JP2001144623A - 画像信号の圧縮方法及び装置並びに伸長方法及び装置 - Google Patents

画像信号の圧縮方法及び装置並びに伸長方法及び装置

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JP2001144623A JP32618899A JP32618899A JP2001144623A JP 2001144623 A JP2001144623 A JP 2001144623A JP 32618899 A JP32618899 A JP 32618899A JP 32618899 A JP32618899 A JP 32618899A JP 2001144623 A JP2001144623 A JP 2001144623A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小さな回路規模の下で2−2DCT及び
2−2N−1−2DCT等の高速化を達成する。 【解決手段】 MUX12、レジスタ14、加算回路
18、減算回路20、MUX24、加減算回路2
、MUX28、レジスタ30、固定係数乗算回
路32、レジスタ34、アンド回路36及び加算回
路38等で8−8DCTを行うと共に、MUX12、
MUX24、加減算回路26、MUX28、レジ
スタ30、固定係数乗算回路32及びレジスタ34
等の動作を8−8DCTと2−4−8DCTとで変更
乃至切り替えて8−8DCTを行う回路の一部で2−4
−8DCTを行うように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像信号の圧縮
方法及び装置並びに伸長方法及び装置にに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像をデジタル化して伝送す
る場合に、画像の情報量が膨大になるので、画像の情報
を圧縮して伝送するようにしている。その画像の情報を
圧縮する方式として、MPEG(Moving Picture Expert
s Group)やJPEG(Joint Photografic Experts Group) と
いう国際標準符号化方式が知られている。この国際標準
符号化方式の中では入力画像データを離散コサイン変換
(以下、DCT(Discrete Cosine Transformation)と
もいう)して画像データを圧縮する こと及び離散コサ
イン変換されて圧縮された画像データを逆離散コサイン
変換(以下、IDCT(Inverse Discrete Cosine Tran
sformation)ともいう)して元の画像データに復元する
ことが規定されている。
【0003】前記国際標準符号化方式の中で行うDCT
は、国際標準符号化方式を規定する国際標準規格(STD
・IEC 61834-2-ENGL 1,998)で定める8−8DCTに係
る式(17)に従って行われ、前記国際標準符号化方式
の中で行うIDCTは、国際標準符号化方式を規定する
国際標準規格(STD・IEC 61834-2-ENGL 1,998)で定め
る8−8IDCTに係る式(18)に従って行われる。
【0004】
【数17】
【0005】
【数18】
【0006】また、特開平5- 181896号公報に
は、式(19)及び式(20)に則って画像データ中の
横方向に8画素データ、縦方向に8画素データから成る
8×8画素ブロック毎に離散コサイン変換する8−8D
CT装置の例(以下、第1の技術という)が記載されて
いる。
【0007】
【数19】
【0008】
【数20】
【0009】第1の技術には、2つの8−8DCT装置
が記載されている。これらの8−8DCT装置は、式
(17)及び式(18)から誘導した行列式(19)及
び行列式(20)の演算をすることにより、8−8DC
T及び8−8IDCTを行うように工夫したものであ
る。
【0010】行列式(19)の演算を行うことにより8
−8DCTを行う前記公報記載の1つの8−8DCT装
置は、8つの入力データ(a0〜a7)から1つの入力
データを選択する8つ選択回路と、選択回路に接続さ
れ、選択回路から出力される選択信号に各々異なる係数
を乗算する7つの固定係数乗算器と、固定係数乗算器の
出力に接続され、固定係数乗算器から出力される出力信
号に各々異なる組み合わせで加、減算する5種類の加減
算器とを備え、5種類の加減算器のうちの3種類の加減
算器をコサイン変換時に用い、残りの2種類の加減算器
を逆コサイン変換時に用い、選択回路におけるデータの
選択方法及び加減算器における加算か減算かを4回切り
換えて8個のコサイン変換係数を算出するようにして構
成されている。但し、入力データ(a0〜a7)は、コ
サイン変換時は8つの入力画素データx0〜x7から得
られるa0=x0+x7、a1=x1+x6、a2=x
2+x5、a3=x3+x4、a4=x0−x7、a5
=x1−x6、a6=x2−x5、a7=x3−x4で
あり、逆コサイン変換時はa0=x0、a1=x6、a
2=x2、a3=x4、a4=−x7、a5=x1、a
6=−x5、a7=x3である。
【0011】また、他の1つの8−8DCT装置は、8
つの入力データ(a0〜a7)から1つの入力データを
選択する4つの選択回路と、選択回路に接続され、選択
回路から出力される選択信号に各々異なる係数を乗算す
る4つの固定係数乗算器と、固定係数乗算器の出力に接
続され、固定係数乗算器から出力される出力信号に各々
異なる組み合わせで加、減算する4種類の加減算器とを
備え、4種類の加減算器のうちの2種類の加減算器をコ
サイン変換時に用い、残りの2種類の加減算器を逆コサ
イン変換時に用い、選択回路におけるデータの選択方
法、加減算器における加算か減算かの選択及び固定係数
乗算器における2種類の係数の選択を8回切り換えて8
個のコサイン変換係数を算出するようにして構成されて
いる。このDCT装置の8つの入力データ(a0〜a
7)は、上述した1つのDCT装置と同じである。
【0012】このれらのいずれのDCT装置も、8×8
画素ブロックの横方向又は縦方向のいずれかの方向、例
えば、横方向の第1の行の8画素データから得られる入
力データについて、先ずDCTを行い、同様のDCTを
順次第2行、第3行、…、第8行の各8画素データから
得られる入力データについて行うことにより、64個の
DCT係数を求めることができる。DCTは、時間軸上
のデータ信号を周波数領域上の信号成分に変換するもの
である。したがって、DCT装置によって求められた6
4個のDCT係数は、周波数領域上での周波数成分を表
している。そして、この64個のDCT係数は、8×8
画素ブロックの左上に集中する低域周波数成分だけの符
号化に用いられ、これによって、8×8画素ブロックに
含む情報量を圧縮した画像データが得られる。そして、
この8×8画素ブロックについてのDCTを画像内の全
ての8×8画素ブロックについて行うことにより、伝送
しようとする画像を8×8画素ブロック毎の情報量を圧
縮した画像データとして伝送される。
【0013】また、特開平6- 243160号公報に
は、8−8DCTと2−4−8DCTとを兼用し得るD
CT装置の例(第2の技術という)が記載されている。
この第2の技術の装置は、因子切換制御回路と、因子切
換制御回路からの制御信号によりデータの並べ換えを行
う第1の並べ換え回路と、4次の第1の内積演算回路
と、因子切換制御回路からの制御信号によりデータの並
べ換えを行う第2の並べ換え回路と、因子切換制御回路
からの制御信号により2−4−8DCT用内積演算回路
と8−8DCT用内積演算回路が選択される8次/4次
内積回路と、因子切換回路からの制御信号により2−4
−8DCT用内積演算回路の機能と8−8DCT用内積
演算回路の機能が選択される4次内積回路と、因子切換
回路からの制御信号によりデータの並べ換えを行う第3
の並べ換え回路とを備えて構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1の技術のうちの1つの8−8DCT装置において、デ
ジタルビデオで必要とされる2−4−8DCTを単純に
行おうとしても、2−4−8DCTをすることはできな
いという不都合がある。この理由は、前記国際標準符号
化方式で規定されているDCT及びIDCTを2−4−
8DCTに適用した場合のDCT及びIDCTは、式
(21)及び式(22)で表される。
【0015】
【数21】
【0016】
【数22】
【0017】8−8DCTを表す式(17)及び式(1
8)と2−4−8DCTを表す式(21)及び式(2
2)とを比較すれば、明らかなように、8−8DCT装
置を構成する固定係数乗算器の固定係数(式(17)及
び式(18)並びに式(21)及び式(22)中の余弦
値で表される値)が8−8DCTと2−4−8DCTと
で異なること及びその固定係数と乗ぜられるデータとが
異なって来ることのため、2−4−8DCT装置を構成
するそれらと異なって来るからである。したがって、画
像データについての2−4−8DCTをしようとする場
合には、前記公報に記載される8−8DCT装置の構成
手法になる2−4−8DCT装置を別個に設けなければ
ならない。
【0018】また、第2の技術が、8−8DCTと2−
4−8DCTとを兼用し得るDCT装置を開示している
と言っても、そのDCT装置は、2次元4×8DCT装
置としての動作モードのときは、係数切換制御回路から
制御信号、例えば、論理「1」の信号が、第1の並べ換
え回路と、第2の並べ換え回路と、8次/4次内積回路
と、4次内積回路と、第3の並べ換え回路とに供給され
て2次元4×8DCTの機能を発揮する回路が選択さ
れ、2次元8×8DCT装置としての動作モードのとき
は、係数切換制御回路から制御信号、例えば、論理
「0」の信号が、第1の並べ換え回路と、第2の並べ換
え回路と、8次/4次内積回路と、4次内積回路と、第
3の並べ換え回路とに供給されて2次元8×8DCTの
機能を発揮する回路が選択される構成となっている。つ
まり、係数切換制御回路からの制御信号により決定され
る並べ換え順に入力データを並べ換える毎にその並べ換
えたデータについて各所定の内積演算を行うことによ
り、係数切換制御回路から出力された制御信号対応のD
CT係数を得るようにしている。
【0019】したがって、2次元4×8DCTにおいて
も、また2次元8×8DCTにおいても、データの並べ
換えの処理が必要不可欠となると共に、このデータの並
べ換えと係数切換制御回路214からの制御信号による
2次元4×8DCT又は2次元8×8DCTの機能を発
揮する回路の選択とは不可分の関係にある。この不可分
の関係において、2次元4×8DCT又は2次元8×8
DCTの機能を発揮する回路の選択が構成されている。
データの並べ換えをRAMで行うときは、データの並べ
換えの繰り返し処理となるので、データの並べ換えで時
間が掛かりDCT係数の発生に遅延が生じ、またデータ
の並べ換えをハードウェアで行う構成にするときは、回
路規模の増大、信号伝播の遅延が生ずるという問題があ
る。
【0020】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、2−2N−1−2離散コサイン変換において
も、また、2−2N−1−2離散コサイン逆変換にお
いても、それら変換において用いられる固定係数を奇数
番目の固定係数として変換の高速化を達成し、また、2
−2離散コサイン変換及び2−2離散コサイン
逆変換の基本構成の中に2−2N−1−2離散コサイ
ン変換及び2−2N− −2離散コサイン逆変換を構
成して回路規模を縮小しかつ変換を高速化し得る画像信
号の圧縮方法及び伸長方法並びに圧縮処理装置及び伸長
処理装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、画像データを構成する2
×2個(Nは自然数)の画素データのうちの任意の1
行分又は1列分の2個の前記画素データf(0≦j
≦2−1)を離散コサイン変換規則で決められ、式
(23)及び式(24)で与えられる固定係数P毎に
選択する選択処理と、前記選択処理で選択された前記画
素データの各々と対応する前記固定係数P との積を得
る乗算処理と、該乗算処理で得られ離散コサイン変換規
則で決められた積同士を加減算する処理と、該加減算処
理した加減算値を変換係数データF として出力する処
理とを前記2×2個の画素データの各行又は各列に
ついて行う画像信号の圧縮処理方法に係り、前記選択処
理は、前記2×2個の画素データの1行分又は1列
分の2個の画素データから構成され、2個の画素デ
ータから成る第1及び第2の組の画素データを前記固定
係数Pのうちの式(23)及び式(24)のkを奇数
とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理であり、
前記乗算処理は、前記式(23)及び式(24)のkを
奇数とする固定係数対応に選択された前記第1及び第2
の組の画素データと前記式(23)及び式(24)のk
を奇数とする固定係数との積を得る処理であることを特
徴としている。請求項1記載の発明は、第1実施例及び
第3実施例から把握される発明である。
【0022】
【数23】
【0023】
【数24】 請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像信号の圧縮
処理方法に係り、前記選択処理で選択される前記第1の
組は、2個の変換係数データfのうちのjについて
若番から順番の2つずつの画素データの和を選択するも
のであり、また、前記選択処理で選択される前記第2の
組は、画素データfのうちのjについて若番から順番
の2つずつの画素データの差を選択するものであること
を特徴としている。
【0024】請求項3記載の発明は、離散コサイン変換
されて伝送されて来た変換係数データを構成する2×
個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意の
1行分又は1列分の2個の変換係数データF(0≦
j≦2−1)を離散コサイン変換規則で決められ、式
(25)及び式(26)で与えられる固定係数P毎に
選択する選択処理と、該選択処理で選択された変換係数
データの各々と対応する前記固定係数Pとの積を得る
乗算処理と、該乗算処理から得られ離散コサイン変換規
則で決められた所定の積同士を加減算する処理と、該加
減算処理し加減算値を画素データFとして出力する処
理とを前記2×2個の変換係数データの各行又は各
列について行う画像信号の伸長処理方法に係り、前記選
択処理は、前記2×2個の変換係数データの1行分
又は1列分の2個の変換係数データから構成され、2
個の変換係数データから成る第1及び第2の組の変換
係数データを前記固定係数Pのうちの式(25)及び
式(26)のkを奇数とする固定係数毎に所定の順番で
選択する処理であり、前記乗算処理は、前記式(25)
及び式(26)のkを奇数とする固定係数対応に選択さ
れた前記第1及び第2の組の変換係数データと前記式
(25)及び式(26)のkを奇数とする固定係数との
積を得る処理であることを特徴としている。請求項3記
載の発明は、第2実施例及び第4実施例から把握される
発明である。
【0025】
【数25】
【0026】
【数26】
【0027】請求項4記載の発明は、請求項3記載の画
像信号の伸長処理方法に係り、前記第1の組の変換係数
データは、前記2個の変換係数データFのうちのj
について前半であり2N−1個の変換係数データから成
る第1の変換係数データ組とjについて後半であり2
N−1個の変換係数データから成る第2の変換係数デー
タ組とから1つずつ選択された変換係数データの和であ
り、前記第2の組の変換係数データは、前記第1の変換
係数データ組と前記第2の変換係数データ組とから1つ
ずつ選択された変換係数データの差であることを特徴と
している。
【0028】請求項5記載の発明は、画像データを構成
する2×2個(Nは自然数)の画素データのうちの
任意の1行分又は1列分の2個の画素データf(0
≦j≦2−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(27)及び式(28)で与えられる固定係数P
に選択する選択処理と、該選択処理で選択された画素デ
ータの各々と対応する前記固定係数Pとの積を得る乗
算処理と、該乗算処理で得られ離散コサイン変換規則で
決められた積同士を加減算する処理と、該加減算処理し
た加減算値を変換係数データFとして出力する処理と
を前記2×2 個の画素データの各行又は各列につい
て行う画像信号の圧縮処理方法に係り、前記選択処理
は、2−2離散コサイン変換においては、前記2
×2個の画素データの1行分又は1列分の2個の画
素データから2個の画素データを2−2離散コサ
イン変換規則で決められた前記固定係数P毎に所定の
順番で選択する一方、2−2N−1−2離散コサイン
変換においては、前記2×2個の画素データの1行
分又は1列分の2個の画素データから前記固定係数P
のうちの式(27)及び式(28)のkを奇数とする
固定係数に乗ぜられるべき2個の画素データから成る
第1及び第2の組の画素データを所定の順番で選択する
処理であり、前記乗算処理は、前記2−2離散コサ
イン変換においては、前記選択処理で選択された2
の画素データと前記固定係数Pのうちの対応する固定
係数との積を得る一方、前記2−2N−1−2離散コ
サイン変換においては、前記式(27)及び式(28)
のkを奇数とする固定係数対応に選択された前記第1及
び第2の組の画素データと前記式(27)及び式(2
8)のkを奇数とする固定係数との積を得る処理であ
り、かつ、前記加減算処理は、前記2−2離散コサ
イン変換においては、前記乗算処理で得られ2−2
離散コサイン変換規則で決められた積同士を加減算する
一方、前記2−2N−1−2離散コサイン変換におい
ては、前記乗算処理で得られ2−2N−1−2離散コ
サイン変換規則で決められた積同士を加減算する処理で
あることを特徴としている。
【0029】
【数27】
【0030】
【数28】
【0031】請求項6記載の発明は、請求項5記載の画
像信号の圧縮処理方法に係り、前記2−2離散コサ
イン変換において選択される画素データは、前記2×
個の画素データの1行分又は1列分の2個の画素
データから前記固定係数Pのうちの式(27)及び式
(28)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべき2
個の画素データから成る第1の組の画素データ及び前
記固定係数Pのうちの式(27)及び式(28)のk
を偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2個の画素デ
ータから成る第2の組の画素データであることを特徴と
している。
【0032】請求項7記載の発明は、請求項5又は6記
載の画像信号の圧縮処理方法に係り、前記選択処理で選
択される画素データは、所定の対となる画素データの和
及び差であることを特徴としている。
【0033】請求項8記載の発明は、請求項7記載の画
像信号の圧縮処理方法に係り、前記所定の対となる画素
データは、2−2N−1−2離散コサイン変換におい
ては、2個の画素データfのうちのjについて若番
から順番の2つずつの画素データであることを特徴とし
ている。
【0034】請求項9記載の発明は、請求項7記載の画
像信号の圧縮処理方法に係り、前記所定の対となる画素
データは、2−2離散コサイン変換においては、2
個の画素データfのうちのjについて前半であり2
N−1個の画素データから成る第1の画素データ組とj
について後半であり2N−1個の画素データから成る第
2の画素データ組とから1つずつ選択された画素データ
であることを特徴としている。
【0035】請求項10記載の発明は、離散コサイン変
換されて伝送されて来た変換係数データを構成する2
×2個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意
の1行分又は1列分の2個の変換係数データF(0
≦j≦2−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(29)及び式(30)で与えられる固定係数P
に選択する選択処理と、該選択処理で選択された変換係
数データの各々と対応する前記固定係数Pとの積を得
る乗算処理と、該乗算処理で得られ離散コサイン変換規
則で決められた所定の積同士を加減算する処理と、該加
減算処理した加減算値を画素データfとして出力する
処理とを前記2×2個の変換係数データの各行又は
各列について行う画像信号の伸長処理方法に係り、前記
選択処理は、2−2離散コサイン逆変換において
は、前記2×2個の変換係数データの1行分又は1
列分の2個の変換係数データから2個の変換係数デ
ータを2−2離散コサイン逆変換規則で決められた
前記固定係数P毎に所定の順番で選択する一方、2−
N−1−2離散コサイン逆変換においては、前記2
×2個の変換係数データの1行分又は1列分の2
個の変換係数データから構成され、2個の変換係数デ
ータから成る第1及び第2の組の変換係数データを前記
固定係数Pのうちの式(29)及び式(30)のkを
奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理であ
り、前記乗算処理は、2−2離散コサイン逆変換に
おいては、前記選択処理で選択された2個の画素デー
タと前記固定係数Pのうちの対応する固定係数との積
を得る一方、2−2N−1−2離散コサイン逆変換に
おいては、前記式(29)及び式(30)のkを奇数と
する固定係数対応に選択された前記第1及び第2の組の
変換係数データと前記式(29)及び式(30)のkを
奇数とする固定係数との積を得る処理であり、かつ、前
記加減算処理は、前記2−2離散コサイン逆変換に
おいては、前記乗算処理で得られ2−2離散コサイ
ン変換規則で決められた積同士を加減算する一方、前記
2−2N−1−2離散コサイン逆変換においては、前
記乗算処理で得られ2−2N−1−2離散コサイン変
換規則で決められた積同士を加減算する処理であること
を特徴としている。
【0036】
【数29】
【0037】
【数30】
【0038】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の画像信号の伸長処理方法に係り、前記2−2離散
コサイン逆変換において選択される変換係数データは、
前記2×2個の変換係数データの1行分又は1列分
の2個の変換係数データから前記固定係数Pのうち
の式(29)及び式(30)のkを奇数とする固定係数
に乗ぜられるべき2個の変換係数データから成る第1
の組の変換係数データ及び前記固定係数Pのうちの式
(29)及び式(30)のkを偶数とする固定係数に乗
ぜられるべき2個の変換係数データから成る第2の組
の変換係数データであることを特徴としている。
【0039】請求項12記載の発明は、画像データを構
成する2×2個(Nは自然数)の画素データのうち
の任意の1行分又は1列分の2個の前記画素データf
(0≦j≦2−1)を離散コサイン変換規則で決め
られ、式(31)及び式(32)で与えられる固定係数
毎に選択する選択手段と、前記選択手段で選択され
た前記画素データの各々と対応する前記固定係数P
の積を得る乗算手段と、該乗算手段で得られ離散コサイ
ン変換規則で決められた積同士を加減算する手段と、該
加減算処理した加減算値を変換係数データFとして出
力する手段とを前記2×2個の画素データの各行又
は各列について行う画像信号の圧縮処理装置に係り、前
記選択手段は、前記2×2個の画素データの1行分
又は1列分の2個の画素データから構成され、2
の画素データから成る第1及び第2の組の画素データを
前記固定係数Pのうちの式(31)及び式(32)の
kを奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手段
であり、かつ、前記乗算手段は、前記式(31)及び式
(32)のkを奇数とする固定係数対応に選択された前
記第1及び第2の組の画素データと前記式(31)及び
式(32)のkを奇数とする固定係数との積を得る手段
であることを特徴としている。
【0040】
【数31】
【0041】
【数32】
【0042】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手段は、2
個の変換係数データfのうちのjについて若番から
順番に2つずつの画素データの和を前記第1の組として
選択し、画素データfのうちのjについて若番から順
番に2つずつの画素データの差を前記第2の組として選
択することを特徴としている。
【0043】請求項14記載の発明は、離散コサイン変
換されて伝送されて来た変換係数データを構成する2
×2個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意
の1行分又は1列分の2個の変換係数データF(0
≦j≦2−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(33)及び式(34)で与えられる固定係数P
に選択する選択手段と、該選択手段で選択された変換係
数データの各々と対応する前記固定係数Pとの積を得
る乗算手段と、該乗算手段から得られ離散コサイン変換
規則で決められた所定の積同士を加減算する手段と、該
加減算処理し加減算値を画素データFとして出力する
手段とを前記2×2個の変換係数データの各行又は
各列について行う画像信号の伸長処理装置に係り、前記
選択手段は、前記2×2個の変換係数データの1行
分又は1列分の2個の変換係数データから構成され、
個の変換係数データから成る第1及び第2の組の変
換係数データを前記固定係数Pのうちの式(33)及
び式(34)のkを奇数とする固定係数毎に所定の順番
で選択する手段であり、かつ、前記乗算手段は、前記式
(33)及び式(34)のkを奇数とする固定係数対応
に選択された前記第1及び第2の組の変換係数データと
前記式(33)及び式(34)のkを奇数とする固定係
数との積を得る手段であることを特徴としている。
【0044】
【数33】
【0045】
【数34】
【0046】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の画像信号の伸長処理装置に係り、前記選択手段は、前
記2個の変換係数データFのうちのjについて前半
であり2N−1個の変換係数データから成る第1の変換
係数データ組とjについて後半であり2N−1個の変換
係数データから成る第2の変換係数データ組とから1つ
ずつ選択された変換係数データの和を前記第1の組の変
換係数データとして選択し、前記第1の変換係数データ
組と前記第2の変換係数データ組とから1つずつ選択さ
れた変換係数データの差を前記第2の組の変換係数デー
タとして選択することを特徴としている。
【0047】請求項16記載の発明は、画像データを構
成する2×2個(Nは自然数)の画素データのうち
の任意の1行分又は1列分の2個の画素データf
(0≦j≦2−1)を離散コサイン変換規則で決め
られ、式(35)及び式(36)で与えられる固定係数
毎に選択する選択手段と、該選択手段で選択された
画素データの各々と対応する前記固定係数Pとの積を
得る乗算手段と、該乗算手段で得られ離散コサイン変換
規則で決められた積同士を加減算する手段と、該加減算
処理した加減算値を変換係数データFとして出力する
手段とを前記2×2個の画素データの各行又は各列
について行う画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択
手段は、2−2離散コサイン変換においては、前記
×2個の画素データの1行分又は1列分の2
の画素データから2個の画素データを2−2離散
コサイン変換規則で決められた前記固定係数P毎に所
定の順番で選択する一方、2−2N−1−2離散コサ
イン変換においては、前記2×2個の画素データの
1行分又は1列分の2個の画素データから前記固定係
数Pのうちの式(35)及び式(36)のkを奇数と
する固定係数に乗ぜられるべき2個の画素データから
成る第1及び第2の組の画素データを所定の順番で選択
する手段であり、前記乗算手段は、前記2−2離散
コサイン変換においては、前記選択手段で選択された2
個の画素データと前記固定係数Pのうちの対応する
固定係数との積を得る一方、前記2−2N−1−2
散コサイン変換においては、前記式(35)及び式(3
6)のkを奇数とする固定係数対応に選択された前記第
1及び第2の組の画素データと前記式(35)及び式
(36)のkを奇数とする固定係数との積を得る手段で
あり、かつ、前記加減算手段は、前記2−2離散コ
サイン変換においては、前記乗算手段で得られ2−2
離散コサイン変換規則で決められた積同士を加減算す
る一方、前記2−2N− −2離散コサイン変換にお
いては、前記乗算手段で得られ2−2N−1−2 離散
コサイン変換規則で決められた積同士を加減算する手段
であることを特徴としている。
【0048】
【数35】
【0049】
【数36】
【0050】請求項17記載の発明は、請求項16記載
の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記2−2離散
コサイン変換において選択される画素データは、前記2
×2個の画素データの1行分又は1列分の2個の
画素データから前記固定係数Pのうちの式(35)及
び式(36)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべ
き2個の画素データから成る第1の組の画素データ及
び前記固定係数Pのうちの式(35)及び式(36)
のkを偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2 個の画
素データから成る第2の組の画素データであることを特
徴としている。
【0051】請求項18記載の発明は、請求項16又は
17記載の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手
段は、所定の対となる画素データの和及び差を前記画素
データとして選択することを特徴としている。
【0052】請求項19記載の発明は、請求項18記載
の画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手段は、2
−2N−1−2離散コサイン変換においては、2
の画素データfのうちのjについて若番から順番の2
つずつの画素データを前記所定の対となる画素データと
して選択することを特徴としている。
【0053】請求項20記載の発明は、請求項7記載の
画像信号の圧縮処理装置に係り、前記選択手段は、
離散コサイン変換においては、2個の画素データ
のうちのjについて前半であり2N−1個の画素デ
ータから成る第1の画素データ組とjについて後半であ
り2N−1個の画素データから成る第2の画素データ組
とから1つずつ選択された画素データを前記所定の対と
なる画素データとして選択することを特徴としている。
【0054】請求項21記載の発明は、離散コサイン変
換されて伝送されて来た変換係数データを構成する2
×2個(Nは自然数)の変換係数データのうちの任意
の1行分又は1列分の2個の変換係数データF(0
≦j≦2−1)を離散コサイン変換規則で決められ、
式(37)及び式(38)で与えられる固定係数P
に選択する選択手段と、該選択手段で選択された変換係
数データの各々と対応する前記固定係数Pとの積を得
る乗算手段と、該乗算手段で得られ離散コサイン変換規
則で決められた所定の積同士を加減算する手段と、該加
減算処理した加減算値を画素データfとして出力する
手段とを前記2×2個の変換係数データの各行又は
各列について行う画像信号の伸長処理装置に係り、前記
選択手段は、2−2離散コサイン逆変換において
は、前記2×2個の変換係数データの1行分又は1
列分の2個の変換係数データから2個の変換係数デ
ータを2−2離散コサイン逆変換規則で決められた
前記固定係数P毎に所定の順番で選択する一方、2−
N−1−2離散コサイン逆変換においては、前記2
×2個の変換係数データの1行分又は1列分の2
個の変換係数データから構成され2個の変換係数デー
タから成る第1及び第2の組の変換係数データを前記固
定係数Pのうちの式(37)及び式(38)のkを奇
数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手段であ
り、前記乗算手段は、2−2離散コサイン逆変換に
おいては、前記選択手段で選択された2個の画素デー
タと前記固定係数Pのうちの対応する固定係数との積
を得る一方、2−2N−1−2離散コサイン逆変換に
おいては、前記式(37)及び式(38)のkを奇数と
する固定係数対応に選択された前記第1及び第2の組の
変換係数データと前記式(37)及び式(38)のkを
奇数とする固定係数との積を得る手段であり、かつ、前
記加減算手段は、前記2−2離散コサイン逆変換に
おいては、前記乗算手段で得られ2−2離散コサイ
ン変換規則で決められた積同士を加減算する一方、前記
2−2N−1−2離散コサイン逆変換においては、前
記乗算手段で得られ2−2N−1−2離散コサイン変
換規則で決められた積同士を加減算する手段であること
を特徴としている。
【0055】
【数37】
【0056】
【数38】
【0057】請求項22記載の発明は、請求項21記載
の画像信号の伸長処理装置に係り、前記選択手段は、前
記2−2離散コサイン逆変換において、前記2×
個の変換係数データの1行分又は1列分の2個の
変換係数データから前記固定係数Pのうちの式(3
7)及び式(38)のkを奇数とする固定係数に乗ぜら
れるべき2個の変換係数データから成る第1の組の変
換係数データ及び前記固定係数Pのうちの式(37)
及び式(38)のkを偶数とする固定係数に乗ぜられる
べき2個の変換係数データから成る第2の組の変換係
数データを前記変換係数データとして選択することを特
徴としている。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である8−8DCT/2
−4−8DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロッ
ク図、図2は、同8−8DCT/2−4−8DCT装置
の電気的構成を部分的に示すブロック図、図3は、同8
−8/2−4−8DCT装置の8−8DCTについての
動作タイミングチャートの一部、図4は、同8−8/2
−4−8DCT装置の8−8DCTについての動作タイ
ミングチャートの残部、図5は、同8−8/2−4−8
DCT装置の2−4−8DCTについての動作タイミン
グチャートの一部、また、図6は、同8−8/2−4−
8DCT装置の2−4−8DCTについての動作タイミ
ングチャートの残部である。なお、図1のI−I線と図2
のI−I線とを合わせることにより、同8−8/2−4−
8DCT装置の全体を構成することができる。
【0059】この実施例の8−8DCT/2−4−8D
CT装置は、8−8DCT回路の一部を2−4−8DC
Tに用いてパイプライン形式の演算で得られる演算の高
速性を継受しつつ小規模の回路で8−8DCTと2−4
−8DCTとを行うことができるようにした装置であ
る。この8−8DCT/2−4−8DCT装置の構成を
説明するのに先だって、8×8画素データの1行分又は
1列分について8−8DCTを行う演算式について説明
する。[従来の技術」の項で述べた、二次元で示される
式(17)を一次元の式(39)で表わし、式(39)
のh及びxについて展開すると、式(39)は、式(4
0)で表される。但し、式(40)中のP〜Pは、
次の通りである。 P =COS(7π/16)=−COS(9π/16)=0.382683432 … P =COS(6π/16)=−COS(10π/16)=0.382683432… P =COS(5π/16)=−COS(11π/16)=0.55557023 … P =COS(4π/16)=−COS(12π/16)=0.707106781… P =COS(3π/16)=−COS(13π/16)=0.831469612… P =COS(2π/16)=−COS(14π/16)=0.923879532… P =COS(π/16) =−COS(15π/16)=0.980785280 …
【0060】
【数39】
【0061】
【数40】
【0062】そして、式(40)中のF(0)=F
F(1)=F、F(2)=F、F(3)=F、F
(4)=F、F(5)=F、F(6)=F、F
(7)=Fと置き、かつ、f(0,y)=f、f
(1,y)=f、f(2,y)=f、f(3,y)
=f、f(4,y)=f、f(5,y)=f、f
