JP3357397B2 - ビットエラー率の測定の間のスリップ検出 - Google Patents

ビットエラー率の測定の間のスリップ検出

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  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信チャンネルのテス
トに係り、特にフレームを基準とするチャンネルのフレ
ームスリップの検出に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通信チ
ャンネルの価値を表す重要な数値は、該通信チャンネル
が伝達する信号中の記号エラーが発生する割合である。
デジタルチャンネルの圧倒的多数は、2個の電圧値、周
波数値又は位相値の間で選択した情報を符号化している
ので、この価値を表す数値は「ビットエラー率」として
知られ、したがって我々は、(完全に正確にではなく)こ
の言葉を2進法の記号と非2進法の記号の両者のチャン
ネルの価値を表す数値に等しく参照して用いている。
【0003】原理的には、ビットエラー率は、単純に既
知の記号シーケンスをチャンネル入力として適用し、そ
の結果として発生する(適宜に遅延したシーケンスの)既
知の送信シーケンスに適合しないチャンネル出力の記号
数を計数することにより、測定される。受信した全記号
数に対する誤った記号数の割合がビットエラー率であ
る。
【0004】ビットエラー率の測定は原理的には単純で
あるが、まさに述べたとおりにこの方法を直接的に適用
すると、より精妙なフレームを基準とするチャンネルの
いくつかには誤った結果をもたらす可能性がある。この
種のチャンネルは、種々の受信信号部分が意味付けされ
ているトラックを保持するためにフレームを用いてい
る。多重化したチャンネルでは、例えば、信号の一部は
ある宛先のためのデータであり、他の部分は他の宛先の
ためのデータであるかもしれず、しかも他の部分はチャ
ンネル装置自身により用いられるエラー補正、診断又は
他のハウスキーピングであるかもしれない。
【0005】ある宛先のために意図した情報が他の宛先
に送られず又はハウスキーピング情報として解釈されな
いということを保障するために、チャンネル装置はチャ
ンネル信号をフレームに分割する。すべてのフレームの
対応する部分は同一の目的を有し、チャンネル装置はフ
レームの境界を設定する特有のパターンをフレーム中に
挿入する。信号の与えられたスライスをフレームとして
処理中に、予め設定した位置にフレームを設定する既知
のパターンを信号を受信中のチャンネル装置が認めな
い場合は、該スライスは実際はフレームではなく、該チ
ャンネル装置が提案したフレーム境界は、フレームを表
示するパターンが適切に位置するスライスを該フレーム
境界が定義するまで、信号に沿ってスライドされること
をチャンネル装置は「知る」。
【0006】チャンネル送信機又は中継器は、それ故、
情報を完全なフレームで送信しなければならない。しか
し、送信機及び中継器は異なるチャンネルの連結にしば
しばそれぞれ独立のクロックを用いる。これらのクロッ
クは通常は全く安定で正確である。しかし、その周波数
は、それにもかかわらずほとんどのシステムで微妙に異
なる。したがって、データは受信機側の入力バッファで
時々「貯蓄し」又は「在庫をなく」し、受信機はそれが
転送する信号中のフレームをスリップさせるか又は繰り
返すことによりこのような状態を処理する。この「スリ
ップ量」は、例えば音声チャンネルのような通常の動作
では受容できるが、テスト装置がチャンネル出力と比較
する予定したパターンのタイミングがフレームの「ス
リップ」に対して調整されていない場合にテストシス
テムは多数の明白なエラーを告げることができるので、
ビットエラー率においては「スリップ量」は問題を生じ
る。その結果、ビットエラー率が大きく誇張されてい
る。
【0007】この問題を取り扱うために提案された方法
の中に、短い間隔内に発生するエラーのバーストを単一
のビットエラーとして計数する方法がある。このような
バーストはフレームスリップに特徴的であって、フレー
ムスリップから帰結するビットエラーは通常の雑音を基
準としたエラーよりも通常はるかに大きい割合で発生す
