JP2003035594A - 商品情報処理システムおよび情報処理装置 - Google Patents

商品情報処理システムおよび情報処理装置

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JP2003035594A
JP2003035594A JP2001221216A JP2001221216A JP2003035594A JP 2003035594 A JP2003035594 A JP 2003035594A JP 2001221216 A JP2001221216 A JP 2001221216A JP 2001221216 A JP2001221216 A JP 2001221216A JP 2003035594 A JP2003035594 A JP 2003035594A
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Japan
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program
information processing
processing system
rewriting
product
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JP2001221216A
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English (en)
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Kazuhiko Tamura
和彦 田村
Tetsuji Watanabe
哲治 渡辺
Akimitsu Kojima
章充 小島
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品情報処理システムにおいて、プログラム
を書き換えた場合にも現在使用されているプログラムを
ユーザが容易に把握できるようにする。 【解決手段】 商品情報処理システムに操作部23、デ
ィスプレイ24、プリンタ25、ハードディスク26、
カードスロット27および通信部28を設けるととも
に、データ取得部200とデータ出力部201とを備え
る。プログラムデータ211によりプログラムが書き換
えられた場合に、データ取得部200がその書換情報を
履歴データ210として生成する。生成された履歴デー
タ210をデータ出力部201がハードディスク26ま
たはカードスロット27のメモリカード91に保存す
る。また、履歴データ210をディスプレイ24に表示
し、プリンタ25により印刷する。さらに、書き換えが
保守用端末からされている場合には、履歴データ210
を通信部28が保守用端末に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品情報処理シス
テムのプログラムの書換技術、特に書換情報を保存およ
び出力する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】商品の流通業界で使用されているラベル
プリンタなどの装置の多くはソフトウエアによって制御
されており、装置の使用状況に柔軟に対応するために新
しい機能を追加する等、必要に応じて装置のプログラム
を変更することがなされている。例えば、予め書換可能
な状態でプログラムを記憶しておき、装置の保守等の際
に新しいプログラムに書き換えることがなされている。
【0003】また、計量装置とラベルプリンタとの組み
合わせのように、複数の装置が統合され運用されるよう
なシステムにおいては、メインプログラムのみですべて
の装置の制御を行うとオーバーヘッドが発生するため、
例えば装置ごとにサブプログラムを準備して、それらが
独立して個々の装置を制御する一種の並列処理的手法が
行われている。その場合、システムすべてのプログラム
を書き換えるよりも、必要なサブプログラムのみ書き換
えるようにする方が効率的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プログラム
の書き換えが行われると、現在使用しているプログラム
をユーザが把握することが困難となり、保守等の際に書
き換えが必要なプログラムを判断することができなくな
るという問題があった。
【0005】また、プログラムを誤って書き換えてしま
った場合等に、書き換え前の状態を把握できないために
元の状態に復旧させることが困難であるという問題もあ
った。特に、流通業界の各店舗で運用される商品情報処
理システムにおいては、店舗ごとにシステムへの要求が
異なることも多く、また各店舗にはシステム保守の担当
者が常駐していないことが多いために、どの店舗のどの
システム要素においてどのバージョンのプログラムが現
在使用されているかについて混乱する要因も少なくな
い。
【0006】また、上記システムのように複数のプログ
ラムを使用する場合は、それぞれのプログラムが別々に
書き換えられることから問題はさらに顕著となる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、商品情報処理システムにおいて、プログラムの書
き換えが行われた場合であっても、その書き換えたとき
