JP3353531B2 - 転送トリップ回路 - Google Patents
転送トリップ回路Info
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Description
いる変電所間で、一方の変電所で事故が発生した場合、
信号を相手方の変電所に送り相手側の遮断器をトリップ
させる転送トリップ回路に関する。
ように、直流電源Eと直列に変電所の事故発生でオンす
る転送用スイッチSを設け、転送用スイッチのオンで、
伝送回線Lを介して相手方変電所に設けた転送遮断継電
器Fを付勢し、相手方変電所の遮断器をトリップする構
成になっている。この伝送回線Lには電位上昇保護機能
として避雷器LAが設けられている。
路は、信号線に対して、回路の断線,短絡の検出がな
く、電位上昇防止機能又はサージ吸収機能により接地さ
れているため、他地域の事故信号を拾って遮断器のトリ
ップに至る誤動作の恐れがある。
てなされたものであり、その目的とするところは、サー
ジ低減対策の必要がなく、かつ回路の断線、短絡を常時
監視できる転送トリップ回路を提供することにある。
に、本発明における転送トリップ回路は、 第1の変電
所と第2の変電所との間に設けられ、一端が第1の変電
所内に設置された直流電源に接続されている第1の直流
回路と、第2の変電所と第1の変電所との間に設けられ
一端が第1の直流回路の他端に接続されている第2の直
流回路と、第2の変電所において第1の直流回路にダイ
オードを介して接続され、第1の直流回路の電圧極性が
反転すると付勢される第1の転送遮断継電器と、第1の
変電所おいて第2の直流回路にそれぞれ方向を異にする
ダイオードを介して接続されており、第1、第2の直流
回路の健全時に付勢される回線監視継電器及び第2の直
流回路の電圧極性が反転すると動作する第2の転送遮断
継電器と、第1の変電所の故障時に動作して直流電源と
第1の直流回路の接続を切換えて第1の直流回路の電圧
極性を反転させる共に、第2の転送遮断継電器及び回線
監視継電器を切り離す第1の転送用スイッチと、第2の
変電所の故障時に動作して第1の直流回路と第2の直流
回路の接続を切換えて第2の直流回路の電圧極性を反転
させる第2の転送用スイッチとからなるものである。
の全線と直列に接続され付勢されている。これにより直
流回路全線の断線,短絡の監視ができる。第1の転送用
スイッチが動作すると、第1の直流回路への電圧極性が
反転し、第2の変電所にある第1の転送遮断器が動作す
ると共に、第2の転送遮断継電器及び回線監視継電器が
切離される。第2の転送用スイッチが動作すると、第1
の変電所に戻る第2の直流回路の電圧極性が反転し、第
1変電所にある第2の転送遮断継電器が動作する。
能、サージ吸収機能が不要であるため、他地域の事故信
号を拾って誤動作することがない。
する。図1において、1は甲変電所、2は乙変電所、L
11〜L 22 は変電所1,2間に設けられた通信線、Eは甲
変電所1に設けられた直流(100V)電源、4は電源
Eに接続された配線用遮断器、5は配線用遮断器4と直
列に接続された転送遮断使用除外スイッチ、S1は甲変
電所故障時動作する転送用スイッチ、S2は乙変電所故
障時動作する転送用スイッチ、F1は乙変電所2に設け
られた転送遮断継電器、F2は甲変電所1に設けられた
転送遮断継電器、Xは甲変電所1に設けられた回線監視
継電器、T11〜T14は通信線L11 〜L22が接続される甲
変電所側端子、T21〜T24は通信線L11〜L22が接続さ
れる乙変電所側端子である。
a1及びb接点b1を介してスイッチ5の+側端子及び一
側端子に接続され、端子T12はスイッチS1のa接点a
2及びb接点b2を介してスイッチ5の一側端子及び+側
端子に接続されている。
びb接点b1を介して端子T21及びT22に接続され、端
子T24はスイッチS2のa接点a2及びb接点b2を介し
て端子T22及びT21に接続されている。
ダイオードD1、抵抗R1を介して接続され、転送遮断
継電器F2及び回線監視継電器Xは端子T13,T14に接
続されたスイッチS1のb接点b3及びb4の出力側端子
間にダイオードD2と抵抗R2及びダイオードD3と抵
抗R3を介して接続されている。
L11,L22,L21がそれぞれ+電位となったとき通電可
能となる方向に接続されている。
送用スイッチS1,S2は不動作で、S1,S2のa接
点がOFF,b接点がONとなっているので、転送トリ
ップ回路に断線,短絡等の異常がなければ、電源Eの+
側から電流が、S1の接点b2,通信線L12,S2の接
点b1,線L21,S1の接点b3,回線監視継電器X,S
1の接点b4,通信線L22,S4の接点b2,通信線
L11,S1の接点b1を通って電源Eの一側に流れ、回
線監視継電器Xに常時通電され、継電器Xは動作状態に
なっている。
が発生すると、継電器Xは通電が断たれ、そのb接点
(図示省略)から回線故障の表示出力がされる。以上に
より断線,短絡監視がなされる。
E側に直流保護継電器を設けて行う(図示省略)。
チS1が動作する。この場合、S1のa接点及びS2の
b接点がONと成っているので、電源Eの+側から電流
が、S1の接点a1,通信線L11,転送遮断継電器F
1,通信線L12,S1の接点a2を通って電源Eの一側
に流れ、転送遮断継電器F1が動作し、乙変電所の遮断
器がトリップする。この場合は甲変電所の転送遮断継電
器F2及び回線監視継電器XはスイッチS1の接点
b3,b4により切り離される。
スイッチS2が動作する。この場合、S2のa接点及び
S1のb接点がON状態にあるので、直流電源Eの+側
から電流が、S1の接点b2,通信線L12,S2の接点
a2,通信線L22,S1の接点b4,転送遮断継電器F
2,S1の接点b3,通信線L21,S2の接点a1,通信
線L11,S1の接点b1を通って電源Eの一側に流れ、
転送遮断継電器F2が動作して、甲変電所の遮断器がト
リップする。この場合、転送遮断器F1及び回線監視継
電器XはダイオードD1及びD3によりその通電が阻止
される。
御回路サージを考慮した48V定格のものを使用し、そ
れぞれ可変抵抗R1,R2,R3を直列に接続して使用し
た。
ので、次に記載する効果を奏する。
る。
事故信号を拾って遮断器のトリップに至る誤動作を生じ
ない。
助継電器は低圧制御回路サージを考慮しているため系統
の他の事故による電位上昇に対しても問題が起きない。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の変電所と第2の変電所との間に設
けられ、一端が第1の変電所内に設置された直流電源に
接続されている第1の直流回路と、第2の変電所と第1
の変電所との間に設けられ一端が第1の直流回路の他端
に接続されている第2の直流回路と、 第2の変電所において第1の直流回路にダイオードを介
して接続され、第1の直流回路の電圧極性が反転すると
付勢される第1の転送遮断継電器と、 第1の変電所おいて第2の直流回路にそれぞれ方向を異
にするダイオードを介して接続されており、第1、第2
の直流回路の健全時に付勢される回線監視継電器及び第
2の直流回路の電圧極性が反転すると動作する第2の転
送遮断継電器と、 第1の変電所の故障時に動作して直流電源と第1の直流
回路の接続を切換えて第1の直流回路の電圧極性を反転
させる共に、第2の転送遮断継電器及び回線監視継電器
を切り離す第1の転送用スイッチと、 第2の変電所の故障時に動作して第1の直流回路と第2
の直流回路の接続を切換えて第2の直流回路の電圧極性
を反転させる第2の転送用スイッチと、 からなることを特徴とした転送トリップ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08782695A JP3353531B2 (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 転送トリップ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08782695A JP3353531B2 (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 転送トリップ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08289461A JPH08289461A (ja) | 1996-11-01 |
JP3353531B2 true JP3353531B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=13925765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08782695A Expired - Lifetime JP3353531B2 (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 転送トリップ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3353531B2 (ja) |
-
1995
- 1995-04-13 JP JP08782695A patent/JP3353531B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08289461A (ja) | 1996-11-01 |
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