(6,y)=f、f(7,y)=fと置いて変形す
ると、式(40)は、式(41)で表される。その式
(41)の右辺を変形して式(42)を得る。
【0063】
【数41】
【0064】
【数42】
【0065】式(42)中のf+f、f+f
+f、f+f、f−f 、f−f、f
−f及びf−fを式(43)のように置いてそ
の右辺を変形すると、式(44)が得られる。この式
(44)を整理して式(45)を得る。この実施例の8
−8DCT/2−4−8DCT装置の8−8DCTは、
式(45)に基づいて行うようにしたものである。
【0066】
【数43】
【0067】
【数44】
【0068】
【数45】
【0069】次に、8×8画素データの1行分又は1列
分について2−4−8DCTを行う演算式について説明
する。「従来の技術」の項で述べた、二次元で示される
式(21)を一次元の式(46)で表わし、式(46)
のh及びxについて展開して得られるF(0)、F
(1)、F(2)、F(3)、F(4)、F(5)、F
(6)及びF(7)と、f(0,z)、f(1,z)、
f(2,z)、f(3,z)、f(4,z)、f(5,
z)、f(6,z)及びf(7,z)とについて、式
(40)と同様に、F(0)=F、F(1)=F
F(2)=F、F(3)=F、F(4)=F、F
(5)=F、F(6)=F、F(7)=Fと置
き、かつ、f(0,z)=f、f(1,z)=f
f(2,z)=f、f(3,z)=f、f(4,
z)=f、f(5,z)=f、f(6,z)=
、f(7,z)=fと置くと、式(47)が得ら
れる。なお、式(47)中のP〜Pは、式(40)
と同じ値である。
【0070】
【数46】
【0071】
【数47】
【0072】上記式(47)の右辺を変形して式(4
8)を得、この式(48)を整理して式(49)を得
る。
【0073】
【数48】
【0074】
【数49】
【0075】式(49)中のf+f、f+f
+f、f+f、f−f 、f−f、f
−f、f−fを式(50)のようにと置くと、
式(51)が得られる。この実施例の8−8DCT/2
−4−8DCT装置の2−4−8DCTは、式(51)
に基づいて行うようにしたものである。
【0076】
【数50】
【0077】
【数51】
【0078】上述の8−8DCT/2−4−8DCT装
置10は、マルチプレクサ12と、第1のデータレジス
タ群13の8つのデータレジスタ14〜14と、第
1の加算回路群17の4つの加算回路18〜18
と、減算回路群19の4つの減算回路20〜20
と、第2のデータレジスタ群21の8つのデータレジス
タ22〜22と、第1のマルチプレクサ群23の8
つのマルチプレクサ24〜24と 、第1の加減算
回路群25の2つの加減算回路26、26と、第2
のマルチプレクサ群27の2つのマルチプレクサ2
、28と、第3のデータレジスタ群29の7つの
データレジスタ30〜30と、P係数乗算回路3
と 、P係数乗算回路32と、P係数乗算回
路32と、P/P係数乗算回路32と、P
係数乗算回路32と、P係数乗算回路32
と、P/P係数乗算回路32と、第4のデータ
レジスタ群85の7つのデータレジスタ34〜34
と、5つのアンド回路36〜36と、第2の加算回
路群37の4つの加算回路38〜38と、第5のデ
ータレジスタ群39の5つのデータレジスタ40〜4
とから構成されている。以下、データレジスタをレ
ジスタ(以下、図面では、REGで示す)と、マルチプ
レクサをMUXという。
【0079】MUX12は、8×8画素データの各行の
8画素データについての一次DCTのための8画素デー
タ又は一次DCTで得られた8×8データの各列の8つ
のデータを次のように選択的に出力するものである。以
下、MUX12から出力される8つのデータの各々をf
〜fで参照する。MUX12は、8−8DCTにお
いては第1のレジスタ群13のレジスタ14にデータ
を、レジスタ14 にfを、レジスタ14にf
を、レジスタ14にfを、レジスタ14 にf
を、レジスタ14にfを、レジスタ14にf
を、レジスタ14 にfを記憶させ、2−4−8D
CTにおいてはデータf〜fをこれらデータf
対応にレジスタ14〜14に記憶させる。
【0080】第1の加算回路群17のうちの加算回路1
〜18は、8−8DCTにおいても、また、2−
4−8DCTにおいても、いずれの加算回路も、2つの
レジスタから出力されるデータを加算する。すなわち、
加算回路18は、レジスタ14に記憶されているデ
ータとレジスタ14に記憶されているデータとを加算
する。加算回路18は、レジスタ14に記憶されて
いるデータとレ ジスタ14に記憶されているデータ
とを加算する。加算回路18は、レジスタ14に記
憶されているデータとレジスタ14に記憶されている
データとを加算する。加算回路18は、レジスタ14
に記憶されているデータとレジス タ14に記憶さ
れているデータとを加算する。
【0081】減算回路群21のうちの減算回路20
は、8−8DCTにおいても、また、2−4−8DC
Tにおいても、いずれの減算回路も、2つのレジスタか
ら出力されるデータを減算する。すなわち、減算回路2
は、レジスタ14から記憶されているデータから
レジスタ14に記憶されているデータを減算する。減
算回路20は、レジスタ14に供給及びされている
データからレジスタ14に記憶されているデータを減
算する。減算回路20は、レジスタ14に記憶され
ているデータからレジスタ14に記憶されているデー
タを減算する。減算回路20は、レジスタ14に記
憶されているデータからレジスタ14に記憶されてい
るデータを減算する。
【0082】第2のレジスタ群33のうちのレジスタ2
は、加算回路18から出力されるデータを一時記
憶する。レジスタ22は、加算回路18から出力さ
れるデータを一時記憶する。レジスタ22は、加算回
路18から出力されるデータを一時記憶する。レジス
タ22は、加算回路18から出力されるデータを
一時記憶する。レジスタ22は、減算回路20から
出力されるデータを一時記憶する。レジスタ22は、
減算回路20から出力されるデータを一時記憶する。
レジスタ22は、減算回路20から出力されるデー
タを一時記憶する。レジスタ22は、減算回路20
から出力されるデータを一時記憶する。MUX12から
レジスタ22〜22までの動作は、4つの動作サイ
クル毎に同一の動作が繰り返され、この各動作サイクル
は、MUX24〜24以降の4つの動作サイクルに
対応する。
【0083】第1のMUX群23のMUX24、24
、24及び24におけるデータの選択動作は、8
−8DCTにおいても、また、2−4−8DCTにおい
ても、同じである。すなわち、MUX24は、レジス
タ22、22、22及びタ22の出力に接続さ
れ、レジスタ22、22、22及び22の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータを順次出力す
る。MUX24は、レジスタ22、22、22
及びタ22の出力に接続され、レジスタ22 、22
、22及び22の順でこれらのレジスタを選択し
て4つのデータを順次出力する。MUX24は、レ
ジスタ22、22、22及びタ22の出力に接
続され、レジスタ22、34、22及び22
順でこれらのレジスタを選択して4つのデータを順次出
力する。MUX24は、レジスタ22、22、2
及びタ22の出力に接続され、レジスタ22
22、22及び22の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータを順次出力する。
【0084】第1のMUX群35のMUX24、24
、24及び24におけるデータの選択動作は、8
−8DCTの場合と2−4−8DCTの場合とでは次の
ように異なる。8×8DCTの場合におけるMUX24
、24、24及び24でのデータの選択動作
は、次の通りである。
【0085】MUX24は、レジスタ22、2
、22及び22の出力に接続され、レジスタ2
、22、22及び22の順でこれらのレジス
タを選択して4つのデータを順次出力する。MUX24
は、レジスタ22、22、22及び22の出
力に接続され、レジスタ22、22、22及び2
の順でこれらのレジスタを選択して4つのデータを
順次出力する。MUX24 は、レジスタ22、34
、22及び22の出力に接続され、レジスタ22
、22、22及び22の順でこれらのレジスタ
を選択して4つのデータを順次出力する。MUX24
は、レジスタ22、22、22及び22
出力に接続され、レジスタ22、22、22及び
22の順でこれらのレジスタを選択して4つのデータ
を順次出力する。
【0086】2−4−8DCTの場合におけるMUX2
、24、24及び24でのデータの選択動作
は、次の通りである。MUX24は、レジスタ2
、22、22及び22の出力に接続され、レ
ジスタ22、22、22及び22の順でこれら
のレジスタを選択して4つのデータを順次出力する。M
UX24は、レジスタ22、22、22及び2
の出力に接続され、レジスタ22、22、22
及び22 の順でこれらのレジスタを選択して4つの
データを順次出力する。MUX24 は、レジスタ22
、34、22及び22の出力に接続され、レジ
スタ22、22、22及び22の順でこれらの
レジスタを選択して4つのデータを順次出力する。MU
X24は、レジスタ22、22、22及び22
の出力に接続され、レジスタ22、22、22
及び22の順でこれらのレジスタを選択して4つのデ
ータを順次出力する。
【0087】第1の加減算回路群25のうちの加減算回
路26は、8−8DCTにおいても、また、2−4−
8DCTにおいても、MUX24から順次出力される
4つのデータとMUX24から順次出力される4つの
データとをその出力順の第1番目及び第2番目のデータ
に対しては加算を行い、出力順の第3番目及び第4番目
のデータに対しては減算を行う。加減算回路26での
減算は、MUX24から出力されるデータからMUX
24から出力されるデータを差し引いて行う。加減算
回路26は、2−4−8DCTにおいて、MUX24
から順次出力される4つのデータとMUX24から
順次出力される4つのデータとをその出力順の第1番目
及び第2番目のデータに対しては加算を行い、出力順の
第3番目及び第4番目のデータに対しては減算を行う。
加減算回路26での減算は、MUX24から出力さ
れるデータからMUX24から出力されるデータを差
し引いて行う。
【0088】そして、第3のMUX群27のうちのMU
X28は、8−8DCTにおいては、MUX24
ら順次出力される4つのデータを順次選択し、2−4−
8DCTにおいては、加減算回路26から順次出力さ
れるデータを選択する。また、MUX28は、8−8
DCTにおいては、MUX24から順次出力される4
つのデータを順次選択し、2−4−8DCTにおいて
は、MUX24が4つのデータを順次出力するのに対
応して4回(4つの第2の動作サイクル)“0″のデー
タを選択する。
【0089】第2のレジスタ群29のレジスタ30
は、加減算回路26から順次出力される4つの演算
結果のデータを順次記憶する。レジスタ30は、MU
X24から順次選択されて出力される4つのデータを
順次記憶する。レジスタ30は、MUX24から順
次選択されて出力される4つのデータを順次記憶する。
レジスタ30は、MUX28から順次選択されて出
力される4つのデータを順次記憶する。レジスタ30
は、MUX24から順次選択されて出力される4つの
データを順次記憶する。レジスタ30は、MUX28
から順次選択されて出力される4つのデータを順次記
憶する。レジスタ30は、MUX24から順次選択
されて出力される4つのデータを順次記憶する。
【0090】P係数乗算回路32は、レジスタ30
から順次出力される4つのデータの各々に固定係数P
を乗ずる。P係数乗算回路32は、レジスタ30
から順次出力される4つのデータの各々に固定係数P
を乗ずる。P係数乗算回路32は、レジスタ30
から順次出力される4つのデータの各々に固定係数P
を乗ずる。
【0091】P/P係数乗算回路32は、8−8
DCTと2−4−8DCTとで固定係数の切り替えが行
われ、8−8DCTにおいてはレジスタ30から順次
出力される4つのデータの各々に固定係数Pを乗じ、
2−4−8DCTにおいてはレジスタ30から順次出
力される4つのデータの各々に固定係数Pを乗ずる。
/P係数乗算回路32は、8−8DCTと2−
4−8DCTとで固定係数の切り替えが行われ、8−8
DCTにおいてはレジスタ30から順次出力される4
つのデータの各々に固定係数Pを乗じ、2−4−8D
CTにおいては レジスタ30から順次出力される4
つのデータの各々に固定係数Pを乗ずる。P係数乗
算回路32は、レジスタ30から順次出力される4
つのデータの各々に固定係数Pを乗ずる。P/P
係数乗算回路32は、8−8DCTと2−4−8DC
Tとで固定係数の切り替えが行われ、8−8DCTにお
いてはレジスタ30から順次出力される4つのデータ
の各々に固定係数Pを乗じ、2−4−8DCTにおい
てはレジスタ30から順次出力される4つのデータの
各々に固定係数Pを乗ずる。
【0092】第4のレジスタ群33のレジスタ34
は、8−8DCTにおいても、また、2−4−8DC
Tにおいても、P係数乗算回路32から順次出力さ
れる4つのデータの各々を順次記憶し、その各データを
正の値として出力する。レジスタ34は、8−8DC
Tにおいても、また、2−4−8DCTにおいても、P
係数乗算回路74から順次出力される4つのデータの
各々を順次記憶し、その第1番目及び第4番目のデータ
を正の値として出力し、第2番目及び第3番目のデータ
を負の値として出力する。レジスタ34は、8−8D
CTにおいても、また、2−4−8DCTにおいても、
係数乗算回路32から順次出力される4つのデー
タの各々を順次記憶し、その第1番目及び第3番目のデ
ータを正の値として出力し、第2番目及び第4番目のデ
ータを負の値として出力する。
【0093】レジスタ34は、P/P係数乗算回
路32から順次出力される4つのデータの各々を順次
記憶し、8−8DCTにおいてはその第1番目のデータ
を正の値として出力し第2番目〜第4番目のデータを負
の値として出力し、2−4−8DCTにおいてはその各
データを正の値として出力する。レジスタ34は、P
/P係数乗算回路32から順次出力される4つの
データの各々を順次記憶し、8−8DCTにおいてはそ
の各データを正の値として出力し、2−4−8DCTに
おいてはその第1番目及び第4番目のデータを正の値と
して出力し、第2番目及び第3番目のデータを負の値と
して出力する。レジスタ34は、P係数乗算回路3
から順次出力される4つのデータの各々を順次記憶
しその第1番目及び第3番目のデータを正の値として出
力し第2番目及び第4番目のデータを負の値として出力
する。レジスタ34は、P/P係数乗算回路32
から順次出力される4つのデータの各々を順次記憶
し、8−8DCTにおいてはその第1番目及び第4番目
のデータを正の値として出力し第2番目及び第3番目の
データを負の値として出力し、2−4−8DCTにおい
てはその第1番目及び第3番目のデータを正の値として
出力し第2番目及び第4番目のデータを負の値として出
力する。
【0094】第2の加算回路群37のうちの加算回路3
は、第5のレジスタ群39のうちのレジスタ40
とアンド回路36と共にデータの累算回路を構成して
いる。アンド回路36は、その一方の入力にでレジス
タ40のデータが供給され、8−8DCTにおいて
も、また、2−4−8DCTにおいても、その他方の入
力に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクルから
第4動作サイクルまでの順に“0″、“1″、“0″、
“1″が、図示しない2進信号列発生回路から供給され
る。すなわち、レジスタ34から出力され加算回路3
の一方の入力に供給されるデータと1つ前のクロッ
クでレジスタ40に記憶され次のクロックでアンド回
路36を経て加算回路38の他方の入力に供給され
る1クロック前のデータとが加算回路38で加算され
た累算値がレジスタ40から出力される。
【0095】また、加算回路38も、レジスタ40
とアンド回路36と共にデータの累算回路を構成して
いる。アンド回路36は、その一方の入力にでレジス
タ40のデータが供給され、8−8DCTにおいて
も、また、2−4−8DCTにおいても、その他方の入
力に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクルから
第4動作サイクルまでの順に“0″、“1″、“0″、
“1″が、図示しない2進信号列発生回路から供給され
る。すなわち、レジスタ34及びレジスタ34から
出力され加算回路38の第1及び第2の入力に供給さ
れるデータと1つ前のクロックでレジスタ40に記憶
され次のクロックでアンド回路36を経て加算回路3
の第3の入力に供給される1クロック前のデータと
が加算回路38で加算された累算値がレジスタ40
から出力される。
【0096】また、加算回路38も、レジスタ40
及びアンド回路36と共にデータの累算回路を構成し
ている。アンド回路36は、その一方の入力にレジス
タ34のデータが供給され、その他方の入力に、8−
8DCTにおいては、4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に“0″が供給さ
れ、2−4−8DCTにおいては、4つの第2の動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクルの
順で“0″、“1″、“0″、“1″が、図示しない2
進信号列発生回路から供給される。すなわち、8−8D
CTにおいては、レジスタ34のデータが、加算回路
38を素通りしてレジスタ40に記憶され、2−4
−8DCTにおいては、レジスタ34から出力され加
算回路38の一方の入力に供給されるデータと1つ前
のクロックでレジスタ40に記憶され次のクロックで
アンド回路36経て加算回路38の一方の入力に供
給される1クロック前のデータとが加算回路38で加
算された累算値がレジスタ40から出力される。
【0097】また、加算回路38も、レジスタ4
、アンド回路36及びアンド回路36と共にデ
ータの累算回路を構成している。アンド回路36は、
一方の入力にレジスタ34のデータが供給され、その
他方の入力に、8−8DCTにおいては、4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎
に“0″が供給され、2−4−8DCTにおいては、4
つの動作サイクルのうちの第1動作サイクルから第4動
作サイクルまでの順で“0″、“1″、“0″、“1″
が、図示しない2進信号列発生回路から供給される。ま
た、アンド回路36 は、一方の入力にレジスタ40
のデータが供給され、他方の入力に、8−8DCTにお
いては、4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に“0″が供給され、2−4−8
DCTにおいては、4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルから第4動作サイクルまでの順で“0″、
“1″、“0″、“1″が、図示しない2進信号列発生
回路から供給される。
【0098】すなわち、8−8DCTにおいては、レジ
スタ34、34、34及び34から4つの動作
サイクル毎に順次出力されるデータが、動作サイクル毎
に加算回路38の第1、第2、第3及び第4の入力に
供給されて加算されてレジスタ40に順次記憶され、
2−4−8DCTにおいては、レジスタ34、34
及び34から4つの動作サイクル毎に順次出力され加
算回路38の第2、第3及び第4の入力に供給される
データと1つ前のクロックでレジスタ40に記憶され
次のクロックでアンド回路36を経て加算回路38
の第5の入力に供給される1クロック前のデータとが加
算回路38で加算された累算値がレジスタ40から
出力される。以下の動作説明においては、MUX12か
らレジスタ40〜40に至るまでの各動作に、各回
路要素の遅れ乃至動作サイクルのずれが生ずるが、それ
を逐一断ることなしに説明を行う。
【0099】次に、図1乃至図4を参照して、この実施
例の動作について説明する。先ず、8−8DCTの動作
について説明する。MUX12から順次、8×8画素デ
ータの各行の8画素データ(DCT入力データ)f
の各々が、第1のレジスタ群13のレジスタ14
〜14に、次のように記憶される。すなわち、レジス
タ14にデータfが、レジスタ14にfが、レ
ジスタ14にfが、レジスタ14にfが、レジ
スタ14にfが、レジスタ14にfが、レジス
タ14にfが、レジスタ14にfが記憶され
る。
【0100】レジスタ14に記憶されたデータf
が、加算回路18の被加算入力に供給され、レジス
タ14に記憶されたデータfが、加算回路18
加算入力に供給されて加算回路18からデータf
=aが出力される。レジスタ14に記憶された
データfが、加算回路18の被加算入力に供給さ
れ、レジスタ14に記憶されたデータfが、加算回
路18の加算入力に供給されて加算回路18から加
算 値f+f=aが出力される。レジスタ14
に記憶されたデータfが、加算回路18の被加算入
力に供給され、レジスタ14に記憶されたデータf
が、加算回路18の加算入力に供給されて加算回路1
からデータf+f=aが出力される。レジス
タ14に記憶されたデータfが、加算回路18
被加算入力に供給され、レジスタ14に記憶されたデ
ータfが、加算回路18の加算入力に供給されて加
算回路18からデータf+f=aが出力され
る。
【0101】レジスタ14に記憶されたデータf
が、減算回路20の被減算入力に供給され、レジス
タ14に記憶されたデータfが、減算回路20
減算入力に供給されて減算回路20からデータf
=aが出力される。レジスタ14に記憶された
データfが、減算回路20の被減算入力に供給さ
れ、レジスタ14に記憶されたデータfが、減算回
路20の減算入力に供給されて減算回路20からデ
ータf−f=aが出力される。レジスタ14
記憶されたデータfは、減算回路20の被減算入力
に供給され、レジスタ14に記憶されたデータf
は、減算回路20の減算入力に供給されて減算回路
20からデータf−f=aが出力される。レジ
スタ14に記憶されたデータfは、減算回路20
の被減算入力に供給され、レジスタ14に記憶された
データfは、減算回路20の減算入力に供給されて
減算回路20からデータf−f=aが出力され
る。
【0102】加算回路18〜加算回路18から出力
されたデータa〜aは、レジスタ22〜22
経てMUX24〜24に入力される。MUX24
は、レジスタ22、22、22及び22の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータa、a
、aを順次出力する。MUX24は、レジスタ
22、22、22及び22の順でこれらのレジ
スタを選択して4つのデータa、a、a、a
順次出力する。MUX24は、レジスタ22、2
、22及び22の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータa、a、a、aを順次出力す
る。MUX24は、レジスタ22、22、22
及び22の順でこれらのレジスタを選択して4つのデ
ータa、a、a、aを順次出力する。
【0103】MUX24は、レジスタ22、2
、22及び22の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータa、a、a及びaを順次出力
する。MUX24は、レジスタ22、22、22
及び22の順でこれらのレジスタを選択して4つの
データa、a、a及びaを順次出力する。MU
X24は、レジスタ22、22、22及び22
の順でこれらのレジスタを選択して4つのデータ
、a、a及びaを順次出力する。MUX24
は、レジスタ22、22、22及び22の順
でこれらのレジスタを選択して4つのデータa
、a及びaを順次出力する。
【0104】加減算回路26は、MUX24から順
次出力される4つのデータa、a 、a及びa
MUX24から順次出力されるa、a、a及び
とをその出力順の第1番目及び第2番目のデータに
対しては加算を行い、出力順の第3番目及び第4番目の
データに対しては減算を行い、データa+a、デー
タa+a、データa−a及びデータa−a
を順次出力する。
【0105】加減算回路26から4つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次
出力されるデータa+a、データa+a、デー
タa −a及びデータa−aは、レジスタ30
に順次記憶された後(図3のレジスタ30)、P
数乗算回路32で固定係数Pが乗ぜられてレジスタ
34に順次記憶される(図3のレジスタ34)。M
UX24から順次出力されるデータa0、3、
1、は、レジスタ30に順次記憶された後(図3
のレジスタ30)、P係数乗算回路32で固定定
数Pが乗ぜられてレジスタ34に順次記憶される
(図3のレジスタ34)。MUX24から順次出力
されるデータa、a、a、aは、レジスタ30
に順次記憶された後(図3のレジスタ30)、P
係数乗算回路32で固定係数Pが乗ぜられてレジス
タ34に順次記憶される(図3のレジスタ34)。
【0106】MUX24から順次出力されMUX28
で選択されたデータa、a、a、aは、レジ
スタ30に順次記憶された後(図4のレジスタ3
)、P/P係数乗算回路32で固定係数P
が乗ぜられてレジスタ34に順次記憶される(図4の
レジスタ34)。MUX24から順次出力されるデ
ータa、a、a、aは、レジスタ30に順次
記憶された後(図4のレジスタ30)、P/P
数乗算回路32で固定係数Pが乗ぜられてレジスタ
34に順次記憶される(図4のレジスタ34)。M
UX24から順次出力されMUX28で選択された
データa、a、a、aは、レジスタ30に順
次記憶された後(図4のレジスタ30)、P係数乗
算回路32で固定係数Pが乗ぜられてレジスタ34
に記憶される( 図4のレジスタ34)。そして、
MUX24から順次出力されるデータa、a、a
、aは、レジスタ30に順次記憶された後(図
4のレジスタ30)、P/P係数乗算回路32
で固定係数Pが乗ぜられてレジスタ34に順次記憶
される(図4のレジスタ34)。
【0107】レジスタ34から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータ(a+a)P、データ(a+a
、データ(a−a)P及びデータ(a−a
)Pは、加算回路38、レジスタ40及びアン
ド回路36による4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルにおいてデータ(a+a)Pをレジス
タ40に記憶し、第2動作サイクルにおいてデータ
(a+a)P+(a+a)Pをレジスタ4
に記憶し、第3動作サイクルにおいてデータ(a
−a)Pをレジスタ40に記憶し、第4動作サイ
クルにおいてデータ(a−a)P+(a
)Pをレジスタ40に記憶する(図3のレジス
タ40)。レジスタ40に順次記憶されて出力され
るデータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイク
ルのデータ(a+a)P及びデータ(a
)P は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数
データとして用いられない。これらのデータは、図2で
は、レジスタ40の出力線の下方右側に*で示してあ
る。第2動作サイクル及び第4動作サイクルのデータ
(a+a)P+(a+a)P及びデータ
(a−a)P+(a−a)Pが、それぞれ
式(45)の演算値のうちの変換係数データF及びF
となる。図2には、変換係数データF及びFは、
レジスタ40の出力線の下方右側に示してある。
【0108】また、レジスタ34から4つの動作サイ
クルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に
出力されるデータa、データa、データa
及びデータa及びレジスタ34から4つ
の第2の動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に出力されるデータa、データa
、データa及びデータaは、加算回
路38、レジスタ40及びアンド回路36によ
る4つの第2の動作サイクルのうちの第1動作サイクル
においてデータa+aをレジスタ40
記憶し、第2動作サイクルにおいてデータa+a
−a−aをレジスタ40に記憶
し、第3動作サイクルにおいてデータ−a+a
をレジスタ40に記憶し、第4動作サイクルにお
いてデータ−a+a+a−a
をレジスタ40に記憶する(図3のレジスタ4
)。
【0109】レジスタ40に順次記憶されて出力され
るデータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイク
ルのデータa+a及びデータa−a
は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数デー
タとして用いられない。これらの データは、図2で
は、レジスタ40の出力線の下方右側に*で示してあ
る。第2動作サイクル及び第4動作サイクルのデータa
+a−a −a及びデータ−a
+a+a−aが、それぞれ式
(45)の演算値のうちの変換係数データF及びF
となる。図2では、変換係数データF及びFをレジ
スタ40の出力線の下方右側に示してある。
【0110】レジスタ34から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータa、データ−a、データ−a
及びデータ−aは、アンド回路36の他方
の入力に“0″が4つの動作サイクルのうちの第1動作
サイクル〜第4動作サイクル毎に供給されているから、
加算回路38を素通りしてレジスタ40に記憶され
る。レジスタ40に4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次記憶されて出
力されるいずれのデータも、離散コサイン変換上、不定
値で変換係数データとして用いられない。これらのデー
タは、図2では、レジスタ40の出力線の下方右側に
*で示してある。
【0111】また、レジスタ34から4つの動作サイ
クルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に
順次出力されるデータa、データ−a、デ
ータ−a及びデータ−aと、レジスタ34
から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に出力されるデータa、デ
ータa、データa及びデータaと、
レジスタ34から4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータ
、データ−a、データa及びデー
タ−aと、レジスタ34から4つの動作サイク
ルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出
力されるデータa、データ−a、データ−
及びデータaは、加算回路38におけ
る4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に加算されてレジスタ40に順次記憶
される(図4のレジスタ40)。
【0112】レジスタ40に記憶されて4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクルに出力されるデータa
+a+a+aが、式(45)
の演算値のうちの変換係数データFとなり、レジスタ
40から第2動作サイクルに出力されるデータ−a
+a−a−aが、式(45)の
演算値のうちのDCT変換係数Fとなり、レジスタ4
から第3動作サイクルに出力されるデータ−a
+a+a−aが、式(45)の演
算値のうちの変換係数データFとなり、レジスタ40
から第4動作サイクル に出力されるデータ−a
+a−a+aが、式(45)の演
算値のうちの変換係数データFとなる。図2には、変
換係数データF、F、F及びFは、レジスタ4
の出力線の下方右側に示してある。
【0113】以上の演算により、8×8データの1つの
行内の8つのデータについての一次の8−8DCTが終
了する。そして、8×8データの次行以降の各行につい
ても、同様の一次の8−8DCTが行われてそれら各行
の一次の8−8DCTが終了する。これら8行について
の一次の8−8DCTが完了した後の8×8データの各
列毎に同様の8−8DCTを施して二次の8−8DCT
を完了する。この二次の8−8DCTを完了して得られ
た変換係数データを入力された8×8画素データの圧縮
に用いられる。そして、伝送しようとする画像データ内
の同様の8×8画素データについて順次上述した一次及
び二次の8−8DCTを施して得られた変換係数データ
を入力された当該8×8画素データの圧縮データ化に用
いることにより、その画像データを圧縮して伝送するこ
とができる。
【0114】次に、2−4−8DCTの動作について説
明する。MUX12から順次、8×8画素データの各行
の8つの画素データ(データ)f〜fの各々が、8
つのデータf〜f対応に、第1のレジスタ群13の
レジスタ14〜14に記憶される。
【0115】レジスタ14に記憶されたデータf
が、加算回路18の被加算入力に供給され、レジス
タ14に供給されたデータfが、加算回路18
加算入力に供給されて加算回路18からデータf
=bが出力される。レジスタ14に記憶された
データfが、加算回路18の被加算入力に供給さ
れ、レジスタ14に記憶されたデータfが、加算回
路18の加算入力に供給されて加算回路18からデ
ータf+f=bが出力される。レジスタ14
記憶されたデータfが、加算回路18の被加算入力
に供給され、レジスタ14に記憶されたたデータf
が、加算回路18の加算入力に供給されて加算回路1
からデータf+f=bが出力される。レジス
タ14に記憶されたデータfが、加算回路18
被加算入力に供給され、レジスタ14に記憶されたデ
ータfが、加算回路18の加算入力に供給されて加
算回路18からデータf+f=bが出力され
る。
【0116】レジスタ14に記憶されたデータf
が、減算回路20の被減算入力に供給され、レジス
タ14に記憶されたデータfが、減算回路20
減算入力に供給されて減算回路20からデータf
=bが出力される。レジスタ14に供給及びさ
れたデータfが、減算回路20の被減算入力に供給
され、レジスタ14に記憶されたデータfが、減算
回路20の減算入力に供給されて減算回路20から
データf−f=bが出力される。レジスタ14
に記憶されたデータfが、減算回路20の被減算入
力に供給され、レジスタ14に記憶されたデータf
が、減算回路20の減算入力に供給されて減算回路2
からデータf−f=bが出力される。レジス
タ14に記憶されたデータfが、減算回路20
被減算入力に供給され、レジスタ14に記憶されたデ
ータfが、減算回路20の減算入力に供給されて減
算回路20からデータf−f=bが出力され
る。
【0117】加算回路18〜加算回路18から出力
されたデータb〜bは、レジスタ22〜22
経てMUX24〜24に入力される。MUX24
は、レジスタ22、22、22及び22の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータb、b
、bを順次出力する。MUX24は、レジスタ
22、22、22及び22の順でこれらのレジ
スタを選択して4つのデータb、b、b、b
順次出力する。MUX24は、レジスタ22、22
、22及び22の順でこれらのレジスタを選択し
て4つのデータb、b、b、bを順次出力す
る。MUX24は、レジスタ22、22、22
及び22の順でこれらのレジスタを選択して4つのデ
ータb、b、b、bを順次出力する。
【0118】加減算回路26は、MUX24から4
つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作
サイクル毎に順次出力される4つのデータb、b
及びbとMUX24から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次出
力されるb、b、b及びbとをその出力順の第
1番目及び第2番目のデータに対しては加算を行い、出
力順の第3番目及び第4番目のデータに対しては減算を
行い、データb+b、データb+b、データb
−b及びデータb−bを順次出力する。
【0119】そして、加減算回路26から順次出力さ
れるデータb+b、データb+b、データb
−b及びデータb−bは、レジスタ30に順次
記憶された後(図5のレジスタ30)、P係数乗算
回路32で固定係数Pが乗ぜられてレジスタ34
