JPH03163921A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JPH03163921A
JPH03163921A JP1302121A JP30212189A JPH03163921A JP H03163921 A JPH03163921 A JP H03163921A JP 1302121 A JP1302121 A JP 1302121A JP 30212189 A JP30212189 A JP 30212189A JP H03163921 A JPH03163921 A JP H03163921A
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Hirotaka Hara
博隆 原
Toshiro Suzuki
鈴木 俊郎
Motohiro Kuniyone
国米 基宏
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    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
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    • H04L7/08Speed or phase control by synchronisation signals the synchronisation signals recurring cyclically

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業」二の利用分野〕 本発明は、伝送装置に係り、特に、位相検出のための特
別な信号列を含まない信号の受何サンプルタイミングを
、位相誤差に応じて制御するための伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、ナショナル テレコミュニケーションズ
 コンファレンス(1 9 8 1年)E]..5.1
〜6(NATIONAL TELECOMMUNICA
TIONS CONFERENCE,E1.5.1−6
, Nov. 1981)に記載されているように、受
信信弓一をサンプルするために、まず受信信号の符号間
干渉等を除去し、受信信号に含まれる特殊な信シ3・列
(1〜レーニング シーケンス)を用いて位相検出をお
こなっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に伝送路内の信号フレームは各国の標準規格により
制約をうける。特に、アメリカ合衆国の標準仕様では位
相検出のための特別な信号列をその伝送フレームに含め
ることを禁止している。そこで、電子情報通信学会技術
研究報告CS88−38,ppl3−18, July
 1988の林他の報告にあるように、受信器による残
留符号間干渉等が原囚となり、位相検出器が複数の収束
点を持ち、受信信号をサンプルする位相が疑似安定点に
収束する現象が現れ、ひとたび疑似収束した場合、その
受信位相から抜け出すことが不可能であるため、初期立
ち上げ時間が増大したり、未収束となる問題があった。
本発明の目的は、受信信号の位相がたとえ疑似収束した
場合においても、その状態を検出し、強制的な位相制御
を行ない、疑似安定点から抜け出すことにより、初期立
上り時間の短縮及び未収束の解冫肖を図るこ1とにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達或するため、本発明の伝送装置は、受信信
号のをサンプルする位相が正しい収束点に収束したこと
判定する手段と、疑似収束している場合に受信信号をサ
ンプルする位相を強制的に制御する手段を備える。受信
信号をサンプルする位相が正しい位相であることを判定
する機能は,周期的に受信する符号列、例えば、フレー
ム同期パタンを識別することで可能である。フレーム同
期パタンは一般の伝送装置、例えば、ISDN(Int
egrated Services of Digit
al Network)のUインターフェースでは9シ
ンボルのバタン、(−3,−3, +3, +3,+.
3,−3,+3,−3,−3)が用いられている。ここ
で、+3および−3は2BIQ符号における振幅値を表
す。
したがって、位相が安定した、つまり、位相検出器の出
力がOとなったという条件と、上記フレーム同期バタン
識別との2つの条件を満足したとき、正しい位相に収束
したと考えられる。一方、位相が安定した状態でも、フ
レーム同期バタン識別が不可能な場合は、疑似収束して
いると考えられる。
また、強制的に受信信号のサンプル位相を制御する方法
は、可変分周器の分周比制御入カをセレ(11) クタによって切り換える方式を用いる。
〔作用〕
本発明の伝送装置は、受信信号をサンプルする位相が正
しい収束点に収束したことを判定するために、受信信号
の位相誤差とフレーム同期パタンの検出結果とを用いる
