JPH06285951A - 2軸押出機 - Google Patents

2軸押出機

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JPH06285951A
JPH06285951A JP5074290A JP7429093A JPH06285951A JP H06285951 A JPH06285951 A JP H06285951A JP 5074290 A JP5074290 A JP 5074290A JP 7429093 A JP7429093 A JP 7429093A JP H06285951 A JPH06285951 A JP H06285951A
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screw
end plate
twin
feed
feed screw
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Tatsuo Hayashi
辰雄 林
Toshimi Nishitarumi
利美 西埀水
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Kurimoto Ltd
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃棄物の処理能力の低下がなく、かつ廃棄物
の供給量の変動があっても破砕、圧縮及び粉砕力が変化
することがなく、安定した性能を維持することができる
2軸押出機を提供すること。 【構成】 一端側の上部に原料供給口4が設けられてい
るとともに、他端側に複数個の排出ノズル33を有する端
板5が取付けられた胴体3と、この胴体内に対向する方
向に回転可能に設けられた1対の回転軸17,18と、この
回転軸に設けられた送りスクリューとを具え、供給口4
から供給される原料を送りスクリューで搬送しながら圧
縮し高密度物として端板5の排出ノズル33から排出させ
るようになっている。送りスクリューの長手方向の一部
に戻しスクリュー204を、その両端部を隣接する送りス
クリュー203,205の端部に接続して設けている。戻りス
クリュー204の長手方向の一部に切欠き部21を設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種プラスチック等
の廃棄物を圧縮(減容化)し高密度物として排出した
り、又は各種プラスチック等の廃棄物を圧縮、加熱(自
己発熱や外部加熱)して、熱可塑性処理物を軟化、溶融
させて非溶融物(木くず、紙くずその他)等と混合し固
形化、減容化して排出する2軸押出機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より嵩高なプラスチック系廃棄物の
圧縮(減容化)方法として1軸又は2軸のスクリュー式
押出機が採用されている。この種の押出機として、例え
ば実公平2-33912号公報を挙げることができる。
【0003】しかしながら、前記のものは、図18に示す
ように廃棄物を破砕、圧縮及び粉砕するための小さな隙
間S01を圧搾体01,01′と耐摩耗性内張体02との間に形
成し、この隙間を廃棄物が通過するようにしているた
め、破砕されない比較的大きい廃棄物(片)がその前部
で停滞することがあり、処理能力が低下するという問題
がある。また、廃棄物の供給量の変動があると、破砕、
圧縮及び粉砕力が変化し、その性能が不安定となるなど
の問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、前
記のような従来の問題点を解決し、廃棄物の処理能力の
低下がなく、かつ廃棄物の供給量の変動があっても破
砕、圧縮及び粉砕力が変化することがなく、安定した性
能を維持することができる2軸押出機を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、一端側の上部に原料供給口が設
けられているとともに、他端側に複数個の排出孔を有す
る端板が取付けられた胴体と、この胴体内に対向する方
向に回転可能に設けられた1対の回転軸と、この回転軸
に設けられた送りスクリューとを具え、供給口から供給
される原料を送りスクリューで搬送しながら圧縮し高密
度物として端板の排出孔から排出させるように構成され
た2軸押出機において、送りスクリューの長手方向の一
部に戻しスクリューを、その端部を隣接する送りスクリ
ューの端部に接続して設け、かつこの戻りスクリューの
長手方向の一部に切欠き部を設けている。
【0006】請求項2の発明は、一端側の上部に原料供
給口が設けられているとともに、他端側に複数個の排出
孔を有する端板が取付けられた胴体と、この胴体内に対
向する方向に回転可能に設けられた1対の回転軸と、こ
の回転軸に設けられた送りスクリューとを具え、前記供
給口から供給される原料を送りスクリューで搬送しなが
ら圧縮し高密度物として端板の排出孔から排出させるよ
うに構成された2軸押出機において、送りスクリューの
長手方向の一部に戻しスクリューを、その両端部を隣接
する送りスクリューの端部との間に隙間を形成して設
け、かつこの戻りスクリューの長手方向の一部に切欠き
部を設けている。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、回転軸の端板側の端部に掻き取り刃を外周に有する
掻取部材を端板と近接して設けている。請求項4の発明
は、請求項3において、端板と対向する掻取部材の下流
側面に半径方向に対して所定角度傾斜した凹溝を形成し
ている。請求項5の発明は、請求項4において、掻取部
材と対向する端板の上流側面に摩砕板を設け、この摩砕
板の上流側面に半径方向に対して所定角度傾斜した凹溝
を形成している。
【0008】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれか1項において、端板が胴体に対して着脱可能に取
付けられるようになっており、取付時に該端板を胴体に
対して締め付ける油圧クランプ機構を設けている。請求
項7の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項におい
て、胴体内に胴体ライナーを設けるとともに、供給口直
下の胴体ライナーの内面に解砕用突起を設け、送りスク
リューを平面からみて互いに外側に回転するようにして
いる。請求項8の発明は、請求項7において、解砕用突
起と対向する送りスクリューの長手方向の一部に切欠き
部を設けている。
【0009】
【作用】前記のように送りスクリューの長手方向の一部
に、切欠き部を有する戻しスクリューを設けたので、送
りスクリューで送られる原料は戻しスクリューにより逆
送り(戻し)作用を受けることとなり、送りスクリュー
と戻しスクリューと胴体との空間でこれらスクリューの
回転とともに順次、圧縮、混合されながら充満し、圧密
状態となり、送りスクリューの送り(圧)力が戻しスク
リューの逆送り(戻し)力より切欠き部の有無により若
干大きいため、その差の(圧)力によって切欠き部内に
押し込まれて切欠き部を通過し、この通過に際し戻しス
クリューの切欠き部のエッジにより切断作用を受けて小
片化され、また戻しスクリューの切欠き部の先端上面の
エッジ及び両側面のエッジにより切断作用を受けて小片
化され、さらに対向する戻しスクリューの互いの逆回転
によって該スクリューとスクリューとの間で剪断作用を
受けて切断される。このように原料は切断、剪断作用に
より確実に破砕されるとともに、戻しスクリューの切欠
き部を通過するので、原料は渋滞なく比較的大きい片で
も円滑に通過する。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の2軸押出機を示
す部分的に破断した正面図、図2は同上の一部省略し、
かつ部分的に破断した平面図、図3は同上の部分的に破
断した側面図である。なお、図3においてA部は図1の
A−A線に沿う部分破断部、B部は同B−B線に沿う部
分破断部、C部は同C−C線に沿う部分破断部である。
1は2軸押出機で、ベースプレート2上に設置された胴
体3を具えている。胴体3は側断面形状が2つの略円形
をなした細長の形状を呈しており、その長さ方向及び上
下方向とも2分割され、ボルトナット等により連結され
て組み立てられている。胴体3の閉塞された一端側の上
部にはプラスチック系廃棄物などの被処理物(原料)の
供給口4が設けられている。胴体3の他端側は開口して
排出口に形成され、該排出口は端板5で閉塞されてい
る。端板5は、その一側に突設したブラケット7が胴体
3に設けたブラケット8と連結ピン9で連結され(図
3)、該ピンを支点として回動し、前記排出孔を開閉す
るようになっており、また端板5は閉塞した状態で油圧
クランプ機構11により胴体3に締め付けられるようにな
っている(図1)。
【0011】端板5には胴体3の各円を中心とする同一
円周上に複数個の貫通孔13が、またその中心に同様な貫
通孔14が設けられている。胴体3の内面には長さ方向及
び上下方向とも複数に分割され、耐摩耗性を有する分割
形胴体ライナー(内張材)15がコッタ16により取付けら
れている。胴体ライナー15内には1対の回転軸17,18が
互いに平行に、かつ対向する方向に回転可能に設けられ
ている。この回転軸17,18は胴体ライナー15内部分の断
面が六角形であり、その外面に分割形送りスクリュー20
1〜203、戻しスクリュー204、及び送りスクリュー205
206が順次、それぞれ互いに噛み合うように嵌挿固定さ
れている。送りスクリュー201〜203と、送りスクリュー
205,206はそれぞれ連続した螺旋状となるように組み付
けられている。戻しスクリュー204はその両端部が送り
スクリュー203と送りスクリュー205の端部に接続して配
置されている。戻しスクリュー204の長手方向の一部に
は図13,14に詳示すように切欠き部21が設けられてい
る。S1は送りスクリュー201〜203,205,206及び戻し
スクリュー204と胴体ライナー15との間に形成される製
作上の隙間である。尚、回転軸17,18はこの例では断面
六角形としたが、円形としてこれに送りスクリュー201
〜203,205,206及び戻しスクリュー204をキー等で連結
してもよい。
【0012】図4は回転軸17,18の端板5側の端部にボ
ルト22により端板5と近接して固定された掻取部材23を
示すものである。この掻取部材23は後記排出ノズル33を
閉塞しようとする比較的長い被処理物や平板状の被処理
物を切断する掻き取り刃24を外周に複数個有し、回転軸
17,18の回転により図示のように回転する。また、回転
軸17,18に固定された掻取部材23は左右対称に配置され
ている点を除けば同様な構造であるので、以下にはその
一方である回転軸17に固定された掻取部材23につき、図
5ないし図8により説明することとする。なお、図6は
図5のD−D線に沿う断面図、図8は図7のE−E線に
沿う部分拡大図である。掻取部材23の下流側面(端板5
と対向する面)には凹溝25が形成されている。この凹溝
25の向きは掻取部材23の中心を通る半径方向軸線aに対
して掻取部材23の回転方向側に所定角度θ1傾斜(図示
の場合は6°)しており、これにより掻き取り刃24で切
断した被処理物を掻取部材23の回転に伴い排出ノズル33
側に案内して移送する。
【0013】図9は端板5の上流側面(掻取部材22と対
向する面)に形成した凹所27に嵌合配設された耐摩耗性
を有する摩砕板28を示すもので、該摩砕板には端板5の
貫通孔13,14と連通する貫通孔30,31が設けられ、これ
ら貫通孔30,31と前記端板の貫通孔13,14間には図1〜
3のように排出ノズル33が装着されている。また摩砕板
28の上流側面には凹溝35,36が形成されている。図10,
11にも示すように凹溝35の向きは摩砕板28の中心を通る
半径方向軸線bに対して掻取部材23の回転方向の反対側
に所定角度θ2傾斜(図示の場合は60°)し、凹溝36の
向きは半径方向軸線bに対してほぼ平行であり、これに
より処理物を掻取部材23の回転に伴い掻取部材23の凹溝
25と協働して排出ノズル33側に案内して移送する。
【0014】図12は端板5の油圧クランプ機構11の詳細
を示すもので(A)は締め付け状態、(B)は締め付け前の
状態である。40は胴体3のフランジ部3aと端板5の上
下部に配設した締め付け部材で、この締め付け部材40の
凹所43に形成された傾斜側面41,42と胴体3のフランジ
部3aに形成された傾斜面3b及び端板5に形成された
傾斜面5aとがくさび状に嵌合又は離脱するようになっ
ている。締め付け部材40の凹所43と反対側には油圧シリ
ンダ45が配設されている。この油圧シリンダ45のロッド
46は締め付け部材40の通孔47に遊嵌されるとともに、端
板5に埋込固定した連結材48に連結されている。50,51
はシリンダ内に油圧を供給排出するための孔で、供排孔
50から油圧を入れると、締め付け部材40の凹所43の傾斜
側面41,42が(A)のように胴体3のフランジ部3aの傾
斜面3b及び端板5の傾斜面5aに嵌合して胴体3のフ
ランジ部3aと端板5の上下部を締め付け、供排孔51か
ら油圧を入れると、締め付け部材40の凹所43の傾斜側面
41,42が(B)のように胴体3のフランジ部3aの傾斜面
3b及び端板5の傾斜面5aから離脱して前記締め付け
を解除する。
【0015】図1〜3において55は処理物の定寸切断機
構である。56は端板5と適宜の間隔を有して平行にボル
ト57で並設された支持台、ボルト57の基端は端板5の一
側部から突出したブラケット58と連結ピン59を介して回
動可能に連結されている。したがってボルト57を外せば
支持台56はピン59を支点として回動する。この支持台59
の回動軸線より若干ずれた位置に2個の回転刃61が回転
可能に設けられ、この回転刃61の軸62上のスプロケット
間をチェーン63等を介して連動するとともに、一方の軸
62にカップリング等を介してモータ65が設けられてい
る。67は供給口4側の直下の胴体ライナー15の内面に設
けた解砕用突起で、送りスクリュー201,202と対応した
位置に設けられている。68は蓋板69により端板5の下流
側面に形成した熱媒油ジャケットで、プラスチックの発
熱が不十分な場合に熱媒油を供給して該プラスチックを
半溶融させる。73,74はその熱媒油の入口と出口であ
る。また71は冷却用注水口、72は熱電対である。尚、回
転軸17,18の供給口4側の端部は胴体3を貫通してお
り、モータ等の原動機(図示せず)により回転駆動され
るようになっている。
【0016】次に実施例の作用を説明する。被処理物が
供給口4から送りスクリュー201〜203の供給ゾーンへ投
下されると、該処理物はまず平面からみて互いに外側と
なる対向方向に回転する回転軸17,18上の送りスクリュ
ー201,202と解砕用突起67により粗砕される。粗砕後、
さらに送りスクリュー201〜203により端板5側へ移送さ
れる。そしてこの移送される被処理物は戻しスクリュー
204により逆送り(戻し)作用を受ける。すなわち、図1
3のように送りスクリュー203と戻しスクリュー204と胴
体ライナー15との空間Cでこれらスクリューの回転とと
もに順次、圧縮、混合されながら充満して圧密状態とな
る。次いで、圧密された被処理物は送りスクリュー203
の送り(圧)力が戻しスクリュー204の逆送り(戻し)
力より切欠き部21の有無により若干大きいため、その差
の(圧)力によって切欠き部21内に押し込まれて切欠き
部21を通過する。このとき、被処理物は戻しスクリュー
204の切欠き部21のエッジにより切断作用を受けて小片
化される。また、空間Cに充満の被処理物は戻しスクリ
ュー204の切欠き部21の先端上面のエッジ及び両側面の
エッジにより切断作用を受けて小片化される。さらに、
空間Cに充満している被処理物は対向する戻しスクリュ
ー204が互いに逆回転しているので、該スクリュー204
スクリュー204との間dで剪断作用を受けて切断され
る。このように被処理物は切断、剪断作用により確実に
破砕されるとともに、戻しスクリュー204の切欠き部21
を通過するので、被処理物は渋滞なく比較的大きい片で
も円滑に通過する。これにより処理能力のアップにな
る。また、被処理物を戻しスクリュー204により充満、
圧密するようにしたので、被処理物の供給量の変動があ
ってもその影響を受けることがなく、したがって被処理
物は常に一定の圧縮力と切断作用(による破砕)を受け
ることとなる。
【0017】被処理物はさらに送りスクリュー205,206
により端板5側へ移送され、この間に回転軸17,18の回
転力により圧縮、破砕され、かつ摩砕板28により摩砕さ
れる。そして端板5の近くに到達して排出ノズル33から
順次排出されるのであるが、被処理物が比較的長いひも
状のものの場合、該排出ノズルに引っ掛かったり、或い
は排出ノズル33のない部分で渋滞することがある。この
ような場合、この長いひも状の被処理物は回転軸17,18
により回転される掻取部材23の掻き取り刃24により掻き
取られて切断され、細かくされた後に凹溝25に案内され
て排出ノズル33側に移送される。この際、摩砕板28の対
向面にも凹溝35,36があり、この凹溝25と凹溝35,36と
の間の隙間(図示の場合は約5mm程度ある)の協働によ
る挽臼作用により前記被処理物に対する摩砕効果を一層
高め、排出ノズル33側に移送するので、排出がきわめて
円滑となる。また、可溶融物原料に内部摩擦作用を発生
させて自己発熱を誘導し、効率よく軟化溶融させること
ができるとともに、非溶融物原料との効率的な混合作用
も行い、排出後に嵩の戻りが起こらない充分な減容、固
形化を実現することができる。
【0018】図15は別の実施例である。前記実施例では
図13に示すように戻しスクリュー204を、その両端部を
送りスクリュー203と送りスクリュー205の端部に接続し
て配置したが、この実施例は図15に示すように送りスク
リュー203,205に対して戻しスクリュー204の組み込み
角度を変えて、その両端部を送りスクリュー203と送り
スクリュー205の端部との間に若干の隙間S2を形成して
配置したものである。そして、この実施例の場合はこの
隙間S2から被処理物を流出させるようにして被処理物
の渋滞による過度の圧密を防止する。
【0019】図16,17はさらに別の実施例を示し、この
実施例は図1ないし図14に示す前記実施例において解砕
用突起67と対向した送りスクリュー202の一部に切欠き
部76を設けたものである。そのほかの構成は前記実施例
と同様である。この切欠き部76の位置は図示した位置に
限定されるものではない。この実施例においては切欠き
部76により被処理物を巻き込み、巻き込んだ後に解砕用
突起67との協働により被処理物をさらに粗砕する効果が
ある。すなわち、切欠き部76をまたいで入り込んだ被処
理物は、該切欠き部の先端部と胴体ライナー15との隙間
(図示の場合は約5mm程度ある)に食い込むように掻き
込まれ切断作用を受ける。尚、図示省略したが、図15に
示す実施例において解砕用突起67と対向した送りスクリ
ュー202の一部に切欠き部76を設けてもよい。
【0020】尚、前記各実施例の送りスクリュー201〜2
03,205,206及び戻しスクリュー204の組み込み位置は
最適な一例を示すが、被処理物に合わせて各々の組み込
み位置を随時組み替えてもよいことは言うまでもない。
また前記各実施例では解砕用突起67を設けて回転軸17,
18を平面からみて互いに外側に回転させたが、解砕用突
起67を設けない場合は回転軸17,18を平面からみて互い
に内側に回転させてもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1又は2の発明は前記のように送
りスクリューの長手方向の一部に戻しスクリューを、そ
の端部を隣接する送りスクリューの端部に接続して又は
その両端部を隣接する送りスクリューの端部との間に隙
間を形成して設け、かつこの戻りスクリューの長手方向
の一部に切欠き部を設け、送りスクリューで送られる原
料が戻しスクリューにより逆送り(戻し)作用を受ける
ようにしたので、原料を戻しスクリューの切欠き部のエ
ッジにより切断して小片化し、また戻しスクリューの切
欠き部の先端上面のエッジ及び両側面のエッジにより切
断して小片化し、さらに対向する戻しスクリューの互い
の逆回転によって該スクリューとスクリューとの間で剪
断して切断することができ、原料を切断、剪断作用によ
り確実に破砕することができるとともに、戻しスクリュ
ーの切欠き部を通過させることができて、比較的大きい
片でも渋滞なく円滑に通過させることができる。したが
って、処理能力がアップして従来のように原料の処理能
力の低下がなく、かつ原料の供給量の変動があっても破
砕、圧縮及び粉砕力が変化することがなく、安定した性
能を維持することができる。
【0022】請求項3の発明は比較的長いひも状の原料
や平板状の原料でも掻き取り刃により掻き取って破砕、
切断することができ、したがって排出孔付近の原料の渋
滞がなく、該被処理物を円滑かつ確実に排出孔から排出
することができ、排出能力の向上を図ることができる。
また、プラスチック等の可溶融物原料や非溶融物原料を
含むプラスチック等の可溶融物を掻取部材と端板、又は
掻取部材と摩砕板間との相対移動による挽臼作用によ
り、可溶融物原料に内部摩擦作用を発生させて自己発熱
を誘導し、効率よく軟化溶融させることができるばかり
か、非溶融物との効率的な混合作用も行い、排出後に嵩
の戻りが起こらない充分な減容、固形化を実現すること
ができる。請求項4の発明は掻取部材の掻き取り刃で掻
き取った被処理物を凹溝により排出ノズルに効果的に案
内することができる。
【0023】請求項5の発明は被処理物をさらに摩砕し
て凹溝により排出ノズルに効果的に案内することができ
る。請求項6の発明は端板の取付時、該端板を油圧クラ
ンプ機構により胴体に締め付け固定することができる。
請求項7の発明は供給口から投下された被処理物を送り
スクリューにより端板側へ送る前に粗砕することができ
る。請求項8は被処理物の粗砕をさらに効果的に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の2軸押出機を示す部分的
に破断した正面図である。
【図2】同上の一部省略し、かつ部分的に破断した平面
図である。
【図3】同上の部分的に破断した側面図である。
【図4】掻取部材の側面図である。
【図5】掻取部材の上流側面の側面図である。
【図6】図5のD−D線に沿う断面図である。
【図7】掻取部材の下流側面の側面図である。
【図8】図7のE−E線に沿う部分拡大図である。
【図9】端板に組み込まれた摩砕板の上流側面の側面図
である。
【図10】図9の一部拡大側面図である。
【図11】図10の線Fに沿う部分図である。
【図12】油圧クランプ機構の拡大断面図で、(A)は締
め付け状態、(B)は締め付け前の状態を示す。
【図13】戻しスクリューのある部分の要部拡大平面図
である。
【図14】図13のG−G線に沿う縦断側面図である。
【図15】別の実施例を示す図13と対応する要部拡大平
面図である。
【図16】さらに別の実施例を示す図2と対応する平面
図である。
【図17】同上の図3の一部と対応する側面図である。
【図18】従来例の縦断側面図である。
【符号の説明】 1 2軸押出機 3 胴体 4 供給口 5 端板 15 胴体ライナー 17,18 回転軸 201〜203,205,206 送りスクリュー 204 戻しスクリュー 21,76 切欠き部 33 排出ノズル 67 解砕用突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側の上部に原料供給口が設けられて
    いるとともに、他端側に複数個の排出孔を有する端板が
    取付けられた胴体と、この胴体内に対向する方向に回転
    可能に設けられた1対の回転軸と、この回転軸に設けら
    れた送りスクリューとを具え、前記供給口から供給され
    る原料を送りスクリューで搬送しながら圧縮し高密度物
    として端板の排出孔から排出させるように構成された2
    軸押出機において、前記送りスクリューの長手方向の一
    部に戻しスクリューを、その両端部を隣接する送りスク
    リューの端部に接続して設け、かつこの戻りスクリュー
    の長手方向の一部に切欠き部を設けたことを特徴とする
    2軸押出機。
  2. 【請求項2】 一端側の上部に原料供給口が設けられて
    いるとともに、他端側に複数個の排出孔を有する端板が
    取付けられた胴体と、この胴体内に対向する方向に回転
    可能に設けられた1対の回転軸と、この回転軸に設けら
    れた送りスクリューとを具え、前記供給口から供給され
    る原料を送りスクリューで搬送しながら圧縮し高密度物
    として端板の排出孔から排出させるように構成された2
    軸押出機において、前記送りスクリューの長手方向の一
    部に戻しスクリューを、その両端部を隣接する送りスク
    リューの端部との間に隙間を形成して設け、かつこの戻
    りスクリューの長手方向の一部に切欠き部を設けたこと
    を特徴とする2軸押出機。
  3. 【請求項3】 回転軸の端板側の端部に掻き取り刃を外
    周に有する掻取部材を端板と近接して設けた請求項1又
    は2記載の2軸押出機。
  4. 【請求項4】 端板と対向する掻取部材の下流側面に半
    径方向に対して所定角度傾斜した凹溝を形成した請求項
    3記載の2軸押出機。
  5. 【請求項5】 掻取部材と対向する端板の上流側面に摩
    砕板を設け、この摩砕板の上流側面に半径方向に対して
    所定角度傾斜した凹溝を形成した請求項4記載の2軸押
    出機。
  6. 【請求項6】 端板が胴体に対して着脱可能に取付けら
    れるようになっており、取付時に該端板を胴体に対して
    締め付ける油圧クランプ機構を設けた請求項1ないし5
    のいずれか1項に記載の2軸押出機。
  7. 【請求項7】 胴体内に胴体ライナーを設けるととも
    に、供給口直下の胴体ライナーの内面に解砕用突起を設
    け、送りスクリューを平面からみて互いに外側に回転す
    るようにした請求項1ないし6のいずれか1項に記載の
    2軸押出機。
  8. 【請求項8】 解砕用突起と対向する送りスクリューの
    長手方向の一部に切欠き部を設けた請求項7記載の2軸
    押出機。
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