JP3357395B2 - レーザーダイオードの光度の調節装置及び方法 - Google Patents

レーザーダイオードの光度の調節装置及び方法

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JP3357395B2 JP21022492A JP21022492A JP3357395B2 JP 3357395 B2 JP3357395 B2 JP 3357395B2 JP 21022492 A JP21022492 A JP 21022492A JP 21022492 A JP21022492 A JP 21022492A JP 3357395 B2 JP3357395 B2 JP 3357395B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01SDEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
    • H01S5/00Semiconductor lasers
    • H01S5/06Arrangements for controlling the laser output parameters, e.g. by operating on the active medium
    • H01S5/068Stabilisation of laser output parameters
    • H01S5/0683Stabilisation of laser output parameters by monitoring the optical output parameters
    • H01S5/06832Stabilising during amplitude modulation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的にはレーザーダイ
オードの分野に関し、より詳しくはレーザーダイオード
から強度の調節可能な光のビームを発するための回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザーダイオードはコヒーレント光を
発するデバイスであり、その光の強度は20:1のダイ
ナミックレンジにわたり、ダイオードを通って流れる電
流に大体比例する。レーザーダイオードの光度は、ダイ
オードを流れる電流を時間的に変化させることによって
有効に変調することができる。このような変調は種々の
用途において有用なものであって、その中には例えば、
連続的な色調イメージを一画素ずつ記録するための光源
としてレーザーダイオードが用いられる、イメージング
システムのようなものがある。
【0003】レーザーダイオードの動作特性は温度に依
存しており、周囲温度の変化又は自己加熱に応じて幅広
く変化し得る。このような温度変化は、ダイオードを流
れる電流が一定である場合でも、発せられる光の強度に
かなりの変化を生じさせ得る。
【0004】レーザーダイオードから発せられる光を調
節しまた安定化させるために、サーボループ回路を使用
することができる。ダイオードから発せられる光の一部
は帰還信号として用いられて、光検出器に印加される。
光検出器により発生される信号の大きさは、レーザーダ
イオードから発生される光の強度に関係(即ち比例)し
ている。光検出器により発生される信号と入力信号(基
準)とを比較することにより、差異信号又は誤差信号が
得られ、これがレーザーダイオードを通って流れる電流
を、従って発せられる光の強度を調節するために用いら
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような帰還回路に
関して生ずる一つの問題は、レーザーダイオードを通っ
て流れる電流が比較的小さい(即ち光度が低い)場合に
はレーザーダイオードが非線形領域で動作することにな
り、ループ利得が減少するということである。この領域
では、レーザーダイオードを流れる電流の大きさの変化
が比較的大きい場合でも、レーザーダイオードにより発
せられる光の強度には小さな変化(従って帰還信号にお
ける小さな変化)しかもたらされない。従って、誤差信
号を積分して誤差を強制的にゼロにするようにすること