。そのため、位相が安定した状態であってもフレーム同
期パタンの検出が不可能な場合は疑似収束している状態
と判断できる。
また、疑似収束していると判断した場合には、サンプル
位相を大幅に変化させる強制制御をおこなうようにした
ため、疑似収束から抜けだし正しい収束がおこなわれる
まで自動的に再制御することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実旅例を第1図から第5図により説明
する。
まず、第2図(a)(b)に伝送装置の接続を示す。伝
送装置(A)8−1あるいは8−3,伝送装置(B)8
−2あるいは8−4は、1対又は2対のペアケーブル9
で接続される。1対のペアケ(l2) ーブルを用いる場合には伝送装置内部にエコーキャンセ
ラが必要である。第2図(b)に示す伝送装置の実施例
は、第6図にて後述する。
伝送装置(A)8−1から伝送装置(13) 8−2へ
の信号伝送は、以下のように行なわれる。
伝送装置(A)8−1の送信部8−11は、送信データ
DATA2を28IQや4B3Tのような符号に変換し
、クロックCK2に同期したタイミングでペアケーブル
9に送信する。伝送装置(B)8−2の受信部8−21
は、ペアケーブル9の周波数特性により発生した符号間
干渉を取り除き、符号識別と受信した信号をサンプルす
る位相の決定の後、受信データDATA2を再生する。
同様に、伝送装置(B)8−2の送信部8一22から伝
送装置(A)8−1の受信部8−12への信号伝送は、
以下のように行なわれる。
伝送装置(B)8−2は、上記受信波形から抽出したク
ロックCKS2に同期し、送信データDATA2を28
IQや4B3T符号に変換しペアケーブル9へ送信する
。伝送装置(A)8−1(■3) も伝送装置8−2と同様に、ペアケーブル9の周波数特
性によって発生した符号間干渉を取り除き、符号識別と
受信した信号をサンプルする位相の決定の後、受信デー
タDATAIを再生する。
第1図に伝送装置(B)8−2の受信等化回路8−21
の構或を示す。受信等化回路は、クロックCKS2で開
閉するサンプルスイッチ1と、受信した信号の波形等化
を行なう等化器2と、等化器2の出力aを符号識別する
識別器3と、識別した符号Xを予め定められているフレ
ーム構造をもとにデイジタルデー夕を取り出すデフレー
マ4と、等化器2からの出力aと識別器3からの出力X
とに応じて、受信信号をサンプルする最適な位相と現在
の位相との位相差を検出するための位相検出器5と、識
別器3からの出力Xよりフレーム同期パタンを検出する
フレーム同期検出回路6と、位相比較器5出力UP/D
OWNに応じてサンプルスイッチ1を開閉するサンプル
クロックCKS2の位相制御を行なうクロック制御回路
7とからなっている。
(14) 受信した信号は、サンプルスイッチ1によって、伝送間
隔(クロックCKS2)毎にサンプルされる。サンプル
された受信信号は、ペアケーブル9が有する周波数特性
を打ち消す周波数特性に設計されている等化器2によっ
て、利得及び遅延が補償され、符号間干渉戊分の除去が
行なわれる。
符号間干渉が取り除かれた受信信号は、識別器3によっ
て2B IQや4B3Tのような線路符号からバイナリ
ー信号へ変換される。識別器3は、複数の閾値を持つ比
較器によって構或される。例えば2BIQ符号の識別を
行なう場合、3つの閾値を持ち、4B3T符号を識別す
る場合、2つの閾値を持つ。
識別器3の出力Xは、デフレーマ4において、予め定め
られているフレーム構造に従いフレーム同期バタンと受
信データとに分割される。デフレーマ4は、フレーム同
期パタンの位置を、フレーム同期検出回路6が出力する
フレーム同期バタン位置信号CKF2によって認識する
ことができる。
フレーム同期検出回路6は、識別器3の出力X(15) が予め定められているフレーム同期バタン(2BTQ符
号あるいは4B3T符号)と一致するか否かを検出し、
フレーム同期信号FSYNCとフレーム同期バタン位置
信号CKF2を出力する。
第7図は、伝送路9上に送出されるフレームの構或図で
ある。
データは、サンプル周期(例えば12。5μsec)毎
に符号化され、120サンプル分の符号化データから↓
つのフレームが構戒される。この場合、エフレーム長を
↓. 5 m secとして、フレームの始めの4ビツ
1・(4サンプルX 1 2,5μsec)をフレーム
同期バタンとする。残りの116ビツ1−には符号化さ
れたデータが記憶される。
このような構或からなるフレームは、符号間干渉等を生
じなければ、受信側では同サンプル周期(12.5μs
ec)で符号識別ができることになる。
しかしながら、一般に符号間干渉は、伝送路の特性に依
存するものの、多少なりとも生じ、また、送受信機では
外部の環境(温度,湿度)に応じてサンプル周期が多少
なりとも変動する。したかつ(16) て、次に説明するように、受信信号を用いて位相制御す
る必要がある。
以下、受信等化回路8−2」の各構或回路の各機能・動
作について説明する。
