JP3363395B2 - 2軸押出機 - Google Patents
2軸押出機Info
- Publication number
- JP3363395B2 JP3363395B2 JP02225799A JP2225799A JP3363395B2 JP 3363395 B2 JP3363395 B2 JP 3363395B2 JP 02225799 A JP02225799 A JP 02225799A JP 2225799 A JP2225799 A JP 2225799A JP 3363395 B2 JP3363395 B2 JP 3363395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- plate
- blade
- end plate
- screw blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 9
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 23
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 16
- 230000009471 action Effects 0.000 description 12
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 5
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 101150076749 C10L gene Proteins 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000003801 milling Methods 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 2
- 239000004449 solid propellant Substances 0.000 description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000011038 discontinuous diafiltration by volume reduction Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000010893 paper waste Substances 0.000 description 1
- 239000013502 plastic waste Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
- 239000002916 wood waste Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/362—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using static mixing devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/395—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders
- B29C48/40—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders using two or more parallel screws or at least two parallel non-intermeshing screws, e.g. twin screw extruders
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種プラスチッ
ク等の廃棄物を混練圧縮(減容化)し高密度物として排
出したり、又は各種プラスチック等の廃棄物を混練圧
縮、加熱(自己発熱や外部加熱)して、熱可塑性処理物
を軟化、溶融させて非溶融物(木くず、紙くずその他)
等と混合し固形化、減容化して排出する2軸押出機に関
するものである。
ク等の廃棄物を混練圧縮(減容化)し高密度物として排
出したり、又は各種プラスチック等の廃棄物を混練圧
縮、加熱(自己発熱や外部加熱)して、熱可塑性処理物
を軟化、溶融させて非溶融物(木くず、紙くずその他)
等と混合し固形化、減容化して排出する2軸押出機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の2軸押出機は、各種プラスチッ
ク等の廃棄物の減容のみならず、それらの固形燃料化に
も幅広く使用されており、例えば特開平3−56152
号公報にその一例を挙げることができる。この2軸押出
機は図13に示すように本体ケース02の上部一側に供
給口03を設けるとともに、他側に押出し用金型04を
設置し、該押出し用金型04に複数個の三角形状の排出
ノズル05を形成し、本体ケース02の内部に回転方向
の異なる2本のスクリュー06を平行に設置し、該スク
リューの先端部に延設した短軸07を押出し用金型04
