JP3356368B2 - 気化式石油燃焼装置 - Google Patents
気化式石油燃焼装置Info
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Description
部を構成する加熱用ヒ−タを備えた気化式の石油燃焼装
置に関するものである。
ば特開平5−99405号公報に開示されている如く、
気化器背面のバ−ナ部上に複数の吸熱フィンを突設さ
せ、燃焼時にはこの吸熱フィンからの燃焼熱のヒ−トバ
ックのみで気化熱を得て、加熱用ヒ−タに通電すること
なく消費電力の低減を計るものであった。
のでは、吸熱フィン間を上昇することで通気力を増した
火炎が、該吸熱フィン上方で急激に開放されることで、
圧力バランスが崩れ気化器上方側に火炎が回り込む現象
が生じ、気化器上方が加熱されて焼損すると言う問題点
を有するものであった。
目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、請求項1
では、加熱用ヒ−タを備え底部には混合ガスの流出口を
有した気化器と、該気化器下部で流出口と連通した混合
室と、該混合室上部で気化器背面側に備えられたバ−ナ
部と、気化器背面側を露呈させバ−ナ部上方を囲う上方
開放の燃焼室とで構成し、前記燃焼室内に露呈した気化
器背面にはバ−ナ部上に突出した縦長の吸熱フィンを複
数個形成し、更にこの各吸熱フィン間にはバ−ナ部の炎
孔部を位置させると共に、該吸熱フィン上方の燃焼室壁
には燃焼空気の一部を噴出する第1空気噴出部を備えた
ものに於いて、前記第1空気噴出部は、燃焼空気を噴出
する第1噴出孔と、該第1噴出孔前方を閉塞し上方開放
とした第1案内片とからなるものである。 又請求項2で
は、特にその構成を、加熱用ヒ−タを備え底部には混合
ガスの流出口を有した気化器と、該気化器下部で流出口
と連通した混合室と、該混合室上部で気化器背面側に備
えられたバ−ナ部と、気化器背面側を露呈させバ−ナ部
上方を囲う上方開放の燃焼室とで構成し、前記燃焼室内
に露呈した気化器背面にはバ−ナ部上に突出した縦長の
吸熱フィンを複数個形成し、更にこの各吸熱フィン間に
はバ−ナ部の炎孔部を位置させると共に、該吸熱フィン
上方の燃焼室壁には燃焼空気の一部を噴出する第1空気
噴出部を備えたものに於いて、前記燃焼室の気化器と対
向する一側壁下部には燃焼空気の一部を噴出する第2空
気噴出部を備えたものである。 又請求項3では、特にそ
の構成を前記請求項2に於いて、前記第1空気噴出部及
び第2空気噴出部は、燃焼空気を噴出する噴出孔と、該
噴出孔前方を閉塞し上方開放とした案内片とからなるも
のである。
加熱用ヒ−タ12に通電し気化器1を設定された気化温
度まで加熱した後、燃焼ファン46及び電磁ポンプ48
等を駆動すれば、気化器1内に燃油と燃焼用の一次空気
とが供給され燃油は気化して予混合ガスが形成され、こ
の混合ガスは底部の流出口6から混合室16内に流入し
ここで更に混合を促進した後、バ−ナ部23で別に供給
される二次空気と共に燃焼するものである。そして、こ
のバ−ナ部23の燃焼の一部はヒ−トバックに利用され
るもので、吸熱フィン31間に備えられた炎孔部24の
大炎孔33に形成される火炎が、吸熱フィン31間を上
昇して良好なヒ−トバックを得るものであり、又吸熱フ
ィン31間を通過後の火炎は、該吸熱フィン31間のド
ラフトと通過後のドラフトが低下することによる急激な
変化でバランスを崩す為、火炎は吸熱フィン31上方で
気化器1側に回り込もうとするが、この上部には第1空
気噴出部42が形成され、燃焼空気の一部が第1空気噴
出部42の第1噴出孔40から第1案内片41に案内さ
れて上方に噴出されるので、回り込もうとする火炎は押
し戻され上方に向かって正常に上昇し、吸熱フィン31
上方の気化器1や燃焼室37の焼損を確実に防止出来る
ものである。
熱フィン31上方の燃焼室37壁に備えた第1空気噴出
部42より燃焼空気の一部が噴出し、吸熱フィン31上
方で発生する火炎の回り込みを防止して、気化器1上方
及び燃焼室37壁面の焼損を防止できると共に、燃焼室
37の気化器1と対向する一側壁下部に備えた第2空気
噴出部45より燃焼空気の一部が噴出し、火炎の片寄り
が抑制できると共に、エア−カ−テン作用で燃焼室37
の一側壁の焼損を防止できるものである。 又請求項3の
気化式石油燃焼装置では、燃焼空気の一部が第1空気噴
出部42の第1噴出孔40から第1案内片41に案内さ
れて上方に噴出されるので、回り込もうとする火炎は押
し戻され上方に向かって正常に上昇し、吸熱フィン31
上方の気化器1や燃焼室37の焼損を確実に防止出来る
と共に、更に燃焼空気の一部が第2空気噴出部45の第
2噴出孔43から第2案内片44に案内されて、燃焼室
37の気化器1と対向する一側壁下部から上方に向かっ
て噴出されるので、火炎の片寄りが抑制できると共に、
エア−カ−テン作用で燃焼室37の一側壁の焼損を防止
できるものである。
面に示された一実施例をもとに説明する。1はアルミダ
イキャストから成る横椀状の気化器で、正面は燃料噴射
ノズル2及び一次空気の噴出口3を備えた蓋体4で閉塞
され、底部に仕切壁5で2つに仕切られた混合ガスの流
出口6を形成している。
る内面を、該燃料噴射ノズル2に対して垂直に形成し垂
直気化面7とすると共に、燃油が吹き付けられる部分は
該燃油の均一な拡散を計る為に平坦面8とし、更にこの
平坦面8の周囲には長さの異なる複数個のビ−ド9を水
平方向で且つそれぞれ平行に複数段配置して、流下する
燃油の蛇行路10を形成しているものである。
射ノズル2の噴射孔11が左右に1つずつ形成されてい
るので、これに対向して垂直気化面7上の左右にそれぞ
れ1つずつ設けられている。
ズヒ−タから成る加熱用ヒ−タで、垂直気化面7上方か
ら燃料噴射ノズル2側に突出し、該垂直気化面7の上方
空間を覆う上側壁13と、垂直気化面7下方から稍突出
し流出口6を形成する下側壁14とに鋳込まれているも
のである。
られた平面から見て台形の案内壁で、気化器1内で形成
される気化ガスと燃焼用一次空気による混合ガスを、底
部の2つの流出口6にスム−ズに分割して案内するもの
である。
イキャスト製の混合室で、流出口6に連通し混合ガスの
整流を行うように1段下方に凹ませて大容量とした整流
室17と、該整流室17に連通し先細状に区画成形され
間に下方に連通する二次空気室18を交互に有する複数
のガス室19とを一体成形して構成され、更に整流室1
7底部にはU字状のシ−ズヒ−タから成る補助ヒ−タ2
0が鋳込まれており、予熱時の一定時間のみ通電され混
合室16を予熱するものである。
布し微細凹凸の塗装面21を形成することで、混合ガス
の流通抵抗として該混合ガスの噴出速度を均一にすると
共に整流の促進を計るものである。
て備えられた整流板で、一枚板に切欠部と屈曲片とを交
互に形成して構成され、ガス室19入口面積の約1/6
を上方から閉塞することによって、ガス室19への送風
力を抑制して全体的に均一な火炎を形成するようにして
いるものである。
気室18上で気化器1の背面側に形成されたバ−ナ部
で、前記ガス室19上に固定される凸状の炎孔部24
と、該隣接する炎孔部24間の凹部で形成され二次空気
室18と連通した二次空気供給部25とで構成され、炎
孔部24頂部にはほぼ中央部から側壁まで延設された細
長逆L字状の炎孔26が、長手方向に沿って左右交互に
形成され、更に二次空気供給部25底部には二次空気室
18と連通する二次空気孔27を、炎孔部24のフラン
ジ部28に形成した小孔を重合して形成することで、炎
孔26との距離を取り確実に二次空気の整流が行えるよ
うにしているものである。
イドで、炎孔26と対向する上部を該炎孔26とは反対
側の斜め上方に向かって屈曲させ、炎孔26に形成され
る火炎の広がりを抑制すると共に下方から供給される二
次空気の案内を行うものである。
整流アミで、線径0.29mmの線材を36メッシュに
編み上げて構成され、炎孔26から噴出する混合ガスの
最後の整流を行うものである。
突出した縦長の吸熱フィンで、燃焼ガスとの接触面積を
多くしてヒ−トバック量を増大させる為に複数に分割形
成され、燃焼時には燃焼熱のヒ−トバックを気化熱とし
て利用し加熱用ヒ−タ12の省電力化を計るものであ
り、上端はバ−ナ部23側に向かって下り傾斜した傾斜
部32とし、上昇してくる燃焼熱の抜けを良くしている
ものである。
部24が位置するように配設され、そしてこの吸熱フィ
ン31間の炎孔部24には他の炎孔26の約10倍の大
きさとなる2つの四角形から成る大炎孔33を形成し、
又各吸熱フィン31の突出端面には下端から上端へ抜け
る縦溝34をほぼ中央部に1本設け、大火力燃焼時には
大炎孔33に形成される火炎の広がりで、この縦溝34
にも火炎が入り込み吸熱面積が増大するように構成され
ているものである。
字状の抑止板で、気化器1側から吸熱フィン31上約2
/3まで張り出して該吸熱フィン31間及び縦溝34上
を覆い、この間を上昇して来る燃焼熱の上昇力を抑制す
るものであり、又吸熱フィン31上方全体を覆うまで張
り出させた場合には、抑止板35自体にスリットや穴を
形成して抑制力を調節するようにしても良いものであ
る。
に横方向R状の凸部を複数個連続して形成した凹凸面
で、吸熱面積を増大させると共に、燃焼熱の上昇力を制
御し十分なヒ−トバックを得るようにしているもので、
特にR形状であるから燃焼熱に乱流を起こさせることな
く、スム−ズにその上昇力のみを抑制することが出来る
ものである。
3の上方を囲った上方開放の燃焼室で、外周は空気室3
8を介してカバ−枠39で覆われており、更に吸熱フィ
ン31上方の壁面には、一定間隔で横列した複数個の第
1噴出孔40と、該第1噴出孔40前方を閉塞し上方開
放とした第1案内片41とから成る第1空気噴出部42
が備えられ、燃焼室37内に二次空気を噴出して火炎の
回り込みを防止するものである。
する一側壁下部には、一定間隔で横列した複数個の第2
噴出孔43と、該第2噴出孔43前方を閉塞し上方は開
放とした第2案内片44とから成る第2空気噴出部45
が備えられ、燃焼室37内に二次空気を噴出し火炎の片
寄りを抑制すると共に、エア−カ−テン作用で一側壁の
焼損を防止するものである。
出口3と空気室38に連通し、噴出口3には燃焼用の一
次空気を供給し、空気室38には気化器1側方を通り混
合室16下方からバ−ナ部23の二次空気供給部25及
び上記の空気噴出部42に供給される二次空気と共に、
燃焼室37を冷却する空気を供給するものである。
して燃油を供給する電磁ポンプ、50は遮熱板である。
する。今加熱用ヒ−タ12に通電し気化器1を所定温度
まで加熱すれば、これを適所に備えた温度センサ−(図
示せず)で検知し、燃焼ファン46及び電磁ポンプ48
を駆動させることで、気化器1には燃料噴射ノズル2か
ら燃油が、又噴出口3からは燃焼用の一次空気がそれぞ
れ供給される。
ら噴射された燃油は、垂直気化面7の平坦面8に衝突し
凹凸がないので均一に周囲に拡散するが、直ぐには落下
せず周囲のビ−ド9上を供給される一次空気の送風力も
あって蛇行路10に沿って順次移動し、十分な気化時間
となって気化が促進されると共に、ビ−ド9による凹凸
で供給される一次空気も乱流を起こし気化ガスとの混合
も十分に行われ、良好な混合ガスを得ることが出来るも
のである。
パクトな気化器1を得て、小型で強力な燃焼装置が得ら
れると共に、気化能力を低下させることなく常に十分な
混合ガスを形成することが出来るものである。
該垂直気化面7に衝突して跳ね返される一次空気と共
に、横椀状の気化器1内で加熱用ヒ−タ12を備えた上
下側壁13・14側に流れるが、この上下側壁13・1
4は加熱用ヒ−タ12によって十分加熱されているの
で、気化ガスの気化は更に促進されると共に、一次空気
も良好に加熱され、しかも気化器1は横椀状で気化ガス
と一次空気とは直ぐには流出せず、ある程度気化器1内
にとどまり十分混合した後、流出口6から流出されるも
のである。
混合室16内に流入するが、該混合室16は上記気化器
1の予熱と同時に通電される補助ヒ−タ20によって一
定時間加熱され、高温の予熱状態が維持されているの
で、流入した混合ガスは液化することながないものであ
る。
進した後、直ぐに複数のガス室19に細かく分割して流
入し、内壁面の塗装面21による微細凹凸と先細形状と
によって、炎孔部24の炎孔26から噴出する混合ガス
の噴出速度は、長手方向に関係なく全体が均一となり、
又混合ガスは炎孔26から噴出される直前に整流アミ3
0を通過して最後に整流されて噴出し、適宜点火手段
(図示せず)で点火されれば燃焼が開始されるものであ
る。
部24の大炎孔33が多量の混合ガスの供給を受けて他
の炎孔26に比べて大火炎で燃焼し、吸熱フィン31間
のみにヒ−トバック専用の火炎が形成される小火力燃焼
時でも、ある程度良好なヒ−トバック量を得ることが出
来るものであり、更に大火力燃焼時には、大炎孔33に
形成される火炎の広がりによって、隣接する吸熱フィン
31の縦溝34内に両側から火炎が入り込み、この縦溝
34内を下端から上端にかけて火炎が通過することで、
実質的に吸熱面積が増大したこととなり、気化量が増え
る大火力燃焼時でも十分なヒ−トバック量を得て良好な
燃焼が行えるものである。
要でない小火力時には、通常のヒ−トバックが行われ多
すぎることによる気化器1の溶解を防止出来、多量のヒ
−トバック量が必要な大火力時には、火炎の広がりと縦
溝34を利用して自然にヒ−トバック量が増大すること
が出来、即ち火力に応じて自動的に吸熱面積を増減出
来、常に最適な気化熱で良好な気化が行え良好な燃焼が
維持されるものであり、勿論、燃焼開始後は加熱用ヒ−
タ12に通電する必要もなく確実に省電力化を計ること
が出来るものである。
34内を上昇する燃焼熱は、上方の抑止板35によって
上昇力を抑制され、そして吸熱フィン31上端の傾斜部
32から斜め上方に抜けるものであり、従って傾斜部3
2と抑止板35との組み合せで、吸熱フィン31間及び
縦溝34内に熱気をこもらせて異常加熱状態とすること
なく、燃焼熱を傾斜部32と抑止板35との間から容易
に抜けさせることで、上昇力をある程度抑制しながら良
好なヒ−トバック量を得るようにしているものである。
は、該吸熱フィン31上方で急激な燃焼圧力の変化を受
けて、抑止板35を回り込んだ所でそのまま気化器1側
の燃焼室37壁に流れようとするが、ここには第1空気
噴出部42が備えられ二次空気の一部が噴出されている
ので、押し戻されるかたちとなりスム−ズに上方に抜
け、気化器1上方及び燃焼室37壁面を加熱して焼損さ
せる危険を確実に防止するものである。
する給湯用熱交換器(図示せず)等を設置すれば、燃焼
音も小さく応答性が良い良好な給湯を得ることが出来る
ものである。
装置によれば、加熱用ヒ−タを備え底部には混合ガスの
流出口を有した気化器と、該気化器下部で流出口と連通
した混合室と、該混合室上部で気化器背面側に備えられ
たバ−ナ部と、気化器背面側を露呈させバ−ナ部上方を
囲う上方開放の燃焼室とで構成し、前記燃焼室内に露呈
した気化器背面にはバ−ナ部上に突出した縦長の吸熱フ
ィンを複数個形成し、更にこの各吸熱フィン間にはバ−
ナ部の炎孔部を位置させると共に、該吸熱フィン上方の
燃焼室壁には燃焼空気の一部を噴出する第1空気噴出部
を備えたものに於いて、前記第1空気噴出部は、燃焼空
気を噴出する第1噴出孔と、該第1噴出孔前方を閉塞し
上方開放とした第1案内片とからなるものであるから、
第1案内片で第1噴出孔から噴出する燃焼空気の一部を
上方に向かって案内し、それにより吸熱フィン上方で発
生する火炎の回り込みを極めて簡単な構成で防止し、気
化器上方及び燃焼室壁の焼損を確実に阻止することが出
来るものである。又請求項2の気化式石油燃焼装置によ
れば、加熱用ヒ−タを備え底部には混合ガスの流出口を
有した気化器と、該気化器下部で流出口と連通した混合
室と、該混合室上部で気化器背面側に備えられたバ−ナ
部と、気化器背面側を露呈させバ−ナ部上方を囲う上方
開放の燃焼室とで構成し、前記燃焼室内に露呈した気化
器背面にはバ−ナ部上に突出した縦長の吸熱フィンを複
数個形成し、更にこの各吸熱フィン間にはバ−ナ部の炎
孔部を位置させると共に、該吸熱フィン上方の燃焼室壁
には燃焼空気の一部を噴出する第1空気噴出部を備えた
ものに於いて、前記燃焼室の気化器と対向する一側壁下
部には燃焼空気の一部を噴出する第2空気噴出部を備え
たものであるから、吸熱フィン上方の燃焼室壁に備えた
第1空気噴出部より燃焼空気の一部が噴出し、吸熱フィ
ン上方で発生する火炎の回り込みを防止して、気化器上
方及び燃焼室壁面の焼損を防止できると共に、燃焼室の
気化器と対向する一側壁下部に備えた第2空気噴出部よ
り燃焼空気の一部が噴出し、火炎の片寄りが抑制できる
と共に、エア−カ−テン作用で燃焼室の一側壁の焼損を
防止できるものである。又請求項3の気化式石油燃焼装
置によれば、前記第1空気噴出部及び第2空気 噴出部
は、燃焼空気を噴出する噴出孔と、該噴出孔前方を閉塞
し上方開放とした案内片とからなるものであるから、燃
焼空気の一部が第1空気噴出部の第1噴出孔から第1案
内片に案内されて上方に噴出されるので、回り込もうと
する火炎は押し戻され上方に向かって正常に上昇し、吸
熱フィン上方の気化器や燃焼室の焼損を確実に防止出来
ると共に、更に燃焼空気の一部が第2空気噴出部の第2
噴出孔から第2案内片に案内されて、燃焼室の気化器と
対向する一側壁下部から上方に向かって噴出されるの
で、火炎の片寄りが抑制できると共に、エア−カ−テン
作用で燃焼室の一側壁の焼損を防止できるものである。
の断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 加熱用ヒ−タを備え底部には混合ガスの
流出口を有した気化器と、該気化器下部で流出口と連通
した混合室と、該混合室上部で気化器背面側に備えられ
たバ−ナ部と、気化器背面側を露呈させバ−ナ部上方を
囲う上方開放の燃焼室とで構成し、前記燃焼室内に露呈
した気化器背面にはバ−ナ部上に突出した縦長の吸熱フ
ィンを複数個形成し、更にこの各吸熱フィン間にはバ−
ナ部の炎孔部を位置させると共に、該吸熱フィン上方の
燃焼室壁には燃焼空気の一部を噴出する第1空気噴出部
を備えたものに於いて、前記第1空気噴出部は、燃焼空
気を噴出する第1噴出孔と、該第1噴出孔前方を閉塞し
上方開放とした第1案内片とからなることを特徴とする
気化式石油燃焼装置。 - 【請求項2】 加熱用ヒ−タを備え底部には混合ガスの
流出口を有した気化器と、該気化器下部で流出口と連通
した混合室と、該混合室上部で気化器背面側に備えられ
たバ−ナ部と、気化器背面側を露呈させバ−ナ部上方を
囲う上方開放の燃焼室とで構成し、前記燃焼室内に露呈
した気化器背面にはバ−ナ部上に突出した縦長の吸熱フ
ィンを複数個形成し、更にこの各吸熱フィン間にはバ−
ナ部の炎孔部を位置させると共に、該吸熱フィン上方の
燃焼室壁には燃焼空気の一部を噴出する第1空気噴出部
を備えたものに於いて、前記燃焼室の気化器と対向する
一側壁下部には燃焼空気の一部を噴出する第2空気噴出
部を備えたことを特徴とする気化式石油燃焼装置。 - 【請求項3】 前記第1空気噴出部及び第2空気噴出部
は、燃焼空気を噴出する噴出孔と、該噴出孔前方を閉塞
し上方開放とした案内片とからなることを特徴とする請
求項2記載の気化式石油燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34663595A JP3356368B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 気化式石油燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34663595A JP3356368B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 気化式石油燃焼装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09159112A JPH09159112A (ja) | 1997-06-20 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34663595A Expired - Fee Related JP3356368B2 (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 気化式石油燃焼装置 |
Country Status (1)
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CN113776116A (zh) * | 2021-08-19 | 2021-12-10 | 临沂恒源智能科技股份有限公司 | 一种循环供热设备 |
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1995
- 1995-12-12 JP JP34663595A patent/JP3356368B2/ja not_active Expired - Fee Related
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