JP2001309074A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2001309074A
JP2001309074A JP2000121153A JP2000121153A JP2001309074A JP 2001309074 A JP2001309074 A JP 2001309074A JP 2000121153 A JP2000121153 A JP 2000121153A JP 2000121153 A JP2000121153 A JP 2000121153A JP 2001309074 A JP2001309074 A JP 2001309074A
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electronic mail
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Tetsuya Sanada
哲弥 真田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム開発に掛かるコストを削減し、既
存のプロトコルと遅いデータ通信速度にも対応したネッ
トワーク対応型のアプリケーション・プログラムを実装
した携帯電話機を提供する。 【解決手段】 電子メールの送受信機能を備えた携帯電
話機において、受信した電子メールのヘッダに含まれる
所定の項目にあらかじめ設定された特定の文字列がある
か否かを判定する手段と、前記特定文字列が検出されな
かった電子メールについてはそのメール本文の文字列を
ディスプレイに表示する手段と、前記特定文字列が検出
された電子メールについてはそのメール本文をあらかじ
め設定されたアプリケーション・プログラムに引き渡す
手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
とくにインターネットなどのデータ通信ネットワークに
接続して電話機単体で電子メールを送受信できる機能を
備えた携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話機は基本機能である通話
機能の他に、データ通信機能も備えている。とくに移動
体電話網に介在するゲートウエイサーバーが移動体電話
網とインターネットとの相互接続を仲介するとともに、
携帯電話機に実装されたWebページ閲覧ソフトウエア
(ブラウザ)や電子メール送受信ソフトウエアと、従来
に較べて大画面で画素数の多いドットマトリクス・ディ
スプレイとによって、電話機単体でWWWサーバーにア
クセスして所望のホームページのコンテンツを表示した
り、電子メールを送受信したりすることが可能となっ
た。
【0003】また、従来と比較して表示容量の多いディ
スプレイを活用して、例えば、アニメーション・キャラ
クタが時間や所定のユーザ入力によって変化するゲーム
など独自のアプリケーション・プログラムを実装した携
帯電話機もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように現在の
携帯電話機はネットワークに接続してデータ通信を行う
機能に加え、独自のアプリケーション・プログラムも実
装していることになる。そこで、このアプリケーション
・プログラムをネットワーク対応型に発展させることも
可能となる。すなわち、ネットワークを介して他の携帯
電話機やコンピュータとデータ通信し、そのデータ通信
の内容に基づいてアプリケーション・プログラムが所定
の処理を実行するのである。
【0005】しかし、現在の移動体通信網におけるデー
タ通信は、パケット単位など、通信したデータ量に応じ
て通信費が課金されるシステムが広く採用されている。
したがって、独自アプリケーション・プログラムを実行
するために多大なデータをやりとりしていてはユーザに
多くの通信費を負担させることになる。
【0006】また、現在の移動体通信網におけるデータ
通信速度は転送速度は決して速いとは言えず、通信時間
そのものも長くなる。そのため、移動体通信網の特性
上、データ通信中に携帯電話が利用圏外に出てしまい、
セッションが継続できなくなる可能性もある。
【0007】また、アプリケーション・プログラム用の
通信プロトコルを別途用意する必要も発生する。しか
し、アプリケーション・プログラムごとに独自のプロト
コルを採用した通信プログラムを開発していたのでは開
発に掛かる時間とコストが多くなる。しかも、使用する
通信プロトコルが移動体通信事業者側で正規の通信プロ
トコルとして認められない限りは、その移動体通信網や
ゲートウエイサーバーを通過してインターネットに流通
させることもできない。
【0008】そこで本発明は、プログラム開発に掛かる
コストを削減し、既存のプロトコルと遅いデータ通信速
度にも対応したネットワーク対応型のアプリケーション
・プログラムを実装した携帯電話機を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子メールの
