JP3365919B2 - 電子料金秤 - Google Patents

電子料金秤

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JP3365919B2
JP3365919B2 JP34593896A JP34593896A JP3365919B2 JP 3365919 B2 JP3365919 B2 JP 3365919B2 JP 34593896 A JP34593896 A JP 34593896A JP 34593896 A JP34593896 A JP 34593896A JP 3365919 B2 JP3365919 B2 JP 3365919B2
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典泰 田島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品の重量を計
量して、この商品の値段を算出し、計量して得た重量及
びこの重量から算出して得た値段等の表示を行う電子料
金秤に関する。
【0002】
【従来の技術】特願平5−062155号に記載された
プリンタ付き電子料金秤には、重量及び値段等に関与し
ない処理、例えば、メッセージに関してレシートに印字
するあるいは表示器に表示する等のオプション的な機能
の処理の変更が簡単にできるように、計量法等の法律で
定められた公的規格に適合するか否かの検定に関係する
重量及び値段等に関与する処理( プログラムデータ )を
不揮発性メモリに記憶し、この不揮発性メモリのプログ
ラムデータに基づいて上記処理を行う計量用中央処理装
置と、重量及び値段等に関与しない処理( プログラムデ
ータ )を読み書き両用メモリに記憶し、この読み書き両
用メモリのプログラムデータに基づいて、上記処理を行
う汎用中央処理装置とを設けて処理系統を分離独立させ
る技術が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
のメモリにそれぞれ処理のプログラムデータを分離して
記憶すると、たとえそのうちの1つのメモリに異常が発
生しても、他のメモリに記憶されたプログラムデータは
完全に保存されているので、この保存されたプログラム
データだけで動作してしまうので、異常が発生したメモ
リのプログラムデータによる処理が行われるまで、メモ
リの異常を確認することができないという虞があった。
【0004】そこでこの発明は、複数のメモリに重量及
び値段等に関与する処理と重量及び値段等に関与しない
処理とを分離して記憶させることにより重量及び値段等
に関与しない処理を簡単に変更することができ、しかも
1つのメモリの異常を正確に確認することができる電子
料金秤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
商品の重量を計量して、単価と計量した重量とから商品
の値段を算出し、単価、重量及び算出した値段等の表示
を行う電子料金秤において、重量及び値段等に関与する
処理のプログラムを記憶した不揮発性メモリと、この不
揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づいて、重量
及び値段等に関与する処理を行う計量用中央処理装置
と、重量及び値段等に関与しない処理のプログラムを記
憶した読み書き両用メモリと、この読み書き両用メモリ
に記憶されたプログラムに基づいて、重量及び値段等に
関与しない処理を行う汎用中央処理装置と、不揮発性メ
モリの内容が変更されたか否かを検査する不揮発性メモ
リ検査手段と、この不揮発性メモリ検査手段により不揮
発性メモリの内容が変更されたと確認されたときには料
金秤動作を停止する動作停止手段とを設けたものであ
る。
【0006】
【0007】請求項2対応の発明は、商品の重量を計量
して、単価と計量した重量とから商品の値段を算出し、
単価、重量及び算出した値段等の表示を行う電子料金秤
において、重量及び値段等に関与する処理のプログラム
を記憶した不揮発性メモリと、この不揮発性メモリに記
憶されたプログラムに基づいて、重量及び値段等に関与
する処理を行う計量用中央処理装置と、重量及び値段等
に関与しない処理のプログラムを記憶した読み書き両用
メモリと、この読み書き両用メモリに記憶されたプログ
ラムに基づいて、重量及び値段等に関与しない処理を行
う汎用中央処理装置と、不揮発性メモリの内容が変更さ
れたか否かを検査する不揮発性メモリ検査手段と、この
不揮発性メモリ検査手段により不揮発性メモリの内容が
変更されたと確認されたときには不揮発性メモリが変更
されたことを示す出力を行う出力手段とを設けたもので
ある。
【0008】請求項3対応の発明は、商品の重量を計量
して、単価と計量した重量とから商品の値段を算出し、
単価、重量及び算出した値段等の表示を行うとともに通
信回線を介してホストコンピュータに売上データ等を送
信する電子料金秤において、重量及び値段等に関与する
処理のプログラムを記憶した不揮発性メモリと、この不
揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づいて、重量
及び値段等に関与する処理を行う計量用中央処理装置
と、重量及び値段等に関与しない処理のプログラムを記
憶した読み書き両用メモリと、この読み書き両用メモリ
に記憶されたプログラムに基づいて、重量及び値段等に
関与しない処理を行う汎用中央処理装置と、不揮発性メ
モリの内容が変更されたか否かを検査する不揮発性メモ
リ検査手段と、この不揮発性メモリ検査手段により不揮
発性メモリの内容が変更されたと確認されたときにはこ
の状態をホストコンピュータに通信回線により出力する
通信出力手段とを設けたものである。
【0009】
【0010】請求項4対応の発明は、商品の重量を計量
して、単価と計量した重量とから商品の値段を算出し、
単価、重量及び算出した値段等の表示を行う電子料金秤
において、重量及び値段等に関与する処理のプログラム
を記憶した不揮発性メモリと、この不揮発性メモリに記
憶されたプログラムに基づいて、重量及び値段等に関与
する処理を行う計量用中央処理装置と、重量及び値段等
に関与しない処理のプログラムを記憶した読み書き両用
メモリと、この読み書き両用メモリに記憶されたプログ
ラムに基づいて、重量及び値段等に関与しない処理を行
う汎用中央処理装置と、不揮発性メモリ及び読み書き両
用メモリの内容が変更されたか否かを検査するメモリ検
査手段と、このメモリ検査手段により不揮発性メモリ及
び読み書き両用メモリの内容が変更されたと確認された
ときには料金秤動作を停止する動作停止手段とを設けた
ものである。
【0011】請求項5対応の発明は、商品の重量を計量
して、単価と計量した重量とから商品の値段を算出し、
単価、重量及び算出した値段等の表示を行う電子料金秤
において、重量及び値段等に関与する処理のプログラム
を記憶した不揮発性メモリと、この不揮発性メモリに記
憶されたプログラムに基づいて、重量及び値段等に関与
する処理を行う計量用中央処理装置と、重量及び値段等
に関与しない処理のプログラムを記憶した読み書き両用
メモリと、この読み書き両用メモリに記憶されたプログ
ラムに基づいて、重量及び値段等に関与しない処理を行
う汎用中央処理装置と、不揮発性メモリ及び読み書き両
用メモリの内容が変更されたか否かを検査するメモリ検
査手段と、このメモリ検査手段により不揮発性メモリ及
び読み書き両用メモリの内容が変更されたと確認された
ときには不揮発性メモリが変更されたことを示す出力を
行う出力手段とを設けたものである。
【0012】請求項6対応の発明は、商品の重量を計量
して、単価と計量した重量とから商品の値段を算出し、
単価、重量及び算出した値段等の表示を行うとともに通
信回線を介してホストコンピュータに売上データ等を送
信する電子料金秤において、重量及び値段等に関与する
処理のプログラムを記憶した不揮発性メモリと、この不
揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づいて、重量
及び値段等に関与する処理を行う計量用中央処理装置
と、重量及び値段等に関与しない処理のプログラムを記
憶した読み書き両用メモリと、この読み書き両用メモリ
に記憶されたプログラムに基づいて、重量及び値段等に
関与しない処理を行う汎用中央処理装置と、不揮発性メ
モリ及び読み書き両用メモリの内容が変更されたか否か
を検査するメモリ検査手段と、このメモリ検査手段によ
り不揮発性メモリ及び読み書き両用メモリの内容が変更
されたと確認されたときにはこの状態をホストコンピュ
ータに通信回線により出力する通信出力手段とを設けた
ものである。
【0013】請求項7対応の発明は、請求項3または請
求項6対応の発明において、通信出力手段は、汎用中央
処理装置により制御されるものである。
【0014】請求項8対応の発明は、請求項1乃至請求
項3のいずれか1項対応の発明において、不揮発性メモ
リ検査手段は、一定の処理サイクルで検査するものであ
る。請求項9対応の発明は、請求項4乃至請求項6のい
ずれか1項対応の発明において、メモリ検査手段は、一
定の処理サイクルで検査するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の第1の実施の形
態を図1乃至図13を参照して説明する。なお、この第
1の実施の形態は、本発明を電子料金秤に適用したもの
であるが、この電子料金秤は通常の秤モードの他に、単
に金銭登録を行う電子式キャッシュレジスタとして使用
するため、秤機能を停止したECRモードが備えられて
いる。 図1(a)は、電子料金秤1を示す斜視図であ
る。この電子料金秤1は、装置本体2及びこの装置本体
2に支持部材3により前記装置本体2の上方に固定され
た操作・表示パネル4から構成されている。
【0016】前記装置本体2の上部には秤皿5が設けら
れ、前記装置本体2内部の前記秤皿5の下部には、図示
しないがロードセル及び増幅器等が設けられている。前
記装置本体2の内部には、100MBのHDD(hard d
isk drive )6が設けられ、その右部には、ラベル又は
レシートを印字するメインプリンタ7が設けられてお
り、7aは、このメインプリンタ7の印字したラベル又
はレシートを発行するラベル/レシート発行口である。
【0017】前記操作・表示パネル4の前面には、コン
トロールスイッチ8が設けられ、このコントロールスイ
ッチ8は、図1(b)に示すように、PROG.(設
定)、REG(登録)、OFF(OFFモード)、X
(点検)、Z(精算)等のポジションが設けられてい
る。また、前記操作・表示パネル4の上面は、オペレー
タが見易いように所定の角度で傾斜されており、オペレ
ータ用(Vendor side )のLCD(liquid crystaldisp
lay)ディスプレイ9及び秤側キーボード10が設けら
れている。この右部には、レシートを印字するサブプリ
ンタ11がオプションとして装備できるようになってお
り、11aは、このサブプリンタ11の印字したレシー
トが排出されるレシート発行口である。さらに、前記操
作・表示パネル4の背面には、顧客用(Customer side
)の蛍光ディスプレイ12が設けられている。
【0018】前記LCDディスプレイ9は、図2(a)
に示すように、商品名及び風袋が表示される第1のエリ
ア9aと、重量、単価及び値段が表示される第2のエリ
ア9bと、このLCDディスプレイ9に設けられたタッ
チパネルでしかも情報を直接呼び出すためのスピードキ
ーが形成された第3のエリア9cから構成されている。
また、前記蛍光ディスプレイ12は、図2(b)に示
すように、商品名、風袋、重量、単価、値段が表示され
るようになっている。
【0019】図3は、前記電子料金秤1の要部回路構成
を示すブロック図である。21は、この電子料金秤1に
組込まれたパーソナルコンピュータ部(以下、PC部と
称する)で、41は、商品の重量を計量する秤部であ
り、前記PC部21と前記秤部41は、RS−232C
回線61により接続されている。なお、この実施例では
RS−232C回線61により接続しているが、前記P
C部21と前記秤部41とを、他の回線等により接続し
ても良いし、また、例えばD・P・RAM(dual port
random access memory)等を介して接続しても良い。
【0020】前記PC部21は、制御部本体を構成する
汎用中央処理装置としてのPC側CPU(central proc
essing unit )22が、PC側システムバス23を介し
て、PC側ROM(read only memory)24、読み書き
両用メモリとしてのPC側RAM(random access memo
ry)25、前記RS−232C回線61を介して前記秤
部41と接続された通信I/F(インターフェイス)2
6、LAN(local area network)回線と接続してデー
タの伝送制御を行うLANボード27、時計回路28、
ブザー29、前記HDD6とのデータの伝送制御を行う
HDD・I/F30、FDD(floppy disk drive )3
1とのデータの伝送制御を行うFDD・I/F32、前
記LCDディスプレイ9を制御するLCDコントローラ
33、PC側キーボード34とのデータの伝送制御を行
うキーボードI/F35と接続して構成されている。
【0021】前記PC側ROM24には、前記PC側C
PU21が行うBIOS(basic input output system
)に関するプログラムデータ及び、前記HDD6又は
前記FDD31からアプリケーションプログラム等をシ
ステムメモリとしての前記PC側RAM25に転送する
イニシャルプログラムローダーが記憶されている。ま
た、前記PC側RAM25は、このイニシャルプログラ
ムローダーの処理により、前記PC側CPU21が行う
重量、単価及び値段等に関与しない処理のプログラムデ
ータが記憶されると共に、前記PC側CPU21が処理
を行う時に使用する各種メモリのエリアが形成される。
前記時計回路28は、前記PC側システムバス23を介
して、前記PC側CPU22に時刻データを供給するよ
うになっており、前記ブザー29は、前記PC側CPU
22からの制御信号により、エラーの警報等を行うよう
になっている。
【0022】前記秤部41は、制御部本体を構成する計
量用中央処理装置としての秤側CPU42が、秤側シス
テムバス43を介して、秤側ROM44、不揮発性メモ
リとしてのフラッシュメモリ45、秤側RAM46、前
記RS−232C回線61を介して前記PC部21と接
続された秤側I/F47、ディップスイッチ48からの
信号を入力するI/O(input/output)ポート49、前
記メインプリンタ7及び前記サブプリンタ11からなる
サーマルプリンタ50とのデータの伝送制御を行うプリ
ンタI/F51、前記秤側キーボード10及び前記蛍光
ディスプレイ12を制御するキー表示コントローラ52
とのデータの伝送制御を行う第1のシリアルI/F5
3、前記装置本体2内部の前記秤皿5の下部に設けられ
たロードセル54からの出力信号をデジタル変換するA
/D変換器55とデータの伝送制御を行う第2のシリア
ルI/F56と接続して構成されている。
【0023】前記秤側ROM44には、前記秤側CPU
42が行うイニシャルプログラムローダー等のプログラ
ムデータが記憶され、前記フラッシュメモリ45には、
前記秤側CPU42が行う重量、単価及び値段等に関与
する処理のプログラムデータが記憶されている。また、
前記PC側RAM46には、各商品毎に商品情報が記憶
されたPLUファイルが記憶されていると共に前記秤側
CPU42が処理を行うときに使用する各種メモリのエ
リアが形成されている。なお、この実施例においては、
前記秤側ROM44と前記フラッシュメモリ45の両方
を使用するようにしているが、この発明はこれに限定さ
れるものではなく、前記フラッシュメモリ45の代わり
にマスクROMやEPROM(erasableprogrammable r
ead only memory、ただし、容易に書換えできないよう
にプロテクトされているもの)等の不揮発性メモリで構
成しても良いし、また前記秤側ROM44と前記フラッ
シュメモリ45とを1つのROM、マスクROM、EP
ROM、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成し
ても良いものである。前記ディップスイッチ48は、捩
り線等に厳重にシール(封印)され、例えば計量法等の
法が改正された等で、前記フラッシュメモリ45に記憶
されたプログラムデータを書換える場合に、シールを剥
がしてオン操作することにより、フラッシュメモリ45
を書換え可能にするものである。
【0024】図4は、前記PC側RAM25、前記秤側
ROM44及び前記フラッシュメモリ45のメモリ構成
を示す図である。前記PC側RAM25のメモリ構成
は、OS(opreating system)、重量、単価及び値段等
に関与しない処理のアプリケーションプログラム、LA
Nアプリケーションプログラム、前記LCDディスプレ
イ9に表示するイメージデータが記憶されるLCDディ
スプレイバッファ25a、サブルーチン及び各種ドライ
バ等の各エリアが形成されている。前記各種ドライバの
中には、LCDドライバが設けられており、前記LCD
ディスプレイバッファ25aに記憶されたイメージデー
タに基づいて、前記LCDコントローラ33を制御して
前記LCDディスプレイ9を駆動するようになってい
る。また、秤入出力ドライバが設けられており、RS−
232C回線61を介して、前記秤部41へコマンド及
びパラメータ等を出力する共に、前記秤部41からデー
タ等を入力するようになっている。
【0025】前記秤側ROM44のメモリ構成は、O
S、アプリケーションプログラム、イニシャルプログラ
ムローダー44a等の各メモリが形成されている。この
イニシャルプログラムローダー44aは、前記ディップ
スイッチ48がオン操作されたときに、前記PC部21
からRS−232C回線61を介して入力されたプログ
ラムデータ及びパラメータを前記フラッシュメモリ45
に書込む処理のプログラムである。
【0026】前記フラッシュメモリ45のメモリ構成
は、秤データ解析45a及びキーコード解釈の各プログ
ラム、前記蛍光ディスプレイ12に表示するイメージデ
ータを作成するためのディスプレイイメージバッファ4
5b、前記サーマルプリンタ50が用紙に印字するイメ
ージデータを作成するためのプリンタイメージバッファ
45c及び各種ドライバの各エリアが形成されており、
さらに、コマンド受信、コマンド解析、データセット及
びデータ転送の各プログラム等の各エリアが形成されて
いる。前記秤データ解析45aは、重量、単価及び値段
等に関与する処理のプログラムであり、前記ロードセル
54から前記A/D変換器55及び前記第2のシリアル
I/F56を介して入力された重量データから、商品の
内容量及び値段を算出する等の処理を行うようになって
いる。前記コマンド受信は、前記PC部21から前記R
S−232C回線61を介して入力されたコマンドを受
信する処理のプログラムであり、前記コマンド解析は、
この受信したコマンドを解析する処理のプログラムであ
る。また、前記データセットは、計量して得た重量、単
価及び値段等のデータをセットする処理のプログラムで
あり、前記データ転送は、このセットされた重量、単価
及び値段等のデータを、前記RS−232C回線61を
介して前記PC部21に転送する処理のプログラムであ
る。前記各種ドライバの中にはディスプレイドライバ及
びプリンタドライバが設けられている。ディスプレイド
ライバは、前記ディスプレイイメージバッファ45bに
より作成されたイメージデータに基づいて、前記第1の
シリアルI/F53及び前記キー表示コントローラ52
を介して蛍光ディスプレイ12を駆動するようになって
おり、プリンタドライバは、前記プリンタイメージバッ
ファ45cににより作成されたイメージデータに基づい
て、前記プリンタI/F51を介して前記サーマルプリ
ンタ50を駆動するようになっている。
【0027】この図4において、前記RS−232C回
線61を介して転送されるデータの流れは、前記ディッ
プスイッチ48がオン操作される前は、前記PC部21
の秤入出力ドライバから前記秤部41のコマンド受信へ
又はこの秤部41のデータ転送から前記PC部21の秤
入出力ドライバへの実線の矢印で示す流れであり、前記
ディップスイッチ48がオン操作されると、前記PC部
21の秤入出力ドライバから前記秤部41のイニシャル
プログラムローダーへの破線の矢印で示す流れとなる。
すなわち、前記ディップスイッチ48がオン操作される
と、前記フラッシュメモリ45に記憶されたプログラム
が書換え可能となるため、前記RS−232C回線61
からコマンド等を受信するコマンド受信及びデータ等を
転送するデータ転送の各プログラムではなく、前記RO
M44のイニシャルプログラムローダー44aが起動し
て、このイニシャルプログラムローダー44aにより、
前記PC部21からRS−232C回線61を介して受
信したプログラムやパラメータ等のデータに対して、書
込み等の処理が行われる。さらに図示しないが前記PC
部21は、インターフェイス及び通信回線を介して上位
装置( 例えばホストコンピュータ等 )に接続されてい
る。
【0028】図5は、電源投入されたときに、前記PC
側CPU22が行うPC側起動処理の流れを示す図であ
る。まず、PC側ROM24に記憶されたイニシャルプ
ログラムローダーをスタートさせて、HDD6又はFD
D31から重量、単価及び値段等に関与しないアプリケ
ーションプログラム及び各種ドライバ等をPC側RAM
25に転送して、初期化を行う。次に、ステップ1(S
T1)の処理として、秤部41は起動しているか否か
を、秤部41から秤部スタートステータスが転送されて
いるか否かにより判断する。
【0029】ここで、秤部スタートステータスが転送さ
れていないと判断すると、秤部41からプログラム/パ
ラメータ・ロード・リクエストが転送されているか否か
を判断する。
【0030】ここで、プログラム/パラメータ・ロード
・リクエストが転送されていると判断すると、プログラ
ム/パラメータ・ロード・コマンドを秤部41へ転送し
て、HDD6又はFDD31に記憶されている重量、単
価及び値段等に関与するプログラム/パラメータを秤部
41へ転送する。この重量、単価及び値段等に関与する
プログラム/パラメータの転送が終了すると、再び前述
のステップ1の処理に戻るようになっている。
【0031】また、プログラム/パラメータ・ロード・
リクエストが転送されていないと判断すると、エラース
テータスが転送されているか否かを判断する( 不揮発性
メモリ検査手段 )。ここで、エラーステータスが転送さ
れていると判断すると、LCDディスプレイ9にエラー
表示を行い( 異常報知手段 )、重量、単価及び値段等に
関与するプログラムが異常である旨を示すステータスを
図示しないインターフェイス及び通信回線を介して上位
装置( 例えばホストコンピュータ )へ出力するインライ
ンプロセスを行い( 通信出力手段 )、このインラインプ
ロセスを終了すると、強制的にこのPC側CPU22の
プログラム制御を停止するようになっている( 動作停止
手段 )。また、エラーステータスが転送されていないと
判断すると、再び前述のステップ1の処理に戻るように
なっている。
【0032】前述のステップ1の処理で、秤部41から
秤部スタートステータスが転送されており、秤部41が
起動していると判断すると、重量、単価及び値段等に関
与しない表示フォーマットコマンドを秤部41に転送
し、次に重量、単価及び値段等に関与しない印字フォー
マットコマンドを秤部41に転送する。次に、重量、単
価及び値段等に関与しない他の表示データコマンドを転
送し、次に、LCDディスプレイ9の初期画面のイメー
ジデータをLCDディスプレイバッファ25aに作成
し、この作成した初期画面のイメージデータをLCDコ
ントローラ33を介してLCDディスプレイ9へ出力す
る。この初期画面のイメージデータの出力が終了する
と、このPC側起動処理を終了するようになっている。
【0033】なお、前記LCDコントローラ33は、初
期画面のイメージデータが入力されると、このイメージ
データに基づいて、前記LCDディスプレイ9に初期画
面を表示させるようになっている。また、このPC側起
動処理が終了すると、前記PC側CPU21は、次に説
明するPC側メイン処理が起動するようになっている。
【0034】図6は、前記PC側CPU22が行うPC
側メイン処理の流れを示す図である。
【0035】まず、秤部41からの割込みが発生(有)
するまでの待機状態となっており、秤部41からの割込
みが発生すると、コントロールスイッチ8のポジション
をチェックする。コントロールスイッチ8のポジション
がPROG.ならば、例えば商品名、単価、風袋等の商
品情報の設定等の設定処理を行い、再びこのPC側メイ
ン処理の最初の処理に戻るようになっている。コントロ
ールスイッチ8のポジションがREGならば、後述する
登録処理を行い、再びこのPC側メイン処理の最初の処
理に戻るようになっている。
【0036】コントロールスイッチ8のポジションがO
FFならば、LCDディスプレイ9及び蛍光ディスプレ
イ12の表示画面をブランク状態(白紙状態)にするO
FFモード処理を行い、再びこのPC側メイン処理の最
初の処理に戻るようになっている。コントロールスイッ
チ8のポジションがXならば、例えば前述の登録処理で
登録された販売情報に対してその途中経過を算出する等
の点検処理を行い、再びこのPC側メイン処理の最初の
処理に戻るようになっている。コントロールスイッチ8
のポジションがZならば、例えば前述の登録処理で登録
された販売情報に対して最終的な集計結果を算出する等
の精算処理を行い、再びこのPC側メイン処理の最初の
処理に戻るようになっている。
【0037】図7は、前記PC側CPU22が行う前述
の登録処理の流れを示す図である。まず、時計回路28
から出力されている時刻データを読取り、次にステップ
2(ST2)の処理として、例えば呼出されている商品
情報が計量商品か否か等により、重量表示が必要か否か
を判断する。ここで、重量表示が必要と判断すると、秤
側キーボード10からキー入力データが有るか否かを確
認し、キー入力が有る場合にのみ、そのキー入力の処理
を行う。
【0038】次に、秤データ強制読取りコマンドを秤部
41に転送し、次に重量・単価・値段表示データコマン
ドを秤部41に転送し、さらに、重量、単価及び値段等
に関与しない他の表示データコマンドを秤部41に転送
する。他の表示データコマンドを秤部41に転送する
と、LCDディスプレイ9用の表示データ(イメージデ
ータ)をLCDディスプレイバッファ25aに作成し、
この作成した表示データをLCDコントローラ33を介
してLCDディスプレイ9へ出力する。次に、重量・単
価・値段印字データコマンドを秤部41に転送し、次に
重量・単価・値段等に関与しない他の印字データコマン
ドを秤部41に転送し、さらに発行コマンドを秤部41
に転送して、この登録処理を終了するようになってい
る。
【0039】前述のステップ2の処理で、重量表示は必
要でないと判断すると、ECRコマンドを秤部41に転
送して、秤側キーボード10からキー入力データが有る
か否かを確認し、キー入力が有る場合にのみ、そのキー
入力の処理を行う。次に、重量・単価・値段等に関与し
ない他の表示データコマンドを秤部41に転送して、L
CDディスプレイ9用の表示データをLCDディスプレ
イバッファ25aに作成し、この作成した表示データを
LCDコントローラ33を介してLCDディスプレイ9
へ出力する。次に、重量・単価・値段等に関与しない他
の印字データコマンドを秤部41へ転送し、次に発行コ
マンドを秤部41へ転送して、この登録処理を終了する
ようになっている。なお、前記LCDコントローラ33
は、表示データが入力されると、この表示データに基づ
いて前記LCDディスプレイ9に表示データを表示させ
るようになっている。
【0040】図8は、電源投入後に前記秤側CPU42
が行う秤側メイン処理の流れを示す図である。まず、デ
ィップスイッチ48が、オン操作(ON)されているか
否かを判断する。ここで、ディップスイッチ48がオン
操作されていないと判断すると、後述するステップ3(
ST3 )の処理へ移行するようになっている。また、デ
ィップスイッチ48がオン操作されていると判断する
と、ステップ4( ST4 )の処理として、フラッシュメ
モリ45のチェックサムによるメモリチェックを行い(
不揮発性メモリ検査手段 )、ここで算出されたチェック
サム値とチェックサムビットとして記憶されたチェック
サム値とが等しいか否かにより、チェックサムが正常か
否かを判断する。
【0041】ここで、チェックサムが正常ではない、す
なわち異常であると判断すると、すなわち算出されたチ
ェックサム値とチェックサムビットのチェックサム値が
等しくなければ、メモリのエラーステータスをPC部2
1へ転送して( 異常報知手段)、強制的にこの秤側CP
U42のプログラム制御を停止するようになっている(
動作停止手段 )。また、チェックサムが正常と判断する
と、秤部スタートステータスのPC部21への転送が済
んでいるか否かを判断する。ここで、秤部スタートステ
ータスの転送が済んでいないと判断すると、ステップ5
(ST5)の処理として、秤部スタートステータスをP
C部21へ転送し、秤部スタートステータスのPC部2
1への転送が済んでいることを示すデータを登録し、次
に後述するコマンド実行処理を行い、このコマンド実行
処理を終了すると、再び前述のステップ4の処理へ戻る
ようになっている。
【0042】また、秤部スタートステータスの転送が済
んでいると判断すると、コマンド実行処理を行い、この
コマンド実行処理を終了すると、再び前述のステップ4
の処理へ戻るようになっている。
【0043】前述のステップ3の処理は、プログラム/
パラメータ・ロード・リクエストをPC部21へ転送す
る処理を行う。次に、プログラム/パラメータ・ロード
・コマンド待機状態となり、プログラム/パラメータ・
ロード・コマンドが受信されるまで前述のステップ3の
処理を繰り返して行う。PC部から転送されたプログラ
ム/パラメータ・ロード・コマンドが受信されると、こ
のコマンドに続いてPC部21から転送された重量、単
価及び値段に関与するプログラム/パラメータのデータ
をイニシャルプログラムローダー44aによりフラッシ
ュメモリ45にロードする(転送記憶させる)。
【0044】このプログラム/パラメータのロード処理
が終了すると、フラッシュメモリ45のチェックサムに
よりメモリチェックを行い、チェックサムが正常か否か
を判断する。ここで、チェックサムが正常ではない、す
なわち異常と判断すると、再び前述のステップ3の処理
に戻るようになっており、チェックサムが正常と判断す
ると、ディップスイッチ48がオフ操作(OFF)され
るまでの待機状態となる。ディップスイッチ48がオフ
操作されると、ステップ5の処理に移行するようになっ
ている。
【0045】図9は、前記秤側CPU42が行う前述の
コマンド実行処理の流れを示す図である。まず、コマン
ド受信待機状態となり、PC部21から転送されたコマ
ンドが受信されると、受信したコマンドが、表示フォー
マットコマンドか、又は印字フォーマットコマンドか、
又は重量、単価及び値段等に関与しない他の表示データ
コマンドかを判断する。ここで、受信したコマンドが、
以上のいずれのコマンドでもなければ後述する第1の他
のコマンド処理を行うようになっている。この第1の他
のコマンド処理を終了すると、このコマンド実行処理を
終了するようになっている。
【0046】受信したコマンドが、表示フォーマットコ
マンドならば、この受信した表示フォーマットコマンド
に含まれている表示フォーマットデータ(例えば表示座
標を示すエリアデータ、キャラクタサイズ等)を秤側R
AM46に記憶して、このコマンド実行処理を終了する
ようになっている。また受信したコマンドが、印字フォ
ーマットコマンドならば、この受信した印字フォーマッ
トコマンドに含まれている印字フォーマットデータ(例
えば印字座標を示すエリアデータ、キャラクタサイズ
等)を秤側RAM46に記憶して、このコマンド実行処
理を終了するようになっている。また受信したコマンド
が、他の表示データコマンドならば、この他の表示デー
タコマンドが、重量、単価及び値段の表示エリアに対す
るコマンドか否かを判断する。
【0047】ここで、他の表示データコマンドが、重
量、単価及び値段の表示エリアに対するコマンドである
と判断すると、このコマンドを無効として、このコマン
ド実行処理を終了するようになっている。また、他の表
示データコマンドが、重量、単価及び値段の表示エリア
に対するコマンドではないと判断すると、この他の表示
データコマンドに基づいて、蛍光ディスプレイ12用の
重量、単価及び値段に関与しない表示データを作成し、
この作成した表示データをキー表示コントローラ52を
介して蛍光ディスプレイ12に出力して、このコマンド
実行処理を終了するようになっている。
【0048】図10は、前記秤側CPU42が行う前述
の第1の他のコマンド処理の流れを示す図である。ま
ず、受信したコマンドが、秤データ強制読取コマンド
か、又は重量・単価・値段表示データコマンドか、又は
重量・単価・値段印字データコマンドかを判断する。こ
こで、受信したコマンドが、以上のいずれのコマンドで
もなければ。後述する第2の他のコマンド処理を行うよ
うになっている。この第2の他のコマンド処理が終了す
ると、この第1の他のコマンド処理を終了するようにな
っている。
【0049】受信したコマンドが、秤データ強制読取コ
マンドならば、後述する秤データ解析処理を行うように
なっている。この秤データ解析処理が終了すると、この
秤データ解析処理で得た秤データ(重量、単価、値段、
風袋)をPC部21へ転送し、モードを秤モードに変更
して、この第1の他のコマンド処理を終了するようにな
っている。また、受信したコマンドが、重量・単価・値
段表示データコマンドならば、ECRモードになってい
るか否かを判断する。ここで、ECRモードになってい
ると判断すると、この重量・単価・値段表示データコマ
ンドを無効にして、この第1の他のコマンド処理を終了
するようになっている。また、ECRモードになってい
ないと判断すると、すなわち秤モードになっていれば、
蛍光ディスプレイ12用の重量、単価、値段、風袋の表
示データを作成し、この作成した表示データをキー表示
コントローラ52を介して蛍光ディスプレイ12に出力
して、この第1の他のコマンド処理を終了するようにな
っている。
【0050】また、受信したコマンドが、重量・単価・
値段印字データコマンドならば、ECRモードになって
いるか否かを判断し、ECRモードになっていれば、こ
の重量・単価・値段印字データコマンドを無効にして、
この第1の他のコマンド処理を終了するようになってい
る。ECRモードになっていなければ、すなわち秤モー
ドになっていれば、重量、単価、値段、風袋の印字デー
タを作成し、この作成した印字データをプリンタI/F
51に出力して、この第1の他のコマンド処理を終了す
るようになっている。
【0051】図11に、前記秤側CPU42が行う前述
の第2の他のコマンド処理の流れを示す図である。ま
ず、受信したコマンドが、ECRコマンドか、又は重
量、単価及び値段等に関与しない他の印字データコマン
ドか、又は発行コマンドかを判断する。ここで、受信し
たコマンドが、以上のいずれのコマンドでもなければ、
受信したコマンドに対応する他のコマンド処理を行うよ
うになっている。この他のコマンド処理が終了すると、
この第2の他のコマンド処理を終了するようになってい
る。
【0052】受信したコマンドが、ECRコマンドなら
ば、秤機能を停止するECRモードに変更して、この第
2の他のコマンド処理を終了するようになっている。ま
た、受信したコマンドが、他の印字データコマンドなら
ば、この他の印字データコマンドが、重量、単価及び値
段の印字エリアに対するコマンドか否かを判断する。こ
こで、他の印字データコマンドが重量、単価及び値段の
印字エリアに対するコマンドであると判断すると、この
コマンドを無効として、この第2の他のコマンド処理を
終了するようになっている。また、他の印字データコマ
ンドが重量、単価及び値段の印字エリアに対するコマン
ドでないと判断すると、この他の印字データコマンドに
基づいて、重量、単価及び値段に関与しない印字データ
を作成し、この作成した印字データをプリンタI/F5
1に出力して、この第2の他のコマンド処理を終了する
ようになっている。
【0053】また、受信したコマンドが、発行コマンド
ならば、サーマルプリンタ50にプリンタI/F51に
出力した印字データに基づいて用紙に印字を行わせて、
ラベル又はレシートの発行処理を行う。この発行処理を
終了すると、この第2の他のコマンド処理を終了するよ
うになっている。なお、前記サーマルプリンタ50は、
前記プリンタI/F51を介して印字データが入力され
ると、この印字データに基づいて用紙に印字を行うよう
になっている。
【0054】図12は、前記秤側CPU42が行う前述
の秤データ解析処理の流れを示す図である。まず、A/
D変換器55からカウントデータ( ロードセルによる計
量により得たデジタルデータ )を読取り、この読取った
カウントデータに対して安定化処理を行い、カウントデ
ータが安定化されると、風袋を含む総重量を重量単位(
g単位 )の数値として算出する。次に、以上により算出
された総重量から風袋を減算して内容量を算出し、この
算出した内容量から値段を算出する。ここで、以上によ
り算出された重量、単価、値段及び風袋を秤側RAM4
6に記憶して、この秤データ解析処理を終了する。
【0055】図13に、前記秤部41の前記秤側CPU
42に対して発生する割込処理の流れを示す。図13(
a )は、秤側キーボード10又はコントロールスイッチ
