JP2001261131A - 物流情報管理システム - Google Patents

物流情報管理システム

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JP2001261131A
JP2001261131A JP2000081118A JP2000081118A JP2001261131A JP 2001261131 A JP2001261131 A JP 2001261131A JP 2000081118 A JP2000081118 A JP 2000081118A JP 2000081118 A JP2000081118 A JP 2000081118A JP 2001261131 A JP2001261131 A JP 2001261131A
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Toshiyasu Kojima
利泰 児島
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品に付される値札やPDラベルなどを
メーカや卸業者などの発注先で付ける場合であっても発
注先における負担を軽減し、これらラベルの品質を均質
に維持することを可能とする。 【解決手段】 発注先端末において物流情報管理センタ
にあるサーバにインターネットを介してアクセスして、
JAVAアプリケーションまたはJAVAアプレットを
ダウンロードし(ステップS11)、必要なラベル情報
をダウンロードし(ステップS12)、ラベルプリンタ
が正常であると判断した場合(ステップS14)、印刷
処理を実行する(ステップS15)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小売業者などから
商品発注を行う際の発注情報および納品時に必要となる
ラベル情報を管理し、メーカや卸業者などの出荷側が納
品する際に必要となる情報を送信する物流情報管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】量販店、百貨店、その他の小売業者で
は、商品の納入時にその商品に値札を付けた状態で納入
することを、メーカや卸業者に要求する場合がある。ま
た、メーカや卸業者が納品を行う際には、搬送する商品
の中身を識別するためのPDラベルや荷札などをケース
に貼り付ける必要があり、このようなラベルの作成も納
入側で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】商品に付ける値札やケ
ースに付けるPDラベルは、各小売業者に固有のもので
あり、メーカや卸業者側で値札やPDラベルを付けて納
品を行う場合には、値札やPDラベルを別途用意する必
要がある。値札やPDラベルを購入して用意しておくこ
とが考えられるが、各発注元や各商品毎に値札やPDラ
ベルを購入する必要があり、コストの低減を図ることが
困難である。この場合、発注元からの発注があっても値
札やPDラベルがないと出荷できないため、常に値札や
PDラベルの在庫を抱えている必要があり、値札やPD
ラベルを購入する際の輸送費用、保管するための費用、
在庫管理のための管理費用などが発生し、さらにコスト
ダウンが困難となる。また、シーズン終了時などにおい
て、不要な値札やPDラベルが発生するおそれがあり、
発注に備えて多めに在庫を抱えている場合にはこれらの
ラベルが無駄になってしまう。
【0004】また、発注元から発注される毎に、その商
品の値札やPDラベルをメーカや卸業者などで作成する
ことが考えられる。この場合には、通信手段を用いて発
注元から値札やPDラベルのラベル情報を受信し、ラベ
ルプリンタなどによりラベル印刷を行う。また、マニュ
アルによりラベル情報を入力し、これをラベルプリンタ
などで印刷することも可能である。発注先においてこの
ように値札やPDラベルの作成を行う場合には、ラベル
を発行するためのシステムを導入する必要があり、初期
の導入費用とハードおよびソフトの管理費用がかかって
くる。また、この場合にも作成した値札やPDラベルを
多めに作成して在庫しておく必要があり、在庫管理に要
する費用、保管費用などを必要とし、発注先での負担が
大きくなる。
【0005】値札やPDラベルは、発注元や商品毎にレ
イアウトが異なる場合もあり、複数のレイアウトを設定
する必要がある。また、レイアウト変更に基づいてソフ
トを変更したり、プリンタにセットする用紙を変更する
必要がある。このようなシステム変更に伴う作業や発生
する費用が発注先の負担となる。場合によっては、ラベ
ルプリンタやラベル発行システムを販売している販売元
の負担となってくることもある。
【0006】商品の発注元である小売業者側では、複数
のメーカや卸業者に対して個々にラベル情報を伝達する
必要があり、レイアウト変更を行う場合にはこれを伝達
するために説明会を開くなどの対応が必要となる。ま
た、発注先が複数である場合には、各メーカや卸業者毎
にラベルの品質を均等化することが困難である。また、
荷札関連では、荷主が運送会社に対して輸送を依頼する
場合に荷主は荷札と送り状を作成するが、昨今、運送会
社側で荷札発行システムを提供したり、荷主側で荷札印
刷を開発したりしている。
【0007】荷主が開発するシステムは、個別システム
のためシステムの導入費用とハードおよびソフトの管理
費用がかかってくる。運送会社が提供する荷札発行シス
テムは競争激化のため無償で提供しているところが多
く、運送会社の経費負担が発生している。本発明では、
商品に付される値札やPDラベルなどをメーカや卸業者
などの発注先で付ける場合であっても発注先における負
担を軽減し、これらラベルの品質を均等に維持すること
を目的とする。また、運送に伴う荷札や送り状について
も、荷主側および運送会社側における負担を軽減するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る物流情報管
理システムは、商品の発注を行う際の発注情報および商
品の納入時に必要なラベル情報を発注元から受け付ける
発注情報受付手段と、発注情報およびラベル情報を管理
する発注情報管理手段と、発注情報およびラベル情報を
対応する発注先に送信する発注情報送信手段とを備え
る。
【0009】ここで、発注情報送信手段は、発注先のロ
ーカルプリンタにラベル情報に基づくラベル印刷を実行
させるラベル印刷機能を備える構成とすることができ
る。ラベル印刷機能は、インターネットウェブからダウ
ンロード可能なラベル発行アプリケーションとすること
ができ、インターネットウェブから実行可能なJAVA
アプレットとすることも可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】〔物流情報管理システムの概念〕
各種物流情報を管理するシステムの概念を図1により説
明する。物流情報管理センタ1は、各種物流情報を統括
的管理するものであり、各種マスタ情報と発注や請求に
関連するトランザクション系のデータからなるデータベ
ース、ラベル発行システム、請求情報処理システムなど
を備えている。
【0011】物流情報管理センタ1は、公衆回線や専用
回線を通じて加盟各社と接続可能となっている。特に、
商品の発注情報や商品の配送時に必要となるラベルに関
するラベル情報、請求情報などの送受信を発注元2およ
び発注先3との間で行えるようになっている。また、運
送会社4との間でも各種情報の送受信が可能となってい
る。
【0012】発注元2は、たとえば、量販店、百貨店、
専門店、ロードサイドショップなどの小売業者である。
発注元2から物流情報管理センタ1に対しては、商品の
配送時に必要となるラベル情報、各種マスタ情報、商品
の発注情報、POS情報、支払情報などである。また、
物流情報管理センタ1から発注元2に送信される情報と
しては、発注先3から送信されてくる出荷検品情報、請
求情報、在庫情報、新製品情報などがある。
【0013】発注先3は、各商品のメーカや卸業者など
である。物流情報管理センタ1から発注先3に対して
は、ラベル発行システムを通じてラベル情報を送信しラ
ベル発行を行う他、発注元2から送信されてくる発注情
報、POS情報、支払情報、運送会社4から送信されて
くる貨物追跡情報などが送信される。発注先3から物流
情報管理センタ1に対しては、送り状情報、出荷検品情
報、請求情報、新製品情報などが送信される。
【0014】物流情報管理センタ1は運送会社4に対し
て、発注先3から送信されてきた送り状情報、発注元2
から送信されてきた支払情報などが送信される。また、
運送会社4から物流情報管理センタ1に対しては、貨物
追跡情報、請求情報などが送信される。発注元2から発
注先3に対して商品の発注を行う際には、物流情報管理
センタ1に発注情報を送信して登録する。値札やPDラ
ベルを発注先3に付けさせる場合には、各種ラベル情報
やそのラベルのマスタ情報を発注情報とともに物流情報
管理センタ1に送信して登録する。
【0015】発注元2から物流情報管理センタ1にPO
S情報が定期的に送信されるような場合には、このPO
S情報に基づいて物流情報管理センタ1で発注情報を作
成することも可能である。物流情報管理センタ1で作成
された発注情報に伴うラベル情報が必要な場合には、予
め発注元2から各商品についてのラベル情報を登録して
おくか、発注元2からPOS情報を送信する際にラベル
情報を一緒に送信するか、物流情報管理センタ1から発
注元2に対して問い合わせを行って、発注元2にラベル
情報の送信を行わせるなどの方法が考えられる。
【0016】物流情報管理センタ1では、発注情報で指
定されている発注先3にその発注情報を送信し、ラベル
情報が存在する場合にはラベル発行システムを用いてラ
ベルの発行を行う。発注元2から物流情報管理センタ1
に送信されてきたPOS情報をそのまま発注先3に送信
して、発注先3側で商品供給を計画する場合も考えられ
る。この場合にも、ラベル情報が必要である場合には、
物流情報管理センタ1から発注先3に対してラベル情報
を送信してラベルの発行を行う。
【0017】発注先3では、ラベル情報を利用しラベル
を印刷すること以外に、手動入力による値札やPDラベ
ル発行を行い、ラベル情報を新規に作成することができ
る。発注元2および発注先3では、輸送に伴う荷札ラベ
ルを手動入力あるいは荷札情報より発行することができ
る。物流情報管理センタ1ではこの荷札情報より送り状
情報を作成することができる。
【0018】発注情報やPOS情報に基づいて発注先3
から商品の発送を行う際には、物流情報管理センタ1は
発注先3からの送り状情報、出荷検品情報を受信し、送
り状情報を運送会社4に送信するとともに、出荷した商
品についての出荷検品情報を発注元2に送信する。発注
先3から貨物追跡情報の要求があった場合には、運送会
社4から貨物追跡情報を受信し、これを発注先3に送信
する。
【0019】また、運送会社4からの運賃に関する請求
情報を受信し、発注元2または発注先3のいずれかの請
求先に対して送信する。通常は、発注先3に運賃に関す
る請求情報を送信し、発注先3側において運賃に関する
請求情報と商品に関する請求情報とを併せて請求情報を
作成する場合が多いと考えられる。物流情報管理センタ
1では、発注先3から送信される請求情報を発注元2に
送信する。
【0020】さらに、物流情報管理センタ1では、発注
元2からの商品についての支払情報を受信し、この支払
情報を発注先3に送信する。発注元2から送信されてく
る支払情報のうち、運賃に関する支払情報については運
送会社4に送信するように構成できる。また、物流情報
管理センタ1では、発注先3側における商品の在庫情報
や新製品情報などを受信し、発注元2に対してこれら情
報を提供するように構成できる。
【0021】配送される商品は、発注元2からの発注情
報やPOS情報に基づいて発注先3から発送され、運送
会社4のトラックなどで発注元2の店舗に直接配送され
るか、あるいは発注元2で所有している配送センタ5に
配送される。 〔概略構成〕物流情報管理システムの概略構成を図2に
示す。
【0022】物流情報管理センタ1には、発注情報やラ
ベル情報を管理するデータベースを備えるサーバ11が
設けられている。サーバ11は、発注元2から送信され
てくる発注情報、ラベル情報、マスタ情報などに基づい
てラベルを発行するラベル発行システムと、請求情報、
支払情報などに基づいて請求情報を処理するための請求
情報処理システムとを備えている。
【0023】サーバ11は、ルータ12を介して公衆回
線と接続可能となっており、インターネットなどを通じ
て発注元2、発注先3、運送会社4などの端末とデータ
の送受信ができるように構成されている。また、物流情
報管理センタ1にはサーバ11のメンテナンス作業を実
行したり、各種データの入力を行うための端末13を備
えている。
【0024】発注元2には、モデム、TA、ルータなど
を介して公衆回線に接続可能な発注元端末21を備えて
いる。この発注元端末21は、通常のパーソナルコンピ
ュータ、ワークステーションなどで構成されており、サ
ーバ11に対してインターネット接続することが可能な
ウェブブラウザを備えている。また、この発注元端末2
1でPOS情報を管理し、このPOS情報をサーバ11
に定期的に送信するように構成することもできる。
【0025】発注先3には、モデム、TA、ルータなど
を介して公衆回線に接続可能な発注先端末31を備えて
いる。この発注先端末31も、発注元端末21と同様に
パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどで構
成することができ、サーバ11に対してインターネット
接続することが可能なウェブブラウザを備えている。発
注先端末31は、RS−232Cなどによりラベルプリ
ンタ32が接続されている。このラベルプリンタ32
は、サーバ11から送信されてくるラベル情報に基づい
て、値札、PDラベル、荷札などラベルに印字を行うも
のである。
【0026】運送会社4は、モデム、TA、ルータなど
を介して公衆回線に接続可能な発注先端末41を備えて
いる。この発注先端末41も、発注元端末21と同様に
パーソナルコンピュータ、ワークステーションなどで構
成することができ、サーバ11に対してインターネット
接続することが可能なウェブブラウザを備えている。 〔サーバ基本動作〕サーバ11の基本動作を図3のフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0027】ステップS1では、発注元2からの発注情
報を受けたか否かを判別する。発注元2の発注元端末2
1からのアクセスがあり、発注情報が送信されてきた場
合にはステップS2に移行する。ステップS2では、送
信されてきた発注情報に基づいて発注情報ファイルを更
新する。ステップS3では、発注元2からのラベル情報
を受け付けたか否を判別する。発注元2の発注情報に伴
って商品の発送時に必要となるラベル情報が送信されて
きた場合には、ステップS4に移行する。ステップS4
では、送信されてきたラベル情報にしたがってラベル情
報ファイルを更新する。
【0028】ラベル情報ファイルは、マスタ系ファイル
とトランザクション系ファイルから構成される。マスタ
系ファイルは、利用者マスタ、小売マスタ、小売店舗マ
スタ、小売センターマスタ、小売取引先コードマスタ、
商品分類マスタ、商品マスタ、カラーマスタ、サイズマ
スタ、運送会社マスタなどからなる。また、トランザク
ション系ファイルは、値札ファイル、PDラベルファイ
ル、荷札ファイル、送り状ファイルなどからなる。
【0029】利用者マスタは、図4に示すように、利用
者コード欄、利用者名欄、住所欄、電話番号欄、担当者
欄、取引開始日欄、パスワード欄などを備えている。小
売マスタは、図5に示すように、小売コード欄、名称
欄、使用値札欄、使用PDラベル欄、小売固有コード欄
などを備える。小売店舗マスタは、図6に示すように、
小売コード欄、店コード欄、店名欄、部門欄、ディビジ
ョン欄、グループコード欄、センターコード欄、ブロッ
クコード欄、小売店舗固有コード欄などを備える。小売
センターマスタは、図7に示すように、小売コード欄、
センターコード欄、センター名欄、センター固有コード
欄などを備える。小売取引先コードマスタは、図8に示
すように、小売コード欄、利用者コード欄、取引先コー
ド欄、取引先名欄、取引先固有情報欄などを備えてい
る。商品分類マスタは、図9に示すように、小売コード
欄、部門コード欄、ディビジョン欄、商品コード欄など
を備えている。商品マスタは、図10に示すように、小
売コード欄、商品コード欄、JANコード欄、取引先品
番欄、カラー欄、カラー名欄、サイズ欄、サイズ名欄、
下代欄、上代欄などを備えている。カラーマスタは、図
11に示すように、小売コード欄、カラーコード欄、カ
ラー名欄などを備えている。サイズマスタは、図12に
示すように、小売コード欄、サイズコード欄、サイズ名
欄などを備えている。運送会社マスタは、図13に示す
ように、運送会社コード欄、名称欄、使用荷札種類欄、
使用送り状種類欄などを備えている。
【0030】値札ファイルは、図14に示すように、利
用者コード欄、小売コード欄、取引先コード欄、部門
欄、クラス欄、発注コード欄、表示売価欄、取引先品番
欄、メーカ欄、シーズン欄、納入年月欄、カラー欄、カ
ラー名欄、サイズ欄、サイズ名欄、枚数欄などを備えて
いる。PDラベルファイルは、図15に示すように、利
用者コード欄、小売コード欄、小売店コード欄、納入先
欄、部門欄、ディビジョン欄、グループ欄、商品分類
欄、取引先欄、発行日欄、個口欄などを備えている。荷
札ファイルは、図16に示すように、利用者コード欄、
荷受け先欄、荷送り先欄、メーカ欄、店コード欄、運送
便欄、扱便欄、元/着欄、出荷日欄、配達日欄、問合番
号欄、個数欄、備考欄、処理日欄などを備えている。送
り状ファイルは、図17に示すように、利用者コード
欄、荷受け先欄、荷送り先欄、問合番号欄、元/着欄、
発送日欄、配達日欄、個数欄、枚数欄、重量欄、備考欄
などを備えている。
【0031】ステップS5では、発注情報ファイルの情
報に基づいて発注依頼を行うか否かを判別する。発注情
報ファイル中のデータに発注先3への発注が完了してい
ないものが含まれているような場合にはステップS6に
移行する。ステップS6では、発注情報に基づいて発注
先3への発注依頼を行う。ステップS7では、発注先3
へのラベル発行を行うか否かを判別する。発注先3への
発注情報に伴うラベル情報がある場合や発注先3からラ
ベル発行の要求があった場合には、ステップS8に移行
する。ステップS8では、発注先3に対するラベル発行
処理を実行する。ステップS9では他の処理を実行す
る。
【0032】〔ラベル発行〕 〈JAVAアプリケーション〉ラベル発行は、ウェブの
JAVAアプリケーションにより実行することが可能で
ある。JAVAアプリケーションは、物流情報管理セン
タ1のサーバ11内またはアプリケーションのダウンロ
ード用サイトなどに用意されており、発注先端末31か
らの指示によりダウンロードすることが可能となってい
る。発注先端末31においてラベル発行のためのJAV
Aアプリケーションをダウンロードした後、サーバ11
が管理するラベル情報をダウンロードして、ラベルプリ
ンタ32にセットされたラベルに印刷を実行させる。
【0033】ラベル発行のためのJAVAアプリケーシ
ョンを用いて、発注先3においてラベルを作成する際の
発注先端末31の動作を図18のフローチャートを用い
て説明する。まず、ステップS11において、インター
ネット・ウェブ・ブラウザによりインターネット接続
し、サーバ11のウェブサイトにアクセスしてJAVA
アプリケーションをダウンロードする。
【0034】ステップS12では、ダウンロードしたJ
AVAアプリケーションを起動し、ラベル情報をダウン
ロードする。ここでは、値札ファイル、PDラベルファ
イル、荷札ファイルのファイルから必要なラベル情報を
選択してダウンロードし、必要であれば発注先端末31
の画面上にレイアウトを表示する。さらに、ラベルプリ
ンタ32にセットすべき用紙種類と必要な枚数を表示
し、ラベルプリンタ32への用紙のセットを促す。
【0035】ステップS13では印刷指示がなされたか
否かを判別する。発注先端末31の画面上において印刷
指示ボタンが操作されるか、印刷指示のコマンドが入力
された場合には、ステップS14に移行する。ステップ
S14では、ラベルプリンタ32が使用可能であるか否
かを判別する。ラベルプリンタ32が使用不能の場合と
しては、電源オフの状態である場合、他のジョブにより
使用中である場合、ジャムや用紙切れなどの場合が考え
られる。このようなラベルプリンタ32が使用不能であ
る場合には、発注先端末31の画面上にその旨の表示を
行い、印刷指示が再度入力されるのを待機する。ラベル
プリンタ32が使用可能である場合には、ステップS1
5に移行する。
【0036】ステップS15では、ダウンロードしたラ
ベル情報に基づいて、ラベルプリンタ32にラベル印刷
を実行させる。ステップS16では、必要とする枚数の
ラベル印刷が完了した否かを判別する。そのラベルの印
刷が完了していないと判断した場合にはステップS15
に移行してさらにラベル印刷を実行し、必要な枚数のラ
ベル印刷が完了したと判断した場合には、ステップS1
7に移行する。
【0037】ステップS17では、他の種類のラベル印
刷を行うか否かを判別する。他の種類のラベル印刷が必
要である場合には、ステップS12に移行して以下のス
テップを繰り返す。ステップS18では他の処理を実行
する。 〈JAVAアプレット〉ウェブサイトのページにラベル
印刷用のJAVAアプレットを埋め込んでおき、発注先
端末31からこのJAVAアプレットが操作されると、
ラベルプリンタ32によるラベル印刷を実行させるよう
に構成することができる。現状のJAVAアプレットで
は、RS−232C制御ができないため、RS−232
Cで接続されたローカルプリンタを制御することができ
ない。このため、プリンタ制御用のドライバソフトをJ
AVAアプレットに組み込むことで、ラベル印刷が可能
となる。たとえば、JAVAアプレットのプログラム記
述中に、「CALL "ドライバソフト" パラメータ領域」の
コマンドを挿入する。パラメータ領域には、ラベル印刷
データを編集してセットし、ドライバソフトをCALLする
ように構成すれば、JAVAアプレットからラベルプリ
ンタ32を制御することが可能となる。
【0038】ドライバソフトは、各種ラベルプリンタに
対応させて用意しておき、発注先端末31で接続されて
いるラベルプリンタ32に最適なドライバソフトを選択
できるように構成できる。JAVAアプレットを用いて
ラベル印刷を行う場合の発注先端末31における動作
は、図18のステップS11でJAVAアプリケーショ
ンをダウンロードすることに代えてJAVAアプレット
をダウンロードすること以外は、JAVAアプリケーシ
ョンを用いた場合と見かけ上は同じである。
【0039】JAVAアプレットは、発注先端末31の
ウェブ・ブラウザ画面上で指示される内容にしたがっ
て、サーバ11にラベル情報を要求し、ラベル情報をサ
ーバ11側から受け取った後、ドライバソフトに制御を
移行する。ドライバソフトは、JAVAアプレットから
のラベル情報に基づいて、ラベルプリンタ32を制御
し、ラベル印刷を実行する。このラベル印刷の動作を、
図19に示すようなドライバソフトを中心としたフロー
チャートを用いて説明する。
【0040】JAVAアプレットは、値札、PDラベ
ル、値札などのラベル情報をサーバ11から受け取って
これを所定の領域にセットし、ドライバソフトに制御を
移行する。ステップS21では、ラベルプリンタ32に
対してステータス情報を要求することによってローカル
デバイスの状態のチェックを行う。ステップS22で
は、ラベルプリンタ32から送信されてくるステータス
情報を受信する。
【0041】ステップS23では、受信したラベルプリ
ンタのステータス情報により使用可能な状態であるか否
かを判別する。ステータス情報により、ラベルプリンタ
32が電源オフ、他のジョブによる使用中、ジャムや用
紙切れなどの使用不能である場合には、ステップS24
に移行する。ステップS24では、ラベルプリンタ32
のステータス情報を監視するモードに入る。ステップS
25では、所定の時間が経過したか否かを判別する。使
用不能の状態が所定時間継続しているような場合には、
ステップS26に移行する。ステップS26では、タイ
ムオーバの信号をJAVAアプレット側に送信する。こ
れに基づいて。JAVAアプレットでは、プリンタ使用
不可である旨の表示を発注先端末31の画面に表示して
この処理を終了する。
【0042】ステップS23において、受信したラベル
プリンタのステータス情報が正常であると判断した場合
には、ステップS27に移行する。ステップS27で
は、JAVAアプレットによりサーバ11から受け取っ
たラベル情報をラベルプリンタ32に出力する。ラベル
プリンタ32では、ドライバソフトから出力されるラベ
ル情報に基づいて、セットされた用紙にラベル印刷を行
う。
【0043】ステップS28では、ラベルプリンタ32
から送信されてくるステータス情報を取得する。このス
テータス情報は、ラベルプリンタ32が正常にラベル印
刷を終了したか否か示すものであって、用紙ジャムの発
生、用紙切れ、トナーもしくはインク切れなどによって
印刷が完了しなかった場合に、その旨の情報が送信され
てくる。
【0044】ステップS29では、ステップS28で取
得したステータス情報が、正常に印刷を終了したことを
示すものであるか否かを判別する。ラベルプリンタ32
のステータス情報が、用紙ジャムの発生、用紙切れ、ト
ナーもしくはインク切れなどによって印刷が完了しなか
ったことを示すものである場合には、ステップS30に
移行する。ステップS30では、ラベルプリンタ32か
らのステータス情報に基づいて、対応するエラー情報を
JAVAアプレットに返す。JAVAアプレットは、こ
のエラー情報に基づいて印刷異常があった旨の表示を発
注先端末31上に表示する。
【0045】ステップS29において、ラベル印刷が正
常に終了したものと判断した場合には、ステップS31
に移行する。ステップS31では、ラベル情報の出力が
完了したか否かを判別する。印刷する必要のあるラベル
情報がないと判断した場合には、ステップS32に移行
する。ステップS32では、印刷が正常に終了した旨の
信号をJAVAアプレット側に送信し、処理を終了す
る。また、ステップS31において印刷すべきラベル情
報が他にあると判断した場合には、ステップS33に移
行する。ステップS33では、次のデータをラベルプリ
ンタ32に出力準備を行い、ステップS21に移行す
る。この後、上記の手順を繰り返してラベル情報の印刷
を実行する。
【0046】〔他の実施形態〕発注元2から送信されて
くるPOS情報を発注先3に送信し、発注先3側でPO
S情報に基づいて納品を行うように構成することも可能
である。この場合も、物流情報管理センタ1において、
必要となるラベル情報を管理し、発注先端末31側にこ
のラベル情報を送信してラベル発行を行うように構成で
きる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、商品納入時に必要とな
るラベル情報を、発注先において逐次得ることができ、
ラベルの在庫を抱えることがなく、ラベルを管理するた
めのコストを削減できる。また、発注元においては、異
なる発注先であってもラベルの品質を均一にすることが
可能となり、ラベルに関連するトラブルを避けることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念構成図。
【図2】本発明の概略構成図。
【図3】サーバの基本動作を示すフローチャート。
【図4】利用者マスタファイルの概念説明図。
【図5】小売マスタファイルの概念説明図。
【図6】小売店舗マスタファイルの概念説明図。
【図7】小売センターマスタファイルの概念説明図。
【図8】小売取引先コードマスタファイルの概念説明
図。
【図9】商品分類ファイルの概念説明図。
【図10】商品マスタファイルの概念説明図。
【図11】カラーマスタファイルの概念説明図。
【図12】サイズマスタファイルの概念説明図。
【図13】運送会社マスタファイルの概念説明図。
【図14】値札ファイルの概念説明図。
【図15】PDラベルファイルの概念説明図。
【図16】荷札ファイルの概念説明図。
【図17】送り状ファイルの概念説明図。
【図18】発注先端末における動作を示すフローチャー
ト。
【図19】JAVAアプレットを用いた場合のドライバ
ソフトを中心とした動作を示すフローチャート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商品の発注を行う際の発注情報および前記
    商品の納入時に必要なラベル情報を発注元から受け付け
    る発注情報受付手段と、 前記発注情報およびラベル情報を管理する発注情報管理
    手段と、 前記発注情報およびラベル情報を対応する発注先に送信
    する発注情報送信手段と、を備える物流情報管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記発注情報送信手段は、前記発注先のロ
    ーカルプリンタに前記ラベル情報に基づくラベル印刷を
    実行させるラベル印刷機能を備える、請求項1に記載の
    物流情報管理システム。
  3. 【請求項3】前記ラベル印刷機能は、インターネットウ
    ェブからダウンロード可能なラベル発行アプリケーショ
    ンである、請求項2に記載の物流情報管理システム。
  4. 【請求項4】前記ラベル印刷機能は、インターネットウ
    ェブから実行可能なJAVAアプレットである、請求項
    2に記載の物流情報管理システム。
JP2000081118A 2000-03-23 2000-03-23 物流情報管理システム Pending JP2001261131A (ja)

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Cited By (3)

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