JP3362716B2 - 画像信号の圧縮方法及び装置並びに伸長方法及び装置 - Google Patents
画像信号の圧縮方法及び装置並びに伸長方法及び装置Info
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像信号の圧縮
方法及び装置並びに伸長方法及び装置にに関する。
方法及び装置並びに伸長方法及び装置にに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像をデジタル化して伝送す
る場合に、画像の情報量が膨大になるので、画像の情報
を圧縮して伝送するようにしている。その画像の情報を
圧縮する方式として、MPEG(Moving Picture Expert
s Group)やJPEG(Joint Photografic Experts Group) と
いう国際標準符号化方式が知られている。この国際標準
符号化方式の中では入力画像データを離散コサイン変換
(以下、DCT(Discrete Cosine Transformation)と
もいう)して画像データを圧縮する こと及び離散コサ
イン変換されて圧縮された画像データを逆離散コサイン
変換(以下、IDCT(Inverse Discrete Cosine Tran
sformation)ともいう)して元の画像データに復元する
ことが規定されている。
る場合に、画像の情報量が膨大になるので、画像の情報
を圧縮して伝送するようにしている。その画像の情報を
圧縮する方式として、MPEG(Moving Picture Expert
s Group)やJPEG(Joint Photografic Experts Group) と
いう国際標準符号化方式が知られている。この国際標準
符号化方式の中では入力画像データを離散コサイン変換
(以下、DCT(Discrete Cosine Transformation)と
もいう)して画像データを圧縮する こと及び離散コサ
イン変換されて圧縮された画像データを逆離散コサイン
変換(以下、IDCT(Inverse Discrete Cosine Tran
sformation)ともいう)して元の画像データに復元する
ことが規定されている。
【0003】前記国際標準符号化方式の中で行うDCT
は、国際標準符号化方式を規定する国際標準規格(STD
・IEC 61834-2-ENGL 1,998)で定める8−8DCTに係
る式(17)に従って行われ、前記国際標準符号化方式
の中で行うIDCTは、国際標準符号化方式を規定する
国際標準規格(STD・IEC 61834-2-ENGL 1,998)で定め
る8−8IDCTに係る式(18)に従って行われる。
は、国際標準符号化方式を規定する国際標準規格(STD
・IEC 61834-2-ENGL 1,998)で定める8−8DCTに係
る式(17)に従って行われ、前記国際標準符号化方式
の中で行うIDCTは、国際標準符号化方式を規定する
国際標準規格(STD・IEC 61834-2-ENGL 1,998)で定め
る8−8IDCTに係る式(18)に従って行われる。
【0004】
【数17】
【0005】
【数18】
【0006】また、特開平5- 181896号公報に
は、式(19)及び式(20)に則って画像データ中の
横方向に8画素データ、縦方向に8画素データから成る
8×8画素ブロック毎に離散コサイン変換する8−8D
CT装置の例(以下、第1の技術という)が記載されて
いる。
は、式(19)及び式(20)に則って画像データ中の
横方向に8画素データ、縦方向に8画素データから成る
8×8画素ブロック毎に離散コサイン変換する8−8D
CT装置の例(以下、第1の技術という)が記載されて
いる。
【0007】
【数19】
【0008】
【数20】
【0009】第1の技術には、2つの8−8DCT装置
が記載されている。これらの8−8DCT装置は、式
(17)及び式(18)から誘導した行列式(19)及
び行列式(20)の演算をすることにより、8−8DC
T及び8−8IDCTを行うように工夫したものであ
る。
が記載されている。これらの8−8DCT装置は、式
(17)及び式(18)から誘導した行列式(19)及
び行列式(20)の演算をすることにより、8−8DC
T及び8−8IDCTを行うように工夫したものであ
る。
【0010】行列式(19)の演算を行うことにより8
−8DCTを行う前記公報記載の1つの8−8DCT装
置は、8つの入力データ(a0〜a7)から1つの入力
データを選択する8つ選択回路と、選択回路に接続さ
れ、選択回路から出力される選択信号に各々異なる係数
を乗算する7つの固定係数乗算器と、固定係数乗算器の
出力に接続され、固定係数乗算器から出力される出力信
号に各々異なる組み合わせで加、減算する5種類の加減
算器とを備え、5種類の加減算器のうちの3種類の加減
算器をコサイン変換時に用い、残りの2種類の加減算器
を逆コサイン変換時に用い、選択回路におけるデータの
選択方法及び加減算器における加算か減算かを4回切り
換えて8個のコサイン変換係数を算出するようにして構
成されている。但し、入力データ(a0〜a7)は、コ
サイン変換時は8つの入力画素データx0〜x7から得
られるa0=x0+x7、a1=x1+x6、a2=x
2+x5、a3=x3+x4、a4=x0−x7、a5
=x1−x6、a6=x2−x5、a7=x3−x4で
あり、逆コサイン変換時はa0=x0、a1=x6、a
2=x2、a3=x4、a4=−x7、a5=x1、a
6=−x5、a7=x3である。
−8DCTを行う前記公報記載の1つの8−8DCT装
置は、8つの入力データ(a0〜a7)から1つの入力
データを選択する8つ選択回路と、選択回路に接続さ
れ、選択回路から出力される選択信号に各々異なる係数
を乗算する7つの固定係数乗算器と、固定係数乗算器の
出力に接続され、固定係数乗算器から出力される出力信
号に各々異なる組み合わせで加、減算する5種類の加減
算器とを備え、5種類の加減算器のうちの3種類の加減
算器をコサイン変換時に用い、残りの2種類の加減算器
を逆コサイン変換時に用い、選択回路におけるデータの
選択方法及び加減算器における加算か減算かを4回切り
換えて8個のコサイン変換係数を算出するようにして構
成されている。但し、入力データ(a0〜a7)は、コ
サイン変換時は8つの入力画素データx0〜x7から得
られるa0=x0+x7、a1=x1+x6、a2=x
2+x5、a3=x3+x4、a4=x0−x7、a5
=x1−x6、a6=x2−x5、a7=x3−x4で
あり、逆コサイン変換時はa0=x0、a1=x6、a
2=x2、a3=x4、a4=−x7、a5=x1、a
6=−x5、a7=x3である。
【0011】また、他の1つの8−8DCT装置は、8
つの入力データ(a0〜a7)から1つの入力データを
選択する4つの選択回路と、選択回路に接続され、選択
回路から出力される選択信号に各々異なる係数を乗算す
る4つの固定係数乗算器と、固定係数乗算器の出力に接
続され、固定係数乗算器から出力される出力信号に各々
異なる組み合わせで加、減算する4種類の加減算器とを
備え、4種類の加減算器のうちの2種類の加減算器をコ
サイン変換時に用い、残りの2種類の加減算器を逆コサ
イン変換時に用い、選択回路におけるデータの選択方
法、加減算器における加算か減算かの選択及び固定係数
乗算器における2種類の係数の選択を8回切り換えて8
個のコサイン変換係数を算出するようにして構成されて
いる。このDCT装置の8つの入力データ(a0〜a
7)は、上述した1つのDCT装置と同じである。
つの入力データ(a0〜a7)から1つの入力データを
選択する4つの選択回路と、選択回路に接続され、選択
回路から出力される選択信号に各々異なる係数を乗算す
る4つの固定係数乗算器と、固定係数乗算器の出力に接
続され、固定係数乗算器から出力される出力信号に各々
異なる組み合わせで加、減算する4種類の加減算器とを
備え、4種類の加減算器のうちの2種類の加減算器をコ
サイン変換時に用い、残りの2種類の加減算器を逆コサ
イン変換時に用い、選択回路におけるデータの選択方
法、加減算器における加算か減算かの選択及び固定係数
乗算器における2種類の係数の選択を8回切り換えて8
個のコサイン変換係数を算出するようにして構成されて
いる。このDCT装置の8つの入力データ(a0〜a
7)は、上述した1つのDCT装置と同じである。
【0012】このれらのいずれのDCT装置も、8×8
画素ブロックの横方向又は縦方向のいずれかの方向、例
えば、横方向の第1の行の8画素データから得られる入
力データについて、先ずDCTを行い、同様のDCTを
順次第2行、第3行、…、第8行の各8画素データから
得られる入力データについて行うことにより、64個の
DCT係数を求めることができる。DCTは、時間軸上
のデータ信号を周波数領域上の信号成分に変換するもの
である。したがって、DCT装置によって求められた6
4個のDCT係数は、周波数領域上での周波数成分を表
している。そして、この64個のDCT係数は、8×8
画素ブロックの左上に集中する低域周波数成分だけの符
号化に用いられ、これによって、8×8画素ブロックに
含む情報量を圧縮した画像データが得られる。そして、
この8×8画素ブロックについてのDCTを画像内の全
ての8×8画素ブロックについて行うことにより、伝送
しようとする画像を8×8画素ブロック毎の情報量を圧
縮した画像データとして伝送される。
画素ブロックの横方向又は縦方向のいずれかの方向、例
えば、横方向の第1の行の8画素データから得られる入
力データについて、先ずDCTを行い、同様のDCTを
順次第2行、第3行、…、第8行の各8画素データから
得られる入力データについて行うことにより、64個の
DCT係数を求めることができる。DCTは、時間軸上
のデータ信号を周波数領域上の信号成分に変換するもの
である。したがって、DCT装置によって求められた6
4個のDCT係数は、周波数領域上での周波数成分を表
している。そして、この64個のDCT係数は、8×8
画素ブロックの左上に集中する低域周波数成分だけの符
号化に用いられ、これによって、8×8画素ブロックに
含む情報量を圧縮した画像データが得られる。そして、
この8×8画素ブロックについてのDCTを画像内の全
ての8×8画素ブロックについて行うことにより、伝送
しようとする画像を8×8画素ブロック毎の情報量を圧
縮した画像データとして伝送される。
【0013】また、特開平6- 243160号公報に
は、8−8DCTと2−4−8DCTとを兼用し得るD
CT装置の例(第2の技術という)が記載されている。
この第2の技術の装置は、因子切換制御回路と、因子切
換制御回路からの制御信号によりデータの並べ換えを行
う第1の並べ換え回路と、4次の第1の内積演算回路
と、因子切換制御回路からの制御信号によりデータの並
べ換えを行う第2の並べ換え回路と、因子切換制御回路
からの制御信号により2−4−8DCT用内積演算回路
と8−8DCT用内積演算回路が選択される8次/4次
内積回路と、因子切換回路からの制御信号により2−4
−8DCT用内積演算回路の機能と8−8DCT用内積
演算回路の機能が選択される4次内積回路と、因子切換
回路からの制御信号によりデータの並べ換えを行う第3
の並べ換え回路とを備えて構成されている。
は、8−8DCTと2−4−8DCTとを兼用し得るD
CT装置の例(第2の技術という)が記載されている。
この第2の技術の装置は、因子切換制御回路と、因子切
換制御回路からの制御信号によりデータの並べ換えを行
う第1の並べ換え回路と、4次の第1の内積演算回路
と、因子切換制御回路からの制御信号によりデータの並
べ換えを行う第2の並べ換え回路と、因子切換制御回路
からの制御信号により2−4−8DCT用内積演算回路
と8−8DCT用内積演算回路が選択される8次/4次
内積回路と、因子切換回路からの制御信号により2−4
−8DCT用内積演算回路の機能と8−8DCT用内積
演算回路の機能が選択される4次内積回路と、因子切換
回路からの制御信号によりデータの並べ換えを行う第3
の並べ換え回路とを備えて構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1の技術のうちの1つの8−8DCT装置において、デ
ジタルビデオで必要とされる2−4−8DCTを単純に
行おうとしても、2−4−8DCTをすることはできな
いという不都合がある。この理由は、前記国際標準符号
化方式で規定されているDCT及びIDCTを2−4−
8DCTに適用した場合のDCT及びIDCTは、式
(21)及び式(22)で表される。
1の技術のうちの1つの8−8DCT装置において、デ
ジタルビデオで必要とされる2−4−8DCTを単純に
行おうとしても、2−4−8DCTをすることはできな
いという不都合がある。この理由は、前記国際標準符号
化方式で規定されているDCT及びIDCTを2−4−
8DCTに適用した場合のDCT及びIDCTは、式
(21)及び式(22)で表される。
【0015】
【数21】
【0016】
【数22】
【0017】8−8DCTを表す式(17)及び式(1
8)と2−4−8DCTを表す式(21)及び式(2
2)とを比較すれば、明らかなように、8−8DCT装
置を構成する固定係数乗算器の固定係数(式(17)及
び式(18)並びに式(21)及び式(22)中の余弦
値で表される値)が8−8DCTと2−4−8DCTと
で異なること及びその固定係数と乗ぜられるデータとが
異なって来ることのため、2−4−8DCT装置を構成
するそれらと異なって来るからである。したがって、画
像データについての2−4−8DCTをしようとする場
合には、前記公報に記載される8−8DCT装置の構成
手法になる2−4−8DCT装置を別個に設けなければ
ならない。
8)と2−4−8DCTを表す式(21)及び式(2
2)とを比較すれば、明らかなように、8−8DCT装
置を構成する固定係数乗算器の固定係数(式(17)及
び式(18)並びに式(21)及び式(22)中の余弦
値で表される値)が8−8DCTと2−4−8DCTと
で異なること及びその固定係数と乗ぜられるデータとが
異なって来ることのため、2−4−8DCT装置を構成
するそれらと異なって来るからである。したがって、画
像データについての2−4−8DCTをしようとする場
合には、前記公報に記載される8−8DCT装置の構成
手法になる2−4−8DCT装置を別個に設けなければ
ならない。
【0018】また、第2の技術が、8−8DCTと2−
4−8DCTとを兼用し得るDCT装置を開示している
と言っても、そのDCT装置は、2次元4×8DCT装
置としての動作モードのときは、係数切換制御回路から
制御信号、例えば、論理「1」の信号が、第1の並べ換
え回路と、第2の並べ換え回路と、8次/4次内積回路
と、4次内積回路と、第3の並べ換え回路とに供給され
て2次元4×8DCTの機能を発揮する回路が選択さ
れ、2次元8×8DCT装置としての動作モードのとき
は、係数切換制御回路から制御信号、例えば、論理
「0」の信号が、第1の並べ換え回路と、第2の並べ換
え回路と、8次/4次内積回路と、4次内積回路と、第
3の並べ換え回路とに供給されて2次元8×8DCTの
機能を発揮する回路が選択される構成となっている。つ
まり、係数切換制御回路からの制御信号により決定され
る並べ換え順に入力データを並べ換える毎にその並べ換
えたデータについて各所定の内積演算を行うことによ
り、係数切換制御回路から出力された制御信号対応のD
CT係数を得るようにしている。
4−8DCTとを兼用し得るDCT装置を開示している
と言っても、そのDCT装置は、2次元4×8DCT装
置としての動作モードのときは、係数切換制御回路から
制御信号、例えば、論理「1」の信号が、第1の並べ換
え回路と、第2の並べ換え回路と、8次/4次内積回路
と、4次内積回路と、第3の並べ換え回路とに供給され
て2次元4×8DCTの機能を発揮する回路が選択さ
れ、2次元8×8DCT装置としての動作モードのとき
は、係数切換制御回路から制御信号、例えば、論理
「0」の信号が、第1の並べ換え回路と、第2の並べ換
え回路と、8次/4次内積回路と、4次内積回路と、第
3の並べ換え回路とに供給されて2次元8×8DCTの
機能を発揮する回路が選択される構成となっている。つ
まり、係数切換制御回路からの制御信号により決定され
る並べ換え順に入力データを並べ換える毎にその並べ換
えたデータについて各所定の内積演算を行うことによ
り、係数切換制御回路から出力された制御信号対応のD
CT係数を得るようにしている。
【0019】したがって、2次元4×8DCTにおいて
も、また2次元8×8DCTにおいても、データの並べ
換えの処理が必要不可欠となると共に、このデータの並
べ換えと係数切換制御回路214からの制御信号による
2次元4×8DCT又は2次元8×8DCTの機能を発
揮する回路の選択とは不可分の関係にある。この不可分
の関係において、2次元4×8DCT又は2次元8×8
DCTの機能を発揮する回路の選択が構成されている。
データの並べ換えをRAMで行うときは、データの並べ
換えの繰り返し処理となるので、データの並べ換えで時
間が掛かりDCT係数の発生に遅延が生じ、またデータ
の並べ換えをハードウェアで行う構成にするときは、回
路規模の増大、信号伝播の遅延が生ずるという問題があ
る。
も、また2次元8×8DCTにおいても、データの並べ
換えの処理が必要不可欠となると共に、このデータの並
べ換えと係数切換制御回路214からの制御信号による
2次元4×8DCT又は2次元8×8DCTの機能を発
揮する回路の選択とは不可分の関係にある。この不可分
の関係において、2次元4×8DCT又は2次元8×8
DCTの機能を発揮する回路の選択が構成されている。
データの並べ換えをRAMで行うときは、データの並べ
換えの繰り返し処理となるので、データの並べ換えで時
間が掛かりDCT係数の発生に遅延が生じ、またデータ
の並べ換えをハードウェアで行う構成にするときは、回
路規模の増大、信号伝播の遅延が生ずるという問題があ
る。
【0020】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、2−2N−1−2N離散コサイン変換において
も、また、2−2N−1−2N離散コサイン逆変換にお
いても、それら変換において用いられる固定係数を奇数
番目の固定係数として変換の高速化を達成し、また、2
N−2N離散コサイン変換及び2N−2N離散コサイン
逆変換の基本構成の中に2−2N−1−2N離散コサイ
ン変換及び2−2N− 1−2N離散コサイン逆変換を構
成して回路規模を縮小しかつ変換を高速化し得る画像信
号の圧縮方法及び伸長方法並びに圧縮処理装置及び伸長
処理装置を提供することを目的としている。
もので、2−2N−1−2N離散コサイン変換において
も、また、2−2N−1−2N離散コサイン逆変換にお
いても、それら変換において用いられる固定係数を奇数
番目の固定係数として変換の高速化を達成し、また、2
N−2N離散コサイン変換及び2N−2N離散コサイン
逆変換の基本構成の中に2−2N−1−2N離散コサイ
ン変換及び2−2N− 1−2N離散コサイン逆変換を構
成して回路規模を縮小しかつ変換を高速化し得る画像信
号の圧縮方法及び伸長方法並びに圧縮処理装置及び伸長
処理装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、画像データを構成する2 N
×2N個(Nは自然数)の画素データのうちの任意の1
行分又は1列分の2N個の前記画素データfj(0≦j
≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、式
(23)及び式(24)で与えられる固定係数Pk毎に
選択する選択処理と、前記選択処理で選択された前記画
素データの各々と対応する前記固定係数P kとの積を得
る乗算処理と、該乗算処理で得られ離散コサイン変換規
則で決められた積同士を加減算する処理と、該加減算処
理した加減算値を変換係数データF jとして出力する処
理とを前記2N×2N個の画素データの各行又は各列に
ついて行う画像信号の圧縮処理方法に係り、前記選択処
理は、前記2N×2N個の画素データの1行分又は1列
分の2N個の画素データから構成され、2N個の画素デ
ータから成る第1及び第2の組の画素データを前記固定
係数Pkのうちの式(23)及び式(24)のkを奇数
とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理であり、
前記乗算処理は、前記式(23)及び式(24)のkを
奇数とする固定係数対応に選択された前記第1及び第2
の組の画素データと前記式(23)及び式(24)のk
を奇数とする固定係数との積を得る処理であることを特
徴としている。請求項1記載の発明は、第1実施例及び
第3実施例から把握される発明である。
に、請求項1記載の発明は、画像データを構成する2 N
×2N個(Nは自然数)の画素データのうちの任意の1
行分又は1列分の2N個の前記画素データfj(0≦j
≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、式
(23)及び式(24)で与えられる固定係数Pk毎に
選択する選択処理と、前記選択処理で選択された前記画
素データの各々と対応する前記固定係数P kとの積を得
る乗算処理と、該乗算処理で得られ離散コサイン変換規
則で決められた積同士を加減算する処理と、該加減算処
理した加減算値を変換係数データF jとして出力する処
理とを前記2N×2N個の画素データの各行又は各列に
ついて行う画像信号の圧縮処理方法に係り、前記選択処
理は、前記2N×2N個の画素データの1行分又は1列
分の2N個の画素データから構成され、2N個の画素デ
ータから成る第1及び第2の組の画素データを前記固定
係数Pkのうちの式(23)及び式(24)のkを奇数
とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理であり、
前記乗算処理は、前記式(23)及び式(24)のkを
奇数とする固定係数対応に選択された前記第1及び第2
の組の画素データと前記式(23)及び式(24)のk
を奇数とする固定係数との積を得る処理であることを特
徴としている。請求項1記載の発明は、第1実施例及び
第3実施例から把握される発明である。
【0022】
【数23】
【0023】
【数24】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像信号の圧縮
処理方法に係り、前記選択処理で選択される前記第1の
組は、2N個の変換係数データfjのうちのjについて
若番から順番の2つずつの画素データの和を選択するも
のであり、また、前記選択処理で選択される前記第2の
組は、画素データfjのうちのjについて若番から順番
の2つずつの画素データの差を選択するものであること
を特徴としている。
処理方法に係り、前記選択処理で選択される前記第1の
組は、2N個の変換係数データfjのうちのjについて
若番から順番の2つずつの画素データの和を選択するも
のであり、また、前記選択処理で選択される前記第2の
組は、画素データfjのうちのjについて若番から順番
の2つずつの画素データの差を選択するものであること
を特徴としている。
【0024】請求項3記載の発明は、離散コサイン変換
されて伝送されて来た変換係数データを構成する2N×
2N個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意の
1行分又は1列分の2N個の変換係数データFj(0≦
j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、式
(25)及び式(26)で与えられる固定係数Pk毎に
選択する選択処理と、該選択処理で選択された変換係数
データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得る
乗算処理と、該乗算処理から得られ離散コサイン変換規
則で決められた所定の積同士を加減算する処理と、該加
減算処理し加減算値を画素データFjとして出力する処
理とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又は各
列について行う画像信号の伸長処理方法に係り、前記選
択処理は、前記2N×2N個の変換係数データの1行分
又は1列分の2N個の変換係数データから構成され、2
N個の変換係数データから成る第1及び第2の組の変換
係数データを前記固定係数Pkのうちの式(25)及び
式(26)のkを奇数とする固定係数毎に所定の順番で
選択する処理であり、前記乗算処理は、前記式(25)
及び式(26)のkを奇数とする固定係数対応に選択さ
れた前記第1及び第2の組の変換係数データと前記式
(25)及び式(26)のkを奇数とする固定係数との
積を得る処理であることを特徴としている。請求項3記
載の発明は、第2実施例及び第4実施例から把握される
発明である。
されて伝送されて来た変換係数データを構成する2N×
2N個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意の
1行分又は1列分の2N個の変換係数データFj(0≦
j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、式
(25)及び式(26)で与えられる固定係数Pk毎に
選択する選択処理と、該選択処理で選択された変換係数
データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得る
乗算処理と、該乗算処理から得られ離散コサイン変換規
則で決められた所定の積同士を加減算する処理と、該加
減算処理し加減算値を画素データFjとして出力する処
理とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又は各
列について行う画像信号の伸長処理方法に係り、前記選
択処理は、前記2N×2N個の変換係数データの1行分
又は1列分の2N個の変換係数データから構成され、2
N個の変換係数データから成る第1及び第2の組の変換
係数データを前記固定係数Pkのうちの式(25)及び
式(26)のkを奇数とする固定係数毎に所定の順番で
選択する処理であり、前記乗算処理は、前記式(25)
及び式(26)のkを奇数とする固定係数対応に選択さ
れた前記第1及び第2の組の変換係数データと前記式
(25)及び式(26)のkを奇数とする固定係数との
積を得る処理であることを特徴としている。請求項3記
載の発明は、第2実施例及び第4実施例から把握される
発明である。
【0025】
【数25】
【0026】
【数26】
【0027】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像信号の伸長処理方法に係り、前記第1の組の変換係数
データは、前記2N個の変換係数データFjのうちのj
について前半であり2N−1個の変換係数データから成
る第1の変換係数データ組とjについて後半であり2
N−1個の変換係数データから成る第2の変換係数デー
タ組とから1つずつ選択された変換係数データの和であ
り、前記第2の組の変換係数データは、前記第1の変換
係数データ組と前記第2の変換係数データ組とから1つ
ずつ選択された変換係数データの差であることを特徴と
している。
像信号の伸長処理方法に係り、前記第1の組の変換係数
データは、前記2N個の変換係数データFjのうちのj
について前半であり2N−1個の変換係数データから成
る第1の変換係数データ組とjについて後半であり2
N−1個の変換係数データから成る第2の変換係数デー
タ組とから1つずつ選択された変換係数データの和であ
り、前記第2の組の変換係数データは、前記第1の変換
係数データ組と前記第2の変換係数データ組とから1つ
ずつ選択された変換係数データの差であることを特徴と
している。
【0028】請求項5記載の発明は、画像データを構成
する2N×2N個(Nは自然数)の画素データのうちの
任意の1行分又は1列分の2N個の画素データfj(0
≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(27)及び式(28)で与えられる固定係数Pk毎
に選択する選択処理と、該選択処理で選択された画素デ
ータの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得る乗
算処理と、該乗算処理で得られ離散コサイン変換規則で
決められた積同士を加減算する処理と、該加減算処理し
た加減算値を変換係数データFjとして出力する処理と
を前記2N×2 N個の画素データの各行又は各列につい
て行う画像信号の圧縮処理方法に係り、前記選択処理
は、2N−2N離散コサイン変換においては、前記2N
×2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個の画
素データから2N個の画素データを2N−2N離散コサ
イン変換規則で決められた前記固定係数Pk毎に所定の
順番で選択する一方、2−2N−1−2N離散コサイン
変換においては、前記2N×2N個の画素データの1行
分又は1列分の2N個の画素データから前記固定係数P
kのうちの式(27)及び式(28)のkを奇数とする
固定係数に乗ぜられるべき2N個の画素データから成る
第1及び第2の組の画素データを所定の順番で選択する
処理であり、前記乗算処理は、前記2N−2N離散コサ
イン変換においては、前記選択処理で選択された2N個
の画素データと前記固定係数Pkのうちの対応する固定
係数との積を得る一方、前記2−2N−1−2N離散コ
サイン変換においては、前記式(27)及び式(28)
のkを奇数とする固定係数対応に選択された前記第1及
び第2の組の画素データと前記式(27)及び式(2
8)のkを奇数とする固定係数との積を得る処理であ
り、かつ、前記加減算処理は、前記2N−2N離散コサ
イン変換においては、前記乗算処理で得られ2N−2N
離散コサイン変換規則で決められた積同士を加減算する
一方、前記2−2N−1−2N離散コサイン変換におい
ては、前記乗算処理で得られ2−2N−1−2N離散コ
サイン変換規則で決められた積同士を加減算する処理で
あることを特徴としている。
する2N×2N個(Nは自然数)の画素データのうちの
任意の1行分又は1列分の2N個の画素データfj(0
≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(27)及び式(28)で与えられる固定係数Pk毎
に選択する選択処理と、該選択処理で選択された画素デ
ータの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得る乗
算処理と、該乗算処理で得られ離散コサイン変換規則で
決められた積同士を加減算する処理と、該加減算処理し
た加減算値を変換係数データFjとして出力する処理と
を前記2N×2 N個の画素データの各行又は各列につい
て行う画像信号の圧縮処理方法に係り、前記選択処理
は、2N−2N離散コサイン変換においては、前記2N
×2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個の画
素データから2N個の画素データを2N−2N離散コサ
イン変換規則で決められた前記固定係数Pk毎に所定の
順番で選択する一方、2−2N−1−2N離散コサイン
変換においては、前記2N×2N個の画素データの1行
分又は1列分の2N個の画素データから前記固定係数P
kのうちの式(27)及び式(28)のkを奇数とする
固定係数に乗ぜられるべき2N個の画素データから成る
第1及び第2の組の画素データを所定の順番で選択する
処理であり、前記乗算処理は、前記2N−2N離散コサ
イン変換においては、前記選択処理で選択された2N個
の画素データと前記固定係数Pkのうちの対応する固定
係数との積を得る一方、前記2−2N−1−2N離散コ
サイン変換においては、前記式(27)及び式(28)
のkを奇数とする固定係数対応に選択された前記第1及
び第2の組の画素データと前記式(27)及び式(2
8)のkを奇数とする固定係数との積を得る処理であ
り、かつ、前記加減算処理は、前記2N−2N離散コサ
イン変換においては、前記乗算処理で得られ2N−2N
離散コサイン変換規則で決められた積同士を加減算する
一方、前記2−2N−1−2N離散コサイン変換におい
ては、前記乗算処理で得られ2−2N−1−2N離散コ
サイン変換規則で決められた積同士を加減算する処理で
あることを特徴としている。
【0029】
【数27】
【0030】
【数28】
【0031】請求項6記載の発明は、請求項5記載の画
像信号の圧縮処理方法に係り、前記2N−2N離散コサ
イン変換において選択される画素データは、前記2N×
2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個の画素
データから前記固定係数Pkのうちの式(27)及び式
(28)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべき2
N個の画素データから成る第1の組の画素データ及び前
記固定係数Pkのうちの式(27)及び式(28)のk
を偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2N個の画素デ
ータから成る第2の組の画素データであることを特徴と
している。
像信号の圧縮処理方法に係り、前記2N−2N離散コサ
イン変換において選択される画素データは、前記2N×
2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個の画素
データから前記固定係数Pkのうちの式(27)及び式
(28)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべき2
N個の画素データから成る第1の組の画素データ及び前
記固定係数Pkのうちの式(27)及び式(28)のk
を偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2N個の画素デ
ータから成る第2の組の画素データであることを特徴と
している。
【0032】請求項7記載の発明は、請求項5又は6記
載の画像信号の圧縮処理方法に係り、前記選択処理で選
択される画素データは、所定の対となる画素データの和
及び差であることを特徴としている。
載の画像信号の圧縮処理方法に係り、前記選択処理で選
択される画素データは、所定の対となる画素データの和
及び差であることを特徴としている。
【0033】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像信号の圧縮処理方法に係り、前記所定の対となる画素
データは、2−2N−1−2N離散コサイン変換におい
ては、2N個の画素データfjのうちのjについて若番
から順番の2つずつの画素データであることを特徴とし
ている。
像信号の圧縮処理方法に係り、前記所定の対となる画素
データは、2−2N−1−2N離散コサイン変換におい
ては、2N個の画素データfjのうちのjについて若番
から順番の2つずつの画素データであることを特徴とし
ている。
【0034】請求項9記載の発明は、請求項7記載の画
像信号の圧縮処理方法に係り、前記所定の対となる画素
データは、2N−2N離散コサイン変換においては、2
N個の画素データfjのうちのjについて前半であり2
N−1個の画素データから成る第1の画素データ組とj
について後半であり2N−1個の画素データから成る第
2の画素データ組とから1つずつ選択された画素データ
であることを特徴としている。
像信号の圧縮処理方法に係り、前記所定の対となる画素
データは、2N−2N離散コサイン変換においては、2
N個の画素データfjのうちのjについて前半であり2
N−1個の画素データから成る第1の画素データ組とj
について後半であり2N−1個の画素データから成る第
2の画素データ組とから1つずつ選択された画素データ
であることを特徴としている。
【0035】請求項10記載の発明は、離散コサイン変
換されて伝送されて来た変換係数データを構成する2N
×2N個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意
の1行分又は1列分の2N個の変換係数データFj(0
≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(29)及び式(30)で与えられる固定係数Pk毎
に選択する選択処理と、該選択処理で選択された変換係
数データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得
る乗算処理と、該乗算処理で得られ離散コサイン変換規
則で決められた所定の積同士を加減算する処理と、該加
減算処理した加減算値を画素データfjとして出力する
処理とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又は
各列について行う画像信号の伸長処理方法に係り、前記
選択処理は、2N−2N離散コサイン逆変換において
は、前記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1
列分の2N個の変換係数データから2N個の変換係数デ
ータを2N−2N離散コサイン逆変換規則で決められた
前記固定係数Pk毎に所定の順番で選択する一方、2−
2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前記2
N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分の2N
個の変換係数データから構成され、2N個の変換係数デ
ータから成る第1及び第2の組の変換係数データを前記
固定係数Pkのうちの式(29)及び式(30)のkを
奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理であ
り、前記乗算処理は、2N−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記選択処理で選択された2N個の画素デー
タと前記固定係数Pkのうちの対応する固定係数との積
を得る一方、2−2N−1−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記式(29)及び式(30)のkを奇数と
する固定係数対応に選択された前記第1及び第2の組の
変換係数データと前記式(29)及び式(30)のkを
奇数とする固定係数との積を得る処理であり、かつ、前
記加減算処理は、前記2N−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記乗算処理で得られ2N−2N離散コサイ
ン変換規則で決められた積同士を加減算する一方、前記
2−2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前
記乗算処理で得られ2−2N−1−2N離散コサイン変
換規則で決められた積同士を加減算する処理であること
を特徴としている。
換されて伝送されて来た変換係数データを構成する2N
×2N個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意
の1行分又は1列分の2N個の変換係数データFj(0
≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(29)及び式(30)で与えられる固定係数Pk毎
に選択する選択処理と、該選択処理で選択された変換係
数データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得
る乗算処理と、該乗算処理で得られ離散コサイン変換規
則で決められた所定の積同士を加減算する処理と、該加
減算処理した加減算値を画素データfjとして出力する
処理とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又は
各列について行う画像信号の伸長処理方法に係り、前記
選択処理は、2N−2N離散コサイン逆変換において
は、前記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1
列分の2N個の変換係数データから2N個の変換係数デ
ータを2N−2N離散コサイン逆変換規則で決められた
前記固定係数Pk毎に所定の順番で選択する一方、2−
2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前記2
N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分の2N
個の変換係数データから構成され、2N個の変換係数デ
ータから成る第1及び第2の組の変換係数データを前記
固定係数Pkのうちの式(29)及び式(30)のkを
奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理であ
り、前記乗算処理は、2N−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記選択処理で選択された2N個の画素デー
タと前記固定係数Pkのうちの対応する固定係数との積
を得る一方、2−2N−1−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記式(29)及び式(30)のkを奇数と
する固定係数対応に選択された前記第1及び第2の組の
変換係数データと前記式(29)及び式(30)のkを
奇数とする固定係数との積を得る処理であり、かつ、前
記加減算処理は、前記2N−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記乗算処理で得られ2N−2N離散コサイ
ン変換規則で決められた積同士を加減算する一方、前記
2−2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前
記乗算処理で得られ2−2N−1−2N離散コサイン変
換規則で決められた積同士を加減算する処理であること
を特徴としている。
【0036】
【数29】
【0037】
【数30】
【0038】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の画像信号の伸長処理方法に係り、前記2N−2N離散
コサイン逆変換において選択される変換係数データは、
前記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分
の2N個の変換係数データから前記固定係数Pkのうち
の式(29)及び式(30)のkを奇数とする固定係数
に乗ぜられるべき2N個の変換係数データから成る第1
の組の変換係数データ及び前記固定係数Pkのうちの式
(29)及び式(30)のkを偶数とする固定係数に乗
ぜられるべき2N個の変換係数データから成る第2の組
の変換係数データであることを特徴としている。
の画像信号の伸長処理方法に係り、前記2N−2N離散
コサイン逆変換において選択される変換係数データは、
前記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分
の2N個の変換係数データから前記固定係数Pkのうち
の式(29)及び式(30)のkを奇数とする固定係数
に乗ぜられるべき2N個の変換係数データから成る第1
の組の変換係数データ及び前記固定係数Pkのうちの式
(29)及び式(30)のkを偶数とする固定係数に乗
ぜられるべき2N個の変換係数データから成る第2の組
の変換係数データであることを特徴としている。
【0039】請求項12記載の発明は、画像データを構
成する2N×2N個(Nは自然数)の画素データのうち
の任意の1行分又は1列分の2N個の前記画素データf
j(0≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決め
られ、式(31)及び式(32)で与えられる固定係数
Pk毎に選択する選択手段と、前記選択手段で選択され
た前記画素データの各々と対応する前記固定係数Pkと
の積を得る乗算手段と、該乗算手段で得られ離散コサイ
ン変換規則で決められた積同士を加減算する手段と、該
加減算処理した加減算値を変換係数データFjとして出
力する手段とを前記2N×2N個の画素データの各行又
は各列について行う画像信号の圧縮処理装置に係り、前
記選択手段は、前記2N×2N個の画素データの1行分
又は1列分の2N個の画素データから構成され、2N個
の画素データから成る第1及び第2の組の画素データを
前記固定係数Pkのうちの式(31)及び式(32)の
kを奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手段
であり、かつ、前記乗算手段は、前記式(31)及び式
(32)のkを奇数とする固定係数対応に選択された前
記第1及び第2の組の画素データと前記式(31)及び
式(32)のkを奇数とする固定係数との積を得る手段
であることを特徴としている。
成する2N×2N個(Nは自然数)の画素データのうち
の任意の1行分又は1列分の2N個の前記画素データf
j(0≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決め
られ、式(31)及び式(32)で与えられる固定係数
Pk毎に選択する選択手段と、前記選択手段で選択され
た前記画素データの各々と対応する前記固定係数Pkと
の積を得る乗算手段と、該乗算手段で得られ離散コサイ
ン変換規則で決められた積同士を加減算する手段と、該
加減算処理した加減算値を変換係数データFjとして出
力する手段とを前記2N×2N個の画素データの各行又
は各列について行う画像信号の圧縮処理装置に係り、前
記選択手段は、前記2N×2N個の画素データの1行分
又は1列分の2N個の画素データから構成され、2N個
の画素データから成る第1及び第2の組の画素データを
前記固定係数Pkのうちの式(31)及び式(32)の
kを奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手段
であり、かつ、前記乗算手段は、前記式(31)及び式
(32)のkを奇数とする固定係数対応に選択された前
記第1及び第2の組の画素データと前記式(31)及び
式(32)のkを奇数とする固定係数との積を得る手段
であることを特徴としている。
【0040】
【数31】
【0041】
【数32】
【0042】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手段は、2
N個の変換係数データfjのうちのjについて若番から
順番に2つずつの画素データの和を前記第1の組として
選択し、画素データfjのうちのjについて若番から順
番に2つずつの画素データの差を前記第2の組として選
択することを特徴としている。
の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手段は、2
N個の変換係数データfjのうちのjについて若番から
順番に2つずつの画素データの和を前記第1の組として
選択し、画素データfjのうちのjについて若番から順
番に2つずつの画素データの差を前記第2の組として選
択することを特徴としている。
【0043】請求項14記載の発明は、離散コサイン変
換されて伝送されて来た変換係数データを構成する2N
×2N個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意
の1行分又は1列分の2N個の変換係数データFj(0
≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(33)及び式(34)で与えられる固定係数Pk毎
に選択する選択手段と、該選択手段で選択された変換係
数データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得
る乗算手段と、該乗算手段から得られ離散コサイン変換
規則で決められた所定の積同士を加減算する手段と、該
加減算処理し加減算値を画素データFjとして出力する
手段とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又は
各列について行う画像信号の伸長処理装置に係り、前記
選択手段は、前記2N×2N個の変換係数データの1行
分又は1列分の2N個の変換係数データから構成され、
2N個の変換係数データから成る第1及び第2の組の変
換係数データを前記固定係数Pkのうちの式(33)及
び式(34)のkを奇数とする固定係数毎に所定の順番
で選択する手段であり、かつ、前記乗算手段は、前記式
(33)及び式(34)のkを奇数とする固定係数対応
に選択された前記第1及び第2の組の変換係数データと
前記式(33)及び式(34)のkを奇数とする固定係
数との積を得る手段であることを特徴としている。
換されて伝送されて来た変換係数データを構成する2N
×2N個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意
の1行分又は1列分の2N個の変換係数データFj(0
≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(33)及び式(34)で与えられる固定係数Pk毎
に選択する選択手段と、該選択手段で選択された変換係
数データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得
る乗算手段と、該乗算手段から得られ離散コサイン変換
規則で決められた所定の積同士を加減算する手段と、該
加減算処理し加減算値を画素データFjとして出力する
手段とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又は
各列について行う画像信号の伸長処理装置に係り、前記
選択手段は、前記2N×2N個の変換係数データの1行
分又は1列分の2N個の変換係数データから構成され、
2N個の変換係数データから成る第1及び第2の組の変
換係数データを前記固定係数Pkのうちの式(33)及
び式(34)のkを奇数とする固定係数毎に所定の順番
で選択する手段であり、かつ、前記乗算手段は、前記式
(33)及び式(34)のkを奇数とする固定係数対応
に選択された前記第1及び第2の組の変換係数データと
前記式(33)及び式(34)のkを奇数とする固定係
数との積を得る手段であることを特徴としている。
【0044】
【数33】
【0045】
【数34】
【0046】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の画像信号の伸長処理装置に係り、前記選択手段は、前
記2N個の変換係数データFjのうちのjについて前半
であり2N−1個の変換係数データから成る第1の変換
係数データ組とjについて後半であり2N−1個の変換
係数データから成る第2の変換係数データ組とから1つ
ずつ選択された変換係数データの和を前記第1の組の変
換係数データとして選択し、前記第1の変換係数データ
組と前記第2の変換係数データ組とから1つずつ選択さ
れた変換係数データの差を前記第2の組の変換係数デー
タとして選択することを特徴としている。
の画像信号の伸長処理装置に係り、前記選択手段は、前
記2N個の変換係数データFjのうちのjについて前半
であり2N−1個の変換係数データから成る第1の変換
係数データ組とjについて後半であり2N−1個の変換
係数データから成る第2の変換係数データ組とから1つ
ずつ選択された変換係数データの和を前記第1の組の変
換係数データとして選択し、前記第1の変換係数データ
組と前記第2の変換係数データ組とから1つずつ選択さ
れた変換係数データの差を前記第2の組の変換係数デー
タとして選択することを特徴としている。
【0047】請求項16記載の発明は、画像データを構
成する2N×2N個(Nは自然数)の画素データのうち
の任意の1行分又は1列分の2N個の画素データf
j(0≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決め
られ、式(35)及び式(36)で与えられる固定係数
Pk毎に選択する選択手段と、該選択手段で選択された
画素データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を
得る乗算手段と、該乗算手段で得られ離散コサイン変換
規則で決められた積同士を加減算する手段と、該加減算
処理した加減算値を変換係数データFjとして出力する
手段とを前記2N×2N個の画素データの各行又は各列
について行う画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択
手段は、2N−2N離散コサイン変換においては、前記
2N×2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個
の画素データから2N個の画素データを2N−2N離散
コサイン変換規則で決められた前記固定係数Pk毎に所
定の順番で選択する一方、2−2N−1−2N離散コサ
イン変換においては、前記2N×2N個の画素データの
1行分又は1列分の2N個の画素データから前記固定係
数Pkのうちの式(35)及び式(36)のkを奇数と
する固定係数に乗ぜられるべき2N個の画素データから
成る第1及び第2の組の画素データを所定の順番で選択
する手段であり、前記乗算手段は、前記2N−2N離散
コサイン変換においては、前記選択手段で選択された2
N個の画素データと前記固定係数Pkのうちの対応する
固定係数との積を得る一方、前記2−2N−1−2N離
散コサイン変換においては、前記式(35)及び式(3
6)のkを奇数とする固定係数対応に選択された前記第
1及び第2の組の画素データと前記式(35)及び式
(36)のkを奇数とする固定係数との積を得る手段で
あり、かつ、前記加減算手段は、前記2N−2N離散コ
サイン変換においては、前記乗算手段で得られ2N−2
N離散コサイン変換規則で決められた積同士を加減算す
る一方、前記2−2N− 1−2N離散コサイン変換にお
いては、前記乗算手段で得られ2−2N−1−2 N離散
コサイン変換規則で決められた積同士を加減算する手段
であることを特徴としている。
成する2N×2N個(Nは自然数)の画素データのうち
の任意の1行分又は1列分の2N個の画素データf
j(0≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決め
られ、式(35)及び式(36)で与えられる固定係数
Pk毎に選択する選択手段と、該選択手段で選択された
画素データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を
得る乗算手段と、該乗算手段で得られ離散コサイン変換
規則で決められた積同士を加減算する手段と、該加減算
処理した加減算値を変換係数データFjとして出力する
手段とを前記2N×2N個の画素データの各行又は各列
について行う画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択
手段は、2N−2N離散コサイン変換においては、前記
2N×2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個
の画素データから2N個の画素データを2N−2N離散
コサイン変換規則で決められた前記固定係数Pk毎に所
定の順番で選択する一方、2−2N−1−2N離散コサ
イン変換においては、前記2N×2N個の画素データの
1行分又は1列分の2N個の画素データから前記固定係
数Pkのうちの式(35)及び式(36)のkを奇数と
する固定係数に乗ぜられるべき2N個の画素データから
成る第1及び第2の組の画素データを所定の順番で選択
する手段であり、前記乗算手段は、前記2N−2N離散
コサイン変換においては、前記選択手段で選択された2
N個の画素データと前記固定係数Pkのうちの対応する
固定係数との積を得る一方、前記2−2N−1−2N離
散コサイン変換においては、前記式(35)及び式(3
6)のkを奇数とする固定係数対応に選択された前記第
1及び第2の組の画素データと前記式(35)及び式
(36)のkを奇数とする固定係数との積を得る手段で
あり、かつ、前記加減算手段は、前記2N−2N離散コ
サイン変換においては、前記乗算手段で得られ2N−2
N離散コサイン変換規則で決められた積同士を加減算す
る一方、前記2−2N− 1−2N離散コサイン変換にお
いては、前記乗算手段で得られ2−2N−1−2 N離散
コサイン変換規則で決められた積同士を加減算する手段
であることを特徴としている。
【0048】
【数35】
【0049】
【数36】
【0050】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記2N−2N離散
コサイン変換において選択される画素データは、前記2
N×2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個の
画素データから前記固定係数Pkのうちの式(35)及
び式(36)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべ
き2N個の画素データから成る第1の組の画素データ及
び前記固定係数Pkのうちの式(35)及び式(36)
のkを偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2 N個の画
素データから成る第2の組の画素データであることを特
徴としている。
の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記2N−2N離散
コサイン変換において選択される画素データは、前記2
N×2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個の
画素データから前記固定係数Pkのうちの式(35)及
び式(36)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべ
き2N個の画素データから成る第1の組の画素データ及
び前記固定係数Pkのうちの式(35)及び式(36)
のkを偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2 N個の画
素データから成る第2の組の画素データであることを特
徴としている。
【0051】請求項18記載の発明は、請求項16又は
17記載の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手
段は、所定の対となる画素データの和及び差を前記画素
データとして選択することを特徴としている。
17記載の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手
段は、所定の対となる画素データの和及び差を前記画素
データとして選択することを特徴としている。
【0052】請求項19記載の発明は、請求項18記載
の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手段は、2
−2N−1−2N離散コサイン変換においては、2N個
の画素データfjのうちのjについて若番から順番の2
つずつの画素データを前記所定の対となる画素データと
して選択することを特徴としている。
の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手段は、2
−2N−1−2N離散コサイン変換においては、2N個
の画素データfjのうちのjについて若番から順番の2
つずつの画素データを前記所定の対となる画素データと
して選択することを特徴としている。
【0053】請求項20記載の発明は、請求項7記載の
画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手段は、N−
2N離散コサイン変換においては、2N個の画素データ
fjのうちのjについて前半であり2N−1個の画素デ
ータから成る第1の画素データ組とjについて後半であ
り2N−1個の画素データから成る第2の画素データ組
とから1つずつ選択された画素データを前記所定の対と
なる画素データとして選択することを特徴としている。
画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手段は、N−
2N離散コサイン変換においては、2N個の画素データ
fjのうちのjについて前半であり2N−1個の画素デ
ータから成る第1の画素データ組とjについて後半であ
り2N−1個の画素データから成る第2の画素データ組
とから1つずつ選択された画素データを前記所定の対と
なる画素データとして選択することを特徴としている。
【0054】請求項21記載の発明は、離散コサイン変
換されて伝送されて来た変換係数データを構成する2N
×2N個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意
の1行分又は1列分の2N個の変換係数データFj(0
≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(37)及び式(38)で与えられる固定係数Pk毎
に選択する選択手段と、該選択手段で選択された変換係
数データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得
る乗算手段と、該乗算手段で得られ離散コサイン変換規
則で決められた所定の積同士を加減算する手段と、該加
減算処理した加減算値を画素データfjとして出力する
手段とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又は
各列について行う画像信号の伸長処理装置に係り、前記
選択手段は、2N−2N離散コサイン逆変換において
は、前記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1
列分の2N個の変換係数データから2N個の変換係数デ
ータを2N−2N離散コサイン逆変換規則で決められた
前記固定係数Pk毎に所定の順番で選択する一方、2−
2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前記2
N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分の2N
個の変換係数データから構成され2N個の変換係数デー
タから成る第1及び第2の組の変換係数データを前記固
定係数Pkのうちの式(37)及び式(38)のkを奇
数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手段であ
り、前記乗算手段は、2N−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記選択手段で選択された2N個の画素デー
タと前記固定係数Pkのうちの対応する固定係数との積
を得る一方、2−2N−1−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記式(37)及び式(38)のkを奇数と
する固定係数対応に選択された前記第1及び第2の組の
変換係数データと前記式(37)及び式(38)のkを
奇数とする固定係数との積を得る手段であり、かつ、前
記加減算手段は、前記2N−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記乗算手段で得られ2N−2N離散コサイ
ン変換規則で決められた積同士を加減算する一方、前記
2−2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前
記乗算手段で得られ2−2N−1−2N離散コサイン変
換規則で決められた積同士を加減算する手段であること
を特徴としている。
換されて伝送されて来た変換係数データを構成する2N
×2N個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意
の1行分又は1列分の2N個の変換係数データFj(0
≦j≦2N−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(37)及び式(38)で与えられる固定係数Pk毎
に選択する選択手段と、該選択手段で選択された変換係
数データの各々と対応する前記固定係数Pkとの積を得
る乗算手段と、該乗算手段で得られ離散コサイン変換規
則で決められた所定の積同士を加減算する手段と、該加
減算処理した加減算値を画素データfjとして出力する
手段とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又は
各列について行う画像信号の伸長処理装置に係り、前記
選択手段は、2N−2N離散コサイン逆変換において
は、前記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1
列分の2N個の変換係数データから2N個の変換係数デ
ータを2N−2N離散コサイン逆変換規則で決められた
前記固定係数Pk毎に所定の順番で選択する一方、2−
2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前記2
N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分の2N
個の変換係数データから構成され2N個の変換係数デー
タから成る第1及び第2の組の変換係数データを前記固
定係数Pkのうちの式(37)及び式(38)のkを奇
数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手段であ
り、前記乗算手段は、2N−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記選択手段で選択された2N個の画素デー
タと前記固定係数Pkのうちの対応する固定係数との積
を得る一方、2−2N−1−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記式(37)及び式(38)のkを奇数と
する固定係数対応に選択された前記第1及び第2の組の
変換係数データと前記式(37)及び式(38)のkを
奇数とする固定係数との積を得る手段であり、かつ、前
記加減算手段は、前記2N−2N離散コサイン逆変換に
おいては、前記乗算手段で得られ2N−2N離散コサイ
ン変換規則で決められた積同士を加減算する一方、前記
2−2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前
記乗算手段で得られ2−2N−1−2N離散コサイン変
換規則で決められた積同士を加減算する手段であること
を特徴としている。
【0055】
【数37】
【0056】
【数38】
【0057】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の画像信号の伸長処理装置に係り、前記選択手段は、前
記2N−2N離散コサイン逆変換において、前記2N×
2N個の変換係数データの1行分又は1列分の2N個の
変換係数データから前記固定係数Pkのうちの式(3
7)及び式(38)のkを奇数とする固定係数に乗ぜら
れるべき2N個の変換係数データから成る第1の組の変
換係数データ及び前記固定係数Pkのうちの式(37)
及び式(38)のkを偶数とする固定係数に乗ぜられる
べき2N個の変換係数データから成る第2の組の変換係
数データを前記変換係数データとして選択することを特
徴としている。
の画像信号の伸長処理装置に係り、前記選択手段は、前
記2N−2N離散コサイン逆変換において、前記2N×
2N個の変換係数データの1行分又は1列分の2N個の
変換係数データから前記固定係数Pkのうちの式(3
7)及び式(38)のkを奇数とする固定係数に乗ぜら
れるべき2N個の変換係数データから成る第1の組の変
換係数データ及び前記固定係数Pkのうちの式(37)
及び式(38)のkを偶数とする固定係数に乗ぜられる
べき2N個の変換係数データから成る第2の組の変換係
数データを前記変換係数データとして選択することを特
徴としている。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である8−8DCT/2
−4−8DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロッ
ク図、図2は、同8−8DCT/2−4−8DCT装置
の電気的構成を部分的に示すブロック図、図3は、同8
−8/2−4−8DCT装置の8−8DCTについての
動作タイミングチャートの一部、図4は、同8−8/2
−4−8DCT装置の8−8DCTについての動作タイ
ミングチャートの残部、図5は、同8−8/2−4−8
DCT装置の2−4−8DCTについての動作タイミン
グチャートの一部、また、図6は、同8−8/2−4−
8DCT装置の2−4−8DCTについての動作タイミ
ングチャートの残部である。なお、図1のI−I線と図2
のI−I線とを合わせることにより、同8−8/2−4−
8DCT装置の全体を構成することができる。
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である8−8DCT/2
−4−8DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロッ
ク図、図2は、同8−8DCT/2−4−8DCT装置
の電気的構成を部分的に示すブロック図、図3は、同8
−8/2−4−8DCT装置の8−8DCTについての
動作タイミングチャートの一部、図4は、同8−8/2
−4−8DCT装置の8−8DCTについての動作タイ
ミングチャートの残部、図5は、同8−8/2−4−8
DCT装置の2−4−8DCTについての動作タイミン
グチャートの一部、また、図6は、同8−8/2−4−
8DCT装置の2−4−8DCTについての動作タイミ
ングチャートの残部である。なお、図1のI−I線と図2
のI−I線とを合わせることにより、同8−8/2−4−
8DCT装置の全体を構成することができる。
【0059】この実施例の8−8DCT/2−4−8D
CT装置は、8−8DCT回路の一部を2−4−8DC
Tに用いてパイプライン形式の演算で得られる演算の高
速性を継受しつつ小規模の回路で8−8DCTと2−4
−8DCTとを行うことができるようにした装置であ
る。この8−8DCT/2−4−8DCT装置の構成を
説明するのに先だって、8×8画素データの1行分又は
1列分について8−8DCTを行う演算式について説明
する。[従来の技術」の項で述べた、二次元で示される
式(17)を一次元の式(39)で表わし、式(39)
のh及びxについて展開すると、式(39)は、式(4
0)で表される。但し、式(40)中のP0〜P6は、
次の通りである。 P0 =COS(7π/16)=−COS(9π/16)=0.382683432 … P1 =COS(6π/16)=−COS(10π/16)=0.382683432… P2 =COS(5π/16)=−COS(11π/16)=0.55557023 … P3 =COS(4π/16)=−COS(12π/16)=0.707106781… P4 =COS(3π/16)=−COS(13π/16)=0.831469612… P5 =COS(2π/16)=−COS(14π/16)=0.923879532… P6 =COS(π/16) =−COS(15π/16)=0.980785280 …
CT装置は、8−8DCT回路の一部を2−4−8DC
Tに用いてパイプライン形式の演算で得られる演算の高
速性を継受しつつ小規模の回路で8−8DCTと2−4
−8DCTとを行うことができるようにした装置であ
る。この8−8DCT/2−4−8DCT装置の構成を
説明するのに先だって、8×8画素データの1行分又は
1列分について8−8DCTを行う演算式について説明
する。[従来の技術」の項で述べた、二次元で示される
式(17)を一次元の式(39)で表わし、式(39)
のh及びxについて展開すると、式(39)は、式(4
0)で表される。但し、式(40)中のP0〜P6は、
