JP3355628B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法

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JP3355628B2
JP3355628B2 JP02479291A JP2479291A JP3355628B2 JP 3355628 B2 JP3355628 B2 JP 3355628B2 JP 02479291 A JP02479291 A JP 02479291A JP 2479291 A JP2479291 A JP 2479291A JP 3355628 B2 JP3355628 B2 JP 3355628B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はペンを用いて入出力デー
タの処理を行なう電子手帳装置に係わり、特に、表示デ
ータが所定の表示ウィンドウ内に表示されない時に特殊
表示を行なう様にした情報処理装置及び情報処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から本出願人はディスプレイ部と入
力タブレットを一体化し、ペンを用いて入力タブレット
兼ディスプレイ部に映し出されたアイコンにペンタッチ
して所定領域内に所望のデータを表示させる様にした電
子手帳装置を提案している。
【0003】この様な電子手帳装置に於いては入力タブ
レット兼ディスプレイ部に表示されたデータの所定の領
域サイズを可変出来る機能を付加させることが出来る。
【0004】このデータの領域サイズ可変方式を図12
乃至図14によって説明する。
【0005】図12は入力タブレット兼ディスプレイ部
に表示された1個人の住所録1を示している。この住所
録は氏名、よみ‥‥メモまでの12項目から成り立って
いるが各項目は一連にメモリに格納されているのではな
く、各項目毎にシート、或はカード状にメモリに格納さ
れシート或はカード毎に表示されている領域(以下ウィ
ンドウと記す)以外に隠されたデータ領域を有してい
る。
【0006】図12ではウィンドウ内の各項目の氏名か
らメモまですべての項目が記入されているが、例えば名
刺交換時には相手の生年月日や血液型を聞くこともな
く、又、学生等であればファックス番号欄などは記入さ
れないのが常であり、図13に示す様に各ウィンドウで
は未記入部分2乃至6の多い表示となる。
【0007】図13の表示内容をみると多くの項目中に
未記入部分2乃至6が在存し、空白となっているが限ら
れたディスプレイ部の貴重な表示スペースを無駄に使用
することになる。この様な弊害を除くために領域サイズ
可変方式が行なわれる。
【0008】この領域サイズ可変方式は後述するも図1
2及び図13で示した各領域の大きさ即ち、ウィンドウ
をリアルタイムに変更することが出来る機能で、その初
期状態を使用者が指定することも出来る。図12及び図
13で横方向の罫線8(シート又はカードの端部)を好
みに応じて上下に移動させることが出来る。即ちウィン
ドウの領域を拡げたり、縮めたりすることが可能であ
る。
【0009】図14は上述の領域サイズ可変方式によっ
て、表示内容のスペース領域を変えた例を示している。
即ち、図13の未記入部分2の生年月日は罫線8aの下
に隠されている。又会社名の項目欄は生年月日の欄を表
示しない代りにスペース7aを有するウィンドウとして
拡げられている。
【0010】更に、自宅住所を示す未記入部分4のウィ
ンドウは記入の可能性もあるので表示を残し、血液型の
欄の未記入部分5及びファックス番号の欄の未記入部分
6夫々のウィンドウは罫線8b及び8cの下に隠されて
いる。又、最下段の欄のメモ欄のウィンドウは血液型及
びファックス番号の未記入部分5及び6のスペース分拡
げられたスペース7bを有するウィンドウとなされてい
る。
【0011】上述の様に領域サイズ可変方式を用いるこ
とで常時使用しない機能を低くし、代りに常時使用する
機能を高めることが出来る。上述の例では生年月日、血
液型、ファックス番号の項目のデータは、表示から外さ
れ、使用者が意図的に領域サイズを変更しない限り、上
記3項目をみることが出来ない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例で、例え
