JP3354232B2 - Cad作図装置における図面修正方法 - Google Patents

Cad作図装置における図面修正方法

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JP3354232B2 JP25383293A JP25383293A JP3354232B2 JP 3354232 B2 JP3354232 B2 JP 3354232B2 JP 25383293 A JP25383293 A JP 25383293A JP 25383293 A JP25383293 A JP 25383293A JP 3354232 B2 JP3354232 B2 JP 3354232B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCAD作図装置におけ
る図面修正方法に関し、さらに詳しく言えば、直線モー
ドにて描かれた多角形図形を多角形モードで描かれた図
形と同様に修正することができるようにしたCAD作図
装置における図面修正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CAD(Computer aided
design)にて、例えば三角形や矩形などの多角
形図形を描くには、通常、作図コマンドとして直線モー
ドを選択する方法と、三角形モードもしくは矩形モード
を選択する方法とがある。
【0003】直線モードの場合は、カーソルにて始点と
終点とを順次指定してそれらの間に線を引きながら所望
とする三角形や矩形を描いていく。この場合、各始点デ
ータと終点データは直線データベースとしてメモリに格
納される。
【0004】これに対して、例えば三角形モードもしく
は矩形モードを指定した場合には、三角形であるならば
カーソルにてその各端点(頂点)位置を指定することに
より、ラバーバンドと呼ばれる仮線による三角形が表示
され、実行キーを押すことによりその三角形の図形が確
定されるとともに、その端点位置データが三角形データ
ベースとしてメモリに格納される。
【0005】また、矩形モードの場合には、カーソルに
て対角線上に位置する2点を指定すれば、残りの2点を
含むラバーバンドによる矩形が表示され、実行キーを押
すことによりその矩形の図形が確定されるとともに、そ
の端点位置データが矩形データベースとしてメモリに記
憶される。なお、厳密に言えば矩形には正方形は含まれ
ないが、正方形も描けることはもちろんである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、直線
モードでも矩形モード、三角形モード(以下、説明の便
宜上これらのモードを多角形モードという。)でも図3
(a)に示されているように、画面上に所望とする矩形
abcdもしくは三角形xyzを描くことができる。
【0007】しかしながら、見た目は同じ図形であって
も、修正機能にてそれらの図面をその形状的属性を失う
ことなく端点を再設定して修正しようとする場合、次の
ような問題があった。
【0008】すなわち、図3(a)において太線図形a
bcd、xyzが修正前の元図であるとして、それが多
角形モードで描かれたものである場合には、カーソルに
てそのいずれか一つの例えば端点b、端点xを指定して
例えば図示矢印のように拡大方向にずらすと、その元図
の形状的属性(矩形や三角形)を引き続いた状態で、矩
形ABCd、三角形Xyzへの修正を行なうことができ
る。
【0009】この例では拡大方向に修正しているが、同
様に端点を再設定することにより、その属性を失うこと
なく、縮小もしくは等倍的な修正をも行なうことができ
る。
【0010】これに対して、直線モードで描かれている
場合には、カーソルにてその端点b、端点xを指定して
それらを例えばB′、X′位置に移動させようとしても
図3(b)に示されているように、その端点が属する一
辺B′−c、X′−zのみが動くだけで、上記のように
形状的属性を引き継いだ状態で拡大、縮小もしくは等倍
的な修正を行なうことができなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するためになされたもので、その構成上の特徴は、作
図コマンドとして少なくとも直線モードと、三角形モー
ドおよび矩形モードを含む多角形モードとを備え、同多
角形モードにて画面上に描かれた多角形図形を修正する
際には、カーソルにてそのいずれか一つの端点(頂点)
を指定してそれを任意方向にずらしてその端点位置を再
設定すことにより、その図形の形状的属性を引き継いで
拡大、縮小もしくは等倍図形に修正し得るCAD作図装
置における図面修正方法において、直線モードにて画面
上に描かれた三角形もしくは矩形の多角形図形を修正す
るにあって、同図形に対してグループ設定のコマンドを
与えることにより、メモリに記憶されている各端点位置
データ間にその多角形図形としての関連性を持たせ、上
記多角形モード時と同様に端点再設定による図面修正を
可能としたことにある。
【0012】
【作用】上記構成によると、直線モードにて描かれた多
角形図形であっても、グループ設定のコマンドが与えら
れることにより、その図形の各端点位置データが一つの
図形データとしてリンクされることになる。
【0013】したがって、多角形モードで描かれた図形
と同様に、その形状的属性を引き継いだ状態で端点再設
定による図面修正を行なうことができる。
【0014】
【実施例】図1には、この発明に用いられるCAD作図
装置の一例が示されている。これによると、同作図装置
はCAD本体10と、カーソルの移動やコマンドの選択
およびその実行などを操作するマウス21を有するディ
ジタイザ20と、各作図モードで作成された図面データ
やシステムパラメータおよび編集用のデータなどが格納
される例えばハードディスクからなるメモリ30とを備
えている。
【0015】CAD本体10は例えばCRTもしくはプ
ラズマディスプレイなどからなる表示画面を有し、この
場合、同表示画面は作図領域10aとコマンドメニュー
表示部10bとに区画されている。
【0016】ここで、マウス21にて作図コマンド中か
ら直線モードを選択し、同マウス21にて縦カーソル1
1a、横カーソル11bを移動させて始点P1を指定し
た後、終点P2を指定して垂直下方に直線P1−P2を
描く。
【0017】次に、P2を始点としP3を終点とする直
線P2−P3を右方向に水平に描き、さらにP3を始点
としP4を終点とする直線P3−P4を直線P1−P2
と同じ長さをもって垂直上方に描き、そして最後に点P
4とP1とを結ぶ直線を描いて、図示太線のような矩形
を描画したとする。
【0018】この矩形の作図に伴って、その端点P1〜
P4の各位置データが直線データベースとしてメモリ3
0内に格納されるのであるが、図2にはその各位置デー
タがアドレス1〜4に格納された状態が模式的に示され
ている。
【0019】この矩形図形は直線モードで描かれている
ため、その形状的属性を保持したまま端点再設定の修正
を加えるには、コマンドメニュー中から『グループ設
定』を選択した後、カーソル11a,11bにて各端点
P1〜P4を指定し、実行キーを押す。なお、各端点P
1〜P4ごとに指定するのではなく、それら各端点P1
〜P4を一つの枠で囲んでグループ設定のコマンドを与
えてもよい。
【0020】これにより、図2に例示されているよう
に、端点P1〜P4の各メモリ領域に拡張データとして
次に繋がるアドレスが書き込まれ、その各位置データが
一つの矩形図形のデータとして関連付けられることにな
る。なお、アドレスによって繋げるのではなく、例えば
グループ化された各端点のメモリ領域の拡張データとし
て同一のフラグを立てるようにしてもよい。
【0021】したがって、コマンドメニュー中から『端
点再設定』を選択し、例えば端点P4を指定して、この
点を図示矢印のようにP4′位置にまで拡大的に移動さ
せると、この端点P4の隣り合う2辺P1−P4および
P3−P4がともに矩形の形状的属性を引き継いだ状態
で平行移動する。
【0022】すなわち、点P4′の座標を(X4′,Y
4′)とすると、、端点P1が点P1′(X1,Y
4′)まで、また、端点P3は点P3′(X4′,Y
3)まで移動することになる。
【0023】上記実施例はもっぱら矩形を例にとって説
明したが、直線モードで描かれた三角形であっても同様
にグループ設定することにより、その形状的属性を保持
した状態で端点再設定の修正を行なうことができる。な
お、この作図装置にはグループ解除のコマンドが用意さ
れており、任意に各端点データを直線モード時に戻すこ
とができるようになっている。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、直線モードで描かれた三角形や矩形であっても、必
要に応じてそれらの各端点データに一つの図形としての
関連性を持たせ、その形状的属性を引き継いだ状態での
修正を行なうことができる、という効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に適用されるCAD作図装置の一例を
示した模式図。
【図2】この発明の実施例において、各端点データのメ
モリへの格納状態を示した模式図。
【図3】端点再設定を行なう際の従来の問題点を説明す
るための説明図。
【符号の説明】
10 CAD本体 10a 作図領域 10b コマンド表示部 11a,11b カーソル 20 ディジタイザ 30 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−84371(JP,A) 特開 平5−205022(JP,A) 特開 平3−251965(JP,A) ”OS IV GDP/EX説明書 (図形編集・出力プログラム)V10L20 用”,富士通株式会社,1991年6月30 日,第1版,p.202−203 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/80 G06F 17/50 G06F 3/14 - 3/153 G09G 5/36 CSDB(日本国特許庁)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作図コマンドとして少なくとも直線モー
    ドと、三角形モードおよび矩形モードを含む多角形モー
    ドとを備え、同多角形モードにて画面上に描かれた多角
    形図形を修正する際には、カーソルにてそのいずれか一
    つの端点(頂点)を指定してそれを任意方向にずらして
    その端点位置を再設定すことにより、その図形の形状的
    属性を引き継いで拡大、縮小もしくは等倍図形に修正し
    得るCAD作図装置における図面修正方法において、 直線モードにて画面上に描かれた三角形もしくは矩形の
    多角形図形を修正するにあって、同図形に対してグルー
    プ設定のコマンドを与えることにより、メモリに記憶さ
    れている各端点位置データ間にその多角形図形としての
    関連性を持たせ、上記多角形モード時と同様に端点再設
    定による図面修正を可能としたことを特徴とするCAD
    作図装置における図面修正方法。
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"OS IV GDP/EX説明書(図形編集・出力プログラム)V10L20用",富士通株式会社,1991年6月30日,第1版,p.202−203

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