る。しかし、フレームスリップはバーストエラーの唯一
の原因ではなく、そのためこの方法はスリップエラー問
題に対して粗い補償を提供するに過ぎない。
【0008】フレームサイズの明確な認識に基づいたよ
り直接的な方法は、あらかじめ設定したテストシーケン
スの連続的セグメントが、連続的に送信されるフレーム
の各々に与えられた位置で挿入されるものである。テス
トセグメントが挿入された各フレームのセグメントがモ
ニタされ、挿入されたテストシーケンスは分かっている
ので、テストシーケンスセグメントが繰り返されるか飛
ばされたときスリップが検出できる。このような方法は
スリップを検出するのにかなり有効であるが、この方法
は、スリップが検出される前に計数される明白なビット
エラーを補償する便利な方法を本質的には提供しない。
【0009】もう一つの方法は、テストするチャンネル
にテスト入力を生成する方法をとるシフトレジスタタイ
プの擬似乱数発生器の特性を利用するものである。この
ような擬似乱数発生器は、シフトレジスタの第一ステー
ジへのフィードバックとして2個の選択した引き続くス
テージの比較を当てはめ、シフトレジスタの最終ステー
ジの出力が擬似乱数となる。送信側での発生器と同一の
受信側での発生器が予定したシーケンスを発生し、テス
トシステムは、受信信号のビットが受信側の擬似乱数発
生器の出力の対応するビットと異なる場合にエラーが発
生したと通常結論する。
【0010】より多くはなく、スリップはこのようなシ
ステムにエラー表示を発生させるようにすることができ
る。しかし、このシステムの受信機はもう一つのシフト
レジスタを有しており、その第一ステージの入力は受信
機の信号である。ローカル擬似乱数発生器が受信したシ
ーケンスをうまく予言せず、他のシフトレジスタの選択
したステージの比較をなしたときは、本システムはスリ
ップが発生したと認識する。本システムはそれにより第
二のシフトレジスタの内容をローカル擬似乱数発生器に
ロードし、予定のシーケンス信号がそれによりテストシ
ーケンス信号に再同期される。このような方法は記録さ
れた多数のエラーの数を制限するが、それらを除去はし
ない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はスリップの発生
に迅速に反応する方法を提供し、ビットエラーの計数の
簡単で有効な調整に適している。本発明によると、テス
トシーケンスと受信したシーケンスの比較に異なったタ
イミングオフセットが同時に用いられる。例えば、同一
のテストシーケンス信号がフレームの整数倍だけ互いに
オフセットしている受信信号の異なって遅延されたシー
ケンスと比較される。受信信号の遅延した信号の一つは
信号と見なされ、そのテストシーケンスとの比較が通
常ビットエラーを検出するのに用いられる。
【0012】この主信号が適当なタイミングオフセット
を有する場合、その記号は、そのチャンネルの送信側へ
の適用がそれらを発生せしめた記号と比較される。すな
わち、主信号は出力端でのテストシーケンスと同期す
る。テストシーケンスがこのような目的に通常用いられ
るものの一つである場合は、テストシーケンスとチャン
ネル出力の異なったオフセットの補助信号との間で極め
て頻繁に非整合が発生する。それゆえ、補助信号の一つ
とかなり長い長さの整合が発生した場合は、補助信号
同期しており、主信号は同期していない、すなわちスリ
ップが発生していると結論することができる。
【0013】この方法によれば、スリップを迅速に検出
できる。加えて、この方法はスリップにより惹起される
記号「エラー」の手早い補償に適している。すなわち、
補助信号との整合のシーケンス中検出される主信号のす
べての「エラー」は無視できる。しかし、同期はローカ
ルテストシーケンス発生期と補助信号との間に存在する
ことが知られているので、以下の記述で説明するよう
に、記号エラーのモニタリングは再同期化過程の間継続
できる。
【0014】
【実施例】図1は、データフレームで動作する通信チャ
ンネルのビットエラー率のテストを実施するテストセッ
トを表す。このチャンネルは、少なくとも、連続するデ
ータビットの「フレーム」でデータを処理するタイプの
コア部12を含む。すなわち、このチャンネルはフレー
ムの境界を決定できる種々のフレーム定義信号を搬送
し、典型的には、エラー検出コード又はエラー補正コー
ドを発生し、及び信号情報を付け加えるような、フレー
ムの内容の種々の共同の動作を遂行する。テストされる
装置は、擬似乱数発生器(PNG)16のようなテストシ
ーケンス発生器からの生データをアセンブル及び/又は
チャンネルフォーマットにエンコードし、チャンネルコ
アにその入力として印加する送信機14を含む。
【0015】該チャンネルの他方の側は、チャンネル信
号を逆アセンブル及び/又はそれらが表すデータへデコ
ードする受信機18を含む。テスト中のチャンネルが送
信機14又は受信機18を省略する場合は、テストセッ
トがそれを含む。いずれにしても、本テストセットは、
受信した信号を送信された信号と比較するビットエラー
率検出器20を含む。
【0016】本発明のより広範囲な局面によれば、ビッ
トエラー検出器20は、受信機18の出力に加えてそれ
らのデータを直接受信することによりPNG16が送信
しているデータが何であるかを「知る」ことができる。
しかし、図示した実施例ではビットエラー検出器20は
それ自身のPNGを有し、このPNGは通常はタイミン
グオフセットを有して動作するにもかかわらず、以下に
述べる方法で、入力PNGの巡回シーケンスと同一の巡
回シーケンスを発生し、種々のチャンネルとテストセッ
トの遅延を適応させる。
【0017】図2は、本発明を実施するのに用いること
のできるタイプの模範的なPNGを示す。PNG16は
通常の方法で動作できるシフトレジスタ22を含む。こ
のシフトレジスタ22においては、多数のステージ24
の内容が、S/L(シフト/ロード)端子26の入力が
シフト指定レベルを仮定している場合に、クロック入力
端子25に発生する各パルスに対して1ステージ右に進
む。この場合はまた、最初のステージ28の内容が直列
入力端子30にある信号がクロックパルスの時間に表す
値を仮定するようにする。他方では、S/L端子入力が
ロード指定レベルを仮定している場合は、ステージ24
はその入力として並列入力端子32にある値を受け入れ
る。擬似乱数発生器としての動作のために、回路16は
またXORゲート34を含み、このゲートは直列入力端
子30に、最後のステージ35の出力を例えば6番目の
ステージ36の出力と比較した結果を印加する。この結
果発生するPNG出力は2N −1クロックパルスごとに
繰り返すシーケンスである。ここでNはシフトレジスタ
のステージ数である。
【0018】並列入力端子32によりPNGに異なった
開始パターンをロードすることはシーケンスを異なった
点で開始させるが、シーケンスそれ自身を変更しない。
さらに、シフトレジスタの内容はPNGの状態を完全に
規定するので、どんな単一のNビットシーケンスもシー
ケンス中の一カ所よりも多くで発生できない。多くのビ
ットエラー率検出器のごとく、図示した実施例は、以下
の説明で明らかになるごとく、受信側の同様なPNGを
送信側の対応するPNGに同期させるという特色を利用
するものである。
【0019】図1のビットエラー率検出器20の回路の
一部を図3に示し、同図中一連の遅延回路38,40,
42及び44はビットエラー率検出器の入力を受信し、
各遅延回路はそれぞれの入力を単一のフレームを送信す
るのに必要な時間だけ遅延させる。以下に説明する理由
で、図3の回路は2個のフレームだけ遅延された入力を
比較する。すなわち、遅延回路40の出力CENTER
をPNG16と同一の主ローカルPNG46の出力と比
較する。特に、マルチプレクサ48及び50は通常CE
NTER及び主PNGの出力をXORゲート52に転送
し、それによりそれらを比較する。以下に説明する制御
装置56は、マルチプレクサ48及び50の状態を制御
する。
【0020】以下に説明する方法で、PNG46により
発生されるテストシーケンスのタイミングはCENTE
Rにより表示されるチャンネル出力シーケンスと同期さ
れる。すなわち、PNG16及び46のタイミングは非
常にオフセットしているため、XORゲート52がそれ
と与えられたCENTER記号とを比較するローカルP
NGシーケンス中の点が、与えられたCENTER記号
がそれに対するチャンネル応答である送信PNGの点と
同一である。XORゲート52はかくしてテスト中のチ
ャンネルのビットエラーを検出できる。すなわち、XO