が望ましいが、これはループ利得と帯域幅とを引き換え
にする結果をもたらすことになる。
【0006】しかしながら、在来の積分帰還回路は、入
力信号が幅広いダイナミックレンジにわたって急激に変
化する用途においては、十分な帯域幅をもたらさない。
そのような用途の一つは、先に参照した連続的色調イメ
ージングであり、これは典型的には、大きなダイナミッ
クレンジにわたり、レーザーダイオードにより発せられ
る光を極めて迅速に変調することを必要とする。
【0007】帰還ループにおける光検出器としてフォト
ダイオード(典型的にはPINダイオードが選択され
る)が用いられる場合には、追加的な問題が生ずる。ダ
イオードの接合容量のために、フォトダイオードの両端
の電圧降下は周波数の関数となり、その電圧降下が帰還
信号として用いられ、周波数に大きな変化がある場合に
は、ループ中にかなりの誤差が導入されうる。
【0008】先行技術における一つの構成では、ダイオ
ードからの電流は抵抗を通って流れ、その結果生ずる抵
抗の両端の電圧が、単一利得増幅器に印加される。この
増幅器の出力が、サーボループのための帰還信号とな
る。
【0009】単一利得増幅器の出力はまたフォトダイオ
ードにも帰還され、理想的にはフォトダイオードの両端
の電圧はコンスタントにゼロ(AC)電圧に維持される
(フォトダイオードの接合容量の影響を打ち消すため
に)。しかしながら、この増幅器は有限の利得帯域幅積
を有しており、このことは、より高い周波数においては
フォトダイオードの両端にゼロでない電圧が現れ、系の
中に誤差が導入されることを意味している。さらに、高
い周波数においては単一利得増幅器は大きな入力電流を
必要とし、一般にノイズが多い。
【0010】
【課題を解決するための手段】簡単に概略を述べると、
本発明は、アナログ入力信号により変調されるレーザー
ダイオードにより発せられる光の強度を調節するための
閉ループ回路又はサーボを提供するものである。本発明
は、レーザーダイオードが低い光レベルで動作している
場合について、帯域幅の実質的な改善をもたらす。例示
的な実施例においては、サーボループは20:1のダイ
ナミックレンジにわたり、−3dB、大体50MHzの
帯域幅をもたらす。
【0011】サーボはレーザーダイオードを通って流れ
る電流を連続的に調節し、それにより、発せられる光の
強度を入力信号に対応するように調節する。レーザーダ
イオードにより発せられる光の一部は帰還信号として用
いられて光検出器に印加され、光検出器は入射する光の
強度に比例した電流を生成する。入力信号電流と光検出
器により生成された電流の間の差は誤差信号(電流)で
あり、トランスインピーダンス増幅器により積分され
る。トランスインピーダンス増幅器は、その出力部にお
いて電圧制御信号を生成する。この電圧制御信号は緩衝
され、レーザーダイオードを通って流れる電流を調節す
る広帯域トランスコンダクタンス増幅器に印加される。
【0012】トランスインピーダンス増幅器は、演算増
幅器と、この演算増幅器により駆動される一段のディス
クリート(discrete)増幅器と、このディスクリートの
増幅器に負荷インピーダンスを与える抵抗とコンデンサ
ーの並列の組み合わせを含むのが好ましい。これらの要
素は協働して、誤差信号の広い周波数範囲にわたり、積
分動作を営む。より低い周波数において、演算増幅器
は、その出力と反転入力との間に連結された帰還コンデ
ンサーと協働して、誤差電流を積分する。積分された誤
差電流は、ディスクリートの増幅器の負荷インピーダン
スによって電圧へと変換される。
【0013】より高い周波数においては、演算増幅器に
連結された帰還コンデンサーは短絡として現れ、演算増
幅器を事実上バイパスして、誤差電流をディスクリート
増幅器のエミッタへと直接に印加する。ディスクリー
トの増幅器は従ってベース接地構成で動作し、低い入力
インピーダンスと、高い出力インピーダンス、及び1に
近い電流利得によって特徴付けられる。従って、誤差信
号の高い周波数成分は、負荷コンデンサーによって有効
に積分される。
【0014】
【作用】光検出器の両端の電圧降下を用いるのとは全く
異なり、帰還信号として光検出器により発生される電流
を用いることにより、電圧降下における周波数に依存し
た変化に起因するエラーは実質的に排除される。
【0015】また、誤差信号(電流)は幅広い周波数帯
域にわたって積分されるから、レーザーダイオードの特
性はその帯域にわたって事実上線形化され、従って高い
入力信号周波数においてさえも、レーザーダイオードの
光度のより正確な制御がもたらされる。
【0016】
【実施例】本発明の上記の利点及びさらなる利点は、添
付図面に関連して以下の説明を参照することによってよ
り良好に理解されよう。
【0017】図1は、アナログ入力信号により変調され
るレーザーダイオードにより発せられる光の強度を調節
するための、閉ループ回路即ちサーボ2を示している。
乗算形デジタル−アナログ変換器(DAC)4が、デジ
タルデータ及び乗数値を入力信号として受け取るように
接続されている。DAC4から結果として得られたアナ
ログ出力は、抵抗6を介して光検出器即ちフォトダイオ
ード10のアノード及び演算増幅器8の反転入力に接続
されている。フォトダイオード10のカソードは電源+
Vに接続されており、この電源はフォトダイオードを逆
バイアスするように働く。演算増幅器8の非反転入力は
接地されている。接地と演算増幅器8の出力の間にはコ
ンデンサー15が接続されており、この出力はまた、ト
ランジスタ14のベースに接続されている。トランジス
タ14のエミッタと演算増幅器8の反転入力の間には、
帰還コンデンサー12が接続されている。トランジスタ
14のエミッタと電源−Vの間には、抵抗16が接続さ
れている。
【0018】抵抗18とコンデンサー20の並列の組み
合わせからなる負荷インピーダンスが、トランジスタ1
4のコレクタにあるノード21と接地との間に接続され
ている。電流 b を給電する定電流源22が、電源+V
とノード21との間に接続されている。緩衝増幅器24
の入力がまた、ノード21に接続されている。
【0019】便宜上、及び明確化のために、回路構成要
素の抵抗分又は静電容量をそれぞれ「R」又は「C」で
表し、その要素の参照番号に対応する下付き文字を付す
る。下記に詳細に説明するように、R1820という積
は、R1612という積に等しいのが好ましい。
【0020】参照番号7によって示された点線の中の構
成要素は、以下では集合的に、トランスインピーダンス
積分増幅器7と称する。
【0021】緩衝増幅器24の出力は、トランジスタ3
0のベースへと接続されている。このトランジスタ30
のエミッタと電源+Vの間には、抵抗28が接続されて
いる。抵抗28とトランジスタ30は集合的に、トラン
スコンダクタンス増幅器26として動作する。
【0022】レーザーダイオード32のアノードはトラ
ンジスタ30のコレクタに接続され、またそのカソード
は接地されている。レーザーダイオード32により発せ
られる光は、ビームスプリッター34を通過する。ビー
ムスプリッター34を通過する光の一部は光路36に沿
って通過し、フォトダイオード10に入射する。ビーム
スプリッター34に入る光の大部分は、出力ビームとし
てビームスプリッターを通過する。
【0023】トランジスタ14及び30は、1−2GH
zに及ぶ周波数範囲にわたって動作するよう設計された
型式のものであることが好ましく、そのようなトランジ
スタは幾つもの出所から市販されている。緩衝増幅器2
4は、トランジスタ14及び30に類したトランジスタ
を用いて、縦続接続された一対のエミッタフォロワ増幅
器として実施されるのが好ましい。
【0024】図2により詳細に示されているように、光
路36には一連の光学的要素が含まれる。レーザーダイ
オード32により発せられる光を受け取るように、コリ
メーターレンズ38が配置されている。レンズ38を通
過する光は、偏光子40を介して導かれる。偏光された
光は次いで、ビームスプリッター34へと導かれる。好
ましくは、ビームスプリッター34に入る光の大体20
%が反射鏡42へと導かれ、次いで集束レンズ44を介
してフォトダイオード10へと導かれる。反射鏡42
は、フォトダイオード10をレーザーダイオード32と
同じ取り付け表面上に設けることを可能とし、ダイオー
ド相互間の距離を最小のものとする。
【0025】偏光子40は、光路36に沿って運ばれる
光学的帰還信号を線形にするよう動作するものであるこ
とに注目すべきである。偏光子40が設けられない場合
には、ビームスプリッター34から外へと通過する光の
相対的な割合は、光のレベルが低い場合には変動し、そ
れによって系内に誤差が導入される。
【0026】光路36に沿って通過する光学的帰還信号
は、レーザーダイオード32により発せられる光の強度
を示している。帰還ループ内に過剰の位相遅れが導入さ
れるのを防止するために、光路36の長さを制限するこ
とが好ましい。
【0027】以下に、図1に示された回路の詳細な動作
を説明する。乗算形DAC4はその出力において電流I
dacを生成するが、これは受け取ったデジタルデータと
乗数値の積を表している。このデジタルデータ及び乗数
値は、マイクロプロセッサ又はメモリ(図示せず)のよ
うな在来のソースに由来するものである。デジタルデー
タは例えば、写真フィルムまたはその他の媒体上にイメ
ージを形成するための情報を表すものであり、他方、乗
数値は、イメージ媒体上にわたってレーザー出力ビーム
を掃引するスキャナー(図示せず)の走査速度における
差を補償するための補正係数を表すものでありうる。
【0028】光路36に沿って送られる光学的帰還信号
がフォトダイオード10に入射すると、フォトダイオー
ドにより電流Idが生成される。この電流Idは、入射す
る帰還信号の強度に比例している。ノード5に流れ込む
電流とノード5から出て行く電流は等しくなければなら
ないから、IdacとIdの間の差(もしあるならば)は誤
差電流Ieである。すなわちIeの大きさは、レーザーダ
イオード32により発せられる光の実際の強度と、I
dacによって表される「正確な」強度との間の差を表し
ている。サーボ2は、Ieを本質的にゼロに維持すべく
レーザーダイオードの出力を制御するように動作する。
【0029】より詳しく述べると、低周波数において
は、トランジスタ14は演算増幅器8の出力のトランス
コンダクタンス増幅器として動作する。そのコレクタ電
流の信号成分は抵抗18を通って流れ、従って抵抗値R
18に比例した制御電圧へと変換されるが、コンデンサー
20はこの周波数においては殆ど影響を及ぼさない。ト
ランジスタ14はまた、演算増幅器8の帰還路において
エミッタフォロワ増幅器としても動作し、演算増幅器8
の出力をコンデンサー12に印加する。コンデンサー1
2は次いで、誤差信号Ieの所望の積分を行い、緩衝増
幅器24に印加される制御電圧を生成する。
【0030】また、演算増幅器8の周りでの負帰還によ
り、その反転入力端子における電圧はゼロへと強制され
る。これにより、フォトダイオード10からの電流Id
に対するインピーダンスはゼロになる。この低インピー
ダンスにおいて、フォトダイオード10は電流源として
動作し、その接合容量の影響が本質的に排除され、それ
によってフォトダイオードの周波数範囲は拡大される。
【0031】制御電圧は、好ましくは単一利得の緩衝増
幅器24によって緩衝され、トランスコンダクタンス増
幅器26(トランジスタ30のベース)に印加される。
レーザーダイオード32を通って流れる電流と同じ、ト
ランジスタ30のコレクタを通って流れる電流は、トラ
ンジスタ30のベースに印加される電圧によって効果的
に制御される。
【0032】高周波数においては、演算増幅器8の利得
は減少し、コンデンサー15は非常に低いインピーダン
スを示すようになる。演算増幅器8は従って、回路の動
作には実質的な影響を持たなくなる。しかしながら、コ
ンデンサー12のインピーダンスは低く、従ってこのコ
ンデンサーと、トランジスタ14のベース−エミッタ接
合及びコンデンサー15を通る低インピーダンス通路が
もたらされる。これによってこの場合も、フォトダイオ
ード10の電流源としての所望の動作が提供される。さ
らにまた、この電流通路により、トランジスタ14はこ
の周波数においてベース接地増幅器として動作する。こ
の増幅器段の出力は主としてコンデンサー20を通って
流れるが、このコンデンサー20は誤差信号の積分器と
して働く。なぜならコンデンサーの両端の電圧は、それ
を通って流れる電流の積分値だからである。
【0033】これらの動作モードについてのクロスオー
バー周波数は、演算増幅器8の場合には時定数R1612
に対応し、トランジスタ14の出力については時定数R
1820に対応している。従ってこれらの時定数は等しい
ことが好ましく、また50−100kHzのオーダーで
ある。このようにして、積分増幅器7は幅広い入力周波
