JP3355469B2 - 包装用袋口結束具 - Google Patents
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Description
るパン等の包装用袋の袋口結束具及びその製造方法に関
するものである。
に用いられている物としては、図32に示すように、合
成樹脂製板による四角状小片101が有る、この四角状
小片101は、そのままの形で包装用袋の袋口を結束維
持が出来るよう成されたもので、同片の中央位置に結束
孔102を設け、かつ、それに繋がる細い誘導溝103
が有り、その誘導溝103を通して袋口の結束箇所を結
束孔102に誘い入れて使用する袋口結束具である。
て使う塩ビ被覆の針金が有り、この針金によって結束箇
所を固定する為には、針金を結束箇所に巻き付け後、交
差させ、指先で数回捩じる必要があって、その際、同時
に手首も捩じるので反復作業においては、手首への負担
が相当かかるものであり、作業も手間取る。
けて用いる粘着テープ等も有る。最も多く用いられる物
としては、前記四角状小片である。そして、この四角状
小片には賞味期限等の日付を記すスペースが有り、日付
を記すスペースの無い前記針金や粘着テープとは、その
点でも異なるものである。
具は以上のように構成されているので、四角状小片は大
半が機械包装によって為されるものであるが、これを手
作業によって結束に用いる場合には、甚だ煩わしさが生
じるものである。すなわち、被結束体の結束箇所を手作
業によって、締め付けて細くし、四角状小片101に設
けられた細い誘導溝103を通じて、結束孔102に誘
い入れて結束するのであるが、被結束体の結束箇所をよ
く捩じり、相当細くしてから誘導溝103に通し入れな
ければならず、その場合、余程捩って細くしておかなけ
れば、往々にして、誘導溝入口箇所に引っ掛かってしま
い、結束孔102には、簡単に誘導する事が出来ない煩
わしさがあった。
で被結束体結束箇所の締め付け状態を保持するわけであ
るが、これは、合成樹脂製板の側面部分、つまり孔内面
によって、撓む事なく締め付け状態を維持するわけであ
るから、四角状小片101はそれなりの剛性が求められ
る結果、厚さも1mm程度を要しており、被結束体に付
属させて用いる使い捨ての結束具にしては、素材を多く
用い過ぎ、無駄が多いという課題があった。
比較的細く締め付けることのできる被結束体のみに使用
され、適用対象範囲が限られている。また、結束部周辺
に水平状に広がる出っ張り104を形成させてあり、被
結束体の結束孔への誘導が困難で、結束作業がしにくい
という課題があった。
れたもので、手作業による袋口結束作業が極めて簡単、
迅速に出来、また結束すべき被結束体の適用対象範囲を
広げ、結束箇所をかさ張る事なくコンパクトに収めるこ
とができ、賞味期限等の日付を記すことができる袋口結
束具を得ることを目的とする。また、使用する素材量が
少なく、無駄のロスを生じない製造方法によって安価に
得る事を目的とする。
る包装用袋口結束具は、薄膜状の可撓性を備えた素材シ
ートより成り、差し込み孔を形成した係合片と、被結束
体の結束箇所に巻き付けるように前記係合片の一辺に延
伸させた細幅の巻き付け片と、前記差し込み孔に挿入掛
止めするように前記巻き付け片の先端に概ねL字状を成
すように掛止片を設け、かつ巻き付け片先端部分の幅寸
法(W4)及び掛止片根元部分の幅寸法(W2)の両者
によって得られる、掛止片と巻き付け片との内側連接点
(I)と差し込み孔内掛止限界点(III)との間の幅
寸法(W5)を、差し込み孔の孔径寸法(W1)より大
きく設けたものである。
具は、巻き付け片の先端部分の幅寸法(W4)より掛止
片の根本部分の幅寸法(W2)を大としたものである。
具は、掛止片の根本端側の角部を、後方に向けて突出さ
せて差し込み孔内掛止限界点(III)を形成したもの
である。
る。 実施の形態1. 図1から図7に示すように薄膜状の可撓性合成樹脂製素
材シートよりなり、差し込み孔4を形成した係合片3の
一辺に該辺と直交する辺端に連接して適当な幅と長さの
巻き付け片2を設け、この巻き付け片2の先端より適当
な幅を以て、該巻き付け片に対し、直角方向、若しくは
鋭角方向に曲折を加え、巻き付け片の長さに対し、ほぼ
同様、または適度な長短の差による長さの概ねL字状を
成すように掛止片1を設け、掛止片先端付近の寸法W3
を差し込み孔4の孔径寸法W1以下としている。このよ
うに、係合片3、巻き付け片2、掛止片1をそれぞれ一
体形成することによって、三方をコの字状に囲まれた空
間7が形成される。
点(以下、点Iと称する)、IIは両片1、2の外側連
接点(以下、点IIと称する)、IIIは差し込み孔掛
止限界点(以下、点IIIと称する)、IVは掛止片外
側根元点(以下、点IVと称する)、Vは掛止片下側の
直線境点(以下、点Vと称する)、VIは結束箇所であ
る。
し込み孔内掛止範囲としての掛止片1の点II、III
間(掛止片根元部分の幅寸法W2)を大きく、該掛止片
の先端付近の幅寸法W3は孔径寸法W1より小さく設け
る。また、孔径寸法W1に対し、巻き付け片2の点I、
II間(巻き付け片2の幅寸法W4)を同寸法以下とす
る。差し込み孔4の形状は真円形、円状形、長円状形、
多角形その他の適する形状に形成する。
向かって先細りに形成したものであるが、図2に示すよ
うに、上記外側辺、点IIIから先端に向かって傾斜さ
せて先細りに形成する、図3に示すように、掛止片1と
平行する係合片3の辺を該掛止片1の先細り傾斜辺と平
行に傾斜させて形成する、図4に示すように、掛止片1
の内側辺を根元から先端に向かって傾斜させて先細りに
形成するとともに、この内側辺と平行する係合片3の一
辺を傾斜させて形成する。図7に示すように、係合片3
の空間7の形成辺に凹部9を形成してもよい。
4は1つであるが、図5に示すように巻き付け片2と平
行する方向に2以上の差し込み孔4を設ける他、図6に
示すように巻き付け片2と直交する方向に2以上の差し
込み孔4を設けてもよい。
用方法を図8から図10について説明する。図8に示す
ように、上記各図の結束具10の1つを親指、人差し
指、中指で持つのであるが、この時、各指の位置は結束
具10を挟んで手前側が親指であって、概ね巻き付け片
2の中央辺りに位置し、向かい側に人差し指、及び中指
が位置し、概ね係合片3及び巻き付け片2の部分に位置
している。そして、コの字状にかこまれて空間7、すな
わち、巻き付け片2の上に軽く絞った被結束体6の結束
箇所VIを乗せ、上から親指で押さえる。
を摘まみ、巻き付け片2に対し、時計の針と反対方向
に、約80度程回し、係合片3の差し込み孔4に、その
先端5を差し込む。差し込まれた掛止片1を当初より結
束具10を支え持つ方の親指、人差し指で摘まみ引っ張
る、この時、掛止片1を差し込み孔4に差し込んだ方の
親指、又は人差し指のどちらかを係合片3の反対側に移
動させて、係合片3の上の部分を両指で摘まみ持つ。そ
して、引っ張られた掛止片1は、巻き付け片2に対する
L字状のコーナー箇所が簡単に差し込み孔4を通過して
結束操作は完了する。
と、次に述べるように、簡単な操作で済む様になる。係
合片3の差し込み孔4に、掛止片1の先端を差し込む
際、結束具10を当初より持つ方の手の親指の腹で、掛
止片1の概ね中間辺りを時計の針と反対方向に、巻き付
け片2に対し80度程、ほぼ機械的に動かすと、掛止片
1の先端5が差し込み孔4の近接位置に近づく。この
時、反対の方の手の親指、人差し指、中指等で被結束体
6をコの字状に囲まれた空間7、すなわち、巻き付け片
2の部分に押し付けているので、結束具10は湾曲の状
態にある。そして、そのまま親指で誘導し続け、差し込
み孔4に掛止片1の先端5を差し込み、この差し込みを
行ったのとは別の親指、人差し指で差し込み孔4から一
部分が出ている掛止片1を摘まみ引っ張る事で結束操作
を完了する。そして、結束を解くときは、一方の手の親
指と人差し指で結束箇所を保持する。この時の人差し指
の位置は、巻き付け片の一部を覆う形で押さえており、
親指の位置は係合片の端側部と被結束体の間に差し込ん
だ状態にある。他方の親指、人差し指で係合片の上端部
分を摘まみ、巻き付け片の延長線方向に持ち上げる、す
ると「パチッ」と音を発し、結束は一瞬に解ける。
始と同時に、結束箇所の三方を取り囲んでしまう形状な
ので、結束箇所への巻き付けが頗る簡単、且つスピーデ
ィーにできる。そして、指先の機械的な動きと共に、掛
止片1の付け根を軸に、恰も一定の軌道を描くように、
差し込み孔4に掛止片1の先端5を誘導する事が適する
ので、指先のごく自然な、軽い動きの中で結束操作が進
行し、熟練を要することなく結束操作は完了することが
できる。
周囲を締め付けつつ巻き付く、巻き付け片2の平面、及
び一部係合片3の平面に同結束箇所から発する反発力が
作用する。そして、この反発力は、掛止片1の側面二か
所に分散されて受け継がれる為、該箇所には、それぞれ
弱められて作用する。すなわち、結束によって発生した
元の反発力を分担する掛止片1の側面二か所が、それぞ
れ、差し込み孔縁、及び係合片平面に、余力を以て圧接
する事によって抑止力は完全なものとなる。
を通る差し渡しの寸法)に対し、掛止片1の点I、II
I間寸法W5を大きく設ける事により生ずる寸法差は、
大きい程差し込み孔内での掛止の安定度が高まる。
1が、どこを取っても同じであれば、掛止片1が、差し
込み孔縁に掛止する位置によって、掛止の安定度に差が
生ずる事はない。しかし、各々の孔径寸法W1が一定で
なく、しかもその最長と最短の差が大きな場合は、差し
込み孔縁に掛止する掛止片の掛止位置によって、安定度
に大きな差異が生ずる。従って、円形以外の形状、すな
わち、差し込み孔の孔径寸法W1が一定でなく、その孔
径寸法W1に差異がある形状においては、その孔径寸法
W1部分に対応させて掛止片1の点I、III間寸法W
5を形成する必要がある。
し、巻き付け片2の点I、III間寸法W4が、同寸法
以下である事が、掛止を安定させる上で望ましい。その
理由は、巻き付け片2の点I、III間寸法W4の方を
仮に大きく設けた場合、概ね巻き付け片2の点I、II
付近より点III、IV付近にかけての一帯が、寸法の
差によって差し込み孔4内で湾曲状に撓み、それに起因
し、掛止片1が差し込み孔4内から外れ易くなるからで
ある。
は結束状態において、差し込み孔4内に継続して位置す
る為、一定した安定状態が求められ、差し込み孔4に対
して、前記するように、同寸法以下である事が掛止の安
定上望ましい。
片2と掛止片1の境界点I、III間寸法W5との、差
の確保については、掛止安定の面より、境界点I、II
I間寸法W5を充分なものにする必要があって、その為
には、巻き付け片2の先端付近の幅寸法W4及び掛止片
1の点II、III間寸法W2それぞれを大にする事で
可能となるが、上述するように、巻き付け片2の点I、
II間寸法W4については、差し込み孔4の孔径寸法W
1より大きく設ける事は好ましくない。従って、掛止片
1の点II、III間寸法W2を大きくする事が、点
I、III間寸法W5を確保する上で望ましい事とな
る。
し、掛止片1の点II、III間寸法W2を、かなり大
きくした場合でも、後述するように、些かも支障はな
く、全てに都合よく適応する。掛止片1の点II、II
I間寸法W2(太さ)については、差し込み孔4に挿入
し易くする為に、掛止片1の先端付近の幅寸法W3を、
差し込み孔4の孔径寸法W1より若干小さく設ける必要
がある以外、掛止片1の他の全ての部分は、差し込み孔
4の孔径寸法W1を、かなり超える寸法であっても、何
等差し支える事がない。
なく、掛止片1が差し込み孔4内を簡単に通過する。す
なわち、巻き付け片2に対するL字状におけるコーナー
箇所が差し込み孔4を通り越し、巻き付け片2の最先端
箇所迄、差し込めるのは、孔径寸法W1より大きい掛止
片1の点II、III間寸法W2が、差し込み孔4の中
に押し込められ、同孔4の孔縁に沿った形に、撓んだ状
態になるからであり、差し込み孔4の孔径寸法以下に、
必然的に曲げられる結果である。
つ、又、最も寸法を大きく有する部分である巻き付け片
2と掛止片1の境界点I、III間も、差し込み孔4内
での撓みによって、孔径寸法内に縮まる事は、前述する
のと同様であり、何等抵抗が発生する余地はない。無
論、差し込み孔内掛止限界点IIIの形状が、尖った状
態においても、差し込み孔内で撓み、些かの抵抗も示さ
ぬ形に変形するので、全く問題を生ずる事はなく、コー
ナー箇所通過の困難性はない。
が差し込み孔4を通過して反発復元することで結束が完
了する。このように、掛止片1の点II、III間寸法
W2を大きくする事によって操作上の不都合は全く無
く、結束操作完了後は、充分な長さの掛止片1の点I
I、III間寸法W2によって、必然的に巻き付け片2
と掛止片1の境界点I、III間寸法W5が充分に確保
される結果、結束の安定性は完全なものとなる。
る上での要となる巻き付け片2と掛止片1の境界点I、
III間寸法W5については、差し込み孔4の最大孔径
寸法が一定にあるとき、大になる程、より安定性を得易
い。点II、III間寸法W2と境界点I、III間寸
法W5の寸法差の活用は、本発明の基本とするところで
あって、巻き付け片2の点I、II間寸法W4及び掛止
片1の点II、III間寸法W2をそれぞれ1としたと
き、境界点I、III間寸法W5は約1.41であり、
これだけの寸法差によっても、掛止機能は得られる。し
かし、境界点I、III間寸法W5を、より充分確保す
る方法については、差し込み孔寸法以下にしておく事が
望ましい巻き付け片2の点I、II間寸法W4を除外し
て、掛止片1の点II、III間寸法W2のみを大きく
設ける事が最適であって、その方法としては、次の三通
りが有る。
接が、概ね直角状をなす状態において、掛止片1の点I
I、III間寸法W2を大きくする、その結果、必然的
に境界点I、III間寸法W5も大きくなる。
接する角度を、直角状より鋭角の方向に角度を進め、そ
れにより得られる結果で、掛止片1の点II、III間
寸法W2も大きくなり、境界点I、III間寸法W5も
大きくなる。
両者を組合わす形、すなわち、鋭角方向に角度を進め、
且つ、掛止片1の点II、III間寸法W2を増やす。
その結果、境界点I、III間寸法W5も大きくする。
て、具体例を示すと、(a)の場合、巻き付け片2の点
I、II間寸法W4を1とし、掛止片1の点I、IV間
寸法W2を、それぞれ1.2、1.5、2.0と設定し
た場合、掛止片1の点II、III間寸法W2は、それ
ぞれ1.2、1.5、2.0であって、境界点I、II
I間寸法はそれぞれ約1.56、1.80、2.23の
数値を得る。
間寸法W4、及び掛止片1の点I、IV間寸法W2をそ
れぞれ1とし、両片のなす角度をそれぞれ80度、70
度、60度と設定した場合、掛止片1の点II、III
間寸法W2は、それぞれ約1.19、1.42、1.7
2の数値を得、境界点I、III間寸法W5は、それぞ
れ約1.55、1.73、1.99の数値を得る。
間寸法W4を1とし、掛止片1の点I、IV間寸法W2
を1.2に設定し、両片のなす角度をそれぞれ80度、
70度、60度と設定した場合、差し込み孔4内の掛止
範囲である点II、III間寸法W2は、それぞれ約
1.40、1.64、1.95の数値を得、境界点I、
III間寸法W5は、それぞれ約1.72、1.91、
2.19の数値を得る。
角度を鋭角100度にした場合、巻き付け片2の点I、
II間寸法W4及び掛止片1の点I、IV間寸法W2を
それぞれ1とした場合、点II、III間寸法W2は約
0.84となり、境界点I、III間寸法W5は約1.
3となる。
なる、境界点I、III間寸法W5については、90度
を境にし、鋭角の方向にあっては増加し、鈍角の方向に
あっては減少する事が分かる。
連接形状は、概ね直角状から適度な鋭角に至る範囲で形
成することが望ましい。
れば、巻き付け片2、掛止片1の両片の連接角度は下記
の理由により、概ね90度前後乃至60度前後の範囲に
設定する事が望ましい。
点I、III間寸法W5を充分得易く、掛止の安定が充
分に得られる。
て、隣接する係合片3の形状に大きく影響を及ぼさな
い。
方向に角度を進める事は、隣接する係合片形状に影響を
与えると同時に、境界点I、III間寸法W5を極端に
長く設け過ぎの欠点が生じてしまう。その結果、結束操
作において、差し込み孔4を境界点I、III間箇所が
通過するのに際し、抵抗が大きすぎるなど、円滑な結束
操作が望めなくなる。
接角度を形成すると、結束完了後の係合片平面に、掛止
片上側一端側が掛止する際、両箇所がぴったり沿う形に
収まりにくくなる欠点が生ずる。
接する形における角度について、詳細に述べると、二通
りの角度があって、一方は点IIIを起点とする掛止片
二辺の成す角度であり、もう一方は点Iを起点とする、
巻き付け片2、掛止片1のそれぞれの一端側が成す角度
である。
のであって、境界点I、III間寸法W5に、最も影響
を及ぼすのは、点IIIを起点とする掛止片1の二辺に
よる、一方の角度の方であるから、その角度を決める事
によって、自ずと境界点I、III間寸法W5が定まっ
てくる。そして、点Iを起点とする、他方の辺の角度を
点IIIを起点とする一方の角度より適度に大きくする
事で、掛止片1の先端方向にかけて、徐々に細くする事
が出来、差し込み孔4に通し易くする事が出来る。
り、掛止片1の根元側の外側辺を後方へ斜行させて突設
し、境界点I、III間寸法W5を拡げて差し込み孔内
掛止限界点IIIを形成したもので、差し込み孔4に通
した掛止片1の係合を確実に行うことができる。
面図であり、図12は係合片3の外側辺の1つの中央部
に適当な幅と長さを以て延伸させた巻き付け片2を設
け、この巻き付け片2の先端部より、適当な幅を以て、
直角方向、若しくは鋭角方向に曲折を加え該巻き付け片
の長さに対し、ほぼ同様、または適度な長短の差による
長さの掛止片1を概ねL字状を成すように設けたもので
ある。そして、掛止片1を途中から先細りに形成して先
端寸法W3を差し込み孔4の孔径寸法W1以下としてい
る。
元から先細りに形成する。図14に示すように、巻き付
け片2と平行する方向に2以上の差し込み孔4を設け
る、あるいは図15に示すように、掛止片1と平行する
方向に2以上の差し込み孔4を設ける、図16に示すよ
うに、掛止片1の根元側の外側辺を後方へ突設して対角
点I、III間の幅寸法W5を拡げた構成であってもよ
い。このように係合片3、巻き付け片2、掛止片1をそ
れぞれ素材シートに一体形成することによって、三方を
コの字状に囲まれた空間7が形成される。
による結束操作は、前記図7から図10に示す実施の形
態1の結束具10と同じ仕方であるから重複説明は省略
する。
は、掛止片1を巻き付け片2を中心に係合片3とは反対
方向に設けたもので、他の構成は前記図1から図3、図
5から図7および図11と同じであるから、同一部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
では、掛止片1の形のみが、他の構成例とは異なるもの
であって、巻き付け片2の点II、又は同箇所より若干
下寄りの箇所より、巻き付け片2の延長方向に対し、外
側に向けて斜行させ、掛止片1の外側辺に接して、差し
込み孔内掛止限界点ハを成すものである。そして、掛止
片1の先端寸法W3を差し込み孔4の孔径寸法W1以下
に設ける。図11及び図16においては、係合片3、巻
き付け片2、掛止片1それぞれによって、三方をコの字
状に囲まれた空間7が形成され、図23においては、係
合片3、巻き付け片2によって鉤形状に囲まれた空間8
が形成される。
寸法W1に対し、境界点I、III間の寸法に充分余裕
がある状態においては、差し込み孔内掛止限界点であ
る、鋭角の頂点IIIの箇所を点IIの方向に若干移動
した形に形成し、同時に掛止片1の外側辺において直線
の境箇所、点Vを形成し、両箇所III、Vを直線、又
は曲線によって結ぶ。
事によって、鋭角の頂点III箇所の尖りを無くして、
なだらかにする事も可能となる。このような形状による
ときの角度との関係について述べると、巻き付け片2、
掛止片1の両片の連接によって成す角度において、一方
の角度の表し方は掛止片1の点(II)(III)を結
ぶ直線の延長線と掛止片(IV)(V)を結ぶ直線の延
長線が互いに接する点を起点にして、両方の直線が成す
角度により示されるものである。
0の製造方法を示す実施の形態5であり、適当な長方
形、又は適当な平行四辺形を形成する素材シート11を
最小単位とした同枠内において、二個の結束具素材12
を互いに噛み合う形で隣り合わせ、かつ互いに概ね対称
状の形を以て分割裁断し、前記結束具素材より必要に応
じて不用部分13を裁断除去して、係合片3と巻き付け
片2および掛止片1を一体形成するもので、素材シート
の無駄をなくし、結束具10を同時に2個効率よく得る
ことができる。
す結束具10の製造方法を示す実施の形態6であり、適
当な長方形、または平行四辺形の薄膜状の可撓性を備え
た素材シート11から一列に、もしくは複数列に適当数
連接させた結束具素材12を、互いに噛み合う形で隣接
し合わせ、かつ互いに概ね対称状を以て、分割裁断し、
この各結束具素材より必要に応じて不用部分13を裁断
除去して、係合片3と巻き付け片2および掛止片1を一
体形成するもので、前記実施の形態5と同様の効果が得
られ、結束具10を複数個同時に得ることができる。
の可撓性を備えた素材シートで、差し込み孔を形成した
係合片と、被結束体の結束箇所に巻き付けるように前記
係合片の一辺に延伸させた細幅の巻き付け片と、前記差
し込み孔に挿入掛止めするように前記巻き付け片の先端
に概ねL字状を成すように設けた掛止片とを一体形成し
たので、掛止片の側面が、差し込み孔縁に圧接掛止し、
また係合片の一部平面と共に、巻き付け片の平面が、被
結束体の結束箇所周囲を締め付け、結束を強固に、かつ
確実に行うことができる。
る事で、この側面部分が圧接に難無く抗する事が出来、
差し込み孔縁、及び係合片平面への安定した圧接掛止を
もたらす。そして同時に、巻き付け片の平面部分が柔軟
にして、且つ引っ張りに対する強さを発揮することで両
者相俟って、結束の安定をもたらす事となる。
片および掛止片により、コの字状に囲まれた空間や掛止
片と巻き付け片により形成された鉤の手状に囲まれた空
間によって、被結束体の結束箇所周囲を瞬時に包囲出来
る。そして、充分な長さの掛止片が誘導片として役割を
担い、同片を指先で摘んで差し込み孔に導入することに
より、単に機械的な指先の操作によるだけでも、巻き付
け片の差し込み孔への導入が簡単に出来、結束作業は極
めてスピーディーに出来る。
体の長手方向に沿った形に収まるように構成したので、
比較的短く設けた巻き付け片と相俟って、袋の水平方向
に出っ張る事なく、結束箇所がすっきり、コンパクトに
収まる。
より、結束寸法が選べるので被結束体の対象範囲が広が
り、パン等の包装用袋の結束のみならず、広範囲な用途
を可能とする。しかも、掛止片あるいは係合片に賞味期
限等の日付けを記すことができる等の効果が得られる。
または平行四辺形の薄膜状の可撓性を備えた素材シート
を最小単位とした同枠内において、二個の結束具素材を
互いに噛み合う形で隣り合わせ、かつ互いに概ね対称形
を以て分割裁断し、前記結束具素材より必要に応じて不
用部分を裁断除去して、係合片と巻き付け片および掛止
片を一体形成するように構成したので、一方の結束具形
成に於ける型取りの残りが、そのままで、隣接部分に形
成される他方の結束具として成り立ち、素材シートのロ
スを防ぎ、裁断作業の効率を高め、一段と廉価な結束具
を得ることができる効果がある。
mm程度と薄いので、多数枚重ねての裁断が可能とな
り、裁断効率の面においては、前述と相俟って、更に製
造コストを低減できる効果がある。
である。
である。
斜視図である。
3、形態4による応用例を示す正面図である。
正面図である。
正面図である。
正面図である。
正面図である。
正面図である。
正面図である。
正面図である。
し込み孔内掛止限界点(III)間の幅寸法
Claims (3)
- 【請求項1】 薄膜状の可撓性を備えた素材シートより
成り、差し込み孔を形成した係合片と、被結束体の結束
箇所に巻き付けるように前記係合片の一辺に延伸させた
細幅の巻き付け片と、前記差し込み孔に挿入掛止めする
ように前記巻き付け片の先端に概ねL字状を成すように
掛止片を設け、かつ巻き付け片先端部分の幅寸法(W
4)及び掛止片根元部分の幅寸法(W2)の両者によっ
て得られる、掛止片と巻き付け片との内側連接点(I)
と差し込み孔内掛止限界点(III)との間の幅寸法
(W5)を、差し込み孔の孔径寸法(W1)より大きく
設けたことを特徴とする包装用袋口結束具。 - 【請求項2】 巻き付け片の先端部分の幅寸法(W4)
より掛止片の根元部分の幅寸法(W2)を大としたこと
を特徴とする請求項1記載の包装用袋口結束具。 - 【請求項3】 掛止片の根元端側の角部を、後方に向け
て突出させて差し込み孔内掛止限界点(III)を形成
したことを特徴とする請求項1記載の包装用袋口結束
具。
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