JP3357748B2 - アナログ型のマルチプライヤ - Google Patents
アナログ型のマルチプライヤInfo
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- JP3357748B2 JP3357748B2 JP17917994A JP17917994A JP3357748B2 JP 3357748 B2 JP3357748 B2 JP 3357748B2 JP 17917994 A JP17917994 A JP 17917994A JP 17917994 A JP17917994 A JP 17917994A JP 3357748 B2 JP3357748 B2 JP 3357748B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号の周波数を2
倍にする周波数掛け算回路(マルチプライヤ)に関する
もので、特に、低歪みのアナログ出力信号を得ることの
できるアナログ型のマルチプライヤに関する。
倍にする周波数掛け算回路(マルチプライヤ)に関する
もので、特に、低歪みのアナログ出力信号を得ることの
できるアナログ型のマルチプライヤに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル型の入力信号の周波数を高くす
る逓倍回路としては、従来から様々なものが存在する
が、アナログ型の入力信号を歪み無く発生させることは
困難であった。図2は、そのようなアナログ型のマルチ
プライヤを示すもので、入力端子(1)及び(2)には
図3(イ)及び(ロ)に示す入力信号が印加される。図
3(イ)及び(ロ)に示す入力信号は、逆位相の関係で
ある。図3(イ)及び(ロ)に示す入力信号は、差動増
幅器(3)と、マルチプライヤ(4)を構成する差動増
幅器(5)とに印加される。差動増幅器(3)の出力電
流は、トランジスタ(6)及び(7)により電圧に変換
されマルチプライヤ(4)を構成する差動増幅器(8)
及び差動増幅器(9)に印加され差動増幅器(5)から
の信号と掛け算される。
る逓倍回路としては、従来から様々なものが存在する
が、アナログ型の入力信号を歪み無く発生させることは
困難であった。図2は、そのようなアナログ型のマルチ
プライヤを示すもので、入力端子(1)及び(2)には
図3(イ)及び(ロ)に示す入力信号が印加される。図
3(イ)及び(ロ)に示す入力信号は、逆位相の関係で
ある。図3(イ)及び(ロ)に示す入力信号は、差動増
幅器(3)と、マルチプライヤ(4)を構成する差動増
幅器(5)とに印加される。差動増幅器(3)の出力電
流は、トランジスタ(6)及び(7)により電圧に変換
されマルチプライヤ(4)を構成する差動増幅器(8)
及び差動増幅器(9)に印加され差動増幅器(5)から
の信号と掛け算される。
【0003】その結果、出力端子(10)には図3
(ハ)に示す入力信号の周波数が2倍となった出力信号
が得られる。図2においては、トランジスタ(6)及び
(7)の働きによりマルチプライヤ(4)の動作がスイ
ッチング的なものと成らず、リニア(アナログ)な出力
が発生する。
(ハ)に示す入力信号の周波数が2倍となった出力信号
が得られる。図2においては、トランジスタ(6)及び
(7)の働きによりマルチプライヤ(4)の動作がスイ
ッチング的なものと成らず、リニア(アナログ)な出力
が発生する。
【0004】従って図2の回路によれば、周波数逓倍を
行うことができる。
行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
入力端子(1)及び(2)において、直流変動が生じ、
図3(イ)及び(ロ)の入力信号波形が図4(イ)及び
(ロ)の如くなると、その出力信号波形が図4(ハ)の
如くなり、基本波(入力周波数)成分が発生し、歪みを
もってしまう。
入力端子(1)及び(2)において、直流変動が生じ、
図3(イ)及び(ロ)の入力信号波形が図4(イ)及び
(ロ)の如くなると、その出力信号波形が図4(ハ)の
如くなり、基本波(入力周波数)成分が発生し、歪みを
もってしまう。
【0006】その結果、図4(ハ)の信号をクロックと
して利用する回路では、クロックのデュティが変化して
しまい、特性の悪化を招く。
して利用する回路では、クロックのデュティが変化して
しまい、特性の悪化を招く。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の点に鑑