送受信機能を備えた携帯電話機において、受信した電子
メールのヘッダに含まれる所定の項目にあらかじめ設定
された特定の文字列があるか否かを判定する手段と、前
記特定文字列が検出されなかった電子メールについては
そのメール本文の文字列をディスプレイに表示する手段
と、前記特定文字列が検出された電子メールについては
そのメール本文をあらかじめ設定されたアプリケーショ
ン・プログラムに引き渡す手段とを備えた携帯電話機と
している。
【0010】また、特定のアプリケーション・プログラ
ムを実行させて適宜にテキストデータを生成するアプリ
ケーション実行手段と、電子メールのヘッダ中の所定項
目にあらかじめ設定されている文字列を記入するととも
に前記アプリケーション実行手段が生成した前記テキス
トデータを電子メールの本文に記載する特定電子メール
作成手段と、この電子メール作成手段によって作成され
た電子メールについてはその本文をディスプレイに表示
しないであらかじめ設定された宛先に送信する手段とを
備えた携帯電話機とすることとしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】===ネットワークの概略=== 本発明の携帯電話機を含むネットワーク構成として、イ
ンターネットを主体としたネットワークを例として挙
げ、図1にそのネットワークの概略構成図を示した。イ
ンターネットには、WWWサーバーやメールサーバーな
ど多数のホストコンピュータ10や不特定多数のユーザ
が使用するパーソナルコンピュータなどのユーザ端末2
0とが有機的に結合されている。
【0012】その一方で、多数の携帯電話機1はその電
話機が加入している移動体通信事業者(以下、事業者)
の移動体通信網30にエアインターフェースを介して無
線基地局31と接続する。そして、それぞれの事業者が
管理・運営するゲートウエイサーバー32によって移動
体通信網30とインターネットとが接続される。それに
よって、携帯電話機1とインターネットとが接続され
る。
【0013】この携帯電話機1にブラウザや電子メール
送受信ソフトウエアが実装されていれば、ブラウザを起
動して所定のURLを指定し、所定のWWWサーバーに
ある所定のWebページのHTML文書を受け取って閲
覧することができるし、携帯電話機1にて作成した電子
メールをある電子メールアドレス(以下、アドレス)に
宛てて送信すれば、周知のSMTPの手順に従って受取
人のアドレスに相当するメールボックスがあるメールサ
ーバーに送達することになる。
【0014】また、携帯電話機1ごとにアドレスが割り
当てられており、その携帯電話のアドレスに宛てた電子
メールは、宛先の携帯電話1が加入する事業者によって
管理・運営されているメールサーバー33に送達する。
なおこの実施例では、携帯電話機1に宛てられた電子メ
ールは、多くの事業者が採用する「プッシュ型」の電子
メール配信方式によって、携帯電話機1が通話可能な状
態にあれば、この携帯電話機1に直ちに転送されて着信
することとする。
【0015】===携帯電話機の構成と基本動作=== <基本構成>図2は本発明の実施例における携帯電話の
外観図を示しており、図3は、その概略構成図を示して
いる。この携帯電話機1の外観や基本構成は、単体でイ
ンターネット接続機能を備えた他の携帯電話機と同様で
ある。すなわち、外観的にはアンテナ3が植設されたケ
ース2の表面にテンキーや各種設定/操作入力キーを備
えたキー操作部4や160×120ドット程度の表示画
素数を有する液晶パネル(LCD)5、送話器7および
受話器6、着信通知音や警告音などを専用に出力するた
めのスピーカ8などが適宜に配設されている。
【0016】また、内部構成としてはCPU41、RA
M42、ROM43を含んで構成される制御部40が無
線部50や音声信号回路部60やその他の周辺各構成部
を制御してこの携帯電話1を統括している。操作制御部
44は、キー操作部4にて入力されたユーザ入力情報を
CPU41に転送し、表示制御部45は、ビデオRAM
とLCD駆動回路とを含んで、制御部40から受け取っ
た画像データをビデオRAMにビットマップ展開すると
ともに、そのビットマップ画像をLCD5に表示する。
また、フラッシュメモリなどによって構成される不揮発
性メモリ46は、外部入力されたデータを無給電時にも
保持する。この不揮発性メモリ46に格納されるデータ
としては、電話番号、電子メールアドレス、URL(ブ
ックマーク)、送受信した電子メールなどがある。
【0017】無線部50は、基地局とエアーインタフェ
ースを介して受信した電波を増幅しし、その受信電波か
ら通話音声に相当するPCM音声データを復調したり、
PCM音声データを変調してその変調波を増幅してエア
ーインタフェースに送出しりする。
【0018】音声信号処理部60は、無線部50によっ
て受信電波から復調されたPCM音声データをアナログ
の音声信号にD/A変換して受話器6に送出するための
受信信号処理回路や送話器7より入力される通話音声を
PCM音声データにA/D変換して無線部50に与える
ための送信信号回路部、および着信通知音などを生成し
