JP2001331420A - 電子メール識別情報の伝送方法および伝送システム - Google Patents

電子メール識別情報の伝送方法および伝送システム

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JP2001331420A
JP2001331420A JP2001078694A JP2001078694A JP2001331420A JP 2001331420 A JP2001331420 A JP 2001331420A JP 2001078694 A JP2001078694 A JP 2001078694A JP 2001078694 A JP2001078694 A JP 2001078694A JP 2001331420 A JP2001331420 A JP 2001331420A
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JP2001078694A
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Getsuga Yu
月娥 游
Eikoku Cho
衛國 張
Kogen Rin
宏嚴 林
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AGC TECHNOLOGY Inc
Elan Microelectronics Corp
Original Assignee
AGC TECHNOLOGY Inc
Elan Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータを起動していない情況の下では、
コンピュータの利用者は自分の電子メールボックスに新
しい電子メールが存在するか否かが分からない。仮にメ
ールボックス内にメールが存在しないのに、インターネ
ットに接続すれば、利用者のダイヤルした接続時間と電
話料等が無駄になるという問題があった。 【解決手段】電子メールサービス業者が新たな電子メー
ルを受信した場合、通信ネットを通して利用者の携帯可
能な受信端末装置にこの新しい電子メールの識別情報を
伝送することにより、利用者が時間、場所の制限を受け
ずに新しい電子メールの存在を確認でき、さらに利用者
の希望する受信端末装置に電子メールを受信できるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子メールの伝送に
関し、特に携帯可能な受信端末装置を利用した電子メー
ル識別情報の伝送方法と伝送システムに関する。
【0002】
【従来技術】インターネット(Internet)は、世界的な
広域ネットワークの一つであって、公衆電話回線または
専用通信回線を利用して全世界の利用者へ接続可能であ
る。また、インターネットは利便性、秘密性に優れ、し
かも情報を早く伝達できるだけでなく、低コストで利用
できることから、その技術的な発展、および利用者への
普及速度は凄まじい。この結果、インターネットは既に
人々の日常生活の一部となって来ており、その主なサー
ビス範囲は、少なくとも電子メール(Electronic-mail,
E-mail)とファイル伝送(File Transfer protocol, F
TP)の2種類を含む。
【0003】電子メールは、コンピュータによってメッセー
ジが発信され、受信される情報であって、これは伝統的
な紙に筆で書かれた手紙と異なる。利用者が一通のメー
ルをその他の利用者へ発信したい場合、ワードプロセッ
サを搭載したコンピュータに手紙の内容をキーボード操
作で入力し、コンピュータネットワークを通して、別の
一人または複数の電子メール利用者へ発信する。この場
合、受信者はインターネット上で待ち受けていなくても
よく、すなわち、このコンピュータネットワークに接続
していなくてもよい。実際上、この一通の電子メール
は、先ずインターネットにおける“メールサーバー”
(mail server )と呼ばれる所に記憶された後、受信者
がコンピュータネットワークを通して、メールサーバー
のメールボックスを開けて、そのメールを取り出すこと
によって、そのメッセージを読むことができる。
【0004】電子メールサービスの普及に伴い、電子メール
