JP2001347729A - 印刷システム、印刷装置、および広告印刷費用補填処理方法 - Google Patents

印刷システム、印刷装置、および広告印刷費用補填処理方法

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JP2001347729A
JP2001347729A JP2000170615A JP2000170615A JP2001347729A JP 2001347729 A JP2001347729 A JP 2001347729A JP 2000170615 A JP2000170615 A JP 2000170615A JP 2000170615 A JP2000170615 A JP 2000170615A JP 2001347729 A JP2001347729 A JP 2001347729A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広告情報の利用者が広告情報を印刷したとき
に、当該広告情報の提供者が広告費用を負担するシステ
ムの提供。 【解決手段】 販売管理サーバ1と、コンテンツサーバ
2と、URL管理サーバ3と、クライアント4と、プリ
ンタ5と、を備える。クライアント4がコンテンツサー
バ2から、広告コンテンツを取得して印刷すると、消耗
品使用量計測部41が当該印刷で使用したインク使用量
を計測する。インク使用量はインクカートリッジに取り
つけられた記憶素子90に記憶され、ユーザがインクカ
ートリッジを販売店に持参すると、インク使用量に応じ
て割引が受けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広告利用者が広告
提供者に代って広告情報を印刷した場合における費用負
担の処理を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットでは、多くの企業等が自
己の商品や役務に関するさまざまな広告情報や、製品の
カタログ情報等をホームページ上に掲載している。これ
らのホームページにアクセスするインターネットユーザ
は、企業等から見れば潜在的な需要者である。従って、
企業等にとっては、広告情報はできるだけ多くのユーザ
の目に留まることが望ましい。広告情報がユーザによっ
て印刷されれば、印刷したユーザ本人のみならず、周囲
の人間も含め、潜在的な顧客の目に留まる機会がより多
くなり、その広告効果の増大が期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
が広告情報の印刷を行うと、当該印刷で消耗する用紙等
の印刷媒体とインクやトナー等の画像形成媒体の費用
は、ユーザ自身が負担することになる。このため、一般
的には、ユーザによるインターネット上の広告の印刷の
実行は、それほど期待できない。広告の効果を考える
と、企業等は、たとえ広告印刷に要する費用の実費相当
額を負担してでも印刷してもらうことは意義がある。そ
こで、広告印刷に対し、何らかの費用負担を行うことが
考えられる。
【0004】本発明の第1の目的は、印刷に要する消耗
品の消耗量を記憶する技術を提供することである。
【0005】本発明の第2の目的は、広告費用の負担処
理を行う技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明では以下の処理を行う。すなわち、外部
から取得した画像情報を印刷する際に、その印刷に要し
た消耗品の消耗量を計測し、計測した消耗品の消耗量に
基づいて、記憶媒体の記憶内容を更新する処理を行う。
【0007】前記第2の目的を達成するため、本発明で
は以下の処理を行う。すなわち、予め定めた消耗品につ
いて、特定の広告情報の印刷に伴って生じた消耗量を示
す情報を記憶媒体に格納する。そして、商品の販売、ま
たは、役務の提供に際し、前記記憶媒体に格納されてい
る前記消耗量を示す情報を読み出し、その消耗量を示す
情報に基づいて、前記商品の販売、または、役務の提供
