JP3365115B2 - マイクロホン回路 - Google Patents

マイクロホン回路

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JP3365115B2
JP3365115B2 JP00409095A JP409095A JP3365115B2 JP 3365115 B2 JP3365115 B2 JP 3365115B2 JP 00409095 A JP00409095 A JP 00409095A JP 409095 A JP409095 A JP 409095A JP 3365115 B2 JP3365115 B2 JP 3365115B2
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吉一 田中
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は録音機等の音響機器に用
いるマイクロホン回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内蔵マイクロホンを持った録音機
は、外部マイクロホンを接続したとき、内蔵マイクロホ
ンは機能を停止していた。録音時は内蔵か外部かのどち
らかのマイクロホンだけで録音するのが一般的であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】録音機においてマイク
ロホンで録音する場合、録音したいものと周囲のノイズ
とを分離することは難しいという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記従来の問題点を改善するもの
で、外部マイクロホンを接続したときに内蔵マイクロホ
ン回路の周波数特性を平坦ではなくフィルタ効果を持た
せ、外部マイクロホンと内蔵マイクロホンの出力の差を
とることによって周囲のノイズを少なくすることを目的
としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロホン回
路は上記目的を達成するために、内蔵マイクロホンと、
前記内蔵マイクロホンの出力を入力するフィルタ回路
と、前記フィルタ回路の出力をその一方の端子に接続し
た差動回路と、外部マイクロホン端子と、前記外部マイ
クロホン端子に外部マイクロホンが接続されたときに前
記フィルタ回路の特性を切り換えるとともに前記外部マ
イクロホン端子からの外部マイクロホンの出力を前記差
動回路の他方の端子に入力する切換手段とを備えた構成
であり、さらに必要であれば前記フィルタ回路の特性は
手動で任意に切り換え得る構成とすることができる。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によって、外部マイクロ
ホンが接続されても、内蔵マイクロホンは接続されたま
まであり、切換手段は外部マイクロホン入力端子への外
部マイクロホンの接続に連動してフィルタ回路の特性を
切り換える。外部マイクロホンは音源に近く、内蔵マイ
クロホンは音源からやや離されて設置されることが一般
的であるので、収音したい音は外部マイクロホンから大
部分入力されるが周囲のノイズは両方のマイクロホンか
ら同等に入力されることを利用し、内蔵マイクロホンの
出力を入力に接続されたフィルタ回路の周波数特性を外
部マイクロホンの接続時には可変して、入力した外部マ
イクロホン入力とフィルタ回路を通った内蔵マイクロホ
ン入力の2つの差を差動回路でとることによって周囲の
ノイズを低減するように作用する。
【0007】
【実施例】以下、本発明のマイクロホン回路について、
図面を参照しながら説明する。本発明の一実施例のマイ
クロホン回路を示すブロック図である図1において、内
蔵マイクロホン3を持った録音機1は、外部マイクロホ
ン2が外部マイクロホン入力端子4に接続されたとき、
切換回路5が接続に連動して内蔵マイクロホン3の出力
に接続されたフィルタ回路6の周波数特性を可変すると
ともに、外部マイクロホン2が差動回路8と接続するよ
うに差動入力切換スイッチ7を操作する。差動回路8は
外部マイクロホン2と内蔵マイクロホン3の出力信号の
差を出力端子9に出力するものである。この実施例にお
いて切換回路5は外部マイクロホン入力端子4への外部
マイクロホンプラグ(図示せず)の接続に連動するスイ
ッチでもよく、その場合は差動入力切換スイッチ7を一
体としてもよい。上記において切換回路5と差動入力切
換スイッチ7を含めて切換手段と総称する。
【0008】以上のように構成され、つぎにその動作を
説明すると、外部マイクロホン2が接続されても、内蔵
マイクロホン3は接続されたままであり、切換回路5は
外部マイクロホン入力端子4への外部マイクロホンプラ
グの接続に連動してフィルタ回路6の特性を切り換え
る。その特性は後述する。外部マイクロホン2は音源に