みなされたもので、第1入力端子からの入力信号の直流
レベルを調整する第1直流レベル調整回路と、前記入力
信号と逆位相の入力信号が印加される第2入力端子と、
前記第1直流レベル調整回路の出力信号と前記第2入力
端子からの入力信号との掛け算を行うマルチプライヤ
と、該マルチプライヤの出力信号を1周期おきに交互に
ピークホールドする第1及び第2ピークホールド回路
と、該第1及び第2ピークホールド回路の出力信号のレ
ベル差を検出し、その差に応じて前記第1直流レベル調
整回路を制御するコンパレータとを備えることを特徴と
する。
みなされたもので、第1入力端子からの入力信号の直流
レベルを調整する第1直流レベル調整回路と、前記入力
信号と逆位相の入力信号が印加される第2入力端子と、
前記第1直流レベル調整回路の出力信号と前記第2入力
端子からの入力信号との掛け算を行うマルチプライヤ
と、該マルチプライヤの出力信号を1周期おきに交互に
ピークホールドする第1及び第2ピークホールド回路
と、該第1及び第2ピークホールド回路の出力信号のレ
ベル差を検出し、その差に応じて前記第1直流レベル調
整回路を制御するコンパレータとを備えることを特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明によれば、マルチプライヤの出力信号を
1周期おきに第1及び第2ピークホールド回路でピーク
検波し、該第1及び第2ピークホールド回路のホールド
出力をコンパレータで比較し、その差がなくなるように
入力信号の直流レベルを調整する第1直流レベル調整回
路を制御している。そのため、マルチプライヤの出力信
号が1周期ごとにレベル変動を起こすことがなくなり、
歪みのない出力信号が得られる。
1周期おきに第1及び第2ピークホールド回路でピーク
検波し、該第1及び第2ピークホールド回路のホールド
出力をコンパレータで比較し、その差がなくなるように
入力信号の直流レベルを調整する第1直流レベル調整回
路を制御している。そのため、マルチプライヤの出力信
号が1周期ごとにレベル変動を起こすことがなくなり、
歪みのない出力信号が得られる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明のアナログ型のマルチプライ
ヤを示すもので、(11)は第1入力端子(12)から
の入力信号の直流レベルを調整する第1直流レベル調整
回路、(13)は前記入力信号と逆位相の入力信号が印
加される第2入力端子、(14)は該第2入力端子(1
3)からの入力信号の直流レベルを調整する第2直流レ
ベル調整回路、(15)は 前記第1及び第2直流レベ
ル調整回路(11)及び(14)からの2つの入力信号
の掛け算を行うマルチプライヤ、(16)は前記第1及
び第2入力端子(12)及び(13)からの2つの入力
信号のレベルを比較する第1コンパレータ、(17)は
前記マルチプライヤ(15)の出力信号を前記第1コン
パレータ(16)の出力信号に応じて通過させる第1ス
イッチ、(18)は前記マルチプライヤ(15)の出力
信号を前記第1コンパレータ(16)の出力信号に応じ
て通過させる第2スイッチ、(19)及び(20)は前
記第1及び第2スイッチ(17)及び(18)の出力信
号をピークホールドする第1及び第2ピークホールド回
路、(21)は該第1及び第2ピークホールド回路(1
9)及び(20)の出力信号のレベル差を検出し、その
差に応じて前記第1及び第2直流レベル調整回路(1
1)及び(14)の直流レベルを制御する第2コンパレ
ータである。
ヤを示すもので、(11)は第1入力端子(12)から
の入力信号の直流レベルを調整する第1直流レベル調整
回路、(13)は前記入力信号と逆位相の入力信号が印
加される第2入力端子、(14)は該第2入力端子(1
3)からの入力信号の直流レベルを調整する第2直流レ
ベル調整回路、(15)は 前記第1及び第2直流レベ
ル調整回路(11)及び(14)からの2つの入力信号
の掛け算を行うマルチプライヤ、(16)は前記第1及
び第2入力端子(12)及び(13)からの2つの入力
信号のレベルを比較する第1コンパレータ、(17)は
前記マルチプライヤ(15)の出力信号を前記第1コン
パレータ(16)の出力信号に応じて通過させる第1ス
イッチ、(18)は前記マルチプライヤ(15)の出力
信号を前記第1コンパレータ(16)の出力信号に応じ
て通過させる第2スイッチ、(19)及び(20)は前