に順次記憶される(図5のレジスタ34)。MUX2
から順次出力されるデータb、b、b、b
は、レジスタ30に順次記憶された後(図5のレジス
タ30)、P係数乗算回路32で固定係数P
乗ぜられてレジスタ34に順次記憶される(図5のレ
ジスタ34)。MUX24から順次出力されるデー
タb、b、b、bは、レジスタ30に順次記
憶された後(図5のレジスタ30)、P係数乗算回
路32で固定係数Pが乗ぜられてレジスタ34
順次記憶される(図5のレジスタ34)。
【0120】MUX24は、レジスタ22 22
22及び24の順でこれらのレジスタを選択
して4つのデータb、b、b及びbを順次出力
する。MUX24は、レジスタ22、レジスタ22
、レジスタ22及びレジスタ22の順でこれらの
レジスタを選択して4つのデータb、b、b及び
を順次出力する。そして、加減算回路26は、M
UX24から順次出力される4つのデータb
、b及びbとMUX24から順次出力される
4つのデータb、b、b及びbとをその出力順
の第1番目及び第2番目のデータに対しては加算を行
い、出力順の第3番目及び第4番目のデータに対しては
減算を行ってデータb+b、データb+b、デ
ータb−b及びデータb−bを順次出力する。
順次出力されるデータb+b、データb+b
データb−b及びデータb−bは、順次レジス
タ30に記憶される(図6のレジスタ30)。
【0121】MUX24は、レジスタ22、2
、22及び24をこれらのレジスタ順でこれら
のレジスタを選択して4つのデータb、b、b
びbを順次出力する。順次出力される4つのデータb
、b、b及びbは、順次レジスタ30に記憶
される(図6のレジスタ30)。MUX58は、
“0″を4回選択して順次出力する。順次出力される4
つの“0″は、レジスタ30 に順次記憶される(図6
のレジスタ30)。MUX24は、レジスタ2
、22、22、及び22の順でこれらのレジ
スタを選択して4つのデータb、b、b及びb
を順次出力する。順次出力される4つのデータb、b
、b及びbは、レジスタ30に順次記憶される
(図6のレジスタ30)。
【0122】そして、レジスタ34から順次出力され
るデータ(b+b)P、データ(b+b)
、データ(b−b)P及びデータ(b−b
)Pは、加算回路38、レジスタ40及びアン
ド回路36による4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルにおいてデータ(b+b)Pをレジス
タ40に記憶し、第2動作サイクルにおいてデータ
(b+b)P+(b+b)Pをレジスタ4
に記憶し、第3動作サイクルにおいてデータ(b
−b)Pをレジスタ40に記憶し、第4動作サイ
クルにおいてデータ(b−b)P+(b
)Pをレジスタ40に記憶する(図5の4
)。
【0123】レジスタ40に記憶されて出力されるデ
ータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイクルの
データ(b+b)P及びデータ(b−b)P
は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数データと
して用いられない。これらのデータは、図2では、レジ
スタ40の出力線の下方左側に*で示してある。第2
動作サイクル及び第4動作サイクルのデータ(b+b
)P+(b+b)P及びデータ(b
)P+(b−b)Pが、それぞれ式(5
1)の演算値のうちの変換係数データF及びFとな
る。図2では、変換係数データF及びFをレジスタ
40の出力線の下方左側に示してある。
【0124】また、レジスタ34から順次出力される
データb、データb、データb及び
データb及びレジスタ34から順次出力される
データb、データb、データb及び
データbは、加算回路38、レジスタ40
及びアンド回路36による4つの動作サイクルのうち
の第1動作サイクルにおいてデータb+b
をレジスタ40に記憶し、第2動作サイクルにおいて
データb+b−b−b をレジ
スタ40に記憶し、第3動作サイクルにおいてデータ
−b+b をレジスタ40に記憶し、第4
動作サイクルにおいてデータ−b+b+b
−bをレジスタ40に記憶する(図5の
レジスタ40)。
【0125】レジスタ40に記憶されて出力されるデ
ータのうちの第1動作サイクル及び第3動作サイクルの
データb+b及びデータ−b+b
は、離散コサイン変換上、不定値で変換係数データ
として用いられない。これらのデータは、図2では、レ
ジスタ40の出力線の下方左側に*で示してある。第
2動作サイクル及び第4動作サイクルのデータb
+b−b −b及びデータ−b
+b+b−bが、それぞれ式(5
1)の演算値のうちの変換係数データF及びFとな
る。図2では、変換係数データF及びFをレジスタ
40の出力線の下方左側に示してある。
【0126】レジスタ30に順次記憶されて順次出力
されるデータb+b、データb +b、データb
−b及びデータb−bの各々(図6のレジスタ
30 )は、P/P係数乗算回路32で固定係数
が乗ぜられる。4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルにおいてP/P係数乗算回路32から
出力されてレジスタ34に記憶されたデータ(b
)P(図6のレジスタ34)は、アンド回路3
から出力される“0″と 加算されてレジスタ40
に記憶される(図6のレジスタ40)。この第1動
作サイクルにおいてレジスタ40に供給されたデータ
は、2−4−8DCTの変換係数データとして用いられ
ない。図2では、レジスタ40の出力線の下方左側に
*で示してある。
【0127】4つの動作サイクルのうちの第2動作サイ
クルにおいてアンド回路36を経て入力されるデータ
(b+b)Pと、第2動作サイクルにおいてレジ
スタ34から出力されるデータ(b+b)P
が加算回路38に供給され、加算回路38からデー
タ(b+b)P+(b+b)Pが出力され
てレジスタ40に記憶される(図6のレジスタ4
)。この第2動作サイクルにおいてレジスタ40
に供給されたデータは、2−4−8DCTの変換係数デ
ータFとして用いられる。図2では、変換係数データ
をレジスタ40 の出力線の下方左側に示してあ
る。
【0128】4つの動作サイクルのうちの第3動作サイ
クルにおいてデータ(b− b)Pと“0″と
が、加算回路38に供給され、データ(b−b
が加算回路38から出力されてレジスタ40
記憶される(図6のレジス タ40)。この第3動作
サイクルにおいてレジスタ40に供給されたデータ
は、2−4−8DCTの変換係数データとして用いられ
ない。図2では、このデータをレジスタ40の出力線
の下方左側に*で示してある。そして、4つの動作サイ
クルのうちの第4動作サイクルにおいてアンド回路36
を経て入力されるデータ(b−b)Pと、第4
動作サイクルにおいてレジスタ34から出力されるデ
ータ(b−b)Pとが加算回路38に供給さ
れ、加算回路38からデータ(b−b)P
(b−b)Pが出力されてレジスタ40に記憶
される(図6のレジスタ40)。この第4動作サイク
ルにおいてレジスタ40に供給されたデータは、2−
4−8DCTの変換係数データFとして用いられる。
図2では、この変換係数データFをレジスタ40
出力線の下方左側に示してある。
【0129】レジスタ30に4つの動作サイクルのう
ちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に記憶され
て順次出力される4つのデータb、b、b及びb
(図6のレジスタ30)は、P/P係数乗算回
路32で固定係数Pが乗ぜられる。レジスタ30
に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に記憶されて順次出力される4つの
“0″(図6のレジスタ30)は、P係数乗算回路
32で固定係数Pが乗ぜられる。レジスタ30
に4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4
動作サイクル毎に記憶されて順次出力される4つのデー
タb、b、b及びb(図6のレジスタ30
は、P/P係数乗算回路32で固定係数Pが乗
ぜられる。
【0130】2−4−8DCTにおいては、アンド回路
36の他方の入力に4つの動作サイクルのうちの第1
動作サイクル〜第4動作サイクル毎に“0″が供給され
ており、P/P係数乗算回路32から出力される
データは、加算回路38に供給されないから、P
係数乗算回路32から順次出力されレジスタ34
に順次記憶されるデータb、b、b
及びb(図6のレジスタ34)と、P/P
係数乗算回路32から順次出力されレジスタ34
に順次記憶されるデータb、b、b
及びb(図6のレジスタ34)とが、加算回路
38に各動作サイクル毎に供給される。
【0131】4つのの動作サイクルのうちの第1動作サ
イクルにおいてデータb+b が、加算回路
38から出力されてレジスタ40に記憶される(図
6のレジスタ40)。この第1動作サイクルにおいて
レジスタ40に供給されたデータは、2−4−8DC
Tの変換係数データとして用いられない。図2では、こ
のデータをレジスタ40の出力線の下方左側に*で示
してある。
【0132】4つの動作サイクルのうちの第2動作サイ
クルにおいてアンド回路36を経て入力されるデータ
+bと、第2動作サイクルにおいてレジ
スタ34及びレジスタ34のそれぞれから出力され
るデータ−b、−bとが加算回路38
供給され、加算回路38からデータb+b
−b−bが出力されてレジスタ40
記憶される(図6のレジスタ40)。この第2動作サ
イクルにおいてレジスタ40に供給されたデータは、
2−4−8DCTの変換係数データFとして用いられ
る。図2では、この 変換係数データFをレジスタ4
の出力線の下方左側に示してある。
【0133】4つの動作サイクルのうちの第3動作サイ
クルにおいてデータ−b+b が、加算回路
38から出力されてレジスタ40に記憶される(図
6のレジスタ40)。この第3動作サイクルにおいて
レジスタ40に供給されたデータは、2−4−8DC
Tの変換係数データとして用いられない。図2では、こ
のデータをレジスタ40の出力線の下方左側に*で示
してある4つの動作サイクルのうちの第4動作サイクル
においてアンド回路36を経て入力されるデータ−b
+bと、第4動作サイクルにおいてレジス
タ34及びレジスタ34のそれぞれから出力される
データb、−bとが加算回路38に供給
され、加算回路38からデータ−b+b
+b−bが出力されてレジスタ40に記
憶される(図6のレジスタ40)。この第4動作サイ
クルにおいてレジスタ40に供給されたデータは、2
−4−8DCTの変換係数データFとして用いられ
る。図2では、D CT係数Fをレジスタ40の出
力線の下方左側に示してある。
【0134】以上の演算により、8×8データの1つの
行内の8つのデータについての一次の2−4−8DCT
が終了する。そして、8×8データの次行以降の各行に
ついても、同様の演算を行ってそれら各行の一次の2−
4−8DCTを終了する。これら8行についての一次の
2−4−8DCTが完了した後の8×8データの各列毎
に同様の2−4−8DCTを行って二次の2−4−8D
CTを完了する。この二次の2−4−8DCTを完了し
て得られた変換係数データを入力された8×8画素デー
タの圧縮に用いられる。そして、伝送しようとする画像
データ内の同様の8×8画素データの各々に順次上述し
た一次及び二次の2−4−8DCTを施すことにより、
その画像データを圧縮して伝送することができる。
【0135】このように、この実施例の構成によれば、
8ー8DCTで用いられる固定係数乗算回路の一部を固
定係数の切り替えで2ー4ー8DCTで必要な固定係数
乗算回路として用い得るように構成したので、従来の8
−8DCTのパイプライン形式の演算による演算の高速
性を2−4−8DCTでも享受し得ると同時に、この高
速性を8−8DCT及び2−4−8DCT全体の回路規
模の小型化の下で享受し得る。
【0136】◇第2実施例 図7は、この発明の第2実施例である8−8/2−4−
8IDCT装置の電気的構成を部分的に示すブロック
図、図8は、同8−8/2−4−8IDCT装置の電気
的構成を部分的に示すブロック図、図9は、同8−8/
2−4−8IDCT装置の8−8IDCTについての動
作タイミングチャートの一部、図10は、同8−8/2
−4−8IDCT装置の8−8IDCTについての動作
タイミングチャートの残部、図11は、同8−8/2−
4−8IDCT装置の2−4−8IDCTについての動
作タイミングチャートの一部、また、図12は、同8−
8/2−4−8IDCT装置の2−4−8DCTについ
ての動作タイミングチャートの残部である。なお、図7
のII−II線と図8のII−II線とを合わせることにより、
同8−8/2−4−8IDCT装置の全体を構成するこ
とができる。
【0137】この実施例の8−8IDCT/2−4−8
IDCT装置は、8−8IDCT回路の一部を2−4−
8IDCTに用いてパイプライン形式の演算で得られる
演算の高速性を継受しつつ小規模の回路で8−8IDC
Tと2−4−8IDCTとを行うようにした装置であ
る。この8−8IDCT/2−4−8IDCT装置の構
成を説明するのに先だって、先ず、8×8画素データの
1行分又は1列分について8−8IDCTを行う演算式
について説明する。「従来の技術」の項で述べた、二次
元で示される式(18)を一次元の式(52)で表わ
し、式(52)のh及びxについて展開して得られるf
(0)、f(1)、f(2)、f(3)、f(4)、f
(5)、f(6)及びf(7)と、F(0,v)、F
(1,v)、F(2,v)、F(3,v)、F(4,
v)、F(5,v)、F(6,v)及びF(7,v)と
について、式(40)と同様に、f(0)=f、f
(1)=f、f(2)=f、f(3)=f、f
(4)=f、f(5)=f、f(6)=f、f
(7)=fと置き、かつ、F(0,v)=F、F
(1,v)=F、F(2,v)=F、F(3,v)
=F、F(4,v)=F、F(5,v)=F、F
(6,v)=F、F(7,v)=Fと置いて変形す
ると、式(53)が得られる。なお、式(53)中のP
〜Pは、式(40)と同じ値である。
【0138】
【数52】
【0139】
【数53】
【0140】上記式(53)の右辺を変形して式(5
4)を得、この式(54)の右辺を整理して式(55)
を得る。
【0141】
【数54】
【0142】
【数55】
【0143】式(55)の右辺をさらに整理して式(5
6)を得る。そして、式(56)中のF、F
、F、F、F、F及びFを式(57)の
ように置くと、式(58)が得られる。
【0144】
【数56】
【0145】
【数57】
【0146】
【数58】
【0147】この実施例の8−8IDCT/2−4−8
IDCT装置の8−8IDCTは、式(58)に基づい
て行うようにしたものである。
【0148】次に、8×8画素データの1行分又は1列
分について2−4−8IDCTを行う演算式について説
明する。「従来の技術」の項で述べた、二次元で示され
る式(22)を一次元の式(59)で表わし、式(5
9)のh及びxについて展開して得られるf(0)、f
(1)、f(2)、f(3)、f(4)、f(5)、f
(6)及びf(7)と、f(0,z)、f(1,z)、
f(2,z)、f(3,z)、f(4,z)、f(5,
z)、f(6,z)及びf(7,z)とについて、式
(40)と同様に、f(0)=f、f(1)=f
f(2)=f、f(3)=f、f(4)=f、f
(5)=f、f(6)=f、f(7)=fと置
き、かつ、F(0,v)=F、F(1,v)=F
F(2,v)=F、F(3,v)=F、F(4,
v)=F、F(5,v)=F、F(6,v)=
、F(7,v)=Fと置いて変形すると、式(6
0)が得られる。なお、式(60)中のP〜Pは、
式(40)と同じ値である。
【0149】
【数59】
【0150】
【数60】
【0151】上記式(60)の右辺を変形して式(6
1)を得、この式(61)の右辺をさらに変形して式
(62)を得る。
【0152】
【数61】
【0153】
【数62】
【0154】式(62)中のF+F、F+F
+F、F+F、F−F 、F−F、F
−F、F−Fをそれぞれ式(63)のように置
くと、式(64)が得られる。この実施例の8−8ID
CT/2−4−8IDCT装置の2−4−8IDCT
は、式(64)に基づいて行うようにしたものである。
【0155】
【数63】
【0156】
【数64】
【0157】MUX112は、8−8IDCTにおいて
は、8−8IDCTの対象となる8×8変換係数データ
(以下、データという)のうちの一次IDCTのための
各列の8つのデータ又は一次IDCTで得られた8×8
データの各行の8つのデータF〜Fの各々を対応す
るレジスタ14〜14に選択的に出力し、2−4−
8IDCTにおいては、前記8つのデータF〜F
うちのデータFを第1のレジスタ群113のレジスタ
14に、データFをレジスタ14に、データF
をレジスタ14に、データFをレジスタ14に、
データFをレジスタ14に、データFをレジスタ
14に、データFをレジスタ14に、データF
をレジスタ14に選択的に出力する。
【0158】第1のMUX群15のMUX1612、1
、1632、16〜16は、8−8IDCTに
おいては“0″を選択し、MUX1611、16
31は、8−8IDCTにおいては、それぞれレジスタ
14、14を選択する。MUX16、16〜1
は、2−4−8IDCTにおいては、それぞれ対応
するレジスタ14、14〜14を選択する。ま
た、MUX1611、1612、1631、16
32は、2−4−8IDCTにおいては、それぞれレジ
スタ14、14、14、14を選択する。
【0159】第2のMUX群123のMUX124
は、レジスタ22、22、22及び22の出
力に接続され、8−8IDCTにおいてはも、また、2
−4−8IDCTにおいても、レジスタ22を4回選
択して4つのデータを順次出力する。MUX124
は、レジスタ22、22、22及び22の出
力に接続され、8−8IDCTにおいては、レジスタ2
を4回選択して4つのデー タを順次出力し、2−
4−8IDCTにおいては、レジスタ22を4回選択
して4つのデータを順次出力する。MUX124は、
レジスタ22、22 、22及び22の出力に接
続され、8−8IDCTにおいては、レジスタ22
22、22及び22の順で選択して4つのデータ
を順次出力し、2−4−8IDCTにおいては、レジス
タ22、22、22及び22の順でこれらのレ
ジスタを選択して4つのデータを順次出力する。MUX
124は、レジスタ22、22、22及び22
の出力に接続され、8−8IDCTにおいては、レジ
スタ22、22、22及びレジスタ22の順で
これらのレジスタを選択して4つのデータを順次出力
し、2−4−8IDCTにおいては、レジスタ22
22、22及び22の順でこれらのレジスタを選
択して4つのデータを順次出力する。
【0160】MUX124は、レジスタ22、22
、22及び22の出力に接続され、8−8IDC
Tにおいては、レジスタ22、22、22及び2
の順で選択して4つのデータを順次出力し、2−4
8IDCTにおいて、レジスタ22を4回選択して4
つのデータを順次出力する。MUX124は、レジス
タ22、22、22及び22の出力に接続さ
れ、8−8IDCTにおいては、レジスタ22、22
、22及び22をこの順で選択して4つのデータ
を順次出力し、2−4−8IDCTにおいては、レジス
タ22、タ22、22及び22の順でこれらの
レジスタを選択して4つのデータを順次出力する。MU
X124は、レジスタ22、22、22及び2
の出力に接続され、8−8IDCTにおいては、レ
ジスタ22、22、22及び22の順でこれら
のレジスタを選択して4つのデータを順次出力し、2−
4− 8IDCTにおいては、レジスタ22を4回選
択して4つのデータを順次出力する。MUX50は、レ
ジスタ22、22、22及び22の出力に接続
され、8−8IDCTにおいては、レジスタ22、2
、22及びレジスタ22をこの順で選択して4
つのデータを順次出力し、2−4−8IDCTに おい
ては、レジスタ22、22、22及びレジスタ2
をこの順で選択して4つのデータを順次出力する。
【0161】第1の加減算回路群125のうちの加減算
回路126は、MUX124から順次出力される4
つのデータとMUX124から順次出力される4つの
データとをその出力順の第1番目及び第4番目のデータ
に対しては加算を行い、出力順の第2番目及び第3番目
のデータに対しては減算を行う。加減算回路126
の減算は、MUX124から出力されるデータからM
UX124から出力されるデータを差し引いて行う。
【0162】第1の加減算回路群125のうちの加減算
回路126は、MUX124から順次出力される4
つのデータとMUX124から順次出力される4つの
データとをその出力順の第1番目及び第4番目のデータ
に対しては加算を行い、出力順の第2番目及び第3番目
のデータに対しては減算を行う。加減算回路126
の減算は、MUX124から出力されるデータからM
UX124から出力されるデータを差し引いて行う。
【0163】第4のレジスタ群133のうちのレジスタ
134は、8−8IDCTにおいても、また、2−4
−8IDCTにおいても、P係数乗算回路32から
順次出力される4つのデータ(以下、データという。)
の各々を順次記憶し、その第1番目及び第3番目のデー
タを正の値として出力し、第2番目及び第4番目のデー
タを負の値として出力する。レジスタ134は、8−
8IDCTにおいても、また、2−4−8IDCTにお
いても、P係数乗算回路32から順次出力される4
つのデータの各々を順次記憶し、その第1番目及び第2
番目のデータを正の値として出力し、第3番目及び第4
番目のデータを負の値として出力する。
【0164】レジスタ134は、P/P係数乗算
回路32から順次出力される4つのデータの各々を順
次記憶し、8−8IDCTにおいてはその第1番目、第
2番目及び第4番目のデータを正の値として出力し第3
番目のデータを負の値として出力し、2−4−8IDC
Tにおいてはその各データを正の値として出力する。レ
ジスタ134は、P/P係数乗算回路32から
順次出力される4つのデータの各々を順次記憶し、8−
8IDCTにおいてはその第1番目及び第2番目のデー
タを正の値として出力し第3番目及び第4番目のデータ
を負の値として出力し、2−4−8IDCTにおいては
その第1番目及び第3番目のデータを正の値として出力
し、第2番目及び第4番目のデータを負の値として出力
する。
【0165】レジスタ134は、P係数乗算回路3
から順次出力される4つのデータの各々を順次記憶
し、その第1番目及び第4番目のデータを負の値として
出力し第2番目及び第3番目のデータを正の値として出
力する。レジスタ134は、P/P係数乗算回路
32から順次出力される4つのデータの各々を順次記
憶 し、8−8IDCTにおいてはその第1番目〜第3
番目のデータを負の値として出力し第4番目のデータを
正の値として出力し、2−4−8IDCTにおいてはそ
の第1番目及び第2番目のデータを正の値として出力
し、第3番目及び第4番目のデータを負の値として出力
する。
【0166】加算回路138は、レジスタ134
データと、レジスタ134のデータとレジスタ134
のデータとを加算する。加算回路138から順次出
力されるデータは、レジスタ40に順次記憶される。
【0167】また、加算回路138は、レジスタ13
のデータと、レジスタ134のデータと、レジス
タ134のデータと、レジスタ134のデータとを
加算する。加算回路138から出力されるデータは、
レジスタ40に記憶される。
【0168】レジスタ40のデータは、加算回路44
の被加算入力及び減算回路42の被減算入力に供給さ
れ、レジスタ40のデータは、加算回路44の加算入
力及び減算回路42の減算入力に供給される。減算回路
42から出力されるデータは、第6のレジスタ群45の
うちのレジスタ46に供給され、加算回路44から出力
されるデータは、第6のレジスタ群45のうちのレジス
タ48に供給される。なお、これ以外の点では、この実
施例の構成は、第1実施例と同一構成であるので、図7
及び図8においては、図1及び図2の構成部分と同一の
各部には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0169】次に、図7乃至図12を参照して、この実
施例の動作について説明する。先ず、8−8IDCTの
動作について説明する。MUX112から順次、8×8
画素データに対して8−8DCTを施して圧縮された8
×8画像データのうちの列方向の8つのデータF〜F
の各々が、8つのデータF〜F対応に、第1のレ
ジスタ群13のレジスタ14〜14に記憶される。
【0170】MUX1612、16、1632、16
〜16は、“0″ を選択し、MUX1611、1
31は、それぞれレジスタ14、14を選択して
出力しているから、加算回路18からデータF=a
が出力され、加算回路18 からデータF=a
出力され、加算回路18からデータF=aが出力
され、加算回路18からデータF=aが出力さ
れ、減算回路20からデータF=aが出力され、
減算回路20からデータF=aが出力され、減算
回路20からデータ−F=aが出力され、減算回
路20からデータ−F=aが出力される。
【0171】加算回路18〜加算回路18から出力
されたデータa〜aは、レジスタ22〜22
経てMUX124〜124に入力される。MUX1
24から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイク
ル〜第4動作サイクル毎に順次出力されるデータa
と、MUX124から4つの動作サイクルのうちの
第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次出力され
るデータa とが、順次加減算回路126で加減算さ
れてデータa+a、データa−a、データa
−a及びデータa+aが順次出力される。
【0172】加減算回路126から順次出力されるデ
ータa+a、データa−a、データa−a
及びデータa+aは、順次レジスタ30に記憶さ
れる(図9のレジスタ30)。MUX124から4
つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作
サイクル毎に出力されるデータa、a、a、a
は、レジスタ30に順次記憶され(図9のレジスタ3
)、MUX124から4つの動作サイクルのうち
の第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力される
データa、a、a、aは、レジスタ30に順
次記憶される(図9のレジスタ30)。
【0173】MUX124から4つの動作サイクルの
第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力されるデ
ータa、a、a、aは、レジスタ30に順次
記憶され(図10のレジスタ30)、MUX124
から4つの第2の動作サイクルの第1動作サイクル〜第
4動作サイクル毎に出力されるデータa、a
、aは、レジスタ30に順次記憶され(図10
のレジスタ30)、MUX124から4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎
に出力されるデータa、a、a、aは、レジス
タ30に順次記憶され(図10のレジスタ30)、
MUX124から4つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクル〜第4動作サイクル毎に順次出力されるデー
タa、a、a、aは、レジスタ30に順次記
憶される(図10のレジスタ30)。
【0174】レジスタ30に順次記憶されるデータに
固定係数PがP係数乗算回路32で乗ぜられ、そ
のデータは、順次レジスタ134に記憶され(図9の
レジスタ134)、レジスタ30に順次記憶される
データに固定係数PがP係数乗算回路32で乗ぜ
られ、そのデータは、順次レジスタ134に順次記憶
され(図9のレジスタ134)、レジスタ30に順
次記憶されるデータに固定係数PがP係数乗算回路
32で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ134
に記憶され(図9のレジスタ134)、レジスタ3
に順次記憶されるデータに固定係数PがP係数
乗算回路32で乗ぜられてデータは、順次レジスタ1
34に記憶され(図10のレジスタ134)、レジ
スタ30 に順次記憶されるデータに固定係数PがP
/P係数乗算回路32で乗ぜられ、そのデータ
は、順次レジスタ134に記憶され(図10のレジス
タ134)、レジスタ30に順次記憶されるデータ
に固定係数PがP係数乗算回路32で乗ぜられ、
そのデータは、順次レジスタ134に記憶され(図1
0のレジスタ134)、レジスタ30に順次記憶さ
れるデータに固定係数PがP/P係数乗算回路3
で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ134
に記憶される(図10のレジスタ134)。
【0175】加算回路126は、レジスタ134
レジスタ134及びレジスタ134から4つの動作
サイクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル
の順で供給される各データを加算し、出力されるデータ
(a+a)P+a +a、(a−a
)P−a+a、(a−a)P
−a、(a+a)P−a
は、レジスタ40に順次記憶される(図9の
レジスタ40)。
【0176】また、加算回路138は、レジスタ13
、レジスタ134、レジスタ134及びレジス
タ134から4つの動作サイクルのうちの第1動作サ
イクル〜第4動作サイクルの順で供給される各データを
加算し、出力されるデータa +a−a
−a、a+a+a−a
、−a−a+a−a、a
−a−a+aは、レジスタ40
に順次記憶される(図9のレジスタ40)。
【0177】レジスタ40に順次記憶される第2の動
作サイクル毎のデータと、レジスタ40に順次記憶さ
れる第2の動作サイクル毎のデータとが、加算回路44
で加算されることにより、入力された8×8データの列
方向の8つのデータF〜F に対する圧縮前のデータ
〜fのうちのデータfが第1動作サイクルにお
いて得られ、入力された8つのデータF〜Fに対す
る圧縮前のデータf〜fのうちのデータfが第2
動作サイクルにおいて得られ、入力された8つのデータ
〜Fに対する圧縮前のデータf〜fのうちの
データfが第3動作サイクルにおいて得られ、入力さ
れた8つのデータF〜Fに対する圧縮前のデータf
〜fのうちのデータfが第4動作サイクルにおい
て得られる。データf、データf、データf及び
データfは、順次レジスタ48に記憶される。レジス
タ48に順次記憶される、8つのデータF〜Fに対
する画像データf〜fは、図8では、レジスタ48
の出力線の下方に示してある。
【0178】また、レジスタ40に順次記憶される第
2の動作サイクル毎のデータからレジスタ40に順次
記憶される第2の動作サイクル毎のデータが、減算回路
42で減算されることにより、入力された8×8データ
の列方向の8つのデータF〜Fに対する圧縮前のデ
ータf〜fのうちのデータfが第1動作サイクル
において得られ、入力された8つのデータF〜F
対する圧縮前のデータf〜fのうちのデータf
第2動作サイクルにおいて得られ、入力された8つのデ
ータF〜Fに対する圧縮前のデータf〜fのう
ちのデータfが第3動作サイクルにおいて得られ、入
力された8つのデータF〜Fに対する圧縮前のデー
タf〜fのうちのデータfが第4動作サイクルに
おいて得られる。データf、データf、データf
及びデータfは、順次レジスタ46に記憶される(図
10のレジスタ46)。レジスタ46に順次記憶され
る、8つのデータF〜Fに対する画像データf
は、図8では、レジスタ46の出力線の下方に示し
てある。
【0179】以上の演算により、圧縮された8×8デー
タの1つの列内の8つのデータについての一次の8−8
IDCTが終了する。そして、8×8データの次列以降
の各列についても、同様の一次の8−8IDCTを行っ
てそれら各列の一次の8−8IDCTの終了で8×8デ
ータに対する一次の8−8IDCTが終了する。これら
8列についての一次の8−8IDCTが完了した後の8
×8データの各行毎の8つのデータ(IDCT転置デー
タ)についても、同様の8−8IDCTを行って二次の
8−8IDCTを完了する。このような一次及び二次の
8−8IDCTを各8×8データ毎に完了することによ
り、8−8DCTを施して圧縮され伝送されて来た画像
データを画像データを再現することができる。
【0180】次に、2−4−8IDCTの動作について
説明する。MUX112から順次、8×8画素に対して
2−4−8DCTを施して圧縮され伝送されて来た8×
8変換係数データ(以下、データという)の列方向の8
つのデータF〜Fの各々(IDCT入力データ)
が、第1のレジスタ群113のレジスタ14〜14
に次のようにして記憶される。レジスタ14にF
が、レジスタ14にFが、レジスタ14にF
が、レジスタ14にFが、レジスタ14にF
が、レジスタ14にFが、レジスタ14にF
が、レジスタ14にFが記憶される。
【0181】第1のMUX群15のMUX16、16
〜16は、それぞれ対応するレジスタ14、14
〜14を選択し、MUX1611、1612、16
31、1632は、それぞれレジスタ14、14
14、14を選択出力しているから、加算回路18
からデータF+F=bが出力され、加算回路1
からデータF+F=bが出力され、加算回路
18からデータF+F=bが出力され、加算回
路18からデータF+F=bが出力され、減算
回路20からデータF−F=bが出力され、減
算回路20からデータF−F=bが出力され、
減算回路20からデータF−F=bが出力さ
れ、減算回路20からデータF−F=bが出力
される。
【0182】加算回路18〜加算回路18から出力
されたデータb〜bは、レジスタ22〜22
経てMUX124〜124に入力される。MUX1
24から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイク
ル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータbと、M
UX124から4つの動作サイクルのうちの第1動作
サイクル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb
とが、順次加減算回路126で加減算されてデータb
+b、データb−b、データb−b及びデ
ータb+bが順次出力される。加減算回路126
から順次出力されるデータb+b、データb−b
、データb−b及びデータb+bは、順次レ
ジスタ30に記憶される(図11のレジスタ3
)。
【0183】MUX124から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータb、b、b、bは、レジスタ30
に順次記憶 され(図11のレジスタ30)、MUX
124から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイ
クル〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb、b
、b、bは、レジスタ30に順次記憶される
(図11のレジスタ30 )。
【0184】MUX124から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータb、b、b、bと、MUX124
から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル〜第
4動作サイクル毎に順次出力されるデータb、b
、bとが、4つの動作サイクル毎に加減算回路1
26で加減算されてデータb+b、データb
、データb−b 及びデータb+bが、加減
算回路126から順次出力される。加減算回路126
から順次出力されるデータb+b、データb
、データb −b及びデータb+bは、順次
レジスタ30に記憶される(図11のレジスタ3
)。
【0185】MUX124から4つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎に出力さ
れるデータb、b、b、bは、順次レジスタ3
に記憶され(図11レジスタ30)、MUX12
から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に出力されるデータb、b
、bは、MUX28で選択されず、“0″がM