近く、内蔵マイクロホン3は音源からやや離されて設置
されることが一般的であるので、録音したい音は外部マ
イクロホン2から大部分入力され、周囲のノイズは両方
のマイクロホンからほぼ同等に入力されることを利用
し、内蔵マイクロホン3の出力を入力に接続されたフィ
ルタ回路の周波数特性を外部マイクロホン2の接続時に
は可変して、差動入力切換スイッチ7から入力した外部
マイクロホン入力とフィルタ回路6を通った内蔵マイク
ロホン入力の2つの差を差動回路8でとることによって
周囲のノイズを低減する。
【0009】つぎに図1に示した本実施例のマイクロホ
ン回路の出力特性を図2に示す。図2において、差動回
路8に入力される外部マイクロホン出力10は平坦な特
性をもっている。もし外部マイクロホンが接続されてい
ない時は、内蔵マイクロホン出力もこれと同じように平
坦な特性をしているが、外部マイクロホンが接続された
場合は上記のように切換回路5によってフィルタ回路6
の周波数特性が可変される。図2の場合はフィルタ回路
がロ−パスフィルタとなったときを示しており、内蔵マ
イクロホン出力は結局図における11のような特性にな
る。外部マイクロホン出力特性10と内蔵マイクロホン
出力特性11の入力の差をとったものが合成出力特性1
2となる。本実施例では会話等を録音する場合は、たと
えば低域の音は空調機器からのノイズ成分等が多いの
で、これらが打ち消されることにより録音された会話が
明瞭に聞こえるように録音されるのである。
【0010】なお図2においてはフィルタ回路はロ−パ
スフィルタの例のみを示したが、目的に応じてフィルタ
の特性を変化させれば、合成特性はたとえばハイカッ
ト、ハイローカット、ミドルカットなど自由な周波数特
性にできるのは言うまでもない。その場合フイルタ回路
6には切換手段を設け、モニタしながらもっともフィル
タ効果の高い特性を選択すればよい。そのためにはフィ
ルタ回路に特性の異なったフィルタと切換スイッチまた
は特性調整のできるフィルタを適宜設ければよい。
【0011】また外部および内蔵マイクロホンの出力は
図示しない適当な個所で増幅することは差し支えない。
さらに本実施例では録音機の例で説明したが、機器内部
と外部にマイクロホンを用いる機器であればすべて応用
できるものである。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように本発明によるマイクロ
ホン回路は、内蔵マイクロホンと、前記内蔵マイクロホ
ンの出力を入力するフィルタ回路と、前記フィルタ回路
の出力をその一方の端子に接続した差動回路と、外部マ
イクロホン端子と、前記外部マイクロホン端子に外部マ
イクロホンが接続されたときに前記フィルタ回路の特性
を切り換えるとともに前記外部マイクロホン端子からの
外部マイクロホンの出力を前記差動回路の他方の端子に
入力する切換手段とを備えた構成である。
【0013】この構成によって、外部マイクロホンが接
続されても、内蔵マイクロホンは接続されたままであ
り、切換手段は外部マイクロホン入力端子への外部マイ
クロホンの接続に連動してフィルタ回路の特性を切り換
えることにより、入力した外部マイクロホン入力とフィ
ルタ回路を通った内蔵マイクロホン入力の2つの差を差
動回路でとって周囲のノイズを低減させることができ
る。このように外部マイクロホンを使用するときに、従
来は機能を停止させていた内蔵マイクロホンを有効に用
いることにより、簡単な構成でかつ収音内容を明瞭にさ
せることが安価にできるという大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のマイクロホン回路のブロッ
ク図
【図2】同じくその出力特性図
【符号の説明】
1 録音機 2 外部マイクロホン 3 内蔵マイクロホン 4 外部マイクロホン入力端子 5 切換回路 6 フィルタ回路 7 差動入力切換スイッチ 8 差動回路 9 出力端子 10 外部マイクロホン出力特性 11 内蔵マイクロホン出力特性 12 合成出力特性

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵マイクロホンと、 前記内蔵マイクロホンの出力を入力するフィルタ回路
    と、 前記フィルタ回路の出力をその一方の端子に接続した差
    動回路と、 外部マイクロホン端子と、 前記外部マイクロホン端子に外部マイクロホンが接続さ
    れたときに前記フィルタ回路の特性を切り換えるととも
    に前記外部マイクロホン端子からの外部マイクロホンの
    出力を前記差動回路の他方の端子に入力する切換手段と
    を備えたマイクロホン回路。
  2. 【請求項2】 フィルタ回路の特性は手動で任意に切り
    換え得る請求項1に記載のマイクロホン回路。
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