の対価に関する割引処理を行う。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0009】図1は、本発明の実施形態が適用されるオ
ンライン販売を行うためのシステムの全体構成を示す図
である。図1に示すシステムは、販売管理サーバ1と、
1以上のコンテンツサーバ2と、URL管理サーバ3
と、クライアント4とを備える。販売管理サーバ1、コ
ンテンツサーバ2およびクライアント4は、ネットワー
ク8を介して接続されている。クライアント4には、プ
リンタ5が接続されている。販売管理サーバ1、コンテ
ンツサーバ2、URL管理サーバ3、およびクライアン
ト4は、いずれも一般的なコンピュータを利用すること
ができる。
【0010】販売管理サーバ1は、通信制御部11と、
販売情報記憶部12と、受注処理部13と、請求金額算
出部14と、課金処理部15と、会員情報管理部16
と、会員情報記憶部19とを有する。これらの機能は、
例えば、プログラムを実行することにより実現される。
【0011】通信制御部11は、ネットワーク8を介し
て他の機器と行うデータ送受信等の通信を制御する。例
えば、クライアント4と受注のための情報を送受信した
り、インク使用量を示す情報を受信する。
【0012】販売情報記憶部12は、会員に対して販売
する商品や提供する役務に関する情報を記憶する。商品
または役務に関する情報は、例えば、HTML(Hyper
TextMarkup Language)文書やイメージデータ等で構成
されていて、ネットワーク8を介してクライアント4が
取得可能である。
【0013】受注処理部13は、クライアント4からの
発注を受けて、当該クライアントを操作している会員顧
客から商品または役務について受注する。受注処理部1
3が受注すると、受注した商品または役務に関する情報
を、請求金額算出部14へ通知する。具体的には、会員
IDと商品役務IDを受け付けて、受注処理を行う。
【0014】請求金額算出部14は、商品または役務に
対する請求金額を決定する。請求金額算出部14は、請
求金額の決定に際し、ユーザに対してインク使用量に応
じた費用の還元を行う。例えば、後述する会員情報記憶
部19に記憶されている会員情報190(図2参照)の
インク使用量197に応じて割引を行い、請求金額を決
定する。請求金額は課金処理部15へ通知される。割引
の程度は、例えば、インクの実費相当額とすることが考
えられる。
【0015】課金処理部15は、請求金額算出部14か
ら通知を受けた請求金額を、当該顧客に対する支払い請
求として、クライアント4に通知する。一方、課金処理
部15は、前記請求についての決済請求を行う。例え
ば、会員情報管理部16から会員情報記憶部19に記憶
されている会員のクレジットカード情報196を受け取
り、通知を受けた請求金額と併せて、図示しないクレジ
ットカード会社のコンピュータに送信し、決済する。ま
た、クレジットカード会社へ送信する代りに、送信すべ
き情報を図示しないプリンタからリストとして出力し
て、この出力されたリストに基づいて後日決済の請求を
するようにしてもよい。
【0016】会員情報管理部16は、会員情報記憶部1
9の入出力、更新等を管理する。例えば、クライアント
4からインク使用量の通知を受けたとき、および、請求
金額算出部14でインク使用量197に応じた割引を行
ったときは、インク使用量197を更新する。
【0017】会員情報記憶部19は、会員情報を記憶す
る。会員情報は、データ項目として、例えば、図2に示
すように、会員ID191、氏名192、住所194、
E-mailアドレス195、クレジットカード情報196、
インク使用量197を有する。会員ID191は、会員
である顧客個人を特定するものであってもよいし、会員
が利用するコンピュータを特定するものであってもよ
い。クレジットカード情報196は、印刷代金の支払い
を証明するための支払証明情報として機能する。これに
は、例えば、クレジットカード会社の識別情報、クレジ
ットカードの番号、および、当該カードの有効期限等が
含れる。これらの項目は、例えば、会員登録時に取得さ
れる。インク使用量197は、インクの吐出回数をその