から突出させて、その先端部に切断刃08を取付けたも
のである。
ク等の廃棄物の減容のみならず、それらの固形燃料化に
も幅広く使用されており、例えば特開平3−56152
号公報にその一例を挙げることができる。この2軸押出
機は図13に示すように本体ケース02の上部一側に供
給口03を設けるとともに、他側に押出し用金型04を
設置し、該押出し用金型04に複数個の三角形状の排出
ノズル05を形成し、本体ケース02の内部に回転方向
の異なる2本のスクリュー06を平行に設置し、該スク
リューの先端部に延設した短軸07を押出し用金型04
から突出させて、その先端部に切断刃08を取付けたも
のである。
【0003】そして、供給口03から本体ケース02内
に投入された処理物(原料)aはスクリュー06により
破砕されると同時に混練圧縮されながら排出側に向かっ
て送られ、押出し用金型04の排出ノズル05を通過し
て外部に押出し成形される。押出し成形された処理物
(製品)bは押出し用金型04の外側で回転している切
断刃08によって切断される。
に投入された処理物(原料)aはスクリュー06により
破砕されると同時に混練圧縮されながら排出側に向かっ
て送られ、押出し用金型04の排出ノズル05を通過し
て外部に押出し成形される。押出し成形された処理物
(製品)bは押出し用金型04の外側で回転している切
断刃08によって切断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の2軸押出機
において、スクリュー06の製作性等の理由から、ケー
ス02の一端から他端に至るスクリュー06の羽根06
aは、排出ノズル05を有する端板04に接せずに、か
なりの空隙sを持って設けられている。このため、スク
リュー06で混練圧縮されながら移動して来た処理物a
はその空隙sでスクリュー羽根06aによる直接の送り
作用を受けなくなり、排出ノズル05から円滑に押し出
されない。
において、スクリュー06の製作性等の理由から、ケー
ス02の一端から他端に至るスクリュー06の羽根06
aは、排出ノズル05を有する端板04に接せずに、か
なりの空隙sを持って設けられている。このため、スク
リュー06で混練圧縮されながら移動して来た処理物a
はその空隙sでスクリュー羽根06aによる直接の送り
作用を受けなくなり、排出ノズル05から円滑に押し出
されない。
【0005】また、従来のスクリュー06はその全長に
亘ってスクリュー羽根06aのリード角が一定である。
このため、上記隙間sの存在と相俟って、処理物bの円
滑な排出がなされていない。
亘ってスクリュー羽根06aのリード角が一定である。
このため、上記隙間sの存在と相俟って、処理物bの円
滑な排出がなされていない。
【0006】この発明は、排出ノズルからの処理物の排
出を円滑にするとともに、上記排出用金型全域から排出
し得るようにすることを課題とする。
出を円滑にするとともに、上記排出用金型全域から排出
し得るようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、まず、排出ノズルを有する端板(排出
用金型)付近(スクリューの終端付近)の処理物の押し
出し圧を高めるようにしたのである。押し出し圧が高ま
れば、排出ノズルからの処理物の排出効率は高くなると
ともに、排出される処理物の圧縮率も向上する。その押
し出し圧の向上は、スクリュー羽根の終端端面をスクリ
ュー羽根半径方向全長に亘って端板に接しさせること、
等により得ることができる。スクリュー羽根の終端端面
が端面に接すれば、上記隙間sの存在がなくなり、その
スクリュー羽根の回転により押圧力が働くとともに、そ
のスクリュー羽根の終端端面と端板との間で摩砕作用が
行われる。ここで、「接する」とは摺接のみならず、わ
ずかの隙間をもって近接し、端板との間で摩砕作用を行
う程度の場合も含む。
に、この発明は、まず、排出ノズルを有する端板(排出
用金型)付近(スクリューの終端付近)の処理物の押し
出し圧を高めるようにしたのである。押し出し圧が高ま
れば、排出ノズルからの処理物の排出効率は高くなると
ともに、排出される処理物の圧縮率も向上する。その押
し出し圧の向上は、スクリュー羽根の終端端面をスクリ
ュー羽根半径方向全長に亘って端板に接しさせること、
等により得ることができる。スクリュー羽根の終端端面
が端面に接すれば、上記隙間sの存在がなくなり、その
スクリュー羽根の回転により押圧力が働くとともに、そ
のスクリュー羽根の終端端面と端板との間で摩砕作用が
行われる。ここで、「接する」とは摺接のみならず、わ
ずかの隙間をもって近接し、端板との間で摩砕作用を行
う程度の場合も含む。
【0008】つぎに、この発明は、上記端部のスクリュ
ー羽根をボス部に切込みを形成して喰い込ませたのであ
る。スクリュー羽根がボス部に喰い込めば、スクリュー
羽根によって中心近くまで処理物を押し込むことがで
き、このため、その部分にも排出ノズルを形成できるこ
ととなって、押し出し面積の拡大を図り得る。
ー羽根をボス部に切込みを形成して喰い込ませたのであ
る。スクリュー羽根がボス部に喰い込めば、スクリュー
羽根によって中心近くまで処理物を押し込むことがで
き、このため、その部分にも排出ノズルを形成できるこ
