出手段で抽出された上記
一定個数のリサンプルドデータを上記ビデオデータの水
平ブランキング部分に多重して多重化データを生成する
データ多重手段と、上記データ多重手段より出力される
上記多重化データを出力するデータ出力手段とを備える
ものである。
この発明に係るビデオカメラは、ビデオデータの水平
ブランキング部分に制御データが多重化されてなる多重
化データを入力するデータ入力手段と、上記多重化デー
タより上記ビデオデータおよび制御データを分離するデ
ータ分離手段と、上記データ分離手段で分離された上記
制御データから確定データを確定するデータ確定手段
と、上記データ確定手段で確定された上記確定データを
出力する第１のデータ出力手段と、上記データ分離手段
で分離された上記ビデオデータを出力する第２のデータ
出力手段とを備え、制御データが、シリアルデータをそ
のシリアルデータの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正
の整数）のクロック信号でサンプリングしてリサンプル
ドデータを生成し、ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータより一定個数を抽出して得ら
れた制御データであるとき、データ確定手段は、ｍの値
に基づいて確定データを確定するものである。
ブランキング部分に制御データが多重化されてなる多重
化データを入力するデータ入力手段と、上記多重化デー
タより上記ビデオデータおよび制御データを分離するデ
ータ分離手段と、上記データ分離手段で分離された上記
制御データから確定データを確定するデータ確定手段
と、上記データ確定手段で確定された上記確定データを
出力する第１のデータ出力手段と、上記データ分離手段
で分離された上記ビデオデータを出力する第２のデータ
出力手段とを備え、制御データが、シリアルデータをそ
のシリアルデータの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正
の整数）のクロック信号でサンプリングしてリサンプル
ドデータを生成し、ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータより一定個数を抽出して得ら
れた制御データであるとき、データ確定手段は、ｍの値
に基づいて確定データを確定するものである。
この発明に係るビデオカメラは、ビデオデータを出力
する信号処理手段と、第１のレートで伝送されるシリア
ルデータを入力する第１のデータ入力手段と、上記第１
のデータ入力手段を介して入力された上記シリアルデー
タを上記第１のレートよりも高い第２のレートのクロッ
ク信号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成す
るデータサンプリング手段と、上記ビデオデータの各水
平期間中に上記データサンプリング手段から出力される
リサンプルドデータより一定個数のリサンプルドデータ
を抽出するデータ抽出手段と、上記データ抽出手段で抽
出された上記一定個数のリサンプルドデータを上記ビデ
オデータの水平ブランキング部分に多重して多重化デー
タを生成するデータ多重手段と、上記データ多重手段よ
り出力される上記多重化データを出力する第１のデータ
出力手段と、ビデオデータの水平ブランキング部分に制
御データが多重化されてなる多重化データを入力する第
２のデータ入力手段と、上記第２のデータ入力手段を介
して入力された上記多重化データより上記ビデオデータ
および制御データを分離するデータ分離手段と、上記デ
ータ分離手段で分離された上記制御データから確定デー
タを確定するデータ確定手段と、上記データ確定手段で
確定された上記確定データを出力する第２のデータ出力
手段と、上記データ分離手段で分離された上記ビデオデ
ータを出力する第３のデータ出力手段とを備えるもので
ある。
する信号処理手段と、第１のレートで伝送されるシリア
ルデータを入力する第１のデータ入力手段と、上記第１
のデータ入力手段を介して入力された上記シリアルデー
タを上記第１のレートよりも高い第２のレートのクロッ
ク信号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成す
るデータサンプリング手段と、上記ビデオデータの各水
平期間中に上記データサンプリング手段から出力される
リサンプルドデータより一定個数のリサンプルドデータ
を抽出するデータ抽出手段と、上記データ抽出手段で抽
出された上記一定個数のリサンプルドデータを上記ビデ
オデータの水平ブランキング部分に多重して多重化デー
タを生成するデータ多重手段と、上記データ多重手段よ
り出力される上記多重化データを出力する第１のデータ
出力手段と、ビデオデータの水平ブランキング部分に制
御データが多重化されてなる多重化データを入力する第
２のデータ入力手段と、上記第２のデータ入力手段を介
して入力された上記多重化データより上記ビデオデータ
および制御データを分離するデータ分離手段と、上記デ
ータ分離手段で分離された上記制御データから確定デー
タを確定するデータ確定手段と、上記データ確定手段で
確定された上記確定データを出力する第２のデータ出力
手段と、上記データ分離手段で分離された上記ビデオデ
ータを出力する第３のデータ出力手段とを備えるもので
ある。
この発明に係るカメラコントロールユニットは、第１
のレートで伝送されるシリアルデータを入力する第１の
データ入力手段と、ビデオデータを入力する第２のデー
タ入力手段と、上記第１のデータ入力手段を介して入力
された上記シリアルデータを上記第１のレートよりも高
い第２のレートのクロック信号でサンプリングしてリサ
ンプルドデータを生成するデータサンプリング手段と、
上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンプルドデータより一定個
数のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手段と、
上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、上記データ多重手段より出力される上記多重化デー
タを出力するデータ出力手段とを備えるものである。
のレートで伝送されるシリアルデータを入力する第１の
データ入力手段と、ビデオデータを入力する第２のデー
タ入力手段と、上記第１のデータ入力手段を介して入力
された上記シリアルデータを上記第１のレートよりも高
い第２のレートのクロック信号でサンプリングしてリサ
ンプルドデータを生成するデータサンプリング手段と、
上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンプルドデータより一定個
数のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手段と、
上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、上記データ多重手段より出力される上記多重化デー
タを出力するデータ出力手段とを備えるものである。
この発明に係るカメラコントロールユニットは、ビデ
オデータの水平ブランキング部分に制御データが多重化
されてなる多重化データを入力するデータ入力手段と、
上記多重化データより上記ビデオデータおよび制御デー
タを分離するデータ分離手段と、上記データ分離手段で
分離された上記制御データから確定データを確定するデ
ータ確定手段と、上記データ確定手段で確定された上記
確定データを出力する第１のデータ出力手段と、上記デ
ータ分離手段で分離された上記ビデオデータを出力する
第２のデータ出力手段とを備え、制御データが、シリア
ルデータをそのシリアルデータの伝送レートのｍ倍のレ
ート（ｍは正の整数）のクロック信号でサンプリングし
てリサンプルドデータを生成し、ビデオデータの各水平
期間中に生成されるリサンプルドデータより一定個数を
抽出して得られた制御データであるとき、データ確定手
段は、ｍの値に基づいて確定データを確定するものであ
る。
オデータの水平ブランキング部分に制御データが多重化
されてなる多重化データを入力するデータ入力手段と、
上記多重化データより上記ビデオデータおよび制御デー
タを分離するデータ分離手段と、上記データ分離手段で
分離された上記制御データから確定データを確定するデ
ータ確定手段と、上記データ確定手段で確定された上記
確定データを出力する第１のデータ出力手段と、上記デ
ータ分離手段で分離された上記ビデオデータを出力する
第２のデータ出力手段とを備え、制御データが、シリア
ルデータをそのシリアルデータの伝送レートのｍ倍のレ
ート（ｍは正の整数）のクロック信号でサンプリングし
てリサンプルドデータを生成し、ビデオデータの各水平
期間中に生成されるリサンプルドデータより一定個数を
抽出して得られた制御データであるとき、データ確定手
段は、ｍの値に基づいて確定データを確定するものであ
る。
この発明に係るカメラコントロールユニットは、第１
のレートで伝送されるシリアルデータを入力する第１の
データ入力手段と、ビデオデータを入力する第２のデー
タ入力手段と、上記第１のデータ入力手段を介して入力
された上記シリアルデータを上記第１のレートよりも高
い第２のレートのクロック信号でサンプリングしてリサ
ンプルドデータを生成するデータサンプリング手段と、
上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンプルドデータより一定個
数のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手段と、
上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、上記データ多重手段より出力される上記多重化デー
タを出力する第１のデータ出力手段と、ビデオデータの
水平ブランキング部分に制御データが多重化されてなる
多重化データを入力する第３のデータ入力手段と、上記
第３のデータ入力手段を介して入力された上記多重化デ
ータより上記ビデオデータおよび制御データを分離する
データ分離手段と、上記データ分離手段で分離された上
記制御データから確定データを確定するデータ確定手段
と、上記データ確定手段で確定された上記確定データを
出力する第２のデータ出力手段と、上記データ分離手段
で分離された上記ビデオデータを出力する第３のデータ
出力手段とを備えるものである。
のレートで伝送されるシリアルデータを入力する第１の
データ入力手段と、ビデオデータを入力する第２のデー
タ入力手段と、上記第１のデータ入力手段を介して入力
された上記シリアルデータを上記第１のレートよりも高
い第２のレートのクロック信号でサンプリングしてリサ
ンプルドデータを生成するデータサンプリング手段と、
上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンプルドデータより一定個
数のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手段と、
上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、上記データ多重手段より出力される上記多重化デー
タを出力する第１のデータ出力手段と、ビデオデータの
水平ブランキング部分に制御データが多重化されてなる
多重化データを入力する第３のデータ入力手段と、上記
第３のデータ入力手段を介して入力された上記多重化デ
ータより上記ビデオデータおよび制御データを分離する
データ分離手段と、上記データ分離手段で分離された上
記制御データから確定データを確定するデータ確定手段
と、上記データ確定手段で確定された上記確定データを
出力する第２のデータ出力手段と、上記データ分離手段
で分離された上記ビデオデータを出力する第３のデータ
出力手段とを備えるものである。
この発明に係るビデオカメラシステムは、ビデオデー
タを出力する信号処理手段、第１のレートで伝送される
シリアルデータを入力する第１のデータ入力手段、上記
第１のデータ入力手段を介して入力された上記シリアル
データを上記第１のレートよりも高い第２のレートのク
ロック信号でサンプリングしてリサンプルドデータを生
成するデータサンプリング手段、上記ビデオデータの各
水平期間中に上記データサンプリング手段から出力され
るリサンプルドデータより一定個数のリサンプルドデー
タを抽出するデータ抽出手段、上記データ抽出手段で抽
出された上記一定個数のリサンプルドデータを上記ビデ
オデータの水平ブランキング部分に制御データとして多
重して多重化データを生成するデータ多重手段および上
記データ多重手段より出力される上記多重化データを出
力する第１のデータ出力手段を備えるビデオカメラと、
上記ビデオカメラの第１のデータ出力手段より出力され
る多重化データを伝送するデータ伝送手段と、上記デー
タ伝送手段で伝送されてくる上記多重化データを入力す
る第２のデータ入力手段、上記第２のデータ入力手段を
介して入力された上記多重化データより上記ビデオデー
タおよび制御データを分離するデータ分離手段、上記デ
ータ分離手段で分離された上記制御データから確定デー
タを確定するデータ確定手段、上記データ確定手段で確
定された上記確定データを出力する第２のデータ出力手
段および上記データ分離手段で分離された上記ビデオデ
ータを出力する第３のデータ出力手段を備えるカメラコ
ントロールユニットとを有するものである。
タを出力する信号処理手段、第１のレートで伝送される
シリアルデータを入力する第１のデータ入力手段、上記
第１のデータ入力手段を介して入力された上記シリアル
データを上記第１のレートよりも高い第２のレートのク
ロック信号でサンプリングしてリサンプルドデータを生
成するデータサンプリング手段、上記ビデオデータの各
水平期間中に上記データサンプリング手段から出力され
るリサンプルドデータより一定個数のリサンプルドデー
タを抽出するデータ抽出手段、上記データ抽出手段で抽
出された上記一定個数のリサンプルドデータを上記ビデ
オデータの水平ブランキング部分に制御データとして多
重して多重化データを生成するデータ多重手段および上