次の通りである。 P0 =COS(7π/16)=−COS(9π/16)=0.382683432 … P1 =COS(6π/16)=−COS(10π/16)=0.382683432… P2 =COS(5π/16)=−COS(11π/16)=0.55557023 … P3 =COS(4π/16)=−COS(12π/16)=0.707106781… P4 =COS(3π/16)=−COS(13π/16)=0.831469612… P5 =COS(2π/16)=−COS(14π/16)=0.923879532… P6 =COS(π/16) =−COS(15π/16)=0.980785280 …
【0060】
【数39】
【0061】
【数40】
【0062】そして、式(40)中のF(0)=F0、
F(1)=F1、F(2)=F2、F(3)=F3、F
(4)=F4、F(5)=F5、F(6)=F6、F
(7)=F7と置き、かつ、f(0,y)=f0、f
(1,y)=f1、f(2,y)=f2、f(3,y)
=f3、f(4,y)=f4、f(5,y)=f5、f
(6,y)=f6、f(7,y)=f7と置いて変形す
ると、式(40)は、式(41)で表される。その式
(41)の右辺を変形して式(42)を得る。
F(1)=F1、F(2)=F2、F(3)=F3、F
(4)=F4、F(5)=F5、F(6)=F6、F
(7)=F7と置き、かつ、f(0,y)=f0、f
(1,y)=f1、f(2,y)=f2、f(3,y)
=f3、f(4,y)=f4、f(5,y)=f5、f
(6,y)=f6、f(7,y)=f7と置いて変形す
ると、式(40)は、式(41)で表される。その式
(41)の右辺を変形して式(42)を得る。
【0063】
【数41】
【0064】
【数42】
【0065】式(42)中のf0+f7、f1+f6、
f2+f5、f3+f4、f0−f 7、f1−f6、f
2−f5及びf3−f4を式(43)のように置いてそ
の右辺を変形すると、式(44)が得られる。この式
(44)を整理して式(45)を得る。この実施例の8
−8DCT/2−4−8DCT装置の8−8DCTは、
式(45)に基づいて行うようにしたものである。
f2+f5、f3+f4、f0−f 7、f1−f6、f
2−f5及びf3−f4を式(43)のように置いてそ
の右辺を変形すると、式(44)が得られる。この式
(44)を整理して式(45)を得る。この実施例の8
−8DCT/2−4−8DCT装置の8−8DCTは、
式(45)に基づいて行うようにしたものである。
【0066】
【数43】
【0067】
【数44】
【0068】
【数45】
【0069】次に、8×8画素データの1行分又は1列
分について2−4−8DCTを行う演算式について説明
する。「従来の技術」の項で述べた、二次元で示される
式(21)を一次元の式(46)で表わし、式(46)
のh及びxについて展開して得られるF(0)、F
(1)、F(2)、F(3)、F(4)、F(5)、F
(6)及びF(7)と、f(0,z)、f(1,z)、
f(2,z)、f(3,z)、f(4,z)、f(5,
z)、f(6,z)及びf(7,z)とについて、式
(40)と同様に、F(0)=F0、F(1)=F1、
F(2)=F2、F(3)=F3、F(4)=F4、F
(5)=F5、F(6)=F6、F(7)=F7と置
き、かつ、f(0,z)=f0、f(1,z)=f1、
f(2,z)=f2、f(3,z)=f3、f(4,
z)=f4、f(5,z)=f5、f(6,z)=
f6、f(7,z)=f7と置くと、式(47)が得ら
れる。なお、式(47)中のP0〜P6は、式(40)
と同じ値である。
分について2−4−8DCTを行う演算式について説明
する。「従来の技術」の項で述べた、二次元で示される
式(21)を一次元の式(46)で表わし、式(46)
のh及びxについて展開して得られるF(0)、F
(1)、F(2)、F(3)、F(4)、F(5)、F
(6)及びF(7)と、f(0,z)、f(1,z)、
f(2,z)、f(3,z)、f(4,z)、f(5,
z)、f(6,z)及びf(7,z)とについて、式
(40)と同様に、F(0)=F0、F(1)=F1、
F(2)=F2、F(3)=F3、F(4)=F4、F
(5)=F5、F(6)=F6、F(7)=F7と置
き、かつ、f(0,z)=f0、f(1,z)=f1、
f(2,z)=f2、f(3,z)=f3、f(4,
z)=f4、f(5,z)=f5、f(6,z)=
f6、f(7,z)=f7と置くと、式(47)が得ら
れる。なお、式(47)中のP0〜P6は、式(40)
と同じ値である。
【0070】
【数46】
【0071】
【数47】
【0072】上記式(47)の右辺を変形して式(4
8)を得、この式(48)を整理して式(49)を得
る。
8)を得、この式(48)を整理して式(49)を得
る。
【0073】
【数48】
【0074】
【数49】
【0075】式(49)中のf0+f1、f2+f3、
f4+f5、f6+f7、f0−f 1、f2−f3、f
4−f5、f6−f7を式(50)のようにと置くと、
式(51)が得られる。この実施例の8−8DCT/2
−4−8DCT装置の2−4−8DCTは、式(51)
に基づいて行うようにしたものである。
f4+f5、f6+f7、f0−f 1、f2−f3、f
4−f5、f6−f7を式(50)のようにと置くと、
式(51)が得られる。この実施例の8−8DCT/2
−4−8DCT装置の2−4−8DCTは、式(51)
に基づいて行うようにしたものである。
【0076】
【数50】
【0077】
【数51】
【0078】上述の8−8DCT/2−4−8DCT装
置10は、マルチプレクサ12と、第1のデータレジス
タ群13の8つのデータレジスタ141〜148と、第
1の加算回路群17の4つの加算回路181〜18
4と、減算回路群19の4つの減算回路201〜204
と、第2のデータレジスタ群21の8つのデータレジス
タ221〜228と、第1のマルチプレクサ群23の8
つのマルチプレクサ241〜248と 、第1の加減算
回路群25の2つの加減算回路261、262と、第2
のマルチプレクサ群27の2つのマルチプレクサ2
81、282と、第3のデータレジスタ群29の7つの
データレジスタ301〜307と、P3係数乗算回路3
21と 、P5係数乗算回路322と、P1係数乗算回
路323と、P6/P3係数乗算回路324と、P4/
P5係数乗算回路325と、P2係数乗算回路32
6と、P0/P1係数乗算回路327と、第4のデータ
レジスタ群85の7つのデータレジスタ341〜348
と、5つのアンド回路361〜365と、第2の加算回
路群37の4つの加算回路381〜384と、第5のデ
ータレジスタ群39の5つのデータレジスタ401〜4
05とから構成されている。以下、データレジスタをレ
ジスタ(以下、図面では、REGで示す)と、マルチプ
レクサをMUXという。
置10は、マルチプレクサ12と、第1のデータレジス
タ群13の8つのデータレジスタ141〜148と、第
1の加算回路群17の4つの加算回路181〜18
4と、減算回路群19の4つの減算回路201〜204
と、第2のデータレジスタ群21の8つのデータレジス
タ221〜228と、第1のマルチプレクサ群23の8
つのマルチプレクサ241〜248と 、第1の加減算
回路群25の2つの加減算回路261、262と、第2
のマルチプレクサ群27の2つのマルチプレクサ2
81、282と、第3のデータレジスタ群29の7つの
データレジスタ301〜307と、P3係数乗算回路3
21と 、P5係数乗算回路322と、P1係数乗算回
路323と、P6/P3係数乗算回路324と、P4/
P5係数乗算回路325と、P2係数乗算回路32
6と、P0/P1係数乗算回路327と、第4のデータ
レジスタ群85の7つのデータレジスタ341〜348
と、5つのアンド回路361〜365と、第2の加算回
路群37の4つの加算回路381〜384と、第5のデ
ータレジスタ群39の5つのデータレジスタ401〜4
05とから構成されている。以下、データレジスタをレ
ジスタ(以下、図面では、REGで示す)と、マルチプ
レクサをMUXという。
【0079】MUX12は、8×8画素データの各行の
8画素データについての一次DCTのための8画素デー
タ又は一次DCTで得られた8×8データの各列の8つ
のデータを次のように選択的に出力するものである。以
下、MUX12から出力される8つのデータの各々をf
0〜f7で参照する。MUX12は、8−8DCTにお
いては第1のレジスタ群13のレジスタ141にデータ
f0を、レジスタ14 2にf7を、レジスタ143にf
1を、レジスタ144にf6を、レジスタ14 5にf2
を、レジスタ146にf5を、レジスタ147にf
3を、レジスタ14 8にf4を記憶させ、2−4−8D
CTにおいてはデータf1〜f8をこれらデータf1〜
f8対応にレジスタ141〜148に記憶させる。
8画素データについての一次DCTのための8画素デー
タ又は一次DCTで得られた8×8データの各列の8つ
のデータを次のように選択的に出力するものである。以
下、MUX12から出力される8つのデータの各々をf
0〜f7で参照する。MUX12は、8−8DCTにお
いては第1のレジスタ群13のレジスタ141にデータ
f0を、レジスタ14 2にf7を、レジスタ143にf
1を、レジスタ144にf6を、レジスタ14 5にf2
を、レジスタ146にf5を、レジスタ147にf
3を、レジスタ14 8にf4を記憶させ、2−4−8D
CTにおいてはデータf1〜f8をこれらデータf1〜
f8対応にレジスタ141〜148に記憶させる。
【0080】第1の加算回路群17のうちの加算回路1
81〜184は、8−8DCTにおいても、また、2−
4−8DCTにおいても、いずれの加算回路も、2つの
レジスタから出力されるデータを加算する。すなわち、
加算回路181は、レジスタ141に記憶されているデ
ータとレジスタ142に記憶されているデータとを加算
する。加算回路182は、レジスタ143に記憶されて
いるデータとレ ジスタ144に記憶されているデータ
とを加算する。加算回路183は、レジスタ145に記
憶されているデータとレジスタ146に記憶されている
データとを加算する。加算回路184は、レジスタ14
7に記憶されているデータとレジス タ148に記憶さ
れているデータとを加算する。
81〜184は、8−8DCTにおいても、また、2−
4−8DCTにおいても、いずれの加算回路も、2つの
レジスタから出力されるデータを加算する。すなわち、
加算回路181は、レジスタ141に記憶されているデ
ータとレジスタ142に記憶されているデータとを加算
する。加算回路182は、レジスタ143に記憶されて
いるデータとレ ジスタ144に記憶されているデータ
とを加算する。加算回路183は、レジスタ145に記
憶されているデータとレジスタ146に記憶されている
データとを加算する。加算回路184は、レジスタ14
7に記憶されているデータとレジス タ148に記憶さ
れているデータとを加算する。
【0081】減算回路群21のうちの減算回路20
1は、8−8DCTにおいても、また、2−4−8DC
Tにおいても、いずれの減算回路も、2つのレジスタか
ら出力されるデータを減算する。すなわち、減算回路2
01は、レジスタ141から記憶されているデータから
レジスタ142に記憶されているデータを減算する。減
算回路202は、レジスタ143に供給及びされている
データからレジスタ144に記憶されているデータを減
算する。減算回路203は、レジスタ145に記憶され
ているデータからレジスタ146に記憶されているデー
タを減算する。減算回路204は、レジスタ147に記
憶されているデータからレジスタ148に記憶されてい
るデータを減算する。
1は、8−8DCTにおいても、また、2−4−8DC
Tにおいても、いずれの減算回路も、2つのレジスタか
ら出力されるデータを減算する。すなわち、減算回路2
01は、レジスタ141から記憶されているデータから
レジスタ142に記憶されているデータを減算する。減
算回路202は、レジスタ143に供給及びされている
データからレジスタ144に記憶されているデータを減
算する。減算回路203は、レジスタ145に記憶され
ているデータからレジスタ146に記憶されているデー
タを減算する。減算回路204は、レジスタ147に記
憶されているデータからレジスタ148に記憶されてい
るデータを減算する。
【0082】第2のレジスタ群33のうちのレジスタ2
21は、加算回路181から出力されるデータを一時記
憶する。レジスタ222は、加算回路182から出力さ
れるデータを一時記憶する。レジスタ223は、加算回
路183から出力されるデータを一時記憶する。レジス
タ224は、加算回路184から出力されるデータを
一時記憶する。レジスタ225は、減算回路201から
出力されるデータを一時記憶する。レジスタ226は、
減算回路202から出力されるデータを一時記憶する。
レジスタ227は、減算回路203から出力されるデー
タを一時記憶する。レジスタ228は、減算回路204
から出力されるデータを一時記憶する。MUX12から
レジスタ221〜228までの動作は、4つの動作サイ
クル毎に同一の動作が繰り返され、この各動作サイクル
は、MUX241〜248以降の4つの動作サイクルに
対応する。
21は、加算回路181から出力されるデータを一時記
憶する。レジスタ222は、加算回路182から出力さ
れるデータを一時記憶する。レジスタ223は、加算回
路183から出力されるデータを一時記憶する。レジス
タ224は、加算回路184から出力されるデータを
一時記憶する。レジスタ225は、減算回路201から
出力されるデータを一時記憶する。レジスタ226は、
減算回路202から出力されるデータを一時記憶する。
レジスタ227は、減算回路203から出力されるデー
タを一時記憶する。レジスタ228は、減算回路204
から出力されるデータを一時記憶する。MUX12から
レジスタ221〜228までの動作は、4つの動作サイ
クル毎に同一の動作が繰り返され、この各動作サイクル
は、MUX241〜248以降の4つの動作サイクルに
対応する。
【0083】第1のMUX群23のMUX241、24
2、243及び244におけるデータの選択動作は、8
−8DCTにおいても、また、2−4−8DCTにおい
ても、同じである。すなわち、MUX241は、レジス
タ220、221、222及びタ223の出力に接続さ
れ、レジスタ220、223、220及び223の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータを順次出力す
る。MUX242は、レジスタ220、221、222
及びタ223の出力に接続され、レジスタ22 1、22
2、221及び222の順でこれらのレジスタを選択し
て4つのデータを順次出力する。MUX243 は、レ
ジスタ220、221、222及びタ223の出力に接
続され、レジスタ220、343、222及び221の
順でこれらのレジスタを選択して4つのデータを順次出
力する。MUX244は、レジスタ220、221、2
22及びタ223の出力に接続され、レジスタ221、
22、220及び223の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータを順次出力する。
2、243及び244におけるデータの選択動作は、8
−8DCTにおいても、また、2−4−8DCTにおい
ても、同じである。すなわち、MUX241は、レジス
タ220、221、222及びタ223の出力に接続さ
れ、レジスタ220、223、220及び223の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータを順次出力す
る。MUX242は、レジスタ220、221、222
及びタ223の出力に接続され、レジスタ22 1、22
2、221及び222の順でこれらのレジスタを選択し
て4つのデータを順次出力する。MUX243 は、レ
ジスタ220、221、222及びタ223の出力に接
続され、レジスタ220、343、222及び221の
順でこれらのレジスタを選択して4つのデータを順次出
力する。MUX244は、レジスタ220、221、2
22及びタ223の出力に接続され、レジスタ221、
22、220及び223の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータを順次出力する。
【0084】第1のMUX群35のMUX245、24
6、247及び248におけるデータの選択動作は、8
−8DCTの場合と2−4−8DCTの場合とでは次の
ように異なる。8×8DCTの場合におけるMUX24
5、246、247及び248でのデータの選択動作
は、次の通りである。
6、247及び248におけるデータの選択動作は、8
−8DCTの場合と2−4−8DCTの場合とでは次の
ように異なる。8×8DCTの場合におけるMUX24
5、246、247及び248でのデータの選択動作
は、次の通りである。
【0085】MUX245は、レジスタ224、2
25、226及び227の出力に接続され、レジスタ2
24、226、225及び227の順でこれらのレジス
タを選択して4つのデータを順次出力する。MUX24
6は、レジスタ224、225、226及び227の出
力に接続され、レジスタ225、224、227及び2
2 6の順でこれらのレジスタを選択して4つのデータを
順次出力する。MUX24 7は、レジスタ224、34
5、226及び227の出力に接続され、レジスタ22
6、227、224及び225の順でこれらのレジスタ
を選択して4つのデータを順次出力する。MUX24
8 は、レジスタ224、225、226及び227の
出力に接続され、レジスタ227、225、226及び
224の順でこれらのレジスタを選択して4つのデータ
を順次出力する。
25、226及び227の出力に接続され、レジスタ2
24、226、225及び227の順でこれらのレジス
タを選択して4つのデータを順次出力する。MUX24
6は、レジスタ224、225、226及び227の出
力に接続され、レジスタ225、224、227及び2
2 6の順でこれらのレジスタを選択して4つのデータを
順次出力する。MUX24 7は、レジスタ224、34
5、226及び227の出力に接続され、レジスタ22
6、227、224及び225の順でこれらのレジスタ
を選択して4つのデータを順次出力する。MUX24
8 は、レジスタ224、225、226及び227の
出力に接続され、レジスタ227、225、226及び
224の順でこれらのレジスタを選択して4つのデータ
を順次出力する。
【0086】2−4−8DCTの場合におけるMUX2
45、246、247及び248でのデータの選択動作
は、次の通りである。MUX245は、レジスタ2
24、225、226及び227の出力に接続され、レ
ジスタ224、227、224及び227の順でこれら
のレジスタを選択して4つのデータを順次出力する。M
UX246は、レジスタ224、225、226及び2
27の出力に接続され、レジスタ224、227、22
5及び22 6の順でこれらのレジスタを選択して4つの
データを順次出力する。MUX24 7は、レジスタ22
4、345、226及び227の出力に接続され、レジ
スタ225、226、225及び226の順でこれらの
レジスタを選択して4つのデータを順次出力する。MU
X248は、レジスタ224、225、226及び22
7の出力に接続され、レジスタ225、226、224
及び227の順でこれらのレジスタを選択して4つのデ
ータを順次出力する。
45、246、247及び248でのデータの選択動作
は、次の通りである。MUX245は、レジスタ2
24、225、226及び227の出力に接続され、レ
ジスタ224、227、224及び227の順でこれら
のレジスタを選択して4つのデータを順次出力する。M
UX246は、レジスタ224、225、226及び2
27の出力に接続され、レジスタ224、227、22
5及び22 6の順でこれらのレジスタを選択して4つの
データを順次出力する。MUX24 7は、レジスタ22
4、345、226及び227の出力に接続され、レジ
スタ225、226、225及び226の順でこれらの
レジスタを選択して4つのデータを順次出力する。MU
X248は、レジスタ224、225、226及び22
7の出力に接続され、レジスタ225、226、224
及び227の順でこれらのレジスタを選択して4つのデ
ータを順次出力する。
【0087】第1の加減算回路群25のうちの加減算回
路261は、8−8DCTにおいても、また、2−4−
8DCTにおいても、MUX241から順次出力される
4つのデータとMUX242から順次出力される4つの
データとをその出力順の第1番目及び第2番目のデータ
に対しては加算を行い、出力順の第3番目及び第4番目
のデータに対しては減算を行う。加減算回路261での
減算は、MUX241から出力されるデータからMUX
242から出力されるデータを差し引いて行う。加減算
回路262は、2−4−8DCTにおいて、MUX24
4から順次出力される4つのデータとMUX248から
順次出力される4つのデータとをその出力順の第1番目
及び第2番目のデータに対しては加算を行い、出力順の
第3番目及び第4番目のデータに対しては減算を行う。
加減算回路262での減算は、MUX244から出力さ
れるデータからMUX247から出力されるデータを差
し引いて行う。
路261は、8−8DCTにおいても、また、2−4−
8DCTにおいても、MUX241から順次出力される
4つのデータとMUX242から順次出力される4つの
データとをその出力順の第1番目及び第2番目のデータ
に対しては加算を行い、出力順の第3番目及び第4番目
のデータに対しては減算を行う。加減算回路261での
減算は、MUX241から出力されるデータからMUX
242から出力されるデータを差し引いて行う。加減算
回路262は、2−4−8DCTにおいて、MUX24
4から順次出力される4つのデータとMUX248から
順次出力される4つのデータとをその出力順の第1番目
及び第2番目のデータに対しては加算を行い、出力順の
第3番目及び第4番目のデータに対しては減算を行う。
加減算回路262での減算は、MUX244から出力さ
れるデータからMUX247から出力されるデータを差
し引いて行う。
【0088】そして、第3のMUX群27のうちのMU
X281は、8−8DCTにおいては、MUX245か
ら順次出力される4つのデータを順次選択し、2−4−
8DCTにおいては、加減算回路262から順次出力さ
れるデータを選択する。また、MUX282は、8−8
DCTにおいては、MUX247から順次出力される4
つのデータを順次選択し、2−4−8DCTにおいて
は、MUX247が4つのデータを順次出力するのに対
応して4回(4つの第2の動作サイクル)“0″のデー
タを選択する。
X281は、8−8DCTにおいては、MUX245か
ら順次出力される4つのデータを順次選択し、2−4−
8DCTにおいては、加減算回路262から順次出力さ
れるデータを選択する。また、MUX282は、8−8
DCTにおいては、MUX247から順次出力される4
つのデータを順次選択し、2−4−8DCTにおいて
は、MUX247が4つのデータを順次出力するのに対
応して4回(4つの第2の動作サイクル)“0″のデー
タを選択する。
【0089】第2のレジスタ群29のレジスタ30
1は、加減算回路261から順次出力される4つの演算
結果のデータを順次記憶する。レジスタ302は、MU
X243から順次選択されて出力される4つのデータを
順次記憶する。レジスタ303は、MUX244から順
次選択されて出力される4つのデータを順次記憶する。
レジスタ304は、MUX281から順次選択されて出
力される4つのデータを順次記憶する。レジスタ305
は、MUX246から順次選択されて出力される4つの
データを順次記憶する。レジスタ306は、MUX28
2から順次選択されて出力される4つのデータを順次記
憶する。レジスタ307は、MUX248から順次選択
されて出力される4つのデータを順次記憶する。
1は、加減算回路261から順次出力される4つの演算
結果のデータを順次記憶する。レジスタ302は、MU
X243から順次選択されて出力される4つのデータを
順次記憶する。レジスタ303は、MUX244から順
次選択されて出力される4つのデータを順次記憶する。
レジスタ304は、MUX281から順次選択されて出
力される4つのデータを順次記憶する。レジスタ305
は、MUX246から順次選択されて出力される4つの
データを順次記憶する。レジスタ306は、MUX28
2から順次選択されて出力される4つのデータを順次記
憶する。レジスタ307は、MUX248から順次選択
されて出力される4つのデータを順次記憶する。
【0090】P3係数乗算回路321は、レジスタ30
1から順次出力される4つのデータの各々に固定係数P
3を乗ずる。P5係数乗算回路322は、レジスタ30
2から順次出力される4つのデータの各々に固定係数P
5を乗ずる。P1係数乗算回路323は、レジスタ30
4から順次出力される4つのデータの各々に固定係数P
1を乗ずる。
1から順次出力される4つのデータの各々に固定係数P
3を乗ずる。P5係数乗算回路322は、レジスタ30
2から順次出力される4つのデータの各々に固定係数P
5を乗ずる。P1係数乗算回路323は、レジスタ30
4から順次出力される4つのデータの各々に固定係数P
1を乗ずる。
【0091】P6/P3係数乗算回路324は、8−8
DCTと2−4−8DCTとで固定係数の切り替えが行
われ、8−8DCTにおいてはレジスタ304から順次
出力される4つのデータの各々に固定係数P6を乗じ、
2−4−8DCTにおいてはレジスタ304から順次出
力される4つのデータの各々に固定係数P3を乗ずる。
P4/P5係数乗算回路325は、8−8DCTと2−
4−8DCTとで固定係数の切り替えが行われ、8−8
DCTにおいてはレジスタ305から順次出力される4
つのデータの各々に固定係数P4を乗じ、2−4−8D
CTにおいては レジスタ305から順次出力される4
つのデータの各々に固定係数P5を乗ずる。P2係数乗
算回路326は、レジスタ306から順次出力される4
つのデータの各々に固定係数P2を乗ずる。P0/P1
係数乗算回路327は、8−8DCTと2−4−8DC
Tとで固定係数の切り替えが行われ、8−8DCTにお
いてはレジスタ307から順次出力される4つのデータ
の各々に固定係数P0を乗じ、2−4−8DCTにおい
てはレジスタ307から順次出力される4つのデータの
各々に固定係数P1を乗ずる。
DCTと2−4−8DCTとで固定係数の切り替えが行
われ、8−8DCTにおいてはレジスタ304から順次
出力される4つのデータの各々に固定係数P6を乗じ、
2−4−8DCTにおいてはレジスタ304から順次出
力される4つのデータの各々に固定係数P3を乗ずる。
P4/P5係数乗算回路325は、8−8DCTと2−
4−8DCTとで固定係数の切り替えが行われ、8−8
DCTにおいてはレジスタ305から順次出力される4
つのデータの各々に固定係数P4を乗じ、2−4−8D
CTにおいては レジスタ305から順次出力される4
つのデータの各々に固定係数P5を乗ずる。P2係数乗
算回路326は、レジスタ306から順次出力される4
つのデータの各々に固定係数P2を乗ずる。P0/P1
係数乗算回路327は、8−8DCTと2−4−8DC
Tとで固定係数の切り替えが行われ、8−8DCTにお
いてはレジスタ307から順次出力される4つのデータ
の各々に固定係数P0を乗じ、2−4−8DCTにおい
てはレジスタ307から順次出力される4つのデータの
各々に固定係数P1を乗ずる。
【0092】第4のレジスタ群33のレジスタ34
1は、8−8DCTにおいても、また、2−4−8DC
Tにおいても、P3係数乗算回路321から順次出力さ
れる4つのデータの各々を順次記憶し、その各データを
正の値として出力する。レジスタ342は、8−8DC
Tにおいても、また、2−4−8DCTにおいても、P
5係数乗算回路74から順次出力される4つのデータの
各々を順次記憶し、その第1番目及び第4番目のデータ
を正の値として出力し、第2番目及び第3番目のデータ
を負の値として出力する。レジスタ343は、8−8D
CTにおいても、また、2−4−8DCTにおいても、
P1係数乗算回路323から順次出力される4つのデー
タの各々を順次記憶し、その第1番目及び第3番目のデ
ータを正の値として出力し、第2番目及び第4番目のデ
ータを負の値として出力する。
1は、8−8DCTにおいても、また、2−4−8DC
Tにおいても、P3係数乗算回路321から順次出力さ
れる4つのデータの各々を順次記憶し、その各データを
正の値として出力する。レジスタ342は、8−8DC
Tにおいても、また、2−4−8DCTにおいても、P
5係数乗算回路74から順次出力される4つのデータの
各々を順次記憶し、その第1番目及び第4番目のデータ
を正の値として出力し、第2番目及び第3番目のデータ
を負の値として出力する。レジスタ343は、8−8D
CTにおいても、また、2−4−8DCTにおいても、
P1係数乗算回路323から順次出力される4つのデー
タの各々を順次記憶し、その第1番目及び第3番目のデ
ータを正の値として出力し、第2番目及び第4番目のデ
ータを負の値として出力する。
【0093】レジスタ344は、P6/P3係数乗算回
路324から順次出力される4つのデータの各々を順次
記憶し、8−8DCTにおいてはその第1番目のデータ
を正の値として出力し第2番目〜第4番目のデータを負
の値として出力し、2−4−8DCTにおいてはその各
データを正の値として出力する。レジスタ345は、P
4/P5係数乗算回路325から順次出力される4つの
データの各々を順次記憶し、8−8DCTにおいてはそ
の各データを正の値として出力し、2−4−8DCTに
おいてはその第1番目及び第4番目のデータを正の値と
して出力し、第2番目及び第3番目のデータを負の値と
して出力する。レジスタ346は、P2係数乗算回路3
26から順次出力される4つのデータの各々を順次記憶
しその第1番目及び第3番目のデータを正の値として出
力し第2番目及び第4番目のデータを負の値として出力
する。レジスタ347は、P0/P1係数乗算回路32
7から順次出力される4つのデータの各々を順次記憶
し、8−8DCTにおいてはその第1番目及び第4番目
のデータを正の値として出力し第2番目及び第3番目の
データを負の値として出力し、2−4−8DCTにおい
てはその第1番目及び第3番目のデータを正の値として
出力し第2番目及び第4番目のデータを負の値として出
力する。
路324から順次出力される4つのデータの各々を順次
記憶し、8−8DCTにおいてはその第1番目のデータ
を正の値として出力し第2番目〜第4番目のデータを負
の値として出力し、2−4−8DCTにおいてはその各
データを正の値として出力する。レジスタ345は、P
4/P5係数乗算回路325から順次出力される4つの
データの各々を順次記憶し、8−8DCTにおいてはそ
の各データを正の値として出力し、2−4−8DCTに
おいてはその第1番目及び第4番目のデータを正の値と
して出力し、第2番目及び第3番目のデータを負の値と
して出力する。レジスタ346は、P2係数乗算回路3
26から順次出力される4つのデータの各々を順次記憶
しその第1番目及び第3番目のデータを正の値として出
力し第2番目及び第4番目のデータを負の値として出力
する。レジスタ347は、P0/P1係数乗算回路32
7から順次出力される4つのデータの各々を順次記憶
し、8−8DCTにおいてはその第1番目及び第4番目
のデータを正の値として出力し第2番目及び第3番目の
データを負の値として出力し、2−4−8DCTにおい
てはその第1番目及び第3番目のデータを正の値として
出力し第2番目及び第4番目のデータを負の値として出
力する。
【0094】第2の加算回路群37のうちの加算回路3
81は、第5のレジスタ群39のうちのレジスタ401
とアンド回路361と共にデータの累算回路を構成して
いる。アンド回路361は、その一方の入力にでレジス
タ401のデータが供給され、8−8DCTにおいて
も、また、2−4−8DCTにおいても、その他方の入
力に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクルから
第4動作サイクルまでの順に“0″、“1″、“0″、
“1″が、図示しない2進信号列発生回路から供給され
る。すなわち、レジスタ341から出力され加算回路3
81の一方の入力に供給されるデータと1つ前のクロッ
クでレジスタ401に記憶され次のクロックでアンド回
路361を経て加算回路381の他方の入力に供給され
る1クロック前のデータとが加算回路381で加算され
た累算値がレジスタ401から出力される。
81は、第5のレジスタ群39のうちのレジスタ401
とアンド回路361と共にデータの累算回路を構成して
いる。アンド回路361は、その一方の入力にでレジス
タ401のデータが供給され、8−8DCTにおいて
も、また、2−4−8DCTにおいても、その他方の入
力に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクルから
第4動作サイクルまでの順に“0″、“1″、“0″、
“1″が、図示しない2進信号列発生回路から供給され
る。すなわち、レジスタ341から出力され加算回路3
81の一方の入力に供給されるデータと1つ前のクロッ
クでレジスタ401に記憶され次のクロックでアンド回
路361を経て加算回路381の他方の入力に供給され
る1クロック前のデータとが加算回路381で加算され
た累算値がレジスタ401から出力される。
【0095】また、加算回路382も、レジスタ402
とアンド回路362と共にデータの累算回路を構成して
いる。アンド回路362は、その一方の入力にでレジス
タ402のデータが供給され、8−8DCTにおいて
も、また、2−4−8DCTにおいても、その他方の入
力に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクルから
第4動作サイクルまでの順に“0″、“1″、“0″、
“1″が、図示しない2進信号列発生回路から供給され
る。すなわち、レジスタ342及びレジスタ342から
出力され加算回路382の第1及び第2の入力に供給さ
れるデータと1つ前のクロックでレジスタ402に記憶
され次のクロックでアンド回路362を経て加算回路3
82の第3の入力に供給される1クロック前のデータと
が加算回路382で加算された累算値がレジスタ402
から出力される。
とアンド回路362と共にデータの累算回路を構成して
いる。アンド回路362は、その一方の入力にでレジス
タ402のデータが供給され、8−8DCTにおいて
も、また、2−4−8DCTにおいても、その他方の入
力に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクルから
第4動作サイクルまでの順に“0″、“1″、“0″、
“1″が、図示しない2進信号列発生回路から供給され
る。すなわち、レジスタ342及びレジスタ342から
出力され加算回路382の第1及び第2の入力に供給さ
れるデータと1つ前のクロックでレジスタ402に記憶
され次のクロックでアンド回路362を経て加算回路3
82の第3の入力に供給される1クロック前のデータと
が加算回路382で加算された累算値がレジスタ402
から出力される。
【0096】また、加算回路383も、レジスタ403
及びアンド回路363と共にデータの累算回路を構成し
ている。アンド回路363は、その一方の入力にレジス
タ343のデータが供給され、その他方の入力に、8−
8DCTにおいては、4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に“0″が供給さ
れ、2−4−8DCTにおいては、4つの第2の動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクルの
順で“0″、“1″、“0″、“1″が、図示しない2
進信号列発生回路から供給される。すなわち、8−8D
CTにおいては、レジスタ342のデータが、加算回路
383を素通りしてレジスタ403に記憶され、2−4
−8DCTにおいては、レジスタ342から出力され加
算回路383の一方の入力に供給されるデータと1つ前
のクロックでレジスタ403に記憶され次のクロックで
アンド回路363経て加算回路383の一方の入力に供
給される1クロック前のデータとが加算回路383で加
算された累算値がレジスタ403から出力される。
及びアンド回路363と共にデータの累算回路を構成し
ている。アンド回路363は、その一方の入力にレジス
タ343のデータが供給され、その他方の入力に、8−
8DCTにおいては、4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に“0″が供給さ
れ、2−4−8DCTにおいては、4つの第2の動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクルの
順で“0″、“1″、“0″、“1″が、図示しない2
進信号列発生回路から供給される。すなわち、8−8D
CTにおいては、レジスタ342のデータが、加算回路
383を素通りしてレジスタ403に記憶され、2−4
−8DCTにおいては、レジスタ342から出力され加
算回路383の一方の入力に供給されるデータと1つ前
のクロックでレジスタ403に記憶され次のクロックで
アンド回路363経て加算回路383の一方の入力に供
給される1クロック前のデータとが加算回路383で加
算された累算値がレジスタ403から出力される。
【0097】また、加算回路384も、レジスタ4
04、アンド回路364及びアンド回路365と共にデ
ータの累算回路を構成している。アンド回路364は、
一方の入力にレジスタ344のデータが供給され、その
他方の入力に、8−8DCTにおいては、4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎
に“0″が供給され、2−4−8DCTにおいては、4
つの動作サイクルのうちの第1動作サイクルから第4動
作サイクルまでの順で“0″、“1″、“0″、“1″
が、図示しない2進信号列発生回路から供給される。ま
た、アンド回路36 5は、一方の入力にレジスタ405
のデータが供給され、他方の入力に、8−8DCTにお
いては、4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に“0″が供給され、2−4−8
DCTにおいては、4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルから第4動作サイクルまでの順で“0″、
“1″、“0″、“1″が、図示しない2進信号列発生
回路から供給される。
04、アンド回路364及びアンド回路365と共にデ
ータの累算回路を構成している。アンド回路364は、
一方の入力にレジスタ344のデータが供給され、その
他方の入力に、8−8DCTにおいては、4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎
に“0″が供給され、2−4−8DCTにおいては、4
つの動作サイクルのうちの第1動作サイクルから第4動
作サイクルまでの順で“0″、“1″、“0″、“1″
が、図示しない2進信号列発生回路から供給される。ま
た、アンド回路36 5は、一方の入力にレジスタ405
のデータが供給され、他方の入力に、8−8DCTにお
いては、4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に“0″が供給され、2−4−8
DCTにおいては、4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルから第4動作サイクルまでの順で“0″、
“1″、“0″、“1″が、図示しない2進信号列発生
回路から供給される。
【0098】すなわち、8−8DCTにおいては、レジ
スタ344、345、346及び347から4つの動作
サイクル毎に順次出力されるデータが、動作サイクル毎
に加算回路384の第1、第2、第3及び第4の入力に
供給されて加算されてレジスタ404に順次記憶され、
2−4−8DCTにおいては、レジスタ345、34 6
及び347から4つの動作サイクル毎に順次出力され加
算回路384の第2、第3及び第4の入力に供給される
データと1つ前のクロックでレジスタ405に記憶され
次のクロックでアンド回路364を経て加算回路384
の第5の入力に供給される1クロック前のデータとが加
算回路384で加算された累算値がレジスタ404から
出力される。以下の動作説明においては、MUX12か
らレジスタ401〜404に至るまでの各動作に、各回
路要素の遅れ乃至動作サイクルのずれが生ずるが、それ
を逐一断ることなしに説明を行う。
スタ344、345、346及び347から4つの動作
サイクル毎に順次出力されるデータが、動作サイクル毎
に加算回路384の第1、第2、第3及び第4の入力に
供給されて加算されてレジスタ404に順次記憶され、
2−4−8DCTにおいては、レジスタ345、34 6
及び347から4つの動作サイクル毎に順次出力され加
算回路384の第2、第3及び第4の入力に供給される
データと1つ前のクロックでレジスタ405に記憶され
次のクロックでアンド回路364を経て加算回路384
の第5の入力に供給される1クロック前のデータとが加
算回路384で加算された累算値がレジスタ404から
出力される。以下の動作説明においては、MUX12か
らレジスタ401〜404に至るまでの各動作に、各回
路要素の遅れ乃至動作サイクルのずれが生ずるが、それ
を逐一断ることなしに説明を行う。
【0099】次に、図1乃至図4を参照して、この実施
例の動作について説明する。先ず、8−8DCTの動作
について説明する。MUX12から順次、8×8画素デ
ータの各行の8画素データ(DCT入力データ)f0〜
f7の各々が、第1のレジスタ群13のレジスタ141
〜148に、次のように記憶される。すなわち、レジス
タ141にデータf0が、レジスタ142にf7が、レ
ジスタ143にf1が、レジスタ144にf6が、レジ
スタ145にf2が、レジスタ146にf5が、レジス
タ147にf3が、レジスタ148にf4が記憶され
る。
例の動作について説明する。先ず、8−8DCTの動作
について説明する。MUX12から順次、8×8画素デ
ータの各行の8画素データ(DCT入力データ)f0〜
f7の各々が、第1のレジスタ群13のレジスタ141
〜148に、次のように記憶される。すなわち、レジス
タ141にデータf0が、レジスタ142にf7が、レ
ジスタ143にf1が、レジスタ144にf6が、レジ
スタ145にf2が、レジスタ146にf5が、レジス
タ147にf3が、レジスタ148にf4が記憶され
る。
【0100】レジスタ141に記憶されたデータf
0が、加算回路181の被加算入力に供給され、レジス
タ142に記憶されたデータf7が、加算回路181の
加算入力に供給されて加算回路181からデータf0+
f7=a0が出力される。レジスタ143に記憶された
データf1が、加算回路182の被加算入力に供給さ
れ、レジスタ144に記憶されたデータf6が、加算回
路182の加算入力に供給されて加算回路182から加
算 値f1+f6=a1が出力される。レジスタ145
に記憶されたデータf2が、加算回路183の被加算入
力に供給され、レジスタ146に記憶されたデータf5
が、加算回路183の加算入力に供給されて加算回路1
83からデータf2+f5=a2が出力される。レジス
タ147に記憶されたデータf3が、加算回路184の
被加算入力に供給され、レジスタ147に記憶されたデ
ータf4が、加算回路184の加算入力に供給されて加
算回路184からデータf3+f4=a3が出力され
る。
0が、加算回路181の被加算入力に供給され、レジス
タ142に記憶されたデータf7が、加算回路181の
加算入力に供給されて加算回路181からデータf0+
f7=a0が出力される。レジスタ143に記憶された
データf1が、加算回路182の被加算入力に供給さ
れ、レジスタ144に記憶されたデータf6が、加算回
路182の加算入力に供給されて加算回路182から加
算 値f1+f6=a1が出力される。レジスタ145
に記憶されたデータf2が、加算回路183の被加算入
力に供給され、レジスタ146に記憶されたデータf5
が、加算回路183の加算入力に供給されて加算回路1
83からデータf2+f5=a2が出力される。レジス
タ147に記憶されたデータf3が、加算回路184の
被加算入力に供給され、レジスタ147に記憶されたデ
ータf4が、加算回路184の加算入力に供給されて加
算回路184からデータf3+f4=a3が出力され
る。
【0101】レジスタ141に記憶されたデータf
0が、減算回路201の被減算入力に供給され、レジス
タ142に記憶されたデータf7が、減算回路201の
減算入力に供給されて減算回路201からデータf0−
f7=a4が出力される。レジスタ143に記憶された
データf1が、減算回路202の被減算入力に供給さ
れ、レジスタ144に記憶されたデータf6が、減算回
路202の減算入力に供給されて減算回路202からデ
ータf1−f6=a5が出力される。レジスタ145に
記憶されたデータf2は、減算回路203の被減算入力
に供給され、レジスタ146に記憶されたデータf
5は、減算回路203の減算入力に供給されて減算回路
203からデータf2−f5=a6が出力される。レジ
スタ147に記憶されたデータf3は、減算回路204
の被減算入力に供給され、レジスタ147に記憶された
データf4は、減算回路204の減算入力に供給されて
減算回路204からデータf3−f4=a7が出力され
る。
0が、減算回路201の被減算入力に供給され、レジス
タ142に記憶されたデータf7が、減算回路201の
減算入力に供給されて減算回路201からデータf0−
f7=a4が出力される。レジスタ143に記憶された
データf1が、減算回路202の被減算入力に供給さ
れ、レジスタ144に記憶されたデータf6が、減算回
路202の減算入力に供給されて減算回路202からデ
ータf1−f6=a5が出力される。レジスタ145に
記憶されたデータf2は、減算回路203の被減算入力
に供給され、レジスタ146に記憶されたデータf
5は、減算回路203の減算入力に供給されて減算回路
203からデータf2−f5=a6が出力される。レジ
スタ147に記憶されたデータf3は、減算回路204
の被減算入力に供給され、レジスタ147に記憶された
データf4は、減算回路204の減算入力に供給されて
減算回路204からデータf3−f4=a7が出力され
る。
【0102】加算回路181〜加算回路184から出力
されたデータa0〜a3は、レジスタ221〜224を
経てMUX241〜244に入力される。MUX241
は、レジスタ221、224、221及び224の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータa0、a3、
a0、a3を順次出力する。MUX242は、レジスタ
223、222、223及び222の順でこれらのレジ
スタを選択して4つのデータa1、a2、a1、a2を
順次出力する。MUX243 は、レジスタ221、2
24、223及び222の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータa0、a3、a2、a1を順次出力す
る。MUX244は、レジスタ222、223、221
及び224の順でこれらのレジスタを選択して4つのデ
ータa1、a2、a0、a3を順次出力する。
されたデータa0〜a3は、レジスタ221〜224を
経てMUX241〜244に入力される。MUX241
は、レジスタ221、224、221及び224の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータa0、a3、
a0、a3を順次出力する。MUX242は、レジスタ
223、222、223及び222の順でこれらのレジ
スタを選択して4つのデータa1、a2、a1、a2を
順次出力する。MUX243 は、レジスタ221、2
24、223及び222の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータa0、a3、a2、a1を順次出力す
る。MUX244は、レジスタ222、223、221
及び224の順でこれらのレジスタを選択して4つのデ
ータa1、a2、a0、a3を順次出力する。
【0103】MUX245は、レジスタ225、2
27、226及び228の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータa4、a6、a5及びa7を順次出力
する。MUX246は、レジスタ226、225、22
8及び227の順でこれらのレジスタを選択して4つの
データa5、a4、a7及びa6を順次出力する。MU
X247は、レジスタ227、228、225及び22
6の順でこれらのレジスタを選択して4つのデータ
a6、a7、a4及びa5を順次出力する。MUX24
8は、レジスタ228、226、227及び225の順
でこれらのレジスタを選択して4つのデータa7、
a5、a6及びa4を順次出力する。
27、226及び228の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータa4、a6、a5及びa7を順次出力
する。MUX246は、レジスタ226、225、22
8及び227の順でこれらのレジスタを選択して4つの
データa5、a4、a7及びa6を順次出力する。MU
X247は、レジスタ227、228、225及び22
6の順でこれらのレジスタを選択して4つのデータ
a6、a7、a4及びa5を順次出力する。MUX24
8は、レジスタ228、226、227及び225の順
でこれらのレジスタを選択して4つのデータa7、
a5、a6及びa4を順次出力する。
【0104】加減算回路261は、MUX241から順
次出力される4つのデータa0、a 3、a0及びa3と
MUX242から順次出力されるa1、a2、a1及び
a2とをその出力順の第1番目及び第2番目のデータに
対しては加算を行い、出力順の第3番目及び第4番目の
データに対しては減算を行い、データa0+a1、デー
タa3+a2、データa0−a1及びデータa3−a2
を順次出力する。
次出力される4つのデータa0、a 3、a0及びa3と
MUX242から順次出力されるa1、a2、a1及び
a2とをその出力順の第1番目及び第2番目のデータに
対しては加算を行い、出力順の第3番目及び第4番目の
データに対しては減算を行い、データa0+a1、デー
タa3+a2、データa0−a1及びデータa3−a2
を順次出力する。
【0105】加減算回路261から4つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次
出力されるデータa0+a1、データa3+a2、デー
タa 0−a1及びデータa3−a2は、レジスタ301
に順次記憶された後(図3のレジスタ301)、P3係
数乗算回路321で固定係数P3が乗ぜられてレジスタ
341に順次記憶される(図3のレジスタ341)。M
UX243から順次出力されるデータa0、a3、a
1、a2は、レジスタ302に順次記憶された後(図3
のレジスタ302)、P5係数乗算回路322で固定定
数P5が乗ぜられてレジスタ342に順次記憶される
(図3のレジスタ342)。MUX244から順次出力
されるデータa1、a2、a0、a3は、レジスタ30
3に順次記憶された後(図3のレジスタ303)、P1
係数乗算回路323で固定係数P1が乗ぜられてレジス
タ343に順次記憶される(図3のレジスタ343)。
のうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次
出力されるデータa0+a1、データa3+a2、デー
タa 0−a1及びデータa3−a2は、レジスタ301
に順次記憶された後(図3のレジスタ301)、P3係
数乗算回路321で固定係数P3が乗ぜられてレジスタ
341に順次記憶される(図3のレジスタ341)。M
UX243から順次出力されるデータa0、a3、a
1、a2は、レジスタ302に順次記憶された後(図3
のレジスタ302)、P5係数乗算回路322で固定定
数P5が乗ぜられてレジスタ342に順次記憶される
(図3のレジスタ342)。MUX244から順次出力
されるデータa1、a2、a0、a3は、レジスタ30
3に順次記憶された後(図3のレジスタ303)、P1
係数乗算回路323で固定係数P1が乗ぜられてレジス
タ343に順次記憶される(図3のレジスタ343)。
【0106】MUX245から順次出力されMUX28
1で選択されたデータa4、a6、a5、a7は、レジ
スタ304に順次記憶された後(図4のレジスタ3
04)、P6/P3係数乗算回路324で固定係数P6
が乗ぜられてレジスタ344に順次記憶される(図4の
レジスタ344)。MUX246から順次出力されるデ
ータa5、a4、a7、a6は、レジスタ305に順次
記憶された後(図4のレジスタ305)、P4/P5係
数乗算回路325で固定係数P4が乗ぜられてレジスタ
345に順次記憶される(図4のレジスタ345)。M
UX247から順次出力されMUX282で選択された
データa6、a7、a4、a5は、レジスタ306に順
次記憶された後(図4のレジスタ306)、P2係数乗
算回路326で固定係数P2が乗ぜられてレジスタ34
6に記憶される( 図4のレジスタ346)。そして、
MUX248から順次出力されるデータa7、a5、a
6、a4 は、レジスタ307に順次記憶された後(図
4のレジスタ307)、P0/P1係数乗算回路327
で固定係数P0が乗ぜられてレジスタ347に順次記憶
される(図4のレジスタ347)。
1で選択されたデータa4、a6、a5、a7は、レジ
スタ304に順次記憶された後(図4のレジスタ3
04)、P6/P3係数乗算回路324で固定係数P6
が乗ぜられてレジスタ344に順次記憶される(図4の
レジスタ344)。MUX246から順次出力されるデ
ータa5、a4、a7、a6は、レジスタ305に順次
記憶された後(図4のレジスタ305)、P4/P5係
数乗算回路325で固定係数P4が乗ぜられてレジスタ
345に順次記憶される(図4のレジスタ345)。M
UX247から順次出力されMUX282で選択された
データa6、a7、a4、a5は、レジスタ306に順
次記憶された後(図4のレジスタ306)、P2係数乗
算回路326で固定係数P2が乗ぜられてレジスタ34
6に記憶される( 図4のレジスタ346)。そして、
MUX248から順次出力されるデータa7、a5、a
6、a4 は、レジスタ307に順次記憶された後(図
4のレジスタ307)、P0/P1係数乗算回路327
で固定係数P0が乗ぜられてレジスタ347に順次記憶
される(図4のレジスタ347)。
【0107】レジスタ341から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータ(a0+a1)P3、データ(a3+a2)
P3、データ(a0−a1)P3及びデータ(a3−a
2)P3は、加算回路381、レジスタ401及びアン
ド回路361による4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルにおいてデータ(a0+a1)P3をレジス
タ401に記憶し、第2動作サイクルにおいてデータ
(a0+a1)P3+(a3+a2)P3をレジスタ4
01に記憶し、第3動作サイクルにおいてデータ(a0
−a1)P3をレジスタ401に記憶し、第4動作サイ
クルにおいてデータ(a0−a1)P3+(a3−
a2)P3をレジスタ401に記憶する(図3のレジス
タ401)。レジスタ401に順次記憶されて出力され
るデータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイク
ルのデータ(a0+a1)P3及びデータ(a0−
a1)P 3は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数
データとして用いられない。これらのデータは、図2で
は、レジスタ401の出力線の下方右側に*で示してあ
る。第2動作サイクル及び第4動作サイクルのデータ
(a0+a1)P3+(a3+a2)P3及びデータ
(a0−a1)P3+(a3−a2)P3が、それぞれ
式(45)の演算値のうちの変換係数データF0及びF
4となる。図2には、変換係数データF0及びF4は、
レジスタ401の出力線の下方右側に示してある。
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータ(a0+a1)P3、データ(a3+a2)
P3、データ(a0−a1)P3及びデータ(a3−a
2)P3は、加算回路381、レジスタ401及びアン
ド回路361による4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルにおいてデータ(a0+a1)P3をレジス
タ401に記憶し、第2動作サイクルにおいてデータ
(a0+a1)P3+(a3+a2)P3をレジスタ4
01に記憶し、第3動作サイクルにおいてデータ(a0
−a1)P3をレジスタ401に記憶し、第4動作サイ
クルにおいてデータ(a0−a1)P3+(a3−
a2)P3をレジスタ401に記憶する(図3のレジス
タ401)。レジスタ401に順次記憶されて出力され
るデータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイク
ルのデータ(a0+a1)P3及びデータ(a0−
a1)P 3は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数
データとして用いられない。これらのデータは、図2で
は、レジスタ401の出力線の下方右側に*で示してあ
る。第2動作サイクル及び第4動作サイクルのデータ
(a0+a1)P3+(a3+a2)P3及びデータ
(a0−a1)P3+(a3−a2)P3が、それぞれ
式(45)の演算値のうちの変換係数データF0及びF
4となる。図2には、変換係数データF0及びF4は、
レジスタ401の出力線の下方右側に示してある。
【0108】また、レジスタ342から4つの動作サイ
クルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に
出力されるデータa0P5、データa3P5、データa
1P 5及びデータa2P5及びレジスタ343から4つ
の第2の動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に出力されるデータa1P1、データa
2P1、データa0P1及びデータa3P1は、加算回
路382、レジスタ402 及びアンド回路362によ
る4つの第2の動作サイクルのうちの第1動作サイクル
においてデータa0P5+a1P1をレジスタ402に
記憶し、第2動作サイクルにおいてデータa0P5+a
1P1−a3P5−a2P1をレジスタ402に記憶
し、第3動作サイクルにおいてデータ−a1P5+a0
P1をレジスタ402に記憶し、第4動作サイクルにお
いてデータ−a1P5+a0P1+a2P5−a3P1
をレジスタ402に記憶する(図3のレジスタ4
02)。
クルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に
出力されるデータa0P5、データa3P5、データa
1P 5及びデータa2P5及びレジスタ343から4つ
の第2の動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に出力されるデータa1P1、データa
2P1、データa0P1及びデータa3P1は、加算回
路382、レジスタ402 及びアンド回路362によ
る4つの第2の動作サイクルのうちの第1動作サイクル
においてデータa0P5+a1P1をレジスタ402に
記憶し、第2動作サイクルにおいてデータa0P5+a
1P1−a3P5−a2P1をレジスタ402に記憶
し、第3動作サイクルにおいてデータ−a1P5+a0
P1をレジスタ402に記憶し、第4動作サイクルにお
いてデータ−a1P5+a0P1+a2P5−a3P1
をレジスタ402に記憶する(図3のレジスタ4
02)。
【0109】レジスタ402に順次記憶されて出力され
るデータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイク
ルのデータa0P5+a1P1及びデータa0P1−a
1P 5は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数デー
タとして用いられない。これらの データは、図2で
は、レジスタ402の出力線の下方右側に*で示してあ
る。第2動作サイクル及び第4動作サイクルのデータa
0P5+a1P1−a3P 5−a2P1及びデータ−a
1P5+a0P1+a2P5−a3P1が、それぞれ式
(45)の演算値のうちの変換係数データF2及びF6
となる。図2では、変換係数データF2及びF6をレジ
スタ402の出力線の下方右側に示してある。
るデータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイク
ルのデータa0P5+a1P1及びデータa0P1−a
1P 5は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数デー
タとして用いられない。これらの データは、図2で
は、レジスタ402の出力線の下方右側に*で示してあ
る。第2動作サイクル及び第4動作サイクルのデータa
0P5+a1P1−a3P 5−a2P1及びデータ−a
1P5+a0P1+a2P5−a3P1が、それぞれ式
(45)の演算値のうちの変換係数データF2及びF6
となる。図2では、変換係数データF2及びF6をレジ
スタ402の出力線の下方右側に示してある。
【0110】レジスタ344から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータa4P6、データ−a6P6、データ−a5
P6及びデータ−a7P6は、アンド回路363の他方
の入力に“0″が4つの動作サイクルのうちの第1動作
サイクル〜第4動作サイクル毎に供給されているから、
加算回路383を素通りしてレジスタ403に記憶され
る。レジスタ403に4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次記憶されて出
力されるいずれのデータも、離散コサイン変換上、不定
値で変換係数データとして用いられない。これらのデー
タは、図2では、レジスタ403の出力線の下方右側に
*で示してある。
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータa4P6、データ−a6P6、データ−a5
P6及びデータ−a7P6は、アンド回路363の他方
の入力に“0″が4つの動作サイクルのうちの第1動作
サイクル〜第4動作サイクル毎に供給されているから、
加算回路383を素通りしてレジスタ403に記憶され
る。レジスタ403に4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次記憶されて出
力されるいずれのデータも、離散コサイン変換上、不定
値で変換係数データとして用いられない。これらのデー
タは、図2では、レジスタ403の出力線の下方右側に
*で示してある。
【0111】また、レジスタ344から4つの動作サイ
クルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に
順次出力されるデータa4P6、データ−a6P6、デ
ータ−a5P6及びデータ−a7P6と、レジスタ34
5 から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に出力されるデータa5P4、デ
ータa4P4、データa7P4及びデータa6P4と、
レジスタ346 から4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータ
a6P2、データ−a7P2、データa4P2及びデー
タ−a5P2と、レジスタ347から4つの動作サイク
ルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出
力されるデータa7P0、データ−a5P0、データ−
a6P0及びデータa4P0は、加算回路384におけ
る4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に加算されてレジスタ404に順次記憶
される(図4のレジスタ404)。
クルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に
順次出力されるデータa4P6、データ−a6P6、デ
ータ−a5P6及びデータ−a7P6と、レジスタ34
5 から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に出力されるデータa5P4、デ
ータa4P4、データa7P4及びデータa6P4と、
レジスタ346 から4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータ
a6P2、データ−a7P2、データa4P2及びデー
タ−a5P2と、レジスタ347から4つの動作サイク
ルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出
力されるデータa7P0、データ−a5P0、データ−
a6P0及びデータa4P0は、加算回路384におけ
る4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に加算されてレジスタ404に順次記憶
される(図4のレジスタ404)。
【0112】レジスタ404に記憶されて4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクルに出力されるデータa
4P6+a5P4+a6P2+a7P0が、式(45)
の演算値のうちの変換係数データF1となり、レジスタ
404から第2動作サイクルに出力されるデータ−a6
P6+a4P4−a7P2−a5P0が、式(45)の
演算値のうちのDCT変換係数F3となり、レジスタ4
04から第3動作サイクルに出力されるデータ−a5P
6+a7P4+a4P2−a6P0が、式(45)の演
算値のうちの変換係数データF5となり、レジスタ40
4から第4動作サイクル に出力されるデータ−a7P
6+a6P4−a5P2+a4P0が、式(45)の演
算値のうちの変換係数データF7となる。図2には、変
換係数データF1、F3、F5及びF7は、レジスタ4
04の出力線の下方右側に示してある。
イクルのうちの第1動作サイクルに出力されるデータa
4P6+a5P4+a6P2+a7P0が、式(45)
の演算値のうちの変換係数データF1となり、レジスタ
404から第2動作サイクルに出力されるデータ−a6
P6+a4P4−a7P2−a5P0が、式(45)の
演算値のうちのDCT変換係数F3となり、レジスタ4
04から第3動作サイクルに出力されるデータ−a5P
6+a7P4+a4P2−a6P0が、式(45)の演
算値のうちの変換係数データF5となり、レジスタ40
4から第4動作サイクル に出力されるデータ−a7P
6+a6P4−a5P2+a4P0が、式(45)の演
算値のうちの変換係数データF7となる。図2には、変
換係数データF1、F3、F5及びF7は、レジスタ4
04の出力線の下方右側に示してある。
【0113】以上の演算により、8×8データの1つの
行内の8つのデータについての一次の8−8DCTが終
了する。そして、8×8データの次行以降の各行につい
ても、同様の一次の8−8DCTが行われてそれら各行
の一次の8−8DCTが終了する。これら8行について
の一次の8−8DCTが完了した後の8×8データの各
列毎に同様の8−8DCTを施して二次の8−8DCT
を完了する。この二次の8−8DCTを完了して得られ
た変換係数データを入力された8×8画素データの圧縮
に用いられる。そして、伝送しようとする画像データ内
の同様の8×8画素データについて順次上述した一次及
び二次の8−8DCTを施して得られた変換係数データ
を入力された当該8×8画素データの圧縮データ化に用
いることにより、その画像データを圧縮して伝送するこ
とができる。
行内の8つのデータについての一次の8−8DCTが終
了する。そして、8×8データの次行以降の各行につい
ても、同様の一次の8−8DCTが行われてそれら各行
の一次の8−8DCTが終了する。これら8行について
の一次の8−8DCTが完了した後の8×8データの各
列毎に同様の8−8DCTを施して二次の8−8DCT
を完了する。この二次の8−8DCTを完了して得られ
た変換係数データを入力された8×8画素データの圧縮
に用いられる。そして、伝送しようとする画像データ内
の同様の8×8画素データについて順次上述した一次及
び二次の8−8DCTを施して得られた変換係数データ
を入力された当該8×8画素データの圧縮データ化に用
いることにより、その画像データを圧縮して伝送するこ
とができる。
【0114】次に、2−4−8DCTの動作について説
明する。MUX12から順次、8×8画素データの各行
の8つの画素データ(データ)f0〜f7の各々が、8
つのデータf0〜f7対応に、第1のレジスタ群13の
レジスタ141〜148に記憶される。
明する。MUX12から順次、8×8画素データの各行
の8つの画素データ(データ)f0〜f7の各々が、8
つのデータf0〜f7対応に、第1のレジスタ群13の
レジスタ141〜148に記憶される。
【0115】レジスタ141に記憶されたデータf
0が、加算回路181の被加算入力に供給され、レジス
タ142に供給されたデータf1が、加算回路181の
加算入力に供給されて加算回路181からデータf0+
f1=b0が出力される。レジスタ143に記憶された
データf2が、加算回路182の被加算入力に供給さ
れ、レジスタ144に記憶されたデータf3が、加算回
路182の加算入力に供給されて加算回路182からデ
ータf2+f3=b1が出力される。レジスタ145に
記憶されたデータf4が、加算回路183の被加算入力
に供給され、レジスタ146に記憶されたたデータf5
が、加算回路183の加算入力に供給されて加算回路1
83からデータf4+f5=b2が出力される。レジス
タ147に記憶されたデータf6が、加算回路184の
被加算入力に供給され、レジスタ148に記憶されたデ
ータf7が、加算回路184の加算入力に供給されて加
算回路184からデータf6+f7=b3が出力され
る。
0が、加算回路181の被加算入力に供給され、レジス
タ142に供給されたデータf1が、加算回路181の
加算入力に供給されて加算回路181からデータf0+
f1=b0が出力される。レジスタ143に記憶された
データf2が、加算回路182の被加算入力に供給さ
れ、レジスタ144に記憶されたデータf3が、加算回
路182の加算入力に供給されて加算回路182からデ
ータf2+f3=b1が出力される。レジスタ145に
記憶されたデータf4が、加算回路183の被加算入力
に供給され、レジスタ146に記憶されたたデータf5
が、加算回路183の加算入力に供給されて加算回路1
83からデータf4+f5=b2が出力される。レジス
タ147に記憶されたデータf6が、加算回路184の
被加算入力に供給され、レジスタ148に記憶されたデ
ータf7が、加算回路184の加算入力に供給されて加
算回路184からデータf6+f7=b3が出力され
る。
【0116】レジスタ141に記憶されたデータf
0が、減算回路201の被減算入力に供給され、レジス
タ142に記憶されたデータf1が、減算回路201の
減算入力に供給されて減算回路201からデータf0−
f1=b4が出力される。レジスタ143に供給及びさ
れたデータf2が、減算回路202の被減算入力に供給
され、レジスタ144に記憶されたデータf3が、減算
