JP3125369B2 - アクティブハイパスフィルタ及びアクティブローパスフィルタ - Google Patents

アクティブハイパスフィルタ及びアクティブローパスフィルタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バタワース2次アクテ
ィブフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バタワース形2次アクティブフィ
ルタを用いた回路(例えば、テープレコーダの記録又は
再生系)において、周波数特性をフィルタ特性と平坦特
性に切換えようとする場合は、次のような回路構成を採
用していた。即ち、図5に示す如く、入力端子31に、
バタワース2次アクティブフィルタ、ここではバタワー
ス2次アクティブハイパスフィルタ32及びバッファ増
幅器33の各入力端子を接続し、その各出力端子を切換
えスイッチ34を通じてバッファ増幅器35の入力端子
に接続し、切り換えスイッチ34を切換えることによ
り、周波数特性をハイパスフィルタ特性(音声信号中の
風雑音除去の場合は、カットオフ周波を例えば100H
zにする)と、平坦特性とに切換えるものである。尚、
36は出力端子である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来例の構成で
は、2系統の回路と切り換えスイッチとを必要とし、回
路構成が複雑と成る。
【0004】かかる点に鑑み、本発明は、構成簡単にし
て、バタワース形2次アクティブハイパスフィルタ及び
略平坦特性の1次ハイパスフィルタに切り換えることの
できるアクティブハイパスフィルタ及び構成簡単にし
て、バタワース形2次アクティブローパスフィルタ及び
略平坦特性の1次ローパスフィルタに切り換えることの
できるアクティブローパスフィルタを提案しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、増幅
手段3と、入力信号が入力される入力端子1及び増幅手
段3の入力側の間に縦続接続された1次ハイパスフィル
タ手段と、その1次ハイパスフィルタ手段を構成する第
1の抵抗手段(R2、R3)の抵抗値を第1の抵抗値及
びその第1の抵抗値より十分大きな第2の抵抗値に切り
換える第1のスイッチ手段Q2と、増幅手段3の出力側
から入力側へのフィードバックループ5を構成する第2
の抵抗手段R1と、フィードバックループ5の開閉を切
り換える第2のスイッチ手段Q1とを備え、第1のスイ
ッチ手段Q2の操作によって、第1の抵抗手段(R2、
R3)の抵抗値が第1の抵抗値に切り換えられると共
に、第2のスイッチ手段Q1の操作によって、フィード
バックループ5が閉じられたときに、バタワース形2次
アクティブハイパスフィルタを構成し、第1のスイッチ
手段Q2の操作によって、第1の抵抗手段(R2、R
3)の抵抗値が第2の抵抗値に切り換えられると共に、
第2のスイッチ手段Q1の操作によって、フィードバッ
クループ5が開放されたときに、略平坦特性の1次ハイ
パスフィルタを構成するようにしたアクティブハイパス
フィルタである。
【0006】又、本発明は、バタワース形2次アクティ
ブローパスフィルタにおいて、増幅器13のフィードバ
ックループ15に挿入された第1のスイッチング素子Q
11と、時定数回路16を構成するコンデンサの容量値
を、通常の容量値C12+C13及びこれより十分小さ
な容量値C12に切換える第2のスイッチング素子Q1
2とを設ける。第1のスイッチング素子Q11を操作し
て、増幅器13のフィードバックループ15を閉じると
共に、第2のスイッチング素子Q12を操作して、時定
数回路16を構成するコンデンサの容量値を通常の容量
値C12+C13に切換えて、周波数特性を2次アクテ
ィブローパスフィルタにする。第1のスイッチング素子
Q11を操作して、増幅器13のフィードバックループ
15を開放すると共に、第2のスイッチング素子Q12
を操作して、時定数回路16を構成するコンデンサの容
量値を通常の容量値C12+C13より十分小さな容量
値C12に切換えて、周波数特性を略平坦特性にする。
【0007】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の実施例を
説明する。尚、図1〜図3における符号R、Cに後のそ
れぞれ数字を付したものは、それぞれ抵抗器及びその抵
抗値並びにコンデンサ及びその容量値をそれぞれ示すも
のとする。
【0008】 〔実施例のアクティブハイパスフィルタ〕(図1) 先ず、図1を参照して、本発明の実施例のアクティブハ
イパスフィルタについて説明する。1は入力端子、2は
スイッチング信号の入力端子、3は非反転増幅器、4は
出力端子、5は増幅器3のフィードバックループ、6は
時定数回路である。増幅器3の増幅率は、その出力端子
及び反転入力端子間に接続された抵抗器R5の抵抗値R
5並びに反転入力端子及び接地間に接続された抵抗器R
4の抵抗値R4の比で決定される。
【0009】時定数回路6について説明する。入力端子
1をコンデンサC1、C2を順次に通じて、増幅器3の
非反転入力端子に接続する。増幅器3の非反転入力端子
を抵抗器R2、R3を順次に通じて接地する。抵抗器R
2、R3の接続中点を、コンデンサC3及びスイッチン
グ用のNPN形トランジスタQ2のコレクタ・エミッタ
間を通じて接地する。コンデンサC1、C2の接続中点
と、増幅器3の出力端子との間に、抵抗器R1及びスイ
ッチング用のNPN形トランジスタQ1のコレクタ・エ
ミッタ間の直列回路を接続する。
【0010】フィードバックループ5は、コンデンサC
1、C2の接続中点と、増幅器3の出力端子との間に接
続された抵抗器R1及びスイッチング用のNPN形トラ
ンジスタQ1のコレクタ・エミッタ間の直列回路にて構
成される。尚、C3は、トランジスタQ2のオンオフ時
の直流変動を抑圧するためのコンデンサで、容量値C3
は、容量値C1,C2より十分大きな値である。
【0011】入力端子2が抵抗器R6を通じてトランジ
スタQ1のベースに接続されると共に、抵抗器R7を通
じてトランジスタQ2のベースに接続され、そのベース
が抵抗器R8を通じて接地される。
【0012】次に、このアクティブハイパスフィルタの
動作を説明する。入力端子2に正電圧のスイッチング信
号が供給されて、トランジスタQ1、Q2が共にオンに
成ると、フィードバックループ5が閉じられると共に、
抵抗器R2、R3の接続中点が接地される。この場合
は、アクティブハイパスフィルタは、バタワース形2次
ハイパスフィルタとして機能し、このときのカットオフ
周波数Fc2 は次式のように表される。 Fc2 =1/2π(C1・C2・R1・R2)1/2
【0013】入力端子2に接地電圧のスイッチング信号
が供給されて、トランジスタQ1、Q2が共にオフに成
ると、フィードバックループ5が開放されると共に、等
価的にはトランジスタQ2及びコンデンサC3はないと
同じに成る。この場合は、アクティブハイパスフィルタ
は、1次CRハイパスフィルタ及び増幅器3の縦続回路
と成る。このときのカットオフ周波数Fc1 は次式のよ
うに表される。 Fc1 =1/2π{(R2+R3)・C1・C2/(C1+C2)}
【0014】ここで、簡単のため、C1=C2、R1=
R2とすると、カットオフ周波数Fc1 は次式のように
表される。 Fc1 =1/πC1・(R2+R3)
【0015】そして、抵抗値R3が抵抗値R2に比べて
十分大きく、例えばR3=60R2であるとすれば、カ
ットオフ周波数Fc1 は、次式のように表される。 Fc1 =1/π61C1・R2
【0016】因みに、C1=C2、R1=R2の場合
は、Fc2 は次式のように成る。 Fc2 =1/2πC1・R2
【0017】そこで、C1=C2、R1=R2、R3=
60R2のときの両カットオフ周波数Fc2 、Fc1
比を採ると、次式のような値に成る。 Fc1 /Fc2 =1/30.5 そこで、Fc2 =200Hzとすれば、Fc1 =6.5
