JP3364088B2 - 回転状態検出装置 - Google Patents

回転状態検出装置

Info

Publication number
JP3364088B2
JP3364088B2 JP20331996A JP20331996A JP3364088B2 JP 3364088 B2 JP3364088 B2 JP 3364088B2 JP 20331996 A JP20331996 A JP 20331996A JP 20331996 A JP20331996 A JP 20331996A JP 3364088 B2 JP3364088 B2 JP 3364088B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
rotation
phase angle
time
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP20331996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1048235A (ja
Inventor
裕 河島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP20331996A priority Critical patent/JP3364088B2/ja
Publication of JPH1048235A publication Critical patent/JPH1048235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3364088B2 publication Critical patent/JP3364088B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転状態検出装置
に関し、極めて広い速度範囲で回転速度が変化していく
回転体の回転数や位相を、どのような速度領域であって
も正確に検出することができるように工夫したものであ
る。特に、本発明は、GD2 (はずみ車効果)の大きい
回転体の回転数や位相を検出するのに用いて好適であ
る。
【0002】
【従来の技術】ガスタービン発電機を用いた発電設備
は、始動・停止が容易で負荷の急変に対応でき、自動化
に適し、建設期間も短い。このため、ピーク負荷用や非
常用電源設備に適する。このようなガスタービン発電設
備は、ガスタービンおよび発電機よりなるガスタービン
発電機、インバータ、各種の制御装置により構成されて
おり、発電機として同期機を用いる。
【0003】そして、このガスタービン発電機を起動す
る際には、次のような手順で起動している。つまり、回
転数が0〜数rpm(例えば2.5rpm)まではター
ニングギア等の機械的駆動装置によりガスタービン発電
機を始動回転させる。さらに、回転数を数rpmから定
格回転数である数千rpm(例えば3600rpm)ま
で上昇させるためには、同期機を同期電動機として機能
させ、インバータからこの同期機に供給する電源周波数
を漸増させていってモータ駆動していく。
【0004】回転数がガスタービンの点火可能な回転数
領域に入ったら、ガスタービンを点火して(ガスタービ
ンにガスを供給して)ガスタービンにも回転の漸増力を
発生させ、ガスタービンが自力で昇速可能な所定回転数
に達した後は、インバータを切り離しガスタービンにて
ガスタービン発電機を回転させ、同期機を発電機として
機能させて発電を行う。
【0005】ここで、従来のガスタービン発電設備の一
例を、単線結線図である図4を参照して説明する。
【0006】同図に示すように、ガスタービン2および
同期機1よりなるガスタービン発電機において、同期機
1の回転子にはガスタービン2のロータが直結されてお
り、前記回転子及びロータを含めたGD2 (はずみ車効
果)は極めて大きくなっている。このようにGD2 が極
めて大きいため、ガスタービン発電機を数rpmから定
格回転数である数千rpmまで上昇させる際には、トル
クを所定の値に正確に制御して回転数を上昇させること
が要請されている。
【0007】ガスタービン発電機を起動する際には、ま
ず、遮断器3, 4を開放状態にして、ターニングギア等
の機械的駆動装置(図示省略)によりガスタービン発電
機を数rpmまで回転させる。
【0008】数rpmまで回転数が上昇したら、前記機
械的駆動装置による駆動をやめ、遮断器3の開放状態を
保持したまま遮断器4を投入し、インバータ5から同期
機1に三相交流電流を供給して同期機1を同期電動機と
して機能させる。
【0009】インバータ5は、電力系統L1の電力をト
ランス6を介して受電し、起動制御装置7から送られて
くるゲート制御信号sによりゲート制御され、ゲート制
御信号sのタイミングに応じた周波数の三相交流電流を
出力する。周波数制御された三相交流電流は、トランス
12及び遮断器4を介して同期機1に供給され、同期機
1は供給電流の周波数に応じた回転数で回転する。
【0010】回転状態検出装置8のパルス発生器8aは
ガスタービン2のロータに連結されており、ガスタービ
ン2のロータの回転数、即ち、同期機1の回転子の回転
数に応じた数のパルス信号pを出力する。
【0011】従来では、パルス発生器8aとしては、2
相パルス光学ピックアップや多パルスエンコーダが採用
されていた。そして、回転状態検出装置8の位相角演算
器8bはパルス信号pを基に回転子の位相θを検出し、
回転数演算器8cはパルス信号pを基に回転子の回転数
