JP3360690B2 - オンライン通信システムの系切替え制御方法 - Google Patents
オンライン通信システムの系切替え制御方法Info
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Description
の通信制御装置を有するオンライン通信システムにおけ
る系切替え制御方法に関する。
持つ通信システムにおいて、故障発生やオペレータのコ
マンドにより通信制御装置を現用系から予備系に切り替
える場合、通信中のプロトコル情報(送受信シーケンス
番号、データリンク確立中状態等)を初期設定すること
により系切り替えを行っていた。
信制御装置の系構成変更では、通信中のプロトコル情報
を初期設定することにより予備系通信制御装置で動作さ
せている為、通信システムを利用していたユーザは、そ
れまで通信していたプロトコル情報が失われ、再度、例
えばレイヤ2データリンクの設定から開始しなければな
らないという問題があった。
において、通信制御装置を現用系から予備系に切り替え
るとき、通信中のプロトコル情報の引き継ぎに要する時
間を短縮するとともに、通信を中断することなく継続し
たまま系構成の変更を可能とする系切替え制御方法を提
供することにある。
めに、本発明は、現用系と予備系の通信制御装置を有す
るオンラインの通信システムにおいて、通信制御装置を
現用系から予備系へ切り替える際、上位ソフトウエアが
系構成変更開始要求を発行すると、通信制御ソフトウエ
アは、通信規制信号の送信要求とプロトコル情報のリー
ド要求を一つのコマンドに編集処理して現用系通信制御
装置へ発行し、現用系通信制御装置は、前記コマンドに
基づき、通信相手に通信規制信号を送信する処理に続け
て、該現用系通信制御装置で持つプロトコル情報をリー
ドして、該プロトコル情報をステータス情報とともに通
信制御ソフトウエアに通知し、通信制御ソフトウエア
は、前記プロトコル情報をセーブエリアに保存し、系構
成変更開始要求に対する応答を上位ソフトウエアに通知
し、また、上位ソフトウエアが系構成変更停止要求を発
行すると、通信制御ソフトウエアは、通信規制解除信号
の送信要求とプロトコル情報のライト要求を一つのコマ
ンドに編集処理して予備系通信制御装置へ発行し、予備
系通信制御装置は、前記コマンドに基づき、セーブエリ
アからプロトコル情報をライトし、引き続いて通信相手
に通信規制解除信号を送信して、ステータス情報を通信
制御ソフトウエアに通知し、通信制御ソフトウエアは、
系構成変更停止要求に対する応答を上位ソフトウエアに
通知することを特徴とするものである。
位ソフトウェアから通信制御ソフトウェアへ系構成変更
開始のコマンドを発行し、通信制御ソフトウェアは現用
系通信制御装置へ、通信規制(RNR)送信要求と該通
信制御装置で持つプロトコル情報のリード要求を1つの
コマンドで発行する。現用系通信制御装置は通信相手に
RNRを送信後、通信制御ソフトウェアに対して送信応
答結果とプロトコル情報を通知する。次に通信制御装置
の変更準備が完了後、上位ソフトウェアから通信制御ソ
フトウェアへ系構成変更停止のコマンドを発行し、通信
制御ソフトウェアは予備系通信制御装置へ、通信規制解
除(RR)送信要求と先ほどリードしたプロトコル情報
のライト要求を1つのコマンドで発行する。予備系通信
制御装置ではプロトコル情報をライトし、その後、通信
相手にRRを送信し、系構成変更を完了する。
ライトする処理をRNR、RR送信要求のシーケンスと
同一レイヤ上で処理し引き継ぐことにより、通信中のプ
ロトコル情報の引き継ぎに要する時間が短縮し、また、
通信を中断することなく継続したまま系構成を変更する
ことができる。
いて説明する。
の構成例を示すブロック図である。図において、10は
メモリおよびプロセッサなどからなる中央処理装置、2
0−1および20−2は現用/予備の冗長構成をとる通
信制御装置、30は通信回線である。中央処理装置10
上では、システムの全体的制御を司どる上位ソフトウェ
ア100、通信制御装置20−1、20−2を制御する
通信制御ソフトウェア110が動作している。通信制御
装置20−1、20−2は、ここではX.25通信制御
装置とし、X.25レイヤ2プロトコル手順により通信
相手との通信制御を行うものとする。以下、20−1を
現用系通信制御装置、20−2を予備系通信制御装置と
する。
20−1から予備系通信制御装置20−2へプロトコル
情報を引き継ぐ場合の、上位ソフトウェア100、通信
制御ソフトウェア110及び各通信制御装置20−1、
20−2の間での処理の流れを示したものである。図
中、「*」記号付き数字は処理の順番を示している。
置へプロトコル情報を引き継ぐ際、まず、上位ソフトウ
ェア100は通信制御ソフトウェア110へ系構成変更
開始要求のシステムコールを発行する[*1]。これを
受けて、通信制御ソフトウェア110は現用系通信制御
装置20−1へのRNR送信要求と該通信制御装置20
−1で持つプロトコル情報のリード要求のコマンド編集
処理を実施し、通信制御装置20−1をアクセスする
(*2)。通信制御装置20−1は、通信相手にRNR
を送信後(*3)、該通信制御装置20−1で持つプロ
トコル情報をステータス情報と一緒に通信制御ソフトウ
ェア110に通知する(*4)。通信制御ソフトウェア
110はプロトコル情報をセーブエリアに保存し(*
5)、系構成変更開始要求に対する応答を上位ソフトウ
ェア100に通知する(*6)。これにより、上位ソフ
トウェア100は系切り替えの制御を行う。
上位ソフトウェア100から通信制御ソフトウェア11
0へ系構成変更停止要求のシステムコールを発行する
(*7)。通信制御ソフトウェア110は、予備系通信
制御装置20−2へのRR送信要求と先ほどリードした
プロトコル情報のライト要求のコマンド編集処理を実施
し、通信制御装置20−2をアクセスする(*8)。通
信制御装置20−2は、プロトコル情報をライトして、
その後、通信相手にRRを送信し(*9)、ステータス
情報を通信制御ソフトウェア110に通知する(*1
0)。通信制御ソフトウェア110は完了処理後、系構
成変更停止要求に対する応答を上位ソフトウェア100
に通知する(*11)。
を示す。図中、「*」記号付き数字は図1に対応してい
る。
トウェア110へ系構成変更開始要求のシステムコール
を発行し(*1)、通信制御ソフトウェア110は現用
系通信制御装置20−1に対し、RNR送信要求とプロ
トコル情報のリード要求を1つのコマンドで発行する
(*2)。図4の(a)は、このときのコマンド例を示
したもので、コマンド名はRNR送信要求+状態リード
要求であり、その内容は、RNRフレーム情報送信、
状態リード項目(シーケンス番号、データリンク状
態)からなる。通信制御装置20−1は通信相手にRN
Rを送信後(*3)、上記コマンドに対する応答とし
て、該通信制御装置20−1で持つプロトコル情報をス
テータス情報と一緒に通信制御ソフトウェア110に通
知する(*4)。図4の(b)は、このときのステータ
ス例を示したもので、ステータス名はシーケンス番号+
データリンク状態返却であり、その内容は、シーケン
ス番号(送信番号、受信番号)、データリンク状態、
送信処理結果からなる。
装置20−1から通知されたプロトコル情報(送受信シ
ーケンス番号、データリンク状態)をセーブエリアに保
存した後、系構成変更開始要求に対する応答を上位ソフ
トウェア100に通知する(*6)。
フトウェア100から通信制御ソフトウェア110へ系
構成変更停止要求のシステムコールを発行し(*7)、
通信制御ソフトウェア110は予備系通信制御装置20
−2に対し、RR送信要求とプロトコル情報のライト要
求を1つのコマンドで発行する(*8)。図5の(a)
は、このときのコマンド例を示したもので、コマンド名
は番号、状態設定+RR送信要求であり、その内容は、
状態ライト項目(シーケンス番号、データリンク状
態)、RRフレーム情報送信からなる。通信制御装置
20−2は、プロトコル情報をライトした後、通信相手
にRRを送信し(*9)、上記コマンドに対する応答と
して、ステータス情報を通信制御ソフトウェア110に
返す(*10)。図5の(b)は、このときのステータ
ス例で、ステータス名は応答、その内容は送信処理結果
である。
更停止要求に対する応答を上位ソフトウェア100に通
知し(*11)、系構成変更を完了する。
れば、オンラインの通信システムで通信制御装置を現用
系から予備系に切替える場合、プロトコル情報を初期設
定しなおすことなく、短時間で引き継ぐことができ、ま
た、利用しているユーザの通信を中断することなく継続
したまま通信制御装置の切り替えが可能となり、サービ
ス性を高めることができる。
流れを示す図である。
の概略ブロック図である。
ス例を示す図である。
御装置へのコマンド及びその応答の一例を示す図であ
る。
御装置へのコマンド及びその応答の一例を示す図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 現用系と予備系の通信制御装置を有する
オンラインの通信システムにおいて、通信制御装置を現
用系から予備系へ切り替える制御方法であって、 上位ソフトウエアが系構成変更開始要求を発行すると、
通信制御ソフトウエアは、通信規制信号の送信要求とプ
ロトコル情報のリード要求を一つのコマンドに編集処理
して現用系通信制御装置へ発行し、現用系通信制御装置
は、前記コマンドに基づき、通信相手に通信規制信号を
送信する処理に続けて、該現用系通信制御装置で持つプ
ロトコル情報をリードして、該プロトコル情報をステー
タス情報とともに通信制御ソフトウエアに通知し、通信
制御ソフトウエアは、前記プロトコル情報をセーブエリ
アに保存し、系構成変更開始要求に対する応答を上位ソ
フトウエアに通知し、 上位ソフトウエアが系構成変更停止要求を発行すると、
通信制御ソフトウエアは、通信規制解除信号の送信要求
とプロトコル情報のライト要求を一つのコマンドに編集
処理して予備系通信制御装置へ発行し、予備系通信制御
装置は、前記コマンドに基づき、セーブエリアからプロ
トコル情報をライトし、引き続いて通信相手に通信規制
解除信号を送信して、ステータス情報を通信制御ソフト
ウエアに通知し、通信制御ソフトウエアは、系構成変更
停止要求に対する応答を上位ソフトウエアに通知する、 ことを特徴とするオンライン通信システムの系切替え制
御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29279392A JP3360690B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | オンライン通信システムの系切替え制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29279392A JP3360690B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | オンライン通信システムの系切替え制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06139168A JPH06139168A (ja) | 1994-05-20 |
JP3360690B2 true JP3360690B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=17786414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3360690B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29279392A patent/JP3360690B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06139168A (ja) | 1994-05-20 |
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