JP3368722B2 - 車両用走行案内装置 - Google Patents
車両用走行案内装置Info
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- JP3368722B2 JP3368722B2 JP13175295A JP13175295A JP3368722B2 JP 3368722 B2 JP3368722 B2 JP 3368722B2 JP 13175295 A JP13175295 A JP 13175295A JP 13175295 A JP13175295 A JP 13175295A JP 3368722 B2 JP3368722 B2 JP 3368722B2
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Description
目的地に対する走行案内を行う車両用走行案内装置に関
する。
定された目的地に対し、出発地から目的地に至る経路を
ダクストラ法を用いて設定し、この目的地経路を道路地
図上に強調表示したり、あるいはその目的地経路に従っ
て車両の進行すべき方向を音声指示したりして、目的地
に対する走行案内を行うようにしたものがある。
は、通過点経由で目的地経路が設定される。
を、ある交差点上に設定しようとした場合、その設定位
置が交差点からずれていると、図6中の点線で示すよう
に、通過点においてUターンする経路を設定してしま
い、正確でない走行案内を行ってしまう可能性がある。
で、通過点が正しい位置に設定されていなくても、その
通過点に対する正しい走行案内が行えるようにすること
を目的とする。
め、請求項1に記載の発明においては、地図を構成する
リンクに対しリンク情報を記憶する記憶手段(4)と、
目的地および通過点を設定する設定手段(5、101、
109)と、出発地から前記通過点を介して前記目的地
に至る目的地経路を設定する経路設定手段(103〜1
08、110〜118)と、設定された目的地経路によ
り走行案内を行う案内手段(7)とを備え、前記経路設
定手段は、前記リンク情報を用いたリンク接続列により
前記目的地経路を設定するものであって、前記出発地か
ら前記通過点までのリンク接続列の最後のリンクの長さ
が所定値以下の時に、その最後のリンクの1つ前のリン
ク上の位置に前記通過点を変更させる手段(118)を
有することを特徴としている。
載の車両用走行案内装置において、前記設定手段は、入
力操作により前記通過点を設定する手段(5、101)
と、前記設定された通過点を最近のリンク上の位置に設
定する手段(109)とを有し、前記通過点を変更させ
る手段は、前記1つ前のリンクを前記最近のリンクとす
るものであることを特徴としている。
2に記載の車両用走行案内装置において、前記経路設定
手段は、前記通過点の変更に際し前記リンク接続列から
前記最後のリンクを削除する手段(117)を有するこ
とを特徴としている。請求項4に記載の発明において
は、リンク接続列にて出発地から通過点を介して目的地
に至る目的地経路を設定する経路設定手段(102〜1
18)を備え、設定された目的地経路により走行案内を
行うようにした車両用走行案内装置において、前記経路
設定手段は、前記出発地から前記通過点までの第1のリ
ンク接続列を設定する第1の手段(出発地を開始点と
し、通過点を終了点とした時のステップ110、111
の処理)と、前記通過点から前記目的地までの第2のリ
ンク接続列を設定する第2の手段(通過点を開始点と
し、目的地を終了点とした時のステップ110、111
の処理)とを備え、さらに前記第1のリンク接続列の最
後のリンクの長さが所定値以下の時には、前記第1のリ
ンク接続列から前記最後のリンクを削除するとともに、
前記最後のリンクの1つ前のリンク上の位置に前記通過
点を変更して前記第2の手段による前記第2のリンク接
続列の設定を行わせる手段(117、118、109)
とを有することを特徴としている。
述する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
ば、出発地から通過点までのリンク接続列の最後のリン
クの長さが所定値以下の時に、その最後のリンクの1つ
前のリンク上の位置に通過点を変更するようにしている
から、最後のリンクの長さが所定値以下の時には通過点
の設定が正確でないと判別し、通過点を自動変更して正
しい経路により走行案内を行うことができる。
する。図1に、本発明の一実施例を示す車両用走行案内
装置の全体構成を示す。本実施例においては、車両の現
在位置を検出するため、GPS受信機1、方位センサ
2、車輪速センサ3を備えている。GPS受信機1は、
人工衛星からの電波を受信して、車両の現在位置を示す
信号を出力する。方位センサ2は、例えば地磁気を利用
して車両の進行方向を検出し方位信号を出力する。車輪
速センサ3は、車輪の回転数により車両の走行距離を検
出し距離信号を出力する。
DROM等の記憶媒体を備え、制御装置6に地図データ
等を出力する。なお、その記憶媒体には、案内音声を発
生させるための音声データも記憶されている。操作部5
は、車両の乗員等により操作され、走行案内に必要な操
作信号を出力する。なお、目的地経路を設定する場合に
は、例えば表示装置7の画面上の位置を指定操作するこ
とにより、目的地および通過点を設定することができ
る。
コンピュータ手段を含んで構成されたものであって、上
記各構成要素1〜5からの信号により、表示装置7に車
両の走行領域の道路地図を表示させるとともに、その道
路地図上に車両の現在地を表示させる演算処理を実行す
る。さらに、目的地に対する経路案内を行う時には、目
的地に対する目的地経路を設定して、目的地経路を表示
装置7に強調表示させるとともに、音声発生装置8にて