記データ多重手段より出力される上記多重化データを出
力する第１のデータ出力手段を備えるビデオカメラと、
上記ビデオカメラの第１のデータ出力手段より出力され
る多重化データを伝送するデータ伝送手段と、上記デー
タ伝送手段で伝送されてくる上記多重化データを入力す
る第２のデータ入力手段、上記第２のデータ入力手段を
介して入力された上記多重化データより上記ビデオデー
タおよび制御データを分離するデータ分離手段、上記デ
ータ分離手段で分離された上記制御データから確定デー
タを確定するデータ確定手段、上記データ確定手段で確
定された上記確定データを出力する第２のデータ出力手
段および上記データ分離手段で分離された上記ビデオデ
ータを出力する第３のデータ出力手段を備えるカメラコ
ントロールユニットとを有するものである。
この発明に係るビデオカメラシステムは、第１のレー
トで伝送されるシリアルデータを入力する第１のデータ
入力手段、ビデオデータを入力する第２のデータ入力手
段、上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記
シリアルデータを上記第１のレートよりも高い第２のレ
ートのクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデ
ータを生成するデータサンプリング手段、上記ビデオデ
ータの各水平期間中に上記データサンプリング手段から
出力されるリサンプルドデータより一定個数のリサンプ
ルドデータを抽出するデータ抽出手段、上記データ抽出
手段で抽出された上記一定個数のリサンプルドデータを
上記ビデオデータの水平ブランキング部分に制御データ
として多重して多重化データを生成するデータ多重手段
および上記データ多重手段より出力される上記多重化デ
ータを出力する第１のデータ出力手段を備えるカメラコ
ントロールユニットと、上記カメラコントロールユニッ
トの第１のデータ出力手段より出力される多重化データ
を伝送するデータ伝送手段と、上記データ伝送手段で伝
送されてくる上記多重化データを入力する第３のデータ
入力手段、上記第３のデータ入力手段を介して入力され
た上記多重化データより上記ビデオデータおよび制御デ
ータを分離するデータ分離手段、上記データ分離手段で
分離された上記データから確定データを確定するデータ
確定手段、上記データ確定手段で確定された上記確定デ
ータを出力する第２のデータ出力手段および上記データ
分離手段で分離された上記ビデオデータを出力する第３
のデータ出力手段を備えるビデオカメラとを有するもの
である。
トで伝送されるシリアルデータを入力する第１のデータ
入力手段、ビデオデータを入力する第２のデータ入力手
段、上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記
シリアルデータを上記第１のレートよりも高い第２のレ
ートのクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデ
ータを生成するデータサンプリング手段、上記ビデオデ
ータの各水平期間中に上記データサンプリング手段から
出力されるリサンプルドデータより一定個数のリサンプ
ルドデータを抽出するデータ抽出手段、上記データ抽出
手段で抽出された上記一定個数のリサンプルドデータを
上記ビデオデータの水平ブランキング部分に制御データ
として多重して多重化データを生成するデータ多重手段
および上記データ多重手段より出力される上記多重化デ
ータを出力する第１のデータ出力手段を備えるカメラコ
ントロールユニットと、上記カメラコントロールユニッ
トの第１のデータ出力手段より出力される多重化データ
を伝送するデータ伝送手段と、上記データ伝送手段で伝
送されてくる上記多重化データを入力する第３のデータ
入力手段、上記第３のデータ入力手段を介して入力され
た上記多重化データより上記ビデオデータおよび制御デ
ータを分離するデータ分離手段、上記データ分離手段で
分離された上記データから確定データを確定するデータ
確定手段、上記データ確定手段で確定された上記確定デ
ータを出力する第２のデータ出力手段および上記データ
分離手段で分離された上記ビデオデータを出力する第３
のデータ出力手段を備えるビデオカメラとを有するもの
である。
この発明に係るデータ受信方法は、第１のレートで伝
送されるシリアルデータを入力する工程と、ビデオデー
タを入力する工程と、上記入力されたシリアルデータを
上記第１のレートよりも高い第２のレートのクロック信
号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成する工
程と、上記ビデオデータの各水平期間中に生成される上
記リサンプルドデータより一定個数のリサンプルドデー
タを抽出する工程と、上記抽出された上記一定個数のリ
サンプルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキン
グ部分に多重して多重化データを生成する工程と、上記
多重化データを出力する工程とを有するものである。
送されるシリアルデータを入力する工程と、ビデオデー
タを入力する工程と、上記入力されたシリアルデータを
上記第１のレートよりも高い第２のレートのクロック信
号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成する工
程と、上記ビデオデータの各水平期間中に生成される上
記リサンプルドデータより一定個数のリサンプルドデー
タを抽出する工程と、上記抽出された上記一定個数のリ
サンプルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキン
グ部分に多重して多重化データを生成する工程と、上記
多重化データを出力する工程とを有するものである。
この発明に係るデータ受信方法は、ビデオデータの水
平ブランキング部分に制御データが多重化されてなる多
重化データを入力する工程と、上記多重化データより上
記ビデオデータおよび制御データを分離する工程と、上
記多重化データより分離された上記制御データから確定
データを確定する工程と、上記確定された上記確定デー
タを出力する工程と、上記多重化データより分離された
上記ビデオデータを出力する工程とを備え、制御データ
が、シリアルデータをそのシリアルデータの伝送レート
のｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック信号でサン
プリングしてリサンプルドデータを生成し、ビデオデー
タの各水平期間中に生成されるリサンプルドデータより
一定個数を抽出して得られたデータであるとき、確定デ
ータを確定する工程では、ｍの値に基づいて確定データ
を確定するものである。
平ブランキング部分に制御データが多重化されてなる多
重化データを入力する工程と、上記多重化データより上
記ビデオデータおよび制御データを分離する工程と、上
記多重化データより分離された上記制御データから確定
データを確定する工程と、上記確定された上記確定デー
タを出力する工程と、上記多重化データより分離された
上記ビデオデータを出力する工程とを備え、制御データ
が、シリアルデータをそのシリアルデータの伝送レート
のｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック信号でサン
プリングしてリサンプルドデータを生成し、ビデオデー
タの各水平期間中に生成されるリサンプルドデータより
一定個数を抽出して得られたデータであるとき、確定デ
ータを確定する工程では、ｍの値に基づいて確定データ
を確定するものである。
この発明に係るデータ伝送方法は、第１のレートで伝
送されるシリアルデータを入力する工程と、ビデオデー
タを入力する工程と、上記入力されたシリアルデータを
上記第１のレートよりも高い第２のレートのクロック信
号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成する工
程と、上記ビデオデータの各水平期間中に生成される上
記リサンプルドデータより一定個数のリサンプルドデー
タを抽出する工程と、上記抽出された上記一定個数のリ
サンプルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキン
グ部分に制御データとして多重して多重化データを生成
する工程と、上記多重化データを出力する工程と、上記
多重化データを伝送する工程と、上記伝送されてくる上
記多重化データより上記ビデオデータおよび制御データ
を分離する工程と、上記多重化データより分離された上
記制御データから確定データを確定する工程と、上記確
定された上記確定データを出力する工程と、上記多重化
データより分離された上記ビデオデータを出力する工程
とを備えるものである。
送されるシリアルデータを入力する工程と、ビデオデー
タを入力する工程と、上記入力されたシリアルデータを
上記第１のレートよりも高い第２のレートのクロック信
号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成する工
程と、上記ビデオデータの各水平期間中に生成される上
記リサンプルドデータより一定個数のリサンプルドデー
タを抽出する工程と、上記抽出された上記一定個数のリ
サンプルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキン
グ部分に制御データとして多重して多重化データを生成
する工程と、上記多重化データを出力する工程と、上記
多重化データを伝送する工程と、上記伝送されてくる上
記多重化データより上記ビデオデータおよび制御データ
を分離する工程と、上記多重化データより分離された上
記制御データから確定データを確定する工程と、上記確
定された上記確定データを出力する工程と、上記多重化
データより分離された上記ビデオデータを出力する工程
とを備えるものである。
シリアルデータはその伝送レートよりもクロックレー
トの高いクロックでサンプリングされる。これにより、
シリアルデータの１ビット周期に複数のリサンプルドデ
ータが得られ、シリアルデータの伝送レートが水平ブラ
ンキングのレートに比べて低い場合でも、ビデオデータ
の各水平期間中に少なくとも１個以上のリサンプルドデ
ータを得ることが可能となる。そしてこのような状態
で、ビデオデータの各水平期間に対応して得られたリサ
ンプルドデータより一定個数のリサンプルドデータが選
択され、ビデオデータの水平ブランキング部分に多重し
て伝送される。シリアルデータに対してシリアル／パラ
レル変換を行って、ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して伝送するものでなく、データの遅れを少な
くできる。また、ビデオデータの各水平ブランキング部
分に常に一定個数のデータを多重するため、各水平ブラ
ンキング部分で今回はデータを多重する、あるいは多重
しない等の複雑な制御を不要とできる。
トの高いクロックでサンプリングされる。これにより、
シリアルデータの１ビット周期に複数のリサンプルドデ
ータが得られ、シリアルデータの伝送レートが水平ブラ
ンキングのレートに比べて低い場合でも、ビデオデータ
の各水平期間中に少なくとも１個以上のリサンプルドデ
ータを得ることが可能となる。そしてこのような状態
で、ビデオデータの各水平期間に対応して得られたリサ
ンプルドデータより一定個数のリサンプルドデータが選
択され、ビデオデータの水平ブランキング部分に多重し
て伝送される。シリアルデータに対してシリアル／パラ
レル変換を行って、ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して伝送するものでなく、データの遅れを少な
くできる。また、ビデオデータの各水平ブランキング部
分に常に一定個数のデータを多重するため、各水平ブラ
ンキング部分で今回はデータを多重する、あるいは多重
しない等の複雑な制御を不要とできる。
図面の簡単な説明
第１図は、この発明に係るビデオカメラシステムの概
要を示すブロック図である。第２図は、カメラヘッドユ
ニットのシリアル通信コマンドの伝送系の構成を示すブ
ロック図である。第３図は、カメラコントロールユニッ
トのシリアル通信コマンドの伝送系の構成を示すブロッ
ク図である。第４図は、カメラコントロールユニットの
シリアル通信コマンドの伝送系における分離回路の構成
を示すブロック図である。第５図は、カメラヘッドユニ
ットのシリアル通信コマンドの伝送系における分離回路
の構成を示すブロック図である。第６図は、エンコーダ
の構成を示すブロック図である。第７図は、エンコーダ
のシリアル／パラレル変換器の構成を示すブロック図で
ある。第8A図〜第8E図は、エンコーダの要部のデータ例
を示すタイミングチャートである。第９図は、デコーダ
の構成を示すブロック図である。第10図は、デコーダの
デコード処理の一例を示すフローチャートである。第11
図は、デコーダのデコード処理の他の例を示すフローチ
ャートである。第12A図〜第12I図は、デコーダの要部の
データ例を示すタイミングチャートである。第13A図〜
第13H図は、デコーダの要部のデータ例を示すタイミン
グチャートである。
要を示すブロック図である。第２図は、カメラヘッドユ
ニットのシリアル通信コマンドの伝送系の構成を示すブ
ロック図である。第３図は、カメラコントロールユニッ
トのシリアル通信コマンドの伝送系の構成を示すブロッ
ク図である。第４図は、カメラコントロールユニットの
シリアル通信コマンドの伝送系における分離回路の構成
を示すブロック図である。第５図は、カメラヘッドユニ
ットのシリアル通信コマンドの伝送系における分離回路
の構成を示すブロック図である。第６図は、エンコーダ
の構成を示すブロック図である。第７図は、エンコーダ
のシリアル／パラレル変換器の構成を示すブロック図で
ある。第8A図〜第8E図は、エンコーダの要部のデータ例
を示すタイミングチャートである。第９図は、デコーダ
の構成を示すブロック図である。第10図は、デコーダの
デコード処理の一例を示すフローチャートである。第11
図は、デコーダのデコード処理の他の例を示すフローチ