と人々の生活との係わり合いが年々密になり、電子メー
ルは必需品となってきている。通常、人々は先ずインタ
ーネットを利用することにより電子メールの受信、発信
ができようになる。現在、電子メールの利用者がインタ
ーネットに接続する方式には、主要なものとして次の二
つの方式がある。すなわち、(1)図5に示されている
ように利用者が、パーソナルコンピュータ510を利用
して自動的にダイヤルすることによりモデム512から
電話回路網514を経て電子メールサービス業者516
へダイヤルアップ接続する方式、また(2)利用者自身
がインターネット通信規約に定められたアドレスの全機
能を有するインターネットアドレスを取得する方式であ
る。この両方式のどの方式でも、全ての利用者は電子メ
ールを必要な期限内に見るために自分のメールボックス
を開ける必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、コンピュータを
起動していない情況の下では、コンピュータの利用者は
自分の電子メールボックスに新しいメッセージが存在す
るか否かを調べることができない。仮にメールボックス
内にメールが存在しないのに、インターネットに接続す
れば、利用者のダイヤルした接続時間と電話料等が無駄
になる。このような不都合、無駄は、既存の製品によっ
て解決されていなかった問題である。特に多くの利用者
が一定時間毎にメールを受信するようにコンピュータの
電子メールソフトウエアを設定したならば、ネットワー
クを構成するラインが多くの利用で混雑してしまい、さ
らに大きな問題となる。
【0006】従って、新しい電子メールが着信したかどうか
を利用者に如何にして必要な期限内に知らせ、さらに利
用者に速やかに新しい電子メールを閲覧させるのかは、
ネットワークサービスの一つの重要な課題となってい
る。
【0007】以上のように、従来のインターネットサービス
は、多くの欠点ないし課題を有していた。本発明の主な
目的は、電子メールサービス業者(例えばインターネッ
トプロバイダ)のメールサーバー(mail server) から
電子メールを受信する方式において、各電子メール利用
者自身が電子メール識別(Email IDentification、以
下、EIDと称す)情報の受信端末装置を準備すれば、
何時でも通信ネットワークを通して電子メールの受信を
確認でき、さらに利用者自身で電子メールの受信方式を
設定できる携帯可能な受信端末装置を利用した電子メー
ル識別情報の伝送方法および伝送システムを提供するこ
とにある。
【0008】本発明の他の目的は、利用者の電子メールボッ
クスに新しいメールが存在する場合に、利用者の予め指
定した受信端末装置へEID情報を伝送し、これによっ
て利用者が時間、場所の制限を受けずに電子メールボッ
クスの新しい電子メールを速やかに確認することができ
るようにした電子メール識別情報の伝送方法および伝送
システムを提供することにある。
【0009】本発明のさらに他の目的は、利用者自身がコン
ピュータを起動して自らインターネットに接続する必要
を低減させることにより、利用者の資源、時間を節約
し、作業能率を向上させることにあり、これによって利
用者が、接続時間、電話料を無駄にすることがなく、ま
たメールの有無を確かめるために頻繁に通信ネットワー
クを使用する必要もなく、電子メールボックスに新しい
メールがあるか否かを簡単に確認できる電子メール識別
情報の伝送方法および伝送システムを提供する。
【0010】以上述べた目的に基づき、本発明は電子メール
識別情報の伝送に関連する方法とシステムを提供するも
ので、本発明は利用者による電子メール受信の助けとな
る受信装置、分析装置、および表示装置からなるシステ
ムを含み、その受信装置は電子メールサービス業者から
伝送してきたEID情報の伝送信号を受信するのに用い
られ、分析装置は伝送信号をEID情報に変換するのに
用いられ、また表示装置はEID情報を表示するのに用
いられる。本発明はさらに最新の電子メールの着信状況
を電子メールサービス業者が利用者に知らせる、すなわ
ち、新しい電子メールが着信した場合、EID情報を作
成し、次に、このEID情報を伝送信号に変換した後、
通信ネットワーク伝送の方式で伝送信号を少なくとも一