てスピーカ8に音響出力するためのトーン発生器などを
含んでいる。
【0019】本実施例の携帯電話機1は、操作制御部4
5を介して入力されるキー操作部4からの操作入力に従
ってCPU41がROM43に格納されている各プログ
ラムをRAM42に展開/実行することで、通常の通話
機能の他に、ブラウザ機能や電子メール送受信機能ある
いは独自アプリケーション・プログラム機能など、動作
モードを適宜に切り替えて使用することができる。
【0020】また、各動作モードの実行時には、ユーザ
入力された操作情報に応じて所定の処理を行ってその処
理結果を適宜な形式のデータに加工してRAM42や不
揮発性メモリ46に格納したり、動作状態やデータ処理
結果などの各種情報を液晶パネル5に表示出力させた
り、あるいは音声信号処理部50を制御して適宜な音声
信号をスピーカ8や受話器6に音響出力させたりする。
【0021】===アプリケーション・プログラム==
= 本実施例において、携帯電話機1が実装するアプリケー
ション・プログラムは、ネットワークを介したデータ通
信を通じて所定の処理を実行していくネットワーク対応
型となっている。しかもこのアプリケーション・プログ
ラムは、電子メール送受信ソフトウエアと連携して動作
することで、独自の通信プログラムを必要しないところ
に特徴がある。以下、基本的な電子メール送受信動作を
含めてこのアプリケーション・プログラムの動作につい
て説明する。
【0022】<アプリケーション・プログラムの概略>
アプリケーション・プログラムは、ネットワークに対応
しない一般的なアプリケーション・プログラムと同様
に、その起動中に所定のユーザ入力を受け付けて所定の
処理を実行し、その処理結果をLCDやスピーカに適宜
に出力する処理に加え、あらかじめ設定されている所定
のテキストデータが与えられると、そのテキストデータ
を解釈して所定の処理を実行する。また、キー操作な
ど、所定のユーザ入力に応動して所定のテキストデータ
を生成する処理も実行する。
【0023】本実施例ではアプリケーション・プログラ
ムがパラメータや命令コードとして受け取ることのでき
るデータ、あるいはキー操作に相当する操作データごと
に文字列のテキストデータを対応付けしたテーブルをR
OM13などに用意しておくことでテキストデータの解
釈や生成を実現している。すなわち、アプリケーション
・プログラムがそのテーブルを参照することで与えられ
たテキストデータに応じて適宜な処理を実行したり、所
定の操作に対して所定のテキストデータを生成するので
ある。なお、数字などはその配列が無数に存在するた
め、テーブルによって規定せず、そのまま数値として処
理することとしてもよい。つぎに、電子メール送受信ソ
フトウエアとアプリケーション・プログラムとの連携動
作について、主に制御部にて実行される処理によって説
明する。
【0024】<電子メールの受信に連動する処理>上述
したように、携帯電話機における電子メールは「プッシ
ュ型」メール配信方式によってメールボックスに送達さ
れ次第直ちに受信される。制御部40では、受信した電
子メールについて、送信元受取人のメールアドレスや件
名などが記載されたメールヘッダを取得する処理を実行
する。そして、このメールヘッダの所定項目(例えば件
名)にあらかじめROM43や不揮発メモリ46内にア
プリケーション・プログラムに関連した情報として記憶
/設定されている所定の文字列など、所定の条件に一致
した情報があるか否かを検査する。条件に一致した情報
が無ければ、着信音を鳴動させるなどメールの着信通知
処理を実行し、電子メールの本体(ヘッダ情報とメール
本文)を不揮発性メモリ46に格納する。そして、所定
のユーザ入力に従ってそのメールの本文を読み出してL
CD5に表示する。
【0025】しかし、所定項目にあらかじめ設定されて
いる情報がある場合、制御部40ではその電子メールに
ついては、着信通知処理やメール本文の表示処理に代替
してメール本文に記載されている文字列(テキストデー
タ)を取得する処理を実行する。そして、この文字列を
アプリケーション・プログラムが起動されたときにこの
プログラムに適時に受け渡す。それによって、アプリケ
ーション・プログラムは受け取った文字列に相当するテ
キストデータに従って所定の処理を実行する。もちろ
ん、条件に一致した電子メールを受信した時点でアプリ
ケーション・プログラムを起動し、取得した文字列をこ
のプログラムに与えることとしてもよい。
【0026】<電子メールの送信に連動させる処理>ユ
ーザによる通常の電子メールの送信手順は、まず、携帯
電話機1の電子メール送受信ソフトウエアを起動し、キ
ー操作部から入力される文字をLCD5で見ながら、ア
ドレスと、件名と、電子メール本文とを所定の書式に則
って順次入力して電子メールを作成する。そして、送信
指示をユーザ入力する。それによって、作成された電子
メールが受取人のメールアドレスに宛てて送信される。
【0027】一方、アプリケーション・プログラムに連
動した電子メールの送信処理は、制御部40が主体とな
っ自動的に行われる。その手順としては、まず、上述し