回路202の減算入力に供給されて減算回路202から
データf2−f3=b5が出力される。レジスタ145
に記憶されたデータf4が、減算回路203の被減算入
力に供給され、レジスタ146に記憶されたデータf5
が、減算回路203の減算入力に供給されて減算回路2
03からデータf4−f4=b6が出力される。レジス
タ147に記憶されたデータf6が、減算回路204の
被減算入力に供給され、レジスタ147に記憶されたデ
ータf7が、減算回路204の減算入力に供給されて減
算回路204からデータf6−f7=b7 が出力され
る。
0が、減算回路201の被減算入力に供給され、レジス
タ142に記憶されたデータf1が、減算回路201の
減算入力に供給されて減算回路201からデータf0−
f1=b4が出力される。レジスタ143に供給及びさ
れたデータf2が、減算回路202の被減算入力に供給
され、レジスタ144に記憶されたデータf3が、減算
回路202の減算入力に供給されて減算回路202から
データf2−f3=b5が出力される。レジスタ145
に記憶されたデータf4が、減算回路203の被減算入
力に供給され、レジスタ146に記憶されたデータf5
が、減算回路203の減算入力に供給されて減算回路2
03からデータf4−f4=b6が出力される。レジス
タ147に記憶されたデータf6が、減算回路204の
被減算入力に供給され、レジスタ147に記憶されたデ
ータf7が、減算回路204の減算入力に供給されて減
算回路204からデータf6−f7=b7 が出力され
る。
【0117】加算回路181〜加算回路184から出力
されたデータb0〜b3は、レジスタ221〜224を
経てMUX241〜244に入力される。MUX241
は、レジスタ221、224、221及び224の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータb0、b3、
b0、b3を順次出力する。MUX242は、レジスタ
223、222、223及び222の順でこれらのレジ
スタを選択して4つのデータb1、b2、b1、b2を
順次出力する。MUX243は、レジスタ221、22
4、222及び223の順でこれらのレジスタを選択し
て4つのデータb0、b3、b1、b2を順次出力す
る。MUX244は、レジスタ222、223、221
及び224の順でこれらのレジスタを選択して4つのデ
ータb1、b2、b0、b3を順次出力する。
されたデータb0〜b3は、レジスタ221〜224を
経てMUX241〜244に入力される。MUX241
は、レジスタ221、224、221及び224の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータb0、b3、
b0、b3を順次出力する。MUX242は、レジスタ
223、222、223及び222の順でこれらのレジ
スタを選択して4つのデータb1、b2、b1、b2を
順次出力する。MUX243は、レジスタ221、22
4、222及び223の順でこれらのレジスタを選択し
て4つのデータb0、b3、b1、b2を順次出力す
る。MUX244は、レジスタ222、223、221
及び224の順でこれらのレジスタを選択して4つのデ
ータb1、b2、b0、b3を順次出力する。
【0118】加減算回路261は、MUX241から4
つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作
サイクル毎に順次出力される4つのデータb0、b3、
b0及びb3とMUX242から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次出
力されるb1、b2、b1及びb2とをその出力順の第
1番目及び第2番目のデータに対しては加算を行い、出
力順の第3番目及び第4番目のデータに対しては減算を
行い、データb0+b1、データb3+b2、データb
0−b1及びデータb3−b2を順次出力する。
つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作
サイクル毎に順次出力される4つのデータb0、b3、
b0及びb3とMUX242から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次出
力されるb1、b2、b1及びb2とをその出力順の第
1番目及び第2番目のデータに対しては加算を行い、出
力順の第3番目及び第4番目のデータに対しては減算を
行い、データb0+b1、データb3+b2、データb
0−b1及びデータb3−b2を順次出力する。
【0119】そして、加減算回路261から順次出力さ
れるデータb0+b1、データb3+b2、データb0
−b1及びデータb3−b2は、レジスタ301に順次
記憶された後(図5のレジスタ301)、P3係数乗算
回路321で固定係数P3が乗ぜられてレジスタ341
に順次記憶される(図5のレジスタ341)。MUX2
43から順次出力されるデータb0、b3、b1、b2
は、レジスタ302に順次記憶された後(図5のレジス
タ302)、P5係数乗算回路322で固定係数P5が
乗ぜられてレジスタ342に順次記憶される(図5のレ
ジスタ342)。MUX244から順次出力されるデー
タb1、b2、b0、b3は、レジスタ303に順次記
憶された後(図5のレジスタ303)、P1係数乗算回
路323で固定係数P1が乗ぜられてレジスタ343に
順次記憶される(図5のレジスタ343)。
れるデータb0+b1、データb3+b2、データb0
−b1及びデータb3−b2は、レジスタ301に順次
記憶された後(図5のレジスタ301)、P3係数乗算
回路321で固定係数P3が乗ぜられてレジスタ341
に順次記憶される(図5のレジスタ341)。MUX2
43から順次出力されるデータb0、b3、b1、b2
は、レジスタ302に順次記憶された後(図5のレジス
タ302)、P5係数乗算回路322で固定係数P5が
乗ぜられてレジスタ342に順次記憶される(図5のレ
ジスタ342)。MUX244から順次出力されるデー
タb1、b2、b0、b3は、レジスタ303に順次記
憶された後(図5のレジスタ303)、P1係数乗算回
路323で固定係数P1が乗ぜられてレジスタ343に
順次記憶される(図5のレジスタ343)。
【0120】MUX245は、レジスタ225、 22
8、 225及び248の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータb4、b7、b4及びb7を順次出力
する。MUX247は、レジスタ225、レジスタ22
7、レジスタ226及びレジスタ227の順でこれらの
レジスタを選択して4つのデータb5、b6、b5及び
b6を順次出力する。そして、加減算回路262は、M
UX245から順次出力される4つのデータb4、
b7、b4及びb7とMUX247から順次出力される
4つのデータb5、b6、b5及びb6とをその出力順
の第1番目及び第2番目のデータに対しては加算を行
い、出力順の第3番目及び第4番目のデータに対しては
減算を行ってデータb4+b5、データb7+b6、デ
ータb4−b5及びデータb7−b6を順次出力する。
順次出力されるデータb4+b5、データb7+b6、
データb4−b5及びデータb7−b6は、順次レジス
タ303に記憶される(図6のレジスタ303)。
8、 225及び248の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータb4、b7、b4及びb7を順次出力
する。MUX247は、レジスタ225、レジスタ22
7、レジスタ226及びレジスタ227の順でこれらの
レジスタを選択して4つのデータb5、b6、b5及び
b6を順次出力する。そして、加減算回路262は、M
UX245から順次出力される4つのデータb4、
b7、b4及びb7とMUX247から順次出力される
4つのデータb5、b6、b5及びb6とをその出力順
の第1番目及び第2番目のデータに対しては加算を行
い、出力順の第3番目及び第4番目のデータに対しては
減算を行ってデータb4+b5、データb7+b6、デ
ータb4−b5及びデータb7−b6を順次出力する。
順次出力されるデータb4+b5、データb7+b6、
データb4−b5及びデータb7−b6は、順次レジス
タ303に記憶される(図6のレジスタ303)。
【0121】MUX246は、レジスタ225、2
28、226及び247をこれらのレジスタ順でこれら
のレジスタを選択して4つのデータb4、b7、b5及
びb6を順次出力する。順次出力される4つのデータb
4、b7、b5及びb6は、順次レジスタ305に記憶
される(図6のレジスタ305)。MUX582は、
“0″を4回選択して順次出力する。順次出力される4
つの“0″は、レジスタ30 6に順次記憶される(図6
のレジスタ306)。MUX248は、レジスタ2
26、227、225、及び228の順でこれらのレジ
スタを選択して4つのデータb5、b6、b4及びb7
を順次出力する。順次出力される4つのデータb5、b
6、b4及びb7は、レジスタ307に順次記憶される
(図6のレジスタ307)。
28、226及び247をこれらのレジスタ順でこれら
のレジスタを選択して4つのデータb4、b7、b5及
びb6を順次出力する。順次出力される4つのデータb
4、b7、b5及びb6は、順次レジスタ305に記憶
される(図6のレジスタ305)。MUX582は、
“0″を4回選択して順次出力する。順次出力される4
つの“0″は、レジスタ30 6に順次記憶される(図6
のレジスタ306)。MUX248は、レジスタ2
26、227、225、及び228の順でこれらのレジ
スタを選択して4つのデータb5、b6、b4及びb7
を順次出力する。順次出力される4つのデータb5、b
6、b4及びb7は、レジスタ307に順次記憶される
(図6のレジスタ307)。
【0122】そして、レジスタ341から順次出力され
るデータ(b0+b1)P3、データ(b3+b)
P3、データ(b0−b1)P3及びデータ(b3−b
2)P3は、加算回路381、レジスタ401及びアン
ド回路361による4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルにおいてデータ(b0+b1)P3をレジス
タ401に記憶し、第2動作サイクルにおいてデータ
(b0+b1)P3+(b3+b2)P3をレジスタ4
01に記憶し、第3動作サイクルにおいてデータ(b 0
−b1)P3をレジスタ401に記憶し、第4動作サイ
クルにおいてデータ(b0−b1)P3+(b3−
b2)P3をレジスタ401に記憶する(図5の4
01)。
るデータ(b0+b1)P3、データ(b3+b)
P3、データ(b0−b1)P3及びデータ(b3−b
2)P3は、加算回路381、レジスタ401及びアン
ド回路361による4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルにおいてデータ(b0+b1)P3をレジス
タ401に記憶し、第2動作サイクルにおいてデータ
(b0+b1)P3+(b3+b2)P3をレジスタ4
01に記憶し、第3動作サイクルにおいてデータ(b 0
−b1)P3をレジスタ401に記憶し、第4動作サイ
クルにおいてデータ(b0−b1)P3+(b3−
b2)P3をレジスタ401に記憶する(図5の4
01)。
【0123】レジスタ401に記憶されて出力されるデ
ータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイクルの
データ(b0+b1)P3及びデータ(b0−b1)P
3は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数データと
して用いられない。これらのデータは、図2では、レジ
スタ401の出力線の下方左側に*で示してある。第2
動作サイクル及び第4動作サイクルのデータ(b0+b
1)P3+(b3+b2)P3及びデータ(b0−
b1)P3+(b3−b2)P3が、それぞれ式(5
1)の演算値のうちの変換係数データF0及びF2とな
る。図2では、変換係数データF0及びF2をレジスタ
401の出力線の下方左側に示してある。
ータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイクルの
データ(b0+b1)P3及びデータ(b0−b1)P
3は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数データと
して用いられない。これらのデータは、図2では、レジ
スタ401の出力線の下方左側に*で示してある。第2
動作サイクル及び第4動作サイクルのデータ(b0+b
1)P3+(b3+b2)P3及びデータ(b0−
b1)P3+(b3−b2)P3が、それぞれ式(5
1)の演算値のうちの変換係数データF0及びF2とな
る。図2では、変換係数データF0及びF2をレジスタ
401の出力線の下方左側に示してある。
【0124】また、レジスタ342から順次出力される
データb0P5、データb3P5、データb1P5及び
データb2P5及びレジスタ343から順次出力される
データb1P1、データb2P1、データb0P1及び
データb3P1は、加算回路382 、レジスタ402
及びアンド回路362による4つの動作サイクルのうち
の第1動作サイクルにおいてデータb0P5+b1P1
をレジスタ402に記憶し、第2動作サイクルにおいて
データb0P5+b1P1−b3P5−b2P 1をレジ
スタ402に記憶し、第3動作サイクルにおいてデータ
−b1P5+b 0P1をレジスタ402に記憶し、第4
動作サイクルにおいてデータ−b1P5+b0P1+b
2P5−b3P1をレジスタ402に記憶する(図5の
レジスタ402)。
データb0P5、データb3P5、データb1P5及び
データb2P5及びレジスタ343から順次出力される
データb1P1、データb2P1、データb0P1及び
データb3P1は、加算回路382 、レジスタ402
及びアンド回路362による4つの動作サイクルのうち
の第1動作サイクルにおいてデータb0P5+b1P1
をレジスタ402に記憶し、第2動作サイクルにおいて
データb0P5+b1P1−b3P5−b2P 1をレジ
スタ402に記憶し、第3動作サイクルにおいてデータ
−b1P5+b 0P1をレジスタ402に記憶し、第4
動作サイクルにおいてデータ−b1P5+b0P1+b
2P5−b3P1をレジスタ402に記憶する(図5の
レジスタ402)。
【0125】レジスタ402に記憶されて出力されるデ
ータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイクルの
データb0P5+b1P1及びデータ−b1P5+b0
P1は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数データ
として用いられない。これらのデータは、図2では、レ
ジスタ402の出力線の下方左側に*で示してある。第
2動作サイクル及び第4動作サイクルのデータb0P5
+b1P1−b3P 5−b2P1及びデータ−b1P5
+b0P1+b2P5−b3P1が、それぞれ式(5
1)の演算値のうちの変換係数データF1及びF3とな
る。図2では、変換係数データF1及びF3をレジスタ
402の出力線の下方左側に示してある。
ータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイクルの
データb0P5+b1P1及びデータ−b1P5+b0
P1は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数データ
として用いられない。これらのデータは、図2では、レ
ジスタ402の出力線の下方左側に*で示してある。第
2動作サイクル及び第4動作サイクルのデータb0P5
+b1P1−b3P 5−b2P1及びデータ−b1P5
+b0P1+b2P5−b3P1が、それぞれ式(5
1)の演算値のうちの変換係数データF1及びF3とな
る。図2では、変換係数データF1及びF3をレジスタ
402の出力線の下方左側に示してある。
【0126】レジスタ304に順次記憶されて順次出力
されるデータb4+b5、データb 7+b6、データb
4−b5及びデータb7−b6の各々(図6のレジスタ
30 4)は、P6/P3係数乗算回路324で固定係数
P3が乗ぜられる。4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルにおいてP6/P3係数乗算回路324から
出力されてレジスタ344に記憶されたデータ(b4+
b5)P3(図6のレジスタ344)は、アンド回路3
63から出力される“0″と 加算されてレジスタ40
3に記憶される(図6のレジスタ403)。この第1動
作サイクルにおいてレジスタ403に供給されたデータ
は、2−4−8DCTの変換係数データとして用いられ
ない。図2では、レジスタ403の出力線の下方左側に
*で示してある。
されるデータb4+b5、データb 7+b6、データb
4−b5及びデータb7−b6の各々(図6のレジスタ
30 4)は、P6/P3係数乗算回路324で固定係数
P3が乗ぜられる。4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルにおいてP6/P3係数乗算回路324から
出力されてレジスタ344に記憶されたデータ(b4+
b5)P3(図6のレジスタ344)は、アンド回路3
63から出力される“0″と 加算されてレジスタ40
3に記憶される(図6のレジスタ403)。この第1動
作サイクルにおいてレジスタ403に供給されたデータ
は、2−4−8DCTの変換係数データとして用いられ
ない。図2では、レジスタ403の出力線の下方左側に
*で示してある。
【0127】4つの動作サイクルのうちの第2動作サイ
クルにおいてアンド回路363を経て入力されるデータ
(b4+b5)P3と、第2動作サイクルにおいてレジ
スタ344から出力されるデータ(b7+b6)P3と
が加算回路383に供給され、加算回路383からデー
タ(b4+b5)P3+(b7+b6)P3が出力され
てレジスタ403に記憶される(図6のレジスタ4
03)。この第2動作サイクルにおいてレジスタ403
に供給されたデータは、2−4−8DCTの変換係数デ
ータF4として用いられる。図2では、変換係数データ
F4をレジスタ40 3の出力線の下方左側に示してあ
る。
クルにおいてアンド回路363を経て入力されるデータ
(b4+b5)P3と、第2動作サイクルにおいてレジ
スタ344から出力されるデータ(b7+b6)P3と
が加算回路383に供給され、加算回路383からデー
タ(b4+b5)P3+(b7+b6)P3が出力され
てレジスタ403に記憶される(図6のレジスタ4
03)。この第2動作サイクルにおいてレジスタ403
に供給されたデータは、2−4−8DCTの変換係数デ
ータF4として用いられる。図2では、変換係数データ
F4をレジスタ40 3の出力線の下方左側に示してあ
る。
【0128】4つの動作サイクルのうちの第3動作サイ
クルにおいてデータ(b4− b5)P3と“0″と
が、加算回路383に供給され、データ(b4−b5)
P3が加算回路383から出力されてレジスタ403に
記憶される(図6のレジス タ403)。この第3動作
サイクルにおいてレジスタ403に供給されたデータ
は、2−4−8DCTの変換係数データとして用いられ
ない。図2では、このデータをレジスタ403の出力線
の下方左側に*で示してある。そして、4つの動作サイ
クルのうちの第4動作サイクルにおいてアンド回路36
3を経て入力されるデータ(b4−b5)P3と、第4
動作サイクルにおいてレジスタ344から出力されるデ
ータ(b7−b6)P3とが加算回路383に供給さ
れ、加算回路383からデータ(b4−b5)P3+
(b7−b6)P3が出力されてレジスタ403に記憶
される(図6のレジスタ403)。この第4動作サイク
ルにおいてレジスタ403に供給されたデータは、2−
4−8DCTの変換係数データF6として用いられる。
図2では、この変換係数データF6をレジスタ403の
出力線の下方左側に示してある。
クルにおいてデータ(b4− b5)P3と“0″と
が、加算回路383に供給され、データ(b4−b5)
P3が加算回路383から出力されてレジスタ403に
記憶される(図6のレジス タ403)。この第3動作
サイクルにおいてレジスタ403に供給されたデータ
は、2−4−8DCTの変換係数データとして用いられ
ない。図2では、このデータをレジスタ403の出力線
の下方左側に*で示してある。そして、4つの動作サイ
クルのうちの第4動作サイクルにおいてアンド回路36
3を経て入力されるデータ(b4−b5)P3と、第4
動作サイクルにおいてレジスタ344から出力されるデ
ータ(b7−b6)P3とが加算回路383に供給さ
れ、加算回路383からデータ(b4−b5)P3+
(b7−b6)P3が出力されてレジスタ403に記憶
される(図6のレジスタ403)。この第4動作サイク
ルにおいてレジスタ403に供給されたデータは、2−
4−8DCTの変換係数データF6として用いられる。
図2では、この変換係数データF6をレジスタ403の
出力線の下方左側に示してある。
【0129】レジスタ305に4つの動作サイクルのう
ちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に記憶され
て順次出力される4つのデータb4、b7、b5及びb
6(図6のレジスタ305)は、P4/P5係数乗算回
路325で固定係数P5が乗ぜられる。レジスタ306
に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に記憶されて順次出力される4つの
“0″(図6のレジスタ306)は、P2係数乗算回路
325で固定係数P5が乗ぜられる。レジスタ30 7
に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に記憶されて順次出力される4つのデー
タb5、b6、b4及びb7(図6のレジスタ307)
は、P0/P1係数乗算回路327で固定係数P1が乗
ぜられる。
ちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に記憶され
て順次出力される4つのデータb4、b7、b5及びb
6(図6のレジスタ305)は、P4/P5係数乗算回
路325で固定係数P5が乗ぜられる。レジスタ306
に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に記憶されて順次出力される4つの
“0″(図6のレジスタ306)は、P2係数乗算回路
325で固定係数P5が乗ぜられる。レジスタ30 7
に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に記憶されて順次出力される4つのデー
タb5、b6、b4及びb7(図6のレジスタ307)
は、P0/P1係数乗算回路327で固定係数P1が乗
ぜられる。
【0130】2−4−8DCTにおいては、アンド回路
364の他方の入力に4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に“0″が供給され
ており、P6/P3係数乗算回路324から出力される
データは、加算回路384に供給されないから、P4/
P5係数乗算回路325から順次出力されレジスタ34
5に順次記憶されるデータb4P5、b7P5、b5P
5及びb6P5(図6のレジスタ345)と、P0/P
1係数乗算回路327から順次出力されレジスタ347
に順次記憶されるデータb5P1、b6P1、b4P1
及びb7P1(図6のレジスタ347)とが、加算回路
384に各動作サイクル毎に供給される。
364の他方の入力に4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に“0″が供給され
ており、P6/P3係数乗算回路324から出力される
データは、加算回路384に供給されないから、P4/
P5係数乗算回路325から順次出力されレジスタ34
5に順次記憶されるデータb4P5、b7P5、b5P
5及びb6P5(図6のレジスタ345)と、P0/P
1係数乗算回路327から順次出力されレジスタ347
に順次記憶されるデータb5P1、b6P1、b4P1
及びb7P1(図6のレジスタ347)とが、加算回路
384に各動作サイクル毎に供給される。
【0131】4つのの動作サイクルのうちの第1動作サ
イクルにおいてデータb4P5+b 5P1が、加算回路
384から出力されてレジスタ404に記憶される(図
6のレジスタ404)。この第1動作サイクルにおいて
レジスタ404に供給されたデータは、2−4−8DC
Tの変換係数データとして用いられない。図2では、こ
のデータをレジスタ404の出力線の下方左側に*で示
してある。
イクルにおいてデータb4P5+b 5P1が、加算回路
384から出力されてレジスタ404に記憶される(図
6のレジスタ404)。この第1動作サイクルにおいて
レジスタ404に供給されたデータは、2−4−8DC
Tの変換係数データとして用いられない。図2では、こ
のデータをレジスタ404の出力線の下方左側に*で示
してある。
【0132】4つの動作サイクルのうちの第2動作サイ
クルにおいてアンド回路365を経て入力されるデータ
b4P5+b5P1と、第2動作サイクルにおいてレジ
スタ345及びレジスタ347のそれぞれから出力され
るデータ−b7P5、−b6P1とが加算回路384に
供給され、加算回路384からデータb4P5+b5P
1−b7P5−b6P1が出力されてレジスタ404に
記憶される(図6のレジスタ404)。この第2動作サ
イクルにおいてレジスタ404に供給されたデータは、
2−4−8DCTの変換係数データF5として用いられ
る。図2では、この 変換係数データF5をレジスタ4
04の出力線の下方左側に示してある。
クルにおいてアンド回路365を経て入力されるデータ
b4P5+b5P1と、第2動作サイクルにおいてレジ
スタ345及びレジスタ347のそれぞれから出力され
るデータ−b7P5、−b6P1とが加算回路384に
供給され、加算回路384からデータb4P5+b5P
1−b7P5−b6P1が出力されてレジスタ404に
記憶される(図6のレジスタ404)。この第2動作サ
イクルにおいてレジスタ404に供給されたデータは、
2−4−8DCTの変換係数データF5として用いられ
る。図2では、この 変換係数データF5をレジスタ4
04の出力線の下方左側に示してある。
【0133】4つの動作サイクルのうちの第3動作サイ
クルにおいてデータ−b5P5+b 4P1が、加算回路
384から出力されてレジスタ404に記憶される(図
6のレジスタ404)。この第3動作サイクルにおいて
レジスタ404に供給されたデータは、2−4−8DC
Tの変換係数データとして用いられない。図2では、こ
のデータをレジスタ404の出力線の下方左側に*で示
してある4つの動作サイクルのうちの第4動作サイクル
においてアンド回路365を経て入力されるデータ−b
5P5+b4P1と、第4動作サイクルにおいてレジス
タ345及びレジスタ347のそれぞれから出力される
データb6P5、−b7P1とが加算回路384に供給
され、加算回路384からデータ−b5P5+b 4P1
+b6P5−b7P1が出力されてレジスタ404に記
憶される(図6のレジスタ404)。この第4動作サイ
クルにおいてレジスタ404に供給されたデータは、2
−4−8DCTの変換係数データF7として用いられ
る。図2では、D CT係数F7をレジスタ404の出
力線の下方左側に示してある。
クルにおいてデータ−b5P5+b 4P1が、加算回路
384から出力されてレジスタ404に記憶される(図
6のレジスタ404)。この第3動作サイクルにおいて
レジスタ404に供給されたデータは、2−4−8DC
Tの変換係数データとして用いられない。図2では、こ
のデータをレジスタ404の出力線の下方左側に*で示
してある4つの動作サイクルのうちの第4動作サイクル
においてアンド回路365を経て入力されるデータ−b
5P5+b4P1と、第4動作サイクルにおいてレジス
タ345及びレジスタ347のそれぞれから出力される
データb6P5、−b7P1とが加算回路384に供給
され、加算回路384からデータ−b5P5+b 4P1
+b6P5−b7P1が出力されてレジスタ404に記
憶される(図6のレジスタ404)。この第4動作サイ
クルにおいてレジスタ404に供給されたデータは、2
−4−8DCTの変換係数データF7として用いられ
る。図2では、D CT係数F7をレジスタ404の出
力線の下方左側に示してある。
【0134】以上の演算により、8×8データの1つの
行内の8つのデータについての一次の2−4−8DCT
が終了する。そして、8×8データの次行以降の各行に
ついても、同様の演算を行ってそれら各行の一次の2−
4−8DCTを終了する。これら8行についての一次の
2−4−8DCTが完了した後の8×8データの各列毎
に同様の2−4−8DCTを行って二次の2−4−8D
CTを完了する。この二次の2−4−8DCTを完了し
て得られた変換係数データを入力された8×8画素デー
タの圧縮に用いられる。そして、伝送しようとする画像
データ内の同様の8×8画素データの各々に順次上述し
た一次及び二次の2−4−8DCTを施すことにより、
その画像データを圧縮して伝送することができる。
行内の8つのデータについての一次の2−4−8DCT
が終了する。そして、8×8データの次行以降の各行に
ついても、同様の演算を行ってそれら各行の一次の2−
4−8DCTを終了する。これら8行についての一次の
2−4−8DCTが完了した後の8×8データの各列毎
に同様の2−4−8DCTを行って二次の2−4−8D
CTを完了する。この二次の2−4−8DCTを完了し
て得られた変換係数データを入力された8×8画素デー
タの圧縮に用いられる。そして、伝送しようとする画像
データ内の同様の8×8画素データの各々に順次上述し
た一次及び二次の2−4−8DCTを施すことにより、
その画像データを圧縮して伝送することができる。
【0135】このように、この実施例の構成によれば、
8ー8DCTで用いられる固定係数乗算回路の一部を固
定係数の切り替えで2ー4ー8DCTで必要な固定係数
乗算回路として用い得るように構成したので、従来の8
−8DCTのパイプライン形式の演算による演算の高速
性を2−4−8DCTでも享受し得ると同時に、この高
速性を8−8DCT及び2−4−8DCT全体の回路規
模の小型化の下で享受し得る。
8ー8DCTで用いられる固定係数乗算回路の一部を固
定係数の切り替えで2ー4ー8DCTで必要な固定係数
乗算回路として用い得るように構成したので、従来の8
−8DCTのパイプライン形式の演算による演算の高速
性を2−4−8DCTでも享受し得ると同時に、この高
速性を8−8DCT及び2−4−8DCT全体の回路規
模の小型化の下で享受し得る。
【0136】◇第2実施例
図7は、この発明の第2実施例である8−8/2−4−
8IDCT装置の電気的構成を部分的に示すブロック
図、図8は、同8−8/2−4−8IDCT装置の電気
的構成を部分的に示すブロック図、図9は、同8−8/
2−4−8IDCT装置の8−8IDCTについての動
作タイミングチャートの一部、図10は、同8−8/2
−4−8IDCT装置の8−8IDCTについての動作
タイミングチャートの残部、図11は、同8−8/2−
4−8IDCT装置の2−4−8IDCTについての動
作タイミングチャートの一部、また、図12は、同8−
8/2−4−8IDCT装置の2−4−8DCTについ
ての動作タイミングチャートの残部である。なお、図7
のII−II線と図8のII−II線とを合わせることにより、
同8−8/2−4−8IDCT装置の全体を構成するこ
とができる。
8IDCT装置の電気的構成を部分的に示すブロック
図、図8は、同8−8/2−4−8IDCT装置の電気
的構成を部分的に示すブロック図、図9は、同8−8/
2−4−8IDCT装置の8−8IDCTについての動
作タイミングチャートの一部、図10は、同8−8/2
−4−8IDCT装置の8−8IDCTについての動作
タイミングチャートの残部、図11は、同8−8/2−
4−8IDCT装置の2−4−8IDCTについての動
作タイミングチャートの一部、また、図12は、同8−
8/2−4−8IDCT装置の2−4−8DCTについ
ての動作タイミングチャートの残部である。なお、図7
のII−II線と図8のII−II線とを合わせることにより、
同8−8/2−4−8IDCT装置の全体を構成するこ
とができる。
【0137】この実施例の8−8IDCT/2−4−8
IDCT装置は、8−8IDCT回路の一部を2−4−
8IDCTに用いてパイプライン形式の演算で得られる
演算の高速性を継受しつつ小規模の回路で8−8IDC
Tと2−4−8IDCTとを行うようにした装置であ
る。この8−8IDCT/2−4−8IDCT装置の構
成を説明するのに先だって、先ず、8×8画素データの
1行分又は1列分について8−8IDCTを行う演算式
について説明する。「従来の技術」の項で述べた、二次
元で示される式(18)を一次元の式(52)で表わ
し、式(52)のh及びxについて展開して得られるf
(0)、f(1)、f(2)、f(3)、f(4)、f
(5)、f(6)及びf(7)と、F(0,v)、F
(1,v)、F(2,v)、F(3,v)、F(4,
v)、F(5,v)、F(6,v)及びF(7,v)と
について、式(40)と同様に、f(0)=f0、f
(1)=f1、f(2)=f2、f(3)=f3、f
(4)=f4、f(5)=f5、f(6)=f6、f
(7)=f7と置き、かつ、F(0,v)=F0、F
(1,v)=F1、F(2,v)=F2、F(3,v)
=F3、F(4,v)=F4、F(5,v)=F5、F
(6,v)=F6、F(7,v)=F7と置いて変形す
ると、式(53)が得られる。なお、式(53)中のP
0〜P6は、式(40)と同じ値である。
IDCT装置は、8−8IDCT回路の一部を2−4−
8IDCTに用いてパイプライン形式の演算で得られる
演算の高速性を継受しつつ小規模の回路で8−8IDC
Tと2−4−8IDCTとを行うようにした装置であ
る。この8−8IDCT/2−4−8IDCT装置の構
成を説明するのに先だって、先ず、8×8画素データの
1行分又は1列分について8−8IDCTを行う演算式
について説明する。「従来の技術」の項で述べた、二次
元で示される式(18)を一次元の式(52)で表わ
し、式(52)のh及びxについて展開して得られるf
(0)、f(1)、f(2)、f(3)、f(4)、f
(5)、f(6)及びf(7)と、F(0,v)、F
(1,v)、F(2,v)、F(3,v)、F(4,
v)、F(5,v)、F(6,v)及びF(7,v)と
について、式(40)と同様に、f(0)=f0、f
(1)=f1、f(2)=f2、f(3)=f3、f
(4)=f4、f(5)=f5、f(6)=f6、f
(7)=f7と置き、かつ、F(0,v)=F0、F
(1,v)=F1、F(2,v)=F2、F(3,v)
=F3、F(4,v)=F4、F(5,v)=F5、F
(6,v)=F6、F(7,v)=F7と置いて変形す
ると、式(53)が得られる。なお、式(53)中のP
0〜P6は、式(40)と同じ値である。
【0138】
【数52】
【0139】
【数53】
【0140】上記式(53)の右辺を変形して式(5
4)を得、この式(54)の右辺を整理して式(55)
を得る。
4)を得、この式(54)の右辺を整理して式(55)
を得る。
【0141】
【数54】
【0142】
【数55】
【0143】式(55)の右辺をさらに整理して式(5
6)を得る。そして、式(56)中のF0、F1、
F2、F3、F4、F5、F6及びF7を式(57)の
ように置くと、式(58)が得られる。
6)を得る。そして、式(56)中のF0、F1、
F2、F3、F4、F5、F6及びF7を式(57)の
ように置くと、式(58)が得られる。
【0144】
【数56】
【0145】
【数57】
【0146】
【数58】
【0147】この実施例の8−8IDCT/2−4−8
IDCT装置の8−8IDCTは、式(58)に基づい
て行うようにしたものである。
IDCT装置の8−8IDCTは、式(58)に基づい
て行うようにしたものである。
【0148】次に、8×8画素データの1行分又は1列
分について2−4−8IDCTを行う演算式について説
明する。「従来の技術」の項で述べた、二次元で示され
る式(22)を一次元の式(59)で表わし、式(5
9)のh及びxについて展開して得られるf(0)、f
(1)、f(2)、f(3)、f(4)、f(5)、f
(6)及びf(7)と、f(0,z)、f(1,z)、
f(2,z)、f(3,z)、f(4,z)、f(5,
z)、f(6,z)及びf(7,z)とについて、式
(40)と同様に、f(0)=f0、f(1)=f1、
f(2)=f2、f(3)=f3、f(4)=f4、f
(5)=f5、f(6)=f6、f(7)=f7と置
き、かつ、F(0,v)=F0、F(1,v)=F1、
F(2,v)=F2、F(3,v)=F3、F(4,
v)=F4、F(5,v)=F5、F(6,v)=
F6、F(7,v)=F7と置いて変形すると、式(6
0)が得られる。なお、式(60)中のP0〜P6は、
式(40)と同じ値である。
分について2−4−8IDCTを行う演算式について説
明する。「従来の技術」の項で述べた、二次元で示され
る式(22)を一次元の式(59)で表わし、式(5
9)のh及びxについて展開して得られるf(0)、f
(1)、f(2)、f(3)、f(4)、f(5)、f
(6)及びf(7)と、f(0,z)、f(1,z)、
f(2,z)、f(3,z)、f(4,z)、f(5,
z)、f(6,z)及びf(7,z)とについて、式
(40)と同様に、f(0)=f0、f(1)=f1、
f(2)=f2、f(3)=f3、f(4)=f4、f
(5)=f5、f(6)=f6、f(7)=f7と置
き、かつ、F(0,v)=F0、F(1,v)=F1、
F(2,v)=F2、F(3,v)=F3、F(4,
v)=F4、F(5,v)=F5、F(6,v)=
F6、F(7,v)=F7と置いて変形すると、式(6
0)が得られる。なお、式(60)中のP0〜P6は、
式(40)と同じ値である。
【0149】
【数59】
【0150】
【数60】
【0151】上記式(60)の右辺を変形して式(6
1)を得、この式(61)の右辺をさらに変形して式
(62)を得る。
1)を得、この式(61)の右辺をさらに変形して式
(62)を得る。
【0152】
【数61】
【0153】
【数62】
【0154】式(62)中のF0+F4、F3+F7、
F1+F5、F2+F6、F0−F 4、F3−F7、F
1−F5、F2−F6をそれぞれ式(63)のように置
くと、式(64)が得られる。この実施例の8−8ID
CT/2−4−8IDCT装置の2−4−8IDCT
は、式(64)に基づいて行うようにしたものである。
F1+F5、F2+F6、F0−F 4、F3−F7、F
1−F5、F2−F6をそれぞれ式(63)のように置
くと、式(64)が得られる。この実施例の8−8ID
CT/2−4−8IDCT装置の2−4−8IDCT
は、式(64)に基づいて行うようにしたものである。
【0155】
【数63】
【0156】
【数64】
【0157】MUX112は、8−8IDCTにおいて
は、8−8IDCTの対象となる8×8変換係数データ
(以下、データという)のうちの一次IDCTのための
各列の8つのデータ又は一次IDCTで得られた8×8
データの各行の8つのデータF0〜F7の各々を対応す
るレジスタ141〜148に選択的に出力し、2−4−
8IDCTにおいては、前記8つのデータF0〜F7の
うちのデータF0を第1のレジスタ群113のレジスタ
141に、データF1をレジスタ145に、データF2
をレジスタ143に、データF3をレジスタ147に、
データF4をレジスタ142に、データF5をレジスタ
146に、データF6をレジスタ144に、データF7
をレジスタ148に選択的に出力する。
は、8−8IDCTの対象となる8×8変換係数データ
(以下、データという)のうちの一次IDCTのための
各列の8つのデータ又は一次IDCTで得られた8×8
データの各行の8つのデータF0〜F7の各々を対応す
るレジスタ141〜148に選択的に出力し、2−4−
8IDCTにおいては、前記8つのデータF0〜F7の
うちのデータF0を第1のレジスタ群113のレジスタ
141に、データF1をレジスタ145に、データF2
をレジスタ143に、データF3をレジスタ147に、
データF4をレジスタ142に、データF5をレジスタ
146に、データF6をレジスタ144に、データF7
をレジスタ148に選択的に出力する。
【0158】第1のMUX群15のMUX1612、1
62、1632、164〜168は、8−8IDCTに
おいては“0″を選択し、MUX1611、16
31は、8−8IDCTにおいては、それぞれレジスタ
142、144を選択する。MUX162、164〜1
68は、2−4−8IDCTにおいては、それぞれ対応
するレジスタ142、144〜148を選択する。ま
た、MUX1611、1612、1631、16
32は、2−4−8IDCTにおいては、それぞれレジ
スタ141、142、143、144を選択する。
62、1632、164〜168は、8−8IDCTに
おいては“0″を選択し、MUX1611、16
31は、8−8IDCTにおいては、それぞれレジスタ
142、144を選択する。MUX162、164〜1
68は、2−4−8IDCTにおいては、それぞれ対応
するレジスタ142、144〜148を選択する。ま
た、MUX1611、1612、1631、16
32は、2−4−8IDCTにおいては、それぞれレジ
スタ141、142、143、144を選択する。
【0159】第2のMUX群123のMUX124
1は、レジスタ221、222、223及び224の出
力に接続され、8−8IDCTにおいてはも、また、2
−4−8IDCTにおいても、レジスタ221を4回選
択して4つのデータを順次出力する。MUX124
2は、レジスタ221、222、223及び224の出
力に接続され、8−8IDCTにおいては、レジスタ2
23を4回選択して4つのデー タを順次出力し、2−
4−8IDCTにおいては、レジスタ222を4回選択
して4つのデータを順次出力する。MUX1243は、
レジスタ221、22 2、223及び224の出力に接
続され、8−8IDCTにおいては、レジスタ222、
224、224及び222の順で選択して4つのデータ
を順次出力し、2−4−8IDCTにおいては、レジス
タ223、224、224及び223の順でこれらのレ
ジスタを選択して4つのデータを順次出力する。MUX
1244は、レジスタ221、222、223及び22
4の出力に接続され、8−8IDCTにおいては、レジ
スタ224、222、222及びレジスタ224の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータを順次出力
し、2−4−8IDCTにおいては、レジスタ224、
223、223及び224の順でこれらのレジスタを選
択して4つのデータを順次出力する。
1は、レジスタ221、222、223及び224の出
力に接続され、8−8IDCTにおいてはも、また、2
−4−8IDCTにおいても、レジスタ221を4回選
択して4つのデータを順次出力する。MUX124
2は、レジスタ221、222、223及び224の出
力に接続され、8−8IDCTにおいては、レジスタ2
23を4回選択して4つのデー タを順次出力し、2−
4−8IDCTにおいては、レジスタ222を4回選択
して4つのデータを順次出力する。MUX1243は、
レジスタ221、22 2、223及び224の出力に接
続され、8−8IDCTにおいては、レジスタ222、
224、224及び222の順で選択して4つのデータ
を順次出力し、2−4−8IDCTにおいては、レジス
タ223、224、224及び223の順でこれらのレ
ジスタを選択して4つのデータを順次出力する。MUX
1244は、レジスタ221、222、223及び22
4の出力に接続され、8−8IDCTにおいては、レジ
スタ224、222、222及びレジスタ224の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータを順次出力
し、2−4−8IDCTにおいては、レジスタ224、
223、223及び224の順でこれらのレジスタを選
択して4つのデータを順次出力する。
【0160】MUX1245は、レジスタ225、22
6、227及び228の出力に接続され、8−8IDC
Tにおいては、レジスタ225、227、226及び2
28の順で選択して4つのデータを順次出力し、2−4
8IDCTにおいて、レジスタ225を4回選択して4
つのデータを順次出力する。MUX1246は、レジス
タ225、226、227及び228の出力に接続さ
れ、8−8IDCTにおいては、レジスタ226、22
5、228及び227をこの順で選択して4つのデータ
を順次出力し、2−4−8IDCTにおいては、レジス
タ227、タ228、228及び227の順でこれらの
レジスタを選択して4つのデータを順次出力する。MU
X1247は、レジスタ225、226、227及び2
28の出力に接続され、8−8IDCTにおいては、レ
ジスタ227、228、225及び226の順でこれら
のレジスタを選択して4つのデータを順次出力し、2−
4− 8IDCTにおいては、レジスタ226を4回選
択して4つのデータを順次出力する。MUX50は、レ
ジスタ225、226、227及び228の出力に接続
され、8−8IDCTにおいては、レジスタ228、2
26、227及びレジスタ225をこの順で選択して4
つのデータを順次出力し、2−4−8IDCTに おい
ては、レジスタ228、227、227及びレジスタ2
28をこの順で選択して4つのデータを順次出力する。
6、227及び228の出力に接続され、8−8IDC
Tにおいては、レジスタ225、227、226及び2
28の順で選択して4つのデータを順次出力し、2−4
8IDCTにおいて、レジスタ225を4回選択して4
つのデータを順次出力する。MUX1246は、レジス
タ225、226、227及び228の出力に接続さ
れ、8−8IDCTにおいては、レジスタ226、22
5、228及び227をこの順で選択して4つのデータ
を順次出力し、2−4−8IDCTにおいては、レジス
タ227、タ228、228及び227の順でこれらの
レジスタを選択して4つのデータを順次出力する。MU
X1247は、レジスタ225、226、227及び2
28の出力に接続され、8−8IDCTにおいては、レ
ジスタ227、228、225及び226の順でこれら
のレジスタを選択して4つのデータを順次出力し、2−
4− 8IDCTにおいては、レジスタ226を4回選
択して4つのデータを順次出力する。MUX50は、レ
ジスタ225、226、227及び228の出力に接続
され、8−8IDCTにおいては、レジスタ228、2
26、227及びレジスタ225をこの順で選択して4
つのデータを順次出力し、2−4−8IDCTに おい
ては、レジスタ228、227、227及びレジスタ2
28をこの順で選択して4つのデータを順次出力する。
【0161】第1の加減算回路群125のうちの加減算
回路1261は、MUX1241から順次出力される4
つのデータとMUX1242から順次出力される4つの
データとをその出力順の第1番目及び第4番目のデータ
に対しては加算を行い、出力順の第2番目及び第3番目
のデータに対しては減算を行う。加減算回路1261で
の減算は、MUX1241から出力されるデータからM
UX1242から出力されるデータを差し引いて行う。
回路1261は、MUX1241から順次出力される4
つのデータとMUX1242から順次出力される4つの
データとをその出力順の第1番目及び第4番目のデータ
に対しては加算を行い、出力順の第2番目及び第3番目
のデータに対しては減算を行う。加減算回路1261で
の減算は、MUX1241から出力されるデータからM
UX1242から出力されるデータを差し引いて行う。
【0162】第1の加減算回路群125のうちの加減算
回路1262は、MUX1245から順次出力される4
つのデータとMUX1247から順次出力される4つの
データとをその出力順の第1番目及び第4番目のデータ
に対しては加算を行い、出力順の第2番目及び第3番目
のデータに対しては減算を行う。加減算回路1262で
の減算は、MUX1245から出力されるデータからM
UX1247から出力されるデータを差し引いて行う。
回路1262は、MUX1245から順次出力される4
つのデータとMUX1247から順次出力される4つの
データとをその出力順の第1番目及び第4番目のデータ
に対しては加算を行い、出力順の第2番目及び第3番目
のデータに対しては減算を行う。加減算回路1262で
の減算は、MUX1245から出力されるデータからM
UX1247から出力されるデータを差し引いて行う。
【0163】第4のレジスタ群133のうちのレジスタ
1342は、8−8IDCTにおいても、また、2−4
−8IDCTにおいても、P5係数乗算回路321から
順次出力される4つのデータ(以下、データという。)
の各々を順次記憶し、その第1番目及び第3番目のデー
タを正の値として出力し、第2番目及び第4番目のデー
タを負の値として出力する。レジスタ1343は、8−
8IDCTにおいても、また、2−4−8IDCTにお
いても、P1係数乗算回路323から順次出力される4
つのデータの各々を順次記憶し、その第1番目及び第2
番目のデータを正の値として出力し、第3番目及び第4
番目のデータを負の値として出力する。
1342は、8−8IDCTにおいても、また、2−4
−8IDCTにおいても、P5係数乗算回路321から
順次出力される4つのデータ(以下、データという。)
の各々を順次記憶し、その第1番目及び第3番目のデー
タを正の値として出力し、第2番目及び第4番目のデー
タを負の値として出力する。レジスタ1343は、8−
8IDCTにおいても、また、2−4−8IDCTにお
いても、P1係数乗算回路323から順次出力される4
つのデータの各々を順次記憶し、その第1番目及び第2
番目のデータを正の値として出力し、第3番目及び第4
番目のデータを負の値として出力する。
【0164】レジスタ1344は、P6/P3係数乗算
回路324から順次出力される4つのデータの各々を順
次記憶し、8−8IDCTにおいてはその第1番目、第
2番目及び第4番目のデータを正の値として出力し第3
番目のデータを負の値として出力し、2−4−8IDC
Tにおいてはその各データを正の値として出力する。レ
ジスタ1345は、P4/P5係数乗算回路325から
順次出力される4つのデータの各々を順次記憶し、8−
8IDCTにおいてはその第1番目及び第2番目のデー
タを正の値として出力し第3番目及び第4番目のデータ
を負の値として出力し、2−4−8IDCTにおいては
その第1番目及び第3番目のデータを正の値として出力
し、第2番目及び第4番目のデータを負の値として出力
する。
回路324から順次出力される4つのデータの各々を順
次記憶し、8−8IDCTにおいてはその第1番目、第
2番目及び第4番目のデータを正の値として出力し第3
番目のデータを負の値として出力し、2−4−8IDC
Tにおいてはその各データを正の値として出力する。レ
ジスタ1345は、P4/P5係数乗算回路325から
順次出力される4つのデータの各々を順次記憶し、8−
8IDCTにおいてはその第1番目及び第2番目のデー
タを正の値として出力し第3番目及び第4番目のデータ
を負の値として出力し、2−4−8IDCTにおいては
その第1番目及び第3番目のデータを正の値として出力
し、第2番目及び第4番目のデータを負の値として出力
する。
【0165】レジスタ1346は、P2係数乗算回路3
26から順次出力される4つのデータの各々を順次記憶
し、その第1番目及び第4番目のデータを負の値として
出力し第2番目及び第3番目のデータを正の値として出
力する。レジスタ1347は、P0/P1係数乗算回路
327から順次出力される4つのデータの各々を順次記
憶 し、8−8IDCTにおいてはその第1番目〜第3
番目のデータを負の値として出力し第4番目のデータを
正の値として出力し、2−4−8IDCTにおいてはそ
の第1番目及び第2番目のデータを正の値として出力
し、第3番目及び第4番目のデータを負の値として出力
する。
26から順次出力される4つのデータの各々を順次記憶
し、その第1番目及び第4番目のデータを負の値として
出力し第2番目及び第3番目のデータを正の値として出
力する。レジスタ1347は、P0/P1係数乗算回路
327から順次出力される4つのデータの各々を順次記
憶 し、8−8IDCTにおいてはその第1番目〜第3
番目のデータを負の値として出力し第4番目のデータを
正の値として出力し、2−4−8IDCTにおいてはそ
の第1番目及び第2番目のデータを正の値として出力
し、第3番目及び第4番目のデータを負の値として出力
する。
【0166】加算回路1383は、レジスタ1341の
データと、レジスタ1342のデータとレジスタ134
3のデータとを加算する。加算回路1383から順次出
力されるデータは、レジスタ402に順次記憶される。
データと、レジスタ1342のデータとレジスタ134
3のデータとを加算する。加算回路1383から順次出
力されるデータは、レジスタ402に順次記憶される。
【0167】また、加算回路1384は、レジスタ13
44のデータと、レジスタ1345のデータと、レジス
タ1346のデータと、レジスタ1347のデータとを
加算する。加算回路1384から出力されるデータは、
レジスタ404に記憶される。
44のデータと、レジスタ1345のデータと、レジス
タ1346のデータと、レジスタ1347のデータとを
加算する。加算回路1384から出力されるデータは、
レジスタ404に記憶される。
【0168】レジスタ402のデータは、加算回路44
の被加算入力及び減算回路42の被減算入力に供給さ
れ、レジスタ404のデータは、加算回路44の加算入
力及び減算回路42の減算入力に供給される。減算回路
42から出力されるデータは、第6のレジスタ群45の
うちのレジスタ46に供給され、加算回路44から出力
されるデータは、第6のレジスタ群45のうちのレジス
タ48に供給される。なお、これ以外の点では、この実
施例の構成は、第1実施例と同一構成であるので、図7
及び図8においては、図1及び図2の構成部分と同一の
各部には同一の符号を付してその説明を省略する。
の被加算入力及び減算回路42の被減算入力に供給さ
れ、レジスタ404のデータは、加算回路44の加算入
力及び減算回路42の減算入力に供給される。減算回路
42から出力されるデータは、第6のレジスタ群45の
うちのレジスタ46に供給され、加算回路44から出力
されるデータは、第6のレジスタ群45のうちのレジス
タ48に供給される。なお、これ以外の点では、この実
施例の構成は、第1実施例と同一構成であるので、図7
及び図8においては、図1及び図2の構成部分と同一の
各部には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0169】次に、図7乃至図12を参照して、この実
施例の動作について説明する。先ず、8−8IDCTの
動作について説明する。MUX112から順次、8×8
画素データに対して8−8DCTを施して圧縮された8
×8画像データのうちの列方向の8つのデータF0〜F
7の各々が、8つのデータF0〜F7対応に、第1のレ
ジスタ群13のレジスタ141〜148に記憶される。
施例の動作について説明する。先ず、8−8IDCTの
動作について説明する。MUX112から順次、8×8
画素データに対して8−8DCTを施して圧縮された8
×8画像データのうちの列方向の8つのデータF0〜F
7の各々が、8つのデータF0〜F7対応に、第1のレ
ジスタ群13のレジスタ141〜148に記憶される。
【0170】MUX1612、162、1632、16
4〜168は、“0″ を選択し、MUX1611、1
631は、それぞれレジスタ142、144を選択して
出力しているから、加算回路181からデータF0=a
0が出力され、加算回路18 2からデータF2=a2が
出力され、加算回路183からデータF4=a3が出力
され、加算回路184からデータF6=a1が出力さ
れ、減算回路201からデータF1=a5が出力され、
減算回路202からデータF3=a7が出力され、減算
回路203からデータ−F5=a6が出力され、減算回
路204からデータ−F7=a4が出力される。
4〜168は、“0″ を選択し、MUX1611、1
631は、それぞれレジスタ142、144を選択して
出力しているから、加算回路181からデータF0=a
0が出力され、加算回路18 2からデータF2=a2が
出力され、加算回路183からデータF4=a3が出力
され、加算回路184からデータF6=a1が出力さ
れ、減算回路201からデータF1=a5が出力され、
減算回路202からデータF3=a7が出力され、減算
回路203からデータ−F5=a6が出力され、減算回
路204からデータ−F7=a4が出力される。
【0171】加算回路181〜加算回路184から出力
されたデータa0〜a3は、レジスタ221〜224を
経てMUX1241〜1244に入力される。MUX1
241から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイク
ル〜第4動作サイクル毎に順次出力されるデータa
0と、MUX1242から4つの動作サイクルのうちの
第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次出力され
るデータa 3とが、順次加減算回路1261で加減算さ
れてデータa0+a3、データa0−a3、データa0
−a3及びデータa0+a3が順次出力される。
されたデータa0〜a3は、レジスタ221〜224を
経てMUX1241〜1244に入力される。MUX1
241から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイク
ル〜第4動作サイクル毎に順次出力されるデータa
0と、MUX1242から4つの動作サイクルのうちの
第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次出力され
るデータa 3とが、順次加減算回路1261で加減算さ
れてデータa0+a3、データa0−a3、データa0
−a3及びデータa0+a3が順次出力される。
【0172】加減算回路1261から順次出力されるデ
ータa0+a3、データa0−a3、データa0−a3
及びデータa0+a3は、順次レジスタ301に記憶さ
れる(図9のレジスタ301)。MUX1243から4
つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作
サイクル毎に出力されるデータa2、a1、a1、a2
は、レジスタ302に順次記憶され(図9のレジスタ3
02)、MUX1244から4つの動作サイクルのうち
の第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力される
データa1、a2、a2、a1は、レジスタ303に順
次記憶される(図9のレジスタ303)。
ータa0+a3、データa0−a3、データa0−a3
及びデータa0+a3は、順次レジスタ301に記憶さ
れる(図9のレジスタ301)。MUX1243から4
つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作
サイクル毎に出力されるデータa2、a1、a1、a2
は、レジスタ302に順次記憶され(図9のレジスタ3
02)、MUX1244から4つの動作サイクルのうち
の第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力される
データa1、a2、a2、a1は、レジスタ303に順
次記憶される(図9のレジスタ303)。
【0173】MUX1245から4つの動作サイクルの
第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力されるデ
ータa5、a6、a7、a4は、レジスタ304に順次
記憶され(図10のレジスタ304)、MUX1246
から4つの第2の動作サイクルの第1動作サイクル〜第
4動作サイクル毎に出力されるデータa7、a5、
a 4、a6は、レジスタ305に順次記憶され(図10
のレジスタ305)、MUX1247から4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎
に出力されるデータa6、a4、a5、a7は、レジス
タ306に順次記憶され(図10のレジスタ306)、
MUX1248から4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次出力されるデー
タa4、a7、a6、a5は、レジスタ307に順次記
憶される(図10のレジスタ307)。
第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力されるデ
ータa5、a6、a7、a4は、レジスタ304に順次
記憶され(図10のレジスタ304)、MUX1246
から4つの第2の動作サイクルの第1動作サイクル〜第
4動作サイクル毎に出力されるデータa7、a5、
a 4、a6は、レジスタ305に順次記憶され(図10
のレジスタ305)、MUX1247から4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎
に出力されるデータa6、a4、a5、a7は、レジス
タ306に順次記憶され(図10のレジスタ306)、
MUX1248から4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次出力されるデー
タa4、a7、a6、a5は、レジスタ307に順次記
憶される(図10のレジスタ307)。
【0174】レジスタ301に順次記憶されるデータに
固定係数P3がP3係数乗算回路321で乗ぜられ、そ
のデータは、順次レジスタ1341に記憶され(図9の
レジスタ1341)、レジスタ302に順次記憶される
データに固定係数P5がP5係数乗算回路322で乗ぜ
られ、そのデータは、順次レジスタ1342に順次記憶
され(図9のレジスタ1342)、レジスタ303に順
次記憶されるデータに固定係数P1がP1係数乗算回路
323で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ134
3に記憶され(図9のレジスタ1343)、レジスタ3
04に順次記憶されるデータに固定係数P6がP6係数
乗算回路324で乗ぜられてデータは、順次レジスタ1
344に記憶され(図10のレジスタ1344)、レジ
スタ30 5に順次記憶されるデータに固定係数P4がP
4/P1係数乗算回路325で乗ぜられ、そのデータ
は、順次レジスタ1345に記憶され(図10のレジス
タ1345)、レジスタ306に順次記憶されるデータ
に固定係数P2がP2係数乗算回路326で乗ぜられ、
そのデータは、順次レジスタ1346に記憶され(図1
0のレジスタ1346)、レジスタ307に順次記憶さ
れるデータに固定係数P0がP0/P1係数乗算回路3
27で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ1347
に記憶される(図10のレジスタ1347)。
固定係数P3がP3係数乗算回路321で乗ぜられ、そ
のデータは、順次レジスタ1341に記憶され(図9の
レジスタ1341)、レジスタ302に順次記憶される
データに固定係数P5がP5係数乗算回路322で乗ぜ
られ、そのデータは、順次レジスタ1342に順次記憶
され(図9のレジスタ1342)、レジスタ303に順
次記憶されるデータに固定係数P1がP1係数乗算回路
323で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ134
3に記憶され(図9のレジスタ1343)、レジスタ3
04に順次記憶されるデータに固定係数P6がP6係数
乗算回路324で乗ぜられてデータは、順次レジスタ1
344に記憶され(図10のレジスタ1344)、レジ
スタ30 5に順次記憶されるデータに固定係数P4がP
4/P1係数乗算回路325で乗ぜられ、そのデータ
は、順次レジスタ1345に記憶され(図10のレジス
タ1345)、レジスタ306に順次記憶されるデータ
に固定係数P2がP2係数乗算回路326で乗ぜられ、
そのデータは、順次レジスタ1346に記憶され(図1
0のレジスタ1346)、レジスタ307に順次記憶さ
れるデータに固定係数P0がP0/P1係数乗算回路3
27で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ1347
に記憶される(図10のレジスタ1347)。
【0175】加算回路1261は、レジスタ1341、
レジスタ1342及びレジスタ1343から4つの動作
サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル
の順で供給される各データを加算し、出力されるデータ
(a0+a3)P3+a2P 5+a1P1、(a0−a
3)P3−a1P5+a2P1、(a0−a3)P3+
a1P5−a2P1、(a0+a3)P3−a2P5−
a1P1は、レジスタ402に順次記憶される(図9の
レジスタ402)。
レジスタ1342及びレジスタ1343から4つの動作
サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル
の順で供給される各データを加算し、出力されるデータ
(a0+a3)P3+a2P 5+a1P1、(a0−a
3)P3−a1P5+a2P1、(a0−a3)P3+
a1P5−a2P1、(a0+a3)P3−a2P5−
a1P1は、レジスタ402に順次記憶される(図9の
レジスタ402)。
【0176】また、加算回路1384は、レジスタ13
44、レジスタ1345、レジスタ1346及びレジス
タ1347から4つの動作サイクルのうちの第1動作サ
イクル〜第4動作サイクルの順で供給される各データを
加算し、出力されるデータa 5P6+a7P4−a6P
2−a4P0、a6P6+a5P4+a4P2−a7P
0、−a7P6−a4P4+a5P2−a6P0、a4
P6−a6P4−a7P2+a5P0は、レジスタ40
4に順次記憶される(図9のレジスタ404)。
44、レジスタ1345、レジスタ1346及びレジス
タ1347から4つの動作サイクルのうちの第1動作サ
イクル〜第4動作サイクルの順で供給される各データを
加算し、出力されるデータa 5P6+a7P4−a6P
2−a4P0、a6P6+a5P4+a4P2−a7P
0、−a7P6−a4P4+a5P2−a6P0、a4
P6−a6P4−a7P2+a5P0は、レジスタ40
4に順次記憶される(図9のレジスタ404)。
【0177】レジスタ402に順次記憶される第2の動
作サイクル毎のデータと、レジスタ404に順次記憶さ
れる第2の動作サイクル毎のデータとが、加算回路44
で加算されることにより、入力された8×8データの列
方向の8つのデータF0〜F 7に対する圧縮前のデータ
f0〜f7のうちのデータf0が第1動作サイクルにお
いて得られ、入力された8つのデータF0〜F7に対す
る圧縮前のデータf0〜f7のうちのデータf1が第2
動作サイクルにおいて得られ、入力された8つのデータ
F0〜F7に対する圧縮前のデータf0〜f7のうちの
データf2が第3動作サイクルにおいて得られ、入力さ
れた8つのデータF0〜F7に対する圧縮前のデータf
0〜f7のうちのデータf3が第4動作サイクルにおい
て得られる。データf0、データf1、データf2及び
データf3は、順次レジスタ48に記憶される。レジス
タ48に順次記憶される、8つのデータF0〜F7に対
する画像データf0〜f3は、図8では、レジスタ48
の出力線の下方に示してある。
作サイクル毎のデータと、レジスタ404に順次記憶さ
れる第2の動作サイクル毎のデータとが、加算回路44
で加算されることにより、入力された8×8データの列
方向の8つのデータF0〜F 7に対する圧縮前のデータ
f0〜f7のうちのデータf0が第1動作サイクルにお
いて得られ、入力された8つのデータF0〜F7に対す
る圧縮前のデータf0〜f7のうちのデータf1が第2
動作サイクルにおいて得られ、入力された8つのデータ
F0〜F7に対する圧縮前のデータf0〜f7のうちの
データf2が第3動作サイクルにおいて得られ、入力さ
れた8つのデータF0〜F7に対する圧縮前のデータf
0〜f7のうちのデータf3が第4動作サイクルにおい
て得られる。データf0、データf1、データf2及び
データf3は、順次レジスタ48に記憶される。レジス
タ48に順次記憶される、8つのデータF0〜F7に対
する画像データf0〜f3は、図8では、レジスタ48
の出力線の下方に示してある。
【0178】また、レジスタ402に順次記憶される第
2の動作サイクル毎のデータからレジスタ404に順次
記憶される第2の動作サイクル毎のデータが、減算回路
42で減算されることにより、入力された8×8データ
の列方向の8つのデータF0〜F7に対する圧縮前のデ
ータf0〜f7のうちのデータf4が第1動作サイクル
において得られ、入力された8つのデータF0〜F7に
対する圧縮前のデータf0〜f7のうちのデータf5が
第2動作サイクルにおいて得られ、入力された8つのデ
ータF0〜F7に対する圧縮前のデータf0〜f7のう
ちのデータf6が第3動作サイクルにおいて得られ、入
力された8つのデータF0〜F7に対する圧縮前のデー
タf0〜f7のうちのデータf7が第4動作サイクルに
おいて得られる。データf4、データf5、データf6
及びデータf7は、順次レジスタ46に記憶される(図
10のレジスタ46)。レジスタ46に順次記憶され
る、8つのデータF0〜F7に対する画像データf4〜
f7は、図8では、レジスタ46の出力線の下方に示し
てある。
2の動作サイクル毎のデータからレジスタ404に順次
記憶される第2の動作サイクル毎のデータが、減算回路
42で減算されることにより、入力された8×8データ
の列方向の8つのデータF0〜F7に対する圧縮前のデ
ータf0〜f7のうちのデータf4が第1動作サイクル
において得られ、入力された8つのデータF0〜F7に
対する圧縮前のデータf0〜f7のうちのデータf5が
第2動作サイクルにおいて得られ、入力された8つのデ
ータF0〜F7に対する圧縮前のデータf0〜f7のう
ちのデータf6が第3動作サイクルにおいて得られ、入
力された8つのデータF0〜F7に対する圧縮前のデー
タf0〜f7のうちのデータf7が第4動作サイクルに
おいて得られる。データf4、データf5、データf6
及びデータf7は、順次レジスタ46に記憶される(図
10のレジスタ46)。レジスタ46に順次記憶され
る、8つのデータF0〜F7に対する画像データf4〜
f7は、図8では、レジスタ46の出力線の下方に示し
てある。
【0179】以上の演算により、圧縮された8×8デー
タの1つの列内の8つのデータについての一次の8−8
IDCTが終了する。そして、8×8データの次列以降
の各列についても、同様の一次の8−8IDCTを行っ
てそれら各列の一次の8−8IDCTの終了で8×8デ
ータに対する一次の8−8IDCTが終了する。これら
8列についての一次の8−8IDCTが完了した後の8
×8データの各行毎の8つのデータ(IDCT転置デー
タ)についても、同様の8−8IDCTを行って二次の
8−8IDCTを完了する。このような一次及び二次の
8−8IDCTを各8×8データ毎に完了することによ
り、8−8DCTを施して圧縮され伝送されて来た画像
データを画像データを再現することができる。
タの1つの列内の8つのデータについての一次の8−8
IDCTが終了する。そして、8×8データの次列以降
の各列についても、同様の一次の8−8IDCTを行っ
てそれら各列の一次の8−8IDCTの終了で8×8デ
ータに対する一次の8−8IDCTが終了する。これら