nを検出する。位相θ及び回転数nは、起動制御装置7
に送られる。
【0012】起動制御装置7は、トルク一定制御器7
a, 出力一定制御器7b, PWM合成器7cなどを有し
ており、同期機1の回転数が漸増し且つモータ出力トル
クが所定値になるような三相交流電流がインバータ5か
ら同期機1に供給されるように、ゲート制御信号sのタ
イミングを制御して出力する。
【0013】なお、同期機1の界磁コイルには、サイリ
スタで構成した整流器9を介して界磁電流が供給されて
いる。しかも、界磁電流の値は、発電機制御装置10に
よって制御されている。
【0014】また、インバータ5及び整流器9のスイッ
チング素子として、GTO(ゲート・ターン・オフ)サ
イリスタを採用している。
【0015】上述したようにして、同期機1をインバー
タ5によりインバータ駆動して回転数を数rpmから昇
速させ、またガスタービン2を点火させて、ガスタービ
ンの自力昇速可能な所定回転数である数千rpmまで上
昇させたら、遮断器4を開放する。その後、定格回転数
に達したら遮断器3を投入し、ガスタービン2の回転力
によりガスタービン発電機を回転させ、同期機1を発電
機として機能させる。
【0016】同期機1で発電された電力は、トランス1
1を介して電力系統L1に出力される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したガスタービン
発電設備では、ガスタービン発電機を起動する際に、数
rpmから数千rpmまでの極めて広い速度範囲で同期
引き入れ状態を確保しつつ同期機1の回転数を上昇させ
るよう速度・位相制御をしなければならず、しかも、広
い速度範囲の全ての領域においてモータ出力トルクを所
定値にするようゲート制御のタイミングを正確に制御す
る必要がある。このようにするためには、位相θ及び回
転数nを極めて正確に検出する必要があるが、次のよう
な問題がある。
【0018】従来、回転数や位相角の検出手段として、
各種のロータリエンコーダを用いることが考えられる。
この場合、検出器の取付位置が基本的に発電機やガスタ
ービンの軸端に限定されるため、精密機械であるロータ
リエンコーダの仕様において不適当な点が多い。すなわ
ち、ロータリエンコーダは、機械的な摺動部を持つ精密
機械であること、大型機械軸との結合において発生が予
測される外乱に対し許容値が小さいこと、発生信号が高
周波で検出器から処理演算装置までの長距離信号伝送に
おいてノイズ等の影響を受けやすいことにより、長期的
に安定した信頼性の高い計測には不向きである。
【0019】更に、従来では出力されたパルス信号pを
単にそのまま用いて、位相θや回転数nを求めている。
このため、広い速度範囲の全ての速度領域において、精
度よく位相θや回転数nを検出することができなかっ
た。よって、広い速度範囲でモータ出力トルクを所定値
に制御して同期機1の回転数を正確に漸増させることは
できなかった。
【0020】本発明は、上記従来技術に鑑み、ガスター
ビン発電機の同期機のように低速度と高速度との倍率が
1000倍程度と極めて広い速度範囲で回転速度が変化
していく回転体の回転数や位相を、どの様な速度領域で
あっても(低速回転領域であっても高速回転領域であっ
ても)正確に検出することのできる回転状態検出装置を
提供することを目的とする。
【0021】
【0022】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決する 本発
明の構成は、高周波の時間パルス(TP)を出力する時
間パルス発振器(130) と、回転体が1回転する間に多数
の第1の回転パルス(NP1)を出力する第1の回転パ
ルス発生装置(110) と、前記回転体が1回転する間に前
記第1の回転パルス(NP1)の出力数よりも少ない数
の第2の回転パルス(NP2)を出力する第2の回転パ
ルス発生装置(120) と、前記時間パルス(TP)と前記
第1の回転パルス(NP1)が入力され、先行する第1
の回転パルス(NP1)とこれに続く第1の回転パルス
(NP1)との間の期間において、時間パルス(TP)
の入力数をカウントし、このカウント数を示す積算パル
ス数(P1)を出力するパルスカウンタ(141) と、予め
決めたタイミングで位相角計測指令(Y)を出力する位
相角計測指令器(190) と、前記第1の回転パルス(NP
1)と前記第2の回転数パルス(NP2)と前記位相角
計測指令(Y)が入力され、第2の回転パルス(NP
2)が入力された時点から位相角計測指令(Y)が入力
された時点までの期間において、第1の回転パルス(N
P1)の入力数をカウントし、このカウント数を基に位
相角(PH)を演算して出力する位相角演算装置(180)
と、前記時間パルス(TP)と前記第1の回転パルス
(NP1)と前記積算パルス数(P1)と前記位相角計
測指令(Y)が入力され、第1の回転パルス(NP1)
が入力された時点から位相角計測指令(Y)が入力され
た時点までの期間において、時間パルス(TP)の入力
数をカウントし、このカウント数と前記積算パルス数
(P1)とを基に補正位相角(ΔPH)を演算して出力
するパルス間角度演算装置(200) と、前記位相角(P
H)に前記補正位相角(ΔPH)を加えることにより、
位相角度(PHS)を求めて出力する位相角度演算出力
装置(210) と、を備えたことを特徴とする。
【0023】また本発明の構成は、高周波の時間パルス
(TP)を出力する時間パルス発振器(130) と、回転体
が1回転する間に多数の第1の回転パルス(NP1)を
出力する第1の回転パルス発生装置(110) と、前記回転