UX28で選択されてレジスタ30に順次記憶され
(レジスタ30)、MUX124から4つの動作サ
イクルのうちの第1動作サイクル〜第4動作サイクル毎
に出力されるデータb、b、b、bは、順次レ
ジスタ30に記憶される(レジスタ30)。
【0186】レジスタ30に順次記憶されるデータに
固定係数PがP係数乗算回路32で乗ぜられ、そ
のデータは、順次レジスタ134に記憶され(図11
のレジスタ134)、レジスタ30に順次記憶され
るデータに固定係数PがP 係数乗算回路32で乗
ぜられ、そのデータは、順次レジスタ134に順次記
憶され(レジスタ134)、レジスタ30に順次記
憶されるデータに固定係数PがP係数乗算回路32
で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ134
記憶され(図11のレジスタ134)、レジスタ30
に順次記憶されるデータに固定係数PがP/P
係数乗算回路32で乗ぜられてデータは、順次レジス
タ134に記憶され(図12のレジスタ134)、
レジスタ30に順次記憶されるデータに固定係数P
がP/P係数乗算回路32で乗ぜられ、そのデー
タは、順次レジスタ134に記憶され(図12のレジ
スタ134)、レジスタ30に順次記憶されるデー
タに固定係数PがP係数乗算回路32で乗ぜら
れ、そのデータは、順次レジスタ134に記憶され
(図12のレジスタ134)、レジスタ30に順次
記憶されるデータに固定係数PがP/P係数乗算
回路32で乗ぜられ、そのデータは、順次レジスタ1
34に記憶 される(図12のレジスタ134)。
【0187】レジスタ134、134及び13
から4つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
〜第4動作サイクル毎に出力されるデータは、加算回路
138で加算され、加算回路138からその第1動
作サイクルのデータとして(b+ b)P+b
+bが出力され、第2動作サイクルのデータ
として(b−b)P−b+bが出力
され、第3動作サイクルのデータとして(b−b
+b−bが出力され、第4動作サイク
ルのデータとして(b+b)P−b−b
が出力され、それら各データは、レジスタ40
順次記憶される。レジスタ40に順次記憶されるデー
タは、その記憶順序に従って、入力された8つのデータ
〜F に対する画素データf〜fのうちの
、f、f、f(式(64)中のf、f
、f)を表している。これらの画素データf
、f、fは、図8では、レジスタ40の出力
線の下方に示してある。
【0188】レジスタ134、134、134
び134から4つの動作サイクル毎に出力されるデー
タは、加算回路138で加算され、加算回路138
からその第1動作サイクルのデータとして(b
)P+b+bが出力され、第2動作
サイクルのデータとして(b−b)P−b
+bが出力され、第3動作サイクルのデータとし
て(b−b)P+b −bが出力さ
れ、第4動作サイクルのデータとして(b+b)P
−b−bが出力され、これらの各データ
は、レジスタ40に順次記憶される。レジスタ40
に順次記憶されるデータは、その記憶順序に従って、入
力された8つのデータF〜Fに対する画像データf
〜fのうちのf、f、f、f(式(64)
中のf、f、f、f)を表している。これらの
画像データf、f、f、fは、図8では、レジ
スタ40の出力線の下方に示してある。
【0189】以上の演算により、圧縮された8×8デー
タの1つの列内の8つのデータについての一次の2−4
−8IDCTが終了する。そして、8×8データの次列
以降の各列についても、同様の一次の2−4−8IDC
Tを行ってそれら各列の一次の2−4−8IDCTの終
了で8×8データに対する一次の2−4−8IDCTが
終了する。これら8列についての一次の2−4−8ID
CTが完了した後の8×8データの各行毎の8つのデー
タ(IDCT転置データ)についても、同様の2−4−
8IDCTを行って二次の2−4−8IDCTを完了す
る。これらの一次及び二次の2−4−8IDCTを各8
×8データ毎に完了することにより、2−4−8DCT
を施して圧縮され伝送されて来た画像データを原画像デ
ータを再現することができる。
【0190】このように、この実施例の構成によれば、
8ー8IDCTで用いられる固定係数乗算回路の一部を
2ー4ー8IDCTで必要な固定係数乗算回路として用
い得るように構成したので、従来の8−8IDCTのパ
イプライン形式の演算による演算の高速性を2−4−8
IDCTでも享受し得ると同時に、この高速性を8−8
IDCT及び2−4−8IDCT全体の回路規模の小型
化の下で享受し得る。
【0191】◇第3実施例 図13は、この発明の第3実施例である16−16/2
−8−16DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロ
ック図、また、図14は、同16−16/2−8−16
DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロック図であ
る。なお、図13のIII−III線と図14のIII−III線と
を合わせることにより、同16−16/2−8−16D
CT装置の全体を構成することができる。この実施例の
構成が、上述の第1実施例のそれと大きく異なるところ
は、入力される16×16画素データに対して16−1
6DCT又は2−8−16DCTを施すようにした点で
ある。
【0192】この実施例の16−16DCT/2−8−
16DCT装置10Bは、16−16DCTについて
は、式(17)を展開整理して得た行列式(65)の演
算を行い、また、2−8−16DCTについては、式
(21)を展開整理して得た行列式(66)の演算を行
うように構成したものである。行列式(65)中のe
〜e15は、式(67)で示され、行列式(66)中の
〜g15は、式(68)で示される。
【0193】
【数65】
【0194】
【数66】
【0195】
【数67】
【0196】
【数68】
【0197】但し、式(65)及び式(66)中のP
〜P15は、以下に示す通りである。 P=COS(15π/32) =−COS(17π/32)=0.09801714034… P=COS(14π/32) =−COS(18π/32)=0.195090322… P=COS(13π/32) =−COS(19π/32)=0.2902846773… P=COS(12π/32) =−COS(20π/32)=0.3826834324… P=COS(11π/32) =−COS(21π/32)=0.4713967368… P=COS(10π/32) =−COS(22π/32)=0.555570233… P=COS(9π/32) =−COS(23π/32)=0.6343932842… P=COS(8π/32) =−COS(24π/32)=0.707106781… P=COS(7π/32) =−COS(25π/32)=0.7730104534… P=COS(6π/32) =−COS(26π/32)=0.8314696123… P10=COS(5π/16) =−COS(27π/32)=0.8819212644… P11=COS(4π/32) =−COS(28π/32)=0.9238795325… P12=COS(3π/32) =−COS(29π/32)=0.9567403357… P13=COS(2π/32) =−COS(30π/32)=0.9807852804… P14=COS(π/16) =−COS(31π/32)=0.9951847276… P15=COS(0π)=−COS(π)=1
【0198】この実施例の16−16DCT/2−8−
16DCT装置210は、固定係数乗算回路の一部を1
6−16DCT及び2−8−16DCTで共用してパイ
プライン形式で演算を高速に行い、かつ、小規模の回路
で16−16DCTと2−8−16DCTとを行うよう
にした装置であり、この16−16DCT/2−8−1
6DCT装置210は、MUX212と、第1のレジス
タ群213の16個のレジスタ14〜1416と、第
1の加算回路群217の8個の加算回路18〜18
と、減算回路群219の8個の減算回路20〜20
と、第2のレジスタ群221の16個のレジスタ22
〜2216と、第1のMUX群223の16個のMUX
224〜22416と、第1の加減算回路群225の
2つの加減算回路226、226と、第2のMUX
群227の2個のMUX28、28と、第3のレジ
スタ群229の15個のレジスタ30〜3015と、
係数乗算回路232と、P11係数乗算回路23
と、P係数乗算回路232と、P13係数乗算
回路232と、P係数乗算回路232と、P
数乗算回路232と、P係数乗算回路232と、
14/P係数乗算回路232と、P12/P11
係数乗算回路232と、P10/P係数乗算回路2
3210と、P/P13係数乗算回路23211と、
/P係数乗算回路23212と、P/P係数
乗算回路23213と、P係数乗算回路232
14と、P/P係数乗算回路23215と、第4の
レジスタ群233の15個のレジスタ234〜234
15と、第2の加算回路群237の6個の加算回路23
〜238と、8個のアンド回路236〜236
と、第5のレジスタ群39の6個のレジスタ40
40とから構成されている。なお、レジスタ14
1416は、図13では、Rで示す。
【0199】MUX212は、16×16画素データの
各行の16画素データについての一次DCTのための1
6個の画素データ又は一次DCTで得られた16×16
データの各列の16個の画素データを次のように選択的
に出力するものである。以下、MUX12Bから出力さ
れる16個のデータの各々をf〜 f16で参照す
る。MUX212は、16−16DCTにおいては第1
のレジスタ群213のレジスタ14にデータfを、
レジスタ14にf15を、レジスタ14にf を、
レジスタ14にf14を、レジスタ14にfを、
レジスタ14にf13を、レジスタ14にfを、
レジスタ14にf12を記憶させ、レジスタ14
データfを、レジスタ1410にf11を、レジスタ
1411にfを、レジスタ1412にf10を、レジ
スタ1413にfを、レジスタ1414にfを、レ
ジスタ1415にfを、データレジ スタ1416
を記憶させ、2−4−8DCTにおいてはデータf
〜f15を これらデータf〜f15対応にレジス
タ14〜1416に記憶させる。
【0200】第1の加算回路群217のうちの加算回路
18〜18は、いずれも、16−16DCTにおい
ても、また、2−8−16DCTにおいても、2つのレ
ジスタに記憶されているデータを加算する。すなわち、
加算回路18は、レジスタ14に記憶されているデ
ータとレジスタ14に記憶されているデータとを加算
する。加算回路18は、レジスタ14に記憶され
ているデータとレジスタ14に記憶されているデータ
とを加算する。加算回路18は、レジスタ14に記
憶されているデータとレジスタ14に記憶されている
データとを加算する。加算回路18は、デー タレジ
スタ14に記憶されているデータとレジスタ14
記憶されているデータとを加算する。
【0201】18は、レジスタ14に記憶されてい
るデ ータとレジスタ1410に記憶されているデータ
とを加算する。加算回路18は、レジスタ1411
記憶されているデータとレジスタ1412に記憶されて
いるデータとを加算する。加算回路18は、レジスタ
1413に記憶されているデータとレジスタ1414
記憶されているデータとを加算する。加算回路18
は、レジスタ1415に記憶されているデータとレジ
スタ1416に記憶されているデータとを加算する。
【0202】減算回路群219のうちの減算回路20
〜20は、いずれも、16−16DCTにおいても、
また、2−8−16DCTにおいても、2つのレジスタ
に記憶されているデータを減算する。すなわち、減算回
路20は、レジスタ14から記憶されているデータ
からレジスタ14に記憶されているデータを減算す
る。減算回路20は、レジスタ14に記憶されてい
るデータからレジスタ14に記憶されているデータを
減算する。減算回路20は、レジスタ14に記憶さ
れているデータからレジスタ14に記憶されているデ
ータを減算する。減算回路20は、レジスタ14
記憶されているデータからレジスタ14に記憶されて
いるデータを減算する。
【0203】減算回路20は、レジスタ14から記
憶されているデータからレジスタ1410に記憶されて
いるデータを減算する。減算回路20は、レジスタ1
に記憶されているデータからレジスタ1412
記憶されているデータを減算する。減算回路20は、
レジスタ1413に記憶されているデータからレジスタ
1414に記憶されているデータを減算する。減算回路
20は、レジスタ1415に記憶されているデータか
らレジスタ1416に記憶されているデータを減算す
る。
【0204】第2のレジスタ群221のうちのレジスタ
22は、加算回路18から出力されるデータを一時
記憶する。レジスタ22は、加算回路18から出力
されるデータを一時記憶する。レジスタ22は、加算
回路18から出力されるデータを一時記憶する。レジ
スタ22は、加算回 路18から出力されるデータ
を一時記憶する。レジスタ22は、加算回路18
ら出力されるデータを一時記憶する。レジスタ22
は、加算回路18から出力されるデータを一時記憶
する。レジスタ22は、加算回路18から出力され
るデータを一時記憶する。レジスタ22は、加算回路
18から出力されるデータを一時記憶する。
【0205】レジスタ22は、減算回路20から出
力されるデータを一時記憶する。レジスタ22は、減
算回路20から出力されるデータを一時記憶 する。
レジスタ22は、減算回路20から出力されるデー
タを一時記 憶する。レジスタ22は、減算回路20
から出力されるデータを一時 記憶する。レジスタ2
は、減算回路20から出力されるデータを一 時
記憶する。レジスタ22は、減算回路20から出力
されるデータを 一時記憶する。レジスタ22 は、減
算回路20から出力されるデータ を一時記憶する。
レジスタ22は、減算回路20から出力されるデー
タを一時記憶する。
【0206】第1のMUX群223のMUX224
224におけるデータの選択動作は、16−16DC
Tにおいても、また、2−8−16DCTにおいても、
同じである。すなわち、MUX224は、レジスタ2
〜22の出力に接続され、レジスタ22、22
、22、22、22、22、22、22
の順でこれらのレジスタを選択して8個のデータを順
次出力する。MUX224は、レジスタ22〜22
の出力に接続され、レジスタ22、22、2
、22、22、22、22、22の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。MUX224は、レジスタ22〜22の出力
に接続され、レジスタ22、22、22、2
、22、22、22、22の順でこれらの
レジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MU
X224は、レジスタ22〜22の出力に接続さ
れ、レジスタ22、22、22、22、22
、22、22、22の順でこれらのレジスタを
選択して8個のデータを順出力する。
【0207】MUX224は、レジスタ22〜22
の出力に接続され、レジスタ22 、22、2
、22、22、22、22、22の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。MUX224は、レジスタ22〜22の出力
に接続され、レジスタ22、22、22、2
、22、22、22、22の順でこれらの
レジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MU
X224は、レジスタ22〜22の出力に接続さ
れ、レジスタ22、22、22、22、2
、22、22、22 の順でこれらのレジスタ
を選択して8個のデータを順次出力する。MUX224
は、レジスタ22〜22の出力に接続され、レジ
スタ22、22、22、22、22、2
、22、22の順でこれらのレジスタを選択し
て8個のデータを順出力する。
【0208】第1のMUX群223のMUX22〜2
16におけるデータの選択動作は、16−16DCT
の場合と2−8−16DCTの場合とでは次のように異
なる。16−16DCTの場合におけるMUX22
2216でのデータの選択動作は、次の通りである。
【0209】MUX224は、レジスタ22〜22
16の出力に接続され、レジスタ22、2214、2
15、2213、2212、2210、2211、2
の順でこれらのレジスタを選択して8個のデータ
を順次出力する。MUX22410は、レジスタ22
〜2216の出力に接続され、レジスタ2210、22
、2212、2211、2214、2213、22
16、2215の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX22411は、レジス
タ22〜2216の出力に接続され、レジスタ22
11、2213、22、2215、2210、22
16、2212、2214の順でこれらのレジスタを選
択して8個のデータを順次出力する。MUX22
12は、レジスタ22 〜2216の出力に接続され、
レジスタ2212、2215、2211、22 、22
16、2214、2210、2213の順でこれらのレ
ジスタを選択して8個のデータを順次出力する。
【0210】MUX22413は、レジスタ22〜2
16の出力に接続され、レジスタ2213、2
10、2214、2216、22、2211、22
15、22 12の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX22414は、レジス
タ22〜2216の出力に接続され、レジスタ22
14、2212、2216、2210、2215、22
、2213、2211の順でこれらのレジスタを選択
して8個のデータを順次出力する。MUX224
15は、レジスタ22〜2216の出力に接続され、
レジスタ2215、2216、2213、2214、2
11、2212、22、2210の順でこれらのレ
ジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MUX
2216は、レジスタ22〜2216の出力に接続さ
れ、レジスタ2216、2211、2210、2
12、2213、2215、2214、22の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。
【0211】2−4−8DCTの場合におけるMUX2
〜2216でのデータの選択動作は、次の通りであ
る。MUX224は、レジスタ22〜2216の出
力に接続され、レジスタ22、2212、2213
2216、22、2212、2213、2216の順
でこれらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力
する。MUX224 10は、レジスタ22〜2216
の出力に接続され、レジスタ22、22 、22
12、2213、2210、2211、2214、22
15の順でこれらのレジスタを選択して8個のデータを
順次出力する。MUX22411は、レジスタ22
2216の出力に接続され、レジスタ2210、22
11、22 14、2215、22、2212、22
13、2216の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX2212は、レジスタ
22〜2216の出力に接続され、レジスタ22
2216、2211、2214、2210、2215
2212、2213の順でこれらのレジスタを選択して
8個のデータを順次出力する。
【0212】MUX22413は、レジスタ22〜2
16の出力に接続され、レジスタ2210、2
15、22、2216、2212、2213、22
11、22 14の順でこれらのレジスタを選択して8個
のデータを順次出力する。MUX22414は、レジス
タ22〜2216の出力に接続され、レジスタ22
11、2214、2212、2213、22、22
16、2210、2215の順でこれらのレジスタを選
択して8個のデータを順次出力する。MUX22415
は、レジスタ22〜2216の出力に接続され、レジ
スタ2210、2211、2212、2211、22
10、2211、2212、2211の順でこれらのレ
ジスタを選択して8個のデータを順次出力する。MUX
2216は、レジスタ22〜2216の出力に接続さ
れ、レジスタ2212、2213、2210、2
15、2211、2214、22、2216の順で
これらのレジスタを選択して8個のデータを順次出力す
る。
【0213】第1の加減算回路群25のうちの加減算回
路226は、16−16DCTにおいても、また、2
−8−16DCTにおいても、MUX224から順次
出力される8個のデータとMUX224から順次出力
される8個のデータとをその出力順の第1番目乃至第4
番目のデータに対しては加算を行い、出力順の第5番目
乃至第8番目のデータに対しては減算を行う。加減算回
路226での減算は、MUX224から出力される
データからMUX224ら出力されるデータを差し引
いて行う。加減算回路226は、16−16DCTに
おいても、また、2−8−16DCTにおいても、MU
X224から順次出力される8個のデータとMUX2
2415から順次出力される8個のデータとをその出力
順の第1番目乃至第4番目のデータに対しては加算を行
い、出力順の第5番目及び第8番目のデータに対しては
減算を行う。加減算回路226での減算は、MUX2
24から出力されるデータからMUX2215から出
力されるデータを差し引いて行う。
【0214】第2のMUX群27のうちのMUX28
は、16−16DCTにおいては、MUX22から順
次出力される8個のデータを順次選択し、2−8−16
DCTにおいては、加減算回路226から順次出力さ
れるデータを選択する。また、MUX28は、16−
16DCTにおいては、MUX22415から順次出力
される8個のデータを順次選択し、2−8−16DCT
においては、MUX22415が8個のデータを順次出
力するのに対応して8回(8つの動作サイクル)“0″
のデータを選択する。
【0215】第3のレジスタ群229のレジスタ30
は、加減算回路226から順次出力される8個の演算
結果のデータを順次記憶する。レジスタ30は、MU
X224から順次選択されて出力される8個のデータ
を順次記憶する。レジスタ30は、MUX224
ら順次選択されて出力される8個のデータを順次記憶す
る。レジスタ30は、MUX224から順次選択さ
れて出力される8個のデータを順次記憶する。レジスタ
30は、MUX224から順次選択されて出力され
る8個のデータを順次記憶する。レジスタ30は、M
UX224から順次選択されて出力される8個のデー
タを順次記憶する。レジスタ30は、MUX224
から順次選択されて出力される8個のデータを順次記憶
する。
【0216】レジスタ30は、MUX224から順
次出力される8個の演算結果のデータを順次記憶する。
レジスタ30は、MUX22410から順次選択され
て出力される8個のデータを順次記憶する。レジスタ3
10は、MUX22411から順次選択されて出力さ
れる8個のデータを順次記憶する。レジスタ30
11は、MUX22412から順次選択されて出力され
る8個のデータを順次記憶する。レジスタ3012は、
MUX22413から順次選択されて出力される8個の
データを順次記憶する。レジスタ3013は、MUX2
2414から順次選択されて出力される8個のデータを
順次記憶する。レジスタ3015は、MUX22416
から順次選択されて出力される8個のデータを順次記憶
する。
【0217】P係数乗算回路232〜232は、
いずれも、16−16DCTにおいても 、また、2−
8−16DCTにおいても、レジスタから出力されるデ
ータに対して同じ固定係数を乗ずる。すなわち、P
数乗算回路232は、データ レジスタ30から順
次出力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗ず
る。P11係数乗算回路232は、レジスタ30
ら順次出力される8個のデータの各々に固定係数P11
を乗ずる。P係数乗算回路232は、データレジ
スタ30から順次出力される8個のデータの各々に固
定係数Pを乗ずる。P13係数乗算回路232は、
レジスタ30から順次出力される8個のデータの各々
に固定係数P13を乗ずる。P係数乗算回路232
は、レジスタ30から順次出力される8個のデータの
各々に固定係数Pを乗ずる。P 係数乗算回路232
は、レジスタ30から順次出力される8個のデータ
の各々に固定係数Pを乗ずる。P係数乗算回路23
は、レジスタ30から順次出力される8個のデー
タの各々に固定係数Pを乗ずる。
【0218】P14/P係数乗算回路232〜23
15は、いずれも、8−8DCTと2−4 −8DC
Tとで固定係数の切り替えが行われて固定係数の乗算が
行われる。すなわち、P14/P係数乗算回路232
は、16−16DCTにおいてはデータレジスタ30
から順次出力される8個のデータの各々に固定係数P
14を乗じ、2−8−16DCTにおいてはレジスタ3
から順次出力される8個のデータの各々に固定係数
を乗ずる。P12/P11係数乗算回路232
は、16− 16DCTにおいてはレジスタ30
ら順次出力される8個のデータの各々に固定係数P12
を乗じ、2−8−16DCTにおいてはレジスタ30
から順次出力される8個のデータの各々に固定係数P
11を乗ずる。
【0219】P10/P係数乗算回路23210は、
16−16DCTにおいてはレジスタ3010から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P10を乗
じ、2−8−16DCTにおいてはレジスタ3010
ら順次出力される8個のデータの各々に固定係数P
乗ずる。P/P13係数乗算回路23211は、16
−16DCTにおい てはレジスタ3011から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗じ、2
−8−16DCTにおいてはレジスタ3011から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数P13を乗ず
る。
【0220】P/P係数乗算回路23212は、1
6−16DCTにおいてはレジスタ3012から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗じ、2
−8−16DCTにおいてはレジスタ3012から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗ず
る。P/P係数乗算回路23213は、16−16
DCTにおいてはレジスタ3013から順次出力される
8個のデータの各々に固定係数Pを乗じ、2−8−1
6DCTにおいてはレジスタ3013から順次出力され
る8個のデータの各々に固定係数Pを乗ずる。P
数乗算回路23214は、レジスタ3014から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗ずる。
/P係数乗算回路23215は、16−16DC
Tにおいてはレジスタ3015から順次出力される8個
のデータの各々に固定係数Pを乗じ、2−8−16D
CTにおいてはレジスタ3015から順次出力 される
8個のデータの各々に固定係数Pを乗ずる。
【0221】第4のレジスタ群233のレジスタ234
、234、234、234 は、いずれも、1
6−16DCTにおいても、また、2−8−16DCT
においても、順次記憶されるデータの符号を以下に述べ
る符号で出力する。すなわち、レジスタ234は、P
係数乗算回路232から順次出力される8個のデー
タの各々を順次記憶し、その各データを正の値として順
次出力する。レジスタ234は、P係数乗算回路2
32から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、その第1番目、第4番目、第5番目及び第8番目
のデータを正の値として出力し、第2番目、第3番目、
第6番目及び第7番目のデータを負の値として出力す
る。
【0222】レジスタ234は、P係数乗算回路2
32から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、その第1番目、第3番目、第5番目及び第7番目
のデータを正の値として出力し、第2番目、第4番目、
第6番目及び第8番目のデータを負の値として出力す
る。レジスタ23414は、P係数乗算回路232
から順次出力される8個のデータの各々を順次記憶
し、その第1番目、第4番目、第6番目及び第7番目の
データを正の値として出力し、第2番目、第3番目、第
5番目及び第8番目のデータを負の値として出力する。
【0223】レジスタ234は、P11係数乗算回路
234から順次出力される8個のデータの各々を順次
記憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第
4番目及び第6番目のデータを正の値として出力し、第
2番目、第3番目、第5番目、第7番目及び第8番目の
データを負の値として出力し、2−8−16DCTにお
いてはその第1番目、第2番目、第6番目及び第7番目
のデータを正の値として出力し、第3番目〜第5番目及
び第8番目のデータを負の値として出力する。
【0224】レジスタ234は、P13係数乗算回路
232から順次出力される8個のデータの各々を順次
記憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第
3番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として
出力し、第2番目、第4番目、第6番目及び第8番目の
データを負の値として出力し、2−8−16DCTにお
いてはその第2番目、第4番目、第5番目及び第8番目
のデータを正の値として出力し、第1番目、第3番目、
第6番目及び第7番目のデータを負の値として出力す
る。
【0225】レジスタ234は、P係数乗算回路2
32から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第3
番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として出
力し、第2番目、第4番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16DCTにおい
てはその第2番目、第3番目、第5番目及び第8番目の
データを正の値として出力し、第1番目、第4番目、第
6番目及び第7番目のデータを負の値として出力する。
【0226】レジスタ234は、P係数乗算回路2
32から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、16−16DCTにおいてはその第1番目、第3
番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として出
力し、第2番目、第4番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16DCTにおい
てはその第2番目、第3番目、第5番目及び第7番目の
データを正の値として出力し、第1番目、第4番目、第
6番目及び第8番目のデータを負の値として出力する。
【0227】レジスタ234は、P14/P係数
乗算回路232から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目、第3番目、第4番目、第5番目及び第7番目のデ
ータを正の値として出力し、第2番目、第6番目及び第
8番目のデータを負の値として出力し、2−8−16D
CTにおいてはその各データを正の値として出力する。
【0228】レジスタ234は、P12/P11係数
乗算回路232から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目、第2番目、第7番目及び第8番目のデータを正の
値として出力し、第3番目〜第6番目のデータを負の値
として出力し、2−8−16DCTにおいてはその第1
番目、第2番目、第4番目、第6番目及び第7番目のデ
ータを正の値として出力し、第3番目、第5番目及び第
8番目のデータを負の値として出力する。
【0229】レジスタ23410は、P10/P係数
乗算回路23210から順次出力される8個のデータの
各々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第
1番目及び第3番目のデータを正の値として出力し、第
2番目、第4番目〜第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16DCTにおいてはその第1番目及び
第4番目〜第8番目のデータを正の値として出力し、第
2番目及び第3番目のデータを負の値として出力する。
【0230】レジスタ23411は、P/P13係数
乗算回路23211から順次出力される8個のデータの
各々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第
1番目及び第4番目〜第6番目のデータを正の値として
出力し、第2番目、第3番目、第7番目及び第8番目の
データを負の値として出力し、2−8−16DCTにお
いてはその第1番目、第4番目、第6番目及び第8番目
のデータを正の値として出力し、第2番目、第3番目、
第5番目及び第7番目のデータを負の値として出力す
る。
【0231】また、レジスタ23412は、P/P
係数乗算回路23212から順次出力される8個のデー
タの各々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはそ
の第1番目〜第3番目、第5番目及び第6番目のデータ
を正の値として出力し、第4番目、第7番目及び第8番
目のデータを負の値として出力し、2−8−16DCT
においてはその第1番目、第3番目、第5番目及び第7
番目のデータを正の値として出力し、第2番目、第4番
目、第6番目及び第8番目のデータを負の値として出力
する。
【0232】レジスタ23413は、P/P係数乗
算回路23213から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目、第3番目及び第5番目〜第8番目のデータを正の
値として出力し、第2番目及び第4番目のデータを負の
値として出力し、2−8−16DCTにおいてはその第
1番目、第4番目、第5番目及び第8番目のデータを正
の値として出力し、第2番目、第3番目、第6番目及び
第7番目のデータを負の値として出力する。
【0233】レジスタ23414は、P係数乗算回路
23214から順次出力される8個のデータの各々を順
次記憶し、16−16DCTにおいても、また、2−8
−16DCTにおいても、その第1番目、第4番目、第
6番目及び第7番目のデータを正の値として出力し、第
2番目、第3番目、第5番目及び第8番目のデータを負
の値として出力する。
【0234】レジスタ23415は、P/P係数乗
算回路23215から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16DCTにおいてはその第1
番目〜第4番目及び第6番目〜第8番目のデータを正の
値として出力し、第5番目のデータを負の値として出力
し、2−8−16DCTにおいてはその第1番目、第4
番目、第5番目及び第7番目のデータを正の値として出
力し、第2番目、第3番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力する。
【0235】第2の加算回路群35のうちの加算回路2
38は、第5のレジスタ群239のうちのレジスタ4
とアンド回路236と共にデータの累算回路を構
成している。アンド回路236は、その一方の入力に
でレジスタ40のデータが供給され、16−16DC
Tにおいても、また、2−8−16DCTにおいても、
その他方の入力に8つの動作サイクルのうちの第1動作
サイクルから第8動作サイクルまでの順に“0″、
“1″、“1″、“1″、“0″、“1″、“1″、
“1″が供給される。すなわち、レジスタ234から
出力され加算回路40の一方の入力に供給されるデー
タと1つ前のクロックでレジスタ40に記憶され次の
クロックでアンド回路236を経て加算回路238
の他方の入力に供給される1クロック前のデータとが加
算回路238で加算された累算値がレジスタ40
ら出力される。
【0236】また、加算回路238も、レジスタ40