ととなって、押し出し面積の拡大を図り得る。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態としては、
両端面が閉塞された筒状胴体(ケーシング)内にその筒
軸方向の2本の回転軸を平行に設け、前記胴体の一端か
ら原料を胴体内に供給し、前記回転軸を回転させて、そ
の外周の軸方向に設けたスクリュー羽根によって前記原
料を混練圧縮して他端の端板の排出ノズルから処理物を
排出する2軸押出機において、前記胴体の一端から他端
に至るスクリュー羽根のその他端部はボス部に切込みが
形成されて喰い込んでおり、かつ、そのスクリュー羽根
の他端端面は、スクリュー羽根の半径方向全長に亘って
上記端板に接している構成を採用し得る。
両端面が閉塞された筒状胴体(ケーシング)内にその筒
軸方向の2本の回転軸を平行に設け、前記胴体の一端か
ら原料を胴体内に供給し、前記回転軸を回転させて、そ
の外周の軸方向に設けたスクリュー羽根によって前記原
料を混練圧縮して他端の端板の排出ノズルから処理物を
排出する2軸押出機において、前記胴体の一端から他端
に至るスクリュー羽根のその他端部はボス部に切込みが
形成されて喰い込んでおり、かつ、そのスクリュー羽根
の他端端面は、スクリュー羽根の半径方向全長に亘って
上記端板に接している構成を採用し得る。
【0010】上記スクリュー羽根の端面には周方向一定
長さの端板に接するフラット面を連続して設けることが
できる。このようにすれば、そのフラット面が端板に接
して回転されるため、このフラット面と端板間で処理物
の挽臼作用が生じて、可溶融物原料(処理物)に内部摩
擦作用を発生させて自己発熱を誘導し、効率よく軟化溶
融させることができるばかりか、非溶融物との効率的な
混合作用も行い、排出後に嵩の戻りが起こらない充分な
減容、固形化を実現することができる。
長さの端板に接するフラット面を連続して設けることが
できる。このようにすれば、そのフラット面が端板に接
して回転されるため、このフラット面と端板間で処理物
の挽臼作用が生じて、可溶融物原料(処理物)に内部摩
擦作用を発生させて自己発熱を誘導し、効率よく軟化溶
融させることができるばかりか、非溶融物との効率的な
混合作用も行い、排出後に嵩の戻りが起こらない充分な
減容、固形化を実現することができる。
【0011】上記スクリュー羽根の他端部のスクリュー
面は中心に向かいスクリュー羽根の一端側に傾斜してい
ることが好ましく、このようにすれば、処理物が中心に
寄せられる作用が大きく働き、中心側の排出効果が高く
なる。傾斜は徐々に連続しても、途中からでもよい。
面は中心に向かいスクリュー羽根の一端側に傾斜してい
ることが好ましく、このようにすれば、処理物が中心に
寄せられる作用が大きく働き、中心側の排出効果が高く
なる。傾斜は徐々に連続しても、途中からでもよい。
【0012】上記スクリュー羽根の端板への近接(摺
接)の具体的構成としては、上記スクリュー羽根の他端
と上記端板の間の上記回転軸にボスを嵌め込み、このボ
スの外周にその周方向の扇状板を設け、この扇状板の前
記端板側側面を、前記スクリュー羽根のスクリュー面に
連続するスクリュー状として、スクリュー羽根の一部と
したものとし得る。
接)の具体的構成としては、上記スクリュー羽根の他端
と上記端板の間の上記回転軸にボスを嵌め込み、このボ
スの外周にその周方向の扇状板を設け、この扇状板の前
記端板側側面を、前記スクリュー羽根のスクリュー面に
連続するスクリュー状として、スクリュー羽根の一部と
したものとし得る。
【0013】この構成であると、従来のスクリュー羽根
を設計変更する必要なく、この発明の作用・効果を得る
ものとすることができ、また、ボス部の軸方向長さの調
整によって、端板との嵌め合い調整をし得る。
を設計変更する必要なく、この発明の作用・効果を得る
ものとすることができ、また、ボス部の軸方向長さの調
整によって、端板との嵌め合い調整をし得る。
【0014】因みに、スクリュー羽根の他端端面と端板
の間で摩砕作用が行われることは、特開平6−2962
664号公報(公報A)記載の掻き取り刃と同様の作用
を行う。すなわち、比較的長いひも状の処理物や平板状
の原料でも摩砕作用によって破砕、切断することがで
き、このため、そのひも状処理物の存在によって排出ノ
ズル付近の処理物の渋滞がなくなり、処理物を円滑かつ
確実に排出ノズルから排出することができ、排出能力の
向上を図ることができる。
の間で摩砕作用が行われることは、特開平6−2962
664号公報(公報A)記載の掻き取り刃と同様の作用
を行う。すなわち、比較的長いひも状の処理物や平板状
の原料でも摩砕作用によって破砕、切断することがで
き、このため、そのひも状処理物の存在によって排出ノ
ズル付近の処理物の渋滞がなくなり、処理物を円滑かつ
確実に排出ノズルから排出することができ、排出能力の
向上を図ることができる。
【0015】また、スクリュー羽根の終端部(他端部)
のリード角を他に比べて小さくすれば、送り速度が遅く
なる分、スクリュー羽根の押圧力が増大し、排出効率を
向上させ得る。
のリード角を他に比べて小さくすれば、送り速度が遅く
なる分、スクリュー羽根の押圧力が増大し、排出効率を
