JP3370117B2 - 電気制御式の燃料噴射装置 - Google Patents
電気制御式の燃料噴射装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M59/00—Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
- F02M59/20—Varying fuel delivery in quantity or timing
- F02M59/36—Varying fuel delivery in quantity or timing by variably-timed valves controlling fuel passages to pumping elements or overflow passages
- F02M59/366—Valves being actuated electrically
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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- F02M59/44—Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
- F02M59/46—Valves
- F02M59/466—Electrically operated valves, e.g. using electromagnetic or piezoelectric operating means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M2200/00—Details of fuel-injection apparatus, not otherwise provided for
- F02M2200/30—Fuel-injection apparatus having mechanical parts, the movement of which is damped
- F02M2200/304—Fuel-injection apparatus having mechanical parts, the movement of which is damped using hydraulic means
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用の電気制御
式の燃料噴射装置であって、ポンプ作業室を制限してい
て、あらかじめ蓄えられていた燃料を圧縮行程時に噴射
圧下で噴射ノズルに吐出する、特に一定の行程で駆動さ
れるポンプピストンと、フィードポンプから燃料を供給
されかつ吐出導管によってポンプ作業室に接続されてい
る低圧室と、ポンプ作業室と低圧室との間に配置された
電磁弁とが設けられており、該電磁弁が可動の弁部材を
有しており、該弁部材が、半径方向においてシールされ
て弁ケーシング内をその行程運動のために案内されてい
て、弁部材がさらにその弁座の方向において、該弁座と
は反対の側に設けられた電磁石によって開放ばねの力に
抗して閉鎖可能であり、この場合弁座の有効直径が、弁
部材の案内直径に相当していて、弁座と案内区分との間
に、ポンプ作業室と接続された圧力室が設けられてお
り、弁座及びその貫通孔の、圧力室とは反対の側に、低
圧室と接続された放圧室が設けられている形式のものに
関する。
式の燃料噴射装置であって、ポンプ作業室を制限してい
て、あらかじめ蓄えられていた燃料を圧縮行程時に噴射
圧下で噴射ノズルに吐出する、特に一定の行程で駆動さ
れるポンプピストンと、フィードポンプから燃料を供給
されかつ吐出導管によってポンプ作業室に接続されてい
る低圧室と、ポンプ作業室と低圧室との間に配置された
電磁弁とが設けられており、該電磁弁が可動の弁部材を
有しており、該弁部材が、半径方向においてシールされ
て弁ケーシング内をその行程運動のために案内されてい
て、弁部材がさらにその弁座の方向において、該弁座と
は反対の側に設けられた電磁石によって開放ばねの力に
抗して閉鎖可能であり、この場合弁座の有効直径が、弁
部材の案内直径に相当していて、弁座と案内区分との間
に、ポンプ作業室と接続された圧力室が設けられてお
り、弁座及びその貫通孔の、圧力室とは反対の側に、低
圧室と接続された放圧室が設けられている形式のものに
関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願公開第178427
号明細書に基づいて公知の上記形式の燃料噴射装置で
は、ポンプノズルのポンプピストンは一定の行程で駆動
され、この場合燃料は、電磁弁として構成されている電
気作動式のオーバフロー弁が、ポンプ作業室からオーバ
フロー通路を介して低圧室にオーバフローする燃料の貫
流を遮断している場合に、噴射圧下で噴射ノズルに吐出
される。電磁弁は座弁として構成されており、この場合
可動の弁部材は圧力室に向かって開放するようになって
おり、この圧力室は弁部材を半径方向において取り囲ん
でいて、これによって、圧力室から弁部材に作用する力
は、十分に圧力バランスされており、このために弁座の
有効直径は、可動の弁部材のシャフト直径にほぼ相当し
ている。これによって可動の弁部材は、たとえ圧力室に
ポンプ作業室の噴射高圧が存在している場合でも、電磁
石によって確実に適正な時間に操作されることができ
る。このような電磁弁は、圧力室の高圧下において開放
されることも遮断されることも可能であり、この場合電
磁石によって、摩擦力の他には単に開放ばねの力及び慣
性力だけが克服されればよい。このような電磁弁は、ま
ず第1に、噴射動作中にその開放ひいてはポンプ作業室
の放圧によって噴射を終了させるという働きを有してい
る。しかしながらまた電磁弁は、その遮断によって、噴
射開始時期を規定するためにも適しており、この場合電
磁弁の遮断動作は、ポンプピストンが規定された行程を
進んで、この際に燃料を電磁弁と圧力室とを介して放圧
室に吐出した後で、行われ、その前に、電磁弁の閉鎖後