たようにアプリケーション・プログラムがその起動中に
所定のユーザ入力に応じて所定のテキストデータを生成
する。制御部40では、このテキストデータを取得する
とともに、アプリケーション・プログラムの実行に並行
して、電子メールの作成処理を実行する。
【0028】具体的には、メールヘッダの所定項目(例
えば件名)にあらかじめ設定されている所定の情報を記
述し、メール本文にアプリケーション・プログラムより
取得したテキストデータを記載して電子メールを作成す
る。そして、この電子メールをあらかじめ設定されてい
る受取人のメールアドレスに宛てて送信する。また、こ
のようにアプリケーション・プログラムによるテキスト
データの生成を契機に作成された電子メールについて
は、そのメール本文の表示やメールを送信した旨の通知
を行わないこととしている。
【0029】なお、アプリケーション・プログラムとし
ては、上記<電子メールの受信に連動する処理>のみを
行うだけとしたり、その逆に<電子メールの送信に連動
させる処理>だけを行うこととしてもよい。
【0030】===応用例1=== ここで、上述のアプリケーション・プログラムの具対例
を挙げてみる。例えば、ある情報(天気、所定銘柄の株
価など)の提供者に対し、その情報を電子メールで適時
に送ってもらうように依頼しておく。
【0031】その電子メールの本文には提供される情報
が短い文字列(天気なら「ハレ」「ユキ」など、株価な
ら「1500エン」など)によって記載されている。そ
して、携帯電話機側では、受信した電子メールのヘッダ
部分にある情報(差出人アドレスや件名あるいはその両
方)があらかじめ設定されている情報に一致する場合、
その電子メールの本文の文字列がアプリケーション・プ
ログラムに引き渡される。アプリケーション・プログラ
ムは、この受け取った文字列に応じて所定の処理を実行
する。例えば、天気情報であれば天気マークを表示した
り、株価であればこの受信機会以前に取得した株価とあ
わせて株価の推移グラフなどを表示したりすることが考
えられる。あるいは、天気や株価の上下に応じて特定の
アニメーション・キャラクタの表情やポーズが変化する
など受け取ったテキストデータを間接的に表現すること
も考えられる。もちろん、表示出力に限らず、解釈した
文字列に応じてスピーカから音響出力させるメロディを
変えるなどしてもよい。
【0032】なお、アプリケーション・プログラムを起
動するタイミングは、ユーザ入力時に限らず、条件に一
致した電子メールの送達時に行ってもよい。それによっ
て、例えば、短期の天気予報などであれば外出の直前に
傘を用意したりすることもできるであろうし、株価であ
ればリアルタイムにその変動を把握することができ、取
引の機会を逸することも少なくなる。
【0033】また、情報の発信元と受信者とがそれぞれ
携帯電話機であって、発信元の携帯電話機が実装するア
プリケーション・プログラムが所定のユーザ入力に応じ
て所定のテキストデータを生成して、そのテキストデー
タをメール本文にして所定のヘッダ情報を記述して指定
の携帯電話機に宛てて送信することとし、受信側の携帯
電話機にはこの電子メールを受信してその本文のテキス
トに応じて所定の処理を実行するアプリケーション・プ
ログラムが実装されているという応用形態も考えられ
る。この応用形態においては、2つの携帯電話機では、
同じテキストに対して生成と解釈という非対称の処理が
行われることになる。
【0034】===応用例2=== 上述の応用例1は、電子メールの送信や受信の一方にの
み連動するアプリケーション・プログラムについて説明
したものである。次に電子メールの送信、受信の両処理
にも連動した例を応用例2として挙げる。
【0035】これは2台の携帯電話機間で「対戦型ゲー
ム」などを行う場合に適用できる。例えば、電子メール
を交換する2台の携帯電話機AとBには同じアプリケー
ション・プログラムが実装されているものとする。そし
て、そのアプリケーション・プログラムが「将棋」など
対戦型ゲーム・プログラムであるとする。
【0036】2人の対戦者はゲーム・プログラムの初期
設定として、対戦相手の携帯電話機の電子メールアドレ
スをゲームの対戦者としてあらかじめ設定しておく。こ
こで、一方の携帯電話機Aにて最初にゲーム・プログラ
ムが起動されたとする。LCDには駒が初期配置された
将棋盤が表示される。そして、適宜なキー操作によって
駒を動かす。
【0037】携帯電話機Aにはそのキー操作に応じて駒
が再配置された画像がLCDに表示される。そして、こ
の表示処理の「裏」では、電子メールの作成と送信処理
が行われる。例えば、この電子メールがゲーム・プログ
ラムに起因するメールである旨の情報としてゲーム・プ
ログラム名などを件名とし、「2六歩」など最初の手を
メール本文に記載した電子メールを作成する。そして、
この電子メールを先に設定された対戦者の電子メールア
ドレスに宛てて送信する。
【0038】この電子メールが携帯電話機Bに送達する
と、通常の着信音とは異なる着信音をならすなどして対
戦者が手を打ったことを通知し、ゲーム・プログラムを