まま記憶していてもよいし、所定の換算レートで換算し
てポイント化しておいてもよい。
【0018】コンテンツサーバ2は、コンテンツ記憶部
21を備える。コンテンツ記憶部21には画像情報、好
ましくは、広告に関するコンテンツが記憶されている。
ここで、画像情報には、イメージデータおよびテキスト
データのいずれも含む。この広告コンテンツは、例え
ば、HTML文書、イメージデータ等で構成されてい
て、ネットワーク8を介してクライアント4が取得可能
である。なお、広告コンテンツには、プリンタの印刷サ
ンプルを印刷するための情報も含まれる。さらに、広告
コンテンツには、カタログ等の製品情報を含めてもよ
い。
【0019】URL管理サーバ3は、URL記憶部31
を備える。URL記憶部31は、本システムにコンテン
ツを提供するコンテンツサーバ2のURL(Uniform Re
source Locator)を記憶する。ここに記憶するURL
は、クライアント4から参照可能である。また、コンテ
ンツサーバ2の追加や削除があれば、随時更新される。
【0020】クライアント4は、通信制御部41と、印
刷管理部42と、ブラウザ43とをその内部機能として
備える。これらの機能は、例えば、プログラムを実行す
ることにより実現される。このクライアント端末40に
は、キーボード、マウス等の入力装置61と、CRT、
液晶ディスプレイ等の表示装置62とが接続される。
【0021】通信制御部41は、ネットワーク8を介し
て他の機器と行うデータ送受信等の通信を制御する。例
えば、コンテンツサーバ2へアクセスして広告コンテン
ツを取得し、販売管理サーバ1と商品または役務発注の
ための情報を送受信する。また、消耗品の消耗量を示す
情報として、例えば、インク使用量を示す情報を送信す
る。
【0022】印刷管理部42は、ブラウザ43から印刷
依頼を受けて、データ変換を行って、プリンタ5へ印刷
データを送信する。例えば、ブラウザ43から広告コン
テンツの情報を受けて、プリンタ5が印刷可能な印刷デ
ータに変換して、プリンタ5へ送信する。
【0023】ブラウザ43は、さらに、表示制御部46
と、消耗品使用量計測部47と、サービス管理部48と
を備える。
【0024】表示制御部46は、コンテンツサーバ2お
よび販売管理サーバ1から取得したコンテンツを表示す
る表示画面100を表示装置62に表示する。さらに、
表示制御部46は、この画面に対するユーザの操作を受
け付ける。表示画面100は、例えば、図3に示すよう
に、URL入力領域101と、コンテンツ表示領域10
2と、広告印刷ボタン103と、通常印刷ボタン104
とを有する。
【0025】URL入力領域101は、ユーザがアクセ
スしたいURLの入力を受け付ける。あるいは、コンテ
ンツ表示領域102に表示されているコンテンツの取得
元のURLを表示する。
【0026】コンテンツ表示領域102は、販売管理サ
ーバ1から取得した商品または役務情報またはコンテン
ツサーバ2から取得した広告コンテンツを表示する。商
品情報または役務情報が表示されているときは、ユーザ
は、表示に従って、商品購入または役務提供を受けるた
めの発注をすることができる。表示制御部46は、受け
付けた発注情報を販売管理サーバ1へ送信するために出
力する。具体的には、発注する商品又は役務を識別する
商品役務IDを出力する。また、好ましくは、会員ID
と合わせて出力するようにしてもよい。
【0027】広告コンテンツが表示されているときに、
ユーザによって広告印刷ボタン103が押下されると、
表示制御部46は、コンテンツ表示領域102に表示中
のコンテンツの印刷指示を受け付ける。印刷指示を受け
付けると、広告コンテンツを印刷管理部42へ渡し、プ
リンタ5で印刷が行われる。また、印刷指示を受け付け
ると、消耗品使用量計測部47へその旨が通知され、当
該広告コンテンツの印刷に要した消耗品の使用量が計測
される。
【0028】ただし、広告印刷ボタン103は、ユーザ
からの押下を受け付けるアクティブ状態と、グレーアウ
トして押下を受け付けないノンアクティブ状態とを有す
る。これについては後述する。
【0029】通常印刷ボタン104が押下されると、コ
