JP3362117B2 - 情報受信端末 - Google Patents
情報受信端末Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の情報を配信
するのに好適な情報受信端末に関する。
するのに好適な情報受信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】無線呼出端末は、携帯に便利な呼出端末
として普及しており、単なる呼出のみならず、文字や数
字などの視認可能な記号からなるメッセージを液晶ディ
スプレイに表示できるようになっている。この表示を行
わせるためには、メッセージの送信者が送信側端末を操
作して、メッセージを入力・送信する。
として普及しており、単なる呼出のみならず、文字や数
字などの視認可能な記号からなるメッセージを液晶ディ
スプレイに表示できるようになっている。この表示を行
わせるためには、メッセージの送信者が送信側端末を操
作して、メッセージを入力・送信する。
【0003】プッシュホン型の固定電話端末が送信側端
末である場合には、送信者は入力ボタンを操作して相手
方の着信番号とメッセージを入力する。すると、これら
の情報が無線呼出中央局を介して無線基地局に伝えら
れ、無線基地局から無線インターフェースを介して各無
線呼出端末に着信番号とメッセージが通報される。各無
線呼出端末では、自己の着信番号に合致した情報を受信
すると、鳴音を発音し、利用者に着信があった旨を知ら
せ、液晶ディスプレイにメッセージを表示するようにな
っている。
末である場合には、送信者は入力ボタンを操作して相手
方の着信番号とメッセージを入力する。すると、これら
の情報が無線呼出中央局を介して無線基地局に伝えら
れ、無線基地局から無線インターフェースを介して各無
線呼出端末に着信番号とメッセージが通報される。各無
線呼出端末では、自己の着信番号に合致した情報を受信
すると、鳴音を発音し、利用者に着信があった旨を知ら
せ、液晶ディスプレイにメッセージを表示するようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような無線呼出端
末ではメッセージを表示できるので、これを利用して地
震や台風といった緊急情報、株式などの経済情報、今日
や明日の天気情報といった各種の情報を配信するサービ
スが実現されれば便利である。また、家族で一つの無線
呼出端末を共有し、これを台所や居間に設置しておき、
帰宅時間の告知等に利用できれば便利である。ところ
で、従来の無線呼出端末にあっては着信時に鳴音を発音
し、着信があったことを告知していたが、一つの無線呼
出端末で複数種類のメッセージ情報を取得することは想
定していなかったので、メッセージ情報の種類に応じて
鳴音を切り替えることができなかった。このため、どの
ような情報が着信したかは、メッセージ情報の表示を見
なければ知ることができないといった問題があった。
末ではメッセージを表示できるので、これを利用して地
震や台風といった緊急情報、株式などの経済情報、今日
や明日の天気情報といった各種の情報を配信するサービ
スが実現されれば便利である。また、家族で一つの無線
呼出端末を共有し、これを台所や居間に設置しておき、
帰宅時間の告知等に利用できれば便利である。ところ
で、従来の無線呼出端末にあっては着信時に鳴音を発音
し、着信があったことを告知していたが、一つの無線呼
出端末で複数種類のメッセージ情報を取得することは想
定していなかったので、メッセージ情報の種類に応じて
鳴音を切り替えることができなかった。このため、どの
ような情報が着信したかは、メッセージ情報の表示を見
なければ知ることができないといった問題があった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、メッセージ情報の種類に応じて告知動作を
切り替えることができる情報受信端末を提供することを
目的とする。
ものであり、メッセージ情報の種類に応じて告知動作を
切り替えることができる情報受信端末を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明にあっては、複数種類のメッセー
ジ情報、前記メッセージ情報を識別するための識別情
報、前記メッセージ情報を表示する時刻を指定する表示
時刻指定情報の組からなる送信情報を無線チャネルを介
して配信する情報配信網から前記メッセージ情報を取得
する情報受信端末であって、前記無線チャネルを介して
送信される前記送信情報を受信して受信情報を生成する
受信手段と、現在時刻を示す時間情報を生成する時計手
段と、前記時間情報に基づいて現在時刻を告知する時間
告知手段と、前記受信情報中の識別情報により指定され
たフォルダに空きがあるか否かを判定し、空きがあると
判定した場合には前記受信情報中のメッセージ情報を前
記受信情報中の表示時刻指定情報と対応付けて前記フォ
ルダに格納し、空きがないと判定した場合には現在時刻
を過ぎた時刻を指定する表示時刻指定情報と当該情報が
対応付けられたメッセージ情報とを前記フォルダから削
除し前記受信情報中のメッセージ情報を前記受信情報中
の表示時刻指定情報と対応付けて前記フォルダに格納す
る格納手段と、 前記時間情報と前記フォルダに格納され
た表示時刻指定情報とが一致した時に、当該表示時刻指
定情報に対応付けられたメッセージ情報を前記フォルダ
から読み出して表示する表示手段とを備える。 また、請
求項2に記載した発明にあっては、請求項1に記載した
発明において、前記時間情報と前記フォルダに格納され
た表示時刻指定情報とが一致した時に、前記受信手段に
より受信された送信情報中で当該表示時刻指定情報と対
応付けられた識別情報に基づいて当該表示時刻指定情報
に対応付けて前記フォルダに格納されたメッセージ情報
を識別できるように告知動作を行う告知手段を備えたこ
とを特徴とする。 また、請求項3に記載した発明にあっ
ては、請求項1に記載した発明において、前記受信情報
の受信時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報
生成手段を備え、前記格納手段は、前記受信情報中のメ
ッセージ情報を前記受信時刻情報および前記受信情報中
の表示時刻指定情報と対応付けて前記フォルダに格納す
ることを特徴とする。 また、請求項4に記載した発明に
あっては、請求項1または請求項3に記載した発明にお
いて、前記時計手段は、前記情報配信網から送信される
時間補正情報に基づいて、時間補正を行うことを特徴と
する。 また、請求項5に記載した発明にあっては、請求
項1に記載した発明において、前記識別情報は、前記情
報受信端末において前記メッセージ情報を分類して管理
するためのフォルダを指定するフォルダ指定情報である
ことを特徴とする。 また、請求項6に記載した発明にあ
っては、請求項1に記載した発明において、前記告知手
段は、前記識別情報に対応づけて各種の発音データを記
憶する記憶部と、前記検出手段によって検出された前記
識別情報に基づいて前記記憶部から前記発音データを読
み出す読出制御部と、読み出された前記発音データに基
づいて発音を行う発音部とを備える。 また、請求項7に
記載した発明にあっては、請求項1に記載した発明にお
いて、前記告知手段は、前記識別情報に対応づけて各種
の発光データを記憶する記憶部と、前記検出手段によっ
て検出された前記識別情報に基づいて前記記憶部から前
記発光データを読み出す読出制御部と、読み出された前
記発光データに基づいて発光を行う発光部とを備えるこ
とを特徴とする。 また、請求項8に記載した発明にあっ
ては、請求項1に記載した発明において、前記告知手段
は、前記識別情報に対応づけて各種の振動データを記憶
する記憶部と、前記検出手段によって検出された前記識
別情報に基づいて前記記憶部から前記振動データを読み
出す読出制御部と、読み出された前記振動データに基づ
いて振動する振動部とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明にあっては、複数種類のメッセー
ジ情報、前記メッセージ情報を識別するための識別情
報、前記メッセージ情報を表示する時刻を指定する表示
時刻指定情報の組からなる送信情報を無線チャネルを介
して配信する情報配信網から前記メッセージ情報を取得
する情報受信端末であって、前記無線チャネルを介して
送信される前記送信情報を受信して受信情報を生成する
受信手段と、現在時刻を示す時間情報を生成する時計手
段と、前記時間情報に基づいて現在時刻を告知する時間
告知手段と、前記受信情報中の識別情報により指定され
たフォルダに空きがあるか否かを判定し、空きがあると
判定した場合には前記受信情報中のメッセージ情報を前
記受信情報中の表示時刻指定情報と対応付けて前記フォ
ルダに格納し、空きがないと判定した場合には現在時刻
を過ぎた時刻を指定する表示時刻指定情報と当該情報が
対応付けられたメッセージ情報とを前記フォルダから削
除し前記受信情報中のメッセージ情報を前記受信情報中
の表示時刻指定情報と対応付けて前記フォルダに格納す
る格納手段と、 前記時間情報と前記フォルダに格納され
た表示時刻指定情報とが一致した時に、当該表示時刻指
定情報に対応付けられたメッセージ情報を前記フォルダ
から読み出して表示する表示手段とを備える。 また、請
求項2に記載した発明にあっては、請求項1に記載した
発明において、前記時間情報と前記フォルダに格納され
た表示時刻指定情報とが一致した時に、前記受信手段に
より受信された送信情報中で当該表示時刻指定情報と対
応付けられた識別情報に基づいて当該表示時刻指定情報
に対応付けて前記フォルダに格納されたメッセージ情報
を識別できるように告知動作を行う告知手段を備えたこ
とを特徴とする。 また、請求項3に記載した発明にあっ
ては、請求項1に記載した発明において、前記受信情報
の受信時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報
生成手段を備え、前記格納手段は、前記受信情報中のメ
ッセージ情報を前記受信時刻情報および前記受信情報中
の表示時刻指定情報と対応付けて前記フォルダに格納す
ることを特徴とする。 また、請求項4に記載した発明に
あっては、請求項1または請求項3に記載した発明にお
いて、前記時計手段は、前記情報配信網から送信される
時間補正情報に基づいて、時間補正を行うことを特徴と
する。 また、請求項5に記載した発明にあっては、請求
項1に記載した発明において、前記識別情報は、前記情
報受信端末において前記メッセージ情報を分類して管理
するためのフォルダを指定するフォルダ指定情報である
ことを特徴とする。 また、請求項6に記載した発明にあ
っては、請求項1に記載した発明において、前記告知手
段は、前記識別情報に対応づけて各種の発音データを記
憶する記憶部と、前記検出手段によって検出された前記
識別情報に基づいて前記記憶部から前記発音データを読
み出す読出制御部と、読み出された前記発音データに基
づいて発音を行う発音部とを備える。 また、請求項7に
記載した発明にあっては、請求項1に記載した発明にお
いて、前記告知手段は、前記識別情報に対応づけて各種
の発光データを記憶する記憶部と、前記検出手段によっ
て検出された前記識別情報に基づいて前記記憶部から前
記発光データを読み出す読出制御部と、読み出された前
記発光データに基づいて発光を行う発光部とを備えるこ
とを特徴とする。 また、請求項8に記載した発明にあっ
ては、請求項1に記載した発明において、前記告知手段
