JP3359878B2 - 装飾部材の製造方法及びエレベータ用装飾パネル - Google Patents
装飾部材の製造方法及びエレベータ用装飾パネルInfo
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Description
タの乗場の戸、かごの戸及びかご室壁など、表面に着色
模様を形成することにより装飾される装飾部材の製造方
法、及びその方法により製造されたエレベータ用装飾パ
ネルに関するものである。
する場合、金属板の表面にインク受容層が設けられた
後、インクジェットプリンタによりインク受容層上に着
色模様が形成され、さらに表面が透明な保護膜層(クリ
ヤ)でコートされる。この後、金属板は所定のパネル形
状に加工され、また必要に応じて背面に補強材が溶接さ
れる。また、金属板をパネル形状に加工した後に、表面
にインク受容層を形成し、着色模様のプリントを行う方
法もある。
飾パネルの製造方法では、金属板の表面にインクジェッ
トプリンタを用いて着色材を直接プリントするため、曲
面や折曲部に着色模様を形成することができなかった。
また、インク受容層を均一に形成するためには、金属板
の面精度を高くする必要があり、さらにインク受容層を
金属板上に大量にコートすることができず、コストが高
くなってしまう。さらにまた、プリント工程までに不具
合が発生した場合、やり直しをすることができなかっ
た。
合、曲げ部分にクラックが入り、かつ加工時に模様表面
に工作機械の傷が付く恐れがあった。さらに、補強材や
スタッドボルトを溶接するための熱により、インク受容
層が劣化したり、着色模様が歪んだりすることがあっ
た。
プリントし、このフィルムを金属板に貼り付ける方法も
あるが、このような場合には感圧形の接着剤が使用され
るため、貼り直しができず、位置合わせが非常に困難だ
った。さらに、フィルムと金属板との間に気泡が入り易
く、貼り付け作業が難しかった。
ることを課題としてなされたものであり、基材の折曲部
や曲面などに着色模様を容易に形成することができ、か
つフィルム体の貼り付け作業のやり直しが容易であり、
装飾部材を安価に製造することができる装飾部材の製造
方法及びその方法により製造されたエレベータ用装飾パ
ネルを得ることを目的とする。
飾部材の製造方法は、熱可塑性樹脂層と、この熱可塑性
樹脂層上に設けられているインク受容層と、このインク
受容層上に設けられ着色模様を形成している着色材とを
有しているフィルム体を基材の表面に重ねる工程、及び
フィルム体を加熱し熱可塑性樹脂層を基材上に溶着させ
る工程を含むものである。
は、セパレータ上にインク受容層を形成し、このインク
受容層上に接着剤層を介して熱可塑性樹脂層を接着した
後、セパレータを剥がしながらインク受容層に着色材に
よる着色模様を印刷することによりフィルム体を製作す
る工程を含むものである。
は、着色模様の印刷後にインク受容層上に再度セパレー
タが接合され、フィルム体を基材に重ねる際にセパレー
タが剥がされるものである。
は、フィルム体を基材に重ねた後に、フィルム体と基材
との間の脱気を行いフィルム体を基材に密着させるもの
である。
は、フィルム体を基材に重ねた後に、フィルム体の上か
らカバーを被せ、カバー内を真空引きすることにより、
フィルム体と基材との間の脱気を行うとともに、カバー
をフィルム体に密着させてフィルム体を基材に押し付
け、この状態のままフィルム体を加熱するようにしたも
のである。
は、カバー内を真空引きする際にカバーを加圧して、フ
ィルム体を基材に押し付けるものである。
は、熱硬化性樹脂からなるインク受容層を用い、熱可塑
性樹脂層の溶着時にインク受容層を熱硬化させ着色模様
を定着させるものである。
ネルは、パネル形状に曲げ加工された金属製の基材、こ
の基材上に形成されている下地塗料層、この下地塗料層
上に溶着されている透明な熱可塑性樹脂層と、この熱可
塑性樹脂層上に設けられている接着剤層と、この接着剤
層を介して熱可塑性樹脂層上に接着され、熱硬化性樹脂
からなる透明なインク受容層と、このインク受容層上に
設けられ着色模様を形成している着色材とを有するフィ
ルム体、及び下地着色層及びフィルム体上に形成され熱
硬化性樹脂からなる透明な保護膜層を備えたものであ
る。
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1の方法に
より製造されたエレベータ用装飾パネルの要部断面図で
ある。図において、パネル形状に折曲加工された金属製
(例えば鋼板)の基材1の表面には、防錆層2が塗布さ
れている。防錆層2上には、下地塗料層3が塗布されて
いる。
脂からなる透明な熱可塑性樹脂層4が硬化した状態で設
けられている。熱可塑性樹脂層4上には、例えば透明な
ウレタン等からなる接着剤層5が設けられている。接着
剤層5上には、熱硬化性樹脂からなる透明なインク受容
層6が設けられている。インク受容層6は、例えば水分
散性樹脂、ポリエステル又はポリウレタン等、若しくは
それらの組み合わせにより構成されている。インク受容
層6上には、着色模様を構成する着色材7が設けられて
いる。着色材7としては、例えば顔料インクが使用され
る。
インク受容層6及び着色材7を被覆する透明な保護膜層
8が設けられている。保護膜層8は、例えば熱可塑性の
透明なクリヤ塗料により構成されている。また、フィル
ム体9は、熱可塑性樹脂層4、接着剤層5、インク受容
層6及び着色材7により構成されている。
ルを製造するために使用される着色フィルムの要部断面
図である。図において、紙又は樹脂フィルム等からなる
シート状のセパレータ11の表面には、着色材7が設け
られたインク受容層6、接着剤層5及び熱可塑性樹脂層
4が設けられている。
て説明する。図3ないし図7は図2の着色フィルム9a
の製造方法を示す図である。着色フィルムを製造する場
合、まず図3に示すように、セパレータ11の表面にイ
ンク受容層6の材料となる樹脂が塗布される。続いて、
乾燥工程を経て、図4に示すようにインク受容層6が形
成される。
6上に接着剤層5が塗布され、さらにその上に、図6に
示すように、シート状の熱可塑性樹脂層4が接着され
る。熱可塑性樹脂層4の接着後、乾燥工程を経てフィル
ム9bが巻き取られる。
ィルム9bからセパレータ11が剥離されるとともに、
露出された硬化前のインク受理層6上に着色材7による
着色模様が印刷され、図1及び図2に示したフィルム体
9が製造される。また、着色模様の印刷は、コンピュー
タ13に接続されたインクジェットプリンタ12により
行われる。このような印刷工程の後、インク受理層6上
にセパレータ11が再び接合され、図2のような断面を
有する着色フィルムが完成する。
ルの製造方法を示す図である。まず、図8に示すような
平板状の基材1が、図9に示すようにパネル形状に曲げ
加工される。また、基材1には、必要に応じて補強材
(図示せず)等が取り付けられる。続いて、図10に示
すように、基材1の表面に防錆塗料が塗布され防錆層2
が形成される。また、防錆層2上には、下地塗料層3が
形成される。この下地塗料層3は、中塗り、上塗りの2
層形成される場合もある。この後、図11に示すよう
に、下地塗料層3の表面が研磨され、平面度が高められ
る。
9aが裁断機21により必要な大きさに裁断され、セパ
レータ11が取り除かれる。これにより残ったフィルム
体9は、図13に示すように、熱可塑性樹脂層4が下地
塗料層3に接するように基材1上の所定の位置に重ねら
れる。
ィルム体9が重ねられてなるパネル体20が真空圧着用
治具14上に配置されるとともに、全体にカバー15が
被せられ、カバー15内が真空引きされる。カバー15
は、例えばゴムシート、ポリエチレンシート又はシリコ
ンシートなど、気密を保持できるとともに、後工程での
加熱に耐え得る材料により構成されている。
地塗料層3とフィルム体9の熱可塑性樹脂層4との間が
脱気されるとともに、カバー15がフィルム体9に密着
し、フィルム体9が大気圧で基材1に均等に押し付けら
れる。これにより、下地塗料層3と熱可塑性樹脂層4と
が密着される。
図15に示すように、加熱乾燥炉16内にパネル体20
が移動され、パネル体20全体が所定の温度で加熱され
て、熱可塑性樹脂層4が溶融される。溶融された熱可塑
性樹脂層4は、再び常温に戻されることにより硬化し、
アンカー効果で下地塗料層3に溶着される。これによ
り、着色模様が形成されたインク受容層6も、接着剤層
5及び熱可塑性樹脂層4を介して下地塗料層3の表面に
強固に固着される。また、インク受容層6は加熱硬化さ
れ、これにより着色模様が定着される。
リヤ塗料がパネル体20の表面全面に塗布される。そし
て、塗布されたクリヤ塗料が、図15に示したような加
熱乾燥炉16内で加熱硬化され、保護膜層8が形成され
る。この保護膜層8のクリヤ塗料は、その加熱硬化温度
が熱可塑性樹脂層4の溶融温度よりも低くなるように選
択されている。最後に、保護膜層8の表面が研磨されて
平面度が高められ、図1に示した断面を有する装飾パネ
ルが完成される。
9を基材1に重ねることにより、基材1上に着色模様を
形成しているため、基材1の折曲部にも容易に着色模様
を形成することができ、しかも球面等の二次曲面につい
ても同様に着色模様を形成することができる。従って、
基材1は予めパネル形状に加工しておくことができ、着
色模様にクラックが入ったり傷が付く恐れもない。さら
に、補強材やスタッドボルトの溶接も予め行っておくこ
とができ、インク受容層が劣化したり、着色模様が歪ん
だりすることもない。
直接コートせず、セパレータ11等の他のベース上にコ
ートすればよいため、インク受容層6の形成が容易でコ
ストを低減することができる。また、フィルム体9は適
当な接着力で基材1上に溶着されているため、保護膜層
8の形成前であれば剥がすこともでき、やり直しや位置
合わせが容易である。
8を用いたので、仕上がり表面を強固にして着色模様を
保護することができる。さらにまた、硬化後の保護膜層
8の表面を研磨することにより、表面の平滑度を高め、
仕上がりに高級感を持たせることができる。
12によりインク受容層6上に直接プリントされるの
で、解像度の高い鮮明な着色模様を容易に形成すること
ができる。さらに、熱可塑性樹脂層4として透明なもの
を使用したので、下地塗料層3と着色材7による着色模
様とを組み合わせた美しい装飾を得ることができる。
性樹脂を用い、熱可塑性樹脂層4の溶着時に同時にイン
ク受容層6を硬化させ着色模様を定着させるようにした
ので、作業効率を向上させることができるとともに、製
造途中で着色模様が損傷するのを防止することができ
る。
してインク受容層6を積層した構造のフィルム体9を用
いることにより、フィルム体9の厚さを例えば50〜6
0μm程度まで薄くすることができる。従って、フィル
ム体9を用いた製造方法によれば、装飾パネルを不燃の
規準に容易に適応させるることができる。
ドアパネルの場合、昇降路を通しての火災の延焼を阻止
するため、高い耐火性が要求されるが、上記の製造方法
によれば、装飾パネルを不燃にすることができ、十分な
耐火性を有するドアパネルを得ることができる。
類によっては、真空引きをしながら加熱しただけでは十
分なアンカー効果が得られない場合もあるが、そのよう
な場合、例えば図17に示すように、カバー15を被せ
て真空引きを行うとともに、加圧ローラ17によりカバ
ー15を介してフィルム体9を基材1に押し付けてもよ
い。
わりに、図18に示すように、パネル体20及びカバー
15を加圧室18内に配置し、加圧室18内に空気又は
オイルなどを封入して圧力を加えてもよく、パネル体2
0の表面全体を均等に加圧することができる。
のようにパネル体20を加圧する場合、図19に示すよ
うに、パネル体20の裏面からも圧力を加えることによ
り、パネル体20の変形を防止することができる。
属板を使用したが、材料や形状はこれに限定されるもの
ではなく、例えば陶器や木材等であってもよい。
装飾部材の製造方法は、熱可塑性樹脂層上にインク受容
層が設けられたフィルム体を用い、熱可塑性樹脂層を基
材上に溶着させることによりフィルム体を基材に固定す
るようにしたので、基材の折曲部や曲面などのあらゆる
部分に容易に着色模様を形成することができる。従っ
て、基材は予めパネル形状等に加工しておくことがで
き、着色模様にクラックが入ったり傷が付く恐れもな
い。さらに、補強材やスタッドボルトの溶接も予め行っ
ておくことができ、インク受容層が劣化したり、着色模
様が歪んだりすることもない。また、フィルム体は剥が
すこともでき、やり直しや位置合わせが容易である。
セパレータ上にインク受容層を形成し、このインク受容
層上に接着剤層を介して熱可塑性樹脂層を接着した後、
セパレータを剥がしながらインク受容層に着色材による
着色模様を印刷することによりフィルム体を製作するよ
うにしたので、インク受容層の形成及び着色模様の印刷
が容易でコストを低減することができる。
着色模様の印刷後にインク受容層上に再度セパレータが
接合され、フィルム体を基材に重ねる際にセパレータが
剥がされるので、製造途中で着色模様が損傷するのを防
止することができる。
フィルム体を基材に重ねた後に、フィルム体と基材との
間の脱気を行うようにしたので、より確実かつしっかり
とフィルム体を基材に密着させることができる。
フィルム体を基材に重ねた後に、フィルム体の上からカ
バーを被せ、カバー内を真空引きすることにより、フィ
ルム体と基材との間の脱気を行うとともに、カバーをフ
ィルム体に密着させてフィルム体を基材に押し付け、こ
の状態のままフィルム体を加熱するようにしたので、十
分なアンカー効果によりフィルム体を基材にしっかりと
溶着させることができる。
カバー内を真空引きする際にカバーを加圧して、フィル
ム体を基材に押し付けるようにしたので、十分なアンカ
ー効果によりフィルム体を基材にしっかりと溶着させる
ことができる。
熱硬化性樹脂からなるインク受容層を用い、熱可塑性樹
脂層の溶着時にインク受容層を熱硬化させ着色模様を定
着させるようにしたので、熱可塑性樹脂層の溶着と着色
模様の定着とを同時に行うことができ、製造効率を向上
させることができるとともに、製造途中で着色模様が損
傷するのを防止することができる。
は、パネル形状に曲げ加工された金属製の基材、この基
材上に形成されている下地塗料層、この下地塗料層上に
溶着されている透明な熱可塑性樹脂層と、この熱可塑性
樹脂層上に設けられている接着剤層と、この接着剤層を
介して熱可塑性樹脂層上に接着され、熱硬化性樹脂から
なる透明なインク受容層と、このインク受容層上に設け
られ着色模様を形成している着色材とを有するフィルム
体、及び下地着色層及びフィルム体上に形成され熱硬化
性樹脂からなる透明な保護膜層を備えたので、十分に薄
いフィルム体で基材上に着色模様を形成することがで
き、これにより防火性を向上させることができる。ま
た、基材を予めパネル形状に加工し、補強材等の取付を
行った後に着色模様を形成することができるため、意匠
性の高いパネルを効率良く製造することができる。
れたエレベータ用装飾パネルの要部断面図である。
る着色フィルムの要部断面図である。
斜視図である。
工程を示す斜視図である。
る工程を示す斜視図である。
印刷する工程を示す斜視図である。
る。
す斜視図である。
斜視図である。
視図である。
である。
を示す斜視図である。
す説明図である。
明図である。
する工程を示す斜視図である。
製造方法を示す説明図である。
製造方法を示す説明図である。
製造方法を示す説明図である。
接着剤層、6 インク受容層、7 着色材、8 保護膜
層、9 フィルム体、11 セパレータ。
Claims (8)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂層と、この熱可塑性樹脂層
上に設けられているインク受容層と、このインク受容層
上に設けられ着色模様を形成している着色材とを有して
いるフィルム体を基材の表面に重ねる工程、及び上記フ
ィルム体を加熱し上記熱可塑性樹脂層を上記基材上に溶
着させる工程を含むことを特徴とする装飾部材の製造方
法。 - 【請求項2】 セパレータ上にインク受容層を形成し、
このインク受容層上に接着剤層を介して熱可塑性樹脂層
を接着した後、上記セパレータを剥がしながら上記イン
ク受容層に着色材による着色模様を印刷することにより
フィルム体を製作する工程を含むことを特徴とする請求
項1記載の装飾部材の製造方法。 - 【請求項3】 着色模様の印刷後にインク受容層上に再
度セパレータが接合され、フィルム体を基材に重ねる際
に上記セパレータが剥がされることを特徴とする請求項
2記載の装飾部材の製造方法。 - 【請求項4】 フィルム体を基材に重ねた後に、上記フ
ィルム体と上記基材との間の脱気を行い上記フィルム体
を上記基材に密着させることを特徴とする請求項1ない
し請求項3のいずれかに記載の装飾部材の製造方法。 - 【請求項5】 フィルム体を基材に重ねた後に、上記フ
ィルム体の上からカバーを被せ、上記カバー内を真空引
きすることにより、上記フィルム体と上記基材との間の
脱気を行うとともに、上記カバーを上記フィルム体に密
着させて上記フィルム体を上記基材に押し付け、この状
態のまま上記フィルム体を加熱することを特徴とする請
求項4記載の装飾部材の製造方法。 - 【請求項6】 カバー内を真空引きする際に上記カバー
を加圧して、上記フィルム体を上記基材に押し付けるこ
とを特徴とする請求項5記載の装飾部材の製造方法。 - 【請求項7】 熱硬化性樹脂からなるインク受容層を用
い、熱可塑性樹脂層の溶着時にインク受容層を熱硬化さ
せ着色模様を定着させることを特徴とする請求項1ない
し請求項6のいずれかに記載の装飾部材の製造方法。 - 【請求項8】 パネル形状に曲げ加工された金属製の基
材、この基材上に形成されている下地塗料層、この下地
塗料層上に溶着されている透明な熱可塑性樹脂層と、こ
の熱可塑性樹脂層上に設けられている接着剤層と、この
接着剤層を介して上記熱可塑性樹脂層上に接着され、熱
硬化性樹脂からなる透明なインク受容層と、このインク
受容層上に設けられ着色模様を形成している着色材とを
有するフィルム体、及び上記下地着色層及び上記フィル
ム体上に形成され熱硬化性樹脂からなる透明な保護膜層
を備えていることを特徴とするエレベータ用装飾パネ
ル。
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JP00970399A JP3359878B2 (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 装飾部材の製造方法及びエレベータ用装飾パネル |
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JP3359878B2 true JP3359878B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
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Family Applications (1)
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JP00970399A Expired - Fee Related JP3359878B2 (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 装飾部材の製造方法及びエレベータ用装飾パネル |
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- 1999-01-18 JP JP00970399A patent/JP3359878B2/ja not_active Expired - Fee Related
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