JP3358357B2 - 基板用コネクタ - Google Patents

基板用コネクタ

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JP3358357B2 JP33171994A JP33171994A JP3358357B2 JP 3358357 B2 JP3358357 B2 JP 3358357B2 JP 33171994 A JP33171994 A JP 33171994A JP 33171994 A JP33171994 A JP 33171994A JP 3358357 B2 JP3358357 B2 JP 3358357B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子金具にアライメン
トの狂いが生じるのを防止するようにした基板用コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】基板用コネクタは、フード部を備えたハ
ウジングとL字形に屈曲した雄端子金具とからなり、雄
端子金具の雌端子金具に接続される接続部がハウジング
に圧入により貫通して先端側をフード部内に突出させる
と共に、基板に接続される脚部がハウジングのフード部
とは反対側に露出した状態となっている。かかる基板用
コネクタにおいては、雄端子金具の接続部はフード部内
にあることから他の部材との干渉等から保護されてい
る。これに対し、脚部は、ハウジングのフード部とは反
対側に露出しているため、他の部材との接触によって曲
がりや姿勢の傾きを来してアライメントの狂いを生じる
おそれがある。したがって、脚部のアライメントの狂い
を防止するための位置決め手段が講じられる。
【0003】その位置決め手段の一例として、特開昭6
3−128575号公報に開示されているものがある。
これは、図10乃至図13に示すように、ハウジング2
の雄端子金具21の脚部21aが露出する側の面に、隣
り合う脚部21a,21a同士の間に位置するように複
数の突片22を一体に形成してその各突片22の下面に
斜面22aと凹部22bとを形成すると共に、脚部21
aの側縁には凹部22bと嵌合する突部21bを形成し
た構成になる。雄端子金具21の取付けは、予めL字形
に曲げ成形した状態で、接続部21cをハウジング2の
貫通孔23に挿入することによって行う。この接続部2
1cの挿入に伴って脚部21aが突片22,22の間に
嵌入し、下から視た状態をあらわす図13(a)に示す
ように突部21bが突片22の下面に接触しながら移動
し、図13(b)に示すように突部21bが斜面22a
を乗り越えた後に、接続部21cが所定の位置まで挿入
されたところで、図13(c)に示すように突部21b
が凹部22bに嵌合する状態に至る。この状態では、脚
部21aの曲がりや傾きは突部21bと凹部22bとの
係合によって阻止され、もって、各脚部21aが位置決
めされるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記手段においては、
雄端子金具21の装着時に接続部21cが貫通孔23内
で上下動不能に保持されることから、突部21bと斜面
22aとの間に生じる摩擦抵抗のために雄端子金具21
がその屈曲部分で拡開するように弾性変形し、その状態
で脚部21aが接続部21cの挿入移動に追従するよう
に斜面22aに沿って移動した後に、突部21bがその
弾性復元力により凹部22bに嵌合するようになってい
る。
【0005】このため、突部21bが斜面22aを移動
するときに、突部21bに残っていたバリが斜面22a
に引っ掛かったりすること等が原因となって、突部21
bと斜面22aとの間の摩擦抵抗が異常に大きくなる
と、脚部21aが接続部21cの移動に円滑に追従でき
なくなり、雄端子金具21がその弾性限度を超えて過大
に変形する結果、塑性変形を生じてしまうおそれがあ
る。
【0006】このようになると、雄端子金具21は原形
状に復元しなくなり、接続部21cが所定の装着位置に
達したにも拘わらず突部21bが凹部22bに嵌合しな
い状態になったり、たとえ突部21bが凹部22bに嵌
合したとしても脚部21aの向きが正規方向に対して傾
いた状態となり、いずれの状態においても脚部21aの
アライメントに狂いを来すことになる。このように、か
かる従来手段では、雄端子金具の装着作業を行う段階で
アライメントの狂いを来すおそれがあるという問題があ
った。
【0007】本願発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であって、端子金具の脚部にアライメントの狂いが生じ
るのを確実に防止することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、雌端
子金具に接続される接続部と基板に接続される脚部とか
らなるL字形の雄端子金具が、前記接続部を後方から
ウジングに貫通させてフード部内に突出させると共に前
記脚部を前記ハウジングの前記フード部とは反対側に露
出させた状態で装着されている基板用コネクタにおい
て、前記ハウジングにはその後面から突出するブロック
部が形成され、このブロック部の後面には嵌合孔が形成
され、前記脚部には前方へ突出する形態の突片が形成さ
れ、前記突片が前記嵌合孔に対し前記接続部の貫通方向
と同方向に圧入することで、前記脚部が前記ハウジング
に対して遊動不能に保持される構成とした。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記嵌合孔が奥側に向かって狭まるテーパ状をなす
とともに、前記突片が前方に向かって狭まるテーパ状を
なしている構成とした。請求項3の発明は、請求項1又
は請求項2の発明において、前記嵌合孔に圧入された前
記突片は、前記フード部内へ突出せずに前記ハウジング
の内部に収容された状態となる構成とした。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】請求項1の発明においては、雄端子金具の接続
部がハウジングに貫通されるのに伴って脚部がハウジン
グに平行移動しつつ接近すると、脚部の突片がハウジン
グの嵌合孔圧入される。このときに、突片は嵌合に対
して接続部の貫通方向と同方向に嵌合するように対向し
て設けられていることから、突片が他部材等と干渉して
雄端子金具が撓み変形を生じるということがない。雄端
子金具をハウジングに装着した状態では、脚部は、突片
と嵌合孔の圧入による嵌合力によってハウジングに対す
る遊動を阻止されるため、他部材で押圧されても位置を
ずらせたり姿勢を傾けたりすることがなく、脚部のアラ
イメントが保持される。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の効果】請求項1及至請求項3の発明によれば、
ハウジングの嵌合孔と脚部の突片との嵌合は、雄端子金
具に撓み変形を生じさせるさせることなく行うことがで
きるから、雄端子金具がその弾性限度を超えた過度の撓
みを生じて突片が嵌合孔に嵌合しなくなったり脚部が傾
いた姿勢になったりするおそれがなく、これにより、
片と嵌合孔の嵌合工程において脚部のアライメントに狂
いを生じさせるのを防止することができる効果がある。
【0017】
【0018】
【実施例】
<実施例1>以下、本発明を具体化した実施例1を図1
乃至図3を参照して説明する。本実施例の基板用コネク
タ30は、ハウジング31と雄端子金具32とから構成
され、ハウジング31と雄端子金具32とに形成された
位置決め手段33を備えている。ハウジング31は、非
導電性の合成樹脂材料からなり、プリント基板Pの上面
の所定位置に位置決めされて固定されるようになってい
る。(なお、以降の説明におけるハウジング31及び雄
端子金具32の向きの表現については、ハウジング31
を水平なプリント基板Pに取り付けた状態を基準とす
る。)ハウジング31は、プリント基板Pに対して起立
するような厚肉板状をなすハウジング本体部31Aと、
このハウジング本体部31Aの前面外周縁から前方へ略
方形筒状に突出するフード部31Bとからなっている。
ハウジング本体部31Aには、そのフード部31Bの奥
端面とハウジング本体部31Aの後面とに開口する複数
の貫通孔34が同じ高さで横一列に並べて形成されてい
る。この貫通孔34は、その後側(フード部31Bとは
反対側)から雄端子金具32を貫通させて保持するもの
であり、その貫通方向は、ハウジング本体部31Aの後
面に対して直角であって水平な前後の向きとなってい