ンテンツ表示領域102に表示されているコンテンツが
印刷管理部42へ渡されて、プリンタ5で印刷が行われ
る。この場合、消耗品使用量計測部47へは何も通知し
ないので、消耗品使用量の計測以降の処理は行われな
い。
【0030】消耗品使用量計測部47は、プリンタ5が
広告コンテンツの印刷時に消費する消耗品の使用量を計
測する。消耗品としては、たとえば、インクまたはトナ
ー等の画像形成媒体、または印刷用紙等の印刷媒体の消
耗量を計測する。ここでは、インク使用量について具体
的に説明するが、紙の使用量について行ってもよいし、
両方を組み合わせてもよい。表示制御部46から印刷指
示の通知を受けると、消耗品使用量計測部47は、イン
ク計量部53(詳細については後述する。)の値をプリ
ンタ5へ問い合わせる。そして、プリンタ5から印刷終
了の通知を受けたとき、またはユーザが印刷途中でキャ
ンセルをしたときは、再びインク計量部53の値をプリ
ンタ5へ問い合わせ、開始前との差分から使用したイン
ク量を算出する。算出したインク使用量は、会員IDと
併せて販売管理サーバ1へ送信するために出力するか、
または、プリンタ5に対して出力する。
【0031】なお、印刷途中でキャンセルした場合に
は、完全な広告印刷が得られない。そのため、消耗品の
費用還元を行わないこととしてもよい。従って、この場
合には、それまでに計測したインク計量部53をクリア
する。
【0032】サービス管理部48は、表示制御部46が
コンテンツサーバ2から広告コンテンツを取得したと
き、当該コンテンツサーバ2のURLが、URL管理サ
ーバ3のURL記憶部31に記憶されているURLに含
まれるかどうかを判別する。判別方法は、新たなコンテ
ンツサーバ2へアクセスするごとに、URL管理サーバ
3へ照会して、判別結果を受信することで行える。ま
た、URL記憶部31の内容をすべてダウンロードし
て、サービス管理部48内に保持しておき、これを参照
して判別を行ってもよい。ダウンロードする場合、一定
時間間隔で更新する必要がある。この判別の結果、当該
コンテンツサーバ2のURLが、URL記憶部31に含
まれている場合、表示画面100の広告印刷ボタン10
3をアクティブにし、含まれていない場合はノンアクテ
ィブにする。
【0033】こうすることで、URL記憶部31に記憶
されていないURLから取得したコンテンツは、通常印
刷ボタン104を押下して印刷することはできるが、広
告印刷ボタン103を押下することで印刷することはで
きない。すなわち、URL記憶部31に含まれているU
RLに記憶されているコンテンツ群のコンテンツを印刷
したときだけ、消耗品使用量が計測される。URL記憶
部31に記憶されていないURLから取得したコンテン
ツ群を印刷しても、本システムで提供されるサービスの
対象外である。
【0034】なお、このブラウザ43は、販売管理サー
バ1等からダウンロードすることもできるし、CD−R
OM等からインストールすることもできる。
【0035】プリンタ5は、例えばインクジェットプリ
ンタ、または、レーザープリンタ等であり、クライアン
ト4から印刷データを受信したときに、所定の印刷プロ
セスを実行して印刷用紙に画像を形成する。このプリン
タ5は、実際に印刷を行う印刷機構51を備え、内部機
能として、印刷機構51の管理を行う印刷機構管理部5
2を備える。
【0036】印刷機構51には、記憶素子90を備え
る。記憶素子90は、好ましくは、印刷機構51から着
脱可能なインクまたはトナー等の画像形成媒体を収容す
るケースに取り付けられている。さらに好ましくは、記
憶素子90は、IC(集積回路)等の半導体記憶装置で
構成される。
【0037】ここで、記憶素子90を取りつけた画像形
成媒体を収容するケースの例について、図4を用いて説
明する。
【0038】図4には、記憶素子90を取りつけたイン
クカートリッジ80の外観を示す。インクカートリッジ
80は、内部にインクを収容するインク収容部を構成す
るカートリッジ本体81と、このカートリッジ本体81
の一部分に記憶素子90を備えている。好ましくは、カ
ートリッジ本体81の側枠部分82に記憶素子90が内
