JP3359798B2 - 板金曲げ加工装置 - Google Patents

板金曲げ加工装置

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JP3359798B2 JP27092495A JP27092495A JP3359798B2 JP 3359798 B2 JP3359798 B2 JP 3359798B2 JP 27092495 A JP27092495 A JP 27092495A JP 27092495 A JP27092495 A JP 27092495A JP 3359798 B2 JP3359798 B2 JP 3359798B2
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打ち抜き形成され
た板金ワークを部分的に曲げ加工するのに好適な曲げ加
工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すような部分的に折り曲げ部X
を有する板金ワークWを曲げ加工する装置としては、上
端に沿ってV溝状の雌曲げ型を形成した下金型と、上下
駆動される上金型との間に型抜きした偏平な板金ワーク
Wを装填し、上金型の下端に沿って形成した雄曲げ型を
下金型の雌曲げ型に圧入することで、部分的に折り曲げ
加工するよう構成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置において
は、折り曲げ部Xの幅寸法hが変わると下金型の長さも
それに応じて変える必要があり、このために下金型をそ
の幅方向に分割した複数の分割金型で構成し、その組み
替えによって複数種の幅の下金型を得るように改良した
ものが実用化されている。
【0004】しかし、このような手段をもってしても、
分割金型の組み替えに時間と手数を要し、ワーク仕様変
更に伴う段取り時間が長くなって、作業効率を低下させ
る一因になるものであった。
【0005】本発明はこのような点に着目してなされた
ものであって、より広い範囲のワーク仕様変更に対応す
ることができるとともに、段取りの自動化への発展を容
易にすることのできる曲げ加工装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕 請求項1に係る発明の板金曲げ加工装置は、
上端に沿って溝状の雌曲げ型を形成した下金型と、この
雌曲げ型に挿入される雄曲げ型を下端に沿って形成した
上金型とを備え、前記下金型を、雌曲げ型の溝の長手方
向で分割され、かつ、雌曲げ型の長さが互いに異なるよ
うに設定された複数の分割体によって構成するととも
に、各下金型のそれぞれを一連の横長の支持部材に上下
位置規制された状態に支持し、複数の分割下金型を駆動
機構によって支持部材の長手方向に相対スライドさせて
接近および離反調節可能に構成し、かつ、隣接する分割
下金型間において、前記複数の分割下金型とは異なる長
さに設定された中間下金型を、前記横長の支持 部材に対
して上方より挿抜可能に構成するとともに、 隣接する前
記分割下金型の端部および中間下金型の左右両端部に
は、左右の分割下金型間に挟持された中間下金型の上方
への抜け出しを阻止する係合手段を備えてあることを特
徴とする。
【0007】〔作用・効果〕 この構成によると、分割
下金型の組み合わせにより幅の異なった複数種の下金型
が得られるとともに、これに中間下金型を組み合わせる
ことで更に多種類の幅の下金型を得ることができる。こ
の場合、分割下金型はアクチュエータによって簡単容易
にスライド移動することができるとともに、着脱される
中間下金型はワークの寸法差に対応するだけの小幅のも
のですむので分割下金型に比べて小型で軽量である。従
ってこの小型軽量の中間下金型はロボットハンドなどに
よって搬入搬出することが可能であり、金型の仕様変更
を自動化して段取り時間を短縮することが容易となる。
【0008】
【0009】さらに、この構成によると、間隔をあけた
分割下金型間に中間下金型を挿入した後、分割下金型で
左右から挟持するだけで中間下金型を浮き上がりなく固
定することができ、また分割下金型の間隔をあければ中
間下金型を上方に抜き出すことができる。従って、中間
下金型を固定する特別な作動部材が不用であり、装置の
構造簡素化に有効である。
【0010】請求項2に係る発明の板金曲げ加工装置
は、請求項1に係る発明において、前記中間下金型に、
ロボットハンドに備えた支持ピンを前後方向から挿入す
るピン孔を形成してあることを特徴とする。
【0011】〔作用・効果〕 この構成によると、中間
下金型をロボットハンドの先端ヘッドに備えた支持ピン
でぶら下げ支持できるので、例えばクランプ爪で挟持す
る手段に比較して小さい駆動力で確実に中間下金型を支
持して搬入搬出することができ、ロボットハンドの先端
ヘッドに備える金型支持機構を構造簡単で小型のものに
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る板金曲げ加工
装置の実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。こ
の板金曲げ加工装置は、ベース部材1に装着した下金型
2と、図示しない駆動機構によって機械式あるいは油圧
式に駆動昇降される上金型3とからなり、下金型2の上
端に沿ってV溝状の雌曲げ型4が形成されるとともに、
上金型3の下端に沿って前記雌曲げ型4の溝角と同一の
先端角を有する雄曲げ型5が形成されている。
【0013】下金型2は、互いに横幅の異なる3個の分
割下金型2A,2B,2Cが直列に配列されたものであ
り、これら分割下金型2A,2B,2Cが、ベース部材
1上に配置された左右に長い支持部材6に装着されてい
る。また、この支持部材6は左右のエアシリンダ7によ
って平行昇降可能に構成されており、ベース部材1上に
配置された重ね折り用金型8と支持部材6とによって後
述する重ね折り加工を行うことができるよう構成されて
いる。
【0014】前記支持部材6にはその長手方向に沿って
所定前後幅のスリット9が形成され、このスリット9に
各分割下金型2A,2B,2Cが上方から挿入されると
ともに、支持部材6上端と金型側に形成した段部10と
の当たりによって高さ方向に位置決め規制されている。
そして、中央の分割下金型2Aが支持部材6に左右移動
不能に固定されるとともに、左右の分割下金型2B,2
Cは左右スライド可能に支持され、かつ、これら分割下
金型2B,2Cが支持部材6の両端部に備えたエアシリ
ンダ11に連結部材12を介して接続され、中央の分割
下金型2Aに対して分割下金型2B,2Cを独立的に接
近移動あるいは離反移動させるよう構成されている。
【0015】このような構成によると、左右の分割下金
2B,2Cを中央の分割下金型2Aから離して各分割
下金型2A,2B,2Cを単独に使用することで、3種
類の横幅(a),(b),(c)の下金型2を得ること
ができ、左右の分割下金型2B,2Cの一方を中央の分
割下金型2Aに接近接続することで2種類の横幅(a+
b),(a+c)の下金型2を得ることができ、更に、
左右の分割下金型2B,2Cの両方を中央の分割下金型
2Aに接近接続することで横幅(a+b+c)の下金型
2を得ることができ、つごう6種類の横幅の下金型2を
得ることができるのである。
【0016】また、本発明では、中央の分割下金型2A
と左右の分割下金型2B,2Cとの間に適当な横幅の中
間下金型2Dを挟持することで、一層多種類の横幅の下
金型2を得ることができるようにしている。
【0017】前記中間下金型2Dは、分割下金型2A,
2B,2Cの横幅に比して小さい横幅(d)を有してお
り、支持部材6のスリット9に上方から挿抜されるとと
もに、支持部材6上端と金型側に形成した段部10との
当たりによって高さ方向に位置決め規制されて、分割下
金型2A,2B,2Cに対して高さが揃えられる。ま
た、中間下金型2Dの下端左右には突部13が形成され
るとともに、各分割下金型2A,2B,2Cの高さ方向
中間部位には前記突部を係入する段部14が形成され、
分割下金型2A,2Bあるいは2A,2Cで中間下金型
2Dを挟持した状態では突部13と段部14の係合によ
って中間下金型2Dの上方への浮き上がりが阻止される
ようになっている。
【0018】前記中間下金型2Dには着脱用のピン孔1
5が前後に貫通形成されている。このピン孔15は、ロ
ボットハンド16のヘッド16aに金型支持枠17を介
して中間下金型2Dを支持させるためのものであり、金
型支持枠17の前端には中間下金型2Dの上部を背部か
ら受け止める当り部材18が備えられるとともに、金型
支持枠17の基部側には電磁ソレノイド19によって前
後に出退する段付きの支持ピン20が備えられ、金型支
持枠17の下面と当り部材18で位置決めされた中間下
金型2Dのピン孔15に支持ピン20を挿入し、中間下
金型2Dをぶら下げ支持して搬入搬出することができる
ようになているのである。
【0019】次にこの曲げ加工装置を用いての加工手順
について説明する。先ず、型抜きした偏平な板金ワーク
Wをワークハンドリング用のロボットハンドで保持し
て、上昇している上金型3と折り曲げ部Xの幅hに対応
した横幅にセットした下金型2との間に、所定のプログ
ラムに基づいて位置決めしながら装填し、次いで、上金
型3を下降駆動させて折り曲げ部の基部を雌曲げ型4と
雄曲げ型5との間に挟み込んで所定の角度で上方に折り
曲げる。折り曲げた板金ワークWを一旦金型間から取り
出し、上昇させておいた支持部材6と折り重ね金型8と
の間に折り曲げ部Xを位置させ、支持部材6を駆動下降
して折り曲げ部Xを完全に折り重ねるのである。なお、
支持部材6と折り重ね金型8の前面には、折り曲げた板
金ワークWを導入するための先拡がりガイド21が取付
けられている。
【0020】〔他の実施の形態〕 上記実施形態例で
は左右の分割下金型2B,2Cをスライド駆動するのに
エアシリンダを用いているが、電動モータを利用したネ
ジ送り機構やラック・ピニオン機構などの直線送り手段
を利用することもでき、これらエアシリンダ、ネジ送、
機構やラック・ピニオン機構などを分割下金型スライド
用の駆動機構11と総称する。 中央の分割下金型2
Aと左右の分割下金型2B,2Cの間に中間下金型2D
が挟持された際に、中間下金型2Dが上方に抜け出すの
を阻止する手段として、ピンと係合穴を用いることもで
きる。 雌曲げ型4および雄曲げ型5の曲げ角度や形
状はワークに応じて任意に設定すればよく、例えば湾曲
した曲げ加工にも適用できる。 折り重ね加工の必要
がない場合は、支持部材6を固定した形態で実施するこ
ともできる。 簡易には分割下金型2を2分割し、少
なくとも一方の分割下金型2を駆動スライド可能に構成
して実施することもできる。
【0021】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体正面図
【図2】要部の拡大縦断側面図
【図3】中間下金型装着状態を示す要部の縦断側面図
【図4】中間下金型の斜視図
【図5】ワークの斜視図
【符号の説明】
2 下金型 2A,2B,2C 分割下金型 2D 中間下金型 3 上金型 4 雌曲げ型 5 雄曲げ型 6 支持部材 11 駆動機構(エアシリンダ) 15 ピン孔 16 ロボットハンド 20 支持ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 5/02 B21D 37/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端に沿って溝状の雌曲げ型(4)を形
    成した下金型(2)と、この雌曲げ型(4)に挿入され
    る雄曲げ型(5)を下端に沿って形成した上金型(3)
    とを備え、 前記下金型(2)を、雌曲げ型(4)の溝の長手方向で
    分割され、かつ、雌曲げ型(4)の長さが互いに異なる
    ように設定された複数の分割体によって構成するととも
    に、各下金型(2)のそれぞれを一連の横長の支持部材
    (6)に上下位置規制された状態に支持し、 複数の分割下金型(2A),(2B),(2C)を駆動
    機構(11)によって支持部材(6)の長手方向に相対
    スライドさせて接近および離反調節可能に構成し、か
    つ、隣接する分割下金型間において、前記複数の分割下
    金型(2A),(2B),(2C)とは異なる長さに設
    定された中間下金型(2D)を、前記横長の支持部材
    (6)に対して上方より挿抜可能に構成するとともに、 隣接する前記分割下金型(2A),(2B),(2C)
    の端部および中間下金型(2D)の左右両端部には、左
    右の分割下金型間に挟持された中間下金型(2D)の上
    方への抜け出しを阻止する係合手段を備えてある 板金曲
    げ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記中間下金型(2D)に、ロボットハ
    ンド(16)に備えた支持ピン(20)を前後方向から
    挿入するピン孔(15)を形成してある請求項1記載の
    板金曲げ加工装置。
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JPH1157864A (ja) * 1997-08-15 1999-03-02 Kenzo Hasegawa 板材の曲げ加工装置
ATE460998T1 (de) * 1999-01-13 2010-04-15 Amada Co Ltd Biegepresssystem
JP6101454B2 (ja) 2012-09-04 2017-03-22 株式会社アマダホールディングス ワーク加工装置及び該ワーク加工装置における金型の移動方法
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