第3図にフレーム同期検出回路6の構成の一実施例を示
す。ここではフIノーム同期バタン長を4サンプル長(
50μs)とした例を示す。フレーム同期検出回路6は
、シフI〜レジスタ10と、A1〜A4人力と81〜B
4人力が一致したときに、その出力が{となる一致回路
11と、フレーl\パタンを記憶するROMi2と、フ
レーム周期を上記サンプルクロックCKS2毎に計数し
、規定の回数をカウントしたとき出力Yが王となるカウ
ンタ13と、カウンタ13が計数中において、一致回路
l1出力によるリセットを禁止するAND論理素子1−
 5−1と、一致回路11の出力をフレーム周期の間隔
で遅延させる遅延器14−1.1.42と、遅延器14
−1.1.4−2の出力の論理積を与えるAND論理素
子15−2と、AND論理素子]− 5 − 2出力に
よってフレーl1同期バタン(17) 位置信号CKF2の出力を禁+hするAND論理素子1
5−3から構或される。
次に、フレーム同期検出回路内の各構成装置の動作タイ
ミングについて第8図のタイミングチャー1〜図を用い
て説明する。
識別器3の出力Xは、シフ1〜レジスタ10に入力され
、サンプルクロックCKS2間隔ごとにシフl一される
。等化器2が正しく収束していれば1フレームに↓回の
割合で識別器3出力からフレーム同期バタンと等しいバ
タンか検出される。その時、一致回路1lの出力(1 
1 out)は1となる。
カウンタ13はフレーム間隔を計数しているので、フレ
ーム間隔とフレーム同期バタン検出とが一致すれば、遅
延器14−1の出力Qは1となる。また、等化器2やサ
ンプルクロックCKS2が未収束の状態のとき、識別器
3は正しい符号識別が行なえない。したがって、規定の
フレーム間隔毎にフレーム同期バタン検出ができず、遅
延器14↓の出力QはOのままとなる。同様に、遅延器
〕4−2の出力Qもフレーム間隔とフレーl1同期(1
8) バタン検出間隔とが一致しているときのみ1となる。
フレーム同期信号FSYNCは、AND論理素子15−
2の2つの入力である遅延器14−1.14−2のQ出
力がともに1となった場合にlとなる。ここでは説明の
簡略化のために、2回連続フレーム同期バタン検出がで
きた場合に初めてフレーム同期信号FSYNCをlとす
る例を示したが、これにとらわれることなく、任意の段
数の保護を行なっても問題はない。また、遅延器14一
1.14−2は必須構或ではなく、一致回路1lからの
出力を所定周期でカウントし、カウント数に応じてFS
YNCを出力するようにしてもよい。
フレーム同期バタン位置信号CKF2は、AND論理素
子15−3によってカウンタ13出力Yとフレーム同期
信号FSYNCとの論理積をとり、出力される。
カウンタ13は、一致回路1lとカウンタl3出力Yと
のAND論理素子15−1によってリセットされるので
、一致回路11がフレーム同期パ(l9) タンを検出したときOとなり、サンプルクロックCKS
2をカウントすることによって、1フレームの間、例え
ば、120サンプルだけ計数し、出力(13out)に
1を出力する。
サンプルクロックCKS2は、位相検出回路5とクロッ
ク制御回路7によって制御される。
位相検出回路5は、等化器2出力aと識別器3出力Xを
もとに、現在のサンプルクロックの位相と受信波形の最
適サンプル位相との位相差を求める。また、クロック制
御回路7は、上記位相検出回路5出力UP/DOWNに
よりシステムクロックCKIの分周比を変化させ、シス
テムクロックCKIとサンプルクロックCKS1どの位
相を制御する。
第4図に位相検出回路5の一実施例を示す。
位相検出回路5は、識別器3出力Xが入力と等化器2出
力aを規格化した値αとを乗ずる乗算器17−2と、等
化器2出力aと上記乗算器17−2出力を減算する加算
器l8−3と、上記加算器18−3出力が入力され,サ
ンプルクロックCKS2(20) によってシフトされるシフトレジスタ状に結合した遅延
器14−3.14−4.,14−5と、識別器3出力X
が入力され、サンプルクロックCKS 2によってシフ
トされるシフトレジスタ状に結合した遅延器14−6.
14−7と、上記遅延器14−3出力Qと上記遅延器l
4−5出力Qとの差分を取る加算器l8−1と、上記加
算器18−1出力と上記遅延器14−7出力Qを乗算す
る乗算器17−1と、上記乗算器17−1出力と遅延器
14−8出力Qを加算する加算器18−2と、上記加算
器l8−2出力を入力とする遅延器14−8と、上記遅
延器14−8出力Qを入力し、予め決定されている閾値
に基づいて+1,O,−1の3種類のクロック制御信号
UP/DOWNを出力する比較器19から構成される。
まず、乗算器17−・2によって識別器3出力Xに規格
化した値αを乗じた数値を、等化器2出力aから加算器
18−3を用いて減算することにより、各サンプル点に
おける符号間干渉量が求められる。
(21) したがって、符号間干渉量が遅延器1 4. − 3 
.14−4.14−5にて構戊されるシフトレジスタに
入力される。一方、識別器3出力Xが遅延器14−6.