つの携帯可能な電子メール識別情報受信端末装置(以
下、EID情報受信端末装置と称す)へ送信する方法を
提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
電子メール識別情報の伝送方法は、まず次のステップ
(イ)〜(ハ)で構成される。 (イ)電子メールサービス業者が通信ネットワークを通
じて新たな電子メールを受信する。 (ロ)利用者が指定した携帯可能なEID情報受信端末
装置へ電子メールサービス業者が通信ネットワークを通
じてEID情報を送信する。 (ハ)EID情報受信端末装置が通信ネットワークを通
じてEID情報を受信する。
【0012】さらに、詳細には利用者によるEID情報の受
信の確認後、当該EID情報に対応する電子メールを電
子メールサービス業者から通信ネットワークを通じて受
信端末装置が受信することを特徴としている。さらに、
利用者が指定した携帯可能なEID情報受信端末装置へ
電子メールサービス業者が予め定めた特定時間に通信ネ
ットワークを通じてEID情報を送信することを特徴と
している。さらに、携帯可能なEID情報受信端末装置
は単独製品、あるいは固定型にもしくは着脱自在に他の
電子機器との複合製品とするとともに、利用者による当
該受信端末装置の選択を変更可能としたことを特徴とし
ている。さらに、EID情報は少なくとも電子メールの
通信タイトル、期日、時間、発信者の電子メールボック
ス、発信者の名前、および電話番号等の特殊コードの何
れかを含むことを特徴としている。
【0013】また、本発明の課題を解決する他の電子メール
識別情報の伝送方法は、少なくとも次のステップ(イ)
〜(ハ)で構成される。 (イ)新たな電子メールが着信した場合、当該電子メー
ルのEID情報を電子メールサービス業者が作成する。 (ロ)電子メールサービス業者がEID情報を伝送信号
に変換する。 (ハ)電子メールサービス業者が通信ネットワークを介
してその伝送信号をEID情報受信端末装置へ送信す
る。
【0014】さらに、詳細には利用者によるEID情報の受
信の確認後、当該EID情報に対応する電子メールを電
子メールサービス業者から通信ネットワークを通じて受
信端末装置が受信することを特徴としている。さらに、
電子メールサービス業者が予め定めた特定時間に通信ネ
ットワークを介してその伝送信号をEID情報受信端末
装置へ送信することを特徴としている。さらに、携帯可
能なEID情報受信端末装置は単独製品、あるいは固定
型にもしくは着脱自在に他の電子機器との複合製品とす
るとともに、利用者による当該受信端末装置の選択を変
更可能としたことを特徴としている。さらに、EID情
報は少なくとも電子メールの通信タイトル、期日、時
間、発信者の電子メールボックス、発信者の名前、およ
び電話番号等の特殊コードの何れかを含むことを特徴と
している。
【0015】また、本発明の課題を解決する電子メール識別
情報の伝送システムは、少なくとも次の装置(イ)〜
(ハ)を備え、EID情報を取得する構成としたことを
特徴とする。 (イ)電子メールサービス業者から伝送されてきた伝送
信号を受信するのに用いられる携帯可能なEID受信端
末装置。 (ロ)伝送信号をEID情報に変換するのに用いられる
分析装置。 (ハ)EID情報の表示に用いられる表示装置。
【0016】さらに、詳細にはEID受信端末装置には少な
くともアンテナと無線受信機を含み、分析装置には少な
くとも復号器と制御回路を含み、また表示装置には可視
メッセージないし可聴メッセージを出力できるように少
なくとも表示画面駆動回路と表示画面との組合せ、ない
し警告通知信号出力装置を含み、電子メールサービス業
者からの伝送信号を特定時間に受信できるように構成し
たことを特徴としている。さらに、EID情報を記憶す
るのに用いられる記憶装置を備えたことを特徴としてい
る。さらに、記憶装置に記憶されるEID情報には少な
くとも電子メールの通信タイトル、電子メールの期日と
時間、電子メールの発信者の電子メールボックス、電子
メールの発信者の名前、ないし電子メールサービス業者
の電話番号等の特殊コードを含むことを特徴としてい
る。さらに、受信端末装置は単独製品、あるいは固定型
にもしくは着脱自在に他の電子機器との複合製品とする
