JP3357955B2 - ストランド供給装置 - Google Patents
ストランド供給装置Info
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/38—Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
- D04B15/48—Thread-feeding devices
- D04B15/482—Thread-feeding devices comprising a rotatable or stationary intermediate storage drum from which the thread is axially and intermittently pulled off; Devices which can be switched between positive feed and intermittent feed
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B15/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
- D04B15/38—Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
- D04B15/48—Thread-feeding devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中心軸を中心として回転
し、下端側に下縁を備えていて、周面上にストランドを
複数回巻き付けてストランド供給源を形成する蓄積ドラ
ムと、そこを通してストランドが前記蓄積ドラムから引
き出される送出し口と、前記蓄積ドラムの下縁と前記送
出し口との間で、前記蓄積ドラムの下縁の領域に配置さ
れるストランド案内要素とを備え、ストランドを使用す
る装置の稼働時に正方向ストランド送りと間欠的ストラ
ンド送りとを自動的に切り替えられるストランド供給装
置に関する。
し、下端側に下縁を備えていて、周面上にストランドを
複数回巻き付けてストランド供給源を形成する蓄積ドラ
ムと、そこを通してストランドが前記蓄積ドラムから引
き出される送出し口と、前記蓄積ドラムの下縁と前記送
出し口との間で、前記蓄積ドラムの下縁の領域に配置さ
れるストランド案内要素とを備え、ストランドを使用す
る装置の稼働時に正方向ストランド送りと間欠的ストラ
ンド送りとを自動的に切り替えられるストランド供給装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ストランドを使用または消費する装置、
例えば、織物機械、特に編み機において、糸、ストラン
ド、ストリップ、ワイヤなどの材料や類似材料(ここで
は、「ストランド」と総称する)を選択的に、連続的
に、または間欠的に供給することが望ましいことがよく
ある(DE-PS 2 939 803 、US-PS 3 418 831 、US-PS 4
027 405 )。主にこのために使用されるストランド供給
装置はベルト・フィーダとも呼ばれ、回転可能なストラ
ンド・ドラムを備え、ドラムの第1周面セクションはベ
ルト形体の供給移送コンベヤと接触し、第2周面セクシ
ョンは供給移送コンベヤに非接触になっている。従っ
て、ストランドが第1周面セクションと供給ベルトの間
にあるときは、ストランド・ドラムの周速度または供給
バンドの移送速度に一致する速度でストランドは必然的
に連続して送られることになる(正方向ストランド送
り)。他方、ストランドが第2周面セクション上に位置
しているときは、ストランドを処理する装置によってス
トランドに引張り力を加えたときだけ送られる(間欠的
ストランド送り)。必要とする送り方式を選択するため
に、手操作または自動的に、特にパターン制御の下で調
節可能なストランド案内要素はストランドに関連づけら
れ、機械的または電磁気的制御装置に結合され、ストラ
ンドを第1周面セクションまたは第2周面セクションに
置くようにしている。
例えば、織物機械、特に編み機において、糸、ストラン
ド、ストリップ、ワイヤなどの材料や類似材料(ここで
は、「ストランド」と総称する)を選択的に、連続的
に、または間欠的に供給することが望ましいことがよく
ある(DE-PS 2 939 803 、US-PS 3 418 831 、US-PS 4
027 405 )。主にこのために使用されるストランド供給
装置はベルト・フィーダとも呼ばれ、回転可能なストラ
ンド・ドラムを備え、ドラムの第1周面セクションはベ
ルト形体の供給移送コンベヤと接触し、第2周面セクシ
ョンは供給移送コンベヤに非接触になっている。従っ
て、ストランドが第1周面セクションと供給ベルトの間
にあるときは、ストランド・ドラムの周速度または供給
バンドの移送速度に一致する速度でストランドは必然的
に連続して送られることになる(正方向ストランド送
り)。他方、ストランドが第2周面セクション上に位置
しているときは、ストランドを処理する装置によってス
トランドに引張り力を加えたときだけ送られる(間欠的
ストランド送り)。必要とする送り方式を選択するため
に、手操作または自動的に、特にパターン制御の下で調
節可能なストランド案内要素はストランドに関連づけら
れ、機械的または電磁気的制御装置に結合され、ストラ
ンドを第1周面セクションまたは第2周面セクションに
置くようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上述した種類
のベルト・フィーダには2つの欠点があり、これらは特
に編み機で使用する場合には、許容できない欠点であ
る。
のベルト・フィーダには2つの欠点があり、これらは特
に編み機で使用する場合には、許容できない欠点であ
る。
【0004】最初の欠点は、間欠的送り方式のときスト
ランドが直接的に供給リールまたは類似手段から引き出
されるので、最小引張り力が比較的高いときだけ送るこ
とができることである。これは、一方では、ストランド
供給装置と供給リール間に偏向個所がいくつあるかによ
って左右され、他方では、供給リールの使用によって起
こる不可避的な張力の変動に左右され、これらは多かれ
少なかれ恣意的になっている。間欠的ストランド供給で
は、積極的な送り装置が設けられていないので、この送
り方式では、張力の変動は不可避的に発生する。
ランドが直接的に供給リールまたは類似手段から引き出
されるので、最小引張り力が比較的高いときだけ送るこ
とができることである。これは、一方では、ストランド
供給装置と供給リール間に偏向個所がいくつあるかによ
って左右され、他方では、供給リールの使用によって起
こる不可避的な張力の変動に左右され、これらは多かれ
少なかれ恣意的になっている。間欠的ストランド供給で
は、積極的な送り装置が設けられていないので、この送
り方式では、張力の変動は不可避的に発生する。
【0005】もう1つの欠点は、ストランド送りを正方
向方式から間欠方式に、あるいは間欠方式から正方向方
式に確実に切り替えるためには、送りベルトとストラン
ドがストランド・ドラムの周面の円周のわずかな部分で
接触していることが前提になっていることである。従っ
て、正方向ストランド送りを行うためには、ストランド
・ドラムと送りベルトの間で若干のスリップが起こるこ
とが避けられない。その結果、正方向ストランド送りの
場合でも、ストランド張力が変化することは回避できな
い。
向方式から間欠方式に、あるいは間欠方式から正方向方
式に確実に切り替えるためには、送りベルトとストラン
ドがストランド・ドラムの周面の円周のわずかな部分で
接触していることが前提になっていることである。従っ
て、正方向ストランド送りを行うためには、ストランド
・ドラムと送りベルトの間で若干のスリップが起こるこ
とが避けられない。その結果、正方向ストランド送りの
場合でも、ストランド張力が変化することは回避できな
い。
【0006】上に挙げた2つの欠点は、蓄積フィーダと
も呼ばれる、最初に明示した種類のストランド供給装置
には見られない。事実、この種類のストランド供給装置
(DE-PS 1 760 600 またはDE-PS 2 312 267 )もストラ
ンド案内要素を備えており、この案内要素は、巻取り速
度に正確に一致する速度で接線方向に蓄積ドラムからス
トランドを巻き出すこと(正方向ストランド送り)また
は装置で消費されるストランドの量に依存する速度でス
トランドをほぼ軸方向に、つまり、上方に蓄積ドラムの
下縁上に引き出すこと(間欠的ストランド送り)を選択
的に行うことを目的としている。この種のストランド供
給装置では、ストランド案内要素は、ストランドを使用
する装置の稼働時にストランドを選択的に一方の位置ま
たは他方の位置に移すことを目的としていないで、スト
ランド供給装置を永続的正方向ストランド送り方式また
は永続的間欠的ストランド送り方式のどちらかに設定す
るためのものであるので、手操作のみで一方または他方
の位置に移動できるようになっている。さらに、この種
の蓄積フィーダは、正方向ストランド送りで正常に動作
しているとき、一時的に間欠的ストランド送りに切り替
えることが可能であるが、これは、ほぼ静止状態にある
か、あるいはクリープ・モードで駆動している間に編み
機の調整と修理作業を行うときに必要であるためであ
る。
も呼ばれる、最初に明示した種類のストランド供給装置
には見られない。事実、この種類のストランド供給装置
(DE-PS 1 760 600 またはDE-PS 2 312 267 )もストラ
ンド案内要素を備えており、この案内要素は、巻取り速
度に正確に一致する速度で接線方向に蓄積ドラムからス
トランドを巻き出すこと(正方向ストランド送り)また
は装置で消費されるストランドの量に依存する速度でス
トランドをほぼ軸方向に、つまり、上方に蓄積ドラムの
下縁上に引き出すこと(間欠的ストランド送り)を選択
的に行うことを目的としている。この種のストランド供
給装置では、ストランド案内要素は、ストランドを使用
する装置の稼働時にストランドを選択的に一方の位置ま
たは他方の位置に移すことを目的としていないで、スト
ランド供給装置を永続的正方向ストランド送り方式また
は永続的間欠的ストランド送り方式のどちらかに設定す
るためのものであるので、手操作のみで一方または他方
の位置に移動できるようになっている。さらに、この種
の蓄積フィーダは、正方向ストランド送りで正常に動作
しているとき、一時的に間欠的ストランド送りに切り替
えることが可能であるが、これは、ほぼ静止状態にある
か、あるいはクリープ・モードで駆動している間に編み
機の調整と修理作業を行うときに必要であるためであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、中心
軸を中心として回転し、下端側に下縁を備えていて、周
面上にストランドを複数回巻き付けてストランド供給源
を形成する蓄積ドラムと、そこを通してストランドが前
記蓄積ドラムから引き出される送出し口と、前記蓄積ド
ラムの下縁と前記送出し口との間で、前記蓄積ドラムの
下縁の領域に配置されるストランド案内要素とを備え、
ストランドを使用する装置の稼働時に正方向ストランド
送りと間欠的ストランド送りとを自動的に切り替えられ
るストランド供給装置において、ストランドを使用する
装置、例えば、丸編み機などの稼働時に、編成するパタ
ーンにしたがって、例えば、模様のない領域と模様のあ
る領域にしたがって、正方向ストランド送りと間欠的ス
トランド送りとを自動的に切り替えられるストランド供
給装置を提供することを目的としている。
軸を中心として回転し、下端側に下縁を備えていて、周
面上にストランドを複数回巻き付けてストランド供給源
を形成する蓄積ドラムと、そこを通してストランドが前
記蓄積ドラムから引き出される送出し口と、前記蓄積ド
ラムの下縁と前記送出し口との間で、前記蓄積ドラムの
下縁の領域に配置されるストランド案内要素とを備え、
ストランドを使用する装置の稼働時に正方向ストランド
送りと間欠的ストランド送りとを自動的に切り替えられ
るストランド供給装置において、ストランドを使用する
装置、例えば、丸編み機などの稼働時に、編成するパタ
ーンにしたがって、例えば、模様のない領域と模様のあ
る領域にしたがって、正方向ストランド送りと間欠的ス
トランド送りとを自動的に切り替えられるストランド供
給装置を提供することを目的としている。
【0008】この目的を達成する本発明のストランド供
給装置は、中心軸を中心として回転し、下端側に下縁を
備えていて、周面上にストランドを複数回巻き付けてス
トランド供給源を形成する蓄積ドラムと、そこを通して
ストランドが前記蓄積ドラムから引き出される送出し口
と、前記蓄積ドラムの下縁と前記送出し口との間で、前
記蓄積ドラムの下縁の領域に配置され、電子制御装置の
電磁設定部材に結合されていて、間欠的ストランド送り
のための第1の位置と正方向ストランド送りのための第
2の位置とに移動可能なストランド案内要素とを備え、
ストランドを使用する装置の稼働時に正方向ストランド
送りと間欠的ストランド送りとを自動的に切り替えられ
るストランド供給装置において、前記電子制御装置の電
磁設定部材は、電子パターン装置を備えており、当該電
子パターン装置からの編成するパターンにしたがった出
力により、前記ストランド案内要素が、編成するパター
ンに応じて、前記第1の位置と第2の位置とに移動する
ことを特徴とするストランド供給装置である。
給装置は、中心軸を中心として回転し、下端側に下縁を
備えていて、周面上にストランドを複数回巻き付けてス
トランド供給源を形成する蓄積ドラムと、そこを通して
ストランドが前記蓄積ドラムから引き出される送出し口
と、前記蓄積ドラムの下縁と前記送出し口との間で、前
記蓄積ドラムの下縁の領域に配置され、電子制御装置の
電磁設定部材に結合されていて、間欠的ストランド送り
のための第1の位置と正方向ストランド送りのための第
2の位置とに移動可能なストランド案内要素とを備え、
ストランドを使用する装置の稼働時に正方向ストランド
送りと間欠的ストランド送りとを自動的に切り替えられ
るストランド供給装置において、前記電子制御装置の電
磁設定部材は、電子パターン装置を備えており、当該電
子パターン装置からの編成するパターンにしたがった出
力により、前記ストランド案内要素が、編成するパター
ンに応じて、前記第1の位置と第2の位置とに移動する
ことを特徴とするストランド供給装置である。
【0009】本発明から得られるその他の特徴は、請求
項2および以降の請求項に明確化されている。
項2および以降の請求項に明確化されている。
【0010】
【作用】本発明によれば、まず、選択的に、かつ所定の
プログラムにしたがって、ストランドを使用する装置、