14−7にて構威されるシフトレジスタに入力される。
加算器18−1と乗算器17−1によって、そのサンプ
ル点における最適なサンプル点の位相との位相差Δφを
計算する。jサンプルにおける位相差Δφ,は、 Δφt=Xt(pi  pz) にて表される。ここで、p x” a tit − a
 Xr+t,p z= a t−t − a Xt−t
, a +およびXtはi番目の等化器2出力,識別器
3出力,αは等化器2出力に対する規格値を示す。
乗算器l7−1出力は、位相差Δφの他に等化器2の不
完全性による誤差やペアケーブルに混入される交流誘導
雑音やインパルス性雑音が含まれるので、加算器18−
2と遅延器l4−8とで構威される積分器によって除去
し、位相差Δφ戒分のみを出力させる。
比較器19は、上記位相差Δφに基づいてサン(22) プルクロックの位相を進み方向への制御,遅れ方向への
制御、および位相の保持の3通りの制御信号UP/DO
WNを出力する。比較に用いる閾値は特に指定はないが
、再生したクロックへ許容できるジツタ量によって決定
されるが、ここでは、等化器2出力に対する規格値αの
4倍を用いる。
したがって、比較器19は、その入力が4αを超えた場
合+1,−4αを下回った場合−上,±4αの範囲内の
場合Oを出力する。
尚、上記規格値αは、予め適当な数値が分っている場合
には、定数として与えておいてもよいし、第9図に示す
ような規格値生成回路を識別器3と並列に接続すること
によって、受信信号に応じて生成するようにしてもよい
規格値生成回路は、等化器からの出力al と識別器3
からの出力Xiとを入力とし、加算器91において、a
+ からαXIを減算する。減算結果(al−αx1)
は、符号間干渉量に相当する。次に、符号間干渉量(a
l−αX+)を乗算器92において、X1 と乗し、そ
の結果を所定の重み係数(23) βを乗じて、積分器94において積分し、規格値αとし
て出力する。
また、上記サンプルクロックCKS2は、システムクロ
ックCKIを任意の分周比で分周する方法によって与え
られる。
第5図は、クロック制御回路7の一実施例を示す。
クロック制御回路7は、システムクロックCKIを任意
の分周比M士王あるいはM+Nで分周する可変分周器2
oと、S入力がOの時にB入力を選択するセレクタ2↓
と、制御信号UP/DOWNが入力され、UP/DOW
Nが+1またはー↓であることを検出する検出器23と
、検出器23出力によりリセットされるタイマ22と、
フレーム同期信号FSYNCの論理否定をとるNOT論
理素子16と、タイマ22出力とNOT論理素子16−
2出力との論理積をとるAND論理素子15−4から構
或される。
以下、クロック制御回路の動作について説明する。
(24) まず、フレーム同期信号FSYNCが1の場合つまり、
フレーム同期が確立し双方向のデータ伝送が行なわれて
いる時は、AND論理素子15一4出力がOとなるので
、セレクタ21はB入力の制御信号UP/DOWNをY
出力に出力する。可変分周器20は、n=oのときの分
局比をMとすると、n=+1のとき分周比はM+↓とな
り、1のとき分周比はM−1となる。サンプルクロック
CKS2は制御クロックUP/DOWNの値に応じて、
位相が制御される。
一方、初期立ち上げの状態において、まだフレーム同期
が未確立のためフレーム同期信号FSYNCが0のとき
、NOT論理素子16−2出力がlとなりAND論理素
子15−4はタイマ22出力を出力する。タイマ22は
、リセッ1へ人力Sによって初期状態にリセットされ、
予め定めた時間が経過したとき出力Tが上となる。タイ
マに予めセットしておく時間は特に指定はないが、位相
が確定し安定にフレーム同期バタン検出が可能となるた
めに必要な時間、この場合は3 0 0 msec(2
 0 0(25) フレーム期間)を用いた。検出器23は、制御信号UP
/DOWNがOであることを検出する。制御信号UP/
DOWNがOとなる状態は、受信信号をサンプルする位
相の収束が完了し変化がなくなった状態、又は、上述し
たように等化器2の収束が不十分なため、位相検出器5
が疑似収束してしまった状態の2通りが考えられる。前
者の状態ならば位相が安定した後十分な時間が経過すれ
ば、正しい識別が行なわれ、フレーム同期バタン検出が
可能となる。後者の場合、たとえ位相制御信号UP/D
OWNによる制御がかからなくなったとしても、正しく
ない位相で受信信号をサンプルしているため、識別は正
しく行なわれず、したがって、フレーム同期バタン検出
も不可能である。
制御信号UP/DOWNがOの状態が連続しているとき
、検出器23出力はOのままとなる。この時タイマ22
はリセッl〜されないので、最後に検出器23が+1ま
たは−1,を検出してから300msec経過したとき
、その出力が1となる。タイマ22出力が1となれば、
AND論理素子15−(26) 4出力も1となるので、セレクタ21のY出カはA入力
が選択され、Nとなる。可変分周器20のn入力はNと
なるため、分局比はM+Nとなる。
したがって、サンプルクロックCKS1の位相は大きく
変化する。ここに用いるNの値は特に制限されることは
ないが、位相の疑似安定点から脱出するために必要な位
相変化量によるが、この例では11 4 I+を用いた
。また、強制的に位相を変化させる方向も特に制限され
ることはないので、進み方向(つまりN = − 4.