Rゲート52の出力BERは受信した現在の記号と局部
的に発生したビットパターンとが整合している限り表明
しないが、BERは該2信号源が異なるとき、すなわち
ビットエラーが発生したとき、表明する。
【0021】(1)例えばチャンネル中の雑音により直接
に惹起されるエラーを(2)「スリップ」すなわち1又は
それ以上のフレームの省略又は反復により惹起される適
当なテストセットの同期のすべての結果的喪失に原因す
るエラーから区別することはテスト及び診断の目的にと
って望ましい。この目的のために、本発明はフレームに
基づくチャンネルのスリップは全フレーム単位のみで発
生するという事実を利用している。
【0022】特に、本発明の教示を採用しているテスト
セットは、局部的に発生したシーケンスを入力の主シー
ケンス(この場合はCENTER)とのみならず該主シー
ケンスから1又はそれ以上進み又は遅延したシーケンス
とも比較する。今述べたように、テストセットは通常は
シーケンスとの非整合を認識したときにエラーを表示
する。しかし、主シーケンスにエラーが検出さたが、補
シーケンスの一つの記号の長いシーケンスを局部的に
発生したテストシーケンスが正確に予言しているとき
は、テストセットはかなりの信頼性をもって主シーケン
に観察された「エラー」の原因がスリップであると結
論できる。テストセットはかくしてスリップを報告し、
付加的に補助比較が遅延した又は進んだシーケンスで検
出した整合のシーケンス中主比較が検出した非整合を
無視することができる。
【0023】テストセットは補助比較として図3のスリ
ップ検出器60,62,64及び66を用いている。図
3に示すように、スリップ検出器60は遅延していない
入力TAP0、すなわち受信機18の出力、を受信し、
スリップ検出器62,64及び66はそれぞれ遅延回路
38,42及び44の出力TAP1,TAP2及びTA
P3を受信する。各スリップ検出器はそれぞれのTAP
nをマルチプレクサ50の出力COMP、すなわちXO
Rゲート52が通常それとCENTER信号とを比較し
てビットエラーが発生しているかどうかを決定するロー
カルPNGの出力、と比較する。これから説明する方法
で、各スリップ検出器は、次に制御装置56の指示に基
づきこの比較をスリップ検出に用いる。
【0024】図3は、制御装置56が5個の入力、すな
わちERROR,SLIP,RUN,ALIGN及びE
OCを受信することを示す。図示しない高レベル制御装
置が直接説明される目的のRUN信号及びALIGN信
号を発生する。EOCはまた追って説明する。XORゲ
ート68はローカルPNGの出力及びCENTERの間
の任意の差に応答するERROR信号を発生し、ORゲ
ート69は任意のスリップ検出器60,62,64及び
66がスリップを検出したときにSLIP信号を発生す
る。
【0025】図5及び6は状態機械フォーマットの制
御装置56を示す。その動作の記述は、テストセットが
ビットエラーのために入ってくる信号をモニタしていて
かつローカル46がCENTER信号と同期していると
きに通常うまく行く動作状態Gにそれがあると仮定して
開始する。図5は、これは状態進行図であるが、スリッ
プ表示信号SLIPがスリップが発生したことを表示せ
ず、高レベル制御装置がALIGNを表明せずに表明さ
れたRUNを保持している限り、制御装置56は通常の
この同期した状態Gに止まることを示している。高レベ
ル制御装置は表明されたRUNを保持し、ビットエラー
率検出動作を保つ。すなわち、図5の左側のすべての線
が示すように、RUN信号を表明しないことは制御装置
を任意の他の状態からアイドル状態Aに戻す。高レベル
制御装置が独立に送信機及び受信機が配列から外れてい
ることを示す情報を有するときは、それは表明されたR
UNを保持できるが、状態機械を状態Bに戻すALIG
N信号をも表明し、それによりそれを以下に説明する方
法で再同期させる。
【0026】図6は、制御装置の出力値を状態の関数と
した表であるが、制御装置56はそれが同期した状態G
にある間SYNC及びCLRCNTRのみを表明する。
すなわち、そのVERIFY,LOAD,LOCK及び
INCSLIPCNT出力はすべて表明されない。スリ
ップ検出器60,62,64及び66のすべてはこれら
の信号及び他の入力に図7に関して説明する方法で応答
する。
【0027】図7はスリップ検出器60を表し、スリッ
プ検出器62,64及び66はTAP0の代わりにそれ
ぞれTAP1,TAP2及びTAP3を受信し、したが
って異なった出力を発生する点を除いてスリップ検出器
60と同一である。7のXORゲート70は入力信号
TAP0を通常主ローカルPNG46の出力であるCO
MPと比較する。制御装置は同期状態にあり、したがっ
てSYNC及びCLRCNTRを表明し、LOAD及び
VERIFYを表明していないので、ANDゲート72
及びORゲート74はこの比較の結果をSLCRとして
記号整合カウンタ76のクリア/カウント入力端子に転
送する。それに対してORゲート78の表明された出力
がカウンタ76の応答を可能とする各CLK(共通クロ
ック)パルスで、非表明SCLR信号が整合を表示して
いるときカウンタ76の出力がインクリメントされる。
一方、SCLRが表明され、それにより非整合を表示し
ているときは、CLKパルスがカウンタを0にリセット
する。
【0028】カウンタ76はかくしてTAP0とCOM
Pの間の連続する整合の数のトラックを保持する。主P
NGシフトレジスタ46のステージの数に等しい記号の
整合のシーケンスはスリップが発生した指標として採ら
れる。カウンタ出力がそのように長いシーケンスを表現
するまで待つよりも、しかし、デコーダ80は整合シー
ケンスの長さがスリップ表示の長さよりも短いものであ
るときその出力を表明する。この出力は、表明されたS
YNC信号と共に、フリップフロップ84の出力USE
Oの表明を惹起する次のCLKパルスを待つことなくス
リップ表示信号SLIP0を発生することによりAND
ゲート82をXORゲート70がもう一つの整合を検出
するのに直ちに応答するよう調整する。USE0の機能
はやがて説明する。
【0029】図3のORゲート69はSLIP0及び他
のスリップ検出器62,64及び66からの対応する信
号を受信して、これらのSLIPn信号が表明されたと
きはいつでも、表明されたSLIP信号を制御装置56
に印加する。図5に示すように、制御装置56は、同期
した状態Gを離れ、1クロック期間に対してインクリメ
ントスリップカウント状態Hを採ることにより、表明さ
れたSLIP信号に応答する。
【0030】インクリメントスリップカウント状態Hの
目的は、エラーロギングに関係した2機能を遂行するこ
とである。図4に示すように、シフトレジスタ88から
成るエラー遅延パイプラインはXORゲート52(図3)
からBER信号を受信し、この信号の表明はローカルP
NGの出力と入力のCENTER信号との間の非整合を
示し、かつ該パイプラインは通常はPNGシフトレジス
タの遅延に等しい遅延の後にこの信号をビットエラー率
カウンタ90へ転送し、このカウンタ90はエラーをロ
グし、高レベル制御装置がBERRSTを表明すること
によりそれをリセットした最後のときからそれがカウン
トしたビットエラーの数を表示する出力BERCNTを
発生する。
【0031】制御装置56がそのインクリメントスリッ
プカウント状態Hに入った際、ローカルPNG出力はシ
フトレジスタ88が課した遅延の間中入力の補助シーケ
ンスの一つに一致している。それ故、このような状態の
レジスタ88の非整合表示内容は通常のビットエラーか
らではなく代わりにスリップ人工物から帰結する。図6
は制御装置56がそれが状態Hを仮定するときにINS
LIPCNT信号を表明し、INSLIPCNT信号の
表明はレジスタ88をクリアし、このような人工物を通
常のビットエラーとしてロギングすることを回避する。
INSLIPCNTはまたスリップカウンタ92をイン
クリメントし、それによりスリップの発生をログする。
【0032】制御装置56はまた状態HでCLRCNT
Rを表明する。この信号は、図7のANDゲート94及
びORゲート74,78を介して、スリップ回路60の
整合シーケンス長さ表示カウンタ76も他のスリップ回
路62,64及び66に対応するカウンタもクリアす
る。SLIPの更なる表明を防止するために、制御装置
56はまたそれが状態Hを仮定するときSYNCを中断
する。
【0033】スリップの検出は、主ローカルPNG46
が、スリップを検出したスリップ検出器60,62,6
4又は66により受信されたTAPn 信号と同期された