に燃料は圧力室において遮断され、噴射圧到達後に噴射
ノズルを介して機関に噴射される。ポンプノズル、分配
型ポンプ又はその他の高圧発生機の噴射量の制御がこの
特殊な電磁弁の投入接続時間にわたって行われるこのよ
うな電気制御式の燃料噴射装置では、可動の弁部材に作
用する種々様々な又は交番する燃料圧が、電磁弁切換え
時間に影響を与える。そしてこのような影響は、特に、
このような種々様々な圧力状態が、可動の弁部材の端面
を負荷する放圧室において発生する場合に、顕著であ
る。このような現象は、電磁弁が開放されていて、燃料
がポンプ作業室から圧力室を介して放圧される場合に、
見られる。そして、ポンプ作業室と電磁弁圧力室との間
における吐出導管において生じた圧力変動は、可動の弁
部材の座を介してかつ相応に緩衝されて、放圧室内に伝
わる。電磁弁の閉鎖時間、つまり単位時間当たりの切換
え交番は、放圧室におけるその都度の圧力レベルによっ
て、かなりの影響を受け、この場合もちろん放圧室にお
ける圧力レベルは、同様に切換え交番によってもしくは
放圧される量によっても影響を受ける。
号明細書に基づいて公知の上記形式の燃料噴射装置で
は、ポンプノズルのポンプピストンは一定の行程で駆動
され、この場合燃料は、電磁弁として構成されている電
気作動式のオーバフロー弁が、ポンプ作業室からオーバ
フロー通路を介して低圧室にオーバフローする燃料の貫
流を遮断している場合に、噴射圧下で噴射ノズルに吐出
される。電磁弁は座弁として構成されており、この場合
可動の弁部材は圧力室に向かって開放するようになって
おり、この圧力室は弁部材を半径方向において取り囲ん
でいて、これによって、圧力室から弁部材に作用する力
は、十分に圧力バランスされており、このために弁座の
有効直径は、可動の弁部材のシャフト直径にほぼ相当し
ている。これによって可動の弁部材は、たとえ圧力室に
ポンプ作業室の噴射高圧が存在している場合でも、電磁
石によって確実に適正な時間に操作されることができ
る。このような電磁弁は、圧力室の高圧下において開放
されることも遮断されることも可能であり、この場合電
磁石によって、摩擦力の他には単に開放ばねの力及び慣
性力だけが克服されればよい。このような電磁弁は、ま
ず第1に、噴射動作中にその開放ひいてはポンプ作業室
の放圧によって噴射を終了させるという働きを有してい
る。しかしながらまた電磁弁は、その遮断によって、噴
射開始時期を規定するためにも適しており、この場合電
磁弁の遮断動作は、ポンプピストンが規定された行程を
進んで、この際に燃料を電磁弁と圧力室とを介して放圧
室に吐出した後で、行われ、その前に、電磁弁の閉鎖後
に燃料は圧力室において遮断され、噴射圧到達後に噴射
ノズルを介して機関に噴射される。ポンプノズル、分配
型ポンプ又はその他の高圧発生機の噴射量の制御がこの
特殊な電磁弁の投入接続時間にわたって行われるこのよ
うな電気制御式の燃料噴射装置では、可動の弁部材に作
用する種々様々な又は交番する燃料圧が、電磁弁切換え
時間に影響を与える。そしてこのような影響は、特に、
このような種々様々な圧力状態が、可動の弁部材の端面
を負荷する放圧室において発生する場合に、顕著であ
る。このような現象は、電磁弁が開放されていて、燃料
がポンプ作業室から圧力室を介して放圧される場合に、
見られる。そして、ポンプ作業室と電磁弁圧力室との間
における吐出導管において生じた圧力変動は、可動の弁
部材の座を介してかつ相応に緩衝されて、放圧室内に伝
わる。電磁弁の閉鎖時間、つまり単位時間当たりの切換
え交番は、放圧室におけるその都度の圧力レベルによっ
て、かなりの影響を受け、この場合もちろん放圧室にお
ける圧力レベルは、同様に切換え交番によってもしくは
放圧される量によっても影響を受ける。
【0003】この公知の電気制御式の燃料噴射装置の別
の欠点としては次のことが挙げられる。すなわちこの公
知の燃料噴射装置では、可動の弁部材は、弁座への載着
時及び開放行程ストッパへの衝突時に跳ね返され、これ
によって噴射時間特性が不安定になってしまう。
の欠点としては次のことが挙げられる。すなわちこの公
知の燃料噴射装置では、可動の弁部材は、弁座への載着
時及び開放行程ストッパへの衝突時に跳ね返され、これ
によって噴射時間特性が不安定になってしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の燃料噴射装置を改良して、電磁
弁の切換え時間に対する不都合な影響を排除して、電磁
弁の切換え精度を高めることである。
は、冒頭に述べた形式の燃料噴射装置を改良して、電磁
弁の切換え時間に対する不都合な影響を排除して、電磁
弁の切換え精度を高めることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、弁部材において電磁石とは反対の
側に、弁部材の減径部を介して圧力バランスピストンが
配置されており、該圧力バランスピストンが、この圧力
バランスピストンの外径に相当する直径を備えた孔に進
入していて、放圧室を、圧力バランスピストンの、該放
圧室とは反対側の端面の前に位置している端面室から隔
てており、端面室が、接続通路と、電磁石を受容する磁
石室と、絞り機能を有する液圧接続部とを介して、低圧
室よりもさらに低い圧力レベルを有する圧力の低い室と
接続されており、低圧室と端面室との間に、絞り機能を
有する液圧接続部が設けられているようにした。
に本発明の構成では、弁部材において電磁石とは反対の
側に、弁部材の減径部を介して圧力バランスピストンが
配置されており、該圧力バランスピストンが、この圧力
バランスピストンの外径に相当する直径を備えた孔に進
入していて、放圧室を、圧力バランスピストンの、該放
圧室とは反対側の端面の前に位置している端面室から隔
てており、端面室が、接続通路と、電磁石を受容する磁
石室と、絞り機能を有する液圧接続部とを介して、低圧
室よりもさらに低い圧力レベルを有する圧力の低い室と
接続されており、低圧室と端面室との間に、絞り機能を
有する液圧接続部が設けられているようにした。
【0006】
【発明の効果】本発明のように構成された燃料噴射装置
には、公知の燃料噴射装置に比べて次のような利点があ
