JP3362682B2 - 中空状混紡糸 - Google Patents

中空状混紡糸

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/11Spinning by false-twisting
    • D01H1/115Spinning by false-twisting using pneumatic means

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライバを構成す
る繊維を、旋回空気流を利用して加撚することにより製
造される中空状混紡糸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、芯になる比較的長い繊維の周囲に
綿等の短繊維を巻き付かせて形成された種々の紡績糸が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の芯になる長い繊
維の周囲に綿等の短繊維を巻き付かせて形成された種々
の紡績糸は、芯になる長繊維の伸度が、芯になる長繊維
の周囲に巻き付けられる綿等の短繊維の伸度と略同じで
小さいために、バルキー性に乏しい紡績糸となり、保温
性や風合いが悪いという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上述した、従来の旋回空
気流を利用して製造された紡績糸が有する課題が解決さ
れた中空状混紡糸を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、第1には、中空状混紡糸を、伸度の大
きな長繊維と伸度の小さな短繊維とからなる混合繊維の
旋回空気流を発生する紡績ノズル部材への供給により
伸長後に収縮し膨らんだ状態となる前記長繊維により構
成され断面中央部に多くの空隙を有する芯繊維の周り
に、巻き付き方向が略一定した前記短繊維が巻き付いた
構造に構成したものであり、第2には、長繊維が、フロ
ントローラとそのボトムローラーのニップ点から中空ス
ピンドルの先端部迄の距離より長い繊維により構成され
ているとともに、短繊維が、前記距離より短い繊維によ
り構成されているものであり、第3には、長繊維の伸度
を20%程度以上とし、短繊維の伸度を10%程度以下
としたものである。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0007】先ず最初に、図1を用いて、本発明の中空
状混紡糸を製造する紡績装置について概説する。
【0008】Lは、スライバガイドGを経てドラフト装
置Dに供給されるスライバであり、ドラフト装置Dは、
バックローラd1,サードローラd2、エプロンを有す
るセカンドローラd3及びフロントローラd4から構成
されており、ドラフト装置Dにおいてドラフトされたス
ライバLは、紡績ノズル部材Uに供給され、紡績ノズル
部材Uにより紡績糸Yに形成された後、紡績糸Yは、ニ
ップローラh1及びデリベリローラh2からなる紡績糸
送り出し装置H及びスラブキャツチャーZ等を経て、巻
取り部Wのフリクションローラw1により駆動されクレ
ードルアームw2に支持されたパッケージw3に巻き取
られる。
【0009】次に、図2を用いて、上述した紡績ノズル
部材Uについて説明する。
【0010】1は、内周面の接線方向に複数の空気噴射
孔1aを有するノズルである。2は、円錐台状の孔を有
する外筒2aと、該外筒2aに嵌合される、円錐台を中
心線に沿って略半分に切断した形状を有する繊維案内体
2bと、繊維案内体2bの小径側に取着されたガイドピ
ン2cとからなる繊維導入部材であり、外筒2aと繊維
案内体2bとにより、ドラフト装置D側から見た形状が
蒲鉾状の繊維導入孔3が形成されている。
【0011】ノズル1と繊維導入部材2とは、フレーム
4、スペーサー4a及びノズルハウジング5により支持
されている。ノズルハウジング5の内周面とノズル1の
外周面との間には環状の空気室6が形成されており、ノ
ズルハウジング5には、空気室6に連通する連通孔5a
が穿設されている。7は、ノズル1のフランジ1bとノ
ズルハウジング5との間に配設されたパッキンであり、
8は、外筒2aの外周面とノズルとノズルハウジング5
とにより形成された凹部に嵌着されているパッキンであ
る。
【0012】9は、その先端部9aが、繊維導入部材2
のガイドピン2cに近接して配置されているとともに、
中空通路9bを有する中空スピンドルであり、中空スピ
