JPH10289122A - ホットスタンバイシステムにおける系間共用ディスクの高速切り替え方式 - Google Patents

ホットスタンバイシステムにおける系間共用ディスクの高速切り替え方式

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JPH10289122A
JPH10289122A JP9110440A JP11044097A JPH10289122A JP H10289122 A JPH10289122 A JP H10289122A JP 9110440 A JP9110440 A JP 9110440A JP 11044097 A JP11044097 A JP 11044097A JP H10289122 A JPH10289122 A JP H10289122A
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disk
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disk device
standby
standby system
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Tsutomu Taguchi
勉 田口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホットスタンドバイシステムにおいて、現用系
に障害が発生し待機系に業務を切り替える時に待機系が
ファイルシステムなどで必要となるデータの整合性を取
ることなく迅速に業務を開始する。 【解決手段】現用系/待機系の両系からアクセス可能な
ディスクを2台使用し、通常この2台のディスクは、1
台(ディスク1)は現用系からのみ更新し、もう一方の
ディスク(ディスク2)は待機系からのみ更新する。2
台のディスクは論理的に1台のディスクとして使用さ
れ、データを更新する場合、ディスク1に対しては現用
系のディスクコントローラにより更新し、ディスク2に
対しては現用系−待機系間の通信経路を使用して待機系
にデータを更新するように要求を発行し、待機系では、
現用系から更新要求があった場合のみ待機系ディスクコ
ントローラを使ってディスク2のデータを更新する。現
用系に障害が発生し待機系に業務を切り替える場合、待
機系はファイルシステムの整合性を取る必要がなくディ
スク2のデータを使い迅速に業務を開始することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの二
重化システムに関し、特に、業務を実行している現用系
コンピュータと現用系コンピュータの障害発生時にその
業務を引き継ぐ待機系のコンピュータで二重化構成のシ
ステムを構成し、システムの信頼性を向上させるコンピ
ュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の二重化構成システムの従来の技
術として、例えば特開平6−175788号公報には、
ディスク装置へのアクセスの競合を少なくして性能の向
上を図り、現用機で障害が発生しても実行途中のプロセ
スを引き継ぐことのできるバックアップ装置として、図
11に示すようなシステム構成が提案されている。図1
1において、11は現用系、17は待機系を示してお
り、4はディスクサブシステム、5は共有ディスク装置
である。
【0003】図11を参照して、現用系11と待機系1
7はそれぞれ内蔵ディスク装置11−7、17−7を所
有し、また共有ディスク装置5を設け、内蔵ディスク装
置と同一の内容を書き込むことにより二重化構成とし、
現用機は、通常、アクセス時間の短い内蔵ディスク装置
からデータを読み込み、自身の内蔵ディスク装置11−
7と共有ディスク装置5に共有データを書き込み、現用
機で障害が発生した場合は、待機系は共有ディスク装置
5から引継情報を読み出すことにより、現用系の処理を
引き継ぎ、待機系は共有ディスク装置5の内容を自身の
内蔵ディスク装置17−7にコピーするようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】業務を実行しているコ
ンピュータ(現用系)と現用系のコンピュータの障害発
生時にその業務を引き継ぐコンピュータ(待機系)で構
成されるホットスタンバイシステムにおいて、両系間か
らアクセス可能な共有ディスク装置上に、バッファキャ
ッシュを使用して、高速にアクセス可能なファイルシス
テムを構築し、そのファイルシステム上に業務で使用す
るデータを格納している場合に、現用系に障害が発生し
たため、待機系に業務を切り替えた場合、共有ディスク
装置上のデータを待機系で使用するためには、バッファ
キャッシュを使用しているためファイルシステムの整合
性をとってから業務を開始しなければならない。
【0005】このため、ファイルシステムに格納されて
いるデータ量が多い場合、整合性をとるのに時間を要す
ることになり、現用系から待機系への業務の切り替えを
遅延させている。
【0006】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、ホットスタンド
バイシステムにおいて、現用系に障害が発生し待機系に
業務を切り替える時に、待機系がファイルシステムなど
で必要となるデータの整合性を取ることなく、迅速に業
務を開始することを可能とした、ホットスタンバイシス
テムにおける系間共用ディスクの高速切り替え方式を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、現用系及び待機系の両系からアクセス可
能な2系統のディスク装置を備え、現用系及び待機間で
共有されるデータは2系統のディスク装置上に格納さ
れ、通常運用時において、共有データを更新する場合、
現用系が第1系のディスク装置に対して自系のディスク
制御装置を通して更新し、第2系のディスク装置に対し
ては、現用系が、現用系と待機系間の通信経路を介して
待機系に対してデータの更新要求を発行し、待機系は、
現用系から更新要求を受けて自系のディスク制御装置を
介して前記第2系のディスク装置のデータの更新を行
い、現用系に障害が発生し待機系に業務を切り替える場
合は、待機系は、前記第2系のディスク装置のデータを
用いて業務を開始する、ようにしたことを特徴とする。
【0008】また、本発明においては、待機系に業務切
り替えた後は、待機系が、前記第2のディスク装置から
前記第1のディスク装置へデータを複写して、前記第2
のディスク装置と前記第1のディスク装置の内容を一致
させ、データを更新する場合、待機系のディスク制御装
置を通して前記第1のディスク装置と前記第2のディス
ク装置のデータを更新する、ようにしたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明は、その好ましい実施の形態とし
て、ホットスタンバイシステムにおいて、現用系/待機
系の両系からアクセス可能な第1、第2のディスク装置
(図1の107、108)を備え、第1のディスク装置
は現用系からのみ更新し、第2のディスク装置は待機系
からのみ更新し、これら2台のディスク装置は論理的に
1台のディスク装置として使用する。そして、データを
更新する場合には、第1のディスク装置(図1の10
7)に対しては現用系(図1の101)のディスク制御
部(図1の103)により更新し、第2のディスク装置
(図1の108)に対しては通信制御部(図1の10
9)を使用して待機系(図1の102)にデータを更新
するように要求を発行する。待機系(図1の102)で
は、現用系から更新要求があった場合にのみ、自系のデ
ィスク制御部(図1の105)を使って第2のディスク
装置(図1の108)のデータを更新する。
【0010】このため、現用系に障害が発生し待機系に
業務を切り替える場合は、待機系はファイルシステムの
整合性を取る必要がなく、第2のディスク装置のデータ
を使って迅速に業務を開始することができる。
【0011】本発明は、その好ましい実施の形態におい
て、現用系に障害が発生し待機系に業務切り替えた後
は、第2のディスク装置(図1の108)と第1のディ
スク装置(図1の107)の内容を一致させるために、
待機系が第2のディスク装置から第1のディスク装置へ
データをコピーし、データを更新する場合には、待機系
のディスク制御装置(図1の106、105)を通して
第1のディスク装置(図1の107)と第2のディスク
装置(図1の108)のデータを更新する。
【0012】そして、現用系が障害から復帰した場合に
は、第1のディスク装置(図1の107)を現用系のデ
ィス制御装置(図1の103)により更新するように変
更する。
【0013】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳
細に説明すべく、本発明の実施例を図面を参照して以下
に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【0014】まず図1を参照して、本実施例のシステム
のハードウェア構成を説明する。本実施例は、現用系と
して運用されるコンピュータ(#1)101と、待機系
として運用され、コンピュータ101に障害が発生した
場合には現用系に切り替えられるコンピュータ(#2)
102と、コンピュータ101とコンピュータ102の
2台から制御可能であり、業務で使用されるデータを格
納したディスク装置107とディスク装置108と、デ
ィスク装置107をコンピュータ101から制御するた
めのディスク制御部(ディスクコントローラ)103
と、ディスク装置108をコンピュータ101から制御
するためのディスク制御部104と、ディスク装置10
8をコンピュータ102から制御するためのディスク制
御部105と、ディスク装置107をコンピュータ10
2から制御するためのディスク制御部106と、コンピ
ュータ101とコンピュータ102間でデータを通信す
るための通信制御部109、110と、を備えて構成さ
れている。
【0015】図2を参照して、本実施例のソフトウェア
構成について説明する。ソフトウェアは、コンピュータ
(#1)101、コンピュータ(#2)102上で同じ
ものが動作しているものとする。
【0016】業務を実行する業務プログラム201と、
データアクセスプログラム202と、データアクセス要
求通信プログラム203と、系切り替えプログラム20
4と、ディスク間データ整合プログラム205と、自系
が現用系か待機系であるかを示す#1系状態管理領域2
06と、他系が現用系か待機系であるかを示す#2系状
態管理領域207と、を備えている。
【0017】図2において、208は業務プログラム2
01から発行されるデータアクセス要求、209はデー
タアクセスプログラム202が発行する2台のディスク
コントローラに対するデータアクセス要求、210はデ
ータアクセスプログラム202がデータアクセス要求通
信プログラム203に発行する他系へのデータアクセス
要求、をそれぞれ示している。
【0018】また、211はデータアクセス要求通信プ
ログラム203が自系/他系の状態を確認するための自
系状態管理領域206と他系状態管理領域207の参
照、213はデータアクセス要求通信プログラム203
が通信制御部に発行する他系へのデータアクセス要求の
送信要求、212はデータアクセス要求通信プログラム
203が通信制御部から受け取る他系からのデータアク
セス要求の受信、214はデータアクセス要求通信プロ
グラム203がデータアクセスプログラム202に発行
するデータアクセス要求、をそれぞれ示している。
【0019】そして、215はデータアクセスプログラ
ム202が自系/他系の状態を確認するための自系状態
管理領域206と他系状態管理領域207の参照、21
6は系切り替え時、相手系復旧時に系切り替えプログラ
ム204が行う自系状態管理領域206と他系状態管理
領域207を更新、217は系切り替え時、相手系復旧
時に系切り替えプログラム204がディスク間データ整
合プログラム205に対して発行するデータ整合要求、
218はディスク間データ整合プログラム205がデー
タアクセスプログラム202に対して発行するディスク
間のデータの整合性を取るためのデータアクセス要求、
219は系切り替えプログラム204がデータアクセス
プログラム202に対して発行する他系復旧処理要求、
をそれぞれ示している。
【0020】次に、本実施例の動作について説明する。
図3に、通常運用時(現用系、待機系とも運用中)のコ
ンピュータ(#1)101におけるデータ更新処理をフ
ローチャートとして示す。
【0021】データアクセスプログラム202は、デー
タ更新要求を受けると、#1系状態管理領域206を参
照し、自系が現用系、待機系のいずれであるかを調べる
(ステップ3−1)。
【0022】自系が現用系であった場合には、ディスク
制御部103に対しディスク装置107の更新要求を発
行し、ディスク装置107の内容を更新する(ステップ
3−2)。一方、自系が待機系である場合には、後に説
明する待機系データ更新処理を実行する。
【0023】自系が現用系であった場合には、次に、#
2系状態管理領域207を参照し、相手系である#2系
が運用中であるか、あるいはダウン中であるかを調べる
(ステップ3−3)。
【0024】相手系の状態が運用中であれば(ステップ
3−3のNo分岐)、データアクセス要求通信プログラ
ム203に対しコンピュータ(#2)102に、ディス
ク装置(#1)107の更新と同じアクセス要求を送信
するように要求を発行する(ステップ3−4)。データ
アクセス要求通信プログラム203は、データアクセス
要求の送信要求を受けると、通信制御部109にその要
求を発行する(図5のステップ5−1)。
【0025】一方、相手系がダウン中であれば(ステッ
プ3−3のYes分岐)、自系のディスク制御部104
に対し、ディスク装置(#2)108の更新要求を発行
し、ディスク装置#2の内容を更新する(ステップ3−
5)。
【0026】以上により、現用系の更新要求は、ディス
ク装置(#1)107とディスク装置(#2)108に
対して行われる。
【0027】図6は、本実施例において、更新要求を受
信した時の、データアクセス要求通信プログラム203
の動作を説明するためのフローチャートである。コンピ
ュータ(#1)101からデータアクセス要求を受信し
たコンピュータ(#2)102上のデータアクセス要求
通信プログラム212は、コンピュータ上102の#2
系状態管理領域207を参照して自系が現用系、待機系
のいずれであるかを調べる(ステップ6−1)。
【0028】自系が待機系である場合のみ、データアク
セスプログラム202に対しディスク装置(#2)10
8に対する更新要求を発行する(ステップ6−2)。
【0029】図4は、待機系におけるデータ更新処理の
動作を説明するためのフローチャートである。
【0030】図4を参照して、待機系のデータアクセス
プログラム202がデータ更新要求を受けると、要求が
データアクセス要求通信プログラム203から発行され
たものであるか否かを調べる(ステップ4−1)。そし
て、データアクセス要求通信プログラムからの要求であ
った場合のみ(ステップ4−1のYes分岐)、ディス
ク装置(#2)108のデータを更新する(ステップ4
−2)。
【0031】以上により、待機系では、現用系からの更
新要求以外ディスク更新を処理しない制御を実行する。
通常運用中は以上のような処理を実行している。
【0032】以下に、本実施例において、現用系が障害
発生等でダウンし、系切り替えが発生し、待機系が現用
系に切り替わった時点から、ダウンしたシステムが復旧
し、待機系として運用を開始するまでの処理を示す。
【0033】図7は、本実施例において、待機系の系切
り替えプログラム204が現用系のダウンを検出した時
の処理をフローチャートで示したものである。コンピュ
ータ(#2)102が待機系である時に、コンピュータ
(#2)102上の系切り替えプログラム204は、コ
ンピュータ101のダウンを検出すると、#2系状態管
理領域207の内容を待機系から現用系に変更する(ス
テップ7−1)。
【0034】さらに#1系状態管理領域208の内容
を、運用中から、ダウン中に変更する(ステップ7−
2)。その後、ディスク間データ整合要求をディスク間
データ整合プログラム206に発行する(ステップ7−
3)。
【0035】ディスク間データ整合プログラム205
は、このディスク間データ整合要求を受け取ると、ディ
スク装置(#2)108の全内容を読み込み、読み込ん
だデータをディスク装置(#1)107に書き込み、デ
ィスク装置(#1)107と108ディスク装置(#
2)108の内容を一致させる(図8のステップ8−
1)。
【0036】系切り替え後、コンピュータ(#2)10
2からの更新要求は、図3のディスク制御部#1とディ
スクコントローラ#2、ディスク装置#1とディスク装
置#2を逆にして、ステップ3−1、3−2、3−3、
3−5の処理を実行している。ディスク装置(#2)1
08は、切り替え前も、コンピュータ(#2)102か
ら更新されているため、バッファキャッシュの同期は必
要がない。
【0037】図9は、本実施例において、系切り替えプ
ログラム204が相手系のダウン検出後に、相手系の復
旧を検出した場合の処理を示すフローチャートである。
【0038】系切り替えプログラム204は、図8で示
したデータ整合処理が完了したか調べる(ステップ9−
1)。完了していない場合には、一定時間待ち(ステッ
プ9−3)、データ整合処理が完了したか調べる。
【0039】データ整合処理が完了するまでは、ステッ
プ9−1、9−3の処理を繰り返す。
【0040】データ整合処理が完了すると、他系状態管
理領域の状態を運用中に変更し(ステップ9−2)、デ
ータアクセスプログラムに他系復旧処理要求を発行する
(ステップ9−4)。
【0041】図10は、本実施例において、データアク
セスプログラム202が他系復旧処理要求を受け取った
時の処理を示すフローチャートである。データアクセス
プログラム202は他系復旧処理要求を受けとるとディ
スク装置(#1)107とディスク装置(#2)108
へのアクセス処理を一旦停止する(ステップ10−
1)。
【0042】その後、ディスク装置(#1)107をコ
ンピュータ(#1)101の制御下に移すため、ディス
ク装置(#1)のバッファキャッシュの内容をディスク
装置(#1)107に反映する(ステップ10−2)。
【0043】最後に、ディスク装置(#2)108への
アクセス処理を再開し、ディスク装置(#1)107に
対する要求は、データアクセス要求通信プログラム20
3に送信要求を発行し、コンピュータ(#1)101を
待機系、コンピュータ(#2)108を現用系としての
通常運用に移行する(ステップ10−3)。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホットスタンバイシステムにおいて、現用系に障害が発
生し待機系に業務を切り替える場合は、待機系はファイ
ルシステムの整合性を取る必要がなく、迅速に業務を開
始することができる、という効果を奏する。
【0045】その理由は、本発明においては、現用系/
待機系の両系からアクセス可能なディスクを2台使用
し、通常この2台のディスク装置を、1台は現用系から
のみ更新し他方のディスク装置は、現用系−待機系間の
通信経路を使用して待機系にデータを更新するように要
求を発行して更新し、待機系では、現用系から更新要求
があった場合のみ待機系ディスク制御装置を介してディ
スク装置のデータを同じ内容で更新し、現用系に障害が
発生し待機系に業務を切替る場合に、待機系は、待機系
を介して更新をしていたディスク装置のデータを用いて
迅速に業務を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のハードウェアの構成を示す
図である。
【図2】本発明の一実施例のソフトウェアの構成を示す
図である。
【図3】本発明の一実施例において、通常運用時(現用
系、待機系とも運用中)のコンピュータにおけるデータ
更新処理を示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施例において、待機系におけるデ
ータ更新処理の動作を説明するための流れ図である。
【図5】本発明の一実施例において、データ更新要求送
信処理を示す流れ図である。
【図6】本発明の一実施例において、更新要求を受信し
た時の、データアクセス要求通信プログラムの動作を説
明するための流れ図である。
【図7】本発明の一実施例において、待機系の系切り替
えプログラムが現用系のダウンを検出した時の処理を示
す。
【図8】本発明の一実施例において、ディスク間データ
整合処理を示す流れ図である。
【図9】本発明の一実施例において、系切り替えプログ
ラムが相手系のダウン検出後に、相手系の復旧を検出し
た場合の処理を示す流れ図である。
【図10】本発明の一実施例において、データアクセス
プログラムが他系復旧処理要求を受け取った時の処理を
示す流れ図である。
【図11】従来の技術を説明するための図である。
【符号の説明】
101 コンピュータ(#1) 102 コンピュータ(#2) 103 ディスク制御部(ディスクコントローラ) 104 ディスク制御部 105、106 ディスク制御部 107、108 ディスク装置 109、110 通信制御部 201 業務を実行する業務プログラム 202 データアクセスプログラム 203 データアクセス要求通信プログラム 204 系切り替えプログラム 205 ディスク間データ整合プログラム 206 #1系状態管理領域 207 #2系状態管理領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現用系及び待機系の両系からアクセス可能
    な2系統のディスク装置を備え、 現用系及び待機間で共有されるデータは2系統のディス
    ク装置上に格納され、 通常運用時において、共有データを更新する場合、現用
    系が第1系のディスク装置に対して自系のディスク制御
    装置を通して更新し、第2系のディスク装置に対して
    は、現用系が、現用系と待機系間の通信経路を介して待
    機系に対してデータの更新要求を発行し、待機系は、現
    用系から更新要求を受けて自系のディスク制御装置を介
    して前記第2系のディスク装置のデータの更新を行い、 現用系に障害が発生し待機系に業務を切り替える場合
    は、待機系は、前記第2系のディスク装置のデータを用
    いて業務を開始する、ようにしたことを特徴とする、ホ
    ットスタンバイシステムにおける系間共用ディスクの高
    速切り替え方式。
  2. 【請求項2】待機系に業務切り替えた後は、待機系が、
    前記第2のディスク装置から前記第1のディスク装置へ
    データを複写して、前記第2のディスク装置と前記第1
    のディスク装置の内容を一致させ、 データを更新する場合、待機系のディスク制御装置を通
    して前記第1のディスク装置と前記第2のディスク装置
    のデータを更新する、ようにしたことを特徴とする、請
    求項1記載のホットスタンバイシステムにおける系間共
    用ディスクの高速切り替え方式。
  3. 【請求項3】業務を実行している現用系のコンピュータ
    と、 現用系のコンピュータの障害発生時にその業務を引き継
    ぐ待機系のコンピュータを備え、 現用系/待機系の両系からアクセス可能なディスク装置
    上に系間で共有するデータを格納しているホットスタン
    バイシステムにおいて、 両系からアクセス可能な2台のディスク装置と、 通常運用時は、2台のディスク装置のうち第1のディス
    ク装置は現用系からのみ更新し、第2のディスク装置は
    待機系からのみ更新し、 共有ディスク上のデータを、現用系から更新する場合に
    は、前記第1のディスク装置に対しては、現用系のディ
    スク制御装置により更新し、前記第2のディスク装置に
    対しては現用系と待機系間の通信経路を使用して待機系
    にデータを更新するように要求を発行し、待機系では、
    現用系から更新要求があった場合のみ待機系のディスク
    制御装置を用いて前記第2のディスク装置のデータを更
    新し、前記第1、第2のディスク装置上に同一のデータ
    を格納し、論理的に1台のディスク装置として使用する
    手段と、 現用系に障害が発生し待機系に業務を切り替える場合に
    は、待機系が、前記第2のディスク装置上のデータを整
    合性をとることなく、前記第2のディスク装置上のデー
    タを用いて業務を開始する、 ことを特徴とする、ホットスタンバイシステムにおける
    系間共用ディスクの高速切り替え方式。
  4. 【請求項4】待機系に業務切り替えた後は、前記第2の
    ディスク装置と前記第1のディスク装置の内容を一致さ
    せるために、待機系が前記第2のディスク装置から前記
    第1のディスク装置へデータをコピーし、 データを更新する場合には、待機系のディスク制御装置
    を通して前記第1のディスク装置と前記第2のディスク
    装置のデータを更新する手段と、 現用系が復帰した場合には、前記第1のディスク装置を
    現用系のディス制御装置により更新するように設定変更
    する、 ことを特徴とする、請求項3記載のホットスタンバイシ
    ステムにおける系間共用ディスクの高速切り替え方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328595A (ja) * 2006-06-08 2007-12-20 Nec Corp サーバシステムおよびそのシステムにおける同期化方法
US7418624B2 (en) 2004-06-29 2008-08-26 Hitachi, Ltd. Hot standby system

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