は、前記識別情報に対応づけて各種の振動データを記憶
する記憶部と、前記検出手段によって検出された前記識
別情報に基づいて前記記憶部から前記振動データを読み
出す読出制御部と、読み出された前記振動データに基づ
いて振動する振動部とを備えることを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【発明の実施の形態】1.実施形態の構成
以下、本発明の一実施形態に係わる無線呼出システムの
構成を説明する。 1−1:全体構成 図1は本発明の一実施形態に係わる無線呼出システムの
全体構成を示すブロック図である。図において、A1,
A2,A3…は、固定端末や携帯端末等の端末であっ
て、例えば、プッシュホン型の固定電話機や携帯電話機
で構成されており、各端末A1,A2,A3…は、公衆
電話網PSTNまたは携帯電話網等の通信網NETに接
続されている。次に、CSは無線呼出中央局であって、
その内部には、無線呼出装置11、符号化装置12等の
無線呼出に係わる設備が設けられている。また、10は
ニュース等の各種の情報を送信情報に加工する送信情報
生成装置であって、通信網NETに接続されている。B
S1,BS2,BS3…は、連絡線を介して無線呼出中
央局CSと接続される無線呼出基地局であって、そこに
は、位相補償装置21や送信装置22などの設備が設け
られている。また、TA1,TA2,…は無線呼出端末
であって、無線インターフェースを介して各基地局BS
2,BS3…と接続されている。
構成を説明する。 1−1:全体構成 図1は本発明の一実施形態に係わる無線呼出システムの
全体構成を示すブロック図である。図において、A1,
A2,A3…は、固定端末や携帯端末等の端末であっ
て、例えば、プッシュホン型の固定電話機や携帯電話機
で構成されており、各端末A1,A2,A3…は、公衆
電話網PSTNまたは携帯電話網等の通信網NETに接
続されている。次に、CSは無線呼出中央局であって、
その内部には、無線呼出装置11、符号化装置12等の
無線呼出に係わる設備が設けられている。また、10は
ニュース等の各種の情報を送信情報に加工する送信情報
生成装置であって、通信網NETに接続されている。B
S1,BS2,BS3…は、連絡線を介して無線呼出中
央局CSと接続される無線呼出基地局であって、そこに
は、位相補償装置21や送信装置22などの設備が設け
られている。また、TA1,TA2,…は無線呼出端末
であって、無線インターフェースを介して各基地局BS
2,BS3…と接続されている。
【0013】以上の構成において、無線呼出端末TA1
を呼び出す場合、発信者が端末A1,A2,A3…から
無線呼出端末TA1の着信番号をダイヤルすると、電話
網NETを経由して無線呼出中央局CSの無線呼出装置
11に接続される。無線呼出装置11は、発信者に対し
て音声で応答を行うとともに、着信番号を無線区間での
受信端末識別信号であるアドレス情報に変換し、プッシ
ュ信号により入力されたメッセージ情報と併せて符号化
装置12に送る。
を呼び出す場合、発信者が端末A1,A2,A3…から
無線呼出端末TA1の着信番号をダイヤルすると、電話
網NETを経由して無線呼出中央局CSの無線呼出装置
11に接続される。無線呼出装置11は、発信者に対し
て音声で応答を行うとともに、着信番号を無線区間での
受信端末識別信号であるアドレス情報に変換し、プッシ
ュ信号により入力されたメッセージ情報と併せて符号化
装置12に送る。
【0014】ここで、メッセージ情報の入力は、プッシ
ュボタンの操作によって行われる。メッセージ情報の入
力方法は、定型文モードとフリーメッセージモードとに
大別される。定型文モードでは、これから送るメッセー
ジ情報が定型文であることを示すために、例えば、「*
05」といった番号をダイヤルし、これに続いて定型文
に対応する番号をダイヤルする。図2はブッシュボタン
とメッセージ内容の対応関係を示したものである。この
場合、「至急自宅電話下さい。」といったメッセージを
入力するものとすれば、「*05 20 *05 17 *05 10 ##」
とダイヤルすればよい。なお、「##」は、送信終了を示
す記号である。
ュボタンの操作によって行われる。メッセージ情報の入
力方法は、定型文モードとフリーメッセージモードとに
大別される。定型文モードでは、これから送るメッセー
ジ情報が定型文であることを示すために、例えば、「*
05」といった番号をダイヤルし、これに続いて定型文
に対応する番号をダイヤルする。図2はブッシュボタン
とメッセージ内容の対応関係を示したものである。この
場合、「至急自宅電話下さい。」といったメッセージを
入力するものとすれば、「*05 20 *05 17 *05 10 ##」
とダイヤルすればよい。なお、「##」は、送信終了を示
す記号である。
【0015】一方、フリーメッセージモードにおいて
は、これから送るメッセージ情報がフリーメッセージで
あることを示すために、例えば、「*2*2」といった
番号をダイヤルし、これに続いてフリーメッセージに対
応する番号をダイヤルする。図3はブッシュボタンと表
示文字の対応関係を示したものである。例えば、「オツ
カレサマデシタ」といったメッセージを送る場合には、
「*2*2 15 43 21 94 3171 44 04 32 41##」とダイヤル
すればよい。
は、これから送るメッセージ情報がフリーメッセージで
あることを示すために、例えば、「*2*2」といった
番号をダイヤルし、これに続いてフリーメッセージに対
応する番号をダイヤルする。図3はブッシュボタンと表
示文字の対応関係を示したものである。例えば、「オツ
カレサマデシタ」といったメッセージを送る場合には、
「*2*2 15 43 21 94 3171 44 04 32 41##」とダイヤル
すればよい。
【0016】また、メッセージ情報の発信者を明らかに
するため、「[ 」「 ]」の記号を用い、この間に囲
まれた数字によってメッセージ情報を識別することがで
きるようになっている。例えば、父親が発信者であると
きには[01]、母親が発信者であるときには[02]
といったように無線呼出端末TA1,TA2…の各利用
者が取り決めて使用すればよい。「[ 」は*4をプッ
シュすることにより、「 ]」は*6をプッシュするこ
とにより入力される。例えば、父親が「至急電話下さ
い」といったメッセージを送信する場合には、「*4 01
*6 *05 20 *05 10##」とダイヤルすればよい。なお、
「[ 」と「 ]」によって囲まれた識別情報は、後述
する無線呼出端末TA1,TA2…において、メッセー
ジ情報を管理するフォルダを指定するフォルダ指定情報
として用いられる。
するため、「[ 」「 ]」の記号を用い、この間に囲
まれた数字によってメッセージ情報を識別することがで
きるようになっている。例えば、父親が発信者であると
きには[01]、母親が発信者であるときには[02]
といったように無線呼出端末TA1,TA2…の各利用
者が取り決めて使用すればよい。「[ 」は*4をプッ
シュすることにより、「 ]」は*6をプッシュするこ
とにより入力される。例えば、父親が「至急電話下さ
い」といったメッセージを送信する場合には、「*4 01
*6 *05 20 *05 10##」とダイヤルすればよい。なお、
「[ 」と「 ]」によって囲まれた識別情報は、後述
する無線呼出端末TA1,TA2…において、メッセー
ジ情報を管理するフォルダを指定するフォルダ指定情報
として用いられる。
【0017】また、送信情報生成装置10には、電話網
NETを介して新聞社などから地震や台風といった緊急
情報、株式などの経済情報、今日や明日の天気情報とい
った各種の情報が伝送されるようになっており、これら
の情報を送信情報に加工する処理がなされる。図4は、
送信情報生成装置で生成される送信情報のフォーマット
を示したものである。図に示すように送信情報100
は、メッセージ情報であることを示す定型コード11
0、情報の送信者(提供者)を示す送信者情報120、
メッセージの記憶管理や表示タイミング等を制御するメ
ッセージ制御コード130、メッセージのタイトルを示
す件名情報140、メッセージの内容を示す本文情報1
50から構成されており、これらの情報の区切には区切
を示す記号(例えば「|」)が挿入されている。
NETを介して新聞社などから地震や台風といった緊急
情報、株式などの経済情報、今日や明日の天気情報とい
った各種の情報が伝送されるようになっており、これら
の情報を送信情報に加工する処理がなされる。図4は、
送信情報生成装置で生成される送信情報のフォーマット
を示したものである。図に示すように送信情報100
は、メッセージ情報であることを示す定型コード11
0、情報の送信者(提供者)を示す送信者情報120、
メッセージの記憶管理や表示タイミング等を制御するメ
ッセージ制御コード130、メッセージのタイトルを示
す件名情報140、メッセージの内容を示す本文情報1
50から構成されており、これらの情報の区切には区切
を示す記号(例えば「|」)が挿入されている。
【0018】ここで、メッセージ制御コード130のう
ち、「FF」は、フォルダ指定情報であり、例えば、0
0〜99の値をとる。このフォルダ指定情報を参照する
ことによって、無線呼出端末TA1,TA2…において
メッセージを指定されたフォルダに格納することが可能
となる。また、DTはメッセージの表示時刻を指定する
表示時刻指定情報であって、日(1〜31)/時(0〜
23)を示す。表示時刻指定情報は、例えば、元旦に
「あけましておめでとうございます。」といったメッセ
ージを表示させる場合や、バーゲン情報を予め送信して
おき、指定時刻で表示させる場合に用いられる。また、
Xは上書きを指定する情報で、機能する場合にはX=1
とし、機能しない場合にはX=0とする。
ち、「FF」は、フォルダ指定情報であり、例えば、0
0〜99の値をとる。このフォルダ指定情報を参照する
ことによって、無線呼出端末TA1,TA2…において
メッセージを指定されたフォルダに格納することが可能
となる。また、DTはメッセージの表示時刻を指定する
表示時刻指定情報であって、日(1〜31)/時(0〜
23)を示す。表示時刻指定情報は、例えば、元旦に
「あけましておめでとうございます。」といったメッセ
ージを表示させる場合や、バーゲン情報を予め送信して
おき、指定時刻で表示させる場合に用いられる。また、
Xは上書きを指定する情報で、機能する場合にはX=1
とし、機能しない場合にはX=0とする。
【0019】送信情報生成装置10は、このようにして
送信情報100を生成して無線呼出中央局CSの無線呼
出装置11に送る。すると無線呼出装置11は、予め情
報配信サービスを利用する旨を契約した契約者のアドレ
ス情報とともに送信情報100を符号化装置12に送
る。アドレス情報と送信情報100は、符号化装置12
において誤り訂正符号化され、選択呼出信号として連絡
線を介して各基地局BS1,BS2,BS3…に送られ
る。各基地局BS1,BS2,BS3…に送られた信号
は、送信装置22で変調されて無線信号に変換され、各
基地局BS1,BS2,BS3…から同一無線周波数で
一斉に同時送信される。このとき、各送信装置22から
送信される信号の位相が一致するように位相同期装置2
1で制御している。
送信情報100を生成して無線呼出中央局CSの無線呼
出装置11に送る。すると無線呼出装置11は、予め情
報配信サービスを利用する旨を契約した契約者のアドレ
ス情報とともに送信情報100を符号化装置12に送