る。すなわち本発明による燃料噴射装置では、燃料の放
圧ダイナミックが、可動の弁部材の開放時に、一方的な
圧力を可動の弁部材に作用することはない。さらに、有
利な形式で可動の弁部材の行程運動が著しく緩衝され、
しかもこの際にこのような燃料噴射装置において必要な
高い噴射周波数を減じる必要はない。そして吐出導管に
おいて形成される圧力変動は、もはや電磁弁の切換え時
間になんら影響を与えない。また緩衝ピストンを介し
て、両行程方向において、弁座もしくは行程ストッパに
対する可動の弁部材の衝突が阻止されており、この結果
本発明ではこの点からも、噴射時間の品質の改善が達成
されている。また、可動の弁部材における面、つまり調
節方向において作用する液圧によって負荷される面は規
定された差異を有しているので、これによって付加的な
力が開放方向において生じることになる。
には、公知の燃料噴射装置に比べて次のような利点があ
る。すなわち本発明による燃料噴射装置では、燃料の放
圧ダイナミックが、可動の弁部材の開放時に、一方的な
圧力を可動の弁部材に作用することはない。さらに、有
利な形式で可動の弁部材の行程運動が著しく緩衝され、
しかもこの際にこのような燃料噴射装置において必要な
高い噴射周波数を減じる必要はない。そして吐出導管に
おいて形成される圧力変動は、もはや電磁弁の切換え時
間になんら影響を与えない。また緩衝ピストンを介し
て、両行程方向において、弁座もしくは行程ストッパに
対する可動の弁部材の衝突が阻止されており、この結果
本発明ではこの点からも、噴射時間の品質の改善が達成
されている。また、可動の弁部材における面、つまり調
節方向において作用する液圧によって負荷される面は規
定された差異を有しているので、これによって付加的な
力が開放方向において生じることになる。
【0007】本発明の有利な構成では、可動の弁部材に
作用する開放ばねが、圧力バランスピストンの端面側に
設けられた室(端面室)に配置されていて、圧力バラン
スピストンの端面に作用するようになっている。これに
よって、いずれにせよ設けられている室を利用すること
ができる。上に述べた公知の燃料噴射装置では、開放ば
ねは磁石室に配置されていて、そこにおける貴重なスペ
ースを使っている。
作用する開放ばねが、圧力バランスピストンの端面側に
設けられた室(端面室)に配置されていて、圧力バラン
スピストンの端面に作用するようになっている。これに
よって、いずれにせよ設けられている室を利用すること
ができる。上に述べた公知の燃料噴射装置では、開放ば
ねは磁石室に配置されていて、そこにおける貴重なスペ
ースを使っている。
【0008】本発明の別の有利な構成では、接続通路
が、電磁石を受容している室を介して延びており、この
ように構成されていることによって、可動の弁部材は、
緩衝ピストンとは反対の端面側において同様に、端面室
における液体圧によって負荷されることになる。これに
よって、可動の弁部材に行程方向において作用する液圧
力のバランスが最適化される。接続通路は、端面室と磁
石室との間の範囲においては絞られていない。
が、電磁石を受容している室を介して延びており、この
ように構成されていることによって、可動の弁部材は、
緩衝ピストンとは反対の端面側において同様に、端面室
における液体圧によって負荷されることになる。これに
よって、可動の弁部材に行程方向において作用する液圧
力のバランスが最適化される。接続通路は、端面室と磁
石室との間の範囲においては絞られていない。
【0009】本発明の別の有利な構成では、端面室の上
流側に第1の絞りが、かつ接続通路の終端部には、つま
り磁石室の下流には第2の絞りが、それぞれ規定された
横断面積をもって配置されている。第1の絞りと第2の
絞りとの間において緊張させられた液柱によって、規定
された絞り横断面積と、第1の絞りの前及び第2の絞り
の後ろにおけるほぼ等しい圧力状態とに基づいて、可動
の弁部材に作用する燃料低圧のバランスがさらに改善さ
れる。
流側に第1の絞りが、かつ接続通路の終端部には、つま
り磁石室の下流には第2の絞りが、それぞれ規定された
横断面積をもって配置されている。第1の絞りと第2の
絞りとの間において緊張させられた液柱によって、規定
された絞り横断面積と、第1の絞りの前及び第2の絞り
の後ろにおけるほぼ等しい圧力状態とに基づいて、可動
の弁部材に作用する燃料低圧のバランスがさらに改善さ
れる。
【0010】これに関連した本発明のさらに別の構成で
は、圧力バランスピストンと該圧力バランスピストンを
受容する孔との間に設けられている間隙が、第1の規定
された絞りとして働くようになっている。このようにな
っていると、燃料は直接放圧室から前記間隙を介して端
面室に流入し、この端面室から接続通路に流入すること
になる。
は、圧力バランスピストンと該圧力バランスピストンを
受容する孔との間に設けられている間隙が、第1の規定
された絞りとして働くようになっている。このようにな
っていると、燃料は直接放圧室から前記間隙を介して端
面室に流入し、この端面室から接続通路に流入すること
になる。
【0011】端面室、接続通路及び磁石室における液圧
は、一方では系圧にかつ他方では第1の絞りの絞り横断
面積と第2の絞りの絞り横断面積とに関連しているの
で、つまり貫流量はこれらのファクタに依存しているの
で、本発明の別の構成によれば、第1の絞りもしくは第
2の絞りの横断面積は下記の方程式に基づいて規定され
ている:
は、一方では系圧にかつ他方では第1の絞りの絞り横断
面積と第2の絞りの絞り横断面積とに関連しているの
で、つまり貫流量はこれらのファクタに依存しているの
で、本発明の別の構成によれば、第1の絞りもしくは第
2の絞りの横断面積は下記の方程式に基づいて規定され
ている:
【0012】
【数2】
【0013】この方程式は、絞りの貫流のための公知の
ベルヌーイの法則から導かれたものであり、
ベルヌーイの法則から導かれたものであり、
【0014】
【数3】
【0015】この場合式中、μ 1 ,μ 2 はそれぞれ第1
及び第2の絞りについての公知の絞り形状の貫流係数、
A 1 ,A 2 はそれぞれ第1及び第2の絞りの横断面積、
ΔPは第1及び第2の絞りにおける圧力降下の合計、ρ
は燃料の密度、Qは第1及び第2の絞りの貫流量を意味
している。そして両絞りが互いに直列に配置されている
場合には、連続方程式 Q1=Q2 つまり
及び第2の絞りについての公知の絞り形状の貫流係数、
A 1 ,A 2 はそれぞれ第1及び第2の絞りの横断面積、
ΔPは第1及び第2の絞りにおける圧力降下の合計、ρ
は燃料の密度、Qは第1及び第2の絞りの貫流量を意味
している。そして両絞りが互いに直列に配置されている
場合には、連続方程式 Q1=Q2 つまり
【0016】
【数4】
【0017】が得られる。
【0018】この条件は、付加絞りの形でA1又はA2
としてのAErsをもって規定することができ、従って
下記の式が成り立つ:
としてのAErsをもって規定することができ、従って
下記の式が成り立つ:
【0019】
【数5】
【0020】この結果A1に対してはAErsとして、
上に述べた方程式が成り立つことになる。
上に述べた方程式が成り立つことになる。
【0021】第1の絞りもしくは第2の絞りの横断面積
A1もしくはA2を設計するために、この方程式を用い
て線図が形成され、この線図においては貫流量Qが縦軸
にかつ圧力降下ΔPが横軸にとられていて、種々異なっ
た絞り横断面積に相当する絞り曲線が描かれており、こ
れらの絞り曲線は、それが第1の絞りであるか又は第2
の絞りであるかに応じて、互いに逆向きに延びている。
そしてこれらの曲線の交点において前記方程式が満たさ
れるので、座標軸への投影によって、接続通路における
量もしくは圧力を読み取ることができる。これによっ
て、所望の圧力及び所望の貫流量に相応して所望の絞り
横断面積を規定することが、又は逆に、所定された絞り
横断面積によって量及び圧力を読み取ることが、極めて
容易に行われ得る。
A1もしくはA2を設計するために、この方程式を用い
て線図が形成され、この線図においては貫流量Qが縦軸
にかつ圧力降下ΔPが横軸にとられていて、種々異なっ
た絞り横断面積に相当する絞り曲線が描かれており、こ
れらの絞り曲線は、それが第1の絞りであるか又は第2
の絞りであるかに応じて、互いに逆向きに延びている。
そしてこれらの曲線の交点において前記方程式が満たさ
れるので、座標軸への投影によって、接続通路における
量もしくは圧力を読み取ることができる。これによっ
て、所望の圧力及び所望の貫流量に相応して所望の絞り
横断面積を規定することが、又は逆に、所定された絞り
横断面積によって量及び圧力を読み取ることが、極めて
容易に行われ得る。
【0022】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0023】図1に示されている電磁弁では、ケーシン
グ1に設けられた孔2において、可動の弁部材3が半径
方向において密にかつ軸方向摺動可能に配置されてい
る。この弁部材3は旋削部4を有しており、これによっ
てヘッド5が形成されていて、このヘッドは、ケーシン
グ1に配置されている弁座6と協働し、かつほぼ弁部材
3の、ケーシングにおいて案内されている区分の直径を
有している。そして弁座6における有効直径は、弁部材
3の案内直径に相当している。弁部材の旋削部4の回り
においてケーシング1内には、圧力室7が設けられてお
り、この圧力室は圧力通路8を介して、図示されていな
い噴射ポンプのポンプ作業室と接続されている。
グ1に設けられた孔2において、可動の弁部材3が半径
方向において密にかつ軸方向摺動可能に配置されてい
る。この弁部材3は旋削部4を有しており、これによっ
てヘッド5が形成されていて、このヘッドは、ケーシン
グ1に配置されている弁座6と協働し、かつほぼ弁部材
3の、ケーシングにおいて案内されている区分の直径を
有している。そして弁座6における有効直径は、弁部材
3の案内直径に相当している。弁部材の旋削部4の回り
においてケーシング1内には、圧力室7が設けられてお
り、この圧力室は圧力通路8を介して、図示されていな
い噴射ポンプのポンプ作業室と接続されている。
【0024】噴射ポンプとしてはポンプノズル、分配型
ポンプ又はその他の高圧ポンプが働き、高圧ポンプのた
めに駆動される往復動式のポンプピストンが設けられて
おり、このポンプピストンのポンプ作業室は、一方では
圧力通路8を介して電磁弁の圧力室7と接続されてい
て、かつ他方では高圧導管を介して、内燃機関に位置し
ている噴射ノズルと接続されており、この結果ポンプピ
ストンが燃料を吐出しかつ電磁弁が閉鎖されている限り
は、内燃機関への燃料噴射が行われる。しかしながら電
磁弁が開放している間は又は開放するやいなや、燃料は
高圧ポンプのポンプ作業室から圧力通路8と圧力室7と
を介してほぼ無圧に流出することができ、この結果、か
なり大きな前圧の下でしか開放しない噴射ノズルは、閉
鎖されていて、噴射は行われない。このような電磁弁に
よって、噴射開始と噴射終了とを制御することができ
る。従って高圧ポンプの圧力行程の間に電磁弁が遮断さ
れている時間によって、噴射量が規定され、これはもち
ろん、ピストン速度つまり内燃機関の回転数に関連して
いる。回転数が高くなればなるほど、規定された噴射量
を規定するための時間は短くなる。これによって、電磁
弁におけるこの時間制御の精度に対する要求は著しく高
くなり、このことは特に、短い切換え時間が要求されて
いて、それと共に相応に短い制御時間の維持及び品質に
対して高い要求が課せられている高い回転数において、
言えることである。
ポンプ又はその他の高圧ポンプが働き、高圧ポンプのた
めに駆動される往復動式のポンプピストンが設けられて
おり、このポンプピストンのポンプ作業室は、一方では
圧力通路8を介して電磁弁の圧力室7と接続されてい
て、かつ他方では高圧導管を介して、内燃機関に位置し
ている噴射ノズルと接続されており、この結果ポンプピ
ストンが燃料を吐出しかつ電磁弁が閉鎖されている限り
は、内燃機関への燃料噴射が行われる。しかしながら電
磁弁が開放している間は又は開放するやいなや、燃料は
高圧ポンプのポンプ作業室から圧力通路8と圧力室7と
を介してほぼ無圧に流出することができ、この結果、か
