JP3356222B2 - 車両用ドアの組立方法及びそれに用いる調整治具 - Google Patents

車両用ドアの組立方法及びそれに用いる調整治具

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JP3356222B2 JP15358593A JP15358593A JP3356222B2 JP 3356222 B2 JP3356222 B2 JP 3356222B2 JP 15358593 A JP15358593 A JP 15358593A JP 15358593 A JP15358593 A JP 15358593A JP 3356222 B2 JP3356222 B2 JP 3356222B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用ドアの組立方法
及びそれに用いる調整治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近のドア構造の例として、インナパネ
ルとアウタパネルとで形成するドア本体としてのアウタ
モジュールと、ドアウインドウパネルやレギュレータ機
構等を集約した昇降モジュールとを予め別々に形成し、
そして、そのアウタモジュールと昇降モジュールとを後
で組付けて完成させるモジュールタイプのドアが知られ
ている(類似構造として、特開昭63−60375号公
報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、実際にアウタモジュールに
昇降モジュールを組付けて作動してみないと、ドアウイ
ンドウパネル等のアウタモジュールに対する位置及び傾
き精度が確認できないため、そのような位置及び傾き精
度の調整のために、何度も昇降モジュールをアウタモジ
ュールに組付けたり外したりする必要があり、調整作業
が大変に面倒である。
【0004】また、前述のように、アウタモジュールに
対するドアウインドウパネルの位置及び傾き精度を高め
にくいため、昇降するドアウインドウパネルを受け入れ
て当接支持するグラスランの深さを予め大きめに設定し
たりする必要があり、その分、サッシュ部の幅が増して
見栄えの低下を招くことになる。
【0005】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、昇降モジュールのドアウインド
ウパネルの位置・傾きを、アウタモジュールに組付ける
前に容易に調整できる車両用ドアの組立方法及びそれに
用いる調整治具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車両用ド
アの組立方法は、上記の目的を達成するために、開放部
を中央に形成した略凹形状のインナパネルと、該インナ
パネルの車外側に接合されるアウタパネルと、該インナ
パネル及びアウタパネルの前後ウエスト部からドアウイ
ンドウパネルの外形に沿った状態で立上げ形成され且つ
内側縁にウエスト部よりも下方まで連続した状態で延び
るグラスランが設けられているサッシュ部とで構成した
アウタモジュールに、インナパネルの前後ウエスト部に
長手方向端部を各々取付けるインナフレームと、該イン
ナフレームに取付けられるレギュレータと、該レギュレ
ータへ昇降自在に取付けられるドアウインドウパネルと
で構成した昇降モジュールを、組付ける車両用ドアの組
立方法であって、前記アウタモジュールのグラスランと
同じ輪郭及び湾曲度を有し且つグラスランと同様の摺動
抵抗を有する摺動機構が設けられたグラスラン相当部
と、前記グラスラン相当部に対してアウタモジュールに
おけるグラスランと前後ウエスト部との位置関係と同様
の位置関係を有する前後ウエスト相当部と、を備えて成
る調整治具を用意し、昇降モジュールをアウタモジュー
ルに組付ける前に、昇降モジュールにおけるインナフレ
ームの長手方向端部を前記調整治具の前後ウエスト相当
部に取付けると共に、昇降モジュールを調整治具ごと実
際の使用状態に立てて、ドアウインドウパネルの昇降状
態を確認し、且つグラスラン相当部に対するドアウイン
ドウパネルの位置・傾きの調整を調整治具に取付けた状
態のまま予め行うものである。
【0007】請求項2記載の車両用ドアの組立に用いる
調整治具は、開放部を中央に形成した略凹形状のインナ
パネルと、該インナパネルの車外側に接合されるアウタ
パネルと、該インナパネル及びアウタパネルの前後ウエ
スト部からドアウインドウパネルの外形に沿った状態で
立上げ形成され且つ内側縁にウエスト部よりも下方まで
連続した状態で延びるグラスランが設けられているサッ
シュ部とで構成したアウタモジュールに、インナパネル
の前後ウエスト部に長手方向端部を各々取付けるインナ
フレームと、該インナフレームに取付けられるレギュレ
ータと、該レギュレータへ昇降自在に取付けられるドア
ウインドウパネルとで構成した昇降モジュールを、組付
ける車両用ドアの組立に用いる調整治具であって、前記
アウタモジュールのグラスランと同じ輪郭及び湾曲度
有し且つグラスランと同様の摺動抵抗を有する摺動機構
が設けられたグラスラン相当部と、前記グラスラン相当
部に対してアウタモジュールにおけるグラスランと前後
ウエスト部との位置関係と同様の位置関係を有する前後
ウエスト相当部と、を備えたものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の車両用ドアの組立方法によれ
ば、予め昇降モジュールを調整治具に取付け、この昇降
モジュールを調整治具ごと実際の使用状態に立てて、ド
アウインドウパネルの昇降状態を確認し、且つグラスラ
ン相当部に対するドアウインドウパネルの位置・傾きの
調整を調整治具に取付けた状態のまま予め行うため、こ
の調整治具でドアウインドウパネルの位置・傾きが最適
に調整された昇降モジュールは、実際のアウタモジュー
ルに組付けても最適状態となり、調整作業が不要とな
る。従って、ドアの全体的な組付作業工数が減り、作業
が容易になる。また、昇降モジュールを実際のアウタモ
ジュールに組付けた際に、ドアウインドウパネルの位置
・傾きが最適状態となっているため、アウタモジュール
側でドアウインドウパネルに接する部品となるグラスラ
ンの深さ寸法を小さくすることができ、その分、サッシ
ュ部の幅が狭くなり見栄えの向上を図ることができる。
請求項2記載の調整治具は、ドアウインドウパネルの位
置・傾き調整に必要な部位を実際のアウタモジュールと
同様に備えているので、この調整治具を使用することに
より、前述の如きドアの組立方法が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の好適な一実施例を図1〜図
4に基づいて説明する。まず、この実施例に係るドア1
自体の構造を図1を用いて説明する。このドア1は、ア
ウタモジュール2、昇降モジュール3、インナモジュー
ル4で構成される。
【0010】アウタモジュール このアウタモジュール2は、アウタパネル5、インナパ
ネル6、サッシュ部7とから構成されている。インナパ
ネル6の中央には開放部8が上側から切欠き形成され、
このインナパネル6は側面視で凹部形状となっている。
また、開放部8をはさんで前後で対峙するインナパネル
6のウエスト部9、10には凹部9a、10aが形成さ
れており、この凹部9a、10aによりウエスト部9、
10付近の断面形状が凹凸状態になり、剛性が高められ
ている。更に、アウタパネル5の上端にはモールディン
グ11が設けられており、そしてサッシュ部7内には、
上昇するドアウインドウパネル12を周縁部を摺動自在
に当接支持すべく、所定深さdのグラスランGがドア1
の下方内部まで延長された状態で備えてある。
【0011】昇降モジュール 昇降モジュール3は、インナフレーム13と、レギュレ
ータ14と、前記ドアウインドウパネル12とを備えた
基本構造となっている。インナフレーム13は、前記ウ
エスト部9、10の凹部9a、10aに相応する凹部1
3aを長手方向に沿って連続形成することで断面凹凸状
となっており、全体剛性の向上を図っている。また、イ
ンナフレーム13の上端部には、前記開放部8に略相応
する長手方向サイズの傾斜部15が形成されており、こ
の傾斜部15の先端には垂直なフランジ15aが曲折形
成してある。インナフレーム13の長手方向端部には上
下に取付孔h1 が形成されている。
【0012】レギュレータ14は、インナフレーム13
の車外側に設けられるものであり、ガイドレール16
と、このガイドレール16に沿って上下動する可動ブラ
ケット17と、ループ状にかけ回され且つ一部が前記可
動ブラケット17に連結されたワイヤ18と、該ワイヤ
18を駆動させるためのモータ19とから構成されてい
る。そして、ガイドレール16には、上部にインナフレ
ーム13の取付孔h6 、h7 に取付けるための上下一対
の取付片20、21が設けられており、この取付片2
0、21には各々取付孔h2 、h3 が形成してある。ま
た、ガイドレール16の下部には開放部8の下方にある
インナパネル6の取付孔h4 へ取付けるための取付片2
2が設けられており、この取付片22にも取付孔h5
形成してある。そして、前記取付孔h6 、h7 とh4
それぞれ対応する取付孔h2 、h3 、h5 よりも若干大
径となっている。また、ドアウインドウパネル12は、
このレギュレータ14の更に車外側に位置しており、そ
の下端部が前記ブラケット17に固定されている。従っ
て、モータ19によりワイヤ18を動かすことにより、
可動ブラケット17がドアウインドウパネル12ごと上
下に移動するようになっている。
【0013】インナモジュール インナモジュール4はドア1の最も車内側に設けられる
ものであり、スピーカ用の開口23とアームレスト部2
4が形成されている。調整治具
【0014】次に、このドア11の組立に用いる調整治
具25の説明をする(図2、図3参照)。この調整治具
25は、ベースプレート26に、アウタモジュール2の
グラスランGと同じ輪郭及び湾曲度を有するグラスラン
相当部27と、前後のウエスト部9、10に相応するウ
エスト相当部28、29と、該ウエスト相当部28、2
9間に設けられたモールディング相当部30を、設けた
構造となっている。
【0015】そして、前記グラスラン相当部27は、ド
アウインドウパネル12の前縁12a及び後縁12bと
摺動自在な摺動機構31を設けた縦部材27a、27b
と、ドアウインドウパネル12の傾斜縁12c及び上縁
12dに相当する上側部材27c、27dと、から成っ
ている。また、ウエスト相当部28、29には、ウエス
ト部9、10の凹部9a、10aと同じ凹部28a、2
9aが形成されており、またインナフレーム13の取付
孔h1 に対応するh8 が形成されている。更に、ベース
プレート26には、ガイドレール16を載せるために台
座32も形成してある。
【0016】次に、摺動機構31の説明をする。グラス
ラン相当部28、29における縦部材27a、27bの
端部には、内側に段部33が形成され、外側に突片34
が形成されている。この突片34は中央の回転軸35を
中心に先端部34aを内側へ直角に曲折自在とされてお
り、この突片34の内側面から前記段部33にかけて中
空ラバー36が設けられている。そして、この中空ラバ
ー36の段部33寄り位置にはゴム製の当接部37も設
けられている。従って、ドアウインドウパネル12の前
縁12a及び後縁12bを段部33にある中空ラバー3
6上に載せ(図4A参照)、その後、突片34の先端部
34aを曲折することにより、該ドアウインドウパネル
12の前縁12a及び後縁12bを中空ラバー36で挟
持することができ(図4B参照)、実際のグラスランG
がドアウインドウパネル12の前縁12a及び後縁後縁
12bに与えると同じ摺動抵抗をドアウインドウパネル
12に対して生じさせることができる。
【0017】調整方法 前記調整治具25を用いて、ドアウインドウパネル12
の位置・傾きを調整する方法を説明する。まず、インナ
フレーム13に、レギュレータ14及びドアウインドウ
パネル12を取付けて、昇降モジュール3を組み立て
る。そして、その昇降モジュール3を水平に支持した調
整治具25の上にセットする。すなわち、ガイドレール
16を台座32の上に載せ、ドアウインドウパネル12
の前縁12a及び後縁12bを、グラスラン相当部27
の段部33に対応する中空ラバー36の上に載せ(図4
A参照)、インナフレーム13の長手方向端部に形成さ
れた取付孔h1 と、ウエスト相当部28、29の取付孔
8 とを合致させて、図示せぬ仮止め用のネジにて取付
ける。そして、次に、突片34の先端部34aを直角に
曲折して、ドアウインドウパネル12の前縁12a及び
後縁12bをそれぞれコ字状になった中空ラバー36の
両端部にて挟持する。このようにして、セットされた昇
降モジュール3は、実際のアウタモジュール2に組付け
られた場合と全く同じ状態になっている。
【0018】このように昇降モジュール3をセットした
調整治具25を、実際の使用状態と同じように立てて、
ドアウインドウパネル12を実際にレギュレータ14に
より昇降作動させてみる。そして、その時のドアウイン