る。ハウジング本体部31Aの貫通孔34よりも下方に
は、雄端子金具32を保持するためのブロック部31C
がハウジング本体部31Aの後面から一体的に突出して
形成されている。このブロック部31Cの後面には、各
貫通孔34に対応する複数の嵌合孔35が貫通孔34と
同じピッチで横一列に並べて形成されている。この嵌合
孔35は、左右方向の幅が狭くて上下方向に細長い断面
形状をなすように穿設されており、その上下の寸法が奥
側(前側)に向かって次第に狭まるテーパ状をなしてい
る。
【0019】雄端子金具32は、導電性の金属薄板材を
細長い所定形状に打ち抜くと共に、全体としてL字形を
なすように曲げ加工したものであり、水平方向前方に延
出して図示しない雌端子金具に嵌合される接続部32A
と、下方に延出してプリント基板Pの差込孔Hに嵌入さ
れる脚部32Bを有する。雄端子金具32は、その接続
部32Aをハウジング31の後方から貫通孔34に圧入
することによって装着される。装着された状態において
雄端子金具32は接続部32Aの貫通孔34への圧入力
により一定の姿勢に保持され、接続部32Aはその先端
部をフード部31B内に突出させ、脚部32Bはハウジ
ング31の後方に露出してブロック部31Cの後面に接
触する。
【0020】脚部32Bのブロック部31Cと対応する
高さの位置には、その左側の側縁から前方に突出する突
片36が一体的に形成されている。この突片36は、前
方に向かって上下の幅が次第に小さくなるテーパ状をな
しており、雄端子金具32をハウジング31に装着した
状態においてブロック部31Cの嵌合孔35内に圧入状
態で嵌入されるようになっている。このハウジング31
の嵌合孔35と雄端子金具32の突片36とにより、本
発明の位置決め手段33が構成されている。
【0021】次に本実施例の作用について説明する。雄
端子金具32をハウジング31に装着する際には、ハウ
ジング31の後方から接続部32Aを貫通孔34に圧入
していくと、脚部32Bが突片36と共にハウジング3
1に向かって平行移動し、脚部32Bがブロック部31
Cの後面に一定の距離まで接近したところで突片36が
嵌合孔35への進入を開始する。そして、接続部32A
が正規位置に達するまで圧入されたところで、突片36
が嵌合孔35に食い込むようにして圧入されると共に、
脚部32Bがブロック部31Cに当接する。以上によ
り、雄端子金具32のハウジング31への装着作業及び
突片36と嵌合孔35との嵌合作業が完了する(図2を
参照)。
【0022】この突片36を嵌合孔35に嵌入する作業
においては、突片36と嵌合孔35がその間に他の部材
を介在させることなく対向するように形成されていると
共に、その突片36と嵌合孔35とは接続部32Aの貫
通孔34への貫通方向と同方向に接近させることによっ
て嵌合するようになっている。このため、突片36が嵌
合孔35に嵌入される際にはハウジング31や他部材に
干渉したり引っ掛かったりするということがなく、従っ
て、その突片36の干渉や引掛かりに起因して雄端子金
具32が弾性限度を超えて過度に撓む結果元形状に復元
しなくなる、という事態が起きるおそれはない。よっ
て、突片36の嵌合孔35への嵌合は確実に行われ、且
つ、嵌合時における脚部32Bは正しい姿勢に保たれ、
アライメントの狂いが生じるおそれはない。
【0023】雄端子金具32の装着及び突片36と嵌合
孔35との嵌合が済んだ状態では、接続部32Aが貫通
孔34への圧入力によって遊動不能に固定され、もっ
て、接続部32Aのアライメントが保持される。一方、
脚部32Bは、突片36の嵌合孔35への圧入力により
前後・左右・上下のいずれの方向への移動も阻止された
状態となる。よって、運搬時や作業時に作業者の手が触
れたり他の部材が接触したりすることによって脚部32
Bに押圧力が作用しても、脚部32Bのアライメントは
維持される。
【0024】上述のように、本実施例のコネクタ30
は、雄端子金具32の装着作業に際しても、また、装着
後においても、脚部32Bのアライメントに狂いが生じ
ることはない。従って、このコネクタ30をプリント基
板Pに取り付ける作業においてその差込孔Hに脚部32
Bの下端を嵌入させる際には、全ての脚部32Bの下端
部が差込孔Hの配列と正確に整合することになるから、
その嵌入作業を容易に行うことができるのである。
【0025】また、本実施例のコネクタ30では、脚部
32Bのアライメントを保持するための位置決め手段3
3を構成する突片36と嵌合孔35が、夫々、雄端子金
具32とハウジング31とに一体に形成されているか
ら、位置決め手段として雄端子金具32及びハウジング
31とは別体の部品を用いる場合に比べると、その別体
部品の製造・運搬・保管等が不要であるため、コストを
低く抑えることができる。
【0026】しかも、突片36と嵌合孔35との嵌合に
よって脚部32Bを位置決めする作業が雄端子金具32
をハウジング31に装着する作業と同時に行われるか
ら、工程数が少なて済み、作業効率が高くなっている。
【0027】さらに、位置決めの作業は、全ての雄端子
金具32について一斉に行うのではなく、1本の雄端子
金具32毎に個別に行うことができるようになっている
ため、脚部32Bの位置が上下左右にズレていたとして
もそのズレの修正を行うことが容易であり、突片36の
嵌合孔35への嵌入を効率よく確実に行うことができ
る。
【0028】本実施例では、突片36の上下両縁及び嵌
合孔35の上下両内面が前方に狭まったテーパ状になっ
ているから、接続部32Aを貫通孔34に貫通する際に
雄端子金具32の姿勢が上下方向に傾いていたとして
も、突片36の先端は、ブロック部31Cの後面に突き
当たることなく確実に嵌合孔35の開口部内に進入でき
る。
【0029】なお、上記の説明では、雄端子金具32を
予めL字形に曲げ成形した状態でハウジング31に装着
すると共に、その雄端子金具32の装着と同時に突片3
6を嵌合孔35に嵌合させるという手順で組付けを行う
ようになっているが、本実施例と同じ位置決め手段33
を設けた場合において、上記説明とは異なる手順で組付
けを行うこともできる。即ち、雄端子金具32は突片3
6のみを曲げ成形しておくだけで接続部32Aと脚部3
2Bとが一直線状となった仮成形状態にしておき、この
状態で貫通孔34への圧入を行う。その後に、雄端子金
具32を下向きに曲げ成形することにより、脚部32B
を形成すると同時に、突片36を嵌合孔35に嵌入させ
るのである。このときに、突片36は嵌合孔35に対し
て弧を描くように接近するのであるが、突片36が嵌合
孔35に嵌入する直前ではほぼ前後方向に対向する姿勢
となっており、しかも、突片36の上下両縁はテーパ状
をなしているから、突片36は、ブロック部31Cの後
面に突き当たることなく円滑に嵌合孔35内に嵌入す
る。このような手順によっても、突片36がハウジング
31や他部材との干渉や引っ掛かりを生じることがない
ため、突片36は嵌合孔35に確実に嵌入して脚部32
Bを正しい姿勢に保持することとなり、脚部32Bのア
ライメントが狂うおそれはない。
【0030】<実施例2>次に、本発明を具体化した実
施例2を図4を参照して説明する。
【0031】本実施例の雄端子金具42は、板材を略L
字形に打ち抜いただけで曲げ加工を行わずに成形したも
のであり、その板面はハウジング(図示せず)の後面と
直角に向いている。雄端子金具42の脚部42Bには、
楔形の突片46が板面を脚部42Bの板面と面一の状態
にして延出させることによって形成されている。
【0032】この雄端子金具42が装着されるハウジン
グには、接続部42Aが圧入される縦長の細い貫通孔
(図示せず)が形成されると共に、各貫通孔の真下位置
には、夫々、突片46が圧入される縦長の細い嵌合孔
(図示せず)が形成される。
【0033】本実施例においても、実施例1と同様に、
突片46と嵌合孔がその間に他の部材を介在させること
なく対向すると共に、その突片46と嵌合孔の嵌合方向
は接続部42Aの貫通孔への貫通方向と同じになってい
る。このため、突片46が嵌合孔への嵌入時にハウジン
グや他部材に干渉することに起因して雄端子金具42が
変形を生じるということがなく、突片46の嵌合孔への
嵌合は確実に行われ、且つ、嵌合時における脚部42B
は正しい姿勢に保たれ、アライメントが狂うおそれはな
い。また、雄端子金具42の装着後においても、突片4
6と嵌合孔との圧入力により脚部42Bのアライメント
が確保される。
【0034】さらに、本実施例の雄端子金具42は、板
材を打ち抜くだけで曲げ加工せずに成形が完了するか
ら、製造の作業工程が少なくて済み、製造効率が高くな
っていると共に製造コストが低く抑えられている。
【0035】<実施例3>次に、本発明を具体化した実
施例3を図5乃至図8を参照して説明する。本実施例の
基板用コネクタ50は、ハウジング51と雄端子金具5
2とから構成され、ハウジング51と雄端子金具52と
に形成された位置決め手段53を備えている。
【0036】ハウジング51は、ハウジング本体部51
Aとこのハウジング本体部51Aから前方へ突出するフ
ード部51Bとからなる。ハウジング本体部51Aに
は、そのフード部51Bの奥端面とハウジング本体部5
1Aの後面とに開口する複数の貫通孔54が同じ高さで
横一列に並べて形成され、その貫通方向はハウジング本
体部51Aの後面に対して直角であって水平な前後の向
きとなっている。ハウジング本体部51Aの後面の貫通
孔54よりも下方には、各貫通孔54に対応する複数の
嵌合突起55が貫通孔54と同じピッチで横一列に並べ
て設けられている。この嵌合突起55は、ハウジング本
体部51Aから突出するボス51Cの突出端面から更に
段付きで小径の円柱状に後方へ突出して形成されてお
り、この嵌合突起55の突出方向は、雄端子金具52の
接続部52Aが貫通孔54に嵌入される方向と同じ方向
になっている。なお、ボス51Cの突出端面は、雄端子
金具52の脚部52Bの前面が当接するストッパとなっ
ている。
【0037】雄端子金具52は、金属薄板材を細長い所
定形状に打ち抜くと共に、全体としてL字形をなすよう
に曲げ加工したものであり、水平方向前方に延出して図
示しない雌端子金具に嵌合される接続部52Aと、下方
に延出してプリント基板Pの差込孔Hに嵌入される脚部
52Bを有する。雄端子金具52は、接続部52Aをハ
ウジング51の後方から貫通孔54に圧入することによ
って装着される。装着された状態において雄端子金具5
2は接続部52Aの貫通孔54への圧入力により一定の
姿勢に保持され、接続部52Aはその先端部をフード部
51B内に突出させ、脚部52Bはハウジング51の後
方に露出してブロック部31Cの後面に接触する。
【0038】脚部52Bの嵌合突起55と対応する位置
には、脚部52Bの前面から後面に貫通する嵌合孔56
が形成されている。この嵌合孔56は、雄端子金具52
をハウジング51に装着した状態において嵌合突起55
を貫通状態で嵌合させるようになっている。このハウジ
ング51の嵌合突起55と雄端子金具52の嵌合孔56
とにより、本発明の位置決め手段53が構成されてい
る。
【0039】次に本実施例の作用について説明する。雄
端子金具52の接続部52Aをハウジング51の後方か
ら貫通孔54に圧入していくと、脚部52Bがハウジン
グ51に向かって平行移動しながらハウジング51の後
面に接近し、嵌合突起55が嵌合孔56を貫通する。そ
して、接続部52Aが所定の装着位置に達すると同時
に、脚部52Bの前面がボス51Cのストッパ面に当接
する。この状態から、嵌合孔56の後方に突出している
嵌合突起55の先端部を図示しない治具によりカシメ付
けて塑性変形させる。これにより、嵌合突起55が嵌合
孔56内で広がるように変形して嵌合突起55の外周と
嵌合孔56の内周とが密着してガタ付きなく嵌合すると
共に、カシメにより変形した部分がカシメ頭部55Aと
なって嵌合孔56の孔縁の周囲に鍔状に広がって密着
し、このカシメ頭部55Aとボス51Cのストッパ面と
の間で脚部52Bが挟み付けられた状態となる(図7を
参照)。
【0040】以上により、雄端子金具52のハウジング
51への装着作業及び嵌合突起55と嵌合孔56との嵌
合作業が完了する。この後は、プリント基板Pにハウジ
ング51を固定すると共に差込孔Hに脚部52Bを嵌入
させる(図8を参照)。
【0041】嵌合突起55と嵌合孔56とを嵌合させる
作業においては、嵌合突起55と嵌合孔56がその間に
他の部材を介在させることなく対向するように形成され
ていると共に、その嵌合突起55と嵌合孔56とは接続
部52Aの貫通孔54への貫通方向と同方向に接近させ
ることによって嵌合するようになっている。このため、
嵌合突起55と嵌合孔56が嵌合する際には脚部52B
がハウジング51や他部材に干渉したり引っ掛かったり
することがなく、従って、脚部52Bの干渉や引掛かり
に起因して雄端子金具52が弾性限度を超えて過度に撓
む結果元形状に復元しなくなる、という事態が起きるお
それはない。よって、嵌合突起55と嵌合孔56との嵌
合は確実に行われ、且つ、嵌合時における脚部52Bは
正しい姿勢に保たれ、脚部52Bにアライメントの狂い
が生じるおそれはない。
【0042】また、雄端子金具52の装着及び嵌合突起
55と嵌合孔56との嵌合が済んだ状態では、接続部5
2Aが貫通孔54への圧入力によって遊動不能に固定さ
れ、もって、接続部52Aのアライメントが保持され
る。一方、脚部52Bは、嵌合突起55と嵌合孔56と
の嵌合力及びカシメ頭部55Aとボス51Cとによる挟
持力によって前後・左右・上下のいずれの方向への遊動
も阻止された状態に固定されている。よって、運搬時や
作業時に作業者の手が触れたり他の部材が接触したりす
ることによって脚部52Bに押圧力が作用しても、脚部
52Bのアライメントは維持される。
【0043】上述のように、本実施例のコネクタ50
は、雄端子金具52の装着作業に際しても装着後におい
ても、脚部52Bのアライメントに狂いが生じることは
ない。従って、プリント基板Pの差込孔Hに脚部52B
の下端を嵌入させる際には、その嵌入作業を容易に行う
ことができるのである。
【0044】また、本実施例のコネクタ50では、脚部
52Bのアライメントを保持するための位置決め手段5
3を構成する嵌合突起55と嵌合孔56が、夫々、ハウ
ジング51と雄端子金具52とに一体に形成されている
から、位置決め手段をハウジング51及び雄端子金具5
2とは別体の部品とした場合に比べると、その別体部品
の製造・運搬・保管等が不要となってコストを低く抑え
ることができる。しかも、位置決め作業が雄端子金具5
2をハウジング51に装着する作業と同時に行われるか
ら作業効率が高くなっている。さらに、位置決めの作業
は1本の雄端子金具52毎に個別に行うことができるた
め、脚部52Bに位置ズレがあってもそのズレの修正が
容易となって嵌合突起55と嵌合孔56の嵌合を効率よ
く確実に行うことができる。
【0045】なお、本実施例においては、上記説明とは
異なる手順で組付けを行うこともできる。即ち、雄端子
金具52は接続部52Aと脚部52Bとが一直線状とな
った仮成形状態にしておき、この状態で貫通孔54への
圧入を行い、その後に、雄端子金具52を下向きに曲げ
成形して脚部52Bを形成すると同時に、嵌合突起55
と嵌合孔56とを嵌合させるのである。このときに、嵌
合孔56は嵌合突起55に対して弧を描くように接近す
るのであるが、嵌合孔56に嵌合突起55が嵌入する直
前はこの嵌合突起55と嵌合孔56とがほぼ前後方向に
対向する姿勢となっているから、脚部52Bの前面が嵌
合突起55の先端面に突き当たることなく嵌合突起55
が嵌合孔56内に円滑に嵌入する。このような手順によ
っても、脚部52Bがハウジング51や他部材との干渉
や引っ掛かりを生じることがないため、嵌合突起55と
嵌合孔56とが確実に嵌合して脚部52Bを正しい姿勢
に保持することとなり、脚部52Bのアライメントが狂
うおそれはない。また、上記のように雄端子金具52を
一直線状のままでハウジング51に装着した後に曲げ加
工するという手順で組み付けを行う場合には、雄端子金
具52のハウジング51への装着を、ハウジング51の
後方から接続部52Aを先に向けて貫通孔54に嵌入す
るのではなく、フード部51B側から脚部52Bを先に
向けて貫通孔54に嵌入させることによって行うことも
できる。このような向きで嵌入を行うと、貫通孔54と
接続部52Aとの間では嵌入方向と同方向の外力に対し
て大きな抵抗力を生じさせることができるため、フード
部51B内において図示しない雌端子金具を接続部52
Aに嵌合させるときに、その雌端子金具からの押圧力の
ために接続部52Aが貫通孔54内で後方にずれてしま
うのを防止することができる。
【0046】<実施例4>以下、本発明を具体化した第
4実施例を図9を参照して説明する。本実施例の基板用
コネクタ60は、上記実施例1の基板用コネクタ30が
雄端子金具32を横一列に配列しているのに対し、雄端
子金具62U,62Lを上下二段に分けて配列したもの
である。その他については実施例1と同様の構成となっ
ている。
【0047】ハウジング61は、ハウジング本体部61
Aの前面側にフード部61Bを有し、後面側にブロック
部61Cを有する。ハウジング本体部61Aの後面の高
い位置には、横長の複数の上部貫通孔64Uが横一列に
所定間隔を空けて形成されている。この上部貫通孔64
Uよりも低い位置には、同じく横長の下部貫通孔64L
が横一列に所定間隔を空けて形成されている。この上部
貫通孔64Uと下部貫通孔64Lは、上下方向において
重なって位置しないようにするために、相手側の貫通孔
の隣接間隙の真下又は真上に位置して形成されており、
横方向において上部貫通孔64Uと下部貫通孔64Lと
が交互に並んだ千鳥型の配列となっている。
【0048】また、ブロック部61Cには各貫通孔64
U,64Lと対応する縦長の嵌合孔65U,65Lが形
成されている。上部貫通孔64Uに対応する嵌合孔65
Uも下部貫通孔64Lに対応する嵌合孔65Lも、共
に、同じ高さで一列に配列されている。即ち、横方向に
おいて上部貫通孔64Uに対応する嵌合孔65Uと下部
貫通孔64Lに対応する嵌合孔65Lとが交互に並んで
いる。
【0049】一方、上記ハウジング61に装着される雄
端子金具62として、2種類のものが用意される。いず
れの雄端子金具62も基本的には実施例1と同じ形状を
なすが、上部貫通孔64Uに装着される雄端子金具62
Uの脚部62UBは、下部貫通孔64Lに装着される雄
端子金具62Lの脚部62LBに対して、上下両貫通孔
64U,64Lの高さの差Sと同じ寸法だけ長くなって
いる。なお、両雄端子金具62U,62Lの接続部62
UA,62LAの長さは同じであり、また、脚部62U
B,62LBの下端からの突片66U,66Lの高さは
両雄端子金具62U,62Lにおいて同じとなってい
る。
【0050】上記構成としたことにより、本実施例の基
板用コネクタ60では、ハウジング61の後方で脚部6
2UB,62LB同士の干渉を来すことなく、フード部
61B内において接続部62UA,62LAを上下二段
に分かれた配列状態で突出させることができる。
【0051】勿論、本実施例においても、上記実施例1
と同様に、雄端子金具62U,62Lの装着工程及び装
着後において脚部62UB,62LBのアライメントを
確保できる。また、その他の作用・効果については上記
実施例1と同じであるため、説明は省略する。
【0052】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ
る。
【0053】(1)上記実施例では、位置決め手段を構
成する突片と嵌合孔又は嵌合突起55と嵌合孔を一対だ
け設けた場合について説明したが、本発明によれば、1
つの雄端子金具について位置決め手段を複数対設けるよ
うにすることもできる。
【0054】(2)上記実施例では、位置決め手段とし
て雄端子金具とハウジングのうちのいずれか一方に凸状
の嵌合部を形成すると共に他方に嵌合孔を形成した場合
について説明したが、本発明によれば、雄端子金具とハ
ウジングの両方に凸状の嵌合部と嵌合孔の両方を形成
し、雄端子金具の凸状嵌合部とハウジングの嵌合孔とを
嵌合させると同時に雄端子金具の嵌合孔とハウジングの
凸状嵌合部とを嵌合させるようにすることもできる。
【0055】(3)上記実施例1においては、突片36
を、脚部32Bの側縁に突成した部分を曲げ加工するこ
とによって形成したが、突片は、脚部の幅方向の中央部
分を前方に切り起こす等、他の手段によって形成するこ
ともできる。また、突片を板状とする場合には、実施例
1の突片とは向きが直角であって板面が水平になるよう
にしてもよい。
【0056】(4)上記実施例3においては、雄端子金
具52が脚部52Bの板面をハウジング51の後面と対
向させるものであったが、実施例2と同じく、雄端子金
具がその板面をハウジングの後面と直角に向けるもので
あってもよい。この場合、脚部の嵌合孔は、例えば脚部
の前縁から左右いずれかに屈曲して突出させた板部に形
成するようにすればよい。
【0057】(5)上記実施例3においては、嵌合孔5
6を貫通して突出した嵌合突起55の前端部をカシメに
より潰し変形させて抜け不能状態に固定したが、本発明
によれば、嵌合突起を嵌合孔に圧入状態で嵌合させるよ
うにし、嵌合突起の前端部を潰さずにそのままの状態に
しておくことも可能である。この場合でも、圧入による
摩擦抵抗によって抜けが有る程度防止されるため、脚部
のアライメントの狂いを防止することは可能である。
【0058】(6)上記実施例3において、嵌合突起5
5の先端に先細りの円錐状のガイド面を形成しもよい。
このようにすると、嵌合突起に対する嵌合孔の位置がズ
レていたとしても、嵌合突起の先端を脚部の前面に突き
当てることなく確実に嵌合孔内に嵌入させることができ
る。
【0059】(7)上記実施例4のように貫通孔64
U,64Lを上下二段に分けて配列する場合において
も、板面をハウジングの後面と直角に向けた実施例2と
同じタイプの雄端子金具を用いることが可能である。
【0060】(8)実施例4においては、貫通孔64
U,64Lを上下二段に分けて配列した場合について説
明したが、本発明は、貫通孔を三段以上に分けて配列す
る場合にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の雄端子金具をハウジングに装着しな
い状態をあらわす斜視図
【図2】実施例1の雄端子金具をハウジングに装着した
状態をあらわす断面図
【図3】実施例1の雄端子金具が装着済みのコネクタを
プリント基板に取り付けた状態をあらわす断面図
【図4】実施例2の雄端子金具をあらわす斜視図
【図5】実施例3の雄端子金具をハウジングに装着しな
い状態をあらわす斜視図
【図6】実施例3の嵌合孔と嵌合突起をあらわす部分拡
大断面図
【図7】実施例3の雄端子金具をハウジングに装着した
状態をあらわす断面図
【図8】実施例3の雄端子金具が装着済みのコネクタを
プリント基板に取り付けた状態をあらわす断面図
【図9】実施例4の雄端子金具をハウジングに装着しな
い状態をあらわす斜視図
【図10】従来例をあらわす斜視図
【図11】従来例の雄端子金具をあらわす斜視図
【図12】従来例のハウジングの一部をあらわす斜視図
【図13】従来例の雄端子金具の装着工程をあらわす斜
視図
【符号の説明】
30…基板用コネクタ 31…ハウジング 31B…フード部 32…雄端子金具 32A…接続部 32B…脚部 33…位置決め手段 35…嵌合孔(ハウジング側の嵌合部) 36…突片(雄端子金具側の嵌合部) P…プリント基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−37632(JP,A) 実開 平4−85682(JP,U) 実開 昭58−192483(JP,U) 特公 昭44−17473(JP,B1) 実公 昭44−24352(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/22 H01R 13/41 H01R 43/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌端子金具に接続される接続部と基板に
    接続される脚部とからなるL字形の雄端子金具が、前記
    接続部を後方からハウジングに貫通させてフード部内に
    突出させると共に前記脚部を前記ハウジングの前記フー
    ド部とは反対側に露出させた状態で装着されている基板
    用コネクタにおいて、 前記ハウジングにはその後面から突出するブロック部が
    形成され、 このブロック部の後面には嵌合孔が形成され、 前記脚部には前方へ突出する形態の突片が形成され、 前記突片が前記嵌合孔に対し 前記接続部の貫通方向と同
    方向に圧入することで、前記脚部が前記ハウジングに対
    して遊動不能に保持される構成としたことを特徴とする
    基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記嵌合孔が奥側に向かって狭まるテー
    パ状をなすとともに、前記突片が前方に向かって狭まる
    テーパ状をなしていることを特徴とする請求項1に記載
    の基板用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記嵌合孔に圧入された前記突片は、前
    記フード部内へ突出せずに前記ハウジングの内部に収容
    された状態となることを特徴とする請求項1又は請求項
    2記載の基板用コネクタ。
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