JP3361223B2 - 回転式基板処理装置 - Google Patents

回転式基板処理装置

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JP3361223B2
JP3361223B2 JP34758595A JP34758595A JP3361223B2 JP 3361223 B2 JP3361223 B2 JP 3361223B2 JP 34758595 A JP34758595 A JP 34758595A JP 34758595 A JP34758595 A JP 34758595A JP 3361223 B2 JP3361223 B2 JP 3361223B2
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譲一 西村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板
等の基板を水平姿勢に保持して鉛直軸回りに回転させな
がらフォトレジスト液、洗浄液、現像液、エッチング液
等の処理液を基板表面へ供給して処理を行なう回転式基
板処理装置、特に、回転台の上面から少し間隔を設けて
基板を支持する回転式基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ等の基板を、水平姿勢に支
持され鉛直軸回りに回転させられる回転台の上面から所
定間隔を設けて水平姿勢に支持し、この状態で基板を回
転させながら処理液を基板表面へ供給して処理を行なう
回転式基板処理装置においては、例えば特開平5−90
238号公報や実開平4−65446号公報に開示され
たように、回転台の上面に複数個の支持ピンを立設し、
これらの支持ピンによって基板を位置決めし保持するよ
うにしている。このような処理装置では、基板は回転台
の上面から少し浮いた状態で保持されるので、基板が回
転台に当接して載置される場合に生じる基板裏面の損傷
や汚染を避けることができる一方、基板処理中に飛散し
た処理液のミストが基板の下側に回り込んで基板裏面に
付着し、ミストによって基板裏面が汚染される、といっ
た別の問題を生じる。このような問題を解消する方法の
1つとして、基板を回転させながら処理している際に基
板裏面へ純水等のリンス液を吹き付けて基板裏面へのミ
ストの回り込みを防止する、いわゆるバックリンスを行
なう方法があるが、特開平7−130695号公報に
は、基板処理中に少なくとも基板と同程度の大きさを有
する上下移動部材を基板裏面に近接させてミストが基板
裏面へ回り込むのを防止するようにした回転式基板処理
装置が開示されている。
【0003】同号公報に開示された処理装置は、図4に
その概略構成を一部破断した状態の正面図で示し、図5
にその一部を拡大断面図で示すように、基板Wを水平姿
勢に保持して鉛直軸回りに回転する基板回転保持具70
を有している。基板回転保持具70は、下面の中心部に
回転軸74が垂設され、水平姿勢にかつ鉛直軸回りに回
転自在に支持されて、モーター76に回転軸74を介し
て連結された回転台72を備えている。回転台72の上
面には、基板Wの周縁に当接して基板Wを位置決めし水
平姿勢に支持する複数個の支持ピン78がねじ込み固定
されており、また、図5に示すように複数個の微小突起
80が突設されている。支持ピン78は、円柱状の胴部
78aと、この胴部78aの上部に一体形成され、外周
縁が胴部78aの外周面より外側に張り出し、上面が基
板Wの周縁と当接して基板Wを支持する鍔部78bと、
この鍔部78bの上部に一体形成され、基板Wの周縁と
当接して基板Wの水平方向の移動を規制する小突起78
cとから構成されている。
【0004】回転台72の上面側には、薄板材からなる
円形状の上下移動部材82が配設されている。この上下
移動部材82の周辺部には、回転台72上の各支持ピン
78に対応する位置に支持ピン78の胴部78aよりも
若干大径のガイド孔84がそれぞれ形成されている。こ
れらガイド孔84を貫通して支持ピン78が回転台72
に取着されていることにより、上下移動部材82が支持
ピン78の胴部78aに案内されて上下方向にのみ移動
可能になっている。この上下移動部材82は、基板Wの
裏面へのミストの付着を防止するために、少なくとも基
板Wと同程度の大きさにされており、図示例では基板W
よりも若干大径に形成されている。尚、上下移動部材8
2に円形のガイド孔84を形成するのに代えて、上下移
動部材の周縁に外方へ開放されたU字状の切欠きを形成
することもある。
【0005】回転台72の周辺部には、円周方向に等配
されて複数個、例えば3個の開口86が形成されてお
り、その各開口86の位置に、上下移動部材82を上下