ンドル9は、フレーム4と合体するスピンドル支持ブロ
ック10に取着されている。11は、フレーム4とスピ
ンドル支持ブロック10との間に形成された空気室であ
り、空気室11は、吸引孔を介して、図示されていない
弱い吸引圧で空気を吸引する空気吸引源に連結されてお
り、紡績中は、ノズル1の空気噴射孔1aから噴出され
る空気の逃げ孔として機能するとともに、紡績中に空気
室内に発生する浮遊繊維等を吸引除去する働きをするも
のである。
【0013】次に、紡績ノズル部材Uによる紡績糸Yの
生成過程について概説する。
【0014】ドラフト装置Dのフロントローラd4から
送出されるドラフトされたスライバLは、ノズル1に穿
設された空気噴射孔1aからの噴出空気の作用で発生し
ている繊維導入部材2の繊維導入孔3付近の吸引空気流
によって、繊維導入部材2の繊維導入孔3を経て、ノズ
ル1内に吸い込まれる。
【0015】ノズル1内に吸い込まれたスライバLを構
成する繊維は、繊維導入部材2のガイドピン2cの周囲
に沿って送られ、中空スピンドル9の先端部付近におい
て繊維は、ノズル1の空気噴射孔1aから噴出され中空
スピンドル9の先端部付近において高速で旋回している
旋回空気流の作用を受け、スライバLから分離されなが
ら旋回空気流の方向に加撚される。また、旋回空気流に
より掛けられた一部の撚りは、フロントローラd4方向
へ伝播しようとするが、ガイドピン2cによってその伝
播が阻止されるので、フロントローラd4から送りださ
れるスライバLが上記撚りによって撚り込まれることが
ない。このように、旋回空気流に乗って中空スピンドル
9から下流方向(巻取り部W方向)に巻き付く繊維f
が、中空スピンドル9の中空通路9b内に引き込まれる
につれ、繊維fが撚りかけられ、実撚り状の紡績糸Yが
順次生成されながら巻取り部Wの方向に送られる。
【0016】次に、上述した繊維導入部材2の拡大分解
斜視図である図3を用いて、繊維導入部材2について説
明する。
【0017】繊維導入部材2は、図2に示されているよ
うに、ノズルハウジング5のフロントローラd4側に穿
設された開口5bに嵌着される略円筒状の外筒2a及び
略円錐台を中心線に沿って略半分に切断した形状を有す
る繊維案内体2bから構成されており、繊維案内体2b
には、上述したニードル状のガイドピン2cが挿着され
る長孔2dが穿設されいる。上記の外筒2aの内孔2
a’は、図3にハッチングで示されている外筒2aの中
心線を含む周壁の断面から明らかなように、逆円錐台状
の透孔として形成されている。図3に示されているよう
に、繊維案内体2bの長孔2dに、ガイドピン2cを、
その先端が所定の長さ突出するように嵌着し、ガイドピ
ン2cが取着された繊維案内体2bを、その小径部2
b’から外筒2aの内孔2a’に挿入する。従って、外
筒2aの内孔2a’の略半分は、繊維案内体2bにより
占められ、残りの半分により、繊維導入孔3が形成され
ることになる。
【0018】次に、繊維案内体2bの案内面2eの形状
について説明する。
【0019】略円錐台を中心線に沿って略半分に切断し
た形状を有する繊維案内体2bの案内面2eは、繊維案
内体2bの大径側2b”から小径側2b’に向けて捻っ
た面として形成されており、ノズル1の空気噴射孔1a
からの噴出空気の作用により発生している繊維導入部材
2の繊維導入孔3付近の旋回吸引空気流の流れに沿うよ
うに形成されている。従って、旋回吸引空気流によっ
て、図3に示されている捻じり方向と反対方向に案内面
2eが捻じられている場合もある。そして、上述したガ
イドピン2cは、繊維案内体2bの小径側2b’の略中
央部に取着されている。
【0020】上述したような部材からなる繊維導入部材
2の一部断面を含む組み立て斜視図である図4を用い
て、繊維導入部材2の繊維導入孔3から、導入される繊
維fの挙動について説明する。
【0021】ノズル1の空気噴射孔1aから噴出される
圧縮空気により形成される旋回気流の作用で発生してい
る繊維導入部材2の繊維導入孔3付近の旋回吸引空気流
は、旋回吸引空気流と同方向に、繊維案内体2bの大径
側2b”から小径側2b’に向けて捻じられている案内
面2eに沿って繊維案内体2bの大径側2b”から小径
側2b’に向かって流れ、小径側2b’の略中央部に配
置されているガイドピン2cの周囲に一方向から巻き付
くような旋回気流を形成する。
【0022】したがって、このような旋回気流に乗って
搬送される繊維fは、繊維案内体2cの大径側2b”に
おけるやや広がった状態から、収束されながら捻られて