ャートである。第12A図〜第12I図は、デコーダの要部の
データ例を示すタイミングチャートである。第13A図〜
第13H図は、デコーダの要部のデータ例を示すタイミン
グチャートである。
発明を実施するための最良の形態
第１図は、この発明に係るカメラシステムの概要を示
している。このカメラシステムは、カメラヘッドユニッ
ト（CHU）１と、ビデオ処理系側に配されたカメラコン
トロールユニット（CCU）２とから構成される。カメラ
ヘッドユニット１は、撮像素子に結像された被写体像を
映像信号（電気信号）に変換し、この映像信号に所定の
処理（映像信号処理）を施してカメラコントロールユニ
ット２側に伝送する等の機能を有している。また、カメ
ラコントロールユニット２は、カメラヘッドユニット１
より出力される映像信号による画質を所定値に合わせる
ためカメラヘッドユニット１の１台につき１台の割合で
設けられ、カメラヘッドユニット１とは光ファイバやト
ライアックス等の伝送ケーブル３によって接続されてい
る。このカメラコントロールユニット２は、各種コント
ロール機器等とも接続され、カメラヘッドユニット１に
対してコントロール信号、インターカム信号、映像信号
等を送受する機能を有する。
している。このカメラシステムは、カメラヘッドユニッ
ト（CHU）１と、ビデオ処理系側に配されたカメラコン
トロールユニット（CCU）２とから構成される。カメラ
ヘッドユニット１は、撮像素子に結像された被写体像を
映像信号（電気信号）に変換し、この映像信号に所定の
処理（映像信号処理）を施してカメラコントロールユニ
ット２側に伝送する等の機能を有している。また、カメ
ラコントロールユニット２は、カメラヘッドユニット１
より出力される映像信号による画質を所定値に合わせる
ためカメラヘッドユニット１の１台につき１台の割合で
設けられ、カメラヘッドユニット１とは光ファイバやト
ライアックス等の伝送ケーブル３によって接続されてい
る。このカメラコントロールユニット２は、各種コント
ロール機器等とも接続され、カメラヘッドユニット１に
対してコントロール信号、インターカム信号、映像信号
等を送受する機能を有する。
本線系ビデオデータSVmはカメラヘッドユニット１よ
りカメラコントロールユニット２を介してビデオ処理系
側に導出される。また、本線系ビデオデータSVmがビデ
オ処理系で加工されたビデオデータ（例えばオンエア用
のビデオデータ）がリターンビデオデータSVrとしてカ
メラコントロールユニット２を介してカメラヘッドユニ
ット１に供給される。
りカメラコントロールユニット２を介してビデオ処理系
側に導出される。また、本線系ビデオデータSVmがビデ
オ処理系で加工されたビデオデータ（例えばオンエア用
のビデオデータ）がリターンビデオデータSVrとしてカ
メラコントロールユニット２を介してカメラヘッドユニ
ット１に供給される。
上述したように、カメラヘッドユニット１とカメラコ
ントロールユニット２の間には、本線系ビデオデータSV
mやリターンビデオデータSVrが伝送されている。本例に
おいては、シリアル通信コマンドデータがビデオデータ
SVm,SVrの水平ブランキング部分に多重されて伝送され
る。
ントロールユニット２の間には、本線系ビデオデータSV
mやリターンビデオデータSVrが伝送されている。本例に
おいては、シリアル通信コマンドデータがビデオデータ
SVm,SVrの水平ブランキング部分に多重されて伝送され
る。
第２図および第３図は、それぞれカメラヘッドユニッ
ト１およびカメラコントロールユニット２におけるシリ
アル通信コマンドデータの伝送系を示している。この場
合、伝送ケーブル３として光ファイバーが使用されてい
る。
ト１およびカメラコントロールユニット２におけるシリ
アル通信コマンドデータの伝送系を示している。この場
合、伝送ケーブル３として光ファイバーが使用されてい
る。
カメラヘッドユニット１にパーソナルコンピュータ等
から供給されるシリアル通信コマンドデータCMDaは、カ
メラヘッドユニット１のエンコーダ11に供給されて多重
用データMMDaに変換される。そして、この多重用データ
MMDaは、多重回路12に供給される。多重回路12では本線
系ビデオデータSVmの水平ブランキング部分に多重用デ
ータMMDaが時間軸多重される。
から供給されるシリアル通信コマンドデータCMDaは、カ
メラヘッドユニット１のエンコーダ11に供給されて多重
用データMMDaに変換される。そして、この多重用データ
MMDaは、多重回路12に供給される。多重回路12では本線
系ビデオデータSVmの水平ブランキング部分に多重用デ
ータMMDaが時間軸多重される。
多重回路12より出力される多重用データMMDaの多重さ
れた本線系ビデオデータSVmは伝送回路13に供給され
る。この伝送回路13は、誤り訂正符号化回路13a、電気
／光変換回路13b、光／電気変換回路13c、誤り訂正復号
化回路13dを有している。多重用データMMDaの多重され
た本線系ビデオデータSVmは、誤り訂正符号化回路13aで
誤り訂正符号化処理が行われる。そして、誤り訂正符号
化処理された本線系ビデオデータSVmは、電気／光変換
回路13bで電気信号から光信号に変換されて伝送データ
となる。
れた本線系ビデオデータSVmは伝送回路13に供給され
る。この伝送回路13は、誤り訂正符号化回路13a、電気
／光変換回路13b、光／電気変換回路13c、誤り訂正復号
化回路13dを有している。多重用データMMDaの多重され
た本線系ビデオデータSVmは、誤り訂正符号化回路13aで
誤り訂正符号化処理が行われる。そして、誤り訂正符号
化処理された本線系ビデオデータSVmは、電気／光変換
回路13bで電気信号から光信号に変換されて伝送データ
となる。
伝送回路13より出力される伝送データは伝送ケーブル
（光ファイバー）３を通じてカメラコントロールユニッ
ト２の伝送回路21に供給される。この伝送回路21は、光
／電気変換回路21a、誤り訂正復号化回路21b、誤り訂正
符号化回路21c、電気／光変換回路21dを有している。伝
送回路21では、伝送されてきた伝送データを光／電気変
換回路21aで光信号から電気信号に変換した後、誤り訂
正復号化回路21bで誤り訂正処理をして多重用データMMD
aの多重された本線系ビデオデータSVmを出力する。
（光ファイバー）３を通じてカメラコントロールユニッ
ト２の伝送回路21に供給される。この伝送回路21は、光
／電気変換回路21a、誤り訂正復号化回路21b、誤り訂正
符号化回路21c、電気／光変換回路21dを有している。伝
送回路21では、伝送されてきた伝送データを光／電気変
換回路21aで光信号から電気信号に変換した後、誤り訂
正復号化回路21bで誤り訂正処理をして多重用データMMD
aの多重された本線系ビデオデータSVmを出力する。
伝送回路21より出力される多重用データMMDaの多重さ
れた本線系ビデオデータSVmは分離回路22に供給され
る。この分離回路22は、第４図に示すように、本線系ビ
デオデータSVmより水平同期信号を抽出するための水平
同期信号検出回路22aと、この水平同期信号検出回路22a
より出力される水平同期信号HDによって切り換え制御さ
れるスイッチ回路22bとで構成される。
れた本線系ビデオデータSVmは分離回路22に供給され
る。この分離回路22は、第４図に示すように、本線系ビ
デオデータSVmより水平同期信号を抽出するための水平
同期信号検出回路22aと、この水平同期信号検出回路22a
より出力される水平同期信号HDによって切り換え制御さ
れるスイッチ回路22bとで構成される。
分離回路22では、供給された本線系ビデオデータSVm
が水平同期信号検出回路22aに入力されて、水平同期信
号HDが抽出される。この水平同期信号検出回路22aより
出力される水平同期信号HDは、スイッチ回路22bに入力
される他に、デコーダ23およびエンコーダ24にも入力さ
れる。
が水平同期信号検出回路22aに入力されて、水平同期信
号HDが抽出される。この水平同期信号検出回路22aより
出力される水平同期信号HDは、スイッチ回路22bに入力
される他に、デコーダ23およびエンコーダ24にも入力さ
れる。
スイッチ回路22bでは、水平ブランキング期間はａ側
に導通されて多重用データMMDaが出力されると共に、水
平ブランキング期間以外の期間はｂ側に導通されて本線
系ビデオデータSVmが出力され、本線系ビデオデータSVm
と多重用データMMDaとに分離される。分離回路22で分離
される本線系ビデオデータSVmはカメラコントロールユ
ニット２より外部に導出され、例えばオンエア用のビデ
オデータに加工するためのビデオ処理系（図示せず）に
供給される。分離回路22で分離される多重用データMMDa
はデコーダ23に供給されて元のシリアル通信コマンドデ
ータCMDaに戻される。そして、このシリアル通信コマン
ドデータCMDaは、例えばパーソナルコンピュータ等に供
給される。
に導通されて多重用データMMDaが出力されると共に、水
平ブランキング期間以外の期間はｂ側に導通されて本線
系ビデオデータSVmが出力され、本線系ビデオデータSVm
と多重用データMMDaとに分離される。分離回路22で分離
される本線系ビデオデータSVmはカメラコントロールユ
ニット２より外部に導出され、例えばオンエア用のビデ
オデータに加工するためのビデオ処理系（図示せず）に
供給される。分離回路22で分離される多重用データMMDa
はデコーダ23に供給されて元のシリアル通信コマンドデ
ータCMDaに戻される。そして、このシリアル通信コマン
ドデータCMDaは、例えばパーソナルコンピュータ等に供
給される。
また、カメラコントロールユニット２にパーソナルコ
ンピュータ等から供給されるシリアル通信コマンドデー
タCMDbはカメラコントロールユニット２のエンコーダ24
に供給されて多重用データMMDbに変換される。そして、
この多重用データMMDbは、多重回路25に供給される。多
重回路25ではリターンビデオデータSVrの水平ブランキ
ング部分に多重用データMMDbが時間軸多重される。
ンピュータ等から供給されるシリアル通信コマンドデー
タCMDbはカメラコントロールユニット２のエンコーダ24
に供給されて多重用データMMDbに変換される。そして、
この多重用データMMDbは、多重回路25に供給される。多
重回路25ではリターンビデオデータSVrの水平ブランキ
ング部分に多重用データMMDbが時間軸多重される。
多重回路25より出力される多重用データMMDbの多重さ
れたリターンビデオデータSVrは伝送回路21に供給され
る。多重用データMMDbの多重されたリターンビデオデー
タSVrは、誤り訂正符号化回路21cで誤り訂正符号化処理
が行われる。そして、誤り訂正符号化処理されたリター
ンビデオデータSVrは、電気／光変換回路21dで電気信号
から光信号に変換されて伝送データとなる。
れたリターンビデオデータSVrは伝送回路21に供給され
る。多重用データMMDbの多重されたリターンビデオデー
タSVrは、誤り訂正符号化回路21cで誤り訂正符号化処理
が行われる。そして、誤り訂正符号化処理されたリター
ンビデオデータSVrは、電気／光変換回路21dで電気信号
から光信号に変換されて伝送データとなる。
伝送回路21より出力される伝送データは伝送路ケーブ
ル３を通じてカメラヘッドユニット１の伝送回路13に供
給される。伝送回路13では、伝送されてきた伝送データ
を光／電気変換回路13cで光信号から電気信号に変換し
た後、誤り訂正復号化回路13dで誤り訂正処理をして多
重用データMMDbの多重されたリターンビデオデータSVr
を出力する。
ル３を通じてカメラヘッドユニット１の伝送回路13に供
給される。伝送回路13では、伝送されてきた伝送データ
を光／電気変換回路13cで光信号から電気信号に変換し
た後、誤り訂正復号化回路13dで誤り訂正処理をして多
重用データMMDbの多重されたリターンビデオデータSVr
を出力する。
伝送回路13より出力される多重用データMMDbの多重さ
れたリターンビデオデータSVrは分離回路14に供給され
る。この分離回路14は、第５図に示すように、リターン
ビデオデータSVrより水平同期信号を抽出するための水
平同期信号検出回路14aと、この水平同期信号検出回路1
4aより出力される水平同期信号HDによって切り換え制御
されるスイッチ回路14bとで構成される。
れたリターンビデオデータSVrは分離回路14に供給され
る。この分離回路14は、第５図に示すように、リターン
ビデオデータSVrより水平同期信号を抽出するための水
平同期信号検出回路14aと、この水平同期信号検出回路1
4aより出力される水平同期信号HDによって切り換え制御
されるスイッチ回路14bとで構成される。
分離回路14では、供給されたリターンビデオデータSV
rが水平同期信号検出回路14aに入力されて、水平同期信
号HDが抽出される。この水平同期信号検出回路14aより
出力される水平同期信号HDは、スイッチ回路14bに入力
される他に、エンコーダ11およびデコーダ15にも入力さ
れる。
rが水平同期信号検出回路14aに入力されて、水平同期信
号HDが抽出される。この水平同期信号検出回路14aより
出力される水平同期信号HDは、スイッチ回路14bに入力
される他に、エンコーダ11およびデコーダ15にも入力さ
れる。
スイッチ回路14bでは、水平ブランキング期間はａ側
に導通されて多重用データMMDbが出力されると共に、水
平ブランキング期間以外の期間はｂ側に導通されてリタ
ーンビデオデータSVrが出力され、リターンビデオデー
タSVrと多重用データMMDbとに分離される。分離回路14
で分離されるリターンビデオデータSVrはカメラヘッド
ユニット１より、例えばモニタテレビ（図示せず）に供
給される。分離回路14で分離される多重用データMMDbは
デコーダ15に供給されて元のシリアル通信コマンドデー
タCMDbに戻される。そして、このシリアル通信コマンド
データCMDbは、例えばパーソナルコンピュータ等に供給
される。
に導通されて多重用データMMDbが出力されると共に、水
平ブランキング期間以外の期間はｂ側に導通されてリタ
ーンビデオデータSVrが出力され、リターンビデオデー
タSVrと多重用データMMDbとに分離される。分離回路14
で分離されるリターンビデオデータSVrはカメラヘッド
ユニット１より、例えばモニタテレビ（図示せず）に供
給される。分離回路14で分離される多重用データMMDbは
デコーダ15に供給されて元のシリアル通信コマンドデー
タCMDbに戻される。そして、このシリアル通信コマンド
データCMDbは、例えばパーソナルコンピュータ等に供給
される。
第６図は、カメラヘッドユニット１のエンコーダ11の
構成例を示している。この例は、シリアル通信コマンド
データCMDaがNRZ（non−return−to−zero）データであ
って、その伝送レートが9600bpsである場合の例であ
る。
構成例を示している。この例は、シリアル通信コマンド
データCMDaがNRZ（non−return−to−zero）データであ
って、その伝送レートが9600bpsである場合の例であ
る。
図において、コマンドデータCMDaは内部クロック正規
化回路111に供給される。また、コマンドデータCMDaは
クロック発生器112に供給される。このクロック発生器1
12からはコマンドデータCMDaに同期した9.6KHzのクロッ
クCLK1と76.8（9.6×８）KHzのクロックCLK2が出力され
る。
化回路111に供給される。また、コマンドデータCMDaは
クロック発生器112に供給される。このクロック発生器1
12からはコマンドデータCMDaに同期した9.6KHzのクロッ
クCLK1と76.8（9.6×８）KHzのクロックCLK2が出力され
る。
クロック発生器112より出力されるクロックCLK1は正
規化回路111に供給される。正規化回路111ではコマンド
データCMDaがクロックCLK1でサンプリングされることで
正規化が行われる。正規化回路111より出力されるデー
タはDC（direct current）成分を排除するため、少なく
とも各クロック毎にデータの値が反転する二値データに
変調される。ここでは、入力データをバイフェーズ変調
するバイフェーズ変調回路113が用いられている。この
バイフェーズ変調回路113により、NRZデータからバイフ
ェーズデータに変換される。バイフェーズ変調回路113
には、クロック発生器112より出力されるクロックCLK1
が動作クロックとして供給される。
規化回路111に供給される。正規化回路111ではコマンド
データCMDaがクロックCLK1でサンプリングされることで
正規化が行われる。正規化回路111より出力されるデー
タはDC（direct current）成分を排除するため、少なく
とも各クロック毎にデータの値が反転する二値データに
変調される。ここでは、入力データをバイフェーズ変調
するバイフェーズ変調回路113が用いられている。この
バイフェーズ変調回路113により、NRZデータからバイフ
ェーズデータに変換される。バイフェーズ変調回路113
には、クロック発生器112より出力されるクロックCLK1
が動作クロックとして供給される。
バイフェーズ変調回路113より出力されるバイフェー
ズデータはサンプリング回路114に供給されて、クロッ
ク発生器112より出力されるクロックCLK2によってサン
プリングされる。この場合、クロックCLK2は76.8KHzで
あってコマンドデータCMDaの伝送レートの８倍に相当す
るため、サンプリング回路114でサンプリングされて得
られるデータ（リサンプルドデータ）の個数は、１水平
期間平均で約4.8個（NTSC方式の場合）、あるいは約4.9
個（PAL方式の場合）となる。すなわち、サンプリング
回路114でサンプリングされて得られるリサンプルドデ
ータの個数はビデオデータの各水平期間で４個あるいは
５個ということになる。
ズデータはサンプリング回路114に供給されて、クロッ
ク発生器112より出力されるクロックCLK2によってサン
プリングされる。この場合、クロックCLK2は76.8KHzで
あってコマンドデータCMDaの伝送レートの８倍に相当す
るため、サンプリング回路114でサンプリングされて得
られるデータ（リサンプルドデータ）の個数は、１水平
期間平均で約4.8個（NTSC方式の場合）、あるいは約4.9
個（PAL方式の場合）となる。すなわち、サンプリング
回路114でサンプリングされて得られるリサンプルドデ
ータの個数はビデオデータの各水平期間で４個あるいは
５個ということになる。
サンプリング回路114より出力されるリサンプルドデ
ータはシリアル／パラレル変換器（S/P変換器）115に供
給される。このシリアル／パラレル変換器115は、第７
図に示すように、サンプリング回路114より供給される
リサンプルドデータをラッチ部La〜Leに振り分けてラッ
チするセレクタ115aと、セレクタ115aのラッチ部La〜Ld
にラッチされているリサンプルドデータを水平同期信号
HDに同期して取り込んで多重用データMMDaを得るための
レジスタ115ba〜115bdとで構成される。レジスタ115ba
〜115bdには水平同期信号HDがデータ取り込み用クロッ
クとして供給される。
ータはシリアル／パラレル変換器（S/P変換器）115に供
給される。このシリアル／パラレル変換器115は、第７
図に示すように、サンプリング回路114より供給される
リサンプルドデータをラッチ部La〜Leに振り分けてラッ
チするセレクタ115aと、セレクタ115aのラッチ部La〜Ld
にラッチされているリサンプルドデータを水平同期信号
HDに同期して取り込んで多重用データMMDaを得るための
レジスタ115ba〜115bdとで構成される。レジスタ115ba
〜115bdには水平同期信号HDがデータ取り込み用クロッ
クとして供給される。
また、クロック発生器112より出力されるクロックCLK
2がカウンタ116にカウントクロックとして供給され、こ
のカウンタ116には水平同期信号HDがリセット信号とし
て供給される。このカウンタ116のカウント出力は、セ
レクタ115aにアドレス制御データとして供給される。セ
レクタ115aでは、カウンタ116のカウント値が「０」，
「１」，「２」，「３」，「４」となるとき、それぞれ
サンプリング回路114より供給されるリサンプルドデー
タがラッチ部La,Lb,Lc,Ld,Leに振り分けられてラッチさ
れる。
2がカウンタ116にカウントクロックとして供給され、こ
のカウンタ116には水平同期信号HDがリセット信号とし
て供給される。このカウンタ116のカウント出力は、セ
レクタ115aにアドレス制御データとして供給される。セ
レクタ115aでは、カウンタ116のカウント値が「０」，
「１」，「２」，「３」，「４」となるとき、それぞれ
サンプリング回路114より供給されるリサンプルドデー
タがラッチ部La,Lb,Lc,Ld,Leに振り分けられてラッチさ
れる。
これにより、各水平期間においてサンプリング回路11
4で１番目〜５番目にサンプリングされたリサンプルド
データはそれぞれセレクタ115aのラッチ部La〜Leにラッ
チされる。そして、ラッチ部La〜Ldにラッチされた４個
のリサンプルデータのみが水平同期信号HDに同期してレ
ジスタ115ba〜115bdに取り込まれて、次の水平期間にお
ける４ビットの多重用データMMDaとなる。この場合、ラ
ッチ部Leにラッチされたリサンプルドデータは多重用デ
ータMMDaとして使用されず、捨てられることになる。
4で１番目〜５番目にサンプリングされたリサンプルド
データはそれぞれセレクタ115aのラッチ部La〜Leにラッ
チされる。そして、ラッチ部La〜Ldにラッチされた４個
のリサンプルデータのみが水平同期信号HDに同期してレ
ジスタ115ba〜115bdに取り込まれて、次の水平期間にお
ける４ビットの多重用データMMDaとなる。この場合、ラ
ッチ部Leにラッチされたリサンプルドデータは多重用デ
ータMMDaとして使用されず、捨てられることになる。
なお、本線系ビデオデータSVmは10ビットのデータで
あるが、多重用データMMDaは４ビットのデータである。
そのため、本線系ビデオデータSVmの各水平ブランキン
グ部分に４ビットの多重用データMMDaが多重される場
合、10ビットのうちの４ビット部分に多重用データMMDa
が多重される。
あるが、多重用データMMDaは４ビットのデータである。
そのため、本線系ビデオデータSVmの各水平ブランキン
グ部分に４ビットの多重用データMMDaが多重される場
合、10ビットのうちの４ビット部分に多重用データMMDa
が多重される。
第8A図〜第8E図は、第６図の要部のデータ例を示して
いる。すなわち、正規化回路111より出力されるコマン
ドデータCMDaが第8C図に示すようであるとき、バイフェ
ーズ変調回路113より出力されるバイフェーズデータは
第8D図に示すようになると共に、サンプリング回路114
より出力されるリサンプルドデータは第8E図に示すよう
になる。そして、各水平期間においてシリアル／パラレ
ル変換器115からは、第8E図にくくって示した各４ビッ
トの多重用データMMDaが出力される。「捨て」の部分の
データは間引かれることになる。なお、第8A図、第8B図
はそれぞれクロックCLK2,CLK1を示している。
いる。すなわち、正規化回路111より出力されるコマン
ドデータCMDaが第8C図に示すようであるとき、バイフェ
ーズ変調回路113より出力されるバイフェーズデータは
第8D図に示すようになると共に、サンプリング回路114
より出力されるリサンプルドデータは第8E図に示すよう
になる。そして、各水平期間においてシリアル／パラレ
ル変換器115からは、第8E図にくくって示した各４ビッ
トの多重用データMMDaが出力される。「捨て」の部分の
データは間引かれることになる。なお、第8A図、第8B図
はそれぞれクロックCLK2,CLK1を示している。
第９図は、カメラコントロールユニット２のデコーダ
23の構成例を示している。この例も、シリアル通信コマ
ンドデータCMDaの伝送レートが9600bpsである場合の例
である。
23の構成例を示している。この例も、シリアル通信コマ
ンドデータCMDaの伝送レートが9600bpsである場合の例
である。
図において、４ビットの多重用データMMDaはパラレル
／シリアル変換器（P/S変換器）231に供給され、ロード
パルスPLDによってシフトレジスタにロードされる。こ
のロードパルスRLDは、水平同期信号HDおよびビデオ信
号用クロックVCLK（例えば13.5MHz）が供給されるタイ
ミング発生器236より、多重用データMMDaの供給タイミ
ングに合わせて出力される。パラレル／シリアル変換器
231のシフトレジスタには、ビデオ信号用クロックVCLK
がシフトクロックとして供給される。これにより、パラ
レル／シリアル変換器231では、各水平期間毎に供給さ
れる多重用データMMDaが順次シリアルデータに変換され
る。
／シリアル変換器（P/S変換器）231に供給され、ロード
パルスPLDによってシフトレジスタにロードされる。こ
のロードパルスRLDは、水平同期信号HDおよびビデオ信
号用クロックVCLK（例えば13.5MHz）が供給されるタイ
ミング発生器236より、多重用データMMDaの供給タイミ
ングに合わせて出力される。パラレル／シリアル変換器
231のシフトレジスタには、ビデオ信号用クロックVCLK
がシフトクロックとして供給される。これにより、パラ
レル／シリアル変換器231では、各水平期間毎に供給さ
れる多重用データMMDaが順次シリアルデータに変換され
る。
パラレル／シリアル変換器231より出力されるシリア
ルデータは、有効データ領域信号ENBと共にデコード回
路232に供給される。有効データ領域信号ENBは、上述し
たタイミング発生器236より出力される。この有効デー
タ領域信号ENBは、パラレル／シリアル変換器231で各水
平期間毎に４ビットの多重用データMMDaが変換されて出
力される４個のシリアルデータ、従って有効データに対
応して例えばローレベル「Ｌ」となる信号である。デコ
ード回路232には、ビデオ信号用クロックVCLKが動作ク
ロックとして供給される。
ルデータは、有効データ領域信号ENBと共にデコード回
路232に供給される。有効データ領域信号ENBは、上述し
たタイミング発生器236より出力される。この有効デー
タ領域信号ENBは、パラレル／シリアル変換器231で各水
平期間毎に４ビットの多重用データMMDaが変換されて出
力される４個のシリアルデータ、従って有効データに対
応して例えばローレベル「Ｌ」となる信号である。デコ
ード回路232には、ビデオ信号用クロックVCLKが動作ク
ロックとして供給される。
デコード回路232では、パラレル／シリアル変換器231
より連続的に供給されるシリアルデータのうち有効デー
タ領域信号ENBで示される有効データのみがデコード処
理の対象とされる。第６図に示すエンコーダ11における
サンプリングクロックはコマンドデータCMDaの８倍であ
るため、バイフェーズデータの１周期には４個のリサン
プルドデータが得られる。そして、エンコーダ11では多
重用データMMDaを得るため上述したような間引き処理が
行われることから、有効データ列は同じデータが３個、
４個、７個または８個だけ連続したものとなる。
より連続的に供給されるシリアルデータのうち有効デー
タ領域信号ENBで示される有効データのみがデコード処
理の対象とされる。第６図に示すエンコーダ11における
サンプリングクロックはコマンドデータCMDaの８倍であ
るため、バイフェーズデータの１周期には４個のリサン
プルドデータが得られる。そして、エンコーダ11では多
重用データMMDaを得るため上述したような間引き処理が
行われることから、有効データ列は同じデータが３個、
４個、７個または８個だけ連続したものとなる。
そのため、デコード回路232では、有効データが連続
したデータ列において、３個続けて同じ値のデータ
（「１」または「０」）があるときそのデータを確定デ
ータとする処理が連続的に行われる。この場合、同じ値
のデータの連続数が３個未満であるデータ列は無効デー
タとされる。例えば、有効データ列が「11110000000011
11・・・」である場合には、最初の「111」より確定デ
ータ「１」が得られ、続く「１」は無効データとされ、