体が1回転する間に前記第1の回転パルス(NP1)の
出力数よりも少ない数の第2の回転パルス(NP2)を
出力する第2の回転パルス発生装置(120) と、前記時間
パルス(TP)と前記第1の回転パルス(NP1)が入
力され、先行する第1の回転パルス(NP1)とこれに
続く第1の回転パルス(NP1)との間の期間におい
て、時間パルス(TP)の入力数をカウントし、このカ
ウント数を示す積算パルス数(P1)を基に前記回転体
の回転数を示す第1の回転数(NL)を演算して出力す
る低速回転数演算装置(140) と、前記時間パルス(T
P)と前記第2の回転パルス(NP2)が入力され、先
行する第2の回転パルス(NP2)とこれに続く第2の
回転パルス(NP2)との間の期間において、時間パル
ス(TP)の入力数をカウントし、このカウント数を基
に前記回転体の回転数を示す第2の回転数(NH)を演
算して出力する高速回転数演算装置(150) と、第1の回
転数(NL)と第2の回転数(NH)とが入力されると
共に、判定回転数が設定されており、回転数(NL),
(NH)の値が判定回転数以下であるときには第1の回
転数(NL)を出力し、回転数(NL),(NH)の値
が判定回転数を越えるときには第2の回転数(NH)を
出力する回転数選択装置(160)と、予め決めたタイミン
グで位相角計測指令(Y)を出力する位相角計測指令器
(190) と、前記第1の回転パルス(NP1)と前記第2
の回転数パルス(NP2)と前記位相角計測指令(Y)
が入力され、第2の回転パルス(NP2)が入力された
時点から位相角計測指令(Y)が入力された時点までの
期間において、第1の回転パルス(NP1)の入力数を
カウントし、このカウント数を基に位相角(PH)を演
算して出力する位相角演算装置(180) と、前記時間パル
ス(TP)と前記第1の回転パルス(NP1)と前記積
算パルス数(P1)と前記位相角計測指令(Y)が入力
され、第1の回転パルス(NP1)が入力された時点か
ら位相角計測指令(Y)が入力された時点までの期間に
おいて、時間パルス(TP)の入力数をカウントし、こ
のカウント数と前記積算パルス数(P1)とを基に補正
位相角(ΔPH)を演算して出力するパルス間角度演算
装置(200) と、前記位相角(PH)に前記補正位相角
(ΔPH)を加えることにより、位相角度(PHS)を
求めて出力する位相角度演算出力装置(210) と、を備え
たことを特徴とする。
【0024】また本発明の構成は、前記第1の回転パル
ス発生装置(110) 及び第2の回転パルス発生装置(120)
は、回転体に同心状態で嵌合された歯車と、この歯車の
歯を検出する近接センサを備え、近接センサが歯車の歯
を検出する毎に前記回転パルス(NP1), (NP2)
を出力することを特徴とする。
【0025】また本発明の構成は、前記位相角度演算出
力装置(210) は、機械・電気角補正器(212) および遅延
時間補正器(213) を具えたことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に
係る回転状態検出装置を示している。
【0027】この回転状態検出装置は、ガスタービン発
電機の同期機1の回転子及びガスタービン2に連結され
ている回転軸100の回転状態を検出するものである。
なお、本明細書では、回転状態とは、「回転数」「位
相」「回転数と位相」の3つの状況を総称したものとし
て用いる。
【0028】図1に示すように、回転パルス発生装置1
10は、歯車111と磁気式の近接センサ112とパル
ス出力回路113とで構成されている。歯車111は回
転軸100に同心状に嵌合されており、60個の歯(歯
車111の歯数:GN1=60)を有している。
【0029】近接センサ112は、回転する歯車111
の歯に近接して配置されており、各歯の接近・離反を検
出する。パルス出力回路113は、近接センサ112が
各歯を検出するたびに回転パルスNP1(図2(b)参
照)を出力する。つまり、回転軸100が1回転する毎
に、60個の回転パルスNP1を出力する。
【0030】回転パルス発生装置120は、歯車121
と磁気式の近接センサ122とパルス出力回路123と
で構成されている。歯車121は回転軸100に同心状
に嵌合されており、1個の歯(歯車121の歯数:GN
2=1)を有している。
【0031】歯車121の歯の位置は、同期機1の界磁
コイルの位置に合わせて配設している。近接センサ12
2は、回転する歯車121の歯に近接して配置されてお
り、歯車121の歯の接近・離反を検出する。パルス出
力回路123は、近接センサ122が歯を検出するたび
に回転パルスNP2(図2(c)参照)を出力する。つ
まり回転軸100が1回転する毎に、1個の回転パルス
NP2を出力する。
【0032】歯車111の歯数GN1と歯車121との
歯数GN2は、1〜2桁異なるようにしている。このよ
うに歯数を大きく異ならせているのは、後述するよう
に、検出する回転数の範囲が極めて広いため、回転数を
高速領域と低速領域とで分けて検出するようにしている
からである。このようにすることにより、低速領域でも
高速領域でも正確に回転数の検出ができる(詳細は後述
する)。
【0033】時間パルス発振器130は、数十KHzの
発振周波数で発振する発振器であり、数十KHzの周波
数(高周波数)となっている時間パルスTP(図2
(a)参照)を出力する。
【0034】低速回転数演算装置140は、パルスカウ
ンタ141と回転数演算器142とで構成されている。
パルスカウンタ141は汎用のICカウンタであり、カ
