JPH11320297A - プレス部品組立装置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク部品の製造方法 - Google Patents
プレス部品組立装置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク部品の製造方法Info
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- JPH11320297A JPH11320297A JP12443998A JP12443998A JPH11320297A JP H11320297 A JPH11320297 A JP H11320297A JP 12443998 A JP12443998 A JP 12443998A JP 12443998 A JP12443998 A JP 12443998A JP H11320297 A JPH11320297 A JP H11320297A
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設備投資および作業場所の少ないプレス部品
組立装置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク
部品の製造方法を提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 フープ状の第1、第2の金属薄板41,
71を所定の形状に打ち抜き曲げ加工する第1、第2の
打抜曲げ加工部31,61と、第1の金属薄板41を成
形・加工する加工部51と、第2の金属薄板71とを単
一の構造部品を形成する組立部81とを一体に設けてな
るものである。
組立装置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク
部品の製造方法を提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 フープ状の第1、第2の金属薄板41,
71を所定の形状に打ち抜き曲げ加工する第1、第2の
打抜曲げ加工部31,61と、第1の金属薄板41を成
形・加工する加工部51と、第2の金属薄板71とを単
一の構造部品を形成する組立部81とを一体に設けてな
るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス部品組立装
置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク部品の
製造方法に関するものである。
置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク部品の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来のリンク部品の製造方法につ
いて、図面を参照しながら説明する。
いて、図面を参照しながら説明する。
【0003】図9〜図12は従来のリンク部品の製造方
法を説明する図である。従来のリンク部品は、まず、図
9(a),(b),(c)に示すように、フープ状の第
1、第2、第3の金属薄板1,2,3を所定形状である
第1の枠体4、第2の枠体5、ベース部材6となるよう
にそれぞれプレス加工機にて打抜いて図10(a),
(b),(c)に示すように、それぞれ個片状にする。
法を説明する図である。従来のリンク部品は、まず、図
9(a),(b),(c)に示すように、フープ状の第
1、第2、第3の金属薄板1,2,3を所定形状である
第1の枠体4、第2の枠体5、ベース部材6となるよう
にそれぞれプレス加工機にて打抜いて図10(a),
(b),(c)に示すように、それぞれ個片状にする。
【0004】次に、図11に示すように、第1の枠体4
と第2の枠体5とが所望のX字型となるまで、第1の枠
体4の空間部7に第2の枠体5の空間部係合部8を係合
させる。
と第2の枠体5とが所望のX字型となるまで、第1の枠
体4の空間部7に第2の枠体5の空間部係合部8を係合
させる。
【0005】最後に、図12に示すように、ベース部材
6の第1の支持部(本図では、図示せず。)に第1の枠
体4の第1の枠体係合部10を、第2の支持部(本図で
は、図示せず。)に第2の枠体5の第2の枠体係合部1
2をそれぞれ係合させて、リンク部品を製造していた。
6の第1の支持部(本図では、図示せず。)に第1の枠
体4の第1の枠体係合部10を、第2の支持部(本図で
は、図示せず。)に第2の枠体5の第2の枠体係合部1
2をそれぞれ係合させて、リンク部品を製造していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来のリンク
部品を製造する際に、第1の枠体4、第2の枠体5およ
びベース部材6を製造するためには、3台のプレス加工
機が必要であり、また、最終工程である組立工程のため
に組立装置も必要となり、多大な設備投資および作業場
所が必要であった。
部品を製造する際に、第1の枠体4、第2の枠体5およ
びベース部材6を製造するためには、3台のプレス加工
機が必要であり、また、最終工程である組立工程のため
に組立装置も必要となり、多大な設備投資および作業場
所が必要であった。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、設備投資および作業場所の少ないプレス部品組立装
置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク部品の
製造方法を提供することを目的とするものである。
で、設備投資および作業場所の少ないプレス部品組立装
置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク部品の
製造方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、打抜曲げ加工部、加工部および組立部を同
一ベースプレート上に設けてなるものである。
に本発明は、打抜曲げ加工部、加工部および組立部を同
一ベースプレート上に設けてなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、フープ状の第1、第2の金属薄板を所定の形状に打
ち抜き曲げ加工する第1、第2の打抜曲げ加工部と、こ
の第1の打抜曲げ加工部で打ち抜かれた第1の金属薄板
を成形・加工する加工部と、この加工部で加工された第
1の金属薄板と前記第2の打抜曲げ加工部で打ち抜かれ
た第2の金属薄板とで単一の構造部品を形成する組立部
とからなり、前記第1、第2の打抜曲げ加工部、加工部
および組立部とを同一ベースプレート上に設けてなるこ
とにより、少ない設置面積でプレス部品組立装置を設置
できるという作用を有するものである。
は、フープ状の第1、第2の金属薄板を所定の形状に打
ち抜き曲げ加工する第1、第2の打抜曲げ加工部と、こ
の第1の打抜曲げ加工部で打ち抜かれた第1の金属薄板
を成形・加工する加工部と、この加工部で加工された第
1の金属薄板と前記第2の打抜曲げ加工部で打ち抜かれ
た第2の金属薄板とで単一の構造部品を形成する組立部
とからなり、前記第1、第2の打抜曲げ加工部、加工部
および組立部とを同一ベースプレート上に設けてなるこ
とにより、少ない設置面積でプレス部品組立装置を設置
できるという作用を有するものである。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の組立部は、第1の金属薄板に設けられた第1
の金属薄板位置決め用孔と第2の金属薄板に設けられた
第2の金属薄板位置決め用孔とにより、前記第1、第2
の金属薄板との相互の位置関係を設定し保持してなる手
段を備えることにより、複数のプレス部品の一体化が容
易になるという作用を有するものである。
載の発明の組立部は、第1の金属薄板に設けられた第1
の金属薄板位置決め用孔と第2の金属薄板に設けられた
第2の金属薄板位置決め用孔とにより、前記第1、第2
の金属薄板との相互の位置関係を設定し保持してなる手
段を備えることにより、複数のプレス部品の一体化が容
易になるという作用を有するものである。
【0011】また、請求項3記載の発明は、第1の金属
薄板の幅方向に対して一方の端部側に空間部を中央側に
第1の枠体係合部を有する第1の枠体と他方の端部側に
空間部係合部を中央側に第2の枠体支持部を有する第2
の枠体となるようにプレス成形し折曲げ加工し、前記第
1、第2の枠体とが所望のX字型となるまで第1の枠体
空間部に第2の枠体の空間部支持部を係合するように加
工し、第1、第2の支持部を有するベース部材を形成し
た第2の金属薄板の上面から前記第1の金属薄板から切
断したX字型の第1、第2の枠体を前記ベース部材の第
1の支持部に前記第1の枠体の第1の枠体係合部を前記
第2の支持部に前記第2の枠体の第2の枠体係合部と係
合支持するように装着してなることにより、第1、第2
の枠体およびベース部材の位置決め精度が向上するとい
う作用を有するものである。
薄板の幅方向に対して一方の端部側に空間部を中央側に
第1の枠体係合部を有する第1の枠体と他方の端部側に
空間部係合部を中央側に第2の枠体支持部を有する第2
の枠体となるようにプレス成形し折曲げ加工し、前記第
1、第2の枠体とが所望のX字型となるまで第1の枠体
空間部に第2の枠体の空間部支持部を係合するように加
工し、第1、第2の支持部を有するベース部材を形成し
た第2の金属薄板の上面から前記第1の金属薄板から切
断したX字型の第1、第2の枠体を前記ベース部材の第
1の支持部に前記第1の枠体の第1の枠体係合部を前記
第2の支持部に前記第2の枠体の第2の枠体係合部と係
合支持するように装着してなることにより、第1、第2
の枠体およびベース部材の位置決め精度が向上するとい
う作用を有するものである。
【0012】以下、本発明の一実施の形態におけるプレ
ス部品組立装置について、図面を参照しながら説明す
る。
ス部品組立装置について、図面を参照しながら説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施の形態におけるプレ
ス部品組立装置の要部構成平面図である。
ス部品組立装置の要部構成平面図である。
【0014】図において、21は鋼材等からなるベース
プレートで、この四隅のそれぞれに鋼材等からなるベー
スプレート部ガイドポスト22を有している。
プレートで、この四隅のそれぞれに鋼材等からなるベー
スプレート部ガイドポスト22を有している。
【0015】31は超鋼材等からなる第1の打抜曲げ加
工部で、ベースプレート21の上面に第1の打抜曲げ加
工部ガイドポスト32により位置規制されかつ上下移動
自在に設けられている。この第1の打抜曲げ加工部31
は、鉄・銅・アルミニウムまたはそれらの合金材料等か
らなるフープ状の第1の金属薄板41を所望の形状とな
るように第1の枠体42および第2の枠体43にプレス
成形加工するものである。
工部で、ベースプレート21の上面に第1の打抜曲げ加
工部ガイドポスト32により位置規制されかつ上下移動
自在に設けられている。この第1の打抜曲げ加工部31
は、鉄・銅・アルミニウムまたはそれらの合金材料等か
らなるフープ状の第1の金属薄板41を所望の形状とな
るように第1の枠体42および第2の枠体43にプレス
成形加工するものである。
【0016】51は超鋼材等からなる加工部で、ベース
プレート21の第1の打抜曲げ加工部31と連接して加
工部ガイドボスト40により位置規制されかつ上下移動
自在に設けられている。この加工部51は、第1の打抜
曲げ加工部31で打ち抜かれた第1、第2の枠体42,
43を有する第1の金属薄板41を所望の形状に加工す
るものである。
プレート21の第1の打抜曲げ加工部31と連接して加
工部ガイドボスト40により位置規制されかつ上下移動
自在に設けられている。この加工部51は、第1の打抜
曲げ加工部31で打ち抜かれた第1、第2の枠体42,
43を有する第1の金属薄板41を所望の形状に加工す
るものである。
【0017】61は超鋼材等からなる第2の打抜曲げ加
工部で、ベースプレート21の上面に第2の打抜曲げ加
工部ガイドボスト62により位置規制されかつ上下移動
自在に設けられている。この第2の打抜曲げ加工部61
は、鉄・銅・アルミニウムまたはそれらの合金材料等か
らなるフープ状の第2の金属薄板71を所望の形状とな
るようにベース部材72にプレス成形加工するものであ
る。
工部で、ベースプレート21の上面に第2の打抜曲げ加
工部ガイドボスト62により位置規制されかつ上下移動
自在に設けられている。この第2の打抜曲げ加工部61
は、鉄・銅・アルミニウムまたはそれらの合金材料等か
らなるフープ状の第2の金属薄板71を所望の形状とな
るようにベース部材72にプレス成形加工するものであ
る。
【0018】81は超鋼材等からなる組立部で、加工部
51と第2の打抜曲げ加工部61の延長線上の直交する
位置に連接して組立部ガイドボスト82により位置規制
されかつ上下移動自在に設けられている。この組立部8
1は、加工部51で加工された第1、第2の枠体42,
43と第2の打抜曲げ加工部61でプレス成形加工され
たベース部材72を所望の形状となるリンク部品として
組み立てるものである。
51と第2の打抜曲げ加工部61の延長線上の直交する
位置に連接して組立部ガイドボスト82により位置規制
されかつ上下移動自在に設けられている。この組立部8
1は、加工部51で加工された第1、第2の枠体42,
43と第2の打抜曲げ加工部61でプレス成形加工され
たベース部材72を所望の形状となるリンク部品として
組み立てるものである。
【0019】以上のように構成されたプレス部品組立装
置について、以下にこのプレス部品組立装置を用いたリ
ンク部品の製造方法を図面を参照しながら説明する。
置について、以下にこのプレス部品組立装置を用いたリ
ンク部品の製造方法を図面を参照しながら説明する。
【0020】図2〜8は本発明の一実施の形態における
リンク部品の製造方法を説明する図である。
リンク部品の製造方法を説明する図である。
【0021】まず、フープ状の第1の金属薄板41を第
1の打抜曲げ加工部31に材料送出供給部(図示せ
ず。)より移送供給する。
1の打抜曲げ加工部31に材料送出供給部(図示せ
ず。)より移送供給する。
【0022】次に、第1の打抜曲げ加工部31におい
て、図2に示すように、第1の金属薄板41の幅方向に
対して一方の端部側に空間部44に相当する部分を中央
側に第1の枠体係合部45を有する第1の枠体42と、
他方の端部側に空間部係合部46を中央側に第2の枠体
係合部47を有する第2の枠体43となるようにプレス
成形加工する。この際、第1の枠体42と第2の枠体4
3との間に第1の金属薄板41の位置決めをする第1の
金属薄板位置決め用孔48も同時に形成する。さらに、
図3に示すように、第1の金属薄板41の中央部を切り
取り、空間部44に相当する側面の空間部折曲部49で
折曲加工して、次工程である加工部51に移送する。
て、図2に示すように、第1の金属薄板41の幅方向に
対して一方の端部側に空間部44に相当する部分を中央
側に第1の枠体係合部45を有する第1の枠体42と、
他方の端部側に空間部係合部46を中央側に第2の枠体
係合部47を有する第2の枠体43となるようにプレス
成形加工する。この際、第1の枠体42と第2の枠体4
3との間に第1の金属薄板41の位置決めをする第1の
金属薄板位置決め用孔48も同時に形成する。さらに、
図3に示すように、第1の金属薄板41の中央部を切り
取り、空間部44に相当する側面の空間部折曲部49で
折曲加工して、次工程である加工部51に移送する。
【0023】次に、図4に示すように、第1の金属薄板
41と連接された第1の枠体42に相当する部分である
第1の枠体繋ぎ部91を、第1の枠体42を垂直に起こ
すように直角曲げ加工する。同時に、第1の金属薄板4
1と連接された第2の枠体43に相当する部分である第
2の繋ぎ部92を、第2の枠体43を垂直に起こすよう
に直角曲げ加工する。さらに、図5に示すように、第
1、第2の枠体繋ぎ部91,92を直角以上に曲げ込ん
で、第1の枠体42と第2の枠体43とが所望のX字型
となるまで、第1の枠体42の空間部44に第2の枠体
43の空間部係合部46を係合させた後、次工程である
組立部81に移送する。
41と連接された第1の枠体42に相当する部分である
第1の枠体繋ぎ部91を、第1の枠体42を垂直に起こ
すように直角曲げ加工する。同時に、第1の金属薄板4
1と連接された第2の枠体43に相当する部分である第
2の繋ぎ部92を、第2の枠体43を垂直に起こすよう
に直角曲げ加工する。さらに、図5に示すように、第
1、第2の枠体繋ぎ部91,92を直角以上に曲げ込ん
で、第1の枠体42と第2の枠体43とが所望のX字型
となるまで、第1の枠体42の空間部44に第2の枠体
43の空間部係合部46を係合させた後、次工程である
組立部81に移送する。
【0024】一方、フープ状の第2の金属薄板71を第
2の打抜曲げ加工部61に材料送出供給部(図示せ
ず。)より移送供給し、図6に示すように、第1、第2
の支持部73,74を有するベース部材72を次工程で
ある組立部81に移送する。この際、第2の金属薄板7
1の幅方向のどちらか一方に、第2の金属薄板71の位
置決めをする第2の金属薄板位置決め用孔93も同時に
形成する。
2の打抜曲げ加工部61に材料送出供給部(図示せ
ず。)より移送供給し、図6に示すように、第1、第2
の支持部73,74を有するベース部材72を次工程で
ある組立部81に移送する。この際、第2の金属薄板7
1の幅方向のどちらか一方に、第2の金属薄板71の位
置決めをする第2の金属薄板位置決め用孔93も同時に
形成する。
【0025】次に、図7に示すように、第1の金属薄板
41に連接されたX字型に加工された第1、第2の枠体
42,43の第1、第2の枠体繋ぎ部91,92で切断
して、第1の枠体係合部45および第2の枠体係合部4
7を露出させる。その後、図8に示すように、下部に配
置した第2の金属薄板71に形成したベース部材72の
第1の支持部73(本図では、図示せず。)に第1の枠
体42の第1の枠体係合部45(本図では、図示せ
ず。)を、第2の支持部74に第2の枠体係合部47を
係合支持するように装着する。この際、第1の金属薄板
41と第2の金属薄板71とは、第2の金属薄板71が
下部となる状態で直交配置し、かつ、第1の金属薄板4
1の第1の金属薄板位置決め用孔48と第2の金属薄板
71の第2の金属薄板位置決め用孔93とにより、相互
の位置関係を設定し保持している。
41に連接されたX字型に加工された第1、第2の枠体
42,43の第1、第2の枠体繋ぎ部91,92で切断
して、第1の枠体係合部45および第2の枠体係合部4
7を露出させる。その後、図8に示すように、下部に配
置した第2の金属薄板71に形成したベース部材72の
第1の支持部73(本図では、図示せず。)に第1の枠
体42の第1の枠体係合部45(本図では、図示せ
ず。)を、第2の支持部74に第2の枠体係合部47を
係合支持するように装着する。この際、第1の金属薄板
41と第2の金属薄板71とは、第2の金属薄板71が
下部となる状態で直交配置し、かつ、第1の金属薄板4
1の第1の金属薄板位置決め用孔48と第2の金属薄板
71の第2の金属薄板位置決め用孔93とにより、相互
の位置関係を設定し保持している。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1、第2の打
抜曲げ加工部、加工部および組立部とを同一ベースプレ
ート上に設けてなることにより、各工程における専用の
装置が不要のため、設備投資を低減でき、かつ、少ない
設置面積でプレス部品組立装置を提供できるものであ
る。
抜曲げ加工部、加工部および組立部とを同一ベースプレ
ート上に設けてなることにより、各工程における専用の
装置が不要のため、設備投資を低減でき、かつ、少ない
設置面積でプレス部品組立装置を提供できるものであ
る。
【0027】また、第1の金属薄板に設けられた第1の
金属薄板位置決め用孔と第2の金属薄板に設けられた第
2の金属薄板位置決め用孔とにより、第1、第2の金属
薄板との相互の位置関係を設定し保持してなる手段を備
えることにより、複数のプレス部品の一体化が容易にな
り、高精度の加工が確保できるプレス部品組立装置を提
供できるものである。
金属薄板位置決め用孔と第2の金属薄板に設けられた第
2の金属薄板位置決め用孔とにより、第1、第2の金属
薄板との相互の位置関係を設定し保持してなる手段を備
えることにより、複数のプレス部品の一体化が容易にな
り、高精度の加工が確保できるプレス部品組立装置を提
供できるものである。
【0028】また、第1の金属薄板の幅方向に対して一
方の端部側に空間部を中央側に第1の枠体係合部を有す
る第1の枠体と他方の端部側に空間部係合部を中央側に
第2の枠体支持部を有する第2の枠体となるようにプレ
ス成形し折曲げ加工し、前記第1、第2の枠体とが所望
のX字型となるまで第1の枠体空間部に第2の枠体の空
間部支持部を係合するように加工し、第1、第2の支持
部を有するベース部材を形成した第2の金属薄板の上面
から前記第1の金属薄板から切断したX字型の第1、第
2の枠体を前記ベース部材の第1の支持部に前記第1の
枠体の第1の枠体係合部を前記第2の支持部に前記第2
の枠体の第2の枠体係合部と係合支持するように装着し
てなることにより、第1、第2の枠体およびベース部材
の位置決め精度が向上し、品質の安定するリンク部品の
製造方法を提供できるものである。
方の端部側に空間部を中央側に第1の枠体係合部を有す
る第1の枠体と他方の端部側に空間部係合部を中央側に
第2の枠体支持部を有する第2の枠体となるようにプレ
ス成形し折曲げ加工し、前記第1、第2の枠体とが所望
のX字型となるまで第1の枠体空間部に第2の枠体の空
間部支持部を係合するように加工し、第1、第2の支持
部を有するベース部材を形成した第2の金属薄板の上面
から前記第1の金属薄板から切断したX字型の第1、第
2の枠体を前記ベース部材の第1の支持部に前記第1の
枠体の第1の枠体係合部を前記第2の支持部に前記第2
の枠体の第2の枠体係合部と係合支持するように装着し
てなることにより、第1、第2の枠体およびベース部材
の位置決め精度が向上し、品質の安定するリンク部品の
製造方法を提供できるものである。
【図1】本発明の一実施の形態におけるプレス部品組立
装置の要部構成平面図
装置の要部構成平面図
【図2】同リンク部品の製造方法を説明する図
【図3】同リンク部品の製造方法を説明する図
【図4】同リンク部品の製造方法を説明する図
【図5】同リンク部品の製造方法を説明する図
【図6】同リンク部品の製造方法を説明する図
【図7】同リンク部品の製造方法を説明する図
【図8】同リンク部品の製造方法を説明する図
【図9】従来のリンク部品の製造方法を説明する図
【図10】同製造方法を説明する図
【図11】同製造方法を説明する図
【図12】同製造方法を説明する図
21 ベースプレート 31 第1の打抜曲げ加工部 41 第1の金属薄板 42 第1の枠体 43 第2の枠体 44 空間部 45 第1の枠体係合部 46 空間係合部 47 第2の枠体係合部 48 第1の金属薄板位置決め孔 51 加工部 61 第2の打抜曲げ加工部 81 組立部 93 第2の金属薄板位置決め孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B21D 43/11 B21D 43/11 A B23P 13/00 B23P 13/00 B30B 13/00 B30B 13/00 B
Claims (3)
- 【請求項1】 フープ状の第1、第2の金属薄板を所定
の形状に打ち抜き曲げ加工する第1、第2の打抜曲げ加
工部と、この第1の打抜曲げ加工部で打ち抜かれた第1
の金属薄板を成形・加工する加工部と、この加工部で加
工された第1の金属薄板と前記第2の打抜曲げ加工部で
打ち抜かれた第2の金属薄板とで単一の構造部品を形成
する組立部とからなり、前記第1、第2の打抜曲げ加工
部、加工部および組立部とを同一ベースプレート上に設
けてなるプレス部品組立装置。 - 【請求項2】 組立部は、第1の金属薄板に設けられた
第1の金属薄板位置決め用孔と第2の金属薄板に設けら
れた第2の金属薄板位置決め用孔とにより、前記第1、
第2の金属薄板との相互の位置関係を設定し保持してな
る手段を備えた請求項1記載のプレス部品組立装置。 - 【請求項3】 第1の金属薄板の幅方向に対して一方の
端部側に空間部を中央側に第1の枠体係合部を有する第
1の枠体と他方の端部側に空間部係合部を中央側に第2
の枠体支持部を有する第2の枠体となるようにプレス成
形し折曲げ加工し、前記第1、第2の枠体とが所望のX
字型となるまで第1の枠体空間部に第2の枠体の空間部
支持部を係合するように加工し、第1、第2の支持部を
有するベース部材を形成した第2の金属薄板の上面から
前記第1の金属薄板から切断したX字型の第1、第2の
枠体を前記ベース部材の第1の支持部に前記第1の枠体
の第1の枠体係合部を前記第2の支持部に前記第2の枠
体の第2の枠体係合部と係合支持するように装着してな
るリンク部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12443998A JPH11320297A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | プレス部品組立装置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12443998A JPH11320297A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | プレス部品組立装置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク部品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11320297A true JPH11320297A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=14885538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12443998A Pending JPH11320297A (ja) | 1998-05-07 | 1998-05-07 | プレス部品組立装置およびこのプレス部品組立装置を用いたリンク部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11320297A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000252397A (ja) * | 1999-03-03 | 2000-09-14 | Kitani Denki Kk | 電気機器用プレス部品 |
JP2001219228A (ja) * | 2000-02-07 | 2001-08-14 | Sanwa Techno:Kk | 製品を分離可能に保持したスケルトン |
JP4497766B2 (ja) * | 2001-08-29 | 2010-07-07 | 株式会社多加良製作所 | 複数部品の組立製造方法 |
CN102581082A (zh) * | 2012-02-28 | 2012-07-18 | 江苏理士电池有限公司 | 半自动掰极耳的工装 |
JP5025828B1 (ja) * | 2012-01-23 | 2012-09-12 | 株式会社西村製作所 | 順送り式プレス加工用ダイユニット、順送り式プレス加工装置およびその装置を用いた三次元精密部品の製造方法 |
JP2012529372A (ja) * | 2009-06-09 | 2012-11-22 | シロー インダストリーズ インコーポレイテッド | 金属部品の製造システム、及び、製造方法 |
-
1998
- 1998-05-07 JP JP12443998A patent/JPH11320297A/ja active Pending
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