起動する。ゲーム・プログラムは、電子メールの本文に
記載されている手に従って駒が再配置された将棋盤を表
示する。ここで、後手が手を打つと、携帯電話機Bでは
駒が再配置され、携帯電話機Aではゲーム・プログラム
が起動して携帯電話機Bと同じ配置の将棋盤が表示され
る。このようにして順次ゲームを進行させていくのであ
る。
【0039】なお、対戦者からの電子メールを受信した
ときに通知処理やゲーム・プログラムの起動処理をしな
くてもよく、ユーザ入力に従ってゲーム・プログラムが
起動されたときに対戦者が手を打った旨の通知とその結
果を表示することとしてもよい。
【0040】===その他=== 電子メールが流通するネットワークとしては、上述の実
施例にあるインターネット上のものに限らない。すなわ
ち、ある携帯電話機が加入する移動体通信網内だけで流
通する電子メールもある。もちろん、本発明はインター
ネットに限らず、携帯電話機が接続可能なネットワーク
を通じて電子メールを送受信できれば、いかなる携帯電
話機でも適用が可能である。
【0041】また、1台の携帯電話機に複数種のアプリ
ケーション・プログラムが実装されていてもよい。また
アプリケーション・プログラムは、上記実施例のように
携帯電話機に固有に実装されている形態の他に、ネット
ワークやパーソナルコンピュータとのデータ通信など、
外部入力によって不揮発メモリなどに書き込むこととし
てもよい。もちろん、携帯電話機に交換可能な記憶媒体
とのインタフェースを内蔵すれば、媒体を交換する方式
とすることも可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、携帯電話機にネットワ
ーク対応型のアプリケーション・プログラムを低コスト
で実装することができる。しかも、そのアプリケーショ
ン・プログラムは、電子メールの本文に記載するテキス
トデータをパラメータや命令文として使用するため、デ
ータ通信に掛かる時間やコストが極めて低い。
【0043】また、携帯電話機における「プッシュ型」
メール配信方式の特性を活用すれば、アプリケーション
・プログラムの実行機会ごとにネットワークに接続する
操作が不要となる。すなわち、電子メールが着信され次
第アプリケーション・プログラムを起動したり、起動機
会に着信済みの電子メールの本文に記載されていたパラ
メータなどがアプリケーション・プログラムに引き渡さ
れる。
【0044】また、電子メール1通単位でデータ通信が
行われるため、電子メールの送受信処理中にセッション
が途切れても、確実にアプリケーション・プログラムに
必要なデータの受け渡しがなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話機における実施例を含むネッ
トワーク概略図である。
【図2】上記携帯電話機の概略外観図である。
【図3】上記携帯電話機の内部構成図の概略を示してい
る。
【符号の説明】 1 携帯電話機 4 操作キー 5 液晶表示パネル 30 移動体通信網 32 ゲートウエイサーバー 33 メールサーバー 40 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 FF22 HH00 5K067 AA41 BB04 BB21 DD17 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23 5K101 KK02 LL02 LL12 MM07 NN18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールの送受信機能を備えた携帯電
    話機において、受信した電子メールのヘッダに含まれる
    所定の項目にあらかじめ設定された特定の文字列がある
    か否かを判定する手段と、前記特定文字列が検出されな
    かった電子メールについてはそのメール本文の文字列を
    ディスプレイに表示する手段と、前記特定文字列が検出
    された電子メールについてはそのメール本文をあらかじ
    め設定されたアプリケーション・プログラムに引き渡す
    手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  2. 【請求項2】 電子メールの送受信機能を備えた携帯電
    話機において、特定のアプリケーション・プログラムを
    実行させて適宜にテキストデータを生成するアプリケー
    ション実行手段と、電子メールのヘッダ中の所定項目に
    あらかじめ設定されている文字列を記入するとともに前
    記アプリケーション実行手段が生成した前記テキストデ
    ータを電子メールの本文に記載する特定電子メール作成
    手段と、この電子メール作成手段によって作成された電
    子メールについてはその本文をディスプレイに表示しな
    いであらかじめ設定された宛先に送信する手段とを備え
    ることを特徴とする携帯電話機。
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