ことを示す。それ故、スリップに関連したエラーではな
いエラーにする入力をモニタし続けるために、それに
対する比較が通常なされるCENTER信号とよりもチ
ャンネル出力のこのシーケンスとの比較がなされなけれ
ばならない。それゆえ、同期した状態Gの終わる直前に
SLIP信号が表明されたときは、次のクロック信号
は、スリップシーケンスフリップフロップ98をセット
し、インクリメントスリップカウント状態Hの開始時に
その出力の表明を開始する。それはこの出力をANDゲ
ート99に印加する。ゲート99の他の入力LOCK
は、通常は非表明であり、そこでゲート99は通常はゲ
ート99の出力SLIPSEQとしてフリップフロップ
98の出力に転送する。SLIPSEQは、通常はロー
カルPNG出力との比較のためにCENTER信号をX
ORゲート52へ転送するマルチプレクサ48に対する
選択信号である。SLIPSEQの表明によりマルチプ
レクサ48は代わりにORゲート100の出力SIDE
を転送する。ゲート100はスリップを検出するスリッ
プ検出器に対応するTAPn信号をSIDEとして転送
する。
【0034】特に、ORゲート100は対応するUSE
n信号をスリップ検出器60,62,64及び66から
受信する4個のANDゲート102,104,106及
び108の出力を受信する。これらの検出器の一つがス
リップを検出したとき、それはその対応するANDゲー
ト102,104,106又は108が対応するTAP
n信号をORゲート100へ転送するように条件づけ、
したがってこのORゲート100は任意の表明されたT
APn 信号をSIDEとしてマルチプレクサ48を介し
てXORゲート52へ転送する。XORゲート52はそ
れゆえローカルPNG出力をスリップ検出器60,6
2,64及び66の一つがローカルPNG46に同期し
ていると認識した遅延した入力バージョンと比較し始め
る。
【0035】主チャンネル出力信号CENTERから補
信号TAPnへエラー検出比較を切り替える状態Hの
1クロック期間の後、制御装置はCENTERとの再同
期化の過程を開始する。それは初期化状態Bへ進むこと
により始まる。(初期化状態Bは簡単な図示した実施例
ではなくてもよい。しかし、状態Bを離れる条件を付け
加えることにより本発明に必須ではない特色を付け加え
るホールド状態としてそれを用いることができる。)図
6は制御装置56がCLRCNTRを中断し、主ローカ
ルPNG46と並列に動作する補助ローカルPNG11
4の帰還路に介挿されたマルチプレクサ112に対する
選択信号であるLOADを表明する。LOADが表明さ
れると、マルチプレクサ112はCENTER信号をL
OADが表明されないときそれが転送する通常のPNG
の代わりに補助PNGシフトレジスタの直列入力ポート
に転送する。
【0036】図5は、EOC(カウントの終了)信号の表
明があるまで制御装置がロード状態Cに滞留することを
示す。EOCは、制御装置カウンタ116がPNGシフ
トレジスタの長さに等しい計数に達したときデコーダ1
15が発生する出力である。ロード状態の開始時にCL
RCNTRを中断することにより、制御装置は制御装置
カウンタ116が各ロード状態クロック信号をインクリ
メントし、それによりその状態のタイマとして動作でき
るようにする。全シフトレジスタがCENTER信号か
ら満たされるのに十分長く状態Cが続いたときEOCが
表明され、そして補助PNG114がロード状態の終了
時にCENTER信号と同期状態にあるべきである。
【0037】しかし、これは確認する必要があり、図3
及び4の回路は、補助ローカルPNG114がPNG
シフトレジスタの長さに等しいCENTER信号のシー
ケンスを正確に予言するかどうか観察することによりそ
うする準備を備えている。特に、制御装置56がCEN
TER信号からその全シフトレジスタをロードするのに
十分長くロード状態Cに止まったとき、すなわちそれが
EOC信号を受信したとき、それは状態Cからクリアカ
ウンタ状態Dへ進み、そこでそれはCLRCNTRを表
明し、それにより制御装置カウンタ116をリセットす
る。状態Dでの1クロック期間後、それは確認状態Eへ
進み、そこでそれは再びCLRCNTRを表明せず、制
御装置カウンタを制御装置状態の間計時させる。