目的地に対する進行案内の音声を発生させる演算処理を
実行する。
ネル部に設けられ、道路地図、現在位置等を表示する。
この表示装置7としては、液晶表示装置、CRT表示装
置等を用いることができる。音声発生装置8は、制御装
置6から出力される信号により、走行案内のための音声
を車室内に発生する。
示す。本実施例においては、地図における各道路を交差
点等の複数のノードにて分割し、それぞれのノード間を
リンクとして規定し、リンクを接続することにより地図
を構成している。地図データは、それぞれのリンクに対
する図2のデータ、すなわちリンク情報を有している。
リンクを特定する固有番号(リンクID)と、リンクの
長さを示すリンク長と、リンクの始端と終端のX、Y座
標と、リンクの道路幅と、道路種別(有料道路等の道路
の種別を示すもの)のデータから構成されている。次
に、制御装置6における目的地経路の設定処理を図3、
図4のフローチャートに従って説明する。
び通過点の設定処理を行う(ステップ101)。なお、
通過点の設定は任意であり、操作部5により通過点の設
定操作が行われた時にのみ通過点が設定される。次に、
車両の現在地(出発地)と設定された目的地、通過点を
含む領域の地図データを記憶装置4から読み込む(ステ
ップ102)。
(ステップ103)、ステップ101にて通過点が設定
されているか否かを判定する(ステップ104)。通過
点が設定されていない時には、目的地を終了点とし(ス
テップ105)、通過点が設定されていれば通過点を終
了点とする(ステップ106)。この後、開始点に対す
る最近リンクの探索を行う(ステップ107)。この場
合、開始点の座標に対し最も近傍に位置するリンクを最
近リンクとする。また、同様に、終了点に対する最近リ
ンクの探索も行う(ステップ108)。
近接点を開始点仮想ノードとして算出するとともに、終
了点から終了点最近リンク上の最近接点を終了点仮想ノ
ードとして算出する(ステップ109)。この場合、開
始点から開始点最近リンクに垂線を下ろした時の最近リ
ンク上の座標位置を開始点仮想ノードとしている。終了
点仮想ノードについても同様である。
ノードに至るまでの経路をダイクストラ法を用いたコス
ト計算により設定する。このダイクストラ法における各
リンクでの経路コストの計算は、例えば数1を用いて行
われる。
幅係数×道路種別係数 ここで、道路幅係数とは道路幅の大きさに対して設定さ
れる係数であり、道路種別係数とは、有料道路等の道路
種別に応じて設定される係数である。そして、開始点の
仮想ノードから終了点仮想ノードまでの経路コストの総
和のうち最もコストの小さいものが、最適経路として設
定される。
仮想ノードから開始点仮想ノードに向かって順に辿り、
それを逆にして開始点仮想ノードから終了点仮想ノード
への経路をリンクID列として特定する(ステップ11
1)。次に、終了点が目的地であるか否かを判定する
(ステップ112)。終了点が目的地である場合には、
ステップ111により設定されたリンクID列により目
的地経路を表示装置7に表示させる(ステップ11
3)。また、その設定された目的地経路に従い、図示し
ない処理により、音声発生装置8を用いた音声案内を行
う。
ち通過点である場合には、最後のリンクの長さ、すなわ
ち通過点仮想ノードとその直前のノード間のリンクの長
さが100m以下であるか否かの判定を行う(ステップ
114)。100mより大きい場合は、最後のリンクを
次の経路設定のための開始点最近リンクとする(ステッ
プ115)。そして、通過点を開始点とし、目的地を終
了点とする(ステップ116)。
に進み、上述したのと同様の処理を実行する。この場
合、通過点が開始点、目的地が終了点となっているた
め、目的地最近リンクを探索する(ステップ108)と
ともに、通過点仮想ノードおよび目的地仮想ノードを算
出し(ステップ109)、通過点仮想ノードから目的地
仮想ノードに至るまでの経路を設定する(ステップ11
0)。
ードから目的地仮想ノードへのリンクID列を特定する
とともに、先に求めた出発地仮想ノードから通過点仮想
ノードへのリンクID列と合わせて、出発地仮想ノード
から目的地仮想ノードへのリンクID列を特定する。こ
のリンクID列の例を図5に示す。そして、この特定さ
れたリンクID列により上述したように目的地経路の表
示が行われ、経路案内が行われる。
想ノードとその直前のノード間のリンクの長さが100
m以下であると判定された場合には、図6中の点線で示
すように通過点を介してUターンの経路を設定してしま
う可能性があるため、それを是正する処理を行う。この
ため、先のステップ111にて特定されたリンクID列
から最後のリンクIDを削除し(ステップ117)、最
後から1つ前のリンクを開始点最近リンクとする(ステ
ップ118)。
点、目的地を終了点とし(ステップ116)、ステップ
108を経たステップ109の処理にて通過点仮想ノー
ドと目的地仮想ノードを算出する。この場合、通過点仮
想ノードは、最後から1つ前のリンク上の最近接位置に
設定されたため、通過点が変更されたことになる。そし
て、その変更された通過点仮想ノードと目的地仮想ノー
ドにより、上述したのと同様の処理にて出発地仮想ノー
ドから目的地仮想ノードへのリンクID列を特定し、そ
れに従った走行案内が行えるようにする。
のノード間のリンクの長さが100m以下の場合には、
通過点仮想ノードが最後から1つ前のリンク上の最近接
位置に変更されるため、図6の場合、通過点仮想ノード
が直前の交差点位置となり、その交差点で左折して目的
地に至る経路が設定され、正しい経路案内を行うことが
できる。
に通過点を1つ設定するものを示したが、複数の通過点
を設定するものにも同様に行うことができる。また、走
行案内を表示と音声の両方により行うものを示したが、
そのいずれか一方のみでもよい。さらに、本発明は上記
した実施例に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸
脱しない範囲内で種々に変更可能であり、例えば図3、
図4に示したフローチャートの各ステップによるそれぞ
れの機能実現手段を、コンピュータ制御以外の他のロジ
ック構成として実施することも可能である。
ローチャートである。
ある。
ID列を示す図である。
説明するための図である。
サ、4…記憶装置、5…操作部、6…制御装置、7…表
示装置、8…音声発生装置。
Claims (4)
- 【請求項1】 地図を構成するリンクに対しリンク情報
を記憶する記憶手段と、 目的地および通過点を設定する設定手段と、 出発地から前記通過点を介して前記目的地に至る目的地
経路を設定する経路設定手段と、 設定された目的地経路により走行案内を行う案内手段と
を備え、 前記経路設定手段は、前記リンク情報を用いたリンク接
続列により前記目的地経路を設定するものであって、前
記出発地から前記通過点までのリンク接続列の最後のリ
ンクの長さが所定値以下の時に、その最後のリンクの1
つ前のリンク上の位置に前記通過点を変更させる手段を
有することを特徴とする車両用走行案内装置。 - 【請求項2】 前記設定手段は、入力操作により前記通
過点を設定する手段と、前記設定された通過点を最近の
リンク上の位置に設定する手段とを有し、前記通過点を
変更させる手段は、前記1つ前のリンクを前記最近のリ
ンクとするものであることを特徴とする請求項1に記載
の車両用走行案内装置。 - 【請求項3】 前記経路設定手段は、前記通過点の変更
に際し前記リンク接続列から前記最後のリンクを削除す
る手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載
の車両用走行案内装置。 - 【請求項4】 リンク接続列にて出発地から通過点を介
して目的地に至る目的地経路を設定する経路設定手段を
備え、設定された目的地経路により走行案内を行うよう
にした車両用走行案内装置において、 前記経路設定手段は、前記出発地から前記通過点までの
第1のリンク接続列を設定する第1の手段と、前記通過
点から前記目的地までの第2のリンク接続列を設定する
第2の手段とを備え、さらに前記第1のリンク接続列の
最後のリンクの長さが所定値以下の時には、前記第1の
リンク接続列から前記最後のリンクを削除するととも
に、前記最後のリンクの1つ前のリンク上の位置に前記
通過点を変更して前記第2の手段による前記第2のリン
ク接続列の設定を行わせる手段とを有することを特徴と
する車両用走行案内装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13175295A JP3368722B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 車両用走行案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13175295A JP3368722B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 車両用走行案内装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327382A JPH08327382A (ja) | 1996-12-13 |
JP3368722B2 true JP3368722B2 (ja) | 2003-01-20 |
Family
ID=15065367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13175295A Expired - Lifetime JP3368722B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 車両用走行案内装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3368722B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008032354A1 (fr) * | 2006-09-11 | 2008-03-20 | Pioneer Corporation | Dispositif de recherche de route, procédé de recherche de route et autres |
JP2012127745A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Aisin Aw Co Ltd | ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラム |
JP5101717B2 (ja) * | 2011-06-09 | 2012-12-19 | パイオニア株式会社 | 経路探索装置、経路探索方法、及び経路探索処理プログラム等 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13175295A patent/JP3368722B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08327382A (ja) | 1996-12-13 |
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Legal Events
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