JPH0328625B2 - - Google Patents
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- JPH0328625B2 JPH0328625B2 JP60249907A JP24990785A JPH0328625B2 JP H0328625 B2 JPH0328625 B2 JP H0328625B2 JP 60249907 A JP60249907 A JP 60249907A JP 24990785 A JP24990785 A JP 24990785A JP H0328625 B2 JPH0328625 B2 JP H0328625B2
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- JP
- Japan
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- expansion valve
- chamber
- valve device
- cooling
- buffer chamber
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 21
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- 238000013016 damping Methods 0.000 description 7
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 5
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
- F16K31/0686—Braking, pressure equilibration, shock absorbing
- F16K31/0689—Braking of the valve element
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B41/00—Fluid-circulation arrangements
- F25B41/30—Expansion means; Dispositions thereof
- F25B41/31—Expansion valves
- F25B41/34—Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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- F25B41/30—Expansion means; Dispositions thereof
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- F25B41/34—Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators
- F25B41/345—Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators by solenoids
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、容易に蒸発可能な液のための膨張弁
装置であつて、該膨張弁装置の絞り点が、操作装
置を備えた締切片により締切り可能となつてお
り、前記膨張弁装置の有する緩衝装置が、ほぼ円
筒状の緩衝室と、該緩衝室中に係合し、前記締切
片に結合されている押出しピストンと、前記膨張
弁装置の入口側と、前記緩衝室との間の少なくと
も1つの絞り流路とを備えた膨張弁装置に関する
ものである。
装置であつて、該膨張弁装置の絞り点が、操作装
置を備えた締切片により締切り可能となつてお
り、前記膨張弁装置の有する緩衝装置が、ほぼ円
筒状の緩衝室と、該緩衝室中に係合し、前記締切
片に結合されている押出しピストンと、前記膨張
弁装置の入口側と、前記緩衝室との間の少なくと
も1つの絞り流路とを備えた膨張弁装置に関する
ものである。
この形式の或る既知の弁装置(ドイツ公開特許
公報第3045892号)によれば、弁装置の締切片は、
復帰ばねのばね力に抗して、弁棒によつて弁座か
ら押上げることができる。弁座の反対側にある締
切片の側面には、カツプ状のピストンが作用し、
このピストンは、復帰ばねを支持する止めねじの
円筒状の開口中に係合している。このように形成
された緩衝室は、カツプ状の絞り開口はカツプ状
のピストンの絞り開口及び/又はピストンとシリ
ンダー内孔との間の環状の空隙及び/又はピスト