る。アドレス情報と送信情報100は、符号化装置12
において誤り訂正符号化され、選択呼出信号として連絡
線を介して各基地局BS1,BS2,BS3…に送られ
る。各基地局BS1,BS2,BS3…に送られた信号
は、送信装置22で変調されて無線信号に変換され、各
基地局BS1,BS2,BS3…から同一無線周波数で
一斉に同時送信される。このとき、各送信装置22から
送信される信号の位相が一致するように位相同期装置2
1で制御している。
【0020】次に、無線呼出端末TA1,TA2…は、
各基地局BS1,BS2,BS3…から送信された信号
を受信して、受信信号からアドレス情報を分離し、これ
が自己のアドレス情報(着信番号)と一致しているか否
かを検出し、一致している場合には送信情報100を取
得するようになっている。
各基地局BS1,BS2,BS3…から送信された信号
を受信して、受信信号からアドレス情報を分離し、これ
が自己のアドレス情報(着信番号)と一致しているか否
かを検出し、一致している場合には送信情報100を取
得するようになっている。
【0021】1−2:無線呼出端末の構成
次に、無線呼出端末TA1,TA2…の構成を詳細に説
明する。なお、無線呼出端末TA1,TA2…は同様に
構成されているので、ここでは、無線呼出端末TA1に
ついて説明する。
明する。なお、無線呼出端末TA1,TA2…は同様に
構成されているので、ここでは、無線呼出端末TA1に
ついて説明する。
【0022】1−2−1:無線呼出端末の外観構成
図5は無線呼出端末TA1の外観構成を示す図である。
なお、この例の無線呼出端末TA1は、時計回路が付加
されており、在宅型の呼出端末として利用できるように
なっている。図5において、無線呼出端末TA1には、
時刻を表示する時計機構211、メッセージを表示する
表示部220、楽音を発音する発音部230、リモコン
装置Rからの赤外線を受光する受光部241、および入
力ボタン251、252および無線呼出端末TA1を外
部機器と接続するための出力端子291が設けられてい
る。
なお、この例の無線呼出端末TA1は、時計回路が付加
されており、在宅型の呼出端末として利用できるように
なっている。図5において、無線呼出端末TA1には、
時刻を表示する時計機構211、メッセージを表示する
表示部220、楽音を発音する発音部230、リモコン
装置Rからの赤外線を受光する受光部241、および入
力ボタン251、252および無線呼出端末TA1を外
部機器と接続するための出力端子291が設けられてい
る。
【0023】表示部220の表示態様には、各種のもの
があるが、例えば、図に示すように表示領域221には
緊急情報が、表示領域222には経済情報が各々スクロ
ール表示されるようになっており、また、表示領域22
3には父親からのメッセージが、表示領域224は母親
からのメッセージが、表示領域225には子供からのメ
ッセージが各々表示されるようになっている。また、表
示部220には、リモコン装置Rを操作することによっ
てカレンダ画面を表示できるようになっている。このよ
うに線呼出端末TA1は、時計機能やカレンダ機能を備
えており、日常生活に関係の深い情報を提供するので、
台所や居間といった目に付きやすい場所に設置されるこ
とが多い。このため、家族からのメッセージや緊急情報
を告知するのに好適である。
があるが、例えば、図に示すように表示領域221には
緊急情報が、表示領域222には経済情報が各々スクロ
ール表示されるようになっており、また、表示領域22
3には父親からのメッセージが、表示領域224は母親
からのメッセージが、表示領域225には子供からのメ
ッセージが各々表示されるようになっている。また、表
示部220には、リモコン装置Rを操作することによっ
てカレンダ画面を表示できるようになっている。このよ
うに線呼出端末TA1は、時計機能やカレンダ機能を備
えており、日常生活に関係の深い情報を提供するので、
台所や居間といった目に付きやすい場所に設置されるこ
とが多い。このため、家族からのメッセージや緊急情報
を告知するのに好適である。
【0024】1−2−2:無線呼出端末の電気的構成
次に、無線呼出端末TA1の電気的構成を図6に示す。
図6において、CPU200はバスを介して各構成部分
と接続されており無線呼出端末TA1全体を制御する。
図6において、CPU200はバスを介して各構成部分
と接続されており無線呼出端末TA1全体を制御する。
【0025】次に、時計部210は、水晶発振器を内蔵
しており、そのクロック信号に基づいて日付情報や時刻
情報等の時間情報を生成し、これによって、時計機構2
11の動作を制御している。また、時計部210は基地
局BS1,BS2,BS3…から送信される時間補正情
報に基づいて時間情報を補正する時間補正機能を有して
いる。時間補正情報は、メッセージ情報とは区別できる
フォーマットで送信されるようになっている。具体的に
は、無線チャネルを構成する無線フレームを同期信号に
続く複数のサブフレームで構成し、各サブフレームの先
頭部分にブロック情報を介挿し、ブロック情報の後にア
ドレスフィールドやメッセージフィールドを格納するよ
うにしている。この、ブロック情報は、3ビットのフォ
ーマット部と14ビットのデータ部から構成されてお
り、フォーマット部によって、これに続くデータ部の内
容が規定される。例えば、フォーマット部が「001」
であるならばデータ部で年(5ビット)月(4ビット)
日(5ビット)を表し、フォーマット部が「010」で
あればデータ部で時(5ビット)分(6ビット)秒(3
ビット、1/8分または7.5秒間隔)を表している。
しており、そのクロック信号に基づいて日付情報や時刻
情報等の時間情報を生成し、これによって、時計機構2
11の動作を制御している。また、時計部210は基地
局BS1,BS2,BS3…から送信される時間補正情
報に基づいて時間情報を補正する時間補正機能を有して
いる。時間補正情報は、メッセージ情報とは区別できる
フォーマットで送信されるようになっている。具体的に
は、無線チャネルを構成する無線フレームを同期信号に
続く複数のサブフレームで構成し、各サブフレームの先
頭部分にブロック情報を介挿し、ブロック情報の後にア
ドレスフィールドやメッセージフィールドを格納するよ
うにしている。この、ブロック情報は、3ビットのフォ
ーマット部と14ビットのデータ部から構成されてお
り、フォーマット部によって、これに続くデータ部の内
容が規定される。例えば、フォーマット部が「001」
であるならばデータ部で年(5ビット)月(4ビット)
日(5ビット)を表し、フォーマット部が「010」で
あればデータ部で時(5ビット)分(6ビット)秒(3
ビット、1/8分または7.5秒間隔)を表している。
【0026】次に、表示部220は、CPU200の制
御の下、所定のメッセージを表示する。また、発音部2
30は、D/A変換器、アンプ、およびスピーカ等から
構成されており、発音データをアナログ信号に変換した
発音信号をアンプで増幅して、スピーカから発音するよ
うに構成されている。
御の下、所定のメッセージを表示する。また、発音部2
30は、D/A変換器、アンプ、およびスピーカ等から
構成されており、発音データをアナログ信号に変換した
発音信号をアンプで増幅して、スピーカから発音するよ
うに構成されている。
【0027】次に、赤外線インターフェース部240
は、上述した受光部241を備えており、リモコン装置
Rからの赤外線を受光し、これを電気信号に変換するこ
とにより制御データを生成し、CPU200に転送す
る。CPU200は、制御データに基づいて表示部22
0の表示態様を切り替えるように構成されている。ま
た、リモコン装置Rには、0,1,…9、*、#のボタ
ン群b1の他、ボタンb2〜b3が設けられており、こ
れらによって、無線呼出端末TA1の操作指示が入力さ
れるようになっている。例えば、メッセージ情報の表示
において、表示ボタンb2は逆方向スクロールを、ボタ
ンb3はスクロール停止を、ボタンb4は正方向スクロ
ールを指示するために用いられる。
は、上述した受光部241を備えており、リモコン装置
Rからの赤外線を受光し、これを電気信号に変換するこ
とにより制御データを生成し、CPU200に転送す
る。CPU200は、制御データに基づいて表示部22
0の表示態様を切り替えるように構成されている。ま
た、リモコン装置Rには、0,1,…9、*、#のボタ
ン群b1の他、ボタンb2〜b3が設けられており、こ
れらによって、無線呼出端末TA1の操作指示が入力さ
れるようになっている。例えば、メッセージ情報の表示
において、表示ボタンb2は逆方向スクロールを、ボタ
ンb3はスクロール停止を、ボタンb4は正方向スクロ
ールを指示するために用いられる。
【0028】次に、入力部250は入力ボタン251、
252によって構成されており、入力ボタン251、2
52を押釦を検知して、これに基づいて赤外線インター
フェース部240と同様に制御データを生成している。
252によって構成されており、入力ボタン251、2
52を押釦を検知して、これに基づいて赤外線インター
フェース部240と同様に制御データを生成している。
【0029】次に、受信部260は、基地局BS1,B
S2…から所定の変調方式で送信される送信信号を受信
し、これを復調して受信情報を生成する。
S2…から所定の変調方式で送信される送信信号を受信
し、これを復調して受信情報を生成する。
【0030】次に、RAM270はCPU200の作業
領域として機能するとともに、その記憶領域には複数の
フォルダや着信時の呼出音の種類を示す発音テーブルT
BLが格納されるようになっている。また、ROM28
0には、自己の着信番号と、各種の呼出音を発音するた
めの発音データが格納されており、必要に応じて読み出
されるようになっている。
領域として機能するとともに、その記憶領域には複数の
フォルダや着信時の呼出音の種類を示す発音テーブルT
BLが格納されるようになっている。また、ROM28
0には、自己の着信番号と、各種の呼出音を発音するた
めの発音データが格納されており、必要に応じて読み出
されるようになっている。
【0031】次に、出力インターフェース部290は、
外部機器にメッセージ情報を出力するための信号形式を
変換する機能を有しており、例えば、表示部220の表
示に用いられる表示データをRS232C形式で出力す
る。また、外部機器としては、例えば、LED等で構成
される電光ボードがある。電光ボードを用いた場合に
は、緊急情報や経済情報を公衆に提供することができ
る。
外部機器にメッセージ情報を出力するための信号形式を
変換する機能を有しており、例えば、表示部220の表
示に用いられる表示データをRS232C形式で出力す
る。また、外部機器としては、例えば、LED等で構成
される電光ボードがある。電光ボードを用いた場合に
は、緊急情報や経済情報を公衆に提供することができ
る。
【0032】以上の構成において、CPU200は、受
信部260から転送される受信情報中のアドレス情報を
常時監視して、このアドレス情報が当該無線呼出端末T
A1に割り当てられた着信番号と一致するか否かを検出
する。そして、着信番号と一致する受信情報をRAM2
60に格納する。この際、CPU200は、受信情報中
のフォルダ指定情報あるいは識別情報を検知し、これら
で指定されるフォルダに受信情報を格納する。ここで、
フォルダ指定情報は、緊急情報や経済情報といった情報
の種類を示すように予め割り当てられており、また、識
別情報は発信者の種別を示すように予め割り当てられて
