JP3366194B2 - ディジタル情報受信機 - Google Patents

ディジタル情報受信機

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JP3366194B2
JP3366194B2 JP26091496A JP26091496A JP3366194B2 JP 3366194 B2 JP3366194 B2 JP 3366194B2 JP 26091496 A JP26091496 A JP 26091496A JP 26091496 A JP26091496 A JP 26091496A JP 3366194 B2 JP3366194 B2 JP 3366194B2
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俊和 神門
良樹 久野
武之助 原田
和弘 町田
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン放
送に付随して配信されるサービス付加情報を記憶する記
憶手段を備えたディジタル情報受信機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】映像用電波の垂直帰線消去期間(Vertic
al Blanking Interval:VBI)を用いた文字放送が実用化
されている(参考文献:文字放送技術ハンドブック,兼
六館出版)。このような文字放送を受信する受信機で
は、一般的に番組の総目次を最も重要な情報として最優
先に記憶する。このように、受信機側で記憶する情報に
ある程度の優先順位を付けて記録することが行なわれた
場合、記録する優先順位の高い情報の量が大きい場合
に、記憶容量を占有してしまうこととなる。すなわち、
受信機の持つ記憶容量が小さい場合、記録されなかった
多くの配信情報を知る機会がなくなることとなる。
【0003】配信される情報は時代の推移と共に、一般
的には増加の傾向にあり、この情報総量の増大により、
上述したような、情報を知る機会の喪失の頻度は増大す
る。
【0004】例えば、従来の文字放送の情報量は1頁あ
たり約1Kbytes であるのに対し、サービス付加情報が
画像情報である場合、画面1枚の伝送に必要な情報量は
約200Kbytes である。また、文字情報であっても、
例えば1カ月分の番組表を1つのサービス付加情報とし
て提供する場合は、この1つのサービス付加情報の情報
量は約1.4Mbytes となる。受信機の記憶手段の容量
が500Kbytes である場合、送信されるサービス付加
情報が全て1頁程度の文字情報であれば、受信機の記憶
手段には500個(500頁)の情報を記録することが
できる。ところが、サービス付加情報として画像情報も
送信される場合には、上記受信機の記憶手段に、2個
(2枚)の画像情報が記録されると、残りの記憶容量は
100Kbytes となり、この後は100個(100頁)
の文字情報しか記録することができない。ここでユーザ
が、たとえば、画像情報は利用しないが文字情報につい
てはできるだけ多くのサービス付加情報を検索できるこ
とを望む者である場合には、記憶手段に利用しないサー
ビス付加情報が記録されてしまうことによって所望する
サービス付加情報を得られないという事態が生じること
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ディジタル情報受信機では、受信したサービス付加情報
をそのデータ容量の大小に関わらずこれを受信機の記憶
手段に記録するようにしているため、ユーザが所望する
サービス付加情報を安定して取得することができないと
いう問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題を解消する
ためになされたものであり、受信機の記憶媒体を有効に
活用でき、ユーザが所望するサービス付加情報を安定し
て取得することのできるディジタル情報受信機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)に係るディジタル情報受信機
は、テレビジョン放送に付随して配信されるサービス付
加情報を受信するサービス付加情報受信手段と、サービ
ス付加情報を記憶するサービス付加情報記憶手段と、受
信したサービス付加情報の容量を検出する容量検出手段
と、上記サービス付加情報記憶手段への記録を許可する
サービス付加情報の容量の基準値を保持する基準値保持
手段と、上記容量検出手段が出力する受信サービス付加
