JPH0723995B2 - 文書調整方法 - Google Patents

文書調整方法

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JPH0723995B2
JPH0723995B2 JP60204603A JP20460385A JPH0723995B2 JP H0723995 B2 JPH0723995 B2 JP H0723995B2 JP 60204603 A JP60204603 A JP 60204603A JP 20460385 A JP20460385 A JP 20460385A JP H0723995 B2 JPH0723995 B2 JP H0723995B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は一般に文書編集、詳細には、特に基本文書を調
整する方法に係る。
B.開示の概要 基本文書を調整して特定の文書を得る方法および装置を
開示する。基本文書はデータ対象およびデータ対象のセ
クシヨンから成る。これらのセクシヨンは、対応するデ
ータ対象を指すポインタを含み、ウインドウを作成して
表示する。ウインドウが選択されると、選択されたウイ
ンドウを介して対応するデータ対象に至る表示窓(ウイ
ンドウ)が開かれる。次いで、データ対象は特定の文書
に含むべき所望のセクシヨンを得るように画面移動(ス
クロール)される。各々の所望のセクシヨンは、取出さ
れるごとに特定の文書にその一部分として書込まれる。
C.従来の技術 文書調整、すなわち基本文書に基づく新しい文書の作成
は、従来はバツチ処理の切貼り等の編集動作で行なつて
いる。今日では、操作員は、アプリケーシヨンプログラ
ムで駆動する独立型またはホスト接続のコンピユータワ
ークステーシヨンまたはコンピユータシステムの装置制
御型表示装置を使用して、基本文書をデイスクからメモ
リにロードし、基本文書全体にわたり表示および画面移
動を開始し、不要なセクシヨンを削除して所望のセクシ
ヨンを編集することができる。このような動作は紙上で
は簡単に見えるが、コンピユータシステムでは、ずつと
多くの注意力、時間およびキー操作を必要とする。1文
字はごく僅かのキーストロークで削除できるが、段落と
もなると、削除するためには、カーソル操作により削除
部分を指定する必要がある。
文書調整を援助するため、スクリーン分割プログラムす
なわちアプリケーシヨンプログラムを使用して、基本文
書の異なつたセクシヨンを併置して表示し比較すること
ができる。これらのプログラムを使用する際、操作員
は、例えば、2つの表示窓を作成し、一方の表示窓を表
示スクリーンの上半部に、他方の表示窓を表示スクリー
ンの下半部に表示することができる。2つの表示窓は左
右に並べることもできる。更にスクリーンは細分するこ
とができる。一般にスクリーンは、最初の分割では1/2
に、2回目の分割では1/4に分割される。以下同様であ
る。
最近では、ウインドウを作成するシステムまたはアプリ
ケーシヨンプログラムが普及している。文書中の異なつ
たセクシヨンを調査し比較することはできるが、そのた
めにはウインドウを別個に作成しなければならない。別
個のウインドウを作成するには、操作員は時間、労力お
よび注意力を必要とする。更に、ユーザは、できるだけ
多くの操作員の要求を満たすように、ウインドウの寸法
を増減できるようにアプリケーシヨンの能力を高めてい
る。これは表示される文書のセクシヨンの大きさを増す
ために行なうことがある。
米国特許出願第686519号(1984年12月26日出願)は本出
願の関連出願である。
D.発明が解決しようとする問題点 標準的な編集方法としてスクリーン分割またはウインド
ウ作成アプリケーシヨンプログラムの使用にも拘らず、
調整された文書を容易に作成する柔軟でユーザに親切な
インタフエースが欠けている。
従つて、従来の方法には、調整された文書の作成は可能
であるが、前述のような明白な欠点がある。これらの欠
点を克服する本発明の技術は、従来の技術からは予見す
ることができない。詳細には、操作員が基本文書の異な
つたセクシヨンを容易に選択し、特定の要求に沿つた文
書を構築することができるという点で、本発明は従来の
技術よりも進歩したシステム、アプリケーシヨンおよび
手法を提供する。前記構築は、基本文書の、スクリーン
上に同時に表示された複数のウインドウ化セクシヨンで
行なう。ウインドウの各々は基本文書の1セクシヨンを
見れるようにする表示窓を与え、ウインドウ内でそのセ
クシヨンを画面移動して、調整された文書に包含すべき
部分を選択することができる。ウインドウはシステムに
より生成し、操作員が、調整された文書に包含すること
を希望する情報すなわちデータを、自動的に領域指定す
るのに使用する。
E.問題点を解決するための手段 基本文書を調整して特定の文書を構築する独特の方法お
よびシステムにより、ユーザへの親切さ、およびシステ
ムの柔軟性を増すとともに、操作員に要求される注意力
が少なくて済むようにする。基本文書はデータ対象から
成り、対応するデータ対象のセクシヨンの集りとともに
記憶される。基本文書のこれらのセクシヨンは個々にウ
インドウ化して操作員に表示することができる。或るセ
クシヨンを選択すると、対応するデータ対象を見るため
の表示窓を作成する。次いで、データ対象はウインドウ
を介して形成した表示窓で画面移動し、データ対象の所
望のセクシヨンを取出し、調整された文書に取込むこと
ができる。
F.実施例 F1.全般説明 本発明の良好な実施例は、アプリケーシヨンプログラム
としてパツケージ化されるか、またはアプリケーシヨン
プログラムに含まれる。以下、アプリケーシヨンプログ
ラムを略してアプリケーシヨンという。アプリケーシヨ
ンは、ワード処理システムまたは計算システムで操作員
が使用しうるように、ユーザまた はプログラマが作成する。ここでいうシステムは、独立
型またはホスト接続の装置制御型表示装置のワークステ
ーシヨンである。表示装置は全点アドレス可能(APA)
のCRT型のものが望ましい。表示装置の表示面をスクリ
ーンと呼ぶ。作成されたウインドウは、一般に境界を有
し、スクリーンの一部だけ占有する。また、ウインドウ
は予め決まつた大きさのウインドウとして作成され、操
作員に提示されるが、後に移動、拡大または縮小するこ
とができる。実際問題として、ウインドウは非常に小さ
な寸法のものからスクリーン全体を占める寸法のものに
至るまで変えることができる。ウインドウの位置と寸法
をスクリーン上で決める一般的なウインドウの操作は周
知であり、本発明の部分を構成するものではない。用語
“文書”は記憶および検索が可能な情報を含むことを意
味する。情報はテキスト、図形、表等の形式(以下、デ
ータタイプという)で表わすことができる。
装置制御は、キーボード、ジヨイステイツク、ライトペ
ン、マウス、スクラツチパツド等、またはこれらの装置
の組合せによる表示装置の制御を含む。システム制御
は、システムのハードウエアおよび(または)ソフトウ
エア制御を意味する。
後述の詳細な説明では、基本文書を作成する動作の最初
に、メニユーを操作員に提示するものと仮定する。メニ
ユーをキー操作することにより、操作員は、余白設定等
のようにパラメータとともに図形、表等のようなデータ
タイプを選択することができる。メニユーをキー操作す
ることにより、データ対象を定義または指定する。メニ
ユーのキー操作が終了すると、システムはスクリーン上
にウインドウを構築してデータを入力することができ
る。ウインドウに入力するデータはウインドウよりもず
つと大きくなることがある。例えば、若し、テキストデ
ータ対象が構築すべき文書の1つのセクシヨンに指定さ
れていた場合、ウインドウに入力されるテキストの物理
的長さが数ページに及ぶことがある。大き過ぎるテキス
トは入力中にウインドウ内での画面移動により処理され
る。テキストの大きさは、ウインドウの寸法の何倍にも
なることがある。データ対象すなわち構築中の文書のセ
クシヨンの入力が完了すると、メニユーを再び呼出し、
異なつたデータ対象を指定することができる。この新し
いデータ対象と定義した後、システムは、スクリーン上
の前のウインドウの下にもう1つのウインドウを構築す
る。この時点で、前のウインドウに表示されているの
は、ウインドウの大きさの限度まで入力されたデータの
最後の部分である。最終的に、スクリーンはウインドウ
で一杯になる。この状態が生じて新しいデータ対象が指
定されると、システムは、既にスクリーン上にあるウイ
ンドウを画面移動し、別のウインドウのための場所を空
ける。
前述のように作成したデータ対象の各々は作成した順序
で記憶される。入力完了時におけるウインドウ化データ
も、ウインドウを作成する順序で記憶される。ウインド
ウ化データの各々とともに、対応するデータ対象を指す
ポインタを記憶する。
後述の詳細説明の動作の最初に、ウインドウ化データを
含む複数のウインドウを呼出し、スクリーンに表示す
る。ウインドウの1つを選択すると、そのウインドウを
介して、対応するデータ対象に至る表示窓が開かれる。
表示窓には、前記選択前にウインドウ化された同じデー
タが表示される。その後、複数のデータ対象から成る基
本文書から、そのデータ対象の所望のセクシヨンを選択
して調整中の文書に取入れるため、選択されたウインド
ウでそのデータ対象を画面移動し、調整が必要なデータ
対象について表示と編集を行う。
ウインドウの選択は、マウス制御の指示カーソルおよび
マウスの選択ボタンにより行なうことができる。データ
対象のセクシヨンを選択し、調整中の文書に取入れるも
のもマウスボタンの押下げにより行なうことができる。
データ対象のセクシヨンの選択の範囲はウインドウの大
きさにより決まる。前述の動作により、従来のような領
域指定操作および定義操作が回避される。
F2.詳細説明(第1図〜第5図) 本発明のより詳細な理解のため、下記の詳細説明では、
キーボード、APA表示装置、白黒モニタ、図形アダプ
タ、デイスクドライブ、オペレーテイングシステム、マ
ウス、十分な容量の作業用メモリ、およびデイスケツト
(基本文書と、本発明を含むアプリケーシヨンとを含
む)により形成されたIBMパーソナルコンピユータのよ
うな独立型のキーボード/表示装置の計算システムを使
用するものと仮定する。更に、このシステムは電源がオ
ンになつており、かつ本発明のアプリケーシヨンはロー
ドされていて、走査中であるものと仮定する。
第2図はスクリーン1を示す。操作員が編集セツシヨン
を開始し、前に作成した文書の編集を指定すると、アプ
リケーシヨンはこの文書のデータ対象をスクリーン1に
表示する。テキストデータ対象2、図形データ対象3、
および表データ対象4は、この文書内に含まれているデ
ータ対象を表わす。
第3図で、データ領域5はデータ対象6に属する全デー
タを表わす。データ対象のウインドウ8を介して現に見
えるのはセクシヨン7だけである。ウインドウ内の動作
の場合、動作点はカーソル9により指示することができ
る。カーソル9を装置により移動すると、動作点も移動
する。本発明に関する限りカーソル9の特性は特定しな
くてもよいので、カーソルは標準的なテキスト型のカー
ソル等を用いることができる。カーソルの位置および移
動は、挿入・削除・置換等の動作を含む編集に直接関係
する。第3図に示すようなカーソル9は選択されたデー
タ対象を画面移動することを示す。
操作員がデータ対象のウインドウ8内でデータを画面移
動することにより、ウインドウ8の内容は画面移動す
る。操作員はこの動作により、そのウインドウ内で当該
データ対象の異なつたセクシヨンを表示して、その後編
集を行うことができる。
第4図は、操作員が画面移動した後のデータ対象6を示
す。データ対象のウインドウ8はセクシヨン10で示すデ
ータを表示している。このデータ対象に属する全体のデ
ータはデータ領域5に常駐する。次に操作員は、ウイン
ドウ8の寸法を大きくし、データ領域5の中のデータを
より多く見れるようにする。
第5図は、ウインドウ8の寸法を大きくし、データ領域
5からより多くのデータをウインドウ内に表示したこと
を示す。ウインドウ8によりセクシヨン11が表示され
る。
次に、本発明により基本文書を調整して特定の文書を作
成する、ワークステーシヨンまたはホストで使用可能な
アプリケーシヨンプログラムについて説明する。このア
プリケーシヨンのソースコードおよびオブジエクトコー
ドはプログラム設計言語から取出すことができる。
アプリケーシヨンは、編集セツシヨンを開始すると、文
書の内部構造を生成するルーチンを呼出して実行する。
操作員が新しい文書を作成する場合、空の文書構造を作
成する。既に文書が存在する場合、その文書構造は、前
の編集セツシヨンで操作員が作成したすべてのデータ対
象から成る。文書構造が完全な場合、アプリケーシヨン
は、親文書ウインドウを割振るルーチンを実行し、次い
で、データ対象を準備してスクリーン上に表示するルー
チンを実行する。スクリーンの最上部に表示すべきデー
タ対象を指すポインタはこのルーチンに入力される。こ
のルーチンは文書構造内を移動してデータ対象を探す。
文書構造内のデータ対象ごとに、ルーチンは、ウインド
ウシステムとインタフエースし、ウインドウ(子ウイン
ドウ)およびデータ領域を割振る。データ領域は、デー
タ対象に関するすべての情報を含むバツフアである。ル
ーチンはデータ対象のデータをデータ領域に記憶する。
割振られたウインドウは、最後にデータ対象を編集した
時に操作員またはシステムが設定した一定の寸法であ
る。割振られたウインドウはデータ対象のデータ領域体
のデータよりも小さいことがある。データ対象とそのそ
れぞれのウインドウおよびデータ領域の間に連結子が保
持され、ページ上のデータ対象の位置に関する情報も保
持される。このルーチンは、スクリーン一杯の情報を生
成するのに必要かつ十分なデータ対象を記憶する。必要
なすべての記憶が行なわれると、ルーチンはデータを物
理的なスクリーンに表示する。アプリケーシヨンは、文
書の表示を完了すると、編集のために指示カーソルの移
動をモニタする状態になる。
アプリケーシヨンが操作員からの入力をモニタしている
とき、操作員はいくつかの動作をすることがある。或る
動作(例えば、移動、コピー、削除)を行なつた場合、
アプリケーシヨンは、そのコマンドを処理するルーチン
を呼出して実行する。操作員がデータ対象の作成を指定
した場合、アプリケーシヨンは、ウインドウの高さおよ
び余白のようなデータ対象の属性を取出すルーチンを実
行する。次いで、アプリケーシヨンは、データ対象を内
部的に作成し、作成されたデータ対象を連結して文書構
造に入れる。作成されたデータ対象の文書構造内での配
置は、操作員がデータ対象の作成を要求した際に文書内
で選択した位置によつて決まる。データ対象は、選択さ
れた位置で最後のデータ対象に続いて連結される。デー
タ対象を作成した後、アプリケーシヨンは、更新された
文書内容を表示するルーチンを実行する。このルーチン
は、新しいデータ対象が作成されたが、そのデータ対象
のウインドウおよびデータ領域が存在しないことが分る
と、前記ウインドウおよびデータ領域を作成する。文書
中の他のデータ対象に対するこのデータ対象の配置は維
持される。
操作員が、データ対象のウインドウの大きさを調整する
ことを要求した場合、アプリケーシヨンは文書構造中の
選択されたデータ対象のウインドウ属性をセツトするル
ーチンを実行する。次いで、アプリケーシヨンは、更新
された文書内容を再表示するルーチンを実行し、新しい
データ対象ウインドウの寸法を反映させる。
操作員が、データ対象のウインドウ内でデータを編集す
る場合、どのデータ対象ウインドウおよび関連データ領
域を編集すべきかを決定するルーチンを実行する。デー
タ対象ウインドウ内のデータタイプに応じて、そのデー
タタイプを作成し編集するルーチンを実行する。描画図
形データを作成または編集する場合は、描画図形編集ル
ーチンを実行する。商業用図形データを作成または編集
する場合は、商業用図形編集ルーチンを実行し、表デー
タを作成または編集する場合は、表編集ルーチンを実行
する。テキストデータを作成または編集する場合は、テ
キスト編集ルーチンを実行する。これらの編集ルーチン
は、データ入力が生じるとそのデータをデータ対象のデ
ータ領域に挿入し、変更されたデータ対象の内容を再表
示することができる。また、編集ルーチンは、データが
ウインドウ境界にいつ達したかをモニタし、情報を画面
移動することができる。データ対象の編集が完了する
と、アプリケーシヨンは、データ対象ウインドウ内に示
されている最後のデータ表示を記憶する。
操作員がデータを画面移動する場合、アプリケーシヨン
は、どのタイプの画面移動を行なうべきかを決定する。
ウインドウ内でデータ対象のデータ領域を画面移動する
場合には、どのデータ対象ウインドウおよび関連データ
領域を画面移動すべきかを決定するルーチンを実行す
る。次いで、データをどれだけ画面移動すべきをを決定
するルーチンを実行する。画面移動する量か決まつた
後、データ対象ウインドウ内のデータ表示をリセツトす
るルーチンを実行する。ウインドウの表示をセツトする
ルーチンを実行して、画面移動を完了するのに十分なデ
ータがデータ領域内に存在しない場合は、より多くのデ
ータをデータ領域内に取込むルーチンを実行する。指定
された量の画面移動が行なわれたか、またはデータ対象
にはこれ以上のデータが存在しない場合、画面移動は終
了する。カーソル位置をセツトするルーチンによりカー
ソル位置を更新し、ウインドウ内の現データ表示を保管
するルーチンを実行する。若し、画面移動のタイプが文
書の画面移動なら、通常の文書画面移動が行なわれる。
データ対象ウインドウ内でデータ対象の表示にはロツク
され、文書が画面移動しても変化しない。前述のよう
に、ウインドウ表示を保管するルーチンを実行した場
合、データ対象ウインドウ内のデータ表示部分の調整文
書中における位置関係は記憶される。操作員が、編集セ
ツシヨンを終了するか、またはデータ対象を逆方向に画
面移動して再びウインドウが表示装置に表示された場
合、データ対象ウインドウ内の最後の表示が現われる。
アプリケーシヨンは、編集セツシヨンが完了するまで入
力をモニタし続ける。編集セツシヨンが完了したとき、
データ対象の表示窓内のすべてのデータは文書中に書込
まれている。
第1図は本発明により基本文書を調整する動作の流れ図
を示す。
アプリケーシヨンは編集セツシヨンを開始した後、ブロ
ツク21で、内部文書構造を生成し、文書データを表示す
るルーチンを呼出して実行する。文書表示は、文書構造
内のデータ対象ごとのウインドウおよびデータ領域の作
成を含む。前もつて文書が存在しなかつた場合は、空の
文書が表示される。あらかじめ文書が存在していた場合
は、スクリーン一杯のデータ情報を生成してスクリーン
上に表示する。最初の文書表示がスクリーン上に表示さ
れると、ブロツク22で、アプリケーシヨンは操作員によ
る入力をモニタする。アプリケーシヨンはモニタした入
力から、どのタイプの動作が要求されているかをブロツ
ク23で判定する。操作員がデータ対象を作成することを
要求した場合、ブロツク24で、アプリケーシヨンは、デ
ータ対象を内部的に作成するとともに、そのウインドウ
を作成し、そのデータ対象をスクリーン上に表示する。
操作員がデータ対象のウインドウの寸法を変更(拡大ま
たは縮小)することを要求した場合、ブロツク25で、操
作員は新しい寸法を指定し、アプリケーシヨンは、デー
タ対象のウインドウの寸法を調整し、新しいウインドウ
の寸法の範囲に見合う量のデータを表示する。その他の
動作が要求された場合は、ブロツク26で、アプリケーシ
ヨンはそれらの動作を実行する。ブロツク23で、動作が
要求されなかつた場合、ブロツク27で、アプリケーシヨ
ンはデータ対象の編集を行なうべきかどうかを決定す
る。データ対象を編集する場合、ブロツク28で、アプリ
ケーシヨンは選択されたデータ対象のウインドウおよび
データ領域に関する情報を取得し、ブロツク29で、適切
な編集ルーチンを呼出して、データを作成し編集する。
ブロツク27で、データ対象を編集しない場合、ブロツク
30で、アプリケーシヨンは画面移動を実行すべきかどう
かを決定する。画面移動を実行する場合、アプリケーシ
ヨンはどのタイプの画面移動を行なうべきかを決定す
る。データ対象の画面移動を行なう場合、ブロツク31
で、アプリケーシヨンは画面移動するデータ量を決定
し、データ対象ウインドウ内でそのデータ量だけ画面移
動する。文書の画面移動を行なう場合には、ブロツク32
で、アプリケーシヨンは文書を画面移動し、データ対象
ウインド内のデータ表示を維持する。ブロツク33で、ア
プリケーシヨンは編集が完了するまで操作員が入力する
のをモニタし続ける。
G.発明の効果 本発明により、文書編集時に操作員に要求される注意
力、キー操作を少なくし、混乱を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により基本文書を調整する際に実行する
動作の流れ図、 第2図はページ上の複数のデータ対象により前もつて編
集された文書を示す図、 第3図はデータ対象の全データ領域(データ対象ウイン
ドウ内では全部を見ることはできない)の概要を示す
図、 第4図は異なつたデータを表示するため第3図のデータ
対象ウインドウ内でデータを画面移動した結果を示す
図、 第5図はより多くのデータを見るため第4図のデータ対
象ウインドウを拡大した結果を示す図である。 1……スクリーン、2……テキストデータ対象、3……
図形データ対象、4……表データ対象、5……データ領
域、6……データ対象、7……セクシヨン、8……ウイ
ンドウ、9……カーソル、10、11……セクシヨン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/38 Z 9471−5G 5/40 9471−5G (56)参考文献 特開 昭59−100494(JP,A) 特開 昭59−65886(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置、入力装置および記憶装置を有す
    るコンピュータ装置において、基本文書を構成する複数
    のデータ対象から特定の文書を調整し、調整文書を生成
    する方法であって、 (a)上記基本文書中の複数のデータ対象の一部を上記
    表示装置上の複数のウインドウ内に各々表示し、 (b)上記複数のデータ対象のうち選択された1つのウ
    インドウ内で表示されているデータ対象の部分をスクロ
    ールすることにより、該ウインドウ内で上記調整文書に
    含めるべき所望の部分を表示して編集を行い、 (c)上記複数のデータ対象のうち、調整が必要な残り
    の各データ対象の所望の部分について上記ステップ
    (b)を反復し、 (d)上記複数のデータ対象の編集が終了した場合また
    はウインドウのスクロールを行った場合に、上記複数の
    データ対象のウインドウ内の最後の表示部分の上記調整
    文書中における位置関係を記憶することにより、再びウ
    インドウが上記表示装置に表示された際、データ対象ウ
    インドウ内の最後の表示が現れる、 ようにしたことを特徴とする文書調整方法。
JP60204603A 1984-12-26 1985-09-18 文書調整方法 Expired - Lifetime JPH0723995B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US68656584A 1984-12-26 1984-12-26
US686565 1996-07-26

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JPS61156288A JPS61156288A (ja) 1986-07-15
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