いるので、情報の内容に応じてメッセージ情報を分類し
て各フォルダに格納することが可能となる。
信部260から転送される受信情報中のアドレス情報を
常時監視して、このアドレス情報が当該無線呼出端末T
A1に割り当てられた着信番号と一致するか否かを検出
する。そして、着信番号と一致する受信情報をRAM2
60に格納する。この際、CPU200は、受信情報中
のフォルダ指定情報あるいは識別情報を検知し、これら
で指定されるフォルダに受信情報を格納する。ここで、
フォルダ指定情報は、緊急情報や経済情報といった情報
の種類を示すように予め割り当てられており、また、識
別情報は発信者の種別を示すように予め割り当てられて
いるので、情報の内容に応じてメッセージ情報を分類し
て各フォルダに格納することが可能となる。
【0033】図7は、フォルダの構成例を示したもので
ある。この例では、9個のフォルダがRAM270に格
納されるものとする。図において、フォルダf1〜f9
には、フォルダ番号(例えばフォルダf1の01)が付
与されており、受信情報中のフォルダ指定情報や識別情
報が指示する番号とフォルダ番号を対応付けて受信情報
を格納するようになっている。また、CPU200は、
この際に受信した時刻を時計部210からの時刻情報に
よって検知し、これを受信時刻情報としてフォルダに格
納する。例えば、フォルダf1におけるメッセージ情報
M11はT21という時刻に受信されたものである。
ある。この例では、9個のフォルダがRAM270に格
納されるものとする。図において、フォルダf1〜f9
には、フォルダ番号(例えばフォルダf1の01)が付
与されており、受信情報中のフォルダ指定情報や識別情
報が指示する番号とフォルダ番号を対応付けて受信情報
を格納するようになっている。また、CPU200は、
この際に受信した時刻を時計部210からの時刻情報に
よって検知し、これを受信時刻情報としてフォルダに格
納する。例えば、フォルダf1におけるメッセージ情報
M11はT21という時刻に受信されたものである。
【0034】ところで、識別情報の送信は、家族のよう
に特定の関係のある人ととの間で番号を取り決め、この
番号をメッセージとともに入力することによって行われ
るから、取り決めのない人からのメッセージには識別情
報が付与されていない。これらの受信情報は、不特定の
人からのメッセージとしてフォルダf9に格納されるよ
うになっている。具体的には、CPU200が、受信情
報中にフォルダ指定情報や識別情報が含まれているか否
かを判定し、含まれていないと判定した場合に、当該メ
ッセージ情報をフォルダf9に格納するようにしてい
る。
に特定の関係のある人ととの間で番号を取り決め、この
番号をメッセージとともに入力することによって行われ
るから、取り決めのない人からのメッセージには識別情
報が付与されていない。これらの受信情報は、不特定の
人からのメッセージとしてフォルダf9に格納されるよ
うになっている。具体的には、CPU200が、受信情
報中にフォルダ指定情報や識別情報が含まれているか否
かを判定し、含まれていないと判定した場合に、当該メ
ッセージ情報をフォルダf9に格納するようにしてい
る。
【0035】また、網側から配信されるニュース等の送
信情報100には、上述したように送信者情報120、
件名情報140、本文情報150が含まれるが、これら
の情報が、メッセージ情報としてフォルダに格納され
る。また、メッセージ制御コード130中に表示時刻指
定情報が含まれる場合には、指定時刻の欄にこの情報を
格納する。すなわち、メッセージ情報、受信時刻情報お
よび指定時刻情報が情報の組(以下、レコードと称す
る)として、各フォルダに格納される。
信情報100には、上述したように送信者情報120、
件名情報140、本文情報150が含まれるが、これら
の情報が、メッセージ情報としてフォルダに格納され
る。また、メッセージ制御コード130中に表示時刻指
定情報が含まれる場合には、指定時刻の欄にこの情報を
格納する。すなわち、メッセージ情報、受信時刻情報お
よび指定時刻情報が情報の組(以下、レコードと称す
る)として、各フォルダに格納される。
【0036】次に、図8は、発音テーブルTBLの内容
を示したものである。この図に示すように、発音テーブ
ルTBLには、フォルダ番号に対応づけて発音データ格
納アドレスが格納されている。発音データ格納アドレス
は、発音データが格納されているアドレスを指示する。
なお、発音データとしては、各種のものがROM280
に格納されており、後述するメロディの選択によって、
利用者は着信時の呼出音を選択でき、その選択結果に基
づいて発音テーブルTBLの更新が行われるようになっ
ている。
を示したものである。この図に示すように、発音テーブ
ルTBLには、フォルダ番号に対応づけて発音データ格
納アドレスが格納されている。発音データ格納アドレス
は、発音データが格納されているアドレスを指示する。
なお、発音データとしては、各種のものがROM280
に格納されており、後述するメロディの選択によって、
利用者は着信時の呼出音を選択でき、その選択結果に基
づいて発音テーブルTBLの更新が行われるようになっ
ている。
【0037】上述したように信号の着信があると、所定
のフォルダに受信情報が格納されるとともに表示部22
0にメッセージ情報が表示されるが、この際に発音テー
ブルTBLを参照することによって、メッセージ情報の
種類に応じた呼出音を発音させることが可能となる。こ
の結果、利用者は音によってメッセージの種類を判断で
きるので、無線呼出端末TA1を使い勝手のよいものに
することができる。
のフォルダに受信情報が格納されるとともに表示部22
0にメッセージ情報が表示されるが、この際に発音テー
ブルTBLを参照することによって、メッセージ情報の
種類に応じた呼出音を発音させることが可能となる。こ
の結果、利用者は音によってメッセージの種類を判断で
きるので、無線呼出端末TA1を使い勝手のよいものに
することができる。
【0038】2.実施形態の動作
次に、本発明の一実施形態に係わる情報配信システムの
動作を説明する。 2−1:メッセージ情報の送信動作 まず、端末A1,A2,A3…によって入力されたメッ
セージが無線呼出基地局BS1,BS2,BS3…から
送信されるまでの動作を図1を参照しつつ説明する。こ
の例では、父親が端末A1から自宅に設置された無線呼
出端末TA1にメッセージを送るものとする。この場
合、父親が、端末A1のプッシュボタンを操作して、端
末A1の着信番号を入力すると、電話網NETを介して
無線呼出中央局CSの無線呼出装置11に回線が接続さ
れる。無線呼出装置11は音声で無線呼出を行う旨を端
末A1に伝える。この後、父親が、例えば、「会社電話
下さい」といったメッセージを定型文モードで入力する
とすれば、 図2に示す表図に従って「*05 18 *05 10 *
4 01 *6 ##」とプッシュボタンを操作する。ここで、
「*05」は定型文モードを、「18」は会社、「10」は電
話下さいを各々表している。また、「*4」は「 [ 」、
「*6」は「 ] 」、また「##」は終了を表している。こ
の場合、「01」は父親の識別情報である。
動作を説明する。 2−1:メッセージ情報の送信動作 まず、端末A1,A2,A3…によって入力されたメッ
セージが無線呼出基地局BS1,BS2,BS3…から
送信されるまでの動作を図1を参照しつつ説明する。こ
の例では、父親が端末A1から自宅に設置された無線呼
出端末TA1にメッセージを送るものとする。この場
合、父親が、端末A1のプッシュボタンを操作して、端
末A1の着信番号を入力すると、電話網NETを介して
無線呼出中央局CSの無線呼出装置11に回線が接続さ
れる。無線呼出装置11は音声で無線呼出を行う旨を端
末A1に伝える。この後、父親が、例えば、「会社電話
下さい」といったメッセージを定型文モードで入力する
とすれば、 図2に示す表図に従って「*05 18 *05 10 *
4 01 *6 ##」とプッシュボタンを操作する。ここで、
「*05」は定型文モードを、「18」は会社、「10」は電
話下さいを各々表している。また、「*4」は「 [ 」、
「*6」は「 ] 」、また「##」は終了を表している。こ
の場合、「01」は父親の識別情報である。
【0039】無線呼出装置11は、「##」が入力された
ことを検知すると、着信番号を無線区間での受信端末識
別信号であるアドレス情報に変換し、プッシュ信号によ
り入力されたメッセージ情報と併せて符号化装置12に
送る。この後、符号化装置12がアドレス情報とメッセ
ージ情報に符号化処理を行って、連絡線を介して各基地
局BS1,BS2,BS3…に送ると、それらの送信装
置22において変調処理が施され、無線インターフェー
スを介して送信される。
ことを検知すると、着信番号を無線区間での受信端末識
別信号であるアドレス情報に変換し、プッシュ信号によ
り入力されたメッセージ情報と併せて符号化装置12に
送る。この後、符号化装置12がアドレス情報とメッセ
ージ情報に符号化処理を行って、連絡線を介して各基地
局BS1,BS2,BS3…に送ると、それらの送信装
置22において変調処理が施され、無線インターフェー
スを介して送信される。
【0040】次に、新聞社などからの各種情報が無線呼
出基地局BS1,BS2,BS3…から送信されるまで
の動作を説明する。新聞社からニュース情報が送信情報
生成装置10に供給されると、所定のフォーマットに従
って送信情報100が生成される。この場合、送信情報
生成装置10は、送信者情報120、件名情報140、
本文情報150といったようにニュース情報を加工する
とともに、フォルダ指定情報を情報の種別に応じ、メッ
セージ制御コード130の一部(図4中のFF)として
生成する。こうして生成された送信情報100が無線呼
出中央局CSの無線呼出装置11に供給されると、無線
呼出装置11は送信情報100にアドレス情報を付加し
て、これを符号化装置12に送る。すると、符号化装置
12はこれらの情報を上述した通常のメッセージと同様
に符号化し、これが基地局BS1,BS2,BS3…か
ら送信される。
出基地局BS1,BS2,BS3…から送信されるまで
の動作を説明する。新聞社からニュース情報が送信情報
生成装置10に供給されると、所定のフォーマットに従
って送信情報100が生成される。この場合、送信情報
生成装置10は、送信者情報120、件名情報140、
本文情報150といったようにニュース情報を加工する
とともに、フォルダ指定情報を情報の種別に応じ、メッ
セージ制御コード130の一部(図4中のFF)として
生成する。こうして生成された送信情報100が無線呼
出中央局CSの無線呼出装置11に供給されると、無線
呼出装置11は送信情報100にアドレス情報を付加し
て、これを符号化装置12に送る。すると、符号化装置
12はこれらの情報を上述した通常のメッセージと同様
に符号化し、これが基地局BS1,BS2,BS3…か
ら送信される。
【0041】2−2:メッセージ情報の受信動作
次に、無線呼出端末TA1においてメッセージ情報を受
信してこれを所定のフォルダに格納するまでの動作を図
9を参照して説明する。図9は、無線呼出端末の受信動
作を説明するためのフローチャートである。まず、受信
部260が無線呼出基地局BS1,BS2,BS3…か
ら送信される信号を受信して、これを復調して受信情報
を生成すると、CPU200はこの受信情報に基づいて
以下の処理を行う。ステップS1において、CPU20
0は受信情報が時間補正情報であるか否かを判定し、時