ウント端子Cと、ラッチ端子Lと、ゼロクリア端子Z
と、読出端子Rとを有している。
【0035】前記パルスカウンタ141には、そのカウ
ント端子Cに時間パルスTPが入力され、そのラッチ端
子L及びゼロクリア端子Zに回転パルスNP1が入力さ
れる。パルスカウンタ141は、時間パルスTPが入力
される毎にカウント数をカウントアップしていき、回転
パルスNP1がラッチ端子Lに入力される時点でカウン
ト数をラッチ(一時記憶)するとともに、ただちにカウ
ント数をクリアする(ここでの、ラッチ、積算パルス数
の出力、カウント数のクリアのタイミングは、ICカウ
ンタとしては周知のものであるが、その詳細は後述す
る)。
【0036】結局、先行する回転数パルスNP1とこれ
に続く回転数パルスNP1との間の期間(図2参照)
において入力された時間パルスTPの入力数が、積算パ
ルス数P1として読み出される。
【0037】なお、回転軸100(タービン2及び同期
機の回転子を含めた)のGD2 が極めて大きく、処理・
演算間隔に対し緩やかに増速されるため、隣接する期間
どうしでは、期間の差は殆ど無い。
【0038】回転数演算器142は、パルスカウンタ1
41にラッチ(一時記憶)されている積算パルス数P1
の値を読み出して、次式(1)に適用することにより、
回転軸100の回転数NL(rpm)を演算する。 NL=(時間パルス発振器130の発振周波数×60秒)÷ (積算パルス数P1×歯車111の歯数GN1)・・・(1)
【0039】低速回転数演算装置140で演算した回転
数NLは、特に回転軸100の回転数が小さいときに正
確な値を示す。この理由は、回転数が小さくても、歯車
111の歯数が多く回転パルス発生装置110から多数
の回転パルスNP1が出力されるからである。
【0040】ここで、パルスカウンタ141における、
ラッチ、積算パルス数の出力、カウント数のクリアのタ
イミングの一例について、図3を参照して説明する。図
3に示すように、回転パルスNP1がラッチ端子Lに入
力されると、パルスカウンタ141は、カウント数をラ
ッチし、その後に積算パルス数(ラッチしたカウント
数)P1が読み出される。
【0041】さらに、回転パルスNP1がゼロクリア端
子Zに入力されてから微小時間Δt遅延した時点でカウ
ント数のクリアが実行される。クリア後は再び時間パル
スTPの入力数をカウントしていく。しかも、微小時間
Δtは、時間パルスTPのパルス間隔時間よりも短く設
定してある。
【0042】高速回転数演算装置150は、パルスカウ
ンタ151と回転数演算器152とで構成されている。
パルスカウンタ151は汎用のICカウンタであり、カ
ウント端子Cと、ラッチ端子Lと、ゼロクリア端子Z
と、読出端子Rとを有している。
【0043】前記パルスカウンタ151には、そのカウ
ント端子Cに時間パルスTPが入力され、そのラッチ端
子L及びゼロクリア端子Zに回転パルスNP2が入力さ
れる。パルスカウンタ151は、時間パルスTPが入力
される毎にカウント数をカウントアップしていき、回転
パルスNP2がラッチ端子Lに入力される時点でカウン
ト数をラッチ(一時記憶)するとともに、ただちにカウ
ント数をクリアする(ここでの、ラッチ、積算パルス数
の出力、カウント数のクリアのタイミングは、パルスカ
ウンタ141と同様である)。
【0044】結局、先行する回転数パルスNP2とこれ
に続く回転数パルスNP2との間の期間(図2参照)
において入力された時間パルスTPの入力数が、積算パ
ルス数P2として読み出される。
【0045】なお、回転軸100(タービン2及び同期
機の回転子を含めた)のGD2 が極めて大きく、処理・
演算間隔に対し、緩やかに増速されるため、隣接する期
間どうしでは、期間の差は殆ど無い。
【0046】回転数演算器152は、パルスカウンタ1
51にラッチ(一時記憶)されている積算パルス数P2
の値を読み出して、次式(2)に適用することにより、
回転軸100の回転数NH(rpm)を演算する。 NH=(時間パルス発振器130の発振周波数×60秒)÷ (積算パルス数P2×歯車121の歯数GN2)・・・(2)
【0047】高速回転数演算装置150で演算した回転
数NHは、特に回転軸100の回転数が大きいときに正
確な値を示す。この理由は、回転パルス発生装置120
は、回転軸100が1回転する毎に1個の回転パルスN
P2を出力するだけであるが、高速回転時には回転数が
上昇するため単位時間当たりに多数の回転パルスNP2
を出力するからである。
【0048】なお、高速回転時には、回転パルス発生装
置110からきわめて多数の回転パルスNP1が出力さ
れため、高速な回転数に対して回転数NLの計測スケー
ルが相対的に細かくなりすぎ、この回転数NLを用いて
高速回転数を示すのは適当でない。
【0049】回転数選択装置160は、回転数判定器1
61と選択スイッチ162,163とで構成されてい
る。回転数判定器161には、判定回転数が設定され
る。例えば、回転軸100の回転数が2.5rpmから
2000rpmであるときには、判定回転数として30
rpmが設定される。
【0050】そして、回転数判定器161には、回転数
NL,NHが入力される。回転数判定器161は、回転
数NL,NHが30rpm以下であれば、選択スイッチ
162を投入すると共に選択スイッチ163を開放す
る。回転数NL,NHが30rpmを越えれば、選択ス
イッチ163を投入すると共に選択スイッチ162を開
放する。
【0051】したがって、回転数選択装置160から
は、回転軸100の回転数が30rpm以下の時には回