の状況を容易に把握することができるようにすることを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プログラムにより動作する商品情報処理システムで
あって、商品に商品情報を付与する情報付与装置と、所
定のプログラムに従って、前記情報付与装置の動作につ
いての演算と制御とを行う演算制御装置と、前記プログ
ラムを書き換え可能に記憶する記憶手段と、前記プログ
ラムを書き換える書換手段と、前記書換手段により前記
プログラムを書き換える際の書換情報を生成し、保存す
る保存手段とを備える。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の商品情報処理システムであって、前記プログラムによ
る制御下で前記商品の重量を計量する計量装置をさらに
備え、前記商品情報処理システムには、前記演算制御装
置の電子要素を分担搭載したメイン制御基板と複数の周
辺基板とが装着されており、前記プログラムのうち各周
辺基板にインストールすべき部分が前記メイン制御基板
経由で各周辺基板に転送されるものであって、前記保存
手段が前記メイン制御基板に搭載されており、前記複数
の周辺基板へのプログラムの書換情報が前記メイン制御
基板上の前記保存手段に一括登録される。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の商品情報処理システムであって、前記プログラムによ
る制御下で前記商品の重量を計量する計量装置をさらに
備え、前記商品情報処理システムは、店舗ごとに設置さ
れるものであり、前記プログラムの書き換えは、店舗ご
とに固有の要求に応じてなされるものであって、前記プ
ログラムの書換情報が、当該商品情報処理システムにつ
いて固有の履歴として生成保存される。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の商品情報処理システムであって、前記プログラムによ
る制御下で前記商品の重量を計量する計量装置と、前記
保存手段により保存された前記書換情報を、ディスプレ
イに表示する表示手段とをさらに備える。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の商品情報処理システムであって、前記プログラムによ
る制御下で前記商品の重量を計量する計量装置と、前記
保存手段により保存された前記書換情報を、印刷する印
刷手段とをさらに備える。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の商品情報処理システムであって、前記プログラムによ
る制御下で前記商品の重量を計量する計量装置と、前記
保存手段により保存された前記書換情報を、他の端末装
置宛に送信する送信手段とをさらに備える。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の商品情報処理システムであって、前記プログラムによ
る制御下で前記商品の重量を計量する計量装置と、前記
保存手段により保存された前記書換情報を、可搬性の記
録媒体に書き込む書き込み手段とをさらに備える。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の商品情報処理システムであって、前記プログラムによ
る制御下で前記商品の重量を計量する計量装置と、他の
端末装置との間でデータ通信を行う通信手段とをさらに
備え、前記書換手段が、前記プログラムを前記通信手段
により受信されたプログラムに書き換える。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の商品情報処理システムであって、前記プログラムによ
る制御下で前記商品の重量を計量する計量装置と、可搬
性の記録媒体から情報の読み込みを行う読み込み手段と
をさらに備え、前記書換手段が、前記プログラムを前記
読み込み手段により読み込まれたプログラムに書き換え
る。
【0017】請求項10に記載の発明は、プログラムに
よって動作し、商品管理システムに関する情報処理を行
う情報処理装置であって、前記プログラムを書き換え可
能に記憶する記憶手段と、前記プログラムを書き換える
書換手段と、前記書換手段により前記プログラムを書き
換える際に書換情報を作成し、前記書換情報を保存する
保存手段とを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0019】<1. 実施の形態>図1は、本実施の形
態における商品情報処理システム1の外観図である。商
品情報処理システム1は、重量当たりの単価からその商
品の価格決定等を行う情報処理装置2、商品の重量を計
測する計量器3、およびラベルを印刷して貼付する情報
付与装置としてのラベルプリンタ4を一つの筐体に備え
るシステムである。
【0020】情報処理装置2は、商品情報処理システム
1の左上部に設けられ、前面にユーザの指示を入力する
ための操作部23、商品情報処理システム1におけるプ
ログラムの書換情報である履歴データ210(図3)の
内容等をディスプレイ表示するディスプレイ24、およ
び履歴データ210の印刷を行うプリンタ25を備え、
さらに、側面に可搬性の記録媒体であるメモリカード9
1との間でデータのやり取りを行うカードスロット27
を有している。
【0021】計量器3は、商品情報処理システム1の中
央下部に設けられ、商品の重量を測定してその計量値を
演算制御プログラムに与える計量センサ33と、商品の
ラッピングを行う包装部34とを備えている。ラベルプ