数範囲について積分された誤差信号を生成することがで
き、従って系の作動周波数帯域を実質的に増大すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】光検出器の両端の電圧降下を用いるのと
は全く異なり、帰還信号として光検出器により発生され
る電流を用いることにより、電圧降下における周波数に
依存した変化に起因するエラーは実質的に排除される。
【0035】また、誤差信号(電流)は幅広い周波数帯
域にわたって積分されるから、レーザーダイオードの特
性はその帯域にわたって事実上線形化され、従って高い
入力信号周波数においてさえも、レーザーダイオードの
光度のより正確な制御がもたらされる。
【0036】以上の説明は、本発明の特定の実施例に限
定されたものであった。しかしながら、本発明の利点の
幾らか又は全部を達成しつつ、本発明に対して修正及び
変更を加えることができることは明らかである。従って
特許請求の範囲は、本発明の真の思想及び範囲内に包蔵
されるそのようなすべての修正及び変更をカバーするこ
とを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例に従って構成された、
レーザーダイオードにより発せられた光の強度を調節す
るための回路線図である。
【図2】図1に示された光路の詳細な線図である。
【符号の説明】
2 サーボ 4 乗算形デジタル−アナログ変換器(DAC) 7 トランスインピーダンス積分増幅器 8 演算増幅器 10 フォトダイオード 12 帰還コンデンサー 14 トランジスタ 15 コンデンサー 18 抵抗 20 コンデンサー 26 トランスコンダクタンス増幅器 30 トランジスタ 32 レーザーダイオード 34 ビームスプリッター 38 コリメーターレンズ 40 偏光子 42 反射鏡 44 集束レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロジャー・ディ・ドウド アメリカ合衆国マサチューセッツ州 02172ウォータータウン,ローレル・ス トリート・62エィ (56)参考文献 特開 平3−165085(JP,A) 特開 昭63−254777(JP,A) 特開 平2−192332(JP,A) 特開 平2−228085(JP,A) 特開 昭59−146457(JP,A) 特開 昭61−61483(JP,A) 特開 平2−1634(JP,A) 特開 昭62−51280(JP,A) 欧州特許出願公開434466(EP,A 1) 欧州特許出願公開376555(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01S 5/00 - 5/50

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザーダイオードから強度の調節可能な
    光ビームを発生するための装置であって、 レーザーダイオードと、 前記レーザーダイオードに連結され、制御信号に応答し
    て前記レーザーダイオードを通って流れる電流の大きさ
    を変調する、電流制御手段と、 前記レーザーダイオードに連結され、光検出手段に連結
    される光学的帰還手段であって、該光検出手段が該光学
    的帰還手段から受け取った光の強度に関連する大きさを
    有する第一の電流を生成する、光学的帰還手段と、 低入力インピーダンス通路を有し、トランスインピーダ
    ンス増幅器を含む積分増幅器であって、そのトランスイ
    ンピーダンス増幅器が、少なくとも1つの演算増幅器
    と、その演算増幅器により駆動される一段のディスクリ
    ートの増幅器と、そのディスクリートの増幅器に負荷イ
    ンピーダンスを与える抵抗とコンデンサーの並列の組み
    合わせと、前記演算増幅器の出力とその反転入力との間
    に結合された帰還コンデンサーとを有して、前記第一の
    電流と時変基準電流との間の差である誤差電流を積分
    し、該誤差電流の積分値である出力信号を生成する、積
    分増幅手段と、及び 前記積分増幅手段の出力信号を受け取ってそれを前記制
    御信号に変換し、前記電流制御手段に印加する、変換手
    段とからなる装置。
  2. 【請求項2】前記電流制御手段がトランスコンダクタン