8からキー入力又はコントロールスイッチ8のポジショ
ン変更が行われた時に、前記秤側CPU42が行うキー
ボード又はコントロールスイッチによる割込処理の流れ
を示す図である。まず、秤側キーボード10又はコント
ロールスイッチ8からデータを取込み、この取込んだデ
ータをPC部21へ転送すると共に、PC部21のPC
側CPU22に対して割込信号を出力する。この割込信
号を出力すると、このキーボード又はコントロールスイ
ッチによる割込処理を終了するようになっている。
【0056】図13( b )は、ロードセル54からの出
力信号が所定量以上変動した時に、前記秤側CPU42
が行うロードセルによる割込処理の流れを示す図であ
る。まず、ロードセル54からのデータ( 出力信号 )の
取込みを行い、前述の秤データ解析処理を行うようにな
っている。この秤データ解析処理を終了すると、ECR
モードか否かを判断する。ECRモードならば、このロ
ードセルによる割込処理を終了するようになってる。ま
た、ECRモードでなければ、前述の秤データ解析処理
により得た秤データ( 重量、単価、値段及び風袋 )をP
C部21へ転送すると共に、PC部21のPC側CPU
22に対して割込信号を出力して、このロードセルによ
る割込処理を終了するようになっている。
【0057】このような構成の第1の実施の形態におい
て、この電子料金秤1では、計量法とうの検定前に、重
量、単価及び値段に関与する処理のプログラムは、フラ
ッシュメモリ45に記憶され、このフラッシュメモリ4
5への書込みを制御するディップスイッチ48は書込み
を禁止する状態でシール( 封印 )が施される。このよう
な状態で検定を受け、検定に合格するとユーザに出荷さ
れる。この電子料金秤1は、重量、単価及び値段に関与
する処理は、フラッシュメモリ45に記憶されたプログ
ラムに基づいて秤側CPU42のみよって処理し、重
量、単価及び値段に関与しない処理は、PC側RAM2
5に記憶されたプログラムに基づいてPC側CPU22
によって処理する。
【0058】秤側CPU42が、電源投入時及びフラッ
シュメモリ45に記憶されたプログラムに基づいて行う
コマンド実行処理を行う度に、フラッシュメモリ45の
チェックサムによるメモリチェックが行われ、フラッシ
ュメモリ45に異常が確認された場合には、秤側CPU
42はメモリのエラーステータスをPC部21へ転送
し、この秤側CPU42のプログラム制御を強制的に停
止する。一方、PC側CPU22は秤部41からメモリ
のエラーステータスを受信するとエラー表示を行うと共
に、重量、単価及び値段等に関与するプログラムが異常
である旨を示すステータスを図示しないインターフェイ
ス及び通信回線を介して上位装置へ出力するインライン
プロセスを行い、このPC側CPU22のプログラム制
御を強制的に停止する。
【0059】このように第1の実施の形態によれば、秤
部41で重量及び値段等に関与する処理を記憶したフラ
ッシュメモリ45の異常が確認されたときには、エラー
ステータスをPC部21へ転送して、秤側CPU42の
プログラム制御を強制的に停止し、PC部21で秤部4
1からのエラーステータスを受信した時には、エラー表
示を行い、通信回線を介して上位装置へ出力して、この
PC側CPU22のプログラム制御を強制的に停止する
ことにより、重量及び値段等に関与しない処理を簡単に
変更することができ、しかもフラッシュメモリ45の異
常を正確に確認することができ、さらに、フラッシュメ
モリ45の異常に対してプログラム制御の強制停止によ
り、重量及び値段等に関与する処理におけるエラーの発
生による不具合の未然に防止することができる。
【0060】この発明の第2の実施の形態を図14乃至
図17を参照して説明する。なお、前述の第1の実施の
形態は、電子料金秤を重量及び値段等に関与する処理を
担当するブロック及び重量及び値段等に関与しない処理
を担当するブロックの2つのブロックに独立的に分割し
たものであったが、この第2の実施の形態は5つのブロ
ックに独立的に分割したものである。図14は、この第
2の実施の形態の電子料金秤の要部構成を示すブロック
図である。この電子料金秤71は、中央演算ブロック7
2と、秤ブロック73と、表示ブロック74と、キーボ
ードブロック75と、プリンタブロック76とから構成
されており、図示しないが、各ブロック72〜76は相
互にデータの伝送制御が行えるようにバス等の回路が形
成されている。また、前記各ブロック72〜76への電
源供給も一括して行うことができ、電源ON時には、全
ブロック72〜76が同時に電源ONとなる。
【0061】前記中央演算ブロック72には、CPU7
2-1、ファームウエアを構成するROM72-2及びRA
M72-3、不揮発性メモリ72-4等を備えている。前記
秤ブロック73には、M用CPU73-1、ファームウエ
アを構成するM用ROM73-2及びM用RAM73-3等
及び、図示しないが、商品の重量を計量するロードセル
等からなる計量機構を備えている。前記表示ブロック7
4には、D用CPU74-1、ファームウエアを構成する
D用ROM74-2及びD用RAM74-3等及び、図示し
ないが、重量、値段等や各種メッセージ等を表示する表
示装置を備えている。前記キーボードブロック75に
は、K用CPU75-1、ファームウエアを構成するK用
ROM75-2及びK用RAM75-3等及び、図示しない
が、処理の指示及びデータを入力ためのキーボード装置
を備えている。前記プリンタブロック76には、P用C
PU76-1、ファームウエアを構成するP用ROM76
-2及びP用RAM76-3等及び、図示しないが、レシー
ト等を印字発行する印字装置を備えている。重量及び値
段に関与する処理のプログラムデータは、必要に応じ
て、前記各ブロック72〜76のファームウエアのうち
の1つ( 不揮発性メモリ )に集中して又は幾つか( 不揮
発性メモリ )に分散して記憶されて、検定取得後に封印
される。このファームウエアに該当するCPUが計量用
中央処理装置を構成する。一方、重量及び値段に関与し
ない処理のプログラムデータを記憶するブロックのファ
ームウエアのROM( 読み書き両用メモリ )は、書き換
えが可能なように、例えばフラッシュメモリから形成さ
れている。このファームウエアに該当するCPUが汎用
中央処理装置を構成する。
【0062】図15は、前記中央演算ブロック72を除
く他の各ブロック73〜76の各CPU73-1〜76-1
がそれぞれ行う各ブロック電源ON処理の流れを示す図
である。まず、自己のブロックのファームウエア( メモ
リ )のチェックサムを計算し(メモリ検査手段 )、この
計算結果のチェックサムデータをシリアル通信方式で中
央演算ブロック72へ送信する。チェックサムデータの
送信を終了すると、初期処理( 例えば秤ブロック73な
らば計量データの初期化等 )を行い、この初期処理を終
了すると、次に行う処理( 例えば秤ブロック73ならば
計量処理 )を起動させて、この各ブロック電源ON処理
を終了するようになっている。
【0063】図16は、前記中央演算ブロック72が行
う中央演算ブロック電源ON処理の流れを示す図であ
る。まず、中央演算ブロック72のファームウエア( R
OM72-2及びRAM72-3 )のチェックサムを計算す
る( メモリ検査手段 )。このチェックサムの計算を終了
すると、この中央演算ブロック72を除く他の全ブロッ
ク73〜76からのチェックサムデータの受信を終了す
るまで、各ブロック73〜76からのチェックサムデー
タの受信処理を行う。
【0064】この中央演算ブロック72を除く他の全ブ
ロック73〜76からのチェックサムデータの受信を終
