JP3362221B2 - 飲料物用缶のキャップ - Google Patents

飲料物用缶のキャップ

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、容量が250〜5
00グラム前後の茶、コーヒー、ココア、清涼飲料水、
果実飲料、牛乳、ビール等を納めた缶に使用するもの
で、特に飲み口を開封した後の缶を閉蓋保持し、また、
ビール掛けのような遊び心を満足させるために密封性を
有して飲み口から内容液を勢いよく噴出させる機能を備
えさせ、更には、飲み口を開封した後の缶を首に掛けて
飲み歩きできるようにした飲料物用缶のキャップに関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】茶、コーヒー、ココア、清涼飲料、果実
飲料、牛乳、ビール等の飲料物は、一般的に、容量が2
50〜500グラム前後の缶入りとして販売されてい
る。この種の缶入りの飲み物は、一気に飲み干す場合も
あるが、多くは一口飲んでは暫くして又一口飲むという
ように少量を口にしては、手に持っていたり或いは仕事
中であれば、例えば机の上とか、或いは工場内であれ
ば、平らな物の上といったような適当な場所に置いてお
くといった飲み方が一般的な習慣となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、飲み口
を開封した後の飲み物の入った状態で机の上などに置い
ておくと、何かの拍子で缶を倒したりして中の飲み物が
零れて書類を汚してしまったり、また、仮にストローな
どで飲むとしても、缶の飲み口を開けたままの状態で放
置すると飲み口から埃が入ったり、小虫が入ったりして
不衛生でもある等の課題があった。 【0004】また、この種の飲料用の缶は、冷やした状
態又は暖めた状態で販売され、特に暖めた缶は、中身の
飲料水は飲み頃になっていても缶自体はしばらくの間、
素手では持てない程熱くなっている。しかも、飲みかけ
の缶を持ちながら歩くと、手の揺れで中身が飲み口から
飛出して、衣服を汚してしまうことがあり、更には、飲
みかけの缶を手に持っていると手荷物を抱えているとき
などでは煩わしい等の課題があった。 【0005】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、缶の飲み口を開
けた後に、栓を開けた状態で密閉した状態を維持すると
共に飲み歩きに便利な首掛け具を備えさせ、更に、缶の
飲み口から内容液を瞬間的に噴出させる機能を備えさせ
てビールかけなどに利用できる飲料物用缶のキャップを
提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の飲料物用缶のキャップは、円板の裏面に
円周からやや内周側位置を囲んで一体に突設した環状脚
部と円板を貫通するストロー取付口と弁部を有し、前記
ストロー取付口の外面側に設置する外付けストローと内
面側に設置する内付けストローを有してなる。 【0007】前記キャップのストロー取付口は、缶の飲
み口に貫通する貫通孔の略中央部に突き当たりを設けて
該突き当たりを境にする上部及び下部に螺子溝を設け、
該貫通孔の上部には螺子山を有する栓及び外付けストロ
ーを螺着自在せしめ、下部螺子溝には螺子山を有する内
付けストローを螺着自在に形成するのが好ましい。ま
た、前記内付けストローは下端を上方へ湾曲して形成す
るのが好ましい。 【0008】前記円板の上面に設けた紐通しには支持枠
が着脱自在せしめられ、この支持枠は、缶の側面に当接
する主枠部を有し、該主枠部の上部をほぼ直角に曲折し
且つ先端に前記紐通しに係合する起立先端部を曲折し、
主枠部の下部をほぼ直角に曲折する底枠部を有すると共
に主枠部の中央位置に鍵形に曲折したフック部を一体に
有してなるのが好ましい。 【0009】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明すると、図1はキャップの上面を示す斜
視図、図2はキャップの裏面を示す斜視図、図3は缶の
飲み口を解放した上面にキャップを被覆設置して示す縦
断面図で、本発明に係るキャップ1は円板2になり、該
円板2の裏面に円周からやや内側位置に該円板2の円周
に沿って環状脚部3が突設され、該環状脚部3で囲まれ
る個所に円板2を貫通するストロー取付口4と弁部5を
設け、円板2の外周には閉蓋保持金具6を設けて形成
し、缶7の飲み口8を備えた上面全体を覆って密封保持
自在せしめて形成する。また、本発明に係るキャップ1
は円板2の上面に少なくとも1個の逆U字枠形の紐通し
9が設けられ、この紐通し9には紐10に代えて支持枠
11が係着自在せしめられて構成する。 【0010】前記環状脚部3は、外周が垂直壁で内周に
テーパを設けて、缶7の上壁部12の円周の起立壁13
に接する環状の傾斜凹部14に密接して嵌合する形状に
形成すると共に前記ストロー取付口4及び弁部5の各下
面が缶7の上壁部12の間に空隙を備えさせるように形
成するのが好ましい。 【0011】前記ストロー取付口4は、缶7の上壁部1
2に設けた飲み口8に重合されて導通する貫通孔15の
中央部に突出する環状の突き当たり16を周設すると共
に該突き当たり16を境にする上部及び下部に螺子溝1
7a及び17bを設けて形成する。そして、該ストロー
取付口4の貫通孔15の上部の螺子溝17aには、図4