記第1及び第2スイッチ(17)及び(18)の出力信
号をピークホールドする第1及び第2ピークホールド回
路、(21)は該第1及び第2ピークホールド回路(1
9)及び(20)の出力信号のレベル差を検出し、その
差に応じて前記第1及び第2直流レベル調整回路(1
1)及び(14)の直流レベルを制御する第2コンパレ
ータである。
【0010】尚、マルチプライヤ(15)は、図2のそ
れと同じものである、第1及び第2入力端子(12)及
び(13)に、図5(イ)及び(ロ)に示す入力信号が
印加されたとすると、該2つの信号は第1及び第2直流
レベル調整回路(11)及び(14)を介してマルチプ
ライヤ(15)に印加され両信号の掛け算がおこなわれ
る。すると、マルチプライヤ(15)の出力端子(1
0)には、図5(ハ)に示す周波数が2倍となった出力
信号が得られる。
れと同じものである、第1及び第2入力端子(12)及
び(13)に、図5(イ)及び(ロ)に示す入力信号が
印加されたとすると、該2つの信号は第1及び第2直流
レベル調整回路(11)及び(14)を介してマルチプ
ライヤ(15)に印加され両信号の掛け算がおこなわれ
る。すると、マルチプライヤ(15)の出力端子(1
0)には、図5(ハ)に示す周波数が2倍となった出力
信号が得られる。
【0011】図5(イ)及び(ロ)に示す入力信号は、
一点鎖線で示す直流レベルから明らかなように直流オフ
セットを有しているので、図5(ハ)の信号は1周期毎
にレベル変動をおこし歪みを有している。図5(ハ)の
信号は第1及び第2スイッチ(17)及び(18)に印
加される。第1及び第2スイッチ(17)及び(18)
は、第1コンパレータ(16)の出力信号に応じて交互
に開閉する。第1コンパレータ(16)には、図5
(イ)及び(ロ)に示す入力信号が印加されるので、そ
の出力制御信号は、図5(ニ)及び(ホ)に示す通り互
いに逆位相となる。
一点鎖線で示す直流レベルから明らかなように直流オフ
セットを有しているので、図5(ハ)の信号は1周期毎
にレベル変動をおこし歪みを有している。図5(ハ)の
信号は第1及び第2スイッチ(17)及び(18)に印
加される。第1及び第2スイッチ(17)及び(18)
は、第1コンパレータ(16)の出力信号に応じて交互
に開閉する。第1コンパレータ(16)には、図5
(イ)及び(ロ)に示す入力信号が印加されるので、そ
の出力制御信号は、図5(ニ)及び(ホ)に示す通り互
いに逆位相となる。
【0012】例えば、図5(ニ)に示す制御信号が第1
スイッチ(17)に印加され、該制御信号の「H」レベ
ル期間中第1スイッチ(17)が開くとすると、第1ス
イッチ(17)の出力信号は、図5(ヘ)に実線で示す
ようになる。また、図5(ホ)に示す制御信号が第2ス
イッチ(18)に印加され、該制御信号の「H」レベル
期間中第2スイッチ(18)が開くとすると、第2スイ
ッチ(18)の出力信号は、図5(ト)に実線で示すよ
うになる。
スイッチ(17)に印加され、該制御信号の「H」レベ
ル期間中第1スイッチ(17)が開くとすると、第1ス
イッチ(17)の出力信号は、図5(ヘ)に実線で示す
ようになる。また、図5(ホ)に示す制御信号が第2ス
イッチ(18)に印加され、該制御信号の「H」レベル
期間中第2スイッチ(18)が開くとすると、第2スイ
ッチ(18)の出力信号は、図5(ト)に実線で示すよ
うになる。
【0013】図5(ヘ)(ト)に実線で示す信号が、第
1及び第2ピークホールド回路(19)及び(20)に
印加されると、各々ピーク検波(ピークホールド)が行
われ、第1及び第2ピークホールド回路(19)及び
(20)の出力信号は、図5(へ)(ト)の点線で示す
レベルとなる。
1及び第2ピークホールド回路(19)及び(20)に
印加されると、各々ピーク検波(ピークホールド)が行
われ、第1及び第2ピークホールド回路(19)及び
(20)の出力信号は、図5(へ)(ト)の点線で示す
レベルとなる。
【0014】図5(へ)(ト)の点線で示すレベルの信
号が、第2コンパレータ(21)に印加されると、その
レベル差に応じた信号が第2コンパレータ(21)から
第1及び第2直流レベル調整回路(11)及び(14)
に印加され、その直流レベルを調整する。第1及び第2
直流レベル調整回路(11)及び(14)で直流レベル
が正しい方向に調整されると、図5(ハ)に示す信号の
1周期毎のレベル変動が小さくなり、結果として第2コ
ンパレータ(21)の出力信号レベルが小さくなり、第
2コンパレータ(21)の出力がゼロとなった状態で安
定する。この状態は、第1及び第2直流レベル調整回路
(11)及び(14)の出力間における直流レベルが等
しくなる。
号が、第2コンパレータ(21)に印加されると、その
レベル差に応じた信号が第2コンパレータ(21)から
第1及び第2直流レベル調整回路(11)及び(14)
に印加され、その直流レベルを調整する。第1及び第2
直流レベル調整回路(11)及び(14)で直流レベル
が正しい方向に調整されると、図5(ハ)に示す信号の
1周期毎のレベル変動が小さくなり、結果として第2コ
ンパレータ(21)の出力信号レベルが小さくなり、第
2コンパレータ(21)の出力がゼロとなった状態で安
定する。この状態は、第1及び第2直流レベル調整回路
(11)及び(14)の出力間における直流レベルが等
しくなる。
【0015】従って、図1の回路によれば、マルチプラ
イヤの出力信号が1周期ごとにレベル変動を起こすこと
がなくなり、歪みのない出力信号が得られる。図6は、
図1のアナログ型のマルチプライヤの具体回路例を示す
もので、第1及び第2入力端子(12)及び(13)か
らの入力信号は、トランジスタ(30)(31)と、第
1及び第2直流レベル調整回路(11)及び(14)を
介して、マルチプライヤ(15)に印加される。マルチ
プライヤ(15)の出力信号は、トランジスタ(32)
を介して、第1及び第2ピークホールド回路(19)及
び(20)を構成するトランジスタ(33)(34)に
印加される。
イヤの出力信号が1周期ごとにレベル変動を起こすこと
がなくなり、歪みのない出力信号が得られる。図6は、
図1のアナログ型のマルチプライヤの具体回路例を示す
もので、第1及び第2入力端子(12)及び(13)か
らの入力信号は、トランジスタ(30)(31)と、第
1及び第2直流レベル調整回路(11)及び(14)を
介して、マルチプライヤ(15)に印加される。マルチ
プライヤ(15)の出力信号は、トランジスタ(32)
を介して、第1及び第2ピークホールド回路(19)及
び(20)を構成するトランジスタ(33)(34)に
印加される。
【0016】ここで、第1及び第2直流レベル調整回路
(11)及び(14)の出力が印加されるトランジスタ
(35)(36)は、図1の第1及び第2スイッチ(1
7)及び(18)と第1コンパレータ(16)の働きを
兼用しており、レベル比較とともに、その結果に応じて
トランジスタ(33)または(34)のベースをシャン
ト型で接地する。第2コンパレータ(21)の出力電流
値に応じて、第1及び第2直流レベル調整回路(11)
及び(14)の抵抗(37)(38)に流れる電流値が
変化し、出力直流レベルが変化する。
(11)及び(14)の出力が印加されるトランジスタ
(35)(36)は、図1の第1及び第2スイッチ(1
7)及び(18)と第1コンパレータ(16)の働きを
兼用しており、レベル比較とともに、その結果に応じて
トランジスタ(33)または(34)のベースをシャン
ト型で接地する。第2コンパレータ(21)の出力電流
値に応じて、第1及び第2直流レベル調整回路(11)
及び(14)の抵抗(37)(38)に流れる電流値が
変化し、出力直流レベルが変化する。
【0017】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、マル
チプライヤの出力信号を1周期おきに第1及び第2ピー
クホールド回路でピーク検波し、該第1及び第2ピーク
ホールド回路のホールド出力をコンパレータで比較し、
その差がなくなるように入力信号の直流レベルを調整す
る第1直流レベル調整回路を制御している。そのため、
マルチプライヤの出力信号が1周期ごとにレベル変動を
起こすことがなくなり、歪みのない出力信号が得られ
る。
チプライヤの出力信号を1周期おきに第1及び第2ピー
クホールド回路でピーク検波し、該第1及び第2ピーク
ホールド回路のホールド出力をコンパレータで比較し、
その差がなくなるように入力信号の直流レベルを調整す
る第1直流レベル調整回路を制御している。そのため、
マルチプライヤの出力信号が1周期ごとにレベル変動を
起こすことがなくなり、歪みのない出力信号が得られ
る。
【図1】本発明のアナログ型のマルチプライヤ を示す
回路図である。
回路図である。
【図2】従来のアナログ型のマルチプライヤ を示す回
路図である。
路図である。
【図3】本発明のアナログ型のマルチプライヤの説明に
供するための波形図である。