了すると、ステップ11( ST11 )の処理として、キ
ーボードブロック75のキーボード装置の状態により、
チェックサム設定モードか否かを判断する。ここで、チ
ェックサム設定モードであると判断すると、ステップ1
2( ST12 )の処理として、キーボードブロック75
のキーボード装置において設定キーが入力されたか否か
を判断する。ここで、設定キー以外のキーが入力され
て、設定キーが入力されないと判断すると、入力された
キーに基づく処理を行う他キー処理を行い、この他キー
処理を終了すると、再び前述のステップ11の処理へ戻
るようになっている。
【0065】また、設定キーが入力されたと判断する
と、受信済みの各ブロック73〜76のチェックサムデ
ータを表示ブロック74の表示装置に表示させて、キー
ボードブロック75のキーボード装置の*キーが入力さ
れたか否かを判断する。ここで、*キーが入力されてい
ないと判断すると、再び前述のステップ12の処理へ戻
るようになっている。また、*キーが入力されたと判断
すると、受信済みの各ブロック73〜76のチェックサ
ムデータ及び中央演算ブロックのチェックサムデータを
不揮発性メモリ72-4に書込んで、再び前述のステップ
11の処理へ戻るようになっている。前述のステップ1
1の処理で、チェックサム設定モードではないと判断す
ると、後述する通常立ち上げ処理を起動させて、この中
央演算ブロック電源ON処理を終了するようになってい
る。
【0066】図17は、前記中央演算ブロック72のC
PU72-1が行う前述の中央演算ブロック電源ON処理
において起動させられた通常立ち上げ処理の流れを示す
図である。まず、ステップ13( ST13 )の処理とし
て、不揮発性メモリ72-4に設定済みの( 書込まれてい
る )各ブロック72〜76のチェックサムデータと、計
算又は受信した各ブロック72〜76のチェックサムデ
ータとを比較し、この比較結果が一致したか否かを判断
する( メモリ検査手段 )。
【0067】ここで、比較結果が一致しないと判断する
と、表示ブロック74の表示装置によりエラー表示及び
各チェックサムデータ( 不揮発性メモリ72-4に設定さ
れたチェックサムデータ及び計算又は受信したチェック
サムデータ )の表示を行わせてから( 異常報知手段 )、
この中央演算ブロック72のCPU72-1のプログラム
制御を強制的に停止する( 動作停止手段 )。また、比較
結果が一致したと判断すると、全ブロック72〜76に
ついてチェックサムデータの比較が終了したか否かを判
断する。
【0068】ここで、全ブロック72〜76についてチ
ェックサムデータの比較が終了していないと判断する
と、再び前述のステップ13の処理へ戻るようになって
いる。また、全ブロック72〜76についてチェックサ
ムデータの比較が終了したと判断すると、キーボードブ
ロック75のキーボード装置の状態( 例えば鍵キーの状
態 )により、PLU等の設定モードか否かを判断する。
ここで、設定モードであると判断すると、設定処理を起
動させて、この通常立ち上げ処理を終了するようになっ
ている。また、設定モードではないと判断すると、次に
行う処理を起動させて、この通常立ち上げ処理を終了す
るようになっている。
【0069】このような構成の第2の実施の形態におい
ては、電源ON時には、各ブロック72〜76におい
て、ファームウエア( ROM及びRAM )のチェックサ
ムが計算され、この計算されたチェックサムデータは、
中央演算ブロック72に集められる。
【0070】中央演算ブロック72の不揮発性メモリ7
2-4には、比較する各ブロックのチェックサムデータが
記憶されており、中央演算ブロック72は、各ブロック
から集められたチェックサムデータと不揮発性メモリ7
4-4に設定されている対応するチェックサムデータとを
比較して、1つのチェックサムデータでも一致しない場
合には、エラー表示及び各チェックサムデータの表示を
行って、CPU72-1のプログラム制御を強制的に停止
する。
【0071】このように第2の実施の形態によれば、重
量及び値段等に関与する処理と重量及び値段等に関与し
ない処理とを複数のブロックに独立に分割し、電源ON
時に、各ブロックのメモリチェックを行い、このメモリ
チェックの結果、1つのブロックでもメモリエラーを検
出した場合に、全体の動作を停止することにより、前述
の第1の実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
複数のメモリに重量及び値段等に関与する処理と重量及
び値段等に関与しない処理とを分離して記憶させること
により重量及び値段等に関与しない処理を簡単に変更す
ることができ、しかも1つのメモリの異常を正確に確認
することができる電子料金秤を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の電子料金秤を示
す斜視図。
【図2】同実施の形態の電子料金秤のLCDディスプレ
イ及び蛍光ディスプレイを示す図。
【図3】同実施の形態の電子料金秤の要部回路構成を示
すブロック図。
【図4】同実施の形態の電子料金秤のメモリ構成を示す
図。
【図5】同実施の形態の電子料金秤のPC部が行うPC
側起動処理の流れを示す図。
【図6】同実施の形態の電子料金秤のPC部が行うPC
側メイン処理の流れを示す図。
【図7】同実施の形態の電子料金秤のPC部が行う登録
処理の流れを示す図。
【図8】同実施の形態の電子料金秤の秤部が行う秤側メ
イン処理の流れを示す図。
【図9】同実施の形態の電子料金秤の秤部が行うコマン
ド実行処理の流れを示す図。
【図10】同実施の形態の電子料金秤の秤部が行う第1
の他のコマンド処理の流れを示す図。
【図11】同実施の形態の電子料金秤の秤部が行う第2
の他のコマンド処理の流れを示す図。
【図12】同実施の形態の電子料金秤の秤部が行う秤デ
ータ解析処理の流れを示す図。
【図13】同実施の形態の電子料金秤の秤部が行うキー
ボード又はコントロールスイッチによる割込処理及びロ
ードセルによる割込処理の流れを示す図。
【図14】この発明の第2の実施の形態の電子料金秤の
要部構成を示すブロック図。
【図15】同実施の形態の電子料金秤の中央演算ブロッ
クの除く他の各ブロックで行う各ブロック電源ON処理
の流れを示す図。
【図16】同実施の形態の電子料金秤の中央演算ブロッ
クで行う中央演算ブロック電源ON処理の流れを示す
図。
【図17】同実施の形態の電子料金秤の中央演算ブロッ
クで行う通常立ち上げ処理の流れを示す図。
【符号の説明】
1,71…電子料金秤、 9…LCDディスプレイ、 12…蛍光ディスプレイ、 21…PC部、 22…PC側CPU、 24…PC側ROM、 25…PC側RAM、 41…秤部、 42…秤側CPU、 44…秤側ROM、 45…フラッシュメモリ、 46…秤側RAM、 72…中央演算ブロック、 72-4…不揮発性メモリ、 73…秤ブロック、 74…表示ブロック、 75…キーボードブロック、 76…プリンタブロック。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−120301(JP,A) 特公 平6−29770(JP,B2) 特許2975231(JP,B2) 特許3178679(JP,B2) 特許3182467(JP,B2) 特許2582234(JP,B2) 特許2855056(JP,B2) 特許2855054(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 19/414

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の重量を計量して、単価と計量した