情報の容量と上記基準値とを比較し、上記受信サービス
付加情報の容量が上記基準値の範囲内であるとき、当該
受信サービス付加情報の上記サービス付加情報記憶手段
への書き込みを許可する書き込み許可手段とを備えたも
のである。
【0008】また、本発明(請求項2)に係るディジタ
ル情報受信機は、テレビジョン放送に付随して配信され
るサービス付加情報を受信するサービス付加情報受信手
段と、サービス付加情報を記憶するサービス付加情報記
憶手段と、受信したサービス付加情報の容量を検出する
容量検出手段と、上記サービス付加情報記憶手段への記
録を許可するサービス付加情報の容量の基準値を保持す
る基準値保持手段と、サービス付加情報の容量を縮小す
る容量縮小手段と、上記容量検出手段が出力する受信サ
ービス付加情報の容量と上記基準値とを比較し、上記受
信サービス付加情報の容量が上記基準値の範囲内である
とき、当該受信サービス付加情報の上記サービス付加情
報記憶手段への書き込みを許可し、上記受信サービス付
加情報の容量が上記基準値より大きいとき、当該受信サ
ービス付加情報の容量を上記容量縮小手段で縮小し、さ
らに該縮小後のサービス付加情報の容量と上記基準値と
を比較し、上記縮小後のサービス付加情報の容量が上記
基準値の範囲内であるとき、該縮小後のサービス付加情
報の上記サービス付加情報記憶手段への書き込みを許可
する書き込み許可手段とを備えたものである。
【0009】また、本発明(請求項3)に係るディジタ
ル情報受信機は、請求項1または請求項2記載のディジ
タル情報受信機において、上記基準値保持手段が、上記
基準値として、上記サービス付加情報記憶手段への記録
を許可するサービス付加情報の容量の上限値を保持する
ものとしたものである。
【0010】また、本発明(請求項4)に係るディジタ
ル情報受信機は、請求項1または請求項2記載のディジ
タル情報受信機において、上記基準値保持手段が、上記
基準値として、上記サービス付加情報記憶手段への記録
を許可するサービス付加情報の容量の上限値,及び下限
値を保持するものとしたものである。
【0011】また、本発明(請求項5)に係るディジタ
ル情報受信機は、請求項1または請求項2記載のディジ
タル情報受信機において、上記基準値保持手段に保持さ
れる基準値を外部からの入力により設定する基準値設定
手段を備えたものである。
【0012】また、本発明(請求項6)に係るディジタ
ル情報受信機は、請求項1または請求項2記載のディジ
タル情報受信機において、サービス付加情報の使用履歴
に基づいて、上記サービス付加情報記憶手段への記録を
許可するサービス付加情報の容量の基準値を設定し、こ
れを上記基準値として上記基準値保持手段に保持させる
基準値設定手段を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】 実施の形態1.図1は本発明の第1の実施の形態による
ディジタル情報受信機の構成を示す図である。
【0014】図において1はディジタル放送からサービ
ス付加情報を受信するサービス付加情報受信手段であ
る。2は受信したサービス付加情報をデータ容量を検出
する容量検出手段である。3は後述するサービス付加情
報記憶手段への記録を許容するサービス付加情報のデー
タ容量の上限値を保持する基準値保持手段である。4a
は容量検出手段2で検出された受信サービス付加情報の
データ容量と基準値保持手段3に設定された記録許容上
限値とを比較し、受信サービス付加情報のデータ容量が
記録許容上限値以下であるときはこれをサービス付加情
報記憶手段に記録することを許容し、受信サービス付加
情報のデータ容量が記録許容上限値より大きいときはサ
ービス付加情報のサービス付加情報記憶手段への記録を
不可とする書き込み許可手段である。また5は、書き込
み許可手段4aにより書き込みを許可されたサービス付
加情報を記録するサービス付加情報記憶手段である。
【0015】また、図2は本発明の実施の形態1による
ディジタル情報受信機の具体的な構成の一例を示す図で
あり、図において、11は周波数を選択することにより
ディジタル放送の電波を受けるチューナ部、12はチュ
ーナ部1で受けたアナログ信号をディジタル復調してデ
ィジタル信号にするディジタル復調部である。13は伝
送路で生じた信号の誤りを訂正する誤り訂正回路であ
る。14は放送信号にかけられたスクランブルをはずす
デスクランブラである。15はデスクランブラから出力
された,たとえばMPEG(Moving Picture Experts G
roup)などでディジタル圧縮されたトランスポートスト