供するための波形図である。
【図4】本発明のアナログ型のマルチプライヤの説明に
供するための波形図である。
供するための波形図である。
【図5】本発明のアナログ型のマルチプライヤの説明に
供するための波形図である。
供するための波形図である。
【図6】本発明のアナログ型のマルチプライヤの具体回
路例の説明に供するための回路図である。
路例の説明に供するための回路図である。
(11) 第1直流レベル調整回路 (14) 第2直流レベル調整回路 (15) マルチプライヤ (16) 第1コンパレータ (17) 第1スイッチ (18) 第2スイッチ (19) 第1ピークホールド回路 (20) 第2ピークホールド回路 (21) 第2コンパレータ
Claims (2)
- 【請求項1】 第1入力端子からの入力信号の直流レベ
ルを調整する第1直流レベル調整回路と、 前記入力信号と逆位相の入力信号が印加される第2入力
端子と、前記第1直流レベル調整回路の出力信号と前記第2入力
端子からの入力信号と の掛け算を行うマルチプライヤ
と、 該マルチプライヤの出力信号を1周期おきに交互にピー
クホールドする第1及び第2ピークホールド回路と、 該第1及び第2ピークホールド回路の出力信号のレベル
差を検出し、その差に応じて前記第1直流レベル調整回
路を制御するコンパレータと、を備えることを特徴とす
るアナログ型のマルチプライヤ。 - 【請求項2】 第1入力端子からの入力信号の直流レベ
ルを調整する第1直流レベル調整回路と、 前記入力信号と逆位相の入力信号が印加される第2入力
端子と、 該第2入力端子からの入力信号の直流レベルを調整する
第2直流レベル調整回路と、 前記第1及び第2直流レベル調整回路からの2つの入力
信号の掛け算を行うマルチプライヤと、 前記第1及び第2入力端子からの2つの入力信号のレベ
ルを比較する第1コンパレータと、 前記マルチプライヤの出力信号を前記第1コンパレータ
の出力信号に応じて通過させる第1スイッチと、 前記マルチプライヤの出力信号を前記第1コンパレータ
の出力信号に応じて通過させる第2スイッチと、 前記第1及び第2スイッチの出力信号をピークホールド
する第1及び第2ピークホールド回路と、 該第1及び第2ピークホールド回路の出力信号のレベル
差を検出し、その差に応じて前記第1及び第2直流レベ
ル調整回路を制御する第2コンパレータと、を備えるこ
とを特徴とするアナログ型のマルチプライヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17917994A JP3357748B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | アナログ型のマルチプライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17917994A JP3357748B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | アナログ型のマルチプライヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0846431A JPH0846431A (ja) | 1996-02-16 |
JP3357748B2 true JP3357748B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=16061325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17917994A Expired - Fee Related JP3357748B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | アナログ型のマルチプライヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3357748B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17917994A patent/JP3357748B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0846431A (ja) | 1996-02-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |