JP3357809B2 - ポリカーボネート組成物 - Google Patents

ポリカーボネート組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐スチーム性、熱安
定性の改善された透明性、光拡散性、耐衝撃性ポリカー
ボネート組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】透明性、耐熱性ならびに耐衝撃性に優れ
たポリカーボネートは、車両、弱電、家庭用品などの各
分野にて用いられているが、照明灯カバー材料として用
いられる場合には、優れた透明性(光の透過率)のみな
らず、光拡散性、即ち内部光源の透視防止が求められ
る。さらに、浴室灯の場合には、高温多湿といった使用
環境の面より、耐スチーム性が求められている。
【0003】すでに、乳白色で、かつ半透明性に優れた
照明灯カバー材料として炭酸カルシウムと酸化チタンを
併用してなるポリカーボネート組成物が提案(特公昭5
7―24816号公報)されているが、耐スチーム性に
劣るため、浴室灯としては、不充分なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリカーボ
ネート本来の特長である透明性、耐熱性、耐衝撃性を犠
牲にすることなく、耐スチーム性、光拡散性(内部光源
の透視防止)を有するポリカーボネート組成物を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、特定の化合
物と混合及び又は処理したフィラーを特定量配合してな
るポリカーボネート組成物が、かかる目的に適した材料
であることを見出し、本発明に到達したものである。
【0006】すなわち、本発明は、ポリカーボネート1
00重量部当り、炭酸カルシウム0.1〜5重量部及び
/又は酸化チタン0.05〜5重量部を配合してなるポ
リカーボネート組成物であって、該炭酸カルシウム及び
/又は酸化チタンがホスホニウム塩及び/又はアンモニ
ウム塩で処理されたものであることを特徴とするポリカ
ーボネート組成物である。
【0007】以下、本発明を具体的に説明する。本発明
において使用されるポリカーボネートとは、種々のジヒ
ドロキシジアリール化合物とホスゲンとを反応させるホ
スゲン法、またはジヒドロキシジアリール化合物とジフ
ェニルカーボネートなどの炭酸エステルとを反応させる
エステル交換法によって得られる重合体であっり、代表
的なものとしては、2,2―ビス(4―ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(ビスフェノールA)から製造された芳
香族ポリカーボネートが挙げられる。
【0008】上記ジヒドロキシジアリール化合物として
は、ビスフェノールAの他に、ビス(4―ヒドロキシフ
ェニル)メタン、1,1―ビス(4―ヒドロキシフェニ
ル)エタン、2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニル)
ブタン、2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニル)オク
タン、ビス(4―ヒドロキシフェニル)フェニルメタ
ン、2,2―ビス(4―ヒドロキシフェニル―3―メチ
ルフェニル)プロパン、1,1―ビス(4―ヒドロキシ
―3―第三ブチルフェニル)プロパン、2,2―ビス
(4―ヒドロキシ―3―ブロモフェニル)プロパン、
2,2―ビス(4―ヒドロキシ―3,5―ジブロモフェ
ニル)プロパン、2,2―ビス(4―ヒドロキシ―3,
5―シクロロフェニル)プロパンのようなビス(ヒドロ
キシアリール)アルカン類、1,1―ビス(4―ヒドロ
キシフェニル)シクロペンタン、1,1―ビス(4―ヒ
ドロキシフェニル)シクロヘキサンのようなビス(ヒド
ロキシアリール)シクロアルカン類、4,4′―ジヒド
ロキシジフェニルエーテル、4,4′―ジヒドロキシ―
3,3′―ジメチルジフェニルエーテルのようなジヒド
ロキシアリールエーテル類、4,4′―ジヒドロキシジ
フェニルスルフィド、4,4′―ジヒドロキシ―3,
3′―ジメチルジフェニルスルフィドのようなジヒドロ
キシジアリールスルフィド類、4,4′―ジヒドロキシ
ジフェニルスルホキシド、4,4′―ジヒドロシキジフ
ェニルスルホキシド、4,4′―ジヒドロキシ―3,
3′―ジメチルジフェニルスルホキシドのようなジヒド
ロキシジアリールスルホキシド類、4,4′―ジヒドロ
キシジフェニルスルホン、4,4′―ジヒドロキシ―
3,3′―ジメチルジフェニルスルホンのようなジヒド
ロキシジアリールスルホン類等が挙げられる。
【0009】これらは単独または2種類以上混合して使
用されるが、これらの他に、ピペラジン、ジピペリジル
ハイドロキノン、レゾルシン、4,4′―ジヒドロキシ
ジフェニル等を混合して使用してもよい。
【0010】さらに、上記のジヒドロキシアリール化合
物と以下に示すような3価以上のフェノール化合物を混
合使用してもよい。
【0011】3価以上のフェノールとしてはフロログル
シン、4,6―ジメチル―2,4,6―トリ―(4―ヒ
ドロキシフェニル)―ヘプテン―2,4,6―ジメチル
―2,4,6―トリ―(4―ヒドロキシフェニル)―ヘ
プタン、1,3,5―トリ―(4―ヒドロキシフェニ
ル)―ベンゾール、1,1,1―トリ―(4―ヒドロキ
シフェニル)―エタンおよび2,2―ビス―[4,4―
(4,4′―ジヒドロキシジフェニル)―シクロヘキシ
ル]―プロパンなどがあげられる。
【0012】ポリカーボネートの粘度平均分子量は通常
10,000〜100,000、好ましくは15,00
0〜50,000である。かかるポリカーボネートを製
造するに際し、分子量調節剤、触媒等を必要に応じて使
用することができる。
【0013】本発明で用いられる炭酸カルシウムの粒子
径には特に制限はないが、最終組成物の耐衝撃性、透明
性、光拡散性の面より0.1〜30μ、特に0.5〜1
0μのものが好ましい。
【0014】また、本発明で用いられる酸化チタンの粒
子径にも制限はないが、最終組成物の耐衝撃性、透明
性、光拡散性の面より0.05〜5μが好ましい。
【0015】上述の炭酸カルシウム、酸化チタンの配合
量は、ポリカーボネート100重量部当り、炭酸カルシ
ウム0.1〜5重量部、酸化チタン0.05〜5重量部
である。
【0016】炭酸カルシウムまたは酸化チタンが規定量
未満では、組成物の光拡散性に劣り、又規定量を超すと
耐スチーム性、熱安定性、透明性さらに耐衝撃性に劣
る。
【0017】最終組成物の物理的、熱的、ならびに光学
的特性のバランス面より、炭酸カルシウムは0.5〜3
重量部、酸化チタンは0.07〜3重量部の範囲が好ま
しい。
【0018】本発明で使用するホスホニウム塩、アンモ
ニウム塩としては下記式(I)〜(III )で示されるも
のを挙げることができる。
【0019】炭酸カルシウム及び/又は酸化チタンの、
ホスホニウム塩及び/又はアンモニウム塩による処理
は、アセトン等の溶媒に溶解又は分散せしめたホスホニ
ウム塩及び/又はアンモニウム塩中に炭酸カルシウム及
び/又は酸化チタンを浸漬したのち乾燥させることによ
って行うことができる。
【0020】上記ホスホニウム塩及び/又はアンモニウ
ム塩と炭酸カルシウム及び/又は酸化チタンとの量比
は、上記炭酸カルシウム及び/又は酸化チタン100重
量部当り、ホスホニウム塩及び/又はアンモニウム塩を
0.01〜20重量部、好ましくは0.05〜10重量
部の量比で使用される。
【0021】ホスホニウム塩及び/又はアンモニウム塩
がこれらの量比より少ないと目的とする耐スチーム性の
向上は、実用的ではない。多すぎると耐衝撃性等の物性
が低下し、好ましくない。
【0022】
【化1】
【0023】ここで、A1 は置換基を有していてもよい
m価の炭化水素基であり、Y1 は単結合又は酸素原子で
あり、X1 は、アンモニウムカチオンまたはホスホニウ
ムカチオンであり、mは1〜4の整数である。A1 の炭
化水素基としては、炭素数1〜20のアルキル基、炭素
数6〜10のアリール基、炭素数7〜10のアラルキル
基が挙げられる。
【0024】アンモニウムカチオンとしては、例えば下
記式(I)―a
【0025】
【化2】
【0026】で表わされるカチオンを挙げることができ
る。ここで、R1 、R2 、R3 およびR4 は、互いに独
立して水素原子または1価の炭化水素基である。
【0027】式(I)―aにおいて、R1 〜R4 等が表
わす1価の炭化水素基としては、例えば炭素数1〜20
のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、炭素数7
〜10のアラルキル基等が好ましい。
【0028】また、ホスホニウムカチオンとしては、例
えば下記式(I)―b
【0029】
【化3】
【0030】で表わされるカチオンを挙げることができ
る。
【0031】ここで、R5 、R6 、R7 およびR8 は、
互いに独立に水素原子または1価の炭化水素基である。
5 〜R8 の炭化水素基としては、メチル基、エチル基
等の炭素数1〜20のアルキル基、フェニル基等の炭素
数6〜10のアリール基、炭素数7〜10のアラルキル
基が挙げられる。
【0032】また上記式(I)において、mは1〜4の
整数であり、好ましくは1または2である。
【0033】上記式(I)で表わされる化合物の具体例
としては、例えば下記の化合物を挙げることができる。
【0034】すなわち、オクチルスルホン酸テトラブチ
ルホスホニウム塩、デシルスルホン酸テトラブチルホス
ホニウム塩、ベンゼンスルホン酸テトラブチルホスホニ
ウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラエチルホス
ホニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラブチル
ホスホニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラヘ
キシルホスホニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸テ
トラオクチルホスホニウム塩、デシルアンモニウムブチ
ルサルフェート、デシルアンモニウムデシルサルフェー
ト、ドデシルアンモニウムメチルサルフェート、ドデシ
ルアンモニウムエチルサルフェート、ドデシルメチルア
ンモニウムメチルサルフェート、ドデシルジメチルアン
モニウムテトラデシルサルフェート、テトラデシルジメ
チルアンモニウムメチルサルフェート、テトラメチルア
ンモニウムヘキシルサルフェート、デシルトリメチルア
ンモニウムヘキサデシルサルフェート、テトラブチルア
ンモニウムドデシルベンジルサルフェート、テトラエチ
ルアンモニウムドデシルベンジルサルフェート、テトラ
メチルアンモニウムドデシルベンジルサルフェートなど
が挙げられる。
【0035】
【化4】+2 ―A2 ―Y1 ―SO3 - …(II)
【0036】ここで、A2 は2価の炭化水素基であり、
+2 は2〜4級のアンモニウムカチオンまたはホスホ
ニウムカチオンであり、そしてY1 の定義は式(I)と
同じである。上記式(II)中、A2 の2価の炭化水素基
としてはアルキレン基等の2価の飽和脂肪族炭化水素基
が好ましい。この飽和脂肪族炭化水素基としては炭素数
1〜20のものがより好ましい。
【0037】+2 はアンモニウムカチオンもしくはホ
スホニウムカチオンである。アンモニウムカチオンとし
ては、下記式(II)―a
【0038】
【化5】
【0039】で表わされるカチオンが好ましい。ここ
で、R9 、R10およびR11は、互いに独立に水素原子ま
たは1価の炭化水素基である。R9 〜R11等の1価の炭
化水素基としては上記式(I)―aのR1 〜R4 につい
て例示したものと同じものをここでも例示できる。
【0040】ホスホニウムカチオンとしては、下記式
(II)―b
【0041】
【化6】
【0042】[ここで、R12、R13およびR14は、互い
に独立に水素原子または1価の炭化水素基である。]で
表わされるカチオンが好ましい。R12〜R14が表わす1
価の炭化水素基としては、上記(I)―bのR5 〜R8
について例示したものと同じものを例示できる。
【0043】上記式(II)で表わされる化合物の具体例
としては下記の化合物を例示することができる。すなわ
ち、
【0044】
【化7】
【0045】等を挙げることができる。
【0046】
【化8】
【0047】ここで、A3 はn価の炭化水素基であり、
+3 はアンモニウムカチオンもしくはホスホニウムカ
チオンであり、Rは1価の炭化水素基でありnは2〜4
の整数でありそしてY1 の定義は上記に同じである。
【0048】A3 のn価の炭化水素基としては、アルキ
レン基等のn価の飽和脂肪族炭化水素基、アリーレン基
等の芳香族炭化水素基またはアラルキル基等の飽和脂肪
族―芳香族炭化水素基が好ましい。
【0049】また、 +3 のアンモニウムカチオンおよ
びホスホニウムカチオンとしてはそれぞれ例えば前記式
(II)―aおよび(II)―bで表わされるものを挙げる
ことができる。
【0050】Rは1価の炭化水素基であり、その例とし
てはアルキル基、アリール基およびアラルキル基が好ま
しい。アルキル基としては炭素数1〜20のものが好ま
しく、アリール基としては炭素数6〜20のものが好ま
しく、アラルキル基とは炭素数7〜20のものが好まし
い。
【0051】nは2、3または4であり、Y1 の定義は
前記と同じく、単結合もしくは酸素原子である。
【0052】上記式(III )で表わされる化合物の具体
例としては下記の化合物を例示することができる。
