JP3371279B2 - Tvカメラ用レンズの選択方法および選択装置 - Google Patents
Tvカメラ用レンズの選択方法および選択装置Info
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Description
せ、たとえば工業用のTVカメラ(CCTVカメラ)お
よびこれに装着する撮影レンズの組合せを、使用条件に
基づいて選択する方法および装置に関する。
CTVカメラは一般に、撮像素子を備えたカメラ本体
と、このカメラ本体に撮影レンズを装着することで構成
されている。通常、カメラ本体および撮影レンズは多数
用意されていて、ユーザーの使用条件、例えば被写体の
大きさ、撮影距離その他の条件に適するように、カメラ
本体および撮影レンズを組み合わせていた。しかし、ユ
ーザーの要望に応じたカメラ本体および撮影レンズの組
合せを選択するのは容易ではなかった。なお、通常、カ
メラ本体をTVカメラという。
本体および撮影レンズの組合せを容易に選択できる方法
および装置を提供することを目的とする。
用レンズの選択方法は、複数種のレンズおよびTVカメ
ラの仕様を記憶し、その中から、所定の条件に最も適し
たレンズを選択する方法であって、レンズ、TVカメラ
に係わる複数の撮影条件を入力する段階と、入力された
撮影条件に基づいて適合した仕様のレンズを検索して選
択可能に表示する段階と、前記表示した一または複数の
レンズの中から一または複数のレンズを選択する段階
と、該選択されたレンズの仕様に基づいて撮影条件を計
算する段階と、該計算した撮影条件を表示する段階と、
を含むことに特徴を有する。本発明のTVカメラ用レン
ズの選択方法は、TVカメラに装着可能な複数種類のレ
ンズの仕様を記憶した記憶手段と、表示手段と、一また
は二以上の撮影条件を入力する入力手段と、該入力手段
によって入力された撮影条件に適合した仕様のレンズを
検索し、該当するレンズを前記表示手段に表示する検索
手段とを備えたことに特徴を有する。
する。本発明の実施の形態は、コンピュータ、いわゆる
パーソナルコンピュータを使用して実行することに特徴
を有する。図1は、本発明のレンズおよびカメラのセレ
クト方法を実施する装置を、パーソナルコンピュータに
適用した場合の一実施の形態を示す図である。本実施の
形態のレンズのセレクト方法を実行するプログラムは、
記録媒体、たとえばフロッピーディスクなどの記録媒体
に記録することも可能である。
所定のデータ、プログラムなどを記憶する記憶装置13
と、コマンド、データなどを入力するデータ入力装置1
5と、データ入出力画面、入力データ、演算データ、グ
ラフィックなどを表示する表示装置17および印刷する
印刷装置19を備えている。これらの装置は、いわゆる
パーソナルコンピュータを中心に構成できる。つまり、
演算・制御回路11はパーソナルコンピュータ本体であ
り、データ入力装置はキーボード、マウスであり、記憶
装置13は、いわゆるパーソナルコンピュータ本体のR
OM、RAMおよびハードディスクドライブや、フロッ
ピーディスクドライブ、CD−ROM、光磁気ディスク
ドライブなどのリムーバブル記録装置が含まれ、表示装
置17は液晶ディスプレイ、CRTディスプレイなどが
含まれ、印刷装置19は、レーザプリン、インクジェッ
トプリンタ、昇華型プリンタなどのいわゆるプリンタが
含まれる。この実施の形態では、使用者によりデータ入
力装置15を介して所定の操作を受けると、記憶装置1
3に書き込まれたプログラムを制御回路11が読み込ん
で、レンズセレクト処理を実行する。
〜図6に示したフローチャートを参照して説明する。こ
のフローチャートに沿った処理は、演算・制御回路11
が、記憶装置13に記憶されたプログラムを読み込んで
実行する。
ンズを提供する側が入力するデータ、この装置を使用し
てカメラ、撮影レンズを選択する側が入力するデータ、
あるいは選択するデータは、下記の通りである。
像素子にCCDイメージセンサを使用したCCTVカメ
ラとし、このCCTVカメラのデータとしては、種別、
各種類におけるフォーマットサイズ、例えば、マウント
の種類、CCD撮像素子の撮影画面の対角寸法、水平寸
法、垂直寸法、価格などがある。撮影レンズは、CCT
Vカメラ用の撮影レンズであって、レンズデータとして
は、レンズの種別、焦点距離、最大口径比、絞り範囲、
絞りの方式(アイリス)、マウントの種類、フィルター
サイズ、外観寸法、系列、実焦点距離、主点間隔、全
長、メカ繰り出し量(例えば、自動焦点調節モータの単
位回転数に基づく焦点調節レンズの駆動量)、近点、価
格などがある。
あるいはCCD撮像素子の撮像面の大きさを表す一般的
呼称(例えば1インチ、1/2インチなど)、対角線長
など) 5.画面一杯に撮影する方向(被写体を画面の縦方向に
一杯に映すか横方向に一杯に映すかの別) 6.絞りの方式(自動絞りまたは手動絞りの別)
タは、3個が決まれば他の一つのデータが求まる。以上
の使用者が入力するデータなどは、例えば、表示装置1
7に入力窓を表示して、使用者が入力装置15を使用し
て入力する構成とするか、あるいはいわゆるポップアッ
プメニューとして、使用者が選択する構成とする。
れぞれ、入力窓を表示して使用者が入力装置15を使用
して数値を入力する構成とする。被写体の大きさは、高
さおよび幅の一方または両方の入力窓を表示して、使用
者が入力装置15を使用して入力する構成とする。両方
の入力窓を表示した場合は、少なくとも一方のデータ入
力でよいとするか、両方のデータの入力を必要とするか
の設定が可能である。カメラのフォーマットサイズ、絞
りの方式は、チェック欄を設けて、使用者が希望するフ
ォーマットサイズ、絞りの方式のチェック欄を、入力装
置15を使用してチェックする構成とする。
カメラを提供する側が、提供可能なカメラの撮影画面サ
イズを予め提供者データとして入力し、記憶装置13に
記憶させておく。そして、このカメラサイズデータを、
カメラのフォーマットサイズ入力窓に、ポップアップメ
ニューとして表示し、使用者が入力装置15を使用して
このポップアップメニューの中から選択する構成とす
る。
方式かの別を、チェック窓とともに表示して、使用者が
入力装置15を使用して希望する方の方式のチェック窓
をチェックする構成とする。
向かの別をチェック窓とともに表示して、使用者が入力
装置を使用して希望する方向のチェック窓をチェックす
る構成とする。
を表示して、まず入力単位が入力されるのを待つ(S1
01)。入力単位は、例えばメートル(m)、センチメ
ートル(cm)、ミリメートル(mm)、フィート(ft)、
インチ(in)の中から選択可能とする。
ュー1、2、3が選択されるのを待つ(S101、S1
03、S131、S133)。メニュー1は撮影レンズ
の焦点距離を知りたい場合に適し、メニュー2は撮影画
面に入る被写体の大きさを知りたい場合に適し、メニュ
ー3は撮影距離を知りたい場合に適している。
写体の大きさ、カメラのフォーマットサイズ、絞りの方
式および画面一杯に撮影する方向を入力、入力データに
基づいて適切な撮影レンズの候補を表示し、使用者がそ
のリストの中から希望の撮影レンズを選択し、選択され
た撮影レンズに基づいて撮影条件を再計算して表示する
モードである。メニュー2は、使用者が希望撮影距離、
希望焦点距離、カメラのフォーマットサイズおよび絞り
の方式を選択し、、入力データに基づいて適切な撮影レ
ンズの候補を表示し、使用者がそのリストの中から希望
の撮影レンズを選択し、入力データおよび選択された撮
影レンズに基づいて撮影画面に入る被写体の大きさを計
算して表示するモードである。メニュー3は、使用者が
希望撮影距離、希望焦点距離、被写体の大きさ、カメラ
のフォーマットサイズ、絞りの方式および画面一杯に撮
影する方向を入力し、入力データに基づいて適切な撮影
レンズの候補を表示し、使用者がそのリストの中から希
望の撮影レンズを選択し、入力データおよび選択撮影レ
ンズに基づいて適切な撮影距離を計算して表示するモー
ドである。