とアンド回路236と共にデータの累算回路を構成
している。アンド回路236の一方の入力にはレジス
タ40のデータが供給され、その他方の入力に、16
−16DCTにおいても、また、2−8−16DCTに
おいても、8つの動作サイクルのうちの第1動作サイク
ルから第8動作サイクルまでの順に“0″、“1″、
“1″、“1″、“0″、“1″、“1″、“1″が、
図示しない2進値列発生回路から供給される。すなわ
ち、レジスタ234及びレジスタ234から出力さ
れ加算回路238の第1及び第2の入力に供給される
データと1つ前のクロックでレジスタ40に記憶され
次のクロックでアンド回路236を経て加算回路23
の第3の入力に供給される1クロック前のデータと
が加算回路238で加算された累算値がレジスタ40
から出力される。
【0237】また、加算回路238も、レジスタ40
及びアンド回路236と共にデータの累算回路を構
成している。アンド回路236は、その一方の入力に
レジスタ40のデータが供給され、その他方の入力
に、16−16DCTにおいても、また、2−8−16
DCTにおいても、8つの動作サイクルのうちの第1動
作サイクルから第8動作サイクルまでの順で“0″、
“1″、“0″、“1″、“0″、“1″、“0″、
“1″が、図示しない2進値列発生回路から供給され
る。すなわち、レジスタ234〜234から出力さ
れ加算回路238の4つの入力に供給されるデータと
1つ前のクロックでレジスタ40に記憶され次のクロ
ックでアンド回路236を経て加算回路238の一
方の入力に供給される1クロック前のデータとが加算回
路238で加算された累算値がレジスタ40から出
力される。
【0238】また、加算回路238は、16−16D
CTにおいては、レジスタ234〜23415のデー
タを加算してレジスタ40に記憶し、また、2−8−
16DCTにおいては、レジスタ234〜23415
及びアンド回路236と共にデータの累算回路を構成
している。すなわち、アンド回路236の一方の入
力には、レジスタ40のデータが供給され、その他方
の入力には、16−16DCTにおいては、8つの動作
サイクルのうちの第1動作サイクルから第8動作サイク
ルまで“0″が、図示しない2進値列発生回路から供給
される一方、2−8−16DCTにおいては、8つの動
作サイクルのうちの第1動作サイクルから第8動作サイ
クルまでの順で“0″、“1″、“0″、“1″、
“0″、“1″、“0″、“1″が、図示しない2進値
列発生回路から供給される。
【0239】また、アンド回路236は、一方の入力
にレジスタ30のデータが供給され、アンド回路23
は、一方の入力にレジスタ30のデータが供給さ
れ、アンド回路236は、一方の入力にレジスタ30
10のデータが供給される。また、アンド回路23
、236、236のいずれの他方の入力には、
16−16DCTにおいては、8つの動作サイクルのう
ちの第1動作サイクルから第8動作サイクルまで“0″
が、図示しない2進値列発生回路から供給される一方、
2−8−16DCTにおいては、8つの動作サイクルの
うちの第1動作サイクルから第8動作サイクルまでの順
で“1″が、図示しない2進値列発生回路から供給され
る。
【0240】すなわち、16−16DCTにおいては、
レジスタ234〜23415から8つの動作サイクル
毎に順次出力されるデータが、動作サイクル毎に加算回
路238の第1〜第8の入力に供給されて加算され、
その各データはレジスタ40 に順次記憶される一方、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ23411
23415から8つの動作サイクル毎に順次出力され加
算回路238の第4〜第8の入力に供給されるデータ
と1つ前のクロックでレジスタ40に記憶され次のク
ロックでアンド回路236を経て加算回路238
第9の入力に供給される1クロック前のデータとが加算
回路238で加算され、そのデータがレジスタ40
から出力される。
【0241】次に、図13及び図14を参照して、この
実施例の動作について説明する。先ず、16−16DC
Tの動作について説明する。MUX212から順次、1
6×16画素データの各行の16個の画素データ(DC
T入力データ)f〜f15の各々が、第1のレジスタ
群13 Aのレジスタ14〜1415に、次のように
記憶される。すなわち、第1のレジスタ群213のレジ
スタ14にデータfを、レジスタ14にf
15を、レジスタ14にfを、レジスタ14にf
14を、レジスタ14にfを、レジスタ14にf
13を、レジスタ14にfを、レジスタ14 にf
12を記憶させ、レジスタ14にデータfを、レジ
スタ1410にf 11を、レジスタ1411にfを、
レジスタ1412にf10を、レジスタ1413にf
を、レジスタ1414にfを、レジスタ1415にf
を、レジスタ1416にfを記憶させる。
【0242】このように、レジスタ14〜1416
16個の画素データf〜f15が記憶されると、加算
回路18からデータf+f15=eが出力され、
加算回路18からデータf+f14=eが出力さ
れ、加算回路18からデータf+f13=eが出
力され、加算回路18からデータf+f12=e
が出力され、加算回路18からデータf+f11
が出力され、加算回路18から加 算値f+f
10=eが出力され、加算回路18からデータf
+f=eが出力され、加算回路18からデータf
+f=eが出力される。
【0243】減算回路20からデータf−f15
が出力され、減算回路20から データf−f
14=eが出力され、減算回路20からデータf
−f 13=e10が出力され、減算回路20からデー
タf−f12=e11が出力され、減算回路20
らデータf−f11=e12が出力され、減算回路2
からデータf−f10=e13が出力され、減算
回路18からデータf−f=e14が出力され、
減算回路18からデータf−f=e15が出力さ
れる。
【0244】加算回路18から出力されたeは、レ
ジスタ22に記憶され、加算回路18から出力され
たeは、レジスタ22に記憶され、加算回路18
から出力されたeは、レジスタ22に記憶され、加
算回路18から出力されたeは、レジスタ22
記憶され、加算回路18から出力されたeは、レジ
スタ22に記憶され、加算回路18から出力された
は、レジスタ22 に記憶され、加算回路18
ら出力されたeは、レジスタ22に記憶され、加算
回路18から出力されたeは、レジスタ22に記
憶される。
【0245】減算回路20から出力されたeは、レ
ジスタ22に記憶され、減算回路20から出力され
たeは、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
から出力されたe10は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路20から出力されたe11は、レジスタ
2212に記憶され、減算回路20から出力されたe
12は、レジスタ2213に記憶され、減算回路20
から出力されたe13は、レジスタ2214に記憶さ
れ、減算回路18から出力されたe14は、レジスタ
2215に記憶され、減算回路20から出力されたe
15は、レジスタ2216に記憶される。
【0246】加算回路18〜加算回路18から出力
されたデータe〜eが、レジスタ22〜22
経てMUX224〜224に入力されると、MUX
224〜224から次のようなデータが出力され
る。MUX224から8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に順次出力される8個のデータe、e
、e、e、e、e、e、eが、加減算回
路226に供給されると共に、MUX224から8
つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に順次出力
される8個のデータe、e、e、e、e、e
、e、eが、加減算回路226に供給されて加
減算回路226から8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎にデータe+e、e +e、e
、e+e、及びデータe−e、e
、e−e、e−eが順次出力されてレジス
タ30に記憶される。
【0247】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータe
、e、e、e、e、e、e、eは、M
UX224で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX224からデータe、e
、e、e、e、e、e、eが順次出力さ
れてレジスタ30に記憶される。レジスタ22
〜22から8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に出力されたデータe、e、e、e、e
、e、e、eは、MUX224で8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX
224からe、e、e、e、e、e
、eが順次出力されてレジスタ30に記憶さ
れる。
【0248】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータe
、e、e、e、e、e、e、eは、
MUX224で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX224からデータe
、e、e、e、e、e、e、eが順次
出力されてレジスタ30に記憶される。レジスタ22
〜22から8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に出力されたデータe、e、e、e、e
、e、e、eは、MUX224で8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX
224からデータe、e、e、e、e、e
、e、eが順次出力されてレジスタ30に記憶
される。
【0249】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータe
、e、e、e、e、e、e、eは、M
UX224で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX224からデータe、e
、e、e、e、e、e、eが順次出力さ
れてレジスタ30に記憶される。レジスタ22〜2
から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータe、e、e、e、e、e
、e、eは、MUX224で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
からデータe、e、e、e、e、e、e
、eが順次出力されてレジスタ30に記憶され
る。
【0250】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
、e、e10、e11、e12、e12
13、e 14、e15は、MUX224で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X224からデータe、e13、e14、e12
、e、e10、e15が順次出力されてレジス
タ30に記憶される。レジスタ22〜2216から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れたデータe、e、e10、e11、e12、e
13、e14、e 15は、MUX22410で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X22410からデータe、e、e11、e10
13、e 12、e15、e14が順次出力されてレジ
スタ30に記憶される。
【0251】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
、e、e10、e11、e12、e13
14、e 15は、MUX22411で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
11からe10、e12、e、e14、e、e
15、e11、e13が順次出力されてレジスタ30
10に記憶される。レジスタ22〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データe、e、e10、e11、e12、e13
14、e 15は、MUX22412で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
12からデータe11、e14、e10、e、e
15、e13、e、e12が順次出力されてレジスタ
3011に記憶される。
【0252】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
、e、e10、e11、e12、e13
14、e 15は、MUX22413で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
13からe12、e、e13、e15、e、e
10、e14、e11が順次出力されてレジスタ30
12に記憶される。レジスタ22〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データe、e、e10、e11、e12、e13
14、e 15は、MUX22414で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
14からデータe13、e11、e15、e、e
14、e、e12、e10が順次出力されてレジスタ
3013に記憶される。
【0253】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
、e、e10、e11、e12、e13
14、e 15は、MUX22415で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
15からe14、e15、e12、e13、e10
、e、eが順次出力されてレジスタ3014
に記憶される。レジスタ22〜2216から8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
、e、e、e、e、e11、e13、e
15は、MUX22416で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX22416から
15、e10、e、e11、e12、e14、e
13、e が順次出力されてレジスタ3015に記憶さ
れる。
【0254】レジスタ30〜30から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に、対応する固定係数乗算回路232〜232で対
応する固定係数P、P11、P、P13、P、P
、Pが乗ぜられて対応するレジスタ234〜2
34に記憶される。すなわち、レジスタ234に順
次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に、加算回路238で加算され
てレジスタ40に記憶される。
【0255】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは(e
+e)Pで、第2動作サイクルで出力されるデータ
は、(e+e+e+e)Pで、第3動作サイ
クルで出力されるデータは、(e+e+e+e
+e+e)Pで、第4動作サイクルで出力される
データは、(e+e+e+e+e+e+e
+e)P、第5動作サイクルで出力されるデータ
は(e+e)Pで、第6動作サイクルで出力され
るデータは、(e−e+e−e)Pで、第7
動作サイクルで出力されるデータは、(e−e+e
−e+e−e)Pで、第4動作サイクルで出
力されるデータは、(e−e+e−e+e
+e −e)Pである。加算回路238から
8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで
出力されるデータが、式(65)の演算値F及びF
であり、図14ではレジスタ40の出力線の下方右側
にF及びFで示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
の出力線の下方右側に*で示す。
【0256】レジスタ234及びレジスタ234
順次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルの
うちの各動作サイクル毎に、加算回路238で加算さ
れてレジスタ40に記憶される。
【0257】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはe
11+eで、第2動作サイクルで出力されるデ
ータは、e11+e−e11−e
で、第3動作サイクルで出力されるデータは、e
11+e−e11−e−e11
で、第4動作サイクルで出力されるデータは、
11+e−e11−e−e
11−e+e11+e、第5動作サイ
クルで出力されるデータは−e11+eで、
第6動作サイクルで出力されるデータは、−e11
+e+e11−eで、第7動作サイク
ルで出力されるデータは、−e11+e+e
11−e−e11−eで、第8動
作サイクルで出力されるデータは、−e11+e
+e11−e−e11−e
11+eである。加算回路238から
8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで
出力されるデータが、式(65)の演算値F及びF
であり、図14ではレジスタ40の出力線の下方右側
にF及びFで示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
の出力線の下方右側に*で示す。
【0258】レジスタ234〜234に順次記憶さ
れたデータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎に、加算回路238で加算されてレジス
タ40に記憶される。
【0259】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはe
13+e+e+eで、第2動作サイ
クルで出力されるデータは、e13+e+e
+e−e −e−e
で、第3動作サイクルで出力されるデータは、
13+e+e+eで、第4動
作サイクルで出力されるデータは、e13+e
+e+e−e13−e −e
−e、第5動作サイクルで出力されるデータ
はe13+e+e+eで、第6
動作サイクルで出力されるデータはe13+e
+e+e−e13−e−e
−e で、第7動作サイクルで出力されるデー
タはe13+e−e+eで、第
8動作サイクルで出力されるデータはe13+e
−e+e−e13−e+e
−eである。加算回路238から8つの
動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデータの
うち、第2動作サイクル、第4動作サイクル、第6動作
サイクル及び第8動作サイクルで出力されるデータが、
式(65)の演算値F10、F14、FびF12であ
り、図14ではレジスタ40の出力線の下方右側にF
10、F14、FびF12で示し、第1動作サイク
ル、第3動作サイクル、第5動作サイクル及び第7動作
サイクルで出力されるデータは不定値で、図14ではレ
ジスタ40の出力線の下方右側に*で示す。
【0260】レジスタ234〜23415に順次記憶
されたデータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に、加算回路238で加算されてレジ
スタ40に記憶される。
【0261】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはe
14+e12+e1010+e11+e12
+e13+e14+e15で、第2動
作サイクルで出力されるデータは−e1314+e
12−e1210−e14+e−e
−e15+e10で、第3動作サイクルで
出力されるデータはe 1414−e1112+e
10−e10+e13+e15−e12
+eで、第4動作サイクルで出力されるデー
タはe12 −e1012−e1410+e
−e15−e+e13 +e11
で、第5動作サイクルで出力されるデータはe11
14−e 12−e10+e15+e
+e14−e10−e で、第6動作
サイクルで出力されるデータは−e14−e12
12−e1510+e13+e10+e
+e11+e14で、第7動作サイクルで出
力されるデータはe1014+e1512−e
10−e−e14+e12+e
+e13で、第8動作サイクルで出力されるデータ
は−e1514+e1412−e13 −e
12−e11+e10−e+e
である。加算回路238から8つの動作サイクルの
各動作サイクル毎に出力されるデータが、式(65)の
演算値F、F、F、F、F、F11
13、F15であり、図14ではレジスタ40の出
力線の下方右側にF、F、F、F、F、F
11、F13、F15で示す。
【0262】以上の演算により、16×16データの1
つの行内の8つのデータについての一次の16−16D
CTが終了する。そして、16×16データの次行以降
の各行についても、同様の演算を行ってそれら各行の一
次の16−16DCTを終了する。これら8行について
の一次の16−16DCTが完了した後の16×16デ
ータの各列毎に同様の16−16DCTを行って二次の
16−16DCTを完了する。この二次の16−16D
CTを完了して得られたDCT係数を入力された16×
16画素データの圧縮に用いられる。そして、伝送しよ
うとする画像データ内の同様の16×16画素データの
各々に順次上述した一次及び二次の16−16DCTを
施すことにより、その画像データを圧縮して伝送するこ
とができる。
【0263】次に、2−8−16DCTの動作について
説明する。MUX212から順次、16×16画素デー
タの各行の16個の画素データ(DCT入力データ)f
〜f15の各々は、データf〜f15をこれらデー
タf〜f15対応に第1のレジスタ群13Aのレジス
タ14〜1416に記憶させる。
【0264】このように、レジスタ14〜1416
16個の画素データf〜f15が記憶されると、加算
回路18からデータf+f=gが出力され、加
算回路18からデータf+f=gが出力され、加
算回路18からデータf+f=gが出力さ
れ、加算回路18からデータf+f=gが出力
され、加算回路18からデータf+f=gが出
力され、加算回路18から加 算値f10+f11
が出力され、加算回路18からデータf +f
13=gが出力され、加算回路18からデータf
14+f15=gが出力される。
【0265】減算回路20からデータf−f=g
が出力され、減算回路20からデータf−f
が出力され、減算回路20からデータf−f
=g 10が出力され、減算回路20からデータf
=g11が出力され、減算回路20からデータf
−f=g12が出力され、減算回路20からデー
タf10−f11=g13が出力され、減算回路18
からデータf12−f 13=g14が出力され、減算回
路18からデータf14−f15=g15が出力され
る。
【0266】加算回路18から出力されたgは、レ
ジスタ22に記憶され、加算回路18から出力され
たgは、レジスタ22に記憶され、加算回路18
から出力されたgは、レジスタ22に記憶され、加
算回路18から出力されたgは、レジスタ22
記憶され、加算回路18から出力されたgは、レジ
スタ22に記憶され、加算回路18から出力された
は、レジスタ22 に記憶され、加算回路18
ら出力されたgは、レジスタ22に記憶され、加算
回路18から出力されたgは、レジスタ22に記
憶される。
【0267】減算回路20から出力されたgは、レ
ジスタ22に記憶され、減算回路20から出力され
たgは、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
から出力されたg10は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路20から出力されたg11は、レジスタ
2212に記憶され、減算回路20から出力されたg
12は、レジスタ2213に記憶され、減算回路20
から出力されたg13は、レジスタ2214に記憶さ
れ、減算回路18から出力されたg14は、レジスタ
2215に記憶され、減算回路20から出力されたg
15は、レジスタ2216に記憶される。
【0268】加算回路18〜加算回路18から出力
されたデータg〜gが、レジスタ22〜22
経てMUX224〜224に入力されると、MUX
224〜224から次のようなデータが出力され
る。MUX224から8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に順次出力される8個のデータg、g
、g、g、g、g、g、gが、加減算回
路226に供給されると共に、MUX224から8
つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に順次出力
される8個のデータg、g、g、g、g、g
、g、gが、加減算回路226に供給されて加
減算回路226から8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎にデータg+g、g +g、g
、g+g、及びデータg−g、g
、g−g、g−gが順次出力されてレジス
タ30に記憶される。
【0269】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータg
、g、g、g、g、g、g、gは、M
UX224で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX224からデータg、g
、g、g、g、g、g、gが順次出力さ
れてレジスタ30に記憶される。レジスタ22〜2
から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータg、g、g、g、g、g
、g、gは、MUX224で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
からg、g、g、g、g、g、g、g
が順次出力されてレジスタ30に記憶される。
【0270】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータg
、g、g、g、g、g、g、gは、M
UX224で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX224からデータg、g
、g、g、g、g、g、gが順次出力さ
れてレジスタ30に記憶される。レジスタ22〜2
から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータg、g、g、g、g、g
、g、gは、MUX224で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
からデータg、g、g、g、g、g、g
、gが順次出力されてレジスタ30に記憶され
る。
【0271】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータg
、g、g、g、g、g、g、gは、M
UX224で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX224からデータg、g
、g、g、g、g、g、gが順次出力さ
れてレジスタ30に記憶される。レジスタ22〜2
から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に出力されたデータg、g、g、g、g、g
、g、gは、MUX224で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
からデータg、g、g、g、g、g、g
、gが順次出力されてレジスタ30に記憶され
る。
【0272】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
、g、g10、g11、g12、g12
13、g 14、g15は、MUX224で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X224からデータg、g11、g12、g15
、g11、g12、g15が順次出力されてレジス
タ30に記憶される。レジスタ22〜2216から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れたデータg、g、g10、g11、g12、g
13、g14、g 15は、MUX22410で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X22410からデータg、g15、g11
12、g、g 10、g13、g14が順次出力され
てレジスタ30に記憶される。
【0273】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
、g、g10、g11、g12、g13
14、g 15は、MUX22411で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
11からg、g10、g13、g14、g、g
11、g12、g15が順次出力されてレジスタ30
10に記憶される。レジスタ22〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データg、g、g10、g11、g12、g13
14、g 15は、MUX22412で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
12からデータg、g15、g10、g13
、g 14、g11、g12が順次出力されてレジス
タ3011に記憶される。
【0274】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
、g、g10、g11、g12、g13
14、g 15は、MUX22413で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
13からg、g14、g、g15、g11、g
12、g10、g13が順次出力されてレジスタ30
12に記憶される。レジスタ22〜2216から8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力された
データg、g、g10、g11、g12、g13
14、g 15は、MUX22414で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX22
14からデータg10、g13、g11、g12、g
、g15、g、g14が順次出力されてレジスタ3
13に記憶される。
【0275】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
、g、g10、g11、g12、g13
14、g 15は、MUX22415で8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に選択されずMUX22
15で“0”が8回選択され順次出力されてレジスタ
30 14に記憶される。レジスタ22〜2216から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れたg、g、g10、g11、g12、g13、g
14、g15は、MUX22416で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX224
16からg11、g12、g、g14、g10、g
13、g、g15が順次出力されてレジスタ3015
に記憶される。
【0276】レジスタ30〜30から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に、対応する固定係数乗算回路232〜232で対
応する固定係数P、P11、P、P13、P、P
、Pが乗ぜられて対応するレジスタ234〜23
に記憶される。すなわち、レジスタ234に順次
記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に、加算回路238で加算されて
レジスタ40に記憶される。
【0277】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは(g
+g)Pで、第2動作サイクルで出力されるデータ
は、(g+g+g+g)Pで、第3動作サイ
クルで出力されるデータは、(g+g+g+g
+g+g)Pで、第4動作サイクルで出力される
データは、(g+g+g+g+g+g+g
+g)P、第5動作サイクルで出力されるデータ
は(g−g)Pで、第6動作サイクルで出力され
るデータは、(g−g+g−g)Pで、第7
動作サイクルで出力されるデータは、(g−g+g
−g+g−g)Pで、第8動作サイクルで出
力されるデータは、(g−g+g−g+g
+g −g)Pである。加算回路238から
8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで
出力されるデータが、式(66)の演算値F及びF
であり、図14ではレジスタ40の出力線の下方左側
にF及びFで示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
の出力線の下方左側に*で示す。
【0278】レジスタ234及びレジスタ234
順次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクルの
うちの各動作サイクル毎に、加算回路238で加算さ
れてレジスタ40に記憶される。
【0279】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはg
11+gで、第2動作サイクルで出力されるデー
タは、g11+g+g11−g
で、第3動作サイクルで出力されるデータは、g
11+g+g11−g−g11
で、第4動作サイクルで出力されるデータは、
11+g+g 11−g−g
11−g−g11+g、第5動作サイ
クルで出力されるデータは−g11+gで、
第6動作サイクルで出力されるデータは、−g11
+g+g11−gで、第7動作サイク
ルで出力されるデータは、−g11+g+g
11−g +g11−gで、第8動
作サイクルで出力されるデータは、−g11+g
+g11−g+g11−g
11+gである。加算回路238から8
つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデー
タのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで出
力されるデータが、式(66)の演算値F及びF
あり、図14ではレジスタ40の出力線の下方左側に
及びFで示し、第1動作サイクル乃至第3動作サ
イクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで出
力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
の出力線の下方左側に*で示す。
【0280】レジスタ234〜234に順次記憶さ
れたデータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動
作サイクル毎に、加算回路238で加算されてレジス
タ40に記憶される。
【0281】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは−g
13+g−g−gで、第2動作サ
イクルで出力されるデータは、−g13+g
−g−g+g13−g+g
+gで、第3動作サイクルで出力されるデータ
は、−g13+g+g+gで、
第4動作サイクルで出力されるデータは、−g13
+g+g+g+g13−g
−g−g、第5動作サイクルで出力され
るデータはg13+g+g+g
で、第6動作サイクルで出力されるデータはg13
+g+g+g−g13−g
−g−gで、第7動作サイクルで出力さ
れるデータは−g13+g−g+g
で、第8動作サイクルで出力されるデータは−g
13+g−g+g+g13
−g+g−g である。加算回路23
から8つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力
されるデータのうち、第2動作サイクル、第4動作サイ