ば住所録のデータが400件あって、そのほとんどにフ
ァックス番号が記録されていないが1〜2件だけファッ
クス番号の記録がなされている場合には、この1〜2件
の人に限ってファックス番号を記録していたことを常に
記憶しておく必要がある。
【0013】即ち、ディスプレイ上に表示されるデータ
中の「表示されないデータ項目」に実は記入があった場
合、上例の400件の住所録1中の1〜2件のみを忘れ
ずに見出すことは極めて困難となる。
【0014】本発明は叙上の欠点に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは表示データ中に隠されたデ
ータがある場合にどこにデータがあるかを明確に表示さ
せるようにして、データを有効に利用しようとするもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は記憶手段
に記憶された複数の項目から成り立つデータを取り出
し、表示手段上の項目に対応する各ウィンドウ内に各項
目を表示し、各ウィンドウを複数同時に表示する制御手
段を有している情報処理装置において、このウィンドウ
のウィンドウ領域サイズを拡大又は縮小させる表示領域
サイズ可変手段と、この表示領域サイズ可変手段により
所定のウィンドウが隠された場合に、所定ウィンドウ内
に有効な表示データが記憶されているか否かを判定する
空白部判定手段と、この空白部判定手段により有効な表
示データがあると判断した場合に、表示手段の所定領域
に表示された所定ウィンドウの境を示す近傍に特殊表示
を行わせる特殊表示手段とを有してなることを特徴とす
る情報処理装置としたものである。第2の本願発明は記
憶手段に記憶された複数の項目から成り立つデータを取
り出し、表示手段上の項目に対応する各ウィンドウ内に
各項目を表示し、各ウィンドウを複数同時に表示する制
御手段を有している情報処理装置において、このウィン
ドウのウィンドウ領域サイズを拡大又は縮小させる表示
領域サイズ可変手段と、この表示領域サイズ可変手段に
より所定のウィンドウが縮小された場合に、所定ウィン
ドウ内に有効な表示データが記憶されているか否かを判
定する空白部判定手段と、この空白部判定手段により有
効な表示データがあると判断した場合に、所定ウィンド
ウ内に表示データの一部の表示を行わせる一部表示手段
とを有してなることを特徴とする情報処理装置としたも
のである。第3の本願発明は記憶手段に記憶された複数
の項目から成り立つデータを取り出し、表示手段上の項
目に対応する各ウィンドウ内に各項目を表示し、各ウィ
ンドウを複数同時に表示する制御手段を有する情報処理
装置における情報処理方法において、このウィンドウの
ウィンドウ領域サイズを拡大又は縮小させる表示領域サ
イズ可変ステップと、この表示領域サイズ可変ステップ
により所定のウィンドウが隠された場合に、所定ウィン
ドウ内に有効な表示データが記憶されているか否かを判
定する空白部判定ステップと、この空白部判定ステップ
により有効な表示データがあると判断した場合に、表示
手段の所定領域に表示された所定ウィンドウの境を示す
近傍に特殊表示を行わせる特殊表示ステップとを有して
なることを特徴とする情報処理方法としたものである。
第4の本発明は記憶手段に記憶された複数の項目から成
り立つデータを取り出し、表示手段上の項目に対応する
各ウィンドウ内に各項目を表示し、各ウィンドウを複数
同時に表示する制御手段を有する情報処理装置における
情報処理方法において、このウィンドウのウィンドウ領
域サイズを拡大又は縮小させる表示領域サイズ可変ステ
ップと、この表示領域サイズ可変ステップにより所定の
ウィンドウが縮小された場合に、所定ウィンドウ内に有
効な表示データが記憶されているか否かを判定する空白
部判定ステップと、この空白部判定ステップにより有効
な表示データがあると判断した場合に、所定ウィンドウ
内に表示データの一部の表示を行わせる一部表示ステッ
プとを有してなることを特徴とする情報処理方法とした
ものである。
【0016】
【作用】本発明の情報処理装置及び情報処理方法はデー
タが隠されて見えない領域に有効なデータが隠されてい
て空白でなければ、表示領域の境を示す近傍に網掛け等
の特殊表示を行なったのでデータが存在すると云うこと
が解らないためにデータが活用されない不都合が解消さ