とともに、利用者による当該受信端末装置の選択を変更
可能としたことを特徴としている。さらに、電子機器
は、少なくとも個人情報端末、携帯式コンピュータ、無
線電話、携帯電話、簡易携帯電話、ページャ、家庭用情
報電器、衛星携帯電話、衛星ページャ、有線電話、ファ
クシミリ機、コンピュータ、およびテレビのいずれかと
したことを特徴としている。さらに、EID情報を通知
された場合に、電子機器が起動することにより該EID
情報を受信するか、もしくは電子機器が起動状態の時に
のみ該EID情報を受信するか、もしくは利用者の手動
操作で電子機器を起動した時にのみ該EID情報を受信
するかの何れかの構成としたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施例を
図1から図4を参照しながら詳しく述べる。ただし、こ
こで強調しなければならないのは、本発明はさらに広範
囲にその他の実施形態でも実施できることである。すな
わち、本発明の範囲はこれらの実施例の具体的記述に限
定されるものではない。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のEID情報を採
用したシステム100の概略図である。このシステム1
00は、電子メールサービス機器、例えばメールサーバ
を有する電子メールサービス業者110、通信ネットワ
ーク150、例えば電話会社等のネットワークサービス
業者120、および、表示画面140付の携帯可能なE
DI受信端末装置130を備えている。本実施例におい
て、システム100は、電子メールサービス業者110
から通信ネットワーク150を通してEID情報を携帯
可能なEID情報受信端末装置130に伝送するのに用
いられる。ネットワークサービス業者120として、各
種の有線または無線の通信ネットワークがある。有線の
通信ネットワークは電話回線、テレビケーブルまたは各
種ケーブルとすることができる。無線の通信ネットワー
クは、衛星通信ネットワーク、携帯電話またはページャ
通信ネットワーク等とすることができる。
【0019】付け加えて言えば、上記のシステムは2つのシ
ステムの組合せと見なすことができる。一つは電子メー
ルサービス業者がEID情報を伝送するシステムで、他
の一つは利用者の新しい電子メールの取得を助けるシス
テムである。さらに詳細に言えば、前者のシステムは、
少なくとも一つのデータ変換装置と一つの伝送装置とを
含み、そのデータ変換装置はEID情報を伝送信号に変
換するのに用いられ、その伝送装置は伝送信号を利用者
の受信端末へ伝送するのに用いられる。後者のシステム
は、少なくとも一つの携帯可能な受信端末装置、一つの
分析装置と一つの表示装置とを含み、その携帯可能な受
信端末装置は電子メールサービス業者から伝送してきた
伝送信号を受信するのに用いられ、その分析装置は伝送
信号をEID情報に変換するのに用いられ、その表示装
置はEID情報を表示するのに用いられる。
【0020】このような動作手順において、本発明は、自ら
コンピュータを起動することなく、また自らインターネ
ットに接続することもなしに、少なくとも一つの電子メ
ールアドレスに着信したEID情報を表示でき、何時で
もその電子メール用記憶装置にある最新のEID情報を
表示できる方法を提供する。
【0021】図2に示されているとおり、本発明の方法は少
なくとも次のステップS201〜S203を含む。 S201:先ず、電子メールサービス業者110が新し
い電子メールを受信する。
【0022】S202:次に、通信ネットワークの伝送シス
テムを通してEID情報を携帯可能なEID情報受信端
末装置へ伝送する。なお、このステップでは予めEID
情報の文字列(data stream )が伝送信号に変換され
る。また、EID情報は、日付、時間、発信者の電子メ
ールアドレス、発信者の名前、電子メールの通信タイト
ル、または特殊なコード、例えば電子メールサービス業
者の電話番号を含む。ここで注意すべきことは、EID
情報が、予め設計されたデータレコード仕様によって、
これらの全てのデータを必要とするは限らないことであ
る。逆にここで例示しなかった項目も、さらに電子メー
ルの全ての部分についてもEID情報内に加えることが
でき、その電子メールと関連する情報でさえあれば全て