クル、第6動作サイクル及び第8動作サイクルで出力さ
れるデータが、式(66)の演算値F、F 、F
であり、図14ではレジスタ40の出力線の下方
左側にF、F、FびFで示し、第1動作サイク
ル、第3動作サイクル、第5動作サイクル及び第7動作
サイクルで出力されるデータは不定値で、図14ではレ
ジスタ40の出力線の下方左側に*で示す。
【0282】MUX224及びMUX22415から
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力さ
れて加減算回路226で加減算されMUX28を経
てレジスタ30に記憶され、P14/P7R固定係数
乗算回路232で固定係数Pを乗ぜられた後、レジ
スタ234に順次記憶されたデータの各々は、8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に、加算回路2
38で加算されてレジスタ40に記憶される。
【0283】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータは(g
+g)Pで、第2動作サイクルで出力されるデータ
は、(g+g+g11+g10)Pで、第3動作
サイクルで出力されるデータは、(g+g+g11
+g10+g12+g13)Pで、第4動作サイクル
で出力されるデータは、(g+g+g11+g10
+g12+g13+g 15+g14)P、第5動作サ
イクルで出力されるデータは(g−g)P で、第
6動作サイクルで出力されるデータは、(g−g
11−g10)Pで、第7動作サイクルで出力され
るデータは、(g−g+g11−g 10+g12
13)Pで、第8動作サイクルで出力されるデータ
は、(g −g+g11−g10+g12−g13
15−g14)Pである。加算回路238から8
つの動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデー
タのうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで出
力されるデータが、式(66)の演算値F及びF12
であり、図14ではレジスタ40の出力線の下方にF
及びF12で示し、第1動作サイクル乃至第3動作サ
イクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで出
力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
の出力線の下方に*で示す。
【0284】レジスタ234及びレジスタ23410
に順次記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクル
のうちの各動作サイクル毎に、加算回路238で加算
されてレジスタ40に記憶される。
【0285】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはg
11+gで、第2動作サイクルで出力されるデー
タは、g11+g+g1511−g10
で、第3動作サイクルで出力されるデータは、g
11+g+g1511−g10−g11
11−g13で、第4動作サイクルで出力されるデ
ータは、g11+g+g1511−g10
−g1111−g13−g12 +g
14、第5動作サイクルで出力されるデータは−g
11+g で、第6動作サイクルで出力される
データは、−g11+g+g 11+g
11で、第7動作サイクルで出力されるデータは、
−g +g+g1011+g11
1311+g12で、第8動作サイクルで出力
されるデータは、−g11+g+g10
11+g11+g1311+g12−g14
11+g15である。加算回路238から8つ
の動作サイクルの各動作サイクル毎に出力されるデータ
のうち、第4動作サイクル及び第8動作サイクルで出力
されるデータが、式(66)の演算値F10及びF14
であり、図14ではレジスタ40の出力線の下方にF
10及びF14で示し、第1動作サイクル乃至第3動作
サイクル及び第5動作サイクル乃至第7動作サイクルで
出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ40
の出力線の下方に*で示す。
【0286】MUX22412、MUX22413、M
UX22414及びMUX224 から出力され、そ
れぞれ対応するレジスタ3011、3012、3013
及び3015に記憶されたデータは、それぞれ対応する
/P13固定係数乗算回路23211、P/P
固定係数乗算回路23212、P/P固定係数乗算
回路23213、P/P固定係数乗算回路232
15で固定係数P13、P、P、Pが乗ぜられた
後、レジスタ23411〜23415に順次記憶された
データの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に、加算回路238で加算されてレジスタ4
に記憶される。
【0287】加算回路238から8つの動作サイクル
のうちの第1動作サイクルで出力されるデータはg
13+g+g10+g11で、第2動作
サイクルで出力されるデータはg13+g
10+g11−g 1513−g14
13−g12で、第3動作サイクルで出力さ
れるデータは−g1013+g−g11
で、第4動作サイクルで出力されるデータは−
1013+g−g11−g +g
1313−g15+g12+g14で、
第5動作サイクルで出力されるデータは−g13
11+g+g10で、第6動作サイク
ルで出力されるデータは−g13+g11+g
+g 10+g1413−g12−g
15−g13で、第7動作サイクルで出力され
るデータは−g1113+g10−g+g
で、第8動作サイクルで出力されるデータは−g
1113+g10−g+g+g12
13−g13+g14−g15である。
加算回路238から8つの動作サイクルのうちの第
2動作サイクル、第4動作サイクル、第6動作サイクル
及び第8動作サイクルで出力されるデータが、式(6
6)の演算値F、F11、F13、F15であり、図
14ではレジスタ40の出力線の下方左側にF、F
11、F13、F15で示し、第1動作サイクル、第3
動作サイクル、第5動作サイクル及び第7動作サイクル
で出力されるデータは不定値で、図14ではレジスタ4
の出力線の下方左側に*で示す。
【0288】以上の演算により、16×16データの1
つの行内の16個のデータについての一次の2−8−1
6DCTが終了する。そして、16×16データの次行
以降の各行についても、同様の演算を行ってそれら各行
の一次の2−8−16DCTを終了する。これら16行
についての一次2−8−16DCTが完了した後の16
×16データの各列毎に同様の2−8−16DCTを行
って二次の2−8−16DCTを完了する。この二次の
2−8−16DCTを完了して得られた変換係数データ
を入力された16×16画素データの圧縮に用いられ
る。そして、伝送しようとする画像データ内の同様の1
6×16画素データの各々について順次上述した一次及
び二次の2−8−16DCTを施すことにより、その画
像データを圧縮して伝送することができる。
【0289】このように、この実施例の構成によれば、
16−16DCTで用いられる固定係数乗算回路の一部
を2ー8ー16DCTで必要な固定係数乗算回路として
用い得るように構成したので、16−16DCTのパイ
プライン形式の演算による演算の高速性を2−8−16
DCTでも享受し得ると同時に、この高速性を16−1
6DCT及び2−8−16DCT全体の回路規模の小型
化の下で享受し得る。
【0290】◇第4実施例図15は、この発明の第4実
施例である16−16/2−8−16IDCT装置の電
気的構成を部分的に示すブロック図、図16は、同16
−16/2−8−16IDCT装置の電気的構成を部分
的に示すブロック図である。なお、図15のIV−IV線と
図16のIV−IV線とを合わせることにより、同16−1
6/2−8−16IDCT装置の全体を構成することが
できる。
【0291】この実施例の構成が、上述の第3実施例の
それと大きく異なるところは、上述の第3実施例の16
−16/2−8−16DCT装置で入力画像データに対
して16−16DCT又は2−8−16DCTを施して
圧縮された画像データから元の画像データを得るための
16−16IDCT又は2−8−16IDCTを施され
て圧縮された画像データに対して施すようにした点であ
る。
【0292】この実施例の16−16IDCT/2−8
−16IDCT装置310は、16−16IDCTにつ
いては、式(18)を展開整理して得た行列式(69)
の演算を行い、また、2−8−16IDCTについて
は、式(22)を展開整理して得た行列式(70)の演
算を行うように構成したものである。行列式(69)中
のh〜h15は式(71)で示され、行列式(7
0)中のg〜g15は式(72)で示される。
【0293】
【数69】
【0294】
【数70】
【0295】
【数71】
【0296】
【数72】 また、式(69)及び(70)中のP〜P15は、
式(65)及び(66)中のP〜P15と同じであ
る。
【0297】MUX312は、16−16IDCTにお
いては、16−16IDCTの対象となる16×16変
換係数データ(以下、データという)のうちの一次のI
DCTのための各列の16個のデータ又は一次のIDC
Tで得られた16×16データの各行の16個のデータ
〜F15の各々のデータを対応するレジスタ14
〜1415に選択的に出力し、2−8−16IDCTに
おいては、前記16個のデータF〜F15のうちのデ
ータFを第1のレジスタ群313のレジスタ14
に、データFをレジスタ14に、データFをレ
ジスタ14に、データFをレジスタ14に、デー
タFをレジスタ14に、データF10をレジスタ1
に、データFをレジスタ14に、データF11
をレジスタ14に、データFをレジスタ14に、
データF13をレジスタ1410に、データFをレジ
スタ1411に、データF14をレジスタ1412に、
データFをレジスタ1413に、データF15をレジ
スタ1414に、データFをレジスタ1415に、そ
してデータF12をレジスタ1416に記憶する。
【0298】MUX16〜16、1692、16
102、16112、16122、16132、16
142、16152、16162 は、16−16ID
CTにおいてはそれぞれ“0″を選択し、2−8−16
IDCTにおいては、それぞれレジスタ14、1 4
4、 14、14、1410、 1412、14
14、1416を選択する。1691、16101、1
111、16121、16 131、16141、16
151、16161は、16−16IDCTにおいて
は、それぞれレジスタ14、14、14、14
13、14、14、1410、1414を選択し、
2−8−16IDCTにおいては、それぞれ14 、1
3、 14、14、14、1411、1
13、1415を選択する。
【0299】第1の加算回路群317の加算回路18
は、レジスタ14から出力されるデータとMUX16
から出力されるデータとを加算し、加算回路18
は、レジスタ14から出力されるデータとMUX1
から出力されるデータとを加算し、加算回路18
は、レジスタ14から出力されるデータとMUX16
から出力されるデータとを加算し、加算回路18
は、レジスタ14から出力されるデータとMUX1
から出力されるデータとを加算し、加算回路18
は、レジスタ14から出力されるデータとMUX16
から出力されるデータとを加算し、加算回路18
は、レジスタ1411から出力されるデータとMUX
16から出力されるデータとを加算し、加算回路18
は、レジスタ14 から出力されるデータとMUX
16から出力されるデータとを加算し、加算回路18
は、レジスタ1415から出力されるデータとMUX
16から出力されるデータとを加算する。
【0300】減算回路群319の減算回路20は、M
UX1691から出力されるデータとMUX1692
ら出力されるデータとを減算し、減算回路20は、M
UX16101から出力されるデータとMUX16
102から出力されるデータとを減算し、減算回路20
は、MUX16111から出力されるデータとMUX
16112から出力されるデータとを減算し、減算回路
20は、MUX1612 から出力されるデータとM
UX16122から出力されるデータとを減算し、減算
回路20は、MUX16131から出力されるデータ
とMUX16132から出力されるデータとを減算し、
減算回路20は、MUX16141から出力されるデ
ータとMUX16142から出力されるデータとを減算
し、減算回路20は、MUX16151から出力され
るデータとMUX16152から出力されるデータとを
減算し、減算回路20は、MUX16161から出力
されるデータとMUX16162から出力されるデータ
とを減算する。
【0301】加算回路18〜18から出力されるデ
ータは、それぞれ第2のレジスタ群21中の対応するレ
ジスタ22〜22に記憶され、減算回路20〜2
から出力されるデータは、それぞれ対応するレジス
タ22〜2216に記憶される。
【0302】第2のMUX群323のMUX324
は、レジスタ22〜22の出力に接続され、16
−16IDCTにおいてはも、また、2−8−16ID
CTにおいても、レジスタ22を8回選択して8個の
データを順次出力する。M UX324は、16−1
6IDCTにおいては、レジスタ22を8回選択して
8個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDC
Tにおいては、レジスタ22を8回選択して8個のデ
ータを順次出力する。
【0303】MUX324は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ22、22、22、22
22、22、22、22をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ22、22、22、2
、22、22、22、22をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0304】MUX324は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ22、22、22、22
22、22、22、22をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ22、22、22、2
、22、22、22、22をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0305】MUX324は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ22、22、22、22
22、22、22、22をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ22、22、22、2
、22、22、22、22をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0306】MUX324は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ22、22、22、22
22、22、22、22をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ22、22、22、2
、22、22、22、22をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0307】MUX324は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ22、22、22、22
22、22、22、22をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ22、22、22、2
、22、22、22、22をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0308】MUX324は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ22、22、22、22
22、22、22、22をこの順で選択して8
個のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCT
においては、レジスタ22、22、22、2
、22、22、22、22をこの順で選択
して8個のデータを順次出力する。
【0309】MUX324は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ22、22 、2215、22
13、2212、2210、2211、2216をこの
順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8
−16IDCTにおいては、レジスタ2216を8回繰
り返して選択し、8個のデータを順次出力する。MUX
32410は、16−16IDCTにおいては、レジス
タ2210、22、2212、2211、2214
2213、2216、2215をこの順で選択して8個
のデータを順次出力し、また、2−8−16IDCTに
おいては、レジスタ2211、2214、2214、2
11、2211、2214、2214、2211をこ
の順で選択し、8個のデータを順次出力する。
【0310】MUX32411は、16−16IDCT
においては、レジスタ2211、2213、22、2
15、2210、2216、2212、2214をこ
の順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−
8−16IDCTにおいては、レジスタ2214、22
11、2211、2214、2214、2211、22
11、2214をこの順で選択し、8個のデータを順次
出力する。MUX32412は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ2212、2215、2211、2
、2216、2214、2210、2213をこの
順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8
−16IDCTにおいては、レジスタ2210、22
13、2213、2215、2215、2212、22
13、2210をこの順で選択し、8個のデータを順次
出力する。
【0311】MUX32413は、16−16IDCT
においては、レジスタ2213、2210、2214
2216、22、2211、2215、2212をこ
の順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−
8−16IDCTにおいては、レジスタ2212、22
10、2215、2213、2213、2215、22
10、2212をこの順で選択して8個のデータを順次
出力する。MUX32414は、16−16IDCTに
おいては、レジスタ2214、2212、2216、2
10、2215、22、2213、2211をこの
順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8
−16IDCTにおいては、レジスタ2213、22
15、2210、2212、2212、2210、22
15、2213をこの順で選択して8個のデータを順次
出力する。
【0312】MUX32415は、16−16IDCT
においては、レジスタ2215、2216、2213
2214、2211、2212、22、2210をこ
の順で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−
8−16IDCTにおいては、レジスタ2215、22
12、2213、2210、2210、2213、22
12、2215をこの順で選択て8個のデータを順次出
力する。MUX32416は、16−16IDCTにお
いては、レジスタ2216、2211、2210、22
12、2213、2215、2214、22をこの順
で選択して8個のデータを順次出力し、また、2−8−
16IDCTにおいては、レジスタ2216を繰り返し
て選択し、8個のデータを順次出力する。
【0313】第1の加減算回路群325のうちの加減算
回路326は、MUX324から順次出力される8
個のデータとMUX324から順次出力される8個の
データとをその出力順の第1番目、第4番目、第5番目
及び第8番目のデータに対しては加算を行い、出力順の
第2番目、第3番目、第6番目及び第7番目のデータに
対しては減算を行う。加減算回路326での減算は、
MUX324から出力されるデータからMUX324
から出力されるデータを差し引いて行う。
【0314】第1の加減算回路群325のうちの加減算
回路326は、MUX324から順次出力される8
個のデータとMUX32416から順次出力される8個
のデータとをその出力順のの第1番目、第4番目、第5
番目及び第8番目のデータに対しては加算を行い、出力
順の第2番目、第3番目、第6番目及び第7番目のデー
タに対しては減算を行う。加減算回路326での減算
は、MUX324から出力されるデータからMUX3
2416から出力されるデータを差し引いて行う。
【0315】第2のMUX群327ののうちのMUX2
は、16−16IDCTにおいては、MUX324
から出力される8個のデータを順次選択し、2−8−
16IDCTにおいては、加減算回路326から出力
される8個のデータを順次選択する。MUX28は、
16−16IDCTにおいては、MUX32415から
出力される8個のデータを順次選択し、2−8−16I
DCTにおいては、“0”を8回選択して出力する。M
UX28は、16−16IDCTにおいては、MUX
32416から出力される8個のデータを順次選択して
出力し、2−8−16IDCTにおいては、加減算回路
32415から出力される8個のデータを順次選択して
出力する。順次選択する。
【0316】第2のレジスタ群329のうちのレジスタ
30は、加減算回路326から順次出力される8個
の演算結果のデータを順次記憶する。レジスタ30
は、MUX324から順次選択されて出力される8
個のデータを記憶する。レジスタ30は、MUX32
から順次選択されて出力される8個のデータを記憶
する。レジスタ30は、MUX324から順次選択
されて出力される8個のデータを記憶する。レジスタ3
は、MUX324から順次選択されて出力される
8個のデータを記憶する。レジスタ30は、MUX3
24から順次選択されて出力される8個のデータを記
憶する。レジスタ30は、MUX324から順次選
択されて出力される8個のデータを記憶する。
【0317】レジスタ30は、MUX328から順
次選択されて出力される8個のデータを記憶する。レジ
スタ30は、MUX32410から順次選択されて出
力される8個のデータを記憶する。レジスタ30
10は、MUX32411から順次選択されて出力され
る8個のデータを記憶する。レジスタ3011は、MU
X32412から順次選択されて出力される8個のデー
タを記憶する。レジスタ30 12は、MUX32413
から順次選択されて出力される8個のデータを記憶す
る。レジスタ3013は、MUX32414から順次選
択されて出力される8個のデータを記憶する。レジスタ
3014は、MUX28から順次選択されて出力され
る8個のデータを記憶する。レジスタ3015は、MU
X32416から順次選択されて出力される8個のデー
タを記憶する。
【0318】P係数乗算回路232は、レジスタ3
から順次出力される8個のデータの各々に固定係数
を乗ずる。P11係数乗算回路232は、レジス
タ30から順次出力される8個のデータの各々に固定
係数P11を乗ずる。P係数乗算回路232は、レ
ジスタ30から順次出力される8個のデータの各々に
固定係数Pを乗ずる。P13係数乗算回路232
は、レジスタ30から順次出力される8個のデータ
の各々に固定係数P13を乗ずる。P係数乗算回路2
32は、レジスタ30から順次出力される8個のデ
ータの各々に固定係数Pを乗ずる。P係数乗算回路
232は、レジスタ30から順次出力される8個の
データの各々に固定係数Pを乗ずる。P係数乗算回
路232は、レジスタ30から順次出力される8個
のデータの各々に固定係数Pを乗ずる。
【0319】P14/P係数乗算回路232は、1
6−16DCTにおいては、レジスタ30から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数P14を乗じ、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ30から順
次出力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗ず
る。P12/P11係数乗算回路232は、16−1
6DCTにおいては、レジスタ30から順次出力され
る8個のデータの各々に固定係数P12を乗じ、2−8
−16DCTにおいては、レジスタ30から順次出力
される8個のデータの各々に固定係数P11を乗ずる。
【0320】P10/P係数乗算回路23210は、
16−16DCTにおいては、レジスタ3010から順
次出力される8個のデータの各々に固定係数P10を乗
じ、2−8−16DCTにおいては、レジスタ3010
から順次出力される8個のデータの各々に固定係数P
を乗ずる。P/P13係数乗算回路23211は、1
6−16DCTにおいては、レジスタ3011から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗じ、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ3011から
順次出力される8個のデータの各々に固定係数P13
乗ずる。
【0321】P/P係数乗算回路23212は、1
6−16DCTにおいては、レジスタ3012から順次
出力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗じ、
2−8−16DCTにおいては、レジスタ3012から
順次出力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗
ずる。P/P係数乗算回路23213は、16−1
6DCTにおいては、レジスタ3013から順次出力さ
れる8個のデータの各々に固定係数Pを乗じ、2−8
−16DCTにおいては、レジスタ3013から順次出
力される8個のデータの各々に固定係数Pを乗ずる。
【0322】P係数乗算回路23214は、16−1
6DCTにおいては、レジスタ30 14から順次出力さ
れる8個のデータの各々に固定係数Pを乗ずる。P
/P係数乗算回路23215は、16−16DCTに
おいては、レジスタ3015から順次出力される8個の
データの各々に固定係数Pを乗じ、2−8−16DC
Tにおいては、レジスタ3015から順次出力される8
個のデータの各々に固定係数Pを乗ずる。
【0323】第4のレジスタ群333のレジスタ334
は、16−16IDCTにおいても、また、2−8−
16IDCTにおいても、P係数乗算回路232
ら順次出力される8個のデータの各々を順次記憶し、順
次記憶される第1番目〜第8番目のデータを正の値とし
て出力する。レジスタ334は、16−16IDCT
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
11係数乗算回路232から順次出力される8個の
データの各々を順次記憶し、その第1番目、第3番目、
第6番目及び第8番目のデータを正の値として出力し第
2番目、第4番目、第5番目及び第7番目のデータを負
の値として出力する。
【0324】レジスタ334は、16−16IDCT
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
係数乗算回路232から順次出力される8個のデ
ータの各々を順次記憶し、その第1番目、第2番目及び
第7番目のデータを正の値として出力し第3番目〜第6
番目及び第8番目のデータを負の値として出力する。
【0325】レジスタ334は、P13係数乗算回路
232から順次出力される8個のデータの各々を順次
記憶し、16−16IDCTにおいてはその第1番目、
第4番目〜第7番目のデータを正の値として出力し第2
番目、第3番目及び第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目、
第5番目〜第7番目のデータを正の値として出力し第2
番目〜第4番目及び第8番目のデータを負の値として出
力する。レジスタ334は、P係数乗算回路232
から順次出力される8個のデータの各々を順次記憶
し、16−16IDCTにおいてはその第1番目〜第4
番目及び第7番目のデータを正の値として出力し第5番
目及び第6番目及び第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目〜
第4番目のデータを正の値として出力し第5番目〜第8
番目のデータを負の値として出力する。
【0326】レジスタ334は、P係数乗算回路2
32から順次出力される8個のデータの各々を順次記
憶し、16−16IDCTにおいてはその第1番目、第
5番目、第7番目及び第8番目のデータを正の値として
出力し第2番目〜第4番目及び第6番目のデータを負の
値として出力し、2−8−16IDCTにおいてはその
第1番目、第3番目、第5番目及び第7番目のデータを
正の値として出力し第2番目、第4番目、第6番目及び
第8番目のデータを負の値として出力する。レジスタ3
34は、P係数乗算回路232から順次出力され
る8個のデータの各々を順次記憶し、16−16IDC
Tにおいてはその第1番目、第3番目、第4番目、第7
番目及び第8番目のデータを正の値として出力し第2番
目、第5番目及び第6番目のデータを負の値として出力
し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目、第
3番目、第4番目及び第7番目のデータを正の値として
出力し第2番目、第5番目、第6番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力する。
【0327】レジスタ334は、P14/P係数乗
算回路232から順次出力される8個のデータの各々
を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第1
番目、第3番目〜第5番目及び第7番目のデータを正の
値として出力し第2番目、第6番目及び第8番目のデー
タを負の値として出力し、2−8−16IDCTにおい
てはその第1番目〜第8番目のデータを正の値として出
力する。レジスタ334は、P12/P11係数乗算
回路232から順次出力される8個のデータの各々を
順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第1番
目、第2番目、第7番目及び第8番目のデータを正の値
として出力し第2番目〜第6番目のデータを負の値とし
て出力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番
目、第3番目、第6番目及び第8番目のデータを正の値
として出力し第2番目、第4番目、第5番目及び第7番
目のデータを負の値として出力する。
【0328】レジスタ33410は、P10/P係数
乗算回路23210から順次出力される8個のデータの
各々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその
第1番目及び第3番目のデータを正の値として出力し第
2番目、第4番目〜第8番目のデータを負の値として出
力し、2−8−16IDCTにおいてはその第1番目、
第2番目、第7番目及び第8番目のデータを正の値とし
て出力し、第3番目〜第6番目のデータを負の値として
出力する。レジスタ33411は、P/P13係数乗
算回路23211から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第
1番目、第4番目〜第6番目及び第8番目のデータを正
の値として出力し第2番目、第3番目及び第7番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16IDCTにお
いてはその第1番目及び第5番目〜第7番目のデータを
正の値として出力し第2番目〜第4番目及び第8番目の
データを負の値として出力する。
【0329】レジスタ33412は、P/P係数乗
算回路23212から順次出力される8個のデータの各
々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはその第
1番目〜第3番目、第5番目及び第6番目のデータを正
の値として出力し第4番目、第7番目及び第8番目のデ
ータを負の値として出力し、2−8−16IDCTにお
いてはその第1番目〜第4番目のデータを正の値として
出力し、第5番目〜第8番目第8番目のデータを負の値
として出力する。レジスタ33413は、P/P
数乗算回路23213から順次出力される8個のデータ
の各々を順次記憶し、16−16IDCTにおいてはそ
の第1番目、第3番目、第5番目〜第8番目のデータを
正の値として出力し第2番目及び第4番目のデータを負
の値として出力し、2−8−16IDCTにおいてはそ
の第1番目、第3番、第5番目及び第7番目のデータを
正の値として出力し第2番目、第4番目、第6番目及び
第8番目のデータを負の値として出力する。
【0330】レジスタ33414は、P係数乗算回路
23214から順次出力される8個のデータの各々を順
次記憶し、16−16IDCTにおいても、また、2−
8−16IDCTにおいても、その第1番目、第4番
目、第6番目及び第7番目のデータを正の値として出力
し第2番目、第3番目、第5番目及び第8番目のデータ
を負の値として出力する。レジスタ33415は、P
/P係数乗算回路23215から順次出力される8個
のデータの各々を順次記憶し、16−16IDCTにお
いてはその第1番目〜第4番目及び第6番目〜第8番目
のデータを正の値として出力し第5番目のデータを負の
値として出力し、2−8−16IDCTにおいてはその
第1番目、第3番、第4番目及び第7番目のデータを正
の値として出力し第2番目、第5番目、第6番目及び第
8番目のデータを負の値として出力する。
【0331】加算回路338は、16−16IDCT
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
レジスタ334〜334から順次出力される7個の
データの各々を出力順番の順に加算する。レジスタ40
は、加算回路36から出力されるデータを記憶す
る。
【0332】加算回路338は、16−16IDCT
においても、また、2−8−16IDCTにおいても、
レジスタ334〜33415から順次出力される8個
のデータの各々を出力順番の順に加算する。レジスタ4
は、加算回路36から出力されるデータを記憶す
る。
【0333】レジスタ40のデータは、加算回路44
の被加算入力及び減算回路42の被減算入力に供給さ
れ、レジスタ40のデータは、加算回路44の加算入
力及び減算回路42の減算入力に供給される。減算回路
42から出力されるデータは、第6のレジスタ群45の
うちのレジスタ46に供給され、加算回路44から出力
されるデータは、第6のレジスタ群45のうちのレジス
タ48に供給される。なお、これ以外の点では、この実
施例の構成は、第1実施例と同一構成であるので、図1
5及び図16においては、図13及び図14の構成部分
と同一の各部には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0334】次に、図15及び図16を参照して、この
実施例の動作について説明する。先ず、16−16ID
CTの動作について説明する。MUX312から順次、
16×16画素データに対して16−16DCTを施し
て圧縮され伝送されて来た16×16変換係数データ
(以下、データという)のうちの列方向の16個のデー
タF〜F15の各々が、16個のデータF〜F15
対応に、第1のレジスタ群313のレジスタ14〜1
16に記憶される。
【0335】MUX16〜16、1692、16
102、16112、16122、161232、16
142、16152、16162は、それぞれ“0″を
選択し、1691、16101、16111、16
121、16131、16141、16151、16
161は、それぞれレジスタ14、14、14