例えば、丸編み機などの稼働時に、模様のない領域ある
いは、模様のある領域といった編成するパターンに応じ
て、自動的に、正方向または間欠的ストランド送りモー
ドに設定できるストランド供給装置が蓄積フィーダの形
体で設けられている。ストランドは2種類の送り方式で
蓄積ドラム上に複数回巻き付けることができるので、ベ
ルト・フィーダに対して次のような実質的な利点があ
る。つまり、正方向送りが確実に保証され、間欠的にス
トランドを蓄積ドラムから頭上に巻き取るときにストラ
ンドにかかる張力が小さくてすむことである。このこと
とは別に、電子式制御ソレノイドまたは回転磁石だけで
ストランド案内要素を設定できるので、制御装置を非常
に単純化することができる。
プログラムにしたがって、ストランドを使用する装置、
例えば、丸編み機などの稼働時に、模様のない領域ある
いは、模様のある領域といった編成するパターンに応じ
て、自動的に、正方向または間欠的ストランド送りモー
ドに設定できるストランド供給装置が蓄積フィーダの形
体で設けられている。ストランドは2種類の送り方式で
蓄積ドラム上に複数回巻き付けることができるので、ベ
ルト・フィーダに対して次のような実質的な利点があ
る。つまり、正方向送りが確実に保証され、間欠的にス
トランドを蓄積ドラムから頭上に巻き取るときにストラ
ンドにかかる張力が小さくてすむことである。このこと
とは別に、電子式制御ソレノイドまたは回転磁石だけで
ストランド案内要素を設定できるので、制御装置を非常
に単純化することができる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて詳しく説明する。
ついて詳しく説明する。
【0012】図1乃至図3に示すように、ストランド供
給装置は中空体に形成されたハウジング1からなり、こ
のハウジングはその一端側をねじ2によってストランド
を使用する装置、例えば、丸編み機の取付けレールに固
定することが可能になっている。ハウジング1の下面側
には、蓄積ドラム3が配置され、この蓄積ドラムは回転
可能にハウジング1内に設置された駆動シャフトに固着
されている。2つの駆動ホイール5、6、例えば、ベル
トまたは歯付きベルト・プーリはシャフトを駆動させる
ためのもので、同軸に、且つ回転可能に駆動シャフトの
上方に突出した部分に取り付けられている。これらの2
つの駆動ホイール5、6の間には、手操作でシフト可能
なクラッチ・ディスク7が駆動シャフトと同軸に駆動シ
ャフトの突出部分に取り付けられ、駆動シャフトと一体
に回転可能であるが、共通軸8の方向にシフトさせて、
駆動ホイール5または駆動ホイール6に選択的に結合で
きるようになっている。2つの駆動ホイール5、6は、
例えば、ベルトや歯付きベルトなどの従来の駆動要素
9、10によって回転するようにセットされる。この場
合、駆動要素は駆動ホイール5、6が等径ならば異なる
速度で駆動させ、駆動ホイール5、6が異径ならば等速
で駆動させることができる。別の方法として、駆動ホイ
ールを1つだけにすることも可能である。その場合に
は、蓄積ドラム3は1つの回転速度だけで駆動されるこ
とになる。
給装置は中空体に形成されたハウジング1からなり、こ
のハウジングはその一端側をねじ2によってストランド
を使用する装置、例えば、丸編み機の取付けレールに固
定することが可能になっている。ハウジング1の下面側
には、蓄積ドラム3が配置され、この蓄積ドラムは回転
可能にハウジング1内に設置された駆動シャフトに固着
されている。2つの駆動ホイール5、6、例えば、ベル
トまたは歯付きベルト・プーリはシャフトを駆動させる
ためのもので、同軸に、且つ回転可能に駆動シャフトの
上方に突出した部分に取り付けられている。これらの2
つの駆動ホイール5、6の間には、手操作でシフト可能
なクラッチ・ディスク7が駆動シャフトと同軸に駆動シ
ャフトの突出部分に取り付けられ、駆動シャフトと一体
に回転可能であるが、共通軸8の方向にシフトさせて、
駆動ホイール5または駆動ホイール6に選択的に結合で
きるようになっている。2つの駆動ホイール5、6は、
例えば、ベルトや歯付きベルトなどの従来の駆動要素
9、10によって回転するようにセットされる。この場
合、駆動要素は駆動ホイール5、6が等径ならば異なる
速度で駆動させ、駆動ホイール5、6が異径ならば等速
で駆動させることができる。別の方法として、駆動ホイ
ールを1つだけにすることも可能である。その場合に
は、蓄積ドラム3は1つの回転速度だけで駆動されるこ
とになる。
【0013】ハウジング1の自由端側には、支持アーム
11が設けられ、支持アーム11上に給糸口14、スト
ランド・ブレーキ15、スラブ・モニタ16、および従
来の供給源、例えば、供給リールから送り出されたスト
ランドのための別の給糸口17が配置されている。ハウ
ジング1にピボット回転可能に装着されたセンサ・レバ
ー18の自由端側はスラブ・モニタ16と給糸口17の
間で終端している。さらに別の給糸口19、給糸口19
と同軸に間隔をおいて設けられた送出し口20および給
糸口19と送出し口20の間に配置され、ハウジング1
にピボット回転可能に装着されたセンサ・レバー21
は、ハウジング1に固着された別の支持アーム22に取
り付けられている。この支持アームはセンサ装置23も
支持しており、給糸口19および送出し口20は軸8と
同軸にして、支持アーム22上に固定して取り付けられ
ていることが好ましい。上述した構成によれば、ストラ
ンドは間欠的ストランド送り時には、給糸口14、スト
ランド・ブレーキ15、スラブ・モニタ16、ストラン
ドに当接するセンサ・レバー18および給糸口17の順
に通過してから、駆動ホイール5または6によって駆動
されている蓄積ドラム3の周面上にほぼ接線方向に送ら
れる。ストランドが複数回巻き付けられてストランド供
給源を形成している蓄積ドラムから、ストランド12は
給糸口19を通過し、センサ・レバー21上を通り、送
出し口20を通過して、ストランド12を使用する装置
に供給される。
11が設けられ、支持アーム11上に給糸口14、スト
ランド・ブレーキ15、スラブ・モニタ16、および従
来の供給源、例えば、供給リールから送り出されたスト
ランドのための別の給糸口17が配置されている。ハウ
ジング1にピボット回転可能に装着されたセンサ・レバ
ー18の自由端側はスラブ・モニタ16と給糸口17の
間で終端している。さらに別の給糸口19、給糸口19
と同軸に間隔をおいて設けられた送出し口20および給
糸口19と送出し口20の間に配置され、ハウジング1
にピボット回転可能に装着されたセンサ・レバー21
は、ハウジング1に固着された別の支持アーム22に取
り付けられている。この支持アームはセンサ装置23も
支持しており、給糸口19および送出し口20は軸8と
同軸にして、支持アーム22上に固定して取り付けられ
ていることが好ましい。上述した構成によれば、ストラ
ンドは間欠的ストランド送り時には、給糸口14、スト
ランド・ブレーキ15、スラブ・モニタ16、ストラン
ドに当接するセンサ・レバー18および給糸口17の順
に通過してから、駆動ホイール5または6によって駆動
されている蓄積ドラム3の周面上にほぼ接線方向に送ら
れる。ストランドが複数回巻き付けられてストランド供
給源を形成している蓄積ドラムから、ストランド12は
給糸口19を通過し、センサ・レバー21上を通り、送
出し口20を通過して、ストランド12を使用する装置
に供給される。
【0014】蓄積ドラム3から給糸口19までの通路で
は、ストランド12はさらに空隙を通過してからストラ
ンド12を使用する装置に供給される。この空隙は、蓄
積ドラム3上に載置されたブレーキ・リング25と蓄積
ドラム3の周面とによって形成されているが、正方向ス
トランド送りのときは省くことができる。このようにス
トランド12を頭上から巻き取る場合は、蓄積ドラム3
は間欠的に、且つストランド使用量に応じて回転され
る。このために、ハウジング1に配置されたクラッチ1
3が噛み合い、あるいは噛み合いが外される。つまり、
回転され、あるいは停止される。なお、このクラッチの
詳しい説明は省略する。蓄積ドラム3上のストランド供
給源がセンサ装置23によってモニタされている最小量
以下になると、クラッチ13が噛み合い、蓄積ドラム3
が回転される。次に、ストランド供給源が同じくセンサ
装置23によってモニタされている所定の最大量までに
なると、クラッチ13の噛み合いが外されるので、蓄積
ドラム3は再び停止する。この種の好ましいクラッチ1
3はDE-PS 2 743 749 に公知であり、本明細書ではその
ことを引用するにとどめる。
は、ストランド12はさらに空隙を通過してからストラ
ンド12を使用する装置に供給される。この空隙は、蓄
積ドラム3上に載置されたブレーキ・リング25と蓄積
ドラム3の周面とによって形成されているが、正方向ス
トランド送りのときは省くことができる。このようにス
トランド12を頭上から巻き取る場合は、蓄積ドラム3
は間欠的に、且つストランド使用量に応じて回転され
る。このために、ハウジング1に配置されたクラッチ1
3が噛み合い、あるいは噛み合いが外される。つまり、
回転され、あるいは停止される。なお、このクラッチの
詳しい説明は省略する。蓄積ドラム3上のストランド供
給源がセンサ装置23によってモニタされている最小量
以下になると、クラッチ13が噛み合い、蓄積ドラム3
が回転される。次に、ストランド供給源が同じくセンサ
装置23によってモニタされている所定の最大量までに
なると、クラッチ13の噛み合いが外されるので、蓄積
ドラム3は再び停止する。この種の好ましいクラッチ1
3はDE-PS 2 743 749 に公知であり、本明細書ではその
ことを引用するにとどめる。
【0015】最後に、ストランド切断がセンサ・レバー
18、21によって検出されたとき、それを表示するラ
イト26、正方向駆動のためにクラッチを手操作で作動
する手操作スイッチ27およびセンサ・レバー18、2
1、センサ装置23、ライト26およびスイッチ27用
の電源28をハウジング1上に、またはハウジング1内
に取り付けることが可能である。
18、21によって検出されたとき、それを表示するラ
イト26、正方向駆動のためにクラッチを手操作で作動
する手操作スイッチ27およびセンサ・レバー18、2
1、センサ装置23、ライト26およびスイッチ27用
の電源28をハウジング1上に、またはハウジング1内
に取り付けることが可能である。
【0016】この種のストランド供給装置とその働き
は、一般的に公知であるので(例えば、DE-PS 1 760 60
0 、2 312 267 及び2 743 749 )、詳しく説明すること
は省略する。
は、一般的に公知であるので(例えば、DE-PS 1 760 60
0 、2 312 267 及び2 743 749 )、詳しく説明すること
は省略する。
【0017】間欠的ストランド送りでは、ストランド1
2は蓄積ドラム3の下縁30上に引き出され、円錐状に
半径方向に外側に広がっていき、その間、下縁30上の
接触点は、蓄積ドラム3がその時静止状態にあるかどう
か、あるいはストランドの引き出し速度より大か、等し
いか、より小の周速度で回転しているかどうかによっ
て、公知のように円周方向に自由にさまようことにな
る。
2は蓄積ドラム3の下縁30上に引き出され、円錐状に
半径方向に外側に広がっていき、その間、下縁30上の
接触点は、蓄積ドラム3がその時静止状態にあるかどう
か、あるいはストランドの引き出し速度より大か、等し
いか、より小の周速度で回転しているかどうかによっ
て、公知のように円周方向に自由にさまようことにな
る。
【0018】正方向ストランド送りも可能にするため
に、図1に示すように、ストランド案内要素31が蓄積
ドラム3に関連付けられており、この案内要素は電磁設
定部材32に結合されている。あるいは電磁設定部材の
一部として形成されている。この電磁設定部材は取付け
プレート33がねじ34によって支持アーム22に取り
付けられている。図1に示す例では、ストランド案内要
素31はピンで形成され、その中心軸が蓄積ドラム3の
中心軸8に直交しており、中心軸35に平行にスライド
可能になっている。同時に、電磁設定部材32を構成す
るソレノイドのスライド可能なアーマチュアとして形成
されている。従って、ストランド案内要素31は設定部
材32によって図1に実線で示した第1の後退位置に設
定し、また、図1に破線で示した第2の突出位置に設定
することができる。ストランド案内要素31は第1位置
にあるときは、ソレノイド本体から後方に突出する。
に、図1に示すように、ストランド案内要素31が蓄積
ドラム3に関連付けられており、この案内要素は電磁設
定部材32に結合されている。あるいは電磁設定部材の
一部として形成されている。この電磁設定部材は取付け
プレート33がねじ34によって支持アーム22に取り
付けられている。図1に示す例では、ストランド案内要
素31はピンで形成され、その中心軸が蓄積ドラム3の
中心軸8に直交しており、中心軸35に平行にスライド
可能になっている。同時に、電磁設定部材32を構成す
るソレノイドのスライド可能なアーマチュアとして形成
されている。従って、ストランド案内要素31は設定部
材32によって図1に実線で示した第1の後退位置に設
定し、また、図1に破線で示した第2の突出位置に設定
することができる。ストランド案内要素31は第1位置
にあるときは、ソレノイド本体から後方に突出する。
【0019】電磁設定部材32は、蓄積ドラム3の下縁
30の外端と中心軸8との半径方向の間隔よりも大きい
量だけ、蓄積ドラム3の中心軸8から半径方向に間隔を
おいて配置されている。この間隔は後退したストランド
案内要素31が下縁30に面する前端との間に十分なギ
ャップを残すだけの十分な大きさになっており、間欠的
で不規則なストランド送りでも、ストランド12を頭上
から引き出すことができるようになっている。この状態
にあるとき、蓄積ドラム3はストランド12の可能な限
りの最大引出し速度よりも大か、少なくともその速度に
等しい回転速度で、駆動ホイール5または6によってク
ラッチ・ディスク7を通して駆動される。従って、スト
ランドは蓄積ドラムに蓄積されていき、これはセンサ装
置23によってモニタされ、蓄積ドラム3の駆動、つま
り、クラッチ13の噛み合いと切離しが公知のように行
われる。
30の外端と中心軸8との半径方向の間隔よりも大きい
量だけ、蓄積ドラム3の中心軸8から半径方向に間隔を
おいて配置されている。この間隔は後退したストランド
案内要素31が下縁30に面する前端との間に十分なギ
ャップを残すだけの十分な大きさになっており、間欠的
で不規則なストランド送りでも、ストランド12を頭上
から引き出すことができるようになっている。この状態
にあるとき、蓄積ドラム3はストランド12の可能な限
りの最大引出し速度よりも大か、少なくともその速度に
等しい回転速度で、駆動ホイール5または6によってク
ラッチ・ディスク7を通して駆動される。従って、スト
ランドは蓄積ドラムに蓄積されていき、これはセンサ装
置23によってモニタされ、蓄積ドラム3の駆動、つま
り、クラッチ13の噛み合いと切離しが公知のように行
われる。
【0020】他方、ストランド案内要素31が第2の突
出位置にあるときは、その前端は中心軸8の半径方向に
下縁30の下方マージンの下に突出するので、頭上から
引き出すとき、下縁30の回りをさらに巡回することが
防止される。この場合には、ストランドは従って、蓄積
ドラム3上に巻き取られるときと同じ速度で引き出され
ることになる。従って、蓄積ドラム3は、この場合に
は、ストランドを使用する装置の定常的必要量に正確に
一致する周速度で、駆動ホイール5または6によってク
ラッチ7を通して駆動される。この場合には、駆動、つ
まり、クラッチ13は永続的に噛み合っている。
出位置にあるときは、その前端は中心軸8の半径方向に
下縁30の下方マージンの下に突出するので、頭上から
引き出すとき、下縁30の回りをさらに巡回することが
防止される。この場合には、ストランドは従って、蓄積
ドラム3上に巻き取られるときと同じ速度で引き出され
ることになる。従って、蓄積ドラム3は、この場合に
は、ストランドを使用する装置の定常的必要量に正確に
一致する周速度で、駆動ホイール5または6によってク
ラッチ7を通して駆動される。この場合には、駆動、つ
まり、クラッチ13は永続的に噛み合っている。
【0021】ピン形状のストランド案内要素31の中心
軸35が蓄積ドラム3の中心軸8に対して半径方向の軸
上に並んだときは、蓄積ドラム3の回転方向は任意であ
る。しかし、ストランド案内要素31が半径方向以外の
軸上に並んだときは、蓄積ドラム3は所定の回転方向に
だけに動作させることが可能である。
軸35が蓄積ドラム3の中心軸8に対して半径方向の軸
上に並んだときは、蓄積ドラム3の回転方向は任意であ
る。しかし、ストランド案内要素31が半径方向以外の
軸上に並んだときは、蓄積ドラム3は所定の回転方向に
だけに動作させることが可能である。
【0022】図2および図3に示す実施例では、同一部
品には同一符号を付けて示しているが、ストランド案内
要素38は図1と同じようにピン39の形体になってお
り、同時に設定部材40を構成するソレノイドのアーマ
チュアになっている。図1と対照的に、ストランド案内
要素38は給糸口41が設けられ、蓄積ドラム3に面す
る端側からそこにストランドを通すことが可能になって
いる。この糸口は閉じて、部分的に開くことにより、ス
トランド12を通しやすくしている。さらに、ストラン
ド案内要素38の中心軸は、図2の実施例では、蓄積ド
ラム3の中心軸8に対して直交していないで、傾斜し
て、角度をなして配置され、中心軸8の下方延長部に対
して90°から180°までの範囲になっている。
品には同一符号を付けて示しているが、ストランド案内
要素38は図1と同じようにピン39の形体になってお
り、同時に設定部材40を構成するソレノイドのアーマ
チュアになっている。図1と対照的に、ストランド案内
要素38は給糸口41が設けられ、蓄積ドラム3に面す
る端側からそこにストランドを通すことが可能になって
いる。この糸口は閉じて、部分的に開くことにより、ス
トランド12を通しやすくしている。さらに、ストラン
ド案内要素38の中心軸は、図2の実施例では、蓄積ド
ラム3の中心軸8に対して直交していないで、傾斜し
て、角度をなして配置され、中心軸8の下方延長部に対
して90°から180°までの範囲になっている。
【0023】図2と図3に実線で示すように、ストラン
ド案内要素38が後退位置にあるときは、給糸口41は
下縁30の下に近接した位置にあり、半径方向にその最
大径のレベルにあるので、ストランド12は固定位置に
配置された給糸口41を通って下縁30から離れてから
給糸口19、20を通過するが、間欠的ストランド送り
の特徴である下縁30を回る巡回運動をすることがな
い。この場合には、ストランド12は従って正方向に供
給される。
ド案内要素38が後退位置にあるときは、給糸口41は
下縁30の下に近接した位置にあり、半径方向にその最
大径のレベルにあるので、ストランド12は固定位置に
配置された給糸口41を通って下縁30から離れてから
給糸口19、20を通過するが、間欠的ストランド送り
の特徴である下縁30を回る巡回運動をすることがな
い。この場合には、ストランド12は従って正方向に供
給される。
【0024】他方、ストランド案内要素38と給糸口4
1が図2と図3に破線で示すように、中心軸8側に突出
した第2の位置に置かれたときは、給糸口41は中心軸
8とほぼ同軸に並び、蓄積ドラム3の下方に大幅に離れ
た位置になっている。この場合には、ストランド12は
頭上から、つまり、間欠的ストランド送りで引き出すこ
とができる。この位置にある時の給糸口41と蓄積ドラ
ム3の下縁30間の距離は、主として、給糸口41の変
位が行われる中心軸8とピン39の中心軸との間の角度
に依存する。給糸口41の利点は、ストランド送り方式
が正方向から間欠的に、あるいは間欠的から正方向に切
り替わる時でも、ストランドが常時制御下に置かれてい
ることである。
1が図2と図3に破線で示すように、中心軸8側に突出
した第2の位置に置かれたときは、給糸口41は中心軸
8とほぼ同軸に並び、蓄積ドラム3の下方に大幅に離れ
た位置になっている。この場合には、ストランド12は
頭上から、つまり、間欠的ストランド送りで引き出すこ
とができる。この位置にある時の給糸口41と蓄積ドラ
ム3の下縁30間の距離は、主として、給糸口41の変
位が行われる中心軸8とピン39の中心軸との間の角度
に依存する。給糸口41の利点は、ストランド送り方式
が正方向から間欠的に、あるいは間欠的から正方向に切
り替わる時でも、ストランドが常時制御下に置かれてい
ることである。
【0025】さらに、設定部材40は、図1の実施例と
同じように、取付けプレート42とねじ42aによって
ストランド供給装置の支持アーム22aに取り付けられ
ている。給糸口41は間欠的送りでは給糸口19、20
と同じ作用をするので、後者を省略することも可能であ
る。その場合には、センサ・レバー21は別の装置で置
き換えることが可能である。
同じように、取付けプレート42とねじ42aによって
ストランド供給装置の支持アーム22aに取り付けられ
ている。給糸口41は間欠的送りでは給糸口19、20
と同じ作用をするので、後者を省略することも可能であ
る。その場合には、センサ・レバー21は別の装置で置
き換えることが可能である。
【0026】図4と図5に示す実施例では、同一の部品
は同一の符号を付けて示しているが、ストランド案内要
素43は蓄積ドラム3の中心軸8に交差するように設け
られている。この案内要素はフックのように屈曲され、
その一端側が回転スピンドル44に結合され、中央部に
ストランド12を受け入れるためのジョー(口部)また
はアイ(目)形状の受入れポケット45を備えている。
回転スピンドル44は設定部材46を構成する回転電磁
石の一部になっており、中心軸8に平行の軸47を中心
に電磁石によって回転可能になっている。
は同一の符号を付けて示しているが、ストランド案内要
素43は蓄積ドラム3の中心軸8に交差するように設け
られている。この案内要素はフックのように屈曲され、
その一端側が回転スピンドル44に結合され、中央部に
ストランド12を受け入れるためのジョー(口部)また
はアイ(目)形状の受入れポケット45を備えている。
回転スピンドル44は設定部材46を構成する回転電磁
石の一部になっており、中心軸8に平行の軸47を中心
に電磁石によって回転可能になっている。
【0027】ストランド案内要素43は設定部材46に
よって回転させて、図5に破線で示す中心軸8から後退
した第1の位置に移し、図4と図5に実線で示す中心軸
8側に突出した第2の位置に移すことができる。設定部
材46はこの場合も、中心軸8から半径方向に十分に大
きな間隔をおいて配置され、ストランド案内要素43が
ストランド12を通常の頭上から引き出すための第1の
位置にあるとき、案内要素と下縁30の間に十分に大き
なギャップを形成するようになっており、他方、第2の
位置にあるときは、下縁30の半径方向の外側のマージ
ンの下に近接した位置に置かれ、ストランド12がその
下縁30の回りを走行するのを防止している。これは、
正方向ストランド送りの場合に必要になるものである。
ストランド案内要素43はフック形状になっているの
で、蓄積ドラム3の回転方向、ストランド案内要素43
の受入れポケット45、および回転スピンドル44の回
転方向は相互に一致して、ストランド12が正方向送り
のときはこの受入れポケット45に自動的に入り込み、
間欠的ストランド送りに切り替えると、そこから抜け出
るようになっている。
よって回転させて、図5に破線で示す中心軸8から後退
した第1の位置に移し、図4と図5に実線で示す中心軸
8側に突出した第2の位置に移すことができる。設定部
材46はこの場合も、中心軸8から半径方向に十分に大
きな間隔をおいて配置され、ストランド案内要素43が
ストランド12を通常の頭上から引き出すための第1の
位置にあるとき、案内要素と下縁30の間に十分に大き
なギャップを形成するようになっており、他方、第2の
位置にあるときは、下縁30の半径方向の外側のマージ
ンの下に近接した位置に置かれ、ストランド12がその
下縁30の回りを走行するのを防止している。これは、
正方向ストランド送りの場合に必要になるものである。
ストランド案内要素43はフック形状になっているの
で、蓄積ドラム3の回転方向、ストランド案内要素43
の受入れポケット45、および回転スピンドル44の回
転方向は相互に一致して、ストランド12が正方向送り
のときはこの受入れポケット45に自動的に入り込み、
間欠的ストランド送りに切り替えると、そこから抜け出
るようになっている。
【0028】さらに、設定部材46は取付けプレート4
8とねじ49によってストランド供給装置の支持アーム
22bに取り付けられている。
8とねじ49によってストランド供給装置の支持アーム
22bに取り付けられている。
【0029】図6と図7は従来の構造のソレノイドから
なる設定部材32を示した拡大図である。設定部材32
は特に磁気巻線50を含んでおり、これは2つの端子5
2、53をもち、ねじのためのねじ穴51をもつ取付け
プレート33に取り付けられている。2つの端子は電線
によって電源54、つまり、バッテリなどに接続されて
いる。電源は必要とする磁石が直流であるか、交流であ
るかに応じて、それに合ったものが使用される。これら
の電線の一方にスイッチ55が接続され、リレー56に
よって開閉することが可能になっている。端子52、5
3を電源に接続すると、ストランド案内要素31は突出
状態になり、スイッチ55を開くと、後退状態になるよ
うになっている。
なる設定部材32を示した拡大図である。設定部材32
は特に磁気巻線50を含んでおり、これは2つの端子5
2、53をもち、ねじのためのねじ穴51をもつ取付け
プレート33に取り付けられている。2つの端子は電線
によって電源54、つまり、バッテリなどに接続されて
いる。電源は必要とする磁石が直流であるか、交流であ
るかに応じて、それに合ったものが使用される。これら
の電線の一方にスイッチ55が接続され、リレー56に
よって開閉することが可能になっている。端子52、5
3を電源に接続すると、ストランド案内要素31は突出
状態になり、スイッチ55を開くと、後退状態になるよ
うになっている。
【0030】リレー56は電子パターン装置57に接続
され、この装置はリレー56、スイッチ55および設定
部材32と一緒になってストランド案内要素31用の電
子制御装置を構成している。パターン装置57は公知と
同じように構成することができ、ストランド案内要素3
1をプログラム・キャリヤに記憶されたパターン、例え
ば、ストライプ・パターンに従って一方または他方の位
置に移動する。特に、ストランド案内要素31のパター
ン装置57はそれ自体公知の回路構成にして(DE-OS 3
909 817 )、編み機のニードル用のパターン装置に接続
することができる。この装置は“0”か“1”の信号に
応じて信号をリレーに送信する。つまり、この信号はリ
レー56をオン、オフに切り替え、編み針のパターン装
置の出力に所定の信号列として現れる。このようにする
と、リレー56を常時励磁することによって、所定数の
順次ニードルがニットのために選択された後、あるいは
かかる信号列の終了後、ストランド供給装置を正方向ス
トランド送りにセットすることが可能である。例えば、
ミスするニードルを選択する最初の信号が現れたとき、
スイッチ55を再びオープンすることによって、ストラ
ンド供給装置を再び間欠的ストランド送りに切り替えて
から、所定数の順次ニードルをニットのために再び選択
することが可能である。
され、この装置はリレー56、スイッチ55および設定
部材32と一緒になってストランド案内要素31用の電
子制御装置を構成している。パターン装置57は公知と
同じように構成することができ、ストランド案内要素3
1をプログラム・キャリヤに記憶されたパターン、例え
ば、ストライプ・パターンに従って一方または他方の位
置に移動する。特に、ストランド案内要素31のパター
ン装置57はそれ自体公知の回路構成にして(DE-OS 3
909 817 )、編み機のニードル用のパターン装置に接続
することができる。この装置は“0”か“1”の信号に
応じて信号をリレーに送信する。つまり、この信号はリ
レー56をオン、オフに切り替え、編み針のパターン装
置の出力に所定の信号列として現れる。このようにする
と、リレー56を常時励磁することによって、所定数の
順次ニードルがニットのために選択された後、あるいは
かかる信号列の終了後、ストランド供給装置を正方向ス
トランド送りにセットすることが可能である。例えば、
ミスするニードルを選択する最初の信号が現れたとき、
スイッチ55を再びオープンすることによって、ストラ
ンド供給装置を再び間欠的ストランド送りに切り替えて
から、所定数の順次ニードルをニットのために再び選択
することが可能である。
【0031】さらに、所定数の編み針についてのニット
信号が現れたとき、この信号列に続いて別の編み針が十
分にあるかどうか、従って、正方向ストランド送りへの
切り替えが実際に必要であるかどうかを電子的手段によ
って判断するようにすることが可能である。切り替え段
階でストランドをニットするためにまだ残っているニー
ドルの本数を適当なソフトウェアによって考慮に入れる
ことも可能である。
信号が現れたとき、この信号列に続いて別の編み針が十
分にあるかどうか、従って、正方向ストランド送りへの
切り替えが実際に必要であるかどうかを電子的手段によ
って判断するようにすることが可能である。切り替え段
階でストランドをニットするためにまだ残っているニー
ドルの本数を適当なソフトウェアによって考慮に入れる
ことも可能である。
【0032】別の方法として、間欠的ストランド送りか
ら正方向ストランド送りへ、あるいは正方向ストランド
送りから間欠的ストランド送りへ切り替える瞬時は、ス
トランド送りを検出する検出レバーによって制御するこ
とも可能である。この場合には、すべてのニードルがニ
ットしているとき行われるように、ストランド送りがあ
る程度連続していることを検出すると、正方向ストラン
ド送りに切り替わる。不規則なストランド使用の場合の
ように、例えば、編み針をジャッカード選択時に、この
連続が存在しなくなると、動作は間欠的動作に切り替え
られる。
ら正方向ストランド送りへ、あるいは正方向ストランド
送りから間欠的ストランド送りへ切り替える瞬時は、ス
トランド送りを検出する検出レバーによって制御するこ
とも可能である。この場合には、すべてのニードルがニ
ットしているとき行われるように、ストランド送りがあ
る程度連続していることを検出すると、正方向ストラン
ド送りに切り替わる。不規則なストランド使用の場合の
ように、例えば、編み針をジャッカード選択時に、この
連続が存在しなくなると、動作は間欠的動作に切り替え
られる。
【0033】蓄積ドラム3の駆動は、さらに公知と同じ
ように制御される。つまり、蓄積ドラム3は正方向駆動
時には、クラッチ13を通して駆動ホイール5と6の一
方に永続的に結合されており、他方、間欠的駆動時に
は、必要時にだけクラッチ13を通して、これと同時に
センサ装置23によって、駆動ホイール5と6の一方に
結合され、蓄積ドラム上の最低ストランド供給量が保証
されるようになっている。
ように制御される。つまり、蓄積ドラム3は正方向駆動
時には、クラッチ13を通して駆動ホイール5と6の一
方に永続的に結合されており、他方、間欠的駆動時に
は、必要時にだけクラッチ13を通して、これと同時に
センサ装置23によって、駆動ホイール5と6の一方に
結合され、蓄積ドラム上の最低ストランド供給量が保証
されるようになっている。
【0034】リレー56を制御する方法は他にもある
が、これらは公知であるので(例えば、DE-PS 2 939 80
3 、US-PS 3 418 831 、US-PS 4 027 505 )、詳しく説
明することは省略する。
が、これらは公知であるので(例えば、DE-PS 2 939 80
3 、US-PS 3 418 831 、US-PS 4 027 505 )、詳しく説
明することは省略する。
【0035】上述したストランド供給装置をストランド
を使用する他の機械、特に織物機械で使用する場合も、
それに対応する方法で制御することが可能である。図6
と図7に示す制御装置を図2乃至図5に示すストランド
供給装置、つまり、その設定部材40と46で使用する
こともできることはもちろんである。
を使用する他の機械、特に織物機械で使用する場合も、
それに対応する方法で制御することが可能である。図6
と図7に示す制御装置を図2乃至図5に示すストランド
供給装置、つまり、その設定部材40と46で使用する
こともできることはもちろんである。
【0036】本発明は上述した実施例に限定されず、種
々態様に変更することが可能である。例えば、駆動ホイ
ール5、6を3つ以上設けると同時に、正方向ストラン
ド送り時に蓄積ドラム3の回転速度を無段で変更する手
段を設けることが可能である。これらの手段は例えば、
可変径の駆動ホイール、無段可変ギヤまたは切替え可能
ギヤホイールで構成し、供給および移送ベルト9、10
の駆動装置内に設けることができる。さらに、設定部材
32、40または46は、蓄積ドラム3の突出部の外側
に半径方向に設けるのではなく、その突出部の内側に半
径方向に設けることが可能である。また、図示したもの
とは別のストランド案内要素や図示したものとは別の設
定部材を使用することも可能である。特に、ソレノイド
または回転磁石のアーマチュアを直接的にストランド案
内要素として使用したり、それらを案内要素に結合する
のではなく、例えば、ストランド案内要素とアーマチュ
アの間にレバー機構または類似手段を設けることが可能
である。そうすると、磁石のストロークに対してストラ
ンド案内要素のストロークを大きくできるので、切替え
操作を高速化することが可能になる。
々態様に変更することが可能である。例えば、駆動ホイ
ール5、6を3つ以上設けると同時に、正方向ストラン
ド送り時に蓄積ドラム3の回転速度を無段で変更する手
段を設けることが可能である。これらの手段は例えば、
可変径の駆動ホイール、無段可変ギヤまたは切替え可能
ギヤホイールで構成し、供給および移送ベルト9、10
の駆動装置内に設けることができる。さらに、設定部材
32、40または46は、蓄積ドラム3の突出部の外側
に半径方向に設けるのではなく、その突出部の内側に半
径方向に設けることが可能である。また、図示したもの
とは別のストランド案内要素や図示したものとは別の設
定部材を使用することも可能である。特に、ソレノイド
または回転磁石のアーマチュアを直接的にストランド案
内要素として使用したり、それらを案内要素に結合する
のではなく、例えば、ストランド案内要素とアーマチュ
アの間にレバー機構または類似手段を設けることが可能
である。そうすると、磁石のストロークに対してストラ
ンド案内要素のストロークを大きくできるので、切替え
操作を高速化することが可能になる。
【0037】例えば、ハーティング社(D-4992 Espelka
mp)提供の開閉型ソレノイドは、ストロークが3〜24
mmであるので、ソレノイドとして使用するのに適してい
る。回転磁石を使用する場合は、ソレノイドによって発
生するアーマチュアのストロークは回転スピンドルの回
転運動に変換されるが、これは磁石本体の内部または外
部で公知の方法で行って、目の粗いねじでアーマチュア
を回転スピンドルに結合することができる。
mp)提供の開閉型ソレノイドは、ストロークが3〜24
mmであるので、ソレノイドとして使用するのに適してい
る。回転磁石を使用する場合は、ソレノイドによって発
生するアーマチュアのストロークは回転スピンドルの回
転運動に変換されるが、これは磁石本体の内部または外
部で公知の方法で行って、目の粗いねじでアーマチュア
を回転スピンドルに結合することができる。
【0038】蓄積ドラム3を回転ドラムとして形成する
ことも、あるいは蓄積ドラム3を固定位置に取り付ける
ことも可能である。この場合には、追加の巻き取りアー
ムを使用してストランドを巻き取ることができる(DE-P
S 1 760 600 )。蓄積ドラムを連続的または間欠的に回
転させる駆動装置に代えて、巻き取りアームの駆動装置
を設けることも可能である。
ことも、あるいは蓄積ドラム3を固定位置に取り付ける
ことも可能である。この場合には、追加の巻き取りアー
ムを使用してストランドを巻き取ることができる(DE-P
S 1 760 600 )。蓄積ドラムを連続的または間欠的に回
転させる駆動装置に代えて、巻き取りアームの駆動装置
を設けることも可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明によるストランド供給装置は、電
子制御装置の電磁設定部材に結合されていて、当該電磁
設定部材が備えている電子パターン装置からの編成する
パターンにしたがった出力により、間欠的ストランド送
りのための第1の位置と正方向ストランド送りのための
第2の位置とに移動可能なストランド案内要素とを備え
ているので、ストランドを使用する装置、例えば、丸編
み機などの稼働時に、所定のプログラムにしたがって、
模様のない領域あるいは、模様のある領域といった編成
するパターンに応じて、自動的に、正方向または間欠的
ストランド送りモードに設定できる。そこで、本発明に
よるストランド供給装置は、編み機、特に丸編み機で使
用するのに適しており、その中でも、大面積のジャッカ
ード模様を平編み−平編みまたは平編み−裏編みまたは
平編み−裏編み−プラッシュ編みで生産するのに適して
いる。この場合には、ストランド送りは模様のない大面
積の領域では正方向に、模様のある小面積の領域では間
欠的に行われる。
子制御装置の電磁設定部材に結合されていて、当該電磁
設定部材が備えている電子パターン装置からの編成する
パターンにしたがった出力により、間欠的ストランド送
りのための第1の位置と正方向ストランド送りのための
第2の位置とに移動可能なストランド案内要素とを備え
ているので、ストランドを使用する装置、例えば、丸編
み機などの稼働時に、所定のプログラムにしたがって、
模様のない領域あるいは、模様のある領域といった編成
するパターンに応じて、自動的に、正方向または間欠的
ストランド送りモードに設定できる。そこで、本発明に
よるストランド供給装置は、編み機、特に丸編み機で使
用するのに適しており、その中でも、大面積のジャッカ
ード模様を平編み−平編みまたは平編み−裏編みまたは
平編み−裏編み−プラッシュ編みで生産するのに適して
いる。この場合には、ストランド送りは模様のない大面
積の領域では正方向に、模様のある小面積の領域では間
欠的に行われる。
【図1】本発明によるストランド供給装置の実施例を示
した一部断面正面図である。
した一部断面正面図である。
【図2】本発明のストランド供給装置の他の実施例の一
部断面拡大正面図である。
部断面拡大正面図である。
【図3】同じく他の実施例の一部断面拡大平面図であ
る。
る。
【図4】本発明のストランド供給装置の別の実施例の一
部断面拡大正面図である。
部断面拡大正面図である。
【図5】同じく別の実施例の一部断面拡大平面図であ
る。
る。
【図6】図1に示したストランド供給装置のストランド
案内要素を選択的に調整するための設定部材を含む制御
装置の概略正面図である。
案内要素を選択的に調整するための設定部材を含む制御
装置の概略正面図である。
【図7】同じく設定部材の概略平面図である。
3 蓄積ドラム 8 蓄積ドラムの中心軸 12 ストランド 30 蓄積ドラムの下縁 31、38、43 ストランド案内要素 32、40、46 電磁設定部材 39 ピン 44 回転スピンドル 47 軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パウル ネール ドイツ連邦共和国 ダブリュー−7475 メスステッテン ヘールズベルクストラ ーセ 4 (72)発明者 ユルゲン ヒュフナー ドイツ連邦共和国 ダブリュー−7470 アルブシュタット 1 アム ヨイゼン タイヒ 32 (56)参考文献 特開 平2−269850(JP,A) 特開 昭55−112349(JP,A) 特開 昭52−148240(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 51/22 D04B 15/48
Claims (11)
- 【請求項1】 中心軸を中心として回転し、下端側に下
縁を備えていて、周面上にストランドを複数回巻き付け
てストランド供給源を形成する蓄積ドラムと、そこを通
してストランドが前記蓄積ドラムから引き出される送出
し口と、前記蓄積ドラムの下縁と前記送出し口との間
で、前記蓄積ドラムの下縁の領域に配置され、電子制御
装置の電磁設定部材(32、40、46)に結合されて
いて、間欠的ストランド送りのための第1の位置と正方
向ストランド送りのための第2の位置とに移動可能なス
トランド案内要素(31、38、43)とを備え、スト
ランドを使用する装置の稼働時に正方向ストランド送り
と間欠的ストランド送りとを自動的に切り替えられるス
トランド供給装置において、前記電子制御装置の電磁設
定部材(32、40、46)は電子パターン装置(5
7)を備えており、当該電子パターン装置(57)から
の編成するパターンにしたがった出力により、前記スト
ランド案内要素(31、38、43)が、編成するパタ
ーンに応じて、前記第1の位置と第2の位置とに移動す
ることを特徴とするストランド供給装置。 - 【請求項2】 ストランド案内要素(31)は蓄積ドラ
ム(3)の中心軸(8)に交差するように移動可能なピ
ンで構成したことを特徴とする請求項1に記載のストラ
ンド供給装置。 - 【請求項3】 ストランド案内要素(38)は蓄積ドラ
ム(3)の中心軸に対して斜め方向に移動可能で、給糸
口(41)を備えたピン(39)で構成したことを特徴
とする請求項1に記載のストランド供給装置。 - 【請求項4】 電磁設定部材(32、40)はストラン
ド案内要素(31、38)に結合され、該案内要素を直
線的に移動することを目的としたソノレイドであること
を特徴とする請求項2又は3に記載のストランド供給装
置。 - 【請求項5】 ストランド案内要素(31)は電磁設定
部材(32)を形成するソレノイドのアーマチュアとし
て形成したことを特徴とする請求項2に記載のストラン
ド供給装置。 - 【請求項6】 ピン(39)は電磁設定部材(40)を
形成するソレノイドのアーマチュアとして形成したこと
を特徴とする請求項3に記載のストランド供給装置。 - 【請求項7】 給糸口(41)は、正方向ストランド送
りのための、蓄積ドラム(3)の下縁(30)の下方に
近接したストランド案内要素(38)の第2の位置と、
間欠的ストランド送りのための、蓄積ドラム(3)のす
ぐ下で蓄積ドラムとほぼ同軸のストランド案内要素(3
8)の第1の位置との間で移動することを特徴とする請
求項3、4、又は6に記載のストランド供給装置。 - 【請求項8】 ストランド案内要素(43)は蓄積ドラ
ム(3)の中心軸(8)に交差するように配置され、受
入れポケット(45)を備えたフックから構成され、該
フックは蓄積ドラム(3)の中心軸(8)にほぼ平行に
なった軸(47)を中心に回転するように取り付けられ
ていることを特徴とする請求項1に記載のストランド供
給装置。 - 【請求項9】 ストランド案内要素(43)は電磁設定
部材(46)を形成する回転磁石の回転スピンドル(4
4)に結合されていることを特徴とする請求項8に記載
のストランド供給装置。 - 【請求項10】 電磁設定部材は蓄積ドラム(3)の下
縁(30)の外端とその中心軸(8)間の最大間隔より
も大きい距離だけ蓄積ドラム(3)の中心軸から半径方
向に間隔がおかれて配置されることを特徴とする請求項
4乃至7の何れかに記載のストランド供給装置。 - 【請求項11】 蓄積ドラム(3)はストランド(1
2)を巻き取るために回転可能に取り付けられ、制御可
能な駆動装置を備えていることを特徴とする請求項1乃
至10の何れかに記載のストランド供給装置。
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