続く「000」より確定データ「０」が得られ、続く「00
0」より確定データ「０」が得られ、続く「00」は無効
データとされ、以下同様に処理される。
したデータ列において、３個続けて同じ値のデータ
（「１」または「０」）があるときそのデータを確定デ
ータとする処理が連続的に行われる。この場合、同じ値
のデータの連続数が３個未満であるデータ列は無効デー
タとされる。例えば、有効データ列が「11110000000011
11・・・」である場合には、最初の「111」より確定デ
ータ「１」が得られ、続く「１」は無効データとされ、
続く「000」より確定データ「０」が得られ、続く「00
0」より確定データ「０」が得られ、続く「00」は無効
データとされ、以下同様に処理される。
なお、上述した処理は、一般的には、サンプリングさ
れるシリアルデータ（ここではバイフェーズデータ）の
伝送レートに対してサンプリングクロックのレートがｍ
倍であるとすると、ｍ−１個続けて同じ値のデータがあ
るとき、そのデータを確定データとする処理が連続的に
行われることを意味している。
れるシリアルデータ（ここではバイフェーズデータ）の
伝送レートに対してサンプリングクロックのレートがｍ
倍であるとすると、ｍ−１個続けて同じ値のデータがあ
るとき、そのデータを確定データとする処理が連続的に
行われることを意味している。
第10図のフローチャートは、上述したデコード回路23
2で行われる処理（第１の処理）を示している。まず、
ステップST1でデータが入力されたか否かを判定する。
データが入力されるときは、ステップST2で、カウント
値Ｎを０にリセットする。次に、ステップST3で、デー
タが入力されたか否かを判定する。データが入力される
ときは、ステップST4で、前回のデータと今回のデータ
が同じあるか否かを判定する。前回のデータと今回のデ
ータが同じでないときは、ステップST2に戻ってカウン
ト値Ｎを０にリセットする。
2で行われる処理（第１の処理）を示している。まず、
ステップST1でデータが入力されたか否かを判定する。
データが入力されるときは、ステップST2で、カウント
値Ｎを０にリセットする。次に、ステップST3で、デー
タが入力されたか否かを判定する。データが入力される
ときは、ステップST4で、前回のデータと今回のデータ
が同じあるか否かを判定する。前回のデータと今回のデ
ータが同じでないときは、ステップST2に戻ってカウン
ト値Ｎを０にリセットする。
ステップST4で前回のデータと今回のデータが同じで
あるときは、ステップST5で、カウント値Ｎをインクリ
メントする。そして、ステップST6で、カウント値Ｎが
２であるか否かを判定する。カウント値Ｎが２でないと
きは、ステップST3に戻って、データ入力があるか否か
を判定する。
あるときは、ステップST5で、カウント値Ｎをインクリ
メントする。そして、ステップST6で、カウント値Ｎが
２であるか否かを判定する。カウント値Ｎが２でないと
きは、ステップST3に戻って、データ入力があるか否か
を判定する。
ステップST6でカウント値Ｎが２であるときは、３個
連続して同じデータであることから、ステップST7で、
そのデータを確定データとする。そして、ステップST1
に戻ってデータ入力があるか否かを判定し、以下上述し
たと同様の処理を繰り返すことになる。
連続して同じデータであることから、ステップST7で、
そのデータを確定データとする。そして、ステップST1
に戻ってデータ入力があるか否かを判定し、以下上述し
たと同様の処理を繰り返すことになる。
なお、デコード回路232の処理は、上述した処理（第
１の処理）とは異なる次のような処理（第２の処理）で
あってもよい。すなわち、デコード回路232では、有効
データが連続したデータ列において、３個続けて同じデ
ータ（「１」または「０」）があるときそのデータを確
定データとすると共に、その直後の１個のデータのみ確
定データと同じであるとき無効データとする処理が連続
的に行われる。例えば、有効データ列が「111100000000
1111・・・」である場合には、最初の「111」より確定
データ「１」が得られ、続く「１」は無効データとさ
れ、続く「000」より確定データ「０」が得られ、続く
「０」は無効データとされ、続く「000」より確定デー
タ「０」が得られ、続く「０」は無効データとされ、以
下同様に処理される。
１の処理）とは異なる次のような処理（第２の処理）で
あってもよい。すなわち、デコード回路232では、有効
データが連続したデータ列において、３個続けて同じデ
ータ（「１」または「０」）があるときそのデータを確
定データとすると共に、その直後の１個のデータのみ確
定データと同じであるとき無効データとする処理が連続
的に行われる。例えば、有効データ列が「111100000000
1111・・・」である場合には、最初の「111」より確定
データ「１」が得られ、続く「１」は無効データとさ
れ、続く「000」より確定データ「０」が得られ、続く
「０」は無効データとされ、続く「000」より確定デー
タ「０」が得られ、続く「０」は無効データとされ、以
下同様に処理される。
第11図のフローチャートは、上述したデコード回路23
2で行われる処理（第２の処理）を示している。まず、
ステップST11でデータが入力されたか否かを判定する。
データが入力されるときは、ステップST12で、カウント
値Ｎを０にリセットする。次に、ステップST13で、デー
タが入力されたか否かを判定する。データが入力される
ときは、ステップST14で、前回のデータと今回のデータ
が同じであるか否かを判定する。前回のデータと今回の
データが同じでないときは、ステップST12に戻ってカウ
ント値Ｎを０にリセットする。
2で行われる処理（第２の処理）を示している。まず、
ステップST11でデータが入力されたか否かを判定する。
データが入力されるときは、ステップST12で、カウント
値Ｎを０にリセットする。次に、ステップST13で、デー
タが入力されたか否かを判定する。データが入力される
ときは、ステップST14で、前回のデータと今回のデータ
が同じであるか否かを判定する。前回のデータと今回の
データが同じでないときは、ステップST12に戻ってカウ
ント値Ｎを０にリセットする。
ステップST14で前回のデータと今回のデータが同じで
あるときは、ステップST15で、カウント値Ｎをインクリ
メントする。そして、ステップST16で、カウント値Ｎが
２であるか否かを判定する。カウント値Ｎが２でないと
きは、ステップST13に戻って、データ入力があるか否か
を判定する。
あるときは、ステップST15で、カウント値Ｎをインクリ
メントする。そして、ステップST16で、カウント値Ｎが
２であるか否かを判定する。カウント値Ｎが２でないと
きは、ステップST13に戻って、データ入力があるか否か
を判定する。
ステップST16でカウント値Ｎが２であるときは、３個
連続して同じデータであることから、ステップST17で、
そのデータを確定データとする。次に、ステップST18
で、データ入力があるか否かを判定する。データ入力が
あるときは、ステップST19で、そのデータが確定データ
と同じであるか否かを判定する。同じでないときは、そ
のデータを有効データとし、ステップST12に戻ってカウ
ント値Ｎを０にリセットする。一方、同じであるとき
は、そのデータを無効データとし、ステップST11に戻っ
てデータ入力があるか否かを判定し、以下上述したと同
様の処理を繰り返すことになる。
連続して同じデータであることから、ステップST17で、
そのデータを確定データとする。次に、ステップST18
で、データ入力があるか否かを判定する。データ入力が
あるときは、ステップST19で、そのデータが確定データ
と同じであるか否かを判定する。同じでないときは、そ
のデータを有効データとし、ステップST12に戻ってカウ
ント値Ｎを０にリセットする。一方、同じであるとき
は、そのデータを無効データとし、ステップST11に戻っ
てデータ入力があるか否かを判定し、以下上述したと同
様の処理を繰り返すことになる。
デコード回路232より出力される確定データはFIFO（f
irst−in first−out）型のメモリ233に供給されて順次
書き込まれる。この場合、デコード回路232よりメモリ2
33には書き込みアドレスWADが供給されて、デコード回
路232より出力される各確定データの書き込みアドレス
が指定される。メモリ233に書き込まれた確定データ
は、クロック発生器234より供給される19.2KHzのクロッ
クで順次読み出される。
irst−in first−out）型のメモリ233に供給されて順次
書き込まれる。この場合、デコード回路232よりメモリ2
33には書き込みアドレスWADが供給されて、デコード回
路232より出力される各確定データの書き込みアドレス
が指定される。メモリ233に書き込まれた確定データ
は、クロック発生器234より供給される19.2KHzのクロッ
クで順次読み出される。
メモリ233より読み出されるデータはバイフェーズデ
ータであり、このバイフェーズデータはNRZ化回路235に
供給されて元のNRZデータに変換され、これによりシリ
アル通信コマンドデータCMDaが復元される。なお、NRZ
化回路235にはクロック発生器234より9.6KHzのクロック
CLK5が動作クロックとして供給される。
ータであり、このバイフェーズデータはNRZ化回路235に
供給されて元のNRZデータに変換され、これによりシリ
アル通信コマンドデータCMDaが復元される。なお、NRZ
化回路235にはクロック発生器234より9.6KHzのクロック
CLK5が動作クロックとして供給される。
第12A図〜第12I図は、第９図の要部のデータ例を示し
ている。すなわち、水平期間毎にパラレル／シリアル変
換器231に供給される多重用データMMDaが第12A図に示す
ようであるとき、このパラレル／シリアル変換器231よ
り出力されるシリアルデータおよび有効データ領域信号
ENBは第12B図に示すようになり、デコード回路232では
第12C図（第１の処理）または第12D図（第２の処理）に
示すように有効データ列が処理されて、確定データが得
られる。なお、「ｘ」は無効とされるデータである。デ
コード回路232からは第12E図に示すように確定データが
得られ、この確定データがメモリ233に順次書き込まれ
る。そして、メモリ233からは第12G図に示すようにバイ
フェーズデータが得られ、NRZ化回路235からは第12I図
に示すように復元されたシリアル通信コマンドデータCM
Da（9600bps）が得られる。なお、第12F図、第12H図は
それぞれクロックCLK4,CLK5を示している。
ている。すなわち、水平期間毎にパラレル／シリアル変
換器231に供給される多重用データMMDaが第12A図に示す
ようであるとき、このパラレル／シリアル変換器231よ
り出力されるシリアルデータおよび有効データ領域信号
ENBは第12B図に示すようになり、デコード回路232では
第12C図（第１の処理）または第12D図（第２の処理）に
示すように有効データ列が処理されて、確定データが得
られる。なお、「ｘ」は無効とされるデータである。デ
コード回路232からは第12E図に示すように確定データが
得られ、この確定データがメモリ233に順次書き込まれ
る。そして、メモリ233からは第12G図に示すようにバイ
フェーズデータが得られ、NRZ化回路235からは第12I図
に示すように復元されたシリアル通信コマンドデータCM
Da（9600bps）が得られる。なお、第12F図、第12H図は
それぞれクロックCLK4,CLK5を示している。
上述の第６図はカメラヘッドユニッド１のエンコーダ
11の構成例を示したものであるが、カメラコントロール
ユニット２のエンコーダ24も同様に構成される。また、
第９図はカメラコントロールユニット２のデコーダ23の
構成例を示したものであるが、カメラヘッドユニット１
のデコーダ15も同様に構成される。
11の構成例を示したものであるが、カメラコントロール
ユニット２のエンコーダ24も同様に構成される。また、
第９図はカメラコントロールユニット２のデコーダ23の
構成例を示したものであるが、カメラヘッドユニット１
のデコーダ15も同様に構成される。
なお、第６図および第９図の例は、シリアル通信コマ
ンドデータCMDaがNRZデータであってその伝送レートが9
600bpsの場合の例を示したものであるが、シリアルデー
タがNRZデータでなく、またその伝送レートが9600bps以
外であっても同様の構成でエンコード処理およびデコー
ド処理できることは勿論である。
ンドデータCMDaがNRZデータであってその伝送レートが9
600bpsの場合の例を示したものであるが、シリアルデー
タがNRZデータでなく、またその伝送レートが9600bps以
外であっても同様の構成でエンコード処理およびデコー
ド処理できることは勿論である。
別紙表１は、シリアルデータの伝送レート例と、各伝
送レートに対応したエンコードなサンプリング回路114
のサンプリングクロック例と、各伝送レートに対応した
水平ブランキング部分の多重ビット数例を示している。
送レートに対応したエンコードなサンプリング回路114
のサンプリングクロック例と、各伝送レートに対応した
水平ブランキング部分の多重ビット数例を示している。
この場合、サンプリングクロックが140.625KHz,281.2
5KHz,562.5KHz,1125KHz,2250KHzであるときサンプリン
グ回路114より出力されるデータの１水平期間平均の個
数は、NTSC方式ではそれぞれ約8.9個、約17.9個、約35.
8個、71.5個、143個となり、PAL方式ではそれぞれ９
個、18個、36個、72個、144個となる。そのため、各伝
送レートに対応したエンコーダでは、図３の例と同様の
データ間引き処理をすることで、それぞれ例えば８ビッ
ト、16ビット、32ビット、64ビット、128ビットの多重
用データを得るようにされる。
5KHz,562.5KHz,1125KHz,2250KHzであるときサンプリン
グ回路114より出力されるデータの１水平期間平均の個
数は、NTSC方式ではそれぞれ約8.9個、約17.9個、約35.
8個、71.5個、143個となり、PAL方式ではそれぞれ９
個、18個、36個、72個、144個となる。そのため、各伝
送レートに対応したエンコーダでは、図３の例と同様の
データ間引き処理をすることで、それぞれ例えば８ビッ
ト、16ビット、32ビット、64ビット、128ビットの多重
用データを得るようにされる。
このデータ間引き処理で注意することは、少なくとも
各クロック毎にデータの値が反転する二値データに変調
されたデータ、ここではバイフェーズデータの情報を損
なわないようにデータを間引くことである。例えば、伝
送レートに対して４倍のサンプリングクロックが使用さ
れるとき、バイフェーズデータの１周期に２個のリサン
プリングデータが得られるため、連続した２個のデータ
を間引くことは禁止される。
各クロック毎にデータの値が反転する二値データに変調
されたデータ、ここではバイフェーズデータの情報を損
なわないようにデータを間引くことである。例えば、伝
送レートに対して４倍のサンプリングクロックが使用さ
れるとき、バイフェーズデータの１周期に２個のリサン
プリングデータが得られるため、連続した２個のデータ
を間引くことは禁止される。
したがって例えば、サンプリングクロックが562.5KHz
であって、NTSC方式のビデオデータの各水平ブランキン
グ部分への多重ビット数を32ビットとするときは、各水
平期間でサンプリング回路114より順次出力されるデー
タに対して、１番目〜８番目（有効）、９番目（無
効）、10番目〜17番目（有効）、18番目（無効）、19番
目〜26番目（有効）、27番目（無効）、28番目〜35番目
（有効）というように有効データを選択することで、各
水平期間において多重用データとして32ビットのデータ
を得ることができる。
であって、NTSC方式のビデオデータの各水平ブランキン
グ部分への多重ビット数を32ビットとするときは、各水
平期間でサンプリング回路114より順次出力されるデー
タに対して、１番目〜８番目（有効）、９番目（無
効）、10番目〜17番目（有効）、18番目（無効）、19番
目〜26番目（有効）、27番目（無効）、28番目〜35番目
（有効）というように有効データを選択することで、各
水平期間において多重用データとして32ビットのデータ
を得ることができる。
また、多重用データよりシリアル通信コマンドデータ
を復元するデコーダでは、第９図の例と同様に、各水平
期間の多重用データMMDaを順次パラレル／シリアル変換
して得られる有効データ列よりバイフェーズデータに対
応する確定データを得、その後にNRZデータに変換して
コマンドデータCMDaを復元するようにされる。
を復元するデコーダでは、第９図の例と同様に、各水平
期間の多重用データMMDaを順次パラレル／シリアル変換
して得られる有効データ列よりバイフェーズデータに対
応する確定データを得、その後にNRZデータに変換して
コマンドデータCMDaを復元するようにされる。
例えば、コマンドデータCMDaの伝送レートに対してエ
ンコーダのサンプリングクロックが４倍であるときは、
上述したようにバイフェーズデータの１周期に２個のリ
サンプルドデータが得られる。エンコーダでは上述した
ように間引き処理が行われることから、有効データ列は
同じデータが１〜４個連続したものとなる。そのため、
デコーダのデコード回路232では、有効データが連続し
たデータ列において、１個のデータ（「１」または
「０」）を確定データとすると共に、それに続く１個の
データが確定データと同じであるときは無効データとす
る処理が連続的に行われる。
ンコーダのサンプリングクロックが４倍であるときは、
上述したようにバイフェーズデータの１周期に２個のリ
サンプルドデータが得られる。エンコーダでは上述した
ように間引き処理が行われることから、有効データ列は
同じデータが１〜４個連続したものとなる。そのため、
デコーダのデコード回路232では、有効データが連続し
たデータ列において、１個のデータ（「１」または
「０」）を確定データとすると共に、それに続く１個の
データが確定データと同じであるときは無効データとす
る処理が連続的に行われる。
例えば、有効データ列が「1100001110011・・・」で
ある場合には、最初の「１」より確定データ「１」が得
られ、続く「１」は無効データとされ、続く「０」より
確定データ「０」が得られ、続く「０」は無効データと
され、続く「０」より確定データ「０」が得られ、続く
「０」は無効データとされ、続く「１」より確定データ
「１」が得られ、続く「１」は無効データとされ、続く
「１」より確定データ「１」が得られ、続く「０」より
確定データが得られ、以下同様に処理される。
ある場合には、最初の「１」より確定データ「１」が得
られ、続く「１」は無効データとされ、続く「０」より
確定データ「０」が得られ、続く「０」は無効データと
され、続く「０」より確定データ「０」が得られ、続く
「０」は無効データとされ、続く「１」より確定データ
「１」が得られ、続く「１」は無効データとされ、続く
「１」より確定データ「１」が得られ、続く「０」より
確定データが得られ、以下同様に処理される。
第13A図〜第13H図は、エンコーダにおけるサンプリン
グクロックがシリアル通信コマンドデータCMDaの伝送レ
ートの４倍であり、多重用データMMDaが８ビットである
場合における第９図の要部のデータ例を示している。す
なわち、水平期間毎にパラレル／シリアル変換器231に
供給される多重用データMMDaが第13A図に示すようであ
るとき、このパラレル／シリアル変換器231より出力さ
れるシリアルデータおよび有効データ領域信号ENBは第1
3B図に示すようになり、デコード回路232では第13C図に
示すように有効データ列が処理されて、確定データが得
られる。なお、「ｘ」は無効とされるデータである。
グクロックがシリアル通信コマンドデータCMDaの伝送レ
ートの４倍であり、多重用データMMDaが８ビットである
場合における第９図の要部のデータ例を示している。す
なわち、水平期間毎にパラレル／シリアル変換器231に
供給される多重用データMMDaが第13A図に示すようであ
るとき、このパラレル／シリアル変換器231より出力さ
れるシリアルデータおよび有効データ領域信号ENBは第1
3B図に示すようになり、デコード回路232では第13C図に
示すように有効データ列が処理されて、確定データが得
られる。なお、「ｘ」は無効とされるデータである。
デコード回路232からは第13D図に示すように確定デー
タが得られ、この確定データがメモリ233に順次書き込
まれる。そして、メモリ233からは第13F図に示すように
バイフェーズデータが得られ、NRZ化回路235からは第13
H図に示すように復元されたシリアル通信コマンドデー
タCMDaが得られる。第13E図、第13G図はそれぞれクロッ
クCLK4,CLK5を示している。これらクロックCLK4,CLK5
は、それぞれコマンドデータCMDaの伝送レートの２倍、
１倍の周波数を有するものである。
タが得られ、この確定データがメモリ233に順次書き込
まれる。そして、メモリ233からは第13F図に示すように
バイフェーズデータが得られ、NRZ化回路235からは第13
H図に示すように復元されたシリアル通信コマンドデー
タCMDaが得られる。第13E図、第13G図はそれぞれクロッ
クCLK4,CLK5を示している。これらクロックCLK4,CLK5
は、それぞれコマンドデータCMDaの伝送レートの２倍、
１倍の周波数を有するものである。
上述したように本例においては、シリアル通信コマン
ドデータCMDa,CMDbをその伝送レートより高い周波数の
クロックでサンプリングし、各水平期間中にサンプリン
グされて得られたリサンプルドデータより一定個数のデ
ータ、例えば伝送レートが9600bpsの例では１番目〜４
番目のデータを選択してビデオデータSVm,SVrの水平ブ
ランキング部分に多重すべきデータMMDa,MMDbを作成す
るものであり、シリアル通信コマンドデータCMDa,CMDb
に対してシリアル／パラレル変換を行って水平ブランキ
ング部分に体重するものでなく、カメラヘッドユニット
１およびカメラコントロールユニット２間でビデオデー
タSVm,SVrに多重して伝送されるシリアル通信コマンド
データCMDa,CMDbの遅れを少なくできる。
ドデータCMDa,CMDbをその伝送レートより高い周波数の
クロックでサンプリングし、各水平期間中にサンプリン
グされて得られたリサンプルドデータより一定個数のデ
ータ、例えば伝送レートが9600bpsの例では１番目〜４
番目のデータを選択してビデオデータSVm,SVrの水平ブ
ランキング部分に多重すべきデータMMDa,MMDbを作成す
るものであり、シリアル通信コマンドデータCMDa,CMDb
に対してシリアル／パラレル変換を行って水平ブランキ
ング部分に体重するものでなく、カメラヘッドユニット
１およびカメラコントロールユニット２間でビデオデー
タSVm,SVrに多重して伝送されるシリアル通信コマンド
データCMDa,CMDbの遅れを少なくできる。
また、ビデオデータSVm,SVrの各水平ブランキング部
分に常に一定ビットのデータ、例えば伝送レートが9600
bpsの例では常に４ビットのデータを多重するため、カ
メラヘッドユニット１やカメラコントロールユニット２
では各水平ブランキング部分で今回はデータを多重す
る、あるいは多重しない等の複雑な制御が不要となる利
益がある。
分に常に一定ビットのデータ、例えば伝送レートが9600
bpsの例では常に４ビットのデータを多重するため、カ
メラヘッドユニット１やカメラコントロールユニット２
では各水平ブランキング部分で今回はデータを多重す
る、あるいは多重しない等の複雑な制御が不要となる利
益がある。
なお、上述においては、カメラヘッドユニット１とカ
メラコントロールユニット２の間でビデオデータの水平
ブランキング部分にシリアル通信コマンドデータを多重
して伝送する例を示したが、その他のシリアルデータを
ビデオデータの水平ブランキング部分に多重して伝送す
る場合にも同様に適用できることは勿論である。
メラコントロールユニット２の間でビデオデータの水平
ブランキング部分にシリアル通信コマンドデータを多重
して伝送する例を示したが、その他のシリアルデータを
ビデオデータの水平ブランキング部分に多重して伝送す
る場合にも同様に適用できることは勿論である。
また、上述ではビデオデータの水平ブランキング部分
にシリアル通信コマンドデータを多重して伝送する例を
示したが、ビデオデータの水平ブランキング部分に他の
制御データ、例えばプロンプト用データ、インターカム
信号、カメラコントロールユニット２とカメラヘッドユ
ニット１との間で伝送する必要があるビデオデータ以外
のデータ等を多重して伝送するものであってもよい。
にシリアル通信コマンドデータを多重して伝送する例を
示したが、ビデオデータの水平ブランキング部分に他の
制御データ、例えばプロンプト用データ、インターカム
信号、カメラコントロールユニット２とカメラヘッドユ
ニット１との間で伝送する必要があるビデオデータ以外
のデータ等を多重して伝送するものであってもよい。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明に係るデータ伝送装置および
カメラシステムは、カメラヘッドユニットおよびカメラ
コントロールユニットの間でシリアル通信コマンドデー
タをビデオデータの水平ブランキング部分に多重して伝
送するカメラシステムに適用して好適である。
カメラシステムは、カメラヘッドユニットおよびカメラ
コントロールユニットの間でシリアル通信コマンドデー
タをビデオデータの水平ブランキング部分に多重して伝
送するカメラシステムに適用して好適である。
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H04N 7/00 - 7/088
H04J 3/00 - 3/26
H04L 5/22 - 5/26
H04B 14/00 - 14/08
Claims (104)
- 【請求項１】第１のレートで伝送されるシリアルデータ
を入力する第１のデータ入力手段と、 ビデオデータを入力する第２のデータ入力手段と、 上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記シリ
アルデータを上記第１のレートよりも高い第２のレート
のクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデータ
を生成するデータサンプリング手段と、 上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンプルドデータより一定個
数のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、 上記データ多重手段より出力される上記多重化データを
出力するデータ出力手段と を備えるデータ送信装置。 - 【請求項２】上記データサンプリング手段は、上記第１
のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック信
号で上記シリアルデータをサンプリングしてリサンプル
ドデータを生成する 請求の範囲第１項記載のデータ送信装置。 - 【請求項３】上記データ抽出手段は、上記データサンプ
リング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成さ
れるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる場
合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第１項記載のデータ送信装置。 - 【請求項４】上記第１のデータ入力手段は、入力された
シリアルデータを少なくとも上記シリアルデータに同期
したクロック信号の各クロック毎にデータ値が反転する
ように変調して出力シリアルデータを生成し、上記出力
シリアルデータを上記シリアルデータとして上記データ
サンプリング手段に供給するデータ変調手段を有する 請求の範囲第１項記載のデータ送信装置。 - 【請求項５】上記データ抽出手段は、上記抽出した一定
個数のリサンプルドデータをシリアル／パラレル変換し
てパラレルデータとして出力するシリアル／パラレル変
換手段を有する 請求の範囲第１項記載のデータ送信装置。 - 【請求項６】ビデオデータの水平ブランキング部分に制
御データが多重化されてなる多重化データを入力するデ
ータ入力手段と、 上記多重化データより上記ビデオデータおよび制御デー
タを分離するデータ分離手段と、 上記データ分離手段で分離された上記制御データから確
定データを確定するデータ確定手段と、 上記データ確定手段で確定された上記確定データを出力
する第１のデータ出力手段と、 上記データ分離手段で分離された上記ビデオデータを出
力する第２のデータ出力手段とを備え、 上記制御データが、シリアルデータをそのシリアルデー
タの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロ
ック信号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成
し、上記ビデオデータの各水平期間中に生成されるリサ
ンプルドデータより一定個数を抽出して得られた制御デ
ータであるとき、 上記データ確定手段は、上記ｍの値に基づいて上記確定
データを確定する ことを特徴とするデータ受信装置。 - 【請求項７】上記データ分離手段では、上記多重化デー
タよりパラレル制御データが分離され、 上記パラレル制御データをパラレル／シリアル変換して
データ列を得るパラレル／シリアル変換手段を有し、 上記データ確定手段は、上記パラレル／シリアル変換手
段より出力される上記データ列より上記確定データを確
定する 請求の範囲第６項記載のデータ受信装置。 - 【請求項８】上記ビデオデータの各水平期間中に生成さ
れるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる場
合、上記一定個数をｎ個とする 請求の範囲第６項記載のデータ受信装置。 - 【請求項９】上記データ確定手段は、同一のデータ値の
データがｍ−１個連続することを検出して上記確定デー
タを確定する 請求の範囲第８項記載のデータ受信装置。 - 【請求項１０】上記データ確定手段は、上記確定データ
を記憶するデータ記憶手段を有し、この記憶手段に上記
確定データを格納し、この記憶手段より所定のクロック
レートで上記確定データを読み出して出力する 請求の範囲第６項記載のデータ受信装置。 - 【請求項１１】上記第１のデータ出力手段は、上記確定
データを復調するデータ復調手段を有する 請求の範囲第６項記載のデータ受信装置。 - 【請求項１２】第１のレートで伝送されるシリアルデー
タを入力する第１のデータ入力手段と、 ビデオデータを入力する第２のデータ入力手段と、 上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記シリ
アルデータを上記第１のレートよりも高い第２のレート
のクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデータ
を生成するデータサンプリング手段と、 上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンプルドデータより一定個
数のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを制御データとして上記ビデオデータの水
平ブランキング部分に多重して多重化データを生成する
データ多重手段と、 上記多重化データを伝送するデータ伝送手段と、 上記データ伝送手段で伝送されてくる上記多重化データ
より上記ビデオデータおよび制御データを分離するデー
タ分離手段と、 上記データ分離手段で分離された上記制御データから確
定データを確定するデータ確定手段と、 上記データ確定手段で確定された上記確定データを出力
する第１のデータ出力手段と、 上記データ分離手段で分離された上記ビデオデータを出
力する第２のデータ出力手段と を備えるデータ伝送装置。 - 【請求項１３】上記データサンプリング手段は、上記第
１のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック
信号で上記シリアルデータをサンプリングしてリサンプ
ルドデータを生成する 請求の範囲第12項記載のデータ伝送装置。 - 【請求項１４】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第12項記載のデータ伝送装置。 - 【請求項１５】上記第１のデータ入力手段は、入力され
たシリアルデータを少なくとも上記シリアルデータに同
期したクロック信号の各クロック毎にデータ値が反転す
るように変調して出力シリアルデータを生成し、上記出
力シリアルデータを上記シリアルデータとして上記デー
タサンプリング手段に供給するデータ変調手段を有する 請求の範囲第12項記載のデータ伝送装置。 - 【請求項１６】上記データ抽出手段は、上記抽出した一
定個数のリサンプルドデータをシリアル／パラレル変換
してパラレルデータとして出力するシリアル／パラレル
変換手段を有する 請求の範囲第12項記載のデータ伝送装置。 - 【請求項１７】上記データ分離手段では、上記多重化デ
ータよりパラレル制御データが分離され、上記パラレル
制御データをパラレル／シリアル変換してデータ列を得
るパラレル／シリアル変換手段を有し、 上記データ確定手段は、上記パラレル／シリアル変換手
段より出力される上記データ列より上記確定データを確
定する 請求の範囲第16項記載のデータ伝送装置。 - 【請求項１８】上記データ確定手段は、上記ｍの値に基
づいて上記確定データを確定する 請求の範囲第13項記載のデータ伝送装置。 - 【請求項１９】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出し、 上記データ確定手段は、同一のデータ値のデータがｍ−
１個連続することを検出して上記確定データを確定する 請求の範囲第18項記載のデータ伝送装置。 - 【請求項２０】上記データ確定手段は、上記確定データ
を記憶するデータ記憶手段を有し、この記憶手段に上記
確定データを格納し、この記憶手段より所定のクロック
レートで上記確定データを読み出して出力する 請求の範囲第12項記載のデータ伝送装置。 - 【請求項２１】上記第１のデータ出力手段は、上記確定
データを復調するデータ復調手段を有する 請求の範囲第12項記載のデータ伝送装置。 - 【請求項２２】ビデオデータを出力する信号処理手段
と、 第１のレートで伝送されるシリアルデータを入力するデ
ータ入力手段と、 上記データ入力手段を介して入力された上記シリアルデ
ータを上記第１のレートよりも高い第２のレートのクロ
ック信号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成
するデータサンプリング手段と、 上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンプルドデータより一定個
数のリサンルドデータを抽出するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、 上記データ多重手段より出力される上記多重化データを
出力するデータ出力手段と を備えるビデオカメラ。 - 【請求項２３】上記データサンプリング手段は、上記第
１のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック
信号で上記シリアルデータをサンプリングしてリサンプ
ルドデータを生成する 請求の範囲第22項記載のビデオカメラ。 - 【請求項２４】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第22項記載のビデオカメラ。 - 【請求項２５】上記データ入力手段は、入力されたシリ
アルデータを少なくとも上記シリアルデータに同期した
クロック信号の各クロック毎にデータ値が反転するよう
に変調して出力シリアルデータを生成し、上記出力シリ
アルデータを上記シリアルデータとして上記データサン
プリング手段に供給するデータ変調手段を有する 請求の範囲第22項記載のビデオカメラ。 - 【請求項２６】上記データ抽出手段は、上記抽出した一
定個数のリサンプルドデータをシリアル／パラレル変換
してパラレルデータとして出力するシリアル／パラレル
変換手段を有する 請求の範囲第22項記載のビデオカメラ。 - 【請求項２７】ビデオデータの水平ブランキング部分に
制御データが多重化されてなる多重化データを入力する
データ入力手段と、 上記多重化データより上記ビデオデータおよび制御デー
タを分離するデータ分離手段と、 上記データ分離手段で分離された上記制御データから確
定データを確定するデータ確定手段と、 上記データ確定手段で確定された上記確定データを出力
する第１のデータ出力手段と、 上記データ分離手段で分離された上記ビデオデータを出
力する第２のデータ出力手段とを備え、 上記制御データが、シリアルデータをそのシリアルデー
タの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロ
ック信号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成
し、上記ビデオデータの各水平期間中に生成されるリサ
ンプルドデータより一定個数を抽出して得られた制御デ
ータであるとき、 上記データ確定手段は、上記ｍの値に基づいて上記確定
データを確定する ことを特徴とするビデオカメラ。 - 【請求項２８】上記データ分離手段では、上記多重化デ
ータよりパラレル制御データが分離され、 上記パラレル制御データをパラレル／シリアル変換して
データ列を得るパラレル／シリアル変換手段を有し、 上記データ確定手段は、上記パラレル／シリアル変換手
段より出力される上記データ列より上記確定データを確
定する 請求の範囲第27項記載のビデオカメラ。 - 【請求項２９】上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、上記一定個数をｎ個とする 請求の範囲第27項記載のビデオカメラ。 - 【請求項３０】上記データ確定手段は、同一のデータ値
のデータがｍ−１個連続することを検出して上記確定デ
ータを確定する 請求の範囲第29項記載のビデオカメラ。 - 【請求項３１】上記データ確定手段は、上記確定データ
を記憶するデータ記憶手段を有し、この記憶手段に上記
確定データを格納し、この記憶手段より所定のクロック
レートで上記確定データを読み出して出力する 請求の範囲第27項記載のビデオカメラ。 - 【請求項３２】上記第１のデータ出力手段は、上記確定
データを復調するデータ復調手段を有する 請求の範囲第27項記載のビデオカメラ。 - 【請求項３３】ビデオデータを出力する信号処理手段
と、 第１のレートで伝送されるシリアルデータを入力する第
１のデータ入力手段と、 上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記シリ
アルデータを上記第１のレートよりも高い第２のレート
のクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデータ
を生成するデータサンプリング手段と、 上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンプルドデータより一定個
数のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して多重データを生成するデータ多重手段と、 上記データ多重手段より出力される上記多重化データを
出力する第１のデータ出力手段と、 ビデオデータの水平ブランキング部分に制御データが多
重化されてなる多重化データを入力する第２のデータ入
力手段と、 上記第２のデータ入力手段を介して入力された上記多重
化データより上記ビデオデータおよび制御データを分離
するデータ分離手段と、 上記データ分離手段で分離された上記制御データから確
定データを確定するデータ確定手段と、 上記データ確定手段で確定された上記確定データを出力
する第２のデータ出力手段と、 上記データ分離手段で分離された上記ビデオデータを出
力する第３のデータ出力手段と を備えるビデオカメラ。 - 【請求項３４】上記データサンプリング手段は、上記第
１のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック
信号で上記シリアルデータをサンプリングしてリサンプ
ルドデータを生成する 請求の範囲第33項記載のビデオカメラ。 - 【請求項３５】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第33項記載のビデオカメラ。 - 【請求項３６】上記第１のデータ入力手段は、入力され
たシリアルデータを少なくとも上記シリアルデータに同
期したクロック信号の各クロック毎にデータ値が反転す
るように変調して出力シリアルデータを生成し、上記出
力シリアルデータを上記シリアルデータとして上記デー
タサンプリング手段に供給するデータ変調手段を有する 請求の範囲第33項記載のビデオカメラ。 - 【請求項３７】上記データ抽出手段は、上記抽出した一
定個数のリサンプルドデータをシリアル／パラレル変換
してパラレルデータとして出力するシリアル／パラレル
変換手段を有する 請求の範囲第33項記載のビデオカメラ。 - 【請求項３８】上記データ分離手段では、上記多重化デ
ータよりパラレル制御データが分離され、 上記パラレル制御データをパラレル／シリアル変換して
データ列を得るパラレル／シリアル変換手段を有し、 上記データ確定手段は、上記パラレル／シリアル変換手
段より出力される上記データ列より上記確定データを確
定する 請求の範囲第33項記載のビデオカメラ。 - 【請求項３９】上記制御データが、シリアルデータをそ
のシリアルデータの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正
の整数）のクロック信号でサンプリングしてリサンプル
ドデータを生成し、上記ビデオデータの各水平期間中に
生成されるリサンプルドデータより一定個数を抽出して
得られた制御データであるとき、 上記データ確定手段は、上記ｍの値に基づいて上記確定
データを確定する 請求の範囲第33項記載のビデオカメラ。 - 【請求項４０】上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、上記一定個数をｎ個とし、 上記データ確定手段は、同一のデータ値のデータがｍ−
１個連続することを検出して上記確定データを確定する 請求の範囲第39項記載のビデオカメラ。 - 【請求項４１】上記データ確定手段は、上記確定データ
を記憶するデータ記憶手段を有し、この記憶手段に上記
確定データを格納し、この記憶手段より所定のクロック
レートで上記確定データを読み出して出力する 請求の範囲第33項記載のビデオカメラ。 - 【請求項４２】上記第２のデータ出力手段は、上記確定
データを復調するデータ復調手段を有する 請求の範囲第33項記載のビデオカメラ。 - 【請求項４３】第１のレートで伝送されるシリアルデー
タを入力する第１のデータ入力手段と、 ビデオデータを入力する第２のデータ入力手段と、 上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記シリ
アルデータを上記第１のレートよりも高い第２のレート
のクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデータ
を生成するデータサンプリング手段と、 上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンプルドデータより一定個
数のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、 上記データ多重手段より出力される上記多重化データを
出力するデータ出力手段と を備えるカメラコントロールユニット。 - 【請求項４４】上記データサンプリング手段は、上記第
１のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック
信号で上記シリアルデータをサンプリングしてリサンプ
ルドデータを生成する 請求の範囲第43項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項４５】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第43項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項４６】上記第１のデータ入力手段は、入力され
たシリアルデータを少なくとも上記シリアルデータに同
期したクロック信号の各クロック毎にデータ値が反転す
るように変調して出力シリアルデータを生成し、上記出
力シリアルデータを上記シリアルデータとして上記デー
タサンプリング手段に供給するデータ変調手段を有する 請求の範囲第43項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項４７】上記データ抽出手段は、上記抽出した一
定個数のリサンプルドデータをシリアル／パラレル変換
してパラレルデータとして出力するシリアル／パラレル
変換手段を有する 請求の範囲第43項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項４８】ビデオデータの水平ブランキング部分に
制御データが多重化されてなる多重化データを入力する
データ入力手段と、 上記多重化データより上記ビデオデータおよび制御デー
タを分離するデータ分離手段と、 上記データ分離手段で分離された上記制御データから確
定データを確定するデータ確定手段と、 上記データ確定手段で確定された上記確定データを出力
する第１のデータ出力手段と、 上記データ分離手段で分離された上記ビデオデータを出
力する第２のデータ出力手段とを備え、 上記制御データが、シリアルデータをそのシリアルデー
タの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロ
ック信号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成
し、上記ビデオデータの各水平期間中に生成されるリサ
ンプルドデータより一定個数を抽出して得られた制御デ
ータであるとき、 上記データ確定手段は、上記ｍの値に基づいて上記確定
データを確定する ことを特徴とするカメラコントロールユニット。 - 【請求項４９】上記データ分離手段では、上記多重化デ
ータよりパラレル制御データが分離され、 上記パラレル制御データをパラレル／シリアル変換して
データ列を得るパラレル／シリアル変換手段を有し、 上記データ確定手段は、上記パラレル／シリアル変換手
段より出力される上記データ列より上記確定データを確
定する 請求の範囲第48項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項５０】上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、上記一定個数をｎ個とする 請求の範囲第48項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項５１】上記データ確定手段は、同一のデータ値
のデータがｍ−１個連続することを検出して上記確定デ
ータを確定する 請求の範囲第50項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項５２】上記データ確定手段は、上記確定データ
を記憶するデータ記憶手段を有し、この記憶手段に上記
確定データを格納し、この記憶手段より所定のクロック
レートで上記確定データを読み出して出力する 請求の範囲第48項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項５３】上記第１のデータ出力手段は、上記確定
データを復調するデータ復調手段を有する 請求の範囲第48項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項５４】第１のレートで伝送されるシリアルデー
タを入力する第１のデータ入力手段と、 ビデオデータを入力する第２のデータ入力手段と、 上記第１のデータ入力手段を介して入力された上記シリ
アルデータを上記第１のレートよりも高い第２のレート
のクロック信号でサンプリングしてリサンプルドデータ
を生成するデータサンプリング手段と、 上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサンプリ
ング手段から出力されるリサンルドデータより一定個数
のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手段と、 上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリサン
プルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキング部
分に多重して多重化データを生成するデータ多重手段
と、 上記データ多重手段より出力される上記多重化データを
出力する第１のデータ出力手段と、 ビデオデータの水平ブランキング部分に制御データが多
重化されてなる多重化データを入力する第３のデータ入
力手段と、 上記第３のデータ入力手段を介して入力された上記多重
化データより上記ビデオデータおよび制御データを分離
するデータ分離手段と、 上記データ分離手段で分離された上記制御データから確
定データを確定するデータ確定手段と、 上記データ確定手段で確定された上記確定データを出力
する第２のデータ出力手段と、 上記データ分離手段で分離された上記ビデオデータを出
力する第３のデータ出力手段と を備えるカメラコントロールユニット。 - 【請求項５５】上記データサンプリング手段は、上記第
１のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック
信号で上記シリアルデータをサンプリングしてリサンプ
ルドデータを生成する 請求の範囲第54項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項５６】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第54項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項５７】上記第１のデータ入力手段は、入力され
たシリアルデータを少なくとも上記シリアルデータに同
期したクロック信号の各クロック毎にデータ値が反転す
るように変調して出力シリアルデータを生成し、上記出
力シリアルデータを上記シリアルデータとして上記デー
タサンプリング手段に供給するデータ変調手段を有する 請求の範囲第54項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項５８】上記データ抽出手段は、上記抽出した一
定個数のリサンプルドデータをシリアル／パラレル変換
してパラレルデータとして出力するシリアル／パラレル
変換手段を有する 請求の範囲第54項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項５９】上記データ分離手段では、上記多重化デ
ータよりパラレル制御データが分離され、 上記パラレル制御データをパラレル／シリアル変換して
データ列を得るパラレル／シリアル変換手段を有し、 上記データ確定手段は、上記パラレル／シリアル変換手
段より出力される上記データ列より上記確定データを確
定する 請求の範囲第54項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項６０】上記制御データが、シリアルデータをそ
のシリアルデータの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正
の整数）のクロック信号でサンプリングしてリサンプル
ドデータを生成し、上記ビデオデータの各水平期間中に
生成されるリサンプルドデータより一定個数を抽出して
得られた制御データであるとき、 上記データ確定手段は、上記ｍの値に基づいて上記確定
データを確定する 請求の範囲第54項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項６１】上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、上記一定個数をｎ個とし、 上記データ確定手段は、同一のデータ値のデータがｍ−
１個連続することを検出して上記確定データを確定する 請求の範囲第60項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項６２】上記データ確定手段は、上記確定データ
を記憶するデータ記憶手段を有し、この記憶手段に上記
確定データを格納し、この記憶手段より所定のクロック
レートで上記確定データを読み出して出力する 請求の範囲第54項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項６３】上記第２のデータ出力手段は、上記確定
データを復調するデータ復調手段を有する 請求の範囲第54項記載のカメラコントロールユニット。 - 【請求項６４】ビデオデータを出力する信号処理手段、
第１のレートで伝送されるシリアルデータを入力する第
１のデータ入力手段、上記第１のデータ入力手段を介し
て入力された上記シリアルデータを上記第１のレートよ
りも高い第２のレートのクロック信号でサンプリングし
てリサンプルドデータを生成するデータサンプリング手
段、上記ビデオデータの各水平期間中に上記データサン
プリング手段から出力されるリサンプルドデータより一
定個数のリサンプルドデータを抽出するデータ抽出手
段、上記データ抽出手段で抽出された上記一定個数のリ
サンプルドデータを上記ビデオデータの水平ブランキン
グ部分に制御データとして多重して多重化データを生成
するデータ多重手段および上記データ多重手段より出力
される上記多重化データを出力する第１のデータ出力手
段を備えるビデオカメラと、 上記ビデオカメラの第１のデータ出力手段より出力され
る多重化データを伝送するデータ伝送手段と、 上記データ伝送手段で伝送されてくる上記多重化データ
を入力する第２のデータ入力手段、上記第２のデータ入
力手段を介して入力された上記多重化データより上記ビ
デオデータおよび制御データを分離するデータ分離手
段、上記データ分離手段で分離された上記制御データか
ら確定データを確定するデータ確定手段、上記データ確
定手段で確定された上記確定データを出力する第２のデ
ータ出力手段および上記データ分離手段で分離された上
記ビデオデータを出力する第３のデータ出力手段を備え
るカメラコントロールユニットと を有するビデオカメラシステム。 - 【請求項６５】上記データサンプリング手段は、上記第
１のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック
信号で上記シリアルデータをサンプリングしてリサンプ
ルドデータを生成する 請求の範囲第64項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項６６】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第64項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項６７】上記第１のデータ入力手段は、入力され
たシリアルデータを少なくとも上記シリアルデータに同
期したクロック信号の各クロック毎にデータ値が反転す
るように変調して出力シリアルデータを生成し、上記出
力シリアルデータを上記シリアルデータとして上記デー
タサンプリング手段に供給するデータ変調手段を有する 請求の範囲第64項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項６８】上記データ抽出手段は、上記抽出した一
定個数のリサンプルドデータをシリアル／パラレル変換
してパラレルデータとして出力するシリアル／パラレル
変換手段を有する 請求の範囲第64項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項６９】上記データ分離手段では、上記多重化デ
ータよりパラレル制御データが分離され、 上記パラレル制御データをパラレル／シリアル変換して
データ列を得るパラレル／シリアル変換手段を有し、 上記データ確定手段は、上記パラレル／シリアル変換手
段より出力される上記データ列より上記確定データを確
定する 請求の範囲第68項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項７０】上記データ確定手段は、上記ｍの値に基
づいて上記確定データを確定する 請求の範囲第65項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項７１】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出し、 上記データ確定手段は、同一のデータ値のデータがｍ−
１個連続することを検出して上記確定データを確定する 請求の範囲第70項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項７２】上記データ確定手段は、上記確定データ
を記憶するデータ記憶手段を有し、この記憶手段に上記
確定データを格納し、この記憶手段より所定のクロック
レートで上記確定データを読み出して出力する 請求の範囲第64項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項７３】上記第２のデータ出力手段は、上記確定
データを復調するデータ復調手段を有する 請求の範囲第64項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項７４】第１のレートで伝送されるシリアルデー
タを入力する第１のデータ入力手段、ビデオデータを入
力する第２のデータ入力手段、上記第１のデータ入力手
段を介して入力された上記シリアルデータを上記第１の
レートよりも高い第２のレートのクロック信号でサンプ
リングしてリサンプルドデータを生成するデータサンプ
リング手段、上記ビデオデータの各水平期間中に上記デ
ータサンプリング手段から出力されるリサンプルドデー
タより一定個数のリサンプルドデータを抽出するデータ
抽出手段、上記データ抽出手段で抽出された上記一定個
数のリサンプルドデータを上記ビデオデータの水平ブラ
ンキング部分に制御データとして多重して多重化データ
を生成するデータ多重手段および上記データ多重手段よ
り出力される上記多重化データを出力する第１のデータ
出力手段を備えるカメラコントロールユニットと、 上記カメラコントロールユニットの第１のデータ出力手
段より出力される多重化データを伝送するデータ伝送手
段と、 上記データ伝送手段で伝送されてくる上記多重化データ
を入力する第３のデータ入力手段、上記第３のデータ入
力手段を介して入力された上記多重化データより上記ビ
デオデータおよび制御データを分離するデータ分離手
段、上記データ分離手段で分離された上記制御データか
ら確定データを確定するデータ確定手段、上記データ確
定手段で確定された上記確定データを出力する第２のデ
ータ出力手段および上記データ分離手段で分離された上
記ビデオデータを出力する第３のデータ出力手段を備え
るビデオカメラと を有するビデオカメラシステム。 - 【請求項７５】上記データサンプリング手段は、上記第
１のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロック
信号で上記シリアルデータをサンプリングしてリサンプ
ルドデータを生成する 請求の範囲第74項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項７６】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第74項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項７７】上記第１のデータ入力手段は、入力され
たシリアルデータを少なくとも上記シリアルデータに同
期したクロック信号の各クロック毎にデータ値が反転す
るように変調して出力シリアルデータを生成し、上記出
力シリアルデータを上記シリアルデータとして上記デー
タサンプリング手段に供給するデータ変調手段を有する 請求の範囲第74項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項７８】上記データ抽出手段は、上記抽出した一
定個数のリサンプルドデータをシリアル／パラレル変換
してパラレルデータとして出力するシリアル／パラレル
変換手段を有する 請求の範囲第74項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項７９】上記データ分離手段では、上記多重化デ
ータよりパラレル制御データが分離され、 上記パラレル制御データをパラレル／シリアル変換して
データ列を得るパラレル／シリアル変換手段を有し、 上記データ確定手段は、上記パラレル／シリアル変換手
段より出力される上記データ列より上記確定データを確
定する 請求の範囲第78項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項８０】上記データ確定手段は、上記ｍの値に基
づいて上記確定データを確定する請求の範囲第75項記載
のビデオカメラシステム。 - 【請求項８１】上記データ抽出手段は、上記データサン
プリング手段で上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出し、 上記データ確定手段は、同一のデータ値のデータがｍ−
１個連続することを検出して上記確定データを確定する 請求の範囲第80項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項８２】上記データ確定手段は、上記確定データ
を記憶するデータ記憶手段を有し、この記憶手段に上記
確定データを格納し、この記憶手段より所定のクロック
レートで上記確定データを読み出して出力する 請求の範囲第74項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項８３】上記第２のデータ出力手段は、上記確定
データを復調するデータ復調手段を有する 請求の範囲第74項記載のビデオカメラシステム。 - 【請求項８４】第１のレートで伝送されるシリアルデー
タを入力する工程と、 ビデオデータを入力する工程と、 上記入力されたシリアルデータを上記第１のレートより
も高い第２のレートのクロック信号でサンプリングして
リサンプルドデータを生成する工程と、 上記ビデオデータの各水平期間中に生成される上記リサ
ンプルドデータより一定個数のリサンプルドデータを抽
出する工程と、 上記抽出された上記一定個数のリサンプルドデータを上
記ビデオデータの水平ブランキング部分に多重して多重
化データを生成する工程と、 上記多重化データを出力する工程と を有するデータ送信方法。 - 【請求項８５】上記リサンプルドデータを生成する工程
では、上記第１のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整
数）のクロック信号で上記シリアルデータをサンプリン
グしてリサンプルドデータを生成する 請求の範囲第84項記載のデータ送信方法。 - 【請求項８６】上記一定個数のリサンプルドデータを抽
出する工程では、上記ビデオデータの各水平期間中に生
成されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個とな
る場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第84項記載のデータ送信方法。 - 【請求項８７】上記シリアルデータを入力する工程で
は、上記シリアルデータを少なくとも上記シリアルデー
タに同期したクロック信号の各クロック毎にデータ値が
反転するように変調して出力シリアルデータを生成する 請求の範囲第84項記載もデータ送信方法。 - 【請求項８８】上記一定個数のリサンプルドデータを抽
出する工程では、上記抽出した一定個数のリサンプルド
データをシリアル／パラレル変換してパラレルデータと
して出力する 請求の範囲第84項記載のデータ送信方法。 - 【請求項８９】ビデオデータの水平ブランキング部分に
制御データが多重化されてなる多重化データを入力する
工程と、 上記多重化データより上記ビデオデータおよび制御デー
タを分離する工程と、 上記多重化データより分離された上記制御データから確
定データを確定する工程と、 上記確定された上記確定データを出力する工程と、 上記多重化データより分離された上記ビデオデータを出
力する工程とを有し、 上記制御データが、シリアルデータをそのシリアルデー
タの伝送レートのｍ倍のレート（ｍは正の整数）のクロ
ック信号でサンプリングしてリサンプルドデータを生成
し、上記ビデオデータの各水平期間中に生成されるリサ
ンプルドデータより一定個数を抽出して得られたデータ
であるとき、 上記確定データを確定する工程では、上記ｍの値に基づ
いて上記確定データを確定する ことを特徴とするデータ受信方法。 - 【請求項９０】上記データを分離する工程は、上記多重
化データよりパラレル制御データを分離するものであっ
て、さらに上記パラレル制御データをパラレル／シリア
ル変換してデータ列を得る工程を有し、 上記確定データを確定する工程では、上記データ列より
上記確定データを確定する 請求の範囲第89項記載のデータ受信方法。 - 【請求項９１】上記ビデオデータの各水平期間中に生成
されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個となる
場合、上記一定個数をｎ個とする 請求の範囲第89項記載のデータ受信方法。 - 【請求項９２】上記確定データを確定する工程では、同
一のデータ値のデータがｍ−１個連続することを検出し
て上記確定データを確定する 請求の範囲第91項記載のデータ受信方法。 - 【請求項９３】上記確定データを確定する工程では、上
記確定した確定データを記憶手段に格納する工程と、こ
の記憶手段より所定のクロックレートで上記確定データ
を読み出して出力する工程とを有する 請求の範囲第89項記載のデータ受信方法。 - 【請求項９４】上記確定データを出力する工程では、上
記確定データを復調して出力する 請求の範囲第89項記載のデータ受信方法。 - 【請求項９５】第１のレートで伝送されるシリアルデー
タを入力する工程と、 ビデオデータを入力する工程と、 上記入力されたシリアルデータを上記第１のレートより
も高い第２のレートのクロック信号でサンプリングして
リサンプルドデータを生成する工程と、 上記ビデオデータの各水平期間中に生成される上記リサ
ンプルドデータより一定個数のリサンプルドデータを抽
出する工程と、 上記抽出された上記一定個数のリサンプルドデータを上
記ビデオデータの水平ブランキング部分に制御データと
して多重して多重化データを生成する工程と、 上記多重化データを出力する工程と、 上記多重化データを伝送する工程と、 上記伝送されてくる上記多重化データより上記ビデオデ
ータおよび制御データを分離する工程と、 上記多重化データより分離された上記制御データから確
定データを確定する工程と、 上記確定された上記確定データを出力する工程と、 上記多重化データより分離された上記ビデオデータを出
力する工程と を有するデータ伝送方法。 - 【請求項９６】上記リサンプルドデータを生成する工程
では、上記第１のレートのｍ倍のレート（ｍは正の整
数）のクロック信号で上記シリアルデータをサンプリン
グしてリサンプルドデータを生成する 請求の範囲第95項記載のデータ伝送方法。 - 【請求項９７】上記一定個数のリサンプルドデータを抽
出する工程では、上記ビデオデータの各水平期間中に生
成されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個とな
る場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出する 請求の範囲第95項記載のデータ伝送方法。 - 【請求項９８】上記シリアルデータを入力する工程で
は、上記シリアルデータを少なくとも上記シリアルデー
タに同期したクロック信号の各クロック毎にデータ値が
反転するようにデータ変調して出力シリアルデータを生
成する 請求の範囲第95項記載もデータ伝送方法。 - 【請求項９９】上記一定個数のリサンプルドデータを抽
出する工程では、上記抽出した一定個数のリサンプルド
データをシリアル／パラレル変換してパラレルデータと
して出力する 請求の範囲第95項記載のデータ伝送方法。 - 【請求項１００】上記データを分離する工程は、上記多
重化データよりパラレル制御データを分離するものであ
って、さらに上記多重化データより分離されるデータを
パラレル／シリアル変換してデータ列を得る工程を有
し、 上記確定データを確定する工程では、上記データ列より
上記確定データを確定する 請求の範囲第99項記載のデータ伝送方法。 - 【請求項１０１】上記確定データを確定する工程では、
上記ｍの値に基づいて上記確定データを確定する 請求の範囲第96項記載のデータ伝送方法。 - 【請求項１０２】上記一定個数のリサンプルドデータを
抽出する工程では、上記ビデオデータの各水平期間中に
生成されるリサンプルドデータがｎ個またはｎ＋１個と
なる場合、ｎ個のリサンプルドデータを抽出し、 上記確定データを確定する工程では、同一のデータ値の
データがｍ−１個連続することを検出して上記確定デー
タを確定する 請求の範囲第101項記載のデータ伝送方法。 - 【請求項１０３】上記確定データを確定する工程では、
上記確定データを記憶手段に格納する工程と、この記憶
手段より所定のクロックレートで上記確定データを読み
出して出力する工程とを有する 請求の範囲第95項記載のデータ伝送方法。 - 【請求項１０４】上記確定データを出力する工程では、
上記確定データを復調して出力する 請求の範囲第95項記載のデータ伝送方法。
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