伝送できる。そして、通信ネットワークを経由して電子
メールサービス業者110の伝送信号を携帯可能なEI
D情報受信端末装置130に伝送することができる。
【0023】次に、伝送信号が携帯可能なEID情報受信端
末装置130で受信された後、この伝送信号はEID情
報に復元されるとともにこのEID情報が携帯可能なE
ID情報受信端末装置130の表示画面140上に表示
される。例えば、表示画面140上には、発信元yueho@
pacbell.net、タイトル"HAPPY NEW YEAR 2000"の挨拶メ
ールが表示され、その伝送時間および日付は、西暦2000
年1月1日の朝00:00となる。もちろん、本発明方法にお
けるEID情報の着信表示では、データの画像、文字、
パターン、音声が表示される他、又警告通知信号出力、
例えば音声(ベル音またはピーピー音)、光点滅、文
字、符号等で受信端末装置から新しい電子メールがある
のを知らせ、またEID情報を保管しておけば、受信端
末装置で検索でき、可視メッセージまたは可聴メッセー
ジとして出力できる。
【0024】S203:最後に、利用者が予め指定した受信
端末装置で電子メールを受信する。電子メールを受信す
る装置は、携帯可能なEID情報受信端末装置130そ
のもので良いし、また、その他の電子機器であってもよ
い。例えば、ページャ、携帯電話、ファクシミリ機、パ
ソコン、ノートブック型コンピュータ、個人情報端末
器、電話、テレビ、携帯電話、家庭用情報電器、衛星携
帯電話、衛星ページャ、またはその他の電子メール受信
が可能な装置でも良い。
【0025】なお、今まで身に付けて携帯する電子機器、例
えば、携帯電話等でも、ネットに接続して電子メールを
受信・発送することができるが、伝送機能に限度がある
ので、利用者が大量のデータ、または図面ファイルを受
信する場合、やはり比較的性能の高いパソコンで受信す
る筈である。ただし、利用者はコンピュータの傍に居な
い場合もあるので、EID情報の通知をパソコンへ送る
場合、本発明では、先ず携帯可能な受信装置でEID情
報を受信し、この後にパソコンで電子メール自体を受信
することにより、これまでの受信の不便が著しく改善さ
れた。
【0026】以上の説明から明らかなように、本発明の方法
は二つの方法の組合せからなる。本発明方法の前半のス
テップが、電子メールサービス業者から新しい電子メー
ルの着信を自動的に利用者に知らせる方法に該当し、本
発明方法の後半のステップが、電子メール利用者による
最新の電子メールの受信方法に該当する。
【0027】また、図1に示されている実施例は、電子メー
ルサービス業者110が予め設計された仕様でEID情
報を作成し、さらにネットワークサービス業者120に
適合する伝送信号に変換した上で、この伝送信号を携帯
可能なEID情報受信端末装置130まで伝送すること
を意味する。その伝送信号には、多くの情報、さらに電
子メールサービス業者の広告情報、またはその他の電子
メール、例えば新聞、株式市場、気象、娯楽、商業、生
活情報、運動、星座、交通等の情報も含まれていて、す
べてこの電子メール識別情報伝送のシステムを利用で
き、利用者は希望の電子メールを受信するために、予め
時間を設定することもでき、例えば朝10時の株式市場
情報を毎日、受信することができる。
【0028】また、図1に示されている携帯可能なEID情
報受信端末装置130は、その他の電子機器との組合せ
ることにより高い機能をもたせ、EID情報受信機能を
合わせ持つ受信端末装置として構成させることもでき
る。それは、例えばEID情報受信機能を有する個人情
報端末(PDA)、ノートブック、ハンドヘルトPC、
パームTOP等の携帯可能なコンピュータ、無線電話
器、携帯電話器(CT2、PHS、GSM、CDMA、
GPRS等)、家庭用情報機器、衛星システム、衛星携
帯電話、衛星ページャ、コードページャ(POCSA
G、FLEX、ERMES等)、ページャ(音響ページ
ャ、数字表示型ページャ、英文字型ページャ、中国文ペ
ージャ、スキャナーページャ、FM−サブバンドページ
ャ、無線ページャ等)であり、あるいは携帯可能な電子
機器、さらにより多くのその他の電子機器(例えば電
話、ファクシミリマシン、コンピュータ、テレビ等)と