Hzと成る。従って、1次ハイパスフィルタ特性は、略
平坦特性と見なして何ら問題はないことが分かる。
【0018】〔実施例のアクティブローパスフィルタ
(1)〕(図2) 次に、図2を参照して、実施例のアクティブローパスフ
ィルタ(1)を説明する。11は入力端子、12はスイ
ッチング信号の入力端子、13は非反転増幅器、14は
出力端子、15は増幅器3のフィードバックループ、1
6は時定数回路である。増幅器13の増幅率は、その出
力端子及び反転入力端子間に接続された抵抗器R15の
抵抗値R15並びに反転入力端子及び接地間に接続され
た抵抗器R14の抵抗値R14の比で決定される。
【0019】時定数回路16について説明する。入力端
子11を抵抗器R11、R12を順次に通じて、増幅器
13の非反転入力端子に接続する。増幅器13の非反転
入力端子をコンデンサC12を順次に通じて接地すると
共に、コンデンサC3及びスイッチング用のNPN形ト
ランジスタQ12の直列回路を通じて接地する。抵抗器
R11、R12の接続中点と、増幅器13の出力端子と
の間に、コンデンサC11及びスイッチング用のNPN
形トランジスタQ11のコレクタ・エミッタ間の直列回
路を接続する。
【0020】フィードバックループ15は、コンデンサ
C11、C12の接続中点と、増幅器13の出力端子と
の間に接続されたコンデンサC11及びスイッチング用
のNPN形トランジスタQ11のコレクタ・エミッタ間
の直列回路にて構成される。
【0021】入力端子12が抵抗器R16を通じてトラ
ンジスタQ11のベースに接続されると共に、抵抗器R
17を通じてトランジスタQ12のベースに接続され、
そのベースが抵抗器R18を通じて接地される。
【0022】次に、このアクティブハイパスフィルタの
動作を説明する。入力端子2に正電圧のスイッチング信
号が供給されて、トランジスタQ1、Q2が共にオンに
成ると、フィードバックループ15が閉じられると共
に、コンデンサC12、C13が、増幅器13の非反転
入力端子と接地との間に並列接続される。この場合は、
アクティブハイパスフィルタは、バタワース形2次ロー
パスフィルタとして機能し、このときのカットオフ周波
数Fc2 は次式のように表される。 Fc2 =1/2π{C11・(C12+C13)・R11・R12}1/2
【0023】入力端子12に接地電圧のスイッチング信
号が供給されて、トランジスタQ11、Q12が共にオ
フに成ると、フィードバックループ15が開放されると
共に、等価的ににはコンデンサC11、C13はないと
同じに成る。この場合は、アクティブローパスフィルタ
は、1次RCローパスフィルタ及び増幅器13の縦続回
路と成る。このときのカットオフ周波数Fc1 は次式の
ように表される。 Fc1 =1/2π(R11+R12)・C12
【0024】ここで、簡単のため、R11=R12、C
11=C12とすると、カットオフ周波数Fc1 は次式
のように表される。 Fc1 =1/4πR11・C12
【0025】そして、容量値C12がC13に比べて十
分小さく、例えばC12=C13/60であるとすれ
ば、カットオフ周波数Fc1 は、次式のように表され
る。 Fc1 =15/πR11・C13
【0026】因みに、C11=C13、R11=R1
2、C12=C13/60の場合は、Fc2 は次式のよ
うに成る。 Fc2 =1/2π(61/60)1/2 ・C13・R11
【0027】そこで、C11=C13、R11=R1
2、C12=C13/60のときの両カットオフ周波数
Fc2 、Fc1 の比を採ると、次式のような値に成る。 Fc1 /Fc2 ≒30 そこで、Fc2 =100Hzとすれば、Fc1 =3kH
zと成る。従って、1次ローパスフィルタ特性は、略平
坦特性と見なして何ら問題はないことが分かる。
【0028】〔実施例のアクティブローパスフィルタ
(2)〕(図3) 次に、図3を参照して、実施例のアクティブローパスフ
ィルタ(2)を説明する。このアクティブローパスフィ
ルタ(2)は、図2のアクティブローパスフィルタ