 )に制御しても問題はない。
次に、第工0図を用いて、上記クロック制御回路の動作
初期から、位相制御終了までの動作を、具体的な出力信
号と対応させて説明する。
同期が未確立(FSYNC=O)のとき、位相検出器5
からのUP/DOWM信号は、セレクタ21の出力Yと
して出力される。したがって、図中時刻t1において、
UP/DOWM出力が+lであると、可変分周期20は
M+1の分周比でCKIを分周する。例えば、CKI=
5.12MHzとすれば、基準分周比M=64となり、
時刻t1(27) での制御の結果分周比は65となる。
その後、位相が擬似安定点に収束している等の理由によ
り位相検出器5からUP/DOWM信号出力がない場合
には、時刻t2(tx〜tz:300msec)におい
てタイマ22から出力があり、その結果セレクタ21出
力として十N (=4)が出力される。分周比はM+N
 (=68)となるので、大幅な位相再制御がおこなわ
れる。その後、位相制御の結果、位相は収束していく。
その間、フレーム同期が確率するとフレーム同期検出回
路6からFSYNC信号として1が出力される(時刻t
3)。このFSYNC信号が1である間、つまりフレー
ム同期バタンか連続して検出されている間は、強制制御
(分周比をM十Nとすること)が禁止され、タイマ出力
Tが1となっても、位相はUP/DOWM信号のみに応
じて、微調整制御されることになる。
第6図はl対のペアケーブルを用いたときの伝送装置8
−4の構或である。↓対のペアケーブルを利用するとき
は、トランスや抵抗素子で構或さ(28) れる2線4線変換回路(8−31.8−41)を用いる
。しかし、ペアケーブル9と上記トランスや抵抗素子と
のインピーダンス不整合のため、反射した信号成分がエ
コーとして受信信号に漏洩するので、そのエコー成分の
打消を行なうエコーキャンセラが必要である。
受信等化回路は、クロックCKS2で開閉するサンプル
スイッチ1と、受信した信号の波形等化を行なう等化器
2と、等化器2出力aを符号識別する識別器3と、識別
した符号Xを予め定められているフレーム構造をもとに
デイジタルデータを取り出すデフレーマ4と、等化器2
出力aと識別器3出力Xとにより、受信信号をサンプル
する最適な位相と現在の位相との位相差を検出する位相
検出器5と、識別器3出力Xよりフレーム同期パタンを
検出するフレーム同期検出回路6と、位相比較器5出力
UP/DOWNに対応じてサンプルスイッチ1を開閉す
るサンプルクロックCKS2の位相制御を行なうクロッ
ク制御回路7と、送信側から受信側へ漏洩したエコー成
分の打消を行な(29) うエコーキャンセラ24と、誤差信号eを選択信号SE
LCによってエコーキャンセラ24または等化器2へ配
分する分配回路25と、分配回路を制御するトレーニン
グシーケンサ26と、エコーキャンセラ出力をサンプル
スイッチェ出力に加算する加算器18−3からなってい
る。また、伝送装置の出力線にはフレーム27が接続さ
れており、端末等からのデータ(DAT41)にフレー
ム同期符号を付加してフレーム単位でハイブリッド回路
を介して送出するようにす′る。
ペアケーブル9からの受信信号は、エコー成分と本来の
受信信号成分が含まれる。エコーキャンセラ24は、送
信データDATA1を入力し、分配回路25を経由して
得られた誤差信号eとの相関を求める手法により漏洩し
てくるエコー成分を打消すための信号を計算する。誤差
信号eは、エコーキャンセル残信号と符号間干渉が含ま
れる等化器2出力aを用いる。エコーキャンセラ24出
力は加算器18−3によりサンプルスイッチ1出力と加
算され、受信側に漏洩したエコー成分が除(30) 去される。
次に、エコー成分を除去された受信信号に対し、ペアケ
ーブル9が有する周波数特性を打ち消す周波数特性に設
計されている等化器2によって、利得及び遅延が補償さ
れ、符号間干渉戊分の除去が行なわれる。
符号間干渉が取り除かれた受信信号は、第1図の実施例
と同様の処理が行なわれる。以下、簡単にそれらの処理
を記載する。
まず、識別器3によって28IQや4. B 3 Tの
ような線路符号からバイナリー信号へ変換される。
識別器3は、複数の閾値を持つ比較器によって構或され
、例えば2BIQ符号の識別を行なう場合、3つの閾値
を持ち、4B3T符号を識別する場合、2つの閾値を持
つ。
識別器3の出力Xは、デフレーマ4において、予め定め
られているフレーム構造に従いフレーム同期バタンと受
信データとに分割される。フレーム同期パタンの位置は
、フレーム同期検出回路6が出力するフレーム同期バタ
ン位置信号CKF2(3]) によって示される。
フレーム同期検出回路6は、識別器3の出力Xと予め定
められているフレーム同期バタンとの一致を検出し、フ
レーム同期信号FSYNCとフレーム同期バタン位置信
号CKF2を出力する。
位相検出回路5は、等化器2出力aと識別器3出力Xを
もとに、現在のサンプルクロックの位相と受信波形の最
適サンプル位相との位相差を求める。また、クロック制
御回路7は、上記位相検出回路5出力UP/DOWNに
よりシステムクロックCKIの分周比を変化させ、シス
テムクロックCKIとサンプルクロックC K S 2
どの位相を制御する。また、フレーム検出回路6のフレ
ーム同期信号FSYNCをもとに、疑似収束している状
態のときサンプルクロックの位相を強制的に制御する。
エコーキャンセラ24と等化器2の2つの可変な回路が
同時に収束動作を行なった場合、お互いが競合し全体の
系が不安定になる場合がある。そのため、分配回路25
によって一方のみに誤差信(32) 号eを供給させる。分配回路25の制御は、特に指定は
ないが、予め定められた1・レーニングシケンサ26に
よって行なう。トレニングシーケンサ2Gは、R O 
Mのような記憶素子とタイマから構或され、初期立ち−
1二げの前半部分ではエコーキャンセラに誤差信号eを
分配するように、また、後半部分では等化器2に分配す
るように選択信号SELCを発生する。初期収束が終了
後、エコーキャンセラ24と等化器2へ誤差信号eを供
給する。尚、本実施例において、誤差信号に等化器出力
aを用いる例を示したが、これにとらわれることなく、
エコーキャンセル残戒分と符号間干渉成分が含まれる信
号であれば問題なく、例えは、等化器出力aから識別器
出力Xから推定した受信信号成分を減じた信号を用いて
も構わない。
サンプルスイッチ1は、第↓,第2の実施例(第1図,
第6図)においては等化器2の前段に設置した例を示し
たが、等化器2を連続値系で実現した場合、識別器の動
作タイミングによっても等価な機能が行なえる。第1−
の実施例については(33) 第12図にその構或図を示す。
第2の実施例についてもクロック制御回路7からのサン
プル信号(CKS2)を識別器3に供給し、識別器3は
C K S 2をもとに動作制御されるようにしてもよ
い。
第1−1図は、エコーキャンセラの収束,等化器の収束
及び位相の制御の各動作タイミングと1・レニングシー
ケンサ26からの選択信号(SELC)との関係図であ
る。
信号S E L Cは“I ITのときには、エコーキ
ャンセラ24へ誤差信誇eを分配し、“O”のときには
等化器2へ誤差信号eを分配する。
第上のタイミング期間(O〜3 0 0 msec)で
は、S E T, C = 1としてエコーキャンセラ
24の収束をおこない、第2のタイミング期間(30〜
60msec)では、S E L C = Oとして等
化器2の収束をおこなう。最後に第3のタイミング期間
(60− 1 0 0 msec)では、S E T−
 C = Oに保持し、上述したUP/DOWM信診に
応じて位相制御をおこなう。
(34) 尚、伝送路や各構戊回路の特性等によって大きく変動す
るが、実際の回路においては1度の第1〜第3のタイミ
ング期間の制御だけでは完全に収束制御することはでき
ないので、図に示すごとく上記第1〜第3のタイミング
期間における制御動作を繰り返しおこなうようにする。
本実施例の場合はこれらの制御期間として、30〜90
周期(つまり3〜9 sec)おこなうように制御する
。その後は、伝送フレームの情報フィールド( X r
,〜Xzzo)に実際の交信データを記入して相互に交
信することになるが、このときには分配回路25はエコ
ーキャンセラ24と等化器2相方に誤差信号を供給する
ように動作する。また、交信期間にエコーキャンセラ2
4と等化器2とがそのフィルタ係数を大幅に変化させる
と、回路特性が発散するので、この期間には各フィルタ
係数の制御幅に、所定の制限を設けるようにする。
また、第1の実施例の場合には、エコーキャンセラを含
んでいないため、その分の制御は必要ないことになる。
この場合には、第7図(b)に示(35) すように、第1のタイミング期間(O〜3 0 mse
c)に等化器2の収束制鮮御をおこない、第2のタイミ
ング期間(30〜70msec)において、位相誤差制
御をおこない、これら第1,第2のタイミング期間を繰
り回しおこなようにする。
尚、本実施例はそれぞれ独立な機能ブロックとして記載
したが、これにとらわれることなく、それぞれの機能を
時分割に使用する構成、例えば、シグナルプロセッサに
与えたプログラムによる方式で実現しても問題はない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、たとえ、等化器が未収束などの理由で
受信した信号をサンプルする位相が疑似安定点に固定さ
れてしまう状態においても、その状態を検出し、受信信
号のサンプル位相を強制的に変化させ、疑似安定点から
抜け出すことができる。
この機能により、初期立ち上げのための時間短縮および
未収束による立ち上げの失敗等の問題が解消できる。
(36)
【図面の簡単な説明】
第1図は伝送装置のブロック構或図、第2図は伝送装置
の接続例を示す図、第3図はフレーム同期検出回路の構
或図、第4図は位相検出回路の構或図、第5図はクロッ
ク制御回路の構或図、第6図はエコーキャンセラを含む
伝送装置のブロック構或図、第7図は伝送フレームの構
或図、第8図は伝送装置の各構成装置の動作タイミング
を説明するための図、第9図は規格値生戒回路の構或図
、第10図はクロック制御回路の動作タイミングを説明
