JP3354373B2 - モジュラジャック - Google Patents

モジュラジャック

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JP3354373B2
JP3354373B2 JP33757895A JP33757895A JP3354373B2 JP 3354373 B2 JP3354373 B2 JP 3354373B2 JP 33757895 A JP33757895 A JP 33757895A JP 33757895 A JP33757895 A JP 33757895A JP 3354373 B2 JP3354373 B2 JP 3354373B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/646Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
    • H01R13/6461Means for preventing cross-talk
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/60Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
    • H01R24/62Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として信号伝送
用に用いられ漏話を防止したモジュラジャックに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気通信の分野においては伝送さ
れる情報量が飛躍的に増大してきているものであるか
ら、高速な信号伝送が要求されている。高速な伝送を行
なうには高い周波数の信号を用いる必要があるから、静
電結合による信号線間での漏話量が大きくなる。すなわ
ち、信号品質の劣化を防止するためには、漏話量を減少
させることが必要であって、高速な信号伝送を行なうた
めには信号線だけではなく、モジュラジャックにおいて
も漏話を防止することが要求される。
【0003】ところで、一般に通信用に用いられるモジ
ュラジャックはモジュラプラグが差し込まれるものであ
って、互いに他方に接続されるコンタクト部、外部電線
(信号線)を接続する端子部、コンタクト部と端子部と
を内部で接続する接続部が導体により形成されており、
これらの導体には一平面内で互いに平行に配置される部
分が存在する。このような平行部分では互いに他の信号
を伝送する導体間の容量成分が不平衡になるから漏話電
流が流れることになる。また、コンタクト部は規格によ
って信号の種類の割当てや位置関係が固定的に決められ
ているものであるから、設計の自由度が低くコンタクト
部での漏話の軽減は難しいという問題がある。
【0004】そこで、この種のモジュラジャックにおい
ては、モジュラプラグが差し込まれた状態で両者の端子
部間での漏話が軽減されるように、接続部を配置するこ
とが考えられている。この場合、モジュラプラグはモジ
ュラジャックに比較すると寸法が小さく接続部の配置を
変更するのが難しいものであるから、漏話特性の改善に
はモジュラジャックにおいて接続部の配置を工夫するの
が一般的である。また、上述のようにコンタクト部は配
置に制約があり、また端子部についても配置の自由度が
低いものであるから、接続部の配置関係により漏話を低
減させる試みがなされている。
【0005】たとえば、特開平6−84562号公報に
記載された図6に示す電気コネクタは8極のモジュラジ
ャックであって、モジュラプラグのコンタクト部に接触
するコンタクト部1と外部電線を接続する端子部2との
間に設けた接続部3の一部を立体交差させた構成を有し
ている。具体的には正面(図の左側)から見てコンタク
ト部1に〜の番号を付したときに、、、
の各対のコンタクト部1に接続されている接続部3が
それぞれ立体交差する。この構成は、の対との
対との間の漏話の防止を主な目的にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成で
は、ほぼ一平面上に配置されている接続部3の一部を立
体交差させるものであるから、立体交差する接続部3の
一方が他方を跨ぐ形状となるように接続部3に曲げ加工
を施す必要がある。また、交差部位には接続部3の上下
関係があるから、組立順序に制約が生じることになる。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、立体交差する部位を持つことなく漏
話を防止することができるようにすることにより、接続
部への曲げ加工を不要として製造を容易にし、しかも交
差部位を持たないことにより組立手順に制約の少ないモ
ジュラジャックを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、モジュラプラグのコンタクト部に電気的
に接触するように略平行に配置された8本のコンタクト
部と、外部電線に接続される8個の端子部と、コンタク
ト部の延長方向に交差する方向に延長され互いに対応す
る各コンタクト部と各端子部とをそれぞれ電気的に接続
する8本の接続部と、コンタクト部と端子部と接続部と
を保持する絶縁材料よりなる基台とを備え、コンタクト
部の配列順において1番−2番、3番−6番、4番−5
番、7番−8番の各2個ずつのコンタクト部が対になる
モジュラジャックであって、1番と4番と8番とのコン
タクト部の基部は他のコンタクト部の基部よりも端子部
側に配置され、1番と3番と5番とのコンタクト部に接
続される接続部のうちの少なくとも2本または4番と6
番と8番とのコンタクト部に接続される接続部のうちの
少なくとも2本の間の距離が他の接続部との距離よりも
近接することにより、3番−6番の対のコンタクト部に
接続される接続部を除く少なくとも1つの対の接続部が
3番−6番の対のコンタクト部に接続される接続部の距
離にほぼ等しく設定されることを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、1番と4番と8番との
コンタクト部の基部を他のコンタクト部の基部よりも端
子部側に配置し、かつ1番と3番と5番とのコンタクト
部に接続される接続部のうちの少なくとも2本または4
番と6番と8番とのコンタクト部に接続される接続部の
うちの少なくとも2本の間の距離が他の接続部との距離
よりも近接することにより、3番−6番の対のコンタク
ト部に接続される接続部を除く少なくとも1つの対の接
続部が3番−6番の対のコンタクト部に接続される接続
部の距離にほぼ等しく設定されていることによって、3
番と6番との対以外は、それぞれ対になるコンタクト部
の並びと接続部の並びとが逆順になる。このことによっ
て、モジュラプラグにおいて生じた漏話電流に対して位
相が逆になる漏話電流が生じることになり、モジュラプ
ラグを接続した状態では漏話電流が打ち消し合うことに
なり漏話量が減少する。しかも、1番と3番と5番との
コンタクト部に接続される接続部のうちの少なくとも2
本または4番と6番と8番とのコンタクト部に接続され
接続部のうちの少なくとも2本の間の距離が他の接続
部との距離よりも近接することにより、3番−6番の対
のコンタクト部に接続される接続部を除く少なくとも1
つの対の接続部が3番−6番の対のコンタクト部に接続
される接続部の距離にほぼ等しく設定されるから、モジ
ュラプラグで生じた漏話電流を打ち消すように逆位相の
漏話電流の大きさを設定することができる。また、接続
部を立体交差させずにコンタクト部と接続部との配列関
係を入れ換えることができるから、接続部に曲げ加工が
不要であり、しかも、立体交差させないことによって組
立順序にも制約が生じない。すなわち、曲げ加工を必要
としないことにより製造が容易であり、かつ組立順序の
制約がないことによって組立作業が容易になる。
【0010】
【発明の実施の形態】図5に示すように、モジュラジャ
ックは8極であって、前面にプラグ挿入口11が開口す
る接続基台10aの下部後方に端子基台10bが連続一
体に延長された絶縁材料よりなる基台10を備える。接
続基台10aにはレバー12の一端部が枢着され、レバ
ー12は端子基台10bの上面に被さる位置と、端子基
台10bの上面を開放する位置との間で開閉する。ま
た、端子基台10bの上には保持部材13が上下に移動
自在に配置され、レバー12の開閉に連動して保持部材
13が上下に移動可能となるように保持部材13がレバ
ー12に連結されている。レバー12の回動を保持部材
13の上下移動に変換する機構については先に出願され
ており、本発明の要旨ではないからここでは説明を省略
する。
【0011】接続基台10aには接続凹所14が形成さ
れ、接続凹所14の開口面がプラグ挿入口11になって
いる。接続凹所14にはプラグ挿入口11を通してモジ
ュラプラグが挿入されるのであって、モジュラプラグに
設けたコンタクト部に弾接して電気的に接続される複数
本(ここでは8本)のコンタクト部1が接続凹所14の
中に互いに平行になるように配列されている。各コンタ
クト部1は線状のばねであり、接続凹所14の前端部か
ら後上方に向かって突出するように配置される。また、
端子基台10bには各コンタクト部1にそれぞれ電気的
に接続された複数個の端子部2が立設される。各端子部
2は板状の端子片2a(図2参照)を備え、各端子片2
aにはそれぞれ上端が開放された圧接スリット2bが形
成される。この端子片2aは周知のように、絶縁被覆を
施した電線を圧接スリット2bに上端から圧入すること
によって、絶縁被覆を圧接スリット2bの両側縁で切る
とともに、芯線を圧接スリット2bの両側縁間に挟持す
るものである。
【0012】一方、保持部材13は中空に形成されてお
り、端子片2aに接続する電線を各別に分離して保持す
ることができるように仕切壁13aを有している。保持
部材13において端子片2aに対応する部位には開口窓
(図示せず)が形成され、レバー12を閉じたときにレ
バー12の下面側に突設されている突起(図示せず)が
開口窓を通して電線を押さえることにより、電線を圧接
スリット2bに押し込むことができるようになってい
る。
【0013】ところで、コンタクト部1の配線割当て
は、ANSI/EIA/TIA−568(商用ビル通信
配線規格)に規定されており、図4に示すように、プラ
グ挿入口11を正面から見てコンタクト部1が上から下
に突出する配置としたときに左から〜の順で端子番
号を割当て、このとき〜の各コンタクト部1に電気
的に接続される電線のカラーコードは次のように規定さ
れる。つまり、白−オレンジ、オレンジ、白−
緑、青、白−青、緑、白−茶、茶になる(白
−X(X:オレンジ、緑、青、茶)で示すものは、白色
とX色との2色が全長に着色されていることを表す)。
また、端子部2に接続される電線はツイストペア線であ
って、コンタクト部1の、、、がそれ
ぞれ対になるように接続関係が規定されている。すなわ
ち、ツイストペア線の対になる線は、絶縁被覆が単一色
である色線と、絶縁被覆が白色および他色の2色である
白地線とを撚り合わせたものであって、白地線における
白色ではない色は、対になる色線の色と同一色が採用さ
れている。たとえば、白地線が白と緑との2色であると
きには色線は緑のものが対になる。このような電線のカ
ラーコードの規定のほか、対になる線間の近端漏話量に
ついても規定されている。
【0014】ここにおいて、の対はの対の間に
配置されることになるから、接続部3が一平面上に形成
されているとすれば各接続部3の間の容量成分により形
成されるブリッジ回路が不平衡になる。つまり、の
対との対との間には漏話電流が流れやすく、とくに
信号の周波数が高くなると漏話電流が増加することにな
る。また、他の対についても周波数が高くなれば漏話量
が増加する。
【0015】しかして、本発明では図1、図2に示すよ
うに、コンタクト部1の基部を前後2列に配列してい
る。すなわち、のコンタクト部1の基部が後列に
なり残りのコンタクト部1の基部は前列になる。さらに
は、前列のコンタクト部()1の基部は、それぞ
れ対になっている後列のコンタクト部()1の前
方を通る迂回部4を介して接続部3に接続されている。
ここにおいて、コンタクト部1の延長方向と接続部3の
延長方向とは交差している(図2参照)。したがって、
コンタクト部1と接続部3とは立体交差することなく左
右を逆順に並べることができる。つまり、コンタクト部
1は上述のように図1における左から順に〜の番号
が付与されるのに対して、接続部3は
の順で並ぶのであって、、、の各対につい
ては迂回部4を設けていることによりコンタクト部1と
接続部3との左右の並び順が逆になる。したがって、こ
れらの各対ではコンタクト部1に接触する相手側コネク
タであるモジュラプラグのコンタクト部の左右の並びと
モジュラジャックの接続部3の左右の並びとの関係を逆
にすることができる。その結果、モジュラジャックに相
手側コネクタを接続した状態では、相手側コネクタにお
いて生じる不平衡電流とは逆位相の不平衡電流がモジュ
ラジャックで生じることになり両者の不平衡電流が打ち
消しあうことによって漏話量が低減される。
【0016】また、のコンタクト部1に連結され
た接続部3と、のコンタクト部1に連結された接
続部3とはそれぞれ近接して配置される。このことによ
って、、、の各対における接続部3の距離
は、の対における接続部3の距離にほぼ等しく設定
することが可能になる。このように接続部3を適宜に近
接させて配置することにより、モジュラジャックにおい
て生じる漏話電流の大きさをモジュラプラグで生じる漏
話電流の大きさにほぼ等しくすることができ、漏話量を
一層低減することができる。
【0017】ところで、本実施形態においては、図1
(b)に示すように、コンタクト部1と端子部2とを電
気的に接続する接続部3を3層で配置し、かつ接続部3
の形状を従来とは異なる形状としている。コンタクト部
1と端子部2と接続部3とは弾性を有する0.4mm程
度の厚みの金属板(合金)を打ち抜くことによってリー
ドフレーム状に連続一体に形成されており、接続部3が
同一層に配置されるコンタクト部1、端子部2、接続部
3は1枚の金属板を打ち抜くことにより形成される。
【0018】上述のような形状に打ち抜き形成された金
属板は3層が順に重なるようにして基台10に装着され
る。また、コンタクト部1は基台10に取り付ける前に
折り曲げられる。金属板に形成するパターンはコンタク
ト部1および端子部2を折り曲げると互いに交差しない
ような形状に形成されている。つまり、コンタクト部
1、端子部2、接続部3は図2の上方から見るか前方
(右方)から見るかにかかわらず立体交差する部位がな
く、各金属板は漏話特性を考慮して積層順序を設定する
以外には積層順序に制約が生じない。このように、導体
部分の配列順序の入換えのための曲げ加工を必要としな
いから製造が容易になるのである。しかも、接続部3を
基台10の厚み方向にずらして配置していることによっ
て、導体間の距離や寸法の設計の自由度が高くなり、対
になる各接続部3の間の容量成分をほぼ平衡させること
が可能になって、漏話量をさらに低減させることが可能
になるのである。つまり、コンタクト部1と接続部3と
の配列順を入れ換えるとともに接続部3を立体的に配置
しているのであり、これらの導体間の間隔や長さを適宜
に設定することにより漏話を防止することが可能にな
る。
【0019】さらに、端子部2は図1(a)により明ら
かなように前後2列に配列してある。すなわち、対にな
る各2個の端子部2をそれぞれ前後に配置してある。こ
のように配列すれば、前後の端子2は左右方向の一部
を重複させることが可能であるから、端子部2を1列に
配置する場合に比較すると端子部2を配置するスペース
の左右幅を狭くすることが可能になり、結果的にモジュ
ラジャックの幅を狭くすることが可能になる。また、前
後の端子片2aは絶縁距離を確保できる程度に離間させ
ればよく、しかも各端子片2aは厚みが小さいから、前
後2列に配列しても基台10の前後方向の寸法は大幅に
増加することがない。
【0020】
【発明の効果】本発明は、モジュラプラグのコンタクト
部に電気的に接触するように略平行に配置された8本の
コンタクト部と、外部電線に接続される8個の端子部
と、コンタクト部の延長方向に交差する方向に延長され
互いに対応する各コンタクト部と各端子部とをそれぞれ
電気的に接続する8本の接続部と、コンタクト部と端子
部と接続部とを保持する絶縁材料よりなる基台とを備
え、1番と4番と8番とのコンタクト部の基部は他のコ
ンタクト部の基部よりも端子部側に配置され、1番と3
番と5番とのコンタクト部に接続される接続部のうちの
少なくとも2本または4番と6番と8番とのコンタクト
部に接続される接続部のうちの少なくとも2本の間の距
離が他の接続部との距離よりも近接することにより、3
番−6番の対のコンタクト部に接続される接続部を除く
少なくとも1つの対の接続部が3番−6番の対のコンタ
クト部に接続される接続部の距離にほぼ等しく設定され
ているので、3番と6番との対以外は、それぞれ対にな
るコンタクト部の並びと接続部の並びとが逆順になり、
このことによりモジュラプラグにおいて生じた漏話電流
に対して位相が逆になる漏話電流が生じることになり、
モジュラプラグを接続した状態では漏話電流が打ち消し
合うことになり漏話量が減少するという利点がある。し
かも、1番と3番と5番とのコンタクト部に接続される
接続部のうちの少なくとも2本または4番と6番と8番
とのコンタクト部に接続される接続部のうちの少なくと
も2本の間の距離が他の接続部との距離よりも近接する
ことにより、3番−6番の対のコンタクト部に接続され
る接続部を除く少なくとも1つの対の接続部が3番−6
番の対のコンタクト部に接続される接続部の距離にほぼ
等しく設定されるから、モジュラプラグで生じた漏話電
流を打ち消すように逆位相の漏話電流の大きさを設定す
ることができるのである。また、接続部を立体交差させ
ずにコンタクト部と接続部との配列関係を入れ換えるこ
とができるから、接続部に曲げ加工が不要であり、しか
も、立体交差させないことによって組立順序にも制約が
生じないという利点がある。すなわち、曲げ加工を必要
としないことにより製造が容易であり、しかも組立順序
の制約がないことによって組立作業が容易になるという
効果を奏する。さらに、1番−2番、4番−5番、7番
−8番の各 対における少なくとも1対の接続部の距離
を、3番−6番の対における接続部の距離にほぼ等しく
することが可能になり、漏話量を一層低減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し(a)は導体部分の平
面図、(b)は(a)のA−A線断面に対応する断面図
である。
【図2】同上の導体部分の斜視図である。
【図3】同上の導体部分の概略平面図である。
【図4】同上のコンタクト部の配列を示す説明図であ
る。
【図5】同上の斜視図である。
【図6】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 コンタクト部 2 端子部 3 接続部 4 迂回部 10 基台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 正彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 盛野 信治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 奥野 裕寿 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 佐瀬 貴郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−25476(JP,U) 国際公開94/21007(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/33 H01R 24/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラプラグのコンタクト部に電気的
    に接触するように略平行に配置された8本のコンタクト
    部と、外部電線に接続される8個の端子部と、コンタク
    ト部の延長方向に交差する方向に延長され互いに対応す
    る各コンタクト部と各端子部とをそれぞれ電気的に接続
    する8本の接続部と、コンタクト部と端子部と接続部と
    を保持する絶縁材料よりなる基台とを備え、コンタクト
    部の配列順において1番−2番、3番−6番、4番−5
    番、7番−8番の各2個ずつのコンタクト部が対になる
    モジュラジャックであって、1番と4番と8番とのコン
    タクト部の基部は他のコンタクト部の基部よりも端子部
    側に配置され、1番と3番と5番とのコンタクト部に接
    続される接続部のうちの少なくとも2本または4番と6
    番と8番とのコンタクト部に接続される接続部のうちの
    少なくとも2本の間の距離が他の接続部との距離よりも
    近接することにより、3番−6番の対のコンタクト部に
    接続される接続部を除く少なくとも1つの対の接続部が
    3番−6番の対のコンタクト部に接続される接続部の距
    離にほぼ等しく設定されることを特徴とするモジュラジ
    ャック。
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US6280256B1 (en) * 1999-04-01 2001-08-28 Bergtechnology, Inc. Electrical connector for reducing electrical crosstalk and common mode electromagnetic interference

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