JP3362990B2 - 電磁弁付膨張弁 - Google Patents

電磁弁付膨張弁

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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は車両用空調装置等の冷凍
システムに適用される電磁弁付膨張弁に関する。 【0002】 【従来の技術】車両用空調装置に用いられる冷凍システ
ムとして、一個の圧縮機Pと凝縮機Cを有する同一の冷
凍サイクル内において、並列回路によりそれぞれ温度膨
張弁B1,B2を介して複数の蒸発器E1,E2を図7
の如く並設し、メイン(例えば運転席空調用)の蒸発器
E1だけを作動させる場合は膨張弁B2の上流側に組込
んだ電磁弁Aを閉弁し、メインの蒸発器E1と補助(例
えば客席空調用)の蒸発器E2を両方とも作動させる場
合には前記電磁弁Aを開弁させるようにした空調装置は
従来から知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし図7に示す従来
の冷凍システムでは、電磁弁Aと膨張弁B2が図示の如
く離間して配置されるため、電磁弁Aを開いた時に高圧
の液冷媒が電磁弁Aと膨張弁B2の離間管路部Xで加速
されて膨張弁B2側に急激に流れるようになり、この高
圧液冷媒の膨張弁B2に対する急速流入によって大きな
冷媒液ハンマー音(ドンというような液冷媒の衝撃音)
が発生するという問題があった。この液冷媒のハンマー
音は、電磁弁Aと膨張弁B2の離隔距離が長くなるほ
ど、また配管の内容積が大きいほど大きくなる。 【0004】本発明は前記従来の問題を解消するために
なされたもので、その目的は電磁弁開閉時の冷媒液ハン
マー音を防止すると共に、温度膨張弁への圧力損失を低
減した電磁弁付膨張弁を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第の発明に係わる電磁弁付膨張弁は、下記の手段
を採用する。即ち、 【0006】圧の液冷媒を弁室1に流入させる一次側
通路2と、前記弁室1に連通し減圧された低圧の液冷媒
が流出する二次側通路8と、蒸発器Eから圧縮機Pに向
かう気相冷媒が通過する気相冷媒通路9とを有する弁本
体10に、ダイヤフラム11で作動される感温・圧力伝
達部材12と弁体13を組込んだ前記ダイヤフラム11
の下部空間18が前記気相冷媒通路9と連通している温
度膨張弁Bを備え、この温度膨張弁Bの高圧液冷媒が流
入する一次側通路2を、入口通路2aと連絡路2bとか
ら構成し、この入口通路2aと連絡路2bの通路連通部
に弁口3を設けた構成とし、この温度膨張弁Bの弁本体
10に取付けられる連通路形成部材4に前記弁口部3に
開口する電磁弁取付部5を設け、この連通路形成部材4
の電磁弁取付部5に前記弁口3に接離し前記一次側通路
2を開閉する電磁弁Aを取付け 【0007】電磁弁Aは連通路形成部材4の電磁弁取
付部5に装着されるシリンダ筒30と、前記弁口3に接
離する弁部31を有し前記シリンダ筒30内に開弁方向
及び閉弁方向に移動できるように挿入されたプランジャ
32と、前記シリンダ筒30の外側に配設される電磁コ
イル33及び前記シリンダ筒30の端部に嵌着され前記
コイル33の通電励磁による磁気吸引力で前記プランジ
ャ32を開弁方向に吸引移動させる吸引子34と、この
吸引子34と前記プランジャ32との間に組込まれ前記
コイル33の消磁時に前記プランジャ32を閉弁方向に
弾発移動させるプランジャ付勢ばね35とを具備する構
成のものであっても良いが、前記のような液ハンマー音
を効果的に防止するためには、前記プランジャ32にシ
リンダ筒30の内周面を摺動可能なシールパッキン38
を取付け、このシールパッキン38に流体流通の絞り作
用をなす切欠溝38aを形成して、前記プランジャ32
と吸引子34間の前記パッキン38で仕切られる空間を
プランジャ動作を緩やかにさせるダンパー室40とした
構成とすることを特徴とする。 【0008】 【作用】温度膨張弁Bの高圧液冷媒が流入する一次側通
路2を、入口通路2aと連絡路2bから構成し、この入
口通路2aと連絡路2bの通路連通部に弁口3を設けた
構成とし、この温度膨張弁B前記弁口3に接離し高圧
の一次側通路2を開閉する電磁弁Aを付設し又は取付け
た構造にすると、電磁弁Aと温度膨張弁Bとの間の通路
を短縮し且つ該通路の内容積を減らして、電磁弁Aを開
いた時の高圧液冷媒の膨張及び加速流れを抑制し、冷媒