14 、14、14、1410、1414を選択
しているから、加算回路18からF=hが出力さ
れ、加算回路18からF=hが出力され、加算回
路18からF=hが出力され、加算回路18
らF=hが出力され、加算回路18からF=h
が出力され、加算回路18からF10=h が出
力され、加算回路18からF12=h12が出力さ
れ、加算回路18からF14=h14が出力され、減
算回路20からF=hが出力され、減算回路20
からF=hが出力され、減算回路20からF
=hが出力され、減算回路20からF=hが出
力され、減算回路20からF=h が出力され、減
算回路20からF11=h11が出力され、減算回路
18からF13=h13が出力され、減算回路20
からF15=h15が出力される。
【0336】加算回路18から出力されたhは、レ
ジスタ22に記憶され、加算回路18から出力され
たhは、レジスタ22に記憶され、加算回路18
から出力されたhは、レジスタ22に記憶され、加
算回路18から出力されたhは、レジスタ22
記憶され、加算回路18から出力されたhは、レジ
スタ22に記憶され、加算回路18から出力された
10は、レジスタ22に記憶され、加算回路18
から出力されたh12は、レジスタ22に記憶され、
加算回路18から出力されたh14は、レジスタ22
に記憶される。
【0337】減算回路20から出力されたhは、レ
ジスタ22に記憶され、減算回路20から出力され
たhは、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
から出力されたhは、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路20から出力されたhは、レジスタ2
12に記憶され、減算回路20から出力されたh
は、レジスタ2213に記憶され、減算回路20から
出力されたh11は、レジスタ2214に記憶され、減
算回路18から出力されたh13は、レジスタ22
15に記憶され、減算回路20から出力されたh15
は、レジスタ22 に記憶される。
【0338】レジスタ22から出力されたhは、M
UX2324で8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に選択されて加減算回路326に供給される
と共に、レジスタ22から出力されたhは、MUX
324で8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に選択されて加減算回路326に供給されて加減算
回路326から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎にh+h、h−h、h−h、h
+h、h+h、h−h、h−h、h
が8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に
順次出力されてレジスタ30に記憶される。
【0339】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh、h
、h、h、h、h10、h12、h14は、M
UX324で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX324からh、h12
12、h、h、h12、h12、hが順次出力
されてレジスタ30に記憶される。また、レジスタ2
〜22から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に出力されたh、h、h、h、h
10、h12、h14は、MUX324で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X324からh12、h、h、h12、h12
、h、h12が順次出力されてレジスタ30
記憶される。
【0340】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh、h
、h、h、h、h10、h12、h14は、M
UX324で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX324からh、h10
、h14、h14、h、h10、hが順次出力
されてレジスタ30に記憶される。また、レジスタ2
〜22から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に出力されたh、h、h、h、h
10、h12、h14は、MUX324で8つの動
作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMU
X324からh、h、h14、h10、h10
14、h、hが順次出力されてレジスタ30
記憶される。
【0341】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh、h
、h、h、h、h10、h12、h14は、M
UX324で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX324からh10
14、h、h、h、h、h14、h10が順
次出力されてレジスタ30に記憶される。また、レジ
スタ22〜22から8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に出力されたh、h、h、h
、h10、h12、h14は、MUX324で8
つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択され
てMUX324からh14、h、h10、h、h
、h10、h、h14が順次出力されてレジスタ3
に記憶される。
【0342】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh
、h、h、h、h11、h13、h15は、
MUX324で8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に選択されてMUX324からh
11、h13、h、h、h、h、h15が順
次出力されてレジスタ30に記憶される。また、レジ
スタ22〜2216から8つの動作サイクルのうちの
各動作サイクル毎に出力されたh、h、h
、h、h11、h13、h15は、MUX324
10で8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に
選択されてMUX32410からh、h、h、h
、h11、h、h15、h が順次出力されてレ
ジスタ30に記憶される。
【0343】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh
、h、h、h、h11、h13、h15は、
MUX32411で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX32411からh、h
、h、h13、h、h15、h、h11が順次
出力されてレジスタ3010に記憶される。レジスタ2
〜2216から8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に出力されたh、h、h、h
、h11、h13、h15は、MUX32412
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX32412からh、h13、h、h
15、h11、h、hが順次出力されてレジスタ
3011に記憶される。
【0344】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh
、h、h、h、h11、h13、h15は、
MUX32413で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX32413からh、h
、h11、h15、h、h、h13、hが順次
出力されてレジスタ3012に記憶される。レジスタ2
〜2216から8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に出力されたh、h、h、h
、h11、h13、h15は、MUX32414
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX32414からh11、h、h15
、h13、h、h、hが順次出力されてレジ
スタ3013に記憶される。
【0345】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたh
、h、h、h、h11、h13、h15は、
MUX32415で8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に選択されてMUX32415からh13
15、h、h11、h、h、h、hが順次
出力されてレジスタ3014に記憶される。レジスタ2
〜2216から8つの動作サイクルのうちの各動作
サイクル毎に出力されたh、h、h、h
、h11、h13、h15は、MUX32416
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX32416からh15、h、h、h
、h13、h11、hが順次出力されてレジスタ
3015に記憶される。
【0346】レジスタ30〜30から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に、対応する固定係数乗算回路232〜232で対
応する固定係数P、P11 、P13、P
、Pが乗ぜられて対応するレジスタ334〜3
34に記憶される。そして、レジスタ334〜33
に記憶されたデータの各々は、8つの動作サイクル
のうちの各動作サイクル毎に、加算回路338 で加算
されてレジスタ40に記憶される。
【0347】8つの動作サイクルのうちの第1動作サイ
クルで加算回路338で加算されてレジスタ40
記憶されるデータは、(h+h)P+h11
+h 12+h13+h+h10+h
14である。レジスタ40に第1動作サイクルで
記憶されるデータが、式(69)の演算値のf+f
である。第2動作サイクルで加算回路338で加算さ
れてレジスタ40に記憶されるデータは、(h−h
)P−h1211+h−h1013+h
−h14−hである。レジスタ40
に第2動作サイクルで記憶されるデータが、式(69)
の演算値のf+fである。第3動作サイクルで加算
回路338で加算されてレジスタ40に記憶される
データは、(h−h)P+h1211−h
−h13+h −h+h10
ある。レジスタ40に第2動作サイクルで記憶される
データが、式(69)の演算値のf+f10である。
【0348】第4動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、(h
+h)P−h11−h12+h1413
+h 10−h+hである。レジスタ4
に第4動作サイクルで記憶されるデータが、式(6
9)の演算値のf+f11である。第5動作サイクル
で加算回路338で加算されてレジスタ40に記憶
されるデータは、(h+h)P−h11−h
12+h1413−h 10+h−h
である。レジスタ40に第5動作サイクルで記憶
されるデータが、式(69)の演算値のf+f12
ある。第6動作サイクルで加算回路338で加算され
てレジスタ40に記憶されるデータは、(h
)P+h1211−h+h13−h
−h−h10である。レジスタ40
に第6動作サイクルで記憶されるデータが、式(6
9)の演算値のf+f13である。
【0349】第7動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、(h
−h)P−h1211+h+h1013
+h +h14+hである。レジスタ4
に第7動作サイクルで記憶されるデータが、式(6
9)の演算値のf+f14である。第8動作サイクル
で加算回路338で加算されてレジスタ40に記憶
されるデータは、(h+h)P+h11−h
12−h13−h+h10+h14
である。レジスタ40に第8動作サイクルで記憶
されるデータが、式(69)の演算値のf+f15
ある。
【0350】レジスタ30〜3015から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータ
の各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に、対応する固定係数乗算回路232〜23215
で対応する固定係数P14、P12、P10、P、P
、P、P、Pが乗ぜられて対応するレジスタ3
34〜33415に記憶される。そして、レジスタ3
34〜33415に記憶されたデータの各々は、8つ
の動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に、加算回路
338で加算されてレジスタ40に記憶される。
【0351】8つの動作サイクルのうちの第1動作サイ
クルで加算回路338で加算されてレジスタ40
記憶されるデータは、h14+h12+h
10+h+h+h11+h13
155Pである。レジスタ40に第1動作サイク
ルで記憶されるデータが、式(69)の演算値のf
である。
【0352】第2動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、−h
1114+h12−h10−h13+h
−h+h15+hである。レジ
スタ40に第2動作サイクルで記憶されるデータが、
式(69)の演算値のf−fである。第3動作サイ
クルで加算回路338で加算されてレジスタ40
記憶されるデータは、h1314−h12+h
10−h+h11+h15−h
+hである。レジスタ40に第3動作サイクル
で記憶されるデータが、式(69)の演算値のf−f
10である。
【0353】第4動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、h
14−h12−h1310+h−h15
−h+h11+hである。レジスタ
40に第4動作サイクルで記憶されるデータが、式
(69)の演算値のf−f11である。第5動作サイ
クルで加算回路338で加算されてレジスタ40
記憶されるデータは、h14−h1112−h
10+h15+h+h13−h
−hである。レジスタ40に第5動作サイクル
で記憶されるデータが、式(69)の演算値のf−f
12である。
【0354】第6動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、−h
14−h12−h1510+h11+h
+h+h+h13である。レジス
タ40に第6動作サイクルで記憶されるデータが、式
(69)の演算値のf−f13である。第7動作サイ
クルで加算回路338で加算されてレジスタ40
記憶されるデータは、h14+h1512−h
10−h−h13+h+h
11である。レジスタ40に第7動作サイクル
で記憶されるデータが、式(69)の演算値のf−f
14である。
【0355】第8動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、−h
1514+h1312−h1110+h
+h−h+hである。レジ
スタ40に第8動作サイクルで記憶されるデータが、
式(69)の演算値のf−f15である。
【0356】レジスタ40から順次出力される8個の
データとレジスタ40から順次出力される8個のデー
タとが、順次加算回路44で加算されて加算回路44か
ら順次データf、f、f、f、f、f、f
、fが出力され、これらのデータが、順次レジスタ
46に記憶される。データf、f、f、f、f
、f、f、fは、図16では、レジスタ46の
出力線の下方に示す。また、レジスタ40から順次出
力される8個のデータとレジスタ40から順次出力さ
れる8個のデータとが、順次減算回路44で減算されて
減算回路44から順次データf、f、f10、f
11、f12、f13、f14、f15が出力され、こ
れらのデータが、順次レジスタ48に記憶される。デー
タf、f、f10、f11、f12、f13、f
14、f15は、図16では、レジスタ48の出力線の
下方に示す。
【0357】以上の演算により、DCTを施されて伝送
されて来た16×16データの1つの列内の16個のデ
ータについての一次の16−16IDCTが終了する。
そして、16×16データの次列以降の各列について
も、同様の16−16IDCTを行ってそれら各列の一
次の16−16IDCTの終了で16×16データに対
する一次の16−16IDCTが終了する。これら16
列についての一次の16−16IDCTが完了した後の
16×16データの各行毎の16個のデータ(IDCT
転置データ)についても、同様の16−16IDCTを
行って二次の16−16IDCTを完了する。この二次
の16−16IDCTを完了することにより、16−1
6DCTを施されて伝送されて来た画像データを原画像
データを再現することができる。
【0358】次に、2−8−16IDCTの動作につい
て説明する。MUX312によって、順次、16×16
データに対して16−16DCTを施されて伝送されて
来た16×16データのうちの列方向の16個のデータ
〜F15が、第1のレジスタ群13Aのレジスタ1
〜1416に次のように記憶される。16個のデー
タF〜F15うちのデータFは第1のレジスタ群1
3のレジスタ14に、データFはレジスタ14
に、データFはレジスタ14に、データFはレ
ジスタ14に、データFはレジスタ14に、デー
タF はレジスタ14に、データFはレジスタ1
に、データF11はレジスタ14に、データF
はレジスタ14に、データF13はレジスタ1410
に、データFはレジスタ1411に、データF14
レジスタ1412に、データFはレジスタ14
13に、データF15はレジスタ1414に、データF
はレジスタ1415に、そしてデータF12はレジス
タ1416に記憶される。
【0359】MUX16〜16、1692、 16
102、16112、16122、16132、16
142、16152、16162は、それぞれレジスタ
14、144、 14、14、1410、14
12、1414、1416を選択し、MUX1691
16101、16111、16121、16131
16141、16151、16161は、それぞれ14
、14 、14、14、14、1411、1
13、1415を選択しているから、加算回路18
からF+F=iが出力され、加算回路18から
+F=iが出力され、加算回路18からF
+F10=iが出力され、加算回路18からF
11=iが出力され、加算回路18からF+F
13=iが出力され、加算回路18からF+F
14=iが出力され、加算回路18からF+F
15=iが出力され、加算回路18からF+F
12=iが出力され、減算回路20からF−F
=iが出力され、減算回路20からF−F=i
が出力され、加算回路18からF−F10=i
10が出力され、加算回路18からF−F11=i
11が出力され、加算回路18からF−F13=i
12が出力され、加算回路18からF−F14=i
が出力され、加算回路18からF−F15=i
14が出力され、加算回路18からF−F12=i
15が出力される。
【0360】加算回路18から出力されたiは、レ
ジスタ22に記憶され、加算回路18から出力され
たiは、レジスタ22に記憶され、加算回路18
から出力されたiは、レジスタ22に記憶され、加
算回路18から出力されたiは、レジスタ22
記憶され、加算回路18から出力されたiは、レジ
スタ22に記憶され、加算回路18から出力された
は、レジスタ22 に記憶され、加算回路18
ら出力されたiは、レジスタ22に記憶され、加算
回路18から出力されたiは、レジスタ22に記
憶される。
【0361】減算回路20から出力されたiは、レ
ジスタ22に記憶され、減算回路20から出力され
たiは、レジスタ2210に記憶され、減算回路20
から出力されたi10は、レジスタ2211に記憶さ
れ、減算回路20から出力されたi11は、レジスタ
2212に記憶され、減算回路20から出力されたi
12は、レジスタ2213に記憶され、減算回路20
から出力されたi13は、レジスタ2214に記憶さ
れ、減算回路18から出力されたi14は、レジスタ
2215に記憶され、減算回路20から出力されたi
15は、レジスタ2216に記憶される。
【0362】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi〜i
が、MUX324で8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に選択されてMUX324からi
8回順次出力され加減算回路326に供給されると共
に、レジスタ22〜22から8つの動作サイクルの
うちの各動作サイクル毎に出力されたi〜iが、M
UX324で8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に選択されてMUX324からiが8回順次
出力され加減算回路326に供給されて加減算回路3
26から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎にi+i、i−i、i−i 、i
、i+i、i−i、i−i、i+i
が各動作サイクル毎に順次出力されてレジスタ30
に記憶される。
【0363】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi〜i
が、MUX324で8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に選択されてMUX324からi
、i、i、i、i 、i、iが順次出力
されてレジスタ30に記憶される。レジスタ22
22から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に出力されたi〜iが、MUX324で8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてM
UX324からi、i、i、i、i
、i、iが順次出力されてレジスタ30に記
憶される。
【0364】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi〜i
が、MUX324で8つの動作サイクルのうちの各
動作サイクル毎に選択されてMUX324からi
、i、i、i、i 、i、iが順次出力
されてレジスタ30に記憶される。レジスタ22
22から8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル
毎に出力されたi〜iが、MUX324で8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択されてM
UX324からi、i、i、i、i
、i、iが順次出力されてレジスタ30に記
憶される。
【0365】レジスタ22〜22から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi〜i
が、MUX324で8つの動作サイクルのうちの
各動作サイクル毎に選択されてMUX324から
、i、i、i、i、i、i、iが順
次出力されてレジスタ30に記憶される。レジスタ2
〜22から8つの動作サイクルのうちの各動作サ
イクル毎に出力されたi〜iが、MUX324
8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に選択さ
れてMUX324からi、i、i、i
、i 、i、iが順次出力されてレジスタ30
に記憶される。
【0366】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi
15が、MUX324で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX324からi
が8回順次出力され加減算回路326に供給される
と共に、レジスタ22〜2216から8つの動作サイ
クルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi〜i
15が、MUX324 で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX324 から
15が8回順次出力され加減算回路326に供給さ
れて加減算回路326から8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎にi+i15、i−i15、i
−i15、i+i15、i+i15、i−i
15、i−i15、i+i15が各動作サイクル毎
に順次出力され、MUX28を経てレジスタ30
記憶される。レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi
15が、MUX32410で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32410
らi10、i13、i13、i10、i10、i13
13、i10が順次出力されてレジスタ30に記憶
される。
【0367】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi
15が、MUX32411で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32411
らi13、i10、i10、i13、i13、i10
10、i13が順次出力されてレジスタ3010に記
憶される。レジスタ22〜2216から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi〜i
15が、MUX32412で8つの動作サイクルのうち
の各動作サイクル毎に選択されてMUX32412から
、i12、i11、i 14、i14、i11、i
12、iが順次出力されてレジスタ3011に記憶さ
れる。
【0368】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたi
15が、MUX32413で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32413
らi11、i、i14、i 12、i12、i14、i
、i11が順次出力されてレジスタ3012に記憶さ
れる。レジスタ22〜2216から8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータi
15が、MUX32414で8つの動作サイクルのう
ちの各動作サイクル毎に選択されてMUX32414
らデータi12、i 、i、i11、i11
、i14、i12が順次出力されてレジスタ30
13に記憶される。
【0369】レジスタ22〜2216から8つの動作
サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されたデータ
〜i15が、MUX32415で8つの動作サイク
ルのうちの各動作サイクル毎に選択されてMUX324
15からデータi14、i 、i12、i、i
12、i11、i14が順次出力され、MUX28
を経てレジスタ3015に記憶される。MUX324
15から出力されるいずれのデータも、MUX28
“0”を選択しているため、レジスタ33414には
“0”が記憶される。
【0370】レジスタ30〜30から8つの動作サ
イクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデータの
各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイクル毎
に加算回路338で加算されてレジスタ40に記憶
される。8つの動作サイクルのうちの第1動作サイクル
で加算回路338で加算されてレジスタ40に記憶
されるデータは、(i+i)P+i11+i
+i13+i+i+i
ある。レジスタ40に第1動作サイクルで記憶される
データが、式(70)の演算値のfであり、図16で
はレジスタ40の出力線の下方にfで示してある。
第2動作サイクルで加算回路338で加算されてレジ
スタ40に記憶されるデータは、(i−i)P
−i11+i−i13+i −i
−iである。レジスタ40に第2動作サイ
クルで記憶されるデータが、式(70)の演算値のf
であり、図16ではレジスタ40の出力線の下方にf
で示してある。
【0371】第3動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、(i
−i)P+i11−i−i13+i
+i+iである。レジスタ40
に第2動作サイクルで記憶されるデータが、式(70)
の演算値のfであり、図16ではレジスタ40の出
力線の下方にfで示してある。第4動作サイクルで加
算回路338で加算されてレジスタ40に記憶され
るデータは、(i+i)P−i11−i
−i13+i −i+iであ
る。レジスタ40に第4動作サイクルで記憶されるデ
ータが、式(70)の演算値のfであり、図16では
レジスタ40の出力線の下方にfで示してある。ま
た、第5動作サイクルで加算回路338で加算されて
レジスタ40に記憶されるデータは、(i+i
−i11−i+i13−i
−iである。レジスタ40に第5動作
サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値の
であり、図16ではレジスタ40 の出力線の下方
にfで示してある。
【0372】第6動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、(i
−i)P+i11−i+i13−i
−i−iである。レジスタ40
第6動作サイクルで記憶されるデータが、式(70)の
演算値のf10であり、図16ではレジスタ40の出
力線の下方にf10で示してある。第7動作サイクルで
加算回路338で加算されてレジスタ40に記憶さ
れるデータは、(i−i)P−i11+i
+i13−i +i+iであ
る。レジスタ40に第7動作サイクルで記憶されるデ
ータが、式(70)の演算値のf12であり、図22で
はレジスタ40の出力線の右側にf12で示してあ
る。第8動作サイクルで加算回路338で加算されて
レジスタ40に記憶されるデータは、(i+i
+i11−i−i13−i
−iである。レジスタ40に第8動作
サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値の
14であり、図16ではレジスタ40の出力線の下
方にf14で示してある。
【0373】レジスタ334〜33415から8つの
動作サイクルのうちの各動作サイクル毎に出力されるデ
ータの各々は、8つの動作サイクルのうちの各動作サイ
クル毎に加算回路338で加算されてレジスタ40
に記憶される。8つの動作サイクルのうちの第1動作サ
イクルで加算回路338で加算されてレジスタ40
に記憶されるデータは、(i+i15)P+i10
11+i13+i13+i11+i12
+i14である。レジスタ40に第1動作サ
イクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値のf
であり、図16ではレジスタ40の出力線の下方に
で示してある。
【0374】第2動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、(i
−i15)P−i1311+i10−i12
13+i−i14−i11である。レジ
スタ40に第2動作サイクルで記憶されるデータが、
式(70)の演算値のfであり、図16ではレジスタ
40の出力線の下方にfで示してある。第3動作サ
イクルで加算回路338で加算されてレジスタ40
に記憶されるデータは、(i−i15)P+i13
11−i10−i1113+i14+i
+i12である。レジスタ40に第3動作サ
イクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値のf
であり、図16ではレジスタ40の出力線の下方に
で示してある。
【0375】第4動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、(i
+i15)P−i1011−i13−i14
13+i12−i11+iである。レジ
スタ40に第4動作サイクルで記憶されるデータが、
式(70)の演算値のfであり、図16ではレジスタ
40の出力線の下方にfで示してある。第5動作サ
イクルで加算回路338で加算されてレジスタ40
に記憶されるデータは、(i+i15)P−i10
11−i13+i1413−i12+i
11−iである。レジスタ40に第5動
作サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値
のfであり、図16ではレジスタ40の出力線の下
方にfで示してある。
【0376】第6動作サイクルで加算回路338で加
算されてレジスタ40に記憶されるデータは、(i
−i15)P+i1311−i10+i11
13−i14−i−i12である。レジ
スタ40に第6動作サイクルで記憶されるデータが、
式(70)の演算値のf11であり、図16ではレジス
タ40の出力線の下方にf11で示してある。第7動
作サイクルで加算回路338で加算されてレジスタ4
に記憶されるデータは、(i−i15)P−i
1311+i10+i1213−i+i
14+i11である。レジスタ40に第7動
作サイクルで記憶されるデータが、式(70)の演算値
のf13であり、図22ではレジスタ40の出力線の
下方にf13で示してある。第8動作サイクルで加算回
路338で加算されてレジスタ40に記憶されるデ
ータは、(i+i15)P+i1011+i13
−i13−i11−i12−i14
である。レジスタ40に第8動作サイクルで記憶さ
れるデータが、式(70)の演算値のf15であり、図
16ではレジスタ40の出力線の下方にf15で示し
てある。
【0377】以上の演算により、2−8−16DCTを
施されて伝送されて来た16×16データの1つの列内
の16個のデータについての一次の2−8−16IDC
Tが終了する。そして、16×16データの次列以降の
各列についても、同様の一次の2−8−16IDCTを
行ってそれら各列の一次の2−8−16IDCTの終了
で16×16データに対する一次の2−8−16IDC
Tが終了する。これら16列についての一次の2−8−
16IDCTが完了した後の16×16データの各行毎
の16個のデータ(IDCT転置データ)についても、
同様の2−8−16IDCTを行って二次の2−8−1
6IDCTを完了する。これらの一次及び二次の2−8
−16IDCTを各16×16データ毎に完了すること
により、2−8−16DCTを施されて伝送されて来た
画像データを原画像データを再現することができる。
【0378】このように、この実施例の構成によれば、
16ー16IDCTで用いられる固定係数乗算回路の一
部を2ー8ー16IDCTで必要な固定係数乗算回路と
して用い得るように構成したので、16−16IDCT
のパイプライン形式の演算による演算の高速性を2−8
−16IDCTでも享受し得ると同時に、この高速性を
16−16IDCT及び2−8−16IDCT全体の回
路規模の小型化の下で享受し得る。
【0379】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明
に含まれる。上述した第1実施例乃至第4実施例のほ
か、画素データを32×32個とする場合及び変換係数
データを32×32個とする場合についても、第1実施
例乃至第4実施例と同等に、第1実施例乃至第4実施例
から把握し得る発明を実施し得ることを確かめることが
できた。
【0380】そして、これらのことから、次の内容を帰
結し得ることの確信を得た。第1には、第1実施例及び
第2実施例並びに画素データの数を32×32とする場
合のことから、式(73)を第1実施例及び第3実施例
について説明したと同様にしてNについて展開整理して
式(74)を得、2×2画素データの各行又は列毎
に、式(74)に示す演算を第1実施例及び第2実施例
と同様にして施すことにより、2−2N−1−2DC
Tの演算を行うことができる。
【0381】
【数73】
【0382】
【数74】
【0383】説明の都合上、先ず、式(74)の右辺の
右側の行列について説明する。式(74)の右辺右側の
行列のうち、最終番目の成分P、P、P
13、…、式(75)で示す成分は、式(76)で示
される固定係数Pi(i=0、1、2、…、2N−1
1)からiについてi=1からi=2N−1−1までの
iを1つ置きに選んだ固定係数であり、i=2−3か