れる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の情報処理装置及び情報処理方
法を図1乃至図11によって詳記する。
【0018】以下、本発明の情報処理装置及び情報処理
方法を電子手帳装置に適用した場合について説明する。
図1乃至図9を説明するに先だち、図10及び図11に
よって本発明装置の全体的構成を説明する。
【0019】図10において、左右筐体27,26から
成る左側筐体27には液晶等からなる表示装置、即ち、
ディスプレイ部11が形成されている。このディスプレ
イ部11には後述するCPU等からの画像データが表示
されると共に、この表面には入力装置いわゆる透明タッ
チセンサ等からなる入力タブレット12が設けられてい
る。また13はこの入力タブレット12と共同で任意の
データ等の入力を行うペンであって、このペン13とタ
ブレット12は、このペン13とタブレット12間の静
電容量変化等を取り出す検知手段を有し、ペン先がタブ
レット12に当接していなくても座標位置検出が出来る
と共にカーソルがペン先の対向位置に表示される様にな
される。
【0020】このペン13を取出して、そのペン先で入
力タブレット12に接触することにより、その接触状態
や接触位置等の情報がコード14等を介してCPUに供
給され、任意のデータ等の入力が行われる。さらに15
a,15b,15c,15d及び16a,16b,16
c,16dは夫々所定の例えばインデックス或は頁用キ
ースイッチであって、これらからの信号もCPUに供給
される。
【0021】又、17はブサー、18は電池収容部であ
ってロック機構19の解除によって開閉される蓋の内部
に電源用の電池が収容される。さらに20は電源スイッ
チ、さらに破線で示される23はROM,RAM等のI
Cカードの挿入接続されるソケットで右側筐体26の側
面位置に設けられている。また25は信号を伝達するフ
レキシブル基板等を内蔵する蝶番であって、この蝶番2
5によってこの装置は電気的な障害等を受けることなく
2つ折に折畳むことができる。なおこの装置の大きさは
縦が約165ミリ横が約105ミリ厚さが約25ミリと
されている。
【0022】さらにこの装置において、内蔵されるハー
ドウェアの構成は図11に示すようになっている。図1
1において、31はCPU、32はそのバスラインであ
ってこのバスライン32を介して各種の機能IC等が接
続されている。そしてまず33はROMであって、この
ROM33には装置全体のシステムプログラムの他、例
えばワードプロセッサ機能用の仮名−漢字変換プログラ
ム及びそのための辞書データ、さらに手書入力に対する
認識プログラム及びそのための辞書データ等が書込まれ
ている。
【0023】また34はワーキング用のRAMでデータ
文字はこの中にシート又はカード状に格納され、必要に
応じて後述するV−RAM40内に入れられる。35は
電源36の併設されたバックアップRAMである。
【0024】さらに37はタイマーICであって、この
IC37も電源36にて駆動されると共に、水晶振動子
38からのクロックを計数して常時その時点の年月日及
び時刻のデータを出力している。以下には図10の斜視
図に現われる各部との接続関係を含めて説明する。まず
39はディスプレイ部1を制御するディスプレイコント
ローラであって、このコントローラ39はCPU31に
よって制御されると共に、CPU31で作成された表示
データがディスプレイコントローラ39を介してV−R
AM40に書込まれ、この書込まれたデータがコントロ
ーラ39を通じてディスプレイ部11に供給される。
【0025】さらに41はディスプレイ部11と一体化
された入力タブレット12及びペン13のインタフェー
ス回路であって、このインタフェース回路41によって
入力タブレット12に書かれたデータ等がCPU31に
供給される。
【0026】又、42はブサー17とCPU31とを結
ぶブザーインタフェースでデータ入力時等にブザーから
確認音等が放音される。
【0027】また45はキーインタフェース回路であっ
て、上述の15a〜15d,16a〜16d,20等の
キースイッチ群からの信号が直接または電源回路46を
通じて供給され、所定の変換された信号がCPU31に
供給される。なお電源スイッチ20及びキースイッチ1
6a〜16dは電源46を介してインタフェース回路4
5に供給され、これらのキースイッチが操作されるとま
ず電源回路46が起動され、その後キー操作の情報がイ
ンタフェース回路45に供給されるようになっている。
【0028】さらに47はICカード等の外部機器との
インタフェース回路であって、ソケット23に接続され
る。
【0029】上述の電子手帳装置において、CPU31
によってRAM34並にV−RAM40内に格納したデ
ータを表示させる処理を以下に説明する。
【0030】先ず図10の斜視図に示した電子手帳装置
の右側筐体26上の電源スイッチ20を押圧すると、デ
ィスプレイ部11の画面上にアイコン(ICON:CR
T画面上のメニューで文字の代わりに用いる絵柄)群が
表示される。
【0031】ここで上述の様に表示されたアイコン中の
「カク」アイコンをペン13で接触させるとアクショ
ン、コネクション、レポート等の文字がディスプレイ部
11の右側領域に表示されるので、例えばコネクション
の文字にペン13を触れるとコネクション画像が図12
の様に表示される。
【0032】図3及び図4は本発明の情報処理装置によ
ってディスプレイ11に表示された表示例を示すもの
で、図3に於いて、従来例の図14の説明と異なる点は
データが存在する見えない領域、即ち、実際にはファッ
クス番号は空白でなく、ファックス番号が記録されてい
る領域が閉じられているので境界9を網掛け線として太
く表示している。
【0033】図4の場合はデータが存在する見えない領
域があればCPU31が自動的に領域サイズの変更を行
なって、見えなかったデータの一部10を表示させる様
にしたものである。
【0034】以下、本発明の電子手帳装置によって図3
及び図4の様に特殊表示9及び10を行なうための動作
を説明する。
【0035】先ず、図5に示す様にディスプレイ部11
に表示されるX方向に沿った記録領域の境を示す一番上
の罫線8が表示画面の一番上に置かれた(移動された)
時のY軸の座標をYmin とし、表示画面の一番下の罫線
を最も下側に置いた(移動した)時のY軸座標をYmax
とする。又、互いに隣接する罫線を最も近づけた時の間
隔をYnarrowとする。
【0036】更に移動させる罫線の番号をN(N1 −N
max )とし、罫線の本数(全体の本数nヶ)をNmax
する。
【0037】先ず、図6によって、ディスプレイ部11
に表示された罫線8の全体的な移動の為のフローチャー
トを説明する。図6で罫線8が現在の位置にあるものを
ol d とし、新たに罫線8を移動した位置をYnew とす
ると、CPU31は第1ステップS1 では現在の罫線8
のY軸座標値が、移動させたY軸の座標値より大きいか
否かを判断する(Yold >Ynew )。ここで、Yold
方が大きければ第2ステップS2 に進み第5ステップS
5 に至る。
【0038】第2ステップS2 では罫線8を上方に移動
させる。第1ステップS1 がYold >Ynew でなければ
第3ステップS3 に進む。
【0039】第3ステップS3 では現在の罫線8のY軸
座標値が、移動させたY軸の座標値に比べて小さいか否
かを判断する。(Yold <Ynew )。ここでYold の方
が小さければ第4ステップS4 に進む。
【0040】第4ステップS4 では罫線8を下方に移動
させて第5ステップS5 に至る。
【0041】第3ステップS3 でYold <Ynewでなけ
れば、第5ステップS5 に進み、頁毎の内容の文字列を
ディスプレイ部11に表示してエンドに至る様に成され
ている。
【0042】図6で示す上方移動の場合のフローチャー
トを図7乃至図9で説明する。尚、下方移動は上方移動
を逆にしただけであるから説明を省略する。
【0043】図7のスタートは図6の第2ステップのS
2 のスタートに対応する。同図でn及びy等の小文字は
罫線並にY軸座標値の変数を表している。第1ステップ
ST 1 では例えば、図5に示す様にYold =200をY
new =100位置に上方移動させたとすればn=N2
2となる。
【0044】次の第2ステップST2 ではy=Ynew
100が代入される。次の第3ステップST3 では罫線
を仮に移動させるための動作が行なわれる。第3ステッ
プST3 ではYn =yが代入される。ここでYn はn番
目の罫線8のY座標を表すもので例えばY2 =100が