ンの外面もしくはシリンダー内孔の内面の絞り溝
を経て、弁装置の入口室に結合されている。緩衝
室はこの入口室によつて弁座から分離されてい
る。
公報第3045892号)によれば、弁装置の締切片は、
復帰ばねのばね力に抗して、弁棒によつて弁座か
ら押上げることができる。弁座の反対側にある締
切片の側面には、カツプ状のピストンが作用し、
このピストンは、復帰ばねを支持する止めねじの
円筒状の開口中に係合している。このように形成
された緩衝室は、カツプ状の絞り開口はカツプ状
のピストンの絞り開口及び/又はピストンとシリ
ンダー内孔との間の環状の空隙及び/又はピスト
ンの外面もしくはシリンダー内孔の内面の絞り溝
を経て、弁装置の入口室に結合されている。緩衝
室はこの入口室によつて弁座から分離されてい
る。
この流体弁の利点は、緩衝室の容積の増減に際
して液が緩衝室と入口室との間の絞りを経て流れ
ざるを得なくなるため、締切弁の運動が緩衝され
ることにある。これにより、特に冷凍装置の場合
に、コンプレツサーによつて惹起された圧力パル
スに弁装置が共振して振動による騒音を発生させ
ることが防止される。別の利点は、弁装置を通つ
て貫流する同一の液が緩衝の目的にも利用されう
ることにある。弁装置は、この形式の通常の液に
ついては良い作用を示すが、易蒸発性の液につい
ては不具合を生ずる。特に緩衝作用が完全にかも
しくは部分的に消失することがある。
して液が緩衝室と入口室との間の絞りを経て流れ
ざるを得なくなるため、締切弁の運動が緩衝され
ることにある。これにより、特に冷凍装置の場合
に、コンプレツサーによつて惹起された圧力パル
スに弁装置が共振して振動による騒音を発生させ
ることが防止される。別の利点は、弁装置を通つ
て貫流する同一の液が緩衝の目的にも利用されう
ることにある。弁装置は、この形式の通常の液に
ついては良い作用を示すが、易蒸発性の液につい
ては不具合を生ずる。特に緩衝作用が完全にかも
しくは部分的に消失することがある。
本発明の課題は、容易に蒸発可能な液による作
動に際しても、完璧な緩衝作用が得られる膨張弁
装置を提供することにある。
動に際しても、完璧な緩衝作用が得られる膨張弁
装置を提供することにある。
本発明のかかる課題は、絞り点の下流側に配さ
れた冷却装置が、緩衝室に設けられ、冷却装置内
において、液の一部が蒸発するように構成するこ
とによつて解決される。
れた冷却装置が、緩衝室に設けられ、冷却装置内
において、液の一部が蒸発するように構成するこ
とによつて解決される。
この構成は、緩衝室の容積が増大した際に緩衝
室中に圧力降下が生ずることについての配慮に基
づいている。弁装置の入口側の易蒸発性の液の温
度は、沸点よりもごくわずか低いにずぎないとし
ても、この圧力降下によつて、部分的な蒸発を生
ずるため、緩衝作用は相当に低下し、又は、完全
に消失する。この過程は、入口側の液温度に存在
し、この液温度は周囲温度に屡々依存するので、
明らかなように、多くの知られた場合に、緩衝作
用は、常にではなくとも時には劣化することがあ
りうる。
室中に圧力降下が生ずることについての配慮に基
づいている。弁装置の入口側の易蒸発性の液の温
度は、沸点よりもごくわずか低いにずぎないとし
ても、この圧力降下によつて、部分的な蒸発を生
ずるため、緩衝作用は相当に低下し、又は、完全
に消失する。この過程は、入口側の液温度に存在
し、この液温度は周囲温度に屡々依存するので、
明らかなように、多くの知られた場合に、緩衝作
用は、常にではなくとも時には劣化することがあ
りうる。
しかし、緩衝室に冷却装置を使用すると、緩衝
室中の液は、低温となるため、緩衝室の容積の増
大によつて圧力が降下しても蒸発は発生しない。
そのため緩衝作用は常に保証されている。冷却装
置が易蒸発性の液自身によつて駆動されることに
より、そのための特別のコストは不要となり、特
に好ましい。
室中の液は、低温となるため、緩衝室の容積の増
大によつて圧力が降下しても蒸発は発生しない。
そのため緩衝作用は常に保証されている。冷却装
置が易蒸発性の液自身によつて駆動されることに
より、そのための特別のコストは不要となり、特
に好ましい。
特に、冷却装置は、絞り点と弁出口との間にお
いて緩衝室に隣接して配置した冷却室によつて形
成することができる。この形式の弁装置において
は絞り点のところに多きな圧力降下を生ずるた
め、冷却室中の液は、多きな蒸発傾向を示し、隣
接した緩衝室は、十分に良く冷却される。
いて緩衝室に隣接して配置した冷却室によつて形
成することができる。この形式の弁装置において
は絞り点のところに多きな圧力降下を生ずるた
め、冷却室中の液は、多きな蒸発傾向を示し、隣
接した緩衝室は、十分に良く冷却される。
冷却室は、蒸発室の軸線と平行な少なくとも1