【0038】確認状態Eの目的は、同期が実際に発生し
ていることを確認することである。XORゲート68
は、CENTER信号を補助PNG出力と比較し、それ
らが異なるときはいつでもERRORを表明する。もし
状態Eの間にXORゲート68がERRORを表明した
ならば、制御装置68は同期手順を再び開始するように
初期化状態Bに戻る。ERROR表明は同期の失敗より
もむしろ実際のビットエラーから発生したかもしれない
が、制御装置は不完全な同期原因であり適切な同期を
保障するための同期手順を繰り返すことを仮定してい
る。
【0039】PNGシフトレジスタに存在するステージ
と同じクロック期間だけ確認状態Eが継続したことをE
OC信号が表示する前にXORゲート68がERROR
を表明しない場合は、制御装置56は、補助PNG11
4が同期を達成したと結論し、ロード主PNG状態Fへ
進む。この状態で制御装置56はLOCKを表明し、こ
のLOCKは、主PNG46に補助PNG114の対応
するステージから並列にそのステージにロードせしめ、
それによりそれ自身をCENTERに同期させる。
【0040】この1クロック期間のロード動作中、主P
NGの出力は必ずしも有効ではない。マルチプレクサ5
0は、入力信号の選択した信号と比較するために、主P
NG46の出力よりもむしろ補助PNG114の出力を
転送することにより表明されたLOCK信号に応答す
る。LOCK信号を表明することは、また、SLIPS
EQゲート99を不能にし、スリップシーケンスフリッ
プフロップ98を次のパルスでリセットする。結果とし
て生じるSLIPSEQの中断はマルチプレクサ48に
現在同期しているPNG出力と比較するためにそのSI
DE入力よりもむしろそのCENTER入力をエラー検
出XORゲート52へ転送せしめる。LOCK信号の表
明は、また、図7のUSE0フリップフロップ84に対
応するUSEn フリップフロップがリセットし、その結
果どのTAPn 信号もSIDEとして選択されないよう
にする。また、図6は、制御装置56が状態FでCLR
CNTR信号を表明し、その結果その動作の議論がそれ
と共に開始される同期状態Gに制御装置56が次のパル
スで戻るときに図7のカウンタ76のようなすべてのス
リップ検出カウンタがリセットされ、ビットエラー率検
出器が入力信号のモニタリングを再び始めることを示
す。
【0041】前述の実施例で説明したように、本発明は
フレームに基づくチャンネルのスリップにより惹起され
たエラーを他の原因により発生するエラーと正確に区別
する新規な方法である。かくして、本発明は、本技術分
野における重要な進歩を構成する。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、フレームに基づくチャ
ンネルのスリップにより惹起されたエラーを他の原因に
より発生するエラーと正確に区別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フレームに基づいた通信チャンネルのビット
エラー率の測定のためのテストセットのブロック図であ
る。
【図2】 このテストセットに用いる擬似乱数発生器の
ブロック図である。
【図3】 図1に示したビットエラー率検出器の論理図
の一部である。
【図4】 図1に示したビットエラー率検出器の論理図
の一部である。
【図5】 図3及び図4のビットエラー率検出器に用い
られる制御装置の動作を表す状態遷移図である。
【図6】 制御装置の出力を制御装置状態の関数として
記載した表である。
【図7】 図3に示したスリップ検出器の一つの論理図
である。
【符号の説明】
12 チャンネルコア 14 送信機 16 擬似乱数発生器 18 受信機 20 ビットエラー率検出器 38,40,42,44 フレーム遅延回路 56 制御装置 60,62,64,66 スリップ検出器 76,116 カウンタ 80,115 デコーダ 88 シフトレジスタ 90 BERカウンタ 92 スリップカウンタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−80638(JP,A) 特開 平3−13024(JP,A) 特開 平3−274836(JP,A) 特開 昭50−104807(JP,A) 特開 平4−70025(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00 H04L 1/00 H04L 1/20 H04L 25/02 302 H04L 29/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定したフレーム時間の間継続する