の着脱自在な組合せも可能である。例えば一人の利用者
の傍にノートブック型コンピュータがあれば、携帯可能
なEID情報受信端末装置をノートブック型コンピュー
タの適当なコネクターへ接続することによって、より高
い機能を有する電子メールEID情報受信端末装置を構
成することができる。
【0029】本発明の一実施例として図3にブロック図で示
されている携帯可能なEID情報受信端末装置300で
は、信号がアンテナ301で受信され、さらに信号は無
線受信機302で復調され、この受信機302で復調さ
れた無線信号データは、復号器303へ伝送されてデコ
ードされる。本実施例中での書式コードとして、FEL
X、POCSAG、ERMES等が利用される。デコー
ドされた後のデータは、制御回路304によって表示駆
動回路305を制御することにより、表示画面306上
に着信信号を表示させて利用者に知らせる。本実施例に
おいては、制御回路304としてマイクロコンピュー
タ、またはマイクロプロセッサを使用し、表示画面30
6としてLCD表示器を使用して文字、画像、光、図形
等を表示し、または発声器で音声を出して利用者に知ら
せる。この電子機器の組合せで電子メール受信端末装置
を構成する場合、一部の装置を共用できるために装置の
構成を部分的に簡略化でき、例えば、制御回路304と
表示駆動回路305とを組合わせて簡略化することがで
きる。
【0030】図4は、本発明の実施例の動作を示すフローチ
ャートである。EID受信端末装置と他の電子機器との
組合わせが固定型または着脱自在の違いに拘わらず、組
合わせた他の電子機器、例えば、ノートブック型コンピ
ュータは、通常の場合、起動した状態のままにしておか
れず、他方、携帯可能なEID情報受信端末装置は消費
電力の低い待機状態を保持されている。EID情報が送
付されると、組合わせた他の電子機器の起動状態に応じ
て、まず第一の場合として、組合せた電子機器が起動し
た状態にある場合、EID情報受信端末装置がEID情
報を受信する。第二の場合として、組合せた電子機器が
起動していない場合、EID情報受信端末装置は自動的
に起動してEID情報を受信する。また第三の場合とし
て、利用者が電子メールが送付されたのを知った時に、
EID情報受信端末装置は手動操作による電子機器の起
動によりEID情報を受信する。
【0031】他の電子機器の起動状態の違いによる3つの場
合の状況の差異にかかわらず、EID情報受信端末装置
は次のステップS400〜S450で動作する。 S400:先ず、制御回路によりEID情報受信端末装
置を待機状態に置く。 S410:そして随時データ信号(伝送信号)の到着を
感知する。 S420:制御回路でEID情報の伝送信号の着信が感
知されたら、同伝送信号の受信が終了したか否かが判断
される。 S430:その後、果たしてこの到着した伝送信号がE
ID通信規約と所定様式に合致しているか否かが判断さ
れる。 S440:EID情報の伝送信号と確認された場合、伝
送信号のデータが受信されるとともに受信が終了したか
否かが判断される。 S450:最後に、伝送信号はEID情報に復調されて
表示パネル上に表示される。
【0032】したがって、身に付ける携帯可能なEID情報
受信端末が経済性の観点から電子メールの通知または簡
単なEID情報を受信する機能を有するだけのものであ
っても、また電子メール受信端末の組合わせが固定型ま
たは着脱自在の違いに拘わらず、また人が、車内にいる
か、会社のコンピュータの傍で行動しているか、または
友達のファクシミリ機の傍にいるかに拘わらず、受信の
し忘れなく、適当な時間に完全なまたは複雑で多量の電
子メールを受信することができる。
【0033】以上述べた本発明の実施例の記載に拘わらず、
開示された技術思想の範囲内での同等の効果を奏する変
更または修正は、いずれも本発明の範囲に含まれる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
で提案した種々の方法とシステムでは、利用者の電子メ
ールボックスに新しい電子メールがある場合、EID情
報が利用者端末装置に伝送されるとともに利用者端末装
置に可視メッセージまたは可聴メッセージが表示される
ので、利用者が表示されたメッセージに基づいて直ちに
電子メールを閲覧することができる。さらに、本発明で
は伝送の前に先ず利用者が電子メールを受信するか否か
を決めることもできる。また、本発明では利用者が、自
らコンピュータを起動する必要がなく、自らインターネ
ットに接続する必要もなく、さらに利用者の接続時間、
電話料を無駄にすることがなく、またインターネット回
線を頻頻に使用する必要もなく、利用者の電子メールボ
ックスに新しいメールがあるか否かを確認できるので、
資源の節約、時間の節約、作業能率の向上の目的を達成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として示す電子メール識別情
報の伝送システムを示すブロック構成図である。
【図2】図1の伝送システムにおける電子メール識別情
報の伝送フローを示すチャート図である。
【図3】図1の伝送システムにおける携帯可能なEID
情報受信端末装置におけるEID情報の受信フローを示
すチャート図である。
【図4】図1の伝送システムの動作を示すフローチャー
ト図である。
【図5】電子メールを受信する既存のダイヤルアップ接
続方法を示す図である。
【符号の説明】
110 電子メールサービス業者 120 ネットワークサービス業者 130 EID情報受信端末装置 140 表示画面 150 通信ネットワーク 301 アンテナ 302 無線受信機 303 復号器(デコーダ) 304 制御回路 305 表示画面駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 游 月娥 台灣、新竹科學工業園區研發四路1號 (72)発明者 張 衛國 台灣、新竹市北區延平路一段317巷30號5 樓 (72)発明者 林 宏嚴 台灣、新竹縣竹北市光明十街36巷22號

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも次のステップ(イ)〜(ハ)を
    含むことを特徴とする電子メール識別情報の伝送方法。 (イ)電子メールサービス業者が通信ネットワークを通
    じて新たな電子メールを受信する。 (ロ)利用者が指定した携帯可能な電子メール識別情報
    受信端末装置へ電子メールサービス業者が通信ネットワ
    ークを通じて電子メールの識別情報を送信する。 (ハ)電子メール識別情報受信端末装置が通信ネットワ
    ークを通じて電子メール識別情報を受信する。
  2. 【請求項2】利用者による識別情報の受信の確認後、当
    該識別情報に対応する電子メールを電子メールサービス
    業者から通信ネットワークを通じて受信端末装置が受信
    することを特徴とする請求項1記載の電子メール識別情
    報の伝送方法。
  3. 【請求項3】利用者が指定した携帯可能な電子メール識
    別情報受信端末装置へ電子メールサービス業者が予め定
    めた特定時間に通信ネットワークを通じて電子メールの
    識別情報を送信することを特徴とする請求項1記載の電
    子メール識別情報の伝送方法。
  4. 【請求項4】携帯可能な電子メール識別情報受信端末装
    置は単独製品、あるいは固定型にもしくは着脱自在に他
    の電子機器との複合製品とするとともに、利用者による
    当該受信端末装置の選択を変更可能としたことを特徴と
    する請求項1ないし3記載のいずれかの電子メール識別
    情報の伝送方法。
  5. 【請求項5】識別情報は少なくとも電子メールの通信タ
    イトル、期日、時間、発信者の電子メールボックス、発
    信者の名前、および電話番号等の特殊コードの何れかを
    含むことを特徴とする請求項1ないし4記載のいずれか
    の電子メール識別情報の伝送方法。
  6. 【請求項6】少なくとも次のステップ(イ)〜(ハ)を
    含むことを特徴とする電子メール識別情報の伝送方法。 (イ)新たな電子メールが着信した場合、当該電子メー
    ルの識別情報を電子メールサービス業者が作成する。 (ロ)電子メールサービス業者が識別情報を伝送信号に
    変換する。 (ハ)電子メールサービス業者が通信ネットワークを介
    してその伝送信号を電子メール識別情報受信端末装置へ
    送信する。
  7. 【請求項7】利用者による識別情報の受信の確認後、当
    該識別情報に対応する電子メールを電子メールサービス
    業者から通信ネットワークを通じて受信端末装置が受信
    することを特徴とする請求項6記載の電子メール識別情
    報の伝送方法。
  8. 【請求項8】電子メールサービス業者が予め定めた特定
    時間に通信ネットワークを介してその伝送信号を電子メ
    ール識別情報受信端末装置へ送信することを特徴とする
    請求項6ないし7記載のいずれかの電子メール識別情報
    の伝送方法。
  9. 【請求項9】携帯可能な電子メール識別情報受信端末装
    置は単独製品、あるいは固定型にもしくは着脱自在に他
    の電子機器との複合製品とするとともに、利用者による
    当該受信端末装置の選択を変更可能としたことを特徴と
    する請求項6ないし8記載のいずれかの電子メール識別
    情報の伝送方法。
  10. 【請求項10】識別情報は少なくとも電子メールの通信
    タイトル、期日、時間、発信者の電子メールボックス、
    発信者の名前、および電話番号等の特殊コードの何れか
    を含むことを特徴とする請求項6ないし9記載のいずれ
    かの電子メール識別情報の伝送方法。
  11. 【請求項11】少なくとも次の装置(イ)〜(ハ)を備
    え、電子メール識別情報を取得するように構成したこと
    を特徴とする電子メール識別情報の伝送システム。 (イ)電子メールサービス業者から伝送されてきた伝送
    信号を受信するのに用いられる携帯可能な受信端末装
    置。 (ロ)伝送信号を電子メールの識別情報に変換するのに
    用いられる分析装置。 (ハ)識別情報の表示に用いられる表示装置。
  12. 【請求項12】受信端末装置には少なくともアンテナと
    無線受信機を含み、分析装置には少なくとも復号器と制
    御回路を含み、また表示装置には可視メッセージないし
    可聴メッセージを出力できるように少なくとも表示画面
    駆動回路と表示画面との組合せ、ないし警告通知信号出
    力装置を含み、電子メールサービス業者からの伝送信号
    を特定時間に受信できるように構成したことを特徴とす
    る請求項11記載の電子メール識別情報の伝送システ
    ム。
  13. 【請求項13】識別情報を記憶するのに用いられる記憶
    装置を備えたことを特徴とする請求項11ないし12記
    載のいずれかの電子メール識別情報の伝送システム。
  14. 【請求項14】記憶装置に記憶される識別情報には少な
    くとも電子メールの通信タイトル、電子メールの期日と
    時間、電子メールの発信者の電子メールボックス、電子
    メールの発信者の名前、ないし電子メールサービス業者
    の電話番号等の特殊コードを含むことを特徴とする請求
    項13記載の電子メール識別情報の伝送システム。
  15. 【請求項15】受信端末装置は単独製品、あるいは固定
    型にもしくは着脱自在に他の電子機器との複合製品とす
    るとともに、利用者による当該受信端末装置の選択を変
    更可能としたことを特徴とする請求項11ないし14記
    載のいずれかの電子メール識別情報の伝送システム。
  16. 【請求項16】電子機器は、少なくとも個人情報端末、
    携帯式コンピュータ、無線電話、携帯電話、簡易携帯電
    話、ページャ、家庭用情報電器、衛星携帯電話、衛星ペ
    ージャ、有線電話、ファクシミリ機、コンピュータ、お
    よびテレビのいずれかとしたことを特徴とする請求項1
    5記載の電子メール識別情報の伝送システム。
  17. 【請求項17】電子メールの識別情報を通報された場合
    に、電子機器が自動的に起動することにより該識別情報
    を受信するか、もしくは電子機器が起動状態の時にのみ
    該識別情報を受信するか、もしくは利用者の手動操作で
    電子機器を起動した時にのみ該識別情報を受信するかの
    何れかの構成としたことを特徴とする請求項11ないし
    16記載のいずれかの電子メール識別情報の伝送システ
    ム。
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