(1)において、コンデンサC12を省略した場合であ
る。この場合は、スイッチング用トランジスタQ11、
Q12が共にオフに成ったときは、増幅器13の非反転
入力端子に抵抗器R11、R12の直列回路が接続され
ただけの完全な平坦特性の回路と成る。その他の構成及
び動作は、図2のアクティブローパスフィルタ(1)と
同様なので、その説明を省略する。
【0029】〔アクティブハイパスフィルタを適用した
音声強調回路〕(図4) 次に、図4を参照して、図1のハイパスフィルタを適用
した音声強調回路を説明する。入力端子TL1、TR1
からの左及び右音声信号L、Rが中域抜き出し増幅器2
1に供給されると共に、左及び右加算器22、23にそ
れぞれ供給され、加算器22、23において、左及び右
音声信号L、Rに、増幅器21の出力、即ち、和音声信
号L+Rの中域成分が加算される。加算器22、23の
各出力は左及び右低域カット回路24、55に供給され
て、それぞれ低域成分がカットされた後、低周波増幅器
(バッファ増幅器であっても良い)A1、A2に供給さ
れて増幅され、それぞれ左及び右出力端子TLO、TR
Oに供給される。
【0030】上述の低域カット回路24、25に、図1
で説明したハイパスフィルタを適用する。左及び右低域
カット回路24、25の低域カット周波数は、中域抜き
出し増幅器21の通過帯域周波数が500Hz〜5kH
zの場合は、400Hz、1kHz〜3kHzの場合
は、900Hzとされる。28はスイッチング信号の入
力端子で、これよりのスイッチング信号を、低域カット
回路24、25それぞれの上述のトランジスタQ1、Q
2にスイッチング信号を供給するようにする。
【0031】中域抜き出し増幅器21は、左及び右音声
信号L、Rから、和音声信号L+Rの、人間の声の周波
数帯域に略等しい周波数帯域(例えば、500Hz〜5
kHz、1kHz〜3kHz等)の音声信号成分を抜き
出して、例えば、+8dBの増幅率を以て増幅する回路
である。この増幅器21の出力側と接地との間に、スイ
ッチング用のNPN形トランジスタ26のコレクタ・エ
ミッタ間を接続する。
【0032】そして、入力端子27からのスイッチング
信号によってトランジスタ26をオフにして、増幅器2
1からの和音声信号L+Rの中域成分が、加算器22、
23に供給されて加算されるようにすると共に、同時
に、入力端子28からのスイッチング信号によって低域
カット回路24、25のトランジスタQ1、Q2をオン
にして、それぞれバタワース2次アクティブハイパスフ
ィルタとして動作させるようにする。
【0033】又、入力端子27からのスイッチング信号
によってトランジスタ26をオンにして、増幅器21か
らの和音声信号L+Rの中域成分が、加算器22、23
に供給されないようにすると共に、同時に、入力端子2
8からのスイッチング信号によって、低域カット回路2
4、25のトランジスタQ1、Q2をオフにして、それ
ぞれ平坦特性の回路にする。
【0034】かかる音声強調回路によれば、左及び右音
声信号L、Rの和音声信号L+Rの中域成分を増幅する
中域抜き出し増幅器21と、左及び右音声信号L、Rに
中域抜き出し増幅器21の出力を加算する左及び右音声
加算器22、23とを有するので、中央の人の声を聞き
易くすることができる。左及び右音声加算器22、23
の出力側にそれぞれ低域カット回路24、25を設けた
ので、風切り音、装置操作時の音等の低域の雑音が低減
されて、中央の人の声を一層聞き易くすることができ
る。
【0035】尚、図4の音声強調回路において、中域抜
き出し増幅器21を省略して、低域カット回路24、2
5のカット周波数を100Hzにして、マイクロホンか
らの音声信号中の風雑音を除去する回路とすることもで
きる。
【0036】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、構成簡単にし
て、バタワース形2次アクティブハイパスフィルタ及び
略平坦特性の1次ハイパスフィルタに切り換えることの
できるアクティブハイパスフィルタ及び構成簡単にし
て、バタワース形2次アクティブローパスフィルタ及び
略平坦特性の1次ローパスフィルタに切り換えることの
できるアクティブローパスフィルタを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のアクティブハイパスフィルタ
を示す回路図
【図2】実施例のアクティブローパスフィルタ(1)を
示す回路図
【図3】実施例のアクティブローパスフィルタ(2)を
示す回路図
【図4】実施例のアクティブハイパスフィルタを適用し
た音声強調回路を示すブロック線図
【図5】従来例のアクティブハイパスフィルタを示すブ
ロック線図
【符号の説明】
1 入力端子 2 入力端子 3 増幅器 4 出力端子 5 フィードバックループ 6 時定数回路 C1、C2コンデンサ R1、R2抵抗器 Q1、Q2スイッチング用トランジスタ 11 入力端子 12 入力端子 13 増幅器 14 出力端子 15 フィードバックループ 16 時定数回路 C11、C12コンデンサ R11、R12抵抗器 Q1、Q2スイッチング用トランジスタ 21 中域抜き出し増幅器 22、23加算器 24、25低域カット回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03H 11/04 H03G 5/16 H03H 11/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 増幅手段と、 入力信号が入力される入力端子及び上記増幅手段の入力
    側の間に縦続接続された1次ハイパスフィルタ手段と、 該1次ハイパスフィルタ手段を構成する第1の抵抗手段
    の抵抗値を第1の抵抗値及び該第1の抵抗値より十分大
    きな第2の抵抗値に切り換える第1のスイッチ手段と、 上記増幅手段の出力側から入力側へのフィードバックル
    ープを構成する第2の抵抗手段と、 上記フィードバックループの開閉を切り換える第2のス
    イッチ手段とを備え、 上記第1のスイッチ手段の操作によって、上記第1の抵
    抗手段の抵抗値が上記第1の抵抗値に切り換えられると
    共に、上記第2のスイッチ手段の操作によって、上記フ
    ィードバックループが閉じられたときに、バタワース形
    2次アクティブハイパスフィルタを構成し、上記第1の
    スイッチ手段の操作によって、上記第1の抵抗手段の抵
    抗値が上記第2の抵抗値に切り換えられると共に、上記
    第2のスイッチ手段の操作によって、上記フィードバッ
    クループが開放されたときに、略平坦特性の1次ハイパ
    スフィルタを構成するようにしたことを特徴とするアク
    ティブハイパスフィルタ。
  2. 【請求項2】 バタワース形2次アクティブローパスフ
    ィルタにおいて、 増幅器のフィードバックループに挿入された第1のスイ
    ッチング素子と、 時定数回路を構成するコンデンサの容量値を、通常の容
    量値及びこれより十分小さな容量値に切換える第2のス
    イッチング素子とを設け、 上記第1のスイッチング素子を操作して、上記増幅器の
    フィードバックループを閉じると共に、上記第2のスイ
    ッチング素子を操作して、上記時定数回路を構成するコ
    ンデンサの容量値を上記通常の容量値に切換えて、周波
    数特性を2次アクティブローパスフィルタにし、上記第
    1のスイッチング素子を操作して、上記増幅器のフィー
    ドバックループを開放すると共に、上記第2のスイッチ
    ング素子を操作して、上記時定数回路を構成するコンデ
    ンサの容量値を上記通常の容量値より十分小さな容量値
    に切換えて、周波数特性を略平坦特性にするようにした
    ことを特徴とするアクティブローパスフィルタ。
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