間補正情報である場合には、ステップS2に進んで、時
間補正処理を行う。具体的には、時計部210の現在時
刻を時間補正情報の示す時間に変更する処理を行う。こ
れにより、人が時刻合わせを行わなくとも時計機構21
1は正確な時間を表示することが可能となる。
信してこれを所定のフォルダに格納するまでの動作を図
9を参照して説明する。図9は、無線呼出端末の受信動
作を説明するためのフローチャートである。まず、受信
部260が無線呼出基地局BS1,BS2,BS3…か
ら送信される信号を受信して、これを復調して受信情報
を生成すると、CPU200はこの受信情報に基づいて
以下の処理を行う。ステップS1において、CPU20
0は受信情報が時間補正情報であるか否かを判定し、時
間補正情報である場合には、ステップS2に進んで、時
間補正処理を行う。具体的には、時計部210の現在時
刻を時間補正情報の示す時間に変更する処理を行う。こ
れにより、人が時刻合わせを行わなくとも時計機構21
1は正確な時間を表示することが可能となる。
【0042】一方、受信情報が時間補正情報でない場合
には、ステップS1の判定結果はNOとなりステップS
3に進んで、受信情報中のアドレス情報が、自己の着信
番号と一致するか否かが判定される。両者が一致しない
場合は、当該無線呼出端末TA1向けの情報ではないの
で、ステップS1に進んで処理を繰り返す。一致する場
合には、当該無線呼出端末TA1向けの受信情報である
から、格納処理を続行する。この場合、CPU200は
時計部210の現在時刻を検出し、受信時刻情報を生成
する(ステップS4)。
には、ステップS1の判定結果はNOとなりステップS
3に進んで、受信情報中のアドレス情報が、自己の着信
番号と一致するか否かが判定される。両者が一致しない
場合は、当該無線呼出端末TA1向けの情報ではないの
で、ステップS1に進んで処理を繰り返す。一致する場
合には、当該無線呼出端末TA1向けの受信情報である
から、格納処理を続行する。この場合、CPU200は
時計部210の現在時刻を検出し、受信時刻情報を生成
する(ステップS4)。
【0043】この後、CPU200は当該受信情報にフ
ォルダ指定情報または識別情報が含まれているか否かを
判定し(ステップS5)、含まれている場合には、これ
らの情報を取得する(ステップS6)。これによって、
受信情報を格納すべきフォルダが特定される。なお、フ
ォルダ指定情報または識別情報が含まれていない場合に
は、それらの受信情報は予め定められたフォルダを指定
するようになっている。このように本実施形態によれ
ば、フォルダ指定情報や識別情報によって、受信情報を
格納すべきフォルダを自動的に定めることができるの
で、無線呼出端末TA1の利用者の手を煩わせることな
く、自動的に受信したメッセージ情報を分類して格納す
ることができる。
ォルダ指定情報または識別情報が含まれているか否かを
判定し(ステップS5)、含まれている場合には、これ
らの情報を取得する(ステップS6)。これによって、
受信情報を格納すべきフォルダが特定される。なお、フ
ォルダ指定情報または識別情報が含まれていない場合に
は、それらの受信情報は予め定められたフォルダを指定
するようになっている。このように本実施形態によれ
ば、フォルダ指定情報や識別情報によって、受信情報を
格納すべきフォルダを自動的に定めることができるの
で、無線呼出端末TA1の利用者の手を煩わせることな
く、自動的に受信したメッセージ情報を分類して格納す
ることができる。
【0044】次に、CPU200は、フォルダ指定情報
または識別情報によって指定されるフォルダを検索し
て、その記憶領域に空きがあるか否かを判定する(ステ
ップS7)。空きが無い場合には、当該フォルダに格納
されているレコードの中から最も古いレコードを削除し
て、空になった記憶領域に新規なレコードを格納する。
ところで、レコードの中には、上述した指定時刻情報を
含むものがある。このレコードは指定時刻になるまで表
示されない情報であるから、単に受信時刻の古いものを
削除すると利用者が見ていない情報が削除されてしまう
こともあり得る。そこで、この例にあっては、そのよう
なことがないように以下の処理を行っている。
または識別情報によって指定されるフォルダを検索し
て、その記憶領域に空きがあるか否かを判定する(ステ
ップS7)。空きが無い場合には、当該フォルダに格納
されているレコードの中から最も古いレコードを削除し
て、空になった記憶領域に新規なレコードを格納する。
ところで、レコードの中には、上述した指定時刻情報を
含むものがある。このレコードは指定時刻になるまで表
示されない情報であるから、単に受信時刻の古いものを
削除すると利用者が見ていない情報が削除されてしまう
こともあり得る。そこで、この例にあっては、そのよう
なことがないように以下の処理を行っている。
【0045】まず、CPU200は該当するフォルダを
検索して、指定時刻情報を含むレコードがあるか否かを
判定する(ステップS8)。該当するレコードが無い場
合には、各レコードの受信時刻情報を比較して、最も古
いレコードを削除する(ステップS9)。一方、指定時
刻情報を含むレコードが存在する場合には、当該レコー
ドの指定時刻と現在の時刻を比較して、指定時刻を過ぎ
たレコードを検出し、これと時刻指定のないレコードの
中から最も古いものを抽出し(ステップS10)、これ
を削除する(ステップS9)。
検索して、指定時刻情報を含むレコードがあるか否かを
判定する(ステップS8)。該当するレコードが無い場
合には、各レコードの受信時刻情報を比較して、最も古
いレコードを削除する(ステップS9)。一方、指定時
刻情報を含むレコードが存在する場合には、当該レコー
ドの指定時刻と現在の時刻を比較して、指定時刻を過ぎ
たレコードを検出し、これと時刻指定のないレコードの
中から最も古いものを抽出し(ステップS10)、これ
を削除する(ステップS9)。
【0046】この後、CPU200は新たに受信したメ
ッセージ情報と受信時刻情報とを組み合わせてレコード
を生成し(ステップS11)、新規レコードをフォルダ
に格納する(ステップS12)。このように、指定時刻
情報の有無によって、レコードの削除方法を切り替えた
ので、利用者が未読のメッセージ情報が削除されること
がなくなり、確実にメッセージ情報を伝えることが可能
となる。
ッセージ情報と受信時刻情報とを組み合わせてレコード
を生成し(ステップS11)、新規レコードをフォルダ
に格納する(ステップS12)。このように、指定時刻
情報の有無によって、レコードの削除方法を切り替えた
ので、利用者が未読のメッセージ情報が削除されること
がなくなり、確実にメッセージ情報を伝えることが可能
となる。
【0047】2−3:メッセージ情報の告知動作
次に、無線呼出端末TA1におけるメッセージ情報の告
知動作について説明する。図10は、無線呼出端末の告
知動作を示すフローチャートである。まず、無線呼出端
末TA1が信号を受信すると、CPU200は当該受信
情報がフォルダに格納すべき情報か否かを判定する(ス
テップS21)。受信情報がフォルダに格納すべき情報
でない場合には(例えば、受信情報が時間補正情報であ
る場合、あるいはアドレス情報が異なる場合)、格納す
べき情報が入来するまで処理を繰り返し格納すべき情報
が入来すると、ステップS22に進んで、CPU200
は当該受信情報に時刻指定情報が含まれているか否かを
判定する。
知動作について説明する。図10は、無線呼出端末の告
知動作を示すフローチャートである。まず、無線呼出端
末TA1が信号を受信すると、CPU200は当該受信
情報がフォルダに格納すべき情報か否かを判定する(ス
テップS21)。受信情報がフォルダに格納すべき情報
でない場合には(例えば、受信情報が時間補正情報であ
る場合、あるいはアドレス情報が異なる場合)、格納す
べき情報が入来するまで処理を繰り返し格納すべき情報
が入来すると、ステップS22に進んで、CPU200
は当該受信情報に時刻指定情報が含まれているか否かを
判定する。
【0048】時刻指定情報が含まれていない場合には、
NOと判定されステップS23に進んで、CPU200
はフォルダ指定情報または識別情報に基づいてRAM2
70に格納されている発音テーブルTBLを検索し、当
該受信情報に対応する発音データが格納されている記憶
領域のアドレスを取得し、これに基づいて発音データを
読み出す(ステップS23)。この後、CPU200が
発音部230に発音データを転送すると、発音部230
は発音データに基づいて楽音を発音する。この楽音はフ
ォルダ毎に指定されるので、利用者は新たな受信情報の
着信を知ることができ、しかも受信情報の種類を知るこ
とができる。
NOと判定されステップS23に進んで、CPU200
はフォルダ指定情報または識別情報に基づいてRAM2
70に格納されている発音テーブルTBLを検索し、当
該受信情報に対応する発音データが格納されている記憶
領域のアドレスを取得し、これに基づいて発音データを
読み出す(ステップS23)。この後、CPU200が
発音部230に発音データを転送すると、発音部230
は発音データに基づいて楽音を発音する。この楽音はフ
ォルダ毎に指定されるので、利用者は新たな受信情報の
着信を知ることができ、しかも受信情報の種類を知るこ
とができる。
【0049】この後、CPU200は、フォルダに格納
した受信情報を読み出して表示部220に表示させる。
この場合、メッセージ情報と受信時刻情報を続けて読み
出し表示するようにする。これにより、利用者はメッセ
ージとこれを受信した時間を知ることができる。この例
では、時計機構211の基準となる時間情報を生成する
手段と受信時刻情報の基準となる時間情報は、時計部2
10で生成されるようになっており、受信時刻情報と現
在の時刻が同時に表示されるので、利用者は、何時何分
前にメッセージ情報を受信したかを正確に知ることがで
きる。例えば、母親が不在の時に「会社から帰る。父
18:10」といったメッセージを受信したとすると、
帰宅した母親は、現在時刻と受信時刻(18:10)か
ら、あとどのくらいで父親が帰宅するかを正確に知るこ
とができる。
した受信情報を読み出して表示部220に表示させる。
この場合、メッセージ情報と受信時刻情報を続けて読み
出し表示するようにする。これにより、利用者はメッセ
ージとこれを受信した時間を知ることができる。この例
では、時計機構211の基準となる時間情報を生成する
手段と受信時刻情報の基準となる時間情報は、時計部2
10で生成されるようになっており、受信時刻情報と現
在の時刻が同時に表示されるので、利用者は、何時何分
前にメッセージ情報を受信したかを正確に知ることがで
きる。例えば、母親が不在の時に「会社から帰る。父
18:10」といったメッセージを受信したとすると、
帰宅した母親は、現在時刻と受信時刻(18:10)か
ら、あとどのくらいで父親が帰宅するかを正確に知るこ
とができる。
【0050】一方、受信情報に時刻指定情報が含まれる
場合には、ステップS22の判定結果はYESとなり、
ステップS26に進んで、CPU200は時計部210
が示す現在時刻と指定時刻が一致するか否かを判定し、
一致するまで判定処理を繰り返し、指定時刻になった時
点で、ステップS23〜ステップS25の処理を行う。
これにより、送信側で指定した時刻にメッセージ情報を
表示させることができ、しかも、新たなメッセージを表
示させることを音により利用者に告知することができ
る。このように指定時刻にメッセージ情報を表示させる
場合には、例えば、通信量の少ない深夜に次の日のバー