転数NLが出力され、回転軸100の回転数が30rp
mを越えると回転数NHが出力される。
【0052】回転数選択装置160から選択的に出力さ
れた回転数NL(低速回転時)または回転数NH(高速
回転時)は、回転数表示器171にてその値(回転数)
が表示されると共に、起動制御装置(図4参照)に送ら
れ、インバータの制御に利用される。
【0053】このように、低速回転時にはその回転数を
正確に示す回転数NLが出力され、高速回転時にはその
回転数を正確に示す回転数NHが出力されるため、回転
数制御がより正確にできる。
【0054】位相角演算装置180は、パルスカウンタ
181と位相角演算器182とで構成されている。パル
スカウンタ181は汎用のICカウンタであり、カウン
ト端子Cと、ラッチ端子Lと、ゼロクリア端子Zと、読
出端子Rとを有している。
【0055】また、位相角計測指令器190は、位相角
計測指令Yを出力する。すなわち、位相角度を連続して
出力する場合は必要ないが、一般的に検出から出力まで
にはある程度の処理演算時間がかかるため、また演算・
処理器の能力・使用率の関係から、必要な時期のみに位
相角度を出力するようにしており、位相角計測指令器1
90にて、その時期を判断(又は演算)し位相角計測指
令Yを出力している。
【0056】前記パルスカウンタ181には、そのカウ
ント端子Cに回転パルスNP1が入力され、そのラッチ
端子Lに位相角計測指令Yが入力され、そのゼロクリア
端子Zに回転パルスNP2が入力される。
【0057】パルスカウンタ181は、回転パルスNP
1が入力される毎にカウント数をカウントアップしてい
き、位相角計測指令Yがラッチ端子Lに入力される時点
でカウント数をラッチ(一時記憶)し、回転パルスNP
2がゼロクリア端子Zに入力されるとカウント数をクリ
アする。
【0058】位相角演算器182は、パルスカウンタ1
81にラッチ(一時記憶)されている積算パルス数P3
の値を読み出して、次式(3)に適用することにより、
回転軸100の位相角PHを演算する。 PH=360度÷歯車111の歯数GN1×積算パルス数P3・・・(3)
【0059】パルス間角度演算装置200は、パルスカ
ウンタ201と補正値演算器202とで構成されてい
る。パルスカウンタ201は汎用のICカウンタであ
り、カウント端子Cと、ラッチ端子Lと、ゼロクリア端
子Zと、読出端子Rとを有している。
【0060】前記パルスカウンタ201には、そのカウ
ント端子Cに時間パルスTPが入力され、そのラッチ端
子Lに位相角計測指令Yが入力され、そのゼロクリア端
子Zに回転パルスNP1が入力される。
【0061】パルスカウンタ201は、時間パルスTP
が入力される毎にカウント数をカウントアップしてい
き、位相角計測指令Yがラッチ端子Lに入力される時点
でカウント数をラッチ(一時記憶)し、回転パルスNP
1がゼロクリア端子Zに入力されるとカウント数をクリ
アする。
【0062】補正値演算器202は、パルスカウンタ1
41,201にラッチ(一時記憶)されている積算パル
スP1,P4を次式(4)に適用することにより、補正
位相角ΔPHを演算する。 ΔPH=(積算パルス数P4÷積算パルス数P1)× (360度÷歯車111の歯数GN1) ・・・(4)
【0063】前述したようにして求めた、位相角PHは
回転軸100の1回転(期間)当たりでの、360度
/GN1単位の大きな位相を示し、補正位相角ΔPHは
回転軸100の360/GN1度(期間)の内での詳
細な位相を示す。つまり、1回転の内で360/GN1
度を1単位とする位相を位相角PHで示し、360/G
N1度内でのさらに細かい位相を補正位相角ΔPHで示
している。
【0064】位相角度演算出力装置210は、加算器2
11と機械・電気角補正器212と遅延時間補正器21
3とで構成されている。機械・電気角補正器212は、
歯車121の歯の位置(機械角の原点)に対する電気角
の補正値を示す機械・電気角θfを出力する。この機械
・電気角θfは、歯車121の歯を同期機1の界磁コイ
ルの電気角が零の位置に合わせて配設した時には、ゼロ
を設定する。また、歯車121の歯の位置が界磁コイル
の電気角が零の位置からずれた時には、そのずれ量に応
じた機械・電気角θfを設定する。
【0065】遅延時間補正器213は、演算・処理器で
の処理時間中に回転する角度である遅延時間補正角θt
を出力する。すなわち、位相角計測指令器190にて、
位相角計測指令Yを発信してから位相角度PHSが出力
され、その後、それに対応した制御が開始されるまでに
は所定の遅延時間tがかかり、その時間t中に回転軸1
00はある程度回転する。そこで、予め所定の遅延時間
tを設定しておき、回転数選択装置160からの回転数
信号NL,NHを受信し、遅延時間補正角θt(=K・
t/NL(NH)・360度)を演算する。なお、Kは
換算係数である。
【0066】加算器211は、位相角PHと補正位相角
ΔPHと機械・電気角θfと遅延時間補正角θtを加算
することにより、位相角度PHSを出力する。この位相
角度PHSは回転軸100の回転位相を正確に示すもの
となっている。
【0067】位相角度PHSは、位相角度表示器172
にてその値(位相角度)が表示されると共に、起動制御
装置(図4参照)に送られ、インバータの制御に利用さ
れる。このように、正確な位相角度PHSが出力される
ため、正確な位相制御ができる。
【0068】なお、上記実施の形態では、歯車111,
121の歯数GN1,GN2の比を1対60にしている
が、比の割合として1〜2桁程度異なっていれば、他の
割合でもよい。また、歯車121に2以上の歯を備える
ようにしてもよい。
【0069】本実施の形態の例では、1rpmから36
00rpmまでの回転数の範囲において計測する必要が
あり、この範囲を2個の歯車にて行う場合、 GN1,GN2の比=(3600/1)1/2 =60 として決定している。
【0070】さらに、歯車を1つのみとし、この歯車に
多数の歯を備えるとともに、歯のうちの1つのみを高く
しておき、近接センサ112により全ての歯を検出し、
近接センサ122により、高くしている1つの歯を検出
するようにしてもよい。このようにすれば、歯車を共用
化でき構成が簡素化する。
【0071】また、上記実施の形態では、回転パルス発
生装置110,120において、センサ機構として歯車
111、121と磁気センサ112,122を用いてい
たが、これに代わり、スリット式やタコジェネレータ式
のセンサ機構を用いるようにしてもよい。ただし現状の
技術では、歯車と磁気式の近接センサを用いたセンサ機
構が、応答時間が最も短く好ましい。
【0072】更に、上記実施の形態では、歯車121の
歯の位置を同期機1の界磁コイルの位置(正確には、界
磁コイルの機械上の中心ではなく、磁界の中心)に合わ
せて配設しても良いが、歯の位置を界磁コイルの位置に
関係付けることなく任意の位置に配設した場合には、機
械・電気角補正器212により機械・電気角θfを調整
することにより、正確な位相角度PHSを求めることが
できる。
【0073】もちろん本発明は、同期機の回転数及び回
転位相を検出するのみならず、他の回転体の回転数及び
回転位相を検出するのにも適用することができる。
【0074】
【0075】
【発明の効果】 以上実施の形態とともに具体的に説明し
たように、本発明によれば、 高周波の時間パルス(T
P)と、回転体が1回転する間に多数出力される回転パ
ルス(NP1)と、この第1の回転パルス(NP1)の
出力数よりも少なく出力される第2の回転パルス(NP
2)と、所定タイミングで出力される位相角計測指令
(Y)を発生させ、第1の回転パルス(NP1)と第2
の回転数パルス(NP2)と位相角計測指令(Y)を用
いて演算した位相角(PH)と、時間パルス(TP)と
第1の回転パルス(NP1)と位相角計測指令(Y)を
用いて演算した補正位相角(ΔPH)と、を加えること
により、位相角度(PHS)を求めるようにしたので、
正確な位相角度を求めることができる。
【0076】また本発明では、歯車と近接センサを用い
たセンサ機構を用いて、回転体の回転に対応した回転パ
ルス(NP1),(NP2)を出力するようにしたの
で、応答性よく、しかもパルス間隔が正確な回転パルス
が得られ、ひいては、正確な回転数及び回転位相を検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る回転状態検出装置を
示す回路図。
【図2】回転状態検出装置のパルス信号を示すタイミン
グ図。
【図3】回転パルスとカウンタの動作タイミングとの関
係を示す説明図。
【図4】ガスタービン発電設備を示す構成図。
【符号の説明】
1 同期機 2 ガスタービン 3,4 遮断器 5 インバータ 6 トランス 7 起動制御装置 7a トルク一定制御器 7b 出力一定制御器 7c PWM合成器 8 回転状態検出装置 8a パルス発生器 8b 位相角演算器 8c 回転数演算器 9 整流器 10 発電機制御装置 11,12 トランス 100 回転軸 110,120 回転パルス発生装置 111,121 歯車 112,122 近接センサ 113,123 パルス出力回路 130 時間パルス発振器 140 低速回転数演算装置 141 パルスカウンタ 142 回転数演算器 150 高速回転数演算装置 151 パルスカウンタ 152 回転数演算器 160 回転数選択装置 161 回転数判定器 162,163 選択スイッチ 171 回転数表示器 172 位相角度表示器 180 位相角演算装置 181 パルスカウンタ 182 位相角演算器 190 位相角計測指令器 200 パルス間角度演算装置 201 パルスカウンタ 202 補正値演算器 210 位相角度演算出力装置 211 加算器 212 機械・電気角補正器 213 遅延時間補正器 NP1,NP2 回転パルス TP 時間パルス P1,P2,P3,P4 積算パルス数 NL ,NH 回転数 Y 位相角計測指令 PH 位相角 ΔPH 補正位相角 PHS 位相角度 θf 機械・電気角 θt 遅延時間補正角 s ゲート制御信号 p パルス信号 θ 位相 n 回転数 L1 電力系統 C カウント端子 L ラッチ端子 Z ゼロクリア端子 R 読出端子

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波の時間パルス(TP)を出力する
    時間パルス発振器(130) と、 回転体が1回転する間に多数の第1の回転パルス(NP
    1)を出力する第1の回転パルス発生装置(110) と、 前記回転体が1回転する間に前記第1の回転パルス(N
    P1)の出力数よりも少ない数の第2の回転パルス(N
    P2)を出力する第2の回転パルス発生装置(120) と、 前記時間パルス(TP)と前記第1の回転パルス(NP
    1)が入力され、先行する第1の回転パルス(NP1)
    とこれに続く第1の回転パルス(NP1)との間の期間
    において、時間パルス(TP)の入力数をカウントし、
    このカウント数を示す積算パルス数(P1)を出力する
    パルスカウンタ(141) と、 予め決めたタイミングで位相角計測指令(Y)を出力す