    重量とから商品の値段を算出し、単価、重量及び算出し
    た値段等の表示を行う電子料金秤において、 重量及び値段等に関与する処理のプログラムを記憶した
    不揮発性メモリと、 この不揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づい
    て、重量及び値段等に関与する処理を行う計量用中央処
    理装置と、 重量及び値段等に関与しない処理のプログラムを記憶し
    た読み書き両用メモリと、 この読み書き両用メモリに記憶されたプログラムに基づ
    いて、重量及び値段等に関与しない処理を行う汎用中央
    処理装置と、 前記不揮発性メモリの内容が変更されたか否かを検査す
    る不揮発性メモリ検査手段と、 この不揮発性メモリ検査手段により前記不揮発性メモリ
    の内容が変更されたと確認されたときには料金秤動作を
    停止する動作停止手段とを設けたことを特徴とする電子
    料金秤。
  2. 【請求項2】 商品の重量を計量して、単価と計量した
    重量とから商品の値段を算出し、単価、重量及び算出し
    た値段等の表示を行う電子料金秤において、 重量及び値段等に関与する処理のプログラムを記憶した
    不揮発性メモリと、 この不揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づい
    て、重量及び値段等に関与する処理を行う計量用中央処
    理装置と、 重量及び値段等に関与しない処理のプログラムを記憶し
    た読み書き両用メモリと、 この読み書き両用メモリに記憶されたプログラムに基づ
    いて、重量及び値段等に関与しない処理を行う汎用中央
    処理装置と、 前記不揮発性メモリの内容が変更されたか否かを検査す
    る不揮発性メモリ検査手段と、 この不揮発性メモリ検査手段により前記不揮発性メモリ
    の内容が変更されたと確認されたときには前記不揮発性
    メモリが変更されたことを示す出力を行う出力手段とを
    設けたことを特徴とする電子料金秤。
  3. 【請求項3】 商品の重量を計量して、単価と計量した
    重量とから商品の値段を算出し、単価、重量及び算出し
    た値段等の表示を行うとともに通信回線を介してホスト
    コンピュータに売上データ等を送信する電子料金秤にお
    いて、 重量及び値段等に関与する処理のプログラムを記憶した
    不揮発性メモリと、 この不揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づい
    て、重量及び値段等に関与する処理を行う計量用中央処
    理装置と、 重量及び値段等に関与しない処理のプログラムを記憶し
    た読み書き両用メモリと、 この読み書き両用メモリに記憶されたプログラムに基づ
    いて、重量及び値段等に関与しない処理を行う汎用中央
    処理装置と、 前記不揮発性メモリの内容が変更されたか否かを検査す
    る不揮発性メモリ検査手段と、 この不揮発性メモリ検査手段により前記不揮発性メモリ
    の内容が変更されたと確認されたときにはこの状態を前
    記ホストコンピュータに通信回線により出力する通信出
    力手段とを設けたことを特徴とする電子料金秤。
  4. 【請求項4】 商品の重量を計量して、単価と計量した
    重量とから商品の値段を算出し、単価、重量及び算出し
    た値段等の表示を行う電子料金秤において、 重量及び値段等に関与する処理のプログラムを記憶した
    不揮発性メモリと、 この不揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づい
    て、重量及び値段等に関与する処理を行う計量用中央処
    理装置と、 重量及び値段等に関与しない処理のプログラムを記憶し
    た読み書き両用メモリと、 この読み書き両用メモリに記憶されたプログラムに基づ
    いて、重量及び値段等に関与しない処理を行う汎用中央
    処理装置と、 前記不揮発性メモリ及び前記読み書き両用メモリの内容
    が変更されたか否かを検査するメモリ検査手段と、 このメモリ検査手段により前記不揮発性メモリ及び前記
    読み書き両用メモリの内容が変更されたと確認されたと
    きには料金秤動作を停止する動作停止手段とを設けたこ
    とを特徴とする電子料金秤。
  5. 【請求項5】 商品の重量を計量して、単価と計量した
    重量とから商品の値段を算出し、単価、重量及び算出し
    た値段等の表示を行う電子料金秤において、 重量及び値段等に関与する処理のプログラムを記憶した
    不揮発性メモリと、 この不揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づい
    て、重量及び値段等に関与する処理を行う計量用中央処
    理装置と、 重量及び値段等に関与しない処理のプログラムを記憶し
    た読み書き両用メモリと、 この読み書き両用メモリに記憶されたプログラムに基づ
    いて、重量及び値段等に関与しない処理を行う汎用中央
    処理装置と、 前記不揮発性メモリ及び前記読み書き両用メモリの内容
    が変更されたか否かを検査するメモリ検査手段と、 このメモリ検査手段により前記不揮発性メモリ及び前記
    読み書き両用メモリの内容が変更されたと確認されたと
    きには前記不揮発性メモリが変更されたことを示す出力
    を行う出力手段とを設けたことを特徴とする電子料金
    秤。
  6. 【請求項6】 商品の重量を計量して、単価と計量した
    重量とから商品の値段を算出し、単価、重量及び算出し
    た値段等の表示を行うとともに通信回線を介してホスト
    コンピュータに売上データ等を送信する電子料金秤にお
    いて、 重量及び値段等に関与する処理のプログラムを記憶した
    不揮発性メモリと、 この不揮発性メモリに記憶されたプログラムに基づい
    て、重量及び値段等に関与する処理を行う計量用中央処
    理装置と、 重量及び値段等に関与しない処理のプログラムを記憶し
    た読み書き両用メモリと、 この読み書き両用メモリに記憶されたプログラムに基づ
    いて、重量及び値段等に関与しない処理を行う汎用中央
    処理装置と、 前記不揮発性メモリ及び前記読み書き両用メモリの内容
    が変更されたか否かを検査するメモリ検査手段と、 このメモリ検査手段により前記不揮発性メモリ及び前記
    読み書き両用メモリの内容が変更されたと確認されたと
    きにはこの状態を前記ホストコンピュータに通信回線に
    より出力する通信出力手段とを設けたことを特徴とする
    電子料金秤。
  7. 【請求項7】 前記通信出力手段は、前記汎用中央処理
    装置により制御されることを特徴とする請求項3または
    請求項6記載の電子料金秤。
  8. 【請求項8】 前記不揮発性メモリ検査手段は、一定の
    処理サイクルで検査することを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれか1項記載の電子料金秤。
  9. 【請求項9】 前記メモリ検査手段は、一定の処理サイ
    クルで検査することを特徴とする請求項4乃至請求項6
    のいずれか1項記載の電子料金秤。
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