    ス増幅器を含む、請求項1の装置。
  3. 【請求項3】前記光学的帰還手段が、コリメーターレン
    ズと、偏光子と、ビームスプリッターと、反射鏡と、集
    束レンズとからなり、これらは前記レーザーダイオード
    から発せられた光が前記ビームスプリッターに入る前に
    前記コリメーターレンズ及び前記偏光子を通過し、ビー
    ムスプリッターにより抽出された光の一部が前記反射鏡
    により反射され前記集束レンズを通って前記光検出手段
    へと到達するよう配置されている、請求項1の装置。
  4. 【請求項4】前記光検出手段がPINダイオードを含
    む、請求項1の装置。
  5. 【請求項5】前記時変基準電流がデジタル−アナログ変
    換器により生成される、請求項1の装置。
  6. 【請求項6】定の周波数より低い周波数については
    記帰還コンデンサーが前記誤差電流積分を行い、前記
    所定の周波数より高い周波数については前記ディスクリ
    ートの増幅器が前記誤差電流を積分手段へと通過させ
    る、請求項1の装置。
  7. 【請求項7】前記ディスクリートの増幅器が、前記所定
    の周波数より低い周波数についてはトランスコンダクタ
    ンス増幅器として動作し、前記所定の周波数より高い周
    波数については単一利得電流増幅器として動作する、請
    求項の装置。
  8. 【請求項8】レーザーダイオードから強度の調節可能な
    光ビームを発生するための方法であって、 光学的帰還信号として用いるために、レーザーダイオー
    ドにより発せられた光の一部を抽出するステップと、 印加された光の強度に関連する大きさを有する第一の電
    流を発生するために、前記光学的帰還信号を光検出器に
    印加するステップと、 前記第一の電流と時変基準電流との間の差である誤差電
    流を生成するステップと、 積分された誤差信号を生成するために、低入力インピー
    ダンス通路を有して、トランスインピーダンス増幅器を
    含む積分増幅器に前記誤差電流を印加するステップであ
    ってそのトランスインピーダンス増幅器が、少なくと
    も1つの演算増幅器と、その演算増幅器により駆動され
    る一段のディスクリートの増幅器と、そのディスクリー
    トの増幅器に負荷インピーダンスを与える抵抗とコンデ
    ンサーの並列の組み合わせと、前記演算増幅器の出力と
    その反転入力との間に結合された帰還コンデンサーとを
    有する、ステップと、及び 前記積分された誤差信号を、前記レーザーダイオードを
    通って流れる電流の大きさを変調するための制御信号へ
    と変換し、それにより前記レーザーダイオードにより発
    せられる光の強度を調節するステップとからなる方法。
  9. 【請求項9】前記制御信号が、前記レーザーダイオード
    を通って流れる電流の大きさを調節するために用いられ
    るトランスコンダクタンス増幅器に印加される、請求項
    の方法。
  10. 【請求項10】前記レーザーダイオードにより発せられ
    る光が、前記光学的帰還信号に用いられる一部の光を抽
    出するビームスプリッターに入る前に、コリメーターレ
    ンズ及び偏光子を通過する、請求項の方法。
  11. 【請求項11】前記光学的帰還信号がPINダイオード
    に印加される、請求項の方法。
  12. 【請求項12】前記時変基準電流がデジタル−アナログ
    変換器により発生される、請求項の方法。
  13. 【請求項13】所定の周波数より低い周波数については
    前記帰還コンデンサーが前記誤差電流積分を行い、前
    記所定の周波数より高い周波数については前記ディスク
    リートの増幅器が前記誤差電流を積分手段へと通過させ
    る、請求項の方法。
  14. 【請求項14】前記ディスクリートの増幅器が、前記所
    定の周波数より低い周波数についてはトランスコンダク
    タンス増幅器として動作し、前記所定の周波数より高い
    周波数については単一利得電流増幅器として動作する、
    請求項13の方法。
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