JP3357787B2 - マッサージ装置 - Google Patents

マッサージ装置

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JP3357787B2 JP11450196A JP11450196A JP3357787B2 JP 3357787 B2 JP3357787 B2 JP 3357787B2 JP 11450196 A JP11450196 A JP 11450196A JP 11450196 A JP11450196 A JP 11450196A JP 3357787 B2 JP3357787 B2 JP 3357787B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクチュエータに
よって往復駆動されるアーム機構の出力端に施療子を取
り付けて構成されるマッサージ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、椅子の背もたれにマッサージ
機構を組み込んで、椅子に座った被施療者の背中等にマ
ッサージを施すマッサージ装置が普及している。例えば
図9に示すマッサージ装置は、椅子のフレーム(10)に、
昇降駆動機構(80a)を介して往復駆動機構(80b)を連結す
ると共に、該往復駆動機構(80b)の出力部にアーム(61)
を突設し、該アーム(61)の先端部に施療子(60)を取り付
けたものである。昇降駆動機構(80a)及び往復駆動機構
(80b)は夫々駆動源としてモータ(図示省略)を具えてお
り、該モータの回転は減速機構(図示省略)によって減速
され、出力部に往復動となって伝えられる。
【0003】上記マッサージ装置においては、先ず、被
施療者(9)の身体に合わせて施療子(60)の初期位置を決
めた後、昇降駆動機構(80a)及び往復駆動機構(80b)のモ
ータを正逆に回転させる。これによって、アーム(61)が
一定の範囲で昇降すると同時に前後に揺動し、施療子(6
0)によって被施療者(9)にマッサージが施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しなしながら、従来の
マッサージ装置においては、昇降駆動機構(80a)及び往
復駆動機構(80b)が、予め規定された1或いは複数の変
位パターンに従って一定範囲で往復動作を行なうに過ぎ
ないため、被施療者(9)自身が常に被施療部を施療子(6
0)へ押し付けて、適切な押圧力が得られる様に調整せね
ばならない。従って、被施療者(9)に与えるべき押圧力
は被施療者(9)の恣意に任されることになる。又、被施
療者(9)が、施療子(60)に押圧されて徐々に姿勢を変え
た場合、押圧力が低下して、充分なマッサージ効果は得
られない問題がある。
【0005】そこで、発明者らは、押圧力の制御に、従
来より公知の力制御を採用したマッサージ装置を案出し
た。該マッサージ装置においては、所定の力パターンを
目標値として、該力目標値と力現在値の偏差に基づい
て、該偏差を零とする様に駆動機構の出力がフィードバ
ック制御され、所定の力パターンでマッサージが施され
ることになる。
【0006】ところが、従来の力制御を採用したマッサ
ージ装置においては、被施療者が施療子に押圧されて徐
々に姿勢を変えた場合、押圧力を所定の目標値に設定す
るべく力制御が行なわれるため、施療子の動作位置がマ
ッサージ開始時の初期位置から徐々にずれる問題があっ
た。又、施療子が所定の押圧力を発揮する様に力制御が
行なわれるため、被施療者の僅かな動きにも敏感に反応
して、施療子の動きが固いものとなり、マッサージ師に
よる施療の如きソフトな動作が実現出来ない問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、被施療者の姿勢の変化に
拘わらず、施療子の動作位置を初期位置に維持すること
が出来、然も、施療子のソフトな動きを実現したマッサ
ージ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るマッサージ装
置においては、アクチュエータによって往復駆動される
アーム機構の出力端に施療子が取り付けられ、アクチュ
エータの動作は制御回路によって制御されている。該ア
クチュエータには、その出力端の位置を検知するための
位置センサーと、出力端が発揮する力の大きさを検出す
るための力センサーとが連繋している。又、制御回路
は、アクチュエータの出力端が発揮すべき力パターンを
時間の関数として生成する力パターン生成手段と、前記
の力パターンを仮想的な弾性部材の弾性反発力によって
発生させると仮定した場合の該弾性部材の弾性変形位置
を算出する第1演算処理手段と、前記算出された弾性変
形位置と変位センサーによって検出された位置現在値と
の偏差に前記弾性部材の弾性係数を乗算して、力目標値
を算出する第2演算処理部と、前記算出された力目標値
と力センサーによって検出された力現在値との偏差に基
づいてアクチュエータを制御する力制御手段とを具えて
いる。
【0009】上記マッサージ装置においては、アクチュ
エータの出力端が発揮すべき力パターンが、仮想的な弾
性部材の変形位置に置き換えられた上、該変形位置と位
置現在値との偏差に弾性部材の弾性係数を乗算して、力
目標値が算出される。従って、あたかもアクチュエータ
とアーム機構の間に弾性部材が介在し、被施療部に所定
の押圧力を与える様にアーム機構が位置制御される場合
と等価な制御動作が実現される。
【0010】ここで、力目標値は零を基準として周期的
に変化するが、力目標値が零となったとき、前記弾性部
材の弾性変形位置は、自由状態での位置を目標として制
御され、この結果、施療子は、力目標値が零となる度
に、マッサージ開始時の初期位置に戻ることになる。従
って、被施療者が姿勢を変えた場合でも、施療子の動作
位置がずれることはない。
【0011】又、被施療者が姿勢を変えた場合、これに
伴う被施療部の位置の変化は、前記仮想的な弾性部材の
弾性変形範囲内で吸収されることになり、この緩衝作用
によって、施療子の動きは滑らかなものとなり、ソフト
なマッサージ動作が実現される。
【0012】具体的構成において、制御回路は更に、位
置現在値の時間変化率が所定の閾値を上回ったとき、ア
ーム機構を所定の初期位置へ移動させる制御手段を具え
ている。被施療者が急激に姿勢を変えたとき、この動き
に追従する様、施療子が高速で移動することになるが、
この場合、該具体的構成においては、アクチュエータの
出力端の位置現在値の時間変化率が所定の閾値を上回る
こととなり、アーム機構はマッサージ開始時の初期位置
に復帰する。従って、マッサージ装置の暴走が未然に防
止され、安全が図られる。
【0013】又、他の具体的構成において、制御回路は
更に、前記弾性部材の弾性係数を入力するための入力手
段を具えている。該具体的構成によれば、マッサージ動
作に伴う施療子の動きの柔軟性を調整することが出来
る。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るマッサージ装置によれば、
被施療者の姿勢の変化に拘わらず、施療子の動作位置を
初期位置に維持することが出来、然も、施療子のソフト
な動きによって、快適且つ効果的なマッサージが実現さ
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係るマッ
サージ装置は、図1に示す如く椅子のフレーム(1)に取
り付けられており、一対の施療子(6)(6)によって被施
療者の肩などを揉むことが可能である。尚、図1に示す
マッサージ装置は、両肩に対応した位置に左右一対が取
り付けられるが、これらは同一の構成を有しているの
で、一方については図示及び説明を省略する。
【0016】図示の如く、フレーム(1)には固定ベース
(11)が固定され、該固定ベース(11)上に、垂直の出力軸
を有する第1モータ(2)が取り付けられている。第1モ
ータ(2)の出力軸には、昇降ベース(21)が連結され、該
昇降ベース(21)上に、前後水平方向の出力軸を有する第
2モータ(3)が取り付けられている。第2モータ(3)の
出力軸には、前後水平方向の移動が案内された往復ブロ
ック(31)が連繋している。従って、往復ブロック(31)
は、第1モータ(2)によって垂直のX軸方向に往復駆動
が可能であると共に、第2モータ(3)によって水平のY
軸方向に往復駆動が可能である。
【0017】往復ブロック(31)には、一対の施療子(6)
(6)を具えたヘッド(41)が取り付けられており、該ヘッ
ド(41)は、往復ブロック(31)上に取り付けられた第3モ
ータ(4)によってφ軸回りに回転駆動される。又、一対
の施療子(6)(6)は、ヘッド(41)に取り付けられた第4
モータ(5)によってθ軸回りに開閉駆動される。
【0018】上述の如く、一対の施療子(6)(6)は、図
1中に示すX軸方向、Y軸方向、φ軸回り、及びθ軸回
りの合計4自由度についての駆動が可能であって、これ
ら4自由度についての駆動を互いに協調させることによ
って、様々なモードのマッサージ動作が実現される。
【0019】図2は、上記マッサージ装置において、任
意の1軸についての駆動制御系を表わしている。尚、他
の3軸についても同様の駆動制御系が構成されており、
前記第1乃至第4モータ(2)(3)(4)(5)を図2中では
モータ(82)で代表している。従って、以下の制御動作
は、各モータ(2)(3)(4)(5)を駆動源とする4つの駆
動制御系の夫々について実行される。
【0020】モータ(82)はモータドライバ(81)から供給
される電流によって駆動される。該モータ(82)には、出
力軸の回転角度を検出するための角度センサー(83)と、
出力軸が発揮する力を検出するための力センサー(84)が
内蔵されている。斯くして、モータドライバ(81)、モー
タ(82)、角度センサー(83)及び力センサー(84)を具えた
アクチュエータ(8)が構成される。
【0021】アクチュエータ(8)を駆動制御するべく、