らi=2N−1−1までの固定係数については、i=1
からi=2N−1−1までのiを1つ置きに選んだ固定
係数を除いた固定係数のうちから、残っているiについ
て、当該iを1つ置きに選んだ固定係数を選び、順次、
残っているiについて、当該iを1つ置きに選んだ固定
係数を選ぶことにより、式(74)の右辺の右側の行列
の各成分を確定することができる。そして、このように
確定することのできる固定係数Pを本明細書では離散
コサイン変換規則から決められる固定係数と呼ぶ。
【0384】
【数75】
【0385】
【数76】
【0386】式(74)の右辺左側の上側の行列の第1
行第1列を式(77)で与えられ、式(77)の各項k
(j=0、1、2、…、2N−1−1)の値は、式
(78)で与えられる。
【0387】式(74)の右辺左側の下側の行列の第1
行第1列を式(79)で与えられ、式(79)の各項k
(j=2N−1、2N−1+1、2N−1+2、…、
−1)の値は、式(80)で与えられる。式(7
4)の右辺左側の上側の行列内の各成分のうち、式(7
4)中に示す枡は、それぞれ1つの成分を示す。枡で示
さない成分は、すべて0である。式(74)に示すよう
に、第2行第1列も、1つの成分である。この成分から
の右下に向かって2×2で示す枠から2N−3×2
N−3で示す枠までと、2N−3×2N−3で示す枠か
ら右下に向かってもう1つの2N−2×2N−2で示す
枠がある。2×2で示す枠内には、第3行及び第4
行、かつ、第2列第3列で示す枠内に2×2の成分
(2×2個の枡)があり、2×2で示す枠内に
は、第5行及び第8行、かつ、第4列第7列で示す枠内
に2×2の成分(2×2個の枡)があり、以下
同様に、2N−3×2N−3で示す枠内には2N− ×
N−3個の成分(2N−3×2N−3個の枡)があ
り、2N−2×2N− で示す枠内には、2N−2×2
N−2個の成分(2N−2×2N−2個の枡)がある。
【0388】
【数77】
【0389】
【数78】
【0390】
【数79】
【0391】
【数80】
【0392】また、上述の上側の行列の第2行第1列の
1つの成分並びに2×2で示す枠から2N−2×2
N−2で示す枠までの各枠内の各成分は、いずれも、式
(78)で与えられる各kの加減算式[kjm
N−2(m=jのうちの選ばれた添字j以外の値)で与
えられる。また、上述の下側の行列の第2行第1列の1
つの成分並びに2×2で示す枠から2N−2×2
N−2で示す枠までの各枠内の各成分は、いずれも、式
(80)で与えられる各kの加減算式[kjn
N−2(n=jのうちの選ばれた添字j以外の値)で与
えられる。
【0393】そして、式(74)の右辺の左側の行列と
右側の行列との行列演算の関係について述べると、第1
行第1列及び第2行第1列の成分は、右側の行列の第1
番目の成分と乗算され、2×2で示す枠の各列内の
各成分は、それぞれ右側の行列の第2番目の成分及び第
3番目の成分と乗算され、2×2で示す枠内の各列
の各成分は、それぞれ右側の行列の第4番目の成分乃至
第7番目の成分と乗算され、以下同様に、2N−3×2
N−3で示す枠内の各列の各成分は、それぞれ右側の行
列の第2N−3番目の成分乃至第(1+2+2+…
+2N−4)番目の成分と乗算される。2Nー2×2
Nー2で示す枠内の各列の各成分は、それぞれ右側の行
列の第2N−2番目の成分乃至第(1+2+2+…
+2N−3)番目の成分と乗算される。この関係は、上
側の行列についても、また、下側の行列についても、同
じである。
【0394】最後に、式(74)の右辺の左側の行列と
右側の行列との行列演算によって各行毎に得られる各成
分と各成分との各積の和が、式(74)の左辺に示す行
列式の対応する成分(変換係数データ)(式(74)中
の各Fてせ示すデータ)を表している。
【0395】上述した各成分は、上述した奇数番目の固
定係数Pと乗ぜられる画素データ(式(78)、(8
0)中の各fで示すデータ)であ。そして、上述した行
列を構成する成分としてkのうちのいずれが来るか
は、現在のところ一般式乃至一般的表示形式で示すこと
はできないが、式(51)、(66)を導いたと同様に
して式(73)をNの特定の値について展開整理するこ
とにより、Nの特定の値について上述した加減算式[k
jmN−2、[k N−2を特定することができ
る。
【0396】第2には、第2実施例及び第4実施例並び
に変換係数データの数を32×32とするについて場合
のことから、式(81)を第2実施例及び第4実施例に
ついて説明したと同様にしてNについて展開整理して式
(82)を得、2×2変換係数データの各行又は列
毎に、式(82)に示す演算を第2実施例及び第4実施
例と同様にして施すことにより、2−2N−1−2
DCTの演算を行うことができる。但し、式(82)中
のNは自然数である。また、式(82)の上側行列式の
左辺に示す行列は、奇数番目の画素データであり、式
(82)の下側行列式の左辺に示す行列は、偶数番目の
画素データである。また、式(82)の右辺左側の上側
の行列[lop]及び下側の行列[loq]の第1列
は、変換係数データFと式(83)で示される変換係
数データとの和若しくは差で表され、他の成分は変換係
数データF及び式(83)で示される変換係数データ
を除くF(1≦k≦2N−1−2)を成分とする行列
で表される。
【0397】
【数81】
【0398】
【数82】
【0399】
【数83】
【0400】また、2−2DCTは、式(84)で
与えられ、2−2IDCTは、式(85)で与えら
れる。式(84)の左辺の行列及び右辺の行列で用いら
れている文字及び表記及び式(85)の左辺の行列及び
右辺の行列で用いられている文字及び表記は、概略、式
(74)及び式(82)に対応する。式(84)及び式
(85)の右辺左側の行列は、各成分が、次のように式
(74)及び式(82)と相違する。
【0401】
【数84】
【0402】
【数85】
【0403】式(84)の各成分[AstN−2
[BsuN−1は、式(86)で与えられる。各成分
[AstN−2、[BsuN−1で使用するs、
t、uの意味は、式(74)のj、m、nの意味に対応
する。式(86)中の画素データf乃至式(87)で
与えられる画素データである。式(85)の各成分[C
]、[Dvx]は、2−2IDCTにおける変
換係数データで与えられる。各成分[Cvw]、[D
vx]で使用するv、w、xは、式(82)のo、p、
qの意味に対応する。
【0404】
【数86】
【0405】
【数87】
【0406】したがって、2−2画素データについ
て、2−2DCTを施す回路の一部を用いて2−2
N−1−2DCTを行うように構成し得る。また、2
−2変換係数データについて、2−2IDCT
を施す回路の一部を用いて2−2N−1−2IDCT
を行うように構成し得る。
【0407】また、上述した第1実施例では、8−8D
CT及び2−4−8DCTについて説明し、第2実施例
では、8−8IDCT及び2−4−8IDCTについて
説明し、第3実施例では16−16DCT及び2−8−
16DCTについて説明し、第4実施例では、16−1
6IDCT及び2−8−16IDCTについて説明した
が、2−4−8DCT、2−4−8IDCT、2−8−
16DCT及び2−8−16IDCTについて単独で実
施し得ることは、勿論である。
【0408】また、8−8DCT及び2−4−8DCT
と、8−8IDCT及び2−4−8IDCTとを別々の
装置を設けることなしに、MUXの切り替え、レジスタ
から出力されるデータの符号の切り替え等を行うことに
より、1つの装置の中に構成し得る。また、画像信号の
離散コサイン変換速度を左程問題にしない場合には、前
記各実施例に示した発明をソフトウェアによる処理で行
うように構成することもできる。また、各実施例におけ
るMUXの前と以後、例えば、第1実施例におけるMU
X24〜24の入力までとMUX24〜24
後とのタイミングを1対2N−1としも良い。また、上
記各実施例のように、和及び差の形式以外に、特開平5
−181896号公報に記載される信号の選択形式にお
いても、本発明を同等に実施し得る。
【0409】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、画像データ内の2×2個(Nは自然数)の
画素データのうちの1行又は1列の2個の画素データ
から、離散コサイン変換規則で決められる固定係数P
(0≦k≦2−1)のうちのkについて奇数番目の固
定係数に乗ぜられるべき2個の画素データから成る第
1及び第2の組であって、該第1及び第2の組の画素デ
ータをそれぞれ同一又は異なる順番で選択し、選択され
た第1の組の画素データについても、選択された前記第
2の組の画素データについても、前記奇数番目の固定係
数を該奇数番目の固定係数対応に選択された前記第1及
び第2の組の画素データに乗じて前記積を出力し、出力
された積を対応する固定係数について加算し、加算され
た加算値に基づいて加算値対応に変換係数データP
うちの所定数の変換係数データを出力するように構成し
たので、2−2N−1−2DCTをパイプライン形式
で高速に行うことができる。また、2×2個の変換
係数データについて、2−2N−1−2DCTと同様
にして、2−2N−1−2IDCTを構成したので、
2−2N−1−2IDCTをパイプライン形式で高速
に行うことができる。
【0410】そして、2−2DCTで用いられる固
定係数乗算回路の一部を切り替えて2−2N−1−2
DCTで必要な固定係数乗算回路として用い得るように
構成したので、2−2DCTでのパイプライン形式
の演算による演算の高速性を2−2N−1−2DCT
でも享受し得ると同時に、この高速性を2−2DC
T及び2−2N−1−2DCT全体の回路規模の小型
化の下で享受し得る。また、この効果は、2−2
DCTと2−2N−1−2IDCTとを行う場合につ
いても言えることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である8−8DCT/2
−4−8DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロッ
ク図である。
【図2】同8−8DCT/2−4−8DCT装置の電気
的構成を部分的に示すブロック図である。
【図3】同8−8/2−4−8DCT装置の8−8DC
Tについての動作タイミングチャートの一部である。
【図4】同8−8/2−4−8DCT装置の8−8DC
Tについての動作タイミングチャートの残部である。
【図5】同8−8/2−4−8DCT装置の2−4−8
DCTについての動作タイミングチャートの一部であ
る。
【図6】同8−8/2−4−8DCT装置の2−4−8
DCTについての動作タイミングチャートの残部であ
る。
【図7】この発明の第2実施例である8−8/2−4−
8IDCT装置の電気的構成を部分的に示すブロック図
である。
【図8】同8−8/2−4−8IDCT装置の電気的構
成を部分的に示すブロック図である。
【図9】同8−8/2−4−8IDCT装置の8−8I
DCTについての動作タイミングチャートの一部であ
る。
【図10】同8−8/2−4−8IDCT装置の8−8
IDCTについての動作タイミングチャートの残部であ
る。
【図11】同8−8/2−4−8IDCT装置の2−4
−8IDCTについての動作タイミングチャートの一部
である。
【図12】同8−8/2−4−8IDCT装置の2−4
−8DCTについての動作タイミングチャートの残部で
ある。
【図13】この発明の第3実施例である16−16/2
−8−16DCT装置の電気的構成を部分的に示すブロ
ック図である。
【図14】同16−16/2−8−16DCT装置の電
気的構成を部分的に示すブロック図である。
【図15】この発明の第4実施例である16−16/2
−8−16IDCT装置の電気的構成を部分的に示すブ
ロック図である。
【図16】同16−16/2−8−16IDCT装置の
電気的構成を部分的に示すブロック図である。
【符号の説明】
12、112、212、312 MUX(選択手段
の一部) 14〜1416 レジスタ(選択手段の一部) 18〜18 加算回路(選択手段の一部) 20〜20 減算回路(選択手段の一部) 22〜2216 レジスタ(選択手段の一部) 24〜24、124〜124、224〜22
16、324〜32416
MUX(選択手段の一部) 26,26、126,126、226,22
、326,326
加減算回路(選択手段の一部) 28,28 MUX(選択手段の一部) 30〜3015 レジスタ(選択手段の残部) 32〜3215 固定係数乗算回路(乗算手段) 34〜34、134〜134、234〜23
15、334〜33415
レジスタ(加算手段の一部) 36〜36、236〜236 アンド回路
(加算手段の一部) 38〜38、138,138、238〜23
、338,338加算回路(加算手段の残部) 40〜40 レジスタ 42 減算回路 44 加算回路 46,48 レジスタ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK14 LC03 MA00 MA23 MC30 PP01 PP04 SS02 SS06 UA02 UA05 5C078 AA04 BA57 DA01 DA02 5J064 AA03 AA04 BA16 BC03 BC04 BC08 BC09 BC25 BD01 9A001 BB04 EE02 FF05 GG03 HH23 JJ12 KK56

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを構成する2×2個(N
    は自然数)の画素データのうちの任意の1行分又は1列
    分の2個の前記画素データf(0≦j≦2−1)
    を離散コサイン変換規則で決められ、式(1)及び式
    (2)で与えられる固定係数P毎に選択する選択処理
    と、 前記選択処理で選択された前記画素データの各々と対応
    する前記固定係数Pとの積を得る乗算処理と、 該乗算処理で得られ離散コサイン変換規則で決められた
    積同士を加減算する処理と、 該加減算処理により得られた加減算値を変換係数データ
    として出力する処理とを前記2×2個の画素デ
    ータの各行又は各列について行う画像信号の圧縮処理方
    法であって、 前記選択処理は、 前記2×2個の画素データの1行分又は1列分の2
    個の画素データから構成され、2個の画素データか
    ら成る第1及び第2の組の画素データを前記固定係数P
    のうちの式(1)及び式(2)のkを奇数とする固定
    係数毎に所定の順番で選択する処理であり、かつ、 前記乗算処理は、 前記式(1)及び式(2)のkを奇数とする固定係数対
    応に選択された前記第1及び第2の組の画素データと前
    記式(1)及び式(2)のkを奇数とする固定係数との
    積を得る処理であることを特徴とする画像信号の圧縮処
    理方法。 【数1】 【数2】
  2. 【請求項2】 前記選択処理で選択される前記第1の組
    は、2個の変換係数データfのうちのjについて若
    番から順番の2つずつの画素データの和を選択するもの
    であり、 前記選択処理で選択される前記第2の組は、画素データ
    のうちのjについて若番から順番の2つずつの画素
    データの差を選択するものであることを特徴とする請求
    項1記載の画像信号の圧縮処理方法。
  3. 【請求項3】 離散コサイン変換されて伝送されて来た
    変換係数データを構成する2×2個(Nは自然数)
    の変換係数データのうちの任意の1行分又は1列分の2
    個の変換係数データF(0≦j≦2−1)を離散
    コサイン変換規則で決められ、式(3)及び式(4)で
    与えられる固定係数P毎に選択する選択処理と、 該選択処理で選択された変換係数データの各々と対応す
    る前記固定係数Pとの積を得る乗算処理と、 該乗算処理から得られ離散コサイン変換規則で決められ
    た所定の積同士を加減算する処理と、 該加減算処理し加減算値を画素データFとして出力す
    る処理とを前記2×2個の変換係数データの各行又
    は各列について行う画像信号の伸長処理方法であって、 前記選択処理は、 前記2×2個の変換係数データの1行分又は1列分
    の2個の変換係数データから構成され、2個の変換
    係数データから成る第1及び第2の組の変換係数データ
    を前記固定係数Pのうちの式(3)及び式(4)のk
    を奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理で
    あり、 前記乗算処理は、 前記式(3)及び式(4)のkを奇数とする固定係数対
    応に選択された前記第1及び第2の組の変換係数データ
    と前記式(3)及び式(4)のkを奇数とする固定係数
    との積を得る処理であることを特徴とする画像信号の伸
    長処理方法。 【数3】 【数4】
  4. 【請求項4】 前記第1の組の変換係数データは、前記
    個の変換係数データFのうちのjについて前半で
    あり2N−1個の変換係数データから成る第1の変換係
    数データ組とjについて後半であり2N−1個の変換係
    数データから成る第2の変換係数データ組とから1つず
    つ選択された変換係数データの和であり、 前記第2の組の変換係数データは、前記第1の変換係数
    データ組と前記第2の変換係数データ組とから1つずつ
    選択された変換係数データの差であることを特徴とする
    請求項3記載の画像信号の伸長処理方法。
  5. 【請求項5】 画像データを構成する2×2個(N
    は自然数)の画素データのうちの任意の1行分又は1列
    分の2個の画素データf(0≦j≦2−1)を離
    散コサイン変換規則で決められ、式(5)及び式(6)
    で与えられる固定係数P毎に選択する選択処理と、 該選択処理で選択された画素データの各々と対応する前
    記固定係数Pとの積を得る乗算処理と、 該乗算処理で得られ離散コサイン変換規則で決められた
    積同士を加減算する処理と、 該加減算処理した加減算値を変換係数データFとして
    出力する処理とを前記2×2個の画素データの各行
    又は各列について行う画像信号の圧縮処理方法であっ
    て、 前記選択処理は、 2−2離散コサイン変換においては、前記2×2
    個の画素データの1行分又は1列分の2個の画素デ
    ータから2個の画素データを2−2離散コサイン
    変換規則で決められた前記固定係数P毎に所定の順番
    で選択する一方、 2−2N−1−2離散コサイン変換においては、前記
    ×2個の画素データの1行分又は1列分の2
    の画素データから前記固定係数Pのうちの式(5)及
    び式(6)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべき
    個の画素データから成る第1及び第2の組の画素デ
    ータを所定の順番で選択する処理であり、 前記乗算処理は、 前記2−2離散コサイン変換においては、前記選択
    処理で選択された2個の画素データと前記固定係数P
    のうちの対応する固定係数との積を得る一方、 前記2−2N−1−2離散コサイン変換においては、
    前記式(5)及び式(6)のkを奇数とする固定係数対
    応に選択された前記第1及び第2の組の画素データと前
    記式(5)及び式(6)のkを奇数とする固定係数との
    積を得る処理であり、かつ、 前記加減算処理は、 前記2−2離散コサイン変換においては、前記乗算
    処理で得られ2−2 離散コサイン変換規則で決めら
    れた積同士を加減算する一方、 前記2−2N−1−2離散コサイン変換においては、
    前記乗算処理で得られ2−2N−1−2離散コサイン
    変換規則で決められた積同士を加減算する処理であるこ
    とを特徴とする画像信号の圧縮処理方法。 【数5】 【数6】
  6. 【請求項6】 前記2−2離散コサイン変換におい
    て選択される画素データは、前記2×2個の画素デ
    ータの1行分又は1列分の2個の画素データから前記
    固定係数Pのうちの式(5)及び式(6)のkを奇数
    とする固定係数に乗ぜられるべき2個の画素データか
    ら成る第1の組の画素データ及び前記固定係数Pのう
    ちの式(5)及び式(6)のkを偶数とする固定係数に
    乗ぜられるべき2個の画素データから成る第2の組の
    画素データであることを特徴とする請求項5記載の画像
    信号の圧縮処理方法。
  7. 【請求項7】 前記選択処理で選択される画素データ
    は、所定の対となる画素データの和及び差であることを
    特徴とする請求項5又は6記載の画像信号の圧縮処理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記所定の対となる画素データは、2−
    N−1−2離散コサイン変換においては、2個の
    画素データfのうちのjについて若番から順番の2つ
    ずつの画素データであることを特徴とする請求項7記載
    の画像信号の圧縮処理方法。
  9. 【請求項9】 前記所定の対となる画素データは、2
    −2離散コサイン変換においては、2個の画素デー
    タfのうちのjについて前半であり2N− 個の画素
    データから成る第1の画素データ組とjについて後半で
    あり2N−1個の画素データから成る第2の画素データ
    組とから1つずつ選択された画素データであることを特
    徴とする請求項7記載の画像信号の圧縮処理方法。
  10. 【請求項10】 離散コサイン変換されて伝送されて来
    た変換係数データを構成する2×2個(Nは自然
    数)の変換係数データのうちの任意の1行分又は1列分
    の2個の変換係数データF(0≦j≦2−1)を
    離散コサイン変換規則で決められ、式(7)及び式
    (8)で与えられる固定係数P毎に選択する選択処理
    と、 該選択処理で選択された変換係数データの各々と対応す
    る前記固定係数Pとの積を得る乗算処理と、 該乗算処理で得られ離散コサイン変換規則で決められた
    所定の積同士を加減算する処理と、 該加減算処理した加減算値を画素データfとして出力
    する処理とを前記2×2個の変換係数データの各行
    又は各列について行う画像信号の伸長処理方法であっ
    て、 前記選択処理は、 2−2離散コサイン逆変換においては、前記2×
    個の変換係数データの1行分又は1列分の2個の
    変換係数データから2個の変換係数データを2−2
    離散コサイン逆変換規則で決められた前記固定係数P
    毎に所定の順番で選択する一方、 2−2N−1−2離散コサイン逆変換においては、前
    記2×2個の変換係数データの1行分又は1列分の
    個の変換係数データから構成され2個の変換係数
    データから成る第1及び第2の組の変換係数データを前
    記固定係数Pのうちの式(7)及び式(8)のkを奇
    数とする固定係数毎に所定の順番で選択する処理であ
    り、 前記乗算処理は、 2−2離散コサイン逆変換においては、前記選択処
    理で選択された2個の画素データと前記固定係数P
    のうちの対応する固定係数との積を得る一方、 2−2N−1−2離散コサイン逆変換においては、前
    記式(7)及び式(8)のkを奇数とする固定係数対応
    に選択された前記第1及び第2の組の変換係数データと
    前記式(7)及び式(8)のkを奇数とする固定係数と
    の積を得る処理であり、かつ、 前記加減算処理は、 前記2−2離散コサイン逆変換においては、前記乗
    算処理で得られ2−2離散コサイン変換規則で決め
    られた積同士を加減算する一方、 前記2−2N−1−2離散コサイン逆変換において
    は、前記乗算処理で得られ2−2N−1−2離散コサ
    イン変換規則で決められた積同士を加減算する処理であ
    ることを特徴とする画像信号の伸長処理方法。 【数7】 【数8】
  11. 【請求項11】 前記2−2離散コサイン逆変換に
    おいて選択される変換係数データは、前記2×2
    の変換係数データの1行分又は1列分の2個の変換係
    数データから前記固定係数Pのうちの式(7)及び式
    (8)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべき2
    個の変換係数データから成る第1の組の変換係数データ
    及び前記固定係数Pのうちの式(7)及び式(8)の
    kを偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2個の変換
    係数データから成る第2の組の変換係数データであるこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像信号の伸長処理方
    法。
  12. 【請求項12】 画像データを構成する2×2
    (Nは自然数)の画素データのうちの任意の1行分又は
    1列分の2個の前記画素データf(0≦j≦2
    1)を離散コサイン変換規則で決められ、式(9)及び
    式(10)で与えられる固定係数P毎に選択する選択
    手段と、 前記選択手段で選択された前記画素データの各々と対応
    する前記固定係数Pとの積を得る乗算手段と、 該乗算手段で得られ離散コサイン変換規則で決められた
    積同士を加減算する手段と、 該加減算処理した加減算値を変換係数データFとして
    出力する手段とを前記2×2個の画素データの各行
    又は各列について行う画像信号の圧縮処理装置であっ
    て、 前記選択手段は、 前記2×2個の画素データの1行分又は1列分の2
    個の画素データから構成され、2個の画素データか
    ら成る第1及び第2の組の画素データを前記固定係数P
    のうちの式(9)及び式(10)のkを奇数とする固
    定係数毎に所定の順番で選択する手段であり、かつ、 前記乗算手段は、 前記式(9)及び式(10)のkを奇数とする固定係数
    対応に選択された前記第1及び第2の組の画素データと
    前記式(9)及び式(10)のkを奇数とする固定係数
    との積を得る手段であることを特徴とする画像信号の圧
    縮処理装置。 【数9】 【数10】
  13. 【請求項13】 前記選択手段は、2個の変換係数デ
    ータfのうちのjについて若番から順番の2つずつの
    画素データの和を前記第1の組として選択し、 画素データfのうちのjについて若番から順番の2つ
    ずつの画素データの差を前記第2の組として選択するこ
    とを特徴とする請求項12記載の画像信号の圧縮処理装
    置。
  14. 【請求項14】 離散コサイン変換されて伝送されて来
    た変換係数データを構成する2×2個(Nは自然
    数)の変換係数データのうちの任意の1行分又は1列分
    の2個の変換係数データF(0≦j≦2−1)を
    離散コサイン変換規則で決められ、式(11)及び式
    (12)で与えられる固定係数P毎に選択する選択手
    段と、 該選択手段で選択された変換係数データの各々と対応す
    る前記固定係数Pとの積を得る乗算手段と、 該乗算手段から得られ離散コサイン変換規則で決められ
    た所定の積同士を加減算する手段と、 該加減算処理し加減算値を画素データFとして出力す
    る手段とを前記2×2個の変換係数データの各行又
    は各列について行う画像信号の伸長処理装置であって、 前記選択手段は、 前記2×2個の変換係数データの1行分又は1列分
    の2個の変換係数データから構成され、2個の変換
    係数データから成る第1及び第2の組の変換係数データ
    を前記固定係数Pのうちの式(11)及び式(12)
    のkを奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手
    段であり、かつ、 前記乗算手段は、 前記式(11)及び式(12)のkを奇数とする固定係
    数対応に選択された前記第1及び第2の組の変換係数デ
    ータと前記式(11)及び式(12)のkを奇数とする
    固定係数との積を得る手段であることを特徴とする画像
    信号の伸長処理装置。 【数11】 【数12】
  15. 【請求項15】 前記選択手段は、前記2個の変換係
    数データFのうちのjについて前半であり2N−1
    の変換係数データから成る第1の変換係数データ組とj
    について後半であり2N−1個の変換係数データから成
    る第2の変換係数データ組とから1つずつ選択された変
    換係数データの和を前記第1の組の変換係数データとし
    て選択し、 前記第1の変換係数データ組と前記第2の変換係数デー
    タ組とから1つずつ選択された変換係数データの差を前
    記第2の組の変換係数データとして選択することを特徴
    とする請求項14記載の画像信号の伸長処理装置。
  16. 【請求項16】 画像データを構成する2×2
    (Nは自然数)の画素データのうちの任意の1行分又は
    1列分の2個の画素データf(0≦j≦2 −1)
    を離散コサイン変換規則で決められ、式(13)及び式
    (14)で与えられる固定係数P毎に選択する選択手
    段と、 該選択手段で選択された画素データの各々と対応する前
    記固定係数Pとの積を得る乗算手段と、 該乗算手段で得られ離散コサイン変換規則で決められた
    積同士を加減算する手段と、 該加減算処理した加減算値を変換係数データFとして
    出力する手段とを前記2×2個の画素データの各行
    又は各列について行う画像信号の圧縮処理装置であっ
    て、 前記選択手段は、 2−2離散コサイン変換においては、前記2×2
    個の画素データの1行分又は1列分の2個の画素デ
    ータから2個の画素データを2−2離散コサイン
    変換規則で決められた前記固定係数P毎に所定の順番
    で選択する一方、 2−2N−1−2離散コサイン変換においては、前記
    ×2個の画素データの1行分又は1列分の2
    の画素データから前記固定係数Pのうちの式(13)
    及び式(14)のkを奇数とする固定係数に乗ぜられる
    べき2個の画素データから成る第1及び第2の組の画
    素データを所定の順番で選択する手段であり、 前記乗算手段は、 前記2−2離散コサイン変換においては、前記選択
    手段で選択された2個の画素データと前記固定係数P
    のうちの対応する固定係数との積を得る一方、 前記2−2N−1−2離散コサイン変換においては、
    前記式(13)及び式(14)のkを奇数とする固定係
    数対応に選択された前記第1及び第2の組の画素データ
    と前記式(13)及び式(14)のkを奇数とする固定
    係数との積を得る手段であり、かつ、 前記加減算手段は、 前記2−2離散コサイン変換においては、前記乗算
    手段で得られ2−2 離散コサイン変換規則で決めら
    れた積同士を加減算する一方、 前記2−2N−1−2離散コサイン変換においては、
    前記乗算手段で得られ2−2N−1−2離散コサイン
    変換規則で決められた積同士を加減算する手段であるこ
    とを特徴とする画像信号の圧縮処理装置。 【数13】 【数14】
  17. 【請求項17】 前記2−2離散コサイン変換にお
    いて選択される画素データは、前記2×2個の画素
    データの1行分又は1列分の2個の画素データから前
    記固定係数Pのうちの式(13)及び式(14)のk
    を奇数とする固定係数に乗ぜられるべき2個の画素デ
    ータから成る第1の組の画素データ及び前記固定係数P
    のうちの式(13)及び式(14)のkを偶数とする
    固定係数に乗ぜられるべき2個の画素データから成る
    第2の組の画素データであることを特徴とする請求項1
    6記載の画像信号の圧縮処理装置。
  18. 【請求項18】 前記選択手段は、所定の対となる画素
    データの和及び差を前記画素データとして選択すること
    を特徴とする請求項16又は17記載の画像信号の圧縮
    処理装置。
  19. 【請求項19】 前記選択手段は、2−2N−1−2
    離散コサイン変換においては、2個の画素データf
    のうちのjについて若番から順番の2つずつの画素デー
    タを前記所定の対となる画素データとして選択すること
    を特徴とする請求項18記載の画像信号の圧縮処理装
    置。
  20. 【請求項20】 前記選択手段は、−2離散コサイ
    ン変換においては、2個の画素データfのうちのj
    について前半であり2N−1個の画素データから成る第
    1の画素データ組とjについて後半であり2N−1個の
    画素データから成る第2の画素データ組とから1つずつ
    選択された画素データを前記所定の対となる画素データ
    として選択することを特徴とする請求項18記載の画像
    信号の圧縮処理装置。
  21. 【請求項21】 離散コサイン変換されて伝送されて来
    た変換係数データを構成する2×2個(Nは自然
    数)の変換係数データのうちの任意の1行分又は1列分
    の2個の変換係数データF(0≦j≦2−1)を
    離散コサイン変換規則で決められ、式(15)及び式
    (16)で与えられる固定係数P毎に選択する選択手
    段と、 該選択手段で選択された変換係数データの各々と対応す
    る前記固定係数Pとの積を得る乗算手段と、 該乗算手段で得られ離散コサイン変換規則で決められた
    所定の積同士を加減算する手段と、 該加減算処理した加減算値を画素データfとして出力
    する手段とを前記2×2個の変換係数データの各行
    又は各列について行う画像信号の伸長処理装置であっ
    て、 前記選択手段は、 2−2離散コサイン逆変換においては、前記2×
    個の変換係数データの1行分又は1列分の2個の
    変換係数データから2個の変換係数データを2−2
    離散コサイン逆変換規則で決められた前記固定係数P
    毎に所定の順番で選択する一方、 2−2N−1−2離散コサイン逆変換においては、前
    記2×2個の変換係数データの1行分又は1列分の
    個の変換係数データから構成され2個の変換係数
    データから成る第1及び第2の組の変換係数データを前
    記固定係数Pのうちの式(15)及び式(16)のk
    を奇数とする固定係数毎に所定の順番で選択する手段で
    あり、 前記乗算手段は、 2−2離散コサイン逆変換においては、前記選択手
    段で選択された2個の画素データと前記固定係数P
    のうちの対応する固定係数との積を得る一方、 2−2N−1−2離散コサイン逆変換においては、前
    記式(15)及び式(16)のkを奇数とする固定係数
    対応に選択された前記第1及び第2の組の変換係数デー
    タと前記式(15)及び式(16)のkを奇数とする固
    定係数との積を得る手段であり、かつ、 前記加減算手段は、 前記2−2離散コサイン逆変換においては、前記乗
    算手段で得られ2−2離散コサイン変換規則で決め
    られた積同士を加減算する一方、 前記2−2N−1−2離散コサイン逆変換において
    は、前記乗算手段で得られ2−2N−1−2離散コサ
    イン変換規則で決められた積同士を加減算する手段であ
    ることを特徴とする画像信号の伸長処理装置。 【数15】 【数16】
  22. 【請求項22】 前記選択手段は、前記2−2離散
    コサイン逆変換において、前記2×2個の変換係数
    データの1行分又は1列分の2個の変換係数データか
    ら前記固定係数Pのうちの式(15)及び式(16)
    のkを奇数とする固定係数に乗ぜられるべき2個の変
    換係数データから成る第1の組の変換係数データ及び前
    記固定係数Pのうちの式(15)及び式(16)のk
    を偶数とする固定係数に乗ぜられるべき2個の変換係
    数データから成る第2の組の変換係数データを前記変換
    係数データとして選択することを特徴とする請求項21
    記載の画像信号の伸長処理装置。
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