応する撮影条件入力画面1を表示する。撮影条件入力画
面1において使用者が入力するデータは、希望撮影距
離、被写体の大きさ、カメラのフォーマットサイズ、絞
りの方式、画面一杯に撮影する方向である。メニュー2
を選択すると、メニュー2に対応する撮影条件入力画面
2を表示する。撮影条件入力画面2において使用者が入
力するデータは、希望撮影距離、カメラのフォーマット
サイズおよび絞りの方式である。メニュー3を選択する
と、メニュー3に対応する撮影条件入力画面3を表示す
る。撮影条件入力画面3において使用者が入力するデー
タは、被写体の大きさ、カメラのフォーマットサイズ、
絞りの方式および画面一杯に撮影する方向である。
について説明する。メニュー1が選択されると、第1撮
影条件の入力画面を表示する(S103:YES 、S10
5)。第1撮影条件入力画面では、希望撮影距離、被写
体の大きさ、カメラのフォーマットサイズ、絞りの方式
および画面一杯に撮影する方向のデータ入力窓を表示す
る。これらのデータ入力窓は、一つの画面に表示しても
よいが、一つづつ表示し、データが入力されたら次の入
力窓を表示する構成でもよい。
距離、被写体の大きさ、カメラのフォーマットサイズお
よび画面一杯に撮影する方向に基づいて推奨焦点距離を
演算し、選択された絞りの方式であって、この推奨焦点
距離と一致する焦点距離、あるいは近い焦点距離の撮影
レンズを、蓄積してある撮影レンズデータから検索し
て、推奨焦点距離と一致するかまたは最も近い焦点距離
の順に表示する(S107、S109)。表示データに
は、少なくとも撮影レンズの型番、焦点距離を含む。
中から所望の撮影レンズを選択するか、選択しないかを
判断する。撮影レンズが選択されなかった場合は、再度
第1撮影条件の入力画面に戻る(S111:NO、S10
5)。入力画面に戻ると、先に入力されたデータを撮影
条件の入力1画面に表示する。
されたときには、選択された撮影レンズの仕様およびS
105で入力されたデータに基づいて再度計算を実行す
る(S113)。そして、計算結果に基づいて、レンズ
詳細データ表示を行う(S115)。この計算によっ
て、接写リングが必要かどうかの判断をし、必要な場合
には、使用可能な接写リングの種類を表示する。さら
に、包括角度(水平方向の画角および垂直方向の画角)
を表示する。そして、希望撮影距離を優先したときの撮
影条件を演算し、表示する。
入力窓、印刷ボタン、入力条件を変えて再実行ボタン、
メニューを変えて再実行、および終了ボタンの表示があ
って、使用者は、データ入力装置15を操作して絞りF
値の入力およびこれらのボタン操作を行う。
が変わると、被写界深度計算処理を実行して近点、遠点
を求め、これらを画面に表示する(S116:YES 、S
124)。印刷ボタンがオン操作されると、印刷処理を
実行する(S117;YES 、S125)。入力条件を変
えて再実行ボタンがオンされると撮影条件の入力1画面
表示に戻る(S119:YES 、S105)。メニューを
変えて再実行するボタンが選択されたらメニュー選択画
面(初期画面)に戻る(S121:YES 、S101。そ
して、終了ボタンが操作されたら、アプリケーションを
終了する(S123:YES )。いずれのボタンも操作さ
れない間は、レンズデータ詳細表示画面を維持する(S
123:NO、S115)。
5、図6を参照して説明する。この深度計算処理に入る
と、使用者がデータ入力装置15を介して入力した絞り
F値が、希望する撮影レンズの絞り値範囲外かどうかを
チェックし、入力された絞り値Fが範囲内になるのを待
つ(S401、S403;NO、S401)。入力された
絞りF値が範囲内になると、その絞りF値と選択した撮
影レンズの焦点距離および撮影距離に基づいて、近点お
よび遠点を演算して求め、遠点および近点の値ととも
に、その範囲をグラフィカルに表示してリターンする
(S403:YES 、S405)。使用者は、任意の絞り
F値を入力することで、被写界深度を知ることができ
る。
んでいるかどうか、つまり近点および遠点の演算が終了
しているかどうかをチェックし、終了していれば被写界
深度計算結果を含むレンズ詳細データを印刷し(S50
1:YES 、S503)、終了していなければレンズ詳細
データのみを印刷する(S501:NO、S505)。印
刷結果の一実施例を、図7、図8に示した。
どうかをチェックして、メニュー1からの印刷でなけれ
ば印刷処理を終了する(S507:NO)。メニュー1か
らの印刷であれば、撮影距離を優先した場合の表示があ
るかどうかをチェックし、表示があれば、その表示を印
刷してからリターンする(S507:YES 、S50
9)。撮影距離を優先した場合の表示(印刷結果)を、
図9に示した。撮影距離を優先した場合の表示がない場
合は、印刷せずにリターンする(S507:NO)。
表示装置17の表示内容にも含まれる。表示装置17と
印刷装置19とでは、解像度、領域、カラーかどうかな
どが相違するので、表示内容、レイアウトが全く同一と
いうことはない。
ュー2が選択されたときの処理について図3を参照して
説明する。メニュー2が選択されると、撮影条件の入力
2画面を表示する(S101、S103:NO、S13
1:YES 、S201)。撮影条件の入力2画面は、希望
撮影距離、希望焦点距離、カメラのフォーマットサイズ
および絞りの方式を入力する画面である。
ータが入力されると、全希望焦点距離と一致するかまた
は近い焦点距離の撮影レンズを検索して、希望焦点距離
と一致するか、または最も近い焦点距離の順にレンズリ
ストを表示する(S209)。このリスト表示画面に
は、レンズを選択しないボタンが含まれていて、レンズ
を選択しないボタンが選択されたら、このアプリケーシ
ョンを終了する(S211:NO)。なお、メニュー1の
場合同様に、レンズを選択しないボタンが選択されたと
きにはS101に戻る構成でもよい。
択された撮影レンズに対する撮影距離を計算する(S2
11:YES 、S213)。つまり、選択された撮影レン
ズの焦点距離、入力された希望撮影距離およびカメラの
フォーマットサイズに基づいて、撮影可能な最大被写体
の大きさ(縦および横)を計算する。
データ表示を行う(S215)。この計算によって、接
写リングが必要かどうかの判断をし、必要な場合には、
使用可能な接写リングの種類を表示する。さらに、包括
角度(水平方向の画角および垂直方向の画角)、近点お
よび遠点を表示する。メニュー1の場合との相違は、希
望撮影距離を優先したときの撮影条件を表示しない点で
ある。
入力窓、印刷ボタン、入力条件を変えて再実行ボタン、
メニューを変えて再実行、および終了ボタンの表示があ
って、使用者は、データ入力装置15を操作して絞りF
値の入力およびこれらのボタン操作を行う。
が変わると、被写界深度計算処理を実行して近点、遠点
を求め、これらを画面に表示する(S216:YES 、S
224)。印刷ボタンがオン操作されると、印刷処理を
実行する(S217;YES 、S225)。入力条件を変
えて再実行ボタンがオンされると撮影条件の入力1画面
表示に戻る(S219:YES 、S205)。メニューを
変えて再実行するボタンが選択されたらメニュー選択画
面(初期画面)に戻る(S221:YES 、S101。そ
して、終了ボタンが操作されたら、アプリケーションを
終了する(S223:YES )。いずれのボタンも操作さ
れない間は、レンズデータ詳細表示画面を維持する(S
223:NO、S215)。
ュー3が選択されたときの処理について説明する。メニ
ュー3が選択されると、撮影条件の入力3画面を表示す
る(S101、S103:NO、S131:NO、S13
3:YES 、S305)。撮影条件の入力3画面は、希望
焦点距離、被写体の大きさ、カメラのフォーマットサイ
ズ、絞りの方式、および画面一杯に撮影する方向(縦、
横)を選択する画面である。
ータが入力されると、希望焦点距離と一致するかまたは
近い焦点距離の撮影レンズを検索して、希望焦点距離と
一致するか、または最も近い焦点距離の順にレンズリス
トを表示する(S309)。このリスト表示画面には、
レンズを選択しないボタンが含まれていて、レンズを選
択しないボタンが選択されたら、このアプリケーション
を終了する(S311:NO)。なお、メニュー1の場合
同様に、レンズを選択しないボタンが選択されたときに
はS101に戻る構成でもよい。
択された撮影レンズに対する撮影距離を計算する(S3
11:YES 、S313)。つまり、選択された撮影レン
ズの焦点距離、入力された被写体の大きさ、カメラのフ
ォーマットサイズおよび画面一杯に撮影する方向に基づ
いて、被写体がカメラの画面一杯に撮影されるときの撮
影距離を計算する。そして、撮影距離などを含む、レン
ズ詳細データの表示を行う。表示内容はメニュー1、2
の場合と同様であって、メニュー1の場合との相違は、
希望撮影距離を優先したときの撮影条件を表示しない点
である。
入力窓、印刷ボタン、入力条件を変えて再実行ボタン、
メニューを変えて再実行、および終了ボタンの表示があ
って、使用者は、データ入力装置15を操作して絞りF
値の入力およびこれらのボタン操作を行う。
が変わると、被写界深度計算処理を実行して近点、遠点
を求め、これらを画面に表示する(S316:YES 、S
324)。印刷ボタンがオン操作されると、印刷処理を
実行する(S317;YES 、S325)。入力条件を変
えて再実行ボタンがオンされると撮影条件の入力1画面
表示に戻る(S319:YES 、S305)。メニューを
変えて再実行するボタンが選択されたらメニュー選択画
面(初期画面)に戻る(S321:YES 、S101。そ
して、終了ボタンが操作されたら、アプリケーションを
終了する(S323:YES )。いずれのボタンも操作さ
れない間は、レンズデータ詳細表示画面を維持する(S
323:NO、S315)。
装置によれば、使用者は、画面表示に従って所定のデー
タを入力し、選択するだけで、所望の条件に適合したC
CTVカメラおよび撮影レンズの組合せを知ることがで
きる。
れば、使用者は、表示手段の表示に従って所定のデータ
を入力しまたは選択するだけで、所望の条件に適合した
TVカメラ用のレンズと、そのレンズにおける撮影条件
を簡単に知ることができる。
ブロックで示す図である。
ーチャート図である。
ーチャート図である。
ーチャート図である。
ローチャート図である。
ーチャート図である。
様の一例の表示、印刷内容を示す図である。
びカメラによる撮影条件の一例の表示、印刷内容を示す
図である。
びカメラにおいて撮影距離を優先した場合における撮影
条件の一例の表示、印刷内容を示す図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 複数種のレンズおよびTVカメラの仕様
を記憶し、その中から、所定の条件に最も適したレンズ
を選択する方法であって、 レンズ、TVカメラに係わる複数の撮影条件を入力する
段階と、 入力された撮影条件に基づいて適合した仕様のレンズを
検索して選択可能に表示する段階と、 前記表示した一または複数のレンズの中から一または複
数のレンズを選択する段階と、 該選択されたレンズの仕様に基づいて撮影条件を計算す
る段階と、 該計算した撮影条件を表示する段階と、 を含むことを特徴とするTVカメラ用レンズの選択方
法。 - 【請求項2】 TVカメラに装着可能な複数種類のレン
ズの仕様を記憶した記憶手段と、 表示手段と、 一または二以上の撮影条件を入力する入力手段と、 該入力手段によって入力された撮影条件に適合した仕様
のレンズを検索し、該当するレンズを前記表示手段に表
示する検索手段と、を備えたことを特徴とするTVカメ
ラ用レンズの選択装置。 - 【請求項3】 TVカメラ用レンズの選択装置は演算手
段を備え、前記表示手段は前記該当するレンズの仕様を
表示し、前記演算手段は、該表示された仕様に基づいて
撮影条件を計算し、該計算結果を前記表示手段に表示す
る請求項2記載のTVカメラ用レンズの選択装置。 - 【請求項4】 前記記憶手段には、前記レンズが装着可