ゲン情報を送信し、当日の午前中にバーゲン情報を表示
させることができ、通信資源を有効に活用することがで
きる。
場合には、ステップS22の判定結果はYESとなり、
ステップS26に進んで、CPU200は時計部210
が示す現在時刻と指定時刻が一致するか否かを判定し、
一致するまで判定処理を繰り返し、指定時刻になった時
点で、ステップS23〜ステップS25の処理を行う。
これにより、送信側で指定した時刻にメッセージ情報を
表示させることができ、しかも、新たなメッセージを表
示させることを音により利用者に告知することができ
る。このように指定時刻にメッセージ情報を表示させる
場合には、例えば、通信量の少ない深夜に次の日のバー
ゲン情報を送信し、当日の午前中にバーゲン情報を表示
させることができ、通信資源を有効に活用することがで
きる。
【0051】2−4:メッセージ情報の表示動作次に、
メッセージ情報の表示動作について説明する。まず、初
期状態では図5に示すように、表示部220の表示領域
が横方向に分割されており、各表示領域221〜225
に各種の情報が表示されるようになっている。この場
合、各表示領域221に表示されるメッセージは右から
左へスクロール表示されるが、リモコンRのボタンb3
を押すとスクロール表示を停止させることができる。し
たがって、使用者は、ボタンb2を操作することによっ
て必要な情報を表示させ続けることが可能である。ま
た、スクロール表示を再開させる場合には、ボタンb4
を逆方向のスクロールさせる場合にはボタンb2を押せ
ばよい。
メッセージ情報の表示動作について説明する。まず、初
期状態では図5に示すように、表示部220の表示領域
が横方向に分割されており、各表示領域221〜225
に各種の情報が表示されるようになっている。この場
合、各表示領域221に表示されるメッセージは右から
左へスクロール表示されるが、リモコンRのボタンb3
を押すとスクロール表示を停止させることができる。し
たがって、使用者は、ボタンb2を操作することによっ
て必要な情報を表示させ続けることが可能である。ま
た、スクロール表示を再開させる場合には、ボタンb4
を逆方向のスクロールさせる場合にはボタンb2を押せ
ばよい。
【0052】次に、表示態様の切換を図11を参照して
説明する。ボタンb2とボタンb4を同時に押すと、図
11(a)に示すメニュー画面が表示部200に表示さ
れる。この例では、「表示切換」、「メロディの設
定」、「カレンダ」といった項目が表示される。メニュ
ー画面を表示した当初は「表示切換」の項目が点滅する
ようになっている。この状態で、使用者がリモコン装置
Rのボタンb4を押すと、「表示切換」→「メロディの
設定」→「カレンダ」の順に点滅する項目が移動する。
次の操作に進むには、該当する項目が点滅している時に
ボタンb3を押して項目を確定させる。
説明する。ボタンb2とボタンb4を同時に押すと、図
11(a)に示すメニュー画面が表示部200に表示さ
れる。この例では、「表示切換」、「メロディの設
定」、「カレンダ」といった項目が表示される。メニュ
ー画面を表示した当初は「表示切換」の項目が点滅する
ようになっている。この状態で、使用者がリモコン装置
Rのボタンb4を押すと、「表示切換」→「メロディの
設定」→「カレンダ」の順に点滅する項目が移動する。
次の操作に進むには、該当する項目が点滅している時に
ボタンb3を押して項目を確定させる。
【0053】表示態様を切り替える場合には、図11
(a)に示すように「表示切換」が点滅している状態で
ボタンb3を押す。すると、例えば、図11(b)に示
すフォルダ画面が表示される。この際、CPU200
は、RAM270に格納されているフォルダを検索して
メッセージ情報が格納されているフォルダを抽出し、抽
出されたフォルダに対応するアイコンをROM280か
ら読み出して表示部200に表示する。使用者はフォル
ダ画面に表示されるアイコンの中から表示させたいもの
を、ボタンb3とボタンb4を用いて選択する。選択の
方法は、メニュー画面から各項目を選択する場合と同様
に行う。例えば、経済のフォルダの内容を見る場合に
は、図11(b)に示すように経済のアイコンが点滅し
ている時にボタンb3を押せばよい。
(a)に示すように「表示切換」が点滅している状態で
ボタンb3を押す。すると、例えば、図11(b)に示
すフォルダ画面が表示される。この際、CPU200
は、RAM270に格納されているフォルダを検索して
メッセージ情報が格納されているフォルダを抽出し、抽
出されたフォルダに対応するアイコンをROM280か
ら読み出して表示部200に表示する。使用者はフォル
ダ画面に表示されるアイコンの中から表示させたいもの
を、ボタンb3とボタンb4を用いて選択する。選択の
方法は、メニュー画面から各項目を選択する場合と同様
に行う。例えば、経済のフォルダの内容を見る場合に
は、図11(b)に示すように経済のアイコンが点滅し
ている時にボタンb3を押せばよい。
【0054】この後、CPU200は、選択されたアイ
コンに該当するフォルダを検索して、メッセージ情報の
中から件名情報140を抽出しこれを表示させる。な
お、時刻指定情報を含む場合には、指定時刻を過ぎたも
ののみを抽出する。例えば、経済のアイコンを選択し、
当該フォルダに「株価」「為替」「金利」といった件名
情報140を有するものがあり、いずれも時刻指定がな
されていないとすれば、タイトル画面は図11(c)に
示すものとなる。
コンに該当するフォルダを検索して、メッセージ情報の
中から件名情報140を抽出しこれを表示させる。な
お、時刻指定情報を含む場合には、指定時刻を過ぎたも
ののみを抽出する。例えば、経済のアイコンを選択し、
当該フォルダに「株価」「為替」「金利」といった件名
情報140を有するものがあり、いずれも時刻指定がな
されていないとすれば、タイトル画面は図11(c)に
示すものとなる。
【0055】この後、メニュー画面から各項目を選択す
る場合と同様にボタンb3とボタンb4を用いて選択す
ると、CPU200は選択されたタイトルに該当するメ
ッセージ情報を、当該フォルダに中から検索して表示部
220に表示する。例えば、「株価」を選択したとする
と、図11(d)に示すメッセージ画面が表示される。
ここで、同図(d)に示す「○○通信社」は送信者情報
120に、「東証午前の…50円高。」は本件情報15
0に、「12:03」は受信時刻情報に各々基づいて表
示される。
る場合と同様にボタンb3とボタンb4を用いて選択す
ると、CPU200は選択されたタイトルに該当するメ
ッセージ情報を、当該フォルダに中から検索して表示部
220に表示する。例えば、「株価」を選択したとする
と、図11(d)に示すメッセージ画面が表示される。
ここで、同図(d)に示す「○○通信社」は送信者情報
120に、「東証午前の…50円高。」は本件情報15
0に、「12:03」は受信時刻情報に各々基づいて表
示される。
【0056】このように本実施形態にあっては、受信情
報にフォルダ指定情報や識別情報を含ませ、これらによ
ってメッセージ情報を格納するフォルダを自動的に選択
するようにしたので、フォルダ毎に表示を切り替えて階
層的な表示を行うことが可能となる。この結果、所望の
情報を効率よく検索することができる。
報にフォルダ指定情報や識別情報を含ませ、これらによ
ってメッセージ情報を格納するフォルダを自動的に選択
するようにしたので、フォルダ毎に表示を切り替えて階
層的な表示を行うことが可能となる。この結果、所望の
情報を効率よく検索することができる。
【0057】2−4:呼出音の選択動作
次に、呼出音の選択動作について図12を参照しつつ説
明する。まず、図5に示す初期状態の画面から、メニュ
ー画面を表示させるには、上述したメッセージ情報の表
示動作と同様にリモコン装置Rのボタンb2とボタンb
4を同時に押す。すると、図12(a)に示すメニュー
画面が表示される。呼出音を選択する場合には、ボタン
b4を押して、点滅する項目を「メロディの設定」に
し、この状態で、ボタンb3を押して確定させる。
明する。まず、図5に示す初期状態の画面から、メニュ
ー画面を表示させるには、上述したメッセージ情報の表
示動作と同様にリモコン装置Rのボタンb2とボタンb
4を同時に押す。すると、図12(a)に示すメニュー
画面が表示される。呼出音を選択する場合には、ボタン
b4を押して、点滅する項目を「メロディの設定」に
し、この状態で、ボタンb3を押して確定させる。
【0058】すると、図12(b)に示すフォルダ画面
が表示される。この際、CPU200は、RAM270
に格納されているフォルダに対応するアイコンをROM
280から読み出して表示部200に表示させる。な
お、上述したメッセージ情報の表示動作では、メッセー
ジ情報が格納されているフォルダを抽出するようにした
が、ここでは、メッセージ情報の有無に拘わらず全ての
フォルダを対象とする。
が表示される。この際、CPU200は、RAM270
に格納されているフォルダに対応するアイコンをROM
280から読み出して表示部200に表示させる。な
お、上述したメッセージ情報の表示動作では、メッセー
ジ情報が格納されているフォルダを抽出するようにした
が、ここでは、メッセージ情報の有無に拘わらず全ての
フォルダを対象とする。
【0059】この後、使用者はフォルダ画面に表示され
るアイコンの中から呼出音を設定したいものを、ボタン
b3とボタンb4を用いて選択する。選択の方法は、メ
ニュー画面から各項目を選択する場合と同様に行う。例
えば、「父」からの呼出音を設定する場合には、図12
(b)に示すように「父」のアイコンが点滅している時
にボタンb3を押せばよい。
るアイコンの中から呼出音を設定したいものを、ボタン
b3とボタンb4を用いて選択する。選択の方法は、メ
ニュー画面から各項目を選択する場合と同様に行う。例
えば、「父」からの呼出音を設定する場合には、図12
(b)に示すように「父」のアイコンが点滅している時
にボタンb3を押せばよい。
【0060】例えば、「父」の識別情報がフォルダ番号
01を示すものであり、発音テーブルTBLにはフォル
ダ番号01に対応して鳴音1の発音データのアドレスが
格納されているものとすれば、CPU200は、発音テ
ーブルTBLを参照して、鳴音1のアイコンを点滅させ
る。これにより、使用者は、現在の呼出音を知ることが
できる。
01を示すものであり、発音テーブルTBLにはフォル
ダ番号01に対応して鳴音1の発音データのアドレスが
格納されているものとすれば、CPU200は、発音テ
ーブルTBLを参照して、鳴音1のアイコンを点滅させ
る。これにより、使用者は、現在の呼出音を知ることが
できる。
【0061】ここで、呼出音を鳴音1から聖者の行進に
変更するものとすれば、使用者はボタンb4を操作して
図示するように聖者の行進のアイコンを点滅させ、この
時ボタンb3を押して確定させればよい。すると、CP
U200はフォルダ番号01に対応する発音データに変
更があったことを検知し、聖者の行進の発音データが格
納されているアドレスを新たなアドレスとして発音テー
ブルTBLを書き換える。このようにして、各フォルダ
に対応する呼出音を自由に設定できるので、使用者の好
みに応じた呼出音で着信があったことを知らせることが
できる。
変更するものとすれば、使用者はボタンb4を操作して
図示するように聖者の行進のアイコンを点滅させ、この
時ボタンb3を押して確定させればよい。すると、CP
U200はフォルダ番号01に対応する発音データに変
更があったことを検知し、聖者の行進の発音データが格
納されているアドレスを新たなアドレスとして発音テー
ブルTBLを書き換える。このようにして、各フォルダ
に対応する呼出音を自由に設定できるので、使用者の好
みに応じた呼出音で着信があったことを知らせることが
できる。
【0062】3.変形例以上、本発明に係わる実施形態
を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定される
ものではなく、以下に述べる各種の変形が可能である。 (1)上述した実施形態においては、着信を告知するの
に音を用いたが、告知の態様としては、視覚に訴えるも
のや、触覚に訴えるものであってもよい。まず、視覚に
訴えるものとしては、上述した無線呼出端末TA1に発
光部を設ければよい。この場合には、発光部の明滅パタ
ーンとして複数のものを用意し、フォルダ指定情報と識
別情報に応じて明滅パターンを制御する。具体的には発
音データの替わりに発光部のオン・オフを制御する発光
制御データをROM280に格納しておき、発音テーブ
ルTBLの替わりにフォルダ番号と発光制御データのア
ドレスを対応付けて記憶した発光テーブルを用意し、こ
れを参照することによってメッセージ情報の内容に応じ
た発光パターンで発光部を明滅させることができる。ま
た、複数の発光部を設け、フォルダ指定情報と識別情報
に応じて点灯する発光部の組み合わせを制御するように
してもよい。例えば、4個の発光部を設ければ、15個
のフォルダに対応することができる。
を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定される
ものではなく、以下に述べる各種の変形が可能である。 (1)上述した実施形態においては、着信を告知するの
に音を用いたが、告知の態様としては、視覚に訴えるも
のや、触覚に訴えるものであってもよい。まず、視覚に
訴えるものとしては、上述した無線呼出端末TA1に発
光部を設ければよい。この場合には、発光部の明滅パタ
ーンとして複数のものを用意し、フォルダ指定情報と識
別情報に応じて明滅パターンを制御する。具体的には発
音データの替わりに発光部のオン・オフを制御する発光
制御データをROM280に格納しておき、発音テーブ
ルTBLの替わりにフォルダ番号と発光制御データのア
ドレスを対応付けて記憶した発光テーブルを用意し、こ
れを参照することによってメッセージ情報の内容に応じ
た発光パターンで発光部を明滅させることができる。ま
た、複数の発光部を設け、フォルダ指定情報と識別情報
に応じて点灯する発光部の組み合わせを制御するように
してもよい。例えば、4個の発光部を設ければ、15個
のフォルダに対応することができる。
【0063】次に、触覚に訴えるものとしては、上述し
た無線呼出端末TA1に振動部(バイブレータ)を設け
ればよい。この場合には、振動部の振動パターンとして
複数のものを用意し、フォルダ指定情報と識別情報に応
じて振動パターンを制御する。振動パターンは、例え
ば、3秒振動して1秒停止するパターンや、2秒振動し
2秒停止するパターン、あるいは、振動停止状態から振
動振幅が徐々に大きくなり4秒後に振動停止状態に戻る
パターンが考えられる。この場合には発音データの替わ
りに振動部の動作を制御する振動制御データをROM2
80に格納しておき、発音テーブルTBLの替わりにフ
ォルダ番号と振動制御データのアドレスを対応付けて記
憶した振動テーブルを用意し、これを参照することによ
ってメッセージ情報の内容に応じた振動パターンで振動
部を動作させることができる。また、複数の振動部を設
け、フォルダ指定情報と識別情報に応じて振動する振動
部の組み合わせを制御するようにしてもよい。
た無線呼出端末TA1に振動部(バイブレータ)を設け
ればよい。この場合には、振動部の振動パターンとして
複数のものを用意し、フォルダ指定情報と識別情報に応
じて振動パターンを制御する。振動パターンは、例え
ば、3秒振動して1秒停止するパターンや、2秒振動し
2秒停止するパターン、あるいは、振動停止状態から振
動振幅が徐々に大きくなり4秒後に振動停止状態に戻る
パターンが考えられる。この場合には発音データの替わ
りに振動部の動作を制御する振動制御データをROM2
80に格納しておき、発音テーブルTBLの替わりにフ
ォルダ番号と振動制御データのアドレスを対応付けて記
憶した振動テーブルを用意し、これを参照することによ
ってメッセージ情報の内容に応じた振動パターンで振動
部を動作させることができる。また、複数の振動部を設
け、フォルダ指定情報と識別情報に応じて振動する振動
部の組み合わせを制御するようにしてもよい。
【0064】(2)上述した実施形態においては、フォ
ルダ番号毎に呼出音の種別を設定したが、家族からのメ
ッセージのみ呼出音を発音させたい場合もある。この場
合には、発音テーブルに発音の有無を指示するフラグを
フォルダ番号毎に格納し、フラグが発音有りを指示する
場合のみ発音データをROM280から読み出して発音
部230に供給するようにしてもよい。なお、この点
は、上述した聴覚による告知、触覚による告知でも同様
である。
ルダ番号毎に呼出音の種別を設定したが、家族からのメ
ッセージのみ呼出音を発音させたい場合もある。この場
合には、発音テーブルに発音の有無を指示するフラグを
フォルダ番号毎に格納し、フラグが発音有りを指示する
場合のみ発音データをROM280から読み出して発音
部230に供給するようにしてもよい。なお、この点
は、上述した聴覚による告知、触覚による告知でも同様
である。
【0065】また、特に重要な情報であって受信者の注
意を促したい場合には、メッセージ情報の中にこれを識
別できる情報を含ませて(例えば、メッセージ情報の末
尾に*99を入力する)、これを無線呼出端末で検出結
果に応じて、緊急アラームを発音させるようにしてもよ
い。具体的には、緊急アラームに対応する発音データを
ROM280に格納しておき、メッセージ情報中に緊急
アラームを設定する情報が含まれていることを検出した
場合には、ROM280から発音データを読み出して発
音部230に供給する。また、フォルダ毎に緊急アラー
ムを発音させるか否かを設定してしてもよい。この場合
には、発音テーブルに緊急アラームの有無を指示するフ
ラグをフォルダ番号毎に格納し、フラグが緊急アラーム
有りを指示する場合のみ発音データをROM280から
読み出して発音部230に供給すればよい。なお、これ
らの点は、上述した聴覚による告知、触覚による告知で
も同様である。
意を促したい場合には、メッセージ情報の中にこれを識
別できる情報を含ませて(例えば、メッセージ情報の末
尾に*99を入力する)、これを無線呼出端末で検出結
果に応じて、緊急アラームを発音させるようにしてもよ
い。具体的には、緊急アラームに対応する発音データを
ROM280に格納しておき、メッセージ情報中に緊急
アラームを設定する情報が含まれていることを検出した
場合には、ROM280から発音データを読み出して発
音部230に供給する。また、フォルダ毎に緊急アラー
ムを発音させるか否かを設定してしてもよい。この場合
には、発音テーブルに緊急アラームの有無を指示するフ
ラグをフォルダ番号毎に格納し、フラグが緊急アラーム
有りを指示する場合のみ発音データをROM280から
読み出して発音部230に供給すればよい。なお、これ
らの点は、上述した聴覚による告知、触覚による告知で
も同様である。
【0066】(3)上述した実施形態において、無線呼
出端末とホームエレクトロニクス装置(例えば、ビデ
オ、冷暖暖房装置、風呂給湯装置等)とを接続するイン
タフェース装置を外部機器として設け、送信側端末から
制御情報を送信することによって各ホームエレクトロニ
クス装置を制御するようにしてもよい。この場合には、
送信側端末でメッセージ情報を送信する際、これから入
力する情報が制御情報であることを示す制御識別情報を
入力し(例えば*00)、これに続いて、制御の対象と
なる装置に割り当てられた番号を入力し、この後、オン
・オフといった制御内容を示す制御情報を入力する。無
線呼出端末では、受信情報中に制御情報が含まれている
か否かをCPU200で判定し、含まれている場合に
は、識別番号と制御情報を出力インターフェース部22
0を介してインターフェース装置に出力する。インター
フェース装置では、識別番号に対応するホームエレクト
ロニクス装置に対して制御情報を転送する。これによ
り、無線呼出端末を利用して簡易にホームエレクトロニ
クス装置を制御することができる。例えば、ビデオに録
画予約を行う場合には、送信端末側で、「[005]−録画
予約−1ch−20:00−21:00」といったよう
に入力する。この場合、「005」はビデオに割り当てら
れた識別番号、「1ch」は録画チャンネル、「20:
00」は録画開始時間、「21:00」は録画終了時間
を意味する。また、いわゆるGコード予約をする場合に
は、「[005]−G−012345」といったように入力
すればよい。
出端末とホームエレクトロニクス装置(例えば、ビデ
オ、冷暖暖房装置、風呂給湯装置等)とを接続するイン
タフェース装置を外部機器として設け、送信側端末から
制御情報を送信することによって各ホームエレクトロニ
クス装置を制御するようにしてもよい。この場合には、
送信側端末でメッセージ情報を送信する際、これから入
力する情報が制御情報であることを示す制御識別情報を
入力し(例えば*00)、これに続いて、制御の対象と
なる装置に割り当てられた番号を入力し、この後、オン
・オフといった制御内容を示す制御情報を入力する。無
線呼出端末では、受信情報中に制御情報が含まれている
か否かをCPU200で判定し、含まれている場合に
は、識別番号と制御情報を出力インターフェース部22
0を介してインターフェース装置に出力する。インター
フェース装置では、識別番号に対応するホームエレクト
ロニクス装置に対して制御情報を転送する。これによ
り、無線呼出端末を利用して簡易にホームエレクトロニ
クス装置を制御することができる。例えば、ビデオに録
画予約を行う場合には、送信端末側で、「[005]−録画
予約−1ch−20:00−21:00」といったよう
に入力する。この場合、「005」はビデオに割り当てら
れた識別番号、「1ch」は録画チャンネル、「20:
00」は録画開始時間、「21:00」は録画終了時間
を意味する。また、いわゆるGコード予約をする場合に
は、「[005]−G−012345」といったように入力
すればよい。
【0067】(4)上述した実施形態にあっては、フォ
ルダ番号と発音データが格納されているアドレスとを組
み合わせて発音テーブルTBLに格納したが、識別情報
やフォルダ指定情報と対応づけた発音データをテーブル
に格納するようにしてもよい。要は、受信情報から識別
情報やフォルダ指定情報を検知し、これらに対応する呼
出音を発音させるのであればどのような構成であっても
よい。なお、上述した視覚・触覚による告知による場合
も同様である。
ルダ番号と発音データが格納されているアドレスとを組
み合わせて発音テーブルTBLに格納したが、識別情報
やフォルダ指定情報と対応づけた発音データをテーブル
に格納するようにしてもよい。要は、受信情報から識別
情報やフォルダ指定情報を検知し、これらに対応する呼
出音を発音させるのであればどのような構成であっても
よい。なお、上述した視覚・触覚による告知による場合
も同様である。
【0068】(5)上述した実施形態において、端末A
1,A2…から呼出を行う場合、パスワードを用いた呼
出を行えるようにしてもよい。この場合には、着信番号
と対応づけたパスワード(例えば、4桁の数字)を予め
登録し、この登録結果を無線呼出中央局CSの無線呼出
装置11に登録テーブルとして保持しておく。そして、
呼出があった場合には、登録テーブルを参照して正しい
パスワードのみが入力された場合にのみ呼出を行うよう
にすればよい。このサービスによれば、パスワードを知
っているひとからのメッセージのみを受け付けることが
できるので、いたずら呼出等を防止できるという利点が
ある。
1,A2…から呼出を行う場合、パスワードを用いた呼
出を行えるようにしてもよい。この場合には、着信番号
と対応づけたパスワード(例えば、4桁の数字)を予め
登録し、この登録結果を無線呼出中央局CSの無線呼出
装置11に登録テーブルとして保持しておく。そして、
呼出があった場合には、登録テーブルを参照して正しい
パスワードのみが入力された場合にのみ呼出を行うよう
にすればよい。このサービスによれば、パスワードを知
っているひとからのメッセージのみを受け付けることが
できるので、いたずら呼出等を防止できるという利点が
ある。
【0069】
【発明の効果】上述したように本発明に係る発明特定事
項によれば、受信情報中の識別情報を検出し、識別情報
に応じた告知動作を行うようにしたので、着信したメッ
セージ情報の種別を使用者に告知することができる。ま
た、同一の時間情報に基づいて現在時刻を告知するとと
もに、受信時刻を表示するので、メッセージ情報を受信
してから現在までの時間を正確に知ることができる(請
求項3)。また、時間補正情報に基づいて時間補正を行
うので、使用者の手を煩わせることなく自動的に時間補
正を行うことができる(請求項4)。また、指定された
時刻にメッセージ情報を表示することができるので、夜
間などの通信がすいている時に予めメッセージ情報を送
信することにより、通信資源を有効に活用することがで
き(請求項5)、しかもメッセージ情報を表示する時に
告知動作を行うことができる(請求項6)。
項によれば、受信情報中の識別情報を検出し、識別情報
に応じた告知動作を行うようにしたので、着信したメッ
セージ情報の種別を使用者に告知することができる。ま
た、同一の時間情報に基づいて現在時刻を告知するとと
もに、受信時刻を表示するので、メッセージ情報を受信
してから現在までの時間を正確に知ることができる(請
求項3)。また、時間補正情報に基づいて時間補正を行
うので、使用者の手を煩わせることなく自動的に時間補
正を行うことができる(請求項4)。また、指定された
時刻にメッセージ情報を表示することができるので、夜
間などの通信がすいている時に予めメッセージ情報を送
信することにより、通信資源を有効に活用することがで
き(請求項5)、しかもメッセージ情報を表示する時に
告知動作を行うことができる(請求項6)。
【図1】 本発明の一実施形態に係わる無線呼出システ
ムの全体構成を示すブロック図である。
ムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態に係わるブッシュボタンとメッセ
ージ内容の対応関係を示した図である。
ージ内容の対応関係を示した図である。
【図3】 同実施形態に係わるブッシュボタンと表示文
字の対応関係を示したものである。
字の対応関係を示したものである。
【図4】 同実施形態に係わる送信情報生成装置で生成
される送信情報のフォーマットを示したものである。
される送信情報のフォーマットを示したものである。
【図5】 同実施形態に係わる無線呼出端末の外観構成
を示す図である。
を示す図である。
【図6】 同実施形態に係わる無線呼出端末の電気的構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図7】 同実施形態に係わるフォルダの構成例を示し
た図である。
た図である。
【図8】 同実施形態に係わる発音テーブルの内容を示
した図である。
した図である。
【図9】 同実施形態に係わる無線呼出端末の受信動作
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
【図10】 同実施形態に係わる無線呼出端末の告知動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図11】 同実施形態に係わる無線呼出端末の表示動
作を示す図である。
作を示す図である。
【図12】 同実施形態に係わる呼出音の選択動作を示
す図である。
す図である。
10…送信情報生成装置(送信情報生成手段)
22…送信装置(送信手段)
100…送信情報
200…CPU(検出手段)
270…RAM(格納手段)
260…受信部(受信手段)
BS1,BS2,BS3…基地局
TA1,TA2…無線呼出端末(情報受信端末)
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平7−111668(JP,A)
特開 平10−32851(JP,A)
特開 平10−23489(JP,A)
特表2000−500623(JP,A)
国際公開97/17682(WO,A1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04B 7/24 - 7/26 102
H04Q 7/00 - 7/38
Claims (8)
- 【請求項1】 複数種類のメッセージ情報、前記メッセ
ージ情報を識別するための識別情報、前記メッセージ情
報を表示する時刻を指定する表示時刻指定情報の組から
なる送信情報を無線チャネルを介して配信する情報配信
網から前記メッセージ情報を取得する情報受信端末であ
って、 前記無線チャネルを介して送信される前記送信情報を受
信して受信情報を生成する受信手段と、 現在時刻を示す時間情報を生成する時計手段と、 前記時間情報に基づいて現在時刻を告知する時間告知手
段と、 前記受信情報中の識別情報により指定されたフォルダに
空きがあるか否かを判定し、空きがあると判定した場合
には前記受信情報中のメッセージ情報を前記受信情報中
の表示時刻指定情報と対応付けて前記フォルダに格納
し、空きがないと判定した場合には現在時刻を過ぎた時
刻を指定する表示時刻指定情報と当該情報が対応付けら
れたメッセージ情報とを前記フォルダから削除し前記受
信情報中のメッセージ情報を前記受信情報中の表示時刻
指定情報と対応付けて前記フォルダに格納する格納手段
と、 前記時間情報と前記フォルダに格納された表示時刻指定
情報とが一致した時に、当該表示時刻指定情報に対応付
けられたメッセージ情報を前記フォルダから読み出して
表示する表示手段と を備えた情報受信端末。 - 【請求項2】 前記時間情報と前記フォルダに格納され
た表示時刻指定情報とが一致した時に、前記受信手段に
より受信された送信情報中で当該表示時刻指定情報と対
応付けられた識別情報に基づいて当該表示時刻指定情報
に対応付けて前記フォルダに格納されたメッセージ情報
を識別できるように告知動作を行う告知手段 を備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載の情報受信端末。 - 【請求項3】 前記受信情報の受信時刻を示す受信時刻
情報を生成する受信時刻情報生成手段を備え、 前記格納手段は、前記受信情報中のメッセージ情報を前
記受信時刻情報および 前記受信情報中の表示時刻指定情
報と対応付けて前記フォルダに格納する ことを特徴とす
る請求項1に記載の情報受信端末。 - 【請求項4】 前記時計手段は、前記情報配信網から送
信される時間補正情報に基づいて、時間補正を行う こと
を特徴とする請求項1または請求項3に記載の情報受信
端末。 - 【請求項5】 前記識別情報は、前記情報受信端末にお
いて前記メッセージ情報を分類して管理するためのフォ
ルダを指定するフォルダ指定情報である ことを特徴とす
る請求項1に記載の情報受信端末。 - 【請求項6】 前記告知手段は、前記識別情報に対応づ
けて各種の発音データを記憶する記憶部と、前記検出手
段によって検出された前記識別情報に基づいて前記記憶
部から前記発音データを読み出す読出制御部と、読み出
された前記発音データに基づいて発音を行う発音部とを
備える ことを特徴とする請求項1に記載の情報受信端
末。 - 【請求項7】 前記告知手段は、前記識別情報に対応づ
けて各種の発光データを記憶する記憶部と、前記検出手
段によって検出された前記識別情報に基づいて前記記憶
部から前記発光データを読み出す読出制御部と、読み出
された前記発光データに基づいて発光を行う発光部とを
備える ことを特徴とする請求項1に記載の情報受信端
末。 - 【請求項8】 前記告知手段は、前記識別情報に対応づ
けて各種の振動データを記憶する記憶部と、前記検出手
段によって検出された前記識別情報に基づいて前記記憶
部から前記振動データを読み出す読出制御部と、読み出
された前記振動データに基づいて振動する振動部とを備
える ことを特徴とする請求項1に記載の情報受信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4380498A JP3362117B2 (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 情報受信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4380498A JP3362117B2 (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 情報受信端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11243566A JPH11243566A (ja) | 1999-09-07 |
JP3362117B2 true JP3362117B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=12673943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4380498A Expired - Fee Related JP3362117B2 (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 情報受信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3362117B2 (ja) |
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JP3481559B2 (ja) | 2000-06-20 | 2003-12-22 | 日本電気通信システム株式会社 | ファクシミリ信号伝送システム |
US20070204803A1 (en) * | 2006-03-06 | 2007-09-06 | Ramsay Sheldon C | Method and apparatus for wireless message transmission using device worn by animal |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP4380498A patent/JP3362117B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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