蔵されている。この記憶素子90に、インク使用量を記
憶するための記憶領域を備える。
【0039】この記憶素子90は、インクカートリッジ
80をプリンタ本体11の図示しないカートリッジ装着
部に装着したとき、プリンタ本体のインターフェース6
6と接続されて、プリンタ本体との間で各種データの授
受をする。この記憶素子90は、インクカートリッジ8
0の側枠82に対して、下側が開放状態にある凹部83
に装着されているので、複数の接続端子84のみが露出
している。なお、ここではインクカートリッジについて
説明したが、内部にトナーを収容するトナー収容部を備
えるトナーカートリッジでもよい。
【0040】印刷機構管理部52は、インクジェットプ
リンタを例にとり説明する。印刷機構管理部52は、印
刷機構51で画像形成に使用するインクの使用量が計測
可能なインク計量部53と、記憶素子管理部54とを備
える。
【0041】インク計量部53は、図示しないインクヘ
ッドがインクを吐出した回数を記憶し、カウンタで構成
することができる。カラープリンタ等で、インク種類が
複数あるときは、各インクごとにインク計量部53を備
える。記憶素子管理部54は、記憶素子90の記憶領域
に記憶された情報の入出力、更新を管理する。例えば、
消耗品使用量計測部47が算出した消耗品の使用量につ
いて通知を受け、記憶素子90に記憶する。好ましく
は、消耗品の種類別に使用量を記憶してもよいし、既に
消耗品使用量が記憶されている場合には、それに累積加
算して更新するようにしてもよい。
【0042】これにより、画像形成媒体収容器に取り付
けられた記憶素子90に、インク使用量等の消耗品使用
量を記憶することができる。特に、あらかじめ定められ
た特定の画像情報を印刷した場合の消耗品の使用量を記
憶することができる。
【0043】次に、本実施形態にかかるシステムの処理
概要について説明する。
【0044】図5は、広告コンテンツ印刷処理時のフロ
ーチャート図である。
【0045】図5では、ユーザが指定したURLへアク
セスして、ブラウザ43がコンテンツサーバ2から広告
コンテンツを取得して、表示画面100に表示する(S
101)。サービス管理部48がURL管理サーバ3へ
照会して、当該コンテンツサーバ2のURLがURL記
憶部31に含まれるかどうかを判別する(S102)。
含まれない場合は、表示画面100の広告印刷ボタン1
03をノンアクティブにする(S111)。含まれる場
合は、広告印刷ボタン103をアクティブにする(S1
03)。ユーザが広告印刷ボタン103を押下すると、
プリンタ5で当該広告コンテンツが印刷されて、消耗品
使用量計測部47が、そのときに消費した消耗品の使用
量を計測する(S105)。印刷が終了またはキャンセ
ルされると、その印刷で消費した消耗品の使用量が、当
該ユーザの会員IDと一緒に販売管理サーバ1へ送信さ
れる(S106)。これを受信した販売管理サーバ1で
は、会員情報管理部16が会員情報記憶部19のインク
使用量197を更新する(S107)。
【0046】図6は、商品または役務を受注したとき
の、消耗品使用量に応じた割引処理のフローチャート図
である。
【0047】ユーザが販売管理サーバ1へアクセスし
て、販売情報記憶部12から販売する商品または提供す
る役務に関する販売情報を取得して、表示画面100に
表示する(S201)。販売情報に従って、ユーザが発
注すると、受注処理部13が受注処理を行う(S20
2)。請求金額算出部14は、発注した会員の会員情報
から消耗品使用量197を取得し、消耗品使用量に応じ
た割引を行って請求金額を決定する(S203、20
4)。割引に使用した分だけ、消耗品使用量197を減
らす(S205)。そして、課金処理を行って代金を回
収する(S206)。
【0048】図7には、広告コンテンツ印刷処理時の他
の処理手順を示す。図5に示す処理手順は、消耗品使用
量を販売管理サーバ1が記憶する場合であるのに対し、
図7は、記憶素子90が記憶する場合である。
【0049】図7では、広告コンテンツを取得するS1
01から、消耗品使用量を計測するS105までの処理
は、図5に示す処理手順と共通である。