代入され、第4ステップST4 ではn=n−1の演算が
なされる。故に上例ではn=2でn−1=1となる。
【0045】第5ステップST5 ではnが零より大きい
かを判断し否であればを経て図8及び図9のに至り
第16ステップST16でYn を表示する。即ち、本例で
はY 2 =100の罫線を表示する。
【0046】第5ステップST5 が零より大きいYES
の時には第6ステップST6 ではY n +YnarrowがY
n+1 より大きいか或は等しいかの判断を行なう、上述の
例ではYn は第4ステップST4 でn−1=2−1とさ
れて1であるからYn =1であり、Ynarrowは大略2ミ
リ程度の幅を選択する。Yn+1 は1+1で元のYn =2
=200の値となる。この第6のステップST6 では上
方へ移動させる罫線8が次の(上方の)罫線を飛び越え
ていないか否かの判断を行なうことになる。
【0047】第6ステップST6 がYESであれば上の
罫線を飛び越えていないので→を経て図9の第16
ステップST16に至る。
【0048】第6ステップST6 に於いて、Yn+1 =2
00よりYn +Ynarrowの値が大きい値で上方の罫線を
飛び越えている場合は第7ステップST7 に進んでyの
値を設定し直す。
【0049】即ち、第7ステップST7 ではy=y−Y
narrowの値を設定する。
【0050】次の第8ステップST8 ではyの値がY
min より大きいか或は等しいかをCPU31が判断し
て、YESであれは第3ステップST3 乃至第8ステッ
プST8をy<Ymin になるまで循環することで、第5
ステップST5 がNO.で第6ステップST6 がYES
になれば及びを経て第16ステップST16でYn
表示する。
【0051】第8ステップST8 を満足しない場合図8
に示す第9ステップST9 に進む、この場合は移動位置
yがymin を越えた場合であり、第9ステップST9
はn=1に設定する。
【0052】次の第10ステップST10ではy=Ymin
=1となし、第11ステップST11ではY1 =y=1と
なって住所録のパターン1上の最上部の罫線8
(Ymin )が設定される。
【0053】第12ステップST12ではyの値を第11
ステップST11で設定したy=1にynarrow=2を加え
た、例えばy=3とし、第13ステップST13に進め
る。
【0054】第13ステップST13ではn=n+1とす
る即ち、n=1+1=2とし、第14ステップでn>N
か否かを判断する。即ちnが移動しようとする罫線の番
号より大きければ第11ステップST11乃至第14ステ
ップST14を循環し、n>Nの条件が成り立たなくなっ
たら第15ステップST15でn=1に設定し、図9に示
すの経路を経て第16ステップST16でYn を表示す
る。ここでN1 の罫線8が表示されることになる。
【0055】第17ステップST17ではn=n+1とさ
れ第18ステップST18では移動される罫線の番号Nよ
りもnが大きければエンドに至るがn>Nでなければ第
16ステップST16乃至第18ステップST18を循環
し、N1 の次の罫線N2 が表示され、以下同様にN3
罫線はN2 とYnarrowを隔てて表示される様になる。
【0056】この様に上方移動が行なわれて、領域サイ
ズ変更が行なわれる。図9では罫線8の移動について説
明したが実際にはRAM34に格納された頁毎のデータ
が第16ステップST16で表示されて行く。
【0057】今、図8及び図9に示す第15ステップ乃
至第18ステップまでのフローチャートを書き改めて示
すと、本例での特殊表示は図2の様に表すことが出来
る。
【0058】図2に於いて、第16ステップST16で、
n番目の罫線Yn のすぐ上の領域であるウィンドウに表
示されるべき文字列或は図形等のパターン等をCn とす
れば、罫線にペン13の一端をタッチさせてディスプレ
イ部11の上下面に沿って移動させればYn の罫線(n
番目の頁の端部)と共にn番目の頁に格納された文字列
或は図形等のパターンCn の一部がウィンドウとして開
かれる。
【0059】図3の例で説明すれば第16ステップST
16では最上欄の住所録の文字列が表示される。次に図1
で説明する。本願発明の要旨である特殊表示を行うか否
かのステップSTEPを行ない、第17ステップST17
ではn=n+1となされて、図3の例では氏名、田中一