に示す先端に螺子山18を有する上付けストロー19
と、同じく螺子山20を有する栓21を螺着設置自在せ
しめ、下部の螺子溝17bには、先端を上方へ曲折する
湾曲部22を有する内付けストロー23を螺着設置自在
せしめる。なお、前記上付けストロー19と栓21とは
紐24により一連に繋ぐことにより、栓21をキャップ
1のストロー取付口4に螺着設置した状態で、キャップ
1と栓21と上付けストロー19とが一連に連結されて
紛失しないようにするのが好ましい。 【0012】前記支持枠11は、図5に示すように、平
行する2本の縦枠になる主枠部25を有し、該主枠部2
5は上部をほぼ直角に曲折すると共に先端を上方にほぼ
直角に曲折する起立先端部26を有する上枠部27を有
し、下部にはほぼ直角に曲折した下枠部28を有して形
成され、前記主枠部25の中央から稍々上方となる位置
に下向きの鍵形に曲折したフック部29を一体に設けて
形成する。尚、前記閉蓋保持金具6は方形枠状になり円
板2の上面の縁部分に設けた軸受30に枢着されてねじ
りコイルばね31で円板2の下方へ附勢設置される。 【0013】従って、本発明において、缶7の飲み口8
を開封した状態で、図3に示すように、本発明のキャッ
プ1に内付けストロー23を設置して、内付けストロー
23を缶7の飲み口8から缶内部に挿通されて缶7の上
面に被せたとき、前記環状脚部3は、缶7の上壁部12
の円周の起立壁13に接する傾斜凹部14に密接に嵌合
して、缶7を密封した状態に維持する。そして、ストロ
ー取付口4には栓21を外して、上付けストロー19が
交換されて螺着設置される。そして、ストロー取付口4
に外付けストロー19を取付けた状態において、通常は
弁部5が缶内を密封状態を維持し、更に、内付けストロ
ー23の先端湾曲部22によって、缶7が倒れても内容
液が流出することが防止され、缶7の中の飲み物を飲む
ときには、上付けストロー19を吸い込むと、弁部5が
開いて缶内部の真空状態が解除されて、缶の内容物を口
に入れることができる。 【0014】次に、支持枠11の上枠部27の起立先端
部26を紐通し9に係着させ、下枠部28を缶7の下面
に嵌め込むことにより、通常の手持ちの際にはフック部
29がグリップとなる。また、フック部29は自動車等
の、例えば換気口の枠状物に係止させることができる。
更には、紐10により首に掛ければ、手荷物が多いとき
でも邪魔にならずに歩きながら飲むことが可能となる。 【0015】また、缶7を十分い振った後に弁部5を強
制的に押し開くことによって、缶内部に発生したガス圧
によって缶の内容物、例えばビール缶であれば、ビール
を上付けストロー19から噴出させて、ビールの掛け合
いを面白く楽しむことができる。 【0016】 【発明の効果】本発明は上記のような構成になるので、
缶の飲み口を開封した後に、缶の上面にキャップを被覆
設置することにより、栓を開けた状態で密封保持し、し
かも、ストローを設置することにより、時間を空けて飲
む場合に、埃や小虫の侵入を防止して衛生上によく、ま
た、支持枠は缶のグリップの機能を備えているので飲み
歩きにも便利であり、支持枠を紐等で吊るすことにより
首掛けにもなり、或いは自動車用の缶ホルダーとしても
使用できる。更には、弁部の利用により内容物を噴出さ
せる機能を有するので、例えば、ビール缶の中身を噴出
させてビール掛けのような遊び心を満足させることもで
きる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のキャップの上面から示す斜視図であ
る。 【図2】本発明のキャップの裏面から示す斜視図であ
る。 【図3】本発明のキャップを缶に設置して示す縦断面図
である。 【図4】本発明の上付け及び内付けストローと栓を示す
正面図である。 【図5】本発明の支持枠の斜視図である。 【図6】本発明の支持枠をキャップに設置して示す要部
側面図である。 【符号の説明】 1 キャップ 2 円板 3 環状脚部 4 ストロー取付口 5 弁部 6 閉蓋保持具 7 缶 8 飲み口 9 紐通し 10 紐 11 支持枠 12 上壁部 13 起立壁 14 傾斜凹部 15 貫通孔 16 突き当り 17a,17b 螺子溝 18 螺子山 19 上付けストロー 20 螺子山 21 栓 22 湾曲部 23 内付けストロー 24 紐 25 主枠部 26 起立先端部 27 上枠部 28 下枠部 29 フック部 30 軸受 31 ねじりコイルばね
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 51/24 B65D 47/06 B65D 25/28

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】円板の裏面に円周からやや内側位置を囲ん
    で一体に突設した環状脚部と円板を貫通するストロー取
    付口と弁部を有すると共に円板の上面に紐通しを設けて
    なるキャップと、缶の側面に当接する主枠部を有し、該
    主枠部は下面に底枠部を有し上部には前記キャップの上
    面に設けた紐通しに係着自在にする上枠部を有し主枠部
    の中央位置にフック部を有してなる支持枠とから構成し
    たことを特徴とする飲料用缶のキャップ。
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