なり大きな前圧の下でしか開放しない噴射ノズルは、閉
鎖されていて、噴射は行われない。このような電磁弁に
よって、噴射開始と噴射終了とを制御することができ
る。従って高圧ポンプの圧力行程の間に電磁弁が遮断さ
れている時間によって、噴射量が規定され、これはもち
ろん、ピストン速度つまり内燃機関の回転数に関連して
いる。回転数が高くなればなるほど、規定された噴射量
を規定するための時間は短くなる。これによって、電磁
弁におけるこの時間制御の精度に対する要求は著しく高
くなり、このことは特に、短い切換え時間が要求されて
いて、それと共に相応に短い制御時間の維持及び品質に
対して高い要求が課せられている高い回転数において、
言えることである。
【0025】可動の弁部材3が弁座6から持ち上がるや
いなや、燃料は圧力室7から、弁座6の下流に設けられ
た放圧孔9を介して放圧室11に流入することができ、
この放圧室は放圧通路12を介して、図示されていない
燃料供給系、特に低い圧力の燃料を満たされている室と
接続されている。
いなや、燃料は圧力室7から、弁座6の下流に設けられ
た放圧孔9を介して放圧室11に流入することができ、
この放圧室は放圧通路12を介して、図示されていない
燃料供給系、特に低い圧力の燃料を満たされている室と
接続されている。
【0026】弁部材3には放圧室11の側において減径
部13を介して、圧力バランスピストン14が配置され
ており、この圧力バランスピストンは、挿入体16の相
応な直径の孔15に進入している。この挿入体16は、
圧力バランスピストン14の端面の前に配置された端面
室17を制限しており、この端面室には、弁部材3に開
放方向に作用する開放ばね18が配置されていて、端面
室17からは、部分的に挿入体16内をしかしながら主
としてケーシング1内を延びている接続通路19が、磁
石室21に通じており、この磁石室からさらに接続通路
22として、ほぼ無圧の戻し室23に通じている。
部13を介して、圧力バランスピストン14が配置され
ており、この圧力バランスピストンは、挿入体16の相
応な直径の孔15に進入している。この挿入体16は、
圧力バランスピストン14の端面の前に配置された端面
室17を制限しており、この端面室には、弁部材3に開
放方向に作用する開放ばね18が配置されていて、端面
室17からは、部分的に挿入体16内をしかしながら主
としてケーシング1内を延びている接続通路19が、磁
石室21に通じており、この磁石室からさらに接続通路
22として、ほぼ無圧の戻し室23に通じている。
【0027】磁石室21においては弁部材3の上端部に
可動子プレート24が固定されており、この可動子プレ
ートは、リング状の帰路形成ヨーク25と協働する。さ
らに磁石室21には弁部材3もしくは相応なケーシング
区分1の回りに、マグネットポット26と電磁コイル2
7とが配置されており、この電磁コイルは接続ケーブル
28を介して接続プラグ29と接続されている。
可動子プレート24が固定されており、この可動子プレ
ートは、リング状の帰路形成ヨーク25と協働する。さ
らに磁石室21には弁部材3もしくは相応なケーシング
区分1の回りに、マグネットポット26と電磁コイル2
7とが配置されており、この電磁コイルは接続ケーブル
28を介して接続プラグ29と接続されている。
【0028】図1において電磁弁は励磁された状態で示
されており、つまり電磁コイル27は通電されており、
この結果可動子プレート24はマグネットポット26も
しくは帰路形成ヨーク25に向かって引っ張られ、これ
によって弁部材3のヘッド5は弁座6に向かって引っ張
られ、この動作は開放ばね18の力に抗して行われる。
電流が遮断されるやいなや、可動の弁部材3は可動子プ
レート24を含めて、開放ばね18と液圧のパルス力と
によって上方に向かって摺動させられ、圧力室7は放圧
室11と接続され、これによって可能な噴射が中断され
る。この場合、弁部材3の互いに反対側を向いている2
つの端面もしくはバランスされない端面には、磁石室2
1もしくは端面室17における液圧力が作用する。
されており、つまり電磁コイル27は通電されており、
この結果可動子プレート24はマグネットポット26も
しくは帰路形成ヨーク25に向かって引っ張られ、これ
によって弁部材3のヘッド5は弁座6に向かって引っ張
られ、この動作は開放ばね18の力に抗して行われる。
電流が遮断されるやいなや、可動の弁部材3は可動子プ
レート24を含めて、開放ばね18と液圧のパルス力と
によって上方に向かって摺動させられ、圧力室7は放圧
室11と接続され、これによって可能な噴射が中断され
る。この場合、弁部材3の互いに反対側を向いている2
つの端面もしくはバランスされない端面には、磁石室2
1もしくは端面室17における液圧力が作用する。
【0029】この液圧力が正確に等しくなり、かつ規定
された大きさを有することを達成するために、そしてこ
れによって液圧の力バランスを弁部材3において達成す
るために、フィードポンプを介してポンプ作業室にも燃
料を供給する低圧系からの燃料供給のために働く供給導
管31には、第1の絞り32が配置されており、かつ接
続通路22の端部には第2の絞り33が配置されてい
る。第1の絞り32と第2の絞り33との間において
は、つまり端面室17と接続通路19と磁石室21と接
続通路22とにおいては、液柱が緊張されている。この
液柱は常に一定の圧力を有しており、この場合この圧力
は最大で、第1の絞り32の前における吐出圧と第2の
絞り33の後ろにおける戻し室圧との間に位置してい
る。第1の絞り32の横断面積が大きくなればなるほ
ど、そして第2の絞り33の横断面積が小さくなればな
るほど、液柱圧は高くなり、逆に、第1の絞り32の横
断面積が小さくなればなるほど、そして第2の絞り33
の横断面積が大きくなればなるほど、液柱圧は低くな
る。前者の場合液柱圧は供給圧に接近しており、後者の
場合液柱圧は戻し室圧に接近している。この法則は、絞
りによって生ぜしめられる圧力降下に依存しており、こ
の場合この圧力降下は、各絞りの前後における圧力状態
に依存しており、この場合貫流する液体量はまた、絞り
横断面積もしくは圧力降下の2次関数である。弁部材3
におけるこの低圧バランスには、特に、弁部材3の切換
え精度に対する、圧力室7において生じる回避不能な圧
力変動の影響を、阻止する効果がある。低圧バランスに
はさらに、室における液体殺到による衝撃を緩衝する緩
衝作用、並びに弁座6に弁部材3のヘッド5が衝突した
際における衝撃を緩衝する緩衝作用、もしくは弁の開放
時に、磁石室21を上方に向かって閉鎖している磁石室
のカバー35に配置されている行程ストッパ34への弁
部材35の上端部の衝突を緩衝する緩衝作用がある。
された大きさを有することを達成するために、そしてこ
れによって液圧の力バランスを弁部材3において達成す
るために、フィードポンプを介してポンプ作業室にも燃
料を供給する低圧系からの燃料供給のために働く供給導
管31には、第1の絞り32が配置されており、かつ接
続通路22の端部には第2の絞り33が配置されてい
る。第1の絞り32と第2の絞り33との間において
は、つまり端面室17と接続通路19と磁石室21と接
続通路22とにおいては、液柱が緊張されている。この
液柱は常に一定の圧力を有しており、この場合この圧力
は最大で、第1の絞り32の前における吐出圧と第2の
絞り33の後ろにおける戻し室圧との間に位置してい
る。第1の絞り32の横断面積が大きくなればなるほ
ど、そして第2の絞り33の横断面積が小さくなればな
るほど、液柱圧は高くなり、逆に、第1の絞り32の横
断面積が小さくなればなるほど、そして第2の絞り33
の横断面積が大きくなればなるほど、液柱圧は低くな
る。前者の場合液柱圧は供給圧に接近しており、後者の
場合液柱圧は戻し室圧に接近している。この法則は、絞
りによって生ぜしめられる圧力降下に依存しており、こ
の場合この圧力降下は、各絞りの前後における圧力状態
に依存しており、この場合貫流する液体量はまた、絞り
横断面積もしくは圧力降下の2次関数である。弁部材3
におけるこの低圧バランスには、特に、弁部材3の切換
え精度に対する、圧力室7において生じる回避不能な圧
力変動の影響を、阻止する効果がある。低圧バランスに
はさらに、室における液体殺到による衝撃を緩衝する緩
衝作用、並びに弁座6に弁部材3のヘッド5が衝突した
際における衝撃を緩衝する緩衝作用、もしくは弁の開放
時に、磁石室21を上方に向かって閉鎖している磁石室
のカバー35に配置されている行程ストッパ34への弁
部材35の上端部の衝突を緩衝する緩衝作用がある。
【0030】図2及び図3にそれぞれ示されている線図
では、横軸に燃料圧Pがかつ縦軸に燃料量Qがとられて
いる。供給圧と戻し室圧との間における、上に述べた最
大に利用可能な圧力差は、ΔPで示されている。両線図
にそれぞれ配置されている曲線群のうち、左に向かって
上昇するカーブを描いていて破線で示されている曲線群
は、第1の絞りに配属されており、これに対して、右に
向かって上昇するカーブを描いていて実線で示されてい
る曲線群は、第2の絞りに相当している。そして各曲線
は規定された絞り直径に相当している。第1の絞り32
に配属されていて破線で示されている曲線は、図2では
d1zu,d2zu等で示されている。第2の絞り33
に配属されていて破線で示されている曲線は、相応にd
1ab,d2ab,d3ab等で示されている。図3に
示されている線図では、破線で示されている特性線は直
線的に延びており、S1,S2,S3等で示されてい
る。これらの曲線は、第1の絞り32の代わりに、圧力
バランスピストン14の半径方向の周面と圧力バランス
ピストンを取り囲む孔15との間に相応な間隙が設けら
れている変化実施例に相当している。この変化実施例で
は、放圧室11にはほぼ供給圧が生じている。それとい
うのはこの場合放圧通路12もまた低圧室と接続されて
いるからである。
では、横軸に燃料圧Pがかつ縦軸に燃料量Qがとられて
いる。供給圧と戻し室圧との間における、上に述べた最
大に利用可能な圧力差は、ΔPで示されている。両線図
にそれぞれ配置されている曲線群のうち、左に向かって
上昇するカーブを描いていて破線で示されている曲線群
は、第1の絞りに配属されており、これに対して、右に
向かって上昇するカーブを描いていて実線で示されてい
る曲線群は、第2の絞りに相当している。そして各曲線
は規定された絞り直径に相当している。第1の絞り32
に配属されていて破線で示されている曲線は、図2では
d1zu,d2zu等で示されている。第2の絞り33
に配属されていて破線で示されている曲線は、相応にd
1ab,d2ab,d3ab等で示されている。図3に
示されている線図では、破線で示されている特性線は直
線的に延びており、S1,S2,S3等で示されてい
る。これらの曲線は、第1の絞り32の代わりに、圧力
バランスピストン14の半径方向の周面と圧力バランス
ピストンを取り囲む孔15との間に相応な間隙が設けら
れている変化実施例に相当している。この変化実施例で
は、放圧室11にはほぼ供給圧が生じている。それとい
うのはこの場合放圧通路12もまた低圧室と接続されて
いるからである。
【0031】本発明によればいまやこの線図を用いて、
いかなる出発値が与えられているかに応じて、圧力柱の
圧力レベルか、貫流する燃料量か又は絞り横断面積を規
定することができる。例えば燃料量QAを知りたい場合
には、2つの絞り曲線の間における交点Aを下方に向か
って横軸に投影すればよく、これによって圧力PAが得
られ、この圧力においては相応な値ΔPabが第2の絞
り33において生ぜしめられ、かつ値ΔPzuが第1の
絞り32において発生している。交点B,Cは択一的な
限界値を示している。交点Bでは、第1の絞り32のた
めには中間の絞り横断面積が選択され、かつ第2の絞り
33においては比較的大きな絞り横断面積が選択されて
いる。これによって、中位の貫流量をもつ液柱において
比較的低い圧力レベルが生ぜしめられる。交点Cにおい
ては第1の絞り32は極めて狭く選択されているのに対
して、第2の絞り33は比較的広く選択されている。こ
れによって、比較的低い貫流量において、液柱の比較的
高い圧力が生ぜしめられる。
いかなる出発値が与えられているかに応じて、圧力柱の
圧力レベルか、貫流する燃料量か又は絞り横断面積を規
定することができる。例えば燃料量QAを知りたい場合
には、2つの絞り曲線の間における交点Aを下方に向か
って横軸に投影すればよく、これによって圧力PAが得
られ、この圧力においては相応な値ΔPabが第2の絞
り33において生ぜしめられ、かつ値ΔPzuが第1の
絞り32において発生している。交点B,Cは択一的な
限界値を示している。交点Bでは、第1の絞り32のた
めには中間の絞り横断面積が選択され、かつ第2の絞り
33においては比較的大きな絞り横断面積が選択されて
いる。これによって、中位の貫流量をもつ液柱において
比較的低い圧力レベルが生ぜしめられる。交点Cにおい
ては第1の絞り32は極めて狭く選択されているのに対
して、第2の絞り33は比較的広く選択されている。こ
れによって、比較的低い貫流量において、液柱の比較的
高い圧力が生ぜしめられる。
【0032】同様なことは、絞り孔dabの代わりに絞
り間隙Sが設けられている図3に示された線図において
も言える。
り間隙Sが設けられている図3に示された線図において
も言える。
【図1】本発明による電磁弁を示す縦断面図である。
【図2】横軸に圧力がかつ縦軸に燃料量がとられてい
る、絞り曲線を備えた線図である。
る、絞り曲線を備えた線図である。
【図3】絞り曲線群のうちの1つが本発明の変化実施例
に相当する、図2に相応した線図である。
に相当する、図2に相応した線図である。
1 ケーシング、 2 孔、 3 弁部材、 4 旋削
部、 5 ヘッド、6 弁座、 7 圧力室、 8 圧
力通路、 9 放圧孔、 11 放圧室、12 放圧通
路、 13 減径部、 14 圧力バランスピストン、
15 孔、 16 挿入体、 17 端面室、 18
開放ばね、 19 接続通路、21 磁石室、 22
接続通路、 23 戻し室、 24 可動子プレー
ト、25 帰路形成ヨーク、 26 マグネットポッ
ト、 27 電磁コイル、28 接続ケーブル、 29
接続プラグ、 31 供給導管、 32 第1の絞
り、 33 第2の絞り、 34 行程ストッパ、 3
5 カバー
部、 5 ヘッド、6 弁座、 7 圧力室、 8 圧
力通路、 9 放圧孔、 11 放圧室、12 放圧通
路、 13 減径部、 14 圧力バランスピストン、
15 孔、 16 挿入体、 17 端面室、 18
開放ばね、 19 接続通路、21 磁石室、 22
接続通路、 23 戻し室、 24 可動子プレー
ト、25 帰路形成ヨーク、 26 マグネットポッ
ト、 27 電磁コイル、28 接続ケーブル、 29
接続プラグ、 31 供給導管、 32 第1の絞
り、 33 第2の絞り、 34 行程ストッパ、 3
5 カバー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 フリードリッヒ ヴァイス
ドイツ連邦共和国 コルンタール−ミュ
ンヒンゲン 1 シュテッティナー シ
ュトラーセ 1
(72)発明者 アルフレート シュミット
ドイツ連邦共和国 ディッツィンゲン
4 リッターシュトラーセ 31
(56)参考文献 特開 昭61−72867(JP,A)
実開 平3−14384(JP,U)
実開 平3−35380(JP,U)
実開 平3−68684(JP,U)
実開 昭63−135404(JP,U)
実開 平3−113807(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
F02M 59/46
F02M 51/00
F02M 59/36
Claims (7)
- 【請求項1】 内燃機関用の電気制御式の燃料噴射装置
であって、ポンプ作業室を制限していて、あらかじめ蓄
えられていた燃料を圧縮行程時に噴射圧下で噴射ノズル
に吐出するポンプピストンと、フィードポンプから燃料
を供給されかつ吐出導管によってポンプ作業室に接続さ
れている低圧室と、ポンプ作業室と低圧室との間に配置
された電磁弁とが設けられており、該電磁弁が可動の弁
部材(3)を有しており、該弁部材が、半径方向におい
てシールされて弁ケーシング(1)内をその行程運動の
ために案内されていて、弁部材(3)がさらにその弁座
(6)の方向において、該弁座とは反対の側に設けられ
た電磁石(27〜29)によって開放ばね(18)の力
に抗して閉鎖可能であり、この場合弁座(6)の有効直
径、つまり弁閉鎖時に弁部材(3)が弁座(6)に接触
する接触線の直径が、弁部材(3)の案内直径、つまり
弁部材(3)の、ケーシングの孔(2)内において案内
される区分の直径に相当していて、弁座(6)と前記案
内される区分との間に、ポンプ作業室と接続された圧力
室(7)が設けられており、弁座(6)及び該弁座によ
って取り囲まれた貫通孔(9)の、圧力室(7)とは反
対の側に、低圧室と接続された放圧室(11)が設けら
れている形式のものにおいて、 弁部材(3)において電磁石(24〜29)とは反対の
側に、弁部材の減径部(13)を介して圧力バランスピ
ストン(14)が配置されており、該圧力バランスピス
トンが、この圧力バランスピストン(14)の外径に相
当する直径を備えた孔(15)に進入していて、放圧室
(11)を、圧力バランスピストン(14)の、該放圧
室とは反対側の端面の前に位置している端面室(17)
から隔てており、 端面室(17)が、接続通路(19,22)と、電磁石
を受容する磁石室(21)と、絞り機能を有する液圧接
続部(33)とを介して、低圧室よりもさらに低い圧力
レベルを有する圧力の低い室(23)と接続されてお
り、 低圧室と端面室(17)との間に、絞り機能を有する液
圧接続部(32)が設けられていることを特徴とする、
電気制御式の燃料噴射装置。 - 【請求項2】 開放ばね(18)が、端面室(17)に
配置されていて圧力バランスピストン(14)もしくは
弁部材(3)の端面に作用している、請求項1記載の燃
料噴射装置。 - 【請求項3】 接続通路(19,22)が、電磁石(2
4〜29)を受容する磁石室(21)を介して延びてお
り、可動の弁部材(3)が、圧力バランスピストン(1
4)とは反対側の端面側において、端面室(17)にお
ける液体圧によっても負荷されている、請求項1又は2
記載の燃料噴射装置。 - 【請求項4】 端面室(17)の上流側に第1の絞り
(32)が、かつ接続通路(22)の終端部に第2の絞
り(33)が、それぞれ規定された横断面積をもって配
置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載
の燃料噴射装置。 - 【請求項5】 第1の絞り(32)が、低圧室から端面
室(17)に通じる供給導管(31)に配置されてい
る、請求項4記載の燃料噴射装置。 - 【請求項6】 圧力バランスピストン(14)と該圧力
バランスピストンを受容する孔(15)との間に設けら
れている間隙が、第1の絞りとして働く、請求項4記載
の燃料噴射装置。 - 【請求項7】 第1の絞り(32)の横断面積と第2の
絞り(33)の横断面積とが、低圧室と圧力の低い室
(戻し室)との間における利用できる圧力と、接続通路
(19,22)を貫流する燃料量とに関連して、下記の方
程式: 【数1】 を満たしており、式中、μ 1 ,μ 2 はそれぞれ第1及び
第2の絞り(32,33)についての公知の絞り形状の
貫流係数、A 1 ,A 2 はそれぞれ第1及び第2の絞り
(32,33)の横断面積、ΔPは第1及び第2の絞り
(32,33)における圧力降下の合計、ρは燃料の密
度、Qは第1及び第2の絞り(32,33)の貫流量を
意味している、請求項4又は5記載の燃料噴射装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4142998.2 | 1991-12-24 | ||
DE4142998A DE4142998C1 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05256227A JPH05256227A (ja) | 1993-10-05 |
JP3370117B2 true JP3370117B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=6448148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34202092A Expired - Fee Related JP3370117B2 (ja) | 1991-12-24 | 1992-12-22 | 電気制御式の燃料噴射装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5239968A (ja) |
JP (1) | JP3370117B2 (ja) |
DE (1) | DE4142998C1 (ja) |
GB (1) | GB2262782B (ja) |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69302062T2 (de) * | 1992-07-23 | 1996-12-12 | Zexel Corp | Kraftstoffeinspritzvorrichtung |
DE4227851A1 (de) * | 1992-08-22 | 1994-02-24 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe für Brennkraftmaschinen |
DE4243665C2 (de) * | 1992-12-23 | 2003-11-13 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzeinrichtung, insbesondere Pumpedüse für Brennkraftmaschinen |
DE4323683A1 (de) * | 1993-07-15 | 1995-01-19 | Bosch Gmbh Robert | Kraftstoffeinspritzpumpe |
JP3142038B2 (ja) * | 1993-12-03 | 2001-03-07 | 株式会社デンソー | 電磁弁 |
DE19645308A1 (de) * | 1996-11-04 | 1998-05-07 | Bosch Gmbh Robert | Elektrisch gesteuertes Ventil |
DE19701558A1 (de) * | 1997-01-17 | 1998-05-20 | Daimler Benz Ag | Steuerung der Kraftstoffeinspritzung für eine Brennkraftmaschine |
DE29707496U1 (de) * | 1997-04-25 | 1998-08-20 | Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart | Drosselelement |
GB9815027D0 (en) * | 1998-07-10 | 1998-09-09 | Lucas Ind Plc | Fuel injector |
DE19837333A1 (de) * | 1998-08-18 | 2000-02-24 | Bosch Gmbh Robert | Steuereinheit zur Steuerung des Druckaufbaus in einer Pumpeneinheit |
US6394073B1 (en) * | 1999-08-26 | 2002-05-28 | Caterpillar Inc. | Hydraulic valve with hydraulically assisted opening and fuel injector using same |
DE19950779A1 (de) * | 1999-10-21 | 2001-04-26 | Bosch Gmbh Robert | Hochdruckkraftstoffinjektor mit hydraulisch gesteuertem Steuerschieber |
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