リームを番組の音声情報,番組の映像情報,及び番組に
付加されて送信されたEPG(Electronic Program Gui
de)等のサービス付加情報に分離して出力するトランス
ポートデコーダである。16はトランスポートデコーダ
15が出力する番組の音声情報を再生してスピーカ17
に出力するオーディオデコーダ、18はトランスポート
デコーダ15が出力する番組の映像情報を再生するビデ
オデコーダ、19はビデオデコーダで再生された映像信
号をNTSC(National Television System Committe
e)フォーマットの映像信号に変換してディスプレイ2
0に出力するNTSCエンコーダである。21はトラン
スポートデコーダ5が出力するサービス付加情報を処理
するサービス付加情報処理部であり、CPU22,半導
体RAM(ワークRAM)23,ハードディスクドライ
ブ(HDD)24,及び外部からの制御入力を受け付け
るリモコン受信部25を含む。CPU21はワークRA
M23,HDD24,リモコン受信部25の動作を制御
し、サービス付加情報処理部21に入力されたサービス
付加情報の処理を行なうものである。また、HDD24
は図1に示すサービス付加情報記憶手段5を構成するも
のである。
【0016】次に動作について説明する。図2におい
て、チューナ部11,ディジタル復調部12,誤り訂正
回路13,デスクランブラ14,及びトランスポートデ
コーダ15により、図1に示すサービス付加情報受信手
段1が構成される。トランスポートデコーダ15は、M
PEGトランスポートストリームからサービス付加情報
を抽出し、これをCPUバスに送出する。CPU22
は、トランスポートデコーダ部より送出されたサービス
付加情報を半導体RAM(ワークRAM)23に一旦格
納する。そして、格納されたサービス付加情報により占
有された半導体RAM23のアドレスを検知することに
よりこのサービス付加情報のデータ容量を検出する。す
なわち、図2に示すディジタル情報受信機では、ワーク
RAM23,及びCPU22が、図1に示す容量検出手
段2を構成する。CPU22は、検出したデータ容量C
det と、CPU内のROM、あるいは図示しない外付け
のROM等にあらかじめ保持された記録許容上限値Cma
x とを比較し、受信サービス付加情報のデータ容量が記
録許容上限値以下であるとき、すなわちCmax ≧Cdet
であるときは、受信したサービス付加情報をHDD24
(サービス付加情報記憶手段5)に記録する。一方、受
信サービス付加情報のデータ容量Cdet が記録許容上限
値Cmax より大きいときは、CPU22は記録不可と判
断し、一旦ワークRAM23に格納した受信サービス付
加情報を廃棄(削除)する処理を行なう。
【0017】例えば、基準値保持手段3により設定され
た記録許容上限値Cmax が5Kbytes であるとすれば、
画像情報のサービス付加情報(約200Kbytes /枚)
のように大きいデータ容量のサービス付加情報はサービ
ス付加情報記憶手段5に記録されず、データ容量が5K
bytes 以下の文字情報(約1Kbytes /頁)のようにデ
ータ容量の小さいサービス付加情報のみがサービス付加
情報記憶手段5に記録される。これにより、ユーザが、
画像情報は利用しないが文字情報についてはできるだけ
多くのサービス付加情報を検索できることを望む者であ
る場合に、記憶手段に利用しないサービス付加情報が記
録されてしまうことによって所望するサービス付加情報
を得られないという事態を回避することができ、ユーザ
は安定して所望するサービス付加情報を取得し、その検
索を行なうことができる。
【0018】このように、本実施の形態1によるディジ
タル情報受信機では、テレビジョン放送に付随して配信
されるサービス付加情報を受信するディジタル情報受信
機において、テレビジョン放送に付随して配信されるサ
ービス付加情報を受信するサービス付加情報受信手段1
と、サービス付加情報を記憶するサービス付加情報記憶
手段5と、受信したサービス付加情報の容量を検出する
容量検出手段2と、上記サービス付加情報記憶手段への
記録を許可するサービス付加情報の容量の上限値を保持
する基準値保持手段3と、上記容量検出手段が出力する
受信サービス付加情報の容量と上記上限値とを比較し、
上記受信サービス付加情報の容量が上記上限値以下であ
るとき、当該受信サービス付加情報の上記サービス付加
情報記憶手段への書き込みを許可する書き込み許可手段
4aとを備えた構成としたから、受信機の記憶媒体を有
効に活用でき、ユーザが所望するサービス付加情報を安
定して取得することができる。
【0019】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2によるディジタル情報受信機の構成を示す図である。
【0020】図において、図1と同一符号は同一または
相当部分であり、4bは容量検出手段2で検出された受
信サービス付加情報のデータ容量と基準値保持手段3に
設定された記録許容上限値とを比較し、受信サービス付
加情報のデータ容量が記録許容上限値以下であるときは
これをサービス付加情報記憶手段に記録することを許容
し、受信サービス付加情報のデータ容量が記録許容上限
値より大きいときは、このサービス付加情報を後述する
容量縮小手段に出力し、さらに、容量縮小手段により圧
縮した受信サービス付加情報のデータ容量と記録許容上
限値とを比較し、圧縮後の受信サービス付加情報のデー
タ容量が記録許容上限値以下であるときは圧縮後の受信
サービス付加情報をサービス付加情報記憶手段に記録す
ることを許容し、圧縮後の受信サービス付加情報のデー
タ容量が記録許容上限値より大きいときは、当該サービ
ス付加情報のサービス付加情報記憶手段への記録を不可
とする書き込み許可手段である。6は書き込み許可手段
4bからサービス付加情報を受け取り、受け取ったサー
ビス付加情報に対し所定のデータ圧縮を施し、圧縮結果
のデータ容量を書き込み許可手段4bに対し出力する容
量縮小手段である。容量縮小手段6は、受け取ったサー
ビス付加情報を、例えばモディファイドハフマンコード
圧縮,あるいはウェーブレット圧縮等の圧縮方法により
データ圧縮を行なうものである。
【0021】次に動作について説明する。本実施の形態
2によるディジタル情報受信機の具体的構成の一例は、
図2に示す実施の形態1のディジタル情報受信機と同様
の構成で実現されるが、実施の形態1のディジタル情報
受信機とは、サービス付加情報処理部21のCPU22
の処理動作が異なるものである。
【0022】すなわち、トランスポートデコーダ15よ
りサービス付加情報を受け取ると、CPU22は、この
サービス付加情報を半導体RAM(ワークRAM)23
に一旦格納する。そして、格納されたサービス付加情報
により占有された半導体RAM23のアドレスを検知す
ることによりこのサービス付加情報のデータ容量を検出
する。そしてCPU22は、検出したデータ容量Cdet
と、CPU内のROM、あるいは図示しない外付けのR
OM等にあらかじめ保持された記録許容上限値Cmax と
を比較し、受信サービス付加情報のデータ容量が記録許
容上限値以下であるとき、すなわちCmax ≧Cdet であ
るときは、受信したサービス付加情報をHDD24(サ
ービス付加情報記憶手段5)に記録する。一方、受信サ
ービス付加情報のデータ容量Cdet が記録許容上限値C
max より大きいときは、CPU22は、受信サービス付
加情報を所定の圧縮方法を用いてデータの圧縮を行な
う。データの圧縮方法としては、受信サービス付加情報
がテキストファイルである場合はモディファイドハフマ
ンコード圧縮等の可逆圧縮法を、受信サービス付加情報
が画像を含んだデータである場合はウェーブレット圧縮
等を用いればよく、適切な圧縮法を用いることによりデ
ータ容量を1/10程度に圧縮することが可能である。
このデータ圧縮の後、CPU22はデータ圧縮後の受信
サービス付加情報のデータ容量Cmod と記録許容上限値
Cmax とを比較し、Cmax ≧Cmod であるときは、圧縮
したサービス付加情報をHDD24(サービス付加情報
記憶手段5)に記録する。一方、圧縮後のサービス付加
情報のデータ容量Cmod が記録許容上限値Cmax より大
きいときは、記録不可と判断し、受信したサービス付加
情報を廃棄(削除)する処理を行なう。
【0023】例えば、基準値保持手段3により設定され
た記録許容上限値Cmax が30Kbytes であるとすれ
ば、画像情報のサービス付加情報(約200Kbytes /
枚)はそのままでは記録許容上限値Cmax よりもデータ
容量が大きいが、データ圧縮によりデータ容量が1/1
0程度となれば、そのデータ容量は記録許容上限値Cma
x 以下となり、この圧縮後のデータがサービス付加情報
記憶手段5に記録されることとなる。一方、文字情報
(約1Kbytes /頁)のようにデータ容量の小さいサー
ビス付加情報は、そのままの状態でサービス付加情報記
憶手段5に記録される。これにより、ユーザが、文字情
報についてはできるだけ多くのサービス付加情報を検索
できることを望む者である場合に、記憶手段に利用する
可能性の低いサービス付加情報が大きなデータ容量のま
ま記録されてしまうことによって所望するサービス付加
情報を得られないという事態を回避することができ、ユ
ーザは安定して所望するサービス付加情報を取得し、そ
の検索を行なうことができる。ここで、本実施の形態2
のディジタル情報受信機では、上述のように、文字情報
(約1Kbytes /頁)については、これに圧縮処理を施
すことなくそのままの状態でサービス付加情報記憶手段
5に記録するので、ユーザが高頻度で使用する文字情報
については、これを迅速に利用することができるもので
ある。
【0024】このように、本実施の形態2によるディジ
タル情報受信機では、テレビジョン放送に付随して配信
されるサービス付加情報を受信するディジタル情報受信
機において、テレビジョン放送に付随して配信されるサ
ービス付加情報を受信するサービス付加情報受信手段1
と、サービス付加情報を記憶するサービス付加情報記憶
手段5と、受信したサービス付加情報の容量を検出する
容量検出手段2と、上記サービス付加情報記憶手段5へ
の記録を許可するサービス付加情報の容量の上限値を保
持する基準値保持手段3と、サービス付加情報の容量を
縮小する容量縮小手段6と、上記容量検出手段2が出力
する受信サービス付加情報の容量と上記上限値とを比較
し、上記受信サービス付加情報の容量が上記上限値以下
であるとき、当該受信サービス付加情報の上記サービス
付加情報記憶手段5への書き込みを許可し、上記受信サ
ービス付加情報の容量が上記上限値より大きいとき、当
該受信サービス付加情報の容量を上記容量縮小手段6で
縮小し、さらに該縮小後のサービス付加情報の容量と上
記上限値とを比較し、上記縮小後のサービス付加情報の
容量が上記上限値以下であるとき、該縮小後のサービス
付加情報の上記サービス付加情報記憶手段5への書き込
みを許可する書き込み許可手段4bとを備えた構成とし
たから、ユーザが所望するサービス付加情報を安定して
取得することができ、かつ、受信機の記憶媒体をより有
効に活用できる。
【0025】なお、上記各実施の形態では、受信したサ
ービス付加情報の容量を、サービス付加情報をワークR
AMに一旦格納し、格納されたサービス付加情報により
占有されたワークRAMのアドレスを検知することによ
り検出するものについて説明したが、配信されるサービ
ス付加情報自体にサービス付加情報の容量を示すデータ
サイズ情報が付加されている場合には、このデータサイ
ズ情報から容量を検出する構成としてもよい。
【0026】また、上記各実施の形態では、サービス付
加情報を記録するサービス付加情報記憶手段がHDDか
らなるものについて示したが、サービス付加情報記憶手
段が半導体RAMからなるものとしてもよい。この場
合、1つの半導体RAMの一部の領域をワークRAMと
して用い、残りの領域をサービス付加情報記憶手段とし
て用いる構成としてもよい。また、サービス付加情報記
憶手段として用いる半導体RAMをICカード形態とし
て着脱自在のものとしてもよい。
【0027】また、上記各実施の形態では、基準値保持
手段に保持される基準値が予めROM等に設定された固
定値であるものについて示したが、ユーザによる外部か
らの入力等に応じて基準値を設定する手段を備えた構成
としてもよい。上限値をユーザが設定する手段を備えた
場合、容量の上限値を小さく設定すれば、サービス付加
情報を数多く入手することができ、検索の機会を増やす
ことができ、一方、容量の上限値を大きく設定すれば、
多くの種類のサービス付加情報を取得することができる
ので、サービス付加情報の数の多さを重視するか、種類
の多さを重視するかをユーザの選択に委ねることができ
る効果がある。具体的な構成としては、たとえば、上限
値設定用の表示画面をディスプレイ上に表示し、ユーザ
がこの表示画面に表示された複数の容量上限値選択メニ
ューからリモコンを用いて所望する上限値を選択する構
成とすればよい。この場合の設定可能な容量上限値の上
限はサービス付加情報記憶手段の総容量である。
【0028】また、ユーザが外部から上限値を設定する
かわりに、それまでのサービス付加情報の利用状況の履
歴に基づいて、サービス付加情報記憶手段への記録を許
可するサービス付加情報の容量の上限を設定する手段を
備えた構成としてもよい。このような上限値設定手段
は、たとえば、ユーザによるサービス付加情報の利用履
歴がデータ容量の少ない文字情報に限られているような
場合には、容量の上限値を小さく設定し、一方、ユーザ
によるサービス付加情報の利用履歴が画像情報を含むサ
ービス付加情報に及んでいる場合には、画像情報を含む
サービス付加情報の取得に十分な程度に大きい上限値を
設定するようなプログラムを内蔵することにより実現す
ることができる。
【0029】また、上記各実施の形態では、基準値保持
手段が、基準値として、サービス付加情報記憶手段への
記録を許可するサービス付加情報の容量の上限値を保持
するものについて説明したが、基準値保持手段が、基準
値として、サービス付加情報記憶手段への記録を許可す
るサービス付加情報の容量の上限値,及び下限値を保持
するものとしてもよい。このように上限値のみならず下
限値をも設定し、記録を許可するサービス付加情報の容
量の範囲指定を可能とすることにより、受信したくない
小さな容量のサービス付加情報の記録を排除することが
できる。たとえば、テキストを中心とするサービス付加
情報と音声/動画によるサービス付加情報といった2種
類以上のサービス付加情報が混在して送信される場合
に、適切な範囲指定を行なうことにより、音声/動画に
よるサービス付加情報のみ記録し、テキスト系のサービ
ス付加情報を排除することができるものである。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明(請求項1)によ
れば、テレビジョン放送に付随して配信されるサービス
付加情報を受信するディジタル情報受信機において、テ
レビジョン放送に付随して配信されるサービス付加情報
を受信するサービス付加情報受信手段と、サービス付加
情報を記憶するサービス付加情報記憶手段と、受信した
サービス付加情報の容量を検出する容量検出手段と、上
記サービス付加情報記憶手段への記録を許可するサービ
ス付加情報の容量の基準値を保持する基準値保持手段
と、上記容量検出手段が出力する受信サービス付加情報
の容量と上記基準値とを比較し、上記受信サービス付加
情報の容量が上記基準値の範囲内であるとき、当該受信
サービス付加情報の上記サービス付加情報記憶手段への
書き込みを許可する書き込み許可手段とを備えた構成と
したから、受信機の記憶媒体を有効に活用でき、ユーザ
が所望するサービス付加情報を安定して取得することが
できる効果がある。
【0031】また、本発明(請求項2)によれば、テレ
ビジョン放送に付随して配信されるサービス付加情報を
受信するディジタル情報受信機において、テレビジョン
放送に付随して配信されるサービス付加情報を受信する
サービス付加情報受信手段と、サービス付加情報を記憶
するサービス付加情報記憶手段と、受信したサービス付
加情報の容量を検出する容量検出手段と、上記サービス
付加情報記憶手段への記録を許可するサービス付加情報
の容量の基準値を保持する基準値保持手段と、サービス
付加情報の容量を縮小する容量縮小手段と、上記容量検
出手段が出力する受信サービス付加情報の容量と上記基
準値とを比較し、上記受信サービス付加情報の容量が上
記基準値の範囲内であるとき、当該受信サービス付加情
報の上記サービス付加情報記憶手段への書き込みを許可
し、上記受信サービス付加情報の容量が上記基準値より
大きいとき、当該受信サービス付加情報の容量を上記容
量縮小手段で縮小し、さらに該縮小後のサービス付加情
報の容量と上記基準値とを比較し、上記縮小後のサービ
ス付加情報の容量が上記基準値の範囲内であるとき、該
縮小後のサービス付加情報の上記サービス付加情報記憶
手段への書き込みを許可する書き込み許可手段とを備え
た構成としたから、ユーザが所望するサービス付加情報
を安定して取得することができ、かつ、受信機の記憶媒
体をより有効に活用できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるディジタル情報受
信機の構成を示す図である。
【図2】本発明によるディジタル情報受信機の具体的構
成の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるディジタル情報受
信機の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 サービス付加情報受信手段 2 容量検出手段 3 基準値保持手段 4a,4b 書き込み許可手段 5 サービス付加情報記憶手段 6 容量縮小手段 11 チューナ部 12 ディジタル復調部 13 誤り訂正回路 14 デスクランブラ 15 トランスポートデコーダ 16 オーディオデコーダ 17 スピーカ 18 ビデオデコーダ 19 NTSCエンコーダ 20 ディスプレイ 21 サービス付加情報処理部 22 CPU 23 半導体RAM(ワークRAM) 24 HDD 25 リモコン受信部
フロントページの続き (72)発明者 町田 和弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−205355(JP,A) 特開 平8−65402(JP,A) 特開 平8−223209(JP,A) 特開 平5−75668(JP,A) 特開 平9−91358(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 7/08,7/081

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送に付随して配信される
    サービス付加情報を受信するサービス付加情報受信手段
    と、 サービス付加情報を記憶するサービス付加情報記憶手段
    と、 受信したサービス付加情報の容量を検出する容量検出手
    段と、 上記サービス付加情報記憶手段への記録を許可するサー
    ビス付加情報の容量の基準値を保持する基準値保持手段
    と、 上記容量検出手段が出力する受信サービス付加情報の容
    量と上記基準値とを比較し、上記受信サービス付加情報
    の容量が上記基準値の範囲内であるとき、当該受信サー
    ビス付加情報の上記サービス付加情報記憶手段への書き
    込みを許可する書き込み許可手段とを備えたことを特徴
    とするディジタル情報受信機。
  2. 【請求項2】 テレビジョン放送に付随して配信される
    サービス付加情報を受信するサービス付加情報受信手段
    と、 サービス付加情報を記憶するサービス付加情報記憶手段
    と、 受信したサービス付加情報の容量を検出する容量検出手
    段と、 上記サービス付加情報記憶手段への記録を許可するサー
    ビス付加情報の容量の基準値を保持する基準値保持手段
    と、 サービス付加情報の容量を縮小する容量縮小手段と、 上記容量検出手段が出力する受信サービス付加情報の容
    量と上記基準値とを比較し、上記受信サービス付加情報
    の容量が上記基準値の範囲内であるとき、当該受信サー
    ビス付加情報の上記サービス付加情報記憶手段への書き
    込みを許可し、上記受信サービス付加情報の容量が上記
    基準値より大きいとき、当該受信サービス付加情報の容
    量を上記容量縮小手段で縮小し、さらに該縮小後のサー
    ビス付加情報の容量と上記基準値とを比較し、上記縮小
    後のサービス付加情報の容量が上記基準値の範囲内であ
    るとき、該縮小後のサービス付加情報の上記サービス付
    加情報記憶手段への書き込みを許可する書き込み許可手
    段とを備えたことを特徴とするディジタル情報受信機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のディジタ
    ル情報受信機において、 上記基準値保持手段は、上記基準値として、上記サービ
    ス付加情報記憶手段への記録を許可するサービス付加情
    報の容量の上限値を保持するものであることを特徴とす
    るディジタル情報受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載のディジタ
    ル情報受信機において、 上記基準値保持手段は、上記基準値として、上記サービ
    ス付加情報記憶手段への記録を許可するサービス付加情
    報の容量の上限値,及び下限値を保持するものであるこ
    とを特徴とするディジタル情報受信機。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載のディジタ
    ル情報受信機において、 上記基準値保持手段に保持される基準値を外部からの入
    力により設定する基準値設定手段を備えたことを特徴と
    するディジタル情報受信機。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2記載のディジタ
    ル情報受信機において、 サービス付加情報の使用履歴に基づいて、上記サービス
    付加情報記憶手段への記録を許可するサービス付加情報
    の容量の基準値を設定し、これを上記基準値として上記
    基準値保持手段に保持させる基準値設定手段を備えたこ
    とを特徴とするディジタル情報受信機。
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