いる案内面2eに沿って進み、ガイドピン2cの一方向
側から、ガイドピン2cに巻き付くようにして、ノズル
1内の中空室1c内に放出される。
【0023】本実施例において使用されるスライバL
は、フロントローラd4とそのボトムローラーd4’の
ニップ点Xから中空スピンドル9の先端部9a迄の距離
Hより長い繊維長を有するとともに、レーヨン繊維、羊
毛、アセテート繊維等の伸度の大きな長繊維f’と、上
記距離Hより短い繊維長を有するとともに、綿繊維、ア
クリル繊維等の伸度の小さな短繊維f”との混合により
構成されている。長繊維f’の伸度は、20%程度以上
が好ましく、短繊維f”の伸度は、10%程度以下が好
ましい。更に、長繊維f’の伸度は、25%程度以上が
好ましい。
【0024】上述した距離Hより長い繊維長を有すると
ともに、伸度の大きな長繊維f’と、該距離Hより短い
繊維長を有するとともに、伸度の小さな短繊維f”との
混合繊維fを、上述したような大径側2b”から小径側
2b’に向けて捻った面を有する繊維導入部材2が配設
された紡績装置に使用した場合の繊維fの挙動につい
て、繊維導入部材2等の部分拡大斜視図である図5を用
いて説明する。
【0025】上述したようなニップ点Xから中空スピン
ドル9の先端部9a迄の距離Hより長い繊維長を有する
とともに、伸度の大きな長繊維f’(図5において実線
で示されている。)は、その先端が、中空スピンドル9
の先端部9a付近に位置している場合或いは中空スピン
ドル9に挿入されている場合には、他端は、フロントロ
ーラd4とそのボトムローラーd4’とのニップ点Xよ
り把持されており、そして、中空スピンドル9の先端部
9a付近或いは中空スピンドル9に挿入されている長繊
維f’の先端部は、中空スピンドル9の先端部9aにお
ける旋回空気流により、ばらけている。また、距離Hよ
り長い繊維長を有するとともに、伸度の大きな長繊維
f’は、ドラフト装置Dにより伸長され、この伸長状態
をほぼ保ったまま、中空スピンドルn9方向に移送され
る。
【0026】一方、距離Hより短い繊維長を有するとと
もに、伸度の小さい短繊維f”(図5において点線で示
されている。)は、上述したような繊維案内体2bの大
径側2b”から小径側2b’に向けて捻じられている案
内面2eに沿ってガイドピン2cの周囲に向かう旋回気
流に乗り、同じく案内面2eに沿ってガイドピン2cの
周囲に向かう長繊維f’とともに、中空スピンドル9の
先端部9aに搬送される。
【0027】この搬送過程において、短繊維f”は、ば
らけている長繊維f’に挟持されるようにして長繊維
f’の周囲に巻き付くとともに、更に、長繊維f’は中
空スピンドル9の先端部9aの外周に略均等に分布され
ている短繊維f”を撚り込んで、伸度の大きな長繊維
f’と伸度の小さな短繊維f”とからなる混紡糸Yが生
成されるが、その後、距離Hより長い繊維長を有すると
ともに、伸度の大きな長繊維f’は、ニップ点Xによる
把持力及び旋回空気流の旋回力による拘束から解放され
ると、長さ方向に収縮し、該長繊維f’の長さ方向への
収縮にともなって、外側に膨らんだ状態となる。従っ
て、長繊維f’により構成される芯繊維の断面が、図6
の中央部に示されているように、多くの空隙vを有する
中空状に形成されることになる。また、このようにして
生成される紡績糸Yは、短繊維f”が長繊維f’の間に
挟み込まれるとともに、長繊維f’の周囲に短繊維f”
が巻き付いた構造を有し、しかも、ガイドピン2cの一
方向側に向かう旋回気流により、長繊維f’に巻き付く
短繊維f”は、その巻き付き方向が略一定している。
【0028】上述した捻じられている案内面2eの捻じ
り角は、通常、90度以上であるが、本発明において
は、この角度を小さくした方が中空状の混紡糸を製造す
るのに好適な結果が得られた。90度以下の捻じり角が
望ましく、更には、30度〜60度で良好な中空状の混
紡糸が得られることが明らかとなった。これは、捻じり
角度が大きい場合は、繊維の収束が強くなって巻き付き
繊維が出難くなり、本来、全て巻き付き繊維にしたい短
い繊維長の繊維の一部が芯繊維となる不具合が発生し、
逆に、捻じり角度が小さくなると、繊維の収束が弱くな
って、巻き付き繊維が出易くなり、本来、全て芯繊維に
したい長い繊維長の繊維までもが巻き付き繊維となるか
らである。そのため、長い繊維長の繊維を芯繊維に、短
い繊維長の繊維を巻き付き繊維とするには、中間の適当
な捻じり角度が存在することになって、本発明による
と、その角度は30度〜60度であった。
【0029】上述したような紡績糸生成過程により製造
された混紡糸Yは、その模擬的断面図である図6に示さ
れているように、多くの空隙vを有する中空状に形成さ
れた、ニップ点Xから中空スピンドル9の先端部9a迄
の距離Hより長い繊維長を有するとともに、伸度の大き
な芯繊維となる長繊維f’の周囲に、巻き付き方向が略
一定した伸度が小さい短繊維f”が巻き付いており、し
かも、短繊維f”の端部は、長繊維f’間に挟持された
構造となっている。
【0030】上述したような紡績糸生成過程により製造
された中空状混紡糸Yは、バルキー性が優れているとと
もに、保温性、吸水性及び乾燥性に優れた中空状混紡糸
となる。
【0031】上述したように、本発明は、混合繊維を構
成する長繊維と短繊維との伸度の差を利用して、バルキ
ー性が優れているとともに、保温性、吸水性及び乾燥性
に優れた中空状混紡糸を製造するようにしたもので、長
繊維と短繊維との伸度に所定の差があることが必要であ
り、従って、長繊維f’の伸度が20%程度以上で、短
繊維f”の伸度が10%程度以下であることが好まし
い。長繊維f’の伸度が20%程度以下で、短繊維f”
の伸度が10%程度以上であると、長繊維f’が伸長し
た後に収縮した際の長繊維f’の膨らみが少なく、従っ
て、バルキー性の劣る中空状混紡糸Yが製造されること
になる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0033】バルキー性が優れているとともに、保温
性、吸水性及び乾燥性に優れた中空状混紡糸が構成でき
る。
【0034】長繊維を、フロントローラとそのボトムロ
ーラーのニップ点から中空スピンドルの先端部迄の距離
より長い繊維とするとともに、短繊維を、前記距離より
短い繊維としたので、長繊維は芯部に集中し、短繊維は
長繊維の周囲に巻き付くように構成されるとともに、長
繊維の伸長状態が持続されて、よりバルキー性が優れて
いるとともに、保温性、吸水性及び乾燥性に優れた中空
状混紡糸が構成される。
【0035】長繊維の伸度を20%程度以上とし、短繊
維の伸度を10%程度以下としたので、更に、バルキー
性が優れているとともに、保温性、吸水性及び乾燥性に
優れた中空状混紡糸が構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の中空状混紡糸を製造するための
一例としての紡績装置の概略側面図である。
【図2】図2は本発明の中空状混紡糸を製造するための
一例としての紡績ノズル部材の拡大断面図である。
【図3】図3は紡績ノズル部材の繊維導入部材の拡大分
解斜視図である。
【図4】図4は一部断面を含む繊維導入部材の組み立て
斜視図である。
【図5】図5は繊維導入部材等の部分拡大斜視図であ
る。
【図6】図6は本発明の中空状混紡糸の断面図である。
【図7】図7は本発明の中空状混紡糸の正面図である。
【符号の説明】
L・・・・・スライバ U・・・・・紡績ノズル部材 d4・・・・フロントローラー f’・・・・長繊維 f”・・・・短繊維 1・・・・・ノズル 2・・・・・繊維導入部材 3・・・・・繊維導入孔 9・・・・・中空スピンドル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸度の大きな長繊維と伸度の小さな短繊維
    とからなる混合繊維の旋回空気流を発生する紡績ノズル
    部材への供給により、伸長後に収縮し膨らんだ状態とな
    る前記長繊維により構成され断面中央部に多くの空隙を
    有する芯繊維の周りに、巻き付き方向が略一定した前記
    短繊維が巻き付いた構造に構成したことを特徴とする中
    空状混紡糸。
  2. 【請求項2】長繊維が、フロントローラとそのボトムロ
    ーラーのニップ点から中空スピンドルの先端部迄の距離
    より長い繊維により構成されているとともに、短繊維
    が、前記距離より短い繊維により構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の中空状混紡糸。
  3. 【請求項3】長繊維の伸度が20%程度以上であり、短
    繊維の伸度が10%程度以下であることを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の中空状混紡糸。
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