    る位相角計測指令器(190) と、 前記第1の回転パルス(NP1)と前記第2の回転数パ
    ルス(NP2)と前記位相角計測指令(Y)が入力さ
    れ、第2の回転パルス(NP2)が入力された時点から
    位相角計測指令(Y)が入力された時点までの期間にお
    いて、第1の回転パルス(NP1)の入力数をカウント
    し、このカウント数を基に位相角(PH)を演算して出
    力する位相角演算装置(180) と、 前記時間パルス(TP)と前記第1の回転パルス(NP
    1)と前記積算パルス数(P1)と前記位相角計測指令
    (Y)が入力され、第1の回転パルス(NP1)が入力
    された時点から位相角計測指令(Y)が入力された時点
    までの期間において、時間パルス(TP)の入力数をカ
    ウントし、このカウント数と前記積算パルス数(P1)
    とを基に補正位相角(ΔPH)を演算して出力するパル
    ス間角度演算装置(200) と、 前記位相角(PH)に前記補正位相角(ΔPH)を加え
    ることにより、位相角度(PHS)を求めて出力する位
    相角度演算出力装置(210) と、 を備えたことを特徴とする回転状態検出装置。
  2. 【請求項2】 高周波の時間パルス(TP)を出力する
    時間パルス発振器(130) と、 回転体が1回転する間に多数の第1の回転パルス(NP
    1)を出力する第1の回転パルス発生装置(110) と、 前記回転体が1回転する間に前記第1の回転パルス(N
    P1)の出力数よりも少ない数の第2の回転パルス(N
    P2)を出力する第2の回転パルス発生装置(120) と、 前記時間パルス(TP)と前記第1の回転パルス(NP
    1)が入力され、先行する第1の回転パルス(NP1)
    とこれに続く第1の回転パルス(NP1)との間の期間
    において、時間パルス(TP)の入力数をカウントし、
    このカウント数を示す積算パルス数(P1)を基に前記
    回転体の回転数を示す第1の回転数(NL)を演算して
    出力する低速回転数演算装置(140) と、 前記時間パルス(TP)と前記第2の回転パルス(NP
    2)が入力され、先行する第2の回転パルス(NP2)
    とこれに続く第2の回転パルス(NP2)との間の期間
    において、時間パルス(TP)の入力数をカウントし、
    このカウント数を基に前記回転体の回転数を示す第2の
    回転数(NH)を演算して出力する高速回転数演算装置
    (150) と、 第1の回転数(NL)と第2の回転数(NH)とが入力
    されると共に、判定回転数が設定されており、回転数
    (NL),(NH)の値が判定回転数以下であるときに
    は第1の回転数(NL)を出力し、回転数(NL),
    (NH)の値が判定回転数を越えるときには第2の回転
    数(NH)を出力する回転数選択装置(160)と、 予め決めたタイミングで位相角計測指令(Y)を出力す
    る位相角計測指令器(190) と、 前記第1の回転パルス(NP1)と前記第2の回転数パ
    ルス(NP2)と前記位相角計測指令(Y)が入力さ
    れ、第2の回転パルス(NP2)が入力された時点から
    位相角計測指令(Y)が入力された時点までの期間にお
    いて、第1の回転パルス(NP1)の入力数をカウント
    し、このカウント数を基に位相角(PH)を演算して出
    力する位相角演算装置(180) と、 前記時間パルス(TP)と前記第1の回転パルス(NP
    1)と前記積算パルス数(P1)と前記位相角計測指令
    (Y)が入力され、第1の回転パルス(NP1)が入力
    された時点から位相角計測指令(Y)が入力された時点
    までの期間において、時間パルス(TP)の入力数をカ
    ウントし、このカウント数と前記積算パルス数(P1)
    とを基に補正位相角(ΔPH)を演算して出力するパル
    ス間角度演算装置(200) と、 前記位相角(PH)に前記補正位相角(ΔPH)を加え
    ることにより、位相角度(PHS)を求めて出力する位
    相角度演算出力装置(210) と、 を備えたことを特徴とする回転状態検出装置。
  3. 【請求項3】前記第1の回転パルス発生装置(110) 及び
    第2の回転パルス発生装置(120) は、回転体に同心状態
    で嵌合された歯車と、この歯車の歯を検出する近接セン
    サを備え、近接センサが歯車の歯を検出する毎に前記回
    転パルス(NP1), (NP2)を出力することを特徴
    とする請求項1または請求項2の回転状態検出装置。
  4. 【請求項4】前記位相角度演算出力装置(210) は、機械
    ・電気角補正器(212) および遅延時間補正器(213) を具
    えたことを特徴とする請求項または請求項の回転状
    態検出装置。
JP20331996A 1996-08-01 1996-08-01 回転状態検出装置 Expired - Lifetime JP3364088B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20331996A JP3364088B2 (ja) 1996-08-01 1996-08-01 回転状態検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20331996A JP3364088B2 (ja) 1996-08-01 1996-08-01 回転状態検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1048235A JPH1048235A (ja) 1998-02-20
JP3364088B2 true JP3364088B2 (ja) 2003-01-08

Family

ID=16472058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20331996A Expired - Lifetime JP3364088B2 (ja) 1996-08-01 1996-08-01 回転状態検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3364088B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007093406A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Ntn Corp ドライブシャフトの軸トルク測定方法および測定装置
JP2007093407A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Ntn Corp ドライブシャフトの軸トルク測定方法および測定装置
JP5756267B2 (ja) 2010-09-03 2015-07-29 オリンパス株式会社 エンコーダ用信号処理回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1048235A (ja) 1998-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4541071B2 (ja) 指示計器および初期化駆動装置
JP2892802B2 (ja) 電動機の速度制御装置
KR910005302B1 (ko) 디지탈 이동 검출장치
EP3454469B1 (en) Torque ripple reduction for a generator and wind turbine including the same
KR860001999B1 (ko) 디지탈 이동 검출 장치
JP4485723B2 (ja) 多相電動ステッパーモータの設定方法
JP3364088B2 (ja) 回転状態検出装置
US7132817B2 (en) Unbalance dynamic load generator
US20130193884A1 (en) Synchronous machine starting device
JP3351278B2 (ja) 電気車の制御方法およびそれを用いた制御装置
KR100905022B1 (ko) 속도센서를 갖는 영구자석 동기 전동기용 인버터 및 그의고장 검출 방법
JP2005525071A (ja) 高速の回転数領域での出力変動を低減できる永久磁石制御式の同期機のベクトル制御方法および装置
JPH0331722A (ja) 指示装置の指針の絶対位置の検出方法及び指示装置
JP2000156998A (ja) ステッピングモ―タの速度制御方法および速度制御装置
JPH01138992A (ja) デジタル式すべり周波数発生方法及び装置
US20040001390A1 (en) Electronic timepiece
JP2002296083A (ja) 流量計
EP0522657A1 (en) Control circuit for a direct current/three-phase current converter
JPH01174284A (ja) レゾルバによる速度検出装置
US20210072722A1 (en) Drive controller with self-contained correction function of position errors
JP2003009576A (ja) ロータ位置検知装置
JPH05231968A (ja) トルク検出装置
JPH10252549A (ja) 回転数検出装置及び回転機械の制御装置
JPH1010245A (ja) 電子時計のモータ制御回路
JPH07284300A (ja) 可変速駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020625

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071025

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081025

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091025

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101025

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111025

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121025

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131025

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term