リンタ4は、商品情報処理システム1の中央上部に設け
られ、ラベルを貼付する位置まで商品を搬送する搬送部
43、およびラベルを印刷するラベル発行部44を備え
る。
【0022】図2は、商品情報処理システム1の構成を
示す図である。情報処理装置2は、図1に示す構成の他
に内部に各種データを記憶するハードディスク26、お
よび管理センター等に設置されている保守用端末(図示
せず)とデータ通信を行う通信部28を有している。図
2に示す構成のうち情報処理装置2には各種演算処理を
行うCPU20、各種データを記憶するRAM21およ
びメインプログラム220を記憶するROM22が設け
られ、情報処理装置2の各種構成、RAM21およびR
OM22がCPU20に接続される。なお、これらの構
成に用いられる電子部品は商品情報処理システム1にお
いて情報処理装置2のメイン制御基板上に実装されてい
る。
【0023】さらに、CPU20は計量器3のCPU3
0およびラベルプリンタ4のCPU40と接続され、そ
れらを制御するとともに、書換可能なFlash ROMである
ROM32およびROM42の内容(プログラム32
0,420)を書き換える機能を有する。
【0024】計量器3の各種演算処理を行うCPU30
には、各種データを一時的に記憶するRAM21および
プログラム320を書換可能に記憶するROM32が、
計量センサ33および包装部34とともに接続され制御
可能とされている。また、ラベルプリンタ4のCPU4
0にも、各種データを一時的に記憶するRAM41およ
びプログラム420を書換可能に記憶するROM42
が、ラベルプリンタ4の各種構成とともに接続され制御
可能とされている。なお、これらの構成に用いられる電
子部品は商品情報処理システム1の複数の周辺基板上に
それぞれ実装されている。すなわち、商品情報処理シス
テムには、情報処理装置の電子要素を分担搭載したメイ
ン制御基板と複数の周辺基板とが装着される。
【0025】図3は、商品情報処理システム1の機能構
成をデータの流れとともに示す図である。図3に示す構
成のうちデータ取得部200とデータ出力部201とが
主にCPU20がROM22上のメインプログラム22
0を実行することにより実現する機能である。
【0026】データ取得部200は、操作部23または
通信部28からユーザの指示を受け付け、プログラム3
20,420の書換情報である履歴データ210や新し
いプログラムであるプログラムデータ211等の各種デ
ータを、カードスロット27に挿入されているメモリカ
ード91、ハードディスク26または通信部28から取
得し、RAM21上に転送する機能を有する。
【0027】データ出力部201は、操作部23または
通信部28からユーザの指示を受け付け、RAM21上
の履歴データ210およびプログラムデータ211に必
要な処理を行ってからディスプレイ24に表示したり、
プリンタ25に出力したりする。また、計量器3および
ラベルプリンタ4のCPUを制御するとともに、それら
の装置のROM32,42に記憶されているプログラム
320,420を書き換える機能を有する。
【0028】以上の構成により、商品情報処理システム
1は、計量器3の包装部34により商品のラッピングを
行い、計量センサ33により商品の重量を計量する。さ
らに、計量値と情報処理装置2に予め入力されている商
品の価格に関する情報(単価等)に基づいて商品の価格
を決定し、商品に関する情報(価格、名称、バーコー
ド、製造年月日、賞味期限等)に基づいて、ラベルプリ
ンタ4によりラベルを印刷する。
【0029】図4および図5は、商品情報処理システム
1におけるプログラム書換処理の動作を示す流れ図であ
る。図3ないし図5を用いて商品情報処理システム1に
おいてプログラムが書き換えられる様子を詳細に説明す
る。
【0030】まず、データ取得部200がユーザからプ
ログラムを書き換えるよう指示があったか否かを判定し
(ステップS11)、書換指示がない場合は通常の処理
に戻り、書換指示があった場合は、指示に基づいて履歴
データ210をハードディスク26から取得する(ステ
ップS12)。なお、履歴データ210は、カードスロ
ット27に挿入されているメモリカード91から取得さ
れてもよいし、通信部28により受信されて取得されて
もよい。
【0031】次に、データ出力部201が、ユーザから
の書換指示が通信により保守用端末から行われたか否か
を判定し(ステップS13)、通信により行われたと判
定した場合は、履歴データ210を通信部28に転送す
るとともに保守用端末に送信するよう指示を与える。こ
の指示に基づいて通信部28は、履歴データ210を保
守用端末に送信する(ステップS14)。さらに、デー
タ取得部が保守用端末により送信された新しいプログラ
ムを通信部28から取得し、プログラムデータ211を
生成する(ステップS15)。
【0032】これにより、後述の処理によってプログラ
ム320またはプログラム420を通信部28により受
信されたプログラムデータ211に書き換えることがで
き、送信された履歴データ210に基づいて、遠隔地か
ら新しいプログラムをロードすることにより、現地に保
守員を派遣しなくても商品情報処理システム1の保守を
行うことができる。
【0033】一方、通信により書換指示が行われたので
はないと判定した場合(ステップS13においてNoの
場合。)は、データ出力部201は履歴データ210を
ディスプレイ24に表示させる(ステップS16)。図