つの冷却通路を備えていることが好ましく、これ
によつて熱の伝達が広汎に改善される。
つの冷却通路を備えていることが好ましく、これ
によつて熱の伝達が広汎に改善される。
本発明の好ましい実施態様によれば、緩衝室
は、一側閉止されたスリーブによつて形成され、
このスリーブは、ハウジングの軸方向通路中に挿
入され、このハウジングは、少くとも1つの平行
な冷却通路を有し、この冷却通路は、スリーブの
閉止側の貫通路の開口と連通している。この構成
によれば緩衝室は、非常に簡単な構造を備えてい
る。スリーブの閉止された底部からも緩衝室を冷
却しうることも有利である。スリーブ材料とスリ
ーブもしくはその底部の壁厚の選定によつて熱伝
達が改善される。
は、一側閉止されたスリーブによつて形成され、
このスリーブは、ハウジングの軸方向通路中に挿
入され、このハウジングは、少くとも1つの平行
な冷却通路を有し、この冷却通路は、スリーブの
閉止側の貫通路の開口と連通している。この構成
によれば緩衝室は、非常に簡単な構造を備えてい
る。スリーブの閉止された底部からも緩衝室を冷
却しうることも有利である。スリーブ材料とスリ
ーブもしくはその底部の壁厚の選定によつて熱伝
達が改善される。
少くとも1つの冷却通路は、軸方向の貫通路に
対して平行な穿孔により形成することができる。
しかし軸方向の貫通路が円筒状であり、少くとも
偏心配置の絞り点の延長上に径方向の広がり部分
を有じていると、一層好つごうである。この場
合、スリーブは、径方向の広がり部分のところで
直接冷却される。これはスリーブの壁厚が小さい
ことによつて良好な冷却作用を生ずる。
対して平行な穿孔により形成することができる。
しかし軸方向の貫通路が円筒状であり、少くとも
偏心配置の絞り点の延長上に径方向の広がり部分
を有じていると、一層好つごうである。この場
合、スリーブは、径方向の広がり部分のところで
直接冷却される。これはスリーブの壁厚が小さい
ことによつて良好な冷却作用を生ずる。
膨張弁装置を磁気弁とし、そのプランジヤー
を、緩衝ピストンとし、冷却装置は、コイルハウ
ジング中に少くとも1つの中空室を有する冷却室
によつて形成することは、特に好ましい。コイル
は作動中に放熱するため、緩衝室が特に加熱によ
り危険な状態になる。しかし緩衝室の十分な冷却
が保たれているため、緩衝作用は制限されない。
特に磁気弁の場合には、この緩衝作用はたいせつ
である。頻繁なオンオフ作動がなされても、それ
によるスイツチングノイズは大きく減少させるこ
とができる。冷凍装置において、凝縮器と膨張弁
との間の液配管に生ずる脈動による衝撃もさけら
れる。また磁気弁の使用寿命も長くなる。
を、緩衝ピストンとし、冷却装置は、コイルハウ
ジング中に少くとも1つの中空室を有する冷却室
によつて形成することは、特に好ましい。コイル
は作動中に放熱するため、緩衝室が特に加熱によ
り危険な状態になる。しかし緩衝室の十分な冷却
が保たれているため、緩衝作用は制限されない。
特に磁気弁の場合には、この緩衝作用はたいせつ
である。頻繁なオンオフ作動がなされても、それ
によるスイツチングノイズは大きく減少させるこ
とができる。冷凍装置において、凝縮器と膨張弁
との間の液配管に生ずる脈動による衝撃もさけら
れる。また磁気弁の使用寿命も長くなる。
構造的には、磁気性材料からできているコイル
ハウジングが、コイルを受け入れるための前面開
放された環状溝を有し、この環状溝が、非透磁性
材料からできている隔壁によつて遮蔽され、この
隔壁は、環状溝が緩衝室との間に弁座を、それに
後置された絞り点と共に有し、入口管連結部を備
えた入口室が、隔壁と透磁性材料からできている
カツプ状の底体との間に形成してあり、該底体が
入口室中に配された締切片のための着磁面を中心
部に有し、コイルハウジングの反対側には、排出
管連結部が配されることが望ましい。これによ
り、狭い取付け場所において全部の機能を完ペキ
に満たしうる膨張弁装置が実現される。
ハウジングが、コイルを受け入れるための前面開
放された環状溝を有し、この環状溝が、非透磁性
材料からできている隔壁によつて遮蔽され、この
隔壁は、環状溝が緩衝室との間に弁座を、それに
後置された絞り点と共に有し、入口管連結部を備
えた入口室が、隔壁と透磁性材料からできている
カツプ状の底体との間に形成してあり、該底体が
入口室中に配された締切片のための着磁面を中心
部に有し、コイルハウジングの反対側には、排出
管連結部が配されることが望ましい。これによ
り、狭い取付け場所において全部の機能を完ペキ
に満たしうる膨張弁装置が実現される。
次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
〔実施例〕
図示した膨張弁は、入口管連結部2及び排出管