【0053】
【化9】
【0054】
【化10】
【0055】ポリカーボネートとホスホニウム塩及び/
又はアンモニウム塩で処理された炭酸カルシウム及び/
又は酸化チタンとの混合方法ならびに混合順序には特に
制限はなく、公知の混合機、例えばタンブラー、リボン
ブレンダー、高速ミキサー等で混合し、溶融混練して行
うことができる。さらに、ポリカーボネートと化合物と
を一括混合することも、また特定成分のみを混合した
後、残る成分を添加混合することも可能である。
【0056】なお、混合時、必要に応じて公知の添加剤
や他の熱可塑性樹脂、例えば離型剤、帯電防止剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、難燃剤、染顔料、ゴム強化スチ
レン系樹脂、ポリオレフィン、ポリアミド、飽和ポリエ
ステル、アクリル系樹脂等を配合することができる。
【0057】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、それら実施例に限定されるものではない。また
“部”は重量基準に基づく。
【0058】[参考例] (ホスホニウム塩及び/又はアンモニウム塩と混合した
炭酸カルシウム及び/又は酸化チタンの調整)1重量部
の表1に示す種類ホスホニウム塩及び/又はアンモニウ
ム塩を100重量部のアセトンに溶解又は分散せしめ
た。
【0059】該溶液中に表1に示す割合となるように所
定量の酸化チタン及び/又は炭酸カルシウムを浸漬し、
真空下(20tor)60℃で加熱、乾燥しアセトンを
蒸発させた。
【0060】[実施例1〜8及び比較例1〜3]ポリカ
ーボネート、参考例で調整した炭酸カルシウム及び/又
は酸化チタンを表1に示す配合比率に基づき、タンブラ
ーで混合した後、押出機にて造粒した。なお、造粒時、
リン系安定剤を0.1部添加した。得られたペレットよ
り各種試験共を作成し、試験に供した。試験結果を表1
に示す。
【0061】本実施例で用いられた材料は以下のとおり
である。 PC―1:ビスフェノールAとホスゲンから製造された
粘度平均分子量22000の芳香族ポリカーボネート。 PC―2:ビスフェノールAとジフェニルカーボネート
から製造された粘度平均分子量25000の芳香族ポリ
カーボネート。 炭酸カルシウム:平均粒径 4.5μm 酸化チタン:平均粒径 0.19μm
【0062】尚、本発明で示した特性は以下の測定法に
よって行った。 耐スチーム性 射出成形(シリンダー設定温度:280℃)した平板
(45×55×3mm)を相対湿度98%、温度140
℃の加圧型恒温恒湿槽中で48時間状態調整し、処理前
後の分子量を測定し、その変化率で表わした。
【0063】熱安定性 下記の射出成形条件A、Bで成形した平板(45×55
×3mm)のイエローネスインデックス(YI)を測定
し、その差で表わした。 条件A:シリンダー設定温度 300℃ 成形サイクル 30分 条件B:シリンダー設定温度 280℃ 成形サイクル 35秒
【0064】全光線透過率 射出成形(シリンダー設定温度:280℃)した平板
(45×55×3mm)を用いてASTMD―1003
0に準じて測定した。
【0065】光拡散性 透明グローブ電球の前方4mの所に、射出成形(シリン
ダー設定温度:280℃)した平板(45×55×3m
m)を置き、その後方5cmの所より肉眼で、平板を通
して電球を注視し、フィラメントの透視度合を5段階評
価した。数値の大きい方が透視度合が低く好ましい。
【0066】耐衝撃性 ASTMD―256に準じて測定した。1/8インチ
厚。
【0067】
【表1】
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、耐スチーム性、熱安定
性に優れたポリカーボネート組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 69/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネート100重量部当り、炭
    酸カルシウム0.1〜5重量部及び/又は酸化チタン
    0.05〜5重量部を配合してなるポリカーボネート組
    成物であって、該炭酸カルシウム及び/又は酸化チタン
    がホスホニウム塩及び/又はアンモニウム塩で処理され
    たものであることを特徴とするポリカーボネート組成
    物。
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