ドウパネル12の昇降スピード及びグラスラン相当部2
7との位置関係を確認、つまり、ドアウインドウパネル
12の昇降に要する時間を測定して、グラスラン相当部
27とドアウインドウパネル12との摺動関係を確認す
る。ドアウインドウパネル12の昇降時間が長い場合
は、摺動抵抗が大きいことを意味し、またそのことはド
アウインドウパネル12の傾きが正規でないことを意味
する。更に、ドアウインドウパネル12を上げた状態及
び下げた状態において、ドアウインドウパネル12の各
縁12a〜12dとグラスラン相当部27との間に隙間
がないかどうかも確認する。もし、ドアウインドウパネ
ル12とグラスラン相当部27との間に、位置及び傾き
の誤差があった場合には、ガイドレール16とインナフ
レーム13等の取付孔h2 、h3 、h5 、とh6
7 、h4 同士の取付状態を、調整治具25にセットし
た状態のまま調整することにより、ドアウインドウパネ
ル12の前後位置、上下位置、前後方向及び左右方向で
の傾きを調整することができる。すなわち、インナフレ
ーム13及びインナパネル6の方の取付孔h6 、h7
4 は、ガイドレール16の取付孔h2 、h3 、h5
りも若干大径としてあるため、これら取付孔h6
7 、h4 の径の範囲内で微調整できる。また、例えば
上側の取付孔h2、h6 同士と、下側の取付孔h5 、h
4 同士の取付距離を相互に調整することにより、ガイド
レール16(ドアウインドウパネル12)の左右方向で
の傾きが取付孔h3 、h7 を中心として変化させること
も可能である。そして、このような調整を行うことによ
り、ドアウインドウパネル12が正規の位置及び傾きに
なれば、調整治具25より昇降モジュール3を外し、今
度は実際のアウタモジュール2へ取付ける。
【0019】組立方法 前記のように、調整治具25にてドアウインドウパネル
12の位置・傾きを調整した昇降モジュール3を、実際
のアウタモジュール2へ組付けると、この昇降モジュー
ル3のドアウインドウパネル12は既に最適状態となっ
ているため、アウタモジュール2のグラスランGに対す
る正規の位置精度及び傾きとなり、昇降モジュール3を
アウタモジュール2に組付けた後に、ドアウインドウパ
ネル12等の調整を行う必要がない。従って昇降モジュ
ール3をアウタモジュール2へ組付けた後、最後にイン
ナモジュール4を取付けて、ドア1が完成する。
【0020】以上のように、昇降モジュール3をアウタ
モジュール2に組付けた後に、ドアウインドウパネル1
2等の調整を行う必要がないため、ドア1の組立作業が
容易となり、生産性が向上する。更に、アウタモジュー
ル2のグラスランGに対して高い精度で昇降モジュール
3のドアウインドウパネル12を対応させることがで
き、グラスランGに対する位置ずれがなくなるため、こ
の実施例ではグラスランGの深さ寸法dを従来よりも小
さく設定してある。従って、サッシュ部7の幅がそれだ
け小さくなり、ドアウインドウパネル12のための開口
面積が広がり、見栄えも向上する。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の車両用ドアの組立方法に
よれば、予め昇降モジュールを調整治具に取付け、この
昇降モジュールを調整治具ごと実際の使用状態に立て
て、ドアウインドウパネルの昇降状態を確認し、且つグ
ラスラン相当部に対するドアウインドウパネルの位置・
傾きの調整を調整治具に取付けた状態のまま予め行うた
め、この調整治具でドアウインドウパネルの位置・傾き
が最適に調整された昇降モジュールは、実際のアウタモ
ジュールに組付けても最適状態となり、調整作業が不要
となる。従って、ドアの全体的な組付作業工数が減り、
作業が容易になる。また、昇降モジュールを実際のアウ
タモジュールに組付けた際に、ドアウインドウパネルの
位置・傾きが最適状態となっているため、アウタモジュ
ール側でドアウインドウパネルに接する部品となるグラ
ンスランの深さ寸法を小さくすることができ、その分、
サッシュ部の幅が狭くなり見栄えの向上を図ることがで
きる。
【0022】請求項2記載の調整治具は、ドアウインド
ウパネルの位置・傾き調整に必要な部位を実際のアウタ
モジュールと同様に備えているので、この調整治具を使
用することにより、前述の如きドアの組立方法が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る車両用ドアの構造を
示す斜視図である。
【図2】昇降モジュールを調整治具にセットする状態を
示す斜視図である。
【図3】昇降モジュールをセットした調整治具を立て
て、作動の確認をする状態を示す斜視図である。
【図4】(A)はドアウインドウパネルをグラスラン機
構にセットした状態、(B)はドアウインドウパネルを
グラスラン機構の中空ラバーにて挟持した状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ドア 2 アウタモジュール 3 昇降モジュール 4 インナモール 5 アウタパネル 6 インナパネル 7 サッシュ部 8 開放部 9 ウエスト部(前) 10 ウエスト部(後) 12 ドアウインドウパネル 13 インナフレーム 14 レギュレータ 16 ガイドレール 25 調整治具 27 グラスラン相当部 28 ウエスト相当部(前) 29 ウエスト相当部(後) 31 摺動機構 36 中空ラバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−224482(JP,A) 特開 平5−69864(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放部を中央に形成した略凹形状のイン
    ナパネルと、該インナパネルの車外側に接合されるアウ
    タパネルと、該インナパネル及びアウタパネルの前後ウ
    エスト部からドアウインドウパネルの外形に沿った状態
    で立上げ形成され且つ内側縁にウエスト部よりも下方ま
    で連続した状態で延びるグラスランが設けられているサ
    ッシュ部とで構成したアウタモジュールに、 インナパネルの前後ウエスト部に長手方向端部を各々取
    付けるインナフレームと、該インナフレームに取付けら
    れるレギュレータと、該レギュレータへ昇降自在に取付
    けられるドアウインドウパネルとで構成した昇降モジュ
    ールを、組付ける車両用ドアの組立方法であって、 前記アウタモジュールのグラスランと同じ輪郭及び湾曲
    度を有し且つグラスランと同様の摺動抵抗を有する摺動
    機構が設けられたグラスラン相当部と、前記グラスラン
    相当部に対してアウタモジュールにおけるグラスランと
    前後ウエスト部との位置関係と同様の位置関係を有する
    前後ウエスト相当部と、を備えて成る調整治具を用意
    し、 昇降モジュールをアウタモジュールに組付ける前に、昇
    降モジュールにおけるインナフレームの長手方向端部を
    前記調整治具の前後ウエスト相当部に取付けると共に、
    昇降モジュールを調整治具ごと実際の使用状態に立て
    て、ドアウインドウパネルの昇降状態を確認し、且つグ
    ラスラン相当部に対するドアウインドウパネルの位置・
    角度の調整を調整治具に取付けた状態のまま予め行うこ
    とを特徴とする車両用ドアの組立方法。
  2. 【請求項2】 開放部を中央に形成した略凹形状のイン
    ナパネルと、該インナパネルの車外側に接合されるアウ
    タパネルと、該インナパネル及びアウタパネルの前後ウ
    エスト部からドアウインドウパネルの外形に沿った状態
    で立上げ形成され且つ内側縁にウエスト部よりも下方ま
    で連続した状態で延びるグラスランが設けられているサ
    ッシュ部とで構成したアウタモジュールに、 インナパネルの前後ウエスト部に長手方向端部を各々取
    付けるインナフレームと、該インナフレームに取付けら
    れるレギュレータと、該レギュレータへ昇降自在に取付
    けられるドアウインドウパネルとで構成した昇降モジュ
    ールを、組付ける車両用ドアの組立に用いる調整治具で
    あって、 前記 アウタモジュールのグラスランと同じ輪郭及び湾曲
    を有し且つグラスランと同様の摺動抵抗を有する摺動
    機構が設けられたグラスラン相当部と、前記グラスラン
    相当部に対してアウタモジュールにおけるグラスランと
    前後ウエスト部との位置関係と同様の位置関係を有する
    前後ウエスト相当部と、を備えたことを特徴とする車両
    用ドアの組立に用いる調整治具。
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