連結部3を備えた、弁ハウジング1を有し、弁ハ
ウジング1は、カツプ状の底体4と、コイルハウ
ジング5とから成り、底体4とハウジング5と
は、透磁性の材料からできており、継目6に沿い
互に結合されている。コイルハウジング5は、一
側が解放された環状溝7を有し、この環状溝に
は、磁気コイル8が、支持体9上に取付けた状態
で収納されている。図示しない電流供給手段は、
開口10を経て挿入される。
連結部3を備えた、弁ハウジング1を有し、弁ハ
ウジング1は、カツプ状の底体4と、コイルハウ
ジング5とから成り、底体4とハウジング5と
は、透磁性の材料からできており、継目6に沿い
互に結合されている。コイルハウジング5は、一
側が解放された環状溝7を有し、この環状溝に
は、磁気コイル8が、支持体9上に取付けた状態
で収納されている。図示しない電流供給手段は、
開口10を経て挿入される。
排出管連結部3に向い合つたコイルハウジング
5の側面は、非透磁性の材料からできている隔壁
11によつて遮蔽され、隔壁11は、底部14が
閉止されたスリーブ13を受けいれるための中心
孔12と、その近傍の突部15とを支持してお
り、突部15は、弁座16及び絞り点17を形成
している。隔壁11とカツプ状の底体4とは、1
つの入口室18を一緒に形成している。この入口
室中には、環状のふるい19も配設されている。
隔壁11は、ハウジング5及びスリーブ13に密
に溶接されている。
5の側面は、非透磁性の材料からできている隔壁
11によつて遮蔽され、隔壁11は、底部14が
閉止されたスリーブ13を受けいれるための中心
孔12と、その近傍の突部15とを支持してお
り、突部15は、弁座16及び絞り点17を形成
している。隔壁11とカツプ状の底体4とは、1
つの入口室18を一緒に形成している。この入口
室中には、環状のふるい19も配設されている。
隔壁11は、ハウジング5及びスリーブ13に密
に溶接されている。
入口室18には、締切片20が配設してあり、
この締切片は、弁座16と共働可能であり、復帰
ばね21によつて負荷され、カツプ状の底体4の
中心部に配された着磁面Mと共働可能となつてい
る。締切片20は、プランジヤー22を有し、プ
ランジヤー22、環状の空隙23が形成されるよ
うに、スリーブ13に突入している。
この締切片は、弁座16と共働可能であり、復帰
ばね21によつて負荷され、カツプ状の底体4の
中心部に配された着磁面Mと共働可能となつてい
る。締切片20は、プランジヤー22を有し、プ
ランジヤー22、環状の空隙23が形成されるよ
うに、スリーブ13に突入している。
作動に際し、スリーブ13は、緩衝室24を形
成し、プランジヤー22、緩衝ピストンを形成す
る。緩衝室24は、空隙23を介して入口室18
と連通している。プランジヤー22が往復運動す
ると、緩衝室24の容積は増減し、液が入口室1
8から吸引され、又は入口室18中に押込まれ
る。
成し、プランジヤー22、緩衝ピストンを形成す
る。緩衝室24は、空隙23を介して入口室18
と連通している。プランジヤー22が往復運動す
ると、緩衝室24の容積は増減し、液が入口室1
8から吸引され、又は入口室18中に押込まれ
る。
コイルハウジング5は、軸方向の貫通路25を
有し、貫通路25は円筒状の区画26と径方向の
広がり部分27,28とを備えている。スリーブ
13は、この円筒状の区画に挿入される。径方向
の広がり部分28は、絞り点17の延長上にあ
る。そのため全体として一連の冷却室29が形成
され、この冷却室は、広がり部分27,28と、
底部14の外側にある円筒状の区画26の先端と
を包含している。
有し、貫通路25は円筒状の区画26と径方向の
広がり部分27,28とを備えている。スリーブ
13は、この円筒状の区画に挿入される。径方向
の広がり部分28は、絞り点17の延長上にあ
る。そのため全体として一連の冷却室29が形成
され、この冷却室は、広がり部分27,28と、
底部14の外側にある円筒状の区画26の先端と
を包含している。
コイル8を励磁すると、締切片20は、ばね2
1の力に抗して、着磁面Mに吸引される。これに
より緩衝室24の容積が増大する。緩衝室24中
の圧力は降下し、入口室18からの液は、環状の
空隙23を経て吸引される。弁はこれに対応して
徐々に開弁される。液は次に絞り点17を経て冷
却室29に到達する。ここには低圧が存在するた
め、液は部分的に蒸発し、その際に、緩衝室24
を冷却する。そのため緩衝室24中の液は、圧力
が降下しても蒸発しないだけの低温になる。これ
と同様の緩衝室作用は、コイル8が消磁され、締
切片20が復帰ばね21の作用下に閉止位置にも
ち来たされる場合にも惹起される。
1の力に抗して、着磁面Mに吸引される。これに