8列についての一次の8−8IDCTが完了した後の8
×8データの各行毎の8つのデータ(IDCT転置デー
タ)についても、同様の8−8IDCTを行って二次の
8−8IDCTを完了する。このような一次及び二次の
8−8IDCTを各8×8データ毎に完了することによ
り、8−8DCTを施して圧縮され伝送されて来た画像
データを画像データを再現することができる。
【0180】次に、2−4−8IDCTの動作について
説明する。MUX112から順次、8×8画素に対して
2−4−8DCTを施して圧縮され伝送されて来た8×
8変換係数データ(以下、データという)の列方向の8
つのデータF0〜F7の各々(IDCT入力データ)
が、第1のレジスタ群113のレジスタ141〜148
に次のようにして記憶される。レジスタ141にF
0が、レジスタ141にF4が、レジスタ143にF2
が、レジスタ144にF6が、レジスタ145にF
1が、レジスタ146にF5が、レジスタ147にF3
が、レジスタ148にF7が記憶される。
説明する。MUX112から順次、8×8画素に対して
2−4−8DCTを施して圧縮され伝送されて来た8×
8変換係数データ(以下、データという)の列方向の8
つのデータF0〜F7の各々(IDCT入力データ)
が、第1のレジスタ群113のレジスタ141〜148
に次のようにして記憶される。レジスタ141にF
0が、レジスタ141にF4が、レジスタ143にF2
が、レジスタ144にF6が、レジスタ145にF
1が、レジスタ146にF5が、レジスタ147にF3
が、レジスタ148にF7が記憶される。
【0181】第1のMUX群15のMUX162、16
4〜168は、それぞれ対応するレジスタ141、14
4〜148を選択し、MUX1611、1612、16
31、1632は、それぞれレジスタ141、143、
143、144を選択出力しているから、加算回路18
1からデータF0+F4=b0が出力され、加算回路1
82からデータF2+F6=b3が出力され、加算回路
183からデータF1+F5=b2が出力され、加算回
路184からデータF3+F7=b1が出力され、減算
回路201からデータF0−F4=b4が出力され、減
算回路202からデータF2−F6=b7が出力され、
減算回路203からデータF1−F5=b6が出力さ
れ、減算回路204からデータF3−F7=b5が出力
される。
4〜168は、それぞれ対応するレジスタ141、14
4〜148を選択し、MUX1611、1612、16
31、1632は、それぞれレジスタ141、143、
143、144を選択出力しているから、加算回路18
1からデータF0+F4=b0が出力され、加算回路1
82からデータF2+F6=b3が出力され、加算回路
183からデータF1+F5=b2が出力され、加算回
路184からデータF3+F7=b1が出力され、減算
回路201からデータF0−F4=b4が出力され、減
算回路202からデータF2−F6=b7が出力され、
減算回路203からデータF1−F5=b6が出力さ
れ、減算回路204からデータF3−F7=b5が出力
される。
【0182】加算回路181〜加算回路184から出力
されたデータb0〜b3は、レジスタ221〜224を
経てMUX1241〜1244に入力される。MUX1
241から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイク
ル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb0と、M
UX1242から4つの動作サイクルのうちの第1動作
サイクル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb3
とが、順次加減算回路1261で加減算されてデータb
0+b3、データb0−b3、データb0−b3及びデ
ータb0+b3が順次出力される。加減算回路1261
から順次出力されるデータb0+b3、データb0−b
3、データb0−b3及びデータb0+b3は、順次レ
ジスタ301に記憶される(図11のレジスタ3
01)。
されたデータb0〜b3は、レジスタ221〜224を
経てMUX1241〜1244に入力される。MUX1
241から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイク
ル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb0と、M
UX1242から4つの動作サイクルのうちの第1動作
サイクル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb3
とが、順次加減算回路1261で加減算されてデータb
0+b3、データb0−b3、データb0−b3及びデ
ータb0+b3が順次出力される。加減算回路1261
から順次出力されるデータb0+b3、データb0−b
3、データb0−b3及びデータb0+b3は、順次レ
ジスタ301に記憶される(図11のレジスタ3
01)。
【0183】MUX1243から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータb2、b1、b1、b2は、レジスタ302
に順次記憶 され(図11のレジスタ302)、MUX
1244から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイ
クル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb1、b
2、b2、b1は、レジスタ303に順次記憶される
(図11のレジスタ30 3)。
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータb2、b1、b1、b2は、レジスタ302
に順次記憶 され(図11のレジスタ302)、MUX
1244から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイ
クル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb1、b
2、b2、b1は、レジスタ303に順次記憶される
(図11のレジスタ30 3)。
【0184】MUX1245から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータb4、b4、b4、b4と、MUX1247
から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第
4動作サイクル毎に順次出力されるデータb7、b7、
b7、b7とが、4つの動作サイクル毎に加減算回路1
262で加減算されてデータb4+b7、データb4−
b7、データb4−b 7及びデータb4+b7が、加減
算回路1262から順次出力される。加減算回路126
2から順次出力されるデータb4+b7、データb4−
b7、データb 4−b7及びデータb4+b7は、順次
レジスタ304に記憶される(図11のレジスタ3
04)。
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータb4、b4、b4、b4と、MUX1247
から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第
4動作サイクル毎に順次出力されるデータb7、b7、
b7、b7とが、4つの動作サイクル毎に加減算回路1
262で加減算されてデータb4+b7、データb4−
b7、データb4−b 7及びデータb4+b7が、加減
算回路1262から順次出力される。加減算回路126
2から順次出力されるデータb4+b7、データb4−
b7、データb 4−b7及びデータb4+b7は、順次
レジスタ304に記憶される(図11のレジスタ3
04)。
【0185】MUX1246から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータb6、b5、b5、b6は、順次レジスタ3
05に記憶され(図11レジスタ305)、MUX12
47から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb7、b7、
b7、b7は、MUX282で選択されず、“0″がM
UX282で選択されてレジスタ306に順次記憶され
(レジスタ306)、MUX1248から4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎
に出力されるデータb5、b6、b6、b5は、順次レ
ジスタ307に記憶される(レジスタ307)。
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータb6、b5、b5、b6は、順次レジスタ3
05に記憶され(図11レジスタ305)、MUX12
47から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb7、b7、
b7、b7は、MUX282で選択されず、“0″がM
UX282で選択されてレジスタ306に順次記憶され
(レジスタ306)、MUX1248から4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎
に出力されるデータb5、b6、b6、b5は、順次レ
ジスタ307に記憶される(レジスタ307)。
【0186】レジスタ301に順次記憶されるデータに
固定係数P3がP3係数乗算回路321で乗ぜられ、そ
のデータは、順次レジスタ1341に記憶され(図11
のレジスタ1341)、レジスタ302に順次記憶され
るデータに固定係数P5がP 5係数乗算回路322で乗
ぜられ、そのデータは、順次レジスタ1342に順次記
憶され(レジスタ1342)、レジスタ303に順次記
憶されるデータに固定係数P1がP1係数乗算回路32
1で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ1343に
記憶され(図11のレジスタ1343)、レジスタ30
4に順次記憶されるデータに固定係数P3がP6/P3
係数乗算回路324で乗ぜられてデータは、順次レジス
タ1344に記憶され(図12のレジスタ1344)、
レジスタ305に順次記憶されるデータに固定係数P5
がP4/P5係数乗算回路325で乗ぜられ、そのデー
タは、順次レジスタ1345に記憶され(図12のレジ
スタ1345)、レジスタ306に順次記憶されるデー
タに固定係数P2がP2係数乗算回路326で乗ぜら
れ、そのデータは、順次レジスタ1346に記憶され
(図12のレジスタ1346)、レジスタ307に順次
記憶されるデータに固定係数P0がP0/P1係数乗算
回路327で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ1
347に記憶 される(図12のレジスタ1347)。
固定係数P3がP3係数乗算回路321で乗ぜられ、そ
のデータは、順次レジスタ1341に記憶され(図11
のレジスタ1341)、レジスタ302に順次記憶され
るデータに固定係数P5がP 5係数乗算回路322で乗
ぜられ、そのデータは、順次レジスタ1342に順次記
憶され(レジスタ1342)、レジスタ303に順次記
憶されるデータに固定係数P1がP1係数乗算回路32
1で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ1343に
記憶され(図11のレジスタ1343)、レジスタ30
4に順次記憶されるデータに固定係数P3がP6/P3
係数乗算回路324で乗ぜられてデータは、順次レジス
タ1344に記憶され(図12のレジスタ1344)、
レジスタ305に順次記憶されるデータに固定係数P5
がP4/P5係数乗算回路325で乗ぜられ、そのデー
タは、順次レジスタ1345に記憶され(図12のレジ
スタ1345)、レジスタ306に順次記憶されるデー
タに固定係数P2がP2係数乗算回路326で乗ぜら
れ、そのデータは、順次レジスタ1346に記憶され
(図12のレジスタ1346)、レジスタ307に順次
記憶されるデータに固定係数P0がP0/P1係数乗算
回路327で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ1
347に記憶 される(図12のレジスタ1347)。
【0187】レジスタ1341 、1342 及び13
43から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に出力されるデータは、加算回路
1382で加算され、加算回路1382からその第1動
作サイクルのデータとして(b0+ b3)P3+b2
P5+b1P1が出力され、第2動作サイクルのデータ
として(b0−b3)P3−b1P5+b2P1が出力
され、第3動作サイクルのデータとして(b0−b3)
P3+b1P5−b2P1が出力され、第4動作サイク
ルのデータとして(b0+b3)P3−b2P5−b1
P1が出力され、それら各データは、レジスタ402に
順次記憶される。レジスタ402に順次記憶されるデー
タは、その記憶順序に従って、入力された8つのデータ
F0〜F 7に対する画素データf0〜f7のうちの
f0、f2、f4、f6(式(64)中のf0、f2、
f4、f6)を表している。これらの画素データf0、
f2、f4、f6は、図8では、レジスタ402の出力
線の下方に示してある。
43から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に出力されるデータは、加算回路
1382で加算され、加算回路1382からその第1動
作サイクルのデータとして(b0+ b3)P3+b2
P5+b1P1が出力され、第2動作サイクルのデータ
として(b0−b3)P3−b1P5+b2P1が出力
され、第3動作サイクルのデータとして(b0−b3)
P3+b1P5−b2P1が出力され、第4動作サイク
ルのデータとして(b0+b3)P3−b2P5−b1
P1が出力され、それら各データは、レジスタ402に
順次記憶される。レジスタ402に順次記憶されるデー
タは、その記憶順序に従って、入力された8つのデータ
F0〜F 7に対する画素データf0〜f7のうちの
f0、f2、f4、f6(式(64)中のf0、f2、
f4、f6)を表している。これらの画素データf0、
f2、f4、f6は、図8では、レジスタ402の出力
線の下方に示してある。
【0188】レジスタ1344、1345、1346及
び1347から4つの動作サイクル毎に出力されるデー
タは、加算回路1384で加算され、加算回路1384
からその第1動作サイクルのデータとして(b4+
b7)P3+b6P5+b5P1が出力され、第2動作
サイクルのデータとして(b4−b7)P3−b5P5
+b6P1が出力され、第3動作サイクルのデータとし
て(b4−b7)P3+b 5P5−b6P1が出力さ
れ、第4動作サイクルのデータとして(b4+b7)P
3−b6P5−b5P1が出力され、これらの各データ
は、レジスタ404に順次記憶される。レジスタ404
に順次記憶されるデータは、その記憶順序に従って、入
力された8つのデータF0〜F7に対する画像データf
0〜f7のうちのf1、f3、f5、f7(式(64)
中のf1、f3、f5、f7)を表している。これらの
画像データf1、f3、f5、f7は、図8では、レジ
スタ404の出力線の下方に示してある。
び1347から4つの動作サイクル毎に出力されるデー
タは、加算回路1384で加算され、加算回路1384
からその第1動作サイクルのデータとして(b4+
b7)P3+b6P5+b5P1が出力され、第2動作
サイクルのデータとして(b4−b7)P3−b5P5
+b6P1が出力され、第3動作サイクルのデータとし
て(b4−b7)P3+b 5P5−b6P1が出力さ
れ、第4動作サイクルのデータとして(b4+b7)P
3−b6P5−b5P1が出力され、これらの各データ
は、レジスタ404に順次記憶される。レジスタ404
に順次記憶されるデータは、その記憶順序に従って、入
力された8つのデータF0〜F7に対する画像データf
0〜f7のうちのf1、f3、f5、f7(式(64)
中のf1、f3、f5、f7)を表している。これらの
画像データf1、f3、f5、f7は、図8では、レジ
スタ404の出力線の下方に示してある。
【0189】以上の演算により、圧縮された8×8デー
タの1つの列内の8つのデータについての一次の2−4
−8IDCTが終了する。そして、8×8データの次列
以降の各列についても、同様の一次の2−4−8IDC
Tを行ってそれら各列の一次の2−4−8IDCTの終
了で8×8データに対する一次の2−4−8IDCTが
終了する。これら8列についての一次の2−4−8ID
CTが完了した後の8×8データの各行毎の8つのデー
タ(IDCT転置データ)についても、同様の2−4−
8IDCTを行って二次の2−4−8IDCTを完了す
る。これらの一次及び二次の2−4−8IDCTを各8
×8データ毎に完了することにより、2−4−8DCT
を施して圧縮され伝送されて来た画像データを原画像デ
ータを再現することができる。
タの1つの列内の8つのデータについての一次の2−4
−8IDCTが終了する。そして、8×8データの次列
以降の各列についても、同様の一次の2−4−8IDC
Tを行ってそれら各列の一次の2−4−8IDCTの終
了で8×8データに対する一次の2−4−8IDCTが
終了する。これら8列についての一次の2−4−8ID
CTが完了した後の8×8データの各行毎の8つのデー
タ(IDCT転置データ)についても、同様の2−4−
8IDCTを行って二次の2−4−8IDCTを完了す
る。これらの一次及び二次の2−4−8IDCTを各8
×8データ毎に完了することにより、2−4−8DCT
を施して圧縮され伝送されて来た画像データを原画像デ
ータを再現することができる。
【0190】このように、この実施例の構成によれば、
8ー8IDCTで用いられる固定係数乗算回路の一部を
2ー4ー8IDCTで必要な固定係数乗算回路として用
い得るように構成したので、従来の8−8IDCTのパ
イプライン形式の演算による演算の高速性を2−4−8
IDCTでも享受し得ると同時に、この高速性を8−8
IDCT及び2−4−8IDCT全体の回路規模の小型
化の下で享受し得る。
8ー8IDCTで用いられる固定係数乗算回路の一部を
2ー4ー8IDCTで必要な固定係数乗算回路として用
い得るように構成したので、従来の8−8IDCTのパ
イプライン形式の演算による演算の高速性を2−4−8
IDCTでも享受し得ると同時に、この高速性を8−8
IDCT及び2−4−8IDCT全体の回路規模の小型
化の下で享受し得る。
【0191】◇第3実施例
図13は、この発明の第3実施例である16−16/2
−8−16DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロ
ック図、また、図14は、同16−16/2−8−16
DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロック図であ
る。なお、図13のIII−III線と図14のIII−III線と
を合わせることにより、同16−16/2−8−16D
CT装置の全体を構成することができる。この実施例の
構成が、上述の第1実施例のそれと大きく異なるところ
は、入力される16×16画素データに対して16−1
6DCT又は2−8−16DCTを施すようにした点で
ある。
−8−16DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロ
ック図、また、図14は、同16−16/2−8−16
DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロック図であ
る。なお、図13のIII−III線と図14のIII−III線と
を合わせることにより、同16−16/2−8−16D
CT装置の全体を構成することができる。この実施例の
構成が、上述の第1実施例のそれと大きく異なるところ
は、入力される16×16画素データに対して16−1
6DCT又は2−8−16DCTを施すようにした点で
ある。
【0192】この実施例の16−16DCT/2−8−
16DCT装置10Bは、16−16DCTについて
は、式(17)を展開整理して得た行列式(65)の演
算を行い、また、2−8−16DCTについては、式
(21)を展開整理して得た行列式(66)の演算を行
うように構成したものである。行列式(65)中のe0
〜e15は、式(67)で示され、行列式(66)中の
g0 〜g15は、式(68)で示される。
16DCT装置10Bは、16−16DCTについて
は、式(17)を展開整理して得た行列式(65)の演
算を行い、また、2−8−16DCTについては、式
(21)を展開整理して得た行列式(66)の演算を行
うように構成したものである。行列式(65)中のe0
〜e15は、式(67)で示され、行列式(66)中の
g0 〜g15は、式(68)で示される。
【0193】
【数65】
【0194】
【数66】
【0195】
【数67】
【0196】
【数68】
【0197】但し、式(65)及び式(66)中のP0
〜P15は、以下に示す通りである。 P0=COS(15π/32) =−COS(17π/32)=0.09801714034… P1=COS(14π/32) =−COS(18π/32)=0.195090322… P2=COS(13π/32) =−COS(19π/32)=0.2902846773… P3=COS(12π/32) =−COS(20π/32)=0.3826834324… P4=COS(11π/32) =−COS(21π/32)=0.4713967368… P5=COS(10π/32) =−COS(22π/32)=0.555570233… P6=COS(9π/32) =−COS(23π/32)=0.6343932842… P7=COS(8π/32) =−COS(24π/32)=0.707106781… P8=COS(7π/32) =−COS(25π/32)=0.7730104534… P9=COS(6π/32) =−COS(26π/32)=0.8314696123… P10=COS(5π/16) =−COS(27π/32)=0.8819212644… P11=COS(4π/32) =−COS(28π/32)=0.9238795325… P12=COS(3π/32) =−COS(29π/32)=0.9567403357… P13=COS(2π/32) =−COS(30π/32)=0.9807852804… P14=COS(π/16) =−COS(31π/32)=0.9951847276… P15=COS(0π)=−COS(π)=1
〜P15は、以下に示す通りである。 P0=COS(15π/32) =−COS(17π/32)=0.09801714034… P1=COS(14π/32) =−COS(18π/32)=0.195090322… P2=COS(13π/32) =−COS(19π/32)=0.2902846773… P3=COS(12π/32) =−COS(20π/32)=0.3826834324… P4=COS(11π/32) =−COS(21π/32)=0.4713967368… P5=COS(10π/32) =−COS(22π/32)=0.555570233… P6=COS(9π/32) =−COS(23π/32)=0.6343932842… P7=COS(8π/32) =−COS(24π/32)=0.707106781… P8=COS(7π/32) =−COS(25π/32)=0.7730104534… P9=COS(6π/32) =−COS(26π/32)=0.8314696123… P10=COS(5π/16) =−COS(27π/32)=0.8819212644… P11=COS(4π/32) =−COS(28π/32)=0.9238795325… P12=COS(3π/32) =−COS(29π/32)=0.9567403357… P13=COS(2π/32) =−COS(30π/32)=0.9807852804… P14=COS(π/16) =−COS(31π/32)=0.9951847276… P15=COS(0π)=−COS(π)=1
【0198】この実施例の16−16DCT/2−8−
16DCT装置210は、固定係数乗算回路の一部を1
6−16DCT及び2−8−16DCTで共用してパイ
プライン形式で演算を高速に行い、かつ、小規模の回路
で16−16DCTと2−8−16DCTとを行うよう
にした装置であり、この16−16DCT/2−8−1
6DCT装置210は、MUX212と、第1のレジス
タ群213の16個のレジスタ141〜1416と、第
1の加算回路群217の8個の加算回路181〜188
と、減算回路群219の8個の減算回路201〜208
と、第2のレジスタ群221の16個のレジスタ221
〜2216と、第1のMUX群223の16個のMUX
2241〜22416と、第1の加減算回路群225の
2つの加減算回路2261、2262と、第2のMUX
群227の2個のMUX281、282と、第3のレジ
スタ群229の15個のレジスタ301〜3015と、
P 7係数乗算回路2321と、P11係数乗算回路23
22と、P3係数乗算回路2323と、P13係数乗算
回路2324と、P9係数乗算回路2325と、P 5係
数乗算回路2326と、P1係数乗算回路2327と、
P14/P7係数乗算回路2328と、P12/P11
係数乗算回路2329と、P10/P3係数乗算回路2
3210と、P8/P13係数乗算回路23211と、
P6/P9係数乗算回路23212と、P4/P5係数
乗算回路23213と、P2係数乗算回路232
14と、P0/P1係数乗算回路23215と、第4の
レジスタ群233の15個のレジスタ2341〜234
15と、第2の加算回路群237の6個の加算回路23
81〜2386と、8個のアンド回路2361〜236
9と、第5のレジスタ群39の6個のレジスタ401〜
406とから構成されている。なお、レジスタ141〜
1416は、図13では、Rで示す。
16DCT装置210は、固定係数乗算回路の一部を1
6−16DCT及び2−8−16DCTで共用してパイ
プライン形式で演算を高速に行い、かつ、小規模の回路
で16−16DCTと2−8−16DCTとを行うよう
にした装置であり、この16−16DCT/2−8−1
6DCT装置210は、MUX212と、第1のレジス
タ群213の16個のレジスタ141〜1416と、第
1の加算回路群217の8個の加算回路181〜188
と、減算回路群219の8個の減算回路201〜208
と、第2のレジスタ群221の16個のレジスタ221
〜2216と、第1のMUX群223の16個のMUX
2241〜22416と、第1の加減算回路群225の
2つの加減算回路2261、2262と、第2のMUX
群227の2個のMUX281、282と、第3のレジ
スタ群229の15個のレジスタ301〜3015と、
P 7係数乗算回路2321と、P11係数乗算回路23
22と、P3係数乗算回路2323と、P13係数乗算
回路2324と、P9係数乗算回路2325と、P 5係
数乗算回路2326と、P1係数乗算回路2327と、
P14/P7係数乗算回路2328と、P12/P11
係数乗算回路2329と、P10/P3係数乗算回路2
3210と、P8/P13係数乗算回路23211と、
P6/P9係数乗算回路23212と、P4/P5係数
乗算回路23213と、P2係数乗算回路232
14と、P0/P1係数乗算回路23215と、第4の
レジスタ群233の15個のレジスタ2341〜234
15と、第2の加算回路群237の6個の加算回路23
81〜2386と、8個のアンド回路2361〜236
9と、第5のレジスタ群39の6個のレジスタ401〜
406とから構成されている。なお、レジスタ141〜
1416は、図13では、Rで示す。
【0199】MUX212は、16×16画素データの
各行の16画素データについての一次DCTのための1
6個の画素データ又は一次DCTで得られた16×16
データの各列の16個の画素データを次のように選択的
に出力するものである。以下、MUX12Bから出力さ
れる16個のデータの各々をf0〜 f16で参照す
る。MUX212は、16−16DCTにおいては第1
のレジスタ群213のレジスタ141にデータf0を、
レジスタ142にf15を、レジスタ143にf 1を、
レジスタ144にf14を、レジスタ145にf2を、
レジスタ146にf13を、レジスタ147にf3を、
レジスタ148にf12を記憶させ、レジスタ149に
データf4を、レジスタ1410にf11を、レジスタ
1411にf5を、レジスタ1412にf10を、レジ
スタ1413にf6を、レジスタ1414にf9を、レ
ジスタ1415にf7を、データレジ スタ1416に
f8を記憶させ、2−4−8DCTにおいてはデータf
0〜f15を これらデータf0〜f15対応にレジス
タ141〜1416に記憶させる。
各行の16画素データについての一次DCTのための1
6個の画素データ又は一次DCTで得られた16×16
データの各列の16個の画素データを次のように選択的
に出力するものである。以下、MUX12Bから出力さ
れる16個のデータの各々をf0〜 f16で参照す
る。MUX212は、16−16DCTにおいては第1
のレジスタ群213のレジスタ141にデータf0を、
レジスタ142にf15を、レジスタ143にf 1を、
レジスタ144にf14を、レジスタ145にf2を、
レジスタ146にf13を、レジスタ147にf3を、
レジスタ148にf12を記憶させ、レジスタ149に
データf4を、レジスタ1410にf11を、レジスタ
1411にf5を、レジスタ1412にf10を、レジ
スタ1413にf6を、レジスタ1414にf9を、レ
ジスタ1415にf7を、データレジ スタ1416に
f8を記憶させ、2−4−8DCTにおいてはデータf
0〜f15を これらデータf0〜f15対応にレジス
タ141〜1416に記憶させる。
【0200】第1の加算回路群217のうちの加算回路
181〜188は、いずれも、16−16DCTにおい
ても、また、2−8−16DCTにおいても、2つのレ
ジスタに記憶されているデータを加算する。すなわち、
加算回路181は、レジスタ141に記憶されているデ
ータとレジスタ142に記憶されているデータとを加算
する。加算回路182は、レジスタ143 に記憶され
ているデータとレジスタ144に記憶されているデータ
とを加算する。加算回路183は、レジスタ145に記
憶されているデータとレジスタ146に記憶されている
データとを加算する。加算回路184は、デー タレジ
スタ147に記憶されているデータとレジスタ148に
記憶されているデータとを加算する。
181〜188は、いずれも、16−16DCTにおい
ても、また、2−8−16DCTにおいても、2つのレ
ジスタに記憶されているデータを加算する。すなわち、
加算回路181は、レジスタ141に記憶されているデ
ータとレジスタ142に記憶されているデータとを加算
する。加算回路182は、レジスタ143 に記憶され
ているデータとレジスタ144に記憶されているデータ
とを加算する。加算回路183は、レジスタ145に記
憶されているデータとレジスタ146に記憶されている
データとを加算する。加算回路184は、デー タレジ
スタ147に記憶されているデータとレジスタ148に
記憶されているデータとを加算する。
【0201】185は、レジスタ149に記憶されてい
るデ ータとレジスタ1410に記憶されているデータ
とを加算する。加算回路186は、レジスタ1411に
記憶されているデータとレジスタ1412に記憶されて
いるデータとを加算する。加算回路187は、レジスタ
1413に記憶されているデータとレジスタ1414に
記憶されているデータとを加算する。加算回路18
8は、レジスタ1415に記憶されているデータとレジ
スタ1416に記憶されているデータとを加算する。
るデ ータとレジスタ1410に記憶されているデータ
とを加算する。加算回路186は、レジスタ1411に
記憶されているデータとレジスタ1412に記憶されて
いるデータとを加算する。加算回路187は、レジスタ
1413に記憶されているデータとレジスタ1414に
記憶されているデータとを加算する。加算回路18
8は、レジスタ1415に記憶されているデータとレジ
スタ1416に記憶されているデータとを加算する。
【0202】減算回路群219のうちの減算回路201
〜208は、いずれも、16−16DCTにおいても、
また、2−8−16DCTにおいても、2つのレジスタ
に記憶されているデータを減算する。すなわち、減算回
路201は、レジスタ141から記憶されているデータ
からレジスタ142に記憶されているデータを減算す
る。減算回路202は、レジスタ143に記憶されてい
るデータからレジスタ144に記憶されているデータを
減算する。減算回路203は、レジスタ145に記憶さ
れているデータからレジスタ146に記憶されているデ
ータを減算する。減算回路204は、レジスタ147に
記憶されているデータからレジスタ148に記憶されて
いるデータを減算する。
〜208は、いずれも、16−16DCTにおいても、
また、2−8−16DCTにおいても、2つのレジスタ
に記憶されているデータを減算する。すなわち、減算回
路201は、レジスタ141から記憶されているデータ
からレジスタ142に記憶されているデータを減算す
る。減算回路202は、レジスタ143に記憶されてい
るデータからレジスタ144に記憶されているデータを
減算する。減算回路203は、レジスタ145に記憶さ
れているデータからレジスタ146に記憶されているデ
ータを減算する。減算回路204は、レジスタ147に
記憶されているデータからレジスタ148に記憶されて
いるデータを減算する。
【0203】減算回路205は、レジスタ149から記
憶されているデータからレジスタ1410に記憶されて
いるデータを減算する。減算回路206は、レジスタ1
41 1に記憶されているデータからレジスタ1412に
記憶されているデータを減算する。減算回路207は、
レジスタ1413に記憶されているデータからレジスタ
1414に記憶されているデータを減算する。減算回路
208は、レジスタ1415に記憶されているデータか
らレジスタ1416に記憶されているデータを減算す
る。
憶されているデータからレジスタ1410に記憶されて
いるデータを減算する。減算回路206は、レジスタ1
41 1に記憶されているデータからレジスタ1412に
記憶されているデータを減算する。減算回路207は、
レジスタ1413に記憶されているデータからレジスタ
1414に記憶されているデータを減算する。減算回路
208は、レジスタ1415に記憶されているデータか
らレジスタ1416に記憶されているデータを減算す
る。
【0204】第2のレジスタ群221のうちのレジスタ
221は、加算回路181から出力されるデータを一時
記憶する。レジスタ222は、加算回路182から出力
されるデータを一時記憶する。レジスタ223は、加算
回路183から出力されるデータを一時記憶する。レジ
スタ224は、加算回 路184から出力されるデータ
を一時記憶する。レジスタ225は、加算回路185か
ら出力されるデータを一時記憶する。レジスタ22
6は、加算回路186から出力されるデータを一時記憶
する。レジスタ227は、加算回路187から出力され
るデータを一時記憶する。レジスタ228は、加算回路
188から出力されるデータを一時記憶する。
221は、加算回路181から出力されるデータを一時
記憶する。レジスタ222は、加算回路182から出力
されるデータを一時記憶する。レジスタ223は、加算
回路183から出力されるデータを一時記憶する。レジ
スタ224は、加算回 路184から出力されるデータ
を一時記憶する。レジスタ225は、加算回路185か
ら出力されるデータを一時記憶する。レジスタ22
6は、加算回路186から出力されるデータを一時記憶
する。レジスタ227は、加算回路187から出力され
るデータを一時記憶する。レジスタ228は、加算回路
188から出力されるデータを一時記憶する。
【0205】レジスタ221は、減算回路201から出
力されるデータを一時記憶する。レジスタ222は、減
算回路202から出力されるデータを一時記憶 する。
レジスタ223は、減算回路203から出力されるデー
タを一時記 憶する。レジスタ224は、減算回路20
4から出力されるデータを一時 記憶する。レジスタ2
25は、減算回路205から出力されるデータを一 時
記憶する。レジスタ226は、減算回路206から出力
されるデータを 一時記憶する。レジスタ22 7は、減
算回路207から出力されるデータ を一時記憶する。
レジスタ228は、減算回路208から出力されるデー
タを一時記憶する。
力されるデータを一時記憶する。レジスタ222は、減
算回路202から出力されるデータを一時記憶 する。
レジスタ223は、減算回路203から出力されるデー
タを一時記 憶する。レジスタ224は、減算回路20
4から出力されるデータを一時 記憶する。レジスタ2
25は、減算回路205から出力されるデータを一 時
記憶する。レジスタ226は、減算回路206から出力
されるデータを 一時記憶する。レジスタ22 7は、減
算回路207から出力されるデータ を一時記憶する。
レジスタ228は、減算回路208から出力されるデー
タを一時記憶する。
【0206】第1のMUX群223のMUX2241〜
2248におけるデータの選択動作は、16−16DC
Tにおいても、また、2−8−16DCTにおいても、
同じである。すなわち、MUX2241は、レジスタ2
21〜228の出力に接続され、レジスタ221、22
4 、225、228、221、224、225、22
8の順でこれらのレジスタを選択して8個のデータを順
次出力する。MUX2242は、レジスタ221〜22
8の出力に接続され、レジスタ222、223、2
26、227、222、223、226、227の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。MUX2243は、レジスタ221〜228の出力
に接続され、レジスタ221、224、225、2
28、222、223、226、227の順でこれらの
レジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MU
X2244は、レジスタ221〜228の出力に接続さ
れ、レジスタ222、223 、226、227、22
1、224、225、228の順でこれらのレジスタを
選択して8個のデータを順出力する。
2248におけるデータの選択動作は、16−16DC
Tにおいても、また、2−8−16DCTにおいても、
同じである。すなわち、MUX2241は、レジスタ2
21〜228の出力に接続され、レジスタ221、22
4 、225、228、221、224、225、22
8の順でこれらのレジスタを選択して8個のデータを順
次出力する。MUX2242は、レジスタ221〜22
8の出力に接続され、レジスタ222、223、2
26、227、222、223、226、227の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。MUX2243は、レジスタ221〜228の出力
に接続され、レジスタ221、224、225、2
28、222、223、226、227の順でこれらの
レジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MU
X2244は、レジスタ221〜228の出力に接続さ
れ、レジスタ222、223 、226、227、22
1、224、225、228の順でこれらのレジスタを
選択して8個のデータを順出力する。
【0207】MUX2245は、レジスタ221〜22
8の出力に接続され、レジスタ22 1、228、2
26、223、227、222、225、224の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。MUX2246は、レジスタ221〜228の出力
に接続され、レジスタ222、227、221、2
27、224、225、223、226の順でこれらの
レジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MU
X2247は、レジスタ221〜228の出力に接続さ
れ、レジスタ223、226、224、225、2
21、228、222、22 7の順でこれらのレジスタ
を選択して8個のデータを順次出力する。MUX224
8は、レジスタ221〜228の出力に接続され、レジ
スタ224、225、227 、222 、223、2
26、221、228の順でこれらのレジスタを選択し
て8個のデータを順出力する。
8の出力に接続され、レジスタ22 1、228、2
26、223、227、222、225、224の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。MUX2246は、レジスタ221〜228の出力
に接続され、レジスタ222、227、221、2
27、224、225、223、226の順でこれらの
レジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MU
X2247は、レジスタ221〜228の出力に接続さ
れ、レジスタ223、226、224、225、2
21、228、222、22 7の順でこれらのレジスタ
を選択して8個のデータを順次出力する。MUX224
8は、レジスタ221〜228の出力に接続され、レジ
スタ224、225、227 、222 、223、2
26、221、228の順でこれらのレジスタを選択し
て8個のデータを順出力する。
【0208】第1のMUX群223のMUX229〜2
216におけるデータの選択動作は、16−16DCT
の場合と2−8−16DCTの場合とでは次のように異
なる。16−16DCTの場合におけるMUX229〜
2216でのデータの選択動作は、次の通りである。
216におけるデータの選択動作は、16−16DCT
の場合と2−8−16DCTの場合とでは次のように異
なる。16−16DCTの場合におけるMUX229〜
2216でのデータの選択動作は、次の通りである。
【0209】MUX2249は、レジスタ229〜22
16の出力に接続され、レジスタ229、2214、2
215、2213、2212、2210、2211、2
21 6の順でこれらのレジスタを選択して8個のデータ
を順次出力する。MUX22410は、レジスタ229
〜2216の出力に接続され、レジスタ2210、22
9、2212、2211、2214、2213、22
16、2215の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX22411は、レジス
タ229〜2216の出力に接続され、レジスタ22
11、2213、229、2215、2210、22
16、2212、2214の順でこれらのレジスタを選
択して8個のデータを順次出力する。MUX22
12は、レジスタ22 9〜2216の出力に接続され、
レジスタ2212、2215、2211、22 9、22
16、2214、2210、2213の順でこれらのレ
ジスタを選択して8個のデータを順次出力する。
16の出力に接続され、レジスタ229、2214、2
215、2213、2212、2210、2211、2
21 6の順でこれらのレジスタを選択して8個のデータ
を順次出力する。MUX22410は、レジスタ229
〜2216の出力に接続され、レジスタ2210、22
9、2212、2211、2214、2213、22
16、2215の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX22411は、レジス
タ229〜2216の出力に接続され、レジスタ22
11、2213、229、2215、2210、22
16、2212、2214の順でこれらのレジスタを選
択して8個のデータを順次出力する。MUX22
12は、レジスタ22 9〜2216の出力に接続され、
レジスタ2212、2215、2211、22 9、22
16、2214、2210、2213の順でこれらのレ
ジスタを選択して8個のデータを順次出力する。
【0210】MUX22413は、レジスタ229〜2
216の出力に接続され、レジスタ2213、2
210、2214、2216、229、2211、22
15、22 12の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX22414は、レジス
タ229〜2216の出力に接続され、レジスタ22
14、2212、2216、2210、2215、22
9、2213、2211の順でこれらのレジスタを選択
して8個のデータを順次出力する。MUX224
15は、レジスタ229〜2216の出力に接続され、
レジスタ2215、2216、2213、2214、2
211、2212、229、2210の順でこれらのレ
ジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MUX
2216は、レジスタ229〜2216の出力に接続さ
れ、レジスタ2216、2211、2210、2
212、2213、2215、2214、229の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。
216の出力に接続され、レジスタ2213、2
210、2214、2216、229、2211、22
15、22 12の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX22414は、レジス
タ229〜2216の出力に接続され、レジスタ22
14、2212、2216、2210、2215、22
9、2213、2211の順でこれらのレジスタを選択
して8個のデータを順次出力する。MUX224
15は、レジスタ229〜2216の出力に接続され、
レジスタ2215、2216、2213、2214、2
211、2212、229、2210の順でこれらのレ
ジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MUX
2216は、レジスタ229〜2216の出力に接続さ
れ、レジスタ2216、2211、2210、2
212、2213、2215、2214、229の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。
【0211】2−4−8DCTの場合におけるMUX2
29〜2216でのデータの選択動作は、次の通りであ
る。MUX2249は、レジスタ229〜2216の出
力に接続され、レジスタ229、2212、2213、
2216、229、2212、2213、2216の順
でこれらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力
する。MUX224 10は、レジスタ229〜2216
の出力に接続され、レジスタ229、221 6、22
12、2213、2210、2211、2214、22
15の順でこれらのレジスタを選択して8個のデータを
順次出力する。MUX22411は、レジスタ229〜
2216の出力に接続され、レジスタ2210、22
11、22 14、2215、229、2212、22
13、2216の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX2212は、レジスタ
229〜2216の出力に接続され、レジスタ229、
2216、2211、2214、2210、2215、
2212、2213の順でこれらのレジスタを選択して
8個のデータを順次出力する。
29〜2216でのデータの選択動作は、次の通りであ
る。MUX2249は、レジスタ229〜2216の出
力に接続され、レジスタ229、2212、2213、
2216、229、2212、2213、2216の順
でこれらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力
する。MUX224 10は、レジスタ229〜2216
の出力に接続され、レジスタ229、221 6、22
12、2213、2210、2211、2214、22
15の順でこれらのレジスタを選択して8個のデータを
順次出力する。MUX22411は、レジスタ229〜
2216の出力に接続され、レジスタ2210、22
11、22 14、2215、229、2212、22
13、2216の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX2212は、レジスタ
229〜2216の出力に接続され、レジスタ229、
2216、2211、2214、2210、2215、
2212、2213の順でこれらのレジスタを選択して
8個のデータを順次出力する。
【0212】MUX22413は、レジスタ229〜2
216の出力に接続され、レジスタ2210、2
215、229、2216、2212、2213、22
11、22 14の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX22414は、レジス
タ229〜2216の出力に接続され、レジスタ22
11、2214、2212、2213、229、22
16、2210、2215の順でこれらのレジスタを選
択して8個のデータを順次出力する。MUX22415
は、レジスタ229〜2216の出力に接続され、レジ
スタ2210、2211、2212、2211、22
10、2211、2212、2211の順でこれらのレ
ジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MUX
2216は、レジスタ229〜2216の出力に接続さ
れ、レジスタ2212、2213、2210、2
215、2211、2214、229、2216の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。
216の出力に接続され、レジスタ2210、2
215、229、2216、2212、2213、22
11、22 14の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX22414は、レジス
タ229〜2216の出力に接続され、レジスタ22
11、2214、2212、2213、229、22
16、2210、2215の順でこれらのレジスタを選
択して8個のデータを順次出力する。MUX22415
は、レジスタ229〜2216の出力に接続され、レジ
スタ2210、2211、2212、2211、22
10、2211、2212、2211の順でこれらのレ
ジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MUX
2216は、レジスタ229〜2216の出力に接続さ
れ、レジスタ2212、2213、2210、2
215、2211、2214、229、2216の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。
【0213】第1の加減算回路群25のうちの加減算回
路2261は、16−16DCTにおいても、また、2
−8−16DCTにおいても、MUX2241から順次
出力される8個のデータとMUX2242から順次出力
される8個のデータとをその出力順の第1番目乃至第4
番目のデータに対しては加算を行い、出力順の第5番目
乃至第8番目のデータに対しては減算を行う。加減算回
路2261での減算は、MUX2241から出力される
データからMUX2242ら出力されるデータを差し引
いて行う。加減算回路2262は、16−16DCTに
おいても、また、2−8−16DCTにおいても、MU
X2249から順次出力される8個のデータとMUX2
2415から順次出力される8個のデータとをその出力
順の第1番目乃至第4番目のデータに対しては加算を行
い、出力順の第5番目及び第8番目のデータに対しては
減算を行う。加減算回路2262での減算は、MUX2
249から出力されるデータからMUX2215から出
力されるデータを差し引いて行う。
路2261は、16−16DCTにおいても、また、2
−8−16DCTにおいても、MUX2241から順次
出力される8個のデータとMUX2242から順次出力
される8個のデータとをその出力順の第1番目乃至第4
番目のデータに対しては加算を行い、出力順の第5番目
乃至第8番目のデータに対しては減算を行う。加減算回
路2261での減算は、MUX2241から出力される
データからMUX2242ら出力されるデータを差し引
いて行う。加減算回路2262は、16−16DCTに
おいても、また、2−8−16DCTにおいても、MU
X2249から順次出力される8個のデータとMUX2
2415から順次出力される8個のデータとをその出力
順の第1番目乃至第4番目のデータに対しては加算を行
い、出力順の第5番目及び第8番目のデータに対しては
減算を行う。加減算回路2262での減算は、MUX2
249から出力されるデータからMUX2215から出
力されるデータを差し引いて行う。
【0214】第2のMUX群27のうちのMUX281
は、16−16DCTにおいては、MUX229から順
次出力される8個のデータを順次選択し、2−8−16
DCTにおいては、加減算回路2262から順次出力さ
れるデータを選択する。また、MUX282は、16−
16DCTにおいては、MUX22415から順次出力
される8個のデータを順次選択し、2−8−16DCT
においては、MUX22415が8個のデータを順次出
力するのに対応して8回(8つの動作サイクル)“0″
のデータを選択する。
は、16−16DCTにおいては、MUX229から順
次出力される8個のデータを順次選択し、2−8−16
DCTにおいては、加減算回路2262から順次出力さ
れるデータを選択する。また、MUX282は、16−
16DCTにおいては、MUX22415から順次出力
される8個のデータを順次選択し、2−8−16DCT
においては、MUX22415が8個のデータを順次出
力するのに対応して8回(8つの動作サイクル)“0″
のデータを選択する。
【0215】第3のレジスタ群229のレジスタ301
は、加減算回路2261から順次出力される8個の演算
結果のデータを順次記憶する。レジスタ302は、MU
X2243から順次選択されて出力される8個のデータ
を順次記憶する。レジスタ303は、MUX2244か
ら順次選択されて出力される8個のデータを順次記憶す
る。レジスタ304は、MUX2245から順次選択さ
れて出力される8個のデータを順次記憶する。レジスタ
305は、MUX2246から順次選択されて出力され
る8個のデータを順次記憶する。レジスタ306は、M
UX2247から順次選択されて出力される8個のデー
タを順次記憶する。レジスタ307は、MUX2248
から順次選択されて出力される8個のデータを順次記憶
する。
は、加減算回路2261から順次出力される8個の演算
結果のデータを順次記憶する。レジスタ302は、MU
X2243から順次選択されて出力される8個のデータ
を順次記憶する。レジスタ303は、MUX2244か
ら順次選択されて出力される8個のデータを順次記憶す
る。レジスタ304は、MUX2245から順次選択さ
れて出力される8個のデータを順次記憶する。レジスタ
305は、MUX2246から順次選択されて出力され
る8個のデータを順次記憶する。レジスタ306は、M
UX2247から順次選択されて出力される8個のデー
タを順次記憶する。レジスタ307は、MUX2248
から順次選択されて出力される8個のデータを順次記憶
する。
【0216】レジスタ308は、MUX2249から順
次出力される8個の演算結果のデータを順次記憶する。
レジスタ309は、MUX22410から順次選択され
て出力される8個のデータを順次記憶する。レジスタ3
010は、MUX22411から順次選択されて出力さ
れる8個のデータを順次記憶する。レジスタ30
11は、MUX22412から順次選択されて出力され
る8個のデータを順次記憶する。レジスタ3012は、
MUX22413から順次選択されて出力される8個の
データを順次記憶する。レジスタ3013は、MUX2
2414から順次選択されて出力される8個のデータを
順次記憶する。レジスタ3015は、MUX22416
から順次選択されて出力される8個のデータを順次記憶
する。
次出力される8個の演算結果のデータを順次記憶する。
レジスタ309は、MUX22410から順次選択され
て出力される8個のデータを順次記憶する。レジスタ3
010は、MUX22411から順次選択されて出力さ
れる8個のデータを順次記憶する。レジスタ30
11は、MUX22412から順次選択されて出力され
る8個のデータを順次記憶する。レジスタ3012は、
MUX22413から順次選択されて出力される8個の
データを順次記憶する。レジスタ3013は、MUX2
2414から順次選択されて出力される8個のデータを
順次記憶する。レジスタ3015は、MUX22416
から順次選択されて出力される8個のデータを順次記憶
する。
【0217】P7係数乗算回路2321〜2327は、
いずれも、16−16DCTにおいても 、また、2−
8−16DCTにおいても、レジスタから出力されるデ
ータに対して同じ固定係数を乗ずる。すなわち、P7係
数乗算回路2321は、データ レジスタ301から順
次出力される8個のデータの各々に固定係数P7を乗ず
る。P11係数乗算回路2322は、レジスタ302か
ら順次出力される8個のデータの各々に固定係数P11
を乗ずる。P3係数乗算回路2323は、データレジ
スタ303から順次出力される8個のデータの各々に固
定係数P3を乗ずる。P13係数乗算回路2324は、
レジスタ304から順次出力される8個のデータの各々
に固定係数P13を乗ずる。P9係数乗算回路2325
は、レジスタ305から順次出力される8個のデータの
各々に固定係数P9を乗ずる。P 5係数乗算回路232
6は、レジスタ306から順次出力される8個のデータ
の各々に固定係数P5を乗ずる。P1係数乗算回路23
27は、レジスタ307から順次出力される8個のデー
タの各々に固定係数P1を乗ずる。
いずれも、16−16DCTにおいても 、また、2−
8−16DCTにおいても、レジスタから出力されるデ
ータに対して同じ固定係数を乗ずる。すなわち、P7係
数乗算回路2321は、データ レジスタ301から順
次出力される8個のデータの各々に固定係数P7を乗ず
る。P11係数乗算回路2322は、レジスタ302か
ら順次出力される8個のデータの各々に固定係数P11
を乗ずる。P3係数乗算回路2323は、データレジ
スタ303から順次出力される8個のデータの各々に固
定係数P3を乗ずる。P13係数乗算回路2324は、
レジスタ304から順次出力される8個のデータの各々
に固定係数P13を乗ずる。P9係数乗算回路2325
は、レジスタ305から順次出力される8個のデータの
各々に固定係数P9を乗ずる。P 5係数乗算回路232
6は、レジスタ306から順次出力される8個のデータ
の各々に固定係数P5を乗ずる。P1係数乗算回路23
27は、レジスタ307から順次出力される8個のデー
タの各々に固定係数P1を乗ずる。
【0218】P14/P7係数乗算回路2328〜23
215は、いずれも、8−8DCTと2−4 −8DC
Tとで固定係数の切り替えが行われて固定係数の乗算が
行われる。すなわち、P14/P7係数乗算回路232
8は、16−16DCTにおいてはデータレジスタ30
8から順次出力される8個のデータの各々に固定係数P
14を乗じ、2−8−16DCTにおいてはレジスタ3
08から順次出力される8個のデータの各々に固定係数
P7を乗ずる。P12/P11係数乗算回路232
9は、16− 16DCTにおいてはレジスタ309か
ら順次出力される8個のデータの各々に固定係数P12
を乗じ、2−8−16DCTにおいてはレジスタ309
から順次出力される8個のデータの各々に固定係数P
11を乗ずる。
215は、いずれも、8−8DCTと2−4 −8DC
Tとで固定係数の切り替えが行われて固定係数の乗算が
行われる。すなわち、P14/P7係数乗算回路232
8は、16−16DCTにおいてはデータレジスタ30
8から順次出力される8個のデータの各々に固定係数P
14を乗じ、2−8−16DCTにおいてはレジスタ3
08から順次出力される8個のデータの各々に固定係数
P7を乗ずる。P12/P11係数乗算回路232
9は、16− 16DCTにおいてはレジスタ309か
ら順次出力される8個のデータの各々に固定係数P12
を乗じ、2−8−16DCTにおいてはレジスタ309
から順次出力される8個のデータの各々に固定係数P
11を乗ずる。
【0219】P10/P3係数乗算回路23210は、
16−16DCTにおいてはレジスタ3010から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P10を乗
じ、2−8−16DCTにおいてはレジスタ3010か
ら順次出力される8個のデータの各々に固定係数P3を
乗ずる。P8/P13係数乗算回路23211は、16
−16DCTにおい てはレジスタ3011から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P8を乗じ、2
−8−16DCTにおいてはレジスタ3011から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P13を乗ず
る。
16−16DCTにおいてはレジスタ3010から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P10を乗
じ、2−8−16DCTにおいてはレジスタ3010か
ら順次出力される8個のデータの各々に固定係数P3を
乗ずる。P8/P13係数乗算回路23211は、16
−16DCTにおい てはレジスタ3011から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P8を乗じ、2
−8−16DCTにおいてはレジスタ3011から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P13を乗ず
る。
【0220】P6/P9係数乗算回路23212は、1
6−16DCTにおいてはレジスタ3012から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P6を乗じ、2
−8−16DCTにおいてはレジスタ3012から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P9を乗ず
る。P4/P5係数乗算回路23213は、16−16
DCTにおいてはレジスタ3013から順次出力される
8個のデータの各々に固定係数P4を乗じ、2−8−1
6DCTにおいてはレジスタ3013から順次出力され
る8個のデータの各々に固定係数P5を乗ずる。P2係
数乗算回路23214は、レジスタ3014から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P2を乗ずる。
P0/P1係数乗算回路23215は、16−16DC
Tにおいてはレジスタ3015から順次出力される8個
のデータの各々に固定係数P0を乗じ、2−8−16D
CTにおいてはレジスタ3015から順次出力 される
8個のデータの各々に固定係数P1を乗ずる。
6−16DCTにおいてはレジスタ3012から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P6を乗じ、2
−8−16DCTにおいてはレジスタ3012から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P9を乗ず
る。P4/P5係数乗算回路23213は、16−16
DCTにおいてはレジスタ3013から順次出力される
8個のデータの各々に固定係数P4を乗じ、2−8−1
6DCTにおいてはレジスタ3013から順次出力され
る8個のデータの各々に固定係数P5を乗ずる。P2係
数乗算回路23214は、レジスタ3014から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P2を乗ずる。
P0/P1係数乗算回路23215は、16−16DC
Tにおいてはレジスタ3015から順次出力される8個
のデータの各々に固定係数P0を乗じ、2−8−16D
CTにおいてはレジスタ3015から順次出力 される
8個のデータの各々に固定係数P1を乗ずる。
【0221】第4のレジスタ群233のレジスタ234
1、2343、2345、2341 4は、いずれも、1
6−16DCTにおいても、また、2−8−16DCT
においても、順次記憶されるデータの符号を以下に述べ
る符号で出力する。すなわち、レジスタ2341は、P
7係数乗算回路2321から順次出力される8個のデー
タの各々を順次記憶し、その各データを正の値として順
次出力する。レジスタ2343は、P3係数乗算回路2
323から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、その第1番目、第4番目、第5番目及び第8番目
のデータを正の値として出力し、第2番目、第3番目、
第6番目及び第7番目のデータを負の値として出力す
る。
1、2343、2345、2341 4は、いずれも、1
6−16DCTにおいても、また、2−8−16DCT
においても、順次記憶されるデータの符号を以下に述べ
る符号で出力する。すなわち、レジスタ2341は、P
7係数乗算回路2321から順次出力される8個のデー
タの各々を順次記憶し、その各データを正の値として順
次出力する。レジスタ2343は、P3係数乗算回路2
323から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、その第1番目、第4番目、第5番目及び第8番目
のデータを正の値として出力し、第2番目、第3番目、
第6番目及び第7番目のデータを負の値として出力す
る。
【0222】レジスタ2345は、P9係数乗算回路2
325から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、その第1番目、第3番目、第5番目及び第7番目
のデータを正の値として出力し、第2番目、第4番目、
第6番目及び第8番目のデータを負の値として出力す
る。レジスタ23414は、P2係数乗算回路2321
4から順次出力される8個のデータの各々を順次記憶
し、その第1番目、第4番目、第6番目及び第7番目の
データを正の値として出力し、第2番目、第3番目、第
5番目及び第8番目のデータを負の値として出力する。
325から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、その第1番目、第3番目、第5番目及び第7番目
のデータを正の値として出力し、第2番目、第4番目、
第6番目及び第8番目のデータを負の値として出力す
る。レジスタ23414は、P2係数乗算回路2321
4から順次出力される8個のデータの各々を順次記憶
し、その第1番目、第4番目、第6番目及び第7番目の
データを正の値として出力し、第2番目、第3番目、第
5番目及び第8番目のデータを負の値として出力する。
【0223】レジスタ2342は、P11係数乗算回路
2342から順次出力される8個のデータの各々を順次
記憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第
4番目及び第6番目のデータを正の値として出力し、第
2番目、第3番目、第5番目、第7番目及び第8番目の
データを負の値として出力し、2−8−16DCTにお
いてはその第1番目、第2番目、第6番目及び第7番目
のデータを正の値として出力し、第3番目〜第5番目及
び第8番目のデータを負の値として出力する。
2342から順次出力される8個のデータの各々を順次
記憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第
4番目及び第6番目のデータを正の値として出力し、第
2番目、第3番目、第5番目、第7番目及び第8番目の
データを負の値として出力し、2−8−16DCTにお
いてはその第1番目、第2番目、第6番目及び第7番目
のデータを正の値として出力し、第3番目〜第5番目及
び第8番目のデータを負の値として出力する。
【0224】レジスタ2344は、P13係数乗算回路
2324から順次出力される8個のデータの各々を順次
記憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第
3番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として
出力し、第2番目、第4番目、第6番目及び第8番目の
データを負の値として出力し、2−8−16DCTにお
いてはその第2番目、第4番目、第5番目及び第8番目
のデータを正の値として出力し、第1番目、第3番目、
第6番目及び第7番目のデータを負の値として出力す
る。
2324から順次出力される8個のデータの各々を順次
記憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第
3番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として
出力し、第2番目、第4番目、第6番目及び第8番目の
データを負の値として出力し、2−8−16DCTにお
いてはその第2番目、第4番目、第5番目及び第8番目
のデータを正の値として出力し、第1番目、第3番目、
第6番目及び第7番目のデータを負の値として出力す
る。
【0225】レジスタ2346は、P5係数乗算回路2
326から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第3
番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として出
力し、第2番目、第4番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16DCTにおい
てはその第2番目、第3番目、第5番目及び第8番目の
データを正の値として出力し、第1番目、第4番目、第
6番目及び第7番目のデータを負の値として出力する。
326から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第3
番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として出
力し、第2番目、第4番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16DCTにおい
てはその第2番目、第3番目、第5番目及び第8番目の
データを正の値として出力し、第1番目、第4番目、第
6番目及び第7番目のデータを負の値として出力する。
【0226】レジスタ2347は、P1係数乗算回路2
327から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第3
番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として出
力し、第2番目、第4番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16DCTにおい
てはその第2番目、第3番目、第5番目及び第7番目の
データを正の値として出力し、第1番目、第4番目、第
6番目及び第8番目のデータを負の値として出力する。
327から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第3
番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として出
力し、第2番目、第4番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16DCTにおい