マイクロコンピュータからなる制御回路(7)が装備され
ている。該制御回路(7)には、後述の制御動作に必要な
データを格納するためのメモリ(71)が接続されている。
【0022】又、被施療者がマッサージ装置に対して各
種の指令やデータを入力するための遠隔制御器(以下、
リモコンという)(72)が装備されており、該リモコン(7
2)からの制御信号はインターフェース(73)を介して制御
回路(7)へ入力される。アクチュエータ(8)の角度セン
サー(83)及び力センサー(84)による検出信号はA/Dコ
ンバータ(74)を介して制御回路(7)へ入力される。これ
らの入力信号に応じて制御回路(7)はアクチュエータ
(8)に対する制御信号を作成し、該制御信号はD/Aコ
ンバータ(75)を経て、アクチュエータ(8)のモータドラ
イバ(81)へ供給される。この結果、アクチュエータ(8)
のモータ(82)が駆動され、後述の各種動作が実現される
のである。
【0023】図3は、マッサージ動作において制御回路
(7)が実行する制御手続きを表わしている。先ずステッ
プS1にて第1タイマー変数T0及び内部クロックTime
を0にリセットした後、ステップS2にて内部クロック
Timeが発生する時間データを第2タイマー変数Tに代入
する。次に、ステップS3にて第2タイマー変数Tと第
1タイマー変数T0の差が所定の制御周期δtよりも大
きいか否かを判断し、NOの場合はステップS2及びス
テップS3を繰り返す。その後、ステップS3にてYE
Sと判断されたときは、ステップS4に移行して、第2
タイマー変数Tの値を第1タイマー変数T0に代入した
後、ステップS5では、前記角度センサー(83)及び力セ
ンサー(84)によって位置現在値Jnow及び力現在値Fnow
を検出する。
【0024】続いて、ステップS6にて、本発明の特徴
的構成を有するコンプライアンス制御の操作量が算出さ
れる。図4は、コンプライアンス制御操作量算出の具体
的手続きを表わしている。先ずステップS61にて、下
記数1によって定義されるコンプライアンス制御位置J
cを算出する。
【0025】
【数1】Jc=Ff(t)/K+J0 ここでFf(t)は、前記モータ(82)の出力軸が発揮すべ
き力パターン関数であって、例えば下記数2によって定
義される。Kは、コンプライアンス制御にてモータ(82)
の出力軸に仮想的に接続されるバネのバネ定数である。
又、J0は施療開始時におけるモータ(82)の出力軸の位
置(初期位置)である。
【0026】
【数2】Ff(t)=A・{1−cos(2π/B・t)} ここで、Aは力パターンの振幅、Bは力パターンの周期
である。
【0027】即ち、数1によって算出されるコンプライ
アンス制御位置Jcは、数2の力パターン関数Ff(t)を
前記仮想的なバネの弾性反発力によって発生させると仮
定した場合の弾性変形量(Ff(t)/K)と、施療開始時
のモータ(82)の初期位置J0との合計値となる。
【0028】例えば、図1に示す施療子(6)(6)を直接
に駆動する第4モータ(5)については、該モータ(5)の
出力軸と施療子(6)(6)の間に仮想的なバネが介在し、
図8(a)(b)に示す如く被施療者(9)はバネ定数Kのバ
ネの先端部によって押圧されるものと考える。この場
合、前記数1の初期位置J0は、図8(a)の如くバネが
自然状態のときのバネ基端部の位置に対応し、このとき
のコンプライアンス制御位置Jcは前記初期位置J0と
一致する。この初期位置を基準として、図8(b)の如く
被施療者(9)が力パターン関数Ff(t)で押圧されたと
き、バネはFf(t)/Kだけ収縮することとなり、この
ときのバネ基端部の位置は、コンプライアンス制御位置
Jcとして上記数1によって算出される。
【0029】尚、上記バネ定数Kは、被施療者(9)が図
1のリモコン(72)を操作して適切な値を入力設定するこ
とが出来る。
【0030】図4のステップS61によりコンプライア
ンス制御位置Jcが算出された後、図4のステップS6
2にて下記数3によって力目標値Frefを算出する。
【数3】Fref=K(Jc−Jnow) これによって、コンプライアンス制御位置Jcと現在位
置Jnowの偏差だけバネが変形したときの弾性反発力
が、力目標値Frefとして設定されることになる。
【0031】次にステップS63にて、力目標値Fref
と力現在値Fnowの差が力偏差Ferrとして設定された
後、ステップS64では、該力偏差Ferrに基づいてモ
ータに対する制御操作量u(t)が算出され、該制御操作
量u(t)がステップS65にてモータへ出力される。
【0032】図6は、前記制御回路(7)が力制御におい
て構成する制御ブロックを表わしている。モータ(82)の
出力軸(85)が発揮する力が力センサー(84)によって検出
され、該検出信号と力目標値との偏差が、周知のPID
調節器(70)へ供給され、これによって作成された制御信
号がモータドライバ(81)へ入力される。モータドライバ
(81)は、制御信号に応じた駆動電流を発生して、モータ
(82)へ供給する。この結果、モータ(82)は、制御偏差を
零に近づける様に駆動される。
【0033】図3のステップS6にてコンプライアンス
制御操作量がモータへ出力された後、ステップS7で
は、前記モータ(82)の出力軸の速度を算出する。即ち、
図5に示す如く、ステップS71にて下記数4によって
速度現在値Vnowを算出した後、該位置現在値Jnowをス
テップS72にて1制御周期だけ過去の位置Joldに代
入する。
【数4】Vnow=(Jnow−Jold)/δt
【0034】その後、図3のステップS8にて、速度現
在値Vnowが所定の速度上限値Vlimを上回っているか否
かを判断し、YESの場合は、被施療者の姿勢の急激な
変化等によって施療子が危険な速度で移動する虞れがあ
るため、ステップS9へ移行して、位置制御によって施
療子を初期位置へ移動させる。その後、ステップS1に
戻って、初期位置から施療を再開する。これによって、
被施療者の安全が図られる。
【0035】図7は、前記制御回路(7)が位置制御にお
いて構成する制御ブロックを表わしている。モータ(82)
の出力軸(85)の回転角度が角度センサー(83)によって検
出され、該検出信号と位置目標値との偏差が、周知のP
ID調節器(70)へ供給され、これによって作成された制
御信号がモータドライバ(81)へ入力される。モータドラ
イバ(81)は、制御信号に応じた駆動電流を発生して、モ
ータ(82)へ供給する。
【0036】図3のステップS8にてNOと判断された
ときは、ステップS10に移行して、施療を終了するか
どうかを判断し、NOの場合はステップS2に戻って施
療を続行する。ステップS10にてYESと判断された
ときは、ステップS11にて、位置制御によって施療子
を初期位置へ移動させ、一連のマッサージ動作を終了す
る。
【0037】上述の如く本発明に係るマッサージ装置に
おいては、コンプライアンス制御の導入によって、被施
療者の姿勢の変化に拘わらず、施療子の動作位置を初期
位置に維持することが出来、然も、施療子のソフトな動
きにより、快適且つ効果的なマッサージ動作を実現出来
る。又、コンプライアンス制御のバネ定数を変化させる
ことによって、施療子によるマッサージ動作の柔軟性を
調整することが出来、効果的な施療が可能である。
【0038】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマッサージ装置の斜視図である。
【図2】該マッサージ装置の駆動制御系の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】該マッサージ装置における制御手続きを表わす
フローチャートである。
【図4】コンプライアンス制御操作量の算出手続きを表
わすフローチャートである。
【図5】速度算出手続きを表わすフローチャートであ
る。
【図6】力制御の制御ブロック図である。
【図7】位置制御の制御ブロック図である。
【図8】コンプライアンス制御の原理を説明する図であ
る。
【図9】従来のマッサージ装置の概略構成を表わす側面
図である。
【符号の説明】
(1) フレーム (2) 第1モータ (3) 第2モータ (4) 第3モータ (5) 第4モータ (41) ヘッド (6) 施療子 (8) アクチュエータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータによって往復駆動される
    アーム機構の出力端に施療子が取り付けられ、アクチュ
    エータの動作は制御回路によって制御されるマッサージ
    装置において、アクチュエータには、その出力端の位置
    を検知するための位置センサーと、出力端が発揮する力
    の大きさを検出するための力センサーとが連繋し、制御
    回路は、 アクチュエータの出力端が発揮すべき力パターンを時間
    の関数として生成する力パターン生成手段と、 前記力パターンを仮想的な弾性部材の弾性反発力によっ
    て発生させると仮定した場合の該弾性部材の弾性変形位
    置を算出する第1演算処理手段と、 前記算出された弾性変形位置と変位センサーによって検
    出された位置現在値との偏差に、前記弾性部材の弾性係
    数を乗算して、力目標値を算出する第2演算処理部と、 前記算出された力目標値と力センサーによって検出され
    た力現在値との偏差に基づいて、アクチュエータを制御
    する力制御手段とを具えていることを特徴とするマッサ
    ージ装置。
  2. 【請求項2】 制御回路は更に、位置現在値の時間変化
    率が所定の閾値を上回ったとき、アーム機構を所定の初
    期位置へ移動させる制御手段を具えている請求項1に記
    載のマッサージ装置。
  3. 【請求項3】 制御回路は更に、前記弾性部材の弾性係
    数を入力するための入力手段を具えている請求項1又は
    請求項2に記載のマッサージ装置。
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