郎の欄のウィンドウを開くためにnに1が加算され、第
18ステップST18でn>Nmax+1 を満足しなければ第
16ステップST16に戻される。
【0060】この結果n=2となって、図3の氏名、田
中一郎の欄のウィンドウが開かれて表示されるこの様な
循環を順次行なって、第18ステップST18でn>N
max+1 、即ち、最下段の罫線の値より大きくなったらエ
ンドに至って終了することになる。
【0061】図2の特殊表示ステップSTEPは図1の
様に行なわせることが出来る。図1でスタートは図2の
特殊表示のSTEPに対応する。
【0062】図1で第1ステップSTE1では罫線Yn
の上側のウィンドウ領域の文字列C n に有効な文字列の
ない空文字列かどうかを判断する。空文字列であれば例
えば、図3の罫線8aで示す様に通常の罫線と成され、
移動領域のウィンドウが開かれた所定文字表示が行なわ
れる。
【0063】第1ステップSTE1で有効な文字列が空
文字列でない、例えば、ファックス番号欄に番号が記載
されている場合には第2のステップSTE2に進められ
て、Yn −Yn-1 がYnarrowより小さいか或は等しいか
をCPU31が判断する。即ち、このステップでは隣り
の領域罫線間が閉じられているか否かを判断して、閉じ
られているYES状態では第3ステップSTE3に進
み、NOではエンドに至る。
【0064】第3ステップSTE3ではYn ・Yn-1
特殊表示する。この特殊表示はRAM34或はROM3
3等に格納された所定のデータに基づいて表示が成され
る。即ち、図3に示す様にNn とNn-1 部分の境界9に
太線或は網掛けを行なうとか、図4に示す様にファック
ス番号の一行の上部だけを見えるようにし、この見えな
かったデータの一部10を示し、隠された領域に有効な
データがあることが明確に認識出来る様に成されてい
る。
【0065】本発明は上述の様に動作するので電子手帳
装置の利用者によって表示から外された項目欄中に有効
なデータが存在していても、これを見落すことなく、こ
の部分に有効なデータがあることを知らせることが出来
のものが得られる。
【0066】
【発明の効果】本発明の情報処理装置及び情報処理方法
によれば入力したデータを有効に活用出来て、普通用い
ない項目欄を安心して表示されるウィンドウから外して
置くことが可能となり、小さなスペースのディスプレイ
上により多くの有効情報を表示させることが出来る等の
多くの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施例
を示すフローチャートを示す図である。
【図2】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施例
を示す特殊表示ステップのフローチャートを示す図であ
る。
【図3】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施例
を示す住所録の表示内容を示す説明図である。
【図4】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施例
を示す住所録の表示内容の他の例を示す説明図である。
【図5】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施例
を示す領域及び罫線の定義図である。
【図6】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施例
である罫線移動の為のフローチャートを示す図である。
【図7】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施例
である上方移動のフローチャート(I)を示す図であ
る。
【図8】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施例
である上方移動のフローチャート(II)を示す図であ
る。
【図9】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施例
である上方移動のフローチャート(III)を示す図であ
る。
【図10】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施
例である筐体の外観斜視図である。