より緩衝室24の容積が増大する。緩衝室24中
の圧力は降下し、入口室18からの液は、環状の
空隙23を経て吸引される。弁はこれに対応して
徐々に開弁される。液は次に絞り点17を経て冷
却室29に到達する。ここには低圧が存在するた
め、液は部分的に蒸発し、その際に、緩衝室24
を冷却する。そのため緩衝室24中の液は、圧力
が降下しても蒸発しないだけの低温になる。これ
と同様の緩衝室作用は、コイル8が消磁され、締
切片20が復帰ばね21の作用下に閉止位置にも
ち来たされる場合にも惹起される。
液が部分的に蒸発を受けながら掴み部3の方に
導かれるように、径方向広がり部分27,28の
代りに軸方向の通し孔をハウジング5に形成して
もよい。
導かれるように、径方向広がり部分27,28の
代りに軸方向の通し孔をハウジング5に形成して
もよい。
第1図は、本発明による膨張弁装置を示し、第
2図のA−A線に沿つた縦断面図、第2図は、コ
イルハウジングを示し、第1図のB−B線の方向
にみた上面図である。 符号の説明、17……絞り点、20……締切
片、22……プランジヤー(押出しピストン)、
24……緩衝室、29……冷却装置。
2図のA−A線に沿つた縦断面図、第2図は、コ
イルハウジングを示し、第1図のB−B線の方向
にみた上面図である。 符号の説明、17……絞り点、20……締切
片、22……プランジヤー(押出しピストン)、
24……緩衝室、29……冷却装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 容易に蒸発可能な液のための膨張弁装置であ
つて、該膨張弁装置の絞り点が、操作装置を備え
た締切片によつて締切り可能となつており、前記
膨張弁装置の有する緩衝装置が、ほぼ円筒状の緩
衝室と、該緩衝室中に係合し、前記締切片に結合
されている押出しピストンと、前記膨張弁装置の
入口側と、前記緩衝室との間の少なくとも1つの
絞り流路とを備えた膨張弁装置において、絞り点
17の下流側に配された冷却装置29が、前記緩
衝室24に設けられ、前記冷却装置29内におい
て、液の一部が蒸発することを特徴とする膨張弁
装置。 2 前記冷却装置29が、前記緩衝室24に隣接
して、絞り点17と弁出口との間に配された冷却
室29により形成されたことを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の膨張弁装置。 3 前記冷却室29が、前記緩衝室24の軸線と
平行な少なくとも1つの冷却通路28を有するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の膨
張弁装置。 4 前記緩衝室24が、その一端部が閉止された
スリーブ13により形成され、該スリーブ13
が、ハウジング5の軸方向通路25内に挿入さ
れ、ハウジング5が、それと平行に、少なくとも
1つの冷却通路28を有し、該冷却通路28が、
前記スリーブ13の閉止側の端部の貫通孔と連通
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項ないし第3項のいずれか1項に記載の膨張弁装
置。 5 前記軸方向通路25が、円筒状であり、少な
くとも、偏心状に配された絞り点17の延長上
に、径方向に広がつた広がり部分28を備えてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載
の膨張弁装置。 6 前記膨張弁が磁気弁であり、そのプランジヤ
ーが、緩衝ピストンであり、前記冷却装置29
が、コイルハウジング5中に、少なくとも1つの
中空室27,28を備えた冷却室29によつて形
成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
ないし第5項のいずれか1項に記載の膨張弁装
置。 7 前記コイルハウジング5が透磁性材料よりな
り、該コイルハウジング5が、コイル8を受け入
れるための前面が開放された環状溝7を有し、該
環状溝が、非透磁性材料よりなる隔壁11により
遮蔽され、該隔壁11が、前記環状溝7と前記緩
衝室24との間に、弁座16を、それに後置され
た絞り点17とともに有し、入口管連結部2を備
えた入口室18が、前記隔壁11と透磁性材料か
らなるカツプ状の底体4との間に形成され、該底
体4が、前記入口室18中に配された前記締切片
20のための着磁面Mを中心部に有し、前記コイ
ルハウジング5の反対側には、排出管連結部3が
配されたことを特徴とする特許請求の範囲第6項
に記載の膨張弁装置。
Applications Claiming Priority (2)
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