てはその第2番目、第3番目、第5番目及び第7番目の
データを正の値として出力し、第1番目、第4番目、第
6番目及び第8番目のデータを負の値として出力する。
【0227】レジスタ2348は、P14/P7 係数
乗算回路2328から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目、第3番目、第4番目、第5番目及び第7番目のデ
ータを正の値として出力し、第2番目、第6番目及び第
8番目のデータを負の値として出力し、2−8−16D
CTにおいてはその各データを正の値として出力する。
乗算回路2328から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目、第3番目、第4番目、第5番目及び第7番目のデ
ータを正の値として出力し、第2番目、第6番目及び第
8番目のデータを負の値として出力し、2−8−16D
CTにおいてはその各データを正の値として出力する。
【0228】レジスタ2349は、P12/P11係数
乗算回路2329から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目、第2番目、第7番目及び第8番目のデータを正の
値として出力し、第3番目〜第6番目のデータを負の値
として出力し、2−8−16DCTにおいてはその第1
番目、第2番目、第4番目、第6番目及び第7番目のデ
ータを正の値として出力し、第3番目、第5番目及び第
8番目のデータを負の値として出力する。
乗算回路2329から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目、第2番目、第7番目及び第8番目のデータを正の
値として出力し、第3番目〜第6番目のデータを負の値
として出力し、2−8−16DCTにおいてはその第1
番目、第2番目、第4番目、第6番目及び第7番目のデ
ータを正の値として出力し、第3番目、第5番目及び第
8番目のデータを負の値として出力する。
【0229】レジスタ23410は、P10/P3係数
乗算回路23210から順次出力される8個のデータの
各々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第
1番目及び第3番目のデータを正の値として出力し、第
2番目、第4番目〜第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16DCTにおいてはその第1番目及び
第4番目〜第8番目のデータを正の値として出力し、第
2番目及び第3番目のデータを負の値として出力する。
乗算回路23210から順次出力される8個のデータの
各々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第
1番目及び第3番目のデータを正の値として出力し、第
2番目、第4番目〜第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16DCTにおいてはその第1番目及び
第4番目〜第8番目のデータを正の値として出力し、第
2番目及び第3番目のデータを負の値として出力する。
【0230】レジスタ23411は、P8/P13係数
乗算回路23211から順次出力される8個のデータの
各々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第
1番目及び第4番目〜第6番目のデータを正の値として
出力し、第2番目、第3番目、第7番目及び第8番目の
データを負の値として出力し、2−8−16DCTにお
いてはその第1番目、第4番目、第6番目及び第8番目
のデータを正の値として出力し、第2番目、第3番目、
第5番目及び第7番目のデータを負の値として出力す
る。
乗算回路23211から順次出力される8個のデータの
各々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第
1番目及び第4番目〜第6番目のデータを正の値として
出力し、第2番目、第3番目、第7番目及び第8番目の
データを負の値として出力し、2−8−16DCTにお
いてはその第1番目、第4番目、第6番目及び第8番目
のデータを正の値として出力し、第2番目、第3番目、
第5番目及び第7番目のデータを負の値として出力す
る。
【0231】また、レジスタ23412は、P6/P9
係数乗算回路23212から順次出力される8個のデー
タの各々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはそ
の第1番目〜第3番目、第5番目及び第6番目のデータ
を正の値として出力し、第4番目、第7番目及び第8番
目のデータを負の値として出力し、2−8−16DCT
においてはその第1番目、第3番目、第5番目及び第7
番目のデータを正の値として出力し、第2番目、第4番
目、第6番目及び第8番目のデータを負の値として出力
する。
係数乗算回路23212から順次出力される8個のデー
タの各々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはそ
の第1番目〜第3番目、第5番目及び第6番目のデータ
を正の値として出力し、第4番目、第7番目及び第8番
目のデータを負の値として出力し、2−8−16DCT
においてはその第1番目、第3番目、第5番目及び第7
番目のデータを正の値として出力し、第2番目、第4番
目、第6番目及び第8番目のデータを負の値として出力
する。
【0232】レジスタ23413は、P4/P5係数乗
算回路23213から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目、第3番目及び第5番目〜第8番目のデータを正の
値として出力し、第2番目及び第4番目のデータを負の
値として出力し、2−8−16DCTにおいてはその第
1番目、第4番目、第5番目及び第8番目のデータを正
の値として出力し、第2番目、第3番目、第6番目及び
第7番目のデータを負の値として出力する。
算回路23213から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目、第3番目及び第5番目〜第8番目のデータを正の
値として出力し、第2番目及び第4番目のデータを負の
値として出力し、2−8−16DCTにおいてはその第
1番目、第4番目、第5番目及び第8番目のデータを正
の値として出力し、第2番目、第3番目、第6番目及び
第7番目のデータを負の値として出力する。
【0233】レジスタ23414は、P2係数乗算回路
23214から順次出力される8個のデータの各々を順
次記憶し、16−16DCTにおいても、また、2−8
−16DCTにおいても、その第1番目、第4番目、第
6番目及び第7番目のデータを正の値として出力し、第
2番目、第3番目、第5番目及び第8番目のデータを負
の値として出力する。
23214から順次出力される8個のデータの各々を順
次記憶し、16−16DCTにおいても、また、2−8
−16DCTにおいても、その第1番目、第4番目、第
6番目及び第7番目のデータを正の値として出力し、第
2番目、第3番目、第5番目及び第8番目のデータを負
の値として出力する。
【0234】レジスタ23415は、P0/P1係数乗
算回路23215から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目〜第4番目及び第6番目〜第8番目のデータを正の
値として出力し、第5番目のデータを負の値として出力
し、2−8−16DCTにおいてはその第1番目、第4
番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として出
力し、第2番目、第3番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力する。
算回路23215から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目〜第4番目及び第6番目〜第8番目のデータを正の
値として出力し、第5番目のデータを負の値として出力
し、2−8−16DCTにおいてはその第1番目、第4
番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として出
力し、第2番目、第3番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力する。
【0235】第2の加算回路群35のうちの加算回路2
381は、第5のレジスタ群239のうちのレジスタ4
01とアンド回路2361と共にデータの累算回路を構
成している。アンド回路2361は、その一方の入力に
でレジスタ401のデータが供給され、16−16DC
Tにおいても、また、2−8−16DCTにおいても、
その他方の入力に8つの動作サイクルのうちの第1動作
サイクルから第8動作サイクルまでの順に“0″、
“1″、“1″、“1″、“0″、“1″、“1″、
“1″が供給される。すなわち、レジスタ2341から
出力され加算回路401の一方の入力に供給されるデー
タと1つ前のクロックでレジスタ401に記憶され次の
クロックでアンド回路2361を経て加算回路2381
の他方の入力に供給される1クロック前のデータとが加
算回路2381で加算された累算値がレジスタ401か
ら出力される。
381は、第5のレジスタ群239のうちのレジスタ4
01とアンド回路2361と共にデータの累算回路を構
成している。アンド回路2361は、その一方の入力に
でレジスタ401のデータが供給され、16−16DC
Tにおいても、また、2−8−16DCTにおいても、
その他方の入力に8つの動作サイクルのうちの第1動作
サイクルから第8動作サイクルまでの順に“0″、
“1″、“1″、“1″、“0″、“1″、“1″、
“1″が供給される。すなわち、レジスタ2341から
出力され加算回路401の一方の入力に供給されるデー
タと1つ前のクロックでレジスタ401に記憶され次の
クロックでアンド回路2361を経て加算回路2381
の他方の入力に供給される1クロック前のデータとが加
算回路2381で加算された累算値がレジスタ401か
ら出力される。
【0236】また、加算回路2382も、レジスタ40
2とアンド回路2362と共にデータの累算回路を構成
している。アンド回路2362の一方の入力にはレジス
タ402のデータが供給され、その他方の入力に、16
−16DCTにおいても、また、2−8−16DCTに
おいても、8つの動作サイクルのうちの第1動作サイク
ルから第8動作サイクルまでの順に“0″、“1″、
“1″、“1″、“0″、“1″、“1″、“1″が、
図示しない2進値列発生回路から供給される。すなわ
ち、レジスタ2342及びレジスタ2343から出力さ
れ加算回路2382の第1及び第2の入力に供給される
データと1つ前のクロックでレジスタ402に記憶され
次のクロックでアンド回路2362を経て加算回路23
82の第3の入力に供給される1クロック前のデータと
が加算回路2382で加算された累算値がレジスタ40
2から出力される。
2とアンド回路2362と共にデータの累算回路を構成
している。アンド回路2362の一方の入力にはレジス
タ402のデータが供給され、その他方の入力に、16
−16DCTにおいても、また、2−8−16DCTに
おいても、8つの動作サイクルのうちの第1動作サイク
ルから第8動作サイクルまでの順に“0″、“1″、
“1″、“1″、“0″、“1″、“1″、“1″が、
図示しない2進値列発生回路から供給される。すなわ
ち、レジスタ2342及びレジスタ2343から出力さ
れ加算回路2382の第1及び第2の入力に供給される
データと1つ前のクロックでレジスタ402に記憶され
次のクロックでアンド回路2362を経て加算回路23
82の第3の入力に供給される1クロック前のデータと
が加算回路2382で加算された累算値がレジスタ40
2から出力される。
【0237】また、加算回路2383も、レジスタ40
3及びアンド回路2363と共にデータの累算回路を構
成している。アンド回路2363は、その一方の入力に
レジスタ403のデータが供給され、その他方の入力
に、16−16DCTにおいても、また、2−8−16
DCTにおいても、8つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルから第8動作サイクルまでの順で“0″、
“1″、“0″、“1″、“0″、“1″、“0″、
“1″が、図示しない2進値列発生回路から供給され
る。すなわち、レジスタ2344〜2347から出力さ
れ加算回路2383の4つの入力に供給されるデータと
1つ前のクロックでレジスタ403に記憶され次のクロ
ックでアンド回路2363を経て加算回路2383の一
方の入力に供給される1クロック前のデータとが加算回
路2383で加算された累算値がレジスタ403から出
力される。
3及びアンド回路2363と共にデータの累算回路を構
成している。アンド回路2363は、その一方の入力に
レジスタ403のデータが供給され、その他方の入力
に、16−16DCTにおいても、また、2−8−16
DCTにおいても、8つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルから第8動作サイクルまでの順で“0″、
“1″、“0″、“1″、“0″、“1″、“0″、
“1″が、図示しない2進値列発生回路から供給され
る。すなわち、レジスタ2344〜2347から出力さ
れ加算回路2383の4つの入力に供給されるデータと
1つ前のクロックでレジスタ403に記憶され次のクロ
ックでアンド回路2363を経て加算回路2383の一
方の入力に供給される1クロック前のデータとが加算回
路2383で加算された累算値がレジスタ403から出
力される。
【0238】また、加算回路2384は、16−16D
CTにおいては、レジスタ2348〜23415のデー
タを加算してレジスタ404に記憶し、また、2−8−
16DCTにおいては、レジスタ2348〜23415
及びアンド回路2365と共にデータの累算回路を構成
している。すなわち、アンド回路2365 の一方の入
力には、レジスタ405のデータが供給され、その他方
の入力には、16−16DCTにおいては、8つの動作
サイクルのうちの第1動作サイクルから第8動作サイク
ルまで“0″が、図示しない2進値列発生回路から供給
される一方、2−8−16DCTにおいては、8つの動
作サイクルのうちの第1動作サイクルから第8動作サイ
クルまでの順で“0″、“1″、“0″、“1″、
“0″、“1″、“0″、“1″が、図示しない2進値
列発生回路から供給される。
CTにおいては、レジスタ2348〜23415のデー
タを加算してレジスタ404に記憶し、また、2−8−
16DCTにおいては、レジスタ2348〜23415
及びアンド回路2365と共にデータの累算回路を構成
している。すなわち、アンド回路2365 の一方の入
力には、レジスタ405のデータが供給され、その他方
の入力には、16−16DCTにおいては、8つの動作
サイクルのうちの第1動作サイクルから第8動作サイク
ルまで“0″が、図示しない2進値列発生回路から供給
される一方、2−8−16DCTにおいては、8つの動
作サイクルのうちの第1動作サイクルから第8動作サイ
クルまでの順で“0″、“1″、“0″、“1″、
“0″、“1″、“0″、“1″が、図示しない2進値
列発生回路から供給される。
【0239】また、アンド回路2367は、一方の入力
にレジスタ308のデータが供給され、アンド回路23
68は、一方の入力にレジスタ309のデータが供給さ
れ、アンド回路2369は、一方の入力にレジスタ30
10のデータが供給される。また、アンド回路23
67、2368、2369のいずれの他方の入力には、
16−16DCTにおいては、8つの動作サイクルのう
ちの第1動作サイクルから第8動作サイクルまで“0″
が、図示しない2進値列発生回路から供給される一方、
2−8−16DCTにおいては、8つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクルから第8動作サイクルまでの順
で“1″が、図示しない2進値列発生回路から供給され
る。
にレジスタ308のデータが供給され、アンド回路23
68は、一方の入力にレジスタ309のデータが供給さ
れ、アンド回路2369は、一方の入力にレジスタ30
10のデータが供給される。また、アンド回路23
67、2368、2369のいずれの他方の入力には、
16−16DCTにおいては、8つの動作サイクルのう
ちの第1動作サイクルから第8動作サイクルまで“0″
が、図示しない2進値列発生回路から供給される一方、
2−8−16DCTにおいては、8つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクルから第8動作サイクルまでの順
で“1″が、図示しない2進値列発生回路から供給され
る。
【0240】すなわち、16−16DCTにおいては、
レジスタ2348〜23415から8つの動作サイクル
毎に順次出力されるデータが、動作サイクル毎に加算回
路2384の第1〜第8の入力に供給されて加算され、
その各データはレジスタ40 4に順次記憶される一方、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ23411〜
23415から8つの動作サイクル毎に順次出力され加
算回路2384の第4〜第8の入力に供給されるデータ
と1つ前のクロックでレジスタ404に記憶され次のク
ロックでアンド回路2365を経て加算回路2384の
第9の入力に供給される1クロック前のデータとが加算
回路2384で加算され、そのデータがレジスタ404
から出力される。
レジスタ2348〜23415から8つの動作サイクル
毎に順次出力されるデータが、動作サイクル毎に加算回
路2384の第1〜第8の入力に供給されて加算され、
その各データはレジスタ40 4に順次記憶される一方、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ23411〜
23415から8つの動作サイクル毎に順次出力され加
算回路2384の第4〜第8の入力に供給されるデータ
と1つ前のクロックでレジスタ404に記憶され次のク
ロックでアンド回路2365を経て加算回路2384の
第9の入力に供給される1クロック前のデータとが加算
回路2384で加算され、そのデータがレジスタ404
から出力される。
【0241】次に、図13及び図14を参照して、この
実施例の動作について説明する。先ず、16−16DC
Tの動作について説明する。MUX212から順次、1
6×16画素データの各行の16個の画素データ(DC
T入力データ)f0〜f15の各々が、第1のレジスタ
群13 Aのレジスタ140〜1415に、次のように
記憶される。すなわち、第1のレジスタ群213のレジ
スタ141にデータf0を、レジスタ142にf
15を、レジスタ143にf1を、レジスタ144にf
14を、レジスタ145にf2を、レジスタ146にf
13を、レジスタ147にf3を、レジスタ14 8にf
12を記憶させ、レジスタ149にデータf4を、レジ
スタ1410にf 11を、レジスタ1411にf5を、
レジスタ1412にf10を、レジスタ1413にf6
を、レジスタ1414にf9を、レジスタ1415にf
7を、レジスタ1416にf8を記憶させる。
実施例の動作について説明する。先ず、16−16DC
Tの動作について説明する。MUX212から順次、1
6×16画素データの各行の16個の画素データ(DC
T入力データ)f0〜f15の各々が、第1のレジスタ
群13 Aのレジスタ140〜1415に、次のように
記憶される。すなわち、第1のレジスタ群213のレジ
スタ141にデータf0を、レジスタ142にf
15を、レジスタ143にf1を、レジスタ144にf
14を、レジスタ145にf2を、レジスタ146にf
13を、レジスタ147にf3を、レジスタ14 8にf
12を記憶させ、レジスタ149にデータf4を、レジ
スタ1410にf 11を、レジスタ1411にf5を、
レジスタ1412にf10を、レジスタ1413にf6
を、レジスタ1414にf9を、レジスタ1415にf
7を、レジスタ1416にf8を記憶させる。
【0242】このように、レジスタ141〜1416に
16個の画素データf0〜f15が記憶されると、加算
回路181からデータf0+f15=e0が出力され、
加算回路182からデータf1+f14=e1が出力さ
れ、加算回路183からデータf2+f13=e2が出
力され、加算回路184からデータf3+f12=e 3
が出力され、加算回路185からデータf4+f11=
e4が出力され、加算回路186から加 算値f5+f
10=e5が出力され、加算回路187からデータf6
+f9=e6が出力され、加算回路188からデータf
7+f8=e7が出力される。
16個の画素データf0〜f15が記憶されると、加算
回路181からデータf0+f15=e0が出力され、
加算回路182からデータf1+f14=e1が出力さ
れ、加算回路183からデータf2+f13=e2が出
力され、加算回路184からデータf3+f12=e 3
が出力され、加算回路185からデータf4+f11=
e4が出力され、加算回路186から加 算値f5+f
10=e5が出力され、加算回路187からデータf6
+f9=e6が出力され、加算回路188からデータf
7+f8=e7が出力される。
【0243】減算回路201からデータf0−f15=
a8が出力され、減算回路202から データf1−f
14=e9が出力され、減算回路203からデータf2
−f 13=e10が出力され、減算回路204からデー
タf3−f12=e11が出力され、減算回路205か
らデータf4−f11=e12が出力され、減算回路2
06からデータf5−f10=e13が出力され、減算
回路187からデータf6−f9=e14が出力され、
減算回路188からデータf7−f8=e15が出力さ
れる。
a8が出力され、減算回路202から データf1−f
14=e9が出力され、減算回路203からデータf2
−f 13=e10が出力され、減算回路204からデー
タf3−f12=e11が出力され、減算回路205か
らデータf4−f11=e12が出力され、減算回路2
06からデータf5−f10=e13が出力され、減算
回路187からデータf6−f9=e14が出力され、
減算回路188からデータf7−f8=e15が出力さ
れる。
【0244】加算回路181から出力されたe0は、レ
ジスタ221に記憶され、加算回路182から出力され
たe1は、レジスタ222に記憶され、加算回路183
から出力されたe2は、レジスタ223に記憶され、加
算回路184から出力されたe3は、レジスタ224に
記憶され、加算回路185から出力されたe4は、レジ
スタ225に記憶され、加算回路186から出力された
e5は、レジスタ22 6に記憶され、加算回路187か
ら出力されたe6は、レジスタ227に記憶され、加算
回路188から出力されたe7は、レジスタ228に記
憶される。
ジスタ221に記憶され、加算回路182から出力され
たe1は、レジスタ222に記憶され、加算回路183
から出力されたe2は、レジスタ223に記憶され、加
算回路184から出力されたe3は、レジスタ224に
記憶され、加算回路185から出力されたe4は、レジ
スタ225に記憶され、加算回路186から出力された
e5は、レジスタ22 6に記憶され、加算回路187か
ら出力されたe6は、レジスタ227に記憶され、加算
回路188から出力されたe7は、レジスタ228に記
憶される。
【0245】減算回路201から出力されたe8は、レ
ジスタ229に記憶され、減算回路202から出力され
たe9は、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
3から出力されたe10は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路204から出力されたe11は、レジスタ
2212に記憶され、減算回路205から出力されたe
12は、レジスタ2213に記憶され、減算回路206
から出力されたe13は、レジスタ2214に記憶さ
れ、減算回路187から出力されたe14は、レジスタ
2215に記憶され、減算回路208から出力されたe
15は、レジスタ2216に記憶される。
ジスタ229に記憶され、減算回路202から出力され
たe9は、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
3から出力されたe10は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路204から出力されたe11は、レジスタ
2212に記憶され、減算回路205から出力されたe
12は、レジスタ2213に記憶され、減算回路206
から出力されたe13は、レジスタ2214に記憶さ
れ、減算回路187から出力されたe14は、レジスタ
2215に記憶され、減算回路208から出力されたe
15は、レジスタ2216に記憶される。
【0246】加算回路181〜加算回路188から出力
されたデータe0〜e7が、レジスタ221〜228を
経てMUX2241〜2248に入力されると、MUX
2241〜2248から次のようなデータが出力され
る。MUX2241から8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に順次出力される8個のデータe0、e
3、e4、e7、e0、e3、e4、e7が、加減算回
路2261に供給されると共に、MUX2242から8
つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に順次出力
される8個のデータe1、e2、e5、e6、e1、e
2、e5、e6が、加減算回路2261に供給されて加
減算回路2261から8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎にデータe0+e1、e 3+e2、e4+
e5、e7+e6、及びデータe0−e1、e3−
e2、e4−e5、e7−e6が順次出力されてレジス
タ301に記憶される。
されたデータe0〜e7が、レジスタ221〜228を
経てMUX2241〜2248に入力されると、MUX
2241〜2248から次のようなデータが出力され
る。MUX2241から8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に順次出力される8個のデータe0、e
3、e4、e7、e0、e3、e4、e7が、加減算回
路2261に供給されると共に、MUX2242から8
つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に順次出力
される8個のデータe1、e2、e5、e6、e1、e
2、e5、e6が、加減算回路2261に供給されて加
減算回路2261から8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎にデータe0+e1、e 3+e2、e4+
e5、e7+e6、及びデータe0−e1、e3−
e2、e4−e5、e7−e6が順次出力されてレジス
タ301に記憶される。
【0247】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータe
0、e1、e2、e3、e4、e5、e6、e7は、M
UX2243で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2243からデータe0、e
3、e4、e7、e1、e2、e5、e6が順次出力さ
れてレジスタ302 に記憶される。レジスタ221
〜228 から8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に出力されたデータe0、e1、e2、e3、e
4、e5、e6、e7は、MUX2244で8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX
2244からe1、e2、e5、e6、e0、e3 、
e4 、e7が順次出力されてレジスタ303に記憶さ
れる。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータe
0、e1、e2、e3、e4、e5、e6、e7は、M
UX2243で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2243からデータe0、e
3、e4、e7、e1、e2、e5、e6が順次出力さ
れてレジスタ302 に記憶される。レジスタ221
〜228 から8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に出力されたデータe0、e1、e2、e3、e
4、e5、e6、e7は、MUX2244で8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX
2244からe1、e2、e5、e6、e0、e3 、
e4 、e7が順次出力されてレジスタ303に記憶さ
れる。
【0248】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータe
0 、e1、e2、e3、e4、e5、e6、e7は、
MUX2245 で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX2245 からデータe
0、e7、e5、e2、e6、e1、e4、e3が順次
出力されてレジスタ304に記憶される。レジスタ22
1〜228から8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に出力されたデータe0、e1、e2、e3、e
4、e5、e6、e7は、MUX2246で8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX
2246からデータe1、e6、e0、e6、e3、e
4、e2、e5が順次出力されてレジスタ305に記憶
される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータe
0 、e1、e2、e3、e4、e5、e6、e7は、
MUX2245 で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX2245 からデータe
0、e7、e5、e2、e6、e1、e4、e3が順次
出力されてレジスタ304に記憶される。レジスタ22
1〜228から8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に出力されたデータe0、e1、e2、e3、e
4、e5、e6、e7は、MUX2246で8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX
2246からデータe1、e6、e0、e6、e3、e
4、e2、e5が順次出力されてレジスタ305に記憶
される。
【0249】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータe
0、e1、e2、e3、e4、e5、e6、e7は、M
UX2247で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2247からデータe2、e
5、e3、e4、e0、e7、e6、e1が順次出力さ
れてレジスタ306に記憶される。レジスタ221〜2
28から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータe0、e1、e2、e3、e4、e
5、e6、e7は、MUX2248で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
8からデータe3、e4、e6、e1、e2、e5、e
0、e7が順次出力されてレジスタ307に記憶され
る。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータe
0、e1、e2、e3、e4、e5、e6、e7は、M
UX2247で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2247からデータe2、e
5、e3、e4、e0、e7、e6、e1が順次出力さ
れてレジスタ306に記憶される。レジスタ221〜2
28から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータe0、e1、e2、e3、e4、e
5、e6、e7は、MUX2248で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
8からデータe3、e4、e6、e1、e2、e5、e
0、e7が順次出力されてレジスタ307に記憶され
る。
【0250】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
e8、e9、e10、e11、e12、e12、
e13、e 14、e15は、MUX2249で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X2249からデータe8、e13、e14、e12、
e1 1、e9、e10、e15が順次出力されてレジス
タ308に記憶される。レジスタ229〜2216から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れたデータe8、e9、e10、e11、e12、e
13、e14、e 15は、MUX22410で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X22410からデータe9、e8、e11、e10、
e13、e 12、e15、e14が順次出力されてレジ
スタ309に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
e8、e9、e10、e11、e12、e12、
e13、e 14、e15は、MUX2249で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X2249からデータe8、e13、e14、e12、
e1 1、e9、e10、e15が順次出力されてレジス
タ308に記憶される。レジスタ229〜2216から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れたデータe8、e9、e10、e11、e12、e
13、e14、e 15は、MUX22410で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X22410からデータe9、e8、e11、e10、
e13、e 12、e15、e14が順次出力されてレジ
スタ309に記憶される。
【0251】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
e8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22411で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
411からe10、e12、e8、e14、e9、e
15、e11、e13が順次出力されてレジスタ30
10に記憶される。レジスタ229〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データe8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22412で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
412からデータe11、e14、e10、e8、e
15、e13、e9、e12が順次出力されてレジスタ
3011に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
e8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22411で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
411からe10、e12、e8、e14、e9、e
15、e11、e13が順次出力されてレジスタ30
10に記憶される。レジスタ229〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データe8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22412で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
412からデータe11、e14、e10、e8、e
15、e13、e9、e12が順次出力されてレジスタ
3011に記憶される。
【0252】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
e8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22413で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
413からe12、e9、e13、e15、e8、e
10、e14、e11が順次出力されてレジスタ30
12に記憶される。レジスタ229〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データe8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22414で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
414からデータe13、e11、e15、e9、e
14、e8、e12、e10が順次出力されてレジスタ
3013に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
e8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22413で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
413からe12、e9、e13、e15、e8、e
10、e14、e11が順次出力されてレジスタ30
12に記憶される。レジスタ229〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データe8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22414で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
414からデータe13、e11、e15、e9、e
14、e8、e12、e10が順次出力されてレジスタ
3013に記憶される。
【0253】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
e8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22415で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
415からe14、e15、e12、e13、e10、
e1 1、e8、e9が順次出力されてレジスタ3014
に記憶される。レジスタ229〜2216から8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
e1、e3、e5、e7、e9、e11、e13、e
15は、MUX22416で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX22416から
e15、e10、e9、e11、e12、e14、e
13、e 8が順次出力されてレジスタ3015に記憶さ
れる。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
e8、e9、e10、e11、e12、e13、
e14、e 15は、MUX22415で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
415からe14、e15、e12、e13、e10、
e1 1、e8、e9が順次出力されてレジスタ3014
に記憶される。レジスタ229〜2216から8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
e1、e3、e5、e7、e9、e11、e13、e
15は、MUX22416で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX22416から
e15、e10、e9、e11、e12、e14、e
13、e 8が順次出力されてレジスタ3015に記憶さ
れる。
【0254】レジスタ301〜307から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に、対応する固定係数乗算回路2321〜2327で対
応する固定係数P7、P11、P3、P13、P9、P
5、P1 が乗ぜられて対応するレジスタ2341〜2
347に記憶される。すなわち、レジスタ2341に順
次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に、加算回路2381で加算され
てレジスタ401に記憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に、対応する固定係数乗算回路2321〜2327で対
応する固定係数P7、P11、P3、P13、P9、P
5、P1 が乗ぜられて対応するレジスタ2341〜2
347に記憶される。すなわち、レジスタ2341に順
次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に、加算回路2381で加算され
てレジスタ401に記憶される。
【0255】加算回路2381から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは(e0
+e1)P7で、第2動作サイクルで出力されるデータ
は、(e0+e1+e3+e2)P7で、第3動作サイ
クルで出力されるデータは、(e0+e1+e3+e2
+e4+e5)P7で、第4動作サイクルで出力される
データは、(e0+e1+e3+e2+e4+e5+e
7+e6)P7、第5動作サイクルで出力されるデータ
は(e0+e1)P7で、第6動作サイクルで出力され
るデータは、(e0−e1+e3−e2)P7で、第7
動作サイクルで出力されるデータは、(e0−e1+e
3−e2+e4−e5)P7で、第4動作サイクルで出
力されるデータは、(e0−e1+e3−e2+e4−
e5+e 7−e6)P7である。加算回路2381から
8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで
出力されるデータが、式(65)の演算値F0及びF8
であり、図14ではレジスタ401の出力線の下方右側
にF0及びF8で示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
1の出力線の下方右側に*で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは(e0
+e1)P7で、第2動作サイクルで出力されるデータ
は、(e0+e1+e3+e2)P7で、第3動作サイ
クルで出力されるデータは、(e0+e1+e3+e2
+e4+e5)P7で、第4動作サイクルで出力される
データは、(e0+e1+e3+e2+e4+e5+e
7+e6)P7、第5動作サイクルで出力されるデータ
は(e0+e1)P7で、第6動作サイクルで出力され
るデータは、(e0−e1+e3−e2)P7で、第7
動作サイクルで出力されるデータは、(e0−e1+e
3−e2+e4−e5)P7で、第4動作サイクルで出
力されるデータは、(e0−e1+e3−e2+e4−
e5+e 7−e6)P7である。加算回路2381から
8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで
出力されるデータが、式(65)の演算値F0及びF8
であり、図14ではレジスタ401の出力線の下方右側
にF0及びF8で示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
1の出力線の下方右側に*で示す。
【0256】レジスタ2342及びレジスタ2343に
順次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルの
うちの各動作サイクル毎に、加算回路2382で加算さ
れてレジスタ402に記憶される。
順次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルの
うちの各動作サイクル毎に、加算回路2382で加算さ
れてレジスタ402に記憶される。
【0257】加算回路2382から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはe0P
11+e1P3 で、第2動作サイクルで出力されるデ
ータは、e0P11+e1P3−e3P11−e2P3
で、第3動作サイクルで出力されるデータは、e0P
11+e1P3−e3P11−e2P3−e4P11−
e5P3で、第4動作サイクルで出力されるデータは、
e0P11+e1P3−e3P11−e2P3−e4P
11−e5P3+e7P11+e6P3、第5動作サイ
クルで出力されるデータは−e1P11+e0P3で、
第6動作サイクルで出力されるデータは、−e1P11
+e0P3+e2P11−e3P3で、第7動作サイク
ルで出力されるデータは、−e1P11+e0P3+e
2P11−e3P3−e5P11−e4P3で、第8動
作サイクルで出力されるデータは、−e1P11+e0
P3+e2P11−e3P3−e5P11−e4P3−
e6P11+e7P3である。加算回路2381 から
8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで
出力されるデータが、式(65)の演算値F2及びF6
であり、図14ではレジスタ402の出力線の下方右側
にF2及びF6で示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
2の出力線の下方右側に*で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはe0P
11+e1P3 で、第2動作サイクルで出力されるデ
ータは、e0P11+e1P3−e3P11−e2P3
で、第3動作サイクルで出力されるデータは、e0P
11+e1P3−e3P11−e2P3−e4P11−
e5P3で、第4動作サイクルで出力されるデータは、
e0P11+e1P3−e3P11−e2P3−e4P
11−e5P3+e7P11+e6P3、第5動作サイ
クルで出力されるデータは−e1P11+e0P3で、
第6動作サイクルで出力されるデータは、−e1P11
+e0P3+e2P11−e3P3で、第7動作サイク
ルで出力されるデータは、−e1P11+e0P3+e
2P11−e3P3−e5P11−e4P3で、第8動
作サイクルで出力されるデータは、−e1P11+e0
P3+e2P11−e3P3−e5P11−e4P3−
e6P11+e7P3である。加算回路2381 から
8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで
出力されるデータが、式(65)の演算値F2及びF6
であり、図14ではレジスタ402の出力線の下方右側
にF2及びF6で示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
2の出力線の下方右側に*で示す。
【0258】レジスタ2344〜2347に順次記憶さ
れたデータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎に、加算回路2383で加算されてレジス
タ403に記憶される。
れたデータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎に、加算回路2383で加算されてレジス
タ403に記憶される。
【0259】加算回路2383から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはe0P
13+e1P9+e2P5+e3P1で、第2動作サイ
クルで出力されるデータは、e0P13+e1P9+e
2P5+e3P1−e7P1 3−e6P9−e5P5−
e4P1で、第3動作サイクルで出力されるデータは、
e5P13+e0P9+e3P5+e6P1で、第4動
作サイクルで出力されるデータは、e5P13+e0P
9+e3P5+e6P1−e2P13−e6P 9−e4
P5−e1P1、第5動作サイクルで出力されるデータ
はe6P13+e2P9+e0P5+e3P1で、第6
動作サイクルで出力されるデータはe6P13+e2P
9+e0P5+e3P1−e1P13−e4P9−e7
P5−e 5P1で、第7動作サイクルで出力されるデー
タはe4P13+e2P9−e1P5+e0P1で、第
8動作サイクルで出力されるデータはe4P13+e2
P 9−e1P5+e0P1−e3P13−e5P9+e
6P5−e7P1である。加算回路2383から8つの
動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデータの
うち、第2動作サイクル、第4動作サイクル、第6動作
サイクル及び第8動作サイクルで出力されるデータが、
式(65)の演算値F10、F14、F4びF12であ
り、図14ではレジスタ403の出力線の下方右側にF
10、F14、F4びF12で示し、第1動作サイク
ル、第3動作サイクル、第5動作サイクル及び第7動作
サイクルで出力されるデータは不定値で、図14ではレ
ジスタ403の出力線の下方右側に*で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはe0P
13+e1P9+e2P5+e3P1で、第2動作サイ
クルで出力されるデータは、e0P13+e1P9+e
2P5+e3P1−e7P1 3−e6P9−e5P5−
e4P1で、第3動作サイクルで出力されるデータは、
e5P13+e0P9+e3P5+e6P1で、第4動
作サイクルで出力されるデータは、e5P13+e0P
9+e3P5+e6P1−e2P13−e6P 9−e4
P5−e1P1、第5動作サイクルで出力されるデータ
はe6P13+e2P9+e0P5+e3P1で、第6
動作サイクルで出力されるデータはe6P13+e2P
9+e0P5+e3P1−e1P13−e4P9−e7
P5−e 5P1で、第7動作サイクルで出力されるデー
タはe4P13+e2P9−e1P5+e0P1で、第
8動作サイクルで出力されるデータはe4P13+e2
P 9−e1P5+e0P1−e3P13−e5P9+e
6P5−e7P1である。加算回路2383から8つの
動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデータの
うち、第2動作サイクル、第4動作サイクル、第6動作
サイクル及び第8動作サイクルで出力されるデータが、
式(65)の演算値F10、F14、F4びF12であ
り、図14ではレジスタ403の出力線の下方右側にF
10、F14、F4びF12で示し、第1動作サイク
ル、第3動作サイクル、第5動作サイクル及び第7動作
サイクルで出力されるデータは不定値で、図14ではレ
ジスタ403の出力線の下方右側に*で示す。
【0260】レジスタ2348〜23415に順次記憶
されたデータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に、加算回路2384で加算されてレジ
スタ404に記憶される。
されたデータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に、加算回路2384で加算されてレジ
スタ404に記憶される。
【0261】加算回路2384から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはe8P
14+e9P12+e10P10+e11P8+e12
P6+e13P4+e14P2+e15P0で、第2動
作サイクルで出力されるデータは−e13P14+e8
P12−e12P10−e14P8+e9P6−e1 1
P4−e15P2+e10P0で、第3動作サイクルで
出力されるデータはe 14P14−e11P12+e8
P10−e10P8+e13P6+e15P4−e12
P2+e9P0で、第4動作サイクルで出力されるデー
タはe12P1 4−e10P12−e14P10+e8
P8−e15P6−e9P4+e13P 2+e11P0
で、第5動作サイクルで出力されるデータはe11P
14−e1 3P12−e9P10+e15P8+e8P
6+e14P4−e10P2−e1 2P0で、第6動作
サイクルで出力されるデータは−e9P14−e12P
12−e15P10+e13P8+e10P6+e8P
4+e11P2+e14P0で、第7動作サイクルで出
力されるデータはe10P14+e15P12−e1 1
P10−e9P8−e14P6+e12P4+e8P2
+e13P0で、第8動作サイクルで出力されるデータ
は−e15P14+e14P12−e13P1 0−e
12P8−e11P6+e10P4−e9P2+e8P
0である。加算回路2384から8つの動作サイクルの
各動作サイクル毎に出力されるデータが、式(65)の
演算値F1、F3、F5、F7、F9、F11、
F13、F15であり、図14ではレジスタ404の出
力線の下方右側にF1、F3、F5、F7、F9、F
11、F13、F15で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはe8P
14+e9P12+e10P10+e11P8+e12
P6+e13P4+e14P2+e15P0で、第2動
作サイクルで出力されるデータは−e13P14+e8
P12−e12P10−e14P8+e9P6−e1 1
P4−e15P2+e10P0で、第3動作サイクルで
出力されるデータはe 14P14−e11P12+e8
P10−e10P8+e13P6+e15P4−e12
P2+e9P0で、第4動作サイクルで出力されるデー
タはe12P1 4−e10P12−e14P10+e8
P8−e15P6−e9P4+e13P 2+e11P0
で、第5動作サイクルで出力されるデータはe11P
14−e1 3P12−e9P10+e15P8+e8P
6+e14P4−e10P2−e1 2P0で、第6動作
サイクルで出力されるデータは−e9P14−e12P
12−e15P10+e13P8+e10P6+e8P
4+e11P2+e14P0で、第7動作サイクルで出
力されるデータはe10P14+e15P12−e1 1
P10−e9P8−e14P6+e12P4+e8P2
+e13P0で、第8動作サイクルで出力されるデータ
は−e15P14+e14P12−e13P1 0−e
12P8−e11P6+e10P4−e9P2+e8P
0である。加算回路2384から8つの動作サイクルの
各動作サイクル毎に出力されるデータが、式(65)の
演算値F1、F3、F5、F7、F9、F11、
F13、F15であり、図14ではレジスタ404の出
力線の下方右側にF1、F3、F5、F7、F9、F
11、F13、F15で示す。
【0262】以上の演算により、16×16データの1
つの行内の8つのデータについての一次の16−16D
CTが終了する。そして、16×16データの次行以降
の各行についても、同様の演算を行ってそれら各行の一
次の16−16DCTを終了する。これら8行について
の一次の16−16DCTが完了した後の16×16デ
ータの各列毎に同様の16−16DCTを行って二次の
16−16DCTを完了する。この二次の16−16D
CTを完了して得られたDCT係数を入力された16×
16画素データの圧縮に用いられる。そして、伝送しよ
うとする画像データ内の同様の16×16画素データの
各々に順次上述した一次及び二次の16−16DCTを
施すことにより、その画像データを圧縮して伝送するこ
とができる。
つの行内の8つのデータについての一次の16−16D
CTが終了する。そして、16×16データの次行以降
の各行についても、同様の演算を行ってそれら各行の一
次の16−16DCTを終了する。これら8行について
の一次の16−16DCTが完了した後の16×16デ
ータの各列毎に同様の16−16DCTを行って二次の
16−16DCTを完了する。この二次の16−16D
CTを完了して得られたDCT係数を入力された16×
16画素データの圧縮に用いられる。そして、伝送しよ
うとする画像データ内の同様の16×16画素データの
各々に順次上述した一次及び二次の16−16DCTを
施すことにより、その画像データを圧縮して伝送するこ
とができる。
【0263】次に、2−8−16DCTの動作について
説明する。MUX212から順次、16×16画素デー
タの各行の16個の画素データ(DCT入力データ)f
0〜f15の各々は、データf0〜f15をこれらデー
タf0〜f15対応に第1のレジスタ群13Aのレジス
タ141〜1416に記憶させる。
説明する。MUX212から順次、16×16画素デー
タの各行の16個の画素データ(DCT入力データ)f
0〜f15の各々は、データf0〜f15をこれらデー
タf0〜f15対応に第1のレジスタ群13Aのレジス
タ141〜1416に記憶させる。
【0264】このように、レジスタ141〜1416に
16個の画素データf0〜f15が記憶されると、加算
回路181からデータf0+f1=g0が出力され、加
算回路18からデータf2+f3=g1が出力され、加
算回路183からデータf4+f5 =g2が出力さ
れ、加算回路184からデータf6+f7=g3が出力
され、加算回路185からデータf8+f9=g4が出
力され、加算回路186から加 算値f10+f11=
g5が出力され、加算回路187からデータf1 2+f
13=g6が出力され、加算回路188からデータf
14+f15=g7が出力される。
16個の画素データf0〜f15が記憶されると、加算
回路181からデータf0+f1=g0が出力され、加
算回路18からデータf2+f3=g1が出力され、加
算回路183からデータf4+f5 =g2が出力さ
れ、加算回路184からデータf6+f7=g3が出力
され、加算回路185からデータf8+f9=g4が出
力され、加算回路186から加 算値f10+f11=
g5が出力され、加算回路187からデータf1 2+f
13=g6が出力され、加算回路188からデータf
14+f15=g7が出力される。
【0265】減算回路201からデータf0−f1=g
8が出力され、減算回路202からデータf2−f3=
g9が出力され、減算回路203からデータf4−f5
=g 10が出力され、減算回路204からデータf6−
f7=g11が出力され、減算回路205からデータf
8−f9=g12が出力され、減算回路206からデー
タf10−f11=g13が出力され、減算回路187
からデータf12−f 13=g14が出力され、減算回
路188からデータf14−f15=g15が出力され
る。
8が出力され、減算回路202からデータf2−f3=
g9が出力され、減算回路203からデータf4−f5
=g 10が出力され、減算回路204からデータf6−
f7=g11が出力され、減算回路205からデータf
8−f9=g12が出力され、減算回路206からデー
タf10−f11=g13が出力され、減算回路187
からデータf12−f 13=g14が出力され、減算回
路188からデータf14−f15=g15が出力され
る。
【0266】加算回路181から出力されたg0は、レ
ジスタ221に記憶され、加算回路182から出力され
たg1は、レジスタ222に記憶され、加算回路183
から出力されたg2は、レジスタ223に記憶され、加
算回路184から出力されたg3は、レジスタ224に
記憶され、加算回路185から出力されたg4は、レジ
スタ225に記憶され、加算回路186から出力された
g5は、レジスタ22 6に記憶され、加算回路187か
ら出力されたg6は、レジスタ227に記憶され、加算
回路188から出力されたg7は、レジスタ228に記
憶される。
ジスタ221に記憶され、加算回路182から出力され
たg1は、レジスタ222に記憶され、加算回路183
から出力されたg2は、レジスタ223に記憶され、加
算回路184から出力されたg3は、レジスタ224に
記憶され、加算回路185から出力されたg4は、レジ
スタ225に記憶され、加算回路186から出力された
g5は、レジスタ22 6に記憶され、加算回路187か
ら出力されたg6は、レジスタ227に記憶され、加算
回路188から出力されたg7は、レジスタ228に記
憶される。
【0267】減算回路201から出力されたg8は、レ
ジスタ229に記憶され、減算回路202から出力され
たg9は、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
3から出力されたg10は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路204から出力されたg11は、レジスタ
2212に記憶され、減算回路205から出力されたg
12は、レジスタ2213に記憶され、減算回路206
から出力されたg13は、レジスタ2214に記憶さ
れ、減算回路187から出力されたg14は、レジスタ
2215に記憶され、減算回路208から出力されたg
15は、レジスタ2216に記憶される。
ジスタ229に記憶され、減算回路202から出力され
たg9は、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
3から出力されたg10は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路204から出力されたg11は、レジスタ
2212に記憶され、減算回路205から出力されたg
12は、レジスタ2213に記憶され、減算回路206
から出力されたg13は、レジスタ2214に記憶さ
れ、減算回路187から出力されたg14は、レジスタ
2215に記憶され、減算回路208から出力されたg
15は、レジスタ2216に記憶される。
【0268】加算回路181〜加算回路188から出力
されたデータg0〜g7が、レジスタ221〜228を
経てMUX2241〜2248に入力されると、MUX
2241〜2248から次のようなデータが出力され
る。MUX2241から8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に順次出力される8個のデータg0、g
3、g4、g7、g0、g3、g4、g7が、加減算回
路2261に供給されると共に、MUX2242から8
つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に順次出力
される8個のデータg1、g2、g5、g6、g1、g
2、g5、g6が、加減算回路2261に供給されて加
減算回路2261から8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎にデータg0+g1、g 3+g2、g4+
g5、g7+g6、及びデータg0−g1、g3−
g2、g4−g5、g7−g6が順次出力されてレジス
タ301に記憶される。
されたデータg0〜g7が、レジスタ221〜228を
経てMUX2241〜2248に入力されると、MUX
2241〜2248から次のようなデータが出力され
る。MUX2241から8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に順次出力される8個のデータg0、g
3、g4、g7、g0、g3、g4、g7が、加減算回
路2261に供給されると共に、MUX2242から8
つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に順次出力
される8個のデータg1、g2、g5、g6、g1、g
2、g5、g6が、加減算回路2261に供給されて加
減算回路2261から8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎にデータg0+g1、g 3+g2、g4+
g5、g7+g6、及びデータg0−g1、g3−
g2、g4−g5、g7−g6が順次出力されてレジス
タ301に記憶される。
【0269】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータg
0、g1、g2、g3、g4、g5、g6、g7は、M
UX2243で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2243からデータg0、g
7、g3、g4、g1、g2、g5、g6が順次出力さ
れてレジスタ302に記憶される。レジスタ221〜2
28から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータg0、g1、g2、g3、g4、g
5、g6、g7は、MUX2244で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
4からg1、g2、g5、g6、g0、g3、g4、g
7が順次出力されてレジスタ303に記憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータg
0、g1、g2、g3、g4、g5、g6、g7は、M
UX2243で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2243からデータg0、g
7、g3、g4、g1、g2、g5、g6が順次出力さ
れてレジスタ302に記憶される。レジスタ221〜2
28から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータg0、g1、g2、g3、g4、g
5、g6、g7は、MUX2244で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
4からg1、g2、g5、g6、g0、g3、g4、g
7が順次出力されてレジスタ303に記憶される。
【0270】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータg
0、g1、g2、g3、g4、g5、g6、g7は、M
UX2245で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2245からデータg2、g
5、g1、g6、g0、g7、g3、g4が順次出力さ
れてレジスタ304に記憶される。レジスタ221〜2
28から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータg0、g1、g2、g3、g4、g
5、g6、g7は、MUX2246で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
6からデータg0、g7、g3、g4、g1、g6、g
2、g5が順次出力されてレジスタ305に記憶され
る。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータg
0、g1、g2、g3、g4、g5、g6、g7は、M
UX2245で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2245からデータg2、g
5、g1、g6、g0、g7、g3、g4が順次出力さ
れてレジスタ304に記憶される。レジスタ221〜2
28から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータg0、g1、g2、g3、g4、g
5、g6、g7は、MUX2246で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
6からデータg0、g7、g3、g4、g1、g6、g
2、g5が順次出力されてレジスタ305に記憶され
る。
【0271】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータg
0、g1、g2、g3、g4、g5、g6、g7は、M
UX2247で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2247からデータg3、g
4、g0、g7、g2、g5、g1、g6が順次出力さ
れてレジスタ306に記憶される。レジスタ221〜2
28から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータg0、g1、g2、g3、g4、g
5、g6、g7は、MUX2248で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
8からデータg1、g6、g2、g5、g3、g4、g
0、g7が順次出力されてレジスタ307に記憶され
る。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータg
0、g1、g2、g3、g4、g5、g6、g7は、M
UX2247で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX2247からデータg3、g
4、g0、g7、g2、g5、g1、g6が順次出力さ
れてレジスタ306に記憶される。レジスタ221〜2
28から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータg0、g1、g2、g3、g4、g
5、g6、g7は、MUX2248で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
8からデータg1、g6、g2、g5、g3、g4、g
0、g7が順次出力されてレジスタ307に記憶され
る。
【0272】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
g8、g9、g10、g11、g12、g12、
g13、g 14、g15は、MUX2249で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X2249からデータg8、g11、g12、g15、
g8、g11、g12、g15が順次出力されてレジス
タ308に記憶される。レジスタ229〜2216から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れたデータg8、g9、g10、g11、g12、g
13、g14、g 15は、MUX22410で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X22410からデータg8、g15、g11、
g12、g9、g 10、g13、g14が順次出力され
てレジスタ309に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
g8、g9、g10、g11、g12、g12、
g13、g 14、g15は、MUX2249で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X2249からデータg8、g11、g12、g15、
g8、g11、g12、g15が順次出力されてレジス
タ308に記憶される。レジスタ229〜2216から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れたデータg8、g9、g10、g11、g12、g
13、g14、g 15は、MUX22410で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X22410からデータg8、g15、g11、
g12、g9、g 10、g13、g14が順次出力され
てレジスタ309に記憶される。
【0273】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
g8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22411で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
411からg9、g10、g13、g14、g8、g
11、g12、g15が順次出力されてレジスタ30
10に記憶される。レジスタ229〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データg8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22412で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
412からデータg8、g15、g10、g13、
g9、g 14、g11、g12が順次出力されてレジス
タ3011に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
g8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22411で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
411からg9、g10、g13、g14、g8、g
11、g12、g15が順次出力されてレジスタ30
10に記憶される。レジスタ229〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データg8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22412で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
412からデータg8、g15、g10、g13、
g9、g 14、g11、g12が順次出力されてレジス
タ3011に記憶される。
【0274】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
g8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22413で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
413からg9、g14、g8、g15、g11、g
12、g10、g13が順次出力されてレジスタ30
12に記憶される。レジスタ229〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データg8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22414で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
414からデータg10、g13、g11、g12、g
8、g15、g9、g14が順次出力されてレジスタ3
013に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
g8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22413で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
413からg9、g14、g8、g15、g11、g
12、g10、g13が順次出力されてレジスタ30
12に記憶される。レジスタ229〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データg8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22414で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
414からデータg10、g13、g11、g12、g
8、g15、g9、g14が順次出力されてレジスタ3
013に記憶される。
【0275】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
g8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22415で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されずMUX22
415で“0”が8回選択され順次出力されてレジスタ
30 14に記憶される。レジスタ229〜2216から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れたg8、g9、g10、g11、g12、g13、g
14、g15は、MUX22416で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
16からg11、g12、g9、g14、g10、g
13、g8、g15が順次出力されてレジスタ3015
に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
g8、g9、g10、g11、g12、g13、
g14、g 15は、MUX22415で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されずMUX22
415で“0”が8回選択され順次出力されてレジスタ
30 14に記憶される。レジスタ229〜2216から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れたg8、g9、g10、g11、g12、g13、g
14、g15は、MUX22416で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
16からg11、g12、g9、g14、g10、g
13、g8、g15が順次出力されてレジスタ3015
に記憶される。
【0276】レジスタ301〜307から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に、対応する固定係数乗算回路2321〜2327で対
応する固定係数P7、P11、P3、P13、P9、P
5、P1が乗ぜられて対応するレジスタ2341〜23
47に記憶される。すなわち、レジスタ2341に順次
記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に、加算回路2381で加算されて
レジスタ401に記憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に、対応する固定係数乗算回路2321〜2327で対
応する固定係数P7、P11、P3、P13、P9、P
5、P1が乗ぜられて対応するレジスタ2341〜23
47に記憶される。すなわち、レジスタ2341に順次
記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に、加算回路2381で加算されて
レジスタ401に記憶される。
【0277】加算回路2381から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは(g0
+g1)P7で、第2動作サイクルで出力されるデータ
は、(g0+g1+g3+g2)P7で、第3動作サイ
クルで出力されるデータは、(g0+g1+g3+g2
+g4+g5)P7で、第4動作サイクルで出力される
データは、(g0+g1+g3+g2+g4+g5+g
7+g6)P7、第5動作サイクルで出力されるデータ
は(g0−g1)P7で、第6動作サイクルで出力され
るデータは、(g0−g1+g3−g2)P7で、第7
動作サイクルで出力されるデータは、(g0−g1+g
3−g2+g4−g5)P7で、第8動作サイクルで出
力されるデータは、(g0−g1+g3−g2+g4−
g5+g 7−g6)P7である。加算回路2381から
8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで
出力されるデータが、式(66)の演算値F0及びF4
であり、図14ではレジスタ401の出力線の下方左側
にF0及びF4で示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
1の出力線の下方左側に*で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは(g0
+g1)P7で、第2動作サイクルで出力されるデータ
は、(g0+g1+g3+g2)P7で、第3動作サイ
クルで出力されるデータは、(g0+g1+g3+g2
+g4+g5)P7で、第4動作サイクルで出力される
データは、(g0+g1+g3+g2+g4+g5+g
7+g6)P7、第5動作サイクルで出力されるデータ
は(g0−g1)P7で、第6動作サイクルで出力され
るデータは、(g0−g1+g3−g2)P7で、第7
動作サイクルで出力されるデータは、(g0−g1+g
3−g2+g4−g5)P7で、第8動作サイクルで出
力されるデータは、(g0−g1+g3−g2+g4−
g5+g 7−g6)P7である。加算回路2381から
8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで
出力されるデータが、式(66)の演算値F0及びF4
であり、図14ではレジスタ401の出力線の下方左側
にF0及びF4で示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
1の出力線の下方左側に*で示す。
【0278】レジスタ2342及びレジスタ2343に
順次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルの
うちの各動作サイクル毎に、加算回路2382で加算さ
れてレジスタ402に記憶される。
順次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルの
うちの各動作サイクル毎に、加算回路2382で加算さ
れてレジスタ402に記憶される。
【0279】加算回路2382から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはg0P
11+g1P3で、第2動作サイクルで出力されるデー
タは、g0P11+g1P3+g7P11−g2P
3で、第3動作サイクルで出力されるデータは、g0P
11+g1P3+g7P11−g2P3−g3P11−
g 5P3で、第4動作サイクルで出力されるデータは、
g0P11+g1P3+g 7P11−g2P3−g3P
11−g5P3−g4P11+g6P3、第5動作サイ
クルで出力されるデータは−g1P11+g0P3で、
第6動作サイクルで出力されるデータは、−g1P11
+g0P3+g2P11−g3P3で、第7動作サイク
ルで出力されるデータは、−g1P11+g0P3+g
2P11−g 3P3+g5P11−g4P3で、第8動
作サイクルで出力されるデータは、−g1P11+g0
P3+g2P11−g3P3+g5P11−g4P3−
g6P 11+g7P3である。加算回路2381から8
つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデー
タのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで出
力されるデータが、式(66)の演算値F2及びF6で
あり、図14ではレジスタ402の出力線の下方左側に
F2及びF6で示し、第1動作サイクル乃至第3動作サ
イクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで出
力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ402
の出力線の下方左側に*で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはg0P
11+g1P3で、第2動作サイクルで出力されるデー
タは、g0P11+g1P3+g7P11−g2P
3で、第3動作サイクルで出力されるデータは、g0P
11+g1P3+g7P11−g2P3−g3P11−
g 5P3で、第4動作サイクルで出力されるデータは、
g0P11+g1P3+g 7P11−g2P3−g3P
11−g5P3−g4P11+g6P3、第5動作サイ
クルで出力されるデータは−g1P11+g0P3で、
第6動作サイクルで出力されるデータは、−g1P11
+g0P3+g2P11−g3P3で、第7動作サイク
ルで出力されるデータは、−g1P11+g0P3+g
2P11−g 3P3+g5P11−g4P3で、第8動
作サイクルで出力されるデータは、−g1P11+g0
P3+g2P11−g3P3+g5P11−g4P3−
g6P 11+g7P3である。加算回路2381から8
つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデー
タのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで出
力されるデータが、式(66)の演算値F2及びF6で
あり、図14ではレジスタ402の出力線の下方左側に
F2及びF6で示し、第1動作サイクル乃至第3動作サ
イクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで出
力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ402
の出力線の下方左側に*で示す。
【0280】レジスタ2344〜2347に順次記憶さ
れたデータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎に、加算回路2383で加算されてレジス
タ403に記憶される。
れたデータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎に、加算回路2383で加算されてレジス
タ403に記憶される。
【0281】加算回路2383から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは−g2
P13+g0P9−g3P5−g1P1で、第2動作サ
イクルで出力されるデータは、−g2P13+g0P9
−g3P5−g1P1+g5P13−g7P9+g4P
5+g6P1で、第3動作サイクルで出力されるデータ
は、−g1P13+g3P9+g0P5+g2P1で、
第4動作サイクルで出力されるデータは、−g1P13
+g3P9+g0P5+g2P1+g6P13−g4P
9−g7P5−g5P1、第5動作サイクルで出力され
るデータはg0P13+g1P9+g2P5+g3P1
で、第6動作サイクルで出力されるデータはg0P13
+g1P9+g2P5+g3P1−g7P13−g6P
9−g5P5−g4P1で、第7動作サイクルで出力さ
れるデータは−g3P13+g2P9−g1P5+g0
P1で、第8動作サイクルで出力されるデータは−g3
P 13+g2P9 −g1P5+g0P1+g4P13
−g5P9+g6P5−g 7P1である。加算回路23
83から8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力
されるデータのうち、第2動作サイクル、第4動作サイ
クル、第6動作サイクル及び第8動作サイクルで出力さ
れるデータが、式(66)の演算値F3、F 5、F1び
F7であり、図14ではレジスタ403の出力線の下方
左側にF3、F5、F1びF7で示し、第1動作サイク
ル、第3動作サイクル、第5動作サイクル及び第7動作
サイクルで出力されるデータは不定値で、図14ではレ
ジスタ403の出力線の下方左側に*で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは−g2
P13+g0P9−g3P5−g1P1で、第2動作サ
イクルで出力されるデータは、−g2P13+g0P9
−g3P5−g1P1+g5P13−g7P9+g4P
5+g6P1で、第3動作サイクルで出力されるデータ
は、−g1P13+g3P9+g0P5+g2P1で、
第4動作サイクルで出力されるデータは、−g1P13
+g3P9+g0P5+g2P1+g6P13−g4P
9−g7P5−g5P1、第5動作サイクルで出力され
るデータはg0P13+g1P9+g2P5+g3P1
で、第6動作サイクルで出力されるデータはg0P13
+g1P9+g2P5+g3P1−g7P13−g6P
9−g5P5−g4P1で、第7動作サイクルで出力さ
れるデータは−g3P13+g2P9−g1P5+g0
P1で、第8動作サイクルで出力されるデータは−g3
P 13+g2P9 −g1P5+g0P1+g4P13
−g5P9+g6P5−g 7P1である。加算回路23
83から8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力
されるデータのうち、第2動作サイクル、第4動作サイ
クル、第6動作サイクル及び第8動作サイクルで出力さ
れるデータが、式(66)の演算値F3、F 5、F1び
F7であり、図14ではレジスタ403の出力線の下方
左側にF3、F5、F1びF7で示し、第1動作サイク
ル、第3動作サイクル、第5動作サイクル及び第7動作
サイクルで出力されるデータは不定値で、図14ではレ
ジスタ403の出力線の下方左側に*で示す。
【0282】MUX2249及びMUX22415から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れて加減算回路2261で加減算されMUX281を経
てレジスタ308に記憶され、P14/P7R固定係数
乗算回路2328で固定係数P7を乗ぜられた後、レジ
スタ2348に順次記憶されたデータの各々は、8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に、加算回路2
385で加算されてレジスタ405に記憶される。
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れて加減算回路2261で加減算されMUX281を経
てレジスタ308に記憶され、P14/P7R固定係数
乗算回路2328で固定係数P7を乗ぜられた後、レジ
スタ2348に順次記憶されたデータの各々は、8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に、加算回路2
385で加算されてレジスタ405に記憶される。
【0283】加算回路2385から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは(g8
+g9)P7で、第2動作サイクルで出力されるデータ
は、(g8+g9+g11+g10)P7で、第3動作
サイクルで出力されるデータは、(g8+g9+g11
+g10+g12+g13)P7で、第4動作サイクル
で出力されるデータは、(g8+g9+g11+g10
+g12+g13+g 15+g14)P7、第5動作サ
イクルで出力されるデータは(g8−g9)P 7で、第
6動作サイクルで出力されるデータは、(g8−g9+
g11−g10)P7で、第7動作サイクルで出力され
るデータは、(g8−g9+g11−g 10+g12−
g13)P7で、第8動作サイクルで出力されるデータ
は、(g 8−g9+g11−g10+g12−g13+
g15−g14)P7である。加算回路2385から8
つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデー
タのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで出
力されるデータが、式(66)の演算値F8及びF12
であり、図14ではレジスタ405の出力線の下方にF
8及びF12で示し、第1動作サイクル乃至第3動作サ
イクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで出
力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ405
の出力線の下方に*で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは(g8
+g9)P7で、第2動作サイクルで出力されるデータ
は、(g8+g9+g11+g10)P7で、第3動作
サイクルで出力されるデータは、(g8+g9+g11
+g10+g12+g13)P7で、第4動作サイクル
で出力されるデータは、(g8+g9+g11+g10
+g12+g13+g 15+g14)P7、第5動作サ
イクルで出力されるデータは(g8−g9)P 7で、第
6動作サイクルで出力されるデータは、(g8−g9+
g11−g10)P7で、第7動作サイクルで出力され
るデータは、(g8−g9+g11−g 10+g12−
g13)P7で、第8動作サイクルで出力されるデータ
は、(g 8−g9+g11−g10+g12−g13+
g15−g14)P7である。加算回路2385から8
つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデー
タのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで出
力されるデータが、式(66)の演算値F8及びF12
であり、図14ではレジスタ405の出力線の下方にF
8及びF12で示し、第1動作サイクル乃至第3動作サ
イクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで出
力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ405
の出力線の下方に*で示す。
【0284】レジスタ2349及びレジスタ23410
に順次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクル
のうちの各動作サイクル毎に、加算回路2386で加算
されてレジスタ406に記憶される。
に順次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクル
のうちの各動作サイクル毎に、加算回路2386で加算
されてレジスタ406に記憶される。
【0285】加算回路2386から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはg8P
11+g9P3で、第2動作サイクルで出力されるデー
タは、g8P11+g9P3+g15P11−g10P
3で、第3動作サイクルで出力されるデータは、g8P
11+g9P3+g15P11−g10P3−g11P
11−g13P3で、第4動作サイクルで出力されるデ
ータは、g8P11+g9P3+g15P11−g10
P3−g11P11−g13P3−g12P1 1+g
14P3、第5動作サイクルで出力されるデータは−g
9P11+g8P 3で、第6動作サイクルで出力される
データは、−g9P11+g8P3+g1 0P11+g
11P3で、第7動作サイクルで出力されるデータは、
−g9P1 1+g8P3+g10P11+g11P3+
g13P11+g12P3で、第8動作サイクルで出力
されるデータは、−g9P11+g8P3+g10P
11+g11P3+g13P11+g12P3−g14
P11+g15P3である。加算回路2386から8つ
の動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデータ
のうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで出力
されるデータが、式(66)の演算値F10及びF14
であり、図14ではレジスタ406の出力線の下方にF
10及びF14で示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
6の出力線の下方に*で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはg8P
11+g9P3で、第2動作サイクルで出力されるデー
タは、g8P11+g9P3+g15P11−g10P
3で、第3動作サイクルで出力されるデータは、g8P
11+g9P3+g15P11−g10P3−g11P
11−g13P3で、第4動作サイクルで出力されるデ
ータは、g8P11+g9P3+g15P11−g10
P3−g11P11−g13P3−g12P1 1+g
14P3、第5動作サイクルで出力されるデータは−g
9P11+g8P 3で、第6動作サイクルで出力される
データは、−g9P11+g8P3+g1 0P11+g
11P3で、第7動作サイクルで出力されるデータは、
−g9P1 1+g8P3+g10P11+g11P3+
g13P11+g12P3で、第8動作サイクルで出力
されるデータは、−g9P11+g8P3+g10P
11+g11P3+g13P11+g12P3−g14
P11+g15P3である。加算回路2386から8つ
の動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデータ
のうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで出力
されるデータが、式(66)の演算値F10及びF14
であり、図14ではレジスタ406の出力線の下方にF
10及びF14で示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
6の出力線の下方に*で示す。
【0286】MUX22412、MUX22413、M
UX22414及びMUX2241 6から出力され、そ
れぞれ対応するレジスタ3011、3012、3013
及び3015に記憶されたデータは、それぞれ対応する
P8/P13固定係数乗算回路23211、P6/P9
固定係数乗算回路23212、P4/P5固定係数乗算
回路23213、P0/P1固定係数乗算回路232
15で固定係数P13、P9、P5、P1が乗ぜられた
後、レジスタ23411〜23415に順次記憶された
データの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に、加算回路2384で加算されてレジスタ4
04に記憶される。
UX22414及びMUX2241 6から出力され、そ
れぞれ対応するレジスタ3011、3012、3013
及び3015に記憶されたデータは、それぞれ対応する
P8/P13固定係数乗算回路23211、P6/P9
固定係数乗算回路23212、P4/P5固定係数乗算
回路23213、P0/P1固定係数乗算回路232
15で固定係数P13、P9、P5、P1が乗ぜられた
後、レジスタ23411〜23415に順次記憶された
データの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に、加算回路2384で加算されてレジスタ4
04に記憶される。
【0287】加算回路2384から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはg8P
13+g9P9+g10P5+g11P1で、第2動作
サイクルで出力されるデータはg8P13+g9P9+
g10P5+g11P1−g 15P13−g14P9−
g13P5−g12P1で、第3動作サイクルで出力さ
れるデータは−g10P13+g8P9−g11P5−
g9P1で、第4動作サイクルで出力されるデータは−
g10P13+g8P9−g11P5−g9P 1+g
13P13−g15P9+g12P5+g14P1で、
第5動作サイクルで出力されるデータは−g9P13+
g11P9+g8P3+g10P1で、第6動作サイク
ルで出力されるデータは−g9P13+g11P9+g
8P5+g 10P1+g14P13−g12P9−g
15P5−g13P1で、第7動作サイクルで出力され
るデータは−g11P13+g10P9−g9P5+g
8P1で、第8動作サイクルで出力されるデータは−g
11P13+g10P9−g9P5+g8P1+g12
P13−g13P9+g14P5−g15P1である。
加算回路2384 から8つの動作サイクルのうちの第
2動作サイクル、第4動作サイクル、第6動作サイクル
及び第8動作サイクルで出力されるデータが、式(6
6)の演算値F9、F11、F13、F15であり、図
14ではレジスタ404の出力線の下方左側にF9、F
11、F13、F15で示し、第1動作サイクル、第3
動作サイクル、第5動作サイクル及び第7動作サイクル
で出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ4
04の出力線の下方左側に*で示す。
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはg8P
13+g9P9+g10P5+g11P1で、第2動作
サイクルで出力されるデータはg8P13+g9P9+
g10P5+g11P1−g 15P13−g14P9−
g13P5−g12P1で、第3動作サイクルで出力さ
れるデータは−g10P13+g8P9−g11P5−
g9P1で、第4動作サイクルで出力されるデータは−
g10P13+g8P9−g11P5−g9P 1+g
13P13−g15P9+g12P5+g14P1で、
第5動作サイクルで出力されるデータは−g9P13+
g11P9+g8P3+g10P1で、第6動作サイク
ルで出力されるデータは−g9P13+g11P9+g
8P5+g 10P1+g14P13−g12P9−g
15P5−g13P1で、第7動作サイクルで出力され
るデータは−g11P13+g10P9−g9P5+g
8P1で、第8動作サイクルで出力されるデータは−g
11P13+g10P9−g9P5+g8P1+g12
P13−g13P9+g14P5−g15P1である。
加算回路2384 から8つの動作サイクルのうちの第
2動作サイクル、第4動作サイクル、第6動作サイクル
及び第8動作サイクルで出力されるデータが、式(6
6)の演算値F9、F11、F13、F15であり、図
14ではレジスタ404の出力線の下方左側にF9、F
11、F13、F15で示し、第1動作サイクル、第3
動作サイクル、第5動作サイクル及び第7動作サイクル
で出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ4
04の出力線の下方左側に*で示す。
【0288】以上の演算により、16×16データの1
つの行内の16個のデータについての一次の2−8−1
6DCTが終了する。そして、16×16データの次行
以降の各行についても、同様の演算を行ってそれら各行
の一次の2−8−16DCTを終了する。これら16行
についての一次2−8−16DCTが完了した後の16
×16データの各列毎に同様の2−8−16DCTを行
って二次の2−8−16DCTを完了する。この二次の
2−8−16DCTを完了して得られた変換係数データ
を入力された16×16画素データの圧縮に用いられ
る。そして、伝送しようとする画像データ内の同様の1
6×16画素データの各々について順次上述した一次及
び二次の2−8−16DCTを施すことにより、その画
像データを圧縮して伝送することができる。
つの行内の16個のデータについての一次の2−8−1
6DCTが終了する。そして、16×16データの次行
以降の各行についても、同様の演算を行ってそれら各行
の一次の2−8−16DCTを終了する。これら16行
についての一次2−8−16DCTが完了した後の16
×16データの各列毎に同様の2−8−16DCTを行
って二次の2−8−16DCTを完了する。この二次の
2−8−16DCTを完了して得られた変換係数データ
を入力された16×16画素データの圧縮に用いられ
る。そして、伝送しようとする画像データ内の同様の1
6×16画素データの各々について順次上述した一次及
び二次の2−8−16DCTを施すことにより、その画
像データを圧縮して伝送することができる。
【0289】このように、この実施例の構成によれば、
16−16DCTで用いられる固定係数乗算回路の一部
を2ー8ー16DCTで必要な固定係数乗算回路として
用い得るように構成したので、16−16DCTのパイ
プライン形式の演算による演算の高速性を2−8−16
DCTでも享受し得ると同時に、この高速性を16−1
6DCT及び2−8−16DCT全体の回路規模の小型
化の下で享受し得る。
16−16DCTで用いられる固定係数乗算回路の一部
を2ー8ー16DCTで必要な固定係数乗算回路として
用い得るように構成したので、16−16DCTのパイ
プライン形式の演算による演算の高速性を2−8−16
DCTでも享受し得ると同時に、この高速性を16−1
6DCT及び2−8−16DCT全体の回路規模の小型
化の下で享受し得る。
【0290】◇第4実施例図15は、この発明の第4実
施例である16−16/2−8−16IDCT装置の電
気的構成を部分的に示すブロック図、図16は、同16
−16/2−8−16IDCT装置の電気的構成を部分
的に示すブロック図である。なお、図15のIV−IV線と
図16のIV−IV線とを合わせることにより、同16−1
6/2−8−16IDCT装置の全体を構成することが
できる。
施例である16−16/2−8−16IDCT装置の電
気的構成を部分的に示すブロック図、図16は、同16
−16/2−8−16IDCT装置の電気的構成を部分
的に示すブロック図である。なお、図15のIV−IV線と
図16のIV−IV線とを合わせることにより、同16−1
6/2−8−16IDCT装置の全体を構成することが
できる。
【0291】この実施例の構成が、上述の第3実施例の
それと大きく異なるところは、上述の第3実施例の16
−16/2−8−16DCT装置で入力画像データに対
して16−16DCT又は2−8−16DCTを施して
圧縮された画像データから元の画像データを得るための
16−16IDCT又は2−8−16IDCTを施され
て圧縮された画像データに対して施すようにした点であ
る。
それと大きく異なるところは、上述の第3実施例の16
−16/2−8−16DCT装置で入力画像データに対
して16−16DCT又は2−8−16DCTを施して
圧縮された画像データから元の画像データを得るための
16−16IDCT又は2−8−16IDCTを施され
て圧縮された画像データに対して施すようにした点であ
る。
【0292】この実施例の16−16IDCT/2−8
−16IDCT装置310は、16−16IDCTにつ
いては、式(18)を展開整理して得た行列式(69)
の演算を行い、また、2−8−16IDCTについて
は、式(22)を展開整理して得た行列式(70)の演
算を行うように構成したものである。行列式(69)中
のh0 〜h15は式(71)で示され、行列式(7
0)中のg0 〜g15は式(72)で示される。
−16IDCT装置310は、16−16IDCTにつ
いては、式(18)を展開整理して得た行列式(69)
の演算を行い、また、2−8−16IDCTについて
は、式(22)を展開整理して得た行列式(70)の演
算を行うように構成したものである。行列式(69)中
のh0 〜h15は式(71)で示され、行列式(7
0)中のg0 〜g15は式(72)で示される。
【0293】
【数69】
【0294】
【数70】
【0295】
【数71】
【0296】
【数72】
また、式(69)及び(70)中のP0 〜P15は、
式(65)及び(66)中のP0 〜P15と同じであ
る。
式(65)及び(66)中のP0 〜P15と同じであ
る。
【0297】MUX312は、16−16IDCTにお
いては、16−16IDCTの対象となる16×16変
換係数データ(以下、データという)のうちの一次のI
DCTのための各列の16個のデータ又は一次のIDC
Tで得られた16×16データの各行の16個のデータ
F0〜F15の各々のデータを対応するレジスタ14 0
〜1415に選択的に出力し、2−8−16IDCTに
おいては、前記16個のデータF0〜F15のうちのデ
ータF0を第1のレジスタ群313のレジスタ14
1に、データF8をレジスタ142に、データF1をレ
ジスタ143に、データF9をレジスタ144に、デー
タF2をレジスタ145に、データF10をレジスタ1
46に、データF3をレジスタ147に、データF11
をレジスタ148に、データF5をレジスタ149に、
データF13をレジスタ1410に、データF6をレジ
スタ1411に、データF14をレジスタ1412に、
データF7をレジスタ1413に、データF15をレジ
スタ1414に、データF4をレジスタ1415に、そ
してデータF12をレジスタ1416に記憶する。
いては、16−16IDCTの対象となる16×16変
換係数データ(以下、データという)のうちの一次のI
DCTのための各列の16個のデータ又は一次のIDC
Tで得られた16×16データの各行の16個のデータ
F0〜F15の各々のデータを対応するレジスタ14 0
〜1415に選択的に出力し、2−8−16IDCTに
おいては、前記16個のデータF0〜F15のうちのデ
ータF0を第1のレジスタ群313のレジスタ14
1に、データF8をレジスタ142に、データF1をレ
ジスタ143に、データF9をレジスタ144に、デー
タF2をレジスタ145に、データF10をレジスタ1
46に、データF3をレジスタ147に、データF11
をレジスタ148に、データF5をレジスタ149に、
データF13をレジスタ1410に、データF6をレジ
スタ1411に、データF14をレジスタ1412に、
データF7をレジスタ1413に、データF15をレジ
スタ1414に、データF4をレジスタ1415に、そ
してデータF12をレジスタ1416に記憶する。
【0298】MUX161〜168、1692、16
102、16112、16122、16132、16
142、16152、16162 は、16−16ID
CTにおいてはそれぞれ“0″を選択し、2−8−16
IDCTにおいては、それぞれレジスタ142、1 4
4、 146、148、1410、 1412、14
14、1416を選択する。1691、16101、1
6111、16121、16 131、16141、16
151、16161は、16−16IDCTにおいて
は、それぞれレジスタ143、147、149 、14
13、144、148、1410、1414を選択し、
2−8−16IDCTにおいては、それぞれ14 1、1
43、 145、147、149、1411、1
413、1415を選択する。
102、16112、16122、16132、16
142、16152、16162 は、16−16ID
CTにおいてはそれぞれ“0″を選択し、2−8−16
IDCTにおいては、それぞれレジスタ142、1 4
4、 146、148、1410、 1412、14
14、1416を選択する。1691、16101、1
6111、16121、16 131、16141、16
151、16161は、16−16IDCTにおいて
は、それぞれレジスタ143、147、149 、14
13、144、148、1410、1414を選択し、
2−8−16IDCTにおいては、それぞれ14 1、1
43、 145、147、149、1411、1
413、1415を選択する。
【0299】第1の加算回路群317の加算回路181
は、レジスタ141から出力されるデータとMUX16
1から出力されるデータとを加算し、加算回路18
2は、レジスタ143から出力されるデータとMUX1
62から出力されるデータとを加算し、加算回路183
は、レジスタ145から出力されるデータとMUX16
3から出力されるデータとを加算し、加算回路18
4は、レジスタ147から出力されるデータとMUX1
64から出力されるデータとを加算し、加算回路185
は、レジスタ149から出力されるデータとMUX16
5から出力されるデータとを加算し、加算回路18
6は、レジスタ1411から出力されるデータとMUX
166から出力されるデータとを加算し、加算回路18
7は、レジスタ141 3から出力されるデータとMUX
167から出力されるデータとを加算し、加算回路18
8は、レジスタ1415から出力されるデータとMUX
168から出力されるデータとを加算する。
は、レジスタ141から出力されるデータとMUX16
1から出力されるデータとを加算し、加算回路18
2は、レジスタ143から出力されるデータとMUX1
62から出力されるデータとを加算し、加算回路183
は、レジスタ145から出力されるデータとMUX16
3から出力されるデータとを加算し、加算回路18
4は、レジスタ147から出力されるデータとMUX1
64から出力されるデータとを加算し、加算回路185
は、レジスタ149から出力されるデータとMUX16
5から出力されるデータとを加算し、加算回路18
6は、レジスタ1411から出力されるデータとMUX
166から出力されるデータとを加算し、加算回路18
7は、レジスタ141 3から出力されるデータとMUX
167から出力されるデータとを加算し、加算回路18
8は、レジスタ1415から出力されるデータとMUX
168から出力されるデータとを加算する。
【0300】減算回路群319の減算回路201は、M
UX1691から出力されるデータとMUX1692か
ら出力されるデータとを減算し、減算回路202は、M
UX16101から出力されるデータとMUX16
102から出力されるデータとを減算し、減算回路20
3は、MUX16111から出力されるデータとMUX
16112から出力されるデータとを減算し、減算回路
204は、MUX1612 1から出力されるデータとM
UX16122から出力されるデータとを減算し、減算
回路205は、MUX16131から出力されるデータ
とMUX16132から出力されるデータとを減算し、
減算回路206は、MUX16141から出力されるデ
ータとMUX16142から出力されるデータとを減算
し、減算回路207は、MUX16151から出力され
るデータとMUX16152から出力されるデータとを
減算し、減算回路208は、MUX16161から出力
されるデータとMUX16162から出力されるデータ
とを減算する。
UX1691から出力されるデータとMUX1692か
ら出力されるデータとを減算し、減算回路202は、M
UX16101から出力されるデータとMUX16
102から出力されるデータとを減算し、減算回路20
3は、MUX16111から出力されるデータとMUX
16112から出力されるデータとを減算し、減算回路
204は、MUX1612 1から出力されるデータとM
UX16122から出力されるデータとを減算し、減算
回路205は、MUX16131から出力されるデータ
とMUX16132から出力されるデータとを減算し、
減算回路206は、MUX16141から出力されるデ
ータとMUX16142から出力されるデータとを減算
し、減算回路207は、MUX16151から出力され
るデータとMUX16152から出力されるデータとを
減算し、減算回路208は、MUX16161から出力
されるデータとMUX16162から出力されるデータ
とを減算する。
【0301】加算回路181〜188から出力されるデ
ータは、それぞれ第2のレジスタ群21中の対応するレ
ジスタ221〜228に記憶され、減算回路201〜2
08から出力されるデータは、それぞれ対応するレジス
タ229〜2216に記憶される。
ータは、それぞれ第2のレジスタ群21中の対応するレ
ジスタ221〜228に記憶され、減算回路201〜2
08から出力されるデータは、それぞれ対応するレジス
タ229〜2216に記憶される。
【0302】第2のMUX群323のMUX324
1は、レジスタ221〜228の出力に接続され、16
−16IDCTにおいてはも、また、2−8−16ID
CTにおいても、レジスタ221を8回選択して8個の
データを順次出力する。M UX3242は、16−1
6IDCTにおいては、レジスタ225を8回選択して
8個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDC
Tにおいては、レジスタ228を8回選択して8個のデ
ータを順次出力する。
1は、レジスタ221〜228の出力に接続され、16
−16IDCTにおいてはも、また、2−8−16ID
CTにおいても、レジスタ221を8回選択して8個の
データを順次出力する。M UX3242は、16−1
6IDCTにおいては、レジスタ225を8回選択して
8個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDC
Tにおいては、レジスタ228を8回選択して8個のデ
ータを順次出力する。
【0303】MUX3243は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ223、227、227、223、
223、227、227、223をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ223、226、226、2
23、223、226、226、223をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
おいては、レジスタ223、227、227、223、
223、227、227、223をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ223、226、226、2
23、223、226、226、223をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0304】MUX3244は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ227、223、223、227、
227、223、223、227をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ226、223、223、2
26、226、223、223、226をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
おいては、レジスタ227、223、223、227、
227、223、223、227をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ226、223、223、2
26、226、223、223、226をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0305】MUX3245は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ222、226、224、228、
228、224、226、222をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ222、225、224、2
27、227、224、225、222をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
おいては、レジスタ222、226、224、228、
228、224、226、222をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ222、225、224、2
27、227、224、225、222をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0306】MUX3246は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ224、222、228、226、
226、228、222、224をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ224、222、227、2
25、225、227、222、224をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
おいては、レジスタ224、222、228、226、
226、228、222、224をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ224、222、227、2
25、225、227、222、224をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0307】MUX3247は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ226、228、222、224、
224、222、228、226をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ225、227、222、2
24、224、222、227、225をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
おいては、レジスタ226、228、222、224、
224、222、228、226をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ225、227、222、2
24、224、222、227、225をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0308】MUX3248は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ228、224、226、222、
222、226、224、228をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ227、224、225、2
22、222、225、224、227をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
おいては、レジスタ228、224、226、222、
222、226、224、228をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ227、224、225、2
22、222、225、224、227をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0309】MUX3249は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ229、221 4、2215、22
13、2212、2210、2211、2216をこの
順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8
−16IDCTにおいては、レジスタ2216を8回繰
り返して選択し、8個のデータを順次出力する。MUX
32410は、16−16IDCTにおいては、レジス
タ2210、229、2212、2211、2214、
2213、2216、2215をこの順で選択して8個
のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCTに
おいては、レジスタ2211、2214、2214、2
211、2211、2214、2214、2211をこ
の順で選択し、8個のデータを順次出力する。
おいては、レジスタ229、221 4、2215、22
13、2212、2210、2211、2216をこの
順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8
−16IDCTにおいては、レジスタ2216を8回繰
り返して選択し、8個のデータを順次出力する。MUX
32410は、16−16IDCTにおいては、レジス
タ2210、229、2212、2211、2214、
2213、2216、2215をこの順で選択して8個
のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCTに
おいては、レジスタ2211、2214、2214、2
211、2211、2214、2214、2211をこ
の順で選択し、8個のデータを順次出力する。
【0310】MUX32411は、16−16IDCT
においては、レジスタ2211、2213、229、2
215、2210、2216、2212、2214をこ
の順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−
8−16IDCTにおいては、レジスタ2214、22
11、2211、2214、2214、2211、22
11、2214をこの順で選択し、8個のデータを順次
出力する。MUX32412は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ2212、2215、2211、2
29、2216、2214、2210、2213をこの
順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8
−16IDCTにおいては、レジスタ2210、22
13、2213、2215、2215、2212、22
13、2210をこの順で選択し、8個のデータを順次
出力する。
においては、レジスタ2211、2213、229、2
215、2210、2216、2212、2214をこ
の順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−
8−16IDCTにおいては、レジスタ2214、22
11、2211、2214、2214、2211、22
11、2214をこの順で選択し、8個のデータを順次
出力する。MUX32412は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ2212、2215、2211、2
29、2216、2214、2210、2213をこの
順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8
−16IDCTにおいては、レジスタ2210、22
13、2213、2215、2215、2212、22
13、2210をこの順で選択し、8個のデータを順次
出力する。
【0311】MUX32413は、16−16IDCT
においては、レジスタ2213、2210、2214、
2216、229、2211、2215、2212をこ
の順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−
8−16IDCTにおいては、レジスタ2212、22
10、2215、2213、2213、2215、22
10、2212をこの順で選択して8個のデータを順次
出力する。MUX32414は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ2214、2212、2216、2
210、2215、229、2213、2211をこの
順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8
−16IDCTにおいては、レジスタ2213、22
15、2210、2212、2212、2210、22
15、2213をこの順で選択して8個のデータを順次
出力する。
においては、レジスタ2213、2210、2214、
2216、229、2211、2215、2212をこ
の順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−
8−16IDCTにおいては、レジスタ2212、22
10、2215、2213、2213、2215、22
10、2212をこの順で選択して8個のデータを順次
出力する。MUX32414は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ2214、2212、2216、2
210、2215、229、2213、2211をこの
順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8
−16IDCTにおいては、レジスタ2213、22
15、2210、2212、2212、2210、22
15、2213をこの順で選択して8個のデータを順次
出力する。
【0312】MUX32415は、16−16IDCT
においては、レジスタ2215、2216、2213、
2214、2211、2212、229、2210をこ
の順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−
8−16IDCTにおいては、レジスタ2215、22
12、2213、2210、2210、2213、22
12、2215をこの順で選択て8個のデータを順次出
力する。MUX32416は、16−16IDCTにお
いては、レジスタ2216、2211、2210、22
12、2213、2215、2214、229をこの順
で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8−
16IDCTにおいては、レジスタ2216を繰り返し
て選択し、8個のデータを順次出力する。
においては、レジスタ2215、2216、2213、
2214、2211、2212、229、2210をこ
の順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−
8−16IDCTにおいては、レジスタ2215、22
12、2213、2210、2210、2213、22
12、2215をこの順で選択て8個のデータを順次出
力する。MUX32416は、16−16IDCTにお
いては、レジスタ2216、2211、2210、22
12、2213、2215、2214、229をこの順
で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8−
16IDCTにおいては、レジスタ2216を繰り返し
て選択し、8個のデータを順次出力する。
【0313】第1の加減算回路群325のうちの加減算
回路3261は、MUX3241から順次出力される8
個のデータとMUX3242から順次出力される8個の
データとをその出力順の第1番目、第4番目、第5番目
及び第8番目のデータに対しては加算を行い、出力順の
第2番目、第3番目、第6番目及び第7番目のデータに
対しては減算を行う。加減算回路3261での減算は、
MUX3241から出力されるデータからMUX324
2から出力されるデータを差し引いて行う。
回路3261は、MUX3241から順次出力される8
個のデータとMUX3242から順次出力される8個の
データとをその出力順の第1番目、第4番目、第5番目
及び第8番目のデータに対しては加算を行い、出力順の
第2番目、第3番目、第6番目及び第7番目のデータに
対しては減算を行う。加減算回路3261での減算は、
MUX3241から出力されるデータからMUX324
2から出力されるデータを差し引いて行う。
【0314】第1の加減算回路群325のうちの加減算
回路3262は、MUX3249から順次出力される8
個のデータとMUX32416から順次出力される8個
のデータとをその出力順のの第1番目、第4番目、第5
番目及び第8番目のデータに対しては加算を行い、出力
順の第2番目、第3番目、第6番目及び第7番目のデー
タに対しては減算を行う。加減算回路3262での減算
は、MUX3249から出力されるデータからMUX3
2416から出力されるデータを差し引いて行う。
回路3262は、MUX3249から順次出力される8
個のデータとMUX32416から順次出力される8個
のデータとをその出力順のの第1番目、第4番目、第5
番目及び第8番目のデータに対しては加算を行い、出力
順の第2番目、第3番目、第6番目及び第7番目のデー
タに対しては減算を行う。加減算回路3262での減算
は、MUX3249から出力されるデータからMUX3
2416から出力されるデータを差し引いて行う。
【0315】第2のMUX群327ののうちのMUX2
81は、16−16IDCTにおいては、MUX324
9から出力される8個のデータを順次選択し、2−8−
16IDCTにおいては、加減算回路3262から出力
される8個のデータを順次選択する。MUX282は、
16−16IDCTにおいては、MUX32415から
出力される8個のデータを順次選択し、2−8−16I
DCTにおいては、“0”を8回選択して出力する。M
UX283は、16−16IDCTにおいては、MUX
32416から出力される8個のデータを順次選択して
出力し、2−8−16IDCTにおいては、加減算回路
32415から出力される8個のデータを順次選択して
出力する。順次選択する。
81は、16−16IDCTにおいては、MUX324
9から出力される8個のデータを順次選択し、2−8−
16IDCTにおいては、加減算回路3262から出力
される8個のデータを順次選択する。MUX282は、
16−16IDCTにおいては、MUX32415から
出力される8個のデータを順次選択し、2−8−16I
DCTにおいては、“0”を8回選択して出力する。M
UX283は、16−16IDCTにおいては、MUX
32416から出力される8個のデータを順次選択して
出力し、2−8−16IDCTにおいては、加減算回路
32415から出力される8個のデータを順次選択して
出力する。順次選択する。
【0316】第2のレジスタ群329のうちのレジスタ
301は、加減算回路3261から順次出力される8個
の演算結果のデータを順次記憶する。レジスタ30
2は、MUX3243から順次選択されて出力される8
個のデータを記憶する。レジスタ303は、MUX32
44から順次選択されて出力される8個のデータを記憶
する。レジスタ304は、MUX3245から順次選択
されて出力される8個のデータを記憶する。レジスタ3
05は、MUX3246から順次選択されて出力される
8個のデータを記憶する。レジスタ306は、MUX3
247から順次選択されて出力される8個のデータを記
憶する。レジスタ307は、MUX3248から順次選
択されて出力される8個のデータを記憶する。
301は、加減算回路3261から順次出力される8個
の演算結果のデータを順次記憶する。レジスタ30
2は、MUX3243から順次選択されて出力される8
個のデータを記憶する。レジスタ303は、MUX32
44から順次選択されて出力される8個のデータを記憶
する。レジスタ304は、MUX3245から順次選択
されて出力される8個のデータを記憶する。レジスタ3
05は、MUX3246から順次選択されて出力される
8個のデータを記憶する。レジスタ306は、MUX3
247から順次選択されて出力される8個のデータを記
憶する。レジスタ307は、MUX3248から順次選
択されて出力される8個のデータを記憶する。
【0317】レジスタ308は、MUX3281から順
次選択されて出力される8個のデータを記憶する。レジ
スタ309は、MUX32410から順次選択されて出
力される8個のデータを記憶する。レジスタ30
10は、MUX32411から順次選択されて出力され
る8個のデータを記憶する。レジスタ3011は、MU
X32412から順次選択されて出力される8個のデー
タを記憶する。レジスタ30 12は、MUX32413
から順次選択されて出力される8個のデータを記憶す
る。レジスタ3013は、MUX32414から順次選
択されて出力される8個のデータを記憶する。レジスタ
3014は、MUX282から順次選択されて出力され
る8個のデータを記憶する。レジスタ3015は、MU
X32416から順次選択されて出力される8個のデー
タを記憶する。
次選択されて出力される8個のデータを記憶する。レジ
スタ309は、MUX32410から順次選択されて出
力される8個のデータを記憶する。レジスタ30
10は、MUX32411から順次選択されて出力され
る8個のデータを記憶する。レジスタ3011は、MU
X32412から順次選択されて出力される8個のデー
タを記憶する。レジスタ30 12は、MUX32413
から順次選択されて出力される8個のデータを記憶す
る。レジスタ3013は、MUX32414から順次選
択されて出力される8個のデータを記憶する。レジスタ
3014は、MUX282から順次選択されて出力され
る8個のデータを記憶する。レジスタ3015は、MU
X32416から順次選択されて出力される8個のデー
タを記憶する。
【0318】P7係数乗算回路2321は、レジスタ3
01から順次出力される8個のデータの各々に固定係数
P7を乗ずる。P11係数乗算回路2322は、レジス
タ302から順次出力される8個のデータの各々に固定
係数P11を乗ずる。P3係数乗算回路2323は、レ
ジスタ303から順次出力される8個のデータの各々に
固定係数P3を乗ずる。P13係数乗算回路232
4は、レジスタ304から順次出力される8個のデータ
の各々に固定係数P13を乗ずる。P9係数乗算回路2
325は、レジスタ305から順次出力される8個のデ
ータの各々に固定係数P9を乗ずる。P5係数乗算回路
2326は、レジスタ306から順次出力される8個の
データの各々に固定係数P5を乗ずる。P1係数乗算回
路2327は、レジスタ307から順次出力される8個
のデータの各々に固定係数P1を乗ずる。
01から順次出力される8個のデータの各々に固定係数
P7を乗ずる。P11係数乗算回路2322は、レジス
タ302から順次出力される8個のデータの各々に固定
係数P11を乗ずる。P3係数乗算回路2323は、レ
ジスタ303から順次出力される8個のデータの各々に
固定係数P3を乗ずる。P13係数乗算回路232
4は、レジスタ304から順次出力される8個のデータ
の各々に固定係数P13を乗ずる。P9係数乗算回路2
325は、レジスタ305から順次出力される8個のデ
ータの各々に固定係数P9を乗ずる。P5係数乗算回路
2326は、レジスタ306から順次出力される8個の
データの各々に固定係数P5を乗ずる。P1係数乗算回
路2327は、レジスタ307から順次出力される8個
のデータの各々に固定係数P1を乗ずる。
【0319】P14/P7係数乗算回路2328は、1
6−16DCTにおいては、レジスタ308から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P14を乗じ、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ308から順
次出力される8個のデータの各々に固定係数P7を乗ず
る。P12/P11係数乗算回路2329は、16−1
6DCTにおいては、レジスタ309から順次出力され
る8個のデータの各々に固定係数P12を乗じ、2−8
−16DCTにおいては、レジスタ308から順次出力
される8個のデータの各々に固定係数P11を乗ずる。
6−16DCTにおいては、レジスタ308から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P14を乗じ、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ308から順
次出力される8個のデータの各々に固定係数P7を乗ず
る。P12/P11係数乗算回路2329は、16−1
6DCTにおいては、レジスタ309から順次出力され
る8個のデータの各々に固定係数P12を乗じ、2−8
−16DCTにおいては、レジスタ308から順次出力
される8個のデータの各々に固定係数P11を乗ずる。
【0320】P10/P3係数乗算回路23210は、
16−16DCTにおいては、レジスタ3010から順
次出力される8個のデータの各々に固定係数P10を乗
じ、2−8−16DCTにおいては、レジスタ3010
から順次出力される8個のデータの各々に固定係数P3
を乗ずる。P8/P13係数乗算回路23211は、1
6−16DCTにおいては、レジスタ3011から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P8を乗じ、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ3011から
順次出力される8個のデータの各々に固定係数P13を
乗ずる。
16−16DCTにおいては、レジスタ3010から順
次出力される8個のデータの各々に固定係数P10を乗
じ、2−8−16DCTにおいては、レジスタ3010
から順次出力される8個のデータの各々に固定係数P3
を乗ずる。P8/P13係数乗算回路23211は、1
6−16DCTにおいては、レジスタ3011から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P8を乗じ、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ3011から
順次出力される8個のデータの各々に固定係数P13を
乗ずる。
【0321】P6/P9係数乗算回路23212は、1
6−16DCTにおいては、レジスタ3012から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P6を乗じ、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ3012から
順次出力される8個のデータの各々に固定係数P9を乗
ずる。P4/P5係数乗算回路23213は、16−1
6DCTにおいては、レジスタ3013から順次出力さ
れる8個のデータの各々に固定係数P4を乗じ、2−8
−16DCTにおいては、レジスタ3013から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P5を乗ずる。
6−16DCTにおいては、レジスタ3012から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P6を乗じ、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ3012から
順次出力される8個のデータの各々に固定係数P9を乗
ずる。P4/P5係数乗算回路23213は、16−1
6DCTにおいては、レジスタ3013から順次出力さ
れる8個のデータの各々に固定係数P4を乗じ、2−8
−16DCTにおいては、レジスタ3013から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P5を乗ずる。
【0322】P2係数乗算回路23214は、16−1
6DCTにおいては、レジスタ30 14から順次出力さ
れる8個のデータの各々に固定係数P2を乗ずる。P0
/P1係数乗算回路23215は、16−16DCTに
おいては、レジスタ3015から順次出力される8個の
データの各々に固定係数P0を乗じ、2−8−16DC
Tにおいては、レジスタ3015から順次出力される8
個のデータの各々に固定係数P1を乗ずる。
6DCTにおいては、レジスタ30 14から順次出力さ
れる8個のデータの各々に固定係数P2を乗ずる。P0
/P1係数乗算回路23215は、16−16DCTに
おいては、レジスタ3015から順次出力される8個の
データの各々に固定係数P0を乗じ、2−8−16DC
Tにおいては、レジスタ3015から順次出力される8
個のデータの各々に固定係数P1を乗ずる。
【0323】第4のレジスタ群333のレジスタ334
1は、16−16IDCTにおいても、また、2−8−
16IDCTにおいても、P7係数乗算回路2321か
ら順次出力される8個のデータの各々を順次記憶し、順
次記憶される第1番目〜第8番目のデータを正の値とし
て出力する。レジスタ3342は、16−16IDCT
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
P11係数乗算回路2322から順次出力される8個の
データの各々を順次記憶し、その第1番目、第3番目、
第6番目及び第8番目のデータを正の値として出力し第
2番目、第4番目、第5番目及び第7番目のデータを負
の値として出力する。
1は、16−16IDCTにおいても、また、2−8−
16IDCTにおいても、P7係数乗算回路2321か
ら順次出力される8個のデータの各々を順次記憶し、順
次記憶される第1番目〜第8番目のデータを正の値とし
て出力する。レジスタ3342は、16−16IDCT
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
P11係数乗算回路2322から順次出力される8個の
データの各々を順次記憶し、その第1番目、第3番目、
第6番目及び第8番目のデータを正の値として出力し第
2番目、第4番目、第5番目及び第7番目のデータを負
の値として出力する。
【0324】レジスタ3343は、16−16IDCT
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
P3係数乗算回路2323から順次出力される8個のデ
ータの各々を順次記憶し、その第1番目、第2番目及び
第7番目のデータを正の値として出力し第3番目〜第6
番目及び第8番目のデータを負の値として出力する。
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
P3係数乗算回路2323から順次出力される8個のデ
ータの各々を順次記憶し、その第1番目、第2番目及び
第7番目のデータを正の値として出力し第3番目〜第6
番目及び第8番目のデータを負の値として出力する。
【0325】レジスタ3344は、P13係数乗算回路
2324から順次出力される8個のデータの各々を順次
記憶し、16−16IDCTにおいてはその第1番目、
第4番目〜第7番目のデータを正の値として出力し第2
番目、第3番目及び第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目、
第5番目〜第7番目のデータを正の値として出力し第2
番目〜第4番目及び第8番目のデータを負の値として出
力する。レジスタ3345は、P9係数乗算回路232
5から順次出力される8個のデータの各々を順次記憶
し、16−16IDCTにおいてはその第1番目〜第4
番目及び第7番目のデータを正の値として出力し第5番
目及び第6番目及び第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目〜
第4番目のデータを正の値として出力し第5番目〜第8
番目のデータを負の値として出力する。
2324から順次出力される8個のデータの各々を順次
記憶し、16−16IDCTにおいてはその第1番目、
第4番目〜第7番目のデータを正の値として出力し第2
番目、第3番目及び第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目、
第5番目〜第7番目のデータを正の値として出力し第2
番目〜第4番目及び第8番目のデータを負の値として出
力する。レジスタ3345は、P9係数乗算回路232
5から順次出力される8個のデータの各々を順次記憶
し、16−16IDCTにおいてはその第1番目〜第4
番目及び第7番目のデータを正の値として出力し第5番
目及び第6番目及び第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目〜
第4番目のデータを正の値として出力し第5番目〜第8
番目のデータを負の値として出力する。
【0326】レジスタ3346は、P5係数乗算回路2
326から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、16−16IDCTにおいてはその第1番目、第
5番目、第7番目及び第8番目のデータを正の値として
出力し第2番目〜第4番目及び第6番目のデータを負の
値として出力し、2−8−16IDCTにおいてはその
第1番目、第3番目、第5番目及び第7番目のデータを
正の値として出力し第2番目、第4番目、第6番目及び
第8番目のデータを負の値として出力する。レジスタ3
347は、P1係数乗算回路2327から順次出力され
る8個のデータの各々を順次記憶し、16−16IDC
Tにおいてはその第1番目、第3番目、第4番目、第7
番目及び第8番目のデータを正の値として出力し第2番
目、第5番目及び第6番目のデータを負の値として出力
し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目、第
3番目、第4番目及び第7番目のデータを正の値として
出力し第2番目、第5番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力する。
326から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、16−16IDCTにおいてはその第1番目、第
5番目、第7番目及び第8番目のデータを正の値として
出力し第2番目〜第4番目及び第6番目のデータを負の
値として出力し、2−8−16IDCTにおいてはその
第1番目、第3番目、第5番目及び第7番目のデータを
正の値として出力し第2番目、第4番目、第6番目及び
第8番目のデータを負の値として出力する。レジスタ3
347は、P1係数乗算回路2327から順次出力され
る8個のデータの各々を順次記憶し、16−16IDC
Tにおいてはその第1番目、第3番目、第4番目、第7
番目及び第8番目のデータを正の値として出力し第2番
目、第5番目及び第6番目のデータを負の値として出力
し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目、第
3番目、第4番目及び第7番目のデータを正の値として
出力し第2番目、第5番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力する。
【0327】レジスタ3348は、P14/P7係数乗
算回路2328から順次出力される8個のデータの各々
を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第1
番目、第3番目〜第5番目及び第7番目のデータを正の
値として出力し第2番目、第6番目及び第8番目のデー
タを負の値として出力し、2−8−16IDCTにおい
てはその第1番目〜第8番目のデータを正の値として出
力する。レジスタ3349は、P12/P11係数乗算
回路2329から順次出力される8個のデータの各々を
順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第1番
目、第2番目、第7番目及び第8番目のデータを正の値
として出力し第2番目〜第6番目のデータを負の値とし
て出力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番
目、第3番目、第6番目及び第8番目のデータを正の値
として出力し第2番目、第4番目、第5番目及び第7番
目のデータを負の値として出力する。
算回路2328から順次出力される8個のデータの各々
を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第1
番目、第3番目〜第5番目及び第7番目のデータを正の
値として出力し第2番目、第6番目及び第8番目のデー
タを負の値として出力し、2−8−16IDCTにおい
てはその第1番目〜第8番目のデータを正の値として出
力する。レジスタ3349は、P12/P11係数乗算
回路2329から順次出力される8個のデータの各々を
順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第1番
目、第2番目、第7番目及び第8番目のデータを正の値
として出力し第2番目〜第6番目のデータを負の値とし
て出力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番
目、第3番目、第6番目及び第8番目のデータを正の値
として出力し第2番目、第4番目、第5番目及び第7番
目のデータを負の値として出力する。
【0328】レジスタ33410は、P10/P3係数
乗算回路23210から順次出力される8個のデータの
各々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその
第1番目及び第3番目のデータを正の値として出力し第
2番目、第4番目〜第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目、
第2番目、第7番目及び第8番目のデータを正の値とし
て出力し、第3番目〜第6番目のデータを負の値として
出力する。レジスタ33411は、P8/P13係数乗
算回路23211から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第
1番目、第4番目〜第6番目及び第8番目のデータを正
の値として出力し第2番目、第3番目及び第7番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16IDCTにお
いてはその第1番目及び第5番目〜第7番目のデータを
正の値として出力し第2番目〜第4番目及び第8番目の
データを負の値として出力する。
乗算回路23210から順次出力される8個のデータの
各々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその
第1番目及び第3番目のデータを正の値として出力し第
2番目、第4番目〜第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目、
第2番目、第7番目及び第8番目のデータを正の値とし
て出力し、第3番目〜第6番目のデータを負の値として
出力する。レジスタ33411は、P8/P13係数乗
算回路23211から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第
1番目、第4番目〜第6番目及び第8番目のデータを正
の値として出力し第2番目、第3番目及び第7番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16IDCTにお
いてはその第1番目及び第5番目〜第7番目のデータを
正の値として出力し第2番目〜第4番目及び第8番目の
データを負の値として出力する。
【0329】レジスタ33412は、P6/P9係数乗
算回路23212から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第
1番目〜第3番目、第5番目及び第6番目のデータを正
の値として出力し第4番目、第7番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16IDCTにお
いてはその第1番目〜第4番目のデータを正の値として
出力し、第5番目〜第8番目第8番目のデータを負の値
として出力する。レジスタ33413は、P4/P5係
数乗算回路23213から順次出力される8個のデータ
の各々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはそ
の第1番目、第3番目、第5番目〜第8番目のデータを
正の値として出力し第2番目及び第4番目のデータを負
の値として出力し、2−8−16IDCTにおいてはそ
の第1番目、第3番、第5番目及び第7番目のデータを
正の値として出力し第2番目、第4番目、第6番目及び
第8番目のデータを負の値として出力する。
算回路23212から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第
1番目〜第3番目、第5番目及び第6番目のデータを正
の値として出力し第4番目、第7番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16IDCTにお
いてはその第1番目〜第4番目のデータを正の値として
出力し、第5番目〜第8番目第8番目のデータを負の値
として出力する。レジスタ33413は、P4/P5係
数乗算回路23213から順次出力される8個のデータ
の各々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはそ
の第1番目、第3番目、第5番目〜第8番目のデータを
正の値として出力し第2番目及び第4番目のデータを負
の値として出力し、2−8−16IDCTにおいてはそ
の第1番目、第3番、第5番目及び第7番目のデータを
正の値として出力し第2番目、第4番目、第6番目及び
第8番目のデータを負の値として出力する。
【0330】レジスタ33414は、P2係数乗算回路
23214から順次出力される8個のデータの各々を順
次記憶し、16−16IDCTにおいても、また、2−
8−16IDCTにおいても、その第1番目、第4番
目、第6番目及び第7番目のデータを正の値として出力
し第2番目、第3番目、第5番目及び第8番目のデータ
を負の値として出力する。レジスタ33415は、P0
/P1係数乗算回路23215から順次出力される8個
のデータの各々を順次記憶し、16−16IDCTにお
いてはその第1番目〜第4番目及び第6番目〜第8番目
のデータを正の値として出力し第5番目のデータを負の
値として出力し、2−8−16IDCTにおいてはその
第1番目、第3番、第4番目及び第7番目のデータを正
の値として出力し第2番目、第5番目、第6番目及び第
8番目のデータを負の値として出力する。
23214から順次出力される8個のデータの各々を順
次記憶し、16−16IDCTにおいても、また、2−
8−16IDCTにおいても、その第1番目、第4番
目、第6番目及び第7番目のデータを正の値として出力
し第2番目、第3番目、第5番目及び第8番目のデータ
を負の値として出力する。レジスタ33415は、P0
/P1係数乗算回路23215から順次出力される8個
のデータの各々を順次記憶し、16−16IDCTにお
いてはその第1番目〜第4番目及び第6番目〜第8番目
のデータを正の値として出力し第5番目のデータを負の
値として出力し、2−8−16IDCTにおいてはその
第1番目、第3番、第4番目及び第7番目のデータを正
の値として出力し第2番目、第5番目、第6番目及び第
8番目のデータを負の値として出力する。
【0331】加算回路3383は、16−16IDCT
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
レジスタ3341〜3347から順次出力される7個の
データの各々を出力順番の順に加算する。レジスタ40
3は、加算回路363から出力されるデータを記憶す
る。
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
レジスタ3341〜3347から順次出力される7個の
データの各々を出力順番の順に加算する。レジスタ40
3は、加算回路363から出力されるデータを記憶す
る。
【0332】加算回路3384は、16−16IDCT
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
レジスタ3348〜33415から順次出力される8個
のデータの各々を出力順番の順に加算する。レジスタ4
04は、加算回路364から出力されるデータを記憶す
る。
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
レジスタ3348〜33415から順次出力される8個
のデータの各々を出力順番の順に加算する。レジスタ4
04は、加算回路364から出力されるデータを記憶す
る。
【0333】レジスタ403のデータは、加算回路44
の被加算入力及び減算回路42の被減算入力に供給さ
れ、レジスタ404のデータは、加算回路44の加算入
力及び減算回路42の減算入力に供給される。減算回路
42から出力されるデータは、第6のレジスタ群45の
うちのレジスタ46に供給され、加算回路44から出力
されるデータは、第6のレジスタ群45のうちのレジス
タ48に供給される。なお、これ以外の点では、この実
施例の構成は、第1実施例と同一構成であるので、図1
5及び図16においては、図13及び図14の構成部分
と同一の各部には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
の被加算入力及び減算回路42の被減算入力に供給さ
れ、レジスタ404のデータは、加算回路44の加算入
力及び減算回路42の減算入力に供給される。減算回路
42から出力されるデータは、第6のレジスタ群45の
うちのレジスタ46に供給され、加算回路44から出力
されるデータは、第6のレジスタ群45のうちのレジス
タ48に供給される。なお、これ以外の点では、この実
施例の構成は、第1実施例と同一構成であるので、図1
5及び図16においては、図13及び図14の構成部分
と同一の各部には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0334】次に、図15及び図16を参照して、この
実施例の動作について説明する。先ず、16−16ID
CTの動作について説明する。MUX312から順次、
16×16画素データに対して16−16DCTを施し
て圧縮され伝送されて来た16×16変換係数データ
(以下、データという)のうちの列方向の16個のデー
タF0〜F15の各々が、16個のデータF0〜F15
対応に、第1のレジスタ群313のレジスタ141〜1
416に記憶される。
実施例の動作について説明する。先ず、16−16ID
CTの動作について説明する。MUX312から順次、
16×16画素データに対して16−16DCTを施し
て圧縮され伝送されて来た16×16変換係数データ
(以下、データという)のうちの列方向の16個のデー
タF0〜F15の各々が、16個のデータF0〜F15
対応に、第1のレジスタ群313のレジスタ141〜1
416に記憶される。
【0335】MUX161〜168、1692、16
102、16112、16122、161232、16
142、16152、16162は、それぞれ“0″を
選択し、1691、16101、16111、16
121、16131、16141、16151、16
161は、それぞれレジスタ143、147、149、
141 3、144、148、1410、1414を選択
しているから、加算回路181からF0=h0が出力さ
れ、加算回路182からF2=h2が出力され、加算回
路183からF4=h4が出力され、加算回路184か
らF6=h6が出力され、加算回路185からF8=h
8が出力され、加算回路186からF10=h1 0が出
力され、加算回路187からF12=h12が出力さ
れ、加算回路188からF14=h14が出力され、減
算回路201からF1=h1が出力され、減算回路20
2からF3=h3が出力され、減算回路203からF5
=h5が出力され、減算回路204からF7=h7が出
力され、減算回路205からF9=h 9が出力され、減
算回路206からF11=h11が出力され、減算回路
187からF13=h13が出力され、減算回路208
からF15=h15が出力される。
102、16112、16122、161232、16
142、16152、16162は、それぞれ“0″を
選択し、1691、16101、16111、16
121、16131、16141、16151、16
161は、それぞれレジスタ143、147、149、
141 3、144、148、1410、1414を選択
しているから、加算回路181からF0=h0が出力さ
れ、加算回路182からF2=h2が出力され、加算回
路183からF4=h4が出力され、加算回路184か
らF6=h6が出力され、加算回路185からF8=h
8が出力され、加算回路186からF10=h1 0が出
力され、加算回路187からF12=h12が出力さ
れ、加算回路188からF14=h14が出力され、減
算回路201からF1=h1が出力され、減算回路20
2からF3=h3が出力され、減算回路203からF5
=h5が出力され、減算回路204からF7=h7が出
力され、減算回路205からF9=h 9が出力され、減
算回路206からF11=h11が出力され、減算回路
187からF13=h13が出力され、減算回路208
からF15=h15が出力される。
【0336】加算回路181から出力されたh0は、レ
ジスタ221に記憶され、加算回路182から出力され
たh2は、レジスタ222に記憶され、加算回路183
から出力されたh4は、レジスタ223に記憶され、加
算回路184から出力されたh6は、レジスタ224に
記憶され、加算回路185から出力されたh8は、レジ
スタ225に記憶され、加算回路186から出力された
h10は、レジスタ226に記憶され、加算回路187
から出力されたh12は、レジスタ227に記憶され、
加算回路188から出力されたh14は、レジスタ22
8に記憶される。
ジスタ221に記憶され、加算回路182から出力され
たh2は、レジスタ222に記憶され、加算回路183
から出力されたh4は、レジスタ223に記憶され、加
算回路184から出力されたh6は、レジスタ224に
記憶され、加算回路185から出力されたh8は、レジ
スタ225に記憶され、加算回路186から出力された
h10は、レジスタ226に記憶され、加算回路187
から出力されたh12は、レジスタ227に記憶され、
加算回路188から出力されたh14は、レジスタ22
8に記憶される。
【0337】減算回路201から出力されたh1は、レ
ジスタ229に記憶され、減算回路202から出力され
たh3は、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
3から出力されたh5は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路204から出力されたh7は、レジスタ2
212に記憶され、減算回路205から出力されたh9
は、レジスタ2213に記憶され、減算回路206から
出力されたh11は、レジスタ2214に記憶され、減
算回路187から出力されたh13は、レジスタ22
15に記憶され、減算回路208から出力されたh15
は、レジスタ221 6に記憶される。
ジスタ229に記憶され、減算回路202から出力され
たh3は、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
3から出力されたh5は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路204から出力されたh7は、レジスタ2
212に記憶され、減算回路205から出力されたh9
は、レジスタ2213に記憶され、減算回路206から
出力されたh11は、レジスタ2214に記憶され、減
算回路187から出力されたh13は、レジスタ22
15に記憶され、減算回路208から出力されたh15
は、レジスタ221 6に記憶される。
【0338】レジスタ221から出力されたh0は、M
UX23241で8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に選択されて加減算回路3261に供給される
と共に、レジスタ225から出力されたh8は、MUX
3242で8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に選択されて加減算回路3261に供給されて加減算
回路3261から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎にh0+h8、h0−h8、h0−h8、h0
+h8、h0+h8、h0−h8、h0−h8、h0+
h8が8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に
順次出力されてレジスタ301に記憶される。
UX23241で8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に選択されて加減算回路3261に供給される
と共に、レジスタ225から出力されたh8は、MUX
3242で8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に選択されて加減算回路3261に供給されて加減算
回路3261から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎にh0+h8、h0−h8、h0−h8、h0
+h8、h0+h8、h0−h8、h0−h8、h0+
h8が8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に
順次出力されてレジスタ301に記憶される。
【0339】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh0、h
2、h4、h6、h8、h10、h12、h14は、M
UX3243で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX3243からh4、h12、
h12、h4、h4、h12、h12、h4が順次出力
されてレジスタ302に記憶される。また、レジスタ2
21〜228から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に出力されたh0、h2、h4、h6、h8、
h10、h12、h14は、MUX3244で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X3244からh12、h4、h4、h12、h12、
h4、h4、h12が順次出力されてレジスタ303に
記憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh0、h
2、h4、h6、h8、h10、h12、h14は、M
UX3243で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX3243からh4、h12、
h12、h4、h4、h12、h12、h4が順次出力
されてレジスタ302に記憶される。また、レジスタ2
21〜228から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に出力されたh0、h2、h4、h6、h8、
h10、h12、h14は、MUX3244で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X3244からh12、h4、h4、h12、h12、
h4、h4、h12が順次出力されてレジスタ303に
記憶される。
【0340】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh0、h
2、h4、h6、h8、h10、h12、h14は、M
UX3245で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX3245からh2、h10、
h6、h14、h14、h6、h10、h2が順次出力
されてレジスタ304に記憶される。また、レジスタ2
21〜228から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に出力されたh0、h2、h4、h6、h8、
h10、h12、h14は、MUX3246で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X3246からh6、h2、h14、h10、h10、
h14、h2、h6が順次出力されてレジスタ305に
記憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh0、h
2、h4、h6、h8、h10、h12、h14は、M
UX3245で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX3245からh2、h10、
h6、h14、h14、h6、h10、h2が順次出力
されてレジスタ304に記憶される。また、レジスタ2
21〜228から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に出力されたh0、h2、h4、h6、h8、
h10、h12、h14は、MUX3246で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X3246からh6、h2、h14、h10、h10、
h14、h2、h6が順次出力されてレジスタ305に
記憶される。
【0341】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh0、h
2、h4、h6、h8、h10、h12、h14は、M
UX3247で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX3247からh10、
h14、h2、h6、h6、h2、h14、h10が順
次出力されてレジスタ306に記憶される。また、レジ
スタ221〜228から8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に出力されたh0、h2、h4、h6、
h8、h10、h12、h14は、MUX3248で8
つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択され
てMUX3248からh14、h6、h10、h2、h
2、h10、h6、h14が順次出力されてレジスタ3
07に記憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh0、h
2、h4、h6、h8、h10、h12、h14は、M
UX3247で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX3247からh10、
h14、h2、h6、h6、h2、h14、h10が順
次出力されてレジスタ306に記憶される。また、レジ
スタ221〜228から8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に出力されたh0、h2、h4、h6、
h8、h10、h12、h14は、MUX3248で8
つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択され
てMUX3248からh14、h6、h10、h2、h
2、h10、h6、h14が順次出力されてレジスタ3
07に記憶される。
【0342】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh1、
h3、h5、h7、h9、h11、h13、h15は、
MUX3249で8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に選択されてMUX3246からh1、
h11、h13、h9、h7、h3、h5、h15が順
次出力されてレジスタ308に記憶される。また、レジ
スタ229〜2216から8つの動作サイクルのうちの
各動作サイクル毎に出力されたh1、h3、h5、
h7、h9、h11、h13、h15は、MUX324
10で8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に
選択されてMUX32410からh3、h1、h7、h
5、h11、h9、h15、h1 3が順次出力されてレ
ジスタ309に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh1、
h3、h5、h7、h9、h11、h13、h15は、
MUX3249で8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に選択されてMUX3246からh1、
h11、h13、h9、h7、h3、h5、h15が順
次出力されてレジスタ308に記憶される。また、レジ
スタ229〜2216から8つの動作サイクルのうちの
各動作サイクル毎に出力されたh1、h3、h5、
h7、h9、h11、h13、h15は、MUX324
10で8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に
選択されてMUX32410からh3、h1、h7、h
5、h11、h9、h15、h1 3が順次出力されてレ
ジスタ309に記憶される。
【0343】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh1、
h3、h5、h7、h9、h11、h13、h15は、
MUX32411で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX32411からh5、h
9、h1、h13、h3、h15、h7、h11が順次
出力されてレジスタ3010に記憶される。レジスタ2
29〜2216から8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に出力されたh1、h3、h5、h7、
h9、h11、h13、h15は、MUX32412で
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX32412からh7、h13、h5、h1、
h15、h11、h3、h9が順次出力されてレジスタ
3011に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh1、
h3、h5、h7、h9、h11、h13、h15は、
MUX32411で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX32411からh5、h
9、h1、h13、h3、h15、h7、h11が順次
出力されてレジスタ3010に記憶される。レジスタ2
29〜2216から8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に出力されたh1、h3、h5、h7、
h9、h11、h13、h15は、MUX32412で
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX32412からh7、h13、h5、h1、
h15、h11、h3、h9が順次出力されてレジスタ
3011に記憶される。
【0344】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh1、
h3、h5、h7、h9、h11、h13、h15は、
MUX32413で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX32413からh9、h
3、h11、h15、h1、h5、h13、h7が順次
出力されてレジスタ3012に記憶される。レジスタ2
29〜2216から8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に出力されたh1、h3、h5、h7、
h9、h11、h13、h15は、MUX32414で
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX32414からh11、h7、h15、
h3、h13、h1、h9、h5が順次出力されてレジ
スタ3013に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh1、
h3、h5、h7、h9、h11、h13、h15は、
MUX32413で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX32413からh9、h
3、h11、h15、h1、h5、h13、h7が順次
出力されてレジスタ3012に記憶される。レジスタ2
29〜2216から8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に出力されたh1、h3、h5、h7、
h9、h11、h13、h15は、MUX32414で
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX32414からh11、h7、h15、
h3、h13、h1、h9、h5が順次出力されてレジ
スタ3013に記憶される。
【0345】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh1、
h3、h5、h7、h9、h11、h13、h15は、
MUX32415で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX32415からh13、
h15、h9、h11、h5、h7、h1、h3が順次
出力されてレジスタ3014に記憶される。レジスタ2
29〜2216から8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に出力されたh1、h3、h5、h7、
h9、h11、h13、h15は、MUX32416で
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX32416からh15、h5、h3、h7、
h9、h13、h11、h1が順次出力されてレジスタ
3015に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh1、
h3、h5、h7、h9、h11、h13、h15は、
MUX32415で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX32415からh13、
h15、h9、h11、h5、h7、h1、h3が順次
出力されてレジスタ3014に記憶される。レジスタ2
29〜2216から8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に出力されたh1、h3、h5、h7、
h9、h11、h13、h15は、MUX32416で
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX32416からh15、h5、h3、h7、
h9、h13、h11、h1が順次出力されてレジスタ
3015に記憶される。
【0346】レジスタ301〜307から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に、対応する固定係数乗算回路2321〜2327で対
応する固定係数P7、P11、 P3、P13、P9、
P5、P1が乗ぜられて対応するレジスタ3341〜3
347に記憶される。そして、レジスタ3341〜33
47に記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクル
のうちの各動作サイクル毎に、加算回路338 3で加算
されてレジスタ403に記憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に、対応する固定係数乗算回路2321〜2327で対
応する固定係数P7、P11、 P3、P13、P9、
P5、P1が乗ぜられて対応するレジスタ3341〜3
347に記憶される。そして、レジスタ3341〜33
47に記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクル
のうちの各動作サイクル毎に、加算回路338 3で加算
されてレジスタ403に記憶される。
【0347】8つの動作サイクルのうちの第1動作サイ
クルで加算回路3383で加算されてレジスタ403に
記憶されるデータは、(h0+h8)P7+h4P11
+h 12P3+h2P13+h6P9+h10P5+h
14P1である。レジスタ403に第1動作サイクルで
記憶されるデータが、式(69)の演算値のfo+f 8
である。第2動作サイクルで加算回路3383で加算さ
れてレジスタ403に記憶されるデータは、(h0−h
8)P7−h12P11+h4P3−h10P13+h
2P9−h14P5−h6P1である。レジスタ403
に第2動作サイクルで記憶されるデータが、式(69)
の演算値のf1+f9である。第3動作サイクルで加算
回路3383で加算されてレジスタ403に記憶される
データは、(h0−h8)P7+h12P11−h4P
3−h6P13+h1 4P9−h2P5+h10P1で
ある。レジスタ403に第2動作サイクルで記憶される
データが、式(69)の演算値のf2+f10である。
クルで加算回路3383で加算されてレジスタ403に
記憶されるデータは、(h0+h8)P7+h4P11
+h 12P3+h2P13+h6P9+h10P5+h
14P1である。レジスタ403に第1動作サイクルで
記憶されるデータが、式(69)の演算値のfo+f 8
である。第2動作サイクルで加算回路3383で加算さ
れてレジスタ403に記憶されるデータは、(h0−h
8)P7−h12P11+h4P3−h10P13+h
2P9−h14P5−h6P1である。レジスタ403
に第2動作サイクルで記憶されるデータが、式(69)
の演算値のf1+f9である。第3動作サイクルで加算
回路3383で加算されてレジスタ403に記憶される
データは、(h0−h8)P7+h12P11−h4P
3−h6P13+h1 4P9−h2P5+h10P1で
ある。レジスタ403に第2動作サイクルで記憶される
データが、式(69)の演算値のf2+f10である。
【0348】第4動作サイクルで加算回路3383で加
算されてレジスタ403に記憶されるデータは、(h0
+h8)P7−h4P11−h12P3+h14P13
+h 10P9−h6P5+h2P1である。レジスタ4
03に第4動作サイクルで記憶されるデータが、式(6
9)の演算値のf3+f11である。第5動作サイクル
で加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶
されるデータは、(h0+h8)P7−h4P11−h
12P3+h14P13−h 10P9+h6P5−h2
P1である。レジスタ403に第5動作サイクルで記憶
されるデータが、式(69)の演算値のf4+f12で
ある。第6動作サイクルで加算回路3383で加算され
てレジスタ403に記憶されるデータは、(h0−
h8)P7+h12P11−h4P3+h6P13−h
1 4P9−h2P5−h10P1である。レジスタ40
3に第6動作サイクルで記憶されるデータが、式(6
9)の演算値のf5+f13である。
算されてレジスタ403に記憶されるデータは、(h0
+h8)P7−h4P11−h12P3+h14P13
+h 10P9−h6P5+h2P1である。レジスタ4
03に第4動作サイクルで記憶されるデータが、式(6
9)の演算値のf3+f11である。第5動作サイクル
で加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶
されるデータは、(h0+h8)P7−h4P11−h
12P3+h14P13−h 10P9+h6P5−h2
P1である。レジスタ403に第5動作サイクルで記憶
されるデータが、式(69)の演算値のf4+f12で
ある。第6動作サイクルで加算回路3383で加算され
てレジスタ403に記憶されるデータは、(h0−
h8)P7+h12P11−h4P3+h6P13−h
1 4P9−h2P5−h10P1である。レジスタ40
3に第6動作サイクルで記憶されるデータが、式(6
9)の演算値のf5+f13である。
【0349】第7動作サイクルで加算回路3383で加
算されてレジスタ403に記憶されるデータは、(h0
−h8)P7−h12P11+h4P3+h10P13
+h 2P9+h14P5+h6P1である。レジスタ4
03に第7動作サイクルで記憶されるデータが、式(6
9)の演算値のf6+f14である。第8動作サイクル
で加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶
されるデータは、(h0+h8)P7+h4P11−h
12P3−h2P13−h6P9+h10P5+h14
P1である。レジスタ403に第8動作サイクルで記憶
されるデータが、式(69)の演算値のf7+f15で
ある。
算されてレジスタ403に記憶されるデータは、(h0
−h8)P7−h12P11+h4P3+h10P13
+h 2P9+h14P5+h6P1である。レジスタ4
03に第7動作サイクルで記憶されるデータが、式(6
9)の演算値のf6+f14である。第8動作サイクル
で加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶
されるデータは、(h0+h8)P7+h4P11−h
12P3−h2P13−h6P9+h10P5+h14
P1である。レジスタ403に第8動作サイクルで記憶
されるデータが、式(69)の演算値のf7+f15で
ある。
【0350】レジスタ308〜3015から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータ
の各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に、対応する固定係数乗算回路2328〜23215
で対応する固定係数P14、P12、P10、P8、P
6、P4、P2、P0が乗ぜられて対応するレジスタ3
348〜33415に記憶される。そして、レジスタ3
348〜33415に記憶されたデータの各々は、8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に、加算回路
3384で加算されてレジスタ404に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータ
の各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に、対応する固定係数乗算回路2328〜23215
で対応する固定係数P14、P12、P10、P8、P
6、P4、P2、P0が乗ぜられて対応するレジスタ3
348〜33415に記憶される。そして、レジスタ3
348〜33415に記憶されたデータの各々は、8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に、加算回路
3384で加算されてレジスタ404に記憶される。
【0351】8つの動作サイクルのうちの第1動作サイ
クルで加算回路3384で加算されてレジスタ404に
記憶されるデータは、h1P14+h3P12+h5P
10+h7P8+h9P6+h11P4+h13P2+
h155P0である。レジスタ404に第1動作サイク
ルで記憶されるデータが、式(69)の演算値のfo−
f8である。
クルで加算回路3384で加算されてレジスタ404に
記憶されるデータは、h1P14+h3P12+h5P
10+h7P8+h9P6+h11P4+h13P2+
h155P0である。レジスタ404に第1動作サイク
ルで記憶されるデータが、式(69)の演算値のfo−
f8である。
【0352】第2動作サイクルで加算回路3384で加
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、−h
11P14+h1P12−h9P10−h13P8+h
3P6−h7P4+h15P2+h5P0である。レジ
スタ404に第2動作サイクルで記憶されるデータが、
式(69)の演算値のf1−f9である。第3動作サイ
クルで加算回路3384で加算されてレジスタ404に
記憶されるデータは、h13P14−h7P12+h1
P10−h5P8+h11P6+h15P4−h9P2
+h3P0である。レジスタ404に第3動作サイクル
で記憶されるデータが、式(69)の演算値のf2−f
10である。
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、−h
11P14+h1P12−h9P10−h13P8+h
3P6−h7P4+h15P2+h5P0である。レジ
スタ404に第2動作サイクルで記憶されるデータが、
式(69)の演算値のf1−f9である。第3動作サイ
クルで加算回路3384で加算されてレジスタ404に
記憶されるデータは、h13P14−h7P12+h1
P10−h5P8+h11P6+h15P4−h9P2
+h3P0である。レジスタ404に第3動作サイクル
で記憶されるデータが、式(69)の演算値のf2−f
10である。
【0353】第4動作サイクルで加算回路3384で加
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、h9P
14−h5P12−h13P10+h1P8−h15P
6−h3P4+h11P2+h7P0である。レジスタ
404に第4動作サイクルで記憶されるデータが、式
(69)の演算値のf3−f11である。第5動作サイ
クルで加算回路3384で加算されてレジスタ404に
記憶されるデータは、h7P14−h11P12−h3
P10+h15P8+h1P6+h13P4−h5P2
−h9P0である。レジスタ404に第5動作サイクル
で記憶されるデータが、式(69)の演算値のf4−f
12である。
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、h9P
14−h5P12−h13P10+h1P8−h15P
6−h3P4+h11P2+h7P0である。レジスタ
404に第4動作サイクルで記憶されるデータが、式
(69)の演算値のf3−f11である。第5動作サイ
クルで加算回路3384で加算されてレジスタ404に
記憶されるデータは、h7P14−h11P12−h3
P10+h15P8+h1P6+h13P4−h5P2
−h9P0である。レジスタ404に第5動作サイクル
で記憶されるデータが、式(69)の演算値のf4−f
12である。
【0354】第6動作サイクルで加算回路3384で加
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、−h3
P14−h9P12−h15P10+h11P8+h5
P6+h1P4+h7P2+h13P0である。レジス
タ404に第6動作サイクルで記憶されるデータが、式
(69)の演算値のf5−f13である。第7動作サイ
クルで加算回路3384で加算されてレジスタ404に
記憶されるデータは、h5P14+h15P12−h7
P10−h3P8−h13P6+h9P4+h1P2+
h11P0である。レジスタ404に第7動作サイクル
で記憶されるデータが、式(69)の演算値のf6−f
14である。
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、−h3
P14−h9P12−h15P10+h11P8+h5
P6+h1P4+h7P2+h13P0である。レジス
タ404に第6動作サイクルで記憶されるデータが、式
(69)の演算値のf5−f13である。第7動作サイ
クルで加算回路3384で加算されてレジスタ404に
記憶されるデータは、h5P14+h15P12−h7
P10−h3P8−h13P6+h9P4+h1P2+
h11P0である。レジスタ404に第7動作サイクル
で記憶されるデータが、式(69)の演算値のf6−f
14である。
【0355】第8動作サイクルで加算回路3384で加
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、−h
15P14+h13P12−h11P10+h9P8−
h7P 6+h5P4−h3P2+h1P0である。レジ
スタ404に第8動作サイクルで記憶されるデータが、
式(69)の演算値のf7−f15である。
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、−h
15P14+h13P12−h11P10+h9P8−
h7P 6+h5P4−h3P2+h1P0である。レジ
スタ404に第8動作サイクルで記憶されるデータが、
式(69)の演算値のf7−f15である。
【0356】レジスタ403から順次出力される8個の
データとレジスタ404から順次出力される8個のデー
タとが、順次加算回路44で加算されて加算回路44か
ら順次データf0、f1、f2、f3、f4、f5、f
6、f7が出力され、これらのデータが、順次レジスタ
46に記憶される。データf0、f1、f2、f3、f
4、f5、f6、f7は、図16では、レジスタ46の
出力線の下方に示す。また、レジスタ403から順次出
力される8個のデータとレジスタ404から順次出力さ
れる8個のデータとが、順次減算回路44で減算されて
減算回路44から順次データf8、f9、f10、f
11、f12、f13、f14、f15が出力され、こ
れらのデータが、順次レジスタ48に記憶される。デー
タf8、f9、f10、f11、f12、f13、f
14、f15は、図16では、レジスタ48の出力線の
下方に示す。
データとレジスタ404から順次出力される8個のデー
タとが、順次加算回路44で加算されて加算回路44か
ら順次データf0、f1、f2、f3、f4、f5、f
6、f7が出力され、これらのデータが、順次レジスタ
46に記憶される。データf0、f1、f2、f3、f
4、f5、f6、f7は、図16では、レジスタ46の
出力線の下方に示す。また、レジスタ403から順次出
力される8個のデータとレジスタ404から順次出力さ
れる8個のデータとが、順次減算回路44で減算されて
減算回路44から順次データf8、f9、f10、f
11、f12、f13、f14、f15が出力され、こ
れらのデータが、順次レジスタ48に記憶される。デー
タf8、f9、f10、f11、f12、f13、f
14、f15は、図16では、レジスタ48の出力線の
下方に示す。
【0357】以上の演算により、DCTを施されて伝送
されて来た16×16データの1つの列内の16個のデ
ータについての一次の16−16IDCTが終了する。
そして、16×16データの次列以降の各列について
も、同様の16−16IDCTを行ってそれら各列の一
次の16−16IDCTの終了で16×16データに対
する一次の16−16IDCTが終了する。これら16
列についての一次の16−16IDCTが完了した後の
16×16データの各行毎の16個のデータ(IDCT
転置データ)についても、同様の16−16IDCTを
行って二次の16−16IDCTを完了する。この二次
の16−16IDCTを完了することにより、16−1
6DCTを施されて伝送されて来た画像データを原画像
データを再現することができる。
されて来た16×16データの1つの列内の16個のデ
ータについての一次の16−16IDCTが終了する。
そして、16×16データの次列以降の各列について
も、同様の16−16IDCTを行ってそれら各列の一
次の16−16IDCTの終了で16×16データに対
する一次の16−16IDCTが終了する。これら16
列についての一次の16−16IDCTが完了した後の
16×16データの各行毎の16個のデータ(IDCT
転置データ)についても、同様の16−16IDCTを
行って二次の16−16IDCTを完了する。この二次
の16−16IDCTを完了することにより、16−1
6DCTを施されて伝送されて来た画像データを原画像
データを再現することができる。
【0358】次に、2−8−16IDCTの動作につい
て説明する。MUX312によって、順次、16×16
データに対して16−16DCTを施されて伝送されて
来た16×16データのうちの列方向の16個のデータ
F0〜F15が、第1のレジスタ群13Aのレジスタ1
41〜1416に次のように記憶される。16個のデー
タF0〜F15うちのデータF0は第1のレジスタ群1
3のレジスタ141に、データF8はレジスタ14
2に、データF1はレジスタ143に、データF9はレ
ジスタ144に、データF2はレジスタ145に、デー
タF1 0はレジスタ146に、データF3はレジスタ1
47に、データF11はレジスタ148に、データF5
はレジスタ149に、データF13はレジスタ1410
に、データF6はレジスタ1411に、データF14は
レジスタ1412に、データF7はレジスタ14
13に、データF15はレジスタ1414に、データF
4はレジスタ1415に、そしてデータF12はレジス
タ1416に記憶される。
て説明する。MUX312によって、順次、16×16
データに対して16−16DCTを施されて伝送されて
来た16×16データのうちの列方向の16個のデータ
F0〜F15が、第1のレジスタ群13Aのレジスタ1
41〜1416に次のように記憶される。16個のデー
タF0〜F15うちのデータF0は第1のレジスタ群1
3のレジスタ141に、データF8はレジスタ14
2に、データF1はレジスタ143に、データF9はレ
ジスタ144に、データF2はレジスタ145に、デー
タF1 0はレジスタ146に、データF3はレジスタ1
47に、データF11はレジスタ148に、データF5
はレジスタ149に、データF13はレジスタ1410
に、データF6はレジスタ1411に、データF14は
レジスタ1412に、データF7はレジスタ14
13に、データF15はレジスタ1414に、データF
4はレジスタ1415に、そしてデータF12はレジス
タ1416に記憶される。
【0359】MUX161〜168、1692、 16
102、16112、16122、16132、16
142、16152、16162は、それぞれレジスタ
142、144、 146、148、1410、14
12、1414、1416を選択し、MUX1691、
16101、16111、16121、16131、
16141、16151、16161は、それぞれ14
1、14 3、145、147、149、1411、1
413、1415を選択しているから、加算回路181
からF0+F8=i0が出力され、加算回路182から
F1+F9=i1が出力され、加算回路183からF2
+F10=i2が出力され、加算回路184からF3+
F11=i3が出力され、加算回路185からF5+F
13=i4が出力され、加算回路186からF6+F
14=i5が出力され、加算回路187からF7+F
15=i6が出力され、加算回路188からF4+F
12=i7が出力され、減算回路201からF0−F8
=i8が出力され、減算回路202からF1−F9=i
9が出力され、加算回路183からF2−F10=i
10が出力され、加算回路184からF3−F11=i
11が出力され、加算回路185からF5−F13=i
12が出力され、加算回路186からF6−F14=i
1 3が出力され、加算回路187からF7−F15=i
14が出力され、加算回路188からF4−F12=i
15が出力される。
102、16112、16122、16132、16
142、16152、16162は、それぞれレジスタ
142、144、 146、148、1410、14
12、1414、1416を選択し、MUX1691、
16101、16111、16121、16131、
16141、16151、16161は、それぞれ14
1、14 3、145、147、149、1411、1
413、1415を選択しているから、加算回路181
からF0+F8=i0が出力され、加算回路182から
F1+F9=i1が出力され、加算回路183からF2
+F10=i2が出力され、加算回路184からF3+
F11=i3が出力され、加算回路185からF5+F
13=i4が出力され、加算回路186からF6+F
14=i5が出力され、加算回路187からF7+F
15=i6が出力され、加算回路188からF4+F
12=i7が出力され、減算回路201からF0−F8
=i8が出力され、減算回路202からF1−F9=i
9が出力され、加算回路183からF2−F10=i
10が出力され、加算回路184からF3−F11=i
11が出力され、加算回路185からF5−F13=i
12が出力され、加算回路186からF6−F14=i
1 3が出力され、加算回路187からF7−F15=i
14が出力され、加算回路188からF4−F12=i
15が出力される。
【0360】加算回路181から出力されたi0は、レ
ジスタ221に記憶され、加算回路182から出力され
たi1は、レジスタ222に記憶され、加算回路183
から出力されたi2は、レジスタ223に記憶され、加
算回路184から出力されたi3は、レジスタ224に
記憶され、加算回路185から出力されたi4は、レジ
スタ225に記憶され、加算回路186から出力された
i5は、レジスタ22 6に記憶され、加算回路187か
ら出力されたi6は、レジスタ227に記憶され、加算
回路188から出力されたi7は、レジスタ228に記
憶される。
ジスタ221に記憶され、加算回路182から出力され
たi1は、レジスタ222に記憶され、加算回路183
から出力されたi2は、レジスタ223に記憶され、加
算回路184から出力されたi3は、レジスタ224に
記憶され、加算回路185から出力されたi4は、レジ
スタ225に記憶され、加算回路186から出力された
i5は、レジスタ22 6に記憶され、加算回路187か
ら出力されたi6は、レジスタ227に記憶され、加算
回路188から出力されたi7は、レジスタ228に記
憶される。
【0361】減算回路201から出力されたi8は、レ
ジスタ229に記憶され、減算回路202から出力され
たi9は、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
3から出力されたi10は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路204から出力されたi11は、レジスタ
2212に記憶され、減算回路205から出力されたi
12は、レジスタ2213に記憶され、減算回路206
から出力されたi13は、レジスタ2214に記憶さ
れ、減算回路187から出力されたi14は、レジスタ
2215に記憶され、減算回路208から出力されたi
15は、レジスタ2216に記憶される。
ジスタ229に記憶され、減算回路202から出力され
たi9は、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
3から出力されたi10は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路204から出力されたi11は、レジスタ
2212に記憶され、減算回路205から出力されたi
12は、レジスタ2213に記憶され、減算回路206
から出力されたi13は、レジスタ2214に記憶さ
れ、減算回路187から出力されたi14は、レジスタ
2215に記憶され、減算回路208から出力されたi
15は、レジスタ2216に記憶される。
【0362】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i
8が、MUX3241で8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に選択されてMUX3241からi0が
8回順次出力され加減算回路3261に供給されると共
に、レジスタ221〜228から8つの動作サイクルの
うちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i7が、M
UX3242で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX3249からi7が8回順次
出力され加減算回路3261に供給されて加減算回路3
261から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎にi0+i7、i0−i7、i0−i 7、i0+
i7、i0+i7、i0−i7、i0−i7、i0+i
7が各動作サイクル毎に順次出力されてレジスタ301
に記憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i
8が、MUX3241で8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に選択されてMUX3241からi0が
8回順次出力され加減算回路3261に供給されると共
に、レジスタ221〜228から8つの動作サイクルの
うちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i7が、M
UX3242で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX3249からi7が8回順次
出力され加減算回路3261に供給されて加減算回路3
261から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎にi0+i7、i0−i7、i0−i 7、i0+
i7、i0+i7、i0−i7、i0−i7、i0+i
7が各動作サイクル毎に順次出力されてレジスタ301
に記憶される。
【0363】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i
7が、MUX3243で8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に選択されてMUX3243からi2、
i5、i5、i2、i2、i 5、i5、i2が順次出力
されてレジスタ302に記憶される。レジスタ221〜
228から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に出力されたi0〜i7が、MUX3244で8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてM
UX3244からi5、i2、i2、i5、i5、
i 2、i2、i5が順次出力されてレジスタ303に記
憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i
7が、MUX3243で8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に選択されてMUX3243からi2、
i5、i5、i2、i2、i 5、i5、i2が順次出力
されてレジスタ302に記憶される。レジスタ221〜
228から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に出力されたi0〜i7が、MUX3244で8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてM
UX3244からi5、i2、i2、i5、i5、
i 2、i2、i5が順次出力されてレジスタ303に記
憶される。
【0364】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i
7が、MUX3245で8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に選択されてMUX3245からi1、
i4、i3、i6、i6、i 3、i4、i1が順次出力
されてレジスタ304に記憶される。レジスタ221〜
228から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に出力されたi0〜i7が、MUX3246で8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてM
UX3246からi3、i1、i6、i4、i4、
i 6、i1、i3が順次出力されてレジスタ305に記
憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i
7が、MUX3245で8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に選択されてMUX3245からi1、
i4、i3、i6、i6、i 3、i4、i1が順次出力
されてレジスタ304に記憶される。レジスタ221〜
228から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に出力されたi0〜i7が、MUX3246で8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてM
UX3246からi3、i1、i6、i4、i4、
i 6、i1、i3が順次出力されてレジスタ305に記
憶される。
【0365】レジスタ221〜228から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i
7が、MUX3247 で8つの動作サイクルのうちの
各動作サイクル毎に選択されてMUX3247から
i4、i6、i1、i3、i3、i1、i6、i4が順
次出力されてレジスタ306に記憶される。レジスタ2
21〜228から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に出力されたi0〜i7が、MUX3248で
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX3248からi6、i3、i4、i1、
i1、i 4、i3、i6が順次出力されてレジスタ30
7に記憶される。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi0〜i
7が、MUX3247 で8つの動作サイクルのうちの
各動作サイクル毎に選択されてMUX3247から
i4、i6、i1、i3、i3、i1、i6、i4が順
次出力されてレジスタ306に記憶される。レジスタ2
21〜228から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に出力されたi0〜i7が、MUX3248で
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX3248からi6、i3、i4、i1、
i1、i 4、i3、i6が順次出力されてレジスタ30
7に記憶される。
【0366】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜
i15が、MUX3249で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX3249からi
8が8回順次出力され加減算回路3261に供給される
と共に、レジスタ229〜2216から8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜i
15が、MUX3241 6で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX3241 6から
i15が8回順次出力され加減算回路3261に供給さ
れて加減算回路3262から8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎にi8+i15、i8−i15、i
8−i15、i8+i15、i8+i15、i8−i
15、i8−i15、i8+i15が各動作サイクル毎
に順次出力され、MUX281を経てレジスタ308に
記憶される。レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜
i15が、MUX32410で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32410か
らi10、i13、i13、i10、i10、i13、
i13、i10が順次出力されてレジスタ309に記憶
される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜
i15が、MUX3249で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX3249からi
8が8回順次出力され加減算回路3261に供給される