液ハンマー音の発生を防止することができると共に、前
記連絡路2bにより温度膨張弁Bへの圧力損失を低減
し、温度膨張弁Bへ常に適正な液冷媒を送って、冷房効
率を一段と向上させることができる。 【0009】また、温度膨張弁Bの連通路形成部材4に
前記弁口部3に開口する電磁弁取付部5を設け、この電
磁弁取付部5に装着される電磁弁Aにより、シールパッ
キン38の切欠溝38aによるダンパー作用でプランジ
ャ32の開弁スピードを緩やかにして、前記のような液
ハンマー音を効果的に防止することができる。 【0010】 【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図4
に従い具体的に説明する。図中Bは熱交換器としての蒸
発器E(図2参照)の機能を蒸発圧力がある一定値以下
にならないように制御する温度膨張弁で、高圧の液冷媒
を弁室1に流入させる一次側通路2と、前記弁室1に連
通し減圧された低圧の液冷媒が流出する二次側通路8
と、蒸発器Eから圧縮機Pに向かう気相冷媒が通過する
気相冷媒通路9とを有する弁本体10に、ダイヤフラム
11で作動される感温・圧力伝達部材12と弁体13を
組込んだ構成となっている。 【0011】前記ダイヤフラム11は、図2に示すよう
にパワーエレメント部14の上蓋15と下支持部16の
外周縁に挾持して溶接され、上蓋15とダイヤフラム1
1との間に上部圧力空間17(この空間内には三弗化メ
タンやプロパン等の作動流体がキャピラリー17aを介
して封入される)を、前記ダイヤフラム11と下支持部
16との間に下部圧力空間18を形成している。 【0012】この下部圧力空間18は、感温・圧力伝達
部材12が貫通する円孔19を介して気相冷媒通路9と
連通し、この気相冷媒通路9の中に感温・圧力伝達部材
12の大部分が露出して気相冷媒流と熱交換しており、
これによってダイヤフラム上部圧力空間17の作動流体
温度は気相冷媒通路9を流れる気相冷媒温度に略一致す
ることが保証されるようになっている。 【0013】前記弁体13は感温・圧力伝達部材12の
下端部に当接するようにバイアスばね20(バイアス力
を調整するための調節ナット21と共に弁室1内に組込
まれている)で弁座部22の方向に付勢され、凝縮器C
及びレシーバタンクTを出た高圧の液冷媒が後述する入
口通路2aより弁室1内に入り、弁体13と弁座部22
で構成するオリフィス部を通過して減圧されるようにな
っている。 【0014】このとき、前記弁体13の位置は次のよう
に規制される。すなわち、前記弁体13の位置は、ダイ
ヤフラム上部圧力空間17内の作動流体の圧力と、ダイ
ヤフラム下部圧力空間18の圧力との差で生じる力を受
けて、図2ではバイアスばね20の力に抗して下に押さ
れる。 【0015】前記弁本体10の一次側通路2は、凝縮器
C及びレシーバタンクTの出口側に図2の如く配管接続
される入口通路2aと、この入口通路2aに図1(b)
の如く連通し前記弁室1に図1(a)の如く開口する連
絡路2bとからなり、この入口通路2aと連絡路2bの
通路連通部(実施例では連通路形成部材4)に短管状の
弁口3を設けた構成となっている。 【0016】前記連通路形成部材4は、入口通路2aと
連絡路2bの開孔端を図1(b)の如く接続する連通孔
2a′,2b′と、この連通孔2b′の内端部に突出す
る短管状の弁口3と、この弁口部に開口する電磁弁取付
部5とを有し、前記弁本体10の側面部に複数の環状パ
ッキン6でシールして、複数本のボルト7により図1
(a)の如く締着固定される。 【0017】Aは温度膨張弁Bの一次側通路2(前記弁
口3の部分)を開閉する電磁弁で、連通路形成部材4の
電磁弁取付部5にシール用の環状パッキン27を介して
嵌合しフランジ挟着リング28をカシメ部29で図3の
如く固定することにより装着されるシリンダ筒30(こ
のシリンダ筒は連通路形成部材4と一体の筒体で構成す
ることも可能である)と、前記弁口3に接離する弁部3
1を有し前記シリンダ筒30内に開弁方向及び閉弁方向
に移動できるように挿入されたプランジャ32と、シリ
ンダ筒30の外側に配設される電磁コイル33及びシリ
ンダ筒30の端部に嵌着され前記コイル33の通電励磁
による磁気吸引力でプランジャ32を開弁方向に吸引移
動させる吸引子34と、この吸引子34とプランジャ3
2との間に組込まれ前記コイル33の消磁時にプランジ
ャ32を閉弁方向に弾発移動させるプランジャ付勢ばね
35とを具備し、前記吸引子34のプランジャ対向端凹
部にはプランジャ32が吸引子34に吸着された時の衝
接金属音を防止するスペーサ36が嵌合保持されてい
る。 【0018】前記ばね35はプランジャ32の吸引子対
向端側の有底孔に嵌装され、該孔底部とスペーサ36と
に両端が支持される圧縮スプリングであって、該ばね3
5が内装されるプランジャ32の有底孔には、プランジ
ャ外周部から穿設した均圧孔37が図1(a)及び図4
(b)の如く開設されている。 【0019】前記プランジャ32の弁部側外周部には、
シリンダ筒30の内周面を摺動可能な環状のシールパッ
キン38がアウターブッシュ39の圧入固定により図4
の如く取付けられている。このシールパッキン38に
は、流体流通の絞り作用をなす図4(b)に示すような
切欠溝38aが形成され、前記プランジャ32と吸引子
34間の前記パッキン38で仕切られた空間をプランジ
ャ動作を緩やかにさせるダンパー室40として形成して
いる。 【0020】なお、前記シールパッキン38のプランジ
ャ32に対する取付形状は、開弁時にダンパー室40か
ら背圧を受けることができるプランジャ吸引方向に湾曲
拡開した逆傘型の形状とされている。また、前記シール
パッキン38の切欠溝38aはV形状とされ、そのスリ
ット角度が20〜60度の範囲に設定されている。 【0021】前記シールパッキン38は、シリンダ筒3
0の内周面をできるだけ小さな摺動抵抗で移動でき、且
つシリンダ筒30とのシール性が良い高分子材料、たと
えばテフロン等で構成される。また、アウターブッシュ
39は組立性や加工性に優れる真鍮等で構成される。 【0022】而して、前記シールパッキン38のプラン
ジャ32に対する取付形状を前記のような逆傘型の形状
にすると、電磁弁Aの開弁時にダンパー室40からの圧
力がシールパッキン38に加わり、該パッキンがシリン
ダ筒30の内周面に背圧受圧作用で良好に密着し、切欠
溝38a以外のパッキン摺動部分からの圧力(背圧)洩
れを防いで、電磁コイル33の通電励磁によるプランジ
ャ32の開弁動作を安定して緩やかに行うことができ、
また閉弁時には一次側通路2からの冷媒圧力がシールパ
ッキン38に加わり、該パッキンの摺動抵抗が最小とな
り、プランジャ付勢ばね35によるプランジャ32の緩
やかで円滑な閉弁動作を確保することができ、このよう
なダンパー室40への圧力流出入のコントロールにより
液ハンマー音を低減し、異常振動騒音の発生を効果的に
防止することができる。 【0023】図5及び図6は、本発明の第2の実施例を
示す。この第2の実施例は、温度膨張弁Bの弁本体10
に高圧液冷媒の入口通路2aと連絡路2bが図6の如く
開口するねじ穴24を設け、この本体ねじ穴24に螺合
する雄ねじ部4a及び前記ねじ穴24の内端面24aに
エッジ接触するエッジシール部25を有した連通路形成
部材4を弁本体10のねじ穴24に図5の如く螺挿固定
して、温度膨張弁Bに電磁弁Aを取付けるように構成し
た点が前記第1実施例と相違している。 【0024】その他の構成(温度膨張弁Bと電磁弁A及
び連通路形成部材4の構成)は、図1乃至図4に示す第
1実施例のものと略同様であるから、同一部分に同符号
を付して詳細な構成説明は省略する。 【0025】 【発明の効果】本発明の電磁弁付膨張弁は、温度膨張弁
Bの高圧液冷媒が流入する一次側通路2を、入口通路2
aと連絡路2bからなり、この入口通路2aと連絡路2
bの通路連通部に弁口3を設けた構成とし、この温度膨
張弁Bに前記弁口3に接離し高圧の一次側通路2を開閉
する電磁弁Aを付設し又は取付けたものであるから、電
磁弁Aと温度膨張弁Bとの間の通路を短縮し且つ該通路
の内容積を減らして、電磁弁Aを開いた時の高圧液冷媒
の膨張及び加速流れを抑制し、冷媒液ハンマー音の発生
を防止することができると共に、前記連絡路2bにより
温度膨張弁Bへの圧力損失を低減し、温度膨張弁Bへ常
に適正な液冷媒を送って、冷房効率を一段と向上させる
ことができる。 【0026】また、温度膨張弁Bの連通路形成部材4に
前記弁口部3に開口する電磁弁取付部5を設け、この電
磁弁取付部5に装着される電磁弁Aを請求項3で特定す
る構成とした場合には、シールパッキン38の切欠溝3
8aによるダンパー作用でプランジャ32の開弁スピー
ドを緩やかにして、前記のような液ハンマー音を効果的
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施例による電磁弁付膨張弁の構
成説明図であって、同図(a)は中央縦断面図、同図
(b)は同図(a)のF―F′線に沿う横断面図。 【図2】図1(a)のG―G′線に沿う縦断面図。 【図3】図1(b)を弁本体と電磁弁に分解して示した
拡大断面図。 【図4】温度膨張弁に取付けられる電磁弁の要部説明図
であって、同図(a)は電磁弁取付部分を拡大して示し
た要部断面図、同図(b)はプランジャとシールパッキ
ンの構成及び該パッキンの取付方法を説明するための斜
視図。 【図5】本発明の第2実施例による電磁弁付膨張弁の構
成説明図であって、同図(a)は中央縦断面図、同図
(b)は同図(a)のH―H′線に沿う横断面図。 【図6】図5(b)を弁本体と電磁弁に分解して示した
拡大断面図。 【図7】車両用空調装置に用いられる従来の冷凍システ
ムの回路説明図。 【符号の説明】 B…温度膨張弁、 1…弁室、2…一次側通路、2a…
入口通路、2b…連絡路、 3…弁口、 4…連通路形
成部材、5…電磁弁取付部、8…二次側通路、C…凝縮
器、 E…蒸発器、 P…圧縮機、9…気相冷媒通路、
10…弁本体、11…ダイヤフラム、 12…感温・圧
力伝達部材、 13…弁体、14…パワーエレメント
部、 22…弁座部、24…本体ねじ穴、25…エッジ
シール部、A…電磁弁、30…シリンダ筒、31…弁
部、32…プランジャ、33…電磁コイル、 34…吸
引子、 35…プランジャ付勢ばね、38…シールパッ
キン、38a…切欠溝、39…アウターブッシュ、40
…ダンパー室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F25B 41/06 F25B 41/06 K (72)発明者 今井 正幸 東京都世田谷区等々力7丁目17番24号 株式会社不二工機製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−41481(JP,A) 特開 平6−281296(JP,A) 特開 平6−344765(JP,A) 特開 平6−18106(JP,A) 実開 昭56−144871(JP,U) 実開 平1−124440(JP,U) 実開 昭57−136069(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 41/04 F16K 31/06 385 F25B 1/00 304 F25B 41/00 F25B 41/06 B60H 1/32 613 F25B 5/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】高圧の液冷媒を弁室に流入させる一次側通
    路と、前記弁室に連通し減圧された低圧の液冷媒が流出
    する二次側通路と、蒸発器から圧縮機に向かう気相冷媒
    が通過する気相冷媒通路とを有する弁本体に、ダイヤフ
    ラムで作動される感温・圧力伝達部材と弁体を組込んだ
    前記ダイヤフラムの下部空間が前記気相冷媒通路と連通
    している温度膨張弁を備え、該温度膨張弁の高圧液冷媒
    が流入する一次側通路を、入口通路と連絡路とから構成
    し、この入口通路と連絡路の通路連通部に弁口を設けた
    構成とし、この温度膨張弁の弁本体に取付けられる連通
    路形成部材に前記弁口部に開口する電磁弁取付部を設
    け、この連通路形成部材の電磁弁取付部に前記弁口に接
    離し前記一次側通路を開閉する電磁弁を取付け、 電磁弁が、連通路形成部材の電磁弁取付部に装着され
    るシリンダ筒と、前記弁口に接離する弁部を有し前記シ
    リンダ筒内に開弁方向及び閉弁方向に移動できるように
    挿入されたプランジャと、前記シリンダ筒の外側に配設
    される電磁コイル及び前記シリンダ筒の端部に嵌着され
    前記コイルの通電励磁による磁気吸引力で前記プランジ
    ャを開弁方向に吸引移動させる吸引子と、この吸引子と
    前記プランジャとの間に組込まれ前記コイルの消磁時に
    前記プランジャを閉弁方向に弾発移動させるプランジャ
    付勢ばねとを具備し、前記プランジャに前記シリンダ筒
    の内周面を摺動可能なシールパッキンを取付け、このシ
    ールパッキンに流体流通の絞り作用をなす切欠溝を形成
    して、前記プランジャと吸引子間の前記パッキンで仕切
    られる空間をプランジャ動作を緩やかにさせるダンパー
    室とした構成とされていることを特徴とする電磁弁付膨
    張弁。
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