向上させ得る。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の2軸押出機を示
す部分的に破断した正面図、図2は同上の一部を省略
し、かつ部分的に破断した平面図である。この図におい
て、1は2軸押出機で、ベースプレート2上に設置され
た胴体3を具えている。胴体3は側断面形状が2つの略
円形をなした細長の形状を呈しており、その長さ方向及
び上下方向とも2分割され、ボルトナット等により連結
されて組み立てられている。胴体3の閉塞された一端側
の上部にはプラスチック系廃棄物などの処理物(原料)
aの供給口4が設けられている。胴体3の他端側は開口
して排出口に形成され、該排出口は端板5で閉塞されて
いる。端板5は、その一側に突設したブラケット7が胴
体3に設けたブラケット8と連結ピン9で連結され(図
2参照)、該ピン9を支点として回動し、前記排出口を
開閉するようになっており、また端板5は閉塞した状態
で油圧クランプ機構11により胴体3に締め付けられる
ようになっている(図1鎖線参照)。このクランプ機構
11の詳細は上記公報Aの記載と同じであり、締め付け
部材40の図示矢印の進退によって端板5を胴体3に着
脱する。
す部分的に破断した正面図、図2は同上の一部を省略
し、かつ部分的に破断した平面図である。この図におい
て、1は2軸押出機で、ベースプレート2上に設置され
た胴体3を具えている。胴体3は側断面形状が2つの略
円形をなした細長の形状を呈しており、その長さ方向及
び上下方向とも2分割され、ボルトナット等により連結
されて組み立てられている。胴体3の閉塞された一端側
の上部にはプラスチック系廃棄物などの処理物(原料)
aの供給口4が設けられている。胴体3の他端側は開口
して排出口に形成され、該排出口は端板5で閉塞されて
いる。端板5は、その一側に突設したブラケット7が胴
体3に設けたブラケット8と連結ピン9で連結され(図
2参照)、該ピン9を支点として回動し、前記排出口を
開閉するようになっており、また端板5は閉塞した状態
で油圧クランプ機構11により胴体3に締め付けられる
ようになっている(図1鎖線参照)。このクランプ機構
11の詳細は上記公報Aの記載と同じであり、締め付け
部材40の図示矢印の進退によって端板5を胴体3に着
脱する。
【0017】端板5には胴体3の各円を中心とする内外
2つの円周上に多数個の貫通孔13が設けられている。
胴体3の内面には長さ方向及び上下方向とも複数に分割
され、耐摩耗性を有する分割形胴体ライナー(内張材)
15がコッタ16により取付けられている。胴体ライナ
ー15内には1対の回転軸17,18が互いに平行に、
かつ対向する方向に回転可能に設けられている。この回
転軸17,18は胴体ライナー15内部分の断面が六角
形であり、その外面にそれぞれ6枚の分割形送りスクリ
ュー20……が互いに噛み合うように嵌挿固定されてい
る。そして各送りスクリュー20はその羽根20aが連
続した螺旋状となるように組み付けられる。回転軸1
7,18はこの例では断面六角形としたが、円形として
これに送りスクリュー20をキー等で連結してもよい。
また、送りスクリュー20を6枚に分割したが、分割数
は任意であり、一体ものの1本の送りスクリューを回転
軸17,18に嵌挿固定するようにしてもよい。
2つの円周上に多数個の貫通孔13が設けられている。
胴体3の内面には長さ方向及び上下方向とも複数に分割
され、耐摩耗性を有する分割形胴体ライナー(内張材)
15がコッタ16により取付けられている。胴体ライナ
ー15内には1対の回転軸17,18が互いに平行に、
かつ対向する方向に回転可能に設けられている。この回
転軸17,18は胴体ライナー15内部分の断面が六角
形であり、その外面にそれぞれ6枚の分割形送りスクリ
ュー20……が互いに噛み合うように嵌挿固定されてい
る。そして各送りスクリュー20はその羽根20aが連
続した螺旋状となるように組み付けられる。回転軸1
7,18はこの例では断面六角形としたが、円形として
これに送りスクリュー20をキー等で連結してもよい。
また、送りスクリュー20を6枚に分割したが、分割数
は任意であり、一体ものの1本の送りスクリューを回転
軸17,18に嵌挿固定するようにしてもよい。
【0018】図3、図4は回転軸17,18の端板5側
の端部にボルト22により端板5と近接して固定された
押し込み(羽根)部材23を示すものである。この押し
込み部材23は、ボス部24と、その外周の所定範囲に
形成した扇状押し込み板部25と、嵌合軸部26とから
構成され、回転軸17、18の回転により、図7の様に
内々回転する。押し込み板部25は、後記排出ノズル3
3に相対していて、端板5側の側面がスクリュー部(捩
れ面)25aとこれに続くフラット部(フラット面)2
5bとからなり、送りスクリュー20の羽根20a終端
と押し込み部材23のスクリュー部25aの始端とが重
合状に配設されている(図2参照)。
の端部にボルト22により端板5と近接して固定された
押し込み(羽根)部材23を示すものである。この押し
込み部材23は、ボス部24と、その外周の所定範囲に
形成した扇状押し込み板部25と、嵌合軸部26とから
構成され、回転軸17、18の回転により、図7の様に
内々回転する。押し込み板部25は、後記排出ノズル3
3に相対していて、端板5側の側面がスクリュー部(捩
れ面)25aとこれに続くフラット部(フラット面)2
5bとからなり、送りスクリュー20の羽根20a終端
と押し込み部材23のスクリュー部25aの始端とが重
合状に配設されている(図2参照)。
【0019】この実施例では、送りスクリュー20の羽
根20aに対しそのスクリュー部25aのリード角は2
度小さくなっている。このリード角の減少度合は、実験
・実操業に基づき、最適な排出効率を得ることができる
ように適宜に設定する。また、スクリュー部25aはボ
ス部24に切込み24aを形成して喰い込んでいる。こ
の喰い込み量は、実験等により排出効果を考慮して適宜
に選定する。回転軸17、18に固定された両押し込み
部材23は、図7に示すように対称で180°位相して
配置されている点を除けば同一構造である。
根20aに対しそのスクリュー部25aのリード角は2
度小さくなっている。このリード角の減少度合は、実験
・実操業に基づき、最適な排出効率を得ることができる
ように適宜に設定する。また、スクリュー部25aはボ
ス部24に切込み24aを形成して喰い込んでいる。こ
の喰い込み量は、実験等により排出効果を考慮して適宜
に選定する。回転軸17、18に固定された両押し込み
部材23は、図7に示すように対称で180°位相して
配置されている点を除けば同一構造である。
【0020】上記端板5は、その上流側面(押し込み部
材23と対向する面)の凹所に耐摩耗性を有する摩砕板
28が嵌合されており、該摩砕板28には端板5の貫通
孔13と連通する貫通孔30が設けられ、これら貫通孔
30と前記端板5の貫通孔13間に排出ノズル33が装
着されている。
材23と対向する面)の凹所に耐摩耗性を有する摩砕板
28が嵌合されており、該摩砕板28には端板5の貫通
孔13と連通する貫通孔30が設けられ、これら貫通孔
30と前記端板5の貫通孔13間に排出ノズル33が装
着されている。
【0021】55は処理物の定寸切断機構であり、56
は端板5と適宜の間隔を有して平行にボルト57で並設
された支持台、そのボルト57の基端は端板5の一側部
から突出したブラケット58とピンを介して回動可能に
連結されている。したがってボルト57を外せば支持台
56はピンを支点として回動する。この支持台56の回
動軸線より若干ずれた位置に2個の回転刃61が回転可
能に設けられ、この回転刃61の軸62上のスプロケッ
ト間をチェーン63等を介して連動するとともに、一方
の軸62にカップリング等を介してモータ65が設けら
れている。68は蓋板69により端板5の下流側面に形
成した熱媒油ジャケットで、プラスチックの発熱が不充
分な場合に熱媒油を供給して該プラスチックを半溶融さ
せる。尚、回転軸17,18の供給口4側の端部は胴体
3を貫通しており、モータ等の原動機(図示せず)によ
り回転駆動されるようになっている。以上の構成は、送
り込み部材23及び摩砕板28を除いて、上記公報Aに
記載のものとほぼ同様である。
は端板5と適宜の間隔を有して平行にボルト57で並設
された支持台、そのボルト57の基端は端板5の一側部
から突出したブラケット58とピンを介して回動可能に
連結されている。したがってボルト57を外せば支持台
56はピンを支点として回動する。この支持台56の回
動軸線より若干ずれた位置に2個の回転刃61が回転可
能に設けられ、この回転刃61の軸62上のスプロケッ
ト間をチェーン63等を介して連動するとともに、一方
の軸62にカップリング等を介してモータ65が設けら
れている。68は蓋板69により端板5の下流側面に形
成した熱媒油ジャケットで、プラスチックの発熱が不充
分な場合に熱媒油を供給して該プラスチックを半溶融さ
せる。尚、回転軸17,18の供給口4側の端部は胴体
3を貫通しており、モータ等の原動機(図示せず)によ
り回転駆動されるようになっている。以上の構成は、送
り込み部材23及び摩砕板28を除いて、上記公報Aに
記載のものとほぼ同様である。
【0022】次に、この実施例の作用を説明する。処理
物aが供給口4から送りスクリュー20の供給ゾーンへ
投下されると、処理物aはまず平面からみて互いに内側
となる対向方向に回転する回転軸17,18上の送りス
クリュー20により粗砕される。粗砕後、さらに送りス
クリュー20により端板5側へ移送され、この間に回転
軸17,18の回転力により混練圧縮、破砕されながら
摩砕板28に押し付けられると共に排出ノズル33から
順次排出される。また、フラット部25bにより、前記
圧縮された処理物aが確実に排出ノズル33に押し込ま
れると共に摩砕板28との間ですり潰されて細かくされ
る。
物aが供給口4から送りスクリュー20の供給ゾーンへ
投下されると、処理物aはまず平面からみて互いに内側
となる対向方向に回転する回転軸17,18上の送りス
クリュー20により粗砕される。粗砕後、さらに送りス
クリュー20により端板5側へ移送され、この間に回転
軸17,18の回転力により混練圧縮、破砕されながら
摩砕板28に押し付けられると共に排出ノズル33から
順次排出される。また、フラット部25bにより、前記
圧縮された処理物aが確実に排出ノズル33に押し込ま
れると共に摩砕板28との間ですり潰されて細かくされ
る。
【0023】このとき、スクリュー部25aをボス部2
4の一部まで切り込んで、末広状としたので、処理物a
を摩砕板28にほぼ均一に押しつけることができ、全て
の排出ノズル33から均等に排出することができ、従来
のような排出の不均等による過大な電力の振れがなくな
り消費電力を大幅に低減することができる。また、押し
込み部材23のボス部24と摩砕板28との間に入り込
んだ処理物aは、両対向面の協動による挽臼作用によ
り、摩砕されて外方(排出ノズル33側)に移送され
る。また、スクリュー部25によって、処理物aは排出
ノズル33側に押し出され、この作用により、内外2列
に排出ノズル33を多数形成した場合であっても、処理
物aを確実に排出ノズル33に押し込むことが可能とな
り、排出能力を大幅に高めることができる。
4の一部まで切り込んで、末広状としたので、処理物a
を摩砕板28にほぼ均一に押しつけることができ、全て
の排出ノズル33から均等に排出することができ、従来
のような排出の不均等による過大な電力の振れがなくな
り消費電力を大幅に低減することができる。また、押し
込み部材23のボス部24と摩砕板28との間に入り込
んだ処理物aは、両対向面の協動による挽臼作用によ
り、摩砕されて外方(排出ノズル33側)に移送され
る。また、スクリュー部25によって、処理物aは排出
ノズル33側に押し出され、この作用により、内外2列
に排出ノズル33を多数形成した場合であっても、処理
物aを確実に排出ノズル33に押し込むことが可能とな
り、排出能力を大幅に高めることができる。
【0024】図8、9に押し込み部材23の変形例を示
し、この実施例は、図9に示すように、スクリュー部2
5aのスクリュー面が、その半径方向において中心に向
かいスクリュー羽根20aの一端側に傾斜しており、す
なわち、スクリュー部25aがスクリュー先端にいくに
従いスクリュー幅が広がっていくと同時に中心を通る線
上で外周から中心に向かうにつれて低くなるような傾斜
をもっている。
し、この実施例は、図9に示すように、スクリュー部2
5aのスクリュー面が、その半径方向において中心に向
かいスクリュー羽根20aの一端側に傾斜しており、す
なわち、スクリュー部25aがスクリュー先端にいくに
従いスクリュー幅が広がっていくと同時に中心を通る線
上で外周から中心に向かうにつれて低くなるような傾斜
をもっている。
【0025】この実施例では、スクリュー部25aの中
心方向が常に平らである場合より、処理物aが軸中心に
寄せられる作用が大きくなるため、端板5(摩砕板2
8)により均一に圧力をかけることができる。このた
め、摩砕板28全域の排出ノズル33全てから成形物b
がより均一に排出され、機内二軸17、18間に処理物
aが留まって圧縮される現象が生じにくいので電力の振
れがさらに小さくなる。これは消費電力をさらに減少さ
せることとなる。また、2軸間の留まり圧縮がなくなれ
ば、物温もそれ程上がることなく、固形燃料として質の
良い成形物bを得ることができる。さらに、排出ノズル
33を増やしても支障がなく、そのノズル径も小さくし
得るので径の小さい成形物bを得ることができる。
心方向が常に平らである場合より、処理物aが軸中心に
寄せられる作用が大きくなるため、端板5(摩砕板2
8)により均一に圧力をかけることができる。このた
め、摩砕板28全域の排出ノズル33全てから成形物b
がより均一に排出され、機内二軸17、18間に処理物
aが留まって圧縮される現象が生じにくいので電力の振
れがさらに小さくなる。これは消費電力をさらに減少さ
せることとなる。また、2軸間の留まり圧縮がなくなれ
ば、物温もそれ程上がることなく、固形燃料として質の
良い成形物bを得ることができる。さらに、排出ノズル
33を増やしても支障がなく、そのノズル径も小さくし
得るので径の小さい成形物bを得ることができる。
【0026】上記各実施例では、スクリュー20の羽根
20aの一部に切欠20bを設けたが、必らずしも設け
る必要はない。各スクリュー羽根20は端部を重ねて連
続させたが、端部を重ねずに突き合わせて連続させても
よい。また、図5に示すように、押し込み部材23のボ
ス部24及びフラット部25bにも溝27を形成して、
挽臼作用を向上させることもできる。溝27は摩砕板2
8の送り込み部材側(上流側)にも形成し得る。さら
に、実施例では、回転軸17、18を平面からみて互い
に内側に回転させたが、回転軸17、18を平面からみ
て互いに外側に回転させてもよい。この場合、回転軸1
7、18上の送りスクリュー20、押し込み部材23は
図2において上下逆に組み替える。すなわち、回転軸1
7のスクリュー20、押し込み部材23を軸18側、回
転軸18のもの20、23を軸17側とする。
20aの一部に切欠20bを設けたが、必らずしも設け
る必要はない。各スクリュー羽根20は端部を重ねて連
続させたが、端部を重ねずに突き合わせて連続させても
よい。また、図5に示すように、押し込み部材23のボ
ス部24及びフラット部25bにも溝27を形成して、
挽臼作用を向上させることもできる。溝27は摩砕板2
8の送り込み部材側(上流側)にも形成し得る。さら
に、実施例では、回転軸17、18を平面からみて互い
に内側に回転させたが、回転軸17、18を平面からみ
て互いに外側に回転させてもよい。この場合、回転軸1
7、18上の送りスクリュー20、押し込み部材23は
図2において上下逆に組み替える。すなわち、回転軸1
7のスクリュー20、押し込み部材23を軸18側、回
転軸18のもの20、23を軸17側とする。
【0027】また、実施例では、押し込み部材23をス
クリュー20と別途に設けたが、図10乃至図12に示
すように、最終のスクリュー20の端部に押し込み部材
23と同形状の押し込み部23aを形成して、スクリュ
ー20と一体ものとしてもよい。
クリュー20と別途に設けたが、図10乃至図12に示
すように、最終のスクリュー20の端部に押し込み部材
23と同形状の押し込み部23aを形成して、スクリュ
ー20と一体ものとしてもよい。
【0028】
【発明の効果】この発明は、以上のように、端板(排出
ノズル)付近の押し出し力を向上させたので、処理物の
円滑な排出作用を得ることができるとともに、圧縮効果
も向上する。また、処理物を回転軸心側へも押し込むよ
うにしたので、排出面積を広くすることができ、消費電
力の削減を図る得るとともに、処理物(成形物)の径を
小さくし得る。
ノズル)付近の押し出し力を向上させたので、処理物の
円滑な排出作用を得ることができるとともに、圧縮効果
も向上する。また、処理物を回転軸心側へも押し込むよ
うにしたので、排出面積を広くすることができ、消費電
力の削減を図る得るとともに、処理物(成形物)の径を
小さくし得る。
【図1】この発明の一実施例の2軸押出機を示す部分的
に破断した正面図
に破断した正面図
【図2】同上の一部を省略し、かつ部分的に破断した平
面図
面図
【図3】同実施例の押し込み部材を示し、(a)は左側
面図、(b)は正面図、(c)は90度左回転させた平
面図、(d)は右側面図
面図、(b)は正面図、(c)は90度左回転させた平
面図、(d)は右側面図
【図4】同押し込み部材の斜視図
【図5】押し込み部材の他例の左側面図
【図6】端板に組み込まれた摩砕板の上流側の側面図
【図7】両回転軸に設けた押し込み部材の関係図
【図8】押し込み部材の他例を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図
(b)は正面図
【図9】同例の構成説明図
【図10】他の実施例の2軸押出機を示す部分的に破断
した正面図
した正面図
【図11】同上の一部を省略し、かつ部分的に破断した
平面図
平面図
【図12】同実施例の押し込み部材(スクリュー)の斜
視図
視図
【図13】従来例の縦断正面図
【符号の説明】
1 2軸押出機
3 胴体
4 供給口
5 端板
11 油圧クランプ機構
15 胴体ライナー
17、18 回転軸
20 送りスクリュー
20a スクリュー羽根
23 押し込み部材
24 ボス部
24a 切込み
25 扇状押し込み板部
25a スクリュー部
25b フラット部
27 凹溝
28 摩砕板
33 排出ノズル
40 締め付け部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI
B29C 47/40 B29C 47/60
47/60 C10L 5/48
// C10L 5/48 B09B 3/00 303G
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B30B 9/28
B09B 3/00
B29B 7/20
B29C 47/40
B29C 47/60
C10L 5/48
Claims (4)
- 【請求項1】 両端面が閉塞された筒状胴体3内にその
筒軸方向の2本の回転軸17、18を平行に設け、前記
胴体3の一端から原料aを胴体3内に供給し、前記回転
軸17、18を回転させて、その外周の軸方向に設けた
スクリュー羽根20aによって前記原料aを混練圧縮し
て他端の端板5の排出ノズル33から処理物bを排出す
る2軸押出機において、 上記胴体3の一端から他端に至るスクリュー羽根20
a、25aのその他端部25aはボス部24に切込み2
4aが形成されて喰い込んでおり、かつ、そのスクリュ
ー羽根25aの他端端面は、そのスクリュー羽根25a
の半径方向全長に亘って上記端板5に接していることを
特徴とする2軸押出機。 - 【請求項2】 上記スクリュー羽根25aの端面には周
方向一定長さの上記端板5に接するフラット面25bが
連続して設けられていることを特徴とする請求項1に記
載の2軸押出機。 - 【請求項3】 上記スクリュー羽根20a、25aの他
端部25aのスクリュー面は中心に向かいスクリュー羽
根20aの一端側に傾斜していることを特徴とする請求
項1又は2に記載の2軸押出機。 - 【請求項4】 上記スクリュー羽根20aの他端と上記
端板5の間の上記回転軸17、18にボス24を嵌め込
み、このボス24の外周にその周方向の扇状板25を設
け、この扇状板25の前記端板5側側面を、前記スクリ
ュー羽根20aのスクリュー面に連続するスクリュー状
として、スクリュー羽根20aの一部25aとしたこと
を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の2軸押
出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02225799A JP3363395B2 (ja) | 1998-03-31 | 1999-01-29 | 2軸押出機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8701098 | 1998-03-31 | ||
JP10-87010 | 1998-03-31 | ||
JP02225799A JP3363395B2 (ja) | 1998-03-31 | 1999-01-29 | 2軸押出機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11342497A JPH11342497A (ja) | 1999-12-14 |
JP3363395B2 true JP3363395B2 (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=26359433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02225799A Expired - Fee Related JP3363395B2 (ja) | 1998-03-31 | 1999-01-29 | 2軸押出機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3363395B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4459293B1 (ja) * | 2009-06-23 | 2010-04-28 | 株式会社栗本鐵工所 | 押出機 |
-
1999
- 1999-01-29 JP JP02225799A patent/JP3363395B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11342497A (ja) | 1999-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4034248B2 (ja) | 定量供給装置、混練押出し設備及び定量供給方法、混練押出し方法 | |
US6883953B1 (en) | Apparatus for pre-treatment and subsequent plastification or agglomeration of synthetic plastic materials | |
DK2766159T3 (en) | An apparatus for processing plastics material | |
JPH0439405B2 (ja) | ||
FR2490995A1 (fr) | Dispositif de transformation, du type extrudeuse, pour obtenir des produits intermediares, tels que bandes, granules, a partir de melanges pulverulents de caoutchouc | |
AU676108B2 (en) | Device for processing thermoplastic materials | |
JPH02202403A (ja) | 熱可塑性合成樹脂廃棄物、特にフィルム、糸等を連続的に再顆粒化するための固形化装置 | |
JP2014530134A (ja) | プラスチック材料処理装置 | |
KR19980703772A (ko) | 열가소성 재료 제조 장치 | |
JP3382875B2 (ja) | 2軸押出機のスクリュー羽根構造 | |
JP3363395B2 (ja) | 2軸押出機 | |
JPH09225942A (ja) | 廃プラスチック再生方法及び再生機 | |
JPH11285898A (ja) | 2軸押出機 | |
US20060034961A1 (en) | Device for processing plastic waste | |
CN212167287U (zh) | 一种生物质燃料处理装置 | |
JP2002361492A (ja) | 廃棄物の固形化押出し装置 | |
US20010001670A1 (en) | Briquet forming machine and feeder system therefor | |
JPH06285951A (ja) | 2軸押出機 | |
JP2790035B2 (ja) | 2軸押出機 | |
WO1999025528A1 (en) | Chopper mixing screw | |
JPH0390313A (ja) | 破砕圧縮装置 | |
JPH0729356B2 (ja) | 2軸押出機 | |
CN108990562A (zh) | 一种生物发电中粉碎挤压成型机 | |
KR20040064424A (ko) | 폐기물을 이용한 고체연료 성형장치 | |
JPH07266339A (ja) | 廃プラスチック材を含む廃棄物の減容固形化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |