JP3354739B2 - Daコンバータ - Google Patents

Daコンバータ

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JP3354739B2 JP05644095A JP5644095A JP3354739B2 JP 3354739 B2 JP3354739 B2 JP 3354739B2 JP 05644095 A JP05644095 A JP 05644095A JP 5644095 A JP5644095 A JP 5644095A JP 3354739 B2 JP3354739 B2 JP 3354739B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、低分解能・低速度の
DAコンバータを使用して高分解能・高速度のDAコン
バータを実現する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の例としては、先願の平成4年
特許願第158051号によるDAコンバータの例があ
る。本回路構成は、図3に示すように、波形データ11
と、微分器12と、分配器13と、タイミング発生器3
0と、アナログ加算器40と、複数(=N)チャンネル
の積分器21とDA変換器22とで成る。
【0003】特許願第158051号の説明によれば、
波形データを記憶する波形データ11とこれに記憶され
る波形データを微分する微分器12とこの微分データを
一定周期毎に選択出力する分配器13とより成るメモリ
部10を有して、分配器13により選択出力された微分
データを各々積分する積分器21と、この出力をDA変
換するDA変換器22とより成るDA変換部20を複数
チャンネル具備する。そして、メモリ部10とDA変換
部20とにタイミング信号を与えるタイミング発生器を
具備し、各々DA変換された結果を相加するアナログ加
算器40を具備する任意波形発生器を構成する。これら
によって、各DA変換器の変化速度は、最終的に求める
波形の変化速度の1/Nであり、振幅も1/Nで良い。
これによりDA変換器の速度のN倍の高速で波形を発生
でき、かつ、出力振幅もN倍になるので分解能も向上で
きる。このように説明されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のように、従
来の回路構成において、分配器13の後に、同一回路で
ある積分器21をNチャンネル設ける回路構成となって
いて、このNチャンネルの積分器21の回路規模が大き
く、コスト高となる難点があった。
【0005】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、各チャンネル毎に設けていた積分器を1つ共通化し
た回路構成にして、回路規模の低減及び安価に実現し、
これによって低分解能・低速度のDAコンバータを使用
して高分解能・高速度のDAコンバータを実現すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成では、入力データ70datを単位遅延
時間(1クロック時間)毎に微分して出力する微分回路
80手段を設け、微分回路80手段で微分したデータ
と、加算器73手段の出力データをNクロック時間遅延
したデータとを加算して出力する加算器73手段を設
け、加算器73手段の出力データを単位遅延時間毎に順
次保存シフトしてNクロック時間遅延するN個の遅延手
段を設け、加算器手段の出力データを順次ラッチ保持す
るN個のラッチ保持手段を設け、N個のラッチ保持手段
からのデータを受けて、各々DA変換して出力するN個
のDAコンバータを設け、N個のDAコンバータからの
アナログ信号を受けて、各々を加算して出力するアナロ
グ加算手段を設ける構成手段にする。これにより、複数
NチャンネルのDAコンバータを有して、低分解能・低
速度のDAコンバータを使用して高分解能・高速度のD
Aコンバータを実現する。
【0007】微分回路80の具体手段としては、入力デ
ータ70datを単位遅延時間保持するフリップフロップ
71を設け、入力データ70datと、フリップフロップ
71からのデータを受けて、両データを減算する減算器
72手段で構成する。
【0008】
【作用】加算器73は、Nクロック時間遅延したデータ
と減算器72からの両データを加算することで、入力デ
ータ70datをNクロック時間に分割してDA変換用コ
ードデータを生成出力する作用がある。Nチャンネルの
DAコンバータ群は、クロックの1/Nの速度で動作可
能なDAコンバータを使用可能であり、各々のコードデ
ータを受けて、クロックの1/Nの速度でデジタル/ア
ナログ信号に変換できる。このことは、DAコンバータ
群は、1チャンネルDAコンバータに比べてN倍の高速
な入力コードデータをDA変換する作用を持つ。アナロ
グ加算器79は、N点のアナログ信号を加算すること
で、1チャンネルのDAコンバータのN倍の分解能のア
ナログ信号を生成する作用がある。
【0009】
【実施例】本発明の実施例は、4個のDAコンバータを
使用し、積分器を共通化して4倍の高分解能・高速度の
DAコンバータを実現した回路例である。これについ
て、図1と図2を参照して説明する。本原理構成図は、
図2に示すように、波形データ50と、遅延素子51、
61〜64と、減算器52と、加算器53と、デマルチ
プレクサ54と、DAコンバータ55〜58と加算器5
9とで成る。
【0010】ここで、計算式を示して説明する。デジタ
ル部の演算動作で、入力データをxとし、デマルチプレ
クサ54の入力端のデータをyとし、各遅延素子をz-1
とすると、この原理構成図で入力波形データ50は、単
位遅延時間の遅延素子51と減算器52とにより微分さ
れ、このデータが加算器53の一方の入力データとな
る。 y={(1−z-1)・x+z-4・y}.....式である
から、 ∴y={(1−z-1)/(1−z-4)}・x={1/
(1+z-1+z-2+z-3)}・xとなる演算を実現して
いる。
【0011】次に、アナログ出力をQとすると、デマル
チプレクサ54以後のyデータは、デマルチプレクサ5
4で4個のDAコンバータに分配されてアナログ変換さ
れた後加算されて出力Qとなる。即ち、Q=(1+z-1
+z-2+z-3)・y.....式である。これは式より
Q=xが成り立つ。従って、デジタル入力xは、アナロ
グ変換されたQ出力となる。
【0012】上記原理を踏まえて、より具体的な回路構
成例は、図2に示すようになり、波形データ50と、フ
リップフロップ70、71、81〜88と、減算器72
と、加算器73と、DAコンバータ75〜78と、アナ
ログ加算器79とで成る。ここで、上記原理の遅延素子
は、1クロック時間による遅延時間である。
【0013】波形データ50は、例えばサイン波形の振
幅値コードデータを格納しているメモリであり、これか
らクロック毎に順次読み出されてリタイミング用フリッ
プフロップ70によりリタイミングされて減算器72
と、フリップフロップ71に供給される。
【0014】減算器72と、フリップフロップ71と
で、デジタル微分回路を構成している。フリップフロッ
プ71は、フリップフロップ70からの入力データ70
datを1クロック時間の遅延を与えるものである。1ク
ロック後のデータを減算器72の他方の入力端に供給
し、フリップフロップ71からの入力データと減算し
て、得た微分データ72datを加算器73の一方の入力
端に供給する。
【0015】加算器73は、上記微分データ72dat
と、この加算器の出力データを4クロック時間遅延した
データを他方の入力端に供給して、両者を加算し、結果
を4つのフリップフロップ85〜88とデータ遅延用の
フリップフロップ81に供給する。これにより、4クロ
ック時間に分割されたDA変換用コードデータを生成さ
れる。フリップフロップ81〜84は、4クロック時間
の遅延を与えて順次加算器73の他方の入力端に供給す
る。タイミング発生回路74は、フリップフロップ85
〜88に順次加算器73からの出力データをラッチさせ
る為のラッチクロックを生成し、フリップフロップ85
〜88は、このクロックを受けて、クロックの1/4の
低速度のデータをDAコンバータ75〜78供給してい
る。DAコンバータ75〜78は、クロックの1/4の
速度で動作可能なDAコンバータであって、各々対応し
たフリップフロップ85〜88のコードデータを受け
て、デジタル/アナログ信号に変換した後、アナログ加
算器79の各々の加算入力端に供給している。このこと
は、逆に言えばクロックの4倍の高速な入力データをD
A変換できることを意味する。アナログ加算器79は、
DAコンバータ75〜78からの4つのアナログ信号を
抵抗加算して増幅し、バッファした後、外部に出力して
いる。この4つの抵抗加算により、1つのDAコンバー
タの分解能の4倍の分解能のアナログ信号を生成出力で
きることとなる。
【0016】ところで、本回路構成において、利用上の
制限がある。即ち、減算器72で微分し、加算器73で
遅延したデータと加算した結果の出力データがDAコン
バータのコードビット数を越えないような入力データと
する点である。本回路は主にサイン波形データのよう
に、微分データ72datが大きな値とならない条件が必
要である。この為、例えば、ステップ的にフルスケール
値近くの変化を示す波形データの場合には、オーバーフ
ローする場合があるので好ましくない。
【0017】上記実施例の説明では、4チャンネルのD
Aコンバータによる回路構成例であったが、N個のDA
コンバータを設けて、これに対応するフリップフロップ
群を設ける回路構成として、N倍の高速な入力データを
DA変換が可能となり、かつDAコンバータの分解能の
N倍の分解能のアナログ信号を生成出力出来ることとな
り、上記実施例同様にして実現可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、下記に記載されるような効果を奏する。加
算器73は、Nクロック時間遅延したデータと減算器7
2からの微分データ72datとを加算することで、Nク
ロック時間に分割されたDA変換用コードデータを生成
出力する効果がある。NチャンネルのDAコンバータ
は、クロックの1/Nの速度で動作可能なDAコンバー
タを使用可能であり、各々のコードデータを受けて、ク
ロックの1/Nの速度でデジタル/アナログ信号に変換
し、これらをアナログ加算器79で加算することで、N
倍の高速な入力コードデータをDA変換できる効果があ
る。アナログ加算器79は、N点のアナログ信号を加算
することで、1チャンネルのDAコンバータのN倍の分
解能のアナログ信号を生成する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、高分解能・高速度のDAコンバータ
回路構成図例である。
【図2】本発明の、高分解能・高速度のDAコンバータ
の原理構成図である。
【図3】従来の、高分解能・高速度のDAコンバータ回
路構成図である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数(N)チャンネルのDAコンバータ
    を有してDA変換する回路において、 入力データ(70dat)を単位遅延時間毎に微分して出
    力する微分回路手段を設け、 微分回路手段で微分したデータと、加算器手段の出力デ
    ータをNクロック時間遅延したデータとを加算して出力
    する加算器手段を設け、 加算器手段の出力データを単位遅延時間毎に順次保存シ
    フトしてNクロック時間遅延するN個の遅延手段を設
    け、 加算器手段の出力データを順次ラッチ保持するN個のラ
    ッチ保持手段を設け、 N個のラッチ保持手段からのデータを受けて、各々DA
    変換して出力するN個のDAコンバータを設け、 N個のDAコンバータからのアナログ信号を受けて、各
    々を加算して出力するアナログ加算手段を設け、 以上を具備していることを特徴としたDAコンバータ。
  2. 【請求項2】 微分回路手段は、 入力データ(70dat)を単位遅延時間保持するフリッ
    プフロップ(71)を設け、 入力データ(70dat)と、フリップフロップ(71)
    からのデータを受けて、両データを減算する減算器手段
    を設け、 以上を具備していることを特徴とした請求項1記載のD
    Aコンバータ。
  3. 【請求項3】 単位遅延時間は、1クロック時間とした
    請求項1、2記載のDAコンバータ。
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