【図11】本発明の情報処理装置及びその方法の一実施
例である全体的な系統図である。
【図12】従来の住所録の表示内容を示す説明図であ
る。
【図13】従来の住所録の表示内容を示す他の説明図で
ある。
【図14】領域サイズ可変方式を示す説明図である。
【符号の説明】
1 住所録 8 罫線 11 ディスプレイ部 13 ペン 31 CPU 34 RAM 40 V−RAM

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に記憶された複数の項目から成
    り立つデータを取り出し、表示手段上の前記項目に対応
    する各ウィンドウ内に前記各項目を表示し、前記各ウィ
    ンドウを複数同時に表示する制御手段を有している情報
    処理装置において、 前記ウィンドウのウィンドウ領域サイズを拡大又は縮小
    させる表示領域サイズ可変手段と、 前記表示領域サイズ可変手段により所定の前記ウィンド
    ウが隠された場合に、前記所定ウィンドウ内に有効な表
    示データが記憶されているか否かを判定する空白部判定
    手段と、 前記空白部判定手段により有効な表示データがあると判
    断した場合に、前記表示手段の所定領域に表示された前
    記所定ウィンドウの境を示す近傍に特殊表示を行わせる
    特殊表示手段とを有してなることを特徴とする情報処理
    装置。
  2. 【請求項2】 記憶手段に記憶された複数の項目から成
    り立つデータを取り出し、表示手段上の前記項目に対応
    する各ウィンドウ内に前記各項目を表示し、前記各ウィ
    ンドウを複数同時に表示する制御手段を有している情報
    処理装置において、 前記ウィンドウのウィンドウ領域サイズを拡大又は縮小
    させる表示領域サイズ可変手段と、 前記表示領域サイズ可変手段により所定の前記ウィンド
    ウが縮小された場合に、前記所定ウィンドウ内に有効な
    表示データが記憶されているか否かを判定する空白部判
    定手段と、 前記空白部判定手段により有効な表示データがあると判
    断した場合に、前記所定ウィンドウ内に前記表示データ
    の一部の表示を行わせる一部表示手段とを有してなるこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段に記憶された複数の項目から成
    り立つデータを取り出し、表示手段上の前記項目に対応
    する各ウィンドウ内に前記各項目を表示し、前記各ウィ
    ンドウを複数同時に表示する制御手段を有する情報処理
    装置における情報処理方法において、 前記ウィンドウのウィンドウ領域サイズを拡大又は縮小
    させる表示領域サイズ可変ステップと、 前記表示領域サイズ可変ステップにより所定の前記ウィ
    ンドウが隠された場合に、前記所定ウィンドウ内に有効
    な表示データが記憶されているか否かを判定する空白部
    判定ステップと、 前記空白部判定ステップにより有効な表示データがある
    と判断した場合に、前記表示手段の所定領域に表示され
    た前記所定ウィンドウの境を示す近傍に特殊表示を行わ
    せる特殊表示ステップとを有してなることを特徴とする
    情報処理方法。
  4. 【請求項4】 記憶手段に記憶された複数の項目から成
    り立つデータを取り出し、表示手段上の前記項目に対応
    する各ウィンドウ内に前記各項目を表示し、前記各ウィ
    ンドウを複数同時に表示する制御手段を有する情報処理
    装置における情報処理方法において、 前記ウィンドウのウィンドウ領域サイズを拡大又は縮小
    させる表示領域サイズ可変ステップと、 前記表示領域サイズ可変ステップにより所定の前記ウィ
    ンドウが縮小された場合に、前記所定ウィンドウ内に有
    効な表示データが記憶されているか否かを判定する空白
    部判定ステップと、 前記空白部判定ステップにより有効な表示データがある
    と判断した場合に、前記所定ウィンドウ内に前記表示デ
    ータの一部の表示を行わせる一部表示ステップとを有し
    てなることを特徴とする情報処理方法。
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