6は、ディスプレイ24が履歴データ210を画像50
0として表示する例を示した図である。履歴データ21
0に含まれる情報は、今までに書き換えられたプログラ
ムの名称とその書換日時とであり、プログラムの書き換
えが行われるたびにその書換情報が追加され、それまで
の書換情報とともに保存される。書き換え前の情報が保
存されることにより、誤ってプログラムの書き換えを行
ってしまった場合であっても、どのプログラムに戻せば
よいかが把握できるため、容易に復旧することができ
る。
【0034】さらに、履歴データ210には、製品番
号、店舗名、設置場所、および設置年月日からなる商品
情報処理システム1ごとの固有の情報が含まれる。これ
ら固有の情報は、当該商品情報処理システム1を個々の
店舗に設置する際に予め入力され、初期状態の履歴デー
タ210としてハードディスク26上に保存される。
【0035】これにより、データ出力部201が、以前
に保存された書換情報をディスプレイ24に表示するこ
とができ、現在のプログラムの状態を画面で確認しなが
ら保守作業等を行うことができる。また、商品情報処理
システムは、店舗ごとに設置されるものであり、プログ
ラムの書き換えは、店舗ごとに固有の要求に応じてなさ
れるものであって、店舗ごとにプログラムの書換内容や
書換時期が区々になることが多いため、プログラムの書
換情報が、当該商品情報処理システム1について固有の
履歴として生成保存されることが特に有効である。な
お、履歴データ210には書換情報として、これらの情
報以外にプログラムのバージョン情報、動作環境、およ
び初期状態等が含められてもよい。
【0036】プログラムデータ211が生成されると、
データ出力部201が書換対象となる装置を特定する
(ステップS18)。続いて、特定した装置のCPUを
制御してその動作を終了させ(ステップS19)、プロ
グラムの書き換えを行い、動作を再開させる(ステップ
S20)。例えば、生成されたプログラムデータ211
がプログラム420に対するものである場合、データ出
力部201は、ラベルプリンタ4のCPU40を制御し
てラベルプリンタ4の動作を終了させ、プログラム42
0をプログラムデータ211に書き換えを行ってからラ
ベルプリンタ4の動作を再開させる。すなわち、プログ
ラムのうち各周辺基板にインストールすべき部分がメイ
ン制御基板経由で各周辺基板に転送されることとなる。
【0037】これにより、複数の周辺基板へのプログラ
ムの書換情報である履歴データ210を生成し、メイン
制御基板上のハードディスク26に一括登録することが
でき、現在のプログラムの状態および今までの経緯を各
周辺基板に個別にアクセスすることなく、ユーザが把握
することができる。
【0038】次に、データ出力部201は、書き換えた
プログラムと現在の日時に基づいて履歴データ210を
生成し(ステップS21)、ハードディスク26に生成
した履歴データ210を保存する(ステップS22)。
【0039】さらに、通信により書換指示がされたか否
かを再び判定し(ステップS23)、通信により指示が
されたと判定した場合は履歴データ210を通信部28
に転送するとともに、保守用端末に送信するよう指示を
与える。この指示に基づいて通信部28は、履歴データ
210を保守用端末に送信する(ステップS24)。
【0040】これにより、出力方法として、保存された
履歴データ210を保守用端末に送信することができ、
遠隔地でリアルタイムに装置の状態をユーザが確認する
ことができる。
【0041】一方、通信により書換指示がされたのでは
ないと判定した場合は、履歴データ210をディスプレ
イ24に表示する(ステップS25)。図7は、ステッ
プS25で履歴データ210が画像501としてディス
プレイ24に表示される例を示した図である。図6にお
いて示した画像500と異なり、図7に示す画像501
は履歴データ210がステップS21において更新され
ており、ステップS20における書換作業の結果をその
場でユーザが確認できるものとなっている。
【0042】さらに、データ出力部201は履歴データ
210をプリンタ25により印刷する(ステップS2
6)。図8は、プリンタ25が履歴データ210を紙面
600として印刷する例を示した図である。図8に示す
ように、紙面600には履歴データ210に基づいてそ
の内容が印刷される。
【0043】これにより、出力として、保存された書換
情報を印刷することができ、プログラムの書換を行った
際の書換情報をプリントアウトして紙面で保存しておく
ことにより、システム内のメモリが喪失した場合等であ
っても書換情報の確認ができる。
【0044】その後、メモリカード91にカードスロッ
ト27を介して履歴データ210を保存し(ステップS
27)、通常処理に戻る。
【0045】以上により、商品情報処理システム1の周
辺基板上のプログラム320,420が書き換えられた
場合に、その書換情報である履歴データ210をハード
ディスク26に保存して利用することにより、現在のプ
ログラムの状態を容易に把握することができ、ロードす
べき最新プログラムをすぐに把握すること、および間違
って違うプログラムをロードする等の不具合を未然に防
止したりすることによる保守効率の向上を図ることがで
きる。
【0046】また、保存した履歴データ210を出力す
る方法として、ディスプレイ24により画像表示、プリ
ンタ25により紙面印刷、保守用端末への送信およびメ
モリカード91への保存がそれぞれ可能であり、ユーザ
の保守形態にあわせた柔軟な出力を行うことにより、商
品情報処理システム1の維持管理を容易に行うことがで
きる。
【0047】<2. 変形例>以上、本発明の実施の形
態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではなく様々な変形が可能である。
【0048】例えば、プログラムの書き換えを行う場合
に、その装置のみ動作を終了させるとしているが、書換
作業中は商品情報処理システム1のすべての動作を一旦
終了させてもよい。
【0049】また、プログラムは、必ずしもROM3
2,42に予め書き込まれていなくてもよく、商品情報
処理システム1上のいずれかに書換可能な状態で記憶さ
れていればどのように記憶されていてもよい。例えば、
事前にカードスロット27を介してメモリカード91か
らプログラムが読み出され、ハードディスク26に記憶
された後、実行されてもよい。その場合はプログラム3
20,420の書き換えは、ハードディスク26上で行
われる。
【0050】また、操作部23は上記実施の形態のよう
に、ボタンに限られるものではなく、商品情報処理シス
テム1をユーザの指示に従って操作できるものであれば
他のものが用いられてもよい。例えば、タッチパネル式
ディスプレイのようにディスプレイ24と一体となった
ものであってもよい。
【0051】また、上記実施の形態では、ユーザが商品
情報処理システム1を操作してプログラムを書き換える
場合、操作部23から書換指示を行うものとして説明し
たが、例えば、ユーザによりメモリカード91がカード
スロット27に挿入されたことを商品情報処理システム
1が自動的に認識し、プログラムの書き換えを開始して
もよい。
【0052】
【発明の効果】請求項1ないし9に記載の発明では、書
換手段により前記プログラムを書き換える際の書換情報
を生成保存することにより、保守担当者等が容易かつ確
実に現在のプログラムの状態を把握することができる。
【0053】請求項2に記載の発明では、保存手段がメ
イン制御基板に搭載されており、複数の周辺基板へのプ
ログラムの書換情報がメイン制御基板上の保存手段に一
括登録されることにより、各周辺基板に個別にアクセス
する必要をなくすことができる。
【0054】請求項3に記載の発明では、プログラムの
書換情報が、当該商品情報処理システムについて固有の
履歴として生成保存されることにより、プログラムの状
態の把握がより有効となる。
【0055】請求項4に記載の発明では、書換情報を表
示手段にディスプレイ表示させることにより、現在のプ
ログラムの状態を画面で確認しながら保守作業等ができ
る。
【0056】請求項5に記載の発明では、書換情報を印
刷させることにより、装置内のメモリが喪失した場合で
あっても書換情報を確認することができる。
【0057】請求項6に記載の発明では、他の端末装置
との間でデータ通信を行い、書換情報を他の端末装置に
送信させることにより、遠隔地でリアルタイムに商品情
報処理システムのプログラムの状態を確認することがで
きる。
【0058】請求項7に記載の発明では、書換情報を可
搬性の記録媒体に書き込ませることにより、書換情報を
任意の端末で処理することができる。また、商品情報処
理システム内のデータが喪失した場合であっても書換情
報の確認ができる。
【0059】請求項8に記載の発明では、他の端末装置
との間でデータ通信を行い、書換手段が、プログラムを
通信手段により受信されたプログラムに書き換えること
により、現地に保守員を派遣しなくても商品情報処理シ
ステムのプログラムの状態を把握することができる。
【0060】請求項9に記載の発明では、書換手段が、
プログラムを可搬性の記録媒体から読み込まれたプログ
ラムに書き換えることにより、容易にプログラムの書換
ができる。
【0061】請求項10に記載の発明では、請求項1な
いし9に記載の商品情報処理システムに最適な演算制御
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における商品情報処理システムの
外観図である。
【図2】商品情報処理システムの構成を示す図である。
【図3】商品情報処理システムの機能構成をデータの流
れとともに示す図である。
【図4】商品情報処理システムにおけるプログラム書換
処理の動作を示す流れ図である。
【図5】商品情報処理システムにおけるプログラム書換
処理の動作を示す流れ図である。
【図6】ディスプレイに履歴データを画像として表示す
る例を示した図である。
【図7】ディスプレイに更新された履歴データを画像と
して表示する例を示した図である。
【図8】プリンタが履歴データを紙面として印刷する例
を示した図である。
【符号の説明】
1 商品情報処理システム 2 情報処理装置 200 データ取得部 201 データ出力部 210 履歴データ 211 プログラムデータ 220 メインプログラム 23 操作部 24 ディスプレイ 25 プリンタ 26 ハードディスク 27 カードスロット 28 通信部 3 計量器 320,420 プログラム 33 計量センサ 34 包装部 4 ラベルプリンタ 43 搬送部 44 ラベル発行部 500,501 画像 600 紙面 91 メモリカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 章充 滋賀県栗太郡栗東町下鈎959番地の1 株 式会社イシダ滋賀事業所内 Fターム(参考) 2C061 AP10 HH03 HJ08 HX10 3E042 CC08 CD02 CE06 3E095 CA02 DA63 DA69 DA72 DA76