に駆動するための押し上げ機構88がそれぞれ設けられ
ている。押し上げ機構88は、作動片90aと垂下片9
0bとを有する逆L字形の押し上げ部材90を備え、垂
下片90bの下端部には、錘り92が取着されている。
押し上げ部材90の中間屈曲部にはピン94が挿通さ
れ、このピン94は、その両端が軸受け96によってそ
れぞれ支持されて、そのピン軸が円形の回転台72の接
線方向と平行に配置されている。そして、押し上げ部材
90は、作動片90aがピン94よりも外側に位置する
ように回転台72に取着され、ピン94の軸回りに揺動
可能になっていて、作動片90aが開口86を通して回
転台72の上面より上方へ揺動変位できるように構成さ
れている。
【0006】基板回転保持具70の周囲には、処理液の
飛散を防止するためのカップ本体98が昇降可能に配設
されている。また、基板回転保持具70の上方には、処
理の内容に応じてフォトレジスト液、純水等の洗浄液、
現像液、エッチング液などの処理液を供給するためのノ
ズル100が水平方向へ往復移動可能に配設されてい
る。
【0007】また、以上のような構成を有する回転式基
板処理装置の側方には、基板Wを処理装置内へ搬入して
基板回転保持具70上に移載したり、処理済みの基板W
を基板回転保持具70上から受け取って処理装置外へ搬
出したりするための搬送アーム102が、昇降及び水平
方向への進退可能に配設されている。この搬送アーム1
02は、基板Wの搬入及び搬出時に回転台72上の支持
ピン78と干渉しないように、先端側が平面視でU字状
に形成された基板載置部102aを備えている。搬送ア
ーム102の基板載置部102aは、3個の突起(図示
せず)により基板Wを下面側から点接触で支持するよう
になっている。
【0008】上記した処理装置における動作を説明する
と、まず、搬送アーム102によって基板Wを処理装置
内へ搬入する際は、カップ本体98は下降しており、回
転台72は停止している。このとき、押し上げ機構88
の押し上げ部材90は、図5に実線で示したように、垂
下片90bの下端部に取着された錘り92の重量により
作動片90aが水平姿勢をとっており、作動片90aが
回転台72の上面より下方に位置している。このため、
上下移動部材82は、図5に実線で示したように、回転
台72の上面の複数個の微小突起80に当接し支持され
て下方位置にある。
【0009】この状態において、搬送アーム102が、
その基板載置部102aに基板Wを載置して処理装置内
へ進入し、基板回転保持具70の上方位置まで移動した
後、下降することにより、基板Wを回転台3上の支持ピ
ン78に受け渡す。そして、搬送アーム102は、後退
して処理装置外へ退避する。この際の一連の基板受け渡
し動作が支障無く行なえるようにするために、支持ピン
78上に支持された基板Wの下面と下方位置にある上下
移動部材82の上面との間の距離が、搬送アーム102
の厚みよりも若干大きくなるように、支持ビン78の高
さ(鍔部78bの上面位置)が適宜に設定される。
【0010】次に、処理に際しては、まず、カップ本体
98が、基板回転保持具70を囲う所定位置まで上昇
し、続いて、モーター76が駆動されることにより、回
転台72と基板Wとが一体になって回転する。そして、
ノズル100が基板回転保持具70の回転中心の上方位
置(図4に二点鎖線で示す位置)まで移動する。
【0011】回転台72が回転を始めて次第に回転速度
が増すにつれて、押し上げ機構88の錘り92に作用す
る遠心力が大きくなり、押し上げ部材90が、図5にお
ける時計回りに揺動し変位し始める。そして、各押し上
げ部材90の作動片90aが回転台72の上面からそれ
ぞれ突出し、作動片90aにより、図5に二点鎖線で示
したように上下移動部材82が水平姿勢を保ったまま上
方へ持ち上げられ、上下移動部材82の上面周縁部が支
持ピン78の鍔部78bの下面に当接する。このように
して上下移動部材82が上方位置へ移動することによ
り、基板Wの下面と上下移動部材82の上面とが僅かな
隙間、例えば1〜1.5mmの隙間を介して近接するこ
とになり、処理中、この状態が維持される。
【0012】回転台72が所定の回転速度に達すると、
ノズル100から処理液が基板W上に供給され、基板W
に所要の処理が施される。この際、余剰の処理液は、基
板Wの周縁から周囲へ飛散し、飛散した処理液の一部が
ミストとなってカップ本体98内を漂うが、上下移動部
材82が上昇して基板Wと上下移動部材82との間隔が
極めて狭くなっているので、基板Wの裏面側へミストが
回り込むことが殆んど無く、基板W裏面へのミストの付
着が防止されることとなる。
【0013】基板Wの処理が終わると、モーター76が
停止して、回転台72の回転速度が徐々に低下してい
く。これに伴い、押し上げ機構88の錘り92に作用す
る遠心力も小さくなり、押し上げ部材90が、図5に実
線で示した元の位置へ揺動し復帰する。そして、押し上
げ部材90の作動片90aによって支持され持ち上げら
れていた上下移動部材82が、図5に実線で示した元の
下方位置へ下降する。
【0014】回転台72が完全に停止すると、カップ本
体98が下降し、ノズル100が退去した後、搬送アー
ム102が駆動されて、その基板載置部102aが、基
板Wと上下移動部材82との間に形成された比較的広い
空間へ進入する。そして、搬送アーム102が上昇する
ことにより、基板回転保持具70上から処理済みの基板
Wが基板載置部102a上へ移載され、続いて、搬送ア
ーム102が後退することにより、基板Wは処理装置か
ら搬出される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図4及び図5に示した
上記構成の回転式基板処理装置を使用すると、基板回転
保持具70が回転して、それと一体に基板Wを回転させ
ながら処理している間は、回転台72上に配設された上
下移動部材82が上昇し、基板Wの裏面側へのミストの
回り込みを防止して、基板Wの裏面へのミストの付着が
防止され、バックリンスを行なわなくてもよくなる。ま
た、基板Wの搬入及び搬出に際しては、上下移動部材8
2が下降し、基板回転保持具70に対する搬送アーム1
02の進退動作が支障無く行なわれることとなる。
【0016】ところが、搬送アーム102により基板W
を処理装置内へ搬入して基板回転保持具70上へ受け渡
すとき、或いは、基板回転保持具70上の処理済みの基
板Wを受け取って処理装置内から搬出するために搬送ア
ーム102を処理装置内へ進入させるときに、何らかの
原因で上下移動部材82が下方位置まで下降していない
と、搬送アーム102の基板載置部102aの下面或い
は先端面が上下移動部材82の上面或いは周縁に接触し
て、基板の搬入及び搬出の動作に支障を生じ、また、機
器の一部を損傷する可能性もある。
【0017】また、基板の処理中に、上下移動部材82
が上方位置まで上昇していないと、基板の裏面側への処
理液ミストの回り込みを防止することができず、基板裏
面側にミストが付着してしまう。この結果、基板の品質
不良を生じることとなる。
【0018】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、回転台の上面から少し間隔を設けて
基板を支持し、回転台上に配設された上下移動部材を上
下方向に移動させて、処理中における基板裏面への処理
液ミストの付着を防止するとともに、基板の搬入及び搬
出を支障無く行なえるようにした回転式基板処理装置に
おいて、上下移動部材が下方位置又は上方位置にあるこ
とを確認して、上下移動部材の動作不良により基板の搬
入及び搬出の動作に支障が生じたり基板の搬入及び搬出
の動作によって機器の一部を損傷したりすることを防止
するとともに、上下移動部材の動作不良により基板の処
理中に基板裏面側へ処理液ミストが付着することを防止
して、基板の品質不良を生じないようにする回転式基板
処理装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
下面の中心部に回転軸が垂設され、水平姿勢にかつ鉛直
軸回りに回転自在に支持された回転台と、この回転台の
上面に固設されて、基板を水平姿勢にかつ回転台上面か
ら所定間隔を設けて支持する基板支持手段と、前記回転
台の回転軸を回転させる回転手段と、少なくとも基板と
同程度の大きさを有し、前記回転台の上面側に配設さ
れ、水平姿勢を保って上下方向に移動自在に支持された
上下移動部材と、この上下移動部材を、前記回転台が停
止している間は回転台上面に接触もしくは近接する下方
位置に、回転台が回転して基板の処理が行なわれている
間は前記基板支持手段に支持された基板の裏面に近接す
る上方位置に移動させる上下移動手段とを備えた回転式
基板処理装置において、前記上下移動部材の下面の中心
部に、上下移動部材と一体に上下方向に移動する検知用
軸を垂設し、前記回転台の回転軸を中空にするととも
に、回転台の中心部に、回転軸の中空部に連通し前記上
下移動部材の前記検知用軸が貫通されてその上下移動を
許容する貫通孔を形成し、前記検知用軸の下端部に形設
されて上下方向に移動する弁体と、前記上下移動部材が
前記回転台の上面に接触もしくは近接する下方位置に移
動したときに前記弁体の下面側と密接する下部弁座、及
び、上下移動部材が基板の下面に近接する上方位置に移
動したときに弁体の上面側と密接する上部弁座を有し、
下部弁座及び上部弁座の各部位がそれぞれ開口した容器
状をなし、前記回転軸の中空部に嵌着されたガイド筒
と、前記回転軸の中空部に流路接続された真空吸引路
と、この真空吸引路及び前記回転軸の中空部を通して前
記ガイド筒の内部を真空吸引する真空吸引手段と、前記
真空吸引路に介設されてその真空圧を検知し、その真空
圧の上昇から前記検知用軸の上下位置を検知して、前記
上下移動部材が所定位置に移動しているかどうかを確認
する検知手段とを備えたことを特徴とする。
【0020】請求項2に係る発明は、請求項1記載の回
転式基板処理装置において、前記弁体の上面側が前記ガ
イド筒の前記上部弁座に密接したときに前記回転台の前
記貫通孔を通して外気にリークするリーク部を設けたこ
とを特徴とする
【0021】請求項3に係る発明は、下面の中心部に回
転軸が垂設され、水平姿勢にかつ鉛直軸回りに回転自在
に支持された回転台と、この回転台の上面に固設され
て、基板を水平姿勢にかつ回転台上面から所定間隔を設
けて支持する基板支持手段と、前記回転台の回転軸を回
転させる回転手段と、少なくとも基板と同程度の大きさ
を有し、前記回転台の上面側に配設され、水平姿勢を保
って上下方向に移動自在に支持された上下移動部材と、
この上下移動部材を、前記回転台が停止している間は回
転台上面に接触もしくは近接する下方位置に、回転台が
回転して基板の処理が行なわれている間は前記基板支持
手段に支持された基板の裏面に近接する上方位置に移動
させる上下移動手段とを備えた回転式基板処理装置にお
いて、前記上下移動部材の下面の中心部に、上下移動部
材と一体に上下方向に移動する検知用軸を垂設し、前記
回転台の回転軸を中空にするとともに、回転台の中心部
に、前記上下移動部材の前記検知用軸が貫通されてその
上下移動を許容する貫通孔を形成し、前記検知用軸を前
記回転軸の中空部に挿通して、検知用軸の下端部を回転
軸の下端よりさらに延設し、前記検知用軸の延設部の上
下位置を検知して、前記上下移動部材が所定位置に移動
しているかどうかを確認する検知手段を設けたことを特
徴とする。
【0022】請求項4に係る発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の回転式基板処理装置におい
て、上記上下移動部材が所定位置に移動していないこと
が上記検知手段によって検知されたときに警報を発する
報知手段を設けたことを特徴とする。
【0023】請求項1に係る発明の回転式基板処理装置
では、上下移動部材が上下方向に移動すると、その下面
の中心部に垂設された検知用軸は、回転台の中心部に形
成された貫通孔を貫通して上下方向に移動し、検知用軸
の下端部に形設された弁体が、回転軸の中空部に嵌着さ
れたガイド筒の内部において上下方向に移動する。ま
た、真空吸引手段により、回転軸の中空部及びその中空
部に流路接続された真空吸引路を通してガイド筒の内部
が真空吸引される。そして、上下移動部材が回転台の上
面に接触もしくは近接する下方位置に移動したときに
は、弁体の下面側がガイド筒の下部弁座に密接すること
により、下部弁座の部位に形成された開口が塞がれるた
め、回転軸の中空部及び真空吸引路における空気圧が低
下(真空圧が上昇)することになり、この真空圧の上昇
を圧力検知手段によって検知することにより、上下移動
部材が回転台の上面に接触もしくは近接する下方位置に
移動したことが確認される。また、上下移動部材が基板
の下面に近接する上方位置に移動したときには、弁体の
上面側がガイド筒の上部弁座に密接することにより、上
部弁座の部位に形成された開口が塞がれるため、ガイド
筒内、回転軸の中空部及び真空吸引路における空気圧が
低下(真空圧が上昇)することになり、この真空圧の上
昇を圧力検知手段によって検知することにより、上下移
動部材が基板の下面に近接する上方位置に移動したこと
が確認される
【0024】請求項2に係る発明の回転式基板処理装置
では、弁体の上面側がガイド筒の上部弁座に密接したと
きには、ガイド筒内がリーク部により回転台の貫通孔を
通して外気に一部リークするので、このときの真空吸引
路の真空圧は、弁体の下面側がガイド筒の下部弁座に密
接したときの真空圧に比べて低くなる。すなわち、上下
移動部材が基板の下面に近接する上方位置に移動したと
きの真空吸引路の真空圧が、上下移動部材が回転台の上
面に接触もしくは近接する下方位置に移動したときの真
空吸引路の真空圧に比べて低くなる。従って、この真空
圧の違いから、上下移動部材が上方位置にあるか下方位
置にあるかを確認することが可能となる
【0025】請求項3に係る発明の回転式基板処理装置
では、上下移動部材が上下方向に移動すると、その下面
の中心部に垂設された検知用軸は、回転台の中心部に形
成された貫通孔及び回転軸の中空部をそれぞれ貫通して
上下方向に移動し、検知用軸の下端部をなす延設部が、
回転軸の下端から突出した状態で上下方向に移動する。
従って、検知手段によって検知用軸の延設部の上下位置
を検知することにより、上下移動部材が所定位置に移動
しているかどうかを確認することが可能となる。
【0026】請求項4に係る発明の回転式基板処理装置
では、検知手段により、上下移動部材が所定位置に移動
していないことが検知されたときに警報が発せられ、上
下移動部材の動作に何か異常があったことが作業者に知
らされる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最良の実施形態
について図面を参照しながら説明する。
【0028】図1及び図2は、この発明の実施形態の1
例を示し、図1は、回転式基板処理装置の要部の概略構
成を示す正面断面図、図2は、その一部を拡大した断面
図である。
【0029】この回転式基板処理装置は、基板Wを水平
姿勢に保持して鉛直軸回りに回転する基板回転保持具1
0を有しており、基板回転保持具10は、下面の中心部
に回転軸14が垂設され、水平姿勢にかつ鉛直軸回りに
回転自在に支持されて、図示しないモーターに回転軸1
4を介して連結された回転台12を備えている。回転台
12の上面には、基板Wの周縁に当接して基板Wを位置
決めし水平姿勢に支持する複数個の支持ピン16がねじ
込み固定されており、複数個の微小突起18が突設され
ている。これらの構成は、図4及び図5に基づいて上述
した処理装置と同様であり、また、支持ピン16の構成
も、図5に示したものと特に異なる点が無いので、その
説明を省略する。また、図示を省略しているが、図4及
び図5に示した処理装置と同様に、基板回転保持具10
の周囲には、処理液の飛散を防止するためのカップ本体
が昇降可能に配設され、基板回転保持具10の上方に
は、処理液を供給するためのノズルが水平方向へ往復移
動可能に配設されている。さらに、この処理装置の側方
には、基板Wを処理装置内へ搬入して基板回転保持具1
0上に移載したり、処理済みの基板Wを基板回転保持具
10上から受け取って処理装置外へ搬出したりするため
の搬送アームが、昇降及び水平方向への進退可能に配設
されている。
【0030】回転台12の上面側には、薄板材からなる
円形状の上下移動部材20が配設されている。そして、
図4及び図5に示した処理装置と同様に、上下移動部材
20は、少なくとも基板Wと同程度の大きさにされてお
り、図示例では基板Wよりも若干大径に形成されてい
る。尚、上下移動部材20に円形のガイド孔22を形成
するのに代えて、上下移動部材の周縁に外方へ開放され
たU字状の切欠きを形成するようにしてもよい。また、
上下移動部材20の周辺部には、回転台12上の各支持
ピン16に対応する位置に支持ピン16の胴部よりも若
干大径のガイド孔22がそれぞれ形成されていて、これ
らガイド孔22を貫通して支持ピン16が回転台12に
取着されていることにより、上下移動部材20が支持ピ
ン16の胴部に案内されて上下方向にのみ移動可能にな
っている。
【0031】また、この処理装置にも、図4及び図5に
より説明したような上記構成の押し上げ機構が設けられ
ており、その押し上げ機構によって上下移動部材20が
上下に駆動されるようになっているが、押し上げ機構に
ついては、既に詳しく説明したので、図1及び図2にお
いては、押し上げ機構の図示を省略し、その説明もここ
では省略することにする。尚、上下移動部材20を上下
方向に移動させる上下移動手段としては、図4及び図5
に示したような押し上げ機構88に限らず、どのような
機構であっても上下移動部材を上下移動させることがで
きればよいが、上下移動手段そのものは、この発明の要
旨と直接関係しないので、これ以上の説明は省略する。
【0032】この処理装置では、上下移動部材20の下
面の中心部に検知用軸24が垂設されており、検知用軸
24は上下移動部材20と一体に上下方向に移動する。
また、回転軸14が中空に形成されているとともに、回
転台12の中心部に、回転軸12の中空部26に連通し
検知用軸24が貫通されてその上下移動を許容する貫通
孔28が形成されている。
【0033】検知用軸24の下端部には、円形板部の下
面側に逆円錐形部を一体形成した形状の弁体30が一体
に形設されている。また、回転軸14の中空部26の上
端部に、円筒容器状をなすガイド筒32が嵌着されてお
り、このガイド筒32内に検知用軸24の弁体30が挿
入されており、弁体30は、ガイド筒32内において上
下方向に移動可能になっている。ガイド筒32は、弁体
30の下面側円錐面と密接する下部弁座34と、弁体3
0の上面側平面と密接する上部弁座36を有し、下部弁
座34及び上部弁座36の各部位にそれぞれ開口38、
40が形成されている。そして、図2に実線で示したよ
うに、上下移動部材20が回転台12の上面に近接する
下方位置に移動したときに、弁体30の下面側円錐面が
下部弁座34に密接して、下部開口38を閉塞するよう
になっている。また、図1に示し図2に二点鎖線で示し
たように、上下移動部材20が基板Wの下面に近接する
上方位置に移動したときに、弁体30の上面側平面が上
部弁座36に密接して、上部開口40を閉塞するように
なっている。また、弁体30の円形板部には、リーク用
細孔42が貫通して形成されている。そして、弁体30
の上面側平面が上部弁座36に密接して上部開口40を
閉塞した際に、ガイド筒32の内部がリーク用細孔42
及び回転台12の貫通孔28を通して外気に一部リーク
するようになっている。尚、このリーク用細孔42は、
弁体30の円形板部に必ずしも形成しなくてもよい。
【0034】回転軸14の中空部26には、図示しない
バキュームシール及びハウジングを介して真空吸引路4
4が流路接続されており、真空吸引路44は真空吸引源
に流路接続されている。そして、真空吸引路44及び回
転軸14の中空部26を通してガイド筒32の内部を真
空吸引することができるように構成されている。また、
真空吸引路44には、2接点付圧力計46が介設されて
おり、この圧力計46により真空吸引路44の空気圧
(真空圧)検知されるようになっている。尚、図示し
ていないが、2接点付圧力計46によって上下移動部材
20が所定位置に移動していないことが検知されたとき
に警報を発する報知器を設けておくとよい。
【0035】次に、上記した構成の回転式基板処理装置
において上下移動部材20が所定位置に移動しているか
どうかを確認する検知動作について説明する。
【0036】ガイド筒32の内部は、真空吸引源により
真空吸引路44及び回転軸14の中空部26を通して常
時或いは任意のタイミングで真空吸引されており、ま
た、2接点付圧力計46によって真空吸引路44の真空
圧が常時或いは任意のタイミングでモニターされてい
る。そして、基板Wを処理装置内へ搬入しまた処理済み
の基板Wを処理装置内から搬出する際には、回転台12
は停止しており、このとき、上下移動部材20は、図2
に実線で示したように回転台12の上面に近接した下方
位置にある。また、上下移動部材20の下面の中心部に
垂設された検知用軸24の下端部の弁体30は、図2に
実線で示した最下位置にあり、その下面側円錐面がガイ
ド筒32の下部弁座34に密接した状態となっている。
これにより、ガイド筒32の下部開口38が塞がれ、こ
の結果、回転軸14の中空部26及び真空吸引路44に
おける真空圧が上昇することになる。この真空圧の上昇
が2接点付圧力計46によって検知されることにより、
上下移動部材20が回転台12の上面に近接する下方位
置にあることが確認される。
【0037】一方、回転台12が停止しているにも拘ら
ず、上下移動部材20が回転台12の上面に近接する下
方位置まで下降していないときは、弁体30の下面側円
錐面がガイド筒32の下部弁座34に密接しておらず、
下部開口38を通して回転軸14の中空部26とガイド
筒32の内部とが連通した状態となっている。この結
果、ガイド筒32の内部及び回転台12の貫通孔28を
通して回転軸14の中空部26が外気にリークし、真空
吸引路44における真空圧が上昇しない。このときは、
2接点付圧力計46によって異常が検知され、警報器か
ら警報が発せられる。そして、搬送アームも進入しな
い。
【0038】基板Wの処理中において回転台12が回転
しているときは、上下移動部材20は、図1に示したよ
うにまた図2に二点鎖線で示したように基板Wの裏面に
近接した上方位置にある。そして、上下移動部材20の
下面の中心部に垂設された検知用軸24の下端部の弁体
30は、図2に二点鎖線で示した最上位置にあり、その
上面側平面がガイド筒32の上部弁座36に密接した状
態となっている。これにより、ガイド筒32の上部開口
40が塞がれ、この結果、ガイド筒32の内部、回転軸
14の中空部26及び真空吸引路44における真空圧が
上昇することになる。このとき、弁体30の円形板部に
はリーク用細孔42が形成されており、そのリーク用細
孔42及び回転台12の貫通孔28を通してガイド筒3
2の内部が外気に一部リークしているため、回転台12
が停止して上下移動部材20が回転台12の上面に近接
した下方位置にあるとき程には、真空吸引路44におけ
る真空圧は上昇しない。この真空圧の上昇が2接点付圧
力計46によって検知されることにより、上下移動部材
20が基板Wの裏面に近接した上方位置にあることが確
認される。
【0039】一方、回転台12が回転しているにも拘ら
ず、上下移動部材20が基板Wの裏面に近接する上方位
置まで上昇していないときは、弁体30の上面側平面が
ガイド筒32の上部弁座36に密接しておらず、上部開
口40を通してガイド筒32の内部と回転台12の貫通
孔28とが連通した状態となっている。この結果、ガイ
ド筒32の内部、回転軸14の中空部26及び真空吸引
路44における真空圧が上昇しない。このときは、2接
点付圧力計46によって異常が検知され、警報器から警
報が発せられる。
【0040】尚、弁体30の円形板部にリーク用細孔4
2を形成しないときは、真空圧の検知だけからは、上下
移動部材22が下方位置にあるのか上方位置にあるのか
が区別できないので、この場合には、基板回転保持具1
0が回転しているか停止しているかを示す信号と圧力計
からの信号とを組み合わせることにより、上下移動部材
22の位置を検知するようにすればよい。
【0041】上下移動部材の下面に垂設された検知用軸
の上下位置を検知して上下移動部材が所定の下方位置又
は上方位置にあるかどうかを確認する検知手段として
は、図1及び図2に示した構成のものに限定されない。
例えば、図3に示すように、モーター50によって回転
駆動される回転軸52を下方へ延長して配設し、回転軸
52の軸心部に形成された中空部54に、上下移動部材
56の下面の中心部に垂設された検知用軸58を挿通し
て、検知用軸58の下端部を回転軸52の下端よりさら
に延設し、その検知用軸58の延設部58aに遮光板6
0を取着して、遮光板60を挾むように上下2個所の位
置に2組の投光部62a、64a及び受光部62b、6
4bをそれぞれ配置したセンサーを設けた構成としても
よい。図中の符号66は、軸受である。
【0042】図3に示した処理装置では、上下移動部材
56が二点鎖線で示したように回転台12の上面に近接
した下方位置にあるときは、投光部64aから照射され
た光線が遮光板60によって遮られ、受光部64bから
信号が出力されない。これにより、上下移動部材56が
回転台12の上面に近接した下方位置にあることが確認
される。また、上下移動部材56が実線で示したように
基板Wの裏面に近接した上方位置にあるときは、投光部
62aから照射された光線が遮光板60によって遮ら
れ、受光部62bから信号が出力されない。これによ
り、上下移動部材56が基板Wの裏面に近接した上方位
置にあることが確認される。尚、上下移動部材56の下
面に垂設された検知用軸58の上下位置を光学式センサ
ーで検知するのに代えて、機械接触式の検知器によって
検知するようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】回転台の上面から少し間隔を設けて基板
を支持し、回転台上に配設された上下移動部材を上下方
向に移動させて、処理中における基板裏面への処理液ミ
ストの付着を防止するとともに、基板の搬入及び搬出を
支障無く行なえるようにする回転式基板処理装置を、請
求項1及び請求項3に係る発明のように構成すること
により、上下移動部材の動作不良により基板の搬入及び
搬出の動作に支障が生じたり基板の搬入及び搬出の動作
によって機器の一部を損傷したりすることを防止するこ
とができ、また、上下移動部材の動作不良により基板の
処理中に基板裏面側へ処理液ミストが付着することを防
止して、基板の品質不良を生じないようにすることがで
きる。
【0044】
【0045】請求項2に係る発明の回転式基板処理装置
では、回転台の回転軸の中空部に流路接続された真空吸
引路の真空圧の違いから、上下移動部材が上方位置又は
下方位置のどちらにあるかを確認することができる。
【0046】請求項4に係る発明の回転式基板処理装置
では、作業者は、警報によって上下移動部材の動作に何
か異常があったことを正確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の1例を示し、回転式基板
処理装置の要部の概略構成を示す正面断面図である。
【図2】図1に示した処理装置の一部を拡大した断面図
である。
【図3】この発明の実施形態の別の例を示し、回転式基
板処理装置の要部の概略構成を示す正面断面図である。
【図4】従来の回転式基板処理装置の概略構成の1例を
示す一部破断正面図である。
【図5】図4に示した処理装置の一部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 基板回転保持具 12 回転台 14、52 回転軸 16 支持ピン 20、56 上下移動部材 24、58 検知用軸 26、54 回転軸の中空部 28 回転台の貫通孔 30 弁体 32 ガイド筒 34、36 弁座 38、40 開口 42 リーク用細孔 44 真空吸引路 46 2接点付圧力計 50 モーター 60 遮光板 62a、64a 投光部 62b、64b 受光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 彰彦 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大 日本スクリーン製造株式会社 洛西事業 所内 (56)参考文献 特開 平7−130695(JP,A) 特開 平1−216542(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面の中心部に回転軸が垂設され、水平
    姿勢にかつ鉛直軸回りに回転自在に支持された回転台
    と、 この回転台の上面に固設されて、基板を水平姿勢にかつ
    回転台上面から所定間隔を設けて支持する基板支持手段
    と、 前記回転台の回転軸を回転させる回転手段と、 少なくとも基板と同程度の大きさを有し、前記回転台の
    上面側に配設され、水平姿勢を保って上下方向に移動自
    在に支持された上下移動部材と、 この上下移動部材を、前記回転台が停止している間は回
    転台上面に接触もしくは近接する下方位置に、回転台が
    回転して基板の処理が行なわれている間は前記基板支持
    手段に支持された基板の裏面に近接する上方位置に移動
    させる上下移動手段と、を備えた回転式基板処理装置に
    おいて、 前記上下移動部材の下面の中心部に、上下移動部材と一
    体に上下方向に移動する検知用軸を垂設し、前記回転台の回転軸を中空にするとともに、回転台の中
    心部に、回転軸の中空部に連通し前記上下移動部材の前
    記検知用軸が貫通されてその上下移動を許容する貫通孔
    を形成し、 前記検知用軸の下端部に形設されて上下方向に移動する
    弁体と、 前記上下移動部材が前記回転台の上面に接触もしくは近
    接する下方位置に移動したときに前記弁体の下面側と密
    接する下部弁座、及び、上下移動部材が基板の下面に近
    接する上方位置に移動したときに弁体の上面側と密接す
    る上部弁座を有し、下部弁座及び上部弁座の各部位がそ
    れぞれ開口した容器状をなし、前記回転軸の中空部に嵌
    着されたガイド筒と、 前記回転軸の中空部に流路接続された真空吸引路と、 この真空吸引路及び前記回転軸の中空部を通して前記ガ
    イド筒の内部を真空吸引する真空吸引手段と、 前記真空吸引路に介設されてその真空圧を検知し、その
    真空圧の上昇から 前記検知用軸の上下位置を検知して、
    前記上下移動部材が所定位置に移動しているかどうかを
    確認する検知手段と、を備えたことを特徴とする回転式
    基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記弁体の上面側が前記ガイド筒の前記
    上部弁座に密接したときに前記回転台の前記貫通孔を通
    して外気にリークするリーク部が設けられた請求項1記
    載の回転式基板処理装置。
  3. 【請求項3】 下面の中心部に回転軸が垂設され、水平
    姿勢にかつ鉛直軸回りに回転自在に支持された回転台
    と、 この回転台の上面に固設されて、基板を水平姿勢にかつ
    回転台上面から所定間隔を設けて支持する基板支持手段
    と、 前記回転台の回転軸を回転させる回転手段と、 少なくとも基板と同程度の大きさを有し、前記回転台の
    上面側に配設され、水平姿勢を保って上下方向に移動自
    在に支持された上下移動部材と、 この上下移動部材を、前記回転台が停止している間は回
    転台上面に接触もしくは近接する下方位置に、回転台が
    回転して基板の処理が行なわれている間は前記基板支持
    手段に支持された基板の裏面に近接する上方位置に移動
    させる上下移動手段と、を備えた回転式基板処理装置に
    おいて、 前記上下移動部材の下面の中心部に、上下移動部材と一
    体に上下方向に移動する検知用軸を垂設し、 前記回転台の回転軸を中空にするとともに、回転台の中
    心部に、前記上下移動部材の前記検知用軸が貫通されて
    その上下移動を許容する貫通孔を形成し、 前記検知用軸を前記回転軸の中空部に挿通して、検知用
    軸の下端部を回転軸の下端よりさらに延設し、 前記検知用軸の延設部の上下位置を検知して、前記上下
    移動部材が所定位置に移動しているかどうかを確認する
    検知手段を設けたことを特徴とする 回転式基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】 上下移動部材が所定位置に移動していな
    いことが検知手段によって検知されたときに警報を発す
    る放置手段が設けられた請求項1ないし請求項3のいず
    れかに記載の回転式基板処理装置。
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