能な1または複数種類のTVカメラの仕様が記憶されて
いる請求項2または3記載のTVカメラ用レンズの選択
装置。 - 【請求項5】 前記TVカメラの仕様には、TVカメラ
の種別、画面サイズおよびマウントの種類が含まれるこ
とを特徴とする請求項4記載のTVカメラ用レンズの選
択装置。 - 【請求項6】 前記レンズの仕様には、レンズの種別、
焦点距離、絞り範囲 、マウントの種別、および絞りの方
式が含まれることを特徴とする請求項2乃至5のいずれ
か一項記載のTVカメラ用レンズの選択装置。 - 【請求項7】 前記複数の撮影条件には、撮影距離、被
写体の大きさ、絞りの方式、TVカメラの画面サイズお
よび前記被写体を画面一杯に撮影する方向が含まれるこ
とを特徴とする請求項6記載のTVカメラ用レンズの選
択装置。 - 【請求項8】 前記表示手段は、前記入力手段によって
選択可能な撮影条件群を表示し、前記入力手段は、該表
示された撮影条件群に対応するデータを入力または選択
可能な請求項2乃至7のいずれか一項記載のTVカメラ
用レンズの選択装置。 - 【請求項9】 前記選択可能な撮影条件群には、撮影距
離、被写体の大きさ、絞りの方式、TVカメラの画面サ
イズ、および前記被写体を前記TVカメラの画面一杯に
撮影する方向に関するデータが含まれることを特徴とす
る請求項8記載のTVカメラ用レンズの選択装置。 - 【請求項10】 前記演算手段は、前記入力または選択
されたデータに基づいて適正な焦点距離を計算し、前記
検索手段は、この焦点距離と一致ないし近似する焦点距
離のレンズを検索して前記表示手段に表示する請求項9
に記載のTVカメラ用レンズの選択装置。 - 【請求項11】 前記演算手段は、前記表示手段に表示
されたレンズの焦点距離と、前記既に入力されている撮
影距離、被写体の大きさ、TVカメラの画面サイズおよ
び画面一杯に撮影する方向に関するデータに基づいて撮
影条件を計算し、前記表示手段に表示することを特徴と
する請求項10記載のTVカメラ用レンズの選択装置。 - 【請求項12】 前記演算手段は、前記表示手段に表示
されたレンズの焦点距離と、前記既に入力されている撮
影距離およびTVカメラの画面サイズに基づいて、前記
撮影距離において撮影可能な最大被写体の縦または横方
向の大きさを計算し、前記表示手段に表示することを特
徴とする請求項10に記載のTVカメラ用レンズの選択
装置。 - 【請求項13】 前記演算手段は、前記表示手段に表示
されたレンズの焦点距離と、前記入力された被写体の大
きさ、TVカメラの画面サイズおよび画面一 杯に撮影す
る方向に関するデータに基づいて、被写体がカメラの画
面一杯に撮影されるときの撮影距離を計算することを特
徴とする請求項10記載のTVカメラ用レンズの選択装
置。 - 【請求項14】 前記表示されたレンズが複数ある場合
はその一つを前記入力手段によって選択可能であり、前
記演算手段は、前記入力手段によって一つのレンズが選
択された場合は、該選択されたレンズの焦点距離に基づ
いて前記計算をし、前記表示手段に表示することを特徴
とする請求項11乃至13のいずれか一項記載のTVカ
メラ用レンズの選択装置。 - 【請求項15】 前記TVカメラ用レンズの選択装置は
さらに、前記選択されたレンズ、カメラ、入力された撮
影条件および演算結果を印刷手段によって印刷すること
を特徴とする請求項4乃至14のいずれか一項記載のT
Vカメラ用レンズの選択装置。 - 【請求項16】 前記表示手段による表示には、撮影画
面に対する被写体の撮影領域、カメラと被写体の相対位
置と被写体の大きさを含み、さらに被写界深度を演算し
たときには焦点深度を図形で表示することを特徴とする
請求項2乃至15のいずれか一項記載のTVカメラ用レ
ンズの選択装置。 - 【請求項17】 前記表示手段による表示には、接写リ
ングの必要性の有無とその種類を含む請求項15記載の
TVカメラ用レンズの選択装置。
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