と共に、レジスタ229〜2216から8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜i
15が、MUX3241 6で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX3241 6から
i15が8回順次出力され加減算回路3261に供給さ
れて加減算回路3262から8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎にi8+i15、i8−i15、i
8−i15、i8+i15、i8+i15、i8−i
15、i8−i15、i8+i15が各動作サイクル毎
に順次出力され、MUX281を経てレジスタ308に
記憶される。レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜
i15が、MUX32410で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32410か
らi10、i13、i13、i10、i10、i13、
i13、i10が順次出力されてレジスタ309に記憶
される。
【0367】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜
i15が、MUX32411で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32411か
らi13、i10、i10、i13、i13、i10、
i10、i13が順次出力されてレジスタ3010に記
憶される。レジスタ229〜2216から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜i
15が、MUX32412で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX32412から
i9、i12、i11、i 14、i14、i11、i
12、i9が順次出力されてレジスタ3011に記憶さ
れる。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜
i15が、MUX32411で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32411か
らi13、i10、i10、i13、i13、i10、
i10、i13が順次出力されてレジスタ3010に記
憶される。レジスタ229〜2216から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜i
15が、MUX32412で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX32412から
i9、i12、i11、i 14、i14、i11、i
12、i9が順次出力されてレジスタ3011に記憶さ
れる。
【0368】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜
i15が、MUX32413で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32413か
らi11、i9、i14、i 12、i12、i14、i
9、i11が順次出力されてレジスタ3012に記憶さ
れる。レジスタ229〜2216から8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータi8〜
i15が、MUX32414で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32414か
らデータi12、i1 4、i9、i11、i11、
i9、i14、i12が順次出力されてレジスタ30
13に記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi8〜
i15が、MUX32413で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32413か
らi11、i9、i14、i 12、i12、i14、i
9、i11が順次出力されてレジスタ3012に記憶さ
れる。レジスタ229〜2216から8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータi8〜
i15が、MUX32414で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32414か
らデータi12、i1 4、i9、i11、i11、
i9、i14、i12が順次出力されてレジスタ30
13に記憶される。
【0369】レジスタ229〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
i8〜i15が、MUX32415で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX324
15からデータi14、i1 1、i12、i9、i9、
i12、i11、i14が順次出力され、MUX28 3
を経てレジスタ3015に記憶される。MUX324
15から出力されるいずれのデータも、MUX282が
“0”を選択しているため、レジスタ33414には
“0”が記憶される。
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
i8〜i15が、MUX32415で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX324
15からデータi14、i1 1、i12、i9、i9、
i12、i11、i14が順次出力され、MUX28 3
を経てレジスタ3015に記憶される。MUX324
15から出力されるいずれのデータも、MUX282が
“0”を選択しているため、レジスタ33414には
“0”が記憶される。
【0370】レジスタ301〜307から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶
される。8つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
で加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶
されるデータは、(i0+i7)P7+i2P11+i
5P3+i1P13+i3P9+i4P5+i6P1で
ある。レジスタ403に第1動作サイクルで記憶される
データが、式(70)の演算値のfoであり、図16で
はレジスタ403の出力線の下方にfoで示してある。
第2動作サイクルで加算回路3383で加算されてレジ
スタ403に記憶されるデータは、(i0−i7)P7
−i5P11+i2P3−i4P13+i1P 9−i6
P5−i3P1である。レジスタ403に第2動作サイ
クルで記憶されるデータが、式(70)の演算値のf2
であり、図16ではレジスタ403の出力線の下方にf
2で示してある。
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶
される。8つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
で加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶
されるデータは、(i0+i7)P7+i2P11+i
5P3+i1P13+i3P9+i4P5+i6P1で
ある。レジスタ403に第1動作サイクルで記憶される
データが、式(70)の演算値のfoであり、図16で
はレジスタ403の出力線の下方にfoで示してある。
第2動作サイクルで加算回路3383で加算されてレジ
スタ403に記憶されるデータは、(i0−i7)P7
−i5P11+i2P3−i4P13+i1P 9−i6
P5−i3P1である。レジスタ403に第2動作サイ
クルで記憶されるデータが、式(70)の演算値のf2
であり、図16ではレジスタ403の出力線の下方にf
2で示してある。
【0371】第3動作サイクルで加算回路3383で加
算されてレジスタ403に記憶されるデータは、(i0
−i7)P7+i5P11−i2P3−i3P13+i
6P 9+i1P5 +i4P1である。レジスタ403
に第2動作サイクルで記憶されるデータが、式(70)
の演算値のf4であり、図16ではレジスタ403の出
力線の下方にf4で示してある。第4動作サイクルで加
算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶され
るデータは、(i0+i7)P7−i2P11−i5P
3−i6P13+i4P 9−i3P5+i1P1であ
る。レジスタ403に第4動作サイクルで記憶されるデ
ータが、式(70)の演算値のf6であり、図16では
レジスタ403の出力線の下方にf6で示してある。ま
た、第5動作サイクルで加算回路3383で加算されて
レジスタ403に記憶されるデータは、(i0+i7)
P7−i2P11−i5P3+i6P13−i4P9+
i3P5−i1P1である。レジスタ403に第5動作
サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値の
f8であり、図16ではレジスタ40 3の出力線の下方
にf8で示してある。
算されてレジスタ403に記憶されるデータは、(i0
−i7)P7+i5P11−i2P3−i3P13+i
6P 9+i1P5 +i4P1である。レジスタ403
に第2動作サイクルで記憶されるデータが、式(70)
の演算値のf4であり、図16ではレジスタ403の出
力線の下方にf4で示してある。第4動作サイクルで加
算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶され
るデータは、(i0+i7)P7−i2P11−i5P
3−i6P13+i4P 9−i3P5+i1P1であ
る。レジスタ403に第4動作サイクルで記憶されるデ
ータが、式(70)の演算値のf6であり、図16では
レジスタ403の出力線の下方にf6で示してある。ま
た、第5動作サイクルで加算回路3383で加算されて
レジスタ403に記憶されるデータは、(i0+i7)
P7−i2P11−i5P3+i6P13−i4P9+
i3P5−i1P1である。レジスタ403に第5動作
サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値の
f8であり、図16ではレジスタ40 3の出力線の下方
にf8で示してある。
【0372】第6動作サイクルで加算回路3383で加
算されてレジスタ403に記憶されるデータは、(i0
−i7)P7+i5P11−i2P3+i3P13−i
6P 9−i1P5−i4P1である。レジスタ403に
第6動作サイクルで記憶されるデータが、式(70)の
演算値のf10であり、図16ではレジスタ403の出
力線の下方にf10で示してある。第7動作サイクルで
加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶さ
れるデータは、(i0−i7)P7−i5P11+i2
P3+i4P13−i1P 9+i6P5+i3P1であ
る。レジスタ403に第7動作サイクルで記憶されるデ
ータが、式(70)の演算値のf12であり、図22で
はレジスタ403の出力線の右側にf12で示してあ
る。第8動作サイクルで加算回路3383で加算されて
レジスタ403に記憶されるデータは、(i0+i7)
P7+i2P11−i5P3−i1P13−i3P 9−
i4P5−i6P1である。レジスタ403に第8動作
サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値の
f14であり、図16ではレジスタ403の出力線の下
方にf14で示してある。
算されてレジスタ403に記憶されるデータは、(i0
−i7)P7+i5P11−i2P3+i3P13−i
6P 9−i1P5−i4P1である。レジスタ403に
第6動作サイクルで記憶されるデータが、式(70)の
演算値のf10であり、図16ではレジスタ403の出
力線の下方にf10で示してある。第7動作サイクルで
加算回路3383で加算されてレジスタ403に記憶さ
れるデータは、(i0−i7)P7−i5P11+i2
P3+i4P13−i1P 9+i6P5+i3P1であ
る。レジスタ403に第7動作サイクルで記憶されるデ
ータが、式(70)の演算値のf12であり、図22で
はレジスタ403の出力線の右側にf12で示してあ
る。第8動作サイクルで加算回路3383で加算されて
レジスタ403に記憶されるデータは、(i0+i7)
P7+i2P11−i5P3−i1P13−i3P 9−
i4P5−i6P1である。レジスタ403に第8動作
サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値の
f14であり、図16ではレジスタ403の出力線の下
方にf14で示してある。
【0373】レジスタ3348〜33415から8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に加算回路3384で加算されてレジスタ404
に記憶される。8つの動作サイクルのうちの第1動作サ
イクルで加算回路3384で加算されてレジスタ404
に記憶されるデータは、(i8+i15)P7+i10
P11+i13P3+i9P13+i11P9+i12
P5+i14P1である。レジスタ404に第1動作サ
イクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値のf
1であり、図16ではレジスタ404の出力線の下方に
f1で示してある。
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に加算回路3384で加算されてレジスタ404
に記憶される。8つの動作サイクルのうちの第1動作サ
イクルで加算回路3384で加算されてレジスタ404
に記憶されるデータは、(i8+i15)P7+i10
P11+i13P3+i9P13+i11P9+i12
P5+i14P1である。レジスタ404に第1動作サ
イクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値のf
1であり、図16ではレジスタ404の出力線の下方に
f1で示してある。
【0374】第2動作サイクルで加算回路3384で加
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、(i8
−i15)P7−i13P11+i10P3−i12P
13+i9P9−i14P5−i11P1である。レジ
スタ404に第2動作サイクルで記憶されるデータが、
式(70)の演算値のf3であり、図16ではレジスタ
404の出力線の下方にf3で示してある。第3動作サ
イクルで加算回路3384で加算されてレジスタ404
に記憶されるデータは、(i8−i15)P7+i13
P11−i10P3−i11P13+i14P9+i9
P5+i12P1である。レジスタ404に第3動作サ
イクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値のf
5であり、図16ではレジスタ404の出力線の下方に
f5で示してある。
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、(i8
−i15)P7−i13P11+i10P3−i12P
13+i9P9−i14P5−i11P1である。レジ
スタ404に第2動作サイクルで記憶されるデータが、
式(70)の演算値のf3であり、図16ではレジスタ
404の出力線の下方にf3で示してある。第3動作サ
イクルで加算回路3384で加算されてレジスタ404
に記憶されるデータは、(i8−i15)P7+i13
P11−i10P3−i11P13+i14P9+i9
P5+i12P1である。レジスタ404に第3動作サ
イクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値のf
5であり、図16ではレジスタ404の出力線の下方に
f5で示してある。
【0375】第4動作サイクルで加算回路3384で加
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、(i8
+i15)P7−i10P11−i13P3−i14P
13+i12P9−i11P5+i9P1である。レジ
スタ404に第4動作サイクルで記憶されるデータが、
式(70)の演算値のf7であり、図16ではレジスタ
404の出力線の下方にf7で示してある。第5動作サ
イクルで加算回路3384で加算されてレジスタ404
に記憶されるデータは、(i8+i15)P7−i10
P11−i13P3+i14P13−i12P9+i
11P5 −i9P1である。レジスタ404に第5動
作サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値
のf9であり、図16ではレジスタ404の出力線の下
方にf9で示してある。
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、(i8
+i15)P7−i10P11−i13P3−i14P
13+i12P9−i11P5+i9P1である。レジ
スタ404に第4動作サイクルで記憶されるデータが、
式(70)の演算値のf7であり、図16ではレジスタ
404の出力線の下方にf7で示してある。第5動作サ
イクルで加算回路3384で加算されてレジスタ404
に記憶されるデータは、(i8+i15)P7−i10
P11−i13P3+i14P13−i12P9+i
11P5 −i9P1である。レジスタ404に第5動
作サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値
のf9であり、図16ではレジスタ404の出力線の下
方にf9で示してある。
【0376】第6動作サイクルで加算回路3384で加
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、(i8
−i15)P7+i13P11−i10P3+i11P
13−i14P9−i9P5−i12P1である。レジ
スタ404に第6動作サイクルで記憶されるデータが、
式(70)の演算値のf11であり、図16ではレジス
タ404の出力線の下方にf11で示してある。第7動
作サイクルで加算回路3384で加算されてレジスタ4
04に記憶されるデータは、(i8−i15)P7−i
13P11+i10P3+i12P13−i9P9+i
14P5+i11P1である。レジスタ404に第7動
作サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値
のf13であり、図22ではレジスタ404の出力線の
下方にf13で示してある。第8動作サイクルで加算回
路3384で加算されてレジスタ404に記憶されるデ
ータは、(i8+i15)P7+i10P11+i13
P3−i9P13−i11P9−i12P5−i14P
1である。レジスタ404に第8動作サイクルで記憶さ
れるデータが、式(70)の演算値のf15であり、図
16ではレジスタ404の出力線の下方にf15で示し
てある。
算されてレジスタ404に記憶されるデータは、(i8
−i15)P7+i13P11−i10P3+i11P
13−i14P9−i9P5−i12P1である。レジ
スタ404に第6動作サイクルで記憶されるデータが、
式(70)の演算値のf11であり、図16ではレジス
タ404の出力線の下方にf11で示してある。第7動
作サイクルで加算回路3384で加算されてレジスタ4
04に記憶されるデータは、(i8−i15)P7−i
13P11+i10P3+i12P13−i9P9+i
14P5+i11P1である。レジスタ404に第7動
作サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値
のf13であり、図22ではレジスタ404の出力線の
下方にf13で示してある。第8動作サイクルで加算回
路3384で加算されてレジスタ404に記憶されるデ
ータは、(i8+i15)P7+i10P11+i13
P3−i9P13−i11P9−i12P5−i14P
1である。レジスタ404に第8動作サイクルで記憶さ
れるデータが、式(70)の演算値のf15であり、図
16ではレジスタ404の出力線の下方にf15で示し
てある。
【0377】以上の演算により、2−8−16DCTを
施されて伝送されて来た16×16データの1つの列内
の16個のデータについての一次の2−8−16IDC
Tが終了する。そして、16×16データの次列以降の
各列についても、同様の一次の2−8−16IDCTを
行ってそれら各列の一次の2−8−16IDCTの終了
で16×16データに対する一次の2−8−16IDC
Tが終了する。これら16列についての一次の2−8−
16IDCTが完了した後の16×16データの各行毎
の16個のデータ(IDCT転置データ)についても、
同様の2−8−16IDCTを行って二次の2−8−1
6IDCTを完了する。これらの一次及び二次の2−8
−16IDCTを各16×16データ毎に完了すること
により、2−8−16DCTを施されて伝送されて来た
画像データを原画像データを再現することができる。
施されて伝送されて来た16×16データの1つの列内
の16個のデータについての一次の2−8−16IDC
Tが終了する。そして、16×16データの次列以降の
各列についても、同様の一次の2−8−16IDCTを
行ってそれら各列の一次の2−8−16IDCTの終了
で16×16データに対する一次の2−8−16IDC
Tが終了する。これら16列についての一次の2−8−
16IDCTが完了した後の16×16データの各行毎
の16個のデータ(IDCT転置データ)についても、
同様の2−8−16IDCTを行って二次の2−8−1
6IDCTを完了する。これらの一次及び二次の2−8
−16IDCTを各16×16データ毎に完了すること
により、2−8−16DCTを施されて伝送されて来た
画像データを原画像データを再現することができる。
【0378】このように、この実施例の構成によれば、
16ー16IDCTで用いられる固定係数乗算回路の一
部を2ー8ー16IDCTで必要な固定係数乗算回路と
して用い得るように構成したので、16−16IDCT
のパイプライン形式の演算による演算の高速性を2−8
−16IDCTでも享受し得ると同時に、この高速性を
16−16IDCT及び2−8−16IDCT全体の回
路規模の小型化の下で享受し得る。
16ー16IDCTで用いられる固定係数乗算回路の一
部を2ー8ー16IDCTで必要な固定係数乗算回路と
して用い得るように構成したので、16−16IDCT
のパイプライン形式の演算による演算の高速性を2−8
−16IDCTでも享受し得ると同時に、この高速性を
16−16IDCT及び2−8−16IDCT全体の回
路規模の小型化の下で享受し得る。
【0379】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明
に含まれる。上述した第1実施例乃至第4実施例のほ
か、画素データを32×32個とする場合及び変換係数
データを32×32個とする場合についても、第1実施
例乃至第4実施例と同等に、第1実施例乃至第4実施例
から把握し得る発明を実施し得ることを確かめることが
できた。
詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明
に含まれる。上述した第1実施例乃至第4実施例のほ
か、画素データを32×32個とする場合及び変換係数
データを32×32個とする場合についても、第1実施
例乃至第4実施例と同等に、第1実施例乃至第4実施例
から把握し得る発明を実施し得ることを確かめることが
できた。
【0380】そして、これらのことから、次の内容を帰
結し得ることの確信を得た。第1には、第1実施例及び
第2実施例並びに画素データの数を32×32とする場
合のことから、式(73)を第1実施例及び第3実施例
について説明したと同様にしてNについて展開整理して
式(74)を得、2N×2N画素データの各行又は列毎
に、式(74)に示す演算を第1実施例及び第2実施例
と同様にして施すことにより、2−2N−1−2NDC
Tの演算を行うことができる。
結し得ることの確信を得た。第1には、第1実施例及び
第2実施例並びに画素データの数を32×32とする場
合のことから、式(73)を第1実施例及び第3実施例
について説明したと同様にしてNについて展開整理して
式(74)を得、2N×2N画素データの各行又は列毎
に、式(74)に示す演算を第1実施例及び第2実施例
と同様にして施すことにより、2−2N−1−2NDC
Tの演算を行うことができる。
【0381】
【数73】
【0382】
【数74】
【0383】説明の都合上、先ず、式(74)の右辺の
右側の行列について説明する。式(74)の右辺右側の
行列のうち、最終番目の成分P1、P5、P9、
P13、…、式(75)で示す成分は、式(76)で示
される固定係数Pi(i=0、1、2、…、2N−1−
1)からiについてi=1からi=2N−1−1までの
iを1つ置きに選んだ固定係数であり、i=2N−3か
らi=2N−1−1までの固定係数については、i=1
からi=2N−1−1までのiを1つ置きに選んだ固定
係数を除いた固定係数のうちから、残っているiについ
て、当該iを1つ置きに選んだ固定係数を選び、順次、
残っているiについて、当該iを1つ置きに選んだ固定
係数を選ぶことにより、式(74)の右辺の右側の行列
の各成分を確定することができる。そして、このように
確定することのできる固定係数Piを本明細書では離散
コサイン変換規則から決められる固定係数と呼ぶ。
右側の行列について説明する。式(74)の右辺右側の
行列のうち、最終番目の成分P1、P5、P9、
P13、…、式(75)で示す成分は、式(76)で示
される固定係数Pi(i=0、1、2、…、2N−1−
1)からiについてi=1からi=2N−1−1までの
iを1つ置きに選んだ固定係数であり、i=2N−3か
らi=2N−1−1までの固定係数については、i=1
からi=2N−1−1までのiを1つ置きに選んだ固定
係数を除いた固定係数のうちから、残っているiについ
て、当該iを1つ置きに選んだ固定係数を選び、順次、
残っているiについて、当該iを1つ置きに選んだ固定
係数を選ぶことにより、式(74)の右辺の右側の行列
の各成分を確定することができる。そして、このように
確定することのできる固定係数Piを本明細書では離散
コサイン変換規則から決められる固定係数と呼ぶ。
【0384】
【数75】
【0385】
【数76】
【0386】式(74)の右辺左側の上側の行列の第1
行第1列を式(77)で与えられ、式(77)の各項k
j(j=0、1、2、…、2N−1−1)の値は、式
(78)で与えられる。
行第1列を式(77)で与えられ、式(77)の各項k
j(j=0、1、2、…、2N−1−1)の値は、式
(78)で与えられる。
【0387】式(74)の右辺左側の下側の行列の第1
行第1列を式(79)で与えられ、式(79)の各項k
j(j=2N−1、2N−1+1、2N−1+2、…、
2N−1)の値は、式(80)で与えられる。式(7
4)の右辺左側の上側の行列内の各成分のうち、式(7
4)中に示す枡は、それぞれ1つの成分を示す。枡で示
さない成分は、すべて0である。式(74)に示すよう
に、第2行第1列も、1つの成分である。この成分から
の右下に向かって21×21で示す枠から2N−3×2
N−3で示す枠までと、2N−3×2N−3で示す枠か
ら右下に向かってもう1つの2N−2×2N−2で示す
枠がある。21×21で示す枠内には、第3行及び第4
行、かつ、第2列第3列で示す枠内に21×21の成分
(21×21個の枡)があり、22×22で示す枠内に
は、第5行及び第8行、かつ、第4列第7列で示す枠内
に22×22の成分(22×22個の枡)があり、以下
同様に、2N−3×2N−3で示す枠内には2N− 3×
2N−3個の成分(2N−3×2N−3個の枡)があ
り、2N−2×2N− 2で示す枠内には、2N−2×2
N−2個の成分(2N−2×2N−2個の枡)がある。
行第1列を式(79)で与えられ、式(79)の各項k
j(j=2N−1、2N−1+1、2N−1+2、…、
2N−1)の値は、式(80)で与えられる。式(7
4)の右辺左側の上側の行列内の各成分のうち、式(7
4)中に示す枡は、それぞれ1つの成分を示す。枡で示
さない成分は、すべて0である。式(74)に示すよう
に、第2行第1列も、1つの成分である。この成分から
の右下に向かって21×21で示す枠から2N−3×2
N−3で示す枠までと、2N−3×2N−3で示す枠か
ら右下に向かってもう1つの2N−2×2N−2で示す
枠がある。21×21で示す枠内には、第3行及び第4
行、かつ、第2列第3列で示す枠内に21×21の成分
(21×21個の枡)があり、22×22で示す枠内に
は、第5行及び第8行、かつ、第4列第7列で示す枠内
に22×22の成分(22×22個の枡)があり、以下
同様に、2N−3×2N−3で示す枠内には2N− 3×
2N−3個の成分(2N−3×2N−3個の枡)があ
り、2N−2×2N− 2で示す枠内には、2N−2×2
N−2個の成分(2N−2×2N−2個の枡)がある。
【0388】
【数77】
【0389】
【数78】
【0390】
【数79】
【0391】
【数80】
【0392】また、上述の上側の行列の第2行第1列の
1つの成分並びに21×21で示す枠から2N−2×2
N−2で示す枠までの各枠内の各成分は、いずれも、式
(78)で与えられる各kjの加減算式[kjm]
N−2(m=jのうちの選ばれた添字j以外の値)で与
えられる。また、上述の下側の行列の第2行第1列の1
つの成分並びに21×21で示す枠から2N−2×2
N−2で示す枠までの各枠内の各成分は、いずれも、式
(80)で与えられる各kjの加減算式[kjn]
N−2(n=jのうちの選ばれた添字j以外の値)で与
えられる。
1つの成分並びに21×21で示す枠から2N−2×2
N−2で示す枠までの各枠内の各成分は、いずれも、式
(78)で与えられる各kjの加減算式[kjm]
N−2(m=jのうちの選ばれた添字j以外の値)で与
えられる。また、上述の下側の行列の第2行第1列の1
つの成分並びに21×21で示す枠から2N−2×2
N−2で示す枠までの各枠内の各成分は、いずれも、式
(80)で与えられる各kjの加減算式[kjn]
N−2(n=jのうちの選ばれた添字j以外の値)で与
えられる。
【0393】そして、式(74)の右辺の左側の行列と
右側の行列との行列演算の関係について述べると、第1
行第1列及び第2行第1列の成分は、右側の行列の第1
番目の成分と乗算され、21×21で示す枠の各列内の
各成分は、それぞれ右側の行列の第2番目の成分及び第
3番目の成分と乗算され、22×22で示す枠内の各列
の各成分は、それぞれ右側の行列の第4番目の成分乃至
第7番目の成分と乗算され、以下同様に、2N−3×2
N−3で示す枠内の各列の各成分は、それぞれ右側の行
列の第2N−3番目の成分乃至第(1+21+22+…
+2N−4)番目の成分と乗算される。2Nー2×2
Nー2で示す枠内の各列の各成分は、それぞれ右側の行
列の第2N−2番目の成分乃至第(1+21+22+…
+2N−3)番目の成分と乗算される。この関係は、上
側の行列についても、また、下側の行列についても、同
じである。
右側の行列との行列演算の関係について述べると、第1
行第1列及び第2行第1列の成分は、右側の行列の第1
番目の成分と乗算され、21×21で示す枠の各列内の
各成分は、それぞれ右側の行列の第2番目の成分及び第
3番目の成分と乗算され、22×22で示す枠内の各列
の各成分は、それぞれ右側の行列の第4番目の成分乃至
第7番目の成分と乗算され、以下同様に、2N−3×2
N−3で示す枠内の各列の各成分は、それぞれ右側の行
列の第2N−3番目の成分乃至第(1+21+22+…
+2N−4)番目の成分と乗算される。2Nー2×2
Nー2で示す枠内の各列の各成分は、それぞれ右側の行
列の第2N−2番目の成分乃至第(1+21+22+…
+2N−3)番目の成分と乗算される。この関係は、上
側の行列についても、また、下側の行列についても、同
じである。
【0394】最後に、式(74)の右辺の左側の行列と
右側の行列との行列演算によって各行毎に得られる各成
分と各成分との各積の和が、式(74)の左辺に示す行
列式の対応する成分(変換係数データ)(式(74)中
の各Fてせ示すデータ)を表している。
右側の行列との行列演算によって各行毎に得られる各成
分と各成分との各積の和が、式(74)の左辺に示す行
列式の対応する成分(変換係数データ)(式(74)中
の各Fてせ示すデータ)を表している。
【0395】上述した各成分は、上述した奇数番目の固
定係数Piと乗ぜられる画素データ(式(78)、(8
0)中の各fで示すデータ)であ。そして、上述した行
列を構成する成分としてkjのうちのいずれが来るか
は、現在のところ一般式乃至一般的表示形式で示すこと
はできないが、式(51)、(66)を導いたと同様に
して式(73)をNの特定の値について展開整理するこ
とにより、Nの特定の値について上述した加減算式[k
jm]N−2、[kj n]N−2を特定することができ
る。
定係数Piと乗ぜられる画素データ(式(78)、(8
0)中の各fで示すデータ)であ。そして、上述した行
列を構成する成分としてkjのうちのいずれが来るか
は、現在のところ一般式乃至一般的表示形式で示すこと
はできないが、式(51)、(66)を導いたと同様に
して式(73)をNの特定の値について展開整理するこ
とにより、Nの特定の値について上述した加減算式[k
jm]N−2、[kj n]N−2を特定することができ
る。
【0396】第2には、第2実施例及び第4実施例並び
に変換係数データの数を32×32とするについて場合
のことから、式(81)を第2実施例及び第4実施例に
ついて説明したと同様にしてNについて展開整理して式
(82)を得、2N×2N変換係数データの各行又は列
毎に、式(82)に示す演算を第2実施例及び第4実施
例と同様にして施すことにより、2−2N−1−2NI
DCTの演算を行うことができる。但し、式(82)中
のNは自然数である。また、式(82)の上側行列式の
左辺に示す行列は、奇数番目の画素データであり、式
(82)の下側行列式の左辺に示す行列は、偶数番目の
画素データである。また、式(82)の右辺左側の上側
の行列[lop]及び下側の行列[loq]の第1列
は、変換係数データF0と式(83)で示される変換係
数データとの和若しくは差で表され、他の成分は変換係
数データF0及び式(83)で示される変換係数データ
を除くFk(1≦k≦2N−1−2)を成分とする行列
で表される。
に変換係数データの数を32×32とするについて場合
のことから、式(81)を第2実施例及び第4実施例に
ついて説明したと同様にしてNについて展開整理して式
(82)を得、2N×2N変換係数データの各行又は列
毎に、式(82)に示す演算を第2実施例及び第4実施
例と同様にして施すことにより、2−2N−1−2NI
DCTの演算を行うことができる。但し、式(82)中
のNは自然数である。また、式(82)の上側行列式の
左辺に示す行列は、奇数番目の画素データであり、式
(82)の下側行列式の左辺に示す行列は、偶数番目の
画素データである。また、式(82)の右辺左側の上側
の行列[lop]及び下側の行列[loq]の第1列
は、変換係数データF0と式(83)で示される変換係
数データとの和若しくは差で表され、他の成分は変換係
数データF0及び式(83)で示される変換係数データ
を除くFk(1≦k≦2N−1−2)を成分とする行列
で表される。
【0397】
【数81】
【0398】
【数82】
【0399】
【数83】
【0400】また、2N−2NDCTは、式(84)で
与えられ、2N−2NIDCTは、式(85)で与えら
れる。式(84)の左辺の行列及び右辺の行列で用いら
れている文字及び表記及び式(85)の左辺の行列及び
右辺の行列で用いられている文字及び表記は、概略、式
(74)及び式(82)に対応する。式(84)及び式
(85)の右辺左側の行列は、各成分が、次のように式
(74)及び式(82)と相違する。
与えられ、2N−2NIDCTは、式(85)で与えら
れる。式(84)の左辺の行列及び右辺の行列で用いら
れている文字及び表記及び式(85)の左辺の行列及び
右辺の行列で用いられている文字及び表記は、概略、式
(74)及び式(82)に対応する。式(84)及び式
(85)の右辺左側の行列は、各成分が、次のように式
(74)及び式(82)と相違する。
【0401】
【数84】
【0402】
【数85】
【0403】式(84)の各成分[Ast]N−2、
[Bsu]N−1は、式(86)で与えられる。各成分
[Ast]N−2、[Bsu]N−1で使用するs、
t、uの意味は、式(74)のj、m、nの意味に対応
する。式(86)中の画素データf0乃至式(87)で
与えられる画素データである。式(85)の各成分[C
v w]、[Dvx]は、2N−2NIDCTにおける変
換係数データで与えられる。各成分[Cvw]、[D
vx]で使用するv、w、xは、式(82)のo、p、
qの意味に対応する。
[Bsu]N−1は、式(86)で与えられる。各成分
[Ast]N−2、[Bsu]N−1で使用するs、
t、uの意味は、式(74)のj、m、nの意味に対応
する。式(86)中の画素データf0乃至式(87)で
与えられる画素データである。式(85)の各成分[C
v w]、[Dvx]は、2N−2NIDCTにおける変
換係数データで与えられる。各成分[Cvw]、[D
vx]で使用するv、w、xは、式(82)のo、p、
qの意味に対応する。
【0404】
【数86】
【0405】
【数87】
【0406】したがって、2N−2N画素データについ
て、2N−2NDCTを施す回路の一部を用いて2−2
N−1−2NDCTを行うように構成し得る。また、2
N−2N変換係数データについて、2N−2NIDCT
を施す回路の一部を用いて2−2N−1−2NIDCT
を行うように構成し得る。
て、2N−2NDCTを施す回路の一部を用いて2−2
N−1−2NDCTを行うように構成し得る。また、2
N−2N変換係数データについて、2N−2NIDCT
を施す回路の一部を用いて2−2N−1−2NIDCT
を行うように構成し得る。
【0407】また、上述した第1実施例では、8−8D
CT及び2−4−8DCTについて説明し、第2実施例
では、8−8IDCT及び2−4−8IDCTについて
説明し、第3実施例では16−16DCT及び2−8−
16DCTについて説明し、第4実施例では、16−1
6IDCT及び2−8−16IDCTについて説明した
が、2−4−8DCT、2−4−8IDCT、2−8−
16DCT及び2−8−16IDCTについて単独で実
施し得ることは、勿論である。
CT及び2−4−8DCTについて説明し、第2実施例
では、8−8IDCT及び2−4−8IDCTについて
説明し、第3実施例では16−16DCT及び2−8−
16DCTについて説明し、第4実施例では、16−1
6IDCT及び2−8−16IDCTについて説明した
が、2−4−8DCT、2−4−8IDCT、2−8−
16DCT及び2−8−16IDCTについて単独で実
施し得ることは、勿論である。
【0408】また、8−8DCT及び2−4−8DCT
と、8−8IDCT及び2−4−8IDCTとを別々の
装置を設けることなしに、MUXの切り替え、レジスタ
から出力されるデータの符号の切り替え等を行うことに
より、1つの装置の中に構成し得る。また、画像信号の
離散コサイン変換速度を左程問題にしない場合には、前
記各実施例に示した発明をソフトウェアによる処理で行
うように構成することもできる。また、各実施例におけ
るMUXの前と以後、例えば、第1実施例におけるMU
X241〜248の入力までとMUX241〜248以
後とのタイミングを1対2N−1としも良い。また、上
記各実施例のように、和及び差の形式以外に、特開平5
−181896号公報に記載される信号の選択形式にお
いても、本発明を同等に実施し得る。
と、8−8IDCT及び2−4−8IDCTとを別々の
装置を設けることなしに、MUXの切り替え、レジスタ
から出力されるデータの符号の切り替え等を行うことに
より、1つの装置の中に構成し得る。また、画像信号の
離散コサイン変換速度を左程問題にしない場合には、前
記各実施例に示した発明をソフトウェアによる処理で行
うように構成することもできる。また、各実施例におけ
るMUXの前と以後、例えば、第1実施例におけるMU
X241〜248の入力までとMUX241〜248以
後とのタイミングを1対2N−1としも良い。また、上
記各実施例のように、和及び差の形式以外に、特開平5
−181896号公報に記載される信号の選択形式にお
いても、本発明を同等に実施し得る。
【0409】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、画像データ内の2N×2N個(Nは自然数)の
画素データのうちの1行又は1列の2N個の画素データ
から、離散コサイン変換規則で決められる固定係数Pk
(0≦k≦2N−1)のうちのkについて奇数番目の固
定係数に乗ぜられるべき2N個の画素データから成る第
1及び第2の組であって、該第1及び第2の組の画素デ
ータをそれぞれ同一又は異なる順番で選択し、選択され
た第1の組の画素データについても、選択された前記第
2の組の画素データについても、前記奇数番目の固定係
数を該奇数番目の固定係数対応に選択された前記第1及
び第2の組の画素データに乗じて前記積を出力し、出力
された積を対応する固定係数について加算し、加算され
た加算値に基づいて加算値対応に変換係数データPkの
うちの所定数の変換係数データを出力するように構成し
たので、2−2N−1−2NDCTをパイプライン形式
で高速に行うことができる。また、2N×2N個の変換
係数データについて、2−2N−1−2NDCTと同様
にして、2−2N−1−2NIDCTを構成したので、
2−2N−1−2NIDCTをパイプライン形式で高速
に行うことができる。
よれば、画像データ内の2N×2N個(Nは自然数)の
画素データのうちの1行又は1列の2N個の画素データ
から、離散コサイン変換規則で決められる固定係数Pk
(0≦k≦2N−1)のうちのkについて奇数番目の固
定係数に乗ぜられるべき2N個の画素データから成る第
1及び第2の組であって、該第1及び第2の組の画素デ
ータをそれぞれ同一又は異なる順番で選択し、選択され
た第1の組の画素データについても、選択された前記第
2の組の画素データについても、前記奇数番目の固定係
数を該奇数番目の固定係数対応に選択された前記第1及
び第2の組の画素データに乗じて前記積を出力し、出力
された積を対応する固定係数について加算し、加算され
た加算値に基づいて加算値対応に変換係数データPkの
うちの所定数の変換係数データを出力するように構成し
たので、2−2N−1−2NDCTをパイプライン形式
で高速に行うことができる。また、2N×2N個の変換
係数データについて、2−2N−1−2NDCTと同様
にして、2−2N−1−2NIDCTを構成したので、
2−2N−1−2NIDCTをパイプライン形式で高速
に行うことができる。
【0410】そして、2N−2NDCTで用いられる固
定係数乗算回路の一部を切り替えて2−2N−1−2N
DCTで必要な固定係数乗算回路として用い得るように
構成したので、2N−2NDCTでのパイプライン形式
の演算による演算の高速性を2−2N−1−2NDCT
でも享受し得ると同時に、この高速性を2N−2NDC
T及び2−2N−1−2NDCT全体の回路規模の小型
化の下で享受し得る。また、この効果は、2N−2NI
DCTと2−2N−1−2NIDCTとを行う場合につ
いても言えることである。
定係数乗算回路の一部を切り替えて2−2N−1−2N
DCTで必要な固定係数乗算回路として用い得るように
構成したので、2N−2NDCTでのパイプライン形式
の演算による演算の高速性を2−2N−1−2NDCT
でも享受し得ると同時に、この高速性を2N−2NDC
T及び2−2N−1−2NDCT全体の回路規模の小型
化の下で享受し得る。また、この効果は、2N−2NI
DCTと2−2N−1−2NIDCTとを行う場合につ
いても言えることである。
【図1】この発明の第1実施例である8−8DCT/2
−4−8DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロッ
ク図である。
−4−8DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロッ
ク図である。
【図2】同8−8DCT/2−4−8DCT装置の電気
的構成を部分的に示すブロック図である。
的構成を部分的に示すブロック図である。
【図3】同8−8/2−4−8DCT装置の8−8DC
Tについての動作タイミングチャートの一部である。
Tについての動作タイミングチャートの一部である。
【図4】同8−8/2−4−8DCT装置の8−8DC
Tについての動作タイミングチャートの残部である。
Tについての動作タイミングチャートの残部である。
【図5】同8−8/2−4−8DCT装置の2−4−8
DCTについての動作タイミングチャートの一部であ
る。
DCTについての動作タイミングチャートの一部であ
る。
【図6】同8−8/2−4−8DCT装置の2−4−8
DCTについての動作タイミングチャートの残部であ
る。
DCTについての動作タイミングチャートの残部であ
る。
【図7】この発明の第2実施例である8−8/2−4−
8IDCT装置の電気的構成を部分的に示すブロック図
である。
8IDCT装置の電気的構成を部分的に示すブロック図
である。
【図8】同8−8/2−4−8IDCT装置の電気的構
成を部分的に示すブロック図である。
成を部分的に示すブロック図である。
【図9】同8−8/2−4−8IDCT装置の8−8I
DCTについての動作タイミングチャートの一部であ
る。
DCTについての動作タイミングチャートの一部であ
る。
【図10】同8−8/2−4−8IDCT装置の8−8
IDCTについての動作タイミングチャートの残部であ
る。
IDCTについての動作タイミングチャートの残部であ
る。
【図11】同8−8/2−4−8IDCT装置の2−4
−8IDCTについての動作タイミングチャートの一部
である。
−8IDCTについての動作タイミングチャートの一部
である。
【図12】同8−8/2−4−8IDCT装置の2−4
−8DCTについての動作タイミングチャートの残部で
ある。
−8DCTについての動作タイミングチャートの残部で
ある。
【図13】この発明の第3実施例である16−16/2
−8−16DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロ
ック図である。
−8−16DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロ
ック図である。
【図14】同16−16/2−8−16DCT装置の電
気的構成を部分的に示すブロック図である。
気的構成を部分的に示すブロック図である。
【図15】この発明の第4実施例である16−16/2
−8−16IDCT装置の電気的構成を部分的に示すブ
ロック図である。
−8−16IDCT装置の電気的構成を部分的に示すブ
ロック図である。
【図16】同16−16/2−8−16IDCT装置の
電気的構成を部分的に示すブロック図である。
電気的構成を部分的に示すブロック図である。
12、112、212、312 MUX(選択手段
の一部) 141〜1416 レジスタ(選択手段の一部) 181〜188 加算回路(選択手段の一部) 201〜208 減算回路(選択手段の一部) 221〜2216 レジスタ(選択手段の一部) 241〜248、1241〜1248、2241〜22
416、3241〜32416
MUX(選択手段の一部) 261,262、1261,1262、2261,22
62、3261,3262
加減算回路(選択手段の一部) 281,282 MUX(選択手段の一部) 301〜3015 レジスタ(選択手段の残部) 321〜3215 固定係数乗算回路(乗算手段) 341〜347、1341〜1347、2341〜23
415、3341〜33415
レジスタ(加算手段の一部) 361〜365、2361〜2369 アンド回路
(加算手段の一部) 381〜384、1382,1384、2381〜23
86、3382,3384加算回路(加算手段の残部) 401〜406 レジスタ 42 減算回路 44 加算回路 46,48 レジスタ
の一部) 141〜1416 レジスタ(選択手段の一部) 181〜188 加算回路(選択手段の一部) 201〜208 減算回路(選択手段の一部) 221〜2216 レジスタ(選択手段の一部) 241〜248、1241〜1248、2241〜22
416、3241〜32416
MUX(選択手段の一部) 261,262、1261,1262、2261,22
62、3261,3262
加減算回路(選択手段の一部) 281,282 MUX(選択手段の一部) 301〜3015 レジスタ(選択手段の残部) 321〜3215 固定係数乗算回路(乗算手段) 341〜347、1341〜1347、2341〜23
415、3341〜33415
レジスタ(加算手段の一部) 361〜365、2361〜2369 アンド回路
(加算手段の一部) 381〜384、1382,1384、2381〜23
86、3382,3384加算回路(加算手段の残部) 401〜406 レジスタ 42 減算回路 44 加算回路 46,48 レジスタ
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平5−181896(JP,A)
特開 平6−243160(JP,A)
特開 平7−93294(JP,A)
特開 平8−44708(JP,A)
特開 平6−35952(JP,A)
特開 平7−200539(JP,A)
特開 平8−44704(JP,A)
特開 平10−283343(JP,A)
特開 平11−41601(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H03M 7/30
G06F 17/14
H04N 7/30
Claims (22)
- 【請求項1】 画像データを構成する2N×2N個(N
は自然数)の画素データのうちの任意の1行分又は1列
分の2N個の前記画素データfj(0≦j≦2N−1)
を離散コサイン変換規則で決められ、式(1)及び式
(2)で与えられる固定係数Pk毎に選択する選択処理
と、 前記選択処理で選択された前記画素データの各々と対応
する前記固定係数Pkとの積を得る乗算処理と、 該乗算処理で得られ離散コサイン変換規則で決められた
積同士を加減算する処理と、 該加減算処理により得られた加減算値を変換係数データ
Fjとして出力する処理とを前記2N×2N個の画素デ
ータの各行又は各列について行う画像信号の圧縮処理方
法であって、 前記選択処理は、 前記2N×2N個の画素データの1行分又は1列分の2
N個の画素データから構成され、2N個の画素データか
ら成る第1及び第2の組の画素データを前記固定係数P
kのうちの式(1)及び式(2)のkを奇数とする固定
係数毎に所定の順番で選択する処理であり、かつ、 前記乗算処理は、 前記式(1)及び式(2)のkを奇数とする固定係数対
応に選択された前記第1及び第2の組の画素データと前
記式(1)及び式(2)のkを奇数とする固定係数との
積を得る処理であることを特徴とする画像信号の圧縮処
理方法。 【数1】 【数2】 - 【請求項2】 前記選択処理で選択される前記第1の組
は、2N個の変換係数データfjのうちのjについて若
番から順番の2つずつの画素データの和を選択するもの
であり、 前記選択処理で選択される前記第2の組は、画素データ
fjのうちのjについて若番から順番の2つずつの画素
データの差を選択するものであることを特徴とする請求
項1記載の画像信号の圧縮処理方法。 - 【請求項3】 離散コサイン変換されて伝送されて来た
変換係数データを構成する2N×2N個(Nは自然数)
の変換係数データのうちの任意の1行分又は1列分の2
N個の変換係数データFj(0≦j≦2N−1)を離散
コサイン変換規則で決められ、式(3)及び式(4)で
与えられる固定係数Pk毎に選択する選択処理と、 該選択処理で選択された変換係数データの各々と対応す
る前記固定係数Pkとの積を得る乗算処理と、 該乗算処理から得られ離散コサイン変換規則で決められ
た所定の積同士を加減算する処理と、 該加減算処理し加減算値を画素データFjとして出力す
る処理とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又
は各列について行う画像信号の伸長処理方法であって、 前記選択処理は、 前記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分
の2N個の変換係数データから構成され、2N個の変換
係数データから成る第1及び第2の組の変換係数データ
を前記固定係数Pkのうちの式(3)及び式(4)のk
を奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理で
あり、 前記乗算処理は、 前記式(3)及び式(4)のkを奇数とする固定係数対
応に選択された前記第1及び第2の組の変換係数データ
と前記式(3)及び式(4)のkを奇数とする固定係数
との積を得る処理であることを特徴とする画像信号の伸
長処理方法。 【数3】 【数4】 - 【請求項4】 前記第1の組の変換係数データは、前記
2N個の変換係数データFjのうちのjについて前半で
あり2N−1個の変換係数データから成る第1の変換係
数データ組とjについて後半であり2N−1個の変換係
数データから成る第2の変換係数データ組とから1つず
つ選択された変換係数データの和であり、 前記第2の組の変換係数データは、前記第1の変換係数
データ組と前記第2の変換係数データ組とから1つずつ
選択された変換係数データの差であることを特徴とする
請求項3記載の画像信号の伸長処理方法。 - 【請求項5】 画像データを構成する2N×2N個(N
は自然数)の画素データのうちの任意の1行分又は1列
分の2N個の画素データfj(0≦j≦2N−1)を離
散コサイン変換規則で決められ、式(5)及び式(6)
で与えられる固定係数Pk毎に選択する選択処理と、 該選択処理で選択された画素データの各々と対応する前
記固定係数Pkとの積を得る乗算処理と、 該乗算処理で得られ離散コサイン変換規則で決められた
積同士を加減算する処理と、 該加減算処理した加減算値を変換係数データFjとして
出力する処理とを前記2N×2N個の画素データの各行
又は各列について行う画像信号の圧縮処理方法であっ
て、 前記選択処理は、 2N−2N離散コサイン変換においては、前記2N×2
N個の画素データの1行分又は1列分の2N個の画素デ
ータから2N個の画素データを2N−2N離散コサイン
変換規則で決められた前記固定係数Pk毎に所定の順番
で選択する一方、 2−2N−1−2N離散コサイン変換においては、前記
2N×2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個
の画素データから前記固定係数Pkのうちの式(5)及
び式(6)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべき
2N個の画素データから成る第1及び第2の組の画素デ
ータを所定の順番で選択する処理であり、 前記乗算処理は、 前記2N−2N離散コサイン変換においては、前記選択
処理で選択された2N個の画素データと前記固定係数P
kのうちの対応する固定係数との積を得る一方、 前記2−2N−1−2N離散コサイン変換においては、
前記式(5)及び式(6)のkを奇数とする固定係数対
応に選択された前記第1及び第2の組の画素データと前
記式(5)及び式(6)のkを奇数とする固定係数との
積を得る処理であり、かつ、 前記加減算処理は、 前記2N−2N離散コサイン変換においては、前記乗算
処理で得られ2N−2 N離散コサイン変換規則で決めら
れた積同士を加減算する一方、 前記2−2N−1−2N離散コサイン変換においては、
前記乗算処理で得られ2−2N−1−2N離散コサイン
変換規則で決められた積同士を加減算する処理であるこ
とを特徴とする画像信号の圧縮処理方法。 【数5】 【数6】 - 【請求項6】 前記2N−2N離散コサイン変換におい
て選択される画素データは、前記2N×2N個の画素デ
ータの1行分又は1列分の2N個の画素データから前記
固定係数Pkのうちの式(5)及び式(6)のkを奇数
とする固定係数に乗ぜられるべき2N個の画素データか
ら成る第1の組の画素データ及び前記固定係数Pkのう
ちの式(5)及び式(6)のkを偶数とする固定係数に
乗ぜられるべき2N個の画素データから成る第2の組の
画素データであることを特徴とする請求項5記載の画像
信号の圧縮処理方法。 - 【請求項7】 前記選択処理で選択される画素データ
は、所定の対となる画素データの和及び差であることを
特徴とする請求項5又は6記載の画像信号の圧縮処理方
法。 - 【請求項8】 前記所定の対となる画素データは、2−
2N−1−2N離散コサイン変換においては、2N個の
画素データfjのうちのjについて若番から順番の2つ
ずつの画素データであることを特徴とする請求項7記載
の画像信号の圧縮処理方法。 - 【請求項9】 前記所定の対となる画素データは、2N
−2N離散コサイン変換においては、2N個の画素デー
タfjのうちのjについて前半であり2N− 1個の画素
データから成る第1の画素データ組とjについて後半で
あり2N−1個の画素データから成る第2の画素データ
組とから1つずつ選択された画素データであることを特
徴とする請求項7記載の画像信号の圧縮処理方法。 - 【請求項10】 離散コサイン変換されて伝送されて来
た変換係数データを構成する2N×2N個(Nは自然
数)の変換係数データのうちの任意の1行分又は1列分
の2N個の変換係数データFj(0≦j≦2N−1)を
離散コサイン変換規則で決められ、式(7)及び式
(8)で与えられる固定係数Pk毎に選択する選択処理
と、 該選択処理で選択された変換係数データの各々と対応す
る前記固定係数Pkとの積を得る乗算処理と、 該乗算処理で得られ離散コサイン変換規則で決められた
所定の積同士を加減算する処理と、 該加減算処理した加減算値を画素データfjとして出力
する処理とを前記2N×2N個の変換係数データの各行
又は各列について行う画像信号の伸長処理方法であっ
て、 前記選択処理は、 2N−2N離散コサイン逆変換においては、前記2N×
2N個の変換係数データの1行分又は1列分の2N個の
変換係数データから2N個の変換係数データを2N−2
N離散コサイン逆変換規則で決められた前記固定係数P
k毎に所定の順番で選択する一方、 2−2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前
記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分の
2N個の変換係数データから構成され2N個の変換係数
データから成る第1及び第2の組の変換係数データを前
記固定係数Pkのうちの式(7)及び式(8)のkを奇
数とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理であ
り、 前記乗算処理は、 2N−2N離散コサイン逆変換においては、前記選択処
理で選択された2N個の画素データと前記固定係数Pk
のうちの対応する固定係数との積を得る一方、 2−2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前
記式(7)及び式(8)のkを奇数とする固定係数対応
に選択された前記第1及び第2の組の変換係数データと
前記式(7)及び式(8)のkを奇数とする固定係数と
の積を得る処理であり、かつ、 前記加減算処理は、 前記2N−2N離散コサイン逆変換においては、前記乗
算処理で得られ2N−2N離散コサイン変換規則で決め
られた積同士を加減算する一方、 前記2−2N−1−2N離散コサイン逆変換において
は、前記乗算処理で得られ2−2N−1−2N離散コサ
イン変換規則で決められた積同士を加減算する処理であ
ることを特徴とする画像信号の伸長処理方法。 【数7】 【数8】 - 【請求項11】 前記2N−2N離散コサイン逆変換に
おいて選択される変換係数データは、前記2N×2N個
の変換係数データの1行分又は1列分の2N個の変換係
数データから前記固定係数Pkのうちの式(7)及び式
(8)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべき2N
個の変換係数データから成る第1の組の変換係数データ
及び前記固定係数Pkのうちの式(7)及び式(8)の
kを偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2N個の変換
係数データから成る第2の組の変換係数データであるこ
とを特徴とする請求項10記載の画像信号の伸長処理方
法。 - 【請求項12】 画像データを構成する2N×2N個
(Nは自然数)の画素データのうちの任意の1行分又は
1列分の2N個の前記画素データfj(0≦j≦2N−
1)を離散コサイン変換規則で決められ、式(9)及び
式(10)で与えられる固定係数Pk毎に選択する選択
手段と、 前記選択手段で選択された前記画素データの各々と対応
する前記固定係数Pkとの積を得る乗算手段と、 該乗算手段で得られ離散コサイン変換規則で決められた
積同士を加減算する手段と、 該加減算処理した加減算値を変換係数データFjとして
出力する手段とを前記2N×2N個の画素データの各行
又は各列について行う画像信号の圧縮処理装置であっ
て、 前記選択手段は、 前記2N×2N個の画素データの1行分又は1列分の2
N個の画素データから構成され、2N個の画素データか
ら成る第1及び第2の組の画素データを前記固定係数P
kのうちの式(9)及び式(10)のkを奇数とする固
定係数毎に所定の順番で選択する手段であり、かつ、 前記乗算手段は、 前記式(9)及び式(10)のkを奇数とする固定係数
対応に選択された前記第1及び第2の組の画素データと
前記式(9)及び式(10)のkを奇数とする固定係数
との積を得る手段であることを特徴とする画像信号の圧
縮処理装置。 【数9】 【数10】 - 【請求項13】 前記選択手段は、2N個の変換係数デ
ータfjのうちのjについて若番から順番の2つずつの
画素データの和を前記第1の組として選択し、 画素データfjのうちのjについて若番から順番の2つ
ずつの画素データの差を前記第2の組として選択するこ
とを特徴とする請求項12記載の画像信号の圧縮処理装
置。 - 【請求項14】 離散コサイン変換されて伝送されて来
た変換係数データを構成する2N×2N個(Nは自然
数)の変換係数データのうちの任意の1行分又は1列分
の2N個の変換係数データFj(0≦j≦2N−1)を
離散コサイン変換規則で決められ、式(11)及び式
(12)で与えられる固定係数Pk毎に選択する選択手
段と、 該選択手段で選択された変換係数データの各々と対応す
る前記固定係数Pkとの積を得る乗算手段と、 該乗算手段から得られ離散コサイン変換規則で決められ
た所定の積同士を加減算する手段と、 該加減算処理し加減算値を画素データFjとして出力す
る手段とを前記2N×2N個の変換係数データの各行又
は各列について行う画像信号の伸長処理装置であって、 前記選択手段は、 前記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分
の2N個の変換係数データから構成され、2N個の変換
係数データから成る第1及び第2の組の変換係数データ
を前記固定係数Pkのうちの式(11)及び式(12)
のkを奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手
段であり、かつ、 前記乗算手段は、 前記式(11)及び式(12)のkを奇数とする固定係
数対応に選択された前記第1及び第2の組の変換係数デ
ータと前記式(11)及び式(12)のkを奇数とする
固定係数との積を得る手段であることを特徴とする画像
信号の伸長処理装置。 【数11】 【数12】 - 【請求項15】 前記選択手段は、前記2N個の変換係
数データFjのうちのjについて前半であり2N−1個
の変換係数データから成る第1の変換係数データ組とj
について後半であり2N−1個の変換係数データから成
る第2の変換係数データ組とから1つずつ選択された変
換係数データの和を前記第1の組の変換係数データとし
て選択し、 前記第1の変換係数データ組と前記第2の変換係数デー
タ組とから1つずつ選択された変換係数データの差を前
記第2の組の変換係数データとして選択することを特徴
とする請求項14記載の画像信号の伸長処理装置。 - 【請求項16】 画像データを構成する2N×2N個
(Nは自然数)の画素データのうちの任意の1行分又は
1列分の2N個の画素データfj(0≦j≦2 N−1)
を離散コサイン変換規則で決められ、式(13)及び式
(14)で与えられる固定係数Pk毎に選択する選択手
段と、 該選択手段で選択された画素データの各々と対応する前
記固定係数Pkとの積を得る乗算手段と、 該乗算手段で得られ離散コサイン変換規則で決められた
積同士を加減算する手段と、 該加減算処理した加減算値を変換係数データFjとして
出力する手段とを前記2N×2N個の画素データの各行
又は各列について行う画像信号の圧縮処理装置であっ
て、 前記選択手段は、 2N−2N離散コサイン変換においては、前記2N×2
N個の画素データの1行分又は1列分の2N個の画素デ
ータから2N個の画素データを2N−2N離散コサイン
変換規則で決められた前記固定係数Pk毎に所定の順番
で選択する一方、 2−2N−1−2N離散コサイン変換においては、前記
2N×2N個の画素データの1行分又は1列分の2N個
の画素データから前記固定係数Pkのうちの式(13)
及び式(14)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられる
べき2N個の画素データから成る第1及び第2の組の画
素データを所定の順番で選択する手段であり、 前記乗算手段は、 前記2N−2N離散コサイン変換においては、前記選択
手段で選択された2N個の画素データと前記固定係数P
kのうちの対応する固定係数との積を得る一方、 前記2−2N−1−2N離散コサイン変換においては、
前記式(13)及び式(14)のkを奇数とする固定係
数対応に選択された前記第1及び第2の組の画素データ
と前記式(13)及び式(14)のkを奇数とする固定
係数との積を得る手段であり、かつ、 前記加減算手段は、 前記2N−2N離散コサイン変換においては、前記乗算
手段で得られ2N−2 N離散コサイン変換規則で決めら
れた積同士を加減算する一方、 前記2−2N−1−2N離散コサイン変換においては、
前記乗算手段で得られ2−2N−1−2N離散コサイン
変換規則で決められた積同士を加減算する手段であるこ
とを特徴とする画像信号の圧縮処理装置。 【数13】 【数14】 - 【請求項17】 前記2N−2N離散コサイン変換にお
いて選択される画素データは、前記2N×2N個の画素
データの1行分又は1列分の2N個の画素データから前
記固定係数Pkのうちの式(13)及び式(14)のk
を奇数とする固定係数に乗ぜられるべき2N個の画素デ
ータから成る第1の組の画素データ及び前記固定係数P
kのうちの式(13)及び式(14)のkを偶数とする
固定係数に乗ぜられるべき2N個の画素データから成る
第2の組の画素データであることを特徴とする請求項1
6記載の画像信号の圧縮処理装置。 - 【請求項18】 前記選択手段は、所定の対となる画素
データの和及び差を前記画素データとして選択すること
を特徴とする請求項16又は17記載の画像信号の圧縮
処理装置。 - 【請求項19】 前記選択手段は、2−2N−1−2N
離散コサイン変換においては、2N個の画素データfj
のうちのjについて若番から順番の2つずつの画素デー
タを前記所定の対となる画素データとして選択すること
を特徴とする請求項18記載の画像信号の圧縮処理装
置。 - 【請求項20】 前記選択手段は、N−2N離散コサイ
ン変換においては、2N個の画素データfjのうちのj
について前半であり2N−1個の画素データから成る第
1の画素データ組とjについて後半であり2N−1個の
画素データから成る第2の画素データ組とから1つずつ
選択された画素データを前記所定の対となる画素データ
として選択することを特徴とする請求項18記載の画像
信号の圧縮処理装置。 - 【請求項21】 離散コサイン変換されて伝送されて来
た変換係数データを構成する2N×2N個(Nは自然
数)の変換係数データのうちの任意の1行分又は1列分
の2N個の変換係数データFj(0≦j≦2N−1)を
離散コサイン変換規則で決められ、式(15)及び式
(16)で与えられる固定係数Pk毎に選択する選択手
段と、 該選択手段で選択された変換係数データの各々と対応す
る前記固定係数Pkとの積を得る乗算手段と、 該乗算手段で得られ離散コサイン変換規則で決められた
所定の積同士を加減算する手段と、 該加減算処理した加減算値を画素データfjとして出力
する手段とを前記2N×2N個の変換係数データの各行
又は各列について行う画像信号の伸長処理装置であっ
て、 前記選択手段は、 2N−2N離散コサイン逆変換においては、前記2N×
2N個の変換係数データの1行分又は1列分の2N個の
変換係数データから2N個の変換係数データを2N−2
N離散コサイン逆変換規則で決められた前記固定係数P
k毎に所定の順番で選択する一方、 2−2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前
記2N×2N個の変換係数データの1行分又は1列分の
2N個の変換係数データから構成され2N個の変換係数
データから成る第1及び第2の組の変換係数データを前
記固定係数Pkのうちの式(15)及び式(16)のk
を奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手段で
あり、 前記乗算手段は、 2N−2N離散コサイン逆変換においては、前記選択手
段で選択された2N個の画素データと前記固定係数Pk
のうちの対応する固定係数との積を得る一方、 2−2N−1−2N離散コサイン逆変換においては、前
記式(15)及び式(16)のkを奇数とする固定係数
対応に選択された前記第1及び第2の組の変換係数デー
タと前記式(15)及び式(16)のkを奇数とする固
定係数との積を得る手段であり、かつ、 前記加減算手段は、 前記2N−2N離散コサイン逆変換においては、前記乗
算手段で得られ2N−2N離散コサイン変換規則で決め
られた積同士を加減算する一方、 前記2−2N−1−2N離散コサイン逆変換において
は、前記乗算手段で得られ2−2N−1−2N離散コサ
イン変換規則で決められた積同士を加減算する手段であ
ることを特徴とする画像信号の伸長処理装置。 【数15】 【数16】 - 【請求項22】 前記選択手段は、前記2N−2N離散
コサイン逆変換において、前記2N×2N個の変換係数
データの1行分又は1列分の2N個の変換係数データか
ら前記固定係数Pkのうちの式(15)及び式(16)
のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべき2N個の変
換係数データから成る第1の組の変換係数データ及び前
記固定係数Pkのうちの式(15)及び式(16)のk
を偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2N個の変換係
数データから成る第2の組の変換係数データを前記変換
係数データとして選択することを特徴とする請求項21
記載の画像信号の伸長処理装置。
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