    フレームで記号を通信するためのフレームに基づいたデ
    ジタル通信チャンネルにおいて、他のエラーからスリッ
    プに基づいたエラーを区別するための方法であって、 A)離散記号のテストシーケンスを発生し、その上で送
    信するためのチャンネルの一端にそれを印加するステッ
    プと、 B)該チャンネルの他端に結果として生じるチャンネル
    出力シーケンスを受信するステップと、 C)主比較を行うステップであって、主タイミングオフ
    セットを有し、テストシーケンスと同一の順序を有する
    予定したシーケンスと前記チャンネル出力シーケンスと
    が比較され、その間の記号の不整合を検出することによ
    り記号エラーを検出する、ステップと、 D)かくして検出された記号エラーの数の表示を発生す
    るステップと、 E)少なくとも1回の補助比較を行うステップであっ
    て、対応する補助タイミングオフセットを有し、各補助
    タイミングオフセットがフレームの整数倍だけ主オフセ
    ットと異なり、前記テストシーケンスと同一の順序を有
    する予定したシーケンスと前記チャンネル出力シーケン
    スとが比較され、予め設定した長さの一連の記号の整合
    を検出することによりフレームスリップを検出する、
    テップと、 E)予め設定した長さの一連の記号の整合の検出に応答
    したスリップ表示を発生するステップとからなる、
    法。
  2. 【請求項2】 予定したシーケンスを主比較のチャンネ
    ル出力シーケンスに同期させる値に前記主オフセットを
    調整することによりフレームスリップの検出に応答する
    ステップを更に含む、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 記号エラーの検出時において、予定した
    シーケンス及びチャンネル出力シーケンスに同期するよ
    うに主タイミングオフセットが調整されるまで、主タイ
    ミングオフセットの代わりに1つの前記補助タイミング
    オフセットを用いることにより、フレームスリップの検
    出に応答するステップを更に含む、請求項2記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記記号エラーの数の表示を発生するス
    テップは、スリップが検出される整合シーケンスの間発
    生しない不整合のみを記号エラーとして計数することに
    より決定された数の表示を発生することを含む、請求項
    1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記主比較及び補助比較を行うステップ
    、前記チャンネル出力シーケンス異な遅延だけ遅
    延させる結果として生じたシーケンスを、共通の予定し
    たシーケンスと比較することを含む、請求項1記載の方
    法。
  6. 【請求項6】A)前記テストシーケンスを発生するステ
    ップが、巡回テストシーケンスを発生する送信擬似乱数
    発生器を操作することを含み、 B)前記主比較を行うステップが、前記送信擬似乱数発
    生器からの調整可能なタイミングオフセットを有する予
    定したシーケンスを発生する分離受信機擬似乱数発生器
    を操作すること及びその受信機擬似乱数発生器の出力
    を前記チャンネル出力と比較することを含み、 C)前記補助比較を行うステップが、前記主比較におい
    て前記受信機擬似乱数発生器の出力と比較されるシーケ
    ンスをフレームの整数倍だけ遅延させることにより生じ
    たシーケンスと前記受信機擬似乱数発生器の出力とを比
    することを含む請求項5記載の方法。
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