【0050】印刷が終了またはキャンセルされると、消
耗品使用量計測部47が計測した消耗品の使用量をプリ
ンタ5へ通知する(S301)。プリンタ5では、記憶
素子管理部54が通知された消耗品使用量を受け付け
て、記憶素子90に格納、または記憶素子90を更新す
る(S302)。
【0051】記憶素子90に消耗品使用量を記憶するよ
うにすれば、記憶素子90から消耗品使用量を読み出し
て、これに応じた割引等のサービスを受けられるように
することもできる。例えば、プリンタのユーザが、使用
済みのインクカートリッジ80を、記憶素子90の読み
取り装置を備えた販売店へ持参する。ここで、ユーザが
商品を購入したり、役務の提供を受ける際に、読み取り
装置で読み取った記憶素子90に記憶されている消耗品
使用量に応じた還元を受けられるようにしてもよい。こ
の場合は、必ずしも会員制サービスでなくてもよい。さ
らに、このような割引サービスを行えば、インクカート
リッジ80の回収も促進される。
【0052】本実施形態において、消耗品使用量に応じ
た割引を行って商品等を販売しているが、ユーザへの還
元方法はこれに限らない。例えば、消耗品使用量に応じ
た現物を提供したり、プレゼントをしてもよいし、もち
ろん現金で返還してもよい。
【0053】なお、販売管理サーバ1は、単一の事業者
が運営していてもよいし、複数の事業者が共同で運営し
ていてもよい。
【0054】単一の事業者が運営する好適な例として、
プリンタおよびその附属品の製造または販売を行う会社
が運営する場合が考えられる。このとき、このプリンタ
等の製造または販売を行う会社は、自社製品の広告や、
自社のプリンタ用の印刷サンプルをコンテンツサーバ2
へ登録しておく。ユーザがそれらのコンテンツ印刷に使
用した消耗品使用量に応じて、自社製品、特にインクを
オンライン販売する際の代金から割引を行う。
【0055】また、本実施形態では、販売管理サーバ1
とコンテンツサーバ2とURL管理サーバ3とを分けて
いるが、必ずしもこの分け方でなくてもよい。さらに
は、本実施形態では、販売管理サーバ1で消耗品使用量
を管理しているが、必ずしも販売管理サーバ1で行わな
くてもよい。つまり、上記各サーバのすべての機能を1
つのサーバ上で実現してもよいし、任意の機能を組み合
わせて、複数のサーバで分散して実現してもよい。
【0056】例えば、販売管理サーバ1とは異なるコン
ピュータが消耗品の使用量と会員IDとを対応付けて記
憶しておき、当該コンピュータが会員からの注文を受け
付けた販売管理サーバ1から、当該会員IDに基づい
て、その会員についての消耗使用量の提示の要求を受け
ると、該当する消耗量を示す情報を販売管理サーバ1に
送信するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、広告費用の負担技術が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施形態における販売管理シス
テムの全体構成を示す説明図である。
【図2】本発明にかかる実施形態における会員情報のデ
ータ項目を示す説明図である。
【図3】本発明にかかる実施形態における表示画面の例
を示す説明図である。
【図4】本発明に係る実施形態における記憶素子を取り
つけたインクカートリッジの例を示す説明図である。
【図5】本発明にかかる実施形態における広告コンテン
ツ印刷処理時のフローチャート図である。
【図6】本発明にかかる実施形態における商品または役
務を受注したときの、消耗品使用量に応じた割引処理の
フローチャート図である。
【図7】本発明にかかる実施形態における広告コンテン
ツ印刷処理時のフローチャート図である。
【符号の説明】
1…販売管理サーバ 2…コンテンツサーバ 3…URL管理サーバ 4…クライアント 5…プリンタ 8…ネットワーク 12…販売情報記憶部 14…請求金額算出部 15…課金処理部 42…印刷管理部 43…ブラウザ 51…印刷機構 52…印刷機構管理部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機構を備えた印刷システムにおい
    て、 記憶媒体と接続する接続部と、 外部から広告に関する広告情報を取得する取得部と、 前記取得部が取得した広告情報を前記印刷機構が印刷す
    る際に、当該印刷に要した消耗品の消耗量または当該印
    刷後の消耗品の残量を計測する計測部と、前記接続部に
    前記記憶媒体が接続されているとき、前記計測部が計測
    した消耗品の消耗量または残量に基づいて、当該記憶媒
    体の記憶内容を更新する更新制御部と、を備えることを
    特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷システムにおいて、 前記記憶媒体は、 画像形成媒体収容器に取りつけられた記憶素子であり、 前記更新制御部は、 前記記憶素子の記憶内容を更新することを特徴とする印
    刷システム。
  3. 【請求項3】 記憶素子を備えた画像形成媒体収容器を
    装着する装着部と、 外部から取得した広告に関する広告情報の印刷を行う印
    刷機構と、 前記装着部に前記画像形成媒体収容器が装着されている
    ときに、前記印刷機構が前記広告情報の印刷に要した消
    耗品の消耗量に基づいて、前記記憶素子の記憶内容を更
    新する更新制御部と、を備えることを特徴とする印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の印刷装置において、 前記更新制御部は、 前記印刷機構が印刷した広告情報が、あらかじめ定めた
    特定の広告情報群に含まれる場合に、前記記憶素子の記
    憶内容を更新することを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】印刷装置に装着可能であり、かつ、記憶素
    子が取りつけられた画像形成媒体収容器において、 前記記憶素子は、 前記印刷装置に装着中に、当該印刷装置が広告に関する
    広告情報の印刷に要した消耗品の消耗量を記憶するため
    の記憶領域を備えることを特徴とする画像形成媒体収容
    器。
  6. 【請求項6】 予め定めた消耗品について、特定の広告
    情報の印刷に伴って生じた消耗量を示す情報を記憶媒体
    に格納し、 商品の販売、または、役務の提供に際し、前記記憶媒体
    に格納されている前記消耗量を示す情報を読み出し、そ
    の消耗量を示す情報に基づいて、前記商品の販売、また
    は、役務の提供の対価に関する割引処理を行うことを特
    徴とする広告印刷費用補填処理方法。
  7. 【請求項7】 商品または役務を識別する情報を外部か
    ら受けて、商品又は役務を受注する受注手段と、 広告情報の印刷に要した消耗品使用量を示す情報を受け
    付ける受付手段と、 前記受注手段が受注した商品または役務の代金から、受
    付手段が受け付けた前記消耗品使用量に応じた割り引き
    を行い、請求金額を決定する請求金額決定手段と、を備
    えることを特徴とする販売管理サーバ。
  8. 【請求項8】 広告情報を記憶する1以上の広告サー
    バ、および、前記1以上の 広告サーバを一意に識別す
    る識別情報を記憶する管理サーバと、ネットワークを介
    して接続されるクライアントであって、 外部から前記広告サーバへのアクセス要求入力を受け付
    けるアクセス要求入力受付手段と、 前記アクセス要求入力受付手段が受け付けたアクセス要
    求入力があった広告サーバの識別情報が、前記管理サー
    バが記憶している前記識別情報に含まれるかどうかを前
    記管理サーバへ照会する照会手段と、 前記照会手段が照会した結果、前記アクセス要求入力が
    あった広告サーバの識別情報が、前記管理サーバが記憶
    している前記識別情報に含まれる場合、当該広告サーバ
    から取得する前記広告情報の印刷指示を受付可能とする
    印刷受付手段と、を備えることを特徴とするクライアン
    ト。
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