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムにより動作する商品情報処理
    システムであって、 商品に商品情報を付与する情報付与装置と、 所定のプログラムに従って、前記情報付与装置の動作に
    ついての演算と制御とを行う演算制御装置と、 前記プログラムを書き換え可能に記憶する記憶手段と、 前記プログラムを書き換える書換手段と、 前記書換手段により前記プログラムを書き換える際の書
    換情報を生成し、保存する保存手段と、を備えることを
    特徴とする商品情報処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の商品情報処理システム
    であって、 前記プログラムによる制御下で前記商品の重量を計量す
    る計量装置をさらに備え、 前記商品情報処理システムには、前記演算制御装置の電
    子要素を分担搭載したメイン制御基板と複数の周辺基板
    とが装着されており、 前記プログラムのうち各周辺基板にインストールすべき
    部分が前記メイン制御基板経由で各周辺基板に転送され
    るものであって、 前記保存手段が前記メイン制御基板に搭載されており、
    前記複数の周辺基板へのプログラムの書換情報が前記メ
    イン制御基板上の前記保存手段に一括登録されることを
    特徴とする商品情報処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の商品情報処理システム
    であって、 前記プログラムによる制御下で前記商品の重量を計量す
    る計量装置をさらに備え、 前記商品情報処理システムは、店舗ごとに設置されるも
    のであり、 前記プログラムの書き換えは、店舗ごとに固有の要求に
    応じてなされるものであって、 前記プログラムの書換情報が、当該商品情報処理システ
    ムについて固有の履歴として生成保存されることを特徴
    とする商品情報処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の商品情報処理システム
    であって、 前記プログラムによる制御下で前記商品の重量を計量す
    る計量装置と、 前記保存手段により保存された前記書換情報を、ディス
    プレイに表示する表示手段と、をさらに備えることを特
    徴とする商品情報処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の商品情報処理システム
    であって、 前記プログラムによる制御下で前記商品の重量を計量す
    る計量装置と、 前記保存手段により保存された前記書換情報を、印刷す
    る印刷手段と、をさらに備えることを特徴とする商品情
    報処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の商品情報処理システム
    であって、 前記プログラムによる制御下で前記商品の重量を計量す
    る計量装置と、 前記保存手段により保存された前記書換情報を、他の端
    末装置宛に送信する送信手段と、をさらに備えることを
    特徴とする商品情報処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の商品情報処理システム
    であって、 前記プログラムによる制御下で前記商品の重量を計量す
    る計量装置と、 前記保存手段により保存された前記書換情報を、可搬性
    の記録媒体に書き込む書き込み手段と、をさらに備える
    ことを特徴とする商品情報処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の商品情報処理システム
    であって、 前記プログラムによる制御下で前記商品の重量を計量す
    る計量装置と、 他の端末装置との間でデータ通信を行う通信手段と、を
    さらに備え、 前記書換手段が、前記プログラムを前記通信手段により
    受信されたプログラムに書き換えることを特徴とする商
    品情報処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の商品情報処理システム
    であって、 前記プログラムによる制御下で前記商品の重量を計量す
    る計量装置と、 可搬性の記録媒体から情報の読み込みを行う読み込み手
    段と、をさらに備え、 前記書換手段が、前記プログラムを前記読み込み手段に
    より読み込まれたプログラムに書き換えることを特徴と
    する商品情報処理システム。
  10. 【請求項10】 プログラムによって動作し、商品管理
    システムに関する情報処理を行う情報処理装置であっ
    て、 前記プログラムを書き換え可能に記憶する記憶手段と、 前記プログラムを書き換える書換手段と、 前記書換手段により前記プログラムを書き換える際に書
    換情報を作成し、前記書換情報を保存する保存手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
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