するための図、第11図はエコーキャンセラの収束等の
動作タイミングと選択信号(SELC)との関係を説明
するための図、第12図は受信信号のサンプルを識別器
の動作タイミングによっておこなうようにした伝送装置
のブロック構戊図である。 1・・・サンプルスイッチ、2・・・等化器、3・・識
別器、4・・・デフレーマ、5・・位相検出器、6・・
・フレーム同期検出回路、7・・クロック制御回路、8
−1・・・伝送装置(A).8−2・・・伝送装置(B
).9・・・(37) ペアケーブル、10・・・シフトレジスタ、11・・・
一致回路、l2・・・ROM、13・・・カウンタ、1
4−1〜9・・・遅延器、15−1〜3・・・AND論
理素子、16・・・NOT論理素子、17−1.2・・
・乗算器、18−1〜3・・・加算器、19・・・比較
器、20・・・可変分周器、21・・・セレクタ、22
・・・タイマ、23・・・検出器、24・・・エコーキ
ャンセラ、25・・・分配回路、26・・・トレーニン
グシーケンサ。 (38)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の同期符号列と伝送データとからなる伝送フレ
    ーム毎に伝送路を介して入力された受信信号から伝送デ
    ータを抽出するための伝送装置において、上記受信信号
    をサンプル信号に応じて抽出するためのスイッチ部と、
    抽出された受信信号の振幅レベルを識別するための識別
    部と、抽出された受信信号と該識別部の出力信号とに応
    じて、上記受信信号のサンプル位相誤差を検出し、所定
    期間に検出されたサンプル位相誤差量に応じて位相制御
    信号を出力する位相検出部と、上記サンプル信号から生
    成されるフレーム信号に応じて、上記識別部の出力信号
    列と所定の符号列との比較結果を同期信号として出力す
    るための同期検出部と、上記位相制御信号及び上記同期
    信号に応じて上記サンプル信号の周期を制御するクロッ
    ク制御部とを備えたことを特徴とする伝送装置。 2、所定の同期符号列と伝送データとからなる伝送フレ
    ーム毎に伝送路を介して入力された受信信号から伝送デ
    ータを抽出するための伝送装置において、上記受信信号
    の振幅レベルをサンプル信号に応じて識別するための識
    別部と、上記受信信号と該識別部の出力信号とに応じて
    、上記受信信号のサンプル位相誤差を検出し、所定期間
    に検出されたサンプル位相誤差量に応じて位相制御信号
    を出力する位相検出部と、上記サンプル信号から生成さ
    れるフレーム信号に応じて、上記識別部の出力信号列と
    所定の符号列との比較結果を同期信号として出力するた
    めの同期検出部と、上記位相制御信号及び上記同期信号
    に応じて上記サンプル信号の周期を制御するクロック制
    御部とを備えたことを特徴とする伝送装置。3、前記ク
    ロック制御部は、所定周波数を持つ基準信号を、任意の
    分周比で分周することによつて前記サンプル信号を生成
    する可変分周部を備え、前記位相制御信号のレベル値を
    用いて生成される第1の分周比とサンプル位相の疑似収
    束から脱出するための第2の分周比とを、前記同期信号
    及び上記位相制御信号に応じて選択的に切り換えて上記
    可変分周部に供給するようにしたことを特徴とする請求
    項第1項または第2項記載の伝送装置。 4、伝送路から受信した伝送フレームを入力線に出力し
    、出力線から送出された伝送フレームを上記伝送路に出
    力するハイブリッド回路を介して上記伝送路に接続され
    、所定の同期符号列と伝送データ列とからなる伝送フレ
    ーム単位で相互に伝送データを交信するための伝送装置
    において、上記入力線介して入力された受信信号をサン
    プル信号に応じて抽出するためのスイッチ部と、抽出さ
    れた受信信号から送信データのエコー成分を除去するた
    めの第1フィルタ手段と、該第1フィルタ手段の出力か
    ら符号間干渉成分を除去するための第2フィルタ手段と
    、該第2フィルタ手段出力の振幅レベルを識別するため
    の識別部と、上記第2フィルタ手段の出力と該識別部か
    らの出力とを用いて位相制御信号を出力する位相検出部
    と、上記サンプル信号から生成されるフレーム信号に応
    じて、上記識別部からの出力信号別と所定の符号列との
    比較結果を同期信号として出力するための同期検出部と
    、上記位相制御信号及び上記同期信号に応じて上記サン
    プル信号の周期を制御するクロック制御部とを備えたこ
    とを特徴とする伝送装置。 5、伝送路から受信した伝送フレームを入力線に出力し
    、出力線から送出された伝送フレームを上記伝送路に出
    力するハイブリッド回路を介して上記伝送路に接続され
    、所定長の同期符号列と伝送データ列とからなる伝送フ
    レーム単位で相互に伝送データを交信するための伝送装
    置において、上記伝送路を介して入力された受信信号か
    ら送信データのエコー成分を除去するための第1フィル
    タ手段と、該第1フィルタ手段からの出力から符号間干
    渉成分を除去するための第2フィルタ手段と、該第2フ
    ィルタ手段出力の振幅レベルをサンプル信号に応じて識
    別するための識別部と、上記第2フィルタ手段の出力と
    該識別部からの出力とを用いて位相制御信号を出力する
    位相検出部と、上記サンプル信号から生成されるフレー
    ム信号に応じて、上記識別部からの出力信号列と所定の
    符号列との比較結果を同期信号として出力するための同
    期検出部と、上記位相制御信号及び上記同期信号に応じ
    て上記サンプル信号の周期を制御するクロック制御部と
    を備えたことを特徴とする伝送装置。 6、前記伝送装置は、第1の期間において上記第2フィ
    ルタ手段の出力を用いて上記第1フィルタ手段のフィル
    タ係数を制御し、第2の期間において上記第2フィルタ
    手段の出力を用いて上記第2フィルタ手段のフィルタ係
    数を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項
    第4項または第5項記載の伝送装置。 7、前記クロック制御部は、所定周波数を持つ基準信号
    を、任意の分周比で分周することによつて前記サンプル
    信号を生成する可変分周部を備え、前記位相制御信号の
    レベル値を用いて生成される第1の分周比とサンプル位
    相の疑似収束から脱出するための第2の分周比とを、前
    記同期信号及び上記位相制御信号に応じて選択的に切り
    換えて上記可変分周部に供給するようにしたことを特徴
    とする請求項第4項または第5項記載の伝送装置。 8、伝送路を介して接続された伝送装置が、所定の同期
    信号列と伝送データとからなる伝送フレームを用いて相
    互に交信を行う伝送システムにおいて、上記伝送装置は
    、伝送路を介して入力された受信信号をサンプル信号に
    応じて抽出するためのスイッチ部と、抽出された受信信
    号の振幅レベルを識別するための識別部と、抽出された
    受信信号と該識別部の出力信号とに応じて、上記受信信
    号のサンプル位相誤差を検出し、所定期間に検出された
    サンプル位相誤差量に応じて位相制御信号を出力する位
    相検出部と、上記サンプル信号から生成されるフレーム
    信号に応じて、上記識別部の出力信号列と所定の符号列
    との比較結果を同期信号として出力するための同期検出
    部と、上記位相制御信号及び上記同期信号に応じて上記
    サンプル信号の周期を制御するクロック制御部とを備え
    たことを特徴とする伝送システム。 9、伝送路を介して接続された伝送装置が、所定の同期
    信号列と伝送データとからなる伝送フレームを用いて相
    互に交信を行う伝送システムにおいて、上記伝送装置は
    、伝送路を介して入力された受信信号の振幅レベルをサ
    ンプル信号に応じて識別するための識別部と、上記受信
    信号と該識別部の出力信号とに応じて、上記受信信号の
    サンプル位相誤差を検出し、所定期間に検出されたサン
    プル位相誤差量に応じて位相制御信号を出力する位相検
    出部と、上記サンプル信号から生成されるフレーム信号
    に応じて、上記識別部の出力信号列と所定の符号列との
    比較結果を同期信号として出力するための同期検出部と
    、上記位相制御信号及び上記同期信号に応じて上記サン
    プル信号の周期を制御するクロック制御部とを備えたこ
    とを特徴とする伝送システム。 10、前記クロック制御部は、所定周波数を持つ基準信
    号を、任意の分周比で分周することによつて前記サンプ
    ル信号を生成する可変分周部を備え、前記位相制御信号
    のレベル値を用いて生成される第1の分周比とサンプル
    位相の疑似収束から脱出するための第2の分周比とを、
    前記同期信号及び上記位相制御信号に応じて選択的に切
    り換えて上記可変分周部に供給するようにしたことを特
    徴とする請求項第8項または第9項記載の伝送システム
    。 11、所定の同期符号列と伝送データとからなる伝送フ
    レーム毎に伝送路を介して入力された受信信号から伝送
    データを抽出するための伝送装置において、上記受信信
    号の振幅レベルをサンプル信号に応じて識別し、識別結
    果に応じて、サンプル位相誤差を検出する位相検出部と
    、上記サンプル信号から生成されるフレーム信号に応じ
    て、上記受信信号の識別信号列と所定の符号列とを比較
    するための同期検出部と、上記位相誤差の有無と上記同
    期検出部の比較結果に応じて上記サンプル信号の周期を